かかりつけの歯医者さんはありますか?きっかけは「親の会」でのお話Upload By べっこうあめアマミたとえ発達がゆっくりでも、甘いものは大好きな子どもたち。それなりの年齢になり、何でも食べるようになってくれば、虫歯などの口腔内トラブルに見舞われることもあるはずです。私もそんな不安はありましたが、何となくその不安には蓋をして、長らく息子を育ててきました。しかし、ある日参加した地域の「親の会」のお話し会で、考えを改めることになったのです。そのお話し会では、すでに成人した障害があるお子さんの親御さんたちが、ご自身の経験談などを話してくれていました。その中で、歯科治療の話題が出たのです。お話しくださった方のお子さんには知的障害があるということでしたが、あるとき、虫歯になってしまったそうです。しかし、街の歯医者さんでは暴れてしまって治療ができず、大きな専門の病院に通って治療をすることになり、とても大変だったそうです。知的障害に限らず、発達障害などさまざまな特性があるお子さんに言えることですが、虫歯になってもこのように暴れてしまい、治療にならないケースは少なくないのではないでしょうか。子どもたちにとっては口の中に不思議なものを入れられるだけでも不快なのに、変な味がしたり、痛かったり、その上長時間じっとしていなければならないのです。これは、受け入れがたい苦痛でしょう。でもだからこそ、子どもが小さいときから取り組んでほしいことがあるとも言われました。それは「虫歯になってから」ではなく、「虫歯になる前から」歯医者さんに通うことです。まずは診察台に座れるようになるところから始め、歯磨きだけだったり、フッ素を塗るだけだったり、子どもの様子を見ながらゆっくりと、「歯医者さんに慣れる」ことができるようにしていきます。かかりつけの歯医者さんを決めて定期的に通うことで、最初は入ることさえ抵抗があった子どもも、だんだん慣れていくのではないでしょうか。虫歯になってから初めて歯医者さんに行くと、どうしても痛い治療をせざるをえません。そうすると子どもの中に「歯医者さん=怖い」というイメージができてしまい、拒否感がより強くなってしまいます。でも、何も痛いことをされないときに、ただ楽しい気持ちで通う習慣をつけていけば、結果は変わっていくかもしれません。お子さんが、歯医者さんという場所やそこで会う人たちに心を開き、信頼関係ができていることは、スムーズな治療のために大切なことです。このお話を聞いて、私は大いに納得し、息子にもかかりつけの歯医者さんを探したいと思いました。障害があると診てもらえない?難航する歯医者さん探しUpload By べっこうあめアマミ「息子にかかりつけの歯医者さんを」と思いましたが、実際に探してみると、なかなか障害がある子どもを快く受け入れてくれる歯医者さんは見つかりませんでした。街の診療所ですと人手も限られますし、患者が暴れた場合にしっかり拘束することもできません。口腔内は繊細な治療が必要となりますから、やはり歯医者さん側も不安があるのでしょう。そんなある日、「小児歯科」と看板に掲げている歯医者さんに、当時1歳だった娘(息子の妹)の歯科健診に行きました。娘はおとなしく診察台に座って健診を受け、歯医者さんも褒めてくれました。そして、「今後も定期的にフッ素塗布などしにくるといいよ」とすすめてくれたのです。ちょうど家からも近くて良さそうな歯医者さんだと思った私は、息子のことが頭をよぎり、「今度、この子のお兄ちゃんも連れてきていいですか?」と聞いてみました。すると歯医者さんは何の迷いもなく「どうぞ連れてきてください」と言ってくれました。しかし、その後私が息子に障害があることを話し始めると、歯医者さんは急に別人のように歯切れが悪くなったのです。娘の通院はぜひにとすすめてくれるのに、息子の通院は、本人を見てもいないのに拒まれる。致し方ないかもしれませんが、親としてはわが子2人に明らかな差がある対応をされたようで、少し悲しくなりました。出会いは突然に!息子を受け入れてくれた歯医者さんUpload By べっこうあめアマミその後しばらくして、今度は娘が保育園で歯をぶつけてしまい、またどこかの歯医者さんで診てもらわなければならなくなったときのことです。前回の苦い思い出を踏まえ、今度は別の歯医者さんに行ってみました。そして娘の治療後、またしても私は、歯医者さんにおずおずと息子のことを切り出し、障害がある子どもでも通院は可能か聞いてみました。すると、歯医者さんはさらっと快諾してくれたのです。その歯医者さんも、自分は障害児「専門」ではないとおっしゃっていましたが、「とりあえず連れてきてください」と言ってくださり、後日息子を連れていきました。その歯医者さんは、私が親の会で言われたことと同じことをおっしゃっていました。「息子さんにとって歯医者さんが嫌な場所にならないように、まずは信頼関係をつくりたい、だから無理に何かをしようとせず、ゆっくり進めていきますね」と話してくれました。まずは診察室に入り、診察台に座るところからです。息子は最初は多少緊張があったと思いますが、歯医者さんの人柄もあって安心したのか、初日からおとなしく診察台に座ることができました。診察台が倒れることには少し抵抗があるようでしたが、歯磨きをしてもらい、口の中に異常などがないかも診てもらえました。最後、息子が少しだけ嫌なそぶりを見せたので、その日はそこで終わりました。息子はたくさん褒められて、ご機嫌で帰宅。私もホッとしたのを覚えています。歯医者さんの提案で、最初はお互いの信頼関係をつくることと慣れるために、1ヶ月に1回くらいのペースで通いました。そうして歯磨きや、適切なタイミングでフッ素塗布などをしてもらいつつ、息子がだいぶ慣れてきた今は2、3ヶ月に1回くらいのペースで通っています。鉄則!発達っ子の歯科治療は「治療」より「予防」Upload By べっこうあめアマミ息子は今、8歳の小学2年生ですが、これまで一度も虫歯になったことがありません。いろいろな要因はあると思いますが、良い歯医者さんに出会い、定期的に口の中を診てもらいながら、歯磨きやフッ素塗布などをしてもらっているおかげかもしれません。親の会だけでなく、私の周りの障害があるお子さんを育てる親御さんたちの間では、「かかりつけの歯医者さんを見つけて定期的に通う」ことをよくすすめられます。幼児期のうちから歯医者さんと信頼関係を築き、歯医者さんは怖くない、口の中を触られても大丈夫、と良いイメージをつくり上げていきたいものです。もし、それでも大きな虫歯になって、治療がかかりつけの歯医者さんでは無理ということになったら、そのときは最終手段として専門の口腔センターなどにお願いしましょう。そういう際にはかかりつけの歯医者さんが判断して、治療に適した病院に紹介状を書いてくれるのではないかと思います。発達に課題があったり、障害があったりするお子さんの歯科治療はどうしても大変です。そのため、「治療」より「予防」が何より大切です。虫歯になってから困るよりも、なるべく虫歯にならないように気を付けていきたいですね。執筆/べっこうあめアマミ(監修:藤井先生より)良い歯科医院との出会いがあって良かったですね。信頼関係を築くために、1ヶ月おきにまめに通院されたのも良かったですね。治療となると、口腔内を安全にみるために身体を抑える必要が出てくることもあったり、場合によっては全身麻酔で入院されて治療する場合もあります。痛くない定期的なチェックを継続し、歯科医院の通院ができるようになっていることが、虫歯予防において大切です。今回のべっこうあめアマミさんのお話は、発達障害の特性があるお子さんの親御さんにはもちろんのこと、歯科検診を嫌がるお子さんをお持ちの親御さんにも知ってほしい内容です。
2023年01月23日娘のおまめちゃん、息子のいっちゃんとの日常を描く、あんこママさんの育児マンガを紹介します。ある日、いっちゃんが、あんこママさんとおまめちゃんのやりとりをじっと見っていました。そしてその後、ゴソゴソし始めたのです。歩くのがじょうずになってきたいっちゃんは……!? 僕の気持ち おまめちゃんが、あんこママさんに「これね、作ったの。ママにあげる」と言いました。 笑顔で「わあ!うれしい!ありがとう」とあんこママさんが受け取りました。 じっとそのやりとりを見ていたいっちゃん。 何やらゴソゴソし始めました。そしておまめちゃんがあんこママさんに渡していたものと似たおもちゃを手にとると、よろよろと歩き始めました。 気が付いたあんこママさんは、食器を洗うのをやめて、手をふき、やってきたいっちゃんを抱き上げました。 すると、「だっだ!」と言いながらおもちゃを差し出すいっちゃん。 あんこママさんが「もってきてくれたんだ! うれしいなぁ。ありがとう!」と笑顔で言うと、いっちゃんもとびきりの笑顔に! その笑顔に思わず胸がズキュンとなったあんこママさん。いっちゃんも「ありがとう」が言われてみたかったことに気付いたのでした。 よちよち歩きのいっちゃん。おまめちゃんやあんこママさんを見ていろいろなことを感じているのですね。ママを笑顔にしたい気持ちが伝わってきます。あんこママさんの気持ちのこもった「ありがとう」も、いっちゃんのまんまるほっぺの笑顔もとても素敵で心が温まりますね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター あんこママ2017年早生まれの女の子、2020年生まれの男の子のママをしています。忘れたくない子どもたちとの記録をイラストに残しています。
2023年01月19日lamireの大人気コンテンツ”連載漫画”の中から、編集部のおすすめ記事をピックアップ! 今回は『自分の年齢を武器に勝手極まりない行動をとる女性』のスカッとシーンをご紹介します。優先席に座ったカスミ体調がすぐれなかったカスミは空いていた優先席に座りました。声がして起きるとワサビという高齢女性が呼びかけていたのでした。毎日のように…ワサビに目をつけられてしまったカスミは通学電車で毎日朝嫌味を言い続けられました。文句が言い足りないワサビがカスミの腕を掴んだとき!バランスを崩したカスミは足を怪我してしまったのです!謝罪を要求するワサビいつものように嫌味を言うワサビに親友のソラが言い返してくれました!するといつも見ていた他の乗客も助け舟を出してくれたのです。嫌がらせは…駅員に連れて行かれるワサビ。それを最後にカスミは嫌がらせから解放されました。わがままな女性の言い分ワサビのようにわがまま全開の高齢者がいてもなかなか注意するできずにいた人々…。根底には高齢者を労わるという考えがあったからなのだと思います。元気なのはいいのですが、他人に迷惑をかけてはいけませんね。以上、「自分の年齢を武器に勝手極まりない行動をとる女性」のご紹介でした。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月14日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!若いのに優先席に座るなんていつもならバスの優先座席には座らないのですが、その日はとても体調が悪く、すがる思いで座らせてもらいました。すると、乗車していた年配の男性が急に大声で怒り出したのです。「若いのに優先席に座るなんて!こういう子がいるから世間はよくならない!」と…。出典:lamireそこに居合わせた乗客たちは、静まり返りました。私はしんどいながらも、その方に「すみません」と言い、席を立ちました。その年配の男性は「私はいいんだ!ほかの人座りなさい」と声を荒げましたが、誰も申し出る人はいません。私は必死でつり革にもたれかけながら、立っていました。しばらくすると、「この子とても顔色が悪いわ。大丈夫かしら」と声をかけてくれる方が…。乗車していたほかの方々もとても心配してくれて、席を譲ってくれました。それでも、先ほどの年配の男性は「今の若い者は…」と怒りっぱなし。すると、近くにいたおばあさんが「年齢性別関係なしに、具合が悪い人に寄り沿うこともできないなんて、恥を知りなさい!」と言ったのです。それを聞いた年配の男性は青ざめた表情…。おばあさんの一言で、スカッとした気持ちになりました。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月26日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!「細かすぎる義姉」主人公の女性が義実家へ訪問した際の話です。出典:lamire子どもと一緒に座ろうとすると…出典:lamireこんなところに座るの…?出典:lamire家族の集まりなのに…出典:lamire読者の感想嫌がらせだと思いました。仲良かったらそんな事言うはずありません。子どもと離れて座るなんて子どものケアができないじゃないですか。私だったらその場は我慢したとしても、後で旦那に義姉の事を告げ口します。(35歳/主婦)嫁が率先して動けと言わんばかりの場所を指定されムカつきますね。これは座席指定ハラスメントですかね、コワイです。悪気がなくやっているとしたら、それはそれで余計にコワイです。(43歳/会社員)どう考えても義姉がおかしいと思います。というか、セッティングの準備を手伝わせておいて床に座らせるのですね。自分が婚家で同じ扱いを受けたら、きっと怒ると思います。もう義姉とは距離を取ったほうがいいと感じました。(会社員/女性)※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/安部川 もち子)"
2022年10月20日イケメンよ、まぶしいのは白い歯だけにしてくれないか。飛行機で隣の席に座っていた男性に、心の中でそんな賛辞の言葉をつぶやいてしまった、Yuki Ikeno(@IkenoYuki)さん。その男性との飛行機内でのやり取りをTwitterに投稿したところ、多くの反響を呼びました。飛行機で隣の席だったアメリカ人男性に…赤ちゃんを連れて、飛行機を利用した投稿者さん。隣の席にいた、アメリカ人の男性に、我が子が泣いてしまった時のことを考え、事前に謝罪の言葉を伝えたといいます。すると、男性から返ってきたのは、投稿者さんが想像していない言葉だったのでした。「子育ては人類みんなの共同作業だろ。俺にできることならなんでもいってくれ」飛行機で隣の席だったアメリカ人男性。赤ちゃんが泣いたらごめんねと説明したら「子育ては人類みんなの共同作業だろ、俺に出来ることならなんでも言ってくれ」だって。イケメンよ、まぶしいのは白い歯だけにしてくれないか。— Yuki Ikeno❓大動脈外科医 (@IkenoYuki) October 15, 2022 残念なことに、公共交通機関で赤ちゃんが泣き始めると、親に対して心ない言葉を投げかけてくる人がいます。しかし、投稿者さんが出会った男性はどうでしょう。赤ちゃんが泣くことを気にしないどころか、他人の子供の子育てに協力する姿勢を見せてくれたのです。これは、投稿者さんが「イケメン」と絶賛するのも納得。投稿には、多くのコメントが寄せられました。・気遣いは、気遣いで返ってくるんだよね。・飛行機で赤ちゃん連れってすごく勇気いるので、こういった人がいらっしゃると本当に嬉しいです。・こういうことを、サラッといえる人間になりたいですね。赤ちゃんが泣いてしまうのは、仕方のないこと。一度泣き始めてしまうと、なかなか泣き止まない子もいます。それを一番気にしているのは、ほかでもない親のはず。だからこそ、周囲は子供を連れた親に対して気遣いをもって接したいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月16日1枚の写真をきっかけに、ネット上でちょっとした有名人…ならぬ有名犬になった、秋田犬の凛太郎くん。飼い主(@akitanorintaro)さんがTwitterに投稿した写真は、まるで人間のような座り方をする凛太郎くんを撮影した1枚でした。「中身、人間ですか?」「完全に人間」と多くのコメントが寄せられた話題の1枚を、早速ご覧ください。座り方が人なのよ pic.twitter.com/2h0DBi1ZNA — 凛太郎もふもふ秋田犬 (@akitanorintaro) October 1, 2022 人間がイスに腰をかけるかのように、クッションに座る凛太郎くん。「どっこいしょ」なんて声が聞こえてきそうなほど、ナチュラルです!飼い主さんによると、凛太郎くんが人間のような座り方を見せるのは、これが初めてではないとのこと。凛太郎くんは、昔からクッションや座椅子など、ありとあらゆるものを使いこなしてきたといいます。昔からクッションも座椅子もよく使いこなしてます笑 pic.twitter.com/np7lsyp628 — 凛太郎もふもふ秋田犬 (@akitanorintaro) October 2, 2022 あまりにも人間らしい凛太郎くんの姿は反響を呼び、また、貫禄あふれる姿だからか、「おじいさんみたい」なんて声も寄せられています。こうしてたちまちネット上の人気者となった凛太郎くん。今度は、どんな姿で驚かせてくれるのか、今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月03日パグのラルくんと、柴犬のアキちゃんとともに暮らしている、飼い主(@ral_aki)さん。ある日、ラルくんが座っていた『場所』にツッコミを禁じえなかったといいます。ラルくんが座っていた場所が、こちらです。どこに座ってるか気づいてなくて可愛い。 pic.twitter.com/U3ILUlTl7p — きたむら (@ral_aki) September 18, 2022 イスとして利用されていたのは、アキちゃんでした!何食わぬ顔をして座っているラルくんと同じく、アキちゃんも特に怒る様子はありません。笑いながら撮影する飼い主さんに対して、2匹ともキョトンとした表情を浮かべていたそうです。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・アキちゃん、イスにされても怒らないなんて優しいなー!・ラルくんの「よっこらしょ」という感じがたまりません!・2匹とも、なんでもないような表情を浮かべているのがウケる。ちなみに、飼い主さんによると、普段はアキちゃんがラルくんの上に座っているのだとか。2匹にとって、相手の体の上に座ることは普通のコミュニケーションなのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月23日末っ子のあおちゃん、何やらじっとお母さんの顔を見つめています。何かものを言いたげな、少し怪訝な表情です。長女ちゃんが見つめている理由はいったい……!?何か言いたげに見つめる0歳児 じっとお母さんを見つめるあおちゃん。一度見つめたものの、ふいっとしてしまいました。その理由はというと……、お母さんが顔パックをしていたから! 「お母さん? いや違うな……。いや、やっぱりお母さん?」 いつもと違うお母さんの様子に、不安をおぼえてしまった長女ちゃんなのでした。 ◇◇◇真っ白い顔……、赤ちゃんから見たらきっととても不思議ですよね。お母さんだと気付かず赤ちゃんに泣かれてしまったという方もいるのではないでしょうか!?著者:マンガ家・イラストレーター ツルリンゴスターマンガ・イラストレーター。長男出産後、SNSで何気ない日常のふとした出来事や気持ちを漫画やイラストで綴る。著書に『いってらっしゃいのその後で』『君の心に火がついて』(KADOKAWA)がある。挿絵やイラスト・マンガを執筆。関西在住。3人の子どもと夫、猫1匹、とかげ1匹と暮らす。
2022年07月23日子育ては、体力勝負。家事や仕事などをこなしながら、元気いっぱいな子供と向き合わなければなりません。2人の子供を育てる、まぼ(@yoitan_diary)さんがTwitterに投稿した漫画をご紹介します。息子さんやその友達は、まぼさんがゾンビの真似をするととても喜ぶそうです。子供たちは、まぼさんのモノマネを飽きることなく楽しんでくれるのだとか。そう、飽きることなく、何度も、何度も…。ゾンビのいる生活 pic.twitter.com/5s4j3tb9Zz — まぼ (@yoitan_diary) June 23, 2022 本物のゾンビになってしまう…!18回もゾンビの真似を披露した、まぼさんは「もう許して」と懇願(こんがん)するほどに疲れ切ってしまいました。それでも子供たちは「ちゃんとやって!」と容赦しません!まぼさんの体験談に、さまざまな声が寄せられました。・子供たちと遊んでいると、いつの間にか人数が増えているの、とても分かります!体力が持たない。・子供の「ちゃんとやって!」っていうセリフがいいね!・私は、鬼ごっこの発展形として『ゾンビ鬼』で子供たちと遊んでいました。タッチで交代できるのでいいですよ!子供たちが大喜びする、まぼさんのゾンビのモノマネ。まぼさんが迫真の演技をするからこそ、子供たちに大人気なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月25日人間と同じように動物も、座るなら硬くて冷たい場所よりも柔らかいところのほうが心地いいはずです。ところが、ある保護犬はなぜか、ふかふかの犬用ベッドに座ろうとしませんでした。メス犬のシャーロットは劣悪な生活環境で暮らしていたところを、アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『サラソータ郡ヒューメイン・ソサエティ』に保護されました。シャーロットは従順で穏やかな性格ですが、なぜかスタッフが声をかけても反応を示しません。そのためスタッフは、シャーロットが自分たちの指示を無視しているのかと思っていました。シャーロットは、専用のベッドがあるにもかかわらず、なぜかいつも机の上に座るのです。ウェブメディア『The Dodo』によると、シャーロットの世話を担当しているアリッサさんは、あることに気付いたそう。実はシャーロットは聴覚障害をもっていたのです。だから、スタッフの声に反応しなかったのでしょう。また、机の上に座る理由も分かりました。机の上に立ち上がれば、スタッフそれぞれの机を隔てている仕切りの向こう側が見えるため、音が聞こえなくても人の動きが確認できるからと思われます。つまり、シャーロットはとても賢い犬だったのです!そのことを知ったスタッフが、言葉ではなく手の動きで『お座り』などを教えると、お利口なシャーロットはどんどん覚えていきました。そして、そんなシャーロットに最高の家族ができました!里親のローリーさんは、シャーロットと同じく聴覚障害があるのだそう。今ではシャーロットは、毎日ローリーさんと散歩に行ったり、家でくつろいだりして幸せに暮らしています。動物が変わった行動をとる時は、なんらかの理由があるはず。私たちがそれを知る努力をすることで、言葉が通じない動物たちとよりよいコミュニケーションがとれるようになるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月24日育児をしていると、子供の何気ないひと言に衝撃を受けることってありますよね。2人の子供を育てる、ユユマル(yunyun5569)さんは、子供との日常を『育児絵日記』としてInstagramで紹介しています。ある日、ユユマルさんが寝ていると「ママ、ママ」と呼ぶ声がしました。そっと目をあけてみると、3歳の娘さんから衝撃的なひと言が…。寝ているユユマルさんのあごを見て「おもちが付いているみたい」といい放った娘さん。さらには、それを聞いて横で笑う父親にも「パパにもおもち」と追撃し、夫婦ともにショックを受けてしまいました。そんな娘さんの言葉に動揺しつつも「子供って正直だな」と思うユユマルさんでしたが、この投稿を見た人たちからは、こんなコメントもありました。・私も先日「なんで手が短いの」っていわれた。私のこと「手が短い」と思ってたとは…。・お風呂で頭を洗っている私のお腹を見て「ハンバーガーだ」といわれた。・まだほとんど喋れないけれど、アンパンマンを指差して「ママ」っていうよ。そんなに丸いのか…。「子供の正直なひと言に衝撃を受けた」という経験がある人は、意外と多いようです。筆者の息子が1歳をすぎたばかりの頃、私が家族の誰にもバレないように音のならないオナラをすると、前に座っていたまだ喋れなかった息子が、鼻をつまみながら笑顔で振り返ったことを思い出しました。子供の正直な反応は「時には残酷でも、なんだかかわいらしくてクスっと笑ってしまうもの」だと、改めて気付かされますね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年06月13日大きな体と穏やかな性格で知られる、グレート・デーン。一般的に体高が70~80㎝ほどあるといわれる超大型犬です。アリッサさんの愛犬のカーネルは、彼女の精神的な介助犬であり、セラピー犬でもあります。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Kernel the Great (@kernelthegreatdane) 体重74㎏の大型犬が座ろうとしているのは?アリッサさんは、ある日のカーネルの行動をTikTokに投稿しました。すると、見た人たちから笑いが巻き起こったのです。こちらの動画をご覧ください!@kernelthegreat The side eye he gave me like “told u I could fit” lol #greatdanes #greatdane #servicedog #jonimitchell #timepassing #selfcare ♬ The Circle Game - Joni Mitchell小型犬用と思われる小さな犬用ベッドに、どうしても座りたいカーネル。でも、体重が74㎏もあるカーネルは、なかなか両足が入りません。ベッドの端を噛んでみたり、ベッドの周りをくるくると回ってみたり…。どうしたらここに入れるのかを、一生懸命考えています。そして最後は…無理やりベッドの上に乗ってご満悦!なんてかわいいのでしょうか。動画を見た人からは、カーネルへの共感の声が寄せられています。・ジーンズを履こうと頑張っている私のようだわ。・クルクル回って、パーフェクトなスポットを見つけた!・この犬は、自分のことをチワワのように小さいと思っているんだよ。かわいいね。 View this post on Instagram A post shared by Kernel the Great (@kernelthegreatdane) カーネルは自分用の大きなベッドがあるにもかかわらず、時々こうして小さなベッドに寝ようとするのだとか。自分の体がもっと小さいと、本気で思いこんでいるのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年05月31日動物は、時に人間が予測できない行動をとることがあります。そんな動物たちに、人間はいつも驚かされてばかり。しかし、人間でも予測不可能な行動をとる場合があります。それは…子供!猫の、ぽかりくんは、飼い主(@pocari_ragdoll)さんの0歳の娘さんの行動に、驚いてしまうことがありました。人間みあふれる表情に腹筋崩壊部屋でくつろいでいた、ある日の、ぽかりくん。すると、ぽかりくんの真横に、突然娘さんが座ってきたのです。ぽかりくんは気を抜いていたのか、それとも突然の出来事に驚いたのか、この表情。赤ちゃんが突然隣に座ってきて驚く猫 #猫 #cat #ラグドール #猫写真 pic.twitter.com/migxkpZhD3 — ぽかりRagdoll໒꒱⋆* (@pocari_ragdoll) May 27, 2022 目を大きく見開き、口はポカーンと開かれ、まさにその表情は『驚愕』という言葉がぴったりなほど。ジッ…と娘さんを見つめる視線に、動揺の色が混じっています。人間みあふれるぽかりくんの表情は反響を呼び、「かわいい」「なんて人間臭い顔」とさまざまなコメントが寄せられました。・顔が…!表情がよすぎる!・めっちゃいい顔してるな。・戸惑っているみたいで、表情がかわいい。娘さんと、ぽかりくんの様子をそばで見守っていた飼い主さんによると、ぽかりくんは「そこに座るの?近くない?」といいたげな様子だったとのこと。まだ0歳の『妹』の行動に、ぽかりくんが驚く日々は、しばらく続きそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月28日短時間での移動も可能な飛行機は、便利な交通手段です。しかし、めったにないこととはいえ、予想だにしないトラブルが起きることもあります。空の上という、逃げ場がない場所で、ヒヤッとした経験がある人も一定数いるでしょう。飛行中にパイロットが意識不明に!2022年5月、ダレン・ハリソンさんは、バハマからセスナ機でアメリカのフロリダ州に向かっていました。乗っていたのはパイロットのほかに、パイロットの友人が1人と、ダレンさんだけ。海外メディア『CBS NEWS』によると、上空でパイロットが2人に「頭痛がして、気分が悪いんだ」と伝えてきたのだそう。彼らが「僕らはどうしたらいいんだい?」と聞くと、パイロットはすでに意識障害を起こし、操縦できなくなっていたのです。ダレンさんがあわててコックピットへ移動すると、飛行機が異常な速さで降下していました。「何かしなければ、俺たちは死んでしまう」と思った彼は、無線に手を伸ばし、航空管制官に助けを求めます。大変な状況です。パイロットの意識がもうろうとしています。私は飛行機の操縦の仕方が分かりません。CBS NEWSーより引用(和訳)その時、ダレンさんは、眼下にフロリダ州が見えたため「ここに着陸するしかない」と、心に決めました。状況を把握した、航空管制官のロバート・モーガンさんは、ダレンさんに着陸の手順を教え始めます。ダレンさんは指示どおりにコントローラーを操作。機体を水平に保った後、ゆっくりと降下して、フロリダ州の『パームビーチ国際空港』に着陸したのです!着陸の瞬間をとらえた映像がこちらです。 "I've got a serious situation here," the passenger said from the cockpit. "My pilot's gone incoherent. I have no idea how to fly the airplane..." Watch the landing at PBIA after the traffic controller then guided the passenger to a safety. pic.twitter.com/Y2UA6QQC4e — WPBF 25 News (@WPBF25News) May 10, 2022 セスナ機が無事に着陸したことに、ロバートさんも大喜び!非常勤の飛行教官でもあるロバートさんは、ダレンさんのことを「今まで教えた中で最高の生徒」と褒め称えています。インテリアデザイン会社に勤めるダレンさんは、飛行機の操縦経験はありません。後日、ダレンさんはNBCテレビの番組『TODAY』に出演し、当時のことを振り返りました。機内で真っ先に彼の頭をよぎったのは、妻ともうすぐ生まれてくる娘のことで「俺は今日、死ぬわけにはいかない」と思ったといいます。なお、意識障害を起こしたパイロットは、病院に搬送された後、大動脈解離の手術を受け、一命を取り留めたということです。一歩間違えれば、セスナ機に乗っていたダレンさんたちだけではなく、地上にいた人たちも巻き込む大惨事になっていた可能性もあります。急降下するセスナ機の中で冷静さを保ち、自らの操縦で無事に着陸したダレンさん。もし、彼と同じ状況になったら、たいていの人はパニックになるはずです。もうすぐ誕生する彼の娘が、いつかこの話を聞いたら、勇敢な父親を誇らしく思うことでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月25日幼い子供を育てながら、家事や仕事をこなすことは大変です。多くの親が子育てとの両立に悩み、解決策を模索しているでしょう。子育てをしながらグラフィックデザイナーとして働いてる、もっさり(@atelier_mush)さんのエピソードをご紹介します。『保育園とお仕事中の脳内』ある日、笑顔で子供を保育園に送り届けた、もっさりさん。帰宅後、仕事を開始するために、パソコンを開きますが…。保育園とお仕事中の脳内。 pic.twitter.com/4D85p6KCzn — もっさり Atelier Mush (@atelier_mush) May 16, 2022 もっさりさんは、仕事を始めた瞬間に『戦闘モード』に変身!恐ろしいスピードと勢いで、業務を処理していきます。光のような速さで、その日の仕事を終えたもっさりさんは、再び保育園に。おだやかな笑顔で子供をお迎えするのでした…!働く母親の脳内を表現したこちらの作品。読んだ人からは、さまざまな反響が寄せられています。・分かる!いかに短い時間内で仕事を終わらせるかに力を注いでいます。・まさにこれ!朝から爆笑をありがとう!・私も明日からこれを目指します…!このほかにも、「笑った」「分かる」「すごい」など多くの声が集まったもっさりの作品。もっさりさんのように、仕事と育児を両立する親には尊敬の念を抱かずにはいられませんね…![文・構成/grape編集部]
2022年05月18日車の助手席に座っていて、眠くなったことはないでしょうか。その理由として、運転手との信頼関係があるぶん、同乗者が緊張せずに過ごしていることから眠くなる…といったものがあるようです。柴犬のあずきちゃんは、飼い主(@shibainu_hanazu)さんが運転する車の助手席に座っていました。あずきちゃんは、助手席に座っていた際、眠気に襲われたようです。それでも、起きていようとしているあずきちゃんの姿をご覧ください。助手席で強烈な眠気と戦う黒柴。 pic.twitter.com/xh4ztVfkW2 — あずはな@柴犬芸人 (@shibainu_hanazu) April 24, 2022 目が閉じては、開くを繰り返すあずきちゃん。「眠いけど、飼い主さんが運転しているし起きなきゃ!」という意志を感じますね。飼い主さんは、安全運転に努めているといいます。急発進や急ブレーキなど、ビックリする瞬間がないぶん、走行中の適度な揺れであずきちゃんは眠くなってしまったのかもしれませんね。あずきちゃんの様子に、「かわいい」「昼ご飯を食べた後の自分だ」といった反応が上がりました。・昼食を終えて、仕事に戻った時の自分だ!見ているだけで眠くなってくる。・助手席で眠くなっちゃうのは、人間も犬も同じかー!・電車内でこんな感じに眠くなっている人をよく見かける。飼い主さんは、あずきちゃんに対して「寝てもいいのに」と思っていたそう。それでも寝ようとしないあずきちゃんは、飼い主さんと同じ光景を見ていたかったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年04月26日アメリカに住む父親が投稿した、息子さんの動画に反響が上がっています。ある晴れた日、男性は生後7か月の息子さんと一緒に散歩に出かけました。まだ赤ちゃんの息子さんは、どこかへ行く時に父親の肩に乗って移動することが多いのだそう。この日もいつものように、父親の肩に座って歩いていたのですが、父親は息子さんのある行動がどうしても気になっていたのです。父親が息子さんに聞きたいこととは…こちらをご覧ください。「息子よ、それはハンドルじゃない」赤ちゃんが、なんの疑問もない表情でつかんでいるのは、『父親の鼻』!そんな息子さんに父親は「なぜ君はそれをハンドルだと思うんだ?俺の鼻はそんなに大きくないぞ!」と、疑問を投げかけます。この動画を見た人たちは、親子のやりとりにほっこりしたようです。・大笑いした!赤ちゃんの手にはちょうどいい大きさのハンドルだね。・なんてかわいい赤ちゃんと、いいお父さんだ。・この子は、どっちへ行くかハンドルで操作をしているんだよ。赤ちゃんにとっては、父親の肩の上で何かにつかまっていないと不安定なのかもしれません。そこで手を伸ばしたちょうどいい位置に、父親の鼻があったのでしょう。父親はちょっと歩きにくそうですが、安定感抜群の父親の鼻は、赤ちゃんにとって完璧なハンドルに間違いないですね![文・構成/grape編集部]
2022年03月18日折り紙や刺繍、縫い物、そして塗り絵。決して器用ではありませんが、子どものころからじっと座って黙々とこまかい作業することが好きでした。40代の今、子育てが少しずつ落ち着き、自分に使える時間ができてきていろいろなことに再挑戦中です。偶然本屋で「大人の塗り絵」に出合い、久しぶりの塗り絵に挑戦することにしました。かわいい絵柄に惹かれ塗り絵を衝動買い40代でまた塗り絵をしようと思ったきっかけは、娘が学校で使う文房具を探しに本屋兼文具店へ行ったことです。本屋をうろうろしていたら、大人向けの塗り絵コーナーが設置されていて、キャラクター物から風景画、紙が黒く特殊加工されていて削って色を出す物までありました。あまりのかわいい絵柄に心が惹きつけられた私は、気に入った塗り絵を購入することにしました。私が購入したのは『大人の塗り絵~花とフルーツ編~』(河出書房新社/1,078円)です。美しい花や果物の絵が11点収録されていて、このくらいの枚数なら飽きないで少しずつできるかと思い選びました。最近、40代後半を目前にしていまいち集中力が持続しないことが多くなってきたなと感じています。でも、好きなことになるとついつい頑張り過ぎてしまうところのある私は、まずはほどほどに楽しみながら塗っていこうと思いました。お手本があるので難しくなかった!購入した塗り絵には、色付けのお手本が掲載されていました。子どものころは、ただただきれいに色を塗ることを楽しんでいましたが、せっかく購入した大人の塗り絵では、色の濃淡や、陰影などより立体的に美しく塗ることが目標です。塗り方のちょっとしたコツなども掲載されているので、久しぶりに塗り絵をする私でも、安心してすぐに始められるのが良いなと思いました。色鉛筆は36色あるとより深く複雑な色合いで塗ることができるようですが、私は娘の24色の色鉛筆を借りて塗ることにしました。恐る恐る、淡い色調で塗り始めました。それから花の影になる部分に見本を参考にして、自分ではきっと選ばない紫や青、茶色などを使って影を表現。葉と葉脈の緑色も色を変えながら塗っていき、約1時間かけて初めての大人の塗り絵を1枚完成しました。見本があったおかげであまり悩まずすいすいと楽しく塗り絵ができました。集中力もなんとか持ちました。むしろ一生懸命になり過ぎて、目が乾いて充血してしまったほどです。少なめの絵柄がしっかり塗り切るコツ塗り絵を久しぶりに始めてウキウキしている自分がいました。子どもたちは久しぶりに真剣に塗った塗り絵を褒めてくれました。褒められると私はついまた頑張りたくなってしまいます。翌日以降、2枚目、3枚目と塗り絵を進めていきました。私は塗り絵がとても楽しかったので、そのことを友人に話したら、友人も同じようなきっかけで塗り絵を購入していました。しかし、彼女が挑戦した塗り絵は絵柄がこまかく、塗る範囲も広いため、時間がかかり挫折してしまったそうです。塗り絵を始めるときは、人それぞれではありますが、最初から壮大な絵柄だとかなり根気が必要なので、少なめの絵柄でサイズもB5のノートサイズくらいのものが始めやすいのかなと思いました。塗り絵への情熱が再燃中の私は、友人から塗り絵の本を譲り受け挑戦することにしました。その塗り絵は『世界はひとつ~旅するディズニー塗り絵~』(ブティック・ムック/1,426円)でした。ディズニーキャラクターの世界観がとても美しくこまやかに描かれています。色見本がないので、自分で好きなように塗れるおもしろさと難しさがありました。まとめ譲り受けたディズニーの塗り絵は、1枚完成するのに、大人の塗り絵の3倍近く時間がかかりました。少し根気が必要でしたが、完成した1枚は色鮮やかで大満足の仕上がりです。年齢を重ねるうちに集中して一つのことに夢中になることもなくなっていました。偶然出合った塗り絵を楽しみながら真剣に塗っている時間は、とても充実感があります。娘も塗り絵にハマり、お互いの塗り絵の本を交換したり、色鉛筆だけではなく色ペンやカラーの筆ペンなどを購入したりして楽しんでいます。1人でも2人でも楽しめる塗り絵は私の生涯の趣味になりそうです。※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Pたろー(44歳)間もなく40代後半へ。根っからのミーハー心で、これから迎える更年期もポジティブに過ごしたい。
2022年02月26日2歳の男の子である、犬のぽんたくん。飼い主(@p_190224)さん夫婦は、たびたびキュートな振る舞いを見せる愛犬に夢中です。もちろんぽんたくんも、愛情をたっぷり注いでくれる飼い主さん夫婦のことが、大好き!いつも夫婦のそばで寄り添って眠ったり、置いてある靴下などの私物で遊んだりしています。ある日のこと。ぽんたくんの振る舞いを見て、飼い主さんは、こうつぶやきました。「あああああよく分かんないけど多分そこに座るのはあんまりよくないんじゃないかなあああああ」どうやら飼い主さんは、激しく動揺しているようです!その理由とは…こちらをご覧ください。あああああよく分かんないけど多分そこに座るのはあんまり良くないんじゃないかなあああああ pic.twitter.com/eRiRKNLIW8 — ぽんた (@p_190224) February 18, 2022 満面の笑みを浮かべて座る、ぽんたくんの下にいたのは、飼い主さんの夫。ぽんたくんのモフモフの毛に埋もれているため、夫の表情は分かりませんが、状況から見て、かなり苦しそうです…!写真に対し、犬好きの人からは「かわいい!むしろご褒美では?」「めっちゃ笑顔なのが、また笑える」「これ、うちの子もやる」といった声が寄せられています。ぽんたくんにとって、飼い主さんの夫の顔は、座り心地がいいのかもしれません。飼い主さんの夫は、きっと喜びと苦しさが混ざった、複雑な心境だったことでしょう。これも飼い主にしか味わえない醍醐味の1つといえば、アリ…ですよね![文・構成/grape編集部]
2022年02月20日なんてことない些細な動作や癖などにも、知らず知らずのうちにその人の性格が表れるといわれています。今回注目するのは、「座り方の癖」。あなたも知らないあなたの一面が見つかるかも…?あなたはどのタイプ?椅子の座り方想像してください。あなたは、リラックスした状態で椅子に腰かけました。しばらく時間が経った今、どんな座り方をしていますか?A:どちらかの脚を組んで座っているB:脚を開いて座っているC:足首をクロスさせているD:きちんと脚をそろえている「A:どちらかの脚を組んで座っている」を選んだ人すぐに動きだすことのできない座り方をしている人は、控え目な一面が。積極的に行動を起こすことは少なく、まずは状況を見守るタイプかも。自尊心が強いところがあり、自分を尊重してもらえないと感じると不満を態度に表すこともあるのでは?恋愛においては、リードされるのを待ちつつ、思い付きで行動することもあり、行き当たりばったりな部分も。「B:脚を開いて座っている」を選んだ人常に動き出せる姿勢でいる人は、度胸のある一面が。ありのままの自分をさらけ出せる、気さくなタイプかも。他人と自分を比べることもなく、竹を割ったような性格で、性別を問わず好かれることが多いのでは?見栄えよりも実用性を大切にする傾向があるため、ときどき女性らしさを忘れてしまいがちなところも。「C:足首をクロスさせている」を選んだ人足を床から少し離し、足首をクロスさせている人は、純粋な一面があります。幼いころから夢見た理想を語る、ドリーマータイプかも。純粋ゆえに大人びているとは言い難く、少しワガママな印象を与えることも。本当の自分をさらけ出すことが少なく、恋愛では友人以上になれても、恋人にはなかなか昇格できないなんてことがあるかもしれません。「D:きちんと脚をそろえている」を選んだ人リラックスした時間でもきっちり脚をそろえて座っている人は、真っすぐなところが。自分を律することができる、頑張り屋さん。それにもかかわらず、自尊心が低く、心を開きにくい一面も。恋愛においても、隙を見せないよう気を張っているところがあるのでは?反対に、ガードを緩めようとすると、加減が分からなくなってしまう困ったところも。何気ない行動にも性格は表れる知らぬ間に座り方の癖に表れていた自分の性格に、ドキッとした人もいるのではないでしょうか。反対に、人の行動を観察すると意外な一面が見つけられるかも…?(監修:NOTE-X)"
2021年11月28日ダウン症の娘さんを育てている、父親のオカスケ(@okasuke249)さん。娘さんの学校での様子を聞いて涙が出たといいます。娘さんは、休み時間に教室で1人ポツンと自分の席に座っていたそうです。その様子を見た先生は、娘さんに声をかけようとしました。しかし、先生が声をかける前にクラスイチのやんちゃな生徒が、娘さんの隣に座ってきたのです。生徒は、娘さんの横で黙って読書を始めたのだとか。きっと、生徒はポツンと1人で座っている娘さんを見て、近くにいてあげたいと思ったのでしょう。娘さんは、隣に座った生徒の優しさを感じたのか、笑顔で本を読み始めたといいます。ダウン症の娘今日の休み時間、クラスでポツンと1人で座っていたそうです。先生が声をかけようとしたその時…そこにクラス1のやんちゃ君が、そっと横の席に座り、黙って読書を始めたそうです。しょんぼりしていたうちの子もそれを見て、本を笑顔で読み始めたと…それを聞いて父は泣きました— オカスケ (@okasuke249) September 8, 2021 この話を聞いて、感動して涙を流したというオカスケさん。投稿を見た人たちからも、「ウルっとした」「心が温まった」「素敵な寄り添い方」などと優しい生徒に称賛の声が寄せられていました。きちんと周りの様子を見て、自分にできることでサポートした生徒は、きっと他の人の見本にもなったでしょう。寄り添った生徒のように、優しさがあふれる世の中になっていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月11日高級スポーツカーを所有する男性が投稿した動画が話題になっています。トルコに住むゼッドさんは、スポーツカー愛好家として知られ、自慢の愛車の写真や動画をInstagramに投稿しています。ある日、ゼッドさんは町で幼い男の子に遭遇。すると男の子が、ゼッドさんのランボルギーニに興味を示したのです。ゼッドさんと男の子のほほ笑ましいやりとりをご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by Z E D (@zedsly) ゼッドさんが「車の中に座ってみたいかい?」というと、男の子は「いえ、いいです」となぜか遠慮気味。そしてゼッドさんが車のドアを開けると、男の子は「わぁー」といいながら、恐るおそる車内を眺めていました。ゼッドさんは「この男の子は、信じられないくらいかわいかったよ!」と動画を投稿。すると200万件を超える『いいね』が集まり、たくさんのコメントが寄せられました。・勝手に座ったり、触ったりしない、礼儀正しい子だ。素晴らしいね。・この子はきっと、この出来事を一生忘れないだろう。・彼はいつか、自分で同じ車を所有しそうだね。 View this post on Instagram A post shared by Z E D (@zedsly) ゼッドさんが何度も「座っていいよ」といっても、車に触ろうともしなかった男の子。そんな彼の瞳はキラキラしていました。車を見られただけで嬉しかったのが伝わります。スタイリッシュなスーパーカーに憧れる子供は多いもの。しかし、実物を間近で見られる機会はなかなかないでしょう。この貴重な体験によって、男の子の心に「いつか僕もこの車に乗りたい!」という思いが芽生えたかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月16日子供が寝たあとは大人の自由時間です。子供が寝ないとやってくることはなく、寝かしつけながら自分が寝てしまうことも少なくありません。途中で子供が起きてしまうと即終了です。子育てをする親にとって、子供が寝たあとの時間は極めて貴重な時間なのです。ゆっくりコーヒーを飲んだり趣味の時間にしたり、やりたいことはたくさんあるはず。「少し休憩したら〇〇をやろう!」とひと息入れるその瞬間、その貴重な時間は『時間泥棒』に狙われているかもしれません。心当たりはありませんか。1日の疲れを噛み締めながらソファーに座り、手にはスマートフォン。誰もが時間泥棒の被害にあったことがあるでしょう。時間泥棒に時間を盗まれたエピソードをInstagramに投稿しているのは、uwabami_jpさん。子育てのエピソードを漫画にしてアップしています。時間泥棒に自由時間をとられるわけにはいきません。時間泥棒の正体とは、一体なんなのでしょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る uwabami(@uwabami_jp)がシェアした投稿 時間泥棒に狙われたら最後、画像のさかのぼりはノンストップ!あっという間に自由時間は終了し、寝る時間になっています。写真を見ていただけなのに、いつの間にか動画鑑賞をしていることもあるでしょう。でも、実はこれがリフレッシュになっていることも。こんな時間泥棒なら悪くないかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月27日ダイアナ(DIANA)のスニーカーブランド・プラス ダイアナ(+diana)からディズニーコレクションの新作スニーカーが登場。ミッキー&ミニーが“ちょこん”と座る新作スニーカーディズニーコレクションの新作は、シンプルな白スニーカーをベースに、自分の名前の上にちょこんと座るミッキーとミニーを大胆にプリントしたチャーミングな一足。右足にはミッキーを、左足にはミニーを描き、アシンメトリーなデザインに仕上げているのも特徴だ。また、シューホールトップには、キラキラと輝くオリジナルのスリーサークル金具をセット。インソールには鮮やかな赤色を採用し、アクセントを加えた。ホワイト&レッドのシューレース付きシューレースはピュアなホワイトに加えて、インソールに合わせた赤が付属。その日の気分やコーディネートに合わせて付け替えできるのも嬉しいポイントだ。【詳細】プラス ダイアナ「ディズニーコレクション」新作価格:「ミッキー&ミニー/シロジンコウスムース」15,400円サイズ展開:21.5~25.5cm【問い合わせ先】ダイアナ 銀座本店TEL:03-3573-4005
2021年07月12日大人の都合は、子供にとって関係ありません。自分の好きな時に、好きなことを、好きなだけしようとするのが子供です。例えば、あわただしい朝の時間帯であっても、子供はすぐに自分の興味の対象に夢中になるもの。おやま(@oyamaoyadayo)さんの娘さんも、その1人。娘さんが、親であるおやまさんの言葉そっちのけで夢中になっていたもの…それは『自分自身』でした。自己肯定感がエベレスト pic.twitter.com/y92B3cbvua — おやま@書籍発売中 (@oyamaoyadayo) June 7, 2021 おやまさんの言葉を右から左に流し、娘さんは鏡に写る自分自身に夢中。「お姫さまみたい…かわいい!」と自画自賛する娘さんを見て、おやまさんは「そんな君が素敵さ」と、和んだといいます。また、エベレスト級に高い自己肯定感を持つ娘さんに感銘を受けた人は多く、「最高」と、称賛の声も。・私の娘も、こんな感じです。いつか『他者からの評価』という洗礼を受ける日が来るかもしれませんが、「まあそう思う人もいるのかもね。でも私は私をかわいいと思ってるわ」くらいに受け流してほしいものです。・見習いたい、この自己肯定感!・ぜひこのまま成長してほしい。コメントにもあるように、大人になるにつれ他者からの一方的な『評価』にさらされる機会は増えていきます。しかし、どんな時でも「自分は最高!」というマインドを持ち続けていたいもの。おやまさんが投稿したエピソードに、「どうかこのまま成長してほしい」と願う大人たちなのでした。[文・構成/grape編集部]
2021年07月05日生後半年になる息子さんを育てている、なだゆ(@nadayu_1819)さん。ある日、食事をとる夫の姿を見て、なだゆさんは悩んでいました。それは、幼い息子さんが夫の食事中にちょっかいを出してくること。誰しも、自宅での食事中はできるだけゆっくりとしたいものです。また、息子さんは大人と同じものを食べられるわけではなく、吐き戻しをすることも多いため、夫の食事を分け与えられません。しかし、ベビーサークルなどを使って隔離させると、息子さんは泣き出してしまうのだとか。「そうだ!この方法なら、夫がゆっくり食事をできるに違いない!」なだゆさんが思いついたのは、息子さんを泣かせず、かつ夫が安心して食事をできる斬新なアイディア。その結果どのようになったかは…こちらの写真をご覧ください。息子が何度止めても旦那のご飯に突進し続けるので、ベビーサークルに隔離しました。 pic.twitter.com/tuGx0IWM7h — なだゆ@新米ママ (@nadayu_1819) June 19, 2021 発想を逆転させ、夫をベビーサークルに隔離!大人が入るにはちょっぴり狭い場所ではありますが、これなら息子さんに妨害されず、ゆっくりと食事をとることができます。それでも、息子さんはアタックを諦めていない模様。ベビーサークルの中で親子丼を食べている夫の姿を、じっと見つめるのでした…。なだゆさんの斬新なアイディアと、大人がベビーサークルに入るシュールな光景に、多くの人が笑顔になったようです!・「そっち!?」って爆笑した。父親を隔離という、まさかの発想…。・その発想はなかった!我が家もこの方法にしようかな。・隔離された父親とご飯を見つめる息子さんがかわいすぎる…。中には、「我が子が幼い頃、自分も同じことをやっていた」という子育て経験者の声もありました。子育ては、我が子との戦いが毎日続くようなもの。せめて食事の時くらいは、ゆっくりと身体を休めたいですね…![文・構成/grape編集部]
2021年06月21日4人の子供を育てながら、大きな猫4匹と暮らしている、やしゅう(@FakeYashu)さん。やしゅうさんの子供たちは、猫たちが大好きだそうです。もちろん猫たちも、子供たちのことが大好き。そのため、愛猫の1匹・トヨくんは…。トヨちゃんはいつも子供たちの遊び相手w pic.twitter.com/symVjWjgTi — やしゅう☻9y♀&5y♂&3y2m♂&1y6m♀ (@FakeYashu) May 18, 2021 娘さんの遊び相手になってくれています!ちなみに、猫と遊んでいるのは娘さんだけではありません。4人の子供たち、全員が猫と遊ぶという道を通って成長してきたのです!また、子供たちの遊び相手になるのは、トヨくんだけではなく、ほかの猫たちも遊び相手になっているのだとか。猫たちは嫌がるどころかキャットウォークやキャットタワーがあるにもかかわらず、好んで子供たちの周りに集まってくるそうです。今日は積み木で遊んでる息子の前にツナちゃんが寝転がってしっぽフリフリ息子も積み木を乗せ始めたんだけど、ツナちゃんの背中は丸くて乗せにくかったみたい。息子が積み木やめてどっか行っちゃうと、ツナちゃんは遊んでもらえないと思って残念そうに去って行っちゃったよ #2018feb_baby pic.twitter.com/WWFPxO1z2O — やしゅう☻9y♀&5y♂&3y2m♂&1y6m♀ (@FakeYashu) June 14, 2019 息子は『積み木は猫のお腹に積むもの』って覚えてしまったらしい。楽しそうに遊んでるフィアちゃんも心が広すぎるいい遊び相手✨ #2018feb_baby pic.twitter.com/ybmdJcmahy — やしゅう☻9y♀&5y♂&3y2m♂&1y6m♀ (@FakeYashu) June 19, 2019 遊んでくれないと、子供たちに構ってほしくて勉強中に邪魔をしてきたり、タブレットの下に潜り込んだりしてアピールするほど大好きなようです。小さい頃から猫と一緒に過ごしてきた子供たち。初めて話した言葉は「にゃーん」だったというエピソードもあるといいます。猫になったつもりなのか、キャットタワーにのぼってしまうこともあるのだとか。自分の身体と同じくらい大きい猫たちと過ごす日々は、子供たちにとって宝物でしょう。一方、猫たちにとっても子供たちと遊べる時間は楽しいはず。投稿には「優しい猫ちゃん」「満足そう」「猫と子供は癒される!」などの声が寄せられていました。猫と子供たちは、お互いが成長しても、唯一無二の存在になるでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年05月20日朝9時半から午後7時まで新橋・SL広場に座り続けて、子供5人、孫8人を育てた靴磨き職人の中村幸子さん(89)。その半生は決してラクなものではなかったが、それでも「人生いいことのほうが多いというのも本当」と話す。19歳のとき家出同然で上京した中村さん。荷物を盗まれ、10円のコッペパンで飢えをしのいで上野の闇市へ行き、おでんの屋台で働くようになった。しかしいつまでたっても給料は支払われず、既婚者である店主の子供を身ごもってしまう。そして、子供を抱えて行商生活へ。その後浅草の靴職人と結婚し、長女を出産するが、赤子にまで暴力をふるう夫の姿を見て離婚を決意。母一人子二人の生活が始まった。離婚後、再び行商を始めた中村さん。ある日、公園で稼ぎを数えていると、そこへ酔った男たちがやってきて金を奪おうとした。「そのとき助けてくれたのが、7つ年上の主人。驚いたのは、足が不自由でつえをついていたのに、暴漢たちを追い払ってくれたんです」中村さんは、夫となる男性、薫さんに尋ねた。「お酒は飲みますか」「僕は甘党。おはぎなら10個は食べるけどね」このひと言で、結婚を決意した。やがて3人の子供が生まれ、そこに義母も同居して、8人の大家族となった。「主人は経理の仕事をしていましたが、足が不自由なうえに糖尿病で、十分に働けなかった。家族を食べさせるため、自然に私が働くことになりました。義父や、行商で知り合ったお巡りさんから靴磨きをすすめられたのは、そんなときでした」しかし、すぐにこんな不安も頭をもたげるのだった。「えっ、女の私が靴磨き……それが正直な気持ち。やっぱり最初に頭をよぎったのは、恥ずかしいという思いでした。主人に、『なんで私が』と、つい責めるようなことも言いました。でも、体の不自由な主人は、聞くしかないんですね。その悲しげな姿を見て、『よし、私が働こう』と思い直すんです。その繰り返しで、今日まできました」中村さんが新橋で靴磨きを始めたのは、まもなく40歳になる春だった。しかし、10年後、夫の薫さんが肺がん亡くなってしまう。「もともと経理をしていたから、安心して家計も任せていたけど、死んで残ったのは貯金どころか借金だった。やっぱり、男の人はやり繰りは苦手なんだね」苦笑する中村さんだが、育ち盛りの子供を5人も抱え、早朝から深夜まで働いたこのころが、心身も家計もいちばんきつかったという。「2度目の結婚をするときに思い描いていた、エプロン姿で台所に立つお母さんにはなれなかった。あるとき、子供たちを連れて故郷の浜名湖に行きました。頭のどこかでは心中するつもりだったんでしょう。すると、勘のいい下の娘が、その日に限って、『お母さん、おなかすいた、寒いよ、帰ろう』と、しきりに私の手を引くんです。それでハッとして、思いとどまりました」また私が働くしかないと、新橋に通い始め、今に至る。8年ほど前、料金が現在の500円に定着した。今後も値上げするつもりはないと言う。「靴を磨きにくるサラリーマンの人も、住宅ローンを抱えていたり、子供の教育にお金がいちばんかかる大変な時期でしょう。私はもう年だし。お金を墓場までは持っていけないしね。子供が5人で、孫は8人。先日も、その孫の一人が、ここ新橋まで来て、私の仕事ぶりをじっと見てるんですよ」その孫は言った。「おばあちゃんは、元気だから、働いてるのがいいね」中村さんは、心からうれしそうに言う。「その子の親たちは、私が靴磨きをしてることで、学校でもイヤなこともあったと思います。私自身、『新橋へは来るな』と言い聞かせていました。それを思うと、今、家族が私の仕事を認めてくれているのは、本当にありがたいことなんです」家族の存在があったから、どんな苦労も我慢できた。「お金を払わずに立ち去る人もいたし、脇に置いた売り上げの4万円をそっくり盗まれたことも。でも、人生、いいことのほうが多いというのも、本当」近所の中小企業の社長は常連の一人だが、かつて靴を磨いてもらいながらこんなことを言った。「おばさんに靴を磨いてもらったおかげで、社長になれたよ。おばさんの名前の“幸”は、人を幸せにする幸なんですね」そして、今年春のこと。「その社長さんが、部下の若い人に社長命令で『おばさんのところで靴でも磨いてシャキッとしてこい』なんて言ったそうなの。ほら、今、コロナで営業の人もなにかとたいへんだから」実際に、その若者はやってきた。丹念に靴を磨き終えると、中村さんは彼に向かって言った。「頑張ってね。私も、まだまだ頑張るから。靴もきれいになったし、うん、大丈夫!」また来ます、と笑顔で立ち去るフレッシュマン。中村さんが靴磨きの最後に必ず添える「大丈夫」の声に、この半世紀、多くのサラリーマンたちが励まされ続けてきた――。(撮影:田山達之)「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月12日自宅で座りながらウォーキング運動ヤーマン株式会社が展開するヘルスケアブランド「Medi KARADA(メディカラダ)」より、座っているだけでウォーキング運動を可能にした次世代EMS機器「メディカラダ ウォーク」(税込38,500円)が新登場。ステイホームで運動不足に悩む人にぴったりの新商品が、2021年3月上旬より、ヤーマン公式オンラインストアにて販売をスタートする。筋肉深部までアプローチ「メディカラダ ウォーク」は足裏から電流を流すことで、ふくらはぎや大腿四頭筋などの筋肉を刺激するEMS機器。突起構造の電極が足裏にぐっと入り込み、より深いところから筋肉にアプローチできる。ただ座っているだけでウォーキング運動と同じ効果が得られる画期的な機器だ。選べる3モードで効率良く運動「メディカラダ ウォーク」は足裏を7つのエリアに分けて部位毎に適した周波数のEMSを出力。より効率的にトレーニングできるよう設計されている。また本体裏面に専用のステップバーを取り付けることで、その位置によって3つのモードで使用可能。ふくらはぎを心地良く刺激する「RELEASE(リリース)」、シーソーのような前後上下の動きで筋肉を鍛える「FIT(フィット)」、左右への踏み込みでよりウォーキングに近い運動ができる「WALK(ウォーク)」から選ぶことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※ヤーマン株式会社のプレスリリース
2021年03月04日