■前回のあらすじ【母side】人前で自分の娘・桃子を卑下した夏菜子。それを聞いていた桃子が怒り…【母side】その日を境に、娘は何かと私に突っかかったり、ネガティブな発言をしたりすることが増えていきました。恥ずかしながら、そこでようやく「私の言葉で、桃子はすごく傷ついていたんだ」と気づいた私。2人でちゃんと話さなければいけないと思い、後日、ショッピングに誘いました。桃子に「理解不能」と言われ、私はしばらく黙ってしまいました。いくら大人が謙遜して相手に話しているとはいえ、桃子の前で本人のことを悪く言うのは、いけなかったなと反省しました。そして、私は素直に桃子に謝ることにしました。娘にはきちんと謝って、なんとか仲直りすることができました。そして私は、ママ友関係を気にするばかりで、子どもに甘えてしまっていたことを猛省しました。それ以来ママ友と話す時には、娘のことを悪く言わないように気をつけています。もし褒められたら、娘の努力を伝えることにしました。もし、その場に娘がいれば一緒に喜ぶことにしています。自分の子どもを褒めてもらえるということは、見てもらえてるということ。子育て中は、本当にその些細な一言がとてもうれしいものです。だから私も相手の子どもの素敵なところやママ友を見習いたいことがあれば、口に出して伝えるようにしました。おかげでママ友とも良好な間柄が築けるし、子どもたちも誰かに認めてもらえたことは自信につながります。そしてそれは自分の子どもに対しても同じ。「わかっている」と勝手に思わずに、声に出して伝えなければいけないこともあると学びました。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・nakamuraomame/イラスト・ ふくみみ
2021年02月06日■前回のあらすじ【母side】小学4年生の娘を持つ夏菜子は、あることをきっかけに「人前では自分の娘を下げるクセ」がついてしまい…【母side】そしてつい最近のこと。いつものように娘と買い物に出かけると、朋ちゃんのママにばったり会いました。すると娘が急に怒り出し…今までも娘の前で同じような話をしてきたし、桃子は物わかりも良いほうです。それに…私が娘のことを愛してることぐらいわかっているはず。そんな風に考えながら家に帰ると、桃子は部屋に閉じこもっていました。この時は、単に「今日は機嫌が悪かったのかな」と思っていたのですが…次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・nakamuraomame/イラスト・ ふくみみ
2021年02月05日■前回のあらすじ【娘side】小学4年生の桃子は、人前で自分のことを悪く言う母が許せず、部屋に閉じこもってしまい…【母side】私は夏菜子。小学4年生の娘・桃子がいます。近所にママ友が多く、道端で立ち話をするのも日常です。ママ友とは良好な関係を築いていますが、実は過去にいろいろあって…。5年前のことーーーそんなとき、ママ友の加瀬さんに娘の絵を褒めてもらいました。娘の絵が褒められると自分のことのように嬉しくて、ママ友からの言葉をそのまま受け取っていました。でもある時、その態度を180度変えるキッカケになる出来事が起きたのです。ママ友Bから、「先日絵を褒めてくれたママ友Aが、私の悪口を言っていた」という話を聞いたのです。私はこの時から、とにかくママ友に嫌われないように必死で、“なにより大事なこと”に気づけていなかったのです…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・nakamuraomame/イラスト・ ふくみみ
2021年02月04日■前回のあらすじ【娘side】小学4年生の桃子は、ある日人前で、母親に自分(桃子)のことを悪く言われて…【娘side】ママは本当は私のことが嫌いなのかもしれない…家に着くと、涙があふれてきました。外でのママは、やっぱり私をけなして友達のことを褒めてばっかり。ママの悪口を何度もノートに書いて、破って、丸めて捨てて…おうちで褒めてくれるのが本当のママなの? それとも、外でのおしゃべりがママの本当の気持ちなの?考えれば考えるほど悲しくなって、結局その答えはわかりませんでした。次回は【ママSIDE】!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・nakamuraomame/イラスト・ ふくみみ
2021年02月03日【娘side】私は小学4年生の桃子。最近、ママのことがよくわかりません。私の前で言うことと、外で話すことが違うのです。この間も、ママが朋ちゃんママと話している声が聞こえてきて…。そんなある日…私の描いた絵が学校で表彰されて、市のコンクールに出ることになりました!ママもきっと、喜んでくれるはず…! でも、最近は私を悪く言うママばかり見ていたので、ちょっぴり不安もありました。昨日はあんなに褒めてくれたのに、外ではやっぱり私のことを悪く言うママ。私はママのことがすごくムカついて、どうしたらいいのかわからなくなって、怒って先に家に帰りました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・nakamuraomame/イラスト・ ふくみみ
2021年02月02日■前回のあらすじ【究極のバリキャリモンスター(全4話)】「仕事に邪魔になる家族ならいらない」と言い切った茉莉さん。亮平さんは離婚を決意します。全力で仕事に邁進(まいしん)してきた茉莉さんは、いつしか自分のことしか考えないバリキャリ系モンスターワイフとなってしまっていました。そして亮平さんと離婚した茉莉さんは…。離婚した元夫の亮平さんは、新たな幸せを見つけたようです。社会や会社への怒りや不満を抱えながら頑張り続けていた茉莉さんは、もしかしたら自分自身でも気づかないうちに、その不満のはけ口を夫に向けてしまっていたのかもしれません。「夫婦は対等」という基本を踏まえたうえで、お互いの言い分に耳を傾け、納得できる落としどころをみつけていく。それが夫婦本来の姿です。それを忘れて自分の主張ばかり通そうとすると…モンスターになっていくのです。「対等、対等」とわめくとき、自分の譲歩や犠牲にばかり敏感で、夫の譲歩・犠牲は目に入らなくなっているときは、あなたもモンスターワイフになっていないか注意が必要です。社会や会社では、誰もがシビアな現実にも直面します。でもそんな現代社会だからこそ、夫婦は一緒に癒やしあい、同じ方向を見て戦い、そしてお互い心強いよりどころになっていきたいものです。※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ふくみみ ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA)
2020年12月29日■前回のあらすじ【究極のバリキャリモンスター(全4話)】海外赴任が決まった亮平が今後を話し合おうとしても、妻の茉莉は「子どもを産むために仕事諦めるなんてまっぴら」と言い切ってしまい…。自分のキャリアを大事にする茉莉さんに夫の亮平さんは、これまで寄り添いながら励ましたり、喜んだりしてきました。だからこそ自分の海外転勤については、きっと茉莉さんも喜んでくれるはずと信じていたのですが、意固地な態度をとり続ける茉莉さんと話し合うことすらできなくなっていました。亮平さんは海外勤務について実母に連絡をした際に、夫婦で行くことは難しそうだと伝えたところ…亮平さんのお母さんから茉莉さんに連絡が入ったのです。茉莉さんと「家族でいるために話し合いたい」と何度も茉莉さんに訴えていた亮平さん。亮平さんとしては、「海外勤務を断る」ということも視野に入れていたそうです。しかし、家族より大切なことを優先すると決めている茉莉さんを見て、亮平さんも2人で一緒にいる未来がないことを悟りました。茉莉さん自身も、亮平さんの「離婚」の言葉を聞いて、心が砕ける気持ちとスッキリしている気持ちの両方があることに気づいていました。そして2人は離婚届を出し、亮平さんは1人でアメリカへと旅立っていきました。その後、茉莉さんはどうなったのでしょうか?次回に続く!※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ふくみみ ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA)
2020年12月28日■前回のあらすじ【究極のバリキャリモンスター(全4話)】海外勤務を希望しても通らない茉莉さん。そんなとき夫の亮平さんのアメリカ赴任が決まり…。亮平さんは、仕事に全力な茉莉さんのサポートや家事を積極的にやっていました。しかし茉莉さんはそんな亮平さんのサポートに気づかず…さらに自分が希望していた海外への切符を手に入れた夫に対して憎しみにも似た感情を持ってしまったのです。亮平さんは家族としてどうするのがいいのか話し合いをしたかったようですが…女性が仕事で活躍するチャンスが増えてきているとはいえ、まだ男性と同じような条件とは言えないことが多々あります。亮平さんも一方的に茉莉さんに仕事を辞めて欲しいとは思っていたわけではなかったのですが、夫婦の今後を考えるタイミングで、茉莉さんは被害ばかりを訴え、自分の要求だけしか考えられなくなっていました。これまでも何倍もの地道な努力をし、実績を作ってきた茉莉さん。そのシビアな環境で自分の立場や利益を守ることに必死になったときに、一番そばにいる大切な存在にも武装解除ができなくなっていました。次回に続く!※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ふくみみ ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA)
2020年12月27日夫婦共働きで女性もバリバリ仕事をしているというスタイルは、令和のご時世、珍しいものではなくなってきました。夫婦が"運命共同体"であるのは、いつの時代も変わりないことですが、そのバランスを上手く保っていくには、お互いの努力が必要です。今回は結婚後、自分の価値観を押し付けて家庭を壊してしまったバリキャリ系モンスターワイフのエピソードです。こんにちは、「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美です。今回、ご紹介するのは、大手商社の最前線で、男性と対等に肩を並べ、結果を出してきた茉莉さんのケースです。茉莉さんの怒りに亮平さんは…これまで茉莉さんの仕事を応援し続け、サポートもしてきた亮平さん。さらに茉莉さんから「亮平も海外希望出したら」と言われたこともあり、茉莉さんも海外転勤の辞令を喜んでくれると思っていたのですが…ところが…そのとき茉莉さんが感じていたのは「先を越された…」という敗北感だったのです。次回に続く!※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ふくみみ ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA)
2020年12月26日