出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、温かいものを飲む時間と余裕がある女性、「急須を持っている女」になりきり。日本茶を楽しむ時間が心と体を温めて整えます。私のおばあちゃんは、「朝茶はその日の難逃れ」とおまじないのように言いながら、夏でも温かい緑茶を飲んでいました。たしかに、温かいお茶を両手で持って飲むと、ホッとします。お湯が沸いた音を聞いたり、湯飲みから立ち上る湯気を見るだけでも癒されるもの。茶柱が立つのを見た日には、幸せな気持ちにもなれます。そんな時間を持てるのは、家で温かいお茶を淹れて飲む習慣がある人だけ。お茶で体を温めようとする心がけも素敵だし、時間の使い方に余裕があって、穏やかな生活を送っているように感じます。さらに私がすごいと思うのは、急須でお茶を淹れる女性です。紅茶やハーブティーなど、いろいろな飲み物に使えるティーポットとは違い、急須は緑茶やほうじ茶など、使う用途は日本茶に限られています。しかも、注ぎ口のところが細くなっていて洗いづらさもある。にもかかわらず急須を持っているというのは、日本茶に並々ならぬこだわりと愛情がある証拠。きっと、出がらしの茶葉もすぐに捨てるのではなく、脱臭剤や緑茶風呂にするなど、無駄にせず再利用しているはずです!まずは、日本茶を買って味わってみることで、その魅力に気づき、飲む習慣ができるのではないでしょうか。また、お茶の専門店に行ってみるのもおすすめです。種類がたくさんある上、なかには最寄り駅に着いた時点でお茶のいい香りが漂ってくるお店もあって、テンションが上がること間違いなしです。専門店を探すのが面倒だという人は、回転寿司店に行ってみましょう。置いてある粉末の緑茶でも十分に美味しさを感じられるし、“茶葉ならもっと美味しいだろうな”と期待も膨らむはず。お茶を好きになって、ゆとりのある生活を送りましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年12月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話のきっかけを作るのが上手な女性、「毎クール、ドラマの1話目は全部見る女」になりきり。まんべんなく作品を見ると新しい世界が広がることも!新しい季節になると、一斉に新ドラマが始まります。きっと、そのどれもが、多くの人に“何かを伝えたい!”と思って生まれた作品だと思うんです。今のご時世だからこそ見るべきメッセージが込められているはずだし、実際、『わたし、定時で帰ります。』のように、勉強になる作品もたくさんある。“今シーズンは医者モノが多いけど、これは医者不足だからなのかな…”などと考えたりするのも面白いですよね。ドラマには、そういう魅力があると思うんです。でも、自分が気になるものだけを選ぶと、どうしても見る作品に偏りが出てしまいがち。だからこそ、すべての作品の1話目をチェックしている人は、面白い発見ができる機会が増えるだろうし、新しい扉を開きやすいからいいですよね。ちなみに私は、ドラマに影響されやすく、今クールの『G線上のあなたと私』を見て、“バイオリンをやってみたいな”と思ったし、過去には『私が恋愛できない理由』を見て、主演の香里奈さんが着ていたモッズコートを買ったこともありました。それに、いろいろな作品を見ることで、好みの指標もできますよね!全ドラマの1話目を見るのは意外と労力がいるけど、まずは頑張って見てみましょう。たとえ見逃しても、あきらめないことが大事。あらすじをまとめたウェブサイトを探して読むと、意外とついていけます!または、気になる人が見ている作品だけでもチェックしてみては。“こういうのが好きなんですね”と、会話のきっかけになりそうです。それに、同じ作品を見ている場合はもちろん、たとえ相手が同じ作品を見ていなくても、あらすじを説明するだけで話は続くもの。会話を盛り上げるツールとしても、ドラマの1話目は活躍してくれそうです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年12月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、スルースキルを身につけている女性、「『可愛い』と言って流せる女」になりきり。“可愛い”という言葉は距離を縮める第一歩に。このあいだ、『バチェラー・ジャパン シーズン3』を見ていたら、23歳の参加女性が10歳くらい年上のバチェラーに、「可愛い!」と言っている場面がありました。バチェラーは、その一言で、“年上らしくいなくていいんだ”と許された感じがしたようで、結果、二人の距離は近づくことに。その様子を見て、“可愛い”という言葉を人に使うことで、相手よりも“一歩大人”な空気を出すことができるんだと気づいたんです。また、好きな相手へのアプローチ法としてだけでなく、苦手な相手への対処法としても“可愛い”は有効だなと思いました。ムカつく人の言動を、あえて「可愛い~」と言うと、相手に対して一歩引いた、達観した気持ちになれる。次のステージに行った感じがあります。心の中で、“あー、この子、可愛いわ。ひよっこなのね”と思うと、イライラすることも防げそうです。そうして、流し、許してあげられるのだとしたら、嫌いな人への接し方として最強なのでは、と思いました。周りから見ると、心が広い人だと思われそうなところもいいですよね(笑)。まずは、自分が許せない人や、気を張って付き合っている相手のことを、“可愛い”と思ってみるところから始めてみるのはどうでしょうか。そして、相手を“可愛い”と思うことに慣れてきたら、実際に口に出してみる。また、上司など、距離を縮めたい人がいる場合にも、“可愛い”を使ってみるとよさそうです。たとえば、これまでは褒める時に「素敵」と言っていたとしたら、一気にカジュアルな雰囲気になり、壁が低くなるはずです。これまで使わなかった人への“可愛い”から、新しい、いい関係が生まれる可能性大。もちろん、TPOは考えながら、ぜひ、挑戦してみてください~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、季節の食材を楽しみに待っている女性、「初物をありがたがる女」になりきり。居酒屋のメニューで初物や旬を学ぼう!このあいだ、遊びにきた友だちに柿を出した時に、「初物だ!」と喜んでくれたんです。言われた身として嬉しかったし、私が収穫したわけじゃないのに、すごく幸せな気持ちになりました。今は初物を喜ぶ文化を知らない人も多いなか、何気なく言えるというのは素敵ですよね。季節の食べ物を待ちわびている感じまで伝わってきます。私の実家では、いろいろな野菜を作っていて、帰省すると裏の畑で採れたものが出てきます。すると、一緒に帰っている夫は「素材ばっかりだね」って言うんですよ。育てている姿を見ている私としては、“このすごさがわからないの!?”と言いたくなるわけです。ビニールハウス栽培など、農業技術の進歩のおかげで、季節にかかわらず、食材が味わえるようになったことは素晴らしいこと。でも、そんな時代だからこそ、初物を喜んだり、旬の美味しく栄養価の高い食べ物を楽しめるのは、風情があっていいと思うんです。なかなか初物や旬を知る機会がないという人は、居酒屋の“今日のおすすめ”メニューを見て、頼んで食べてみるとよさそうです。野菜はもちろん、サンマやカツオといった魚介類の旬もわかりやすいと思います。私の目標としては、「わ~!脂がのってて美味しい~!」と言えるレベルまで到達すること。だって、そのセリフは、魚の一生をそれなりに知っていない限り、なかなか言えないものじゃないですか(笑)。あと、私にとってはシチューも冬の訪れを感じさせる旬の食べ物の一つです。今年、まだ食べていない人は、旬だと感じながらいただいてみてください。夏だと、冷やし中華とか、そうめんがそうですよね。こんなふうに、普段から食べているものでも、初物体験ができることも。意識して食べてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、スマホをダラダラと見ない女性、「SNSのアカウントを削除できる女」になりきり。不要なものを整理するクセづけが大切!このあいだ、友だちが「フェイスブックのアカウントを消したらスッキリした!」と話すのを聞いて、いいなと思って真似しようとしたのですが、できませんでした。私はインスタグラム、ツイッター、フェイスブックをやっていて、なかでもフェイスブックは重要度としては3番目なのに、消せなかったんです。たまに開くと誰かが結婚や家を建てたことなどを報告していて、“正直、知らなくてもいいや”と思っているにもかかわらず、今消さなくても見なければいいかと思い、そのままにしています。その時に、“あまり連絡を取っていない相手ともつながっていたい気持ちがあるんだ”と気づきました。みんなが知っていることを私だけ知らないのも嫌なんです。ましてや、一番更新しているインスタグラムはもちろんのこと、ツイッターに関してはトレンドを見るクセがあるので、やめることができません。ニュースもトレンドワードから知るし、雷が鳴っていると「場所+雷」で検索したりします。ダラダラ見てしまうので、もっと実のあることができるアプリがないかと思うのですが、“じゃあスマホを触るなよ”って感じですよね。このあいだ、夫と軽井沢旅行をした時に泊まった場所には電波が届かず、孤独と不安を感じてしまいました。そんな私だからこそ、SNSにとらわれず、いつでも消せるという人は、精神的に自立した強い人だと感じるし、カッコいいなって思うんです。いきなりSNSをやめるのは難しいと思うので、アドレス帳を見直すところから始めるのはどうでしょうか。誰かわからない人や、連絡を取らない人を消し、断ち切る練習をしてみる。そうして整理をする習慣が身につくと、SNSをやめることへの抵抗も、次第に弱まるのではないでしょうか!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、サバイバル能力の高いおおらかな女性、「キャンプをする女」になりきり。屋外でも楽しく過ごせるスキルを持つ人は、強い!最近、キャンプをしている女性のインスタグラムが面白くて、よく見ています。車でキャンプ場へ出かけ、トランクを開けて椅子代わりに座ったり、天然のプラネタリウムを観賞したり。朝になると、靄もやがかかった草原を眺め、いかにも美味しそうな湯気が立ち上る、飯ごうで炊いたお米を食べる。アップされている写真が、どれもポストカードのようなんです。私は子どもの頃、横澤家でキャンプをしていたのですが、虫が嫌になって行かなくなりました。当たり前に虫がいるし、特に夜のトイレには蛾がたくさんいますよね。そんな環境にいながら、素敵な写真を投稿できるというのは、おおらかな性格に決まっています。そういう心を持つ人は、キャンプファイヤーの炎を見つめながら、普段言えないことまで話しているはず。それに、アウトドアスキルを持っていると、普段の生活にも役立ちますよね。テントに防水スプレーをかける技は傘にも活かせます。テントを立てたりと自力で居場所を作れることは大切だし、火のおこし方や新聞紙の暖かさ、寝袋の重要性を知っておくと、突然の災害などで家の外で過ごすことになった時の助けとなるかもしれません。それに、キャンプを通じて動物や自然の怖さを体感すると、人として強さが備わると思うんです。ビギナーは、ホームセンターやアウトドア用品店に行って、どんなギアがあるか見てみるだけでも勉強になるし、キャンプに興味を持つきっかけになりそう。また、いきなり大自然の中に泊まるのはハードルが高いので、フェスなどライトなアウトドアから始めてみると、無理なくトライできるのでいいかもしれません。外で過ごすスキルを養い、いざという時にも対応できる、サバイバル能力の高い人を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年11月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年11月01日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、細かい場所の掃除を後回しにしない女性、「家具の脚の裏を拭く女」になりきり。一度、プロの掃除方法を学ぶとコツがつかめる!このあいだ、お友達の近藤千尋ちゃんの家に遊びに行った時に、「あ、今のうちにこれをやろう。友達がいると話しながら掃除ができていいよね」と言いながら、テーブルや椅子の脚の裏を拭いていたんです。それを見て、脚の裏の掃除を全然やっていないなと気づきました。なかなか目につきづらいし、“まあ、やらなくてもいいか…”と目をつむれる場所。テレビラックの下とか、ベッドの脚も同様です。大掃除の時にやろうと後回しにしがちだけど、でも、よく考えると、大掃除までほうっておく必要もないし、部屋の四隅より汚れていることもあるんですよね。ホコリや髪の毛が絡まって溜まっている、そんな部屋は運気が悪くなりそうで嫌だなと思いました(笑)。たしかに、以前、結婚式場でアルバイトをしていた時のことを思い返すと、テーブルと椅子の脚の裏を拭くという業務があり、やっぱりきちんとケアしなければいけない場所だなと思いました。そこまで気を使ってきれいにしている人は、場所によって掃除道具を使い分けていそうだし、100円ショップやホームセンターのお掃除グッズコーナーを楽しく眺めていそうですよね。家具の脚の裏を掃除する習慣をつけるためには、日頃からテーブルの上や床に物を置かず、片付けておくことが大事だと思います。あまったウェットティッシュを取っておいて、ちょっと拭くのもいいですよね。あとは一度、プロにお掃除を頼んで、お掃除教室がわりにしてみるのも勉強になりそうです。“こういうふうにすればいいんだ”と、きっと学ぶことが多いでしょうし、やっぱり、実際に目の前で見るとすごくわかりやすいと思うんです。「後でやろう」ときれいにすることを取っておかず、すぐやる人を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年10月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年10月24日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人気番組を反面教師にして学ぶ女性、「警察24時を見る女」になりきり。ドキュメンタリーを見ると人への理解が深まります。私は、『警察24時』系の番組が面白くて大好きなのですが、いつから放送しているんだろうと思うくらい人気があるし、今や各局で同じような番組が放送されていますよね。逮捕する瞬間にハラハラしたりと楽しく思う部分もありながら、闇の世界じゃないけれど、“一歩間違えたら自分も同じような目に遭うかもしれない”と思わせるところもある。だからこそ、見れば見るほど反面教師になり、“罪を犯しちゃいけない…”“人に迷惑をかけちゃいけないな”という基本的なことが学べるんですよね。それに、人情味溢れる警察官がいたりと、警察官も人間なんだということがよくわかります。新米警察官に密着したコーナーを見ていると、「もっと強く言えよ!」と先輩に怒られたりして、昔はみんなこうだったんだと思いを馳せたり。その一方で、犯罪は絶対にいけないことだけど、“犯人にこういう気持ちや状況があったのか…”と感じられることも少なくありません。犯罪を繰り返す人に対して、気がつけば親身になって見ていることだってあります。ドラマ以上にリアルな人それぞれの物語は、すごく興味深いですよね。『家、ついて行ってイイですか?』もそうですが、人生が見える番組は面白いし、番組を通じて人の内側を見つめられる人というのは、いろんな人の気持ちが理解できるのではないかと思うんです。警察ものに限らず、ドキュメンタリー番組を見てみることで、現実に起こっていることの面白さを知ることができるのではないでしょうか。よくある野生の動物を取り上げた作品にも、さまざまなドラマがありますよね。実録ものの本を読むのもいいかもしれません。それに、年末にかけて『警察24時』系の番組は増えるはずなので、ぜひ、チェックしてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年10月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年10月19日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、その街の味を愛する温かい女性、「街の洋食屋を知っている女」になりきり。足でかせぐことがいいお店を見つけるカギ。オムライスが好きで、デートでもオムライスを食べに連れていってもらうという友人がいるのですが、街の洋食屋さんを選ぶ相手を好きになりやすいそうなんです。たしかに、赤いギンガムチェックのテーブルクロスがあるような、ザ・洋食屋なお店は素敵だし、家族で営んでいることが多いからなのか、ほっこりした雰囲気がありますよね。このあいだ、シソンヌのじろうさんや、チョコレートプラネットの松尾(駿)さんたちと一緒に洋食屋さんに行ったのですが、そこはみなさんが行きつけにしているお店でした。以前、食べ終わって「ごちそうさまです、美味しかったです」と言って帰ろうとした時に、コックさんが出てきて「ありがとうございます」と、深々と頭を下げてくださったそうで…。そのお辞儀のおかげでさらに美味しかったと感じたし、「この店に通わなきゃ!」と、強く思ったそうです。それは、街の洋食屋さんならではの素敵なエピソードだと思ったし、そんなお店に詳しい人は、男女問わず温かく、いい人なんじゃないでしょうか。それに、街の名前と「洋食」というキーワードで検索をかけると、“こんな昔ながらのお店があるのか”と街の雰囲気が伝わってきて、散策が楽しくなります。そんなお店に出合うためには、商店街に行くなど、しっかりと街を歩くことが大切だと思うんです。『王様のブランチ』のスタッフさんは、お店を探す時には足を使って探すようにしていて、実際、ネットの情報には出ていない、素敵なお店がたくさんあると言っていました。ドラマ『孤独のグルメ』のように、ふらっと気になったお店に入るのも楽しそう。街の雰囲気を味わい、心惹かれる路地を探索しながら、お気に入りの洋食屋さんを見つけてみましょう。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年10月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年10月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、機械に優しいていねいな女性「スマホを大事にする女」になりきり。身近なパートナーのありがたみを再確認して。家にいる時、スマホをソファやベッドにポンと投げることがあるのですが、よくないなと反省しました。だって、暮らしの中で、こんなに大切なものって他にはありませんよね。いろんな役割を果たしてくれる素晴らしい機械。しかもいい値段なのに、使うにつれてどんどん大事にする気持ちが薄れていってしまう。メッセージなどを見てイライラした時にスマホに当たることもあり、すごく人の傲慢さが出ているなと反省しました。こんなにお世話になっているものを大事にできない人は、他のものも雑に扱っているはず。最近、アマゾンエコーを買ったのですが、音楽を止める時には「アレクサ、黙って!」、音量を小さくする時には「アレクサ、うるさいから音を小さくして~!」のような言い方をしていて。偉そうな上に、ひと言多いですよね(笑)。私は無意識にやっていたのですが、旦那に「その悪い言い方はやめなよ」と怒られてハッとしました。しかも旦那は、怖い私とのバランスをとろうとして、「アレクサ、曲を流してください」とていねいに話しかけるようになったり…(笑)。たしかに、最初は家の中だけでも、そういう態度が染み付いてしまうと外でも同じように振る舞うことがあると思うんです。たとえ機械が相手とはいえ、とげとげしないことが大事だなと考え直しました。まずは、スマホがなくなった時のことを想像して、存在のありがたみを感じたり、敬意を払ってみることが大事だと思います。なくなると必要な時に電話がかけられなかったり、メッセージのやり取りが不便ですよね。いかに助けられているか、見直してみましょう。あとは、画面やカバーが割れていたらそのままにせず、きれいなものに替える。身近なパートナーだからこそ、大切にしましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年10月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年10月03日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、健康を意識している粘り強い女性、「納豆が好きな女」になりきり。オリジナルの納豆の食べ方を見つけてみよう。女優さんがインタビューなどで「納豆が好き」と話しているのを見ると、好感度が一気に上がりませんか?健康に気を使っているイメージがあるし、お寿司やステーキが好きと答えるよりも庶民的でいいですよね。しかも、ねばねばした食べ物だから、粘り強い感じもします(笑)。あと、ホテルの朝食ブッフェで納豆を取っている人を見かけた時も、ちゃんとしていて偉いなと思ってしまいます。『松屋』や『すき家』の朝食も、納豆があるとすごく美味しそうだし、バランス良く見えますよね。そんなふうに、梅干しや明太子などいろいろある中で、ご飯のお供に納豆を選ぶ人には、好感を持たずにはいられません。なかでも、納豆ご飯にして食べている人は、“ちゃんと炭水化物も摂っているんだ…!”と、より健康のことを考えた食事をしている感じがあって素敵だなと思います。それに、納豆をご飯にのせると、お茶碗がベタベタしてしまい、洗うのが面倒くさいもの。にもかかわらず、体や健康のためを思って納豆を積極的に食べるのは、美への意識が高い証拠ですよね。納豆を食べる習慣をつけるためには、まず、お気に入りの商品を探してみるのはどうでしょうか。粒のサイズやタレの味もそれぞれに違うので、さまざまな種類を食べ比べてみると楽しそう。自分好みにアレンジしてもいいですよね。私は、チューブタイプの青じそを入れているのですが、これがものすごく美味しい!ほかにも、ゴマや梅、キムチなどを入れてもいいし、炭水化物と相性がいいので、パスタやおもちと一緒に食べても最高です。このあいだ、番組のロケでカレーに納豆を入れて食べたら、信じられないくらい美味しかったです。無限の可能性がある納豆。いろいろ試しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年10月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年09月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会った瞬間に相手を喜ばせる女性「『会えて嬉しい』と言える女」になりきり。ポジティブな言葉が素敵な人間関係の始まりに。このあいだ、大好きな女優の石原さとみさんにお会いした時、顔を合わせるやいなや「お会いできて嬉しいです!」とおっしゃってくださったんです。その時は、“え!あの石原さとみさんが私と会えて嬉しいって言ってる。どういうこと!?”と驚いて「こちらこそです~!」と言うのが精一杯だったのですが、“私の存在自体が嬉しい”と言われたような気がして、ものすごく幸せな気持ちになれました。こんなふうに秒で相手を喜ばせられるなんて、本当に素敵な女性ですよね~。このフレーズには、“ここで終わりじゃない”という二人の関係が始まっていくスタート感があるし、“会えて嬉しいということは、いろいろ話していいんだ…”という安心感が芽生えました。そして、滝沢カレンさんは、会う度に「横澤さん、会えて嬉しい」と言ってくれて、いつもありがたいなと感じています。そんなふうに、相手をいい気持ちにさせるポジティブな言葉を、恥ずかしがらずに言える人はコミュニケーション上手だし、すごく大人だなと感じます。そうなるためには、ドリームズ・カム・トゥルーさんの曲じゃないですが、「嬉しい」「楽しい」「大好き」の3フレーズを口ぐせにすると、自然と言えるようになるのではないでしょうか。どれも言われて嫌な気持ちになる人はいないでしょうし、人間関係をいいものにする、おまじないみたいな存在になってくれるはず。SNSのコメントに書き込んでみるのもよさそうです。そう、このあいだ、英語で「はじめまして」を意味する「Nice to meet you」は、「あなたに会えて嬉しい」ってことだと気づいて、なるほどと関心しました。私も、初対面の人に恥ずかしがらず言えるよう、頑張ろうと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年9月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年09月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、意識をしてご褒美デーを作る女性、「1か月に2回楽しみがある女」になりきり。生き甲斐があると仕事や嫌なことも頑張れる!やっぱり、生き甲斐や楽しみがないと毎日を頑張れないと思うんです。友だちにライブに行くのが好きな子がいるのですが、彼女はライブのために一生懸命働くし、お金を貯めています。このあいだ、「そのライブが終わったら燃え尽き症候群になるんじゃない?」と聞いてみると、「再来週またあるんだ!」と言われて、楽しみが一つ終わった後に次の楽しみがあるというのはすごく贅沢だし、日々の嫌なことも頑張って乗り越えられるからいいなと思いました。旅行から戻ってきて“働きたくない…”と思っても、また次の旅行があれば前向きな気持ちになれる。月に2回くらいのペースでご褒美があると、すごく働きやすいですよね。楽しみの種類や内容は、どんなものでもありだと思います。セールや友だちとの食事の約束、友だちの結婚式でもいいし、そもそも日本には季節ごとにイベントがあるので、ちゃんと意識して参加するだけでもだいぶ違うはず。イベントじゃなくても、“この日は家でダラダラして過ごす”というオフの日を作るのもよさそう。その日があることで、“友だちの誕生日プレゼントを買ったり、お歳暮のこともこの日にすればいいや”と、日々のやるべきことを堂々と後回しにできるので、楽な気持ちで過ごせるのもいいですよね。手帳やカレンダーに楽しみな日を書き込んでおくと、“もうすぐこの日がくる…!”としっかりと認識できるし、手帳を開く度に心がワクワクするはず。壁に貼ったカレンダーに書き込んで、一日が終わる度に×印をつけてカウントダウンをするのも、楽しそうですよね~。それに、イベントのために必要なものを事前に調べたり、準備できるのも便利です。仕事のことだけじゃなく、ご褒美スケジュールも手帳に書きましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年9月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年09月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、お花に合わせて花器を選べる女性、「花瓶を2つ以上持つ女」になりきり。美しい花は、心の栄養になってくれる!いろいろな花瓶が家にある人って、そこまで多くないと思うんです。私自身、1つしか持っていないし、それも、軽井沢に行った時に作ったガラスのコップを花瓶代わりにしている状態…。しかも1つしか持っていないから、花瓶と同系色の花じゃないと合わないこともあります。だから、一輪挿しや花束用など花瓶を2つ以上持っていて、花によって「これにしよう」と選べる人は、すごく素敵だなと思うんです。インスタグラムに、「お花をいただきました!」とアップしている人がいると花瓶ばかり見ちゃうし、一輪挿しを使っている人がいるとハイレベルだな~と感じます。そもそも、花を飾る生活をしていることもいいですよね。もらった時だけ飾るのではなく、わざわざお金を出して定期的に花を買うのは、ていねいな暮らしをしているな~と感心します。それに、美しい花は食べ物と違って自分の身にはならないけど、心の栄養になってくれる。以前、高いダイヤモンドをつけた女性の外見の変化をテレビで検証していたのですが、驚くほどあか抜けて、感動したことがありました。それは、宝石の価値に合う人になるよう、エステやジムに行って自分磨きを始めるからだそうです。私は、花にも同じ効果があると思っていて、“花を当たり前に飾る女性になろう”と意識をするだけでも、いい方向に変われるのではないでしょうか。花瓶は100円ショップにも売っているし、かわいいビンを花瓶代わりにするところから始めるのも手軽でよさそう。お花にお金をかけたくない人は、安いものを1輪買うのでもいいし、買う時間がない人は、定期宅配サービスを利用してみるのもひとつの手。自分に合う方法で花を身近な存在にしてみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年9月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年09月05日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の意見を言いつつも、角を立てない女性、「“YESかNOか”を言える女」になりきり。いい女は、話の展開や約束の決断がスムーズ。以前、とある先輩から「話を振ったらYESかNOかで答えてほしい」と言われて、自分が「YES&NO」で答えていることに気がついたんです。たとえば、「旦那さんと仲いいの?」という質問に、「仲がいい時もあれば、違う時もある」と返していたり。そういうふんわりした答えでは、次の話をどう展開していいかわからないですよね。そうではなく、「仲いいですよ!」と答えることで、「どんなふうに仲がいいの?」とさらに質問がきて、話が進んでいく。これはテレビ番組に出演した時の話ですが、普段の会話でも、ハッキリ答えることは大事ですよね。たとえば友だちと食事に行くことになって、「何系のごはんがいい?」と聞かれた時。これまではよく「ゆっくりできるところがいいな」と答えていたけど、それだと何の解決にもなっていないですよね。「カレーとか辛いものを食べた後にカフェでゆっくりしたい」と答えると、お店をしぼりやすくなる。もし誘いを受けて行くかどうか悩んだ時は、「迷っているんだよね。22時には家に着いていたくて…」と、懸念しているポイントを伝えると、相手もムダに悩まずにすむので、スムーズですよね~。とはいえ、人に自分の意見を伝える時には、相手が嫌な気持ちにならない言い方をすることがポイントだと思うんです。このあいだ、「わがまま言ってもいいんだったら…」という枕詞をおいてから話す人を見て、上手だなと思いました。あとは、発言の後に、「でも、みんなに合わせるよ!」と加えてみたり、「こっちのお店、前に行ったら落ち着いた雰囲気でよかったよ~」と、自分が選んだ意見の利点を一緒に伝えるのもよさそう。角を立てずにYES・NOを伝えられてこそ、いい女!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年9月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年08月28日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、注意深く生活し、人を気遣える女性「段差に気づく女」になりきり。足元に気を配れる人は、危険回避が得意です!ちょっとした段差で、見事なまでに転ぶことってありませんか?私は最近、注意力が散漫なせいか、新幹線を降りる時や、終わったと思った階段がもう一段あって、つまずいたり、転んだりすることがよくあるんです。だからこそ、飲食店の店員さんとかに、「段差、お気をつけくださいね」と言われると、“私の足元のことまで気を遣ってくれているんだ”と嬉しくなります。すごく優しいし、相手に対して配慮があって、ていねいな方だなと憧れます。もちろん、店員さん以外でも、そういう人は存在します。一緒に歩いていて、「水たまりがあるよ」と言ってくれる友だちもそうです。たまに、“え、ドッキリですか!?”と思うような、私のために作ったんじゃないかと感じる水たまりってあるじゃないですか。しかも、雨が降った後の気が抜けたタイミングは危険ですよね。自分の道は自分で照らして当たり前なのに、他の人の道もあえて照らしてくれるわけですから、本当にすごい。そういうふうに「そこ、危ないよ」と教えてくれる遠足の隊長のような人は、先のことがちゃんと見えている人。川を渡る時には、グラグラするものを避けて安定した石をちゃんと踏める、きちんと危険を回避できる人に違いありません。こういう人は普段から、道を歩く時に、“ここでつまずきそうだな”とか、“この道は夜になると暗くて危なそう”などと、チェックすることを欠かさないはず。それも、自分の視点だけではなく、子どもやお年寄りなど人のことを考えたうえでの危険な場所を把握し、他の人にも教えてくれます。そういう人は、部屋もつまずきそうなものをきちんと片付けて、きれいにしているのでは。床に物を置くのをやめるところから始めてみるのも、効果がありそうです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年8月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年08月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の心を掴むのが上手い絵の上手な女性、「絵心のある女」になりきり。子どもと遊ぶ時や婚活にも絵のスキルは役立ちます。絵が上手な人に憧れませんか?私の経験上、絵心がある人は、字も上手だし、何でも器用にこなすことができるイメージがあります。それに、たとえば、人が走っている姿などをサッと描けるのは、物事を客観的にシンプルに見て、分析できている証拠。そんなとらえ方ができる人は地図もうまく描けるし、説明も得意に違いありません。それに、アニメっぽい簡単な絵が描ける人は、子どもに好かれますよね。ベビーシッターをしている時に、子どもに喜んでもらおうと漫画のキャラクターの絵を描いたことがあるけど、「似てないよ!」とハッキリ言われて苦労しました…。絵心さえあれば人気者になれるし、羨ましいと思って練習したこともあります。ちなみに、婚活パーティでも絵心は大事。男性に“絵を描くキャラ”として顔を覚えてもらおうと、自己紹介カードに絵を描いていたんです。たとえば、“行きたいデートスポット”という項目のところに車を描いておくと、「これ、どういうこと?」と聞いてくれて会話がしやすくなる。それから、「どこに行きたいの?」と聞いてくる男性は、車を持っている可能性が大。そうして見極めていました(笑)。まずは、アンパンマンやドラえもんのように、誰もが知るキャラクターを練習するのがいいと思います。有名な作品だからこそ、ちゃんと描けることで絵心がある人だと思われやすい。バタコさんやジャムおじさんのような人間のキャラクターは難しいから、まずはアンパンマンやしょくぱんまんなどから挑戦するのがよさそうです。きっと、描いていると、「カレーパンマンの口ってどうなっていたっけ?」と、その難しさに気づくと思います(笑)。人を喜ばせることができる絵心、あるに越したことはありません!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年8月14日‐21日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年08月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人や物を自然と敬える女性、「“お”をつける女」になりきり。とっさに出てくる言葉に、その人の品性が宿ります。このあいだ食事をしていたお店で、店員さんが「こちら、お野菜です」と言うのを聞いて、お野菜の“お”は誰に教わって、つけているんだろうと思ったんです。働いているお店につけろと言われたのか、それとも、親のしつけで昔からそうしているのか。以前、仕事でロケをした時に、スタッフの方に「寿司屋じゃなくて、お寿司屋さんと言ってください」と言われたことがありました。その時に、たしかに“寿司屋”と言う人もいるなと。ただ、それは番組だったから言ってくれたけど、日常ではなかなか指摘されないことだと思ったし、“お”には、その人の品性がにじみ出ると思いました。うどんより“おうどん”、味噌汁より“お味噌汁”のほうが、上品な感じがしますよね。そう、これもロケの時の話ですが、とあるおじいちゃんに年齢を尋ねた時に「いくつですか?うわー、元気!」と言ってしまったことがあって。後で、「おいくつですか?お元気ですね!」と、きちんと言えなかった自分のことを、すごく残念だと思ったんです。やっぱり、とっさに出てくる言葉にこそ、人となりが宿るもの。銀座のクラブで働くママは、絶対に「お元気?」と言いますよね。ていねいにしすぎて変な言葉遣いになることはあるけど、とはいえ、“お”をつけて、悪いことはないと思いました。まずは、身近なものに“お”をつけて、慣れていくとよさそう。これは“お”をつけると変だなとか、仕分けをしてみるのもアリです。最初は、“お水”とか“お豆腐”から始めて、最後には“おねぎ”までいけるとベストですね。漫画の『SLAM DUNK』の「左手はそえるだけ…」じゃないですが、自然とつけられるようにしたい。的確に“お”をつけられるよう、努力あるのみです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年8月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年08月01日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、謙虚さを感じさせるいいポジションの女性、「写真を撮る時に自然と端に立つ女」になりきり。写真を撮る時の譲り合いは1.5ラリー以内におさめよう。この仕事を始めてから、「写真を撮ってください」と言われた時に、自分から進んで真ん中のポジションに行くことが多くなりました。私と撮りたいと思ってくれているのがわかっているし、そのほうが早いから。でも、友だちと写真を撮る時にもそのクセが抜けず、頼まれてもいないのに自分から真ん中に行っちゃって、“やってしまった”と思うことがあったんです。当たり前のように、みんなの真ん中でポーズを決めると、リーダー感が出ること必至。そこはやっぱり、譲り合いが必要ですよね。“ロケや仕事でもないのに…”と後悔をして、それからは端っこに徹することにしました。そのほうが謙虚さや、おしとやかさが出るから感じがいい。たまに、真ん中に寝そべってピースをしている人とかもいるけど、それもまた目立ちすぎちゃうので控えたい。そもそも、端にいるほうが顔が小さく見えるし、自分が可愛く見える顔の角度もつけやすいので、前に出る必要もないですよね~。あ、でも、その思惑がバレるとまた何か言われるかもしれないので、うまくやりたいところです…!いい感じに端に行くためには、スタートダッシュが大事。女子たちによくある「どうぞどうぞ」という真ん中ポジションの譲り合いが始まったら、アウトです。だって、そのやり取りを2ラリー以上続けて時間を使うのは、いい女じゃないので、その時は率先して真ん中に行かざるを得ないからです。写真を撮ることになったら、カメラアシスタントさんのように、場を仕切ることに徹する。「ハイハイハイ!撮るよー!」とリードをとり、みんなのポジションが固まったところで、そっと端に行くのがよさそうです。場をスムーズに動かしながら目的を達成できてこそ、いい女ですよね~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月31日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月27日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ファッションの選択肢が多い女性、「トップスを“イン”できる女」になりきり。インスタイルは、体型の自己管理ができている証。みなさんは、いつでも、トップスをボトムスにインしたコーディネートができますか?私は、その自信がありません…!その日の体型によるし、前日に食べすぎた日は、お腹がぽっこりになっちゃうから無理。スタイリストさんに「インとアウト、どうしましょうか?」と聞かれても、つい「アウトにしましょうか」と言ってしまいます。たとえインにできたとしても、ウエストにゴムが入っているからできるだけで、アイテムのおかげだったり。タイトなデニムにインしたり、上下両方ともピタッとした服でインしている人を見ると、本当にすごいと思うし、アウトしかできない人にくらべてファッションの選択肢が多いことが羨ましくなります。その格好ができるというのは、腰回りやお尻、脚が引き締まっていて無駄なお肉のない証拠ですよね。実は私、結婚式の後から9kgも太っちゃって、鏡を見ると服で隠していてもズドンとした体型なのがわかる。それなのに、一度、やせられるということを経験して「いつでもやせられるし!」と強気になり、やせる気にならないという悪循環…。だからこそ、自分の体型をきちんと管理できている女性には憧れてしまいます。いきなり、タイトなボトムスにインするスタイルに挑戦するのは、ハードルが高いと思うんです。なので、自分の体型でもできそうなインスタイルをしている人を見つけて、真似してみるのはどうでしょうか?“渋谷のインは少し若すぎるな”“二子玉川は年齢にちょうどいいかも!”“自由が丘はなんだかオーガニックっぽさがあるな~”などと、観察してみると答えが見つかりそうです。おすすめは、自分の年齢に近い人がたくさんいそうな街。私は、東横線沿いのインを参考にしてみます!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人前に立つことを恐れない女性、「適度な緊張感がある女」になりきり。場数を踏むと、緊張との向き合い方がわかるもの。私は単独ライブの前になると、すごく緊張してしまうんです。“何でやることにしたんだろう”と今更なことを考えるし、他の職業の人を見て“あの人はライブがないんだ、いいな…”と思うくらい嫌になります。でも、終わった後には絶対にやってよかったという気持ちになり、“終わった…!”という解放感や達成感が得られる。こんなレベルの緊張が毎日続くのは体によくないかもしれないけど、適度な緊張は人生に必要なものだと思うんです。ダラダラと生活するより刺激があったほうがいいし、そういう経験のほうが記憶に残りますよね。たとえば結婚式のスピーチや、大勢の前でしゃべらなきゃいけない場面がくると、話す内容はもちろん、服装や立ち居振る舞いまでを考えるじゃないですか。そういう、我が身を見直すきっかけになる、自分のお立ち台を作ることは大切だと思うんです。習い事を始めるなど、やったことのないものに挑戦するだけでも、ほどよい緊張が体験できますよね。また、その時に“自分、緊張しているな”と意識をすることも大事な気がします。新たな緊張するシーンに遭遇した時に“あの時よりはマシだな”と思えて気が楽になることもあるだろうし、自分が緊張した時にどうなるかがわかるので、対処もできるはず。私の場合は、学生時代の卓球の大会が何よりも人生の緊張したピークだと思っていて、どんな収録や舞台の前よりもその時のほうが勝っていると思うし、そう思うことで落ち着けます。ライブでは、間が怖くて早口になり、何を言っているのかわからないことがあったので、大きな声でゆっくりしゃべることを心がけるようになりました。緊張をする状況は嫌だけど、場数を踏むと向き合い方が見えてくるもの。怖がらずに頑張りましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、気分を盛り上げるのが上手な女性、「頭の中で曲やナレーションが流れる女」になりきり。曲やナレーションをつけると落ち込んでも頑張れます!私は、焦ったり追いつめられている時に、脳内にドラマの『ガリレオ』のテーマソングが流れます。すると、ドラマの世界に入り込み、自分が福山(雅治)さん演じるガリレオのような気分になり、全部がうまく解決できると思えるんです。他にも、みんなで一致団結しなきゃいけない時には『ウォーターボーイズ』の音楽が流れて、たとえスムーズに進んでいなくても“後で訪れる成功の前触れかな”と前向きにとらえられる。一番のおすすめは、生理的に合わないと感じるような苦手な人が現れた時に、『世にも奇妙な物語』のテーマソングを頭の中でかけること。すると、たとえ“この人、何言ってるんだろう…”と思っても、奇妙な話として聞くことができるので、すごく楽なんです。また、サントラを流す以上に高度なのが、落ち込んだ時に、「夏子は落ち込んだのであった。これからいいことが起こるとも知らずに…」などとナレーションをつけること。すると、自分の状況を客観的に見ることができるし、嫌なことがあっても、“来週の私のドラマにはいいことがあるんだ”“このくらい落ち込まないと面白くないから”とポジティブに考えられますよね。自分のサントラやナレーションをつけるには、いろんなドラマを見て、“事件が起こった時にはこういう曲を使うんだ”ということを知るのが第一歩。作品にハマると特定の音楽が流れるだけで“嫌な人が出てくる!”とわかりますよね。そういうスイッチが入る、わかりやすい曲を見つけておくとドラマの世界観に浸りやすくなり、すぐに気持ちが切り替えられると思うんです。落ち込むことがあっても、そんな自分にさえスポットライトが当たっているんだと思えば頑張れるはず。お気に入りの曲を見つけてみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月05日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、好きな匂いの話で盛り上がれる女性、「思い出の匂いがある女」になりきり。匂いをきっかけにしていい思い出が蘇ることも。ゴールデンウィークに車で実家がある新潟に帰ったのですが、途中までは都会の匂いがしていたのが、家が近づくにつれて自然や日本海の匂いがしてくるのを感じました。着いた時には海と田舎と夜の匂いが混ざり合って、“これこそゴールデンウィークの匂い!”と思ったんです。草を刈ったり野焼きをした後だったり、田んぼに水を張った時の瑞々しい匂いなど、全部を含めて懐かしいなって。大黒摩季さんの「ら・ら・ら」の歌い出しの歌詞じゃないですが、そんなふうに自分だけの思い出の匂いがあるのっていいですよね。また、匂いで思い出すこともたくさんあると気づいたんです。「ボディファンタジー」という、学生の頃にみんなが使っていたフレグランスがあり、久しぶりに家で見つけてシュッとひと吹きした時には、懐かしすぎて涙が出そうになりました。独身時代に使っていた洗剤と同じ香りがする人がいた時には、“この人と付き合ってたっけ…!?”という気持ちになったんです。そのくらい、匂いは私たちにとって大切なものだし、ちゃんと味わいたいと思いました。誰しも、思い出の匂いは持っていると思うんです。生活のなかで思い出の匂いを感じた時に口に出してみると、より自覚できるし、一緒にいる人に話してみると楽しいのではないでしょうか。私はタマネギを炒める匂いが何より好きで、その話をココリコの田中(直樹)さんにしたら、「僕はね、ウインナーを炒める匂いだな~」って言ってくださって。“何この幸せしかない会話~!”と思ったし、たわいない話にのってくれる田中さんのことを、一瞬で好きになりました(笑)。ニオイということについて話すことはあると思いますが、たまにはいい匂いの話で盛り上がってみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、体に毒素を溜めない新陳代謝のいい「毎日汗をかく女」になりきり。汗を流すことで、体がリセットされた気持ちに。今は、ちょっと歩くと汗ばむ季節ですよね。でも、それまではとにかく汗をかかないように生活していました。やっぱり、会社や現場に行く途中で汗をかいてしまうと、メイクが落ちるし服もベタつくから避けたかったんです。それが最近では、汗をかくという行為をすすんでやる日を作ろうと思うようになりました。というのも、お風呂に浸かって汗を出した時に、“毒素を出している”という感覚があったんです。体内の古い水が流れて生まれ変わったような、痩せるというよりも体をリセットしているという気持ちになりました。ただ、汗をかくためにできることはたくさんあるし、ジムに通うというのもその一つですが、私にとっては最上級のレベルなので無理だなと思いました。このあいだ、仕事でパーソナルジムへ行き、すごく気持ちがいいとは思ったけど、通うのはハードルが高い。だから、帰り道で大股歩きをしたり、小道で腰をひねったり、カバンを使って筋トレをしてみたり。防犯対策にもなるかもしれません…!「今日は汗をかいてないな」って思ったら、“体を動かす”と考えると面倒くさいけど、お風呂などに入って“汗をかく”ことを目標にすると、挑戦しやすいのかなって。そうして汗をかくことに慣れると、新陳代謝や体の巡りがよくなって、むくみが減りそう。きっと、人とのいい巡り合わせも生まれそうですよね…!何か始めたい人は、メイクが落ちてもいい帰り道に運動を取り入れてみたり、お風呂にお湯を溜めることから手をつけるとよさそう。それも面倒くさい人は、辛いものや熱いものを食べて、美味しく汗をかくのはどうでしょう?最近は暑いのでなかなか食べる気にならないかもしれないけど(笑)、頑張ってみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年06月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、夏も温かいものを飲む健康的な女性、「ぽかぽかしている女」になりきり。冷えないための行動はおばあちゃんが見本!このあいだ、おばあちゃんに「なっちゃんの手は、いつも冷たいね」と言われて、“えっ!”と思ったことがありました。たしかに私のおばあちゃんは体温が高く、マッサージや指圧に行った時は施術をする人に「温かいですね」と褒められています。血液の検査を受けると、80代なのに「40代くらい」という結果だし、ここ数年、風邪をひいている姿を見たことがありません。しかも、カッカしているというよりも、ぽかぽかしていて触れると気持ちがいいし、自分だけではなく人も温めてくれる。そんな女性って、すごくいいなと思ったんです。おばあちゃんを見ていると、ちゃんと服を着込んだり、腹巻きをして体をしっかりと温めているし、夏でも温かい飲み物を飲んでいます。へそを出したファッションをしたり、かき氷を食べる姿は見たことがありません(笑)。モデルさんが氷抜きのドリンクを飲んだりするのは、“いつかぽかぽかしたおばあちゃんになるための準備だったんだな…”とさえ思えてきます!それに、毎日、しっかりと歩いているし、畑仕事をしていたりと体も動かしている。おばあちゃんから健康法を学ぶと間違いないなと思わずにいられません。まずは、簡単な柔軟体操を取り入れたり、手や足の指先をマッサージして、体をきちんと温めてみる。靴下をはいて寝るのも、冷えを防止できそうです。また、おばあちゃんを見ていると、血液によさそうな食材を取り入れているので、真似してみるのはどうでしょうか。血液がサラサラになるタマネギを食べたり、脂っこいものを減らしたり。ファストフードばかりを食べているおばあちゃんは多くないはずです(笑)。身近なおばあちゃんを参考にして、冷えない体を手に入れましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、過去の出来事に詳しい旅を楽しめる女になりきり。時代背景を知ることで、感動のレベルが変わる。今、もっと勉強しておけばよかったと思うのが歴史です。そもそも、歴史に詳しければカズレーザーさんみたいにクイズ番組などで活躍できたかもしれないのに…と、芸人としてやっておけばよかったとも思ったのですが、最近は旅行をした時にそう感じました。というのも、あまりにも知らなすぎて、京都に行った時は、「金閣寺を建てた人知ってる?」「足利の誰だっけ…」くらいの会話しかできない。新婚旅行でイタリアに行った時に、「こちらがメディチ家の~」と言われて、“世界史でやった気がする!”となったんですが、メディチ家が何なのかがわからず、「たしか、家族だった気がする…」としか言えなくて、すごく後悔したんです。学生時代には、“イタリアの歴史を覚えて何になるんだ。私は今を生きてるのに…!”とムカついていたけど、むしろ歴史こそが物事を考える時に役立つんじゃないかと後悔したし、学校では無駄なことは勉強しないんだと思いました。やっぱり、歴史的背景を知っていたほうが、“ここであんな事件が起こったんだ”と、より感動できますよね。メディチ家の長い渡り廊下も、“ここを通ってたんだ”と、もっとワクワクできたに違いありません。学生時代に歴史が得意だった人を思い出すと、興味を持って、ドラマの話を覚えるように勉強していた気がするんです。まずは、興味を持てるように、京都やペリーが来航した港など、歴史的な建造物や博物館を訪れてみて、突破口を開いてみるのがいいのではないでしょうか。大河ドラマや「大奥」のような作品を見るにも、時代背景がわかっていたほうが面白いはず。歴史は今を生きるのに必要なものだし、食わず嫌いで拒絶するのは、もったいないですよね。一歩、踏み出してみましょう~。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、銀行とのつながりを感じ、お金を大事にする女になりきり。お金の動きは生活の証。通帳は日記のようなもの!このあいだ久しぶりに記帳をしました。今は、ネットバンキングなどで手続きができるけど、紙にお金の動きが印字されているのを見て、お金が貯まっている、生活をしているという実感が、携帯で見るよりも得られたんです。ハンコを押されているというか、銀行とのつながりもしっかりと感じられました。昔、お年玉やアルバイトで貯めたものを通帳で見ていたこともあり、その頃の感覚を思い出したし、頑張って貯めようという気持ちにもなりました。そう、私は歴代の通帳を全部持っているのですが、昔のものを見ると、お金の動きから“こんなふうに生活していたのか”ということがわかり、日記のようだなと思いました。むしろ、日記には書かないこともわかって面白いです。たとえば、“この時、ヤバいエステにハマってたな…”とか、“1万円ずつ引き出しているけど手数料が引かれていないのが私らしい”とか。また、最初に住んだマンションの大家さんとは敷金が戻ってきた時だけ記録があり、それは、毎月、家賃を手渡ししていたからでした。実は、両親が私の安否確認のために手渡しさせていたそうで、後に私の単独ライブに来てくれた大家さんから話を聞いて初めて知ったんです。その時には、家賃を渡しに行った時に必ずくれた缶コーヒーを持ってきてくれていて、涙が込み上げてきました…。そういうお金に絡んだエピソードを、通帳を見ることで思い出せるのはいいですよね。これまであまり記帳をしてこなかったという人は、今から新しい口座を作ってみるのはどうでしょうか?“これからどうやって育てていこうかな”と考えるのは楽しいし、記帳をしようという気持ちや、お金を大事にする心が生まれるはずです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、コミュ力の高い駆け引きに長けた「ポイントをうまく使える女」になりきり。ポイントを貯める場所と使うタイミングを見極めて。いろいろなポイントカードを持っているのですが、貯めたポイントの使い方がよくわからず、“何のために貯めているんだろう?”という気持ちになることがあります。だから、賢く使っている人がいるんだろうなと思うと損した気持ちになると同時に、羨ましくなる。それに、ポイント使いが上手な人は、人とのコミュニケーションにおけるポイントの使い方にも長けているんじゃないかと思うんです。“貸し”ではないけど、何かをしてあげることで、その人に対するポイントが貯まる。相手の私へのポイントと比べた時に“私のほうが高いから、少しズルしても大丈夫かな”と、調整できるわけです。たとえば私の今のマネージャーさんは、オファーを受ける時に、「次はこうだと嬉しいです」と、後々のことを考えながら駆け引きをしていて、そのやり取りがいいなと思いました。また、前のマネージャーさんは、集合時間がギリギリの現場に行く時に、タクシーの運転手さんに「そんなに急がなくていいですけど、急げるんだったら急いでください」と言っていて。なんでそんな言い方をするのかと聞くと、「神様は見ているから、もっと急がなきゃいけない時に、そのカードを切りたい」と。そうしてポイントを貯め、いざという時に使う考え方が、すごく面白いと思いました。ポイントを貯めるには、ごひいき先を決めるとよさそうです。“ドラッグストアはここ”と決めて買う。すると貯まりやすいし、ポイントカードが無駄に増えることもありません。人も同様、上司など気になる人に絞ってポイントを貯めておくと、“結婚式で前日から休みたい”という時に、希望が通りやすかったりするかもしれません。貯めるポイントを見極めて、うまく使いましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月29日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、お肌のケアを怠らない皮膚科を頼る女性、「顔の吹き出物を放置しない女」になりきり。“ブツ”は疲れのサイン。しっかり治しましょう!私は“ブツ”と呼んでいるのですが、顔に吹き出物ができることって、誰しもあると思うんです。私はこれまで、面倒くさくて“放っておけば治るでしょ~”と、そのままにしておくタイプでした。でも、このあいだ、仕事のスタッフさんで、おでこに大きなブツができた人がいて、絆創膏のようなものを貼っていたんです。「本当は嫌だけど、貼ったほうが早く治るから」と話すのを聞いて、“ちゃんとケアをすると早く治って恥ずかしい期間が短くなるんだ”“クリームとか薬を塗れば治るのに、なぜ、我慢しているんだろう”と、今さらながらハッとさせられました。そもそも、顔は自分の看板みたいなものだからこそ大事にしなきゃいけないし、特に、口回りにできるブツは、健康状態が原因ともいわれています。そうして自分の印象を左右するものだから、自然治癒するまで放っておくのではなく、食事や生活リズムを見直し、しっかりとお手入れをして、治すことが必要だと思いました。そんなふうに肌を大事にする人の中には、定期的に皮膚科に通っている人も多いはず。お医者さんに処方してもらった薬のほうが早く治ることが多いし、顔の皮膚に合った刺激の少ない薬をもらえたりと、いいことがたくさん。ビタミン剤を処方してくれるなど、肌のことをさまざまな角度からサポートしてくれるところもあります。そんな皮膚科に頼らない手はないですよね。肌への意識を高めるためには、基本ですが、ちゃんと化粧を落としてから寝るようにする。また、“お肌のために生きる週間”を作り、その期間はお酒を減らしたり、夜中のラーメンをやめるなど努力してみるのもよさそう。顔のブツは、体が疲れている証拠。いたわって、早く治してあげましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、日本国内に詳しい会話上手な女になりきり。訪れたからこそわかる土地の魅力があります!47都道府県すべてを訪れ、日本各地のことをしっかり知っている人は、コミュニケーションにおいて強いと思うんです。というのも、老若男女、相手を選ばず話せるネタのひとつが出身地。実際、婚活パーティで一番盛り上がる話題でした。でも、話を広げるためには、ちゃんと土地の情報を知っておく必要があるし、その場所へ行ってみないとわからないことだってたくさんあると思うんです。そう、このあいだ仕事で大分県へ行ったのですが、私はそれまで湯布院の温泉くらいしか知りませんでした。でも、地元の人で知らない人はいない、へそくり入れに使えそうな、豪華な箱に入っているお菓子のお土産があったり、湯布院の近くになると高速を走っていても温泉の香りがすること、霧ですぐに通行止めになる道があるなど、訪れたからこそわかったことがありました。名所や気候、「牛が有名だよね!」というような名産品のことを知っていると、出身地を聞いた瞬間に相手に寄り添うことができますよね~。それに、「長野に行ったときはおそばを食べたな…」と、思い出が知識として身につくというのも素敵だなって思います!まして47都道府県すべてに行くというのは、どんなスタンプラリーをクリアするよりもすごいこと。だって、戦国時代の武将だって、全国制覇を目指していたわけですから…!最初は、自分の地元をとりあげた旅行雑誌や本を開いてみるのはどうでしょうか。読むと、“地元をこんなに褒めてくれるんだ”と思えて嬉しいし、“こんな場所があったんだ!”という再発見もできる。観光大使になったような気持ちで周りの人にアピールできるものを調べて知るうちに、ほかの土地にも、だんだんと興味がわくようになるはずです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月10日