まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。保育園の担任の先生から、普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらったまぎさん。先生と話したことで心が少し軽くなり、うなちゃんを大切に思っていることを再確認できたのでした。 私にもできた…自分も娘も認めてあげることありのままの状況を吐露し、理解してもらえたことで、私は気持ちが少しラクになりました。そして、私自身の行動も変えていけるよう一歩を踏み出してみたのです。 「つらくなったらいつでも声をかけてほしい」と、まぎさんのことをやさしく受け入れてくれた保育園の先生。先生のその言葉のおかげで、これまでひとりで思い悩み、苦しんでいたまぎさん自身も「ひとりで抱え込まなくてもいいんだ」と思えるようになりました。 そして、できることからゆっくりやっていこうと考え方を変えるようになりました。 その結果、久しぶりにしっかりとうなちゃんと顔を合わせ、うなちゃんの気持ちとも向き合うことができたのです。 ようやく、自分もうなちゃんも納得がいく形でお互いに向き合うことができたまぎさん。 頭ではわかっていても、今までの行動や考え方を変えることはなかなか難しいもの。しっかりと先生のアドバイスを試してみたまぎさんの行動は、悩みの解決のための大きな一歩になったのではないでしょうか。 この先、うまくいく日もいかない日もあるかもしれませんが、試行錯誤しながらまぎさん親子がステキな関係を築いていけることを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月24日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなっていました……。園長先生からの提案で、担任の先生に普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらう時間を作ってもらったまぎさん。担任の先生からは、「なぜ?」と理由を追求するのではなく、「うなちゃんがどういう気持ちだったか」と、うなちゃんの気持ちに注目することをアドバイスされます。その言葉に、今までの自分を省みて落ち込むまぎさんなのでした。 私はどうしたらいいの…?私はうなの気持ちを考えず、大声で怒鳴ったり「なぜ?」と追及したりするばかりだったと気づきました……。 ※立場違うのは分かってます→立場が違うのは分かってます ※逸らす→そらす 何とかしたいと思いつつも、うなちゃんに対する怒りのコントロールができないまぎさん。担任の先生が園児を叱るときはどのようにしているのかと尋ねました。 先生は、「言う」のではなく「見る」ことを心がけているとのこと。顔を見ることでその子の感情が伝わり、一旦怒りを落ち着かせたり、かける言葉を考えたりできるのだとか。そして、まぎさんが悩んで涙を流しているのは、うなちゃんを本当に大切に思っているからこそだと先生は言います。先生のその言葉を聞き、まぎさんは自分はまだきちんとうなちゃんを愛そうと思えているんだと再確認することができました。 担任の先生が親身になって話を聞いてくれたおかげで、まぎさんの苦しい思いも少しずつ解消されたよう。本当によかったですね。 子どもを叱るときには、目の前の状況だけでなく、その子の気持ちを考えることで、親も子どもも納得しやすくなるというのは、まぎさんだけでなく私たちも覚えておきたい大切な関わり方ですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月23日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。園長先生に今までの話を聞いてもらうと、自身の体験談も交えて親身に話を聞いてくれ、園長先生の言葉にまぎさんは心が軽くなりました。 うなはどんな気持ちだったんだろう…?担任の先生に共有して、普段のうなの様子を聞かせてもらったらほうが安心できるかも……?という園長先生からの提案で、私はうなの担任の先生と話す時間を作ってもらいました。 担任の先生は、幼稚園でのうなちゃんの様子をノートにまとめてきてくれていました。下の子が生まれてからうなちゃんをきつく叱ってしまうこと、かわいいと思えないことを、涙をこらえながら伝えたまぎさん。先生は、頷きながら静かに耳を傾けてくれました。担任の先生が言うには、幼稚園でのうなちゃんはケンカをすることもあるが、よく笑い、活発に過ごしているとのこと。しかし、まだ3歳のためうまく気持ちを表現できずに泣いていることもあるそう。 うなちゃんは家でも泣いている理由を答えらえないことが多く、まぎさんはそれが自分のせいなのではないかと心配になりました。そこで先生は「なぜ?」と原因を追究するのではなく、「どういう気持ちだったか」と本人の気持ちを聞いてみたらいいのではないかとアドバイス。それを聞いてまぎさんは、「なぜ?」と聞いて叱るばかりだった自身の行動を振り返り、落ち込むのでした……。 うなちゃんはまだ3歳。自分の気持ちを言葉にできず、頭の中でお母さんに言われたことを一生懸命考えていたのかもしれませんね。また担任の先生のまぎさんの悩みに寄り添い真摯に向き合ってくれる姿勢には、今後もまぎさんがうなちゃんを預ける上でとても安心したのではないでしょうか。今回、保育園の先生に悩みを打ち明けたことで、まぎさんの心が軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月30日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていること泣きながら話しました。 私は「ダメな母親」ではなかった…?園長先生に話を聞いてもらってやっと今までの気持ちを吐き出せた私。ダメな母親でもないとはっきり言ってもらえたのですが……。 ※ベビーシェマとは、小さい体に大きな頭、顔の低い位置に顔のパーツがある、ぷくぷくとした手足や頬、ぎこちない動きなど、赤ちゃんの形態的・行動的特徴。ヒト以外にもイヌやトリなど、多くの生物に共通して見られるもの。 園長先生から告げられたこととして、下の子が生まれると、母親は本能的にひとりで生きていけない赤ちゃんを守らなければいけないと思うのだそう。 そして、できていたことをしなくなったうなちゃんに苛立ちを覚えていたのは、「ちゃんとできていた姿」を見ていたから。まぎさんは、うなちゃんの成長にきちんと向き合っていると話してくれた園長先生。しかし、今までうなちゃんに冷たくあたって叱ってきたことで、「母親から嫌われている」と感じさせているのではないかと、まぎさんの心配はぬぐえません。2児のパパである園長先生も、下の子が生まれたときは、上の子を優先しようとするもなかなかうまくいかずに悩んでいたと同じ体験があると話してくれました。親身になって話を聞いてくれた園長先生の言葉に心が軽くなったまぎさんでした。 園長先生のおかげで、まぎさんもやっと自分の気持ちを吐き出すことができました。ママもひとりの人間。赤ちゃんを育てながら上の子を優先してお世話をするのは並大抵のことではありません。そしてまぎさんがうなちゃんにイラだってしまっていたのは「常にうなちゃんと向き合ってみてきたからだ」と園長先生は告げました。この考え方はまぎさんが自分ひとりで悩んでいても見つけるのは難しかったのではないでしょうか。つい自分でひとりで解決をしようと頑張ってしまうこともありますが、完璧を目指そうとせず、つらいときはひとりで抱え込まないようにする意識も必要だと感じさせられますね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月29日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。まぎさんは、「上の子がかわいいと思えない」と悩んでいることを夫にも相談できずにいました。ある日、いろちゃんが寝返りをできるようになり、夫とまぎさんは大喜び。するとうなちゃんは自分は褒められていないと主張し始めます。その様子を見ていて苛立ちが止まらなったまぎさんは、いろちゃんを連れて家を出ると、自己嫌悪にさいなまれさらに苦悶することになりました。後日、うなちゃんを保育園に送り、帰ろうとしていたところ、園長先生に突然声をかけられ……。 ずっとつらかった…!突然園長先生から呼び止められて、私はドキッとしてしまいました。もしかしたらうなから何か聞いたの……? と心配する私とはうらはらに園長先生からは……。 2人目の出産からのまぎさんの様子が変わったことを気にかけて、声をかけてくれた園長先生。 まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていることを泣きながら話しました。 何も言わずに園長先生は聞いてくれ、「まぎさんは悪くありません、ダメなお母さんでもありません。」と一言。まぎさんの今の状態は、ホルモンバランスの変化や、心に余裕が無いせいで起こっていることで、誰でもなり得る可能性があると言ってくれたのです。 9カ月もの間まぎさんはひとりで悩み、抱え込んでいたのは相当つらかったことでしょう。まぎさんはずっと、上の子がかわいく思えないことで自分を責めていましたが、「上の子可愛くない症候群」という言葉があるように、このようなことは誰にでも起こり得る可能性があるのかもしれません。 悩みを抱えた際は自分で抱え込みすぎず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちがラクになるかもしれないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月28日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人の子どもの育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もう3歳になったんだから、できると思ったことはやってみよう?」と話したところ、うなちゃんは泣きながらも返事をしてくれました。しかし、素直に聞いてくれているのに、なぜかまぎさんにはうなちゃんがかわいく思えなかったのです……。 「母親失格?」こんなこと誰にも言えない…泣きながら私の話を聞いてくれた長女を、いままでのようにかわいいと思えません。どうしたらいいのか、私はひとりで悩んでいました……。 ※縋られても→すがられても まぎさんは、長女・うなちゃんがかわいいと思えなくなっていることをどうしたらいいのか悩んでいました。しかし「大丈夫」と言った手前、夫には相談することができずにいました。 そんなある日、いろちゃんが寝返りをできるように!夫とまぎさんが大喜びする中、「うなちゃんのことは褒めないんだね」と主張し始めたうなちゃん。その様子を見ていて苛立ちが止まらなくなったまぎさんは、泣いてすがるうなちゃんを夫に任せ、いろちゃんを連れて家を出ました。 「長女がかわいくないと思っている自分がこわい」その気持ちを誰にも言えず、まぎさんはひとりで悩み続けるのでした。 まぎさんは「上の子がかわいくない」と感じてしまうことを相談し、どう思われるかが気になってなかなか相談できない様子。「上の子がかわいくない」という悩みは言いにくいかもしれませんが、苦しい気持ちを誰かと共有することで少しはラクになることもありますよね。 また夫に相談しづらいければ、保育園の先生に相談するというのもよいのではないでしょうか。先生たちはたくさんのママや子どもたちと接してきています。みんなが同じ悩みを抱えているわけではないかもしれませんが、何か解決となる糸口を教えてくれたり、一緒に考えてくれたりするかもしれませんね。みなさんは育児中の悩みを抱えたとき、どのように解決をしていますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月27日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。次女の出産後から、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。これは、まぎさんが下の子を出産した後に、上の子がかわいくないと感じるようになったお話です。赤ちゃんを抱っこしたまぎさんの足へ体当たりしたことを謝ろうとするうなちゃんに、まぎさんはさらに冷たくしてしまい、愛情が心から抜け落ちていくような感覚を覚えます。日に日に赤ちゃん返りは激しくなり今までできていたことの大半を自分でしなくなったうなちゃん。そして、気に食わないことがあるとかんしゃくを起こすようにまでなりました。毎回「ママがいい」の一点張りで祖母や夫は手を出せず、まぎさんはさらにイライラを募らせていき……。 どうしよう…かわいいと思えない…いつもひとりで行っていたトイレも娘に「ママがいい」と言われて、私はつい……。 ちょうどまぎさんが赤ちゃんのおむつを替えているタイミングで、うなちゃんがひとりでトイレに行けないと駄々をこね始め、おもらしをしてしまいました。 今までできていたことをしようとしないうなちゃんに、猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もううなはお姉ちゃん…」そう言いかけてまぎさんはハッとします。まぎさん夫婦は、うなちゃんに「姉だから」という役割を押し付けるのはやめようと話し合っていたのです。そこで、「3歳さんになったんでしょ?できる!って思うことはやってみようよ」と違う言い方をしたところ、うなちゃんは泣きながらも素直に聞いてくれました。 それでも、なぜかまぎさんにはうなちゃんをかわいく思えなかったのです……。 おむつ替えのタイミングでの、うなちゃんのトイレにいきたいと告げる言動。もしかしたら「自分を優先させてほしい!」という思いがあったのかもしれませんね。気持ちにゆとりがあれば、受け入れられる言動かもしれませんが、当時のまぎさんのイライラが積み重なっている状態ではそんな心の余裕を作ることさえも難しい場合もありますよね。 産後の疲れや寝不足で心の余裕がなくなっているいまは、完璧を目指しすぎず、ときには周りを頼って子どもたちから数時間でも離れ、ママ自身がリフレッシュしてみることも大切かもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月26日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のことでした。しかし、まぎさんは自分にはまったく関係ないことだと思っていました。次女の出産後から、赤ちゃん返りが始まったうなちゃん。うなちゃんの赤ちゃん返りが本格化してきてまぎさんは、イライラが止まりません。やさしく声をかける祖母に向かって、きらいなどと言ううなちゃんへついにまぎさんのイライラが爆発し、怒りにまかせて叱ってしまいます。まぎさんは罪悪感を覚え反省しましたが、ある日、赤ちゃんを連れて別の部屋に行こうと立ち上がった瞬間、うなちゃんがまぎさんの足を掴みます。イライラがピークに達し、冷たい言葉をうなちゃんに言ってしまい……。 「ママがいい!」かんしゃくは激しくなる一方で…長女の気持ちに寄り添ってあげたいのに、私はどうしてあんなに冷たくしてしまったんだろう……。 まぎさんの足を掴んだことを謝ろうとしているうなちゃんに、さらに冷たくしてしまったまぎさん。 本当は前みたいにやさしくしたいのに、うなちゃんへの愛情が心の穴からサラサラと落ちていくような感覚を覚えます。そのころからうなちゃんは、夕飯時に「ママ食べさせて」などと言うように……。そして、今までできていたことの大半を自分でしなくなり、気に食わないことがあるとかんしゃくを起こすようになりました。毎回「ママがして、ママがいいの」と言われるので、祖母や夫は手を出せず、まぎさんはさらにイライラを募らせていくのでした……。 まぎさんの苛立ちが加速しているからなのか、うなちゃんのかんしゃくが激しくなっているからなのか、お互いにしんどい状態に陥ってしまっていますね。 うなちゃんの言動には、ママに手をかけてもらいたい、ママと一緒にいたい、そんな気持ちがうまく伝えられず「ママがいい」という言葉に集約されているようにも思えます。 時間がかかることもあるかもしれませんが、赤ちゃんのお世話をママひとりでするのではなく、お着替えや沐浴など、うなちゃんと一緒に赤ちゃんのお世話をしてみるというのもいいかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月25日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんの4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のこと。しかし、そのときのまぎさんは自分にはまったく関係ないと思っていました。出産後、退院して家に帰ると、とても喜んで次女ちゃんをかわいがってくれるうなちゃん。「今まで寂しい思いをさせた分、長女を優先してあげよう」と、まぎさんは心に決めますが、現実はそう甘くありません。次女のお世話をしようとすると、嫌がってまぎさんから離れないうなちゃん。今まで自分でできていたこともしなくなり、甘えん坊になってしまいました。 わがまま放題の長女を受け入れられない…夜間のお世話もあって寝不足だけど、新生児期は貴重な時間。 赤ちゃんのお世話も長女のことも私が頑張らないと……と思っていのですが……。 赤ちゃんのお世話で寝不足なまぎさんはフラフラ。そして、うなちゃんはというと、赤ちゃん返りが本格化してきました。寝不足が原因なのか、うなちゃんのわがままにイライラしてしまうまぎさん。うなちゃんにやさしく声をかける祖母に向かって、「ばぁばきらい!」とうなちゃんが言ったことでまぎさんのイライラが爆発! 怒りにまかせてうなちゃんを叱ってしまい、まぎさんは罪悪感を覚えました。 しかし、その後もを祖母を拒否し続けるうなちゃん。ある日、うなちゃんの声にイライラしていたまぎさんは赤ちゃんを連れて別の部屋に行こうしました。すると、「ママそっち行かないで!」とうなちゃんがいきなりまぎさんの足を掴みます。まぎさんは心に強い怒りが沸き起こるのを感じ、「それでママが転けたらいろがどうなるか分かる?」と、冷たく言ってしまったのです……。 赤ちゃん返りをする長女に対してストレスが増えていったまぎさん。まぎさんもうなちゃんの気持ちがわからず、解決策や終わりがみえないつらさに、よりイライラしてしまったのではないでしょうか。 「新生児期は貴重だから」と赤ちゃんのお世話を頑張るまぎさんですが、すべてを自分で頑張ろうとせず、実母に赤ちゃんのことを少し任せて長女と向き合う時間を作ってみるのもいいのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月24日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんの4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のこと。出産後のホルモンバランスの影響や、余裕のなさから感じられる気持ちの変化のようですが、そのときのまぎさんは自分にはまったく関係ないと思っていました。 上の子を優先するのって難しい…「上の子可愛くない症候群…まぁ私は大丈夫」そう楽観的に考えていました。 下の子が生まれたら、上の子のことをかわいいと思えなくなる「上の子可愛くない症候群」。「(長女は)こんなにかわいいんやから大丈夫」と、まぎさんは次女を出産する前は思っていました。出産後、退院して家に帰ると、とても喜んで次女をかわいがってくれる長女・うなちゃん。「今まで寂しい思いをさせた分、うなを優先してあげよう」と、まぎさんは心に決めました。しかし、現実はそう甘くはなく……。次女のお世話をしようとすると、うなちゃんは嫌がってまぎさんから離れようとしません。うなちゃんは今まで自分でできていたこともしなくなり、甘えん坊になってしまいました。上の子を優先するのは想像以上に難しく、まぎさんは対応に困ってしまっていました。 長子の赤ちゃん返りは、2人のお子さんを持つママであれば経験したことがある方も多いのではないでしょうか。「自分だけのお母さん」を赤ちゃんに盗られた気がして寂しく感じているのかもしれませんね。ただ助産師さん曰く「ママは大好きだよ」とママからの愛を伝えたり、また「一緒に生まれたばかりの赤ちゃんを守ってあげようね」と伝えてあげたりすることで、長子としての気持ちも芽生えるそうです。しかしまぎさんは、産後直後。無理せず周りに頼りながら過ごしてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月23日