猛暑が続いたこの夏、西日本では平年の2倍の雷が観測された。空気を引き裂くようなごう音と閃光(せんこう)を見るたびに、自然の偉大さと脅威を感じる。もしもカミナリに打たれたらどうなるか?高確率で死に至るのはご存じのとおりだが、やけど、壊死(えし)、内臓破裂で凄惨な死を遂げる。直撃を免れても、近くにいるだけで分岐雷と爆風で深刻なダメージを負うことになる。■10兆ワットの電池雷は上昇気流によって生じた雲から発生する。雲は、雲粒(うんりゅう)とよばれる直径0.02mmほどの水滴や氷(氷晶)が主成分で、直径2mm以上の雨やあられも混在している。暖気と冷気が入りまじる内部では、雲粒と雨/あられがぶつかり合い、摩擦で電気エネルギーが発生する。雲粒はプラスに、雨/あられはマイナスに、逆のエネルギーを帯びる。雲粒と雨/あられにはクーロン力が働き、磁石のN/S極のように引かれあうので、放っておけば電気エネルギーを打ち消しあいゼロになる。自演乙。しかし、軽い雲粒は上昇気流に乗って上方に、重い雨/あられは雲底(うんてい)へと分離する。両極に分かれた雲は、巨大な電池へと生まれ変わるのだ。電気エネルギーを蓄えた雷雲は、その矛先を地表へと向ける。まず、マイナスに帯電した雲底が、静電誘導によって直下の地表をプラスに帯電させる。次に雲底から地表に向けて電子が飛び出す。空気分子と衝突しながら電子は高温高密度のプラズマを生じ、ステップトリーダと呼ばれる光の道を作りだす。弱い閃光(せんこう)を放ちながら地表へと向かうが、真下に向かうとは限らない。空気は電気抵抗が大きく、雷にとって非常に流れにくい場所だからだ。目安として1mm飛ぶのに3,000Vが必要となるので、温度/湿度の条件がよく流れやすい経路を選びながら進む。場合によっては枝分かれし、どこに落ちるかは雷のみぞ知る。ステップトリーダが地上100メートルほどに達すると、地表からプラスの電荷が飛び出しストリーマが生じる。まるでステップトリーダの到着を待ちきれず迎えにゆくように。やっと出会えた両者は雷雲と地表を結ぶ架け橋となり、強い閃光(せんこう)をともなった主雷撃を導く。規模にもよるが、1億ボルト、10万アンペア、10兆ワットが相場だ。手間、燃料、排気なしの三拍子そろった雷発電は、発生から百万分の1秒でピークを迎え、百万分の80秒で生涯を終える。10兆ワットの響きとは裏腹に、究極の一発屋で終わる。そのため充電には不向きで、たとえ利用できても300kwh程度、平均世帯一か月分の電力量にしかならないらしい。そもそもどこに落ちるかわからないので利用しようがない。■1,000アンペアの脅威人体に与える影響はどうか?直流/交流を問わず身近なものをみてみると、市街地の電線が6,600V、静電気はおよそ10,000V、東海道新幹線が25,000V、発電所が500,000Vと、日常生活は高電圧で満ちあふれている。昔、ガソリン車の点火回路(およそ15,000V)で感電したときはエアガンで撃たれたような痛みを感じたが、何の支障もなく過ごしている。電圧だけなら、人間は意外とタフにできているようだ。問題は電流だ。1万ボルトに耐えられても、わずか数アンペアで死へと誘(いざな)う。ある実験によると、人体に流れる電流が0.01A(アンペア)を超えると筋肉の自由が利かなくなり、払いのけられることができないという。映画やドラマで、けいれんしながら感電し続けるシーンを見るが、まさにその状態に陥るのだ。人間の電気抵抗は、内部が300オーム、皮膚は1平方センチあたり1万~10万オームで、乾燥ぐあいによって大きく変わる。たとえ最大の10万オームでも、1億ボルトが加わると単純計算で1,000アンペア(=1億ボルト÷10万オーム)流れる。0.01Aを致死量とすれば10万倍。苦しまずに済むなら感謝すべきかもしれない。雷が直撃すると、ジュール熱によるやけどや電流斑(はん)が生じ、抵抗の大きい皮膚のまわりを伝わって植物の根のような電紋(もん)が残る。上半身に被雷すると脳/心臓にダメージを与え、致死率は一気にアップする。からだがぬれていれば、蒸発した水分が爆風と化し、衝撃波は内臓破裂や頭がい骨骨折など体内を破壊する。たとえ直撃しなくても、近くにいれば側撃(そくげき)は免れない。直撃した人から放たれる分岐雷に打たれ、爆風で吹き飛ばされ、踏んだりけったりの死にざまとなる。これが、人生というものであったのか?よし!それならもう一度!■まとめ稲妻の文字通り、古来・日本では、雷は生物の成長をうながすと考えられていた。現代ではシイタケ栽培に利用され、高電圧を与えると大きく育つという。太古の地球では、雷がアンモニアやメタンをアミノ酸へと変え、生命を創り出した。稲妻こそが我が母となるのだが、あまり仲良くするのはやめておこう。1億ボルトの抱擁(ほうよう)で吹き飛ばされるのは、できれば避けたいものだ。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月09日超大質量恒星が断末魔に放つガンマ線バースト。それは宇宙で最も明るく、最も強力な殺人光線だ。もしもガンマ線バーストが地球を直撃したらどうなるのか?電磁波がオゾン層と送電網を破壊し、大気汚染と酸性雨が植物を枯らし、深海や地中の生命までもがミューオンに奪われる。6度目の大量絶滅を、心ゆくまで堪能することになる。■ブラックホールの一撃恒星は自らを燃料にして光と熱を発している。以前、太陽の最後をご紹介したが、水素からヘリウム、炭素へと核融合を進めるプロセスはほかの恒星も同じだ。太陽の場合、水星と金星を飲み込むほどに巨大化したのち、白色矮(わい)星となって一生を終える。中心核(コア)は炭素へ変わっているが、エネルギーを使い果たし核融合できなくなった太陽は収縮し、くすぶりながら生涯を終える。太陽より質量の大きい恒星は豊富なエネルギーにものを言わせ、炭素から酸素、ネオン、マグネシウムへと核融合を進める。ケイ素や鉄に進むと、太陽とはケタ違いに高密度なコアが形成される。どんなに大質量の恒星でも、エネルギーを使い果たせば収縮するのは同じだが、高密度すぎるコアは自分の重力に耐え切れず、重力崩壊を起こすのだ。太陽の8倍ぐらいの恒星は、いったん中心に向かって収縮したのちに、はじめるように外側へ広がり超新星爆発を起こす。10~20倍クラスになると電子が原子核に押し込まれ、原子そのものが崩壊し、中性子星と呼ばれる流動体へと変化する。さらに質量が大きくなると、核は急激に収縮し、外層を残したまま中心にブラックホールが生まれる。宇宙で一番やっかいなヤツが、星の中に誕生するのだ!外層はブラックホールに飲み込まれながらも、自転に引きずられてドーナツ状に変形する。自転が高速だと降着(こうちゃく)円盤と呼ばれるうずに変わる。CDメディアの穴にビー玉サイズのブラックホールを押し込んで、コマのように回転させたような状態だ。降着円盤は一体ではないので、高速で回転する中心付近は、遅い外周部と摩擦が生じて高温となる。遠心力を利用して飛び出そうとしても、外側の物体がジャマして脱出できない。重力、遠心力、回転、摩擦の4重苦は、降着円盤のエネルギーを高め続ける。やがて限界を超えた降着円盤は、角速度の遅い自転軸に活路を見いだす。そして渾身の力を振り絞り、ジェットと化して両極から飛び出す。「ガンマ線バースト、自転軸上に照準」ブラックホールの強大な重力を逃れたジェットは、ほぼ光速で外層を突き破る。その衝撃波は火の玉、ガンマ線、磁場を生み出し、高エネルギーのビームに生まれ変わる。「対星戦闘。ブラックホール指示の目標、打ちぃかた始めっ!!」そして地球に襲いかかる。太陽の百京(=10の18乗)倍ものエネルギーが、光の束となって地球に降り注ぐ。10秒、20秒、そして消える。長くても1~2分程度で、これを浴びてもあなたが蒸発したり、海が干上がることはない。何が起きたのか?と考える必要はない。「おまえは、もう死んでいる」のだから。■最凶の素粒子7,500光年離れたりゅうこつ座・イータ星は2つの恒星から成り立つ連星で、合わせて太陽の100倍の質量を誇る。イータのような大質量恒星こそが、ガンマ線バーストの源となるのだ。もしもイータのGRBが地球を直撃したらどうなるのか?まず電磁波が送電網に大電流を誘導し、発電所・変電所を破壊する。強固なシールドがない限り、放送局やデータセンター、携帯の基地局は壊滅、コンピューターや家電ももちろん全滅だ。やがて制御不能になった人工衛星が次々と墜落し、地上は火の海となる。閃光(せんこう)はオゾン層を破壊し、紫外線/エックス線/ガンマ線を地上へと導く。大気を通過する宇宙線は窒素を分解し、呼吸器に深刻なダメージを与える二酸化窒素や硝酸を生み出す。動物はおろか植物も生きられない。直撃側は死の半球と化すのだ。とどめはミューオンだ。大気中の分子に当たった宇宙線は、細胞やDNAを破壊する素粒子を生み出す。中でも有害なミューオンは水深1,500mまで透過し、800mの岩盤をも貫くから海中や地下の生命をも根絶する。たとえ生き延びられたとしても、ガンや染色体異常で悲惨な末路をたどるだけだ。■まとめ過去5億年間に、地球は5回の大量絶滅を経験した。そのうちオルドビス紀末の大量絶滅は、ガンマ線バーストが原因という説が強く、6,000光年以内の恒星から発射されたと考えられている。もしイータに狙われても、地球が滅びるのは7,500年後だ。宇宙の広さを感じながら、太古の光で死ねるなんて、壮大な死にかたに感謝すべきかもしれない。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月02日コクヨは日本防炎協会の認定を得た、防災用のフリース毛布「防災の達人」を11月19日に販売する。価格は7,140円。東京都は2013年4月に「東京都帰宅困難者対策条例」を施行。それに伴い、東京都の企業を中心に帰宅困難者を受け入れる準備として、備蓄用品のさらなる需要拡大が見込まれている。中でも毛布の需要は高く、自治体や企業を中心に備蓄が進むと予想される。このほど発売する同商品は、自治体が災害時に活用する毛布に、安全に配慮した難燃性の高い製品を求めていることから、難燃加工した素材を採用。また、保管時の収納にも配慮し、アルミパック加工を施したパッケージで毛布を圧縮している。限られたスペースでの備蓄に最適とのこと。同商品のサイズは、2,000mm×1,400mm×5mm。重さは0.9kg。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日日本を代表するSF作家・小松左京氏の「夜が明けたら」では、突然の地震と停電から異変を感じ、のちに地球の自転が止まったことに気づく人々の様子が描かれていた。もしも自転が止まったら、このような穏やかな状態ではいられない。巨大な慣性力による津波や暴風、温度差、宇宙からの高濃度放射線で、地球は完全に崩壊することになるだろう。■-47Gの破壊力地球は北極上空から見て反時計回りに自転している。1日をちょうど24時間、赤道1周を40,000kmとすると、赤道上に立った人間は、宇宙から見れば時速1,667kmで移動していることになる。1秒間に463m。とんでもない速さだが、大気を含め周囲の物体も同じ速さで移動しているので、その人は速度を感じない。走っている電車のなかと同じで、飛び上がっても後ろに着地することはない。地球の自転が止まればこの人も止まるのは自明の理だが、減速時に強い慣性力が生じるので、止まり方が問題だ。満員電車で急ブレーキがかかると、乗客はなだれのように進行方向に流されるのと同様に、短時間で減速するほどに強い慣性力が生じるのだ。この慣性力はGであらわされ、1Gは自分の重さを意味する。体重60kgの人は、2Gなら120kg分の力が加わることになる。赤道上の人は秒速463mで等速直線運動していると考え、自転が完全に停止するまでの時間(秒)から慣性力(G)を計算すると、・1秒…47.2G・10秒…4.72G・60秒…0.79Gとなる。1秒では自重の47倍の慣性力が生じる。減速よりも衝突と呼ぶのがふさわしい状況だ。慣性力は建物や山を崩壊し、津波を発生させる。万が一にでも地面から離れてしまうと、猛スピードで地表を転げまわることになるので注意しよう。もっとも、地面もいっしょに吹き飛ばされているだろうから、しがみついても役に立たないだろうが。4.72GはF1、0.79Gなら乗用車のフルブレーキ相当なので、これならなんとかなりそうだ。そう信じて何かにしがみつき、完全に停止するまで必至で耐えぬこう。ただし大気にも慣性が働きすぐには止まらない。地表が静止すると速度差で突風が生じ、物体を巻き込んで土石流の体を成す。努力むなしく押し流され、風と共に去りぬ。もしも自転の停止が予測できたら、北極か南極に避難しよう。その場で回転しているだけの地軸上なら、強烈な慣性力を受けずに済むからだ。■地磁気の減少で放射線にさらされる?自転が止まった地球は、昼夜2つの半球に分かれる。地軸のように、太陽とは無関係に一定方向を向いたままなら1年に1回自転するのと同じになるが、これでも半年ずつの灼熱(しゃくねつ)と極寒を繰り返すにすぎない。気候はもちろん陸地や海洋も、現在とはかけ離れた過酷な星へと生まれ変わる。太陽風の存在も忘れてはいけない。放たれるプラズマが人体に有害なことは過去にご説明したとおりで、現在は地磁気に守られているものの、自転が止まれば地磁気もなくなる可能性が高いからだ。地磁気の発生はまだ完全に解明されていないものの、もっとも有力なのは地球ダイナモ理論だ。この説では地球の核(コア)の回転によって電気が生じ、磁力を発生させているという。鉄を主成分とする高温で流体のコアは半径約3,500km、そこに流れる電流は30億A(アンペア)に及ぶと考えられている。この説は地球を発電機に見立てた理論だから、コアを回転させるエネルギーが必須となる。それは地球の自転とコアの対流によると考えられているので、自転が止まれば発電量の減少はまぬがれず、最悪ゼロになる。地磁気の消失は太陽風の進入を許し、地表が電磁波やプラズマにさらされることを意味する。オーロラが各地で見られるようになったら終焉の始まりだ。同時に、地球をドーナツ状に取り巻くバン・アレン帯も消失する。バン・アレン帯は地磁気にとらえられた陽子/電子などの高エネルギー粒子に満たされ、地表の自然放射線の1億倍以上強いことから放射線帯とも呼ばれている。地球を放射線から守るためのバリアーといえよう。もし地磁気がなくなりこのバリアーも消失すると、高濃度の放射線は容赦なく地表に降り注ぐ。電磁波/プラズマに放射線が加われば、地球は無敵の殺人マシンと化す。放射線は太陽からとは限らないから、夜半球に逃げても効果はない。さよなら人類。■まとめ地球の自転は0.000015秒/年とわずかながら減速し続けている。1日が25時間になるのが1億8千万年後なので気の遠くなる話だが、このまま続けば「夜が明けない」日が来るのは時間の問題だ。ゆっくり減速すれば強烈な慣性力を受けずに済むので、それだけで感謝すべきかもしれない。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年09月23日アイリスオーヤマは同社WEBマガジンサイト“アイリス暮らし便利ナビ”を通じて、防災に対する意識調査を実施。調査は6月12日~6月27日にかけて、20歳代~70歳代のサイト会員1,533名を対象に行った。まず、防災に対する意識調査では、震災前と比べて防災意識が「高まっている」「どちらかというと高まっている」と答えた人は、昨年の95%から91%にやや減少していることが分かった。また、「実際に防災対策を行っている」人も、昨年の64%から61%に減少。昨年は「自分が地震の災害を体験したこと」がきっかけで防災対策をした人が多かった。しかし東日本大震災から約1年半が経過し、防災に対する意識が低くなっているようだ。同社によると、今年は「手回し充電ラジオライト」や「非常用アルミシート」などの避難用品や「避難セット」などの販売が好調な売り上げとなっているという。2012年も豪雨や竜巻などの自然災害が目立ち、いつ災害が起きてもおかしくない環境の中、防災備蓄品に対する意識が高まっている様子がうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日化粧品などの製造・販売を行っているドクターシーラボは、9月1日の「防災の日」にちなみ、「防災とスキンケア」についてアンケート調査を行った。調査対象は同社のWeb会員237名。調査期間は8月21日から8月23日。「防災グッズを用意していますか?」と尋ねたところ、全体の57%が「はい」と回答。およそ2人に1人の女性が防災グッズを用意していることがわかる。防災グッズを備えていると回答した女性に「防災グッズの中にスキンケア・メイク用品は入っていますか?」と質問したところ、「はい」と回答した女性は25%だった。一方で、「防災グッズとして、スキンケア・メイク用品を用意したほうがいいと思いますか?」という質問に対して、「思う」と回答した女性は63%にのぼっている。また、防災グッズとして、スキンケア・メイク用品を用意している女性に対して、「どんなアイテムを用意していますか?」と質問したところ、化粧水や乳液など複数の機能が一つになっている「オールインワン化粧品(79%)」がダントツで1位となった。ついで2位「洗顔料(65%)」、3位「化粧水(41%)」、4位「クレンジング(38%)」、5位「日焼け止めアイテム(38%)」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日ビデオリサーチ社は防災意識の表れとして、防災グッズの所有率について調査。全国主要7地区で実施しているACR調査(※)より、東日本大震災後に実施された最新結果を用いて行い、このほど調査内容を発表した。防災グッズの所有状況は、仙台地区は調査を行った7地区の中で37%とトップだった。東日本大震災の影響は大きいようだ。続いて所有率が高かったのは、関東地区の32%。2011年の東日本震災時に帰宅困難となったり、計画停電に該当したりなど、震災の影響を体感した人が多いからではないかと同社は見ている。続いて所有状況が高かった地域は中京地区で28%。30年以上前から想定されている「東海地震」に備えた、日頃からの防災意識の高さがうかがえる。一方、2011年の東日本大震災から比較的遠かったこともあるせいか、所有状況が低かった地域は札幌・関西・広島・福岡地区。11~16%と2割以下の所有状況だった。関西地方は1995年に阪神・淡路大震災に遭遇しているものの、16年以上が経過している。経験の風化や、震災後新たに転入してきた人が増えている影響があるようだ。※ACR調査は、ひとりの生活者に対して媒体接触状況と、消費・購買状況を同時に調査。そこから消費者の動向の把握、ターゲットのプロフィルの把握、媒体計画の立案など、マーケティング・プランニングの際の基礎データのこと。調査エリア(目標有効標本数)は関東(2,600サンプル)、関西(1,700サンプル)、中京(1,700サンプル)、福岡・札幌・仙台・広島(850サンプル)。調査対象は男女12~69歳【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日昨年起こった東日本大震災により防災への意識が一気に高まりました。でも、少し時間がたった今はちょっとおろそかになっている人もいるかもしれません。今回、9月1日の「防災の日」を前に、あらためて防災に対する意識を問い直すとともに、家族と離れて暮らす一人暮らしだからこそ、もう一度確認しておきたい災害時の連絡手段について紹介します。■避難場所を知っていますか?災害が起こったときの避難場所がどこか知っていますか?「一時避難場所」や「広域避難場所」は火災の延焼などから避難する場所で、多くは公園や広場などの屋外です。一方、「収容避難場所」は学校の体育館などで、被災者が当面の生活をする場所。食糧等の必需品が備えられています。自宅や職場付近の避難場所は自治体のホームページなどで確認できます。ちなみに、各都道府県の「一時避難場所」の情報はこちら。調べたら、その情報を家族や恋人、友人などと共有しておくことが大切です。一人暮らしをしていると、自分の家族のことでも情報不足になりがち。自分から積極的に知ろうとしないと、いざというときに情報を得る手がかりすらない可能性があります。家族の職場や学校、かかりつけの病院など、自宅以外でよく行く場所や連絡先など、情報共有しておくことをおすすめします。■複数の連絡手段を共有しよう!災害時に電話やメールがつながりにくい場合でも、「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用ブロードバンド伝言板」は優先的に使えます。よく知られていることですが、実際には利用したことがない人も多いでしょう。「災害用伝言ダイヤル」に伝言登録するには被災地域の電話番号が必要です。また、せっかく情報を登録しても、相手が電話をかけ、聞いてくれなければ伝わりません。詳細はNTTのホームページに掲載されていますが、防災の日を含め、体験利用ができる日時が設定されています。一度ご家族と練習をしておくと、いざというときの利用がスムーズです。(※ちなみに、NTT東日本の「災害用伝言ダイヤル」情報はこちら。NTT西日本はこちら。)東日本大震災ではTwitterやFace bookといったSNSを使った連絡も有効でした。普段SNSを利用しない人でも、アカウントを持ち、家族とつながっておけば、連絡手段のひとつとなります。「SNSなんてチンプンカンプン…」というご家族には、家族共通の災害用Twitterアカウントを作り、ユーザー名や暗証番号を共有し、家族全員が書き込めるようにしておくのがおすすめです。帰省などの際にパソコンや携帯電話から利用できるよう設定および練習をしておきましょう。(一人暮らしアドバイザー:河野真希)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日昨年起こった東日本大震災により防災への意識が一気に高まりました。でも、少し時間がたった今はちょっとおろそかになっている人もいるかもしれません。今回、9月1日の「防災の日」を前に、あらためて防災に対する意識を問い直すとともに、家族と離れて暮らす一人暮らしだからこそ、もう一度確認しておきたい災害時の連絡手段について紹介します。■避難場所を知っていますか?災害が起こったときの避難場所がどこか知っていますか?「一時避難場所」や「広域避難場所」は火災の延焼などから避難する場所で、多くは公園や広場などの屋外です。一方、「収容避難場所」は学校の体育館などで、被災者が当面の生活をする場所。食糧等の必需品が備えられています。自宅や職場付近の避難場所は自治体のホームページなどで確認できます。ちなみに、各都道府県の「一時避難場所」の情報はこちら。調べたら、その情報を家族や恋人、友人などと共有しておくことが大切です。一人暮らしをしていると、自分の家族のことでも情報不足になりがち。自分から積極的に知ろうとしないと、いざというときに情報を得る手がかりすらない可能性があります。家族の職場や学校、かかりつけの病院など、自宅以外でよく行く場所や連絡先など、情報共有しておくことをおすすめします。■複数の連絡手段を共有しよう!災害時に電話やメールがつながりにくい場合でも、「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用ブロードバンド伝言板」は優先的に使えます。よく知られていることですが、実際には利用したことがない人も多いでしょう。「災害用伝言ダイヤル」に伝言登録するには被災地域の電話番号が必要です。また、せっかく情報を登録しても、相手が電話をかけ、聞いてくれなければ伝わりません。詳細はNTTのホームページに掲載されていますが、防災の日を含め、体験利用ができる日時が設定されています。一度ご家族と練習をしておくと、いざというときの利用がスムーズです。(※ちなみに、NTT東日本の「災害用伝言ダイヤル」情報はこちら。NTT西日本はこちら。)東日本大震災ではTwitterやFace bookといったSNSを使った連絡も有効でした。普段SNSを利用しない人でも、アカウントを持ち、家族とつながっておけば、連絡手段のひとつとなります。「SNSなんてチンプンカンプン…」というご家族には、家族共通の災害用Twitterアカウントを作り、ユーザー名や暗証番号を共有し、家族全員が書き込めるようにしておくのがおすすめです。帰省などの際にパソコンや携帯電話から利用できるよう設定および練習をしておきましょう。(一人暮らしアドバイザー:河野真希)
2012年08月20日ディノスはこのほど、2012年1月1日~7月26日までのディノスオンラインショップで人気が高かった防災用品を発表。1位となったのは、阪神・淡路大震災の被災者であり防災士の資格を持つ田中廣さんが自身の体験もとに開発した「サバイバルローラーバッグ」だった。上位には避難時に外に持ち出す防災グッズセットがランクイン。1位の「サバイバルローラーバッグ ディノス特別セット」は、家族2~3人が2~3日を過ごすための防災用品34点がセット。ディノス特典として「サバイバルマニュアル」が付属している。価格1万9,800円(税込み)。2位は昨年7月の発売以来好評を得ている「お洒落な防災グッズセット(バックパックタイプ)」。災害時に本当に必要なアイテムを厳選した高品質・高機能な企画商品で、すぐに持ち出せるよう“玄関に出したまま備えられるお洒落なスタイル”が評価を得ている。基本セットは1万9,900円(税込み)、フルセットは2万9,900円(税込み)。また、バッグパックタイプに加え、トートタイプ(基本セット1万8,900円、フルセット2万8,900円。いずれも税込み)も新たに登場。両タイプとも、フルセットには長期保存可能な水や食料や簡易トイレなどをセットしている。人気ランキング3位はトイレの凝固・消臭剤、4位は電動アシスト自転車 スペシャル仕様 パンクレスタイヤが入った。また関連新商品として、「ハウススタイリングセレクト サバイバルセット」を発売している。災害時に役立つ七つ道具と、デザインにこだわったバッグのセットで、デイパック&七つ道具は2万4,800円(税込み)、サバイバル七つ道具は1万3,470円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日優企画は、携帯用防災頭巾「石頭くん」の発売を開始した。これまで防災頭巾は自宅や職場、学校に設置し、地震・災害時に持ち出して利用するものと考えられていた。しかし、先の東日本大震災などの経験から、自宅や職場で被災するとは限らないという意識が高まっている。「石頭くん」は、折り畳んだ時はコンパクトで(重さ約115~150g)、ランドセル横フック部分にぶら下げる、カバンに収納するなどして、毎日持ち歩くことが可能。災害発生時にはすぐに取り出して頭部を覆い、折りたたんで収納されている垂れの部分で肩まで防御できる。使用されている生地は、財団法人日本防炎協会に認定されたもので、火災発生時に火の粉から身を守ることができる(消防士型のみ。フード型および防炎リュックサックは防炎性能試験を合格した生地を使用)。頭部には、耐衝撃性プラスチックが縫い込まれ、さらにポケットがついており、財布・本・手帳などの堅くて厚みのあるものや、タオルハンカチやオムツなどを収納し、より頑強にすることで落下物から頭部を守ることができる。価格は、携帯用防災頭巾「石頭くん消防士型」が5,000円。同「石頭くんフード型」は3,500円。「石頭くん防災リュック」は2,500円(いずれも税抜き)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日株式会社モンベルでは、ライフラインが絶たれた状況下においてアウトドア製品が活躍した一昨年の震災経験を踏まえ、今後も防災への備えとしてのアウトドアギアの提案をしていくとして、防災グッズのウェブページを開設した(。防災グッズのページでは、緊急時の電源不足対策として活躍する、最大出力7Wを誇るソーラーパワーシステムや、軽量かつ防水性・透湿性に優れた素材のレインウェア、ぬれた路面でも高いグリップ力を発揮するシューズなどを多数紹介している。同ページには紹介されていないが、今シーズンの新作として登場し早くも注目を集めている「マイクロヘッドランプ」は、重量わずか32g(電池込)。ボタン電池2枚使用で照射時間は12時間、明るさは11ルーメンでそれほど明るくはないものの、1,300円という低価格が嬉しい。同社ではこのほかにも、軽くて明るいヘッドランプを多数展開しているので、それぞれの目的や用途に応じて選ぶことができる。国産メーカーの信頼とコストパフォーマンスの高さは非常に魅力的だ。また、昨年の震災時、津波による被害が広がった経験を生かして開発された「浮(う)くっしょん」は、クッションとして日ごろも使えるよう考えられた救命胴衣だ。価格は成人用5,000円、子供用3,800円(S)、4,200円(M)。アウトドアに慣れ親しんできた人たちが震災時に不必要に慌てることなく対応できたのは、こういった備えやテント、ガスバーナーなどが既に家にあったからだとも言われている。震災時にアウトドア用品店からガスバーナーやヘッドランプ、寝袋や防寒着、非常食などが品薄になったのは記憶に新しいが、いつ来るともわからない災害のために、最低限のグッズは常備しておきたいものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日9月29日(木)に【おうちスタイル教室 第二弾】親子で一緒に「タオルで作る防災ずきん」ワークショップが開催されました!会場となったのは、「MOTTAINAI STATION&Shop」。MOTTAINAI(もったいない)とは、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんの提唱により始まったキャンペーンで、この「MOTTAINAI STATION&Shop」では、MOTTAINAIのコンセプト3R(Reduce・Reuse・Recycle)+Respectのメッセージが込められたアイテムの展示・販売や、産直野菜の販売、ワークショップなどのイベントも行われています。ワークショップ当日は、1歳と2歳のちいさな参加者を含む、合計6名のおうちスタイル読者のみなさんにご来場いただきました。講師は、プロダクトデザイナーの傍ら、古着や捨てられない大切な生地を使って、“人と繋がるものづくり”をテーマに活動している「wascye/和さい」さん。「MOTTAINAI」のテーマとも通じるコンセプトで製作されている作家さんです。そして、ワークショップで作るのは、防災ずきんにもなる、フェイスタオルとハンドタオルを使ったタオルフード。フェイスタオルとハンドタオルを縫い合わせて作るのですが、必要な時には、縫い目をほどくとタオルに戻して使えるというすぐれもの。肌触りのよい素材を使用すれば、災害時以外にも、かぶっているだけでほっとできるようなタオルフードです。参加者のみなさんに好きな色・柄のタオルを選んでいただき、ワークショップのはじまりです。和さいさんお手製の作り方レシピブックを見ながら、フェイスタオルと、後頭部のクッション代わりとなるハンドタオルを縫い付けていきます。わかりにくい部分は、和さいさんが丁寧にサポート。ソーイング初心者さんにも、それぞれのペースに合わせてじっくり、きれいに仕上がるポイントを教えてくださいました。本体を縫い終えたら、あごの部分にリボンまたはボタンを縫いつけます。そして、額の部分を折り返し、ブローチで留めます。ブローチは、和さいさんがブータンで買い付けてきた布で、ひとつひとつ手づくりしたもの。できあがった防災ずきんをかぶって、2歳のユナちゃんもごきげん。赤ずきんちゃんみたいで本当にかわいい!防災ずきんにもなるタオルフードの作り方は、アトリエで公開中です。身近な素材で作れるので、みなさんもぜひおうちで挑戦してみてくださいね。タオルずきんの作り方 取材/おうちスタイル編集部
2011年10月14日9月29日(木)13:30より、MOTTAINAI×おうちスタイルpresents “親子で一緒に「タオルで作る防災ずきん」ワークショップ”を開催する。今回のワークショップで作るのは、フェイスタオルとハンドタオルを使った防災ずきん。ざくざくと粗めに縫って簡単に作ることができる。また、必要な時には縫い目をほどくとタオルに戻して使えるすぐれもの。肌触りのよい素材を使用すれば、災害時以外にも、かぶっているだけでほっとできるようなタオルフードとなる。そういった「やさしさ」が含まれているのも特長のひとつ。講師はプロダクトデザイナーの傍ら、古着や捨てられない大切な生地を使って、“人と繋がるものづくり”をテーマに活動しているwascye/和さいさん。ぜひご参加を!MOTTAINAI(もったいない)とは?環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが提唱しているキャンペーン。マータイさんが2005年に来日した際、「もったいない」という日本語が環境活動の3R(Reduce=ゴミ削減、Reuse=再利用、Recycle=再資源化)を一言で表し、それだけではなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)までもが込められていることに感銘を受け、環境を守る世界共通の合言葉「MOTTAINAI」として広めていくことになりました。こうしてスタートしたMOTTAINAIキャンペーンは、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しています。 MOTTAINAI×おうちスタイルpresents「タオルで作る防災ずきん」親子ワークショップ開催日程:2011年9月29日(木)時間:13:30~15:00(13:00 受付開始)会場:MOTTAINAI STATION&Shop東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F アクセス:東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分講師:wascye/和さい 参加費:無料持ち物:なし(材料・道具はこちらでご用意いたします)定員:5組10名様申し込み締切:2011年9月19日(月)発表方法:当選者の方には9月20日(火)以降、編集部よりお電話にてご連絡をさせていただきます。【留意事項】必ずお読みいただきご了承の上、ご応募ください。・会場までの交通費はご当選者のご負担となります。・ワークショップ中の事故等については責任を負いかねます。・当日は写真の撮影が入ります。後日、ワークショップのレポートを「おうちスタイル」にて掲載させていただきますので、予めご了承ください。【お申し込み方法】・以下の「応募する」リンクをクリックし、応募フォームよりお申し込みください。・応募者多数の場合は抽選となります。・当選確定後のキャンセルはできるだけご遠慮ください。 ★応募する★ (モバイル専用応募フォームは記事の下に表示されます)
2011年08月31日非常食と言えばまさにコレ!が第1位3月の震災は私たち一人ひとりにとって災害に対する心構えや備えを見直すきっかけになりました。防災グッズをそろえたり、非常時の家族との連絡方法をあらためて確認したという人も多いはずです。さて、防災グッズと言えば常備しておきたいのが非常食。20代男性はどんな非常食を常備しようと考えているのでしょうか。258名に聞きました。>>女性編も見るQ.非常食として常備しておきたい食べものを教えてください(複数回答)1位カンパン37.4%2位長期保存飲料水37.0%3位カップめん34.6%4位レトルトカレー19.8%5位缶入りビスケット19.5%■カンパン……・「非常食といえばカンパン」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「結構おいしいから」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「保存がきくし、すぐに食べられるから」(27歳/運輸・倉庫)・「水がなくても食べれるから」(24歳/機械・精密機器/医療)・「そのままで食べられるものだから」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)■長期保存飲料水……・「食事は最悪なんとでもなるが、水がないと死んでしまうので」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「飲料水の確保が一番大切だと思う」(23歳/金属・鉄鋼/技術職)・「水があれば当分は何とかなると思うから」(24歳/生保・損保/事務系専門職)■カップめん……・「ラーメンさえあれば一生生きていけると思う」(22歳/電機/事務系専門職)・「お湯さえあればいつでも食べられるから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)・「おいしいし、長持ちするから」(28歳/通信/技術職■レトルトカレー……・「非常食でも味のあるものが食べたいから」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)・「何だかんだ言って、栄養価は高いと思う」(24歳/金融・証券/営業職)・「レトルトはそのまま食べられそう」(23歳/ソフトウェア/技術職)■缶入りビスケット……・「おいしく、保存が利くから」(23歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「腹持ちよさそう」(23歳/金融・証券/営業職)・「味にくせがないから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)総評20代男性が非常食として常備しておきたい食べものは、カンパンが第1位でした。「非常食といえばこれ」「非常食の定番」などの声が示す通り、非常食の代名詞として多くの人の意識にすり込まれていることがわかります。「お湯も必要ないし、長持ちするので非常食としてとても優秀」という声にはまさに納得ですね。4位の「レトルトカレー」は男性編のみランクイン。「栄養価が高そう」「味がしっかりしている」という点で人気でした。保存が利きながら、味や栄養面ではいつもの食事と同じというところが評価の理由のようです。非常食は文字通り「非常」時に食べるものですが、うっかり放置しすぎて賞味期限を何年もオーバー、なんてことも珍しくありません。今回の記事に目を通したことをきっかけに、家の非常食をチェックしてみてはどうでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性258名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】緊急時に備えている防災準備【ランキング男性編】好きなカップヌードルの味【コラム】沸騰させるとおいしいって本当?水道水に関する疑問あれこれ完全版(画像などあり)を見る
2011年08月17日防災への関心が一層高まる中『防災対策として食料を準備しておきたい』という消費者のニーズに応えて、5年間保存可能な缶タイプ「マリー缶」「ミルクキャラメル缶」が8月2日(火)から限定発売された。あらためて、お菓子が非常食に適している点を幾つかあげてみよう。・高い栄養価を有していること。・調理せずにすぐに食べることができること。・子どもや高齢の方でも容易に摂取することができること。・一般的に保存期間が比較的長いこと(防災備蓄用として開発された菓子は長期保存可能)。・長期に及ぶ避難所生活の食事面におけるストレスの軽減を図ることが期待できること。今回発売される缶タイプの「マリー缶」と「ミルクキャラメル缶」は、5年間の長期保存ができるため、家庭に1つ常備しておくと安心だろう。また森永製菓では、手軽に始められる防災対策として、キョロちゃんが解説する防災用パンフレット「防災のしおり」や、携帯できる「ミニリーフレット」などを店頭配布している。ホームページには「防災の心得」のページもあり「非常持ち出し品」や「非常用備蓄品のチェックリストもあるので、こちらも是非活用したい。お問い合わせ:森永製菓株式会社 お客様相談室 TEL 0120-560-1620プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月02日3月11日、東京在住の筆者は、大きな被害こそなかったものの、気が動転し、当日から翌朝にかけて、手足の震えが止まりませんでした。そこで、今一度、防災の基本を学ぶべく、4月8日池袋防災館へ行ってきました。ここでは、地震や火事などの防災体験を通して、防災意識や技術、知識を身に付けることができます。まず、地震の揺れを体感できる「地震コーナー」のマシンへ入る前に、地震時の行動についてのレクチャービデオを見て勉強します。その後、食卓を模した地震ブースで、最大震度6強までを体験。関東大震災の揺れ始めから揺れ終わりまでを再現したものだそう。動画を見る震度6の揺れのときは、机が今にも動きそうな揺れ方でしたが、3月11日の震度5強(東京の一部)や、その後の4月7日のM7.4の余震(東京は震度3)の方がよっぽど怖かった、というのが正直な感想。体験コーナーでは、あくまで体験だから死ぬことはない、これから揺れが来ることがあらかじめ分かっている、という意識があるため、どうしても恐怖心は生まれないようです。続いて、火事になったときを想定した「煙コーナー」を体験。煙が充満し、停電で真っ暗な空間から脱出します。空間内に充満しているのが本物の煙じゃないことに油断して、うっかり"煙もどき"を吸ってしまいましたが、本来なら「火災で発生した煙に含まれるガスを少しでも吸い込むだけで、意識が遠のいてしまいますよ!」(館長・三村達也さん)とのこと。体験後、三村さんに防災に関する疑問をぶつけてみました。――まず机の下にもぐれ、とのことですが、大きな揺れが来た場合、先に建物の扉を開けておかないと閉じ込められるのではないでしょうか?「扉が開かなくなる可能性はありますが、まずは身の安全が最優先です。扉を開けに行ってるうちにけがをする危険の方が大きいですから、慌てて何かしようとせずに身を守ってください」――もし、建物が倒壊するような大地震だった場合、机の下にいたら、天井が落ちてきてペシャンコになってしまうのでは?「耐震措置がなされている最近の建物ならば、震度7でも壊滅的な崩壊はしない、と言われています。焦って外に出た方が、ガラスが飛び散ってきたり、看板が落ちてきたり、と余計に危険です。家の中でガラスのないところや、頭を守れる場所で揺れがおさまるまで様子を見ましょう」――沖に震源地があった今回の東日本大震災は、直下型地震だった阪神大震災に比べて建物の倒壊の被害が少ないような気がするのですが。「それについては、現段階でははっきりと分かりません。もしかしたら建物が崩れていたかもしれませんが、それすらもすべて津波で流されてしまっていますから……」――防災館の体験コーナーは、現実の災害時に比べると、恐怖感や緊張感は半分にも満たないですね。現実に起こったときはもっと頭が真っ白になりそうです。「当防災館では恐怖を味わっていただくというよりも、いざというときの初動を知っていただくのが目的です。ほかにも消火器の使い方を体験する『消火コーナー』や、落下物や転倒物に挟まれた人を助ける『救助・救出コーナー』なども用意してあります。実際に体を動かすことで、身に付けていただければと思います」体験コーナーに参加しに来る人々の意識も、東日本大震災の以前と以後では、ガラリと変わったとか。震災の記憶が新しい今は、本気で防災訓練を学び直すチャンスかもしれません。(朝井麻由美/プレスラボ)池袋防災館行ってきたのはココ。備えあれば憂いなし。【関連リンク】【コラム】備えあれば憂いなし!地震の学習館で防災体験をしてきた【コラム】地震後の火災に注意。被害を押さえるためにすること【コラム】場所別・地震が起きたらこうすべき!
2011年05月01日便利な5冊セット生命保険文化センターは17日、保険に関する様々な消費者向け知識が満載された、『備えあれば保険あり』の2010-2011年度版を発売した。これはテーマ別に、「ねんきんガイド」「医療保障ガイド」「知っておきたい生命保険と税金の知識」「ライフプラン情報ブック」「イラストでわかる生命保険ほけんのキホン」の小冊子5冊に分かれたセットとなっており、1セット700円となっている。中身いろいろ年金からライフプランまで「ねんきんガイド」では、公的年金制度に加えて、気になる個人年金保険の詳細が説明。ケーススタディとして個人年金保険の契約プランが紹介される。「医療保障ガイド」は、入院や手術をした際における自己負担と、それに対してどのように生命保険を組み合わせると効果的であるかが解説される。「知っておきたい生命保険と税金の知識」は、課税・控除を含めた生命保険と税金の関係を、10の事例で紹介。「ライフプラン情報ブック」は、人生設計とそのために必要な様々な準備について、データを中心に解説される。「イラストでわかる生命保険ほけんのキホン」は見やすく分かりやすい基本書となった。この機会に便利な保険の仕組みを知りたいという人にはオススメのセットと言えそうだ。
2010年12月22日「もしタイムマシンがあったら、行きたいのは過去?未来?」「何歳で結婚する?」といった現実的な質問じゃないだけに、夢が広がる話題ですよね。もしもこの世にタイムマシンがあったとすると、過去と未来、どちらの方が人気なのでしょう?そして行きたい時代は?アンケートしてみました。調査期間:2010/10/23~2010/10/29アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 432件(ウェブログイン式)Q.行ってみたいのは、過去、未来どっち?・過去……58.6%・未来……41.4%どうやら、過去に行ってみたい人の方が多いようです。単純に自分の生まれる前の世界を見てみたい人もいれば、歴史を変えたい、なんていう危険な意見も!ちなみに、未来に行ってみたい派は、未来の自分を見たいという純粋な(?)欲求もあれば、ひともうけしたいという金の亡者もいました!では、過去に戻るとすればどの時代が人気なのでしょうか?第3位明治時代「明治維新後の激動の時代を見てみたいから」(26歳/男性)第2位平安時代「本当に"麻呂(まろ)"のような人たちがモテていたのか」(26歳/女性)第1位江戸時代「お侍さんを見てみたい」(30歳/女性)歴史上でもっとも票数を集めたのは、江戸時代。265年続いた歴史はあなどれません。ちなみに、ランキングには反映しませんでしたが、自分の学生時代という意見も多かったです。青春をもう一度味わいたいのか、はたまた、やり残したことがあるのでしょうか。未来で行ってみたい時期については幅があったのですが、一番遠い未来で、1,000年後でした。「世界がどうなってるか知りたい」(22歳/女性)とのことです。見てみたいような、見たくないような。また、多かったのが【5~30年後】という回答。「自分の予想と違う未来だったら変えられそうだから」(23歳/女性)「結婚とか仕事とか子どもとか、今悩んでいることが解決していそうだから」(22歳/女性)以前、占いで結婚生活があまり良くないと言われた私も、未来が気になって仕方がありません。過去に行けば、どこかで踏み間違えた自分を軌道修正できるかもしれないし、未来に行けば、これからの自分を軌道修正していけるかもしれないし。あ、どっちにしろ軌道修正は必要なんだ(って、あらためて思いました)。つまりは現状に満足できていないのか!?う~ん、でももし本当に行けるとしたら、保証された未来なんてつまらないので(と、少しカッコつけつつ……) 、歴史を変えないように気をつけながら、過去に行って思い出の人にもう一度会って話をしてみたいです。皆さんは、どの時代に行ってみたいですか?(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】永遠の問題!?ドラえもんの道具が手に入るとしたら何をする?【コラム】2ちゃんねる至上最悪のタブー!?~都市伝説サイバー編~【ランキング男性編】過去にもらったバレンタインデーのチョコレートの最高数ランキング
2010年12月02日COBS ONLINEの男女会員1,009名に対して、2009年7月28日から8月3日にかけて「防災に関するアンケート」を実施した。「防災グッズを家に置いているか」について聞いたところ、「いいえ」と回答した人は全体の70.8%で、「はい」と回答した人は29.2%となった(図1)。「防災グッズを家に置いている」と回答した295名に「防災グッズとして何を用意しているか」と聞いたところ、「懐中電灯」13.8%、「保存食・非常食」12.5%という結果になった。(図2)。同時に「防災グッズを家に置いている」と回答した295名に、「防災グッズを揃えるのにいくらかかったか」について聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」が一番多く29.6%、次いで「10,000円~15,000円未満」と「3,000円~5,000円未満」が同率で21.6%となった(図3)。逆に、「防災グッズを家に置いていない」と回答した714名に「防災グッズを買うならいくらまで出せるか」と聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」が一番多く32.2%の割合となった(図4)。買っていない理由を聞くと、圧倒的に「買おうと思っているが、ついつい先延ばしにしてしまう」という意見が多かった。ある程度の値段は出せるが、買うのが面倒という心理が見え隠れしている。次に、全回答者に「会社や地域の避難訓練に参加しているか」について聞いたところ「いいえ」が61.4%という結果となった(図5)。また、「会社の避難場所がどこか認識しているか」の問いには「いいえ」が59.3%となった(図6)一方で、「自宅の避難場所がどこか認識しているか」の問いには、「はい」が53.7%となり、自宅の避難場所の方が職場よりも多く認識されていた(図7)。最後に、「防災グッズ、避難訓練以外の対策を何か行っているか」の問いには、「いいえ」が圧倒的に多く96.2%となった(図8)。「はい」と回答した若干名の意見として、「保険に加入」、「風呂に水を常に張る」などの意見が見られた。COBS ONLINE男女会員へのアンケート「防災に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年7月28日~8月3日、集計人数:1,009名)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月25日こんにちは、アンジェ web shop 広報の苅谷です。9月1日は防災の日。地域での防災訓練やイベントがあったりと、防災を見直し考える機会。ご家庭でも防災グッズの見直しや点検をしませんか。今回は、日々の暮らしの延長で備える事が出来る”アンジェ的”「防災グッズ」をご紹介します。■非常食の常識をくつがえす、選べて美味しい!新発想の備蓄食一昔前の非常食は、味はあまり期待できなかったり、メニューも決まりきったものしかない、というイメージがありましたが、最近では美味しい非常食も増えてきています。中でも、今注目なのが、 「IZAMESHI(イザメシ)」。 「いつでもおいしい!どこでもおいしい!」をコンセプトに、味にもパッケージにもこだわった新発想の備蓄食シリーズ。イザメシが誕生したきっかけは、スタッフが、東日本大震災の被災地で、保存食は美味しくない、種類が少ない、、というという現状を経験したことを機に開発された保存食シリーズ。何と言っても豊富なラインナップが魅力。わかめご飯に肉じゃが、うどん&パンから、リゾット、ビーフシチューまで。非常食としては珍しいメニューも用意されています。まず揃えたいのがこちら、 <IZAMESHI3日分の保存食セット>。 災害時にライフラインが機能しなくなった場合、復旧するには一般的に3日かかると言われています。そんなデータに基づいて3日分を目安とした保存食セットに。自宅避難の際にもあると心強い一品です。ご飯やおかずだけでなく、スイーツ、パンも入っているので、毎回飽きずに食べられます。BOXに入っているので、車に積んでおいたり、玄関などすぐに取り出しやすい場所にストックしておくことも。※現在、完売しております。次回入荷は9月中旬を予定しています。入荷のご案内は、メールマガジン又はアンジェ公式Instagram、LINEでお知らせいたします。〜各アカウント登録はこちら〜 ・メルマガ登録 ・アンジェ公式 Instagram ・アンジェ公式 LINE ■エコな使い捨て簡易グリルで、温かい物を食べるほっとした瞬間を。災害時では、ガスや電気が絶たれ、火を使った調理が出来ないことも想定されます。そんな際に、組み立てて、チャッカマンで火をつけるだけの 「5分で着火!クラフトグリル」。 が重宝します。台をセットして、4角に火をつけるだけ、約5分でグリル温度に達します。使用されている竹炭は油が落ちても煙が立ちにくいのも使いやすいポイント。炭火でじっくり焼き上げるので、食材も美味しく焼き上げてくれますよ。野菜や焼肉用のお肉なら3〜4分で、手羽先などは約15分くらいで焼き上がりました。メーカーが推奨する、火力の持続目安は約60分。焼くものによりますが、実際に使用したところ〜80分くらいは十分食材が焼ける火力は感じられました。さらに、エコ先進国のデンマークのアイテムとあって、使用されている素材はすべて土に還るエコ素材。燃えるゴミとして処分することが出来ます。ストック用には、4個セットがおすすめです。 ▶クラフトグリル4個セット ■食中毒、感染症対策に欠かせない「除菌スプレー」は500ml 1本をマストに。災害時には生活用水が分断され、手や食器がこまめに洗えないことも。避難所など密集した場での生活においては、食中毒やインフルエンザ感染のリスクも高まります。非常用袋の中に、除菌用アルコールスプレー500mlを1本備蓄することがおすすめ。除菌スプレーを選ぶ際には、食中毒や感染症対策にも使える商品だと安心です。除菌用アルコール製剤 「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」 は、食のプロの現場や医療現場で食中毒、ウイルス対策として採用されている製品。実際に東日本大震災や、熊本地震の被災地では、避難所での感染対策、衛生面でのケアに活用されていたそうです。日常とは違って十分に洗えない調理器具や、食器も。汚れを拭き取ってからシュッと一吹きしてから、使用することで食中毒対策に有効です。また、食品成分のみで作られているので、ベビー用の哺乳瓶や食器にも安心してお使いいただけます。他にも、手洗い後の除菌や、お手洗いでの衛生面でも重宝します。ジェームズマーティンは、製造後未開封の状態で4年間保存が可能ですよ。■厚さ1.5cmのソーラーライトで太陽の明かりを持ち歩く懐中電灯の他に、その辺り一帯を照らすライトも必要です。厚さわずか1.5cm、重さ75gのソーラー式LEDライト 「ソーラーパフ」 。太陽光充電式ですが、そのコンパクトさからは驚くくらい、パワフルに照らしてくれます。広げた時は11×11×11cmの立方体。軽くて防水仕様なうえ、最大12時間の長時間点灯も可能。生地に網目が入っているため、中のLED10灯の光を屈折させ拡散することで、眩しすぎず、明りを広げてくれます。■いざという時に入手しにくい子供用のグッズを備える災害時には、お子様用の必需品が直ぐに手に入らないことも。おむつやおしり拭き、離乳食はもちろん、子供用の歯ブラシも防災グッズに備えておくことをおすすめします。歯医者さんが作った子供用の歯ブラシ 「HAMICO」 。どうぶつやのりものなど、子供たちが大好きなイラストが描かれています。可愛らしいイラストに、安心して歯磨きタイムを過ごせそうです。また、災害時に不安にならないように、子供が好きな「おやつ」も用意して置きたいもの。 「CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶」 は、ケーキのようなフワッとした食感とほんのり感じる上品な甘さが評判のデニッシュパンを作る京都祇園発祥の「ボローニャ」から発売された、長期保管可能なデニッシュパン。最大3年3ヶ月の長期保存ができます。味もプレーン・メープル・チョコレートの3種から選べ、缶の中にギッシリ詰まったパンは食べごたえ十分。パッケージイラストの可愛らしさも、不安になる非常時に、ふと心和ませてくれます。いかがでしたでしょうか。最近では、近い将来やってくる災害に備える「備災」、そして被害を最小限にとどめる「減災」という考え方も広まってきています。ぜひこの機会に、備災として「防災グッズ」の見直し、点検をしませんか。 ■暮らしのはなし
2001年12月05日もしも願いが叶うなら、子ども時代を1日過ごしてみたい。そんなことを最近ふと考えるようになりました。娘が生まれてから、脳裏をよぎるようになったのは、子ども時代、日常の他愛のないこと。そこにいつもあるのは母のおもかげ。・私は幼稚園から小学校低学年まで、両親の故郷で、私が生まれた関西ではなく、父の転勤先だった東京で過ごしました。1、3、5歳の子どもを連れて遠方への引っ越し。慣れない土地での家事・育児は「どれだけ大変だったんだろう」ということは“今なら”容易に想像がつきます。ただ当時の私は母の興味をひきたいためいろいろなわがままを言って母を困らせてばかり。5歳頃、公園遊び中に鉄棒から落ちて泣き叫ぶ私。うった場所が首だったこともあり急遽病院へ行くことに。私1人を連れて病院へ行くために、姉と妹の預け先など、あわただしく調整をしたはず。ただ私の記憶にあるのは、痛みがひいた後ドキドキしながらも、母と2人だけの時間が嬉しかったこと。始めてみた自分のレントゲン写真がとても怖かったけれど、ちょっと大人の気分になったこと。「心配ないよ」と先生に言われ不安から安堵の表情になった母に少し寂しさも感じたこと。母の手がとても暖かく繋いでいるだけで安心できたこと。お母さんの手は魔法の手何十年も思い出すことがなかった事が娘が生まれたことでふと表層にうかびあがってくるように。熱を出した時、家事の合間、様子をみにくる母の冷たい手がおでこにひんやり気持ちよくお腹が痛い時、添えてもらう母の手が大きく暖かく大好きでいつも安心できた「大きくて暖かな、お母さんの手」大人になって体調を崩し急遽入院になった私の元に駆けつけてくれた母。1人で恐怖と痛みで震えていた私を支えてくれたのは、記憶よりも、私の手よりも小さくなっていたけど、何年たっても変わらないお母さんの手でした。娘と私をつなぐものどこに行くのにも手を繋いできた娘。7歳になった今、お友達がいると恥ずかしがって私の手をふりほどくように。振り返ってばかりの私と違い、どんどん未来に進んでいく娘。取り残されていく寂しさもあるけれど、私と手を繋いでいた日々が娘の心の種にと願えるのは、母との思い出があるからこそ。私の手をひこうとしてくれる頼もしさもあります。娘と一心同体だった日々が過ぎてから、一瞬の日常が眩しいほど懐かしく感じるように。だからもしも願いが叶うならもう一度子ども時代、なんでもない日常を母とゆっくり過ごしてみたい。そんな事を思うのです。・「おばあちゃんの手はシワはあるけどツルツルでしょ」と、孫である娘と手をつないでくれる母の手はやっぱり私にとっては魔法の手。夏休みもお正月も会うことができなかったけど、この日だけはきちんと言葉で伝えたい。お母さん、いつもありがとう。大好き。パパの背中は大好き。あと数年はまだまだ甘えてくれるかな。 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2001年12月05日防災の日から半年以上が過ぎ、もう一度自宅の備蓄品を見直す方もいらっしゃるのではないでしょうか。お引越しや、進級進学、復職など生活スタイルが変わる春は、暮らしの整理整頓と同時に、防災の見直しをするのに最適な季節。今日は3人のインスタグラマーさんにこの春見直した防災グッズについて教えて頂きました。これが防災グッズ?と目を疑うものもありますよ。すでに備蓄されている方にも、これからの方にも、おすすめしたい非常食&防災グッズばかり。使用感とともにご紹介いたします。■最大7年間長期保存ができる!備蓄にも日常にも使えるアルカリイオン水インスタグラムで切り取る日常の暮らしがシンプルで素敵な nika.home さんのアカウント。nika.homeさんは年に2回、防災グッズの見直しをしているそう。「年二回の防災用品の見直し賞味期限が迫っていた水も入れ替え。普段は浄水器の水を使っていてペットボトルの水はほとんど購入ない事もあり、ローリングストックではなく備蓄。(食品はローリングストックしているものもあります)また重いため頻繁に入れ替えも大変に感じていたので、なるべくその手間も減らしたいという思いもあって長期保存水を選ぶようになりました。」「一部は無印良品の頑丈収納ボックスにいれて保管。その名の通り頑丈なので水を入れても問題なし◎」<写真・コメント@nika.homeさま>使用アイテムはこちら⇒ イザメシいざという時の必需品7年保存水2L6本セット/IZAMESHI ⇒ イザメシいざという時の必需品7年保存水500ml24本セット/IZAMESHI ■アクセ感覚で持てる、お守りホイッスルお子さま3人を育てられながら、おうちのどこを見回してもしっかりと整理整頓されている iebiyori さんのアカウント。キーホルダーを娘さんに1つ購入された後、気に入られてお子さま全員分のキーホルダーを追加購入されたとのこと。「ただのキーホルダーではありません。#ホイッスル なんです。・可愛くて目印になってもしもの時のお守りにもなる…考えた人、スゴイ!長女の修学旅行のバッグに付けてみたらこれまたかわいくて最近きびしい6年生女子もかなりお気に入りなようです。」「子ども3人分そろいました。ホイッスル機能付きのキーホルダー、災害時にも役立つお守りのような存在です。・家族分のカギがそろった!と思ったら合鍵があと1個不足していることに気づいた…。・・これで鍵を定位置に戻していない犯人がすぐに分かる!(゜∀゜)」<写真・コメント@iebiyoriさま>ひと目では笛と気付かないような、洗練デザインが魅力のアルファベットキーリング。光を美しく反射するクリアな素材は、クオリティの高さに定評のある福井県鯖江のメガネと同じ素材を使用しています。アクセ感覚で持ち歩けるのはもちろん、ひと吹きすれば人にも救助犬にも聞こえやすい音が鳴る、もしもの備えとしても頼れるアイテムです。⇒ エッフェアルファベットキーリング/effe ■オシャレなパッケージも◎3年後も美味しいデニッシュ缶おふたりの可愛いお子さまと、日々の暮らしを愉しまれてる siippo さんのアカウント。「以前購入しようとした時に売り切れで購入出来なかった、3年後もふっくらデニッシュ缶。非常食にもアウトドアにも贈り物にも☺︎いつでも大切にしたい、ふと和む。気持ち。」<写真・コメント@>siippoさま>「行列のできる屋台のパン」「舞妓さんも並んで買う」と話題にもなった、京都祗園発祥“ボローニャ”のデニッシュが長期保管できる缶詰になって登場。もしもの時の非常食としても、安心と優しい味わいを届けてくれます。⇒ CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶 いかがでしたか。「いつかやろう」と思いながらも、そのタイミングをはかりかねることも多い防災グッズの見直し。この機会にご家庭でも防災グッズの見直しや点検を行いませんか? ■暮らしのはなし インスタグラマーさんの話 中村綾子1LDKの賃貸アパートに3人暮らし。賃貸でも心地よく暮らしたい。おいしいパン屋さんを見つけるのが最近の楽しみ。
2001年12月05日