フマキラーは子どもの自然科学に対する探究心の向上と精神的な成長をサポートすることを目的に、webサイト「フマキッズこども研究所」を運営している。コンテンツ内では、今年で9回目となる「虫や植物とふれあうコンテスト」の作品募集も行っている。同サイトは子どものwebサイトとして2004年に公開開始。昆虫に関しての情報を豊富にそろえているほか、植物を上手に育てるポイント(植育)についても紹介。収穫した植物を使って「ものをつくること」(料理など)、「食べること」(食への興味など)、「学ぶこと」(写真を撮るなど)、「身体を動かすこと」(花壇づくり・畑仕事など)など、子どもたちが生活していくために必要な情報を随時アップしている。そのほか、毎年恒例となっている「夏休み自由研究のすすめ方」や「虫はかせに聞いてみよう」などのコンテンツも用意。クイズに答えながら虫や植物について学べる「フマキッズ検定」も好評のコンテンツのひとつとなっている。今年で第9回目を迎える「虫や植物とふれあうコンテスト」。”虫と植物を題材にした自由創作”というテーマを基に、「実験と研究」「作文」「音楽」「絵画」「工作」「緑のカーテン」の6部門に分けて募集する。募集対象は全国の小学生。応募者にはもれなく参加賞がプレゼントされるほか、「フマキラー大賞」「フマキッズ賞(部門賞)」 受賞者には賞状と副賞が贈られる。「フマキラー大賞」に選ばれると、1泊2日で行くフマキラー広島工場見学に招待される。応募締め切りは9月30日。なお、歴代の受賞作品などは、「フマキッズこども研究所」内コンテスト結果発表で閲覧できる。同研究所は9月2日まで、自然に触れ合いながら、いろいろな虫の生態について楽しく学べるスタンプラリーを開催している。場所は「ひるがの高原 牧歌の里」(岐阜県郡上市)、「ツインリンクもてぎ内ハローウッズの森」(栃木県芳賀郡)、「鈴鹿サーキット」(三重県鈴鹿市)。参加は無料だが、施設入場・駐車料が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日世界的な人気を誇る日本のアニメとマンガ。先日は”コミケ”と呼ばれるイベント「コミックマーケット」が開催され話題となったが、日本全国に多くのミュージアムも存在していることはご存じだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女936名に、行ってみたいアニメ・マンガミュージアムについて聞いてみた。Q.行ってみたいアニメ・マンガミュージアムを教えて下さい(複数回答)1位 三鷹の森ジブリ美術館(東京) 40.2%2位 藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川) 12.2%3位 ガンダムフロント東京(東京) 7.3%4位 横浜アンパンマンこどもミュージアム(神奈川) 3.2%5位 水木しげる記念館(鳥取) 2.9%■三鷹の森ジブリ美術館・「ラピュタのロボと写真を撮りたい」(28歳男性/食品・飲料/その他)・「定期的にそこでしか見られない短編アニメが上映されているから」(27歳男性/その他/その他)・「ジブリの世界が好きな事と、なかなかチケットがとりにくいという友人の話を聞いてから、ますます行きたくなりました」(23歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■藤子・F・不二雄ミュージアム・「ドラえもんが好きだから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)・「この人の作品は、ドラえもん以外にも素晴らしいものが沢山あると思うので、一度は行ってみたいと思います」(30歳女性/その他/その他)・「きれいなジャイアンが鎮座しているらしいので」(40歳男性/医療・福祉/専門職)■ガンダムフロント東京・「旦那がガンダムを好きなので、一緒にいってあげたい」(36歳女性/その他/その他)・「等身大ガンダムがみたいから」(36歳男性/人材派遣・人材紹介/技術職)・「ガンダムファンとしては行かないといけない」(29歳男性/商社・卸/その他)■横浜アンパンマンこどもミュージアム・「子どもがアンパンマン好きだから」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)・「グッズがかわいい、パンを買いたい」(30歳女性/建設・土木/技術職)・「アンパンマンは多くの人の正義の味方だから」(25歳女性/電機/技術職)■水木しげる記念館・「水木しげるさんも鬼太郎も好きなので」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「友達が行って楽しかったと言っていたから」(25歳女性/その他/その他)・「ゲゲゲの女房が好きだったから」(22歳女性/学生/その他)■番外編: 知らなかった人が多いかも?・「ちびまる子ちゃんランド(静岡): あるの知らなかったです! 是非行ってみたい! 」(25歳女性/学校・教育関連/その他)■総評1位は「三鷹の森ジブリ美術館」。ジブリファンの圧倒的な支持を獲得して「ネコバスに座りたい」「アニメの世界に入り込んだ気分になる」「以前行ったけど全然見たりなかったので」など、たくさんの意見が寄せられた。続いて2位は「藤子・F・不二雄ミュージアム」。こちらはドラえもんが好きだからという回答が圧倒的に多かった。ちなみに両ミュージアムはチケットは日時指定の予約制となっているので、行きたいと思った方は事前に確認しよう。3位は「ガンダムフロント東京」。こちら実物大のガンダム像を支持する声が多かった。4位は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」。お絵かき教室や人形劇などのイベントも豊富なので、子供を楽しませたいといった回答が多く寄せられた。そして5位は「水木しげる記念館」。鬼太郎が好きだからという回答はもちろん、夏だから妖怪を見てヒヤッとしたいという意見もあった。「三鷹の森ジブリ美術館」が最も支持された今回のアンケート。「トトロに会いたい」「メイの家に行きたい」「巨神兵に会いたい」などの意見も寄せられた。愛されるキャラクターを、これだけ多く生み出しているジブリの凄さを再認識する結果に。ちなみに「藤子・F・不二雄ミュージアム」には知的で凛々しいジャイアン像があるとの情報も。確かにアニメのジャイアンとは一味違う風貌なので、一見の価値あり、かもしれないぞ。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月2日~2012年8月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性402名 女性534名合計936名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日フマキラーは子どもの自然科学に対する探究心の向上と精神的な成長をサポートすることを目的に、webサイト「フマキッズこども研究所」を運営している。コンテンツ内では、今年で9回目となる「虫や植物とふれあうコンテスト」の作品募集も行っている。同サイトは子どものwebサイトとして2004年に公開開始。昆虫に関しての情報を豊富にそろえているほか、植物を上手に育てるポイント(植育)についても紹介。収穫した植物を使って「ものをつくること」(料理など)、「食べること」(食への興味など)、「学ぶこと」(写真を撮るなど)、「身体を動かすこと」(花壇づくり・畑仕事など)など、子どもたちが生活していくために必要な情報を随時アップしている。そのほか、毎年恒例となっている「夏休み自由研究のすすめ方」や「虫はかせに聞いてみよう」などのコンテンツも用意。クイズに答えながら虫や植物について学べる「フマキッズ検定」も好評のコンテンツのひとつとなっている。今年で第9回目を迎える「虫や植物とふれあうコンテスト」。”虫と植物を題材にした自由創作”というテーマを基に、「実験と研究」「作文」「音楽」「絵画」「工作」「緑のカーテン」の6部門に分けて募集する。募集対象は全国の小学生。応募者にはもれなく参加賞がプレゼントされるほか、「フマキラー大賞」「フマキッズ賞(部門賞)」 受賞者には賞状と副賞が贈られる。「フマキラー大賞」に選ばれると、1泊2日で行くフマキラー広島工場見学に招待される。応募締め切りは9月30日。なお、歴代の受賞作品などは、「フマキッズこども研究所」内コンテスト結果発表で閲覧できる。同研究所は9月2日まで、自然に触れ合いながら、いろいろな虫の生態について楽しく学べるスタンプラリーを開催している。場所は「ひるがの高原 牧歌の里」(岐阜県郡上市)、「ツインリンクもてぎ内ハローウッズの森」(栃木県芳賀郡)、「鈴鹿サーキット」(三重県鈴鹿市)。参加は無料だが、施設入場・駐車料が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日今年で20回目を迎える子供たちのための映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月15日(水)に東京・調布のグリーンホールで開幕。映画祭チェアパーソンを務める女優の戸田恵子を始め、広報宣伝大使の中山秀征と内田恭子、さらに応援ゲストのルー大柴らが来場。洋画を上映し声優陣がその場で吹き替えを行なう“ライヴ吹替え”を披露し会場を盛り上げた。ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て1992年に始まった本映画祭。映画の上映のみならず、イベントの司会進行や審査員も含め多くの子どもたちが参加して行われており、この日も会場には小さな子供たちが大勢訪れた。戸田さんは「今年もベルリンに行って、たくさんの映画を観て、こども映画に関わる方々や監督とお話しして来ました。世界には素晴らしい作品がいっぱいありますが、それを紹介できる唯一のフェスティバルです」と胸を張る。さらに保護者に対しても「お子さんだけでは会場に来れません。たくさんのお子さんを誘ってぜひ来年と言わず明日もお越しいただければ」と呼びかけた。中山さんと内田さんは作品の選定にも携わった。中山さんは「20~30作品の中から選ばせていただきましたが、観れば観るほど選ぶのが難しくなる。中でもかわいらしい作品、言葉が分からなくても楽しんでもらえる作品を選びました」と語る。一方の内田さんは「愛おしく切ないけど希望を忘れない作品、大人でもウルッと来る作品を選ばせてもらいました」と明かした。続いて登場したルーさんは、会場を埋め尽くす観客にビックリしたようで「すごいお客様ですね!毎年、だんだん盛り上がってグレードアップして嬉しい。何本かをウォッチしましたがティアー(涙)が出てきました」と得意の(?)英語まじりに興奮を語っていた。この日はオーストラリアのマシュー・ムーア監督による13分の短編作品『ジュリアン』のライヴ吹替えに戸田さん、中山さん、内田さん、ルーさんが挑戦。ベルリンでクリスタルベア賞を受賞した佳作の内容はもちろん、めったに体験できない生の吹き替えに客席からは大きな拍手が送られ、客席には子供たちの笑い声が響いた。上映後には、この日のために来日したムーア監督とタイトルロールのジュリアンを演じたエドくんも登場。ライブ吹替えを鑑賞したエドくんは「オリジナルの声とまた全然違ってビックリしたけど面白かったです」と笑顔を見せていた。映画祭は5日間にわたって開催。子供の年齢にあわせた様々な作品の上映に加え、期間中はバルーンアートや大道芸人によるショー、海外アーティストによる限定ワークショップなども開催される。「子どもたちの世界映画祭 20thAnniversary キンダー・フィルム・フェステバル」期間:8月19日(日)まで開催会場:調布グリーンホール(東京・調布)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:小さなバイキングビッケ ビッケと神々の秘宝© 2011-Constantin Films
2012年08月15日細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、東京・TOHOシネマズ有楽座で行われ、細田監督をはじめ、声優を務めた宮崎あおいと大沢たかおが登壇した。その他の写真7月21日に全国381スクリーンで封切られ、8月6日時点で動員135万人、興収16.8億円を記録。細田監督の前作『サマーウォーズ』(動員126万人、興収16.5億円)を早くも上回る好調ぶりで「ノンブランドの作品ですが、何かを感じ取ってくれた観客の皆さんが、広めてくれたおかげ。もちろん3年間、1シーン1シーンを積み上げてくれたスタッフや素晴らしいキャストにもお礼を言いたい」と、細田監督は感激しきりだった。本作は、“おおかみおとこ”(大沢)と結婚し、“おおかみこども”の雨と雪というふたりの子を授かった人間の女性・花(宮崎)が、夫の死後、都会を離れて自然の豊かな土地で懸命に子どもを育てる姿を描く、家族愛をテーマにした細田監督のオリジナルストーリー。宮崎は「親子という普遍的なテーマが、世代を問わず共感されたのだと思う」、大沢は「この作品に触れると、心がきれいに洗われる。そういう部分が僕も好きですね」とそれぞれの持論で、ヒットの理由を分析した。すでに世界34の国と地域での配給も決定しており「公開前にプレミアで訪れたパリのファンの皆さんも、すごく細かい部分まで見ていた」(宮崎)、「深みのある世界観を海外の人にも観てほしいですね。願わくは僕らの声が(吹き替えではなく)このまま変わらなければいいな」(大沢)。細田監督も6月に行われたパリでのワールドプレミアを述懐し、「現地のマスコミからよく質問されたのは、劇中に出てくる日本の自然美のこと。『あれはどこの風景なんだ。ぜひ行きたい』って。もちろん日本の四季は見どころだし、その中でお母さんになった花がさまざまな困難を乗り越える精神性に、震災後頑張っている日本人の姿を見て取ってほしい」と世界を視野にアピール。同日は、宮崎演じるヒロイン・花にちなみ“花(87)”の日ということで、写真撮影では宮崎、大沢、細田監督の3人が記念の花束を手に登場した。『おおかみこどもの雨と雪』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年08月07日野外体験や職業体験など、さまざまな体験を通して子どもの好奇心を育む「西武グループこども応援プロジェクト」が各地で開催されている。3年目の今夏は“「おでかけ育」で大きくなろう”がテーマ。野外活動では、飯ごう炊飯を用いた煮炊き体験、森を巡る昆虫採集、野菜の収穫体験など、職業体験としてはホテルのシェフ・船長・ペットのトリマーなどバラエティーに富んだ企画が目白押し。数あるプログラムのうち、ユニークなものをいくつかピックアップして紹介しよう。8月27日まで長野県北佐久郡の軽井沢プリンスホテルで実施中の「親子で挑戦!ファミリーチャレンジ」はパパと子どもで力を合わせて、火おこし体験や、ロープを使った木登りに挑戦できる夏限定のプログラム。ゆっくりできる夏休みこそ、パパと子どもの絆を深めてみては。横浜・八景島シーパラダイスでは、8月21日に小学生とその保護者を対象とした「水族館お泊り親子学級」を開催。閉館後の水族館を飼育係の解説を聞きながら一緒に見学。海の中にいるような雰囲気で眠る体験には子どもたちもワクワク! 申し込み受付は8月7日まで(※応募者多数の場合は抽選)。都内では、8月22日に品川プリンスホテルで「ボウリング裏側探検&レッスン」を開催。ボウリングにまつわる素朴な疑問が解決できる探検に加え、プロボウラーからボウリングのコツも教えてもらえる貴重なチャンスも。お仕事体験としては、西武園ゆうえんちで週末やお盆期間を中心におこなわれる「メルヘンタウンのお姉さんのお手伝い」もかわいい。30分程度ダンスの練習をしたあとは、お姉さんと一緒にステージでダンスをお披露目しよう。そのほか、西武鉄道の西武秩父線では7月28日(土)~9月2日(日)の期間、「第3回 トンネルをくぐってジオパークの秩父へ行こう」を実施中。西武線の各駅に置かれたチラシを持って、クイズに答えながら西武秩父駅まで行くと、「探検ブック」「乗車証明書」「記念品」などがもらえる。8月17日にはキッズ車掌体験などができる特別イベントも開催。電車好きなら大喜び間違いなし!このほかにも全国各地で多数の企画があり、新たなプログラムも西武グループWeb サイト( )に随時アップされているので要チェック。夏休みの思い出作りになるのはもちろん、自由研究にもぴったりだ。親子で挑戦!ファミリーチャレンジ日程:2012年7月14日(土)~8月27日(月)場所:軽井沢プリンスホテル(長野県北佐久郡)対象年齢:4歳~おとなまで ※原則保護者同伴料金:親子1組7,000円 ※追加1名さま3,000円 ※予約制問い合わせ:0267-42-8114水族館お泊り親子学級日程:2012年8月21日(火) ※申し込み締め切り8月7日(火)場所:横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)対象小学生と保護者の方料金:小学生6,500円、大人(保護者)8,500円 ※アクアリゾーツパス、夕朝食込問い合わせ:045-788-9608ボウリング裏側探検&レッスン日程:2012年8月22日場所:品川プリンスホテル(東京都港区)対象:小学生と保護者の方料金:親子1組2名さま 3,000円(貸靴付き) ※追加 1名さま 1,500円問い合わせ:03-3440-1116メルヘンタウンのお姉さんのお手伝い日程:2012年7月14日(土)~28日(土)の毎週土曜日、7月16日(月・祝)、8月4日(土)~9月2日(日)の毎週土曜・日曜日、8月13日(月)~17日(金)場所:西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)料金:無料(ゆうえんち入園料は別途必要)問い合わせ:04-2922-1371第3回 トンネルをくぐってジオパークの秩父へ行こう日程:2012年7月28日(土)~9月2日(日)※8月17日(金)は特別イベント開催場所:西武秩父駅改札前対象:特別イベントの車掌体験は小学生以下料金:無料問い合わせ:0494-22-2459■西武グループ こども応援プロジェクト取材/古屋江美子
2012年08月06日映画『GANTZ』のヒロイン役などで知られる夏菜を主演に迎えて贈るNHK連続テレビ小説「純と愛」が今秋より放送開始される。これに先立ち、7月31日(火)、NHK大阪放送局のスタジオセットにて記者会見が行われ、夏菜さんを始め、共演の風間俊介、舘ひろし、城田優、黒木華らキャスト陣が顔を揃えた。沖縄県・宮古島育ちの純(夏菜さん)は、幼い頃から祖父が営む小さなホテルを「人を笑顔に変える魔法の国」と信じて憧れていた。しかし、卒業後実家を手伝いたいと父に申し出ると反対され、大喧嘩!「ならば、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と啖呵を切り、大阪の超一流ホテルに就職するのだが…。夏菜さん以外にも、映画『鈴木先生』への出演が決定している風間さんや、現在大ヒット上映中の『おおかみこどもの雨と雪』に声優出演する黒木さんなど、若手実力派の面々が出演していることでも注目の本作。この日はスタジオの中に建てられたセット内で会見が行われたが、チーフ・プロデューサーの山本敏彦氏は「いままで朝ドラではスタジオいっぱいにセットを建てたことはありません。豪華な出演者を迎えてセットも豪華に作りました!」と胸を張る。夏菜さんも「私自身、こんなに大きなセットは初めてで、“どこを見てもちゃんと壁がある”というのがすごいなぁって。どこを見ても壁なのですごくリアル感があって、私自身もすごくやりやすく演じさせてもらっています」と現在進行中の撮影が順調であることをうかがわせた。主人公・純が勤めるホテルの社長・大先真一郎役の舘さんは、ゴルフウェアに丸いフレームのサングラスとかなりインパクのある出で立ちで若手勢を圧倒。「私はとにかくすごくチャラ男な感じのキャラクターでやらせていただいております。『出落ちの舘』と、吉田(羊)さんに言われました…(笑)。初めて聞いてけっこう勉強になっています」と、石原軍団の刺客も女性の一言にはタジタジのよう。一方、ホテルのコンシェルジュ・水野安和役の城田さんにとってNHKドラマへの出演は2009年の大河ドラマ「天地人」以来となるが、「(NHK作品は)すごく固いイメージがあったのですが、撮影初日から『楽しい!』とずっと言い続けています。みなさんがきっとびっくりするくらい新しいNHKのドラマが誕生するんじゃないかと期待しています」と大河とのギャップを心から楽しんでいる様子。さらに、隣の黒木さんに「(最後を)締めて」と無茶ぶりまで。これに対して黒木さんは、「私は純ちゃん(夏菜さん)にいつもイラっとする役なので、いつも純ちゃんを見るようにしているんですけど、普段から城田さんも風間さんも『純ちゃん、純ちゃん』みたいな感じでやっていらっしゃって、私はそれを傍から見ていて本当に“スゴイむかつく”っていう気持ちが作れるんで(笑)…楽しいですね」と仕返しし、会場を沸かせていた。連続テレビ小説「純と愛」は10月1日(月)よりNHKにて放送。「純と愛」公式サイト■関連作品:鈴木先生 2013年1月12日より全国にて公開© 武富健治/双葉社 © 映画「鈴木先生」製作委員会おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年08月01日「花は『こんなお母さんになりたい』という僕の憧れを形にした存在」―。『おおかみこどもの雨と雪』で自らが作り上げたヒロインを細田守監督はそんな言葉で表現する。『時をかける少女』『サマーウォーズ』と国内外で高い評価を得てきたが、本作に関しては「これまでとは違ったアプローチだった」とも。改めて作品に込めた想いを聞いた。その他の写真おおかみおとこの彼との間にふたりの子を授かるも、彼を失い母子3人となってしまった花。試行錯誤を繰り返しつつ子供たちと共に成長していく彼女の姿を描き出す。親となった友人の姿を見て「母親というのはすごくヒロイックな存在だと気づいた」と本作の着想を語る監督。自身に子育て経験はないが、まさにこの点こそが自らの体験や心情に基づいて作られた前2作との違いでもある。「元々、僕はヒーローに対する憧れがないんです。ひとりのヒーローが世界を救うなんてのは違うだろうって。これまでの作品の主人公にもそれは反映されてます。自分と地続きの日常に物語があったんです。逆に今回は体験しようがないことだからこそ思い切り理想と憧れを反映させましたね。それはまさしくヒーローものの作り方といえます」。経験がないからこそ感じたい。そんな想いは花の声を務めた宮崎あおいに対する「“母親”を演じようとしなくていい」という指示にも表れている。「あおいさんも子育て経験はないけれど、映画を通じて一緒に花の気持ちを新鮮に体験してほしかったんです」。人気スタイリストの伊賀大介が登場人物たちが着る服のスタイリングを手がけているのも新たな試みのひとつ。監督は「13年という長い年月を表現する上で多くの衣裳が必要でした。シーンごとの登場人物の気持ちを服で表したかった」とその意図を明かす。特に強い思い入れを持っているのが、花がデートで着る青いワンピース。「『美女と野獣』のベルもそうですが、青いワンピースの女性は素敵でしょ(笑)。映画の中で“お姫様”が着る服として伊賀さんにリクエストしました。あおいさんが実際に着たら? そりゃ似合うでしょ! ぜひ着ていただけたらうれしいですね(笑)」。その顔には母親のような(?)優しい笑みが浮かんでいた。『おおかみこどもの雨と雪』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月31日『一命』、『愛と誠』と2年連続でカンヌ国際映画祭への出品を果たし、精力的に映画を撮り続ける鬼才・三池崇史監督がこの夏、新たな異色作に挑む。木内一裕の人気小説「藁の楯」を原作に、国民的俳優の大沢たかおと松嶋菜々子、そして藤原竜也という強力キャストを得て、アクションサスペンス大作がいよいよ始動する!漫画「ビーバップ・ハイスクール」の原作者として知られる一方で、映画監督・小説家としても活躍する木内一裕の小説を原作とする本作。「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」という見出しが新聞に踊り、2人の少女を惨殺した殺人鬼・清丸は日本国民1億2,000人から命を狙われることに。いつ、どこで、誰が襲ってくるか予測のつかない中、身の危険を察知し自首してきた清丸を福岡から東京まで移送することを命じられた5人の警察官。命を懸けて“人間の屑”と呼ばれる男(=藁)の“楯”となることにどんな意味があるのか?警察官としての任務、一人の人間としての正義、その狭間で揺れる5人の警察官たちの葛藤と孤軍奮闘を描き出す。「この小説の映画化をずっと心待ちにしてました!」と、今回の映画化に心震わせるのは、殺人犯・清丸を護送する警視庁警備部SP・銘苅一基(めかりかずき)役に抜擢された、大沢たかお。現在、大ヒット中の『おおかみこどもの雨と雪』では声優として宮崎あおいと夫婦役で共演している大沢さんだが、本作ではパートナー・白岩篤子役の松嶋菜々子と共演を果たす。松嶋さんは今回が三池組初参加となるが、共に「大好きな三池監督と共にスタッフ、キャストと一丸となって撮影に挑みたいと思います」(大沢さん)、「三池監督とご一緒できることがとても楽しみです。この作品で初めて経験することもありますが、監督の世界観に染まれるよう、スタッフ、キャストのみなさんと共に全力を注ぎたいと思っております」(松嶋さん)と意気込みも充分。そして、常軌を逸した1億2,000万人に命を狙われる“人間の屑”こと殺人鬼・清丸国秀役に抜擢されたのが、藤原竜也。全日本国民の殺気を一身に背負うという難役だが、「久々の三池組で、こういった特殊な悪役をやらせていただけるのは非常に光栄です」と意気揚々といった様子。さらに、「この夏どっぷり三池ワールドに浸からせていただきます」と体当たりで挑む心構えを感じさせる。この頼もしい布陣に三池監督も「最強のキャスト。空前のスケール。ハリケーンのような物語…熱い夏になりますね」と並々ならぬ期待感を覗かせる。本作は8月19日(日)よりクランクインを予定しており、10月上旬にクランクアップ予定。この熱い戦いを見せてくれるメインキャストとなる残りの警察官たちの俳優陣、そして彼らを襲う敵の正体も気になるところだが、期待と共に続報を待ちたい。『藁の楯』は2013年GW、全国にて公開予定。■関連作品:I’M FLASH! 2012年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開© 2012「I’M FLASH」製作委員会藁の楯 2013年GW、全国にて公開おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月31日昨日7月26日(木)に、おうちスタイル教室 第8弾 「YOMEちゃんの 親子でチャレンジ! おいしいパン作り教室」 を、ABCクッキングスタジオ汐留グラウンドで開催いたしました。2月に実施した 「楽ママ会」料理教室 に続いて、今回も人気メニュープランナーの「YOMEちゃん」こと、大井純子さんが講師です。YOMEちゃんは、ブログ「よめ膳@YOMEカフェ」で愛情たっぷりの子育て日記とアイデア溢れる献立を綴り、幅広い年齢層から支持を受けています。今回の親子料理教室には、YOMEちゃんのレシピが大好きなママと、夏休みに入ったばかりの小学生のお子さんたちにお集まりいただきました!今回教えていただいたのは、「明治おいしい牛乳」を使った3つのレシピ。牛乳パックを活用したふんわり甘い「ミルクの真四角パン」、牛乳をドレッシングに利用した「セロリコールスロー」、「桃とヨーグルトのドリンク」の3品を親子ペアとなって作っていただきました。早速子供たちは、パン作りに夢中!粉を混ぜてこねて・・・楽しい作業が続きます。今回、「発酵」ということばを学んだ子供だち。ふっくら膨らんだパン生地にみんな笑顔がこぼれます!YOMEちゃんのわかりやすい説明に、真剣に耳を傾けていました。一次発酵をしている間に、野菜を切ってサラダの準備。みんな大人と同じ包丁を持って、どきどきのチャレンジです!ママとYOMEちゃんが見守る中、一生懸命集中して、上手にカットしていました。ドレッシングは、なんと牛乳を温めてつくりました。煮詰めすぎないように注意して・・・みんなお鍋を真剣に覗きこんでがんばって作りました。そして待ちに待った試食タイムでは、「牛乳クイズ」も実施!おいしいお菓子の賞品ももらえて、みんなにっこり。ママたちもYOMEちゃんに質問をしたりと、楽しい歓談タイムとなりました。「おいしく焼けたよ!」のピース。みんなが作ったパンは、ふっくらおいしく焼きあがりました。最後に今回もYOMEちゃんと特大サイズ?!の「明治おいしい牛乳」を囲んでの記念撮影。みんな笑顔でパチリ!YOMEちゃんに教えていただいたこれらのレシピや、詳しい教室の模様は、9月に 「牛乳スタイル」 で、皆さんにもご紹介予定です。どうぞお楽しみに! ~毎日おいしい笑顔スナップを更新中!~おうちスタイル特別サイト 「牛乳スタイル」 協賛/明治おいしい牛乳取材/おうちスタイル編集部
2012年07月27日「ぴあ」調査による7月21日公開の映画・満足度ランキングは、アウンサン・スーチー女史の半生を描いた『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』がトップに輝いた。2位に『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』が、3位にフランスで大ヒットを記録したヒューマンドラマ『屋根裏部屋のマリアたち』が入った。その他の写真1位の『The Lady…』は、ビルマの民主化運動指導者スーチー氏の激動の半生を描いた作品。監督はリュック・ベッソン。劇場には、幅広い世代の観客が足を運び「政治的な背景を含め、親として妻として、ひとりの女性としての力強さを感じた」「伝記映画は多いが、現代に生きている人物を映画にすることでリアルさが生まれ、凄みを感じた」「ビルマの現状がよくわかり、政治的な側面だけでなく家族との関係も描いてるところが印象的だった」「歴史から目をそらさずに、自分たちの立場を理解するという意味で、多くの人に観てほしい」などのコメントが寄せられた。2位の『おおかみこどもの雨と雪』は、“おおかみおとこ”と結婚した女性とその子どもの成長を描いた物語。出口調査では「前作よりも家族という面を描いている。母親の育て方が印象的。自分の親に観てほしい」「映像が美しい。自然や風景の描写に魅せられた」「じんわりと心に染みる作品」「序盤から涙が出た。台詞や映像に優しさがあり、何でもない日常を観ているのが心地よかった」など、10代から30代を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年7月21日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月23日昨年8月に香川県で開催された「瀬戸内国際こども映画祭」のメインイベントである「エンジェルロード脚本賞」でグランプリを受賞したシナリオの映画化が決定。7月23日(月)、東京・千代田区の都道府県会館で映画『瀬戸内海賊物語』の製作発表会見が行われ、オーディションで選ばれた主演子役の柴田杏花を始め、大前喬一、伊澤柾樹、葵わかならがお披露目されたほか、子どもたちを支える俳優の内藤剛志、小泉孝太郎、中村玉緒らが意気込みを語った。瀬戸内海で活躍した村上水軍・塩飽水軍の子孫とその同級生たちが埋蔵金探しに出かける冒険アドベンチャーで、受賞者である大森研一監督(『恐怖新聞』、『ライトノベルの楽しい書き方』)が自らメガホンをとる。村上水軍の末裔であるヒロインを柴田さんが演じ、その父親を内藤さん、祖母を中村さん、担任教師を小泉さんがそれぞれ演じる。クランクインは今年8月。瀬戸内海国立公園選定80周年記念映画として、次回の「瀬戸内国際こども映画祭」(2014年開催予定)での上映を目指す。内藤さんは「私自身も長編小説を読み切ったのも、それに女の子を真剣に好きになったのも夏の出来事でした。夏は子どもが少しだけ、大人に近づける不思議な季節なんですね。きっと映画が完成すれば、大人になるためのヒントになるはず」と力説。小泉さんは「まるで『スタンド・バイ・ミー』のような清涼感があふれている」と台本を読んだ感想を語り、「教師役なので、子どもたちが楽しく撮影できるようサポートしたい」と抱負を語っていた。一方、中村さん演じる祖母は携帯電話を自在に操るという設定で「実際にはまったくダメなので、いま携帯電話の稽古中(笑)。でも絶対に諦めない性格は(役柄と)似ているので、子役さんに負けないように頑張りたいですね」と決意表明。それでも「NG出したらゴメンね。私もこんな孫がいたらいいなと思う」と早くも祖母の目線で、目を細めていた。映画の内容にちなみ、子供時代の夏の思い出を尋ねられると小泉さんは「うちは放任主義だったので、ひとりで遠くに出かけることが多かった。多少帰りが遅くなっても、笑って許してもらえた」と父・純一郎氏との思い出をコメント。すると、中村さんが「あれ、よく子供の頃、お父様と昆虫採集に行ってませんでした?」と突然の“暴露”で、小泉さんは「なんで知ってるんですか?」とタジタジ。なんでも中村さんと純一郎氏が同じ鍼灸師の診療を受けているそうで、誰も知らないはずの“父子エピソード”が中村さんに伝わっていたようだ。『瀬戸内海賊物語』は2014年、全国にて公開予定。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:瀬戸内海賊物語 2014年、全国にて公開
2012年07月23日『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田守監督の最新アニメーション『おおかみこどもの雨と雪』が7月21日(土)に公開を迎え、細田監督を始め声優を務めた宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門が上映後の舞台挨拶に登壇した。“おおかみおとこ”との間に2人の子、雨と雪を授かった花が自然に恵まれた田舎で子供たちを育てていく様を13年にわたって綴る。宮崎さんは「たくさんの人に愛してもらえる作品だと心から確信してます。いまは幸せと嬉しさと安心した気持ちを感じてます」と優しい笑みを浮かべて心境を明かす。特にお気に入りのシーンは雪の中で2人の子供たちを抱きしめる場面。「ギュッとハグしたときの息づかいまでも絵で表していて、すごく好きです!」と明かした。少女となった雪の声を担当した黒木さんはアフレコ初挑戦だったが、「大好きで大切な作品になりました。これから多くの人に観ていただけるというのが心から嬉しいです」と喜びを語った。アフレコは一人一人が別々にではなく“一家”で揃って声を録っていくという方法が採られた。少年に成長した雨役の西井さんも、黒木さん同様に初めてアフレコに挑んだが「何も分からない僕をみなさんが優しく支えてくださいました」と改めて感謝の思いを口にした。幼年期の雪と雨を演じた百花ちゃんと亜門くんは、猫耳ならぬ“おおかみ耳”を着用して登場。突然、劇中のセリフをリクエストされると「あのときやりきったので、あの声はもう出ないです」(百花ちゃん)、「あの場所でみんなの力が合わさらないとできない」(亜門くん)と共にしっかりと“プロ意識”を感じさせる受け答えで会場を沸かせていた。おおかみ家族の“父”を演じた大沢さんは元々、細田作品の大ファン。「脚本を読んでどうしても参加したくなりました。実は出番は少ないんですが(苦笑)、誰にも負けないくらい大好き」と本作への思い入れを語った。細田監督はそれぞれが演じたキャラクター造形について「もちろんキャラクターのデザインが先なんですが、不思議なことに配役が決まって声を出してもらったら、みなさんをスケッチしたかのように思えてきた」と告白。特に大沢さん演じるおおかみおとこについて「大沢さんにしか見えなくなりました」と明かし、大沢さんは「自分に似てるとは思いませんがいい男でよかったです」と少し照れくさそうに語っていた。宮崎さん演じる花に農業を教える老人・韮崎を演じた菅原文太は現在、山梨で実際に農業に従事しており、農繁期ということもあって舞台挨拶は欠席。この日は手紙で「この物語を豊かにしているのは、細田さんの故郷への愛が詰まっているからだ」とメッセージを寄せ、細田監督は「感激してます。アフレコ中も文太さんの厳しさの中に温かさを感じました」と語り深々と頭を下げた。『おおかみこどもの雨と雪』は全国にて公開中。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月23日8月4日(土)に開催される「第53回 いたばし花火大会」に“ポケモン花火”がお目見えする。「第53回 いたばし花火大会」開催情報これは、東日本大震災で被災したこどもたちを支援するために、ポケモンが行っているプロジェクト“POKEMON with YOU ”の一環として行われるもの。東北から多くの避難者を受け入れている板橋区がプロジェクトに賛同し今回の企画が実現した。ピカチュウやモンスターボールをイメージした型物花火を打ち上げる“ポケモン花火”で、こどもたちに笑顔を届ける。「いたばし花火大会」は荒川を挟んだ両岸を観賞場所に、合わせて約11000発が打ち上げられる、関東屈指の花火大会。毎年、板橋区内外から50万人を超える観客が訪れる。両河川敷には3万席以上の有料指定席も完備し、快適に花火観賞ができることでも人気だ。■第53回 いたばし花火大会日時:8月4日(土)19:00~20:45会場:荒川戸田橋上流 板橋側河川敷
2012年07月23日クレディセゾンは13日、学研パブリッシングの小学生向け学習教材”まんがでよくわかるシリーズ”『クレジットカードのひみつ』の企画・制作に協力し、全国約2万2,000校の小学校および約3,000館の公立図書館に本書を寄贈すると発表した。「まんがでよくわかるシリーズ」は、こどもたちが理解しやすいようにさまざまなテーマをわかりやすくまんがで描いた人気シリーズで、20年以上にわたりこどもたちに親しまれている。今回初めて発刊される『クレジットカードのひみつ』では、クレジットカードの仕組みや使い方、そして将来像にいたるまでわかりやすく解説している。現在、クレジットカードでの支払い機会は日常化しており、今後も引き続き日々の生活に密着して利用機会は拡大していくことが想定される。そうした中、同社は同書を通じて、将来を担うこどもたちにクレジットカードについての正しい知識や使い方を学ぶことができる教材として、本書を活用してもらいたいとしている。また、同書籍への協力以外に、自然の素晴らしさが体感できる赤城自然園運営を通じて環境保全活動、サッカーやテニスを通じたスポーツ振興活動、企業探求を通じて考える力を醸成する教育事業活動など、次世代を担うこどもたちをサポートする活動を幅広く行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日映画『おおかみこどもの雨と雪』の試写会が7月16日(月・祝)に都内で開催され、上映後の舞台挨拶に声優を担当した宮崎あおい、音楽の高木正勝、主題歌を歌うアン・サリー、細田守監督が登壇。アンさんによる主題歌「おかあさんの唄」の生歌に、宮崎さんが感動のあまり涙ぐむ一幕もあった。『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田監督の最新作で、おおかみおとこの彼との間に2人の子供を授かるも、彼を失ってしまった花(宮崎さん)が、母として奮闘する姿を温かく描き出す。高木さんのピアノ伴奏に合わせてアンさんは「おかあさんの唄」を透き通るような歌声で熱唱。歌い終わると会場は静寂の後に大きな拍手に包まれた。宮崎さんと細田監督は舞台袖で聴いていたが、マイクを握った宮崎さんは「すいません、泣いてしまって…。いろんなことが愛おしいなと思いながら聴かせていただきました」と涙声で感動を語った。監督は「イメージの詞を書いて、たたき台として高木さんに送ったら、すぐ翌日くらいに曲ができてビックリしました」と述懐。高木さんは「徹夜をしてて朝の5時か6時くらいにメールが届いたんですが、そのまま(曲が)出てきました」と語り、「花になったり花を見守る立場になって書きました。お母さんになった友達の家でピアノで弾いたら、終わったときにみんなが泣いてるという不思議な曲です」と明かした。アンさんは最初に映画を観たときのことを「自分が歌っているのを忘れて映画に感動して涙を流して、最後に自分の歌声が聞こえてきて我に返りました」とふり返る。観客の前で披露するのはこの日が初めてだったが、「歌詞を噛みしめて、感動しながら歌いました」と静かな笑みを浮かべた。「直接、魂に届く曲が必要だった」という監督は、アンさんの起用について「世界中のお母さんを代表する歌声はどなただろう?と高木さんと考えたとき、アンさんにお願いしようと一瞬で決まりました」と明かした。宮崎さんは「歌を聴いていて思ったんですが、お母さんというのは子供の危険や悲しみを察知するアンテナですよね。母親になると当たり前のように子育てをしますが、それってすごいことであり大変なこと。毎日が忘れちゃいけない奇跡のようなものなんだなと思います」とアンさんの歌声を聴いて、母の存在に思いを巡らせたようだった。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年07月17日日本自動車工業会と日本二輪車協会は、8月19日に「バイクの日 スマイル・オン2012」を開催。当日は「こどもの城」(東京都渋谷区)にて、バイクをテーマにした子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんのイベントが実施される。「バイクの日 スマイル・オン2012」は、バイクの楽しさや触れ合い、交通安全啓発をテーマにしたイベント。8月19日は“バイクの日”であり、全国自治体の交通安全対策室や地元警察は、この8月19日を中心に二輪車の安全運転講習会等を展開している。当日は俳優・映画監督の大鶴義丹や、元レーシングライダーの中野真矢、イラストレーターの松本よしえらをゲストに迎えての「Ridershipフォーラム」をはじめ、警視庁による「二輪車交通安全教室」や、4メーカーバイク展示、ライディングトレーナー体験、トライアルデモンストレーション(YAMAHAトライアルライダー黒山健一選手によるバイクショー)など、イベントが目白押し。もちろん、キッズバイク体験やバイクのお絵描き&ぬりえなど、子どもを対象にしたイベントもあるので、家族連れも存分に楽しめる。そのほか、同イベントと連動して現在作品募集中の「バイクの日 アートコンテスト」の表彰式も実施。応募された作品(バイクで広がる世界をテーマにしたバイクの絵、またはぬりえ)は、8月19日~9月2日まで、イベント会場であるこどもの城に展示される。イベントはすべて無料。開催時間は、10時から17時30分まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日JR西日本米子支社は13日、山陰地方の自由周遊区間内で特急・普通列車の普通車自由席に乗り降り自由の「山陰おでかけパス」を発売する。同乗車券は2名が同一行程で旅行する場合に限り販売される。自由周遊区間となるのは山陰本線東浜~益田間のほか、因美線那岐~鳥取間、伯備線上石見~伯耆大山間、境線全線、木次線宍道~油木間、三江線江津~伊賀和志間。これらの区間を走行する特急「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」「やくも」「スーパーいなば」などの普通車自由席にも乗れる。特急列車のグリーン車と普通車指定席、「奥出雲おろち号」を利用する場合は別途指定券が必要となる。同乗車券の利用期間は7月20日から8月27日までで、期間内の金曜日から月曜日までのうち連続する2日間に限り利用可能となる。自由周遊区間内のみどりの窓口やおもな旅行会社のほか、クレジット掲載であれば電話予約サービスの利用も可能。価格はおとな3,500円、こども1,500円(こどものみの利用は不可)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日いよいよ今週末に公開を迎える日本アニメ界の重鎮・杉井ギサブロー監督の最新作『グスコーブドリの伝記』、そして『サマー・ウォーズ』の細田守監督が大沢たかお&宮崎あおいら豪華キャストを声優陣に迎えて贈る注目のアニメ『おおかみこどもの雨と雪』。公開を目前に控え、日本アニメーション界を背負って立つ2大クリエイターの夢の対談が実現した!青春アニメの代表格「タッチ」や「キャプテン翼」など、これまで数多くのファンを生み出してきた杉井監督と、気鋭のクリエイターとして世界中から注目を集めており、先日行われた映画のパリ上映会では満員御礼のスタンディングオベーションを受けた細田監督。童話・寓話の文豪、宮沢賢治の同名小説を原作にした『グスコーブドリの伝記』では家族愛を、『おおかみこどもの雨と雪』では“おおかみおとこ”と人間の女性の間に生まれた“おおかみこども”たちの成長と母親の子育て奮闘劇をファンタジックに描いており、共に「家族」をテーマにしている。この対談を迎えるにあたり、杉井監督と細田監督の両監督はお互いの最新作を鑑賞した。細田監督は、大先輩である杉井監督へ「(『グスコーブドリの伝記』は)この夏に観るべき映画だと強く感じました。ものすごくファンタジックな世界観で、これでもかと圧倒されるぐらいの美しい世界が本編中ずっと展開され、夏休みの爽やかな空気を感じるような素敵な映画でした」と“先制褒め”で口火を切ると、杉井監督も「ある生命が生まれて育てられて、一人前になっていく過程があって初めて成長する。そこにある細田監督の目線の厳しさと優しさがガンガン伝わってくる。珍しくホロっとしながら観て、感動させてもらいました」と返し、世代を超えてお互いの独特の世界観にすっかり魅了されたようだ。そして、話はそれぞれの作品の核心に触れるものへ――。『グスコーブドリの伝記』では劇中、主人公のブドリが自然災害から村を守るため、ある大きな決断を下すが、細田監督は「イーハトーヴの風景、素晴らしい世界というものがありながら、一方で今日的なテーマを深く描いている映画でもあり、僕らがこれから日本人として“どういうふうに生きていくのか”を考えさせられました」と解釈。物語と、昨年の東日本大震災を経験した日本人たちの姿を重ね合わせ心を打たれた様子。一方、杉井監督も若き才能の描き出すテーマに深く心酔している様子で「親と子、人間と動物が自分たちの生命を子供たちに託して、その子供たちがちゃんと受け継いで一人前になっていくのを必死で守っていく“母性”というものを楽しく、ある意味では厳しく、アニメーションなのに行間をリアルに伝えてくる作品だと思いました」と熱く語る。さらに、「今回はおおかみと人間ですがそれはシンボルであって、世の中にある宗教の違いや文化の違いとか、ミクロの差でしかない“つまらない違い”を、『いや、同じじゃないか』と監督が問いかけている作品だと思って観させてもらいました」とさすがは巨匠の鋭い読み解きで、細田監督に最大の賛辞を贈った。クリエイターらしい目線で、作品の裏に込められたメッセージについて熱弁が止まらない様子のふたり。同じ土俵で新しいものへと挑戦していくふたりだからこその共鳴、惜しみない賞賛が生まれた。日本を背負って立つ才能はガッチリと握手を交わし、満面の笑みで「これからもアニメーション監督として一緒に頑張っていきましょう!」と最後まで熱いエールを贈り合っていた。『グスコーブドリの伝記』は7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。『おおかみこどもの雨と雪』は、7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会グスコーブドリの伝記 2012年7月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「グスコーブドリ製作委員会/ますむらひろし
2012年07月05日7日(土)から公開される映画『グスコーブドリの伝記』を手がけた杉井ギサブロー監督と、21日公開の映画『おおかみこどもの雨と雪』を手がけた細田守監督がこのほど対面し、エールを交換した。その他の写真日本アニメ創生期から活躍し続ける杉井監督と、日本アニメ界の未来を担う才能として注目を集める細田監督は、互いの作品を観賞した後に対面。細田監督は『グスコーブドリ…』について「ものすごくファンタジックな世界観で、これでもかと圧倒されるぐらいの美しい世界が本編中ずっと展開され、夏休みのさわやかな空気を感じるような素敵な映画です」と言い、「イーハトーヴの風景、素晴しい世界というのがありながら、一方で今日的なテーマを深く描いている映画でもあり、僕らがこれから日本人として“どういうふうに生きていくのか”を考えさせられます。イーハトーヴというのは宮沢賢治が作り出したもうひとつの日本みたいなところですよね。そういったところと僕らのこれからの未来というものを照らし合わせて見られる、とても意義のある映画だと思います」と感想を述べた。一方、杉井監督は『おおかみこども…』について「人間であれ動物であれ、ある生命がうまれて育てられて、一人前になっていく過程があってはじめて成長する、そこにある細田監督の目線の厳しさと優しさががんがん伝わってくる。めずらしくほろっとしながら観て、感動させてもらいました。親と子、人間と動物が自分たちの生命を子どもたちに託して、その子どもたちがちゃんと受け継いで一人前になっていくのを必死で守っていく“母性”というものを楽しく、ある意味では厳しく、アニメーションなのに行間をリアルに伝えてくる作品だと思います」とコメント。最後にふたりは、同じ映画監督としてかたい握手を交わし、エールを交換した。美しい故郷を自然の脅威から守るために奔走する主人公ブドリの姿を描いた『グスコーブドリの伝記』と、ふたりの“おおかみこども”を女手ひとつで育てる人間の主人公・花の姿を描いた『おおかみこどもの雨と雪』。どちらの作品も今夏、幅広い層の観客から支持を集めそうだ。『グスコーブドリの伝記』7月7日(土)全国ロードショー『おおかみこどもの雨と雪』7月21日(土)全国ロードショー
2012年07月05日『サマーウォーズ』で国内外から高い評価を得た、細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』のワールド・プレミアが6月25日(現地時間)、芸術の都・パリで行われ、細田監督と声優を務めた宮崎あおいが登壇した。人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”と彼に恋をした大学生の花(宮崎さん)。2人は愛し合い、やがて2つの新しい命を授かる。姉の“雪”と弟の“雨”、人間とおおかみの2つの顔を持つ“おおかみこども”として生を受けた子供たちだったが、それを隠しながら家族4人、都会の片隅でひっそりと暮らしていた。だがある日突然、父である“おおかみおとこ”が命を落とし、花と雪と雨の3人は取り残されてしまう…。約500席にも及ぶパリ最大のシネコン「ユージーシー・シネサイト・レ・アール」で行われたプレミアイベントは満員御礼!上映前に舞台挨拶に登壇した細田監督は「世界に先駆けて、本作をフランスのみなさんにご覧いただけることを嬉しく思っています」といつものにこやかな笑顔で挨拶した。上映中は歓声が起きたり、後半では涙を拭う観客の姿も見られたが、一緒に会場で鑑賞した宮崎さんは「みなさんの感情表現がとても豊かで、こんなに笑うところがある映画なんだという新しい発見もあって、新鮮な気持ちで観ることができました」と、日本とは違う現地のリアクションに驚き、喜びを明かした。本編上映後には、「Bravo!(素晴らしい)」という賛辞と共に、2分間ものスタンディング・オベーションが送られた本作。細田監督はこれまでも『時をかける少女』で見られた時間を飛び越える能力など、現実世界にどこかファンタジックな要素を盛り込んできたが、本作では“おおかみこども”という独特のキャラクターの描写に挑戦。渾身の一作は、「ディズニーやピクサー作品とは一線を画すアニメーション映画だ!」、「大人も楽しめる複雑な物語を内包した映画的な映画」と、芸術には辛口コメントで知られるフランスのマスコミ陣からも絶賛でもって迎えられた。さらに、現地ではティム・バートンや宮崎駿など錚々たるクリエイターの個展を開催してきた「ギャラリー・アーリュディック」にて、本作を記念した「『おおかみこどもの雨と雪』細田守アートワーク展」がスタート。細田監督の過去2作品のDVD、フランス語版関連書籍など自慢のコレクションを手にした数多くの監督のファンたちがサインを求めて詰めかけていた。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年06月29日俳優・谷原章介が11月に東京・パルコ劇場で上演される『こどもの一生』に初主演することが6月28日発表された。今作は故・中島らもが1990年に脚本を執筆した舞台。当時人気小説家であった中島に、演出家のG2が「今という作品を切り取った舞台脚本を書いて欲しい」と依頼したのが始まり。そのころ時代のキーワードとなっていたテクノストレス、精神カウンセリング、バーチャルリアリティーといったテーマが盛り込まれた脚本は、“超一級のB級ホラー作品”に仕上がった。1990年7月に東京と大阪で初演され、観客から熱狂的な支持を得て伝説的な作品となった。その後幾度かの再演を重ね、1998年に演出とキャストを一新し、東京・パルコ劇場に進出。大阪、広島、福岡、大分、名古屋の各都市公演とも大入り満員の大盛況となった。今回の再演では、リメイク版として、現代の上演にあわせた脚本の改訂を行い、演出は初演と同じG2が担当する。物語は瀬戸内海に浮かぶとある小さな島が舞台。ここでは隔離状態にしたストレス障害の患者の治療が行われている。そこへ島の開発目的で患者になりすました開発会社社長・三友とその秘書・柿沼が潜入する。治療のため「こども返り」する患者たち。ある時、患者がはじめた“山田のおじさんごっこ”という遊びから次第に恐怖の世界へと展開していく。主役の柿沼を演じる谷原は「高圧的な上司の部下というとても圧迫された環境にあるのですが、そういった社会的な立場など、そのたがが外れた時、人間はどうなるのか。その表と裏を表現したいです」と意欲を見せる。また、演出のG2は谷原を起用した理由として「舞台は声よりもいかに心を響かせるかというメディア。谷原さんはとても心が響く方だと思います。もちろん声もいい。作者・中島らもの世界に谷原さんが入って来たときの化学変化が楽しみです」と期待を寄せる。谷原は「久しぶりのパルコ劇場で、しかもストレートプレイに初主演、本当に嬉しいです。この作品は集団における人間関係が肝なので、みんなで作りあげられたらなと思っています。最高に笑えて凍りつく、極上のエンタテインメントをぜひ劇場で味わってください」とコメントした。共演は中越典子、笹本玲奈、山内圭哉、戸次重幸、玉置玲央、鈴木砂羽、吉田鋼太郎。公演は11月4日(日)から25日(日)まで同劇場で上演される。
2012年06月28日佐賀県立博物館・美術館では、学校の夏休みにあわせ、小学生を対象とした「夏休みこどもミュージアム2012体験講座」を開催する。この講座は、佐賀県立博物館・美術館で開かれる数々の体験講座に無料で参加できる催し。小学生が対象で、募集人数は260名。期間は7月25日~8月12日。応募は希望講座1講座に付きハガキ1枚、またはファクスで申し込むこと。応募締め切りは7月6日必着。希望者が多い場合は抽選になる。講座内容は以下の通り。講座により2日間のものや保護者同伴が必要なものがある。【7月25日~26日】昆虫標本教室 【7月31日】すったりおしたり 【8月1日】化石クリーニング 【8月1日~2日】竹細工教室 【8月6日】博物館にもぐり込め!こども学芸員 【8月7日】体験しようむかしの道具 【8月8日】勾玉をつくろう 【8月11日】紡いでみよう、織ってみよう1 【8月12日】紡いでみよう、織ってみよう2 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日『時をかける少女』『サマーウォーズ』で国内外から高く評価された細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』のジャパンプレミアが18日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。細田監督をはじめ、声優を務めた宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門が舞台あいさつを行った。その他の写真“おおかみおとこ”と結婚し、“おおかみこども”の雨と雪というふたりの子を授かった人間の女性・花が、夫の死後、都会を離れて自然の豊かな土地で懸命に子どもを育てる姿を描く、家族愛をテーマにした細田監督のオリジナルストーリー。プレミアに先がけ、細田監督とエグゼクティブプロデューサーの奥田誠治氏が会見し、韓国、台湾、フランス、スペインなど世界34の国と地域での配給決定が発表された。細田監督は「身近な場所から題材を得た作品なので、ここまで大きな規模での配給は想定していなかった」と喜びよりも驚きが先にある様子。それでも「子育てや成長って何だろうというテーマに絞って、2時間の中で13年間のドラマを描いた。題材に誠実に向き合って作ったつもりなので、今は誇らしい」と胸を張った。現地時間の25日(月)には、フランス・パリで“ワールドプレミア”が開催され、細田監督と宮崎が現地入りする予定で、宮崎は「素直にうれしい。現地の皆さんの反応も楽しみですね」と語った。ヒロインの花を演じる宮崎は「お話をいただいたときから、完成した作品を早く観てみたいと思った。そういった作品に関われるのは幸せなこと」。“おおかみおとこ”を演じる大沢は、以前から細田作品の大ファンだったといい「参加できて、とても光栄。アフレコも役者が揃った上で順撮りだったので、声優というより普段の演技とほとんど変わらず、逆に新鮮でした」と振り返った。キャスティングに関して、細田監督は「長い時間をかけて成長するヒロインの姿をお芝居で表現できるのは、あおいさんしかいないと思った。とにかく集中力がすごい。大沢さんは役柄同様、大きな器を持っていて花たちを包んでくれた」。10代と幼少期、それぞれの雨と雪を演じる黒木と西井、大野と加部らを含め「全日本級のキャストに恵まれた」と満足そうに語っていた。『おおかみこどもの雨と雪』7月21日(土)より全国東宝系にてロードショー
2012年06月19日宮崎あおい&大沢たかおが相合傘で登場!大沢の“パパ”ぶりに絶賛『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田守監督の最新アニメーション『おおかみこどもの雨と雪』のジャパン・プレミアが6月18日(月)に都内で開催。細田監督を始め、声優を務めた宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門が舞台挨拶に登壇した。細田監督のオリジナル脚本による本作。“おおかみおとこ”の彼(大沢さん)と恋に落ち、彼との間に“おおかみこども”の雪と雨を生んだ人間の女性・花(宮崎さん)。おおかみおとことの死別という悲しみを経ながらも、母として雪と雨をたくましく育てていく彼女の成長を優しく描き出す。“雨”と“雪”にちなんで、この日は屋内のホールに雨と雪を降らせるという斬新かつ大がかりな演出でスタート。宮崎さんと大沢さん、黒木さんと西井さん、百花ちゃんと亜門くんがそれぞれ相合傘で登場すると客席は拍手と歓声に包まれた。宮崎さんは本作への参加にあたり「まず私自身がこの作品を観てみたいという気持ちでした」と語り、出演の喜びと手応えを口にした。細田監督は、宮崎さんと大沢さんの役柄を「非常に難しい役柄」と語るが、2人の起用について「長い時間を描く映画ですが、お芝居で(花の)成長を表していただきたくて、あおいさんしかいないと決めてお願いしました。大沢さんは、(おおかみおとこが)大きな人間性と器で花を包む役なので、大きな優しさ、愛を表現してくださる方としてお願いしました」と明かす。ちなみに声優だけでなく実写も含め、宮崎さんと大沢さんは本作が初共演。特に本作はアフレコをひとりずつ行うのではなく、声優陣が顔を揃えて収録が行われた。宮崎さんは改めて大沢さんとの共演について「大きくて優しい方でした」と述懐。大沢さんは自身の収録がないときもスタジオに顔を出していたそうで「見守ってくれて心強かったです」と笑顔でふり返った。成長した少女期の雪の声を演じた黒木さんも、大沢さんの存在に助けられたそう。「初めての声優で緊張してましたが、大沢さんが『大丈夫だよ』と言ってくださって『大沢さんが言うんだから大丈夫だ』と思えました」と微笑んだ。同じく少年期の雨を演じた西井さんも「お母さんみたいに見守ってくれました」と、大沢さんと宮崎さんへの感謝を口にした。幼年期の雪を演じた百花ちゃんは「小さい頃の雪は“ケモノ率”が高いので、監督とお話ししておおかみらしい声でやりました」とニッコリ。同じく雨を演じた亜門くんは「監督に初めて会ったとき、オーラを感じました。『サマーウォーズ』は何度も観させていただいて、すごくいい監督さんだなと思ってました」と、9歳とは思えない堂々とした挨拶で会場を沸かせた。2人とも、収録時には大沢さんにたくさん遊んでもらったそう。「大沢さんが宝の地図を書いて隠すという遊びで、宝は大沢さんが買ってきてくれたお菓子でした」(百花ちゃん)、「お菓子がどんどんグレードアップしていきました。本当にいい人だなと思いました(笑)」とすっかり“お父さん”になついた様子を見せた。大沢さんは「暇だったので」と少し照れくさそうに笑いつつ、「でも、2人とも現場に入ると集中して、ビックりするほどうまかったです」と目を細めた。また、細田監督は改めて宮崎さんについて「ほぼ出ずっぱりで休みがほとんどなかった。そんな中でも集中力が高くて驚きました」と称賛を送った。宮崎さんは劇中で大学生の頃と、結婚後、出産後とそれぞれ異なる人生のステージでの花を表現している。特に母親としての声をどう演じるかについては収録前に悩んだ部分だったそうだが「監督から『自然の流れの中で成長していくので、お母さんを役割として演じないでいい』と言われ、それがヒントになりました」と明かした。なお、本作はすでに34の国と地域での配給が決定しており、来週6月25日(月)にはパリにてワールドプレミアも開催。細田監督と宮崎さんがフランスに渡り出席する予定となっている。宮崎さんは「違う国で観ていただけるのは素直に嬉しい。みなさんの反応が楽しみです」と期待を語る。細田監督も「国内での公開を前に海外で試写などが行われるのは珍しいこと」と喜びを露わにし、「このチャンスに、フランスのみなさんに感じてもらいたい」と意気込みを語った。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年06月18日JR九州大分支社は7月21~22日、企画ツアー「国鉄色列車で行く! 吉都&肥薩線ぐるり撮り旅」を実施する。国鉄色の485系とキハ66・67を使用し、往路は大分駅から吉都線経由で人吉駅まで、復路は人吉駅から隼人駅経由で大分駅へ向かうルートとなる。同ツアーの初日(7月21日)は大分駅から国鉄色485系車両に乗車し、7時30分頃に大分駅を発車。宗太郎駅や宮崎駅などに停車し、都城駅で国鉄色キハ66・67に乗り換えて吉都線へ。日本3大車窓のひとつとされる肥薩線真幸~大畑間も走り、人吉駅には18時頃に到着する。翌日(7月22日)は、人吉駅から肥薩線を南下して隼人駅へ。ここで国鉄色485系車両に乗り換え、大分駅へ向かう。今回のツアーで運行される列車は、往路と復路で異なるヘッドマークを装着して走行するという。各停車駅での撮影会をはじめ、特製オリジナルサボや座席指定券のプレゼントなど、特典満載のツアーに。車内ではオリジナル鉄道グッズも発売される。募集人員は90名(最少催行人員80名)で、旅行代金は往路のみのAコースは大人1万7,000円、こども1万3,500円、復路のみのBコースは大人1万7,600円、1万3,800円、往復乗車可能なCコースは大人2万9,800円、こども2万2,000円。なお、人吉での宿泊代は旅行代金に含まれず、宿泊を希望する場合はJR九州旅行大分支店での手配が別途必要になる。申込みは往復はがきでのみ受け付けており、締切りは6月18日(必着)。応募多数の場合は抽選となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日日本旅行は、東京・名古屋・大阪・九州発の国内パッケージ旅行「赤い風船」の、 2012年夏休み商品を発売した。東北観光博覧会や話題の東京スカイツリー商品に加え、「夏旅は早めの準備を!」をキーワードに魅力ある家族旅行プランを用意したという。夏休みの定番商品「ファミリー旅行」の強化として、子どもからシニアまで幅広い客層に人気のハローキティをメインキャラクターに起用し、パンフレットやギブアウエイなどを全面キティ色で盛り上げる。家族旅行の「主役」である子どもにこだわり、「こども代金(3~5歳/お食事付)が“ひとり100円”」、「こども限定ワンコイン(100円・500円)オプション(ファミパック九州)」、「36の入場観光施設での特典が受けられる『Kidsわくわくパスポート』付(北海道・沖縄)」などを用意。また、「ロング方面:45日前の申し込みで1泊に付おとな・こども共に最大2,500円割引」や「近郊宿泊方面:40日前の申し込みで1泊に付おとな最大2,500円割引」などのプランを拡充する。東北復興支援「東北博覧会専用商品」としては、東北全域が会場となる広域な博覧会の参加に便利な、博覧会情報を掲載した「全国版宿泊プラン(着地プラン)」および「首都圏発JR利用プラン」計2商品を設定。また話題のエリア「東京スカイツリー」専用商品として、東京スカイツリーの「展望デッキ(350m)日付指定入場券引換券」付プランや、東京スカイツリーを部屋から眺めるプランが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の新作『おおかみこどもの雨と雪』で、菅原文太、染谷将太、谷村美月、麻生久美子が声優を務めることが発表された。その他の写真『おおかみこどもの雨と雪』は、“おおかみおとこ”と結婚し、“雨”と“雪”というふたりの子を授かった人間の女性・花が、都会を離れて自然の豊かな土地で懸命に子どもを育てる姿を描いた物語。主要キャストとして“おおかみおとこ”を大沢たかおが、母親・花を宮崎あおいが担当することが決定している。本作で菅原文太は、都会からやってきた花たち家族を助ける、村の長老のような存在の韮崎を演じ、厳しい自然の中で、自給自足の生活をしようと奮闘する花に、農作業の手ほどきをするという。自身も山梨県で農業を行なっている菅原は、「日本の農業は、戦後50年である意味死んでしまったんだ。農業というものはもっと単純で、本当は楽しいもの。風や水や空気に囲まれてコツコツと作っていくものなんだということを、“おおかみこども”たちが今の若い日本人に気付かせてくれるといいね。監督、そういう作品を作りな」と力強く語っている。本作は、海外で定評の高い細田監督作品とあって、既に8月29日(水)からフランスで公開されることが決定している。『おおかみこどもの雨と雪』7月21日(土)より全国東宝系にてロードショー
2012年05月30日日本興亜損害保険は22日、同社と日本の環境情報を世界191カ国に発信しているNGO ジャパン・フォー・サスナビリティが中心となって、日英両語で運営している『世界のこどもたちをつなぐコミュニティサイト「未来クル・MIRACLE-こども未来創造プロジェクト」』内に、「RIO+20」に向けた特別企画をスタートすると発表した。「RIO+20(リオ・プラス・トゥエンティー)」とは、6月20日から22日までの3日間、ブラジルのリオデジャネイロで開催される地球サミットのこと。1992年に同じリオで開催された地球サミットから20年を経て開催されるもので、地球上で最も権威と影響がある環境とサスナビリティに関する国連主催世界首脳会議と言われている。特別企画の内容は、「未来クル・MIRACLE-こども未来創造プロジェクト」サイト内に特別コーナーを設けて、「いま私たちが伝えたいこと!」をテーマに、子どもたちからの意見(声)を集め、日本語は英語、英語は日本語に翻訳されて世界の子どもたちで共有される。また、「RIO+20・地球サミット」とは何か、「RIO+20・地球サミット」に子どもたちが参加(意見提出など)する意義などのコンテンツも用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日コモンズ投信は10日、祖父母が孫のための教育資金づくりを行うことができる新ファンド「まごころ」の募集を開始した。募集件数は先着200名。同社は2010年、長期ファンド「こどもトラスト」の発売を開始。同商品は子どもの教育資金作りをサポートするプログラムで、月々3,000円から積み立てができる。今回、祖父母世代から孫のために同商品を利用したいとの要望を多く受けたため、「まごころ」の発売に至ったという。「まごころ」は、祖父母が親権者を介して孫名義の口座を開設する仕組み。0歳から15歳以下の孫を持つ人が加入でき、孫が満20歳になった時点で終了する(20歳以上は成人口座に切り替えが必要)。コースは、スポット購入(一括購入)25万以上のコースと、初回スポット購入1万5,000円以上+積立て投資コースの2種類を用意している。資金は、同社の投信「コモンズ30ファンド」にて運用し、対象サービスは「こどもトラスト」プランとなる。購入申込手数料は不要。特典として、当初加入条件を満たした場合は、初回入金時に3,000円分の「コモンズ30ファンド」を贈呈。さらに、3年後、5年後、7年後に最小限度額(3年後10万円、5年後18万円、7年後25万円以上)を超えていれば、毎回3,000円分の「コモンズ30ファンド」をボーナスとしてプレゼントするという。また、「まごころメッセージおあずかりサービス」として、七五三、進学、成人式などの記念日に、祖父母(両親からも可能)から孫へメッセージを届けるサービスも提供する。ただし、メッセージサービスを利用する場合は、MYコモンズ(ネットサービス)の申込みが条件となる。このほか、同商品の利用者を対象とした、投資教育などの分野を含むセミナーやイベントも計画しているとのこと。同社は、「『こどもトラスト』では、子育て世代の教育や生活を応援してきましたが、『まごころ』の導入により、おじいさま・おばあさま方にも参加いただくことで、さらに支援が強化できるものと考えています」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日