こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。お子さんはどんな遊びが好きですか?ある調査では、幼児が最も好きな遊びとして“ごっこ遊び”が報告されています。わが子も毎日のように恐竜ごっこやお医者さんごっこをして遊んでいます。このように、子どもたちに大人気のごっこ遊びですが、実は子どもの成長にとっても“最強の遊び” といえます。ただ、そうはいっても「ごっこ遊びを一緒にするのがつらい」というママの声もよく耳にします。ママがごっこ遊びをつらいと感じる理由はさまざまですが、“ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づく”という視点をもつことで、ごっこ遊びへの意識がガラリと変わることもあります。そこで今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びからお子さんの成長に気づくための2つのポイントをご紹介します。●(1)見立て遊び初めは、実物さながらのおもちゃを使って遊んでいた子どもも、発達が進むにつれて、“身の回りにある別のもの”を本物に見立てて遊ぶようになります。たとえば、戦いごっこといえば、初めのうちはウルトラマンや怪獣のフィギュアを用いて遊んでいた子どもも、次第に身の回りにある別のもの(例:スマホはウルトラマン、ペンは怪獣など)にその役割を与えて遊ぶようになります。ママから見ると、スマホとペンが戦っているわけですが、子どもの心の中ではウルトラマンと怪獣が戦っています。このような身の回りにある別のものに役割を与えられるようになった子どもは、“表象”を理解している といえます。このような力は、子どもがさまざまな抽象的概念を理解するうえで役立つ ことがわかっています。そう考えると、実物さながらのおもちゃをたくさん与えるよりも、ある時期がきたら“見立て遊び”ができる環境を意識することも大切なのかもしれません。●(2)視点取得ごっこ遊びで役柄を演じるときには、“視点取得(してんしゅとく)”という相手の視点に立ち理解する ことが求められます。「ママだったら、こうするな」「パパだったら、こう言うな」など、相手の視点に立つことで、人の気持ちがわかるようになっていきます。また、お子さんが一人二役を演じている場面を見たことはありませんか?実は、このようなおもちゃなどに役柄を与え、1人が2つ以上の役割を演じることはすごいこと なのです!この遊びは、たくさんの視点取得を使いながら、それを切り替えたり、ストーリーを作ったりしながら進めていくので、状況や文脈を客観的に理解する力を育てます 。さらに、役柄を演じるときには、子どもがその役柄をどのように認識しているかもわかります。たとえば、母親役をしている女の子が、怒ってばかりいる母親を演じている場合は、普段から母親をそのような視点で認識していることを伺い知ることもできます。「ごっこ遊びから家庭の様子がわかる」とも言われるほどです。この話を聞くたびに私も親として気をつけなければ……と思います(笑)。この他にも、ごっこ遊びが言葉の発達や感情の豊かさにつながることも指摘されています。このことからも、ごっこ遊びが子どもの成長にとって大切な遊びであることがわかるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づくためのポイントをご紹介しました。すべてのお子さん、そしてママが笑顔あふれる毎日を過ごされますよう心より願っています!【参考リンク】・村田光範,内山聖,岡田知雄,加賀谷淳子,本田悳,松岡優幼児が行っている遊びの種類に関する調査.厚生省心身障害研究「小児期からの総合的な健康づくりに関する研究」効果的な運動及び体力向上の方策に関する研究,平成9年度報告書,15-18, 1998.(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年06月13日子どもの暮らしを彩るモノ・コトづくりに愛をもって携わる達人に、その舞台裏を余すところなく語っていただく本連載。前回に続き、子どもの「あそび」にかかわる事業を展開するボーネルンドの「あそび道具」に精通したプロに、子どもの成長におけるあそび道具の役割やその大切さをお聞きしました。<お話をうかがった達人さん>新居紀子さん 株式会社ボーネルンド 商品部次長。入社以降一貫して商品部を担当。海外のメーカーとのやりとり、品質管理、商品開発なども手掛ける。13歳、5歳、4歳の男の子のママ。<ボーネルンドってどんな企業?>1977年創業。あそび場づくりから玩具の輸入・開発・販売など、子どもの「あそび」にまつわる事業を展開。全国に89ある店舗には約3,000点ものあそび道具やベビー用品など幅広い商品が並ぶ(2017年現在)。ショップにはあそびのプロが常駐し、さまざまなあそびの提案も行う。ボーネルンド ■子どもの発想力、思考力をはぐくむ「あそび道具」ってどんなもの?ボーネルンドは、創業以来子どもの「あそび」に向き合ってきました。デンマークをはじめとするヨーロッパの子育てやあそびの文化に触れ、日本にもその文化を取り入れるべくあそび場づくりに着手したのが、そもそものはじまりです。あそびの環境を整えるなかで、保育園や幼稚園、児童館などから「遊具だけでなく、あそびの道具も、子どもにとっていいものをそろえたい」との声が聞かれるようになりました。そこで、遊具と同様に「多様なあそびができる優れた道具」をポイントに、デンマークをはじめとするあそび先進国のあそび道具の輸入をスタートしました。私たちが考える「多様なあそびができる優れた道具」とは、子どもたちの「やりたい!」を引き出せて、ひとつの道具でも工夫次第であそびが広げられるものです。あそびを通して考える力をはぐくみ、子どもならではの自由な発想力をさまたげない。これは私たちがあそび場づくりで大切にしていることと同じです。たとえば赤ちゃんのあそび道具であっても、ただあやすものではなくて、赤ちゃんが自分で興味をもって、自然と手を伸ばしたくなる工夫があるかどうか。そんなことをしっかり見極めながら、世界中からすぐれたあそび道具をセレクトしています。あそび場づくりの達人へのインタビューは ※こちらから。 ■「やりたがり」「知りたがり」をどれだけ伸ばせるかが、やわらかい思考力をはぐくむカギ子どもはみんな、「やりたがり」で「知りたがり」です。いろんなことに興味を持って、実際にやってみる。そうした経験を積み重ねて、成長していきます。どうしたらたくさんの経験をさせてあげられて、子どもに本来そなわる思考力や発想力を伸ばしてあげられるかは、周りの大人の関わり方や環境、道具によっても変わると考えています。じつは、私たちが提供しているあそび道具は、遊び方がわかりにくいと言われることも多くて(笑)。それは、あえてあそびが限定されないよう、広い振れ幅のあるものを選んでいるからなんです。たとえば、「カラーステップ」というあそび道具。ぱっと見だけでは、どうやって遊ぶの? と首をかしげちゃいますよね。これは、いちばん低い棒を1とすると、2番目に低い棒はその倍、3番目の棒は3倍、そしていちばん高い棒は5倍の比率になっているブロックです。カラフルな積み木のように見えるので、子どもを自然とあそびに引き込んでくれる優れたデザインです。手のひらで握った感触や重みで、「1」の棒は「5」の棒より「小さい」「短い」「軽い」と、五感の体験をとおして学んでいくことができます。 実際に積んでみると、5種類に色分けされていることで、「2」の棒は「1」の棒が2つ分と、視覚からもわかりやすく量を認識することができます。 この経験がゆくゆくは足し算や引き算の理解を助けてくれるのです。 また、付属の木製フレームを使って「大きさ順」「色ごと」に並べる遊びや、「右から2番目の列の、前から3つめの棒の色はなに?」と、位置感覚をやしなう遊び方もできます。 このような自由度が高いあそび道具を、たくさんではなくていいので成長に応じてバランスよく取りそろえてあげることも、子どものやわらかい思考力をはぐくむ一助になるのではないかなと、私たちは思っています。ちなみに、ショップにはあそびのプロのインストラクターがいて、いろんな遊び方のご提案もしています。迷われたら、お気軽に声をかけてみてくださいね。■「男の子」「女の子」と分ける必要なし! ルールもゴールもない自由なあそびを私たちが、ママ・パパにお伝えしたいのが、「あそびは自由」ということです。たとえば、男の子はブロックやミニカー、女の子はお人形…というイメージがなんとなくあると思います。でも、乳幼児期のあそびに性別は関係ありません。お人形遊びは、情緒の発達を助けたり、小さい子への接し方を自然に学べますし、ブロックは遊びながら空間認識力やモノを構成していく力をやしなえます。これらは、男女問わず伸ばしてあげたい力です。だから、あそび道具も性別は気にせず、子どもが自分から遊びたいと思えるもの、興味を持ちそうなものを選んであげてほしいな、と思います。最近ボーネルンドで男女問わず人気のアイテムが、正方形や三角形などさまざまな形のピースを自由にくっつけて遊ぶ新感覚のブロック「マグ・フォーマー」です。 マグ・フォーマーの面白さは、直感で作品がつくれるところ。子どもって、手を動かしながら頭のなかではもう次のアイディアが浮かんでいたりします。つくりながら、ここはやり直したいな、と思ったら、すぐにはずせて、またすぐにくっつけられる。頭のなかで描いていることに手元が追いつく、そのスピード感が好評なんです。ピースの色が片面ずつ違うので、配色を考えながら遊んでいる子も多いですよ。また、ご両親はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも楽しんでくださっているとの話も聞きます。性別や世代も超えて遊べて、図形への理解も深められる。まさに「多様なあそびができる道具」なんです。こういったブロック遊びも含めて、この道具ではこれをつくる、こういうあそびをするもの、といったルールはありません。子どもが迷ったり困ったりしている姿を見ると、つい、こういうのをつくってみたら? と大人が見本を示すことがあるかもしれません。私も3人の子を育てるなかで、先回りしたくなるシーンがよくあります。でも、子どもにとっては自分で試行錯誤する課程がとても大切。とくに、あそびは自由なものですから、ルールやゴール、答えを設定せずに見守ってあげられるのが理想です。これがなかなか難しいのですが(笑)、私も「先回りしない!」と自分自身に言い聞かせながら、子どもとの日々を過ごしています。■将来、子どもたちに求められる「力」も、あそびのなかではぐくまれるいま、日本の子どもの教育環境が変わりつつあります。これまでは、先生の話を聞いて知識を得るスタイルの授業がほとんどでしたが、ディスカッションやプレゼンテーションなどを授業に取り入れる学校も増えてきました。自らが考え、インプットだけでなくアウトプットができる子を育てよう、という流れです。実際2020年の大学入試からは、マーク式だけでなく記述式のテストの導入も検討されています。つまり、これからの子どもたちには、行動力や発想力、応用力、問題解決力、そしてコミュニケーション力といった、ペーパーテストだけでははかれない力がより求められるようになってきます。これらの力は幼いころにあそびを通して身に着けていけるものです。あそび道具は、あくまでも子どもたちの豊かなあそび体験の一助となるツールのひとつ。それをどう使って、どう体験につなげていくかを広く伝えていくことで、子どもはもちろん、ママ・パパの子育てを少しでもお手伝いできれば、と思っています。<新居さんレコメンド!>語彙が増え、会話を楽しめるようになってくる4歳くらいからのお子さんにおすすめなのが、「テルミー・ザ・ピクチャー」です。これは、子どもたちが対面となって、ひとりが見本カードを見ながら、どこに、どんな人物や動物がいるかを言葉で伝え、もうひとりがそのヒントを聞きながらボードにマグネットを配置していく、いわゆる絵を使った伝言ゲームのようなものです。対話をしながらコミュニケーション力をはぐくむ新しいタイプのあそび道具として、私も注目しています。文:コミヤカホル
2017年03月14日SHISEIDO THE GINZAスプリングパーティー「美と、花あそび。2017」開催概要2017年3月18日(土)、資生堂花椿ホール(東京都中央区)において、女性限定のイベント「美と、花あそび。2017」が開催される。同イベントは、今回で4回目の開催となり、2017年は、SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)の協力を得て、「儚く美しく移ろう“shower of blossom room”での光の体験」をテーマに展開。春から本格化する紫外線ケアについてのコーナーや、SHISEIDO THE GINZAによるビューティー体験なども楽しむことができる。資生堂パーラーからは、春にふさわしいカクテルやフレーバーティーなどが提供され、お土産には、マキアージュ ウォータリールージュが用意されている。ビューティー、アート、フード、様々な角度から春を味わうことができるイベントだ。「美と、花あそび。2017」への申し込み方法「美と、花あそび。2017」は、2017年3月18日(土)13:30からと17:30からの2回開催される。各回所要時間は120分程度で、1回あたりの定員数は150名。参加費用は3,500円(税込み)。参加費用には、マキアージュ ウォータリールージュ2,484円(税込み)の引換券が含まれる。2017年2月27日(月)から、電話での受付けがスタート。受付時間は(3/15および土日祝を除く)10:00から18:00までとなっている。詳細はSHISEIDO THE GINZAホームページを確認のこと。電話:090-2555-7257/090-7844-3459(イベント受付専用)(画像はSHISEIDO THE GINZAホームページより)【参考】※SHISEIDO THE GINZAホームページ
2017年03月03日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。3歳から就学前あたりまでの子どもは、「ごっこ遊び 」が大好きで、さまざまに行って楽しんでいます。この「ごっこ遊び」を介して、子どもはさまざまなことを学んでいきます。ですから、この年齢では必要な遊びなのです。●成長するために「ごっこ遊び」は外せない「ごっこ遊び」は、2~3歳くらいから就学前までにほぼ毎日のように繰り返して行われる遊びです。よく見られるのは、おままごとやお店屋さんごっこ、憧れのヒーロー(ヒロイン)ごっこなどですね。家族だけでなく、友達と一緒に遊ぶことも出てきます。園に通っていればなおさらです。ごっこ遊びをするようになったということは、認知する力がついてきた ということが伺えます。厚生労働省の『保育所保育指針解説』でも、『子どものごっこ遊びが心身の成長に良い』とされています。さらに、『身近な物や遊具を使って、じっくりと遊びと向き合う時間を持つこと』や『子どもが心と体を働かせて、物と関われる環境構成を行うこと』が大切なポイントであるといった内容が記されています。次は「ごっこ遊び」のメリットを見てみましょう。●ごっこ遊びのメリットごっこ遊びが始まる年ごろになると、家族以外の集団の中で遊ぶことが多くなります。子どもは、園などの小さな集団の生活の中で、社会性や人との付き合い方といった大切なことを多く学び取ります。ごっこ遊びのメリットには、・自分を客観視することができるようになる・自分の気持ちを伝えられるようになる・言葉のやり取りで表現力を身につける・友達と協力することを覚える・遊びの中からルールを覚えて、順応していく・想像力を豊かに育むことができる・相手の意見を聞き入れ、受け止めることができるなどがあります。●大人が気をつけたい、ごっこ遊びに関わるときの注意点家でも園でもごっこ遊びを好んでするようになりますが、親にも「一緒にやろう!」と誘ってくることが出てくると思います。そのときに注意する点がいくつかあります。・子どもの発想を妨げないようにする・イメージをできるだけ実現に近づける(発言など)・一緒になって楽しむ(親もなりきる)・いったん抜ける場合は、ごっこ遊びの世界を壊さないようにする(おままごとなら会社に行ってきますなど)ごっこ遊びは、イメージした世界の中で思いっきり楽しむことが大切 です。それを心許ない言葉で壊したりしないようにしてあげましょう。●おわりに親も大人になる前は、たくさんのごっこ遊びをしたと思います。だからこそ、たくさんの経験と社会性を身につけることができたのです。この年代の子どもたちは、知育発達が著しい時期です。たくさんのことを覚えて、大事な社会のルールを学ぶ手助けをしてあげていただけたらと思います。【参考文献】・『発達心理学の基礎Ⅰ ライフサイクル』平山諭・鈴木隆男(編著)【参考リンク】・保育所保育指針解説 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年02月08日京都のショコラティエが集まるチョコレートフェスティバル「京ショコラあそび」が2017年1月18日(水)に開催される。京都のショコラティエとともに未来に続く京のチョコレート文化を発信すべく、2017年に誕生するチョコレートフェスティバル「京ショコラあそび」。第1回のテーマは、歌舞伎発祥の地、京都ならではの「こけら落とし」。5人のショコラティエによる「ハイカカオ×おやつスイーツ」をお題としたその日限りのスイーツを、京都の日本酒やワインなどのドリンクと共に味わえる。「京都北山マールブランシュ」のシェフ、南尚貴が提供するのはチョコレートパイ。だれもが小さな頃、口にしたことがあろう「チョコパイ」をフランスの伝統菓子である「フォレノワール」というケーキと組み合わせてアレンジ。チョコレート生地にサワーチェリーのキルシュ漬けとバタークリームをはさんだスイーツに仕上げている。一方で、京都祇園のショコラトリーマールブランシュ加加阿365のグランシェフ、藤田浩司がこのフェスティバルのために開発したのはカカオコロッケだ。お肉屋さんの揚げたてサクサクのコロッケを、ワインと相性のいい大人の贅沢なコロッケに。マッシュしたポテトにビーントゥカカオマスとコーンビーフをあわせた意外な組み合わせはここだけでしか味わえない。そのほか、京都・福知山に店舗を構える「洋菓子マウンテン」水野直己によるカカオオムレット、パティスリーカフェ「ASSEMBLAGES KAKIMOTO」のオーナー、垣本晃宏が作る「食べるショコラドリンク」など、「京ショコラあそび」のために開発された上品な新感覚のチョコレートスイーツが揃う。会場に選ばれたのは創業明治3年の料理旅館「鮒鶴 京都鴨川リゾート」。鴨川のせせらぎが聞こえる風情漂うその場所で、ギタリストの演奏とともにチョコレートを堪能できる。【開催概要】「京ショコラあそび」開催日:2017年1月18日(水)住所:京都府京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町180参加費:5,000円 ※100名限定。※現在チケットは「京ショコラ遊び」専用Facebookにて発売中。チケットにはショコラデザート5種類、フリードリンク(アルコールあり)が含まれる。■イベント参加ショコラティエ・垣本晃宏(丸太町「ASSEMBLAGES KAKIMOTO」オーナー)・津田励祐(御池「grains de vanille」オーナー)・水野直己(福知山「洋菓子マウンテン」オーナー)・藤田浩司(祇園「マールブランシュショコラトリー加加阿365」グランシェフ)・南尚貴(北山「洋菓子店京都北山マールブランシュ」シェフ)【問い合わせ先】京ショコラあそび実行委員会TEL:075-278-7177
2017年01月14日年末年始は、ママ友と集まる機会が増えますよね。子どもが小さいうちは外食しにくいこともあり、ホームパーティを開くことが多いのではないでしょうか。「ホストになったときには気合いを入れて料理をしないといけない…」なんてイメージがあるかもしれませんが、簡単だけどウケがいいメニューがあるのです。それは、「居酒屋の定番つまみ」。子どもがいると居酒屋にはなかなかいけないので、お通しのようなメニューはお酒が好きなママに好評です。今度のママ会はおうちで「居酒屋ごっこ」をしてみませんか?■居酒屋ごっこの演出アイテムまずはメインとなる料理を決めます。これは自慢の一品でもいいし、から揚げなどの子どもが好きなメニューでOK。手でつまめたり、つまようじでも食べやすいメニューがいいでしょう。大皿に豪快に盛り付けて、各自が好きなようにつまみます。食器はできるだけ和風のものをチョイスして。それだけで居酒屋らしさがアップします。また、お品書きを添えておくと、よりムードが高まるでしょう。その場合はぜひ筆ペンを使いましょう。上手に書けなくても、それが逆に味わいになるはず。仕切りのある小皿も大活躍。肉じゃがやきんぴら、ポテトサラダのような残りものでも、少しずつ盛り付けるだけでお通しっぽくなります。100円ショップでも購入できるので、用意しておくと何かと便利です。■定番つまみをたくさん用意しよう!今回はできるだけ居酒屋らしさを楽しんでもらいたいので、お通し系メニューがメイン。ひとつひとつはちょっとしたものでも、数を用意することで居酒屋で飲んでいる雰囲気に近付けます。●枝豆居酒屋の定番つまみといえばコレ。冷凍食品を使えば手間がかからないし、冬でも楽しめて便利です。●ちぎりキャベツ最近では「塩だれキャベツ」も人気があります。ちぎったキャベツを袋に入れて、塩(小さじ1~2)とごま油(大さじ1~2)と一緒にもむだけの簡単メニュー。白ごまや七味唐辛子を振りかけてもいいし、塩を入れずに塩昆布を使ってもOKです。もっと簡単に済ませたいなら、ちぎったキャベツに味噌だれを添えるだけでもOK! ニンニク味噌や甘味噌、味噌マヨネーズなど、何種類か用意しておけば、手抜き感が薄くなります。●ごぼうの唐揚げほかの揚げものと一緒に作れるお手軽メニュー。素揚げでもおいしいけれど、肉と同様に醤油などで下味をつけておくとお酒がすすむ一品に。市販の唐揚げ粉を使ってもいいですね。揚げものはカロリーが気になるけれど、食物繊維が豊富なごぼうはヘルシーなイメージがあるので、女性にも人気です。●野菜スティック切っただけなのに、おしゃれでヘルシーなイメージがあるメニュー。ちぎりキャベツのたれと同じものを使ってもいいですね。テーブルに彩りを添えてくれます。●たこわさ塩こうじや酒などと混ぜて作ることもできますが、市販のものでも問題ありません。家ではあまり食べないメニューが出てくるだけでも喜ばれるはず。半分に切ったシソを器にのせて、その上に盛り付けると居酒屋らしさがアップします。●デザートお酒を飲んだ後でも、最後に甘いものが食べたくなりませんか? とはいえ、ケーキやパフェは「食べ過ぎ」という罪悪感が…。そんなママにもおすすめなのが、抹茶アイスやゆずシャーベット。これも居酒屋の定番メニューですし、とくにシャーベットは口の中をさっぱりさせてくれます。たったこれだけなのですが、いつもと違う雰囲気を味わえるだけでも楽しんでもらえます。事前に「今回は居酒屋ごっこをする!」と宣言して、好みのおつまみを持ち寄ってもおもしろいですね。ワインが好きなママが多ければ、タパスやピンチョスを用意して「スペインバル」風に楽しむのもアリ。成功の秘けつはムード作りです。自分好みにアレンジして、ホームパーティを盛り上げましょう!
2016年12月19日「見せるお料理」が流行っていますね♪でも、動物やキャラクターをきれいに形作るのは難しいもの。小久保工業所の料理グッズ「ゆでたまごっこ」を使えば、そんな悩みは解消できちゃうかも♡「見せるお料理」が進化しています。インスタグラム、LINE、Facebook、TwitterといったSNSで食べ物の写真を気軽にシェアするようになったおかげで、見た目の楽しさやインパクトがより重要になっています。オムライスはケチャップで自由にメッセージを描くことが親しまれてきましたが、最近はさらに進化した「デコオムライス」が登場。オムライスがコタツになったり、クマがお布団で寝ていたり、お皿の上に立体的な絵を描くユニークな写真がネットで見られますよね♪キャラクター作りは難しいけれど…動物やキャラクターをきれいに形作るのは難しいもの。そこでゆで卵をかわいい形に変える料理グッズ「ゆでたまごっこ」を使って簡単に作れる「デコごはん」をご紹介します。卵をゆでて型にはめるだけで、ドラえもん、ドラミ、うさぎ、くま、くるま、さかなの形が作れます。お皿の上に好きなシチュエーションを作ってゆでたまごの顔をのせるだけで、思わず二度見されるようなかわいい「デコごはん」が作れます。おやすみうさぎ&くま★デコオムライス部屋とくるまと宇宙人♪デコオムライスゆでたまごっこさかな&ワカメの♡サラダ思わず笑みがこぼれちゃうこんなお料理で、食卓をもっと楽しんじゃいましょう♪公式HP小久保工業所Facebook
2016年11月02日たっぷり遊ぶには時間も体力も足りない、絵本を読んであげる気力もない…。一緒に遊ぼうにもマンネリ化してしまったというママも多いのでは。そんなママにオススメしたいのが「おまじないあそび」。気軽にできるだけでなく、ママと子どもの距離が近くなり絆がグッと深まります。■おまじないが子どもの興味関心を倍増させる!おまじないは、神秘の力を借りて思いや願いを叶えようとするもの。漢字で書くと「お呪い」で、なんだかとってもおどろおどろしいけれど、「痛いの痛いのとんでいけ!」もおまじないの一つ。こういった願掛けを母子で共有するのです。実はこれ、子どもの成長を促し、母子の信頼関係まで強化してくれる、最強のコミュニケーションツールなのです。■おまじない遊びで見えた子どもたちの変化実際におまじないで遊ぶと、どんな変化がもたらされるのか…。実際に楽しんでいるママたちに聞いてみました。「世界各国のおまじないを2人で調べては、実践しました。生まれ年の硬貨に願いをかけ、それをお守りとして持ち歩いたり、散歩がてら四葉のクローバーを探し、家族の幸せを願って押し花にしたり。それがきっかけとなって外国に興味を持ったり、お金をまじまじ見るようになったり、積極的に自然と触れ合うようになったり…。何気ない日常にもあちこち発見があり、会話も弾むようになりました」(30代後半)「義母が骨折した際、『早くよくなりますように』と満月に願掛け。それ以来、何かあるごとにこれをやるように。私が体調を崩したときもメソメソせず、『ママ、満月にお願いするから大丈夫!』と。信じる力が養われて、強くなったかな」(30代後半)「子どもと2人、夫の仕事がうまくいくようこっそりおまじない。それからというもの『あのことはパパには絶対、内緒だよ!』と。秘密ができると心がグッと近くなるというか、前にも増して、わが子と親密になった気がします」(40代前半)おまじないあそびは、単なる願掛けにあらず。誰かを思うやさしさが育まれたり、想像力が豊かになったり…。さまざまな要素がギュッと詰め込まれた情操教育なのです。■子どもにかけよう! オリジナルの魔法おまじない遊びはとってもクリエイティブ。ママのオリジナルで子どものやる気スイッチをONにしたり、子どもに創作させるのがおもしろいものです。「公園にあるお気に入りの木に2人してしがみついて、子どもが考案した謎の呪文を唱えて遊んでます。『もっと変なの作ろう!』と、まだまだやる気満々!」(30代前半)「子どもがその気になれなかったり怖気づいちゃったとき、私考案のおまじないで背中を押してあげることも。それらしい言葉をつぶやきながら、ギュッギュッギュッと3回抱きしめるだけ。かなり効果あります」(20代後半)このように、ママと子どもの愛情確認。それが、おまじないあそびです。特に、小さいころはママにべったりだった子どもも、ある程度大きくなると、おとなしく一緒に遊ぶのはなかなか難しい話。何をやるにも体力勝負になってくるし、知恵もついてくるので昔と同じという訳にはいかず、本気で関わらなければいけません。ママは家事で忙しく、子どもはテレビを観たりオモチャでひとり遊び。手が離れてラクになるとはいえ、せっかく子どもといるのに、関わりが薄くなるのはなんだかもったいない気もします。そうなると自然に、母子バラバラの時間が増えてしまうのです。そんな時はこのおまじない遊びで家族の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
2016年09月30日「わが家の事情がわかってしまうから、ままごとはもうやらないで!」と、子どもにままごとを禁止したくなる人もいるかもしれませんが、ちょっと待って。女子のままごとやごっこ遊びは禁止せず、むしろ積極的に推奨してもいいぐらいなのだそうです。一体なぜなのでしょうか。・ 前編 はこちらからごっこ遊びで真似をすること=物事の上達につながる物事を学ぶ際にはどうしても必要なものがあります。それは、何かを模倣する力です。よく人の真似をすることを馬鹿にしてけなすような人がいますが、とんでもありません。勉強もしかり、芸術的な活動や運動もしかりですが、今よりも上達したいと感じたときに一番効果があるのは、より優れた能力を持っていてお手本になりそうな人物を見つけ、その人物の真似をすることです。こういった模倣をする際には、その前提として鋭い観察力を持っている必要があります。なぜならば、自分のやり方とお手本にする人物のやり方では、何がどう違っているかを認識できなければいけないからです。自分の至らない点を見極め、相手の優れた点を見極め、その部分を模倣してうまくやれるように練習するわけです。そしてうまくやれるようになってきたら、より高みを目指して自分なりに考え、より上積みをはかっていきます。こうしたプロセスはものごとを学習する際に一番大事になる部分です。ごっこ遊びやおままごとは、自分の一番身近にいる親を手本において観察し、その行動を模倣する遊びです。つまり、遊びではあるものの、人間やその技術などを観察するための力を養うことができるのです。子どもたちは自分の親を観察してそのまねをしながら、「もし自分がこの立場だったら、こんなふうにやるな」というイメージを頭の中に描き、自分なりの人物像に沿って行動しています。こういったやり方は、絵画の制作や楽器の演奏などをする際の訓練の流れとまったく一緒です。ごっこ遊びやおままごとにより、子どもは自分のあり方そのものを高め、成長をはかっていると言ってもいいでしょう。それだけに非常に効果のある遊びなのです。子どもの遊びを見ることでその関心を知ろう子どもがごっこ遊びやおままごとをしているのを観察することは、親にとっても役に立ちます。それは、その子どもが現在どんなことに関心を抱いているかがわかるということです。子どもが自分より幼い子どもをかわいいと感じ始めているなら、たとえば人形を赤ちゃんに見立ててお母さんごっこを始めるかもしれません。スーパーマーケットやお店に関心が向いていれば、レジ打ちや売り場の真似をするでしょうし、医者や看護師さんに興味を引かれ面白そうだと感じればお医者さんの真似をすることでしょう。子どもは興味関心が向いているものを真似しようと考えるものだからです。親はそうした子どもの興味の行き先を、遊びの様子を観察することで知ることができます。そして、その興味や関心をもっとかき立て、深めることができるようにしていくことができます。たとえば楽器に興味を持っているようなら音楽会に連れて行ったり、動物に興味を示しているなら動物園や水族館に連れて行ったりなどするのです。子どものごっこ遊びはこうした体験を糧にして深く広くなっていく傾向があり、遊びを通してさらに子どものイメージ力を育むことができます。このように、ごっこ遊びやままごとは子どもの能力を高めて成長を促してくれる、またとない機会を提供してくれます。また、親にとっては、子どもの関心の行く先を教えてくれる大事なバロメーターにもなります。小さい子の遊びだとか、自分の家の中が外にわかってしまって恥ずかしいとかいうことでやめさせようとするのではなく、むしろそれが奥行きを増すように促してあげてほしいと思います。(子育ての達人)
2016年02月04日小さな子どもたちはいろんなことをして遊びますが、不思議なことに誰に言われずとも、性別によって違う遊び方を始めるものです。特に女子はごっこ遊びやままごとが大好きですが、こうした遊びが好きなほど将来頭が良くなるという考えがあります。どういうことなのか、見ていきましょう。子どもの遊び方には自然に男女差が現れる小さい子どもたちが集まって遊んでいる場面、公園や幼稚園、保育園といったような場で、男子と女子が自然に違った遊びをしているのに気がついたことがある方も多いかと思います。特段、親が何か指示したり教えたりしたわけでもないのに、たとえ同じものを使って遊んでいても遊び方が変わってくるのですから、おもしろいものです。男子と女子が入り交じって遊んでいたとしても、たとえば地面にぬかるみがあるようなところでは、男子が勢いよく泥をはね散らかして回る脇で、女子が泥をこねてお団子を作ったりしていることがあります。誰に指示されたわけでもないのにこうした違いは自然にできてくるものですし、互いに相手がしていることのどこがおもしろいかわからない、などということを口にしたりします。細部はともかくとして、男子と女子の遊び方というのはおおよそこういったような形でいつの間にか分かれてくるものですが、そんな遊びの中でも女子がよくやるままごとやごっこ遊びというものほど、男子にとっておもしろみが分からないものはありません(編集部注:もちろん、個人差はあります)。お母さんやお父さんの役どころを決めて、おもちゃの調理器具を手にして草をきざんだり混ぜたりし、それを器に盛って「いただきます」とやる…。そんな女子の遊びは、男子には何がおもしろいのかさっぱりで、最初のうちこそ調子を合わせていても、そのうちにつまらなくなってしまってどこかに行ってしまったりします。女の子はごっこ遊びやままごとが大好き一方の女子は、似たような場面をずっと飽きずに続けていたりします。人形を赤ちゃんに見立ててそのお世話をしたり、病気の子どもとそのお母さんといった役どころを決めて看病する真似をしてみたり、子どもたちが状況を思いつく限り、遊びはずっと続きます。よく言われることに、「子どものままごとの様子を見ると家庭の様子がわかる」というのがあります。たとえば、いつも母親に急かされている子どもがままごとをすると、母親の様子をそっくりそのまま真似して相手を急かすものです。そのほか、家でどんなふうに食事をとっているかといったことから、果ては給料日が近いから献立を節約しましょう、なんてことまであけすけにやっていたりします。このため、子どものままごとを見ていてそんな実態に気づいた親が、ままごとを禁止したくなることも多いといいます。しかし、女子のままごとやごっこ遊びなどを禁止したりしてはいけません。むしろ積極的に推奨してもいいぐらいです。ままごとやごっこ遊びを好む子どもは、大きくなってから勉強も得意になる可能性が高いからです。<後編に続く>(子育ての達人)
2016年02月04日ボーネルンドはこのほど、親子のための室内あそび場「キドキド」の2014年の年間来場者数が、約243万人に達したことを公表した。○「あそび」を科学的に考え開発同社は、子どもの健全な成長に寄与することを目的に、教育玩具の輸入・開発・販売、あそび環境開発を行っている。同施設は、子どもの"こころ・頭・からだ"のバランスがとれた発育をサポートし、運動やあそびを楽しめるという屋内あそび場で、現在全国21カ所で展開している。同施設は、運動大国デンマークの体育理論に基づいて開発した同社オリジナルの遊具を中心に、子どもたちが発達段階に応じた多様なあそびを楽しめるよう、設計。通常保育と比較して歩数が約1.5倍、跳ねる・転がるなどの動きの多様性は約2倍という高い運動効果があるという。同施設の2014年年間来場者数は約243万人に到達。前年の約227万人を上回り、2004年の運営開始以来最多の来場者数となった。同施設は、子どもが存分に体を動かして遊べるほか、子どもと保護者があそびを出発点に気軽に集い・交流し・相談できる場だという。また、同社は、同施設の展開を通じて、子育て支援の充実に取り組んでおり、2015年は、3店舗の新規出店を計画している。
2015年01月14日小久保工業所は2015年1月30日、ドラえもんのゆでたまごが簡単に作れる「ゆでたまごっこドラえもん」を発売する。○熱いゆで卵をケースに入れて冷やすだけで完成同商品は、2005年発売の料理グッズ「ゆでたまごっこ」の新商品。Lサイズの卵をゆでて殻をむき、熱いうちに型に入れてフタをしたのちに冷水で10分冷やすと、「ドラえもん」の形に変身する。子どもの弁当、サラダの付け合わせ、パーティー料理などさまざまな用途に利用できるという。キャラクターは「ドラえもん」「ドラミちゃん」の2種類を用意。価格は各108円(税込)。耐冷・耐熱温度はマイナス20℃~80℃。なお同社では、レシピサイト「クックパッド」で作り方を公開している。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
2014年12月18日子どもへのマネー教育の第一歩として取り入れてほしいのが、「買い物ごっこ」です。学校ではさまざまな勉強を教えてくれますが、マネーリテラシー(お金を活用する能力)は学べません。算数は覚えられても、身の丈にあったお金の使い方や、将来をよりよくするためのお金の活かし方は学校では教えてくれないし、たとえ教えてもらったとしても、日々の暮らしに取り入れなければ習得することはできません。だからこそ、お金への興味が芽生え始める時期に買い物ごっこをすることは、親が子にお金の大切さを教える絶好の機会となります。買い物ごっこを通じて、マネー力を育むための親の声かけポイントを紹介します。買い物ごっこを始める前にスーパーやコンビニで買い物をすることが多くなった現代では、買い物に興味をもつ子どもは少なくなったように感じます。「いらっしゃい、いらっしゃい!安いよ~」なんて、道行く人に声をかける八百屋さん、魚屋さんを見なくなりましたしね。買い物ごっこに興味がわくように、親がナビゲートしていきましょう。買い物ごっこを始めるにあたって、まず用意してほしいのが「ままごと遊び」の道具です。おもちゃの野菜、お肉、果物、お魚とまな板、包丁、お椀、お皿等を使った、ままごと遊びから始めましょう。ままごとは女の子の遊びと思いがちですが、男の子でも楽しいものです。まな板の上に人参をのせて、包丁を使って2つに切る。それができたら「すごい!人参を上手に切ったね」と褒める。すると、子どもは嬉しくなって何度もやるはずです。「上手に切れたね」ではなく、「○○(切った食材)を上手に切ったね」と、食材の名前を添えることで、食材の名前を覚えることができます。まずはそこからスタートしてください。ままごと遊びに夢中になってきたら、食材の買い出しのときに、わざと子どもに商品をとらせたり、お金を払う手伝いをさせたりしましょう。商店街が近くにあれば、八百屋さんや魚屋さん、駄菓子屋さんで、お店の人と会話をしながら買うのも効果的です。「買い物って楽しいんだ!」「僕も(私も)やってみたい!」という気持ちをかき立てる場面をたくさん用意するのです。読み聞かせの絵本に、買い物のシーンがあるものを選ぶのもいいですね。ただし、無理強いは禁物です。すぐに興味を示す子もいれば、そうでない子もいます。無理矢理興味をもたせようとすると反発する子もいます。買い物やお金に対してネガティブな感情を植え付けてしまうと、それを取り除くのは困難です。買い物が楽しめないと、収入を得ること、仕事をすることに消極的になりやすくなるため、子どもが興味を示すまで、時間をかけて見守ってください。「それはいくらですか?」と聞いてみる買い物に興味を示し始めたら、おもちゃのお金と財布を用意して、買い物ごっこを始めましょう。子どもがお店屋さんになったときは、「そのりんごはいくらですか?」と、値段を聞いてみましょう。答えた金額によって、「それは安いね」とか「高いからやめようかな?」と真面目に応えることで、モノの値段に興味をもつようになります。「本物はいくらなの?」と、聞いてきたら、実際に見に行ってください。子どもが「あれは?」「これは?」と指差した商品の値段に答えることで、スーパー等に並んでいるモノには値段がついていることに気づきます。お金の種類と数え方を教えましょうモノの値段に興味が出たら、お金の価値を教えましょう。1円玉10枚、5円玉2枚、10円玉10枚、50円玉2枚、100円玉1枚を用意します。これらをテーブルに並べて、クイズを出します。最初は100円玉を指差して、「さて問題です。このお金はいくら?」と、聞いてみてください。当たったら「スゴイ!」、わからなければ「100円だよ」と教えます。100円で買える子どもの好きなお菓子等があれば、「100円があれば、○○が買えるね」等というと、記憶されやすくなります。小さな子どもは、1円玉や5円玉をあまり目にすることがないので、100円玉や10円玉等、馴染みのある硬貨から順にクイズに出していきましょう。また、50円以下のお金を説明するときは、「これ(50円玉)が2枚あると、100円になるんだよ」「10円玉5枚で50円だよ」と、何枚あればいくらになるかもクイズ形式で教えていきます。子どもは、クイズも褒められるのも大好きです。買い物ごっこでよく出てくる金額をヒントに、すんなり答えられる硬貨から順にクイズを出していきましょう。楽しみながらお金に触れることで、お金が身近に感じられます。100円、50円、10円、5円、1円の価値を丁寧に教えることで、計算力が高まりますし、おこづかいを渡したときのお金の使い方も違ってきます。一緒に買い物をするときに、100円で買えるもの、50円で買えるものを探してみるといいですね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年02月20日ボーネルンドは、東京都八王子市に開業する「セレオ八王子」に、10月25日、親子向け屋内複合遊戯施設「ボーネルンドあそびのせかいセレオ八王子店」をオープンする。「ボーネルンドあそびのせかい」は室内あそび場「キドキド」と、世界のあそび道具を提案販売する「ボーネルンドショップ」を合体させた複合施設となっている。「キドキド」では、6カ月~12歳の子どもの“こころ・頭・からだ”のバランスがとれた発育をサポートしている。このほどオープンする八王子店は、キドキド既存店の平均面積180坪を大きく上回る、250坪の敷地面積。サイバーホイールやエアトラック、ボールプールといった、身体を思いきり動かして楽しむ遊具がある。また、じっくりと遊びに取り組むコーナーも大幅に拡充させた。また、ボーネルンドショップでは家庭での利用はもちろん、ギフトにも適した世界のあそび道具約3,000種類をそろえた。多摩エリアを代表する大型店舗として展開していくという。さらに、八王子市の子育て支援施設「親子つどいの広場」の一つ「ゆめきっず」を、キドキドと隣接の施設として運営する。3歳未満の子どもを連れた八王子市民(市に事前登録が必要)は、キドキドを無料で利用可能。利用料金は子ども1人600円(30分)、以降100円(10分ごと)、大人1人300円(利用時間不問)。保護者同伴での利用が必要。会員特別料金や回数券、フリーパス、団体割引などの料金プランもあり。八王子市民で事前登録している3歳未満の子どもと保護者につきキドキド利用が1時間半無料。時間はボーネルンドショップ10時~21時。キドキド10時~19時(受付18時30分まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日おなじみ洋菓子に和のエッセンスを取り入れたお菓子ブランドWa・Bi・Saより、4月20日(金)、夏季限定の和の涼菓子がモチーフのフルーツゼリー「みずあそび」がWa・Bi・Saの全店、及びオンラインショップで発売される。「葛きり」に「あんみつ」…日本の夏を演出する、定番和菓子をモチーフに。底に忍ばせたとろりとしたフルーツソースを、なめらかな果汁ゼリーと絡めていただく、大きくカットされた果肉も嬉しい、目にも涼やかなフルーツゼリーだ。和をイメージした人気のフルーツ3種「甘夏」「白桃」「青りんご」のバリエーションが楽しめる。フルーツそのものを食べるようにみずみずしく、のどを潤す優しい味わい。暑さ和らぐ、涼しげな水面に浮かぶ水風船のデザインにも注目を。5本入り(甘夏1本、白桃・青りんご各2本)で2,100円と、8本入り(甘夏2本、白桃・青りんご各3本)で3,150円。単品394円(店舗販売のみ)での販売もある。8月中旬まで発売予定。お問い合わせ:Wa・Bi・Sa お客様相談窓口 tel.0120-033-340
2012年04月20日地図情報サービスのマピオンはこのほど、自社が運営するモバイル位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」にて、東急線・都営線を巡るスタンプラリー「国盗りおにごっこ2012」の実施を発表した。位置情報と連動したゲームが楽しめるほか、同時に発売される”宝の地図”を用いた宝探しに参加できるなどの特典も用意されるという。期間は今月24日から6月11日まで。「ケータイ国盗り合戦」は、位置情報サービスを利用して日本全国の「制覇」を目指すモバイルゲーム。スタンプラリーや育成ゲーム、カードバトルなどが楽しめるサービスで、現在は約105万人が登録している。2011年4月には東急電鉄の協力を得て、「国盗りおにごっこ」を初めて実施。続編となる今年は、東京都交通局の協力も得て、エリアを都営地下鉄沿線にも拡大した。ゲームに参加するには、携帯電話かスマートフォンからの登録が必要。登録後に東急線と都営地下鉄沿線の対象駅と商業施設に掲出された専用ポスターのQRコードにアクセスすると、ゲームイベントが発生する。また、期間中に東急線沿線の売店「toks」などで限定販売される「宝の地図」(315円)を購入すると、特別ステージに参加できる。地図で指示されたスポットを訪れて暗号を解読すると、限定特典が獲得できるという。なお、東京都交通局ではこれに合わせ、24日より「ケータイ国盗り合戦」オリジナルきっぷの販売を開始する。都電、都バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを1日に限り何回でも乗り降りできるもので、価格は大人700円、小児350円。「殿」「姫」「じぃ」の3つのデザインがあり、各2万枚限定。売切れ次第販売終了となる。「殿」バージョンは三田線各駅と日暮里・舎人ライナー各駅、「姫」バージョンは大江戸線各駅、「じぃ」バージョンは浅草線各駅と新宿線各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)の自動券売機で販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日無印良品は2009年11月より、デンマークの玩具メーカー「レゴ社」とコラボレーションした「紙とあそぶレゴ®ブロック」を店舗限定で展開中。今回、既存6アイテムに加え、2011年10月上旬あらたに4アイテムを発売する。「紙とあそぶレゴ®ブロック」は、紙とレゴ®ブロックを自由に組み合わせて、別売の「レゴ®ブロック穴パンチ」を使い、子どもの自由な想像力をはたらかせながら楽しく工作することができる。 対象年齢はいずれも6歳以上だが、今回発売する4アイテムは既存アイテムに比べ、より少ない工程で比較的簡単に工作できるようなコンセプトで開発している。型紙に描かれた色のついたイラストに沿って切り抜き、穴を開け、組み立てるという工程で作品が完成するので、小さな子どもでも楽しめる作りになっている。紙とあそぶレゴブロック・はじめてセット内容:レゴブロック64ピース・紙8枚価格:¥1,500紙とあそぶレゴブロック・いきもの・のりもの内容:レゴブロック196ピース・紙12枚価格:¥1,900紙とあそぶレゴ・うごく内容:レゴブロック109ピース・紙9枚価格:¥1,900紙とあそぶレゴブロック・クリスマス・パーティー内容:レゴブロック120ピース・紙12枚価格:¥1,900発売:10月上旬発売プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年09月29日