ナギサさんは高校時代から付き合っていたタクミさんと長い月日を経て結婚。幸せ絶頂にいた最中、夫の不倫の証拠を見つけてしまいます。夫が出張へ行った日、ベッドの隙間から開封済みの避妊具の袋を発見! ナギサさんは、最近使用した記憶はありません。 え、引っ越してきたばかりの新居で新婚の夫が不倫……?1週間前に式を挙げたばかりなのに……? 早とちりかもしれないと思い、ベッドを再度捜索するとほかにも証拠が。ナギサさんは夫が不倫していることを確信したのでした。 1週間前に挙式したばかりなのに不倫された ナギサさんはタクミさんと付き合いも長く、それなりに良好な関係だったので、夫の不倫を知り頭が真っ白に……。と、同時に「ぜってぇ許さねぇ!」と怒りが込み上げてきました。 ナギサさんは、ほかにも証拠がないか寝室を捜索。それからネットでリサーチし、映像や画像などの具体的な証拠を集めることが必要だと知りました。 高校時代から付き合っていた2人は信頼関係も厚かったはずです。結婚して早々、平気で裏切ってしまった夫への怒りは相当なものですよね。幸せ絶頂から一気にどん底へ……。夫婦でちゃんと話し合って解決できると良いのですが。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月11日幼稚園で年少組を担任している先生。息子をうまく撮影できなかったという理由で運動会を再度開催させたり、園に侵入して我が子を見守っていたりと問題行動の目立つ母親、ユリエさんに悩まされていました。ことあるごとにクレームをつけてきたユリエさんですが、3学期末で息子のリョウタくんを転園させると言ってきました。退園するリョウタくんの姿を撮影するために、卒園式にも襲来したユリエさん。最後までいちゃもんをつけることを忘れず、アルバムを持ってようやく帰りました。しかし、このアルバムが新たな火種を生むことに……。リョウタくんの水遊びの写真が一枚もなかったことに、腹を立てたユリエさん。撮影日、リョウタくんは風邪気味で水遊びを見学しており、リョウタくんを撮影した写真自体がなかったのです。 「私が確認する」とデータの確認のため、再び園にやってきたユリエさん。しかし、やはりリョウタくんの水遊びの写真は一枚もありませんでした。 その後――。 リョウタくんが転園した園で働いている先生の友人から、先生に電話がありました。どうやらユリエさんは「いじめられた」「街中で男と歩いていた」と先生の悪口をあちらこちらで言いふらしているそう。 悪口を聞かされたその園の園長は――? 小学校で会長になった母親の提案… 実は、リョウタくんの転園先の園長は、先生と一緒に働いたことのある人でした。毅然とした対応と丁寧な対応を心がけており、周りからも一目置かれる存在なのです。 そんな園長は、ユリエさんから語られた先生の悪口を一蹴。なおも引き下がらないユリエさんに対して、「そんなにリョウタくんが大切なら……、お家のショーケースにでもしまっておいたらどうですか?」と言い放ったのです。園長はユリエさんがやっている言動のおかしさに気付いてほしくて伝えたのですが、ユリエさんは呆気にとられるものの、響きません。 けれども先生は、尊敬する園長が自分のことを買ってくれていたことに誇らしい気持ちに。それからしばらく、ユリエさんやリョウタくんについて耳にすることはありませんでした。 数年後――。 園の保護者から「先生、ユリエさんのことご存知ですよね?」と先生は声をかけられました。とうに小学校高学年になっているはずのリョウタくん。ユリエさんはまたやらかしてしまったようです。 PTA会長になったユリエさんは、他の人の都合も聞かずに、ローテーションで下校する生徒の見守りと地域の清掃を毎日することを提案。当然、周りからは不満の声があがります。すると、ユリエさんは「不平等をなくすため、働いている方からはお金を徴収します!」と言いました。 「何もそこまでしなくても……」と言ったPTA役員に対し、ユリエさんは「じゃあうちの子がもし登下校に何か事故に巻き込まれたらあなた方のせいにしますからね!?」と言ったのです。 この発言をきっかけに、他の保護者は大激怒。ユリエさんは「非常識な人」とのレッテルを貼られ、浮いた存在になってしまったそう。 その後、その小学校に居づらくなったユリエさんは「虐められてる」と無理やり理由をこじつけて、リョウタ君を転校させたそうです。 それから数日後――。 偶然にも、先生はショッピングモールでユリエさんとリョウタくんの姿を見かけました。ズカズカと歩いて行くユリエさんとは対照的に、とぼとぼ歩くリョウタくん。その姿を見て先生は心がギュッとなるのでした。 ◇◇◇運動会で「うまく息子を撮影できなかった」というところから、先生を無視したり、無茶な要求をつきつけてきたりしたユリエさん。都合が悪くなると、理由をでっちあげてリョウタくんを転園・転校させてしまいます。 そんな母親に逆らうこともできず、ただ従ってきたリョウタくん。いつかユリエさんが自分のおこないに気付いて、リョウタくんや周囲を信頼し、リョウタくんがのびのび過ごせる日が来ることを願ってやみません。 母親が自分の子どもを思う気持ちは、先生たちもわかってくださると思います。もしも園生活で疑問や要望があったら、ユリエさんのように感情的にならずに、まずは先生たちに質問、相談をしてみるのがよさそうですね。子どもたちが楽しく園生活を送れるように願っているのは先生たちも一緒なはず。冷静に話し合うことができればお互いにとって良い解決策が見つかるものかもしれません。 そして、子どものためにも、幼稚園側と保護者で、円満な関係を築けるよう心がけることが大切ですね。感情的になったりぶつかったりしそうなときは、このことを思い出すようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月09日幼稚園で年少組を担任している先生。息子をうまく撮影できなかったという理由で運動会を再度開催させたり、園に侵入して我が子を見守っていたりと問題行動の目立つ母親、ユリエさんに悩まされていました。ことあるごとにクレームをつけてきたユリエさんですが、3学期末で息子のリョウタくんを転園させると言ってきました。年度末の忙しさから先生は「卒園式当日は荷物はいらない」という連絡を、よりによってリョウタくんの連絡帳に書き漏らしてしまいました。すると、卒園式当日に「うちだけ荷物のことが書かれてなかった!」「転園するからいじめたんですか!?」と、ユリエさんから怒りの電話がかかってきたのです……。先生は素直に謝りましたが、ユリエさんは納得していない様子でした。 そして、ついに卒園式。自分のクラスの園児たちを連れて会場へ向かうと、そこには片手にカメラを構えたユリエさんの姿があったのです。卒園児の保護者ではないため、先生は驚きました。卒園式が終了すると、ユリエさんは先生に声をかけてきました。 「撮影しやすいようにリョウタを前に座らせてくれればいいものを」「最後の最後まで私たち親子をいじめないと気が済まないのかしらね?」 不機嫌なままアルバムを受け取り、リョウタくんとともに帰っていったユリエさん。今後関わることはないだろうと思っていたのですが、春休みに入ってから、また先生宛に電話が来たのです……。 先生のことなんて信用できない カメラマンが来て水遊びを撮影する日、リョウタくんは風邪気味で、ユリエさんから水遊びをさせないように連絡帳を通して言われていたので、見学していました。 そのため、リョウタくんの水遊びの写真データはなかったのです。 アルバムを渡したときに「水遊びの写真もあります」と誤って伝えてしまったことを先生は後悔します。 そしてユリエさんにはこの理由が通用するわけもなく……。 どこかにリョウタくんの水遊びの写真があるはずだからと、ユリエさんは探せと言い出しました。 先生は、誤って伝えてしまったことと、これでユリエさんの怒りが収まるならという気持ちから、水遊びの写真データを調べることにしました。もしかしたらカメラマンではなく、先生たちが撮影した写真があるかもしれないと思ったのです。 そして新学期がスタートしました。ユリエさんのことを忘れてバタバタとした日々を過ごしていた先生のところへ、同じ幼児教育の学校出身の友人から電話がかかってきました。 先生の友人はどうやらユリエさんとリョウタくんが通っている園で働いているとのこと。 そしてユリエさんは新しい園で先生の悪口を言いまくっていると言うのです。 アルバムを渡すときに「普段の園生活の写真や水遊び、玉ねぎ掘り、遠足の写真が入っていると思います」と言った先生。ユリエさんは電話口で開口一番、「水遊びの写真がありません」と言ってきたのです。 アルバム用にカメラマンに来てもらって撮影する日、ちょうどリョウタくんは風邪気味で、水遊びをさせないようユリエさんから要望があったのです。見学していたリョウタくんの写真は、アルバムには入れていませんでした。 私が「水遊びの写真が入っている」と言ったばっかりに、ユリエさんは「こんな納得のいかないアルバムに代金は払いたくないです」「あと本当にうちの子の水遊びの写真がないのか調べなさい!」とクレームをつけてきたユリエさん。 私がデータを確認しても、やはりリョウタくんの水遊びの写真は一枚もありませんでした。そのことをユリエさんに連絡すると、今度は「ちゃんと探したの!?」「いじめをする先生のことなんて信用できないので、私が今からそちらに確認しに行きます!!」と言って、また幼稚園にやって来ました。 ユリエさんにデータを確認してもらいましたが、やはりリョウタくんの水遊びの写真はありませんでした。「非常に残念です」と言い残して、帰っていったユリエさん。 後味はあまり良いものではなく、嫌なこともさんざん言われたものの、先生はようやく関わりを絶てたことに、心は晴れ晴れとしたのでした。 そして、新学期がスタート。 先生がバタバタとした日々を過ごしていると、別の幼稚園で働く友人から電話がかかってきました。友人が働く幼稚園に、リョウタくんが転園してきたとのこと。そして、ユリエさんは「前の園で担任に虐められた」「この前街中であの先生が男の人と歩いていた、公の場であんな姿見せて子どもに悪影響だわ」と、新しい園の園長に悪口を言いふらしていたそうです。 しかし、その園の園長は、「立派な園で立派な先生に1年担任してもらってよかったですねぇ~!」と返したのです。 転園手続きを終えてもなお、先生にクレームをつけてきたユリエさん。さらに、新たな園では前の園と保育士さんたちの悪口を吹聴しているようです。リョウタくんが新しい園でも楽しく過ごせるよう、ユリエさんには配慮してもらいたいものですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月08日幼稚園で年少組を担任している先生は、運動会でリョウタくんをうまく撮影できなかったという理由で、リョウタくんの母親であるユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。ユリエさんの「もう一度運動会をやってください」という要求は園長判断で通り、ユリエさんはニコニコ。しかし、3学期最後の個人懇談会で、ユリエさんは「うちの子『転園』させるので」と言ってきたのです。男の子の割合が少ない、リョウタの足を引っ張るようなクラスメイトばっかりと言いがかりをつけ、転園理由を告げたユリエさん。先生が何を言っても聞く耳を持たず、結局リョウタくんは転園することになり、先生は急いで転園手続きを終わらせました。 卒園式前日――。 先生は年度末の忙しさで、数名の連絡帳に「明日は手ぶらで来てください」という連絡を書き忘れてしまいました。よりによって、リョウタくんの連絡帳にも書き漏らしてしまったのです。 そして卒園式当日、リョウタくんの手には荷物が。その場にいたユリエさんに荷物をお返しして、リョウタくんたち園児を乗せて園へ向かったのですが、登園してすぐにユリエさんから怒りの電話がかかってきたのです……。さらに、卒園式が終わるとユリエさんは先生のところへやってきて―!? 卒園式にも不満が!? 背の順で並んでいたので、背の高いリョウタくんは後ろの席に座っていました。このことを先生は伝えますが、ユリエさんは納得しませんでした。 「連絡帳にうちだけ荷物のことが書かれてありませんでした」「転園するから、いじめたんですか!?」と怒るユリエさん。これは先生のミスによるものだったので、先生は素直に謝りました。「保育中なので一度電話は切りますね」「お迎えの際に改めてお話をさせていただきます」と先生が言うと、意外にもあっさりと電話を切ったユリエさん。 そして、ついに卒園式。自分のクラスの園児たちを連れて、卒園式の会場へ向かう道すがら、リョウタくんがとんでもないことを言いました。 「ねぇ先生……、なんで僕のママが座ってるの?」 先生はギョッとしました。リョウタくんの卒園式ではないので、ユリエさんが来るはずはないと思っていたのです。しかし、卒園式の会場にはユリエさんの姿が。不機嫌そうですが、カメラ片手に撮影する気満々です。 とくにトラブルもなく、卒園式自体は終了。先生が園児たちを見送っていると、ユリエさんから「ちょっといいですか?」と声をかけられました。 「撮影しやすいようにリョウタを前に座らせてくれればいいものを」「最後の最後まで私たち親子をいじめないと気が済まないのかしらね?」 今日をもって退園するリョウタくん。ユリエさんは先生にリョウタくんを卒園する子どもたちと同じように扱うべきだったと言ってきたのです。 リョウタくんは他の子より背が高かったので後ろに座ってもらっていたことを話しますが、ユリエさんは納得しません。 ユリエさんは「もういいです」「早くアルバムをください」と言い、アルバムを受け取ると、そのままリョウタくんを引きずるようにして帰っていきました。 春休みに入り、これでもうユリエさんと関わることはないと思っていた先生でしたが、次の学期の準備をしているところに、ユリエさんから電話が来たのです……。 退園時まで先生に威圧的なユリエさん。リョウタくんは自分のお母さんが自分の先生を怒る姿をみて、どう感じたでしょうか。リョウタくんがよい園だったと思って気持ちよく退園できるよう、せめてリョウタくんの目の前では謹んでほしかったですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月07日ナギサさんは高校時代から付き合っていたタクミさんと長い月日を経て結婚。幸せ絶頂にいた最中、夫の不倫の証拠を見つけてしまいます。新居に引っ越し後、出張へ行った夫を見送りベッドに横になったナギサさん。そこであるものを発見してしまって……!? なんでこんな所にこんな物が!? ベッドの隙間には、なんと開封済みの避妊具の袋が挟まっていました。 出張中私がいなくて寂しいから1人で使ったのかぁ…………んな訳あるかー!!! 結婚式を挙げたばかりなのに、夫が不倫?!困惑しましたが、「早とちりかもしれない」とベッドの隙間を再度確認。すると、身に覚えのないモノが……。 「絶対クロじゃん」 ナギサさんは夫が不倫していることを確信したのでした。 ベッドから不倫の証拠が次から次へと……。新居に夫が他の女性を連れ込んだことも、新しいベッドで事に及んだことも想像するだけでゾッとします。浮気はもちろんのこと、新婚の自宅に連れ込むなんて最低な夫ですね。いずれにせよ夫の裏切りが早く分かってよかったのかもしれません。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月07日幼稚園で年少組を担任している私。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。2時間の間、一方的に難癖をつけてきた挙句、「もう一度運動会をやってください」ととんでもない要求をしてきたのです。ことなかれ主義の園長により、再度開催されることとなった運動会。ユリエさんとその妹は、通常の運動会では立ち入ることのできないエリアからリョウタくんを撮影できてご満悦の様子。その後、先生に対しての態度も一変し、機嫌よく挨拶までしてくるように。 時は過ぎ、3学期も残り1週間に。毎年恒例の個人懇談会について、ユリエさんから「順番を一番最後にしてください」との連絡がありました。 そして、懇談会当日――。 またクレームをつけられるのではないか、とひやひやしてた先生でしたが、ユリエさんはわが子の溺愛話を語るばかり。しかし、最後に「うちの子『転園』させるので」と言い出したのです。転園理由を聞いて先生はただただ戸惑うのでした……。 衝撃の転園理由とは ユリエさんからの突然の「うちの子オカマ化発言」に驚く先生。 リョウタくんのいる年少クラスは、男の子と女の子の人数が同じぐらいでした。 しかし、リョウタくんと気の合う男の子はハヤトくんのみでした。ハヤトくんは以前、強くリョウタくんを抱きしめて、ユリエさんはハグで内臓が破裂するじゃないかと心配していました。 行事がある日は午前中で終わるため、荷物なしの手ぶら登園のことが多い幼稚園。先生は、手紙や連絡会でも、卒園式の日は荷物は要らないことは話していました。 しかし卒園式前日、年度末でバタバタと忙しくなってしまった先生。 「荷物は要りません」という旨を連絡帳に書いた人と書いてない人を作ってしまうというミスを犯してしまいます……。 どうやら先生はリョウタくんの連絡帳に荷物のことを書き漏らしていたのです。 無事に全員が登園したころ、先生宛に一本の電話がかかってきました。 「うちの子、オカマになりそうじゃないですか?」と突拍子もないことを言い出したユリエさん。「気の合う男の子が少ない」「リョウタの足を引っ張るようなクラスメイトばっかり」と言いがかりをつけてきたのです。 「年中の頃には男子・女子で分かれて遊ぶことも増えてくるからそんなに心配しなくても大丈夫ですよ」「ここで環境が変わるのはリョウタくんにとっても負担になってしまうかも……」と先生は伝えますが、ユリエさんの転園への意思は固い様子。 結局、リョウタくんは転園することになり、先生は事務の人と連携して急いで転園手続きを終わらせました。 卒園式前日――。 年度末の忙しさで、先生は何人かの連絡帳に「明日は手ぶらで来てください」「荷物はいりません」という連絡を書き忘れてしまいました。そして、よりによって、リョウタくんの連絡帳にも書き漏らしてしまったのです……。 卒園式当日。バスで迎えに行くと、リョウタくんは荷物を持っていました。その場にいたユリエさんに荷物をお返しして、リョウタくんたち園児を乗せて園へ向かいました。 すると、登園してすぐにユリエさんから私宛に「連絡帳にうちだけ荷物のことが書かれてありませんでした」「転園するから、いじめたんですか!?」と電話が来たのです……。 ユリエさんは女の子と遊ぶリョウタくんのことを心配しているようですが、気の合うお友だちに性別は関係ないのではないでしょうか。ましてや、女の子のように育つと言っていますが、どのように育ったとしてもその子の個性ですよね。親の都合で、1年間ともに過ごしてきたクラスメイトたちと引き離されてしまうことになったリョウタくん。転園先で楽しく過ごせるといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月06日幼稚園で年少組を担任している私。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。2時間の間、一方的に難癖をつけてきた挙句、「もう一度運動会をやってください」ととんでもない要求をしてきたのです。「うちの子をきちんとビデオに残したいんです!」と言って、もう一度運動会をするよう要求してきたユリエさん。しかし、ユリエさんが持ってきた映像には、引きのアングルではあるものの、綺麗に撮れている映像が。 実は、運動会当日、隣のマンションに不法侵入して別アングルからリョウタくんを撮影していた人がいたのです。それは、リョウタくんの叔母、つまりユリエさんの妹でした。 先生が運動会の再度の開催に難色を示していると、ユリエさんは「行進とダンスだけでいいから!」とたたみかけてきました。私の一存では決められないことをユリエさんに話し、園長に相談してみると――? 園長の決断は… ユリエさんの「もう一度運動会をやってください」という無茶な要求について、先生は園長に相談しました。すると園長は「じゃあ……やりましょう」と返してきたのです。 園長は最近うちの園に来たばかり。ただでさえ園児が少ない状況に危機感を抱いており、揉め事が起こるのを危惧しているようでした。 結局、行進とダンスのみではありますが、再度運動会が行われることに。ユリエさんとユリエさんの妹は、通常の運動会では立ち入ることのできないアングルからも撮影ができ、ご満悦。その後、先生に対しての態度も一変し、ユリエさんは機嫌よく挨拶までしてくるように。 これで一件落着かと思いきや……。ユリエさんとその妹は、今度は園内に侵入して、リョウタくんと周りの職員を監視するようになったのです。見かねた先生が注意すると、「親に子供を見守る権利はあるでしょ!?」と逆ギレ。園長にも相談しましたが、やはりことを荒立てたくないようでスルーされてしまいました。 その後、ユリエさんから大きなクレームをつけられることはなく、3学期も残り1週間に。毎年恒例の個人懇談会の時期になりました。 リョウタくんの連絡帳を確認すると、ユリエさんから「懇談会は順番を一番最後にしてください」とのメッセージが。懇談会の順番が最後だと、次の人を気にせず話し込めるため、「今度は何を言われるんだろう……」と憂鬱な気持ちになってしまった先生。 そして、懇談会当日――。 ユリエさんはリョウタくんの溺愛話を語っていました。てっきりクレームをぶつけてくると思っていた先生は拍子抜け。最後に、年中さんクラスで使う用品の注文について確認すると、「うちの子『転園』させるので」と驚きの返答が。 通常、転園については手続きがあるため、決まり次第園に即報告してもらうことになっていました。年度末のばたばたしている時期に突然言われてしまい、先生は戸惑ってしまいます。 とりあえず先生は退園理由を聞いてみることに。すると、ユリエさんは「うちの子、最近ちょっとこっち(オカマ)の方になりそうじゃないですか?」と意味不明なことを言い出したのです。 ことを荒立てたくない園長の気持ちもわかりますが、運動会を再度やり直すという大きな要求をあっさり通してしまったがために、ユリエさんの行動はより大胆になってしまったのかもしれませんね。わが子が通うとはいえ、断りなく幼稚園を隙間から覗くというのはいただけないですよね。担任の先生としては、園長にこそ、はっきりと幼稚園の方針を伝えてユリエさんを説得してほしかったのではないでしょうか。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月05日幼稚園で年少組を担任している先生。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。先生はモヤモヤのあまり、一度ユリエさんと話し合いの場を設けることに。すると、「どうして行進のときリョウタが最後尾なのか」「私の席からリョウタが見えなかった」「動画に先生の尻が映りこんでリョウタが映ってない」などと言って大騒ぎしたユリエさん。先生が何度説明しても納得しないどころか、さらにヒートアップして、すべての競技に対していちゃもんをつけはじめました。 話し合いはとうに2時間を経過。このまま話しても埒が明かないと思い始めたころ、ユリエさんは「あなたたちが悪いんですからもう一度運動会をやってください」と衝撃の提案をしてきたのです……。 もう一度運動会をやってください! 「うちの子をキチンとビデオに残したいんです!」と言って、もう一度運動会をするよう要求してきたユリエさん。しかし、ビデオには引きのアングルではあるものの、綺麗に撮れている映像が入っていたのです。 時は遡り、運動会当日――。 先生たちは、園の隣にあるマンションから不気味な視線を感じていました。そこにいたのは、リョウタくんの叔母、つまりユリエさんの妹だったのです。リョウタくんの叔母は別アングルからリョウタくんを撮影するために、マンションに不法侵入していました。 そんな一件を思い出し、運動会の再度の開催に難色を示していると、ユリエさんは「行進とダンスだけでいいから!」とたたみかけてきました。 これ以上は自分の一存では決められないと思った先生は、ユリエさんにはいったんお引き取りいただいて、園長に相談をしに行きました。 かわいい甥っ子を撮るためとはいえ、叔母さんがマンションに許可なく立ち入っていたとは……。どう考えてもやってはいけないことですよね。動画に残したい気持ちはわかりますが、しっかり自分の目に焼き付けて、心の中の思い出に残すことも検討してほしかったですね。どんなにわが子や甥っ子をかわいくても、大人として節度ある行動をとりたいものです。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月04日幼稚園で年少組を担任している先生が、運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されるようになってしまいます。無視をやめたかと思うと、今度は「うちの子をいじめないで!」といちゃもんをつけてきたユリエさん。その場で謝罪したものの、ユリエさんはその数日後にまた「話がしたいです」と連絡してきたのです。ユリエさんは先日行われた運動会に不満がある様子。行進で息子のリョウタくんが列の最後尾だったこと、自分たちの座る位置からリョウタくんが見えなかったこと、補助に入った先生のおしりが映り込んだこと……。先生は事情を説明しますが、ユリエさんの怒りはおさまりません。 「あと、運動会でうちの子のこと囚人扱いしてましたよね!」と、また言いがかりをつけてきたユリエさん。さらに、ユリエさんはとんでもない提案をしてきて――? 「提案があります!」 運動会の時、親御さんたちは園児席ゾーンには近寄らないよう、事前にお手紙でお願いをしていました。 しかし、それを破って堂々と園児席ゾーンに乗り込んできたユリエさん。そして、「うちのリョウタにだけ帽子に番号のシールが貼ってあるんですけど?」と騒ぎ立てたのです。 それは自分の列の順番が覚えられない子のために、私が貼ったシール。全員に貼ったシールなのですが、何度説明してもユリエさんは納得してくれません。 どうやら私が言い返したことで、火に油を注いでしまったよう。ユリエさんはヒートアップして、競技ひとつひとつにいちゃもんをつけはじめました。 話し合いはとうに2時間を過ぎていました。このまま話しても埒が明かないと思い始めたころ、ユリエさんは衝撃の提案をしてきたのです。 「貴方たちが悪いんですからもう一度運動会をやってください」 次々と先生のやり方に不満をぶちまけるユリエさん。しかし、先生は事前におたよりで連絡をしていたり、帽子の番号はリョウタくんだけでなく全員に貼っていたりと、全て誤解からくるものでした。せめて、先生の説明にユリエさんが耳を傾けてくれたらと思わざるを得ません。クレームなどを申し出るときこそ、冷静でいることを心がけたいものですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月03日幼稚園で年少組を担任していた先生。運動会を終えた直後から、なぜか1人の保護者から無視されるようになってしまいました。運動会の翌日から、ユリエさんという保護者に無視されるようになった担任の先生。連絡帳の保護者欄は真っ白のままで、挨拶をしても完全に無視。 心当たりがなく、戸惑うばかりの先生に、ユリエさんは今度は「うちの子をいじめないで!」といちゃもんをつけました。先生は謝罪したものの、また数日後「話がしたいです」と連絡してきたユリエさん。モヤモヤしたまま、話し合いの場に赴くと……? クレームの嵐 運動会当日ー。 ユリエさんはかけっこ、親子競技、玉入れなど、リョウタくんが出る競技のときは自分のレジャーシートから離れて……。 どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。行進で息子のリョウタくんが列の最後尾だったこと、自分たちの座る位置からリョウタくんが見えなかったこと、補助に入った先生のおしりが映り込んだこと……。先生は事情を説明しますが、ユリエさんの怒りはおさまりません。 ついにはリョウタくんと仲の良いカイトくんまで槍玉に挙げられてしまいます。先生から見たら仲の良い2人がハグしているほほえましい光景ですが、ユリエさんは「こんな締め上げてリョウタの内臓が破裂したらどうするんです!?」と怒りを爆発。 そんなわけないだろう……と思っていると、「あと、運動会でうちの子のこと囚人扱いしてましたよね!」とまたもクレームを言ってくるのでした……。 運動会の不満を一気に担任の先生にぶつけたユリエさんですが、何事にも事情はあるもの。すぐにクレームを入れるのではなく、まずは相手の事情に耳を傾ける気持ちの余裕を持って、冷静に話し合えるといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月02日幼稚園で年少組を担任している先生。運動会を終えた直後から、なぜか1人の保護者から無視されるようになってしまいました。年少さんにとってははじめての行事となる運動会を終え、ほっとしていたのですが――? 母親が見せてきた写真は… この傷は、リョウタくんが遊び半分で先生に突進したときに転んでしまってできたかすり傷でした。 転んだ日のお迎えの際に、先生はユリエさんに説明し、ユリエさんは納得していたのです。 運動会の翌日から、ユリエさんという保護者に無視されるようになった担任の先生。連絡帳の保護者欄は真っ白のままで、挨拶をしても完全に無視。心当たりがなく、先生は戸惑うばかりでした。 数日後、ユリエさんは先生に「うちのリョウタをいじめないでください!」と突然怒鳴ってきたのです。ユリエさんが差し出したスマホに写っていたのは、リョウタくんの脚のかすり傷。リョウタくんが遊び半分で先生に突進した時に、転んでできてしまったものです。 あらためて謝罪をしたものの、モヤモヤが晴れない先生。 数日後、ユリエさんは「話がしたいです」と連絡帳に書いてきました。先生がお迎えの時に話をしようとすると、すげなく「今度の水曜日午後3時」とだけ告げられます。感じの悪さに腹が立ったものの、そのまま話し合い当日を迎えたのでした。 気にいらないことがあるからと言って、無視をするのは大人気ないですよね。また、せっかく直接お話ができる場を設けても、一方的に怒鳴っては話し合いになりません。不満などを伝えるときこそ、その時間を有意義なものにするためにも、冷静に、相手の立場のことも配慮をしながらのぞみたいものです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月01日小学2年生のしろみちゃん。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんのママは、車に大きな引っ掻き傷を発見しました。すぐに犯人はアカリさんだと確信し、電話で「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と問いつめました。 しかし「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 それから数日後にPTAの集まりがありました。そこで、ママ友の前に立ったアカリさんが「最近、保護者同士の空気がギスギスしていると思いませんか? 誰のせいとは言いませんけど……」としろみちゃんのママの顔を見ながら言うのです。 一方、しろみちゃんのママも「嫌がらせで車に傷をつけられた」ということを打ち明け、反撃をスタート。「防犯カメラを見てみたら、犯人の姿がバッチリ映っていました」と言って、ノートパソコンで防犯カメラの映像を見てみると、そこには鍵などで車に傷をつけるアカリさんがバッチリ映っていたのです。 さすがにアカリさんも謝罪をするかと思いきや、「名誉毀損で訴えてやる!」と逆ギレしたのです! ありえないママ友に反撃スタート! ※課せられた→科せられる 逆ギレするアカリさんにしろみちゃんのママは、「カメラの映像と共に警察に届け出を出すから、警察に判断を仰ぎましょう」と言い返します。続けて「修理代を用意しておいてくださいね」と修理費の見積もりを渡したのでした。 修理費用を見たアカリさんは「こんな額払えるわけないじゃない! 放棄させていただきます!」と断固として非を認めないのです。 するとその様子を見ていたタケルくんのママがふふっと笑って入ってきました。そのママは「こんなに証拠があるんだもの。放棄はできませんよ。故意に他人の車に傷つける行為は器物損壊罪にあたるのよ!」と言い返してくれたのです。 何も言い返せないアカリさんは「話にならない! 旦那に報告させていただきます」と言って教室を出て行きました。 タケルくんのママは法律関係の仕事をしていたことがあったそう。タケルくんのママに感謝を伝えると「私もあの人が家の周りをウロウロしていて嫌だなぁと思ってたから今日はスッキリしちゃった!」と逆にお礼を言われました。どうやらしろみちゃんのママ以外にも、アカリさんから被害を受けたことがあるようでした。 その後、アカリさんはこの件を夫に相談したところ叱られたそう。後日、夫婦で修理代と手土産を持って謝りにきたのでした。 アカリさんの問題行動に悩まされていたのは、しろみちゃんのママだけではありませんでした。自分の非を認めようとせず、逆ギレするアカリさんにはあきれてしまいます。しろみちゃんのママたちに平穏な日々が戻ってきてよかったですね。 ※車にいたずら傷をつける行為は犯罪であり、刑法上の器物損壊罪にあたる可能性があります。器物損壊罪の法定刑は3年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。<参考>カーネクスト「車にイタズラ傷を付けられた!修理方法や対策方法を解説」<参考>刑事告訴・告発支援センター「器物損壊等について」 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月23日しろみちゃんが小学2年生のころのお話です。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんが近所に住むいとこの家で遊んでいると、目の前にマミちゃんが突然現れます。しょうがなく一緒に遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。 子どもたちに紛れてマミちゃんも食卓につき、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました。しろみちゃんのママたちが爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が飛び出します。 マミちゃんを迎えに来たアカリさんはずかずかと家に上がりこみ、部屋を物色。怒りが頂点に達したしろみちゃんのママは「泥棒と同じですよ?」とピシャリ。そのことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながらアカリさん親子は帰って行きました。 その後、しろみちゃん親子が車に乗り込もうとしたとき、ドアに大きな引っ掻き傷を発見……。ガレージ内に車を止めていたので、通行人が傷をつけることはできません。帰宅後、しろみちゃんのママはすぐアカリさんに電話をかけで「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と詰め寄ります。 しかし「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 それから数日後にPTAの集まりがありました。そこでアカリさんから衝撃の言葉が発せられ……。 犯人はこの中にいる!突然始まった公開処刑 PTAの集まりの終盤で、アカリさんが立ち上がり「みんな残ってくださる?」と話を切り出しました。そして「最近、保護者同士の空気がギスギスしていると思いませんか? 誰のせいとは言いませんけど……」としろみちゃんのママの顔を見ながら言うのです。 するとしろみちゃんのママも立ち上がり「私も気分悪いなってことがあったので、ここでシェアさせていただいでもよろしいですか?」と言って、反撃をスタート! 最近、嫌がらせで車に傷をつけられたことを話だし、「防犯カメラを見てみたら、犯人の姿がバッチリ映っていました」と打ち明けました。周りがざわつく中、ノートパソコンで防犯カメラの映像を見てみると、そこには鍵などで車に傷をつけるアカリさんがバッチリ映っていたのです。 周囲の保護者も「うちに遊びに来たときもお菓子をくれくれ言われて仕方泣く渡したわ~」「うちもよ! 図々しいよね」と共感の声があがります。 さすがにアカリさんも謝罪をするかと思いきや、「名誉毀損で訴えてやる!」と逆ギレしたのでした。 防犯カメラで犯行の現場を押さえていたしろみちゃんのママのほうが、一枚上手でした。逆ギレする前に自分自身の問題行動を見直し、反省してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月22日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……? 近所に住むいとこの家で夕飯をご馳走になることになったしろみちゃん親子。しろみちゃんといとこが家の門の前でシャボン玉遊びをしていると、しろみちゃんの目の前にマミちゃんが突然現れます。しょうがなく一緒に遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。 子どもたちに紛れてマミちゃんも食卓につき、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました。しろみちゃんのママたちが爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が飛び出します。 マミちゃんを迎えに来たアカリさんはずかずかと家に上がりこみ、部屋を物色。怒りが頂点に達したしろみちゃんのお母さんは「食い散らかした食べ物を弁償してください!」と伝えますが、反省する様子のないアカリさん親子。しろみちゃんのママに「泥棒と同じですよ?」と言われたことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながら帰って行きました。 アカリさん親子の許せない行動はエスカレートしていき……。 エスカレートする嫌がらせ しろみちゃん親子が車に乗り込もうとしたとき、ドアに大きな引っ掻き傷を見つけました。いとこの家に来るときは、傷はなかったのです。 帰宅後、しろみちゃんのママはすぐアカリさんに電話をかけることに。「わざとつけられたような大きな傷があったんですけど心当たりありません?」と聞くと、アカリさんは「知らないわよ。なんでウチが疑われているの?」と怒っています。ガレージ内に車を止めていたので、通行人が傷をつけることはできません。 アカリさんは「変な言いがかりはやめてよね! 前から思っていたんだけどウチに当たり強くない? 今度のPTAの会でみなさんの意見も聞いてみようかしら」と言い返してくるのです。 強気な口調にカチンときたしろみちゃんのママは「あの女、許さん! 絶対に証拠をつかんでやる」と決意するのでした。 アカリさん親子の問題行動を考えれば、しろみちゃんのママが疑ってしまうのも無理がありません。明らかに、人に迷惑をかけているのはアカリさん親子です。PTAの会で話しても、自分の首を絞めるだけ。今までの非常識な行動の数々が他の保護者に伝わるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月21日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、勝手に親子がパーティー会場に乱入。よく見るとそれはアカリさんと娘のマミちゃんでした。 「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、2人は勝手に食べ物に手を伸ばします。しろみちゃんのお母さんや伯父さんに「お引き取りください」と言われても、アカリさんは「あ、そうですか」と聞き流すだけ。 さすがに今回のパーティーの主役である祖母も黙っていられなくなり、「なぜ突然現れて料理を召し上がっているのですか?理解ができないので、わかるように教えていただけますか?」とぴしゃり。祖母の言葉にアカリさんは言い返せず、その日は帰っていきました。 パーティーの一件から数週間後にまたしても事件が勃発! 近所に住むいとこの家で夕飯をご馳走になることになったしろみちゃん親子。そこでもアカリさん親子がひと悶着を起こし……。 「卑しくてみっともない…」とんでも親子の衝撃行動 夕飯まで時間があったので、しろみちゃんといとこは家の門の前でシャボン玉遊びをしていました。すると、しろみちゃんの目の前にマミちゃんが突然現れます。いつ、どこからついてきたのかわかりませんが、「少しだけね」と伝えて一緒に遊ぶことに。 遊んでいると、いとこのお母さんから「ごはんできたわよ!」と子どもたちを呼ぶ声が。マミちゃんは帰るのかと思いきや、どさくさに紛れて何食わぬ顔で食卓につきます。そして、目の前にあった山盛りのチキンを手づかみでがっつき始めました……。 これにはしろみちゃんのママたちもドン引き! 爆食いを止めようとすると、 マミちゃんから「ママがたくさん食べてこいって……」と衝撃のひと言が。そしてインターホンが鳴り、そこにはアカリさんが立っていたのです。ずかずかと上がりこんだアカリさんは部屋を物色し、テーブルの上にあったケーキを見つけるやいなやマミちゃんに食べさせたのです。 怒りが頂点に達したしろみちゃんのお母さんは「ケーキも食い散らかした食べ物も弁償してください!」と伝えますが、反省する様子のないアカリさん親子。しまいには「今度PTAの集まりでみなさんから意見を聞かせてもらうから!」と逆ギレする始末。しろみちゃんのママに「泥棒と同じですよ?」と言われたことが気に食わなかったのか、顔を真っ赤にしながら帰って行きました。マミちゃんの驚くべき行動はアカリさんの指示によるものでした。人の家に勝手に上がり込んで、料理を買ってに食べてしまうマミちゃんの行動は許されることではないでしょう。しかし、ある意味マミちゃんも被害者なのかもしれません。アカリさんの異常な行動を注意し、止めてくれる人が現れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月20日しろみちゃんは小学2年生の女の子です。小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、しろみちゃんママの足元にボールが転がってきます。 すると女の子が、パーティー会場である庭に入ってきました。「人の家に勝手に入ったらだめよ!」と注意すると、「ご迷惑をかけちゃダメでしょ」とアカリさんが現れたのです。「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、アカリさんとマミちゃんはテーブルに並ぶ料理を物色。 「食べるのをお手伝いしてあげようか! 残してポイしちゃうでしょ? もったいないわよ!」と上から目線の持論を持ち出し、牛肉を食べ始めました。おなかいっぱい食べようとする親子の傍若無人な態度に、しろみちゃんママは絶句。アカリさん親子の様子を見ていた親戚は……。 とんでも親子に絶句…ガツンと言ったのは? 見かねた伯父さんに「お引き取りください」と言われても、アカリさんは「あ、そうですか」と聞き流し、ケーキを持って帰ろうとします。 次は伯母さんが「マミちゃんのケーキはここにないから、お母さんに買ってもらってね」とやさしく伝えると、マミちゃんは泣き出す始末。するとアカリさんは「ウチの子、なに泣かしてんのよ!」と逆ギレするのです。負けじと伯母さんが「なぜ知らない人にご馳走しなきゃならないのでしょうか? ここで買えるので、こちらでお求めください」と言って、お店のチラシを渡します。チラシを見たアカリさんは「高い! こんなとこ買えません」と自分勝手な発言を続けるのでした。 さすがに今回のパーティーの主役である祖母も黙っていられない様子。「なぜ突然現れて料理を召し上がっているのですか? なぜケーキを恵まなきゃならないのでしょう? 一切理解ができないので、わかるように教えていただけますか?」とぴしゃり。祖母の言葉にアカリさんは言い返せず、その日は帰っていきました。親戚から注意されても暴走が止まらないアカリさん親子には、呆れてものも言えません。許可もなく勝手に食べすすめることは、泥棒と同じです。アカリさんは子どもを注意すべき立場の人間です。このような親に育てられるマミちゃんの将来が心配になります。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月19日小学2年生のしろみちゃん。小学校でおこなわれたバザーで、しろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……?小学校で開催されるバザーでは、各役員が出品する品を持ち寄ることになっていました。そこで、しろみちゃんママが高級な食器セットを出品すると、役員で小学2年生の娘をもつアカリさんが、バザーの開始前に食器セットを抱え込んだのです。 他の保護者から注意されても、アカリさんは「ウチが買うわ!」と言い張り、結局お客さんが来る前に食器セットを購入してしまいました。 その後、しろみちゃんママに目を付けて「しろみちゃんが着なくなったブランド服とかないの? もらってあげてもいいけど」と上から目線でたかるように。しろみちゃんママが「着られなくなった服は寄付しているので、お譲りできるものは一切ございません」ときっぱり断ると、しろみちゃんの家の周辺をうろつくようになったのです。 そんなある日、しろみちゃんの伯父さんの家の庭で、祖父母の古希を祝うパーティーを開くことになりました。しろみちゃんママがパーティー用の食材を買いに、近所のスーパーへ行くと……。 許せない!パーティーをぶち壊す親子 ※おきなさい しろみちゃんママが買い物していたスーパーはアカリさんの家から遠いので、偶然会うということに違和感を覚えます。 アカリさんはいきなりしろみちゃんママの持っていた買い物かごを物色し、「バーベキューでもなさるの? ウチもこんなお肉を食べてみたい!」と白々しく話しかけてくるのです。しろみちゃんママはイライラする気持ちを抑えて、「生ものを買っていて早く帰りたいので失礼します」と言ってその場を離れました。 その後、親戚一同で持ち寄った食べ物を並べていると、しろみちゃんママの足元にボールが転がってきます。すると女の子が、パーティー会場である庭に入ってきました。「人の家に勝手に入ったらだめよ!」と注意すると、「マミ! ご迷惑をかけちゃダメでしょ」とアカリさんが現れたのです。 突然のアカリさん親子の登場で、楽しかった会場の空気が凍りつきます。「近くで遊んでいたらたまたまボールが入っちゃって~」と言い訳をしながら、アカリさんとマミちゃんはテーブルの料理に手を伸ばそうするのです。「食べるのをお手伝いしてあげようか! 残してポイしちゃうでしょ? もったいないわよ!」と上から目線の持論を持ち出し、牛肉を食べ始めました。 「乱入してきて勝手に食べるなんて非常識です!」としろみちゃんママが注意すると、「ケチねぇ!」と言い返してきたのです。さらに、アカリさんは「野菜は高いんだから、こういうときにビタミンをとっておきなさい」と言い、おなかいっぱい食べさせようとするのです。親子の傍若無人な態度にしろみちゃんママは呆気に取られてしまいました。 ママ友の親戚の家に勝手に上がり込むだけでもかなり迷惑ですが、料理を食べだすなんて非常識にも非常識にもほどがあります。祖父母の古希を祝う楽しいパーティーをぶち壊したアカリさん親子は許せません。あまりにもアカリさん親子の暴走が続くときは、学校の先生などに相談したほうがいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月18日小学校でしろみちゃんのママはママ友・アカリさんと出会います。バザーの準備からアカリさんは図々しく、しろみちゃんのママを困らせるのです。だんだんと、アカリさんとその娘の行動はエスカレートしていき、しろみちゃん親子とバトルが勃発! 非常識なアカリさん親子に、困ってしまったしろみちゃん親子がとった行動とは……? 初対面で感じた違和感 小学校で開催されるバザーでは、各役員が出品する品を持ち寄ることになっていました。そこで、しろみちゃんママは高級な食器セットを出品することに。 すると突然、役員で小学2年生の娘をもつアカリさんが、バザーの開始前に食器セットを抱え込んだのです。他の保護者から「なにやってるの!? 元に戻して!」と注意されても、アカリさんは「ウチが買うわ!」と言い張り、結局お客さんが来る前に食器セットを購入してしまったのです。 その後、しろみちゃんママに目を付けて「しろみちゃんが着なくなったブランド服とかないの? もらってあげてもいいけど」と上から目線でたかるように。しろみちゃんママは「着られなくなった服は寄付しているので、お譲りできるものは一切ございません」ときっぱり断りました。すると、それからしろみちゃんの家の周辺をうろつくようになったのです。しろみちゃんママは図々しくて、失礼なママ友に目を付けられてしまいました。他の保護者に注意されてもお構いなしの姿にあきれてしまいます。ただ、ママ友という特殊な関係上、子ども同士のことを考えると、むやみに関係を断つことも難しいですよね。何をしでかすかわからないママ友ですが、今後危害を加えられないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年09月17日幼いころは祖父母のもとでのびのび育てられたしろみ。ある日、祖父母の家に謎の「扉」が現れました。そしてしろみの人生は激変するのです。祖父母の家に現れた謎の扉…その時から、私の人生は激変した大学生の時、しろみは周りの人たちから「芯がない」と言われました。なぜしろみには「芯がない」のか…それは母に20年もの間支配され続けた結果かもしれません。しかしある日、伯父夫婦が祖父母の敷地内に引っ越してくることになりました。庭に伯父の家が建つことになり、祖父母の家の中にもとある変化が。祖父母宅にできた新しい扉を見た母は、自分が家を追い出されるのではと思い激怒。祖父母に頼んで自分と子どもたちだけで住める新しい家を買ってもらったのでした。そして、母と子どもたちだけの生活が始まります。厳しくなっていく母の支配母は理不尽なことで暴言を吐き、しろみの自尊心を削ります。さらに長い年月をかけてしろみを孤立させ、完全に支配下に置こうとしていきました。20年にわたり母に支配されたしろみが自由になれる日はくるのでしょうか…。こちらはしろみさんの体験をもとに2023年5月6日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。「芯がない」のは毒親育ちによくあること…?20年のもの間、実の母からあまりにひどい仕打ちを受け続けたしろみ。読者も激しく衝撃を受けていました。・本当にあったことなの? どうか作り話であってほしいと思います。・「親ガチャ」という言葉がなかったころから苦しんでいた人はいたんですよね。私もその一人です。しろみさんは自分の意志とは全然関係ない「クシャミ」にまで許可が必要だったなんて…。生まれた環境で自分のアイデンティティに影響がでて、人生が左右されるなんて本当に嫌。・本当にこんな親(人間)がいるのかと思うくらいの親だと思います。子どもに対しても動物に対しても虐待をしていると思います。今なら捕まるレベルだと思います。 こういう人間は、子どもやペットを持つ資格もない人間です。 ・全話読みましたが、衝撃的な内容でした。世の中にはこのような親子関係も存在するということを知ることができただけでも、読んだ甲斐はあったと感じます。・私がイメージしていた毒親をはるかに上回るクレージーさに驚きました。 毒親に育てられると顔色を窺ってしまうということ、そして長女だからということも全てわかります。進学先選びから就職先まで色々と親の過干渉が入って大変だったと思います。・これまで全て読ませて頂いております。ひどい、ひどすぎる…就職もままならないなんて。 なんとかこの毒親から離れてほしい。切に願うばかりです。また、同じような経験をしたという読者も。毒親のもとで育つことの影響について語ってくれました。・あれ? 自分の経験と被るかもと思えてきて。読み返してそういえば気分屋の母親も小さいころは可愛がってくれたけど成長につれ自分の思い通りにならないことですぐキレるようになってたのを思い出しました。・私の母も、一人っ子の私への支配欲が非常に強い毒親でした。中学も高校も希望の私学には「お金がかかるから」と、学校見学さえさせてもらえず、高校の次は「四年制大学に合格したら行かせてやる」という約束を、手続きの段階で反故にされました。結局、無理やり突っ込まれた短大を卒業した後、某有名大学の通信制に編入学して卒業しました。今、なにかにつけて役に立っているのは、苦労して卒業した通信制の方です。・序盤の髪の毛を本人の意志とは関係なく強制的に短くされるところ、経験があるので胸が痛みました。交友関係が全て親の支配下、親の知り合いとしか関わることができないということも経験があります。 つまり、話し合うことのできないニンゲンなんですよね。まともに話し合えれば変われるのに、それができないのです。 毒親は子どもの害になるばかりでなく、無自覚に自分の親子関係も破綻させる己の将来をも害する意味での毒を撒いているのですよね。・20代男性です。私自身のことも重ねて読ませてもらったのですが、周囲の人間に芯がないと言われること、しろみさんが言いたいのに言い返せないというお気持ち、お母様に対しての恐怖という感情、物凄く共感しました。子どもの頃から母親が言葉や暴力で子どもを制しようとすると言い返せなくなってしまい、家庭内だけのことじゃなく、学校や社会に出ても影響を及ぼしてしまうんですよね。 私も大学時代に「○○って海月(クラゲ)みたいだよな。流されるままってところとか、キャラクターも掴めない。」と言われました。自分でもどうにかしたいのだけれども、どうすればいいか分からないんですよね…。・自分にも毒親がおり、自分のことのようで読んでて辛いですが、毒親のセリフの言い回しって共通するんだなと思ってなんだかホッとしたりもしています。なぜ早く母の呪縛から逃げられなかったのか疑問に思う人も少なくない中で、毒親から逃れる難しさについて読者が雄弁に語ってくれました。・普通、ここまで毒親に支配されている人に対して「どうして早く逃げないの?」と訊きたくなる人は多いと思いますが、幼少期から暴力的に支配されていたらなかなか逃げられないのですよ。子供にとって、親の命令は絶対であり、逆らうことは死を意味する場合がありますから。 しろみさんのようなケースは表に出にくいかもしれませんが、意外と多いような気がします。・強制的に刷り込まれた価値観は第三者の助けがないと脱出できないと思います。毒親まではなかったけど、「漫画を読んだらバカになる」、「母さんの育て方は間違ってない」と言われながら育ちましたが、実際自分が大人になってこの考え方は当時付き合っていた彼、現在の夫によって覆されました。親身になってくれる第三者の存在がどれだけありがたいか、わかる気がしました。・「愛情を受けなかった子ほど離れられない」と聞くが、ほんとうにその通りだと思った。 小さいうちから精神的、身体的、環境的な虐待を受け、洗脳されてしまったんですね。酷い生活をよく長年耐えたと驚愕しました。今、気付くことが出来て良かったと思いました。気づくことが出来ずに人生を棒に振る方もいますから。母のことを祖父母に訴えることができたら、もっと早くに自由を得られたかも知れないですね。こういう自分のことしか考えてない人の傍にいると、一生奴隷生活になってしまうと思いますので、毒親とさっさと決別して、自分自身の人生を歩み出されることを願います。原作者の方はとても素直で優しくて非常に生活力のある方だと感じました。胸が張り裂けそうになる毒親との物語。読者も様々な想いをを胸に読み進んでいたことが良く分かります。見えないところで理不尽に苦しむすべての子どもが幸せに過ごせるようになることを願わずにいられません。▼漫画「子ども大人な毒親との20年間」
2023年09月14日■前回のあらすじゆうの家に警察を向かわせると言い出した母。母ならやりかねないとおびえたしろみは、ゆうに対する罪悪感もあり、母の元に帰ると言ってしまいます。「そんな親不孝な子もういらない」この時終電が本当になかったのかは知りませんが、母は怒ったまま電話を切りました。母からの解放「怖かった」と震えながら号泣する私をギュッと抱きしめてくれました。図々しいとは思いながらも行くあてもない私は彼にお願いをしました。ここまでお読みいただきありがとうございました!自分で言うのも何なのですが私の幼少期からここまで本当に長かったですね。ずっとモヤモヤ心の中にあったものをこのように吐き出すことができて少し心が軽くなったとともに、自分や母のことを客観視する機会にもなり今後の育児の参考にしていこうとも思えました。
2023年08月12日■前回のあらすじ母に脅されてしろみは過呼吸のような状態に。すると見かねたのか、ゆうが電話に出て、自らを彼氏と母に紹介したのでした。彼氏の登場に母パニックその時弟はスマホの調子が悪く修理するのも面倒なため放置していたらしいのですが、1日経っても返信が来ないと母はパニくり弟の住む近くの交番に電話をしました。警察も『まあ1日くらい連絡が取れないだけで…』という感じだったのですが、母がブチギレ「何かあったら責任を取れんのか!」と怒鳴ったので、警察が弟の部屋に様子を伺いにいくとたまたまコンビニから帰ってきた弟が発見されそのまま話を聞くために交番に連行されたそうです。弟はめちゃくちゃ怒り母にますます寄り付かなくなりました。母の声はやはり恐ろしいでもこのまま帰っても母にまた縛られ罵られるだけの生活。そんなの嫌だ…。母も私の顔見たくないならお互いもう会わなきゃいいんじゃ? と思い初めました。帰っても怖い、帰らなくても怖い…。でも…、帰ったほうがいい? でも怖くて帰りたくない。でも無職の身でそんなこと言っていられる立場ではない。私には帰る場所が実家しかないじゃないか…。選択肢は『母の元へ帰る』の一択だ…。次回、いよいよ最終回です。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月11日■前回のあらすじ電話で話した母はなぜかしろみの居場所を知っている様子。聞くと、子どもの頃唯一母からプレゼントされたお守りの中身がGPSだったことが判明したのです。2度と家から出ない約束たしかに何度か母からお守りを貸してねと言われたり、新しいお守りを渡されたりしました。きっと中のGPSを取り替えたりしていたのでしょう…。母は私が焦っている様子を楽しんでいるようにも感じました。ついに彼氏が…?冷や汗と涙が勝手に出てきて過呼吸のように苦しく呼吸が荒くなりました。それを見かねたのか…、ついに母と彼が初接触。初めて彼の存在を知った母は…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月10日■前回のあらすじ母から逃げ出しゆうの家に行ったしろみだったのですが、怒り狂った母からの留守電を聞いていったん家に戻ろうとしてしまいます。「一緒に行く」と言うゆうと話し合いをしている間に再び母から電話が。彼が見ているところで電話にでることにちなみに学生時代に彼や友人と放課後少し寄り道したりした時は、母が親戚の集まりの食事会で帰りが遅くなる時のみ。幸いなことにGPSの位置をスマホや機械などで確認をできないタイミングに私は母に秘密で学校以外の場所に行っていたのでそのことはバレていなかったようです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月09日■前回のあらすじ電話をかけてきたのは彼氏のゆうでした。しろみが泣いているのに気づいて駆け付けたゆうは、そのまま彼の家へとしろみを連れ帰ります。その後、しろみがいないことに気付いた母から激怒の電話が…。今すぐ帰らなきゃ!私が母と話し合う決意をした途端、母からまた電話が。冷や汗が止まりませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月08日■前回のあらすじ当面必要なものと通帳を持って家を飛び出したしろみ。しかししろみが働いて貯めていたお金は、母によってすでに別の場所に移動されていました。呆然としていると、電話が鳴って…。電話の主は?彼の顔を見て緊張が解けたのかたくさん泣きました。でもあの母が私が家から勝手にいなくなって黙っているはずがありません。 母がしろみの不在に気づいた!母から私が想像していた以上の怒りを感じました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月07日■前回のあらすじ母が自分を介護要員として手元に置いておくため孤立させ潔癖に育てたことを知ったしろみ。しろみの中で何かが切れたように感じました。どこでもいい、この家から出なくては!もう無我夢中でした…。黙って出るのは怖いので、自分の意思で出ていきましたという置き手紙は残しました。果たして母に見つからずに逃げられるのか?逃げられた…と、思ったら!?私はとりあえず最寄りの駅の近くまでキャリーを引いて走りました。入社する前に職場で作らされた銀行口座。入社して1年と少し、冬のボーナスも入っているはずだし1度もお給料を使っていないからある程度は入っているはず…。大金を持ち歩くのは怖いからまずはホテル代とかのために3万くらいおろせばいいのかな? ホテルの相場がよくわからない私はとりあえずお金をおろすためにATMへ向かいました。母に暗証番号を伝えてあり、通帳なども全て預けていて、私には触らせてはくれませんでした。なのでこんなことになっていたなんて、この時初めて気付いたのです。途方に暮れているとスマホが鳴りました。もう家出がバレた…!?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月06日■前回のあらすじ彼氏にだけはつらい胸の内を明かし支えてもらっていたのですが、ある日しろみは母が電話で話しているのを聞いています。「あんなぐずぐずした子に彼氏なんているわけない」と母は誰かに話していました。母の意図が明らかに!ついに明らかになった、母の意図。潔癖に育てたのも、外とのつながりを勝手に絶ったのも、すべては娘を孤立させることで自分の面倒を見させるためだったのです…!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月05日■前回のあらすじ新しい職場を探すしろみでしたが、転職エージェントからも見放され、仕事を見つけることも絶望的に。母はますますしろみにつらくあたりますが、この生活から抜け出す方法が見つけられず八方ふさがりです。辛い時も支えてくれた彼エージェントさんも頼れなくなったので転職アプリと再びにらめっこする日々。彼とは今の旦那のことです。母がこんな感じの親だということはあまり彼には話していませんでしたが、のちに話を聞くと、私の転職活動の様子を聞いていて『何となく普通の雰囲気ではないんだろうな』とは感じていたそうです。そんな時私の人生が変わる出来ごとが起こりました。母が誰かと私のことについて話をしていました。そして母が今まで私に対してしてきたことへの本音を聞くこととなるのでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月04日■前回のあらすじ野良猫を捕まえようとして引っかかれた母。野良猫への怒りは、しろみへと向かいます。母は私のすべてが気に食わなくなったそして次第に…、大学の新卒の就活はまだ大学生という身分がありましたが私はこの時無職。その後ろめたさを母に突かれ責め立てられ私はどんどん追い詰められていきました。そんな私に追い討ちをかけるような出来事が…。転職活動を始める際に登録したサイトのエージェントさんから電話がかかってきました。私も選考に進みたいのだが母が許してくれない、内定承諾の印鑑も押してもらえない状況を正直に伝えると…。母のことを転職エージェントに話すと全然決めない私が悪いですし、相手もお仕事なのでしょうがないのかも知れませんが、メンタルがヨボヨボの時に母以外の人からそう言われると結構コタえました…。今でもその転職会社の名前は覚えてて見かけるとドキドキします…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月03日■前回のあらすじ野良猫に餌付けするようになった母。近所の人が猫の粗相に悩んでいることを伝えると逆上し、「あんたより猫がかわいい」などと言います。しろみは野良猫に嫉妬して涙するのでした。猫を飼うことにしたらしい母私は言われた通りに自室に待機…。すると、猫の悲鳴と母の悲鳴…!母、大出血…何があったのか?捕獲作戦は大失敗!血を流す母に「大丈夫」と駆け寄ると、スクッと立ち上がり…母は自分に懐いていたと思い込んでいた猫が流血するほど引っ掻いたこの事実が受け入れられなかったのでしょう。自分が追い払ったくせに自分の元に現れなくなった猫に対して、母はずっとイラついていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月02日