チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月31日チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月22日新建新聞社(本社:長野県長野市・東京都千代田区)は、「和風住宅」「和MODERN」の精神を受け継いだ書籍「SO上質な日本のすまい」を新創刊します。新創刊「SO上質な日本のすまい」これからの上質な日本の住まいのあり方と実例を提案長年、「和風住宅」「和MODERN」の発行を通して和の住まいについて提案してきた新建新聞社が、この2冊の精神を受け継ぎながら、これからの上質な日本の住まいのあり方と実例を提案することを目的に、「SO 上質な日本のすまい」を11月17日に新創刊します。タイトルの「SO」は、英語では「とても」「さらに」の意で、「上質であること」と重ねています。また、「創」「想」といった漢字をあてることができ、上質な住まいと暮らしの創造に貢献したい、つくり手と住まい手の想いがつながる場にしたいというコンセプトを込めました。上質な暮らしを望む人、長く受け継ぐ住まいを検討している人に向け、多くの人があこがれを抱くような美しい日本の住まいをセレクトしています。建築家・横内敏人さん設計「屋島の家」平屋の巻頭事例は、建築家・横内敏人さん設計の「屋島の家」。3人の子どもを子育て中のご家族の住まいは、「くの字型」。敷地にも十分な広さがあり、できるだけ子どもたちとの距離を近くに保ちたいというご夫婦の思いから当初から平屋で計画をスタートしたそう。西側にパブリックゾーン、東側にプライベートゾーンを配置し、くの字の中央部分に本棚と子どもたちのスタディスペースを設けています。横内流平屋の実例平屋特集では、「現代における平屋の意味合い」をはじめ、これまでに手掛けた平屋を紹介する「横内流・平屋の実例」、横内さんが選ぶ「平屋の名住宅」など、横内敏人さんに全面的に解説していただきました。建築家がつくる平屋は5選。写真は岩瀬卓也さん設計の「那珂の平屋」。建築家がつくる平屋では、堀部安嗣さん「避暑地の家」、伊礼智さん「彦根の平屋」、堤庸策さん「丹波の家」、鈴木宏幸さん「軽井沢の家」、岩瀬卓也さん「那珂の平屋」事例を掲載しています。他にも、「住宅の庭を考える」や「土間という場所」、「名建築に学ぶ」、地域に根ざした工務店がつくる日本ならではの上質な住まいの事例をたくさん掲載しています。■CONTENTS巻頭特集いま、なぜ平屋なのかを考える屋島の家/横内敏人建築家・横内敏人さんに聞く現代における平屋の意味合い横内流平屋の実例建築家の愛用品西沢立衛建築家がつくる平屋大地とつながり、木の優しさに包まれる暮らし堀部安嗣/避暑地の家伊礼智/彦根の平屋堤庸策/丹波の家鈴木宏幸/軽井沢の家岩瀬卓也/那珂の平屋住宅の庭を考える上町研究所 定方三将×荒木造園設計 槇村吉高和のある暮らし山形鋳物地域に根ざした工務店の住宅暮らしをより豊かにする住まい[Modern]Livearth リヴアース/大橋利紀建築設計室、扇建築工房、柴木材店、北村建築工房、サン工房、木の香前川建築、蓮見工務店、神奈川エコハウス、米田木材[Traditional]木又工務店、坂田木材、TAKATA建築、早建、桃山建設、大瀧建築[Renovation]木村工務店、まつけんのリフォーム(松代建設工業)、山路工務店/結設計室[土間]という場所名建築に学ぶ佳水園 ウェスティン都ホテル京都原設計:村野藤吾耐震改修(客室監修):中村拓志+NAP建築設計事務所特別コラムある建築家との出会い:中村拓志■書誌情報書名:SO 上質な日本のすまい判型: A4変形判236 ページ定価: 3300円(税込)ISBN:978-4-86527-126-3C2452発行:新建新聞社発行:2022年11月新創刊「SO上質な日本のすまい」のご注文はこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月10日チームラボのアート展「かみさまがすまう森」が、2021年7月16日(金)から11月7日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催されます。御船山楽園の大自然を舞台にしたアート展「かみさまがすまう森」7回目の開催を迎える「かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展。300万年続く自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、長きにわたる自然と人との営みの軌跡と、その時間の連続性を表現。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」たとえば「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、御船山楽園の池の水面にプロジェクションマッピングを用いてカラフルな魚たちの映像を投影した作品。映像は池に浮かんで進む小舟とともにインタラクティブに変化していくのが特徴で、魚たちは静かに浮かぶ小舟に集まったり、逆に小舟が動き出せば避けていったりと、まるで生命が宿ったような動きを見せます。そして、その魚の群れの動きがカラフルな軌跡を描き、作品が描かれています。御船山楽園の自然を活かしたインタラクティブな作品群このほか、高さ約5.5m・幅約4.6m・奥行き6.5mの巨大な苔むす岩に、地域の様々な花々が1時間を通して咲いては散っていく「増殖する生命の巨石」、御船山楽園の桜ともみじの森が、自律しゆっくりと明滅する様々な光と音色に包まれる「夏桜と夏もみじの呼応する森」、巨石を仮想の三次元空間に立体的に再現、そこに落下する水の動きを粒子間の相互作用でシミュレーションするこで滝を描く「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など、御船山楽園の自然を活かした様々な作品が展示されます。サウナ「らかんの湯」とのコラボレーションも再びまた、サウナシュランで2年連続日本一のグランプリを獲得したサウナ「らかんの湯」とのコラボレーションが再び実現。サウナで五感を呼び覚ましてからアートを体験するチケットが、1日40名限定で販売されます。開催概要チームラボ「かみさまがすまう森」開催期間:2021年7月16日(金)〜11月7日(日)会場:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)時間:・7月16日(金)〜9月13日(月) 19:00〜22:30・9月14日 (火)〜10月11日(月) 18:00〜22:30・10月12日 (火)〜11月7日(日) 17:00〜22:30※入場は第一入門口、および開園1時間後より第二入門口も利用可能。※最終入場は22:00。料金:・平日(8/13・8/16を除く) 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円・土日祝及び8/13・8/16 大人 1,400円、中高生 800円、小学生 600円※未就学児は無料。チケット販売:チームラボ公式チケットサイト、御船山楽園会場、ローソン<チームラボ かみさまがすまう森 & らかんの湯 セットチケット>※予約制/定員制料金(大人):4,850円※中学生以下は利用不可。料金に含まれるもの:アート展「チームラボ かみさまがすまう森」への入場、「らかんの湯」日帰り入浴、EN TEA HOUSE 応灯楼(ワンドリンク)、フェイスタオル「らかんの湯」日帰り入浴 利用時間:■7月16日(金)〜9月30日(木)[1部]16:00〜18:30(男女各10名)[2部]18:30〜21:00(男女各10名)※アート展は18:30以降に体験可。■10月1日(金)〜11月7日(日)[1部]15:00〜17:30(男女各10名)[2部]17:30〜20:00(男女各10名)※アート展は17:30以降に体験可。【問い合わせ先】御船山楽園ホテルTEL:0954-23-3131
2021年07月07日チームラボのアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2022年7月15日(金)から11月6日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。御船山楽園の大自然を舞台にしたアート展「チームラボ かみさまがすまう森」開催8年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展。300万年続く自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、長きにわたる自然と人との営みの軌跡と、長い時間の連続性を表現する。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」たとえば「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影した作品。映像は池に浮かんで進む小舟とともにインタラクティブに変化していくのが特徴で、魚たちは浮かぶ小舟に集まったり、逆に小舟が動き出せば避けていったりと、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。その魚の群れの動きはカラフルな軌跡を描き、やがて一つの作品が描かれていく。「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」実際の巨石を使ったインスタレーション作品「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」も注目の展示の一つ。巨石を仮想の三次元空間に立体的に再現し、そこに落下する水の動きを粒子間の相互作用でシミュレーションするこで、無数の水の粒子の連続体からなるデジタルの滝を表現した作品だ。御船山楽園の自然を活かしたインタラクティブな作品群このほか、高さ約5.5mの巨大な苔むす岩に、地域の様々な花々が咲いては散っていく「増殖する生命の巨石」、御船山楽園の桜ともみじの森が、自律しゆっくりと明滅する様々な光と音色に包まれる「夏桜と夏もみじの呼応する森」など、御船山楽園の自然を活かした計20作品以上が展示される。御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」もまた、“今行くべき全国のサウナ”ランキング「サウナシュラン」で3年連続グランプリを獲得した御船山楽園ホテル「らかんの湯」が楽しめるのも、本展の魅力の一つ。3トンの薪と2.5トンのサウナストーンを用いた、日本最大規模の薪サウナ(男女兼用)が体験出来る。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2022年7月15日(金)〜11月6日(日)会場:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)【問い合わせ先】御船山楽園ホテルTEL:0954-23-3131
2021年06月18日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第13回目は、数多くのバラエティ番組に出演しているお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹さんが登場。間取り図を見るのが趣味という、自他ともに認める「家好き」の飯尾さんの理想の家について聞いてみました。■ 「リビングは1階がいい!」とタモリさんからアドバイスされました!「住宅雑誌をよく買うので『あ、この家また載ってる』と、分かるほどの家好きです(笑)。街をぶらぶらするロケでは、見かけたモデルハウスにいきなり入ったりすることも。渡辺篤史さんの『建もの探訪』も欠かさず録画してるし、家を見ること自体、一種の娯楽になってるんです」このように話すのは、独自な世界観の芸風でバラエティに引っ張りだこの芸人・飯尾和樹さん。現在、自他ともに認める「家好き」だが、子どもの頃にはすでにその傾向が表れていたという。「子どもの頃、夏休みに親にコテージに連れていってもらっても、遊ぶことより、吹き抜けを見て『なんで、2階をつくらないんだろう?もったいないなぁ』なんて思ってました。僕らが子どもの頃って、変わった外観の家が多かった。丸い窓や、階段のように段差をつけて配置された窓を見て、『家の中はどうなってるんだろう?』って、不思議でしたね」大人になっても、家への想いは増すばかりという飯尾さん。「今でも、建設中のマンションの前を通りかかると、間取り図を見て『あー、3LDKのうち、2部屋は死んでるな』とか、『強引な2Lだなぁ』とか、厳しめに査定したり(苦笑)、家への興味は衰えませんね」そして芸能界の大先輩のアドバイスもあり、至った結論はシンプルなものだった。「L字とかいろいろな形の家があるけど、やっぱり四角形の家が住みやすい。タモリさんから言われたのは、リビングは1階がいいということ。宅配便が届くたび階段を上り下りするのはキツいって(苦笑)。動線が大事なんですね」■ セキュリティーの甘い家!? 実家は世田谷のシンプルな一軒家飯尾さんの実家は、東京・世田谷。シンプルな一軒家だったという。「子どもの頃の自分の部屋は10畳を弟とシェアして、ソファを仕切りにしてました。階段の手すりを滑り下りる“ターザンごっこ”をよくやっては、『柱が壊れる』と父親から怒られたものです(苦笑)」今考えるとセキュリティが甘い家だったと振り返る飯尾さん。屋根に段差があり、いかにも空き巣が入りやすそうだった!?「高校生の頃、夜まで遊んで帰宅が遅くなったとき、そこから家に入っていたくらいですから(笑)。ある夜、いつものように家に忍び込もうとしていたら、下から光が差してきて、目をやるとお巡りさんがいた。『自分の家です!』って言っても、『いいから下りてこい』って……そりゃ、信用しませんよね(苦笑)」■ 飯尾さんの理想の間取り図とは?飯尾さんの理想の間取り図はどんなもなのでしょうか?そこで、実際に「理想の家」の間取り図を、本人に描いてもらいました。それがこちら。「家は四角形がいちばん、と言ったわりに、四角じゃないんですが」といきなり計画変更!?ただ、外壁が階段状なのは「各部屋に多くの日光を採り入れるため」と、機能と日当たりを重視する飯尾さんらしい考えが。さすが「家好き」!■ 飯尾さんが将来住みたい理想の場所とは?最後に、飯尾さんの住みたい場所について聞いてみました。すると、仕事場への移動が大変そうだけど、と前置きしたうえで、海も山もある鎌倉に住みたいんだとか。じつは芸能界では湘南あたりに住んでいる人が多いそう。「藤沢に暮らす友人の芸人は、『引っ越して1年は東京への移動が大変だったけど、慣れた今は最高!』って言うんですよ。歩いてすぐに海だし、自然はいっぱいで、環境のよさが移動の苦労を上回るらしい。まぁ、羽田空港に朝6時集合だと、前乗り(前泊)決定ですけどね(苦笑)」建物について聞くと、「平屋がいい!」と即答した飯尾さん。「料理しながら家族の顔が見えたほうがいいし、ほかの部屋に行くにもリビングを通るようにしたい。子どもが反抗期になったら嫌がられたりして(苦笑)。あと、窓も大事。人間は日光を浴びないと、脳がネガティブになるんです。それと、畳を敷きたい。今、畳の楽屋って少ないけど、横になりたいじゃないですか。平屋に20畳ほどの広いリビングをつくって、畳を敷きつめたいですね。ほとんど『道場』ですけど……」このように、最後まで家についての話が尽きない、家が大好きな飯尾さんでした。飯尾和樹さんお笑い芸人1968年、東京都世田谷区生まれ。お笑いコンビ・ずんのボケ担当。バラエティ番組の雛壇トーク、ロケでは、あらゆる材料を笑いに変える独自の芸風、一発ギャグが芸人から高い評価を受ける。テレビ、ラジオで活躍する一方、映画やドラマでも活躍。2018 年には、『アンナチュラル』(TBS)、朝ドラ『半分、青い。』(NHK)など話題作に出演撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年2月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「猫だってハッピーにしてほしい!猫と一緒に暮らすための家」 【第二特集】「自分らしいインテリアと暮らしています」
2019年04月30日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第12回目は、爬虫類から猛獣まで、これまで100種類以上の“珍獣”(正しくはエキゾチック・ペット)を診察してきた獣医師で田園調布動物病院院長の田向健一さんが登場。『珍獣の医学』(扶桑社文庫)も出している田向先生に、ペットと暮らすための住まいについて聞いてみました。■ 人が飼っている動物なら種類を問わず、だいたい診ます!「カンガルー、ペンギン、最近は人気のカワウソもよく来ますね。人が飼っている動物なら種類を問わず、だいたい診ます!」日本の大学の獣医学部で学ぶペットは犬や猫くらいなので、ほとんどの動物病院では犬や猫しか診察できない。“珍獣”(正しくはエキゾチック・ペット)の患者にとって、田向先生は頼みの綱。「“珍獣”を飼いきれなくて放り出す人も多い……。でも、ウチに動物を連れてくる飼い主さんは、その時点で愛情を持って飼っているのが分かりますよ。手間も時間もお金も掛かるわけですから。飼い主さんにとって大切な家族なのだから、僕がサボるわけにいきませんよ」。病院で日々、様々な動物を診療する田向先生だが、自宅では犬、猫、インコ、リクガメ、ヘビ、トカゲ、熱帯魚と多くのペットと暮らす飼い主さん。「家を建てるときに、爬虫類や熱帯魚など“水もの”ペットのために、10畳ほどの部屋を地下につくりました。水をこぼしても平気だし、大きいシンクも設けています。リビングに水槽を置くと、水を替えるのが面倒だし、こぼしたりすれば掃除も大変。そして水替えをしなくなり、水が汚れても平気になってしまう……。ペットと暮らすには、メンテナンスを楽にすることが大事なんですよ」20個ほどズラリと並んだ水槽には、アマゾン原産の熱帯魚やヘビなどが飼われている。エサや電気代は月数万にも!?自宅でペットを飼うと、生きものゆえ仕方ないとはいえ、特に気になるのは臭い……。「ペットを飼うときは掃除のしやすさが大事になってきます。畳やカーペットは避けるべきだし、フローリングもペットがおしっこをしちゃうと、木目に染みて臭いのもとに……。僕の家には、猫のトイレ専用の置き場所をつくり、換気扇を仕込んだので排泄しても臭いません。結局、ペットとうまく暮らすには、飼い主がイヤにならないようにするのがポイントなんです。だから、動物がどこまで人間のエリアに入っていいか、侵入OKの部屋を決めるのも、仲よく暮らす方法のひとつです」■ 猫、トカゲ、カエル…。自宅では多くのペットと暮らす田向先生実際に、田向先生が自宅で飼っている可愛いペットの一部をご紹介してもらいました。まず、こちらが捨て猫の兄弟ヤスケ(左・オス・1歳半)とエン(右・オス・1歳半)。ちなみに2匹とも田向先生が里親だそうです。こちらは、マツカサトカゲ。「大人しくて果物が大好き。飼いやすいトカゲです」と田向先生。メキシコフトアマガエルは、冬場の温度管理に注意が必要なんだそう。小さな虫などをエサに与えているとはびっくり!■ 理想の家は、動物を放せる庭がある沖縄式の風通しのよい家!田向先生が動物を飼い始めたのは、小学生の頃にさかのぼるそう。「ハムスターを飼ったのが初めかな。親は動物好きではなかったけど、飼うのを反対されたことはなかったですね。捕まえたカブトムシやザリガニを飼ったりで、生き物が増えていったけど好きにやらせてくれたし(笑)、父は大工なので、カブトムシの虫かごやイグアナ用の部屋をつくってくれまました。『ないものはつくれ』が口癖の父には、工夫することを教わりました。獣医となった今、実際にそうしています」そんな田向先生の理想の家は?「沖縄あたりの島で、動物を放せる庭がある、沖縄式の風通しのよい家に住みたいですね。外との隔たりもないから、動物と暮らすにはよさそう。夕方になったら庭に椅子を出して、海に沈む夕日を眺めながら泡盛を飲んで、傍らには動物がいる。最高です!(笑)」田向健一さん獣医師。田園調布動物病院院長。麻布大学獣医学科卒業後、東京、神奈川の動物病院勤務を経て現在に至る。アジア初となる両生類の伝染病・ツボカビ症の発見、カメの手術の新方式考案など、海外からも注目を集める。精力的に論文を発表する傍ら、『珍獣ドクターのドタバタ診察日記』(ポプラ社)、『生き物と向き合う仕事』(ちくまプリマー新書)など、著書多数撮影/門嶋淳矢珍獣の医学アリクイ、ワラビー、サーバルキャットなど、“患者”の動物は100種類以上!貧血のトカゲに輸血、体長2㎝のカエルの開腹手術、ヘビの大腸がん摘出……ペット医療最前線での奮闘を熱血獣医がユーモアたっぷりに明かす。笑ったあとに生きものを飼う意味を考えさせられる好著。小社刊定価/760円+税住まいの設計2018年7-8月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「そこが知りたかった!私たちがハウスメーカーで家を建てたワケ」 【第二特集】「みんなの希望を叶えましたいろんなカタチの二世帯住宅」
2019年02月13日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第11回目は、アフリカの少数民族を撮影し、『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』(小社刊)を上梓した写真家のヨシダナギさんが登場。ヨシダさんが考える住まいとは、どんな空間なのだろうか?■ アフリカの家は、ご近所さんもその家の家族のように過ごす場所「アフリカでは、家は大勢の人がいる空間。人とコミュニケートする場が、家なんですよ」裸族と心を通じさせるため、自らも服を脱ぎ捨て、裸になってシャッターを切る――。そんなユニークな撮影方法がメディアに取り上げられて、瞬く間に話題の人となったヨシダさんは、このように話した。「そこの家族とばかり思っていた人が、『じゃ、帰るね』と家を出て行って、実は近所のおばちゃんだったことが判明したり(笑)。アフリカの家は、ご近所さんもその家の家族のように過ごす場所。村人全員が、近所はどんな人たちが暮らし、どんな生活をしているかを把握していて、みんなで助け合って生きているんです」映画『三丁目の夕日』のような世界が、現在のアフリカには脈々と生き続けているのだ。「今はほとんどなくなってしまった昭和の下町文化めいたものが、アフリカではまだ生きている。『ちょっと調味料貸して』というような習慣が今も続いていて、それを借りに来た人が家に上がり込んで、ご飯までご馳走になる(笑)。何かあると、大勢が誰かの家に集まってワイワイやる。日本では、家はプライベートな空間だけど、アフリカではみんなの空間なんです」■ 将来は秘密基地っぽい家に住みたい!子どもの頃は、東京の下町で団地住まいだったというヨシダさん。お隣さんの家によく上がり込んで遊んでもらったりしたが、その一方でひとり暮らしに憧れていたという。「居間の片隅にあった丸椅子をテーブル代わりにしてお絵描きして遊んだり、自分の部屋がなかったのでひとり暮らしにはすごく憧れてました。ただ、昔の私は引きこもりで……。ところが21歳のとき、突然引っ越ししよう!と思い立って、実際やってみると性格が180度変わった。“明るい引きこもり”になったんです(笑)」初めてのひとり暮らしは、代々木のメゾネットタイプだった。「絶対に代々木に住む!と決めてました。私のすべての行動範囲が、代々木から電車一本で行ける場所にあるので。玄関のある1階を寝室にして、地下にキッチンなどの水回りがあって、“秘密基地感”のある部屋でした。天井が高く全面窓だったので、明るくて開放的。家で過ごす時間が楽しくて、また引っこもっちゃいました(笑)」そんなヨシダさんのお気に入りは、ボビー・ダズラーのぬいぐるみ。ロンドン在住のデザイナーが、古着を素材に、手作業でつくる一点物だ。タグにはおのおののキャラクターのストーリーが、手書きで記されている。「私の人形には『ラスベガスですべてを失った』と書かれてました(笑)。かわいいキャラもあるのに、私はなぜか“やさぐれ系” のぬいぐるみを買ってしまう。『飲むこと以外、楽しみなんてねぇ!』とか」(苦笑)ヨシダさんが住まいで重視するのは、立地はもちろん、場所の雰囲気だという。「住む場所が最優先ですね。その土地が持つ雰囲気というか、光の入り方や空気の流れとかを気にしますね。風水までいかなくて、感覚的なものですけど」こうした感覚を大事にしてきたからこそ、想定外の危険もあるアフリカで活動できるのだろう。そんなヨシダさんは、将来どんな家に住みたいのだろうか?「将来住みたいのは、秘密基地っぽい家。中二階があって一部が半地下だったり、小部屋がたくさんあったり……外に出なくても、楽しめるような家がいい。メインの部屋に大きな窓があって、無機質なのが好きなのでコンクリ打ち放しで、ちょっと薄汚れているくらいのほうが好み。シンプルな中に無垢さが感じられるのが大好きなんです。どこの高架下だよ?っていうくらい、むき出しで汚いほうがいいですね(苦笑)」ヨシダ ナギさん1986年生まれ、フォトグラファー。幼少期からアフリカ人に憧れ、「大きくなったら彼らのような姿になれる」と信じてきたが、10歳で日本人である事実を両親から突きつけられ挫折。その後、独学で写真を学び、2009 年にアフリカに渡航。以来、少数民族を撮影している。近著に写真集『SURI COLLECTION』(いろは出版)など撮影林 紘輝(扶桑社)『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』幼い頃、将来は「マサイ族になる!」と決めた“裸の美人フォトグラファー”が、アフリカ16か国を訪れ、「同じ格好をすれば、絶対に仲よくなれる」と少数民族を撮り続けた全記録。その紀行は笑いあり涙ありで、本当のアフリカを教えてくれる。小社刊価格/1620円・税込み
2019年01月05日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第10回目は、予約の取れない料理教室として有名な「ガルシェフおもてなし料理塾」を主宰する料理家・高木ゑみさんが登場。高木さんが考える、理想の住まいとは?■ 楽しい気持ちでキッチンに立つ!それが料理を作る時の基本「当初は、優雅な料理教室への憧れもあり、ネコをかぶってました(笑)」これまでの生徒数は1000人超という「ガルシェフおもてなし料理塾」を主宰する料理家・高木ゑみさんは、以前の自分をこのように振り返っていました。東京・中目黒の閑静な住宅街に構える料理教室というと、有閑マダムが集う上品なサロンを想像しがちですが、実際は先生が全力で料理し、生徒は必死にメモを取り、先生に食らいつく熱血教室だったのです。「でも当初の優雅なキャラ設定は、やりたいことや教えたいことが多すぎて、3分で崩壊しちゃいました……(苦笑)。自分は飾らないほうがいいな、って気づいてそうしたら、生徒さんも『このほうがいい』って(笑)。やる気満々で教えたほうが、生徒さんもその気持ちを家に持ち帰って、ポジティブに料理ができるようです」料理塾の生徒には、高木さんと同じ働くママさんも多い。だからこそ、そんなところも共感を呼ぶのだろう。「私自身、いくら料理好きとはいえ、毎日の忙しさに面倒になることもある……。でも、そんな気持ちでキッチンに立ったら、絶対においしい料理は生まれない。だから、楽しくするためにどうすればいいか、を考えるのが大事なんです」高木さんの著書『やる気の続く台所習慣40』には、「台所のネガティブワードをポジティブに言い換える」方法をはじめ、料理家として培ったノウハウが満載だ。「朝は忙しいから、朝食とお弁当の下準備を前の晩に済ませたり、料理そのものを時短するのではなく、おいしい料理をつくるために、生活のほかの部分を圧縮して料理の時間に充てる。すべてを生真面目にこなさず、楽しく料理するために、料理以外をあえてズボラにするんです(笑)。それに、料理するとき自分がどこにイライラしていたのかを、一日の終わりに振り返るといい。私の場合、テリーヌ型にクッキングシートを敷くのが面倒で時間もかかり、ストレスになっていた。だから、テレビを観ながら、あらかじめ切っておく(写真下)。“ながら”でいいんです」■ 極力、何も置かないキッチンが最も美しい!そんな料理家のキッチンは、意外にもシンプル。「極力、何も置かない。キッチンをすっきり見せるには、プロの厨房のように、必要なもの以外は何も置かないのがシンプルで、いちばん美しいと思う。料理を始める段になって、初めて器具や調味料が出てくる。どこに何を収納すべきかを決めるには、“エア料理”がオススメ。実際に料理はせず、“当て振り”を食材を取り出すところから、料理後のゴミ捨てまでやってみれば、おのずと収納場所が決まってくる。結局、主役はキッチンではなく、そこに立つ自分。だから、自分が笑顔で立っていられる場所かどうかが大事なんですよ」高木さんのお気に入りは、プロ仕様の厨房用ワゴンだとか。「ホテルで、厨房から宴会場に大量の料理を運ぶときなどに使うものです。プロ用だけあって、1段に大皿を40枚載せてもビクともしない。キャスターがよくできていて、フローリングでも傷がつかないんです。ホームパーティのときなど、料理を出すのも、お皿を下げるのも一気にできます。下げたお皿をシンクに置くと、洗い物の邪魔になるけど、そうした問題も解決してくれるんです」キッチンにこだわりがある高木さんにとって、理想の家とは?「子どもの頃、3人の兄はみんな運動部で、とにかくよく食べるので、母は四六時中料理をしていて、常に誰かが何か食べてた(笑)。そのように育ったので、今も家族の団欒の場はリビングのソファではなく、食卓。だから、食卓を中心に、そこに家族が集まるような家がいいですね。それに、見せるキッチンと、下ごしらえなど裏方の作業をするキッチンが、仕切りで分けられているのがいい。要するに、プロの厨房ですね(苦笑)」高木ゑみさん料理家、おもてなしプランナー。予約が取れないほど人気の「ガルシェフおもてなし料理塾」主宰。慶應義塾大学在学中から多くのレストランで修業を積み、2009年、エコール辻東京イタリア・フランスマスターカレッジ卒業。企業向けにレシピ開発や出張料理、離乳食講座なども手掛ける。新著『やる気の続く台所習慣40』(小社刊)ほか、著書多数『やる気の続く台所習慣401000人が劇的に変わった魔法のレッスン』予約の取れない熱血教室の料理家が伝授する「すごい台所ルール」の決定版!献立の組み方、買い物と保存術、調理、収納や掃除まで、これまで高木さんが料理教室の生徒1000人以上を笑顔に変えてきたプロのノウハウを大公開!小社刊定価/ 1200円+税
2019年01月03日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第9回目は、「事故物件住みます芸人」として東京、千葉などで7軒の事故物件に住み続けている、松原タニシさんが登場。松原さんが考える住まいとは、どんな空間なのだろうか?■ 人が死んだ賃貸住宅のイメージの強い「事故物件」の実態とは?「初めての“事故物件”暮らしでは、怖いのを紛らわせるのに、スマホの美少女ゲームばかりやってましたね(笑)」。そう振り返る松原さん。事故物件というと人が死んだ賃貸住宅のイメージが強いが、松原さんによると実はそうではないらしい。「不動産屋で『心理的瑕疵有』『告知事項有』などと表記される事故物件ですが、必ずしも人がそこで死んだわけではありません。心理的瑕疵物件とは、例えば、隣りが暴力団の事務所や墓地といった精神的にイヤなことがある物件のこと。ひとりでも入居があれば、事故物件ではなくなる……と思われがちですが、これはあくまでも業界ルールのようなもので、法で定められたものじゃない。格安のイメージが強いけど、相場の半額なんてことはないし、契約の1年後にはもとの家賃に戻る物件もあったりする。家賃が安いからと事故物件に住む人もいるけど、何年にもわたって何軒も渡り歩いているのは僕くらいでしょうね(苦笑)」自分には霊感はないという松原さんにとって、事故物件に住んだからこそ分かることはあったのだろうか?「事故物件に住み続けて分かったのは、心霊現象って、幻覚や思い込みの場合が多いということ。僕が3軒目に住んだ事故物件は2人死んでいる部屋で、そこにいると頭痛がひどいんですが、シックハウスだと思ってる(笑)。つまり、気の持ちようです。でも、こうした可能性をすべて排除しても、説明できないことがある……。その瞬間がいちばん怖いですよ。『あ、ホンモノだ』と分かるときが!」■ “ホンモノ”を知っている松原さんが最も怖かった「事故物件」「ホンモノ」を体験している彼が、最も怖かったという事故物件の話がすさまじい……。「初めて住んだ大阪の物件は、いちばんヤバかった。暮らし始めて間もなく僕が交通事故に遭い、その直後、引っ越しを手伝ってくれた後輩芸人も事故に遭った。それだけでは終わらず、10年前に同じマンションに住んでいた芸人が、同じ時期に事故に遭った。知り合いが3人連続で事故に遭うなんて、偶然とは思えませんよね……」そして、松原さんが部屋に置いている人形もいわくつきのものだとか。こちらは“同居人”の人形・みゆきちゃん。もともと所属する松竹芸能の養成所の小道具だったが、あまりの怖さに舞台で使うと客席から悲鳴が上がることもしばしばで、松原さんが引き取った。市松人形の菊姫と、その胴体に入っていた生首の孔子。彼らも“同居人” だ。■ 今後も事故物件に住み続ける松原さんの理想の家とは?なぜ実害をこうむってまで、事故物件に住み続けるのだろうか。「1軒目に1年間住んだあと、『あ、自分、死んでない』と思ったんです。その後も事故物件でいろいろな目に遭いましたが、『命までは取られない』という安心感を得た。いろいろな事故物件に住んでみると、それぞれに個性があり、愛着も湧いてくる。それで慣れてくると怖さよりも好奇心が上回って、別の事故物件を検証したくなった。ネタのストックを増やすためもあるけど、フィールドワークみたいなものですね(笑)」そんな松原さんの理想の家とは?「普通は家にやすらぎを求めるのでしょうが、僕はとにかく何かが起きてほしいし、非日常を求めている(苦笑)。仕事柄、大阪や東京に住む必要があるのですが、好きにできるなら全国の確実に“出る”事故物件に住みたい。仕事で出ると評判の心霊スポットを数多く訪れましたが、肩透かしを食らうことが多くて……。『前は出た』と言い訳されても、僕は『今、出る』『これから出る』ところを求めている。要は、心霊スポットに住みたいんです(笑)」松原タニシさん1982年、兵庫県神戸市生まれ。事故物件住みます芸人「事故物件住みます芸人」としてピンで活動し、現在は7 軒目の事故物件で暮らす。日本全国の心霊スポットを巡り、インターネットで配信する傍ら、テレビ番組の怪談コーナーや怪談イベントに数多く出演する。CBCラジオ『北野誠のズバリ』、YouTube・ニコニコ生放送『おちゅーんLIVE』などでも幅広く活躍中。『事故物件怪談 恐い間取り』松原タニシさんの初の書き下ろし単行本。“事故物件住みます芸人” である松原さんの5年間の軌跡と、これまでに取材した様々な事故物件、そして自ら突撃した“ある意味事故物件”な場所などをすべて詳細な間取り・物件情報付きで収録。現在7万部突破!二見書房刊定価/1400円+税
2018年12月29日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第8回目は、独特のスピリチュアルな視点で世の中を切り取る作風が人気のコラムニストで漫画家の辛酸なめ子さんが登場。辛酸さんが考える、理想の住まいとは?■ 26歳で実家から独立して中古マンションを購入!「学生の頃は7畳ほどの部屋を2段ベッドで仕切って、妹と2人で使っていました。妹が寝ると消灯しなければならないので、本を読むこともできず、暗闇の中で手探りで生活していました(苦笑)。そんなこともあって、早く自立したいと思っていましたね」このように実家に住んでいた時代を振り返る辛酸さんは、26歳で実家を出て、中古マンションを購入。「自立」したという。若くして中古マンションを購入した彼女だが、賃貸マンションに住まなかったのは彼女らしい理由があったようです。「実家は埼玉県内を転々として、飯能の借家に住んだこともあり、崖とお稲荷さんに挟まれ、マムシが出たりしました。それが原因で一軒家が苦手になっちゃって、ひとり暮らしするならマンションがいいなと決めていました。それで荒川区の手頃な中古マンションを買ったんですが、賃貸だと月々の家賃で生活が立ち行かなくなりそうだし、それなら家賃よりも安い月4万~5万円でローンを組んだほうがいいと思ったんです」しかし、最初に購入した中古マンションはあまりいい物件じゃなかったという。「内見すると、部屋じゅうにやたらとお札が貼ってあって……。不動産屋さんは『前のオーナーがギャンブル好きで、ゲン担ぎのためですよ』と説得力のないことを言うだけだし(苦笑)。おまけに最寄り駅まで徒歩で20分もかかり、雪の日に行き倒れかけたり……。日当たりが悪く、原因不明の眠気に襲われることがたびたびあって、仕事にならない。それで厄年を機に心機一転、引っ越すことに決めました」■ 辛酸さんが東京の下町に住み続ける理由とは?その後、台東区の新築マンションを購入した辛酸さんは、今も快適に暮らしているとか。しかし、なぜ下町にばかりに住んでいるのか?何かこだわりがあるのですか?「荒川、台東と下町に住んでいるのは、埼玉出身者がいきなり港区に住むのはハードルが高いし(苦笑)、都内で住みやすそうなエリアを選んだ結果です。ただ、マンションを買うとなると、自由業の私には会社員のような信用はなく、何度も不動産屋さんに通って、買いたい本気度をアピールしました(笑)。2LDKと前のマンションより広いし、謎の眠気に襲われることもなく(笑)、仕事がはかどります」難があるとすれば、日当たりがよくないことくらいと話す辛酸さん。でも、意外な方法で対処しているという。「都内のマンションは隣も高い建物で、日があまり入らないので、北欧家具を置いてます。北欧って日照時間が少ないぶん、家の中を明るく、居心地をよくする工夫が上手で、国自体も幸福度が高いですよね。デンマーク発の雑貨店・フライング タイガーも、商品の色や形がポップで、お店に行くだけで気分が明るくなるくらい。私にとって家は、自分を浄化したり、英気を養う場所。だから、北欧家具のほかにも、空間を浄化するスプレーを使ったり、パワーストーンを置き、小さな神棚もしつらえてます。それに、お祭りや神社巡りをしたときにもらってきたお札も置いてあります」そんな辛酸さんのお気に入りのアイテムは以下の2つ。スタルクは、アサヒビールの“筋斗雲”のような巨大オブジェが有名だが、家具にも造形美が見て取れる。趣味で集めたパワーストーンにはシバリンガムなど、さまざまな石がある。ハンドスピナーの穴とちょうど同じサイズのものもあったので、ハメてみましたんだとか。■ 一軒家恐怖症だけに、やはりマンション?辛酸さんが住みたい家とは…そんな辛酸さんの望みがもしかなうなら、どんな家に住みたいですか?「昔のお屋敷のような庭園のある家。六義園や旧岩崎邸庭園など、昔のお屋敷を見にいくのが好きなんです。。お屋敷は造りが贅沢ですし、手入れのいい庭園もあるから、とても気持ちがいいです。旧吉田茂邸は大磯の高台にあって、富士山がよく見えるうえにオーシャンビュー!ここに住めば総理になるのも当然と思うほど、運気がよさそうでした。それに、マンション暮らしで草木の緑が足りないので、庭に憧れがある。一軒家は苦手だけど、こんな家なら別荘として住んでみたいですね」辛酸なめ子さん1974年生まれ。漫画家、コラムニスト。武蔵野美術短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。大学時代から多方面で創作活動を始め、現在はテレビ、雑誌など多くのメディアで活躍。芸能界やセレブの動向をウォッチし、スピリチュアルやオカルトの世界を駆け巡る。近著に『《あの世》を味方につける超最強の生き方』(ヒカルランド)。photo kouki hayashi
2018年09月22日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺った【すまいの話、しませんか】シリーズ。過去の記事の中から、特に人気の高かった3本をまとめてご紹介。テレビでお馴染み、最近結婚したばかりの“あの有名人”のお宅も登場しますよ~!■ さすが北欧育ち!LiLiCoさんがつくるカラフルモダンなインテリアスウェーデン生まれのLiLiCoさんが見つけた、家のこだわりとは?【すまいの話、しませんか】no.2最近、結婚報道が流れたばかりのLiLiCoさん。実はLiLiCoさん、北欧雑貨を中心に自身でセレクトしたネットショップ「LiLiCoCo」の運営も手掛ける、インテリアの達人なんです。「自分の家を自慢できないような暮らし方ってソンだと思うんですよね。」と語るLiLiCoさんのインテリアのこだわりは、ズバリ「統一感」。オレンジや赤、ピンクなどの暖色をベースにコーディネートしているそう。オレンジや赤、ピンクなどの暖色をベースにキャンドルを合わせ、ほっと癒されるような温かみのある空間を演出。生まれ故郷スウェーデンで培った、抜群のセンスを感じさせるインテリアです。生まれ育ったスウェーデンの家や、これまでに住んだ家についてなど、気になる“住まいに関するエピソード”もぜひチェックしてみてください。撮影/幸田 森【参考】※ LiLiCoCo■ インスピレーションの塊!横山剣さんはどんな家に住んでるの?築20年の戸建てをリノベした横山剣さん。「家はカンフォタボーがイイネ!」【すまいの話、しませんか】no.5クレイジーケンバンドの横山剣さんは、2013年に買った築20年の外国人向け住宅を、タツミプランニングに依頼して大々的にリノベーションしてお住まいです。海外メーカーの洗面台を取り寄せたり、タイルや壁紙を好みのものに張り替えたりと、徹底的にこだわりました。インテリアに対し、決して妥協せず理想を追求するケンさん。思ったとおりに行かないことがあっても「それはそれでオッケー!」と柔軟に受け止め、ユーモアも忘れません。その姿勢には、ケンさんの音楽性や生き方がにじみ出ているようです。取材協力/タツミプランニング クイーンズタワーショールーム撮影/林 紘輝(扶桑社)■ 120種類以上の動物を飼っていたことも!超有名獣医師の自邸300坪の土地で動物を飼いたい!獣医師・野村潤一郎さん【すまいの話、しませんか】no.7日本のフェレットブームの火点け役、獣医師・野村潤一郎さん。一時は自宅で120種類以上の動物を飼っていたというほどの、無類の動物好きです。ペットとの暮らしは人の心を豊かにしてくれるものですが、飼い方を間違えると、動物にとっても人にとっても、ストレスを感じる生活になってしまいます。大切なのはまず、犬、猫、それぞれの動物の特徴や習性を知ること。そして、それに沿って住まいを整えることで、動物との共生の形が見えてきます。獣医師が語る動物との暮らしのあり方を、ぜひ参考にしてみてください!撮影/水谷綾子
2018年04月08日チームラボが、佐賀県武雄市にある大庭園・御船山楽園にて「earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森」を開催する。期間は、2018年7月19日(木)から10月28日(日)まで。デジタルアート全17作品が大庭園内に1845年に開園された国登録記念物の名勝地である御船山楽園。その場所で開催される「チームラボ かみさまがすまう森」は、世界最大のアート・デザイン・建築のデジタルメディア「デザインブーム(designboom)」で、「2017年のアートインスタレーション(TOP 10 art installations of 2017)」の世界1位に輝くなど、日本のみならず世界的にも評価の高いアート展だ。2018年は、50万平米も有する大庭園内に、デジタルアートで自然の輪廻転生を創る「自然が自然のままアートになる」プロジェクトの新作など、全17作品が展示される。光が呼応するランプの世界2018年の新作には、人に反応し光と音が伝播していく作品「呼応するランプの森」が加わる。ランプは一見、ランダムに配置されているように見えるが、全て数学的に求められた位置に設置されている。人に反応し、伝播していく光は、必ず全てのランプを一度だけ強く輝かせ、はじめのランプに戻ってくる。まるで火が燃え移っていくかのように、自然に伝播していく。秋の色彩を表現する季節限定作品もまた10月28日(日)まで、“かさねのいろめ”に着想を得た秋限定のランプ作品「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」が公開。“かさねのいろめ”とは、近代以前、表裏異なる色の生地を重ねた際などに浮き上がる複雑な色彩に、季節の色の名をつけて呼んだ言葉。本作品では、秋の“かさねのいろめ”である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)など全8色を、ランプの光の強弱を利用して繊細に再現する。淡い紅色や黄色など、絹の色を彷彿させるような柔らかい色合いによって、日本の風情漂う和空間が作り上げられている。自然と融合した幻想的なデジタルアートまた、2017年に引き続き登場する「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」は、御船山楽園内・稲荷大明神にある高さ3,030mm幅4,550mmの巨岩に滝をプロジェクションした作品。木々の中に突如として出現する巨大な滝。木々の間から滝が絹のカーテンのように流れ落ちるという、現実では見ることの出来ない光景は、巨岩の威厳と相まってとても神秘的だ。大自然とデジタルアートのコラボレーションだから体験できる、創造的な幻想世界に是非足を運んでみては。【開催概要】earth music&ecologyチームラボ かみさまがすまう森会期:2018年7月19日(木)~10月28日(日)会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100時間:・8月15日(水)~9月9日(日) 第一入門口 19:30~22:30、第二入門口 18:30~22:30・9月10日(月)~9月30日(日) 第一入門口 19:00~22:30、第二入門口 18:00~22:30・10月1日(月)~10月29日(月) 第一入門口 18:30~22:30、第二入門口 17:30~22:30※第二入門口は、第一入門口よりも1時間早く開門。※「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、第一入門口が開門するまで観覧不可。入場料:大人 1,200円、中高生 800円、小学生 800円、未就学児 無料※「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」は、2018年10月28日(日)まで
2017年06月29日佐賀・武雄の15万坪の大庭園 「御船山楽園」 にて、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催されます。期間は、2017年7月14日(金)~10月9日(月)まで。チームラボが手掛けた「自然が自然のままアートになる」アートプロジェクトの6作品が、庭園に展示されます。庭園内に、チームラボのアートプロジェクト6作品が出現! 「御船山楽園」は、1845年開園、国登録記念物の名勝地でもある大庭園で、2017年7月14日(金)~10月9日(月)の間、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催。期間中は、チームラボのアートプロジェクト6作品が庭園内に登場します。池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花」、訪れた人がカエルやトカゲなどの生き物を描くと、現在は廃墟となっている大浴場で動き出す「Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち」、苔の巨岩に8mの滝をプロジェクションした「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など、光が織りなすデジタルアートと、森やツツジ谷などの自然が融合した圧巻の光景が楽しめます。各作品の詳細をご紹介!●小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花「御船山楽園」の池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ幻想的な作品です。水面はセンシングされて、水面に映し出された鯉は、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに変化。鯉の群れ全体に意思があるわけではなく、鯉は近くの鯉のふるまいに影響を受けながら自律的に泳ぎ、小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、小舟が動き出すと避けていきます。小舟のふるまい、そしてほかの鯉のふるまいの影響を受け鯉は泳いでいき、その鯉の群れの動きの軌跡によって作品は描かれていきます。●Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち 「御船山楽園」の今は使われていない旧大浴場内に水をはり、その空間が、訪れた人の描いた様々な生きものたちによって創られる自然の世界になります。生きものたちは、ほかの生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系を築いています。描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていきます。そして、蝶は、花がある場所で、増えていきます。生きものたちは、ほかの生きものに食べられたり、ほかの生きものを食べれなかったりすると死んでいなくなってしまいます。ワニは人が踏みすぎると死んでしまいます。そして、花は、あなたがじっとしているとたくさん咲きます。逆に、踏んで歩き回ると散ってしまいます。描いて生まれた生きものを探したり、花を咲かせたりしながら、みんなで創っていくこの世界の中を探検してみてください。●かみさまの御前なる岩に憑依する滝「御船山楽園」内の稲荷大明神にある巨岩(高さ3030mm・幅4550mm)に滝をプロジェクションした作品です。水の動きを物理計算し、滝をシミュレーションし、実際の岩にプロジェクションマッピングします。●岩割もみじの円相「御船山楽園」にあるもみじ生す巨岩(高さ2370mm・幅4700mm)に「円相 / Enso」をプロジェクションした作品。禅における書画のひとつ、円形を一筆で描いた「円相」を空間に一筆(空書)で描いています。空間に描かれた一筆は、空間上で静止していますが、視点が動くことにより、円に見える瞬間が生まれます。なお、「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書のことを意味します。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築しています。禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表現されてきたと言われています。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされています。 円相は、見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人によって様々なのです。●呼応するツツジ谷「御船山楽園」のツツジ谷のツツジ5万本がライトアップされ光り輝きます。光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりするのが特徴です。光は、鑑賞者が近くを通ると、強く輝き、音色を響かせ、その光は、放射状に近隣のツツジ株に伝播していきます。そして、伝播した光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣のツツジ株に伝播させ、連続して広がっていきます。ツツジ谷の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味します。訪れた人は、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識すること間違いありません。●夏桜と夏もみじの呼応する森「御船山楽園」の桜の森がライトアップされ光り輝く作品。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりします。木々の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせていきます。そして、その木の光は、放射状に近隣の木々に伝播、伝播した木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続して広がっていきます。森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいるということ。訪れた人は、同じ空間にいるほかの人々の存在を普段より意識するでしょう。イベント詳細名称:御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100会期:2017年7月14日(金)~10月9日(月)時間:2017年7月14日(金)~8月14日(月)は20:00~22:30、8月5日(土)~10月9日(月)は19:30~22:30入場料:大人1600円、中高生1200円、小学生800円、未就学児無料公式サイト:
2017年05月10日