総合ユニフォームメーカーのアイトス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:伊藤 崇行)は、ユニフォーム業界におけるSDGsの取り組みについて、アニメーション動画を制作いたしました。アイトスSDGs画像1当業界内でも実施可能な施策や取り組みなどを、分かりやすく解説しており、ビジネスに直結する参考事例などを用いて、表現しております。各企業様が、ある目的の基、常日頃ユニフォームを着用するが、既にSDGs内の項目に該当している場合もございます。本動画を視聴していただく事で、改めて自社の活動に結びつけられるテーマを認識していただき、個人・企業体として一定の目標を設けていただく事を目的としております。※上記内容は当社の掲げるテーマ「17 パートナーシップで目標を達成しよう」に該当します。POINT 1そもそも「SDGsとは何か?」理念や考え方を提示した上で、仕事服業界で出来る事を提示。POINT 217項目ごとに、何が該当するか、仕事服で着用する商品を具体的な例と共に、分かりやすく解説。POINT 3アイトスが実施している、服から服へ新たな仕事服を生む「ブリング」も解説し、各企業様が取り組みやすく、ビジネスにも役立つ例なども紹介。■SDGsとは・・・「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。【会社概要】称号 : アイトス株式会社設立 : 昭和25年代表者 : 代表取締役社長 伊藤 崇行事業内容: 企業向け仕事服の企画・製造・販売本社 : 東京都台東区浅草橋4丁目19番7号HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月13日株式会社ドゥ・ハウスは、当社が運営する日本最大級のお試しサイト『モラタメ.net』において、決済金額の一部をSDGsの達成を支援する団体に寄付する活動を開始しました。ドゥ・ハウスは利用者(顧客)とともに、持続可能な社会実現・安心して暮らせる社会実現に取り組んでまいります。背景モラタメはサービス開始から15年以上、生活者に様々な商品との出会いの場を提供してきました。多様性の重要さが増す社会の中で、様々な理由で困っている人を助ける団体が多数あります。それらの団体の存在を多くの方に知ってもらうことで、社会はさらに暮らしやすく、明るくなっていくだろうとモラタメは考えています。支援団体の存在をより多くの皆さまに知ってもらい、活動を少しでも後押ししたい。そのために、モラタメはこの取り組みを始めることとしました。概要社会貢献活動を強化すべく、『モラタメ.net』利用金額の一部をSDGsの達成を支援する団体へ寄付します。・期間:9月15日(水)~半月ごとに1団体を対象として、寄付および金額の決定を行います。・内容:対象期間中、『モラタメ.net』での決済金額の一部を対象団体に寄付します。半月の期間中、寄付先となる団体の活動を紹介する特設ページを公開します。・寄付対象団体について:「食・食育」「子育て・女性」「社会福祉」の3つのテーマに基づき、対象団体を選出します。SDGsの17の目標のうち、以下3テーマを特に推進しているとモラタメ編集部が感じた団体に寄付活動を行います。「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」「すべての人に健康と福祉を」TOP : 「モラタメ.net( )」についてモラタメ.netは、日本最大級のお試しサイトです。2021年7月に登録会員が110万人を突破。話題の商品が無料でモラえたり、商品価格の半額程度でタメせたり、さらに、クチコミ投稿でポイントをもらえたりと、お得がいっぱい!大手メーカーから地方の老舗メーカーまで、多岐にわたる商品を掲載しています。商品を試した後に投稿されるクチコミは、「お役立ち情報」として、生活者に届けています。また、メーカーの商品担当者は、モラタメを通じて投稿された自社商品のクチコミを、商品開発や商品プロモーションなどに役立てています。会社概要企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。リサーチ事業では定性調査と店頭調査に強みを持ち、マーケターの仮説づくりや検証のためのリアルな事実データの収集・提供を行っています。またプロモーション事業では、ネット上でのサンプリングや店頭購買型サンプリングでのトライアー獲得支援、クチコミによるファン育成支援を行っています。会社名 :株式会社ドゥ・ハウス 設立 :1980 年7 月7 日代表者 :代表取締役社長 小笠原亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月16日近年、よく耳にするようになった「SDGs」という言葉。大切なことのようだけれど、どんな内容なのかよく分からない、という人もいるのではないでしょうか。SDGsとは、簡単に言えば「持続可能な社会」を目指して定められた目標のこと。6月26日、このテーマについて小学生とともに考え、実現に向けた課題に取り組む『 小学生SDGsサミット2021 』(主催:朝日小学生新聞・読売KODOMO新聞/共催:株式会社伊藤園)が開催されました。気候変動問題が身近に迫る今、世界規模でどのような取り組みが行われているのか。未来のキープレイヤーとなる小学生たちの豊かな発想力にも注目です!■SDGsって何? どんなふうに向き合っていけばいいの?サミットの冒頭では、まず主催である朝日小学生新聞から清田編集部長、読売KODOMO新聞から新庄編集長が登壇。両紙は子どもだけでなく老若男女の読者を持ち、日本語を学ぶ外国人などにも愛されている新聞です。普段は切磋琢磨し合う2紙ですが、SDGsは皆で取り組んでいかなければならないという危機感を持っている、一緒に考えていこう……というメッセージが送られました。続いて、このテーマについて専門家らによる講演が行われました。まずは慶應義塾大学の大学院政策・メディア研究科の蟹江憲史教授から、「SDGsってなんだろう?」というテーマで、SDGsの内容を分かりやすく噛み砕いて説明いただきました。 SDGsとは、2030年までの国際社会共通の目標として定められたもの。2015年に世界のリーダーたちが話し合い、17の目標と169のターゲット(具体目標)で構成されています。SDGsには「地球環境を良くすること」はもちろん、「人と人の関係をよくすること」や「経済を円滑に回すこと」も含まれており、そうでなければ、世界中のだれ一人も取り残されず、皆が幸せに生きる状況には到達できない、と蟹江教授。SDGsで掲げられている17の目標を叶えていくために、重要な3つのポイントも紹介されました。1. 世界中の皆が「どうやってやるか」を、「(SDGsの)目標から考えること」。2. いずれかの目標に偏ることなく、「17の視点(すべて)から考えること」。そして、3. 取り組みの成果や効果をきちんと「測ること」。私たちがSDGsとどう向き合っていけばいいかが、よくわかる内容でした。ちなみに、サステナブル・ディベロップメント・レポート(持続可能な開発報告書)内で、日本は現在18位にまでランクダウンしているそう。日本は特に、ジェンダー平等や気候変動の具体的な対策ができていない、という課題があることが紹介されました。続いて、蟹江教授のゼミから、学生を代表して落合航一郎さんが登壇。現在2つの取り組みを行なっているそうで、ひとつは、学生独自の視点による、企業評価ランキングの作成。「SDGsに熱心な企業」を学生たちが積極的に選んで入社すれば、企業側も変わらざるを得ないのでは」という仮説を立てて進めているそうです。もうひとつは、オリンピック・パランピックが社会に与える影響について、SDGsを用いた分析を行なっている、とのことでした。「学生の立場でできることをやっていきたい、世代を超えて皆で話し合い、よりよい社会を作っていこう」といったメッセージで締めくくられました。■「アツいまち」や伊藤園が行なっている、SDGsの取り組み続いて、企業や法人視点でのSDGsの取り組みが紹介されました。まずは、一般社団法人アツいまちの代表理事・中島雄平さんが登壇。同法人は、国内最高気温記録を持つ5都市で集い、毎年「アツいまちサミット」を開催しています。今年のテーマは「地域資源を活用した熱中症対策“体感温度×-10℃”」。各都市それぞれの地域特性を活かした取り組みのほか、空中スイカ・グリーンカーテン事業など、全都市共通の活動も行なっています。詳しくは、 こちら を参照ください。各都市で連携し、暑さ対策の啓蒙をすることは、SDGs11番「住み続けられるまちづくりを」という観点だけでなく、13番「気候変動に具体的な対策を」、17番「パートナーシップで目標を達成しよう」にも該当します。今後も17すべての目標を達成できるように歩んでいきたい、という展望が語られました。この「アツいまちサミット」を各都市とともに続けているのが、今回のサミットの共催を務める伊藤園です。マーケティング本部のブランドマネジャー・相澤治さんが登壇し、「伊藤園の取り組むSDGs」について紹介されました。「健康ミネラルむぎ茶」「お〜いお茶」などを手がける伊藤園では、持続可能な農業モデルとして「茶産地育成事業」を行なっているほか、大量に出る茶殻や麦殻の有効活用や、ペットボトルの循環リサイクル推進にも力を入れています。茶殻は緩衝材やマスクケース、名刺、段ボール、封筒、スポーツ競技場の芝生の原料などにも有効利用されており、消臭・殺菌効果なども持っているため、今後も期待大の素材です。また伊藤園は2030年までに、全製品のペットボトルをリサイクル素材100%にする目標も掲げており、「世の中と一緒に、SDGsに取り組んでいきたい」という展望が語られました。■小学生の豊かなアイデアが発揮された、優秀賞作品さて本サミットでは、『2030年の夏に快適に暮らすためのアイデア』を小学生から募集しており、今回、500件を超える応募の中から最優秀に選ばれた3作品の発表と表彰式が行われました。受賞作品の内容を、かいつまんでご紹介します。・黒木秋聖さん:「人工的なクモの糸で世界を救おう」TVで「クモの糸は炭素繊維の15倍の強度を持つ」と知り、強くて環境に優しい素材を使わないのはもったいない!と、2つのアイデアを生み出した黒木秋聖さん。まずひとつは、人工的なクモの糸で円錐形の土壌ポットを作り、木の苗を育てて砂漠などにドローンで効率よく植樹していく……というアイデア。緑化によって地球温暖化の進行を抑えたい、という狙いです。もうひとつは、自分の家にある「木陰の涼しさ」に着目し、樹木のある家や、ツタ類をベランダで育てるマンションは非課税にし、逆に土地や場所があるのに樹木を育てていない家やマンションは課税する……という新しい課税制度のアイデア。人々の意識改革を目的とした制度であること、庭木の剪定や蔦類の販売等で新たな雇用も生めるのでは?と副次的効果にも言及していました。発表後の講評では、「クモの糸を集め、バイオリンやハンモックの糸に活用する取り組みをしている人もいる。実現可能性があるのでは。夢物語ではないと感じた」といったコメントも。2030年になる頃には、皆が「地球は全生物のもの」という意識を持って生活してほしい……という黒木さんのまっすぐなメッセージは、大人たちの心に響くものでした。・小泉英太郎さん:「空気から水を作る装置」続いて、授業や子ども新聞の記事でSDGsを学び、また北極の氷が溶けている事実を知って、このテーマに興味を持ったという小泉英太郎さん。「釣りが大好きで、大人になったら世界中の海で釣りがしたい。そのためにも自然をよい状態で残してほしい」と動機から思いついた3つのアイデアを発表しました。1つ目は、「砂漠地帯に、空気から水を作る装置を置く」というアイデア。ヨーロッパに長く残る美しい建築物のようにすることで、人々に大事にされる施設になるのでは?と細部までこだわり抜いた計画を語ってくれました。2つ目は、世界中のすべての都市の窓ガラスに「透明酵母菌熱吸着シート」を貼り、酵母の力で温度調節や空気の浄化を行い、暑さ対策を行う……というアイデア。貼るだけなら世界中の人が参加できるのでは?という発想には、「非常にキャッチーなアイデア」「誰でもができる方法はないかと考えたことが素敵!」という講評が送られていました。3つ目は、自身の学校にある花壇からヒントを得て、「学校や会社があらゆる土地を管理して、植物を増やしたらいいのでは?」というアイデア。「すべての道やスペースに木や花が植えられたら、大好きな虫も増える」といった発言もあり、自然への愛情がたっぷりと伝わってくる発表でした。・山田遥斗さん:「5rules」山田遥斗さんは、「5つのルールで心を変えよう!」をテーマに、2030年までに以下の5rulesを続けて、温室効果ガスを50%減らそう!という計画を発表してくれました。1. マイボトルに5℃ドリンクを入れて持ち歩く……1年間マイボトルにするだけで、28kgのCO2を削減できる2. 5飯(ごはん)を残さない……食品廃棄によるCO2排出量を減らす3. 週5日は、牛肉を食べない……温室効果ガスの排出量が圧倒的に多い牛肉を食べる回数を減らすことで、CO2を削減4. 5人以上の友達と、本を交換する……本1冊を作るのに約3kgのCO2が排出されるため、「買う」から「借りる」に変えよう 5. シャワーは5分/1回にしよう……毎日1分短くするだけで、年間69kgものCO2削減につながる5に着目した理由は、「五輪」など世の中には5を使っているものが色々とあるし、少なすぎず大きすぎない数字なので、誰もが無理なくできるアクションの鍵になるのではないか……と考えたからだそう。非常に頷かされる観点ですね。学校で学んだ海洋問題から、興味を発展させたそうで、「ひとりでも多くの人にアクションを起こしてほしい」「自分に何ができるのかをもっと知りたい」と、未来への確固たる意思を語っていたのも印象的でした。誰にでもわかりやすい打ち出し方やプレゼン力には、「プロのコピーライター並み!」という感心の声も。固い説明に終始しがちなSDGsのテーマを、「5飯」のようなクスッと笑える表現で楽しくできるんだな、と教えてもらった……といった講評も送られました。そのほかの総評は次のとおり。・朝日小学生新聞 清田編集部長紙からでは分からない思いや意図も伝わり、プレゼンの大切さを改めて実感した。夢物語のように聞こえるアイデアでも、そういうところから未来への希望が膨らんでいく。「こんなことはできない」で片付けず、「ではどうしたら実現するか?」を考える中で、今までにないヒントが生まれるのではないか。・読売KODOMO新聞 新庄編集長先進国と途上国の間の軋轢などもあるが、SDGsで何よりも必要なのは「皆が参加すること」。我々は、「自分が今、何ができるのか」「自分も参加しなければならないのでは?」と感じられる提案をする必要がある。「皆に参加してもらうような方法を、どう提案するか」を模索していきたい。・慶應義塾大学 蟹江教授よりSDGsを考えるときには、未来のほうから今を見つめる“バックキャスト”の観点が必要になる。身近なところにヒントがあり、そこにフォーカスを当てることは非常に大事。日常で気づいた「おや?」を発展させ、応用させていくと、世界を変えるヒントにつながっていく。■暮らしを工夫する「緩和」対策だけでなく、「適応」の対策も必要最後に、最前線で環境問題に取り組んでいる、環境省・地球環境局から深澤友博さん、小川咲季さんが登壇。「緩和」と「適応」という2つの観点から、「今から誰でもできる環境対策」というテーマで講演が行われました。皆で二酸化炭素をできるだけ出さない暮らし方を目指そう、というのが「緩和」の対策です。例えば、出かけるときには「スマートムーブ」を考える……公共交通機関や自転車、徒歩を活用する、できるだけ二酸化炭素を出さない運転をする。屋内にいるときには、「クールビズ」「ウォームビズ」……衣服の調整をする、カーテンを閉めてエアコンの効果を高める。そのほか、家電は省エネ性能が高いものを選ぼう、宅配便はできるだけ1回で受け取ろう、エコカーを選ぼう、ZEH(エコ住宅)を選ぼう、再生可能エネルギーを使った電気の契約をしよう、といった具体的な行動が紹介されました。一方で、気候変動にうまく向き合い、できるだけ影響を受けないように暮らす「適応」にも取り組む必要がある、というメッセージも。すでに起こってしまっている気候変動に対しても対策を行わなければ、暮らしを守れないため、日頃からの「熱中症対策」や「自然災害対策」の重要性が語られました。最後に両紙編集長からは、未来を担う小学生へのメッセージも送られました。これから先の人生、日本人の美徳として「黙って地道にやれ」と言われることもあると思うが、気にしないでほしい。自分の考えを発表することや色々な人の考えを知ることは、よりよい考えにしていくためにも非常に大切こと。SDGsは皆で考えていく問題だから、どんどん発表して、友達ともたくさん話していけば、楽しく取り組めることにもつながるはず……と、人生の先輩としての思いがこもった言葉が送られました。■まとめ環境問題を避けては通れない時代を生き抜く、これからの小学生たち。未来の地球に高い関心を持ち、自らの考えを積極的に発信する姿勢を持っている子どもたちがいることに、頼もしさを感じました。豪雨や台風が起こりやすい暑い夏には、気候変動の問題もより身近なものに感じられますよね。SDGsの目標を叶えるためには、皆で一緒に考えて、取り組んでいくことが何よりも重要です。夏休みの自由研究のテーマに選んでみるもよし、皆さんのご家庭でも、折に触れて「SDGs」について話し合ってみてはいかがでしょうか。(取材・文/外山ゆひら)
2021年06月28日誰でも楽しくオーガニックヘチマ栽培株式会社ネオナチュラルがSDGs活動の一環として、家庭でも簡単に取り組める活動として、ヘチマを栽培し夏の日差しをカットする「グリーンカーテン(壁面緑化)」を作ってもらおうとオーガニックヘチマの種の無料配布をスタートしました。夏に向け、エコで快適な空間作りができるグリーンカーテン用のヘチマは、同社がオーガニック化粧品の原料として使用する「ヘチマ水」のため自社有機農場にて栽培しているものです。ヘチマは誰でも簡単に栽培することができ、詳しい育て方や活用法は同社のホームページにて、動画付きで詳しく解説されています。収穫後の活用方も色々直射日光を遮ることで、室温の上昇を防止するグリーンカーテンですが、その効果は家で過ごす機会の増えた2021年の夏を快適にし、地球温暖化防止にも貢献する取り組みです。収穫したヘチマは若い実を食用にすることもでき、葉はお茶や入浴剤に、茎から採れるヘチマ水を化粧水にとカーテンとしての役割以外にも活用することができます。オーガニックへチマ種の無料配布はお1人様1セット、約12粒をネオナチュラルホームページから、4月23日(金)朝10時迄応募することができます。(画像はプレスリリースより)【参考】※ネオナチュラルホームページ
2021年04月07日誰もが暮らしやすい世界に。そんな“SDGs”な考え方が、チョコレート界にも浸透中。おいしく食べることで地球規模のムーブメントにも参画できる、旬の3ブランドを紹介します。おいしいだけじゃない、「ちょっといい」チョコ。“SDGs”とは貧困や飢餓など、世界が抱える問題を解決するために設定された国際的な目標のこと。この1~2年で急速に浸透し、チョコレートの世界でもその理念に基づいた取り組みが拡大中。「農家から直接カカオ豆を買い付けてチョコレートを作る“ビーントゥバー”ムーブメントからさらに踏み込み、生産国の生活や栽培環境を積極的に守ろうというブランドが増えています」とは、チョコレートジャーナリストの市川歩美さん。「例えばより消費者の好みに合う豆を栽培してもらい、良質のチョコレートを作って、その利益を農家にフィードバックする。互いにプラスになる、良い循環を生み出そうという動きが活発です」今回は早くからSDGsに取り組む国内大手メーカーから、現地に根ざす小規模の作り手まで、いま注目の3ブランドをご紹介。「フランスのヴァローナ社のように、昔からサステナブルな活動を続けながら、それを大々的に謳わないチョコレートブランドも多数あります。気になるチョコレートがあったら、ぜひウェブサイトで情報を確かめてください」支援を続ける産地の名をそのまま冠した新ライン。明治ザ・チョコレートベネズエラ カカオ70¥220(参考小売価格)カカオの個性をそのまま味わえると人気の「明治 ザ・チョコレート」から、産地名を冠した新ラインナップが登場。写真の〈ベネズエラ カカオ70 〉はコーヒーやアーモンドのようなナッティな香り。ほかにフルーティな〈ブラジル カカオ70〉など全4種。ワインのように産地の違いを楽しめる。明治お客様相談センター TEL:0120・041・082カカオ生産国の支援を、世界8か所で展開。良質なカカオ豆の調達と農家の収入の安定を目指し、国内大手メーカーとして初めてビーントゥバーチョコレートを展開した明治。約15年前から始まった「メイジ・カカオ・サポート」では、カカオの栽培やカカオ豆の発酵法の学びの場を設けるほか、井戸の整備や、学校備品の寄贈などで、生産地の農家の支援を続けている。貴重なローカルカカオとバナナの、濃厚なスイーツ。CACAO HUNTERS Plus(カカオハンターズプラス)オムレットチョコバナナ1個¥400コロンビアに移住してチョコレートを作る「カカオハンター(R)」の小方真弓さんが、JR東日本フーズと共同開発した初の実店舗をオープン。カラメルのような香りの、コロンビアのトゥマコ産カカオとバナナを取り合わせたオムレットは、優しくも濃厚な味わい。テイクアウトは3個から箱入れ可。グランスタ東京内TEL:03・5218・7031農家を支える仕組みを、現地に移住して構築。小方さんとコロンビアのチームが共同で立ち上げたのが、「カカオハンターズ」。カカオの栽培指導から選定、発酵、輸出入やチョコレート製作まで一貫して行い、稀少な固有種の保全にも力を注ぐ。カカオの果実としてのおいしさもぜひ知ってほしいと、東京駅構内の店舗では、カカオの果肉を使ったジェラートなども展開中。話題の新ブランドは、パッケージもサステナブル。OVEN.Y.(オーブンニューヨーク)チョコレートサンドイッチクッキー5個入り¥980(税込み)エシカルなチョコレートを取り入れるショコラティエ・江口和明さんが、NYの伝統的な焼き菓子にインスパイアされて立ち上げた新ブランド。パッケージもエコフレンドリーを意識した。ブラックココアの生地とホワイトチョコレートガナッシュのクッキーは、スタイリッシュな見た目も人気。伊勢丹新宿店TEL:03・3352・1111(大代表)市川歩美さんチョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーター。チョコレートに関わる人・事を国内外で取材し、情報を常に発信。今回紹介したブランドの多くについても、リコメンドを寄せてくれた。※紹介している商品は、掲載アドレス以外に直営ブティックやオンラインショップでも購入可能。ショップや施設の営業時間が変更になる場合があります。※『anan』2020年1月20日号より。写真・中垣美沙スタイリスト・荻野玲子取材、文・新田草子(by anan編集部)
2021年01月15日女優・のんが29日、都内で開催された「ジャパンSDGsアクション」記者発表会にリモートで出演した。日本におけるSDGs(持続可能な開発目標)のさらなる認知拡大と、SDGsの行動につながる取り組みの推進を目的に「ジャパンSDGsアクション推進協議会」が発足。同協議会では、コロナ禍と今後の社会において“私たち一人ひとりの行動が未来につながる”をコンセプトに掲げ、日本のSDGsアクションを推進する官民連携プロジェクト「ジャパンSDGsアクション」をもとに、さまざまな活動を予定している。のんは、主体的にSDGs活動の情報発信をしていく“SDGs People”の第1号に抜てきされ、「すごく光栄に思っています」とコメント。「私は洋服を作ることが好きなんですけど、着なくなった服とかを捨てられなくてリメイクして自分に似合うようにしたりとか、衣装とかで着た服を重ね合わせてやったり、なるべく洋服を捨てないようにしています」と話し、「いろいろ好奇心旺盛に活動しています」と笑顔を見せた。今回、“SDGs People”に選ばれて初めてSDGsを認識したというのん。「自分の身の回りでやっていたことが実はつながっていたのかもというのがみんなの中にあるんじゃないかという気もしていて、そういうのを認識するとSDGsのことがもっと広まっていくのかなと思っています」と語った。のんは、SDGsをわかりやすく伝えるキャラクターも手掛けるという。「絵のお仕事もさせていただいているんですけど、今回キャラクターを描かせていただくということで、頑張ります!」と意気込み、「ロゴとかがカラフルだったりするので、いろんな色を使いたいなと。地球が元気になるような感じがいいですよね」と話した。同記者発表会には、外務大臣政務官の中谷真一氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏、ジャパンSDGsアクション推進協議会会長の蟹江憲史氏、お笑いジャーナリストのたかまつなならも出席した。
2020年07月29日自分には関係ない?…いえ、あるんです!知ってますか?未来を変える目標。SDGs(エスディージーズ)について、ジャーナリスト・堀 潤さんが解説してくれました。2030年実現に向けて掲げた17の目標貧困や環境、人権などのテーマに関わるが、世の中のほぼすべての課題を網羅している。注目すべきは12の「つくる責任 つかう責任」など、企業だけでなく、消費者にも自分の問題として考えることを促していることだ。1、貧困をなくそう2、飢餓をゼロに3、すべての人に健康と福祉を4、質の高い教育をみんなに5、ジェンダー平等を実現しよう6、安全な水とトイレを世界中に7、エネルギーをみんなに そしてクリーンに8、働きがいも経済成長も9、産業と技術革新の基盤をつくろう10、人や国の不平等をなくそう11、住み続けられるまちづくりを12、つくる責任 つかう責任13、気候変動に具体的な対策を14、海の豊かさを守ろう15、陸の豊かさも守ろう16、平和と公正をすべての人に17、パートナーシップで目標を達成しよう17の目標のうち、日本が抱える課題は…。SDGsは、17の目標が掲げられていますが、それぞれさらに細かく169のターゲットが設定されています。たとえば目標1の「貧困をなくそう」には、「1日1.25ドル未満で生活する人々、極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」、目標4の「質の高い教育をみんなに」には「全ての若者が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする」というようなことが盛り込まれているのです。全項目を数値化し、毎年、世界のSDGs達成度ランキングが発表されています。2019年時点で日本は162か国中15位。ちなみに2017年は11位、’18・’19年は15位に落ちてしまいました。上位3位はデンマーク、スウェーデン、フィンランドなどの、北欧の国々が占め、フランスやドイツが10位以内にランクインしており、アメリカは35位です。日本は、ペットボトルのリサイクル率はとても高いですし、経団連をはじめ、企業がSDGsの目標を掲げていることはとても評価されています。また、「技術革新を進めようとしている姿勢は好ましい」とも言われています。一方、日本の課題と指摘されているのは、5の「ジェンダー平等」、12の「つくる責任つかう責任」、13の「気候変動への具体的な対策」、17の「パートナーシップでの目標達成」などです。ジェンダー問題はなかなか深刻です。まず女性の国会議員が少なく、男女の賃金格差も広がっています。家事やサービス残業など、無償労働も女性に多く負荷がかかっているのが現状です。高等教育を受けた女性の数はOECD先進各国のなかでも、ダントツに多いのに、学んだ専門を仕事に生かしていない率が高い。「女の子なんだから、勉強しなくてもいい」という古い考え方がまだ残っているところがあるからです。これは制度だけの問題ではなく、個々の意識にも大きく関わること。ジェンダー教育そのものを根本から考える必要がありそうです。気候に関する問題としては、日本では近年、大型台風や豪雨災害に見舞われていますね。これらもCO2による気候変動の影響だろうといわれています。川が氾濫し、被害が甚大化したのは、昔のように山を手入れしていないせい。木々の根が細っていたところに、雨によって地盤が崩れて木が倒れる。土砂崩れにより、木々は流され、やがて川をせきとめ、川の水があふれて堤防が決壊してしまったのです。これは11の「住み続けられるまちづくり」や15の「陸の豊かさを守る」にも関わる事柄ですね。また、近年とりざたされている働き方改革問題。不名誉なことに、過労死は英語の名詞(karoshi)にまでなってしまいました。働きすぎを抑え、ワークライフバランスをとろうと努力していますが、日本はこの対策を安易な方法で解決しようとしているので警戒が必要です。不足する働き手を、外国からやってきた人たちでまかなおうとしており、特定技能制度を設けました。しかし、労働条件は悪いまま。日本人だけのための「働き方改革」になっていないか、不平等になっていないか。日本は難民認定率も極めて低く、申請者の1%未満です。難民申請が認められず、強制退去処分になった人たちが、まるで拘置所のような東京出入国在留管理局に何年も収容されています。この扱いは非人道的ではないかと、国連から注意もされているのです。SDGsの17の目標すべてを考えようとしても無理ですから、それぞれが自分にできることをしていけばよいと思います。ただ、自分の行動が、誰かに負荷をかけていないか、何をするときにも想像してみることは大事だと思います。食品ロスに加担していないか、資源の無駄遣いをしていないか。たとえば難民問題など、自分には関係ないと無関心でいることは、間接的にSDGsに反した行為かもしれません。自分で行動を起こすのは大変ですが、SDGsのアクションを起こしている現場はたくさんあります。NPOやNGOの現場はたいてい資金不足に悩んでいますから、賛同するアクションをしている人たちを応援することも立派なSDGs。支えてあげてほしいなと思います。堀 潤さんジャーナリスト。1977年生まれ。兵庫県出身。元NHKアナウンサー。自ら立ち上げた投稿型ニュースサイト「8bitNews」ほか、テレビ、ラジオ、SNS等で情報を発信。監督した映画『わたしは分断を許さない』が上映中。※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・サヲリブラウン取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年04月05日世界中の人々が、未来へより良く暮らし続けていくために必須な目標、SDGs(エスディージーズ)。…って、そもそも何のこと?成り立ちや内容、私たちの普段の生活との関わりまで、anan目線で楽しく学びます。教えてくれたのは、ジャーナリスト・堀 潤さんです。先進国も途上国も皆が豊かな社会にするために。SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標」と訳されます。いま世界では環境破壊、紛争、格差など、様々な問題が起きています。このまま放っておけば、経済が立ちゆかなくなり、格差はますます広がり、生きづらくなる一方です。事態を改善するために、政治経済、環境、教育など多岐にわたる17の目標を設定して、2030年までに加盟国の193か国が協力し合い、達成を目指しましょうと、2015年9月に国連サミットで採択されました。実はSDGsには前身となる「MDGs(Millennium Development Goals)=ミレニアム開発目標」があります。2000年に開かれた国連サミットで、8つの目標を掲げ、2015年のゴールを目指しました。これが成果を示し、10億人以上の人が極度の貧困から脱することができ、子供の死亡率も半分以下に。エイズ感染件数は約40%減らすことができました。ただ、一部の地域で置き去りにされる人たちが出てきてしまい、根本解決には、開発途上国と先進国の両方が協力し、「持続可能」であることが必須だろうとSDGsが生まれたのです。これを後押しするように、2015年の12月には気候変動に関する歴史的合意がなされました。パリ協定です。環境のために、温室効果ガスを減らそうとする先進国と、「さんざん排出しておいて、これから成長しようとする俺たちの開発を止めるのか」という途上国の間で対立していたのですが、ここで削減に向け、合意が叶ったのです(残念ながら後年、アメリカは脱退)。SDGsの必要性を世界が実感した、象徴的な出来事は2013年にバングラデシュで起きた縫製工場の入ったビルの倒壊事故でしょう。低賃金、劣悪な環境で働かされていた労働者が、ビル倒壊により1000人以上が死亡、2500人以上が負傷したにもかかわらず補償もありませんでした。世界のファストファッションが、このように虐げられた労働者たちに支えられていたことが明らかになり、業界の意識を変えるきっかけになりました。SDGsの大事なポイントは、単なる社会貢献ではないということです。豊かになることを我慢する、ミニマリストを目指すものではありません。それでは長続きしません。ちゃんと利益をあげ、環境にも人にも優しく、途上国も先進国もwin‐winの仕組みを知恵を働かせて実現させようというもの。金融業界は、環境や社会、企業管理に配慮した企業経営や投資をすすめる「ESG投資」を謳い始めました。これにより産業界も積極的にSDGsに取り組んでいるのです。堀 潤さんジャーナリスト。1977年生まれ。兵庫県出身。元NHKアナウンサー。自ら立ち上げた投稿型ニュースサイト「8bitNews」ほか、テレビ、ラジオ、SNS等で情報を発信。監督した映画『わたしは分断を許さない』が上映中。※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・サヲリブラウン取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年04月04日新しい年が明けて、1ヶ月が経ちました。2020年は新しいことにチャレンジしたり、自分磨きしたいなーなんて思ってるけど、まだ。。の人いませんか?そんな人におすすめしたいのが、月に1度開催するエシカルガールの女子会。その名も「kanatta salon(カナッタ サロン)」です!「 kanatta salon」は…• 自分と社会の未来を考えるマジメなエシカル女子会•「SDGsの目標 5: ジェンダー平等」に貢献するというミッションを掲げ•「女性が輝くコミュニティ」を創っていく、月に一度限定でオープンするサロンです。※SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、【持続可能な行動目標】のことです。2015年に国連サミットで採択された全世界共通のグローバルな目標で、2030年までに達成すべき17の目標があります。その5番目のゴールが、「ジェンダー平等を実現しよう」なのです。「kanatta salon」では、様々なゲストスピーカーを迎え『SDGs』や『女性の輝き方』などをテーマにトークイベントなどを開催する予定。さらに、環境に優しいエシカルなライフスタイルを送るエシカルガールを増やすべく、エシカルをより身近に感じられるような様々なコンテンツを用意しているんだとか。過去の開催の様子 ~あなたに合わせた遺伝子レベルのダイエット~kanatta salon のコンテンツ◯ 様々なゲストスピーカーによるトークイベント◯ オーガニックの食材を使用したフードワークショップ◯ 遺伝子レベルダイエットのセミナー◯ エシカルファッションショー◯ 「食育ソムリエ」による温活セミナーなどなど。過去の懇親会の様子かしこまった講演会じゃなく、同世代の女性たちと意見交換できたり、これなら楽しそう!SDGs をキーワードにした活動が広がる中、SDGs やジェンダー平等を気軽に楽しく体感できる女子会なんて素敵ですよね。では、今後の気になる開催予定はこちら↓「 kanatta salon2020」3月・4月・6月の予定2020年は、ジェンダー平等+育児を平等をテーマに様々なイベ ントを開催。<3月>国際女性デーにミスワールドの準グランプリによるジェンダー平等をテーマにしたトークステージ“ わたしのジェンダー平等”( ジェンダー平等に取り組む女性によるトークステージ)SDGs 5 番目の目標である「ジェンダー平等」について、事業活動から、NGO から、そして全く違う分野から、それらに取り組み、発信をする女性ゲストたちを招き、「わたしのジェンダー平等」についてのトークイベント。<4月>エシカルファッションショー開催“ わたしのエシカル”(大学生によるエシカルファッションショー)世界の現実を知り今私たちが着ている服の向こう側にある問題、「エシカルファッション」について、マジメに、ポップに、大学生が主体となり、ファッションショーを開催。<6月>ママ経営者によるエシカルビジネスについて“ わたしの働く姿”(ママとして、1人の夢持つ人として、自分らしく生きるゲストによる対談)日本13 %、世界27 %( アジア太平洋22.5% )。この日本と世界における女性管理職比率の中、ママとして、1 人の夢持つ人として、自分らしく生きるゲストを招き、自分らしく生きるには?というテーマについての対談。どの内容も興味深いですね。輝いている女性たちのライフスタイルや働き方から学べることってたくさんありそう。早速、スケジュールをチェックしないと!※ちなみに5月はまだ未定とのこと。●イベントの詳細は、kanatta salonのWEBでチェック↓エシカルなライフスタイルって憧れるけど、ちょっと敷居が高そう。。なんて思ったりしません?でも、このサロンに参加したらその考えがちょっと変わるかも!kanatta salonが、あなたの夢を実現したりチャレンジするきっかけを与えてくれるはず。まずは、kanatta のポータルサイトへ。はじめの一歩を踏み出そう!
2020年02月05日「みんな家族には見せない一面を持っている。そう考えると家族ってちょっと怖い存在なのかも(笑)。今回のドラマは、その危うさがよく描かれていると思います」そう語るのは、ドラマ『向かいのバズる家族』(日本テレビ系・木曜23時59分~)に出演中の高岡早紀(46)。母親役を演じているが、実生活でも2男1女の母だ。「娘がいま8歳。私より全然、女子力が高いんです。外食しようというときに、『ちょっと待って!』と言って、よそ行きのかわいい洋服に着替えてきたり、少しメークをしたり、ネイルを一生懸命やっていたりして。私はもともと、プライベートではあまりそういうところにかまわない人間なので、娘を持ってから、初めて“ちゃんとしなきゃ”と思うようになりました。娘から『今日はキレイ』『今日は汚ない』なんて言われたりするんです(笑)。私のクローゼットまでついてきて、『これ着てほしいな』なんて言ってくるので、鏡の前に一緒立って『お洋服、どうしましょうね』なんて言いながら2人で選んでいます。そこはやっぱり息子だけだったときと違うところですね。いまは娘が14歳になるのが楽しみ。たとえばホテルとか、13歳以下だと入れないところもありますから。もっといろんなところに一緒に出掛けられるようになるし、2人で女子旅もしたいなぁと思っています」息子たちについては次のように話す。「息子たちは、私のことをなんでもわかってくれているんですよ。長男なんか22年間一緒にいるから、私のことを誰よりも理解してくれています。私の怒りポイントもわかってくれていて、ほうっておいてほしいときは、そうしてくれますね。この前も舞台で地方を回っていて、久しぶりに家に帰ったときに、私の顔を二度見して『老けた?』って一言だけ(笑)。きっと私、すごく疲れていたんだと思います。そういうときに『何かしようか?』なんて聞いてこないほうがうれしい。黙っていてくれるのが一番なので。そういう心配りができるんです。夕食を外で食べるときも『僕、運転するよ』って言ってくれるので、私は安心して好きなお酒が飲めます(笑)」そして、彼女はこう続ける。「子どもたちが成長してもう少し手が離れたら、自由な時間ができるというのも、いまから楽しみですね。新しい恋?恋愛をするというより、ラストパートナーになってほしいと思えるような人と出会えたらいいな、と思っています。いずれ子どもたちがみんな結婚していなくなってしまったら、一人で生きていくのは無理だなと思っているので、そのときに一緒にいてくれる人。年下の人はないかな。息子たちと年が近い人なんてありえないですから。それだったら息子たちといたほうが楽しいです!」
2019年04月29日女性にとって、大きな節目ともなる妊娠。結婚はしていないけど子供はほしい方や、結婚はしているけれど仕事や家計の都合で子供を検討中の方、子供は要るけど2人目以降を考えている方など、妊娠に対する考え方や状況はさまざまですね。妊娠前に女性が持つ様々な気持ちや悩みについて、女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』が、出産経験がある人、未経験の人両方に対して行ったアンケート調査を紹介します。■ 今回の調査は、20~40歳代まで幅広い層のユーザーが回答「現在の年齢を教えて下さい」ときいたところ、年齢は、「25~29歳」が最も多く34.4%、続いて「30~34歳」が24.4%、「20~24歳」が17.9%となりました。5年前、10年前と比較して、晩婚化、生活スタイルの変化により、出生年齢も変化してきていることはもちろん、医療技術の向上も妊娠に大きな影響を与えていることから、出産時の年齢の幅も広がっています。こうした背景から、今回の調査には「35~39歳」「40~44歳」の回答者も多くいらっしゃいます。■ 4人に1人は、妊娠経験あり! 「既婚・未婚、出産経験など、現在の状況を教えてください。」と聞いたところ、未婚、既婚の割合は、ほぼ半数という結果でした。最も多かったのは「未婚、彼氏あり」と回答で34.9%です。ついで、多かったのは「既婚、子供あり」で25.6%、アンケート回答者の4人に1人は妊娠経験ずみという結果でした。■ 約半数が妊娠希望! 妊娠に備える女性も多数「現在、妊娠希望 or 避妊希望ですか?」と聞いたところ、「妊娠希望」の人が45.8%、「避妊希望」の人が37%という結果で、調査では約半数の方が、今回の調査でも妊娠を希望していることがわかりました。■ 妊娠に対するイメージは「幸せ」「喜び」がTOP2「妊娠に対してのイメージを教えてください。」と聞いたところ、最も多かったのが「幸せ」23.6%、ついで、ほぼ同率で「喜び」23%でした。1位、2位の結果から、多くの人は妊娠について良いイメージを持っていることがわかります。以降「大変」18.1%、「お金がかかる」11.7%と続きます。多くの人は、赤ちゃんを授かることは、とても嬉しいことだと思う一方、「大変」という現実的な一面も感じているようです。他にも、妊娠は「神秘的なこと」「希望」「責任感」「つわりが大変」「痛い」「楽しみと不安」「自由がきかなくなる」という結果もあり、不安と希望の入り混じった複雑な心境がうかがえます。妊娠・出産は女性ひとりで背負うものではありません。妊娠したときのために、日頃からパートナーともよく話し合っておくことが大切ですね。■ 約9割がいつかは妊娠したい!「いつかは妊娠したいですか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人は88.3%で、なんと9割近くの人は「いつかは妊娠したい!」と思っていることがわかりました。やはり女性として、妊娠・出産に興味や憧れを持つ人が圧倒的に多いようです。将来、妊娠して赤ちゃんを授かるために、妊娠前から自分のカラダの状態を知り、妊娠について正しい知識を身につけることはとても大切です。また、妊娠のメカニズムを正しく理解することで、排卵のタイミングなども、うまくつかめるようになり、スムーズな妊娠にもつながりやすくなります。■ 第一子妊娠は、生活の落ち着いた30歳前後が理想的! 「 第一子を妊娠した、もしくは妊娠したいのはいつですか ?」と聞いたところ、最も多かったのは「25~29歳」35.8%、ついで「30~34歳」29.3%、「20~24歳」13.4%でした。厚生労働省の人口動態統計によると、女性の初産の平均年齢は、2011年に30.1歳と初めて30歳を超えました。初産年齢は上昇傾向が続き、2000年時点に比べると2.1歳上昇しています。今回の調査にも同様に見られ、30歳前後で生活も落ち着いてから、妊娠を考えたいと思う人が多いようです。■ 妊娠を意識し始めるのは、半数以上の人が20歳代と回答「妊娠を考え始めたのはいつごろですか?」と聞いたところ、最も多かったのは「25~29歳のとき」で25.1%、続いて「20~24歳」24.5%でした。20代半ばから後半になると、友人や知人など周りでも結婚、出産する人が増えてくる時期です。こうした状況の中、徐々に意識を強める人が多いのかもしれません。妊娠には「卵巣年齢」が大きくかかわっています。卵子のもとになる原子卵胞は、お母さんのお腹にいる胎児期に500~700万個作られますが、生まれるときには200万個、思春期には10万~30万個、30代では5万個と、生理周期ごとに1,000個ずつ減少していきます。卵巣の機能も徐々に低下、閉経間際には、原子卵胞はほとんどなくなってしまいます。このように、いくら見た目が若々しく健康でキレイであっても、卵巣には寿命があり、一般的には50歳前後で閉経を迎えます。「今はまだ…」と思っていても、生まれながらに卵子の個数は限られているため、欲しいと思ったときに、すぐに妊娠できないことも多く、不妊は決して他人事ではありません。■ “年齢”や“パートナーとの出会い”などの環境変化が妊娠を考えるきっかけに妊娠を考えるきっかけとして最も多かったのは「年齢とともに欲しくなった」で19.7%、ついで「彼の子供が欲しかった」17.2%、「結婚した」16.5%、「友人など身近な人が妊娠した」15.2%と続いています。やはり年齢やパートナーとの出会い、結婚といった環境の変化などから意識するようになった人が多いようです。また周囲の人が、妊娠・出産したりすると、赤ちゃんと触れ合う機会が増え、「いつかは私も…」と意識することも多いようです。■ 妊娠するために、5人に1人が「基礎体温をつける」と回答「妊娠するために何かしましたか?」と聞いたところ、最も多かったのは「基礎体温をつける」で21.5%でした。妊娠する可能性を高めるためには、自身の排卵日を把握しておくことが重要です。基礎体温は排卵日だけでなく、排卵の有無もチェックすることができます。ついで、多かったのは「タイミング法を試す」14.4%。基礎体温に続いてこちらもポイントは正確な排卵日を知ることです。他にも、「ストレスを貯めないようにする」「産婦人科を受診した」「排卵検査薬を使用した」「体を動かすようにする」「身体にいいお茶(ルイボスティー・たんぽぽ茶)を飲むようになった」などの答えがありました。自然に妊娠できれば一番良いですが、日ごろから自分のカラダに気をくばり、妊娠しやすいカラダづくりを心がけている方も多いようです。※ 調査実施時期 : 2013年7月~2013年8月 調査方法および人数 : 『ルナルナ』サイト内にて会員1,475名※『ルナルナ』は(株)エムティーアイの登録商標です。記事引用元: PRTIMES
2013年09月18日