かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで1カ月先延ばしに。さらにその間、いちろうは仕事が忙しいとろくに帰宅もせず、かおりさんに育児を丸投げしていました。いちろうはその後反省しますが、育休中にも関わらず後輩社員・みほの仕事をかおりさんに内緒で引き受けます。さらに、実は育休前の1カ月間も、みほの仕事を肩代わりしていたことが判明……。かおりさんはみほのせいで、不眠不休の苦しみを味わわされたのかと激怒しました。いちろうは心から謝罪しますが、直後かおりさんは倒れて入院することに。事情を知ったかおりさんの両親は驚き、かおりさんのお父さんはいちろうのもとを訪ねます。突然のワンオペでこはるのお世話に手を焼くいちろうでしたが、お父さんが代わると、こはるはすんなり寝つきました。いちろうは男性が育児をするのが珍しい時代でも、お父さんは子育てに向き合ってきたのだと気づきます。 義父と息子の思い夫は自分のせいで私が倒れてしまったことを父に謝罪したようです。父は夫に理解を示すも、ひとつだけ言いたいことがあると口を開いて……。 かおりさんのお父さんは、仕事を肩代わりするということは、自分や頼んできた女性社員、会社にとっても有益なことは何もないと諭します。 そして万が一いちろうがよこしまな考えを持っているのなら、そのときは黙っていられないと告げました。 いちろうはそんな気持ちは一切ないと断言し、もう遅いかもしれないけど、これからは家族のために生きていきたいと打ち明けます。するとお父さんは、いちろうが結婚の挨拶にきたときのことを覚えているか問いかけました。 いちろうはお父さんが結婚を認める際に、円滑な結婚生活のために考えることはたったひとつ、「相手を幸せにすること」と言ったことを思い出します。 そして、今ならその意味がわかると、育児に向き合う覚悟を決めるのでした。 いろいろ選択を間違ってしまったいちろうですが、家族を思いやる気持ちは本物だったようです。しっかりもののかおりさんがいることへの安心感や、家族が増えて気が大きくなったことで、本当に守るべきものを見失っていたのかもしれませんね。かおりさんのお父さんが伝えた言葉を思い返し、心を入れ替えて再スタートできるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月31日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで1カ月先延ばしに。さらにその間、いちろうは仕事が忙しいとろくに帰宅もせず、かおりさんに育児を丸投げしていました。いちろうはその後反省しますが、育休中にも関わらず後輩社員・みほの仕事をかおりさんに内緒で引き受けます。さらに、実は育休前の1カ月間も、みほの仕事を肩代わりしていたことが判明したのです……。かおりさんはみほのせいで、不眠不休の苦しみを味わわされたのかと激怒しました。いちろうは心から謝罪しますが、直後かおりさんは倒れて入院することに。いちろうは娘の世話があるため自宅に残り、自営業でお店をしているかおりさんの両親に連絡します。かおりさんの両親は病院に駆けつけますが、かおりさんのお父さんは、娘の無事を確認すると「仕事に戻る」と言い病室を後にしました。 お父さんが向かった先は…?私は戻ると言った父を冷たいと思いましたが、母は「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」と言います。 かおりさんのお父さんは、お母さんの予想通りいちろうのもとを訪れます。 ワンオペでこはるに手を焼くいちろうを見たお父さんは、「ちょっと代わってもらえるか?」と言いました。 いちろうがしぶしぶこはるを委ねると、なんとこはるはすぐにすやすやと寝ついたのです。いちろうはお父さんも昔はイクメンだったのかと感動し、その後かおりさんに無理させたことを謝罪しました。 お父さんはいちろうに理解を示しますが、ひとつだけ言いたいことがあると発言。鬼気迫る表情で「仕事を舐めるな……!!」と言い放ったのでした。 突然のワンオペ育児に慌てふためくいちろうさんでしたが、かおりさんのお父さんの訪問によって救われました。泣く赤子をすんなり寝かしつけられることから、かおりさんのお父さんが昔からしっかり子どものお世話をしてきたことが伺えますよね。 かおりさんのお父さんが若いころは、まだ男性が育児をすることは珍しかったはず。そんな世間の風潮に流されず、子育てに向き合ってきたお父さんからは学べるものが多くあるのではないでしょうか。身近に育児の先輩がいてくれることほど心強いものはありません。かおりさんのお父さんに会ったことで、いちろうの意識もいい方向に変わったらいいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月30日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。いちろうは育休中にも関わらず、会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。さらに育休前の1カ月間、引継ぎが忙しいという理由で会社に寝泊まりしていたときも、実はみほの仕事を肩代わりしていたことが判明。かおりさんは産後の妻子よりみほを優先したいちろうに激怒しますが、直後に体に痛みが走り、救急搬送されることになりました。 娘のことお願いね…!私は病院に運ばれながら、自分のことよりも家に残される娘のことが心配でたまりませんでした……。 いちろうはかおりさんの実家の食堂に連絡し、かおりさんが倒れたことを報告します。 両親が病院に駆けつけると、かおりさんの痛みは治まっていました。医師によると、倒れた原因はストレスによるものだったようです。 かおりさんは両親に事情を伝え、現在はいちろうがワンオペでこはるを見ていると心配そうに話しました。 「じゃあ私は店に戻る」 するとかおりさんのお父さんは、店があるからと帰宅。 ちょっと冷たいと感じるかおりさんでしたが、かおりさんのお母さんは「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」とつぶやきます。続けて、自分たちにとってかおりさんは、いつまでも大切な娘だと伝えるのでした。 倒れたことをきっかけに、両親の愛情を再確認したかおりさん。子どもは何よりかけがえのない存在ですが、自分の両親にとってもそれは同じこと。 育児に奮闘するあまりつい自分のことは後まわしにしてしまいがちですが、両親を悲しませないためにもどこかに頼ったり、手を抜けるところは手を抜いたりと、自分のことを労わってあげられるといいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月29日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。しかし、そのことがかおりさんにバレてしまい夫婦喧嘩に発展。いちろうは正直に謝ったものの、育休取得の1カ月前からいちろうが会社に寝泊まりしていた原因がみほの仕事を肩代わりしたためだったことが判明します。 あのときの苦労は何のため?夫は本当に反省したようで、泣きじゃくりながら土下座します。ですが私はそんな夫を冷ややかな目で見ることしかできず……。 かおりさんはいちろうが謝罪しても、女子社員をラクさせるために自分が苦しんでいたのかと納得できませんでした。いちろうが不在の間、倒れそうになりながらも必死に耐えてきたのはいちろうを信じていたからと話します。 「もう無理!」かおりさんがそう言い放ったとき、事態は急変。突然かおりさんの体に激痛が走り、その場に座り込んでしまいました。いちろうは救急車を呼ぶも、こはるが起きてしまいあたふた。 そんな中、自分の体よりも真っ先にこはるを心配するかおりさんに、いちろうは心を打たれるのでした。 限界がきていたかおりさんは、ついに救急搬送されることに。産後から休むことなく育児をおこなっていたため、自分が思っている以上に体に負担がかかっていたのでしょう。 それに加え、夫の裏切りが判明したとなれば大きなストレスを受けたはず。いちろうさんはようやく家族と向き合えるようになりましたが、今回のような事態が起こるもっと前に気づくべきではなかったでしょうか。いちろうさんにとって本当のワンオペ育児が始まります。かおりさんに「安心して任せられる」と思ってもらえるように頑張ってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月28日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。しかし、そのことがかおりさんにバレてしまい夫婦喧嘩に発展。いちろうは正直に謝ったものの、かおりさんは、育休取得の1カ月前からいちろうが会社に寝泊まりしていた原因もみほの仕事を肩代わりしたためではないかと疑念を抱きます。 まさか、後輩を優先したの?私は夫に、出産直後の妻子より、後輩の女子社員を優先したのかと問いました。 ※「終っちゃう」→「終わっちゃう」 いちろうはかおりさんに問われたとおり、みほの仕事を肩代わりしており、正直に話すべきか葛藤しました。嘘をついて人手不足だったことにしようとしたとき、こはるの声が。 いちろうはこはるをお世話した日々を思い返すと我に返り、大泣きしながら土下座。みほの力になりたかったこと、育休で迷惑をかける穴埋めになると思ったことを、ありのままかおりさんに伝えました。 わが子の寝顔を見て、嘘をつくのをやめたいちろう。子どもの前では正直な人間でありたいと、父親の自覚が芽生えたのかもしれませんね。 もちろん最初から家族に向き合っていれば、こんなことにはならなかったでしょう。しかしここで嘘をついていたら、いちろうも成長できなかったはず。ここはしっかり反省して、今後に生かしてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月27日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられて育休中にも関わらず面倒な仕事を引き受けました。かおりさんにバレないように仕事をしますが、育児と両立することは想像よりも困難。そんな中かおりさんは顔見知りの親子から、いちろうとみほが密会していたことを聞きます。かおりさんは激怒して問い詰め、いちろうは正直にすべてを話しました。 結局何もわかってない夫夫はこの期に及んで、会社の後輩はいい子だと庇います。私は育休中の人間に仕事を押しつける時点で、その後輩の人間性は終わってるのではと伝えました。 ※「貯まって」→「溜まって」 そもそも仕事をする余裕があると思ったのかと問うかおりさんに、いちろうは「十分うまくまわっている」と答えます。 その答えに呆れたかおりさんは、自分がギリギリまで無理をしている状態で、もし倒れでもしたらどうするのかと泣き叫びました。 いちろうは心から謝罪し、「これで最後にしようと思ってたんだ」と弁解。しかしかおりさんは、「これで最後にするってどういう意味……!?」といちろうのひと言を聞き逃しませんでした。 「まさか……その女の仕事を手伝ってたなんて言わないよね……?」そして、いちろうが育休に入る前の1カ月帰宅すらしなかったのは、後輩のためだったのかと問いかけるのでした。 育児は順調で家庭はすでにうまくまわせていると勘違いしていたいちろうさん。あれだけ育児の大変さを痛感したはずなのに、余裕があると思えるのはまだまだ意識が足りていないのではないでしょうか。 かおりさんが出したSOSも、夫であるいちろうに届かなければ意味がありませんよね。みなさんは、いっぱいいっぱいな状態になってしまった際、どのように対処していますか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月25日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられて育休中にも関わらず面倒な仕事を引き受けました。しかし仕事は想像よりも大変で、育児と両立することが困難に。何も知らないかおりさんはげっそりするいちろうを心配しますが、偶然公園で出会った顔見知りの親子から、いちろうとみほが密会していたことを知らされます。 その女って、誰?私は親子から、夫が女性と密会していたときのことを詳しく聞き出しました。 ※「終って」→「終わって」 かおりさんがいちろうの秘密を知ってしまったころ、いちろうは自分の調子にのってしまう性格が家族にまで迷惑をかけていると反省していました。 もう二度とみほから仕事を引き受けないと決意したとき、かおりさんが帰宅。 しかしかおりさんは本気で怒ったときに浮かべる笑顔をしており、いちろうは秘密がバレたことを察します。こはるが寝たあと、かおりさんは理由によっては即離婚もあり得るといちろうに尋問を開始。いちろうは正直に話すもこの期に及んでみほを庇い、かおりさんは育休中の人に仕事を押しつける時点でみほの人間性は終わってると言い放つのでした。 家族に迷惑をかけたことを反省するいちろうでしたが、時すでに遅し。かおりさんからすれば、もうこの時点でアウトですよね。育休中に仕事を引き受けることは家族に負担がかかるだけでなく、仕事が完成しなければ会社にも迷惑がかかってしまうでしょう。浮気でなかったとしても、いちろうが今優先すべきは妻子のはず。無責任なやさしさは関わる人の信頼を失ってしまうこともあると気づけるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月24日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは、育休に入ったいちろうに3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると宣言。スパルタ指導を開始しました。最初は余裕ぶっていたいちろうでしたが、かおりさんの教育や公園で出会った育児中のパパに影響され、育児の大変さを痛感し育児と向き合い始めます。かおりさんはそんないちろうを評価し、今後も家族を続けていくと結論を出しました。すっかり元気をとり戻したいちろうでしたが、会社の後輩・みほの口車に乗せられ、面倒な仕事を引き受けることに……。 もしかして何か隠してる?私はこのとき、夫が隠れて仕事をしているとは知りませんでした。 ※「やちゃおう」→「やっちゃおう」 いちろうは育児のスキマ時間に仕事を進めようとしました。しかし、会社の後輩・みほはまったく手をつけていない仕事をいちろうに丸投げしており、育児との両立はかなり厳しくなることが判明。 仕事も育児も抱え込むことになったいちろうは、顔色を悪くして家事もおろそかになっていきます。そんないちろうを心配していたかおりさんは、こはると散歩に出かけた先で、以前いちろうが知り合ったパパとその子どもに遭遇。 親子はいちろうがみほと会っていたところを目撃しており、いちろうの秘密は予期せぬところでかおりさんにバレてしまいました。 かおりさんに愛想を尽かされたくないがために、仕事も育児も抱え込んだいちろう。しかし、その判断がさらに状況を悪化させてしまいました。いちろうさんを信じようと決めたかおりさんにとっては、不信感を持つきっかけになるかもしれません。しかし、許してもらえなかったとしても、ここは素直に過ちを認め、かおりさんにすべて打ち明けたほうがいいかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月23日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始しました。いちろうは余裕ぶっていましたが、育児の大変さに圧倒されてヘトヘト。しかし公園にいた育児中のパパ・佐山さんに、子育ての秘訣は「妻に寄り添うこと」と教わり、こはるのお風呂入れに勤しみます。 約束の日、妻が出した答えとは…私は愚痴をこぼしながらも育児に一生懸命な夫を見て、「実は育児に向いているのかも……?」と思うようになりました。 ※「お話しいいかな」→「お話いいかな」 3日間みっちり育児の基本を叩きこまれたいちろうは、すでにボロボロ。かおりさんはそんないちろうを評価し、「これからもよろしくお願いします」と結論を出しました。 いちろうはすっかり元気をとり戻し、これからも家族3人で仲良くやっていこうとしていた矢先……。いちろうの職場の後輩・みほから、どうしても会って話がしたいと連絡がありました。 数日後、みほはいちろうに会うなりイクメンだとおだて、プレゼンの資料づくりを代わりにやってほしいと泣き落とし。いちろうは面倒な仕事を引き受けるか迷いますが、「育児も仕事も両立できる」と判断し、結局承諾してしまうのでした……。 後輩・みほの口車に、まんまと乗ってしまったいちろう。せっかくかおりさんと和解したのに、育休中に仕事をするなんて本末転倒ですよね。後輩にいい顔するために引き受けた仕事は、家庭よりも大事なことなのでしょうか。 いちろうさんが経験したのは育児の序章にしかすぎません。育児に専念するためにもしっかりと断るか、せめて上司に相談してほしかったですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月21日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしになり、かおりさんはその間ワンオペ育児をすることに。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”になろうとしますが……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始。いちろうは余裕ぶっていましたが、初日から育児の大変さに圧倒されてヘトヘトでした。翌日、いちろうはかおりさんに頼まれてこはると公園へ。育児用ミルクの作り方がわからずピンチを迎えますが、公園にいた真のイクメンパパ・佐山さんに助けてもらいました。 師匠の教えをいざ実践!夫は公園で出会ったパパ・佐山さんを師匠と呼び、育児の極意は「妻に寄り添うこと」と教わったそうです。そんなことがあったとは知らない私は、張り切る夫に不安を覚えました。 ※「検診」→「健診」 育休3日目、前日の晩にこはるを寝かしつけながら寝落ちしたいちろうは飛び起きました。しかしすでにかおりさんが起きており、今回だけは許してもらえることに。 そしてこの日は、かおりさんからこはるをお風呂に入れる課題が出されます。 「いきなりワンオペはきつくない?」と嘆くいちろうでしたが、かおりさんに教わりながら慣れない手つきでお風呂に挑戦。こはるが笑うと「僕の洗い方好きだって」とうれしそうにしました。 かおりさんは何だかんだ言いながらも厳しい指導をこなしていくいちろうの姿に、「実は育児に向いているのかも……?」と思い直すのでした。 愚痴をこぼしながらでも、夫が前向きに育児にとり組んでくれるのは妻としてはうれしいですよね。初めは育児をなめていたいちろうも、やってみることで大変さを実感しつつある様子。 成長しようと努力する姿を見れば、少しくらい不手際があっても怒る気にならないものです。育児は簡単と決めつけず、お互いに相手の気持ちを尊重することが円満の秘訣なのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月20日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしになり、かおりさんはその間ワンオペ育児をすることに。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”になろうとしますが……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始しました。いちろうは余裕ぶっていましたが、初日から育児の大変さに圧倒されてヘトヘト。しかし翌日、いちろうがこはるを抱っこして散歩へいくと、近所の人に「イクメン」だと褒められます。かおりさんはいちろうが褒められることに納得いきませんが、当の本人はドヤ顔なのでした。 公園のパパ友との出会い私が買い物にいっている間、育児用ミルクの作り方すら知らない夫はピンチを迎えていました。そこで、近くにいた子どものお世話をバリバリこなすパパに声をかけることにしたようです。 いちろうが声をかけたパパは、こはるの月齢を聞くと育児用ミルクの作り方を手慣れた様子で教えてくれました。名前を聞くと、佐山さんとのこと。いちろうは子ども2人を連れて完璧に育児をこなす佐山さんに感動し、「イクメンの師匠」として極意を教えてほしいと頼み込みます。 いちろうの熱意に根負けした佐山さんは、日ごろかから意識しているのは「妻の気持ちに寄り添うこと」だと話しました。いちろうは佐山さんの言葉に衝撃が走り、すぐに調子に乗ってしまう自分に反省。 これからはかおりさんの気持ちに寄り添おうと意気込むいちろうに、買い物を終えたかおりさんは「何かあった?」とうれしさより不安が勝るのでした。 公園で出会った真のイクメン佐山さんに、妻に寄り添うことが大切だと教わったいちろうさん。育児用ミルクの作り方を聞いたり、向上心のある質問をしたりと、いちろうさんなりに頑張っていますね。ただ、本人も自覚しているように、調子に乗ってしまうことがたまにキズ……。せっかく佐山さんにもらったアドバイスを大切に、これからはかおりさんに寄り添った言動ができるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月19日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしになり、かおりさんはその間ワンオペ育児をすることに。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”になろうとしますが……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始しました。いちろうは余裕ぶっていましたが、育児の大変さに圧倒されます。そしてこはるが寝てようやくひと息つけたとき、かおりさんは一瞬意識が飛びました。 イクメンって…何?私は失神しかけ、このままじゃ自分の体がもたないと痛感。夫にもっと厳しく指導して、早く育児を習得してもらう必要がありました。 ※「検診」→「健診」 育休初日にほとんど寝られなかったいちろうは「もしかして育児ってキツいのでは?」と思い始めます。しかし休む間もなく、かおりさんに頼まれてこはるを公園で散歩させることに。 抱っこ紐の存在すら知らなかったいちろうですが、通りすがりの女性に「イクメン」と褒められてドヤ顔。かおりさんは育児を始めてまだ1日しか経っていないいちろうが褒められていることに納得いきませんでした。 女性に褒められ、すっかり育児をこなせる気になったいちろう。かおりさんと別れてこはるに育児用ミルクをあげる時間がくると、作り方がわからず困惑します……。かおりさんの説明も聞き流しており、調べようにもスマホは充電切れでした。 そこでいちろうは同じ公園にいた、テキパキと育児をこなすパパに、恥を忍んで育児用ミルクの作り方を尋ねるのでした。 いちろうさんが子どもを抱っこしているだけで、イクメンと褒められることに納得できなかったかおりさん。たしかに自分たちの子どもを育てているのに、パパだけが過剰に褒められるのは違和感を覚えますよね。「ママだから」「パパだから」ではなく、夫婦で一緒に育児をする世の中が当たり前になればいいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月18日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”として立ちまわります。しかし無知で空回りするいちろうに、かおりさんは3日間で育児ができる人間にすると決意。3日後に変化がなければ実家に帰ると宣言し、いちろうはこれを「余裕でしょ」と受け入れました。しかし忙しく予期せぬ事態の連続に、いちろうはイライラ。最大の難関である寝かしつけにつまずき、「無理ゲーじゃん!」と愚痴をこぼしました。 その自信はどこから!?夫が「寝かしつけのやり方を教えて」と頼み込んできたので、やってみせたところ……。 かおりさんは自分が習得した寝かしつけの方法をいちろうに伝授。ただし今回はたまたまうまくいっただけと釘を刺し、いちろうはいちろうなりのやり方を見つける必要があると伝えます。 しかしいちろうは「オッケ~♪」とまだ育児を甘くみている様子。かおりさんはいちろうが育児を学ぶ気があるのは感じつつも、幸先が不安になりました。 そしてようやく寝られると安心したとき、ふっと意識が遠のきます。失神しかけたかおりさんは、自分の限界がすぐそこまできていることに焦りを感じるのでした。 かおりさんが不眠不休でつかんだ寝かしつけのコツを、「簡単」とひと言で片づけるいちろうさん。簡単そうに見えても、その背景には少しでも休めるよう試行錯誤してきたかおりさんの努力があるはずです。 母親だって、誰もが育児は初めてのことだらけ。教えるのもひと苦労だということや、手とり足とり教えてもらえることのありがたみを、いちろうは今一度考えてみてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月17日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫のいちろうはすぐに育休に入るはずがいちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を取り戻すべく“イクメン”として立ちまわります。しかし無知で空回りするいちろうに、かおりさんはこはると自分の身の危険を察知。いちろうを3日間で育児ができる人間にすると決意し、3日後に変化がなければ実家に帰ると宣言しました。いちろうはこれを「余裕でしょ」と受け入れたのですが……。 育児の大変さ、理解した?私は深夜爆睡するいちろうを叩き起こし、隣で泣いている娘の世話を1から100まで指導しました。夫は思い通りにいかないことの連続に、必死についてきているようですが……。 いちろうは育児に家事に、かおりさんが細かすぎると憤慨。はやくこはるを寝かしつけて、ご褒美にアイスを食べてやるとイライラします。 しかしいちろうは、最大の難関でもある寝かしつけの過酷さをまだ知らない様子。抱っこでこはるを寝かしつけ、ベッドに降ろすと起こしてしまうという現象を7回も繰り返しました。かおりさんに泣きつくいちろうは、そこで初めて「背中スイッチ」の存在を知ることに。絶対にこはるが寝る方法もないとわかり、「無理ゲーってことじゃん!」と文句が止まりません。 かおりさんはそんないちろうの発言を「うるせぇーー!」と一蹴。育児にはできないことはなく、ただただ難しいことが多いだけで何とかするのが親の役割だと諭します。 しかし育児をなめているいちろうは、育児くらいで弱音を吐くことにプライドが許せず、寝かしつけのやり方を教えてほしいとかおりさんに頼み込むのでした。 寝かしつけにつまずくいちろうさんは、ここでも育児を“こんなこと”呼ばわり。今のいちろうさんに大切なのは、育児を甘く見て完璧にこなすことに躍起になるのではなく、できないことは認めて夫婦で力を合わせていくことではないでしょうか。できるように努力するのはいいことですが、その前にひとりで育児をするのはとても大変なことなのだと早く気がついてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月16日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を取り戻すべく“イクメン”として立ちまわります。しかし内心では、育児が大変なのはかおりさんの要領が悪いせいだと思っていました。そして夜泣きで寝られないならと、晩酌セットやこはる用のお菓子を買ってきます。あまりに育児に無知ないちろうに、かおりさんは何とかしなければ自分の身がもたないと危機感を覚えるのでした。 もう私は容赦しない私は娘を守るためにも、夫を3日間で育児ができる人間にすると宣言。もし3日後に何も変わっていなければ、実家に帰ると条件をつけました。夫は「わかった!」と、返事だけはいいのですが……。 その日から、かおりさんはいちろうにスパルタ指導を開始。深夜こはるが泣いていたらいちろうを叩き起こし、おむつ交換から着替え、育児用ミルクのつくり方まで1から教えます。 いちろうも必死に言われた通りに育児をこなしていきますが、こはるのゲップを出すことに失敗。5分以上背中を叩いてもこはるはゲップが出ず、吐き戻してしまいました。 いちろうはどんなに親が頑張っても意味がない場合もあること、すぐに着替えや漬け置き洗濯などに対応しなければならないことなどを初めて経験。 そして、いちろうは「なんかもういろいろ……めんどくせぇ~!!」と、初日から育児の大変さを痛感するのでした。 最初は余裕しゃくしゃくのいちろうでしたが、やるべきことが多い育児にすでに音をあげる寸前。特に泣くことしかできない赤ちゃんの前では、何が正解なのかわからず余計に気が休まらないものです。 だからこそ夫婦で力をあわせる必要があるのですが、それをたったひとりでこなしていたかおりさんの苦労をようやく知れたのではないでしょうか。いちろうがこれを機に、考え方を改めてくれることを願うばかりですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月15日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。いちろうは育休までの1カ月間、後輩のみほの仕事まで引き受けて家庭を放置。怒ったかおりさんに挽回のチャンスがほしいと謝罪しますが、心では育児が大変なのはかおりさんの要領が悪いせいだと思っていました。その後いちろうは後輩のみほに励まされて謎の自信をつけ、夜泣きで寝られないなら晩酌すればいいと、お酒や子ども用のお菓子を買ってきたのです。 それ本気で言ってるの?ドヤ顔で晩酌セットやお菓子を広げる夫を見て、私は言葉を失いました……。 ※アルコールは赤ちゃんへの影響だけでなく、母乳の分泌にも影響を及ぼすと言われています。授乳中の飲酒は控えるようにしましょう。 いちろうが買ってきたモノにかおりさんは驚愕。生後1カ月のこはるがお菓子を食べられるわけがなく、お酒も赤ちゃんにお乳をあげる期間中は飲めないと激怒しました。 そして、かおりさんはいちろうを野放しにしていたら自分の身が持たないと痛感し、3日でいちろうを育児ができる人間にすると決意。いちろうが3日経っても変わらなければ実家に帰ると宣言し、かおりさんが実家に帰ることになれば、いちろうは必要なくなると告げました。 しかしいちろうは「そこまでのこと?」と軽く受け止め、余裕ぶってかおりさんの言う通りに育児を教わることにしたのでした。 かおりさんが本気で怒っても、まだ何がいけないのか理解できていない様子のいちろうさん。自分のミスは育児の知識がなかっただけと楽観的ですが、かおりさんは誰かに教えてもらう時間もなく、この1カ月ひとりで頑張ってきました。いちろうさんはそれがどれだけ不安でつらいことだったのかがまだ想像できないのでしょう。いちろうさんに与えられた3日間。かおりさんと娘さんと暮らすこれからの人生がかかっているという危機感も持って頑張ってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月14日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。いちろうは育休まで早く帰宅すると言ったにもかかわらず、後輩のみほの仕事まで引き受け会社に泊まり込み、かおりさんとこはるを放置します。育休を目前にようやく帰宅しますが、かおりさんは「もう信頼できない」と激怒。いちろうは「挽回のチャンスがほしい」と謝罪しますが、心の中では育児が大変なのはかおりさんの要領が悪いせいだと思っていました。 夫のお世話までできません!私は久しぶりに帰宅した夫に、今まで脱ぎ散らかしていた洗濯物を洗うように指示をしました。 ※アルコールは赤ちゃんへの影響だけでなく、母乳の分泌にも影響を及ぼすと言われています。授乳中の飲酒は控えるようにしましょう。 こはるが起きないように「今すぐ洗濯して」とかおりさんに言われ、いちろうはコインランドリーに来ました。しかしいちろうは、なんで自分がわざわざそこまでする必要があるのかと憤慨。 すると職場の後輩のみほからメッセージがあり、いちろうはかおりさんの愚痴を送ります。みほは愚痴を受け入れてやさしい言葉を返し、いちろうはすっかり元気に。 その後いちろうはテンション高めに帰宅したかと思えば、「じゃ~ん! 晩酌セット~!」と、かおりさんに買ってきたお酒を披露。 かおりさんはいちろうの非常識すぎる行動に、開いた口が塞がらないのでした。 後輩みほの甘い言葉を真に受け、自分はイクメンという自信をとり戻したいちろう。しかし何も知らない後輩の言葉よりも、かおりさんが真剣に訴えた育児の大変さに向き合うべきではないでしょうか。 晩酌セットもかおりさんを喜ばせたいという気持ちからなのかもしれませんが、本当に家族のことを想うなら、まずは少しでも早く帰宅してできることを率先しておこなうなど行動で示してほしいと思ってしまいますよね。少しずつかおりさんの負担を減らせるように頑張ってほしいと思いますが、みなさんは、育児中パートナーにしてもらって助かったことは何ですか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月13日かおりさんは生まれたばかりの娘・こはると、夫・いちろうの3人暮らし。しかしかおりさんは、出産してすぐワンオペ育児をすることになります……。かおりさんの出産に合わせて育休をとるはずだったいちろうは、まさかの申請する日程をミス。その後も、早く帰宅すると言ったのに余計な仕事を増やしては連日遅く帰宅し、しまいには会社に寝泊まりして帰ってこなくなりました。久しぶりに帰宅したいちろうに、かおりさんは「何しに来たの?」と怒りをあらわに。いちろうは土下座し、「挽回のチャンスがほしい」と謝罪します。 もう簡単には信頼できない私は夫に、自分は一生許せないかもしれないけど、娘には信頼できる父親が必要だと伝えます。そして、私は数日ぶりに落ち着いてシャワーに入れました。 いちろうは怒ったかおりさんを思い返し、「育児ってホントにそんな大変なのかなぁ?」と疑問に。 赤ちゃんが寝ている間、自分の時間はとり放題で、産後のダメージも病気ではないのだから、かおりさんの要領が悪いだけでは? という考えが頭をよぎります。そしてかおりさんがシャワーからあがると、「今夜はゆっくり家族みんなで寝よう」と提案しました。 かおりさんは育児のことを何もわかっていないいちろうに、新生児にはつきっきりのお世話が必要だと説明。それでも「大げさ」と感じるいちろうに、かおりさんは連日脱ぎ捨てていた大量の洗濯物を、自分で洗うよう指示するのでした。 かおりさんがワンオペで追い詰められている現状を知っても、育児の大変さを実感できないいちろう。どんなに言葉で伝えてものれんに腕押し状態では、実際にやってみてもらうしか理解してもらう方法がありませんよね。 反省した素振りを見せられても「育児はラク」という認識を改めてもらわないことには、夫婦関係の溝がどんどん深まるだけではないでしょうか。みなさんは、夫婦間での認識の差があると感じたとき、どのような対策をとっていますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月12日かおりさんは生まれたばかりの娘・こはると、夫・いちろうの3人暮らし。しかしかおりさんは、出産してすぐワンオペ育児をすることになり……。かおりさんの出産に合わせて育休をとるはずだったいちろうは、まさかの申請する日程をミス。納得いかないかおりさんでしたが、いちろうは自分が早く帰宅すればなんとかなると軽くあしらいました。しかし、それからもいちろうは毎日遅く帰宅しては、脱いだ服やゴミを散乱させるだけでした。 父親なのに帰宅しないって?私は夫に我慢の限界! 次こそ文句を言おうと決めました。しかし夫は、ついに帰宅すらしなくなります。※「貯まって」→「溜まって」 ※「貯まって」→「溜まって」 いちろうは会社に寝泊まりし、かおりさんには育休前の引継ぎのためと説明します。しかし実際は、後輩のみほの仕事まで手伝っていました。 数日後、久しぶりに帰宅したいちろう。かおりさんはボロボロの姿で、「家族を平気で捨てる人には、もうこはるに触れてほしくない」と伝えます。いちろうはそんなかおりさんを見て、「挽回のチャンスがほしい」と土下座。 かおりさんは自分がいちろうを信じることは難しくても、こはるにとっては信頼できる父親が必要だと諭します。そしてこはるをいちろうに預け、数日ぶりにゆっくりシャワーを浴びることができたのでした。 産後間もないかおりさんと新生児のこはるが待つ家に帰らず、仕事に精を出すいちろう。育休期間に仕事ができないことに負い目を感じることは理解できますが、今のかおりさんを支えられるのは夫だけ。かおりさんは後にも先にも、今この瞬間にいちろうに家に居てほしかったはずですよね。妻の失った信頼をとり戻すのは簡単ではないと思いますが、頑張ってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月11日かおりさんは生まれたばかりの娘・こはると、夫・いちろうの3人暮らし。しかしかおりさんは、出産してすぐワンオペ育児をすることになり……。 こんなはずじゃなかったのに!私は愛する娘を出産してからというもの、ほぼ毎日不眠不休で育児をしていました。本当なら、夫も居てくれるはずだったのですが……。 かおりさんはこはるを出産し、数日間は実母が助っ人にきてくれていました。しかし実家は食堂を経営しており、そう長くは居られません。そこで夫のいちろうが3カ月の育休を取り、夫婦で乗り切る計画でした。 実母が帰宅し、いよいよ明日から育休期間だと安心していたかおりさん。しかし、いちろうは「育休って1カ月後からでしょ?」とまさかの発言。 なんといちろうはかおりさんが出産前に何度も日にちを指定していたにも関わらず、違う日に育休を申請していたのです。 しかもいちろうは「まぁなんとかなるっしょ!」と悪びれる様子もなく、しまいには「なんたって僕はイクメンだからねっ!!」と自信満々。 ところが2週間経ってもいちろうが早く帰宅することはなく、連日服やゴミを散らかしっぱなしに。そしてとうとう、いちろうは帰宅すらしなくなっていったのでした。 産後間もない体で、いきなりワンオペ育児をすることになったかおりさん。いちろうが育休の開始日を間違えたこともですが、その後の生活態度や発言にモヤっとした方もいるのではないでしょうか。また「夫が育休をとってくれる」という気持ちで、今までのワンオペ育児を頑張ってきたかおりさんの気持ちを考えると、愕然としてしまいますよね。ワンオペ育児が再開することになったかおりさん。産後間も無く心身ともにつらい時期だと思いますが、無理をせず、周りに頼りながら赤ちゃんだけでなく自分の心や体にも目を向けて過ごしてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月10日『プー あくまのくまさん』の続編『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』(原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2)が今夏、全国公開されることが決定した。昨年6月に日本で公開し大きな話題となった前作『プー あくまのくまさん』(2023年)。原作「Winnie-the-Pooh」(1926年発表)の著作権保護期間が各国で相次いで終了し、パブリックドメイン化したことでホラー実写化された。前作に続き、リース・フレイク=ウォーターフィールドがメガホンを取り、前作でプロデューサーとして参加したスコット・チェンバースが本作では主演・製作を兼務。さらに、『サマー・オブ・84』の脚本家マット・レスリーが本作の脚本を担当した。また、『アマデウス』や『恋におちたシェイクスピア』など数多くのヒット作で知られる英ベテラン俳優サイモン・キャロウが出演、スタッフ・キャスト陣ともに前作から大幅にパワーアップしている。公開決定と併せてこの度、場面カットも解禁。焚火の前でウッドチェアに座るプーの姿が捉えられている。表情までは見えないが何か良からぬことを考えているような空気を漂わせている。本作の“じゃあくななかまたち”はどんなに凶暴で、悲惨な物語になるのか…。続報に注目だ。『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』は、夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月27日全国10都市にて開催される日本初演の新作ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」が4月27日からついに開幕。日本初となる本公演は、A.A.ミルンの原作とクラシカルなディズニーの長編アニメーションの流れを組んだ作品となっており、等身大のパペットを役者たちが操り、素敵なセット、新旧の愛すべき音楽によって、100 エーカーの森にこれまでにないいのちを吹き込む。2024年4月26日には、ゲネプロが行われ、くまのプーさんの魅力たっぷりの物語が公開された。©️DISNEY 撮影/鈴木健太本作は、ディズニーの人気者、くまのプーと仲間たち(ピグレット、ティガー、イーヨー、カンガ、ルー、ラビット、オウル)、クリストファー・ロビンが四季をめぐって楽しい冒険をするまったく新しいストーリー。日本公演では、日本人キャストがパペットを巧みに扱い演じ、歌う。このショーは、ロックフェラー・プロダクションズとディズニーシアトリカル・グループが共同で制作した。2021年にニューヨーク市のシアターロウで世界初演。「とても心地よく魅力的」(タイムアウト)と「魅力的なパペットたちによる、新しくて楽しい舞台」(エンターテインメント・ウィークリー)などと海外のメディアが絶賛。ニューヨークの後、ショーはシカゴで上演され、その後全米ツアーが開催。2023年3月には、英国デビューを果たし、その後、全英ツアー、オーストラリア公演、オランダ/ベルギー公演と上演地は広がっている。会場に入ると、入口には「くまのプーさん」グッズが並び、ホワイエにはフォトスポットが設置されていて、ショーが始まる前からゲストたちの気分を盛り上げる。ステージには、100エーカーの森を見事に再現。ステージには夢いっぱいのセットが並び、一気に物語に引き込まれる。映画でもおなじみの「くまのプーさん」のメインテーマ曲が流れると、ステージにはプーさんが登場だ。非常に細やかなプーさんの動きに“本物”が目の前にいることを感じて胸が踊る。そこにピグレットやルー、イーヨーといった仲間たちが次々と現れ、まるで自分も100エーカーの森に遊びに来たかのような気分になれた。物語は、ある秋の日からスタート。ハチミツを探してミツバチを追いかけていたプーさんとピグレットだが、なかなか見つからない。そうこうする内に少しずつ風が冷たくなり、景色は雪で覆われていく。すると、新しいお友達の“冬さん”を探し始めるプーさんたち。そうして、四季を通してプーさんたちが冒険をする姿が展開する。©️DISNEY 撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太なんといっても、プーさんとその仲間たちのかわいらしさに終始心が暖かくなる本作。ステージで動いて話しているときはもちろん、話をしていない時の仕草までかわいらしい。プーさんが何を考えているのか、動きからその心情をしっかりと読み取ることができ、プーさんたちに寄り添って物語を楽しめた。そして、「人と違うことはいいことだよ!」「何かを失くすということは新しい何かを見つけられるかもしれないこと」など、劇中のあちこちで飛び出すプーさんの言葉の数々が心に刺さる。そういう意味でも、子どもたちはもちろん、大人にも心に響く作品となっていた。今回の公演では、カーテンコールでの撮影がOKなので、ぜひその愛らしい姿をそれぞれのカメラにも収めてもらいたい。さらに、もっともっとプーさんたちとお近づきになりたい方には、VIB席がおすすめ。公演終了後に、ステージ上でプーさんと仲間たちとの記念撮影ができるので、忘れられない思い出になることだろう。©️DISNEY 撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太<公演概要>公演名:新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』チケット:VIB席(Very Important Bear Seat):9,500円(「Very Important Bear Seat」:終演後にステージ上でプーと仲間たちとの記念撮影を含む素敵な特典付き!)S席:5,500円、A席:3,500円(税込・全席指定)公式ホームページ: 公式X:@PoohShowJapan公式Insragram:poohshowjapan<全国開催日程>※各地の開演時間は公式サイトにてご確認ください。東京公演:4/27-5/6日本橋三井ホール愛知公演:5/11-12 岡崎市民会館あおいホール千葉公演:5/18-19 松戸市民会館大阪公演:5/23-26 クールジャパンパーク大阪TTホール埼玉公演:6/1-6/2 上尾市文化センター大ホール宮城公演:6/8-9 多賀城市民会館大ホール神奈川公演:6/15-16 相模原市民会館ホール福岡公演:6/22-23 キャナルシティ劇場広島公演:7/6-7 広島国際会議場フェニックスホール静岡公演:7/13-14 静岡市民文化会館キャスト:くまのプーさん横山達夫養田陸矢岩田大輝ピグレット/ルー 新田恵海石橋佑果ティガー風間由次郎伊藤広祥イーヨー/オウル/ラビット 鈴木たけゆき深堀景介岩田大輝カンガ渡辺七海澤田美紀クリストファー・ロビン櫻井碧人村山董絃笹本旭脚本・演出:ジョナサン・ロックフェラー作詞作曲:シャーマン・ブラザーズ、A.A.ミルン追加作曲:ネイト・エドモンソン日本版演出補:岸本功喜翻訳:小島良太協力:三井不動産(東京公演)協賛:ディズニー★JCBカードジャパンツアー主催・企画製作:アークスインターナショナル製作:ジョナサン・ロックフェラープロデュース:ロックフェラー・プロダクションズ共同プロデュース:ディズニー・シアトリカル・プロダクションズ©️DISNEY撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太©️DISNEY 撮影/鈴木健太 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月26日宇多田ヒカルのデビュー25周年とベストアルバム『SCIENCE FICTION』の発売を記念した「25周年くまちゃんARサイト」がオープンした。このサイトではARの機能を使って、宇多田がこよなく愛するくまちゃんのナビゲートのもと、空にメッセージを描き、シェアすることができる。本企画のために宇多田ヒカルは新たに23体のくまちゃんを描き下ろしており、メッセージを描いた後に突然ワームホールから様々なくまちゃんが登場する。また、アルバムの表4デザインをマーカーにしたARくまちゃんコレクションや、7月から開催される全国ツアーの会場だけに現れるご当地くまちゃん、タイアップしている綾鷹くまちゃんなど、様々な企画を予定している。■宇多田ヒカル 25周年くまちゃんサイト:<リリース情報>宇多田ヒカル ベストアルバム『SCIENCE FICTION』発売中●完全生産限定盤:4,950円(税込)188mm角スペシャルデジパック。表1デザインはレンチキュラー仕様。アジロ綴じ36ページオールカラーブックレット(H186×W184.5㎜)が封入。2024年夏開催全国ツアーチケット特別受付シリアルコード封入宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』完全生産限定盤 外観●通常盤:4,400円(税込)2024年夏開催全国ツアーチケット特別受付シリアルコード封入宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』通常盤ジャケット【収録内容】■DISC11. Addicted To You (Re-Recording)2. First Love (2022 Mix)3. 花束を君に4. One Last Kiss5. SAKURA ドロップス (2024 Mix)6. あなた7. Can You Keep A Secret? (2024 Mix)8. 道9. Prisoner Of Love (2024 Mix)10. 光 (Re-Recording)11. Flavor Of Life -Ballad Version- (2024 Mix)12. Goodbye Happiness (2024 Mix)■DISC21. traveling (Re-Recording)2. Beautiful World (2024 Mix)3. Automatic (2024 Mix)4. 君に夢中5. 何色でもない花6. 初恋7. Time8. Letters (2024 Mix)9. BAD モード10. COLORS (2024 Mix)11. 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎12. Gold ~また逢う日まで~13. Electricity14. Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit) [Bonus Track]購入リンク:<ツアー情報>宇多田ヒカル『Hikaru Utada SCIENCE FICTION TOUR 2024』福岡・マリンメッセ福岡7月13日(土) 開場15:30 / 開演17:007月14日(日) 開場14:30 / 開演16:00愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA7月19日(金) 開場17:00 / 開演18:307月20日(土) 開場15:00 / 開演16:30埼玉・さいたまスーパーアリーナ7月24日(水) 開場17:00 / 開演18:307月25日(木) 開場17:00 / 開演18:30宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ7月30日(火) 開場17:30 / 開演18:307月31日(水) 開場17:30 / 開演18:30東京・国立代々木競技場第一体育館8月3日(土) 開場15:00 / 開演16:008月4日(日) 開場15:00 / 開演16:00大阪・大阪城ホール8月27日(火) 開場17:30 / 開演18:308月28日(水) 開場17:30 / 開演18:30神奈川・Kアリーナ横浜8月31日(土) 開場15:00 / 開演16:309月1日(日) 開場15:00 / 開演16:30※台北公演・香港公演の日時などの詳細は追って発表特設サイト:
2024年04月10日2024年1月9日、歌手の八代亜紀さんが73歳で亡くなっていたことが分かりました。訃報を受け、各界の著名人から悲しみの声が続々と寄せられる中、八代さんと親交のあった『あのキャラクター』もX(Twitter)で追悼のコメントを投稿しています。八代亜紀さんの訃報を受け、くまモンが追悼「歌でいつも熊本を盛り上げてくださった八代亜紀さん、ボクも色んなところでご一緒させてもらったモン」こう思い出を振り返ったのは、八代さんの出身地である熊本県PRマスコットキャラクターの、くまモン。夕暮れの山を見つめる姿とともに、亡き八代さんへの感謝の気持ちをこうつづっています。歌でいつも熊本を盛り上げてくださった八代亜紀さん、ボクも色んなところでご一緒させてもらったモン。想い出だけが行き過ぎる・・・。ありがとうございました。 pic.twitter.com/lJUPjGx4JT — くまモン【公式】 (@55_kumamon) January 9, 2024 「想い出だけが行き過ぎる」と、八代さんのヒット曲である『舟唄』の一節を交えて思い出をつづった、くまモン。熊本県八代市出身の八代さんとくまモンは、同県のつながりでたびたびイベントでの共演機会があり、八代さんは歌で地元を盛り上げていたといいます。2016年に発生した熊本地震の後、活動を停止していたくまモンが活動を再開した時には、涙を浮かべながら喜んでいた、八代さん。共演のたびにくまモンも八代さんから元気をもらっていたのでしょう。投稿には、そんな2人の姿を見ていた人たちから「さびしかね…」といった多くの声が寄せられています。・本当に悲しいね。昭和歌謡をずっと支えてきた人だよね。・熊本地震の直後に、熊本城でくまモンと一緒に歌ってみんなを元気づけてくれたことは忘れません。またあの歌声が生で聴けると思っていたのに…。・涙がポロリとこぼれます。八代亜紀さんは熊本県の誇りです!・一緒に熊本を盛り上げてくれたことは、ずっと忘れないよね。きっとお空から見守ってくれているよ!くまモンとともに故郷である熊本県を盛り上げ、元気づけた八代さん。その歌声は熊本県民をはじめ、多くの人々の心の中に響き続けています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月10日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が! レジャーシートはリサイクル店で買ったものでセレブ妻のユキは事の成り行きに興味津々。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行します。店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出ますが、100万をもらえばと言ってくるユキと、持ち主に返したいアカリさんは口論になり、ついにはケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも冷静に受け止めていました。100万のことも忘れかけていた2カ月後にフミエから連絡が入り、レジャーシートの持ち主はフミエの母の友人藤本さんのものだということが判明。3カ月前に亡くなったご主人が誤って、レジャーシートにお金を入れてしまっていたのでした。フミエの母が友人藤本さんから聞き出した話から、敷物に入れていた100万円がなくなっていて、藤本さんが使っていたときの写真を送ってもらうと、アカリさんがリサイクル店で購入した花柄のレジャーシートと同じもの! ずっと探していたお金の持ち主にようやくたどり着けたのでした。 無事にお金の持ち主にたどり着けてよかったーー アカリさんは藤本さん宅へ向かいました。藤本さんが出向いてもらったことを申し訳なく思っていますが、アカリさんは持ち主にお金を返せることをとてもうれしく思っていると答えます。 「リサイクル店に売ってるとは思いませんでした」藤本さんの夫は雑貨集めが趣味でしたが、物が増えたため整理をお願いしていてリサイクル店に売りに出したものの中に、誤ってレジャーシートに入れた100万円が紛れてしまったのだろうとのことでした。 まさかそれが戻ってくるなんてと藤本さんは感極まって涙を流し、あのお金は夫の永代供養費にするつもりだったと明かし、子どものいない2人はお墓を管理してくれる人がいないからと言います。これで主人も安心して休めると思うと感謝の気持ちでいっぱいの藤本さん。お金の持ち主のことを案じて探していたアカリさんも、思わずもらい泣きをしてしまうのでした。 ◇◇◇ 2カ月前に100万円を発見したときからずっと持ち主を探していたアカリさん。購入したリサイクル店に行けば持ち主にたどり着けると思っていたのに、簡単には見つからず警察に届けたあとはお金のことはすっかり忘れていました。 結果的には、フミエの母の友人藤本さんが持ち主だったということで、意外に身近なところに繋がりました。そう考えると、「因果応報」悪いことはできないものだと思わされる結末でしたよね。アカリさんは一貫して持ち主へのお金の返却を考えていましたが、もしユキの言う通りにしていたら、社会的責任は言うまでもなく、藤本さんとフミエの母との関係性だけでなく、アカリさんとフミエの絆にも影響していたところです。きちんとお金を返せたのは、アカリさん親子がお金を大切にし、人を思いやる気持ちが引き寄せたのかもしれません。アカリさんが思っていた通り、藤本さん夫婦にとってとても大切なお金だったのですから、無事に手元に返すことができて本当によかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年12月05日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が! レジャーシートはリサイクル店で買ったものでセレブ妻のユキは事の成り行きに興味津々。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行します。店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出ますが、100万をもらえばと言ってくるユキと、持ち主に返したいアカリさんは口論になり、ついにはケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも冷静に受け止めていました。100万のことも忘れかけていた2カ月後、フミエから電話がありーー。フミエからの電話はレジャーシートに入っていた100万の話で、ほぼこの人ではという人を見つけたと言うのです。話によると、フミエの母が友人藤本さんを久しぶりに見かけたので声をかけると、3カ月前に夫を亡くし、気分が落ち込んでいたとのこと。それだけでなく、敷物にしまっていたお金がなくなったということなのですがーー! 親友の母が見つけてくれた、100万の持ち主情報は本物? 藤本さん夫婦は夫の生前、お互いに何かあったときのために100万円を置いておいたのですが、そのお金がなくなったとのこと。防犯対策として隠していたのものの、亡くなった夫は認知症も少しあったので間違って捨て、その隠し先が遠足などで使う敷物の袋だったと言うのです! その話を聞いたフミエの母はピンときて、藤本さんにそのお金が戻るかもしれないと伝えたと話し、驚くアカリさんにフミエは藤本さんがその敷物を使ったときの写真があると言って送ってくれました。 アカリさんのスマホに届いた写真は、藤本さん夫婦がハイキングか何かで出かけたときのもので、2人が花柄の敷物を敷いてその上に座っているものでした。その花柄の敷物はまさにアカリさんがリサイクル店で買ったものと同じもので、100万円の持ち主は藤本さんということが判明したのです! ◇◇◇ アカリさんの話をフミエを通して聞いていた母は、100万という金額と敷物に入れていたという藤本さんの話を聞いてピンときました。アカリさんがずっと探し求めていた持ち主は、思わぬところで見つかったのです! 歌の歌詞にもありましたが、必死に探しているときには中々見つからず、いったんやめてみると見つかることは案外多いのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年12月04日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が! レジャーシートはリサイクル店で買ったものでセレブ妻のユキは事の成り行きに興味津々。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行します。店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出ますが、100万をもらえばと言ってくるユキと、持ち主に返したいアカリさんは口論になり、ついにはケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも冷静に受け止めていました。100万のことも忘れかけていた2カ月後、フミエから電話がありーー。フミエからの電話はレジャーシートに入っていた100万の話で、ほぼこの人ではという人を見つけたと言うのです。話によると、フミエの母が友人藤本さんを久しぶりに見かけたので声をかけると、思いがけない話が始まったと言い……。 夫婦で話し合っていたもしものときのお金の行方…… フミエの母が友人藤本さんに会えたのは久しぶりでしたが、見かけないうちにご主人を亡くしていました。夫が最近体調を崩していたため覚悟はしていたようですが、ショックが大きかったようです。 さらにもう1つ問題があって、家にあるはずのお金がなくなっていたと言います。そのお金は夫婦で話し合って、お互いに何かあったときにすぐ使えるようにと100万円を準備していました。フミエの母が泥棒?と心配しますが、防犯対策として隠していたのでその可能性は低いと言います。 ただ、夫は認知症も少しあったため、間違って捨てたのではと藤本さんは考えていました。フミエの母はいくらなんでも100万を誤って捨てないのではと言うのですが、遠足などで使う敷物の袋に入れていたと答えます。もしやそれはーー!! ◇◇◇ フミエの母の友人である藤本さんは夫の生前、夫婦でお互い何かあったときのためにと緊急のお金を準備していました。しかし、夫には少し認知症があったため、そのお金の行方がわからなくなってしまったということでした。これはもしかすると、結構あることなのではないでしょうか。事前にもしもの非常事態に備えておくことはとても大切なことですが、管理に問題があれば肝心なときに使えず、今回のようにパートナー先立たれてしまうと残された人はとても困ってしまいますよね。お金の準備とともに管理についても不安のない方法を話し合えるといいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年12月03日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が! レジャーシートはリサイクル店で買ったものですが、セレブ妻のユキは事の成り行きに興味津々。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行します。店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出ますが、100万をもらえばと言ってくるユキと、持ち主にお金を返したいアカリさんは口論になり、ついにはケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも仕方ないと冷静でした。そのフミエはパートとしてアカリさんの店で働いていました。アカリさん夫婦の営む定食屋はアカリさんの母が始めたお店。母は自分の代でお店を終わらせるつもりでしたが、今では常連さんで賑わい安くてうまいと評判です。アカリさんの夫が継いでくれたことに感謝していました。そこへ、フミエから電話がかかってくるのですがーー。 フミエの母の友人。会わないうちにいろいろあったようで フミエからの電話は2カ月前のレジャーシートから出てきた100万円の件でした。もう警察に届けたと言うと、なんと落とし主が見つかり、その人でほぼ間違いないと言うのです。 フミエの話によると、フミエの母が友人の藤本さんという女性を公園で見かけ、最近はあまり見かけなかったのでどうされたのかを尋ねたそうです。ベンチに腰掛けている藤本さんは、浮かない顔でいろいろあってねと答えると、ご主人が3カ月前に亡くなったと話します。 高齢で体調を崩していたので覚悟はあったものの、やはり気持ちは落ち込んだと言い、さらにもう1つ問題があって……と話が続くのですが、彼女が持ち主なのでしょうか? ◇◇◇ フミエの母は友人の藤本さんを久々に見かけます。それもそのはず、藤本さんは3カ月前に夫を亡くしたため、しばらく気持ちが落ち込んでいたと話します。フミエの母が60代ですから、藤本さんもおそらく近い年齢なのではないでしょうか。その年代になると病気などでもしもの事態も起こりやすくなります。今回のように、「お久しぶり」「最近はどう?」などの言葉をかける、気にかけるなどのちょっとした行動がとても重要になってきますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年12月02日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が! レジャーシートはリサイクル店で買ったものですが、今はセレブ妻となったユキは事の成り行きに興味津々です。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行。リサイクル店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出ますが、何度も100万をもらえばと言ってくるユキ。その度に、持ち主にお金を返したいアカリさんと口論になり、ついにはケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも、人が変わったのはさびしいけど仕方ないと冷静でした。一方のユキは息子や育児そっちのけでショッピングに夢中で夫から苦言を呈されますが意に介しません。アカリさん夫婦の定食屋は安くてうまいと人気で常連さんで大賑わい。さらに、なんとフミエが新人パートとして加わり、お客さんからの評判も上々です。フミエは離婚して地元に戻り、今は母と息子の3人暮らし。パート勤務していた母が体力的にきつそうなので代わりに自分が働きたいと相談。アカリさんは快諾し友と働けることを喜びます。そんな日常で100万のことはすっかり忘れられ、2カ月が経過していました。 一生懸命やってれば、幸せに生きる分だけのお金は貯まる…… アカリさん夫婦の営む「あかり屋」。今日もお客さんで繁盛した朝営業が終わり、夫が作ってくれたまかないをアカリさんの母も一緒にいただいていると、夫に対して母が店を継いでくれてよかったとしみじみ。 「このお店は私一代で終わらせるつもりだったのよ・・・」初代の店主である母は、女手ひとつでアカリさんを育てるために必死でしたがその道のりは大変なものでした。今は仕事の選択肢も多く、店の苦労を娘にはさせたくないと考えていたのです。 良いときもあれば、悪いときもあり、一生懸命やっていれば生きる分だけのお金は貯まる。これからも夫婦で頑張ってと、最後の感謝のような言葉にアカリさんが心配しますが、元気でまだまだ生きるわよと言って3人で大笑い。 そこへフミエからの電話で、レジャーシートのこと覚えてる?と聞かれ、警察へ届けたと答えると、なんと落とし主が見つかったと言うのですがーー!! ◇◇◇ アカリさん夫婦が経営する定食屋は、もとは母が始めたお店でした。夫を亡くし幼いアカリさんを育てながらのお店はさぞ苦労が多かったのではないでしょうか。そうして懸命に自分を育ててくれ、お店を守ってきた母の背中をずっと見てきたからこそ、アカリさんはお店を引き継いで盛り立てていきたいと思ったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年12月01日夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校から10年ぶりに会う親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQをすることに。庭でアカリさんが用意していたレジャーシートを広げると、何と100万円の札束が出てきました! レジャーシートはリサイクル店で買ったものですが、今はセレブ妻となったユキは事の成り行きに興味津々です。シートの持ち主を探すアカリさんについて行きたがり、リサイクル店だけでなく警察まで同行。リサイクル店では手がかりがつかめず、警察で遺失物として届け出の手続きをするのですが、何度も100万をもらえばと言ってくるユキ。その度に、持ち主にお金を返したいアカリさんと口論に。ついには自分は住む世界が違うと言い2人はケンカ別れに。後日もう1人の親友フミエに事の顛末を話すと驚きつつも、人が変わったのはさびしいけど仕方ないと冷静でした。一方のユキは相変わらずショッピング三昧ですが、夫から物申されーー。ユキは家事育児は自分がやることじゃない、自分は苦手だしお金もあるからプロに任せるべきという考えを夫にぶつけますが、夫からは息子の母親はユキだけで代わりはできない、よく考えるようにと言われるのでした。しかし、ショッピングがやめられないユキは買い物に出かけます。アカリさんと夫から言われた言葉が頭をかすめますが、自分の仕事は贅沢な暮らしを満喫することだと言い聞かせていました。 大繁盛のアカリさんのお店の新人はーー!! アカリさん夫婦のお店「あかり屋」。繁盛してお客さんでいっぱいの店内をアカリさんはテキパキと動き回ります。お客さんから安くてうまくて最高と声をかけられると、厨房の夫が大きな声でお礼を言い、とてもいい雰囲気です。 さらに常連さんから、良い新人さんが入ったねと言われますが、その新人はなんとフミエ。実は、先日のフミエの相談というのはこのこと。アカリさんのお店で働かせてほしいというフミエに理由を聞くと、離婚して地元に戻り母と息子の3人暮らしで、ずっと働いてきた母の体力を考えて休んでもらい、代わりに自分が働きたいということでした。どうかな?と聞かれて、ちょうどパートさんを探しているので大歓迎だと答え、一緒に働くことに。 親友と働けることを喜びながらの日々で、アカリさんはすっかり100万のことは忘れていき、2カ月もの月日が経過していました。 ◇◇◇ アカリさん夫婦の定食屋さんは、2人の努力や人柄などもあってとても繁盛していました。そこへフミエがパートとして新しく加わることに。この前の相談はこのことで、親思いのフミエは母の体力を考えて代わりに自分が働くことを決意。人手がほしかったアカリさんは快諾し、ともに働けることを喜んでいました。アカリさんとフミエ、どちらも親や人への気遣いをとても大切にしているのでこの申し出はお店にとっても、フミエ家族にとっても最良の結果ですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2023年11月27日