最近、仕事の関係で夜勤務が続いている夫。毎日家族のために仕事を頑張ってくれているのは十分理解しています。しんどくて疲れているのはわかるけれど……家事、育児は母親だけの仕事!? 私だって休みたいし、疲れています。そんなある日、私は夫に不満を爆発させてしまったのです……。 家のことはすべて私?わが家は小学2年生、年長、年少、生後7カ月の4人の子どもがいます。家族のために毎日一生懸命夫は仕事を頑張ってくれています。最近は仕事の都合で夜の時間帯の勤務が増え、私や子どもたちとは生活リズムが反対になっています。 そのため子どもたちの学校への送迎やごはんの準備、身の回りのお世話やお風呂などすべて私がしていました。夫が夜勤務になったはじめのころはそれも仕方ないなと思っていましたが、ある日、分担できることもあるのでは? と思うことがいくつか出てきました。 分担できると気づいた日夫の夜勤務。生活リズムが私たちとは反対と言っても、完全に逆転しているわけではありません。私や子どもたちが起床する時間には帰宅し、リビングでくつろいでいる状態です。「おはよう!」と毎日朝のあいさつはかわします。当たり前のように私が朝ごはんを作り、子どもたちの学校の用意やゴミの日には捨てに行き、子どもたちの送迎バスを見送ります。 ある日のこと、「これ、私ひとりで忙しくしているけれど、夫も1つくらい手伝ってくれても良いのでは?」と気づき、夫に「もうすぐ子どもたちの送迎バスがくるけど私が見送るの?」「しないといけないことがたくさんあって時間がない」と遠回しに伝えてみました。 遠まわしに言ってみたところ……夫の返事は「うん」、または無言でした。私は夫のように会社勤めはしていませんが、自宅で仕事をしています。夫と比べると融通がきくところも多々ありますが、私も忙しい。半分とは言わないまでも少しは手伝ってくれても良いのでは!? と思い、私の怒りも蓄積されていました。 その後も夫は平日子どもの送迎などの時間には寝室で寝て、子どもたちが帰宅してひと息ついたころに起床する。週末休みの日には昼過ぎになっても起きてこない日もありました。 私が爆発した日子どもたちが夫を起こそうとしたところ、「休みの日しかゆっくり寝られないから寝かせて」と言ったのを聞き、私は夫に怒りをぶつけてしまいました。「疲れているのはわかる。でも私も疲れるときがある! 私だって思いっきり寝たいときに寝たいし、休めるときに休みたい! なぜ私がすべて何もかもしないといけないの?」と。私の溜まっていた不満を夫が聞き、しばらく気まずい時間が……。 しかし夫は反省したようでそれからはゴミが多いときは手伝ってくれたり、たまに子どもの送迎に行ってくれたり、子どもたちの面倒や家のことを進んでしてくれるようになりました。 ずっと我慢していて言えませんでしたが、いつか夫は気づいてくれるだろうと期待をしたり、遠まわしに話をしても、私のストレスが溜まるだけでした。私はこう思っている、とはっきりと気持ちを伝えるのは大切だなと思いました。 著者:中村 望8歳、6歳、3歳、0歳の4人育児中のママ。長年、事務員として勤務していたが出産を機に退職。1人目の育児が少し落ち着いたときに趣味として始めた習い事で、現在では指導者として教室を運営。ママ目線での執筆活動もおこなう。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年02月15日私には、もう少しで6歳の誕生日を迎える息子がいます。年に一度、息子の成長を祝う特別な日ですが、憂うつなことがあるのです。それは毎年開かれる祖父母を招いた誕生日会です。息子が1歳の誕生日から続けている誕生日会ですが、私にとって何が憂うつなのかをお話しします。 すべては1歳の誕生日会から始まった…息子の1歳の誕生日会は、両家の祖父母を招いてわが家で開催されました。息子のために用意された誕生日プレゼントをみんなの前で1つずつ開けることに。当然ですが、プレゼントを開けると大体の値段がわかってしまいます。 今回、私たち夫婦が一番高価なものを用意していたようでした。息子にとって初めての誕生日プレゼントということもあり奮発したのですが、なぜか義母はギロリと私を睨みつけていたのです。 なぜか私だけが義母のお叱りを受ける!?「これから子育てでお金がかかるのよ? そんな高いおもちゃを買ってはダメじゃない! 何を考えているの!?」と、なぜか私だけ義母から注意を受けました。かわいいわが子のために用意したプレゼントです。なぜそのような言い方をされなければいけないのでしょうか。確かに今後、教育費などでお金がかかるのは事実で、義母は心配してくれたのかもしれませんが、わざわざ私の両親もいる前で注意されることなの?と困惑しました。 両親はハラハラした様子で私たちを見ていましたが、私の父が義母に「まあまあ、いいじゃないですか。お祝いの席ですし」と笑いながらその場を収めてくれました。 怒りをこらえる義母が怖い…誕生日会の料理は持ち寄りでした。私の母は出前を取ってくれ、義母と私は手料理を用意。義母と私の料理を比べたときに、どちらが豪華ということではないですが、私のほうが品数も多く色鮮やかでした。それを見た義母は「料理ができるお嫁さんが来てくれて、私は本当に鼻が高いわ! 私の料理よりも、とてもおいしそう!」と発言。 私の両親は「お義母さんの料理も素晴らしいですよ!」と褒めましたが、「娘さんの料理に比べたら、私なんて負けてしまいます! お恥ずかしいわ!」と義母は言いました。そのとき義母の顔は笑顔でしたが、目が全然笑っていないような気がして、私は少し怖くなってしまいました。 義母の嫌み攻撃が炸裂!?私の父母が帰宅後、義母からは「これからは誕生日プレゼントを買う前に、何を買うのか相談してちょうだい。料理も、あんなに頑張らなくていいわよ。若い人向けのものばかりだったじゃない。みんな年なんだから食べられないわよ。今頃、お父さんたち、胃薬を飲んでいるかもね?」と笑いながら言われ、義母は私のすることが気に入らないのだと思い知らされました。その様子を見ていた夫も義父も知らん顔。義母と私の揉め事に巻き込まれたくない様子が手に取るようにわかりました。その後、義母は「来年の孫の誕生日はどんな料理を作ろうかしら! 楽しみだわ!」とウキウキした様子でした。 それから5年が経過。義母は毎年、息子の誕生日に張り切って料理を作ってくれています。私もあれからは、料理を作るときは義母の手伝いをし、息子のプレゼントも事前に相談しするように。私にとって、義母に大変気をつかうイベントとなりました。1歳の誕生日会のときのような小言は言われなくなりましたが、あの誕生日会は義母との付き合い方を多く学ぶ機会になったと思っています。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2023年02月13日私は複数人のグループで付き合いがあるママ友がいます。そのママ友は、自分ができなかったことをしている人に対する悪口をよく言っています。ある日、私と仲が良いママ友の話題に。いつもは悪口を聞いても軽く流しているのですが、日ごろから感じていた不満が思わず口から出てしまった体験談と、その後の反応についてお伝えします。 悪口はうらやましい思いからママ友は、自分ができなかったことをしている人に関する悪口をよく言っています。例えば、会社の役職についている人を「仕事ばかりしてるからおしゃれに気をつかえていない」。 同じ資格を取りに行って、自分は落ちて合格した人を「すごいけど、男運がない」など。どの内容もうらやましい思いからきているということがよくわかり、私はいつものように軽く聞き流していました。 友人の悪口を言われていたある日、私が特に仲良くしている友人の話題に。社会人として働いたあとにワーキングホリデーに行って帰国後に結婚・出産・復職をした友人について、「職を転々として大変ね。長続きしないんだね」と悪口を言っていました。 そのママ友も20代前半にワーキングホリデーに行きたい思いがあったけれど、何かと理由をつけて行けなかったという話を聞いたことがあります。いつもは軽く流していましたが、友人の努力や葛藤を聞いて知っていた私は黙っていられず、軽く反撃する言葉を言ってしまっていました。 思わず反撃…!「それでも自分の夢を実行するってことはすごいよね。私は今まで無難な道を選んで過ごしてきた。20代の間にしかできないことを、何かと理由をつけて実行しなかったから、本当にすごいと思う。ずっとひとつの会社に勤めることもすごいけれど、夢を実行することは努力しないとできないよね。それをやり遂げた彼女はすごいし、とても尊敬できるよね」と言ってしまいました。 ママ友ができなかったことを、私ができなかったことのように置き換えて伝えたのです。そのように言われたママ友は、それ以上なにも言えなくなりました。 ママ友ができなかったことを、私ができなかったことのように置き換えて伝えることを何回か続けると、ママ友が悪口を言う頻度は減りました。ママ友は、自分ができなかったことをしている人へのうらやましい思いが悪口として出てきていることに気づいていなかったのかもしれません。うらやましい思いはうらやましいと伝えるか、何も言わないのが良いと感じました。 著者:大村じゅんこ急性期病院の看護師として働いており、現在は育休中。ファロー四徴症をもつ娘と在宅療養中。趣味は地元のJリーグ観戦。特技は字をきれいに書くこと。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2023年02月12日いつも子どもたちが「じいじ、ばあばと遊びたい!」と言うと、快く遊んでくれる義父母。義父母と子どもたちが楽しく過ごしている時間はうれしくて、ありがたい気持ちでいっぱい。しかし、ひとつ気になることが。義母は子どもたちと遊んだら、一緒にお片づけまでしてくれるのですが、義父はというと……。 義父と息子が過ごす楽しい時間義父が仕事から帰ってくると、息子はすぐに「じいじ、遊ぼうー!」と言ってじいじの腕を引っ張ってリビングに連れていきます。なんでもさせてくれるやさしいじいじなので、息子も楽しいのでしょう。 息子は義父に戦いごっこやボール遊び、ブロック遊びなど、いろいろなことをお願いして、ケラケラ笑いながら遊んでいます。息子がじいじと楽しそうに遊ぶ姿はほほえましいですし、夕方の忙しい時間や夕食後に子どもの面倒を見てもらえることはありがたく、助かっていました。 お片づけになると逃げる義父夕食前やお風呂までの時間を楽しく過ごした義父と息子に、いよいよお片づけの時間を告げるときがきます。私が「もうお片づけをし始めてー」と言うと、義父はそそくさと自室に戻っていくのです。すると、息子は逃げていく義父を追いかけることが楽しくなり、片づけることを忘れてしまいます。 しばらくしてもう一度、義父と息子に声をかけますが、義父は息子に「◯◯ちゃん、お片づけしないといけないよー」と言うだけ。息子の教育のためにも、義父に最後の片づけまで一緒におこなってほしいのですが……。結局、息子だけを呼んで、私と2人で散乱したおもちゃを片づけることが毎回でした。 孫のひと言で義父に変化が!?義父は毎回のように一緒にお片づけをしてくれることはなく、ついに息子も「じいじはなんでお片づけしないの?」と聞いてくるようになりました。夫から義父にお願いするように頼んでも、「父さんは片づけられない人だから」と言うだけ。それでは子どもたちに示しがつきません。 ある日、いつものように義父と息子が遊んで、私がダメ元でお片づけをするように伝えると、案の定、義父は逃げてしまい、息子は義父を追いかけていました。私が諦めかけていたとき、娘が義父の自室に向かって「じいじ! ◯◯ちゃんとお片づけして!」と言ったのです。義父は苦笑いしながら戻ってきて、その日は初めて息子と娘も一緒に、みんなでお片づけをしてくれました。 娘のひと言をきっかけに、義父は孫たちと遊んだあと、毎回ではないですが、一緒にお片づけをしてくれるようになりました。子どもたちもじいじにおもちゃをしまう場所を教えるなどして、楽しみながらお片づけをしています。たまに孫から注意される義父ではありますが、子どもたちにやさしく接してくれる義父の存在には感謝です。 著者:松村まや2016年生まれの女の子、2018年生まれの男の子の2児の毋で、職業はフリーライター。夫と子ども2人との4人暮らし。趣味は好きな音楽を聴くことや、休日に家族でおいしいテイクアウトグルメを見つけること。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年02月08日コロナ禍でしたが私は無事に元気な男の子を出産。妊娠中は子どもが生まれてもきれいなママでいたいと思っていましたが、想像以上に壮絶な産後にそんなことは言ってられなくなりました。久しぶりに鏡で自分の姿を見ると、自分の老けように驚愕。さらに夫から追い打ちをかけるような言葉があったのです。 産後を完全にナメていた結果…私は妊娠する前、朝から深夜まで働き詰めで休日出勤は当たり前、インフルエンザで39度の熱が出ようが在宅で仕事をするなど濃いめのブラック企業に勤務。産後は大変だと聞いていましたが、過去に経験したハードな勤務経験よりもつらいことはないだろうと、当時の私は完全に産後をナメていたのです。しかし、息子を出産して産院を退院した初日から私は完全にキャパオーバー。 出産のダメージで体中が痛く、座るどころかまともに立つのもつらいなか、顔を真っ赤にして泣き叫ぶ息子を何時間も抱っこをしてあやしました。まとまって取れる睡眠時間は1~2時間のうえ、産後のホルモンバランスによる影響で感情のコントロールができない私。本当にちょっとしたことでイライラが爆発してしまったり、急に絶望的な気持ちになったり、勝手に涙が止まらなくなってしまったりしたのです。 鏡で見て驚愕!追い打ちを掛けた夫の言葉そんな日々が続き息子が生後1カ月のころ、久しぶりに自分の姿を鏡で見て驚愕。そこには疲れ切った老婆が映っており、私はあまりのショックで言葉を失いました……。 ある日、息子の動画や写真を夫と一緒に見ていたとき、iPhoneが〇年前の今日とピックアップした写真には、まだ私たち夫婦が交際中だったときの初々しい写真がありました。夫はそれを見て、「やっぱり産後って老けるんだな~」とひと言。そのひと言が、私を爆発させたのです。 夫は悪気があって言ったわけではないようでしたが、今までの自分の頑張りを全否定されたように感じてしまい私は怒りが爆発! 「命がけで出産、子育てしてるんだから当たり前でしょ! むしろ何であなたは何も変わってないのよ!」と八つ当たりにも似た言葉を夫に言ってしまったのです。私の怒り狂いように夫は焦って何かを言ってきましたが、その日は夫の言葉を無視して先に寝たのでした。 夫が毎日言ってくれるようになった言葉喧嘩をした翌日、「産後、〇〇(私)にばかり苦労をかけてしまってるからそりゃ大変でキラキラなんてできないよな、って意味で言ってしまった。本当にごめん」。夫が昨夜のことを改めて謝ってくれました。夫は育児の大変さも私の頑張りもすべてわかっていないと思い込んでいましたが、お互い言葉が足りなかっただけでした。誤解が解けたあと、夫は少し過剰なほど私を褒めてくるようになったのです。 テレビに出てきた女優さんをかわいいと私が褒めると、「〇〇のほうがかわいいよ」と夫がすかさず言ってくれることや、産後のおなかが戻らないと愚痴を言うと「俺はまったく気にならない。いつも〇〇はきれいだよ」と、かわいいやきれいなど毎日何度も言ってくれるように。夫の言葉は私のやる気と自信に繋がり、以前よりも少し前向きな気持ちで産後の毎日を過ごせる安定剤となったのでした。 息子は現在1歳1カ月になりましたが、夫は今も喧嘩をしているとき以外は毎日何度もかわいい、きれいと私を褒めてくれるのです。腹の内ではどう思っているかはわかりませんが、夫からの褒め言葉は私が毎日頑張るための活力の1つとなっています。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年02月08日息子が生後3カ月ごろ、よく笑うようになったので義母に息子と夫の写真を送りました。すると義母は勝手にその写真を地元の写真コンテストに応募! その写真には決して他の人に見られたくない、ある物が写っていたのです……。 許可なくコンテストに応募よく笑うようになった生後3カ月ごろの息子と夫の写真データを、義母に送りました。義母は初孫が生まれたことでハイテンションになっており、とにかく息子の様子をよくLINEで聞いてくるので、私も「写真を見て喜んでもらえたら……」という軽い気持ちで送ったのです。 すると写真のデータを送ってから2カ月後、義母から突然電話があり、「この間送ってくれた写真、地元の写真コンテストに選ばれたよ!」と衝撃のひと言を放ちました。 写真を確認すると…耳を疑うような義母の言葉に、私はとにかくショックを受けました。「なぜ許可もなく勝手に応募するの?」と怒りの気持ちが湧いてきましたが、私は義母に対して強く言える性格ではないのでなんとか気持ちを抑えて夫に相談することに。 そして私は夫に説明するため、義母に送った写真をもう一度確認したのですが、よく見るとそこには絶対に他人に見られたくない物が写っていました……。 写真に写っていた物私が義母に送ったのは、リビングで夫と息子が笑い合っている写真。しかし私がよく写真を確認すると、端のほうに取り込んだ洗濯物の山が写っていることに気付きました。洗濯物自体が写ってしまっていることもショックでしたが、なんとその洗濯物のなかには私の下着まで写っていたのです……。 夫と息子の顔を出している以上、知り合いが写真を見ればその下着が私のものだとわかるのは当然のこと。これには一緒に写真を確認していた夫もショックを受け、すぐ義母に電話をしてくれました。 反省してくれた義母夫が義母に電話で写真のことを伝えると、義母は勝手に写真を応募したことをすぐに反省して謝罪してくれました。「そこまで深く考えていなかった。ただ、いい写真だったから何も考えずに応募してしまった」とのこと。 私も義母が息子をかわいがってくれているのはわかっているし、何より義母に写真を送る前にしっかりと写っている物を確認しなかった私も悪かったので、義母にもその思いを伝えました。 それからは義母も反省してくれたのか、LINEのアイコンにしていた息子の写真もペットの写真に変更してくれて、息子の写真を表に出すことにとても慎重になってくれました。 写真に写り込んでしまった下着は、よくよく目を凝らさないと確認できないぐらいのもの。でも地元の広報誌に自分の下着が写った写真が載ってしまったのは、やはりすごくショックでした。このことがあってから、誰かに写真を送るときには見られたくないものが何も写っていないか、しっかりと確認してから送るように注意しています。 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2023年02月07日新型コロナ感染拡大により住んでいる場所がロックダウン、幼稚園休園中の子どもを見てもらっていたシッターさんにもきてもらうことができなくなり、加えて夫婦ともに在宅ワークとなってしまったわが家。家事育児が私に一挙に降りかかってきたにもかかわらず、食事のメニューをリクエストしてくる夫に、私がはっきりと残り物で食べてほしいと伝えなかったために起きた夫婦のプチ喧嘩エピソードです。※コロナ禍の体験談です。 前日の夜更かし、翌日への影響普段は娘と22時には就寝する私ですが、その日は友人とのオンライン送別会で深夜2時半まで起きて話をしていました。ただ毎日娘は6時台に必ず起床し、私も一緒に起こされるため、その日はかなりの寝不足状態。 そのため朝から何のやる気も出ず、なんとか家事と仕事をこなしている状態でした。相当疲れていたこともあり、その日のお昼は、残り物のハヤシライスで済ませようと心に決めていました。 夫の昼食の準備とその後の態度お昼のメニューを夫に伝えると、「えー。ハヤシライス? かけうどんでいいからうどんがいい、温玉とごぼう天のせて」と返されてしまった私。その発言を聞いた瞬間「うわ、面倒くさい」と内心思ったものの、私は「わかった」と返事をしてしまいました。その日は午後に会議の予定があったため、夫には「後で準備をするから」と言って、娘と自分の食事を先に済ませました。 ただおなかも満腹になると、いよいよ眠気が襲ってきて、会議が始まる前の時間で私は仮眠をとることにしたのです。その後、ハッと目を覚ますと、夫は自分で用意したごはんを食べていました。その姿を見て私はラッキーと思い、「ごはん食べたんだ」と話しかけると、明らかに夫は不満げな態度を示していました。 夫の怒り爆発会議前から夫の私に対する不満げな態度が気になり、会議の後「何か怒っているの?」と夫に聞くと、途端に「用意できないならできるって言うな」と怒り始めたのです。 よくよく夫の話を聞いてみると、「お昼をあとで準備するから」と言われたので待っていたが、一向に出てくる気配がないため、自分で準備した。でもそれならそれで、何かひと言欲しかったとのことでした。確かに私は最終的にお昼を準備できないことについて、夫には何も伝えていないまま仮眠をとってしまっていました。 嫌なときは嫌だと伝えることの大事さ私はそのとき、どうしてもうどんでなければいけないのかと思って、渋々返事をしたと心の内を明かしました。すると夫からは、「それであれば最初からそう言ってほしかった、そうしたらある物を食べていた」と言われました。よくよく考えてみると、残り物を食べてほしいこと、そしてうどんを準備できないことを伝えないまま仮眠→会議となってしまったので、夫からすると私がお昼を準備してくれるのかわからなかったようです。 さらにその後、夫が自分でお昼を用意して食べている姿を見かけた私は「ごはん食べたんだ」としか言わなかったため、お昼の準備を待っていた夫にとっては、その発言でより腹が立ったとのことでした。 本当にささいなことですが、相手からのリクエストに対して応えることができないときは、こちらが我慢してYesというのではなく、Noと言わなければいけないなと思いました。そして今回のことを通して、Noと言っても別に良いのだなという夫の心の内も少しわかった気がします。 著者:町田 久美子4歳児を育てるワーママ、ズボラ主婦。ベトナム在住。手を抜く家事、育児を常に探しながら、ライターとして漫画や教育系、ベトナムでの子育て経験について執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年02月07日義母と私は、どちらかと言えば仲良くしているほうだと思います。しかし、義母はときどき、私の服装や化粧について「今の若い子はそんな感じなのね」と言ってきたり、子どもの食事について「どうせぐちゃぐちゃになるのに手間かけて……」と言ってきたりすることがありました。今回は、義母に当時1歳の長男の運動会の動画を見せたときの話です。 それって遠回しに私のせいって言ってる?長男の運動会当日に来られなかった義父母のために、動画を義実家で見ていました。かけっこで転んでしまった長男を見て、「そういえば子どもの運動神経って、母親からの遺伝だそうね。知ってた?」と私に聞く義母。つまり、長男がかけっこで転んだのは私のせいって言いたいの?と私は思いましたが、「そうなんですね、知らなかったです」と返すのが精いっぱいでした。 夫は、どちらかと言えば運動ができるタイプで、私は苦手なタイプです。たしかに長男も歩き始めるのは早いほうでしたが、ボール遊びやマット運動は苦手なようです。少し気にしていたことだったので、義母に言われた一言が私の胸に刺さってしまいました。 今までの発言も嫌みだったの…?動画が終わったタイミングで、思い切って「さっきの運動神経のことなんですが、本やテレビで言ってました?」と義母に聞いてみた私。すると義母は驚いた顔で、「テレビか何かで見たのを思い出しただけ。この子、運動苦手なの? 気にしちゃった? ごめんね」と言ってきました。 そのとき私は、義母には悪気はないということに気が付きました。義母はただ自分の正直な気持ちや、そのとき思ったことを発言しているだけだったのです。 ただ素直に言葉にしているだけ義母は良くも悪くも、そのとき思ったことを口に出してしまうだけ、ということに気が付いた私。義母の言葉に傷ついたことばかり印象に残っていましたが、一方で義母はどんなに小さなことでも「すごい」と思えば、私や長男に素直に伝えてくれていることにも気が付きました。 今まで嫌みだと思っていた義母の発言も、ただの感想だったようです。私は正直に、今まで嫌みを言われているのだと思っていたことを義母に伝えてみると、「嫌みなんて言えるほど考えてしゃべっていないわ」と笑われてしまいました。 もちろん、まだ義母の歯に衣着せぬ物言いに傷ついてしまうこともある私。私は自分の気持ちを正直に伝えるのが苦手なタイプなので、ところかまわず自分の意見を言う義母には少し困ってしまいます。しかし、義母は悪いことだけではなく、良いことも素直に言葉で伝えてくれる人です。今後も義母とうまく付き合っていけるように、聞き流すことも覚えていきたいと思います。 著者:安藤 はるか小2、年中の男の子と1歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2023年01月29日私には息子が2人います。息子たちを連れて歩いていると年配の方に声をかけられることがよくありますが、私は初対面のおばさんから「女の子も産まないとね!」と言われたことがあります。男の子だけじゃダメなの? と、私はおばさんの言葉を無神経に感じ、モヤモヤしてしまったのですが……。 兄弟ではだめ?無神経な言葉にモヤモヤ当時2歳の長男と生後5カ月の次男を連れて散歩していたとき、近所に住む60代くらいのおばさんに声をかけられました。はじめはにこやかにあいさつしてくれたおばさんでしたが、抱っこひもに入っているのが次男とわかると、「2人とも男の子なのね。じゃあ次は頑張って女の子も産まないとね!」と言い出したのです。 私はあいまいに笑ってその場を立ち去りましたが、「なぜそんなことを言われないといけないの? 兄弟ではだめなの?」と心の中にはモヤモヤが広がっていました。 おばさんに言われたことが理解できない…私は長男を妊娠したことがわかったときとほぼ同時に、病気が見つかりました。息子たちを出産して、心から「無事に赤ちゃんが生まれてくるのは奇跡だ」と思ったものです。また、私自身は姉妹として育ち、とても姉妹仲が良いので、結婚したころは漠然と「自分の子どもも同性同士だといいな」と考えていました。 そのため、おばさんのように簡単に「もう1人産まないと」などと言うのは無神経だと感じましたし、「女の子も産まなきゃ」という考えは、私には理解できなかったのです。 おばさんの言葉の裏にあった本心その後再び会ったときも、おばさんは「やっぱり女の子がいないと」と言ってきました。私はやんわり聞き流そうとしていたのですが、おばさんは最後にポツリと「うちの息子たちなんて、正月も帰らないし……」とつぶやいたのです。それを聞いて、おばさんは巣立ってしまった息子さんたちに会えず、寂しい気持ちがあるのだろうと感じました。「女の子も産まないと」というのは、おばさんが過去の自分自身に言いたい言葉なのかもしれません。 その後、私たちは引っ越したので、そのおばさんとは会わなくなりました。妊娠や出産はデリケートな話題なので、初対面で安易に口にするべきではないと、私は思います。けれども、おばさんは私の息子たちに対してはとても感じ良く話しかけてくれたので、おばさんのことを悪い人とは思えませんでした。私への言葉も悪意ではなく、ご自身の経験をもとにしたアドバイスのつもりだったのかもしれません。この出来事から、たとえ良かれと思ったことでも、相手の立場を思いやり、寄り添った言い方をすることが大事なのだなと思いました。 著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2023年01月25日義父は「男はこうあるべし、女はこうあるべし」という考えが強い人です。その考えを私や夫に押し付けてはこないものの、子どもたちに対しての発言に男女差をつけた内容が多く、それを聞くたびにいつもモヤモヤしている私。あるとき、義父が1歳半の息子に放った発言に、さらにモヤモヤがたまっていたのですが……。 1歳児に「泣くな!」と怒る義父1歳半の息子は、まだスタスタとじょうずに歩けません。少しの段差で転びますし、痛かったり驚いたりすれば、泣いて「ママぁ」と抱っこを求めてきます。息子の年齢ではごく自然なことだと思うのですが、このように息子が泣いている姿を見ると、義父は必ず「男のくせに泣くんじゃない!」と怒るのです。最初は冗談半分で言ってるのかな?と思ったのですが、義父は大真面目。「男なら痛みに強くなれ」「そんな軟弱者じゃいかん」と泣く息子を叱ります。 義父の不注意なのに息子を叱る!?私は義父の言葉にあまり反応しないようにしながら、心の中では「そんなこと言っても、まだ子どもだし」「男だからって、いつの時代よ」と思う日々。それでも真面目に叱る義父には、なかなか本音は言えませんでした。そんな中、義実家で遊んでいるときに義父が不注意で息子にぶつかってしまい、息子は派手に転倒しました。おしりから転んだのは幸いでしたが、息子は大泣き。義父は泣く息子に向かって、「また泣く! 男だろ! そんなに痛くはなかったはずだ!」と言いました。 「じぃじ!」娘が仁王立ちで怖い顔「自分がちゃんと見てなかったんでしょ!」と思いながら息子に駆け寄った矢先、5歳の娘がツカツカッと義父と息子の間に入り、義父に向かって「じぃじ! まずはごめんなさいでしょ!」と一喝したのです!義父は驚いた表情。私は思わず心の中で「ごもっとも!」と娘に拍手を送りました。かわいい孫娘に言われては、義父も折れるしかありません。「そうだな、まずはごめんな」と、さっきまでの勢いは失速していました。それを見て満足そうな娘は、義父に向かって大きく手で丸をつくり「じいじ、えらいね!」とにっこり。 その後、娘は義父にこっそりと「あのね、赤ちゃんは男の子も女の子もみーんな泣くんだよ」と耳打ちしていました。孫に言われて「うん、まあ、そうなんだがなぁ」と歯切れの悪い義父。これで義父の「男なら、女なら」という考えが改まったわけではありませんが、娘が言い返してくれたのでスカッとした気持ちになりました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年01月18日結婚してからしばらくは義母との関係は良好でした。しかし出産2カ月後に義実家の隣に引っ越しをしてから、私は義母の言動にモヤモヤを感じるように……。子育てを助けると言ってくれていた義母でしたが、実際は口だけ。それでいて毎日愚痴を話しに訪問してくるなど、むしろ迷惑なことばかり。疲れ果てた私が自分なりに考えた、義母との距離のとり方についてお話しします。 義母の毎日の訪問がストレスに引っ越す前は「大変なことがあったらいつでも言ってね」と言ってくれていた義母でしたが、実際にお願いしようとすると、いつもペットの世話などを理由に断られてしまいました。そして顔を合わせるたびに「私は忙しい」とアピールされるので、私は頼みづらくなり、結局手伝ってもらうことはありませんでした。 それなのに義母は毎日、忙しい時間帯にインターフォンを鳴らしてはわが家に上がり込んで来るのです。そして長々と義母の愚痴を聞かされる私は、慣れない育児で疲れていることもあり、ストレスがたまっていきました。 エスカレートする義母の行動それだけでは留まらず、義母の提案により、荷解きも終わっていないわが家で親戚の集まりをおこなうことになったり、義母が呼んだ義理の妹夫婦が夜遅くまで居座ったりということが続き、私は精神的に疲れ果ててしまいました。 夫に相談しても「母が悪いというのか」と言われ話にもなりません。さらに当時、私の母親は癌で闘病中だったこともあり相談することができなかったため、誰にも理解してもらえずつらかったです。 もう限界!義母に合わせるのをやめた!そんな状況の中で、このままでは精神的に参ってしまいそうだった私は、義母に振り回されるのはもうやめようと決心しました。今までは義母が訪ねてきたら忙しい時間でも招き入れていましたが、「手が離せないので後にしてもらえますか」と断るように。 義母に話を合わせたりせずに自分の嫌なことは嫌だと伝え、違うと思うことははっきり否定するようにしました。すると以前のような義母の自分勝手な行動は減り、私を気遣ってくれるようになったのです。 これまで私は、義母とは話を合わせて仲良くしないといけないと思い、何事にも遠慮してどんどんストレスをためてしまっていました。しかし、自分の気持ちを素直に伝えたことによって、私が迷惑だと思っていた義母の言動の中には、よかれと思ってしてくれていたこともあったのだと気付きました。現在、義母とは必要なときに会う程度ですが、近すぎず離れすぎずの距離感で、関係も良好です。 著者:水沢 雫5歳男の子と2歳女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年01月11日4歳の女の子と生後5カ月の男の子を育てています。子ども連れでスーパーに行くと、知らない人によく話しかけられます。その日は息子を抱っこして買い物をしていたのですが、話しかけてきたおばさんのとんでもない行動に思わず全力で逃げてしまいました。 ニコニコ話しかけてきたおばさんその日は3歳の娘と生後3カ月の息子を連れてスーパーにお買い物。息子はスリングで抱っこしており、しっかりと顔が出てキョロキョロとご機嫌にしていました。そんな子どもたちの様子を見て、話しかけてきた1人のおばさんがいました。 おばさんは「あらあらかわいいわねー」「今何カ月?」とニコニコ。話しかけられることは珍しくもないので、「ありがとうございます」「3カ月です」とこちらもニコニコ対応していました。 自分の指をペロッと舐めて…しかしその瞬間は急にやってきました。そのおばさんが「あら、お口のところにゴミがついてるね」と言ったので、私が息子の顔を覗き込むと、おばさんがおもむろに自分のマスクをずらし、自分の指をペロッと舐めました。 おばさんの行動が視界の端に入り、一気に不安がよぎります。次の瞬間おばさんがその指を息子の口あたりに持ってきました。おばさんは自分で舐めた指で息子の口当たりについているゴミをとろうとしたのです。 心の中で悲鳴をあげながら、私は咄嗟に体をひねらせておばさんの指を私の体でブロック。おばさんの腕に体当たりした格好に。私は「あ! すいません、ちょっと急ぐので!」と言って、娘の手を引いておばさんから逃げるように離れました。 失礼?でもありえない!おばさんからすれば「ゴミをとってあげよう」という、ただの親切心だったと思います。それを拒否するように逃げてしまったので、もしかしたら不愉快に思ったかもしれません。 しかし、コロナ禍というご時世を考えてもNGな行動だと思いますし、コロナ禍でなくても舐めた指を子どもの口に持っていかれるのは、やはり親としては嫌なものです。おばさんに対しては失礼だったかもしれませんが、自分の子どもを守るためには必要な行動だったと思っています。 小さい子どもがかわいくて話しかけたり触りたくなる気持ちはよくわかります。ただ、悪意はなくてもNGな行動をしてしまう人はいるので、できるだけ子どもと相手の距離をあけておくなど、予防策をとっておくことが必要だなと学んだ経験でした。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2023年01月04日息子が2歳、娘が生後10カ月のときのエピソードです。私は子育てに奮闘し、目まぐるしい日々を過ごしていました。育児と家事の両立は大変でしたが、子どもたちの成長に幸せを感じ、2人育児にもようやく慣れてきたころ、私を一番悩ませていたのが娘の離乳食作りだったのです……。 大人の食事より難しい離乳食作り娘が生後5カ月を過ぎたころからスタートした離乳食。息子のときの経験があったため、最初のころは負担に感じていませんでした。しかし、だんだんと進んでいくにつれて、複雑になっていく離乳食のメニュー。 発達段階に合わせた調理方法や、時期によって与えられる食材を確認しながら、栄養バランスの取れた離乳食を作ることが徐々に大変になってきました。さらに卵などのアレルギー食材にも配慮しないといけないため、私は大人の食事よりも離乳食作りのほうが難しいと感じました。 お手軽なベビーフードが大活躍!当然、娘の離乳食作り意外にもすることがたくさんあり、家事全般に加え、子どもたちの遊び相手もしなくてはいけません。私は天気の良い日は毎日午前中から公園に行き、子どもたちと過ごすようにしていました。そのとき、息子と私にはおにぎり、娘には市販のベビーフードを持って行き、公園でピクニック気分で昼食をとっています。 娘はベビーフードの食いつきが良く、私も離乳食作りの負担が軽減。この経験から、公園以外でも、離乳食後期の1日3回食のうち2回はベビーフードに頼るように。そのおかげで、私は育児と家事の両立ができていました。 育児や離乳食作りの大変さがわからない夫ところが、この生活スタイルに夫が文句を言ってきたのです。「離乳食はベビーフードに頼らずに手作りをしてほしい。無理して公園に連れて行かなくていいからさ」とのこと。 私は「公園に行かずに家で遊んだら育児がラクになるわけではない! 外で遊んでも部屋の中で遊んでも育児は大変! これ以上、離乳食を作る時間はない!」と夫に訴えました。さらに「そもそも料理をしないあなたに何がわかるの!?」と、私は夫に追い打ちをかけました。 私の訴えに納得した夫は、仕事が休みの日は積極的に料理をするように。そこでようやく、料理の大変さを実感したようです。そして「離乳食の間はベビーフードに頼ってもいいね」と考えを改めてくれました。それだけでなく、次第に普段の食事作りも任せられるくらい、夫は料理をするようになりました。 著者:都 うめこ4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年01月03日結婚して3年。どんなに愛し合っていても、夫を必要な存在だと思っていても、私たち夫婦は1年に3回も離婚危機がありました。それはすべて夫からの思いやりのないひと言が原因だったのです。そんな夫のひと言と、どのように離婚の危機を回避したのかをご紹介します。 思いやりのかけらもないひと言夫も私も自宅での仕事で、私は日中は子育て、夫は1日中仕事をしています。たまに私も夫に頼りお願いごとをすることがあるのですが、そのときに必ず「やることあるから」のひと言。何だか私が何もしてないかのようなひと言で、一度だけ夫に「そういう言い方やめてほしい、何かすごくストレスなんだ」と言ったのです。 そうすると「ストレスだと感じているのは勝手に感じているだけだろ!」と言われ、何だか切ない気持ちでいっぱいでした。さらにその後、「なんで俺が合わせなきゃいけないの? 離婚だな」と捨て台詞をはいて自分の部屋にこもってしまったのです。 夫婦は他人で思いやりは必要不可欠夫婦であっても他人だし、育った環境や考え方はさまざまです。だからこそ、お互いを思いやることはすごく大切なことだと私は思っています。私たちはお互いに離婚経験者なので、また同じことを繰り返さないために、「思いやりはもちろん、やってもらって当たり前という考えはなくして感謝しようね」と子どもが生まれる前は話していました。 そのため、夫の言葉に関して私が不快に感じたのなら、夫は気を付けるべきだと思うし、もし私の発言や行動で夫が不快に感じる部分があれば気を付けて直していこうと思うのですが、夫にはそういう考えはないようです。 思いやりのないひと言は立派な離婚原因そのときの感情にまかせて夫が発してしまったひと言ですが、その言葉によって私は切なくもなり、正直私はこの人と一生生活はできないと思いました。これらからも夫から感情のままに思いやりのないひと言を言われると思ったら、苦痛でしかなかったのです。 安易に「離婚」という言葉を出し、相手を傷つける行為になっているとは夫は思っていません。私は、これからのために夫と話し合いの時間を設けました。 これからのために夫との話し合いまず私は夫に、「私はこれから先もあなたと生活していきたいと思う。私もまだまだ未熟だから、あなたが不快に思うこともあると思うけど、だからこそ自分本位ではなく、結婚したときに約束した思いやりを忘れずにしよう」と言ったのです。 夫は、「そうだよな、ごめん」と謝ってくれました。私は、「私たちは思いやりのない生活をしてきて、一度離婚して今がある。だからこそ失敗しないために、同じ経験はしないように、仲良くやっていこうね」と言いました。話し合いのあとは夫がやさしくギュッと抱きしてめてくれて、「本当にごめんな」と言ってくれて、その後思いやりのない言葉はなくなったのです。 たったひと言ですが、やはり言われた私はとてもつらいと感じてしまい、なんで感情まかせに発言してしまうのだろうと思いました。しかし、離婚はしたくないのが私の気持ちなので、夫とじっくりと話し合いをしたら謝罪してくれました。謝罪してくれたことで離婚は回避できたので、これからも仲良く生活していくために話し合いはとても大切なことだと思いました。 著者:のろ ゆうこ2歳女児をワンオペで育てる母。現在、シナリオライターとして活動中! 主に育児・家庭に関する記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年01月01日もうすぐ結婚10年。ケンカは結婚前を含めても片手で収まる程度の私たち夫婦。数回のケンカで私が学んだのは、「夫はケンカをすると自分の部屋に引きこもるタイプ」ということ。夫の気が済んだらケロッと部屋から出てきますが、子どもがいる状況で引きこもられると困ります。私は、なるべくケンカにならないようにするため、不満を言わないようにしていました。しかし、夫の何気ないひと言に不満が大爆発! そこで、私の気持ちを穏便に伝えるために、とある方法を試しました。 手は出さないくせに…夫の仕事が忙しいこともあり、家事や育児は基本的には私がワンオペでこなしています。休日くらい少しは手伝ってほしいところですが、「今は忙しいから無理」とスマホゲームをしていることが多い夫。頼んでも協力してくれない夫に、私は家事・育児の手伝いを期待しないことにしました。 しかし夫は、手は出さないくせにチクチク文句を言ってきます。もちろんイラッとはしますが、そんな状態で言い返してもケンカになるのは目に見えています。ケンカになるほうが面倒だと思っている私は、特に言い返すこともなく、精神衛生上「このままでいいかな」と割り切っていました。 とはいえ、期待していないけれど、少しでも何かしてくれれば素直にありがたいと思えるのに……と不満をためこむ日々が続いたのです。 のんきな夫に不満が大爆発ある日、夫が電話で友人の夫婦ゲンカの愚痴を聞いていました。「うちは夫婦ゲンカとは無縁だから、いいアドバイスできないわ」とのんきに言っている姿を見て、私の中で不満が大爆発しました。 うちがケンカにならないのは、私が我慢しているからなのに……。「このままではいつか私の心が壊れてしまう。しかし、ケンカになるのは面倒くさい。ためこんだ不満を夫に穏便に伝える方法はないか」と私は考えるようになりました。 “オネエ言葉”で本人に愚痴るそんなとき、何気なく見ていたテレビ番組にヒントがありました。そのヒントとは、“オネエ言葉”を使ってみるということ。オネエ言葉を使えば多少毒舌でもキツく感じにくく、最悪ネタとして聞いてもらえるかもしれないと思ったのです。 さっそく夫に「ちょっとアンタ、私の愚痴も聞いてくれる〜?」と声をかけると、一瞬きょとんとしたものの、話にノッてくれました。第三者のような目線で話しかけたのがよかったのか、夫自身も客観的に話が聞けたようで「そんなひどい人がいるの!? ……って俺のことじゃん」と笑いながらも反省している様子。その後の夫は、少しずつですが、家事や育児に協力的になってくれました。 夫婦のどちらかが我慢をすればケンカにはなりにくいかもしれませんが、不満をためこんでしまうのは良いことではないと思いました。第三者を演じながら伝えたいことを話すという方法は、お互いを客観的に見ることができるので、私たち夫婦に合っていると感じました。これからも不満がたまってきたら定期的に、オネエ言葉で笑いを交えながら話し合っていこうと思います。 著者:安藤 はるか小2、年中の男の子と1歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年12月28日3歳の娘と生後3カ月の息子を育てています。まだ娘が1歳のとき、2人でスーパーに買い物に行ったときのこと。そこで出会った知らないおばさんから衝撃的なお叱りを受けました。予想外すぎるその内容に、私はただただ、あぜんとしてしまいました……。 スーパーで出会った知らないおばさんスーパーではいつも娘をカートの椅子に座らせて、おしゃべりしながら買い物をしていました。おしゃべりといっても娘はまだ1歳になりたて。もちろん会話ができるわけではなく、ほとんど私が一方的に娘に話しかけたり、娘が指さすものに対して私がリアクションしたりする感じでした。 その日もいつものように私が娘に話しかけながらスーパーを歩いていると、突然知らないおばさんから声をかけられました。しかも「ちょっとあなた!」と怒っているような声です。内心「え? 何!?」と驚きながら「はい」と返事をしました。 突然のお怒り! その意外過ぎる理由振り向くと声をかけてきたおばさんは見るからにお怒りです。「気づかないうちに何かしちゃったかな?」とドキドキしていると、「ずっと聞いてたけど、何その言葉!」とおばさんは続けます。「えーっと……?」と私が理解できないでいると、おばさんは言葉を続けてきます。 「赤ちゃんはね、大人と同じ言葉で話してもわからないの! 靴は『くっく』! 外は『おんも』! ちゃんと赤ちゃんにわかる言葉で話しかけないと言葉が遅れるわよ!」と言われました。こう言われてすぐには頭が追いつかず、あぜんとしてしまいました。 そして最後、おばさんは捨て台詞のように「それから子どもはちゃんと自分の足で歩かせなさい!」と言って去って行ったのです。 ただただあぜん……確かに私は娘が小さいときから赤ちゃん言葉を使ったことがありません。大人と話すのと同じような言葉で話しかけてきましたが、まさかそのことを注意されるとは思ってもいませんでした。ただ私にとってあまりにも予想外な指摘だったので、叱責に対しての怒りはわかず、ただただあぜんとしてしまいました。 ちなみにこのとき1歳だった娘はハイハイ真っただ中。まだ自分で歩くことはできなかったので、おばさんの背中を見ながら「まだ歩けないんですよ……」と心の中でつぶやきました。 知らない人から一方的な育児アドバイスをもらうことは多々ありましたが、この指摘はかなり印象的でした。これを受けて私が言葉遣いを変えることはありませんでしたが、それでも娘は同年代のなかでもかなりおしゃべりな子に成長しました。「世の中にはいろいろな人がいるなぁ」と思った体験談です。 著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年12月27日長女を幼稚園に送り出した後、1歳の息子と遊びに行く公園で何度か一緒になり話すようになったママグループ。個性的な人たちだなと思いつつも、会えばにこやかに話に加わっていたのですが、あるとき突如始まったママたちの悪口大会にドン引きした体験談です。 公園で出会ったママグループ息子のお気に入りの公園で出会った3人のママグループ。息子がぐいぐいと近寄って行ったこともあって、会えばよく話すようになりました。ただ、私の周りにはいないタイプの方々で、子どもへの意識が高くわが子への教育に力を入れている印象。私は聞き馴染みのない幼児教室の話題を、最初は新鮮な気持ちで聞いていました。 ママたちは懸命に私に知育の何たるかを教えてくれ、「小さいうちからきちんとしておかないと出遅れちゃうよ」と言うのがお決まり。次第に若干の居心地の悪さを感じつつも、息子が楽しそうに遊ぶので、ある程度聞き流しながら付き合っていました。 とんでもない陰口にあ然…ある日、同じように公園で子どもたちを遊ばせていると、子どもの1人Aくんが他の遊具へ駆け出し、Aくんママ(Aさん)もそれを追いかけて行ってしまいました。残った私とママ友2人。すると次の瞬間、残されたママ友の1人がとんでもない言葉を口にしたのです。「Aくんママって、絶対に学歴低いよね」。さっきまで和気あいあいと話していた雰囲気からは想像もできない発言に「え……」と言葉を詰まらせた私。するともう1人のママが「わかるー!! 私も思ってた! いつも知育が何とか言ってるけど、無理してるって感じてたー!」と言いました。盛り上がる2人を見て、私はドン引き。そんな私に気づかず、2人は陰口で大盛り上がりです。 NO!私は悪口に参加しません!しかし聞かぬふりでやり過ごせるはずもなく、「ねぇ、そう思わない?」と私にも話が振られました。一瞬だけ、「ここで否定したら、息子のお気に入りの公園に来られなくなるかも」と考えましたが、我慢はできませんでした。私は思い切り笑顔で「え~? そんなこと考えたことなかったです! というか、全部憶測ですよね? それに学歴で人を見るのって一昔前の悪い習慣かと」と答えました。私の返答に顔が固まる2人のママ。内心「あ、言い過ぎた」と思いながら、「あ、そろそろ帰る時間ですね! さ、お片付けしようか!」と子どもたちに意識を向け、その日はママ友たちと表面的なあいさつだけして、そそくさと帰宅しました。 この日以来この公園には行かなくなったので、ママ友たちとは会っていません。ママ友たちの意見にはどうしても同意できなかったですし、こうした考えの人たちと付き合っていくほうが息子にとっても良くないと考え、思い切って自分の意見を言ってしまってよかったかなと思っています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年12月20日結婚して一緒に住むようになった夫は、家事はほとんどせず、「家事は女性がするものだ」という考え方だと知りました。子どもを授かってからもその考えは変わらず、私がつわりで苦しんでいても、心配はしてくれるものの家事はしてくれません。出産後は慣れない育児で家事がおろそかになることが予想できたので、夫がその状況を理解をしてくれるかどうか不安を抱えていました。 妻の妊娠中の不調を見て見ぬふりする夫妊娠後期になって、おなかも大きくなり、日常の動作がしづらくなってきました。夫は変わらず口では心配してくれるものの、家事はしてくれません。手伝ってほしいと頼んでみたこともありましたが、「仕事で疲れているから」と手伝いはしてくれませんでした。 それでも、夫は家族のために頑張って仕事をしてくれていると思い、出産直前まで私はかいがいしく夫の世話を焼いていたのです。 育児・家事はすべて私任せ…その後、待ちに待ったわが子が誕生し、産後はしばしの間、実家で過ごしました。そしてわが子と共に自宅に戻ることに。夫はわが子と生活をすることを大変楽しみにしていたこともあり、始終メロメロな様子。そんな夫を見て私は幸せを噛みしめていたのですが、わが子が泣き始めるとどうしたら良いかわからず、私にすべてを任せきり。 そして、泣くわが子をあやしている私に「ねえ、夕飯はまだ?」と言うのです。「あやしているからもう少し待って」と伝えると、「わかった。待つ」と言い、不服そうな顔をする夫。夫には自分で夕飯の支度をするという選択肢はないようです。 俺の世話できないの!?の発言に驚愕それから、泣くわが子をあやしたり、授乳をしてから家事をしたりする生活が始まりました。当然、出産前のように凝った料理や頻繁な掃除はできません。手伝いもせずにその様子を見ていた夫は、「出産してからおまえのサービスが悪くなった。もっと前みたいに俺の世話をしっかりやってよ」と言うのです。 その言葉にあぜんとしてしまいました。今は赤ちゃんもいるので以前のように家事はできない、と説明すると「じゃあ、これからしばらく俺の世話をまともにできないの!? 信じられない!」と発言したのです。 力を合わせて一緒に父親と母親になろう!このままではいけないと考えた私は、根気強く、なぜ出産後は家事が以前のようにできないのかを話しました。そして、夫にも家事や育児に参加してほしい。協力して大変な時期を乗り越えたい、と言い続けました。 最初、夫は私の言葉に理解を示さず、自分の世話がおろそかになることにブツブツと文句を言っていました。しかしわが子が成長するにつれ、私が目を離すことができなくなっている様子を見て、少しずつですが家事・育児に協力的になってくれたのです。 女性は妊娠から出産という大きな仕事を経験して、母親の自覚が生まれると私は思っています。しかし、男性はその経験がないので父親の自覚が目覚めにくいのかもしれないと、今回の一件で思い知らされました。父親は赤ちゃんと過ごしていくうちに、時間をかけてゆっくりと自覚が芽生えるようです。これから、夫と意見が合わずに衝突することもあるかと思いますが、話し合いを重ね、力を合わせて楽しい家庭を築いていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年12月18日わが家は夫が休みの土日のどちらかは、お昼ごはんを済ませてから義実家へ遊びに行くことが多いです。そのたびに義母は息子たちへとお菓子を買っておいてくれます。しかし先日、お昼ごはんを一緒に食べようとお弁当を買って遊びに行ったとき、お菓子のことで義母とギクシャクしてしまい……。 お昼ごはんの前にお菓子を出した義母義実家へ着いてお弁当を食べようとしていたら、義母が台所からある物を持ってきました。「はい、◯◯くん、◯◯くん、ばぁばが買ってきたお菓子よ! いっぱいごはん食べたらお菓子を食べていいからね〜!」とお菓子を持ってきたのです。 たしかに、いつも遊びに行くとすぐに買ってくれたお菓子を持ってくるのですが、この日のように、ごはんの前に息子たちに見せてしまうとは誤算でした。それを見るなり、息子たちは「お菓子食べる!」と言ってお昼ごはんを食べたがりません。 お菓子はごはんのあと!嫌な雰囲気に…私はごはんをたくさん食べないとお菓子はあげないと決めているので、「ごはんの前にお菓子はだめ!」と息子たちに言いました。3歳になる長男はわかってくれましたが、このごろ「我」が強くなってきた次男はお菓子が食べたいとギャーギャー泣き出しました。つられて長男もグズグズな雰囲気に。 義母はそんなふうになるとは思わずお菓子を渡したのでしょうが、私はどうしてごはんの前に見せるんだろう……とイライラしてしまいました。お菓子を買ってくれるのはありがたいのですが、せめてごはんを食べたあとに出してほしかったのです。 お菓子を見せたら全部食べると思った義母義母は申し訳なさそうな顔をして「ごめんねー、お菓子を見せたらごはんをいっぱい食べるかと思ってたんだけど……」と言いました。たしかにその考えはわかりますが、子どもたちはまだ幼いのでお菓子を見たらすぐに食べたがってしまいます。「すみません、お菓子を最初に見せたらごはんを食べたがらないんですよね……」と私も謝りました。 そんなこんなでその日は子どもたちもなんとか機嫌を直し、ごはんを少しだけ食べてからお菓子を食べたのですが、義母にはもう少し配慮してほしかったなと思いました。 その後も義母とは良好な関係が続いていますが、今回のことのようにちょっとだけギクシャクした雰囲気になることがあります。ごはんを食べるまでお菓子は隠していてほしかった私と、お菓子を出せば頑張って食べると思っていた義母。どちらの考えが正解というわけではありませんが、これからもちょっとしたことでも会話を重ねながら良好な関係を続けていきたいと思っています。 著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年12月18日妊娠中は義両親とはとても仲が良く、夫と4人で観光やショッピングをするなど関係は良好でした。やさしくて気づかいのできる義両親に、私は早く孫を見せてあげたいと思っていたのです。しかし、出産後は義両親に対する思いが一変……。産後のガルガル期が原因で、一時は義両親と不仲になってしまったものの、関係を再構築するまでの体験談をご紹介します。 私の赤ちゃんに触らないでコロナ禍でのお産でしたが、無事に男の子を出産。退院する日に初めて義両親へ初孫を抱っこしてもらい、私も義両親も喜んでいました。しかし、義母が息子を抱っこしながら「ママでちゅよ~」と息子に向かって言ったとき、今まで感じたことのないような異様な怒りが湧き上がってきてしまったのです。 「息子を取られてしまう、今すぐ私の赤ちゃんを返してほしい」と強く思いました。義母の何気ない言動がきっかけとなり、義両親がすることなすことすべてを受け付けなくなってしまいました。善意でしてくれた育児のアドバイスも、私の体を気遣って息子を抱っこしてくれることも嫌になってしまったのです。 ついに義両親と険悪ムードにコロナ禍の影響で里帰りできなかった私を気遣い、義両親は週に1度、食材や日用品を買っては自宅に届けてくれ、1時間ほど息子の面倒を見てくれました。とてもありがたいことだと頭ではわかっているのに、義両親に息子を会わせたくないと強く思ってしまうのです。耐えられなくなってしまった私は、夫を通して義両親の訪問をすべて断るようにしてもらいました。 義両親は何かおかしいと感じたようで、訪問できない理由を夫に聞いたのです。夫は「嫁ちゃんが嫌がっているから」と正直に答えてしまい……。義両親は、こんなにも嫁を気遣っているのにと怒り心頭。私が義両親としっかり話をするべきでしたが、慣れない育児で余裕がなかったため弁明する気になれませんでした。そして、険悪ムードのまま時間だけが流れていったのでした。 関係を再構築! 意外な救世主とは息子が生後2カ月のころ、私と義両親の関係を心配する旨の連絡を義姉がくれたのです。義姉とはお互いの連絡先は交換していたものの、これまで特に連絡を取り合うことはありませんでした。義姉からの連絡に少し驚きましたが、これまでのことを相談することに。そして、義姉自身もガルガル期になった経験があったため、私の気持ちを理解してくれ、義両親にガルガル期について説明してくれたのです。 義姉のアシストのおかげで、私は義両親に連絡するきっかけができ、これまでのことを謝罪しました。そして、まだ自分では感情がコントロールできないため、しばらくは見守っていてほしいことも伝えました。義両親は私の気持ちを汲み取ってくれ、関係も徐々に修復できたのです。 現在息子は1歳になりました。義両親に対する敵対心はまったくなくなり、産前のような関係に戻りました。当時は義両親の言動が私と孫のためだと頭では理解できても、感情がコントロールできず自分自身とても戸惑いました。産後に協力してくれる家族には、事前にガルガル期について共通認識を持つことで防げるトラブルだったかもしれないと感じる体験でした。 著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年12月14日私と義母は家事や育児のことで時折衝突することがあり、決して良好な関係ではありませんでした。第2子である長男を出産する際、義母が「あなたの入院中は、私に家事や育児を任せて!」と言っており、夫も義母に来てもらえると助かるとのこと。悩み抜いた末、私の入院中は義母に自宅に来てもらい、3歳の娘の世話と家事などをお任せすることにしたのですが……。 家具や電化製品の配置が変わっている!?出産を終え長男と退院したあと、数日ぶりのわが家へ。入った瞬間、私はすぐに「いつもと違う」と感じました。私の留守中、夫だけであれば洗濯物で溢れているであろう洗面所はきれいな状態で、洗濯物はきちんと外に干してあり、床にはチリひとつありません。私はその時点では、入院中、義母に来てもらってよかった!と思ったのですが……。 辺りを見渡すとテーブルや棚、炊飯器やポットなど、さまざまな家具や電化製品の位置が変わっていたのです。 匂いが違う!洗剤も総入れ替えしてる!?そして、わが家の匂いが変わっていることにも気づきました。なんと、自宅で使用しているありとあらゆる洗剤がすべて変わっていたのです。 私の様子を見ていた義母は「あなたの家の洗剤の匂いがどうしても苦手で、洗剤を全部変えちゃったの。ごめんね!」と笑顔で言われました。さらに、「家具も、こっちの位置のほうが使いやすいとずっと思っていたのよ。変えられてスッキリしたわ」と……。 近くにいた夫は「母さんが買ってくれた洗剤のほうがいい匂いだぞ? これからもこの洗剤にしようよ」と言うのです。 私の気持ちを知った義母の言い分は?私は夫に「勝手にいろいろなものを変えるなんてショックだよ。せめてひと言言ってほしかった」と伝えました。夫も「母さんも少しやり過ぎたな。母さんに言っておくよ」と言ってくれたのですが……。翌日、義母から「息子から聞いたわ。ごめんなさいね。少しでもあなたたちが快適に過ごせるようにと思っただけなの。それが不快に思われるなんて、思ってもみなかった」としおらしく言われました。 しかし続けて、「でもね、あなたももう少し快適に過ごせるように考えたほうがいいわよ。こんな環境だったら、息子も孫たちもかわいそうよ!」と強く言われたのです……。 私は義母の言葉に何も言い返すことはできませんでした。たしかに私の家事力は義母には及ばないでしょう。それは自覚しています。義母に言われた言葉はショックでしたが、産後の疲れを癒やしたあとは、家族のために家事が行き届くよう頑張りたいと思っています。そして、私の入院中に子どもの世話や家事をしてくれた義母には、改めて感謝の言葉をしっかり伝えたいと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年12月14日娘が生後7カ月を迎えたある日、私が歯磨きをしていると、口内に突然耐えられないほどの激痛が。重度の虫歯を疑い、重たい気持ちで歯科医を受診したところ、痛みの原因はまさかの添い寝!? 育児と歯痛の衝撃的な関連性をお話しします。 突然襲った歯の痛み、診察結果はいつも通り娘と一緒にお風呂に入り自分の歯を磨いていると、口内の右上あたりに突然耐えられないほどの激痛が走りました。虫歯を疑ったのですが、妊娠中に受けた歯科健診では特に異常が見られなかったため、たった1年でここまでの激痛を伴うはずはないと思いました。 お茶を飲んだり歯を磨いたりしたときにその都度激痛が走るため、一度歯医者で見てもらうことに。すると診察の結果は「知覚過敏(象牙質知覚過敏症)」とのこと。驚くことに、医師は続けて「お子さんと添い寝していますか?」と言うのでした。 知覚過敏の原因が添い寝?どうして知覚過敏と添い寝が関係するのか理解できませんでしたが、うつぶせ寝や横向き寝で顔や歯に大きな力がかかると、歯のエナメル質が壊れて象牙質がむき出しになってしまい、冷たい物やちょっとした刺激が歯の神経にしみて知覚過敏になりやすいとのことでした。 特に子どもが小さいころは、母親が子どものほうを向く形で横を向いて眠るため、歯に圧力がかかりやすく知覚過敏になりやすいそうです。話に聞いたことはあった知覚過敏でしたが、まさか横向き寝に原因があると思わず驚きました。 さらに私の場合はもともと歯ぎしりがひどかったこともあり、特に知覚過敏になりやすかったそうです。 知覚過敏の治療とその後これまで私は市販の歯磨き粉を使っていましたが、医師のすすめで知覚過敏専用の歯磨き粉(アース製薬「シュミテクト」)を使うことにしました。驚くことに、歯ブラシの先が触れるだけでも痛かった箇所は、歯磨き粉を変えるだけでほとんど痛みを感じないほどに。 ところが、このまま歯磨き粉を変えれば解決するかと思った痛みでしたが、初診から半月後の再診ではやはり痛みは完全に消えておらず、夜間のみ装着するマウスピースを作成しました。夜の添い寝でかかる歯への負担を減らし、歯のエナメル質の破壊を防ぐためです。 完全に痛みを感じなくなるまでに早くて3カ月、遅くて半年ほどかかるとのことでしたが、知覚過敏を治療できるということだけでもありがたく、根気よく治療をしています。 医師によると、一度壊れてしまった歯のエナメル質はもう元に戻ることはないそうですが、露出した象牙質が次第になめらかになることで痛みを感じなくなるとのことでした。他の歯で再び知覚過敏が起こることがないよう、添い寝の姿勢に気を付けている私です。知覚過敏の原因が添い寝だと知り驚きましたが、ある意味貴重な体験になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:こさい れい0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年12月12日「きっと病気を持った子が生まれるよ」。妊娠5カ月のとき、日頃からお世話になっている職場の男性上司に言われた言葉でした。普段から少しおせっかいなくらい面倒見の良い上司。行きすぎた気遣いが招いた衝撃発言には、私に対する上司なりの思いがあったようです。妊娠中に悔しく、悲しい思いをした体験談をご紹介します。 面倒見がいい? 何かと口出しをする上司直属の上司である40代前半の男性Aさんは、既婚者でお子さんが2人いらっしゃいます。「俺は人生の酸いも甘いも経験してきた。人生経験豊富な俺のアドバイスを絶対に聞いておいたほうが良い」というのがAさんの口癖でした。私が夫と付き合っているころからいろいろと聞いてきては、それはダメ、それは良い、結婚する時期はいつのほうが良いなど、おせっかいなくらい助言してくるAさん。 Aさんの言動に少々行きすぎだなと感じたことはあったものの、妊娠の報告をしたときはとても喜んでくれ、私の体調を気遣って仕事を調整してくれるなど、とても思いやりのある方です。そのため、Aさんの多少の言動は目を瞑りました。しかし、ついにAさんのおせっかいに限界を感じてしまう出来事が起こったのです。 衝撃の連続! ひどい言葉のオンパレード急きょ夫が海外へ転勤することになり、私も一緒についていくため退職したい旨をAさんに報告しました。すると、Aさんは開口一番「生まれてくる子どもがかわいそう。〇〇(転勤先の国)は空気が汚いから胎児に影響が出て、きっと病気を持った子が生まれてくるよ」と言ってきたのです。おなかの赤ちゃんは健診のたびに頭が大きいと言われていたため不安になり、ネットで検索魔となっていたときに、Aさんの言葉はひどく私を傷つけました。 Aさんは続けて、「出産するのは日本へ帰国してからにしたほうが良い」と言ってきたのです。日本へ帰国するのは早くても5年後と、Aさんにも伝えていました。 5年後まで赤ちゃんをおなかの中で育てろと言っているのか、中絶して5年後にまた子どもを授かったら良いと言っているのか、真相はわかりませんが、あまりにもショックな言葉に私はそれ以上何も言えませんでした。 Aさんの言葉の真意とは帰宅後、夫にその出来事を伝えたところ怒り心頭。転勤する予定日よりも早く仕事を辞めても良いと言ってくれました。翌日もAさんから再度退職を引き止められましたが、引き継ぎが無事に完了後、すぐに退職しました。 その後、元職場の同僚と会う機会があり、話題はAさんのことに。「Aさんはあなたにチームリーダーを任せたかったみたい。あなたの退職を止めようとしたけれど無理だったって残念そうにしていたよ」と同僚が言ったのです。 Aさん本人から聞いたわけではないため真相はわかりませんが、Aさんのひどい発言は私のキャリアを考えてくれたために出た言葉だったようでした。そうだとしても、Aさんの行きすぎたおせっかいは、到底理解できるものではありません。出産するまでAさんから言われた言葉をふとしたときに思い出しては、悔しさと悲しさで涙が出る日々を送りました。 その後、無事に元気な男の子を出産。元職場の皆へ報告すると、Aさんは自分のことのように喜んでくれました。現在もAさんからたまにおせっかいな連絡がきますが、今はそういう人と割り切り、程よい距離で接するようにしています。これを反面教師にして、相手のためと思ってする言動が自分の一方通行になっていないか、今一度考えてから行動しようと強く感じたのでした。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年12月05日4歳の娘、1歳の息子の育児でバタバタな毎日を送っている私。夫は育児も家事もしてくれますが、ほぼお手伝いポジションです。それでも日々忙しく働いている夫に感謝し、「やってくれるだけまし」と考えていたのですが、ある日、夫の勘違い発言に驚かされることに……。 夫がいるのにワンオペ状態日頃から私と過ごす時間が大半を占める子どもたちは、どうしてもママっ子です。その場に夫がいても「ママがいい!」と言うことが多く、夫が相手をしようとしても嫌がったり泣いてしまったり……。そのため、休日に夫が同じ空間にいても、私はワンオペ状態。私から離れない子どもたちの相手をしながら、なんとか家事をこなしています。最初のころは夫も試行錯誤しながら子どもの気を引こうと頑張っていましたが、今は仕事で疲れていることも多い日々。私の状況が切羽詰まってくると、夫が仕方なくスマホで動画を流して、子どもたちを引き受けるといった状態でした。 「もう少し子どもに関わって」お願いしたら…ほぼ動画を通してでしか子どもたちと向き合わない夫に対し、「このままではどんどん子どもたちの心から夫が離れていく。悪循環になってしまう……」と感じた私。子どもたちが寝た後、夫にお願いをしました。 「疲れているのはわかるけど、もっと積極的に子どもに関わってよ。このままじゃどんどん子どもたちがパパから離れて行っちゃう」と伝えました。すると夫は「でもさ、正直俺必要? 子どものことも、家のこともお前だけでできてるじゃん」と不満げ。そして聞き逃せない言葉を発しました。「シングルの人はフルで働いて、家事も子育ても全部ひとりでやってるんだよ。お前は在宅でちょっと働いて、俺の手伝いもあって、十分ありがたいだろ」と言ったのです。 耳を疑う夫の発言…そして反論!「シングルの人は全部ひとりでやっているんだから、俺の手伝いがあるお前はありがたい」という夫の発言。耳を疑い、すぐに言い返しました。「そうだね、シングルファザーはフルで働いて、育児も家事もひとりでしてますもんね」と言い、夫を見つめました。夫は「あ、うん……」と言葉を濁すので、「うちはね、シングルマザーでもシングルファーザーでもない。そこの比較は必要?いらないよね」と続けました。そして「今はうちの家族の話をしています。あなたが子どもとこれからどう関わるかの話です」と強く言うと、夫は「うん……」と最初の勢いはどこへやら。その後はしっかりと「わが家の問題」として夫と話し合いができ、夫の子どもへの関わり方も少し改善されたように感じています。 夫は疲れたときにすぐに自分を優先して、子どもや家族のことを後回しにします。今までは「仕事で疲れているのだし、仕方がない」と思っていました。けれど「毎日疲れながら、仕事に家事に育児をしている私は?」と思うようになり、今はその都度きちんと言葉にして、夫に伝えるようにしています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年11月30日わが家に娘が生まれると、初孫フィーバーな義両親は相談なしに大量のプレゼントを買ってくるようになりました。義両親の孫を思う気持ちを尊重してプレゼントを大切に保管していた私ですが、不要な物が増えていくことにストレスを感じていました。そんな中、義母が放ったあるひと言に、私は衝撃を受けたのです……。 ※ぬいぐるみなどを赤ちゃんの顔まわりに置いたままにすると赤ちゃんが窒息してしまう恐れがあるので、寝かしつけの最中は目を離さず、寝ついたら外しましょう。 義両親からのプレゼント攻撃にストレスわが家に娘が生まれると、初孫に浮かれる義両親は頻繁にプレゼントを持ってやってくるようになりました。娘をかわいがってくれるのはとてもありがたかったのですが、私が困惑したのは、相談もなく大量の育児グッズやおもちゃを買ってくること。すでに持っているグッズとの被りも多く、わが家は離乳食用のチェアが2つ、バウンサーが3つある状態に。 プレゼントは必要ないことを伝えても「セールだったから」「たまたま出合ったから」と何かと理由をつけて購入し、歯止めがきかない状態でした。せっかくいただいたプレゼントを処分するのもはばかられ、仕方なしに保管していた私。しかし徐々に増えていくプレゼントの山には、正直ストレスを感じていました。 特大サメのぬいぐるみ、いらない!そんなある日、義両親が持ってきたのは1.5mを超える特大のサメのぬいぐるみ! 義両親は「おもちゃ屋のセール品で、孫にいいかと思って!」とほくほく顔。当時生後3カ月の娘はサメに何の興味も示さず、義父にサメの背中に乗せられたときにはギャン泣きです。 義両親は「泣いている顔もかわいいなー。もうちょっと大きくなったら遊べるようになるわ」と言って、満足そうにサメのぬいぐるみを置いていきました。「プレゼントはありがたいけれど、こんなに大きい物、置き場所がなくて困る!」と思いつつも、義両親がせっかく買ってくれたのだからと、また家の片隅に置いておくことにしました。 義母の放ったひと言に衝撃!数週間後、義両親が再びわが家に遊びに来たときのことです。部屋の片隅に置かれたサメのぬいぐるみを見た義母がひと言、「あ、このサメまだ捨ててなかったんだ(笑)」。これを聞いて「捨ててもいいくらいの気持ちで贈っていたのか!」と衝撃を受けた私。 それまで「義両親が娘のためを思って買ってくれたんだから」と、義両親の気持ちを尊重するつもりでプレゼントを大事に保管していた自分が、なんだか急にバカバカしくなりました。 プレゼントはこっそり処分することに義母のひと言をきっかけに、義両親からのプレゼントでも不要なものは遠慮なく処分することにしました。以前は「物がまた増える……」と憂うつだったプレゼント。しかし、ママ友や福祉団体に譲れば喜ばれますし、フリマサイトに出品すれば少しだけお小遣いが手に入ります。 処分できると思うと、プレゼントも以前ほど苦ではなくなりました。義両親も買えば気分が満たされるようで、プレゼントのその後を気にする素振りはありません。罪悪感は多少ありますが、孫フィーバーの義両親を止められない状況では、こっそり処分する方法がベストだと感じています。 「プレゼント=相手のためを思って贈る気持ちがこもった物」と認識していた私。しかし義母のひと言をきっかけに、贈る理由は人それぞれで、プレゼントだからといって必ずしもずっと大切に持っておく必要はないと考えるようになりました。プレゼント攻撃は正直困りますが、孫を思って行動してくれるのはありがたいこと。義両親に好きに買わせてあげるのも親孝行だと考え、しばらくはプレゼント攻撃にも目をつぶろうと思います。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年11月29日私には7歳の娘がいます。娘が生後8カ月のころ、夜中にぐずりだし、下痢の症状が出たことがありました。おむつを替えてはまたうんちが出て替えて、ということが続き、手元に置いていたおむつや袋がなくなり私はピンチに。そばにいた夫に助けを求めると……。 夜中に大泣きし始めた娘私の娘は生後8カ月のころ、夜に一度寝たら朝まで起きずによく寝てくれるようになっていました。たまにぐずって起きることはあっても、胸のあたりをトントンしてあげると、またぐっすり。私もゆっくり長い時間寝られるようになり、うれしく思っていました。 ところがある日、隣で寝ていた娘が苦しそうにうなる声で目が覚め、トントンしてあげてもなかなか眠らず……。やがて娘は大きな声で泣き出し、私は「どうしたの? どうしたの?」と言いながら抱っこしていました。 頻繁におむつ替え!おむつが足りない…娘の声を聞き、隣で寝ていた夫も「どうしたの?」と起きました。泣き続ける娘を再び寝かせておむつを見ると、ゆるめのうんちが。私はそれで泣いていたのか、と原因がわかりホッとひと安心。しかし、おむつを替えてすぐ、また娘からうんちの出る音が聞こえました。 そうやって何度かおむつを替えていると、今度は替えている最中にうんちが……! しかも、ちょうどそのとき、手元に置いていた新しいおむつと、汚れたおむつを入れる袋がすべてなくなっていたのです。私は娘の足を持ち上げお尻を拭きながら、夫に「おむつと袋を持ってきて!」と、助けを求めました。 夫の行動に驚きとイライラ!夫はすぐにおむつと袋を持ってきてくれたのですが、そこで私は驚きました。夫が、おむつはテープタイプなのに開かず閉じたまま、袋は箱から出したまま口がピタッとくっついた状態で、ポン!と私の横に置いたのです。 私は早く娘のおむつを替えてあげたくて慌てていたこともあり、「いやいや、開いてよ! 私両手ふさがってるから!」と少し強めに言ってしまいました。すると「言われなきゃわからないよ」と言いながら、渋々おむつや袋の口を開く夫。その態度に私は、「普通に考えたらわかるでしょ!」とさらにイライラしてしまいました。 もっと育児に参加してほしいたしかに夫はたまにしかおむつを替えないし(しかもおしっこのときだけ)、慣れていなければわからないものなのかなと思い直し、私はイライラした口調で言ってしまったことを謝罪。しかし、やはりあのおむつの置き方が気になり、私は夫の育児に対する当事者意識が不足しているのではないかと思いました。 もちろん夫の仕事が忙しくて大変だということもわかっていますが、一緒にいても私と娘が何かしているのを一歩下がって見ている印象。何かあったときのためにも、夫には日頃からもっと育児に参加してもらうべきだと強く感じました。 幸い娘はしばらくして下痢がおさまり、朝にはすっかり元気になっていました。あとになって考えると、寝る前にお茶を飲ませすぎたかな、と反省。与える量に気をつけながら、そのような細かい情報も今後はしっかり夫と共有し、一緒に子育てしていきたいと思った出来事でした。著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年11月27日昔から苦労の連続だった義母は、とても大変な思いをして子育てをしたそうです。私が長男を出産してから、義母の子育て経験を聞くことが増えました。それが私を苦しめることになってしまったエピソードをご紹介します。 義母は苦労人複雑な家庭環境で育った義母。両親の離婚や児童養護施設で生活した経験があります。毎日の食事に困るほど貧困だったこともあり、幼いころは本当に苦労の連続だったそうです。大人になっても義母の不運は続き、夫が7歳になるまでシングルマザーとして育てました。 再婚後、やっと穏やかな生活を送れるようになったそうです。壮絶な人生を送っている義母ですが、とても強くてやさしい人。私はそんな義母を尊敬していました。 義母の子育てが壮絶すぎて…しかし、長男を出産してから、義母の様子が変わりました。「私はひとりで子育てしたけど、あなたには家族がいて、お金にも困ってないし、よかったわね」と義母。 「夜泣きがひどくて。誰にも頼れなかったわ。毎晩泣きながら、おんぶしていたの」「粉ミルクなんて高価なもの、私には使えなかった」「保育園に入るまでは、職場に子どもを連れて行ったのよ」。義母は自分がどんな苦労をしてきたか、それに比べて私がいかに恵まれているかを繰り返し話すようになりました。 義母に比べたら、私は恵まれている義母の子育ては、私のものよりはるかに大変だったと思います。それでも私は私なりに子育てに関してつらいことや、心配なことがありました。しかしそれを口にしてはいけないのではないか、私は甘えているだけなのかもしれないと考えるようになってしまったのです。 私は義母に会うことが憂うつになり、義実家から遠ざかるように。すると、「孫に会わせてもらえないのは寂しい」と言われ、さらに私は追い詰められてしまいました。 義母の本当の気持ちある日「子育ては大変でしょう? もっと頼っていいのよ」と義母。私は思い切って「お義母さんに比べたら、私は大変なんて言っちゃいけないと思います」と答えました。 すると「何言っているの! 誰だって大変よ。もしかして、私と比べていたの? だとしたら謝るわ。孫を見ていたらついつい、昔のことを思い出してしまって……。私は苦労したから、あなたにはそんな思いさせたくないという気持ちだったの」と義母。その言葉に私は驚きました。私は義母のことを誤解していたのです。 それからは、自分が大変だと思うことを義母に話せるようになりました。義母の言葉の裏を読んで悩むこともなくなりました。義母に長男を預けて美容室に行くなど、甘えることもできるように。肩の荷が下りたように感じています。自分の弱さを表現して助けを求めることが大切なのだなと思いました。著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月27日私たち夫婦が家を建てる際にあったトラブルをご紹介します。理不尽なご近所さんの言い分に何度も謝罪を重ねましたが、まさか最後にスカッとする出来事が起こるとは……。 毎日文句を言いにくる近隣の方わが家は、家を建てる前はマンションに住んでいましたが、そこから車で1時間半かかる場所に新居を建てていたため、毎週土曜日にしか建設中の様子を見に行けませんでした。そのたびに家から出て文句を言いにくる近隣の男性。 もちろん建設中の騒音などでご迷惑をかけることもあるので、前もってごあいさつに行っていたのですが、私たちが行く土曜日だけでなく毎日わが家の土地にきては、工務店の方に「うるさいから、直ちに工事を中止しろ!」、「砂埃がとても迷惑だ!」と苦情を言っていたようです。 理不尽な言い分にも謝罪わが家が新居を建てていることもあり、ご近所の方に騒音や砂埃などのご迷惑をかけていることには間違いありません。ですので、近所の方に会うたびにごあいさつと謝罪をしていました。しかし文句を言う男性だけは日に日にヒートアップし、騒音のことだけでなく、私たち夫婦の身なりについても文句を言われるようになりました。 男性の理不尽さに私たちは飽き飽きしていましたが、「これでまだ苦情が続くなら一切関わらないようにする」と覚悟を決めて、ご自宅へ茶菓子を持ち謝罪に行きました。 救世主登場でスッキリその次の土曜日、建設中のわが家に着くと知らない女性が。すると急に深々と頭を下げられて驚きましたが、文句を言ってきていた男性の奥さんでした。しっかりとした奥さんが私たち夫婦に謝罪してくださりました。 ご主人が毎日文句を言いに行っていることは知らなかったそうですが、茶菓子が置いてあることに気づき、誰からもらったのか聞くタイミングで、これまでのことをご主人から聞いたそうで、謝罪に来てくださったようです。その後、改めて2人揃って謝罪に来てくださり、それから家が建つまで文句は言われなくなりました。 新築でワクワクしていたいのに、当初は不安や怒りが勝っていました。しかし今後長い付き合いになるため、どこかで最悪の状況に区切りをつけて割り切らなければ! と思いました。謝罪や私たちの言い分をじょうずに伝え続け、まさかの救世主のおかげもあり、今では外で会うたびにお互い気持ちよくあいさつできる関係になりました。 著者:平山 光3歳と5歳の姉妹のママ。約1年の不妊治療を経て、無事第1子の妊娠が発覚。第2子は自然妊娠で授かる。アトピー症状のある第2子をきっかけに、自然食や自然治療法を勉強中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月26日ネットの情報や先輩ママから、妊娠中は腰が痛くなると聞いていたため、「双子ならなおさら仕方のないこと」と腰痛が悪化しても妊婦健診で先生に相談することなく耐え続けていました。しかしあまりの激痛に耐えきれなくなり、出産予定日を目前に控えた日の真夜中、病院へ。そこでわかった腰痛の原因を紹介します。 妊娠3カ月には目立つおなか双子を妊娠して妊娠3カ月ごろにはおなかが大きくなり、妊娠前にはいていたズボンのチャックが閉まらなくなりました。それからはどんどんおなかが大きくなり、腰痛と付き合う日々。 仕事をしていても、運転をしていても、常に腰が気になります。妊婦健診の際に腰が痛いことを先生に伝えてみましたが、「もともと1人用のおなかに2人入っているのだから、腰への負担も仕方のないこと。できるだけ寝転がって過ごしなさい」とのことでした。 腰痛で眠れない日々妊娠5カ月に仕事を退職し、妊娠7カ月ごろからは必要最低限の行動以外は自宅のベッドにいる日々を過ごしました。それでも腰痛はひどくなる一方です。寝る向きを変えてみたり、腰をさすってみたり、押してみたり……。 少しでもラクになる体勢を探しながらゴロゴロ。夜中も痛みで起きてしまうため、ゆっくり眠ることもできない毎日。ただ、“腰痛は仕方のないこと”という認識から、妊婦健診でも先生に腰痛がひどくなっていることを相談しませんでした。 腰痛の原因が判明出産予定日を1週間後に控えたある日、とうとう腰痛が限界にきました。どうやっても治まらない激痛に涙がこぼれ、真夜中に通っていた産婦人科へ行くことに。そこで腰にエコーを当ててもらい、腎臓に水が溜まっていることが判明! 双子の成長により尿の通り道が圧迫され、水腎症になっていました。水腎症を発症していては個人病院の産婦人科では産むことはできないということで、そのまま市民病院へ転院し、緊急入院。2日後に、もともと予定していた帝王切開で出産しました。 出産したことで、尿の通り道への圧迫がなくなり、水腎症は回復しました。腰痛は赤ちゃんの重みが原因だと思い込み、先生に相談しなかった結果が緊急入院です。不安や心配事があれば思い込みで過ごすのではなく、なんでも先生に相談しておけばよかったと、今回の体験から学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:桜田はな双子男児と女児1人の母。子育てやサブスク関係のライターとして活動中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年11月23日夫の仕事の都合で子どもが生後4カ月のころに引っ越しをすることになり、移動で新幹線を利用することになりました。移動中に大勢の人がいるところで子どもを泣かせて迷惑をかけてはいけないと考え、入念に計画をたてて引越し当日に臨みました。しかし子どもを連れての行程は計画通りいくはずもなく⋯⋯。そんなとき、新幹線の車掌さんが感激の対応してくれたのです。私の体験談をお伝えします。 入念に準備!引っ越しについては、私が妊娠中から決まっていました。行き先は北陸。12月に初めての出産、子育てをすることになる私は、雪深い転居先にすぐに行くとは言えませんでした。そこで私は子どもと一緒に新居周りの雪もすっかりなくなるゴールデンウィークまで実家で過ごし、夫だけ先に引っ越しをしてもらうことにしたのです。ゴールデンウィークのころには子どもは生後4カ月を過ぎていました。 子どもはおっぱいや昼寝のリズムもついてきています。そのためどのタイミングで授乳をするか、昼寝はどのタイミングになるか、どんなおもちゃを持っていくかなど、大泣きさせて周りに迷惑をかけないようにと計画を入念に立てました。 予定通りにいかず大泣き引っ越し当日。授乳とおむつ替えは出発ギリギリにしました。大半の荷物は引っ越し業者にお願いし、私は最低限の荷物だけを持ち、迎えにきてくれた夫と実家を出発。在来線と新幹線を乗り継ぐ4時間の行程です。スリングの中にいた子どもはしばらくすると眠ってしまいました。これは計画通り。 子どもが新幹線の中で目を覚まし、ケープを使って授乳し、機嫌よく過ごしてくれれば大成功だったのですがそうはいきません。新幹線の中で目を覚ますと子どもは大泣き。おっぱいもおもちゃも目に入らない様子でした。 車掌さんから神の一声が⋯⋯!私は子どもを抱いてデッキに移り子どもをあやしはするものの、泣き止む気配はありません。目的地までまだ1時間以上あります。立ったまま泣き続ける子どもの相手をするのかと途方に暮れていると、車掌さんが声をかけてくれました。「体調を崩した人のために個室を確保してあるから使いませんか」とのこと。 願ってもない申し出を私はありがたく受け、周りの人たちに迷惑をかけるのではないかと心配することなく、ゆっくり座ることができたのです。しばらくすると子どもも泣き止み、授乳をすませるとご機嫌になっていました。 出産後初めての長距離移動。私は周りに迷惑をかけてはいけないと、緊張をしていたのだと思います。しかし車掌さんからの親切を受け、肩の力がスッと抜けました。私が考えているよりも世間は子ども連れにやさしいのかもしれないと感じた出来事です。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年11月23日