おしかえす感動の弾力!資生堂が展開するコスメブランド、アクアレーベルから21日、Newタイプの保湿クリーム「スペシャルジェルクリーム」が発売開始される。ぷるんとした肌の弾力を感じられる、弾力ジェルクリームとして、期待されているアイテムだ。朝も夜も洗顔後も、これ1つでOKという手軽なケアながら、高弾力のジェルクリームで、おしかえすような弾力のある、年齢を感じさせないハリ美肌へと導いてくれるという。手に取ったときからぷるっぷる!水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、グリセリンによるコラーゲンGLをたっぷり配合し、角層の奥までうるおいをしっかりと届けてくれ、肌の弾力を生みだすという。また、Wヒアルロン酸配合で、肌表面にうるおいベールを作り、美しいハリのある肌状態をキープしてくれるそうだ。べたつかないみずみずしいテクスチャーも心地よく、ほのかなローズミストの香りも魅力的。毎日のケアが楽しくなりそうだ。使い方は、洗顔後にアーモンド粒1個分を目安にとり、顔の5か所(両の頬、額、鼻、顎)に。頬や額などの広い面せく部分からなじませ始めて、中心から外側に向かうように、全体へ丁寧になじませていくのがポイントだそうだ。また、乾燥がとくに気になるときには、アーモンド粒2個分ほどをとり、顔全体に広げて待つこと3分。クリームをなじませると、保湿マスク的な効果があるという。手に取ったときからぷるっぷるの弾力クリーム。理想的な“弾むぷるん肌”をかなえたいなら、一度体感してみては。元の記事を読む
2012年08月20日今までもアンリ流開運フードはご紹介してきましたが、今回はフルーツです。女性の多くがフルーツ好き、その中でもジューシーで見た目も香りも豊かな「桃」は、人気が高いです。また、桃は恋愛運や人間関係運を向上させてくれる」と言われています。風水では、旬のものを食べると「良い情報」が入ってきやすくなりますが、これから「旬」を迎える桃は、「恋愛運」ももたらします。アンリは、わざわざ甲府まで大人買いに出かけることもしばしば。風水ではそのものまるごと体内に取り込むのが、最もエネルギーを教授できる方法なのです。それだけで人間関係や恋愛運が向上するのですから、とても簡単でおいしいと思いませんか?旬な時期は、桃を使ったスィーツも出てきて、乙女心をくすぐります。旬な桃は、いつもに増して恋の運気を引き寄せますから、意識して食べてみてくださいね。ところで、なぜ桃が恋愛運に良いのでしょうか? アンリが思うに、桃は柔らかで美しい果実ですが、種は硬く簡単には割れないところが、揺るぎない契りのようで、恋愛とクロスするのではないかと思うのです。実は古くは古事記に、桃にまつわる話が存在します。日本の国生みの話で有名な男女神、イザナギとイザナミ。不幸にも火の神を出産した際のやけどでイザナミ(妻)が他界してしまうのですが、イザナギ(夫)はあまりの悲しさからに妻を追って黄泉の国へはせます。闇の中、一緒に帰ろうと言う夫、イザナギに対してイザナミは、一言言い残して闇の御殿に入ります。「黄泉の国の食べ物を食べてしまい、こちらの住人になってしまったので、このままでは帰れない、黄泉の神に相談してみるので待っていてほしい。それまで自分の姿を決して見ないで」本当は肉体が朽ち、醜態となった自分の姿を恥ずかしく思い、イザナギに見せたくなかったのです。ところが、待ちきれない夫は、美しい妻の姿を早く見たいとの思いから火をともして現実を見てしまいます。そのあまりに酷い姿に驚愕し、イザナギは黄泉の国を逃げ出します。夫の屈辱に怒り、妻は黄泉の鬼たちに夫の後を追わせ、夫は命からがらこの世との結界までたどり着き、力をふり絞って3つの桃の実を鬼たちに投げつけたところ、鬼らは逃げ帰ったのです。桃の実で一命を取り留めたイザナギは、「お前は私を助けたように、この国の人が困難に苦しみ悩むときに助けなさい」と桃の実に告げ、「オホカムズミノミコト」という神の名を授けます。この話から桃は、窮地に人を助ける救いの神と讃えられたのだと思います。桃太郎伝説もそうですね、桃から生まれた少年が、鬼退治して世に平和をもたらします。また中国では、「三国士」の中で劉備と関羽、張飛が兄弟の契りを「桃園」で行います。これには人間関係の持続性や、互いに裏切ることのない関係を願っているのが「桃」の下というのは何とも印象的です。つまり中国でも古来、桃は神聖な誓いの証しだったと言えます。また桃を逆さにしてみると「ハート」の形になりませんか? 色はピンクで、まるで心臓に似ていると思いませんか?桃とは心、すなわち「気持ち」そのものを表し、それを食すことで相手を思いやったり、それから派生する恋愛気運を高めたり、人間関係を良好にすると考えられたわけです。桃は丸く膨らんでいますから、気持ちが満たされる=心が豊かになる開運フルーツなのだと思います。未婚の女性にとって、「心が豊かになる」とはどんな時しょうか? 恋愛がうまく実ったとき、素敵な人にめぐり逢えたときではないかと思います。さあ、今日から実践開始です。桃スィーツもよし、桃の産地を訪ねるもよし。旬の桃をたくさん味わって、恋愛運をアップしてください。ただし、食べ過ぎには要注意!女性のカラダに良い成分もたくさんありますが、果糖たっぷりですから、スポーツや栄養のバランスを考えて召し上がってくださいね。
2012年08月15日1本5役でエイジング世代の女性の肌悩みに応えるロート製薬は、エイジング世代の女性の肌悩みに応えるブランド「50の恵」から、BBクリーム「50の恵 養潤BBクリーム」を、9月11日新発売する。1本で美容液・クリーム・化粧下地・ファンデーション・日焼け止め(SPF32・PA+++)の5つの機能があるBBクリームで、年齢を重ねるにつれて深刻になる「乾燥」「小じわ」「たるみ」等の肌悩みに着目して開発。肌にハリを与えながら、しみや小じわをしっかりカバーする。*画像はニュースリリースよりカバー力はもちろん、肌にハリも与えてくれる「50の恵 養潤BBクリーム」は、1本で5役、50種類の「養潤」成分1配合し、カバー力はもちろん、肌にハリも与えてくれる贅沢BBクリーム。 粉体の表面を隙間なくコーティングすることで、なめらかな使用感と発色のよさ、きめ細かい仕上がりを実現。しっかり密着し、気になるしみや小じわ等の肌悩みをひと塗りでカバーするという。「明るい肌色」と「自然な肌色」の2色。元の記事を読む
2012年08月06日高級フルーツのネット販売を行うヨグモグは、日本一のブランド桃である、山梨県の「春日居もも」の販売を開始した。春日居の桃の産地、山梨県笛吹市春日居町は甲府盆地のほぼ中央に位置し、笛吹川沿いの平坦地からなり、桃栽培に適した砂地に恵まれている。また山梨県は日照時間が日本一長い県であること、高い山々に囲まれた盆地特有の内陸性の気候のため昼夜の寒暖差が大きいことから、桃の栽培にとても適している。春日居の桃は、毎年常に需要が供給を大きく上回り、通常の桃に比べて高価となる。とても香りが良く、一口頬張るとジューシーな甘さが口いっぱいに広がり、桃本来の美味しさを堪能できるという。昨年は、日照不足が原因で全体的に小玉傾向となり1,010トンの出荷だったが、今年は量的には去年より多い。品種は7月の第1週が「日川」、第2週で「加納岩」(少な目)、20日過ぎれば「白鳳」のピークとなり、「浅間」の出荷も始まり量的には揃ってきそうだ。旧盆前は「川中島」が始まり、最上等級の「特秀」発生率は、例年並みの40%位との予想。同店では、本年も昨年と同等の特秀品発生率40%以上を期待し、特秀品の中・大玉サイズのみを厳選して届けるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日元ももいろクローバーのメンバーであった早見あかりが7月15日(日)、16日(月・祝)に品川ステラボールで行われるライブイベント「スクランブる!? -The Live Show-」にてMCを勤める事が分かった。公演情報はこちらこのイベントは毎回、今注目を集めているアーティストをゲストに迎え、生ライブを披露してもらうという音楽番組的な内容で、MCは先述した早見あかりのほかに、アイドルについて造詣が深い南海キャンディーズの山里亮太が勤める。早見あかりは2011年4月10日中野サンプラザでのライブにてももいろクローバーを脱退してからは、主にモデルや女優業で活動していただけに、彼女の新たな一面が引き出されるライブになりそうだ。7月15日(日)のゲストはSUPER☆GiRLSとCheeky Parade、16日(月・祝)のゲストはLiSAと℃-uteとなっている。また、6月30日(土)の一般発売に先がけて、チケットぴあでは、6月29日(金)23:59まで、7月15日(日)公演のプリセール(先着先行)を実施中。
2012年06月24日人気急上昇中のアイドルグループ、ももいろクローバーZがペプシの新商品CMでこれまで見せた事のない大人のももクロに変身する。これは、ペプシが新発売する甘くないコーラ「ペプシブラック」のCM内での事で、初めはいつものカラフルな衣装の彼女たちが登場し、彼女たちの持ち味である全力投球のダンスを披露するが、リーダーの百田夏菜子がジャンプすると突然、彼女たちの衣装がブラックに変化し、メイクやダンスも大人っぽいものへとチェンジするというもの。商品のコンセプトである大人のコーラに合わせ、これまでに見せたことのない大人の姿になったももクロは、ファンならずとも注目を集めそうだ。このCMは6月19日(火)より全国で放送開始。公演情報はこちらなお、ももいろクローバーZは6月17日(日)より「ももいろクローバーZももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」と題した全国ツアーを行う。ツアー最終日となる8月7日(日)西武ドームでのライブの一般発売は7月21日(土)となっているが、チケットぴあでは6月18日(月)昼12:00までぴあ会員に向けたオフィシャル抽選先行を実施中。争奪戦となる事が予想されるこのチケット。ぜひご確認を。■「ももいろクローバーZももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」6月17日(日) NHKホール6月23日(土) Zepp Sendai6月24日(日) リンクステーションホール青森(青森市文化会館)6月29日(金) 広島ALSOKホール6月30日(土) 米子コンベンションセンター BiG SHiP7月14日(土) 神戸ワールド記念ホール7月16日(月・祝) 名古屋国際会議場センチュリーホール7月20日(金) 福岡サンパレス7月22日(日) アクトシティ浜松 大ホール8月5日(日) 西武ドーム
2012年06月15日クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンはこのほど、「75th バースデー ストロベリー」と「75th バースデー チョコレート」を発売する。クリスピー・クリーム・ドーナツ創業75周年を記念した期間限定商品で、7月17日までの販売。価格は、各200円。「75th バースデー ストロベリー」はリング形のイーストドーナツにさわやかなストロベリーチョコレートを、「75th バースデー チョコレート」はビターチョコレートをアイシング。どちらもカラフルなスプリンクルがちりばめられ、中央にクッキーとミルククリームがあしらわれている。クリスピー・クリーム・ドーナツは1937年、アメリカ・ノースカロライナ州に1号店をオープン。今回の商品は、1950年代にアメリカで販売されていたドーナツを復刻したものとなっている。当時は、定番の「オリジナル・グレーズド(R)」に次いで人気のあった商品なのだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日理想の肌のタイプとしてよく聞くのが「透明感のある肌」。でも、それっていったいどんな状態の肌なんでしょう?ビューティ&ダイエット編集部が調べました。透明感のある肌のイメージは、たっぷり水分が保たれていて、もぎたてのフルーツのようにみずみずしい肌。シミひとつない白い肌とも考えがちですが、色が黒くても、たっぷり潤ったお肌は輝いてみえます。例えば、野菜を思い浮かべてみてください。採れたばかりの野菜はとてもみずみずしく色鮮やかですよね。でも、それをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと水分が蒸発して急速にしなびていきます。私たちはそのことを知っているので、例えばラップにくるんだり、湿度の高い野菜専用室に入れたり、野菜によっては根の部分に水を張るなどの工夫をすることで、鮮度を長持ちさせています。私たち人間も同じこと。老化を遅らせ、透明感のある肌を長続きさせるためには、水分を保つ工夫が必要なんです。そのためには、水分を保ちやすい柔らかな肌に整えておくことが不可欠。その方法は、(1)体の内から外から水分をたっぷり補う。水を飲んで補給したり、化粧水でカバーしたり、身の回りに観葉植物や保湿器を置いて乾燥を防止したりなどの工夫を。(2)古くなった角質を除去して、潤い成分の分泌経路を塞がない。お風呂や蒸しタオルなどを利用し、肌を柔らかくしてから洗顔やパックで古い角質を洗い流してしまいましょう。(3)メラニン代謝を促し、くすみの原因を作らせない。保湿とは直接関係のないように思えるけれど、代謝が悪くなると角質だけじゃなくメラニンまでため込んでしまいます。そうなると、お肌は荒れて硬くなり、シミ、くすみの原因になります。紫外線やストレスによってメラニンは日々生まれるもの。メラニンをため込まないようにするには、年中無休の紫外線対策、ストレスをため込まない努力、それと同時に代謝を高めて排出する工夫のどちらもが必要なんです。これらに気をつけて、みずみずしくプルプルな透明肌を目指しましょう。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年05月06日『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之監督の最新作『ももへの手紙』が21日(土)から公開される。日本を代表する名アニメーターたちが総結集した本作の魅力とこだわりはどこにあるのか? 沖浦監督に話を聞いた。その他の写真本作は、瀬戸内海の小さな島で暮らすことになった少女ももに訪れる不思議な日々を描いた家族と愛の物語だ。沖浦監督は「これまでハードなテイストの作品をやることが多かったのですが、ずっと児童文学や絵本が好きで、子どもと大人の世界の関わりを描いた作品をちゃんとつくっておきたかった」と振り返る。その“ちゃんと”にかける情熱と労力は並大抵のものではなく、製作期間に7年を要し、大作アニメのチーフ級のアニメーターたちがズラリと顔をそろえた。「腕のあるアニメーターは、どの現場もほしいですし、作品に関わると1年から2年は拘束されてしまう。でも、この映画の場合は製作期間が長かったので待つことができた。だから『このシーンは上手い人にお願いしたい』という場面は、その人のスケジュールが空くまでとにかく待ちました」。そのこだわりは、映画をほんの数分観ただけで伝わるだろう。本作に登場するキャラクターは、ほんの小さな表情の変化や仕草まで丁寧に描き込まれ、画面の中にしっかりと“存在している”と感じられる。「モデリングされたものを動かす3DCGと、毎カットごとに絵を作り出していくアニメは別のものなんですね。人間って少し角度が違うだけで、別の人に見えることがありますよね? そういったことがこだわりの部分だし、手で描くことの面白さなんです。作画監督の安藤(雅司)さんは、“表情”を描ける人。実は“画が上手い”のと“表情が描ける”のは別のことで、『ももへの手紙』のようなリアルな作品になると、大きな変化ではなく、ちょっとした目の動きや顔の角度が重要になってくる。安藤さんはそういう時の“捉え間違い”がない。本当に希有な才能だと思います」。本作の根幹にあるのは母と子、そして亡き父の物語だ。それを実写映画ではなく、手描きのアニメーションで表現することに意味はあるのか? その答えは本作を観ればわかるだろう。腕のあるアニメーターたちが1枚1枚、手で描いた画が連続して撮影された際に出現する“揺れ”や“表情”は、CGアニメや実写では決して再現できないものだ。「前作を作る前にも『10年先も観られる映画をつくります』と言いましたけど、この映画もずっと価値を持ち続けてくれれば」という沖浦監督。CGアニメが規模を拡大し、手描きアニメを担う人材が減りつつあるが、本作はその完成度の高さから、10年と言わず長きに渡って語り継がれていくであろう作品に仕上がっている。『ももへの手紙』4月21日(土) 全国ロードショー
2012年04月19日すっとその世界に入り込み、じわりと心を動かされ、ずっと記憶に残る──そんな宝物にしたいと思えるような映画と生涯何本出会えるだろう。『ももへの手紙』は間違いなくその1本となりえる名作。母と娘、父と娘、彼らを取り巻く人々とちょっと変わった妖怪たちが伝えるのは、家族の絆。ずっと傍にいてくれると思っていた父親を突然失ったヒロインのももが、「ももへ」とだけ綴られた書きかけの父の手紙を見つけたことで始まる彼女の心の旅。心と心を繋ぐその旅路の先には、すべての人を優しく包み込む愛が待っている。そして、キャラクターに声という命を吹き込んだ、美山加恋と優香にとってもこの作品は宝物となり、「心があたたまる映画」と、それぞれの想いを言葉にする。ももの声を演じるのは、ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」の凛ちゃん役で、多くの人を感動させた若手女優の美山さん。通常の演技とは異なり、「アニメーションに合わせて感情を表現するのが難しかった」と苦労を口にするが、責任ある主人公のももを、誰もが共感できるキャラクターに仕上げているのはさすがだ。「ももは、お父さんのことで悩んでいて…そんなももの心情を演じられるのか不安もありました。でも、本当は明るい子、面白い子なんです。そういうギャップを演じたいなと思いました」。役へのアプローチも完璧だ。美山さんの発言に「うんうん」とうなずき、微笑みを投げかける優香さん。沖浦監督から母・いく子役のオファーを受けたときは「えっ、私がお母さん役ですか?」と驚いたそうだが、本人の「私は大人っぽい声ではないのに…」という心配はまったく不要。優香さん以外は考えられないと思ってしまうほどキャラクターに寄り添ってみせた。「いく子さんそのものが素敵だったから」と魅力を語る。「絵コンテを見たときから素敵なお母さんだなって思ったんですよね。これまでにマンモスやサルの声はやったことがあるけれど(笑)、人間の役をやったことがなかったので、最初はものすごく不安だったんです。それが、実際に映像を見ながらいく子さんのセリフを言ってみると、とても気持ち良くて。いく子さんに自然になれる感じがした。夫を亡くした悲しみを抱えているけれど、ももの前では絶対に悲しい姿を見せない強い人、そして明るい人。そういういく子さんを演じることが、ものすごく気持ち良かったんです」。もちろん、母娘、優香さんと美山さんの息もぴったりだった。「毎日のようにテレビで優香さんを見ていたので、すごく楽しみだったんです。優しくて、安心してアフレコができました!」と、キラキラとした瞳で、同じ事務所の憧れの先輩との共演を喜ぶ美山さん。一方、優香さんは「加恋ちゃんのことは、ずっとドラマで見ていたので、(あんなに小さかった凜ちゃんが)こんなに大きくなったのね…って、まずその成長にびっくりしました。アフレコからしばらく経ってこうして会うと、また成長していて。どんどんお姉さんになっていく。つい母親の目線で見ちゃいますね(笑)」。その眼差しは、スクリーンの中でいつもももを優しく見守っていた母・いく子のそれと重なる。アフレコ中、「あんなことがあったね、こんなことがあったね」と、2人が思い出を語る中で一番盛り上がったのは、ももの前に突然現れる“見守り組”。妖怪のイワ、カワ、マメについてだ。妖怪の登場に「びっくりした!」けれど、「マメがものすごくかわいいんです!動きもかわいい!」と、キモカワキャラのマメがお気に入りだと声が弾む美山さん。「そうそう、マメかわいいよね!マメがももの足をペロンって舐めて、ももが叫ぶシーンが好きだったなぁ」と、優香さんもとびきりの笑顔を見せ、「妖怪たちは(現代に)突然現れるけれど、違和感がないんですよね。ファンタジーなんだけれどファンタジーじゃなくて、本当にいるかも?って思えるというか。映像が繊細だからこそリアルに思えるのかもしれないですね」と素晴らしさを熱く語る。そんな妖怪たちの存在は、映画にクスッと笑えるコミカルさを与え、さらには、何故ももの前に妖怪たちが現れたのか?その理由にこそ作品のテーマが潜んでいる。見えないけれど繋がっている、“人と人との繋がり=絆”がしっかりと描かれているのだ。また、ももといく子を通して11歳の頃の自分自身、幼い頃の記憶もよみがえってきたと懐かしむ。彼女たちが11歳の頃に記憶をさかのぼってもらうと──「リレーの選手に選ばれるくらい運動は得意だったけれど、みんなの前ではなかなか発言できない消極的な女の子でした」というのは優香さん。「いく子さんを演じながら、自分がももの年齢の頃を思い出していたんですけど、小学校の頃のお母さんって、ものすごく“お母さん”だった気がするんですよね。年齢で言うと50~60歳ぐらいの印象?でも、実際はそんなにお母さんじゃないというか、ひとりの女性でもあったんだなって」。優香さんは現在31歳。39歳のいく子の年齢には少し遠いけれど、30代を迎えたいまだからこそ当時の母の気持ちに「近づけた気がする」と、しみじみとした表情を見せる。現在15歳の美山さんにとっての11歳という年齢は「役者さんとして頑張りたいという夢が出てきた時期」であり、その大きな決意、若くして自分の生きる道を決めたことに「すごいね、すごいね」と感心する優香さんの表情は、やはりいく子さんそのものだった。そして、こう続ける。「家族って、近すぎるがゆえに本当の気持ちを伝えられない、そういうこともありますよね。家族だから分かるでしょ?って、つい思ってしまう。思春期の頃は特にそうで、私にもそういう時期がありました。大人になってからも、仕事であったつらいこと大変なことを伝えられずにひとり我慢したこともありました。だから、ももの気持ちはよく分かります。30代を迎えたいまは、いく子さんの気持ちも分かる。そういう意味では、いろいろな目線で観ることのできる映画だなって思うんですよね。うん、気持ちって伝えないと分からないんですよね」。優香さんが深くうなずきながら最後に放った一言は、まさにこの映画のテーマそのもの。『ももへの手紙』はきっと大切な人に想いを伝えたくなる、当たり前だけれどとても大切なことに気づかせてくれる、誰にとっても宝物と言える1本になるだろう。(text:Rie Shintani)特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:錦戸亮、結婚を隠し通す自信は?先輩・城島からは「ジャニーさんには言っときや」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.1『ももへの手紙』親子だから分かり合える感動とは?『ももへの手紙』親子試写会アンケート発表西田敏行、田中みな実アナからの妖怪扱いに苦笑い船越英一郎、出演作でない『ももへの手紙』をアピール!「出ていないのはおかしい!」
2012年04月17日瀬戸内の小さな町を舞台に、ここへ母とふたり引っ越してきた小学6年生のヒロイン・ももの元に訪れる、不思議な存在との出会いを描いた、珠玉のアニメーション『ももへの手紙』が4月21日(土)より公開となる。最愛の父を亡くしたことをきっかけに、慣れない土地での生活を始めるももと母親・いく子のもどかしくも温かい親子の絆を通して、“大切な人”の存在を改めて感じさせる本作。シネマカフェでは公開に先駆けて、親子を集めての試写会を開催。読者の感想から見えてくる、親子だからこそ感じられる、分かり合えるものとは――?「ももへ」とだけ記された手紙を残し、天国へと旅立ってしまった父親への拭いきれない気持ちを胸に、汐島という小さな島に母とやって来たももの元にやってくる、不思議な存在。聞けば、彼らは“見守り組”と名乗る妖怪3人組であった。彼らがももの元へやって来た理由に、本作のメッセージが隠されている。本作を観終えた親子に作品への点数をつけてもらったところ、100点超えが続出、平均点数は93点という高評価の結果に。大人、子供関係なく、総じて印象に残ったのは「親子のドラマ」「人の温かさ」という声であった。「四国の美しい自然、風景、島の人々の温かさ、優しさが良く描かれていました。子供向きと言うより、大人の人に観てもらいたい」(50代・女性)、「人の繋がりが大事だなと改めて思わせてくれて温かくなりました」(50代・女性)という声もあれば、「ももにもお母さんにも素直に感情移入ができました」(40代・女性)と、親と子両方の視点で共感できたという意見も。東京から離れた島という舞台でありながら、そこで暮らすももと母・いく子の関係は決して大げさに描かれていないリアルさが高い共感へと繋がっているのだろう。実際に「母・いく子に共感できたか?」との質問には、ほぼ全員の親が「はい」と回答。「娘に涙を見せずに頑張ろうと無理するところ」(50代・女性)、「無理してでも子供を育ててしまうところ」(30代・女性)という親ならではのいく子の強さに頷く人もいれば、「母娘だから喋らなくても分かるかなとお互いが思ってしまうこともありますが、やはり言葉にしないと分からないこともあるところに、とても共感できました」(40代・女性)といった家族ならではの難しさ、さらに「前半で子供の話を聞いてないところ」(30代・女性)という、完璧ではいられない親のリアルな意見も…。ちなみに、本作に登場する“見守り組”の妖怪3人の人気投票を実施したところ、一番人気を得たのが、大きな体で強面だが心根は優しい、イワ。その見た目と性格のギャップはもとより、「ももに全てワケを話してしまうところ」など、最も人間らしいところが支持を集めた様子。この声を演じているのが、名優・西田敏行。どこか抜けているところも愛嬌があるが、味わい深い声で発せられる彼の言葉は心に響くものばかりである。「親子、家族での鑑賞をオススメしたい」との声も多かった本作。普段、当たり前のように接している家族の存在はもちろん、自分を見守ってくれている近くの存在に気づかせてくれる一本である。ぜひ、あなたも大切な誰かとこの温もりを分け合ってみては?『ももへの手紙』は4月21日(土)より全国にて公開。特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:西田敏行、田中みな実アナからの妖怪扱いに苦笑い船越英一郎、出演作でない『ももへの手紙』をアピール!「出ていないのはおかしい!」何がほかの妖怪と違う?愛嬌たっぷりの『ももへの手紙』妖怪たちの誕生ルーツ笑顔こぼれる『ももへの手紙』サウンドトラック沖浦監督書き下ろしジャケット公開不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待
2012年04月12日肌に負担のないSPF50+の日やけ止めベースクリームアクセーヌは、肌に負担のない「SPF50+」の日やけ止めベースクリーム「アクセーヌ スーパーサンシールド EX」(22g4,200円)を、4月27日より発売する。陽射しを強力ブロック&肌負担を軽減する技術を追求「アクセーヌ スーパーサンシールド EX」は、「SPF50」で日やけ防止したいが、肌への負担が心配で使用をためらったり中止したりする人が多いことから、アクセーヌが研究を重ね開発した「ハイブリットUVシールド」配合のUVベース。紫外線吸収剤を含まないノンケミカル処方で、アクセーヌ史上最高の「SPF50+」「PA+++」で強い陽射しも強力ブロックする一方、肌への負担を軽減する保護膜技術を追求し、乾燥&皮脂による負担対策にもこだわり快適な使い心地を実現したという。また、エモリエント×モイストの2層のヴェール構造により、ファンデーションの“つき”・“もち”をアップ、2つのパウダーが凹凸を目立たせず、くすみのない美しい肌色を演出するとしている。元の記事を読む
2012年04月07日ロッテアイス「爽」の新CM記者発表会が4月4日、都内にて行われ、新CMキャラクターのももいろクローバーZが登場した。ももいろクローバーZのチケット情報新CMでは、新ユニット“ももいろクローバー爽”を結成し、セリエA・インテルに所属するサッカー日本代表の長友佑都と“合成共演”を果たしたももいろクローバーZ。メンバーを代表してイタリアで行われた長友の撮影に立ち会った百田夏菜子は「(長友は)本当に凄く優しくて、心の底から優しさと強さが溢れてました」と、長友の印象を語った。爽については「甘すぎないところが好き!」(百田)、「氷のつぶがシャリシャリしてるところが好き!」(佐々木彩夏)と元気にアピール。有安杏果は「5日間連続でライブをやったときに、毎日控え室の冷蔵庫に走ってアイスを食べてました」とアイス好きをアピールした。また、会見では、芸能界きっての“ももクロファン”と豪語する南海キャンディーズの山里亮太が司会者として駆けつけ、山里の相方・山崎静代も飛び入り参加した。玉井詩織は「山ちゃん、こんなところで何やってるんですか?」ととぼけ「切れのある司会頼むよー!」とビンタで会場を沸かせるなど、大盛り上がりの会見となった。“全国の部活にいそしむ中高生への応援”をコンセプトに展開する新CMは4月6日(金)よりオンエアされる。なお、ももいろクローバーZは4月21日(土)と22日(日)に神奈川・横浜アリーナにて「ももいろクローバーZももクロ春の一大事2012~横浜アリーナまさかの2DAYS~」、5月5日(土・祝)に埼玉・戸田市文化会館にて「ももクロの子供祭りだョ!全員集合」を開催する。チケットは横浜アリーナが4月8日(土)より、戸田市文化会館が4月21日(土)より一般発売開始。
2012年04月05日先日、第15回ニューヨーク国際児童映画祭で日本初のグランプリを受賞した感動アニメーション『ももへの手紙』。4月1日(日)、公開に先駆けて、主演の声優を務めた美山加恋と母親役の優香が所属する芸能プロダクション・ホリプロの社員家族を招いての特別試写会が開催され、美山さんに加え、ゲストとして彼女が「お父さん」と呼んで慕っている俳優の船越英一郎が出席した。瀬戸内の小さな島を舞台に、父を亡くし母と2人で慣れない新生活を始めた小学生のももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。本作を鑑賞した船越さんは、作品について「日本中の人たちに観てもらいたい作品。東日本大震災後、苦しいことや悲しいことが多く、たくさんの別れを経験された方々がいると思います。それでなくても、生きていくうえではつらい経験を乗り越えていかなければいけませんが、そんなときに観てもらえると、ちょっと背中を押してもらえるはずです」と大絶賛。「家族の絆」がテーマとなっている本作だが、自身も両親から受け継いだという「感謝すること」の大事さに触れ「両親からの言葉はいつになっても色褪せないもの。その思いはいまでも決して忘れないし、自分の息子や家族にも受け継いでいきたい」と熱く語った。過去に2時間ドラマのシリーズで親子を演じてから、娘のように可愛がっている美山さんの演技について聞かれると「美山さんは本当に素晴らしかった!彼女のことは小さいときから知っているので感慨深いです…」と話す船越さん。それを受けて美山さんも「船越さんは、本当のお父さん以上にお父さんみたい。いまでも時々『お父さん』って言ってしまうんです」と2人の長年の絆を明かした。終始、本作の魅力を熱く語る船越さんだが、実は本作には出演していない。報道陣にそのことを突っ込まれると「俺が出ていないのはおかしい!」と憤慨して笑いを誘う一幕も。でも最後は「ぜひ、家族のみんなで観に来ていただきたい!」と猛烈アピールした。『ももへの手紙』は4月7日(土)より広島・愛媛にて先行公開、4月21日(土)より全国にて公開。特集:『ももへの手紙』の世界へようこそ■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:何がほかの妖怪と違う?愛嬌たっぷりの『ももへの手紙』妖怪たちの誕生ルーツ笑顔こぼれる『ももへの手紙』サウンドトラック沖浦監督書き下ろしジャケット公開不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待一番大切にしたい、家族の愛の物語『ももへの手紙』親子限定試写会に25組50名様ご招待優香&美山加恋、『ももへの手紙』を引っさげ被災地にエール!
2012年04月02日豊かな自然と、穏やかで優しい人々が暮らす瀬戸内の小さな島を舞台に、大切な家族の愛と絆を描く珠玉のアニメーション『ももへの手紙』が4月21日(土)より公開となる。これを記念して、4月25日(水)より発売されるサウンドトラックのジャケットを、本作でメガホンを握った沖浦啓之監督が完全書き下ろしで手がけることが決定した。行き違いでケンカをしたまま、天国へと旅立ってしまった父への思いを拭いきれない中で、慣れない島で母と新しい生活を始めた小学6年生の少女・ももの元に訪れる、不思議な日々を描いた感動の物語。本作のサウンドトラックを担当するのは、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の音楽を手がけ、多方面から脚光を浴びた窪田ミナ。本作以外にもNHK「歴史は眠らない」などのドキュメンタリー番組、アニメ「ケロロ軍曹」などへの楽曲提供と多彩な活躍を見せる彼女だが、その深く幅広い音楽性で『ももへの手紙』の世界観を盛り上げる、繊細で心地よい音楽を紡ぎ出す。「11歳の頃の私自身とももの気持ちを重ねながら丁寧に曲を書きました」という窪田さんが今回の楽曲作りで大きなテーマとしたのが、「汐島と人々の温かさと母娘のつながり」と「面白いリズムとメロディで表現する“見守り組”の妖怪たちの独特の世界観」。彼女が紡ぎ出す優しく希望にあふれるメロディを受け、さらに沖浦監督が書き下ろしたジャケットのイラストには、快晴の青空の下、楽しそうに楽器を演奏しながら行進するももと“見守り組”の妖怪たちが描かれている。完成したジャケットについて、窪田さんは「思わず笑顔になってしまう、とても素敵なジャケットです。見ているだけでなんだか音が聞こえてきそう。ももたちの絶妙なコンビネーションが伝わってきます」と喜びのコメント。温もりあふれる沖浦監督のアニメーションから生まれた窪田さんの音楽、そこから新たに生まれたたった一つのイラストをぜひ一緒に楽しんでみて。『ももへの手紙』は4月21日(土)より全国にて公開。『ももへの手紙』オリジナルサウンドトラック(販売元:ビクターエンタテインメント/3,045円<税込>)は4月25日(水)より発売。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:不思議な妖怪と過ごすひと夏『ももへの手紙』試写会に100組200名様をご招待一番大切にしたい、家族の愛の物語『ももへの手紙』親子限定試写会に25組50名様ご招待優香&美山加恋、『ももへの手紙』を引っさげ被災地にエール!原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月27日むだ毛処理剤ブランド「エピラット」から敏感肌ライン発売クラシエホームプロダクツは、むだ毛処理剤ブランド「エピラット」から敏感肌ラインの、除毛クリーム「エピラット除毛クリームキット敏感肌用」(医薬部外品150g)、「エピラット脱色クリーム敏感肌用」(医薬部外品55g+55g)、 「エピラット脱色クリーム敏感肌用<ミニタイプ>」(医薬部外品(18g+18g)×2)を、3月12日に新発売する。価格は全てオープンプライス。*画像はニュースリリースより従来と同等の除毛力・脱色力で、肌への負担を軽減新商品は、アクティブ成分(除毛成分、脱色成分)のバランス配合技術により、従来と同等の除毛力・脱色力を保ちながら、肌に極力、負担をかけず除毛・脱毛を実現したという。「エピラット除毛クリームキット敏感肌用」は、うるおい保護成分(カモミールエキス、海藻エキス、セラミド)を配合。肌をいたわりながら、根元からすっきり除毛し、処理後の毛の断面も丸くなめらかで、チクチクしない。やさしく香るグリーンフローラルの香りで、お風呂でも快適に除毛できる。「エピラット脱色クリーム敏感肌用」は、うるおい保護成分(カモミールエキス、海藻エキス、植物性スクワラン、ローヤルゼリーエキス)を配合。肌をいたわりながら、むだ毛を自然なうぶ毛の色に脱色するという。嫌なにおいのしない無臭タイプ。元の記事を読む
2012年03月06日3月4日(日)、昨年3月に発生した東日本大震災の影響がいまなお色濃く残る福島県いわき市にて、復興支援イベントとして親子愛を綴ったアニメーション映画『ももへの手紙』の特別上映が行われ、声優を務めた美山加恋と優香、沖浦啓之監督が舞台挨拶に登壇した。今敏監督の『パプリカ』や押井守監督の『イノセンス』など、これまでアニメーターとして多くの巨匠たちと共に優れたアニメ作品を手がけてきた沖浦監督が、7年の歳月をかけて完成させた本作。自然豊かで人情あふれる瀬戸内の小さな島を舞台に、主人公・もも(美山さん)が亡き父の遺した書きかけの手紙を見つけ、可愛い妖怪たちとの不思議な日々を通して家族の愛と絆の大切さに気づいていく姿を描く。この日大勢の親子連れが集まったが、優香さんは元気な子供たちの姿に「たくさんのお子さんにご来場いただけて嬉しいです」と満面の笑み。沖浦監督は、「ざっと見たところ、寝ている人もいないようでひと安心です(笑)」と挨拶し、会場を笑いで包んだ。美山さんと言えば、大ヒットドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(’04)で草なぎ剛(SMAP)の娘役での好演で注目を浴び、天才子役の称号を欲しいままにしたひとり。現在15歳、撮影中には劇中のももと同様に、美山さんもお母さんと喧嘩してしまったそうで「ももと同じだと思いながら演じていました。最後はきちんと気持ちを伝えて仲直りしたんですけど、この作品を通して気持ちを伝えることの大切さを学びました」。アフレコでの演技については「実際に演技するのとは違って、間の取り方が難しかったです」とふり返った。本作で初めて母親役に挑戦した優香さんは「最初はすごく不安でした。小さい頃の母親って完璧で魔法使いみたいな人だと思っていたんですけど、子供の前では弱さを見せない、強い女性なんだということを感じました。近すぎる存在だからこそ言えないことやすれ違っちゃうこともありますが、気持ちを伝えないと上手くいかないときもあるんだなと教えてもらった気がします」と自身の母親への思いを重ねて演じた様子。さらに、こちらのイベントに先立ち、テレビユー福島主催で「絆あなたへの便り」なる投稿企画が行われ“一番伝えたい方へのメッセージ”が寄せられたが、その中から『ももへの手紙』賞に選ばれた方への花束の授与式も行われた。受賞メッセージが読み上げられると、優香さんは「気持ちがすごく伝わってきました。今日、お会いして元気な姿を拝見でき、本当に良かったです」と、震災から1年経たいまもなお故郷を離れて暮らさざるを得ない人々の現状を鑑み、痛切な表情を浮かべた。最後に、美山さんと優香さんは本作について「元気、感動、癒しをスーッと心に伝えてくれる作品だと思うので、それがみなさんにも伝わればいいなと思います」(美山さん)、「ひとりじゃないんだ、ということを実感できる作品です」(優香さん)とアピール。沖浦監督は「久しぶりに福島や故郷に帰ってきた人もいると聞きました。この作品を観て、喜んでもらえたらいいなと思います」と挨拶し、福島の1日も早い復興を願いエールを送った。映画『ももへの手紙』は、4月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会■関連記事:原由子が5年ぶり映画主題歌桑田佳祐もコーラスで参戦!
2012年03月05日紫外線を浴びた肌に、美白と保湿のダブルの効果ニベア花王は、スキンケアブランドの「ニベア」から、紫外線を浴びた肌に、美白しながら濃密保湿ケアする「ニベア薬用ホワイトニングリペアボディウォータークリーム」(120g)を、3月17日に新発売する。価格はオープンプライス。*画像はニュースリリースよりうるおいに満ちた透明感のある肌に整える「ニベア薬用ホワイトニングリペアボディウォータークリーム」は、ボディの肌を美白しながら濃密保湿ケアもするクリーム。美白成分(安定型ビタミンC)を配合、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。また、「モイストリペア成分EX」などの保湿成分配合により、日やけによって失われがちなうるおいをたっぷり補給。カサつきがちな肌をしっかり保湿し、うるおいに満ちた透明感のある肌に整えるという。元の記事を読む
2012年02月24日日やけしやすい手肌のための専用UVケアハンドクリームアルビオンは、「スーパー UV カット」シリーズから、日やけしやすい手肌のための専用UVケアハンドクリーム「スーパー UV カットハンドプロテクション」(SPF30PA++75g3,150円)を、2月18日より発売した。白くならない透明ヴェールで紫外線をブロック「スーパー UV カットハンドプロテクション」は、紫外線(A・B波)による手肌へのダメージを防ぎ、うるおいのあるなめらかな手肌に整えるハンド用日やけ止めクリーム。べたつきのない軽やかな感触でなめらかにのびひろがり、白くならない透明ヴェールで紫外線をきっちりブロック。手肌のためのトリートメント効果でうるおいとハリを与え、指先まで美しくケアするという。元の記事を読む
2012年02月20日俳優の大泉洋が2月12日(日)、東京・渋谷シネクイントで現在公開中の主演作『しあわせのパン』の大ヒット舞台挨拶を、共演する本多力(ヨーロッパ企画)、三島有紀子監督と共に行った。大泉さんの故郷である北海道でロケを行い、洞爺湖のほとりにある月浦の美しい自然も見どころ。この町でカフェを営む夫婦(妻を演じるのは原田知世)と店に訪れる人々の悲喜こもごもを通して、“しあわせ”のあり方を見つめるハートウォーミングな感動作。矢野顕子と忌野清志郎が歌う名曲「ひとつだけ」からインスパイアされている。全国48館での小規模な公開ながら、名だたる大作と肩を並べ、興行ランキングのトップ10入りも果たした本作。大泉さんも「まさかこんなにヒットするとは思っていなかった」と半信半疑の様子だ。この日、原田さんはスケジュールの都合で、舞台挨拶には参加できず「本当に申し訳ありません!」と平謝りの大泉さん。隣に立つ本多さんを「今日は一般の方に来ていただいた。羊役でしたっけ?」、「そのおかっぱ頭は、知世さんを真似ているの?」、「滑舌(かつぜつ)が悪いから、本多くんのシーンは字幕を付けた方がいい」とここぞとばかりにイジり倒した。もちろん、本多さんは一般人でも羊役でもなく、カフェに集う常連客の郵便配達員を好演している。「大泉さんはよくご飯に連れていってくださった。泥酔したり、いろんな大泉さんを知ることができた」と撮影をふり返り、本作を「噛めば噛むほど味が出るスルメのような映画」とアピール。すかさず、大泉さんは「パンの映画で、スルメはないだろ!」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露してくれた。『しあわせのパン』はシネクイントほか全国にて公開中。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:大泉洋、“晴れ女”原田知世と共演し、まさかの体質改善?大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第22回)あなたが憧れる“恋映画”は?
2012年02月13日トータルでニキビケアができるようラインを強化クラシエホームプロダクツは、基礎化粧品ブランド「肌美精」の「大人のニキビ」シリーズから、「肌美精大人のニキビ薬用美白クリーム」(医薬部外品50gオープンプライス)を、3月5日に発売する。「肌美精大人のニキビ」シリーズは、「石鹸」、「化粧水」、「シートマスク」が発売中で、今回、仕上げに使える「保湿クリーム」が加わり、トータルでニキビケアができるようラインが強化される。*画像はニュースリリースより「ニキビ予防」、「ニキビ跡ケア」、「美白」、「うるおい」の4つの機能「肌美精大人のニキビ薬用美白クリーム」は、「ニキビ予防」、「ニキビ跡ケア」、「美白」、「うるおい」の4つの機能を備えた仕上げクリーム。アクネ菌を繁殖させる元となる「油分」を大幅にカット。肌表面をたっぷりの水分で覆う新技術「水のマスク効果」で配合成分をしっかり閉じ込め、肌の角質層の深部まで成分を浸透させ、大人のニキビを予防し、ニキビ跡ケアもしながら、うるおいのある、すべすべの白肌へ導くという。元の記事を読む
2012年02月08日「美白」「保湿」「UVカット」の3種のBBシリーズにロート製薬は、機能性スキンケアブランド「肌研(ハダラボ)」から、「ヒアルロンBB薬用美白クリーム」(2色各45g1365円)を、2月22日より新発売する。また、昨年2月発売の「ヒアルロンBBクリーム」、「ヒアルロンBB乳液」は、より機能が分かりやすいパッケージへとリニューアルし、「美白」「保湿」「UVカット」の3つの機能から選べるシリーズとなる。*画像はニュースリリースより1本で5つの機能を担うBBクリーム「ヒアルロンBB薬用美白クリーム」は、1本で「美容液」「UVカット」「化粧下地」「ファンデーション」「美白ケア」の5つの機能を担うBBクリーム。素肌にやさしく柔らかな「球状ソフトフォーカスパウダー」を配合、毛穴やしわなどの凹凸部分に密着して肌表面をなめらかにし、さらに光を反射することで、毛穴やしわなどの凹部の影を見えにくくする。うるおい成分として2種類のヒアルロン酸を、美白有効成分「ビタミンC誘導体」を配合、メイク中でも美白ケアを実現するという。元の記事を読む
2012年02月08日お肌にいいのはクリーム?オイル?オイルはお肌にあまり良くないと言われて来たが、その常識がくつがえることになった。(Photo:PhoTones Works #193 By PhoTones_TAKUMA)栄養たっぷり、お肌に優しいオイル美しいお肌で有名なハリウッド女優のエマ・グリーンも「グレープシードオイル」を愛用しているというが、オイルにはビタミンやミネラル、脂肪酸が豊富にふくまれており、実際はお肌にとても良い。シワをなめらかにしてくれたり、妊娠線を作りにくくしてくれるのもオイルだ。それでも、たくさんの人が吹き出物がでるのではという不安をもっていたり、お肌がテカテカになるのを気にして「オイル」を使うことに抵抗をもっているのが現状だという。奥まで浸透し、あなたのお肌を改善するしかしながら、オイルはどのタイプのお肌にもとても良い働きをしてくれる。ちなみに「ニキビ」にさえもだ。オイルはお肌のキメを整え、保湿して血色を良くし、お肌の組織や明るさを改善してくれる。また、髪の毛に使えばパサパサ感が改善される。また、もともとお肌は油脂をもっているため、オイルだと成分がさらに奥まで浸透し、クリームよりも効果が出やすいのだという。今までクリーム派だったあなたは、これを機会にオイルケアを試してみてはいかがだろうか。編集部鈴木真美元の記事を読む
2012年02月01日公開中の原田知世、大泉洋主演映画『しあわせのパン』のメイキング映像がこのほど公開され、クランクアップ直後に本作に対する想いを語るふたりの映像が届いた。『しあわせのパン』メイキング映像『しあわせのパン』は、北海道でパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる客たちの人間模様を描いたドラマ。北海道での先行上映では高動員を記録していたが、全国公開後にも勢いは衰えず、全国48館での公開ながら週末動員ランキング10位を記録している。このほど公開された特別映像は、原田、大泉の撮影最終日の模様をとらえたもの。大泉は高々と手をあげ、本作の続編、さらには連続ドラマ化をリクエスト。ファンにはお馴染みの“大泉節”が炸裂しているが、言葉の端々に本作に対する強い想いがみえる。続いて三島有紀子監督から花束を受け取った原田は、スタッフの前であいさつしながら思わず感涙。原田にとって本作が特別な作品のひとつになったことが伺える映像になっている。『しあわせのパン』公開中(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月31日「ぴあ」調査による1月27日、28日公開の映画・満足度ランキングは、原田知世、大泉洋主演の『しあわせのパン』がトップに輝いた。2位にドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』が、3位は東野圭吾のベストセラー小説を阿部寛主演で映画化した『麒麟の翼~劇場版・新参者~』が入った。上位作品の写真1位の『しあわせのパン』は、北海道でパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる客たちの人間模様を描いたドラマ。出口調査では「“らしくない”寡黙な大泉洋と、年齢には見えない原田知世がかわいくて、素敵な夫婦だった」「四季を織り交ぜたストーリーと、それぞれの季節にあった演出が良かった」「周囲の人とのつながりの大切さが伝わってくる」などの意見が聞かれた。観客は20~30代の女性が多く、レディースデイを設けている劇場では平日でも大きな動員が期待できそうだ。2位の『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on…』は、アイドルグループAKB48の2011年の活動を追いかけたドキュメンタリー作品。観客は30代までが圧倒的で男性だけでなく女性客も多いのが特徴。上映後には「メンバーの夢に向かって進む強さや、諦めない覚悟が観られて良かった」「バック・ステージでの苦しみや悲しみを一切見せないメンバーのプロ意識の高さが印象的」などの声が挙がったほか、東日本大震災後、支援活動を続けている彼女たちに迫った場面に言及する観客も多く「震災以降、人の為に活動する姿に胸を打たれた」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、2012年1月21日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年01月30日映画「しあわせのパン」で夫婦を演じた原田知世と大泉洋。地元・北海道出身の大泉をして「おとぎ話のような景色だった」と言わしめた洞爺湖のほとりの街・月浦を舞台に展開する、優しい物語を通じ彼らが考えた“しあわせ”とは?2人に話を聞いた。その他の写真夏、秋、冬そして春、りえさん(原田)と水縞くん(大泉)の夫婦が営むパンカフェの元を訪れる客たちの人間模様が綴られる本作。印象的なのは、人々の交流を描きながらも登場人物たちの言葉数が決して多くない点。大泉は「僕の役にしては本当にセリフが少ない」と笑いつつ「幸せだけど心にどこか陰を持つ奥さんが時折見せる不安な表情に自身も不安になる夫の役でしたので、多くを語らずただ一緒に居続けることや眼差しで愛情を伝えたかった」と振り返る。原田も「月浦の自然や水縞くんの愛情に触れ、カフェを訪れるお客さんに自らを重ねたりしながら彼女は少しずつ心を開いていく。セリフにない微妙な変化、春に向かってどう変わっていくのかを静かに演じたかった」と静けさの中で表現された思いを語る。四季折々、何かを心に抱えた客がやってくるが、強く心に迫るのが、かつて訪れた月浦を真冬に再訪する老夫婦(中村嘉葎雄・渡辺美佐子)の物語。歳を重ねるということや誰にもいずれ訪れる大切な人との別れについて考えさせられる。原田は「夫婦というのは元は他人同士だけど、そこから相手と向き合って見えてくることもあり、積み重ねていくことで2人の足跡を作っていくもの。2人を見て、水縞くんとりえも自分たちの遠い先が見えてきたのかなと演じながら感じていました」と感慨深げに語る。「10代で月浦の風景を見てもそこまで感動はないかもしれないけど、年を取りいろんなものが見えてくるから分かることってあると思う」と大泉。自らを振り返り「気持ち的には大学生のまま止まってるんですけど(笑)、歳を取るごとにいろんなことを感じていきたい。うちの両親は2人ですごく楽しそうにゴルフ行くんです。僕も奥さんと2人でゴルフに行けたらいいですね」と思いをはせる。改めてしあわせとは何か?大泉は「幸せかどうか決めるのは自分。僕はいまの自分、いまの決断に間違いはないと思うようにしてるし、最終的に幸せが待ってると信じてる。たとえ間違いでも、必要な間違いだったと思えるし、つらいことも必要なことだったと思える」と語り、さらに「幸せに生きたいと思うことは、一緒に生きている人を幸せにすることでもあると思う」と言葉に力を込める。そんな“夫”の言葉に原田は頷き、やさしい笑みを浮かべて言葉をつなげる。「映画でも2人がお客さんを見守る中で、彼らにも幸せが返ってくる。相手を思いやり、分け合うことでより幸せになったり幸せをもらえたりするんだなというのを感じました」。『しあわせのパン』北海道先行公開中1月28日(土)全国ロードショー※取材・文・写真:黒豆直樹
2012年01月25日元祖・森ガール原田知世に、ナチュラル女子も賛同!1月21日(土)より北海道で先行上映を開始し、大ヒットスタートを切った映画『しあわせのパン』。北海道・洞爺湖のほとりにあるまち月浦を舞台にしたこの映画をきっかけに、新しいコンセプトブランド「nord(ノルド)」が誕生した。「nord(ノルド)」では、自然豊かな北海道でひとつひとつ手作りされた道産素材のボディケア商品など、こだわりの北海道セレクトアイテムを販売している。モチーフの木は、北海道と北欧の類似性を象徴する針葉樹をイメージしたものだ。写真左から、nord マリンコラーゲンパウダー ¥997/nord ジュース ¥294/nord 月浦ワイン&ハーブ石鹸 ¥1,260期間限定ショップは、札幌・渋谷・福岡パルコにて大好評展開中。映画の世界観を感じることができるお店で、あたたかな北海道からの贈り物に思いを馳せてみては。「nord(ノルド)」ショップに関する詳細はこちら: 映画公式ページ 作品情報『しあわせのパン』監督・脚本:三島有紀子配給:アスミック・エース北海道先行公開中(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月23日夏と冬の2シーズンにわたって、オール北海道で撮影された映画『しあわせのパン』が1月21日(土)、全国公開に先駆けて一足早く北海道にて先行公開を迎え、主演の原田知世と大泉洋、三島有紀子監督が舞台挨拶に登壇。撮影地である北海道で初日を迎えた喜びを語った。矢野顕子と忌野清志郎が歌う名曲「ひとつだけ」からインスパイアされ、北海道・洞爺湖のほとりにある月浦を舞台に、この町でカフェを営む夫婦と店に訪れる人々の悲喜こもごもを描いた物語。北海道での撮影について、みなが口を揃えて絶賛するのが、その景色の美しさ。「自然の美しさに圧倒され、癒され、感動しました。地元のみなさんの手作りの物を通じて、自然に映画に映し出せたと思います」と原田さんが語ると、北海道出身の大泉さんも「月浦という場所を知らなかったので、ロケ地に行ってすごく美しくてびっくりしました。劇中に登場する食器や家具も全て北海道の物で、こんな可愛らしい物を北海道の人が作っているということが知れて良かったです」と新たに発見した北海道の魅力を語った。また、久しぶりに北海道で再集結したということで「今だから○○さんに伝えたいこと」をそれぞれに聞いてみると、三島監督は大泉さんに向けて「毎日飲むのは止めてください。毎朝、キャストの顔を確認してたんですけど、洋さんは顔を見れば前の日に飲んだのがすぐ分かるんですよ。ワインが美味しいからって毎日飲んだらダメですよ」と忠告。すると、原田さんも「昨日久しぶりにみんなで食事をしたときに、洋さんが酔って寝ていて、洞爺を思い出しました」と大泉さんの酔っ払いぶりを明かした。さらに、監督は主題歌を提供した矢野さんへ「曲を使わせてもらえてとても嬉しいです。ありがとうございました」と感謝を述べた。一方、大泉さんは監督に「監督の小説を読んで、初めて2人(主人公の水縞夫婦)がどうやって出会ったか知ったんですよ。撮影中に言ってくれたらもっと違うのに…」と、今さらな(?)愚痴をこぼしていた。最後に原田さん、大泉さんから「長くじっくり伝わっていろんな方に観ていただきたいです」(原田さん)、「北海道のみなさんが全国の方にバトンを渡していただいて、ロングランになるといいなと思います」(大泉さん)とメッセージを贈り、来週末の全国公開に向けて、だるまの目入れならぬ「雪だるまの目入れ」を行い、大ヒットを祈願した。『しあわせのパン』は北海道先行公開中、1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第22回)あなたが憧れる“恋映画”は?“わけあって”食べたい料理は何?『しあわせのパン』劇場鑑賞券を100組200名様プレゼント北海道の美しい自然に癒される『しあわせのパン』特別試写会に10組20名様ご招待
2012年01月21日2012年「絶対見たい映画ランキング」女性総合第7位に堂々ランクイン!1月17日に行われた映画『しあわせのパン』の、舞台挨拶つき“おもてなし”プレミア試写会にて、オーナー夫婦を演じた原田知世と大泉洋が何も知らずに訪れるお客様たちをサプライズでお出迎え。上映前の舞台挨拶に監督と共に登壇し、理想の“しあわせな”夫婦像などについて語った。何も知らずに来場したお客さんたちは、突然のことで戸惑う人も多かったが、嬉しいサプライズに、「かわいい~!」「初めて見た!」「顔小っちゃい!!」など興奮の様子。原田「たのしいですね!」大泉「ちょっとしたイタズラみたいですね!」と、劇中同様のお出迎えに、撮影を思い出して楽しんだ様子。<登壇者コメント>原田知世ようこそ、寒いなかお越しくださいました。月浦は本当に美しくて、月の光が洞爺湖に映って道がこっちに延びてきているように見えたとき、今までで一番美しくて。りえさんもこんな気持ちで見ていたのかなって。現場で気づくことがいっぱいありました。しあわせな夫婦生活の秘訣は、どの夫婦も同じではないから、自分達だけの距離感でお互いを思いやりながら積み重ねていくこと。結婚生活は長いですから。自分にとっての大切なもの、しあわせって何かなって考えてもらえる作品だと思います。たくさんの方に見ていただきたいです。大泉洋サプライズでのお出迎えということで楽しい雰囲気になるのかなと思っていたら、ただのドッキリみたいになってましたね(笑)。水縞くんは本当に素晴らしいと思う。優しいし、素晴らしい役をさせていただいて理想のだんなさまになれればと思うけど、いかんせん結婚してしまったので、ここから株があがっても。。もう少し早くこの役やっていればよかったです。(笑)。見終わった後優しい気持ちになれると思う。毎日頑張って生きていってる皆様に見て欲しい。八木優希北海道はキレイで歩いているだけで幸せな気分に。大泉さんは面白いこと、特に食べ物の話をしてくれた。原田さんは優しくていつも何かあったらすぐお話させてもらいに行っちゃってました。三島有紀子監督:今日は阪神淡路大震災から17年で。日常の1つ1つがいかに大切か伝えたいと思ってこの作品を作りました。夜空に輝く月のような原田さんと、実は細やかで繊細な大泉さんは水縞夫婦にぴったり。このメンバーで作った映画を見に来ていただけて本当に嬉しいです。作品情報『しあわせのパン』監督・脚本:三島有紀子出演:原田知世 大泉 洋森カンナ 平岡祐太/光石研 八木優希/中村嘉葎雄 渡辺美佐子 /中村靖日 池谷のぶえ 本多力 霧島れいか /大橋のぞみ(声の出演) あがた森魚 余貴美子配給:アスミック・エース1月21日(土)北海道先行 / 1月28日(土)全国ロードショー(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月18日洞爺湖のほとりにある小さなまち・月浦。パンカフェ[マーニ]を営むりえさんと水縞くんの夫婦と、さまざまな想いを抱いて店を訪れるお客さまたちの、春夏秋冬の物語『しあわせのパン』。こちらの作品より、主人公・りえさんを演じる原田知世のインタビューをお届け。●脚本を読んで三島有紀子監督がとても愛情を注いで、丁寧に、想いを込めて書かれた脚本であることが、セリフ一つ一つから伝わって来ました。物語以上に、じっくり温めて書いたというその想い、監督の真っ直ぐな気持ちが胸に響いて、印象的でした。●オール北海道ロケでもっとも心に残った情景は?洞爺湖は、雪景色も素晴らしかったのですが、月が特に印象的でした。ある日、月の光が一筋の道のように湖面に映っていて、それは今まで見たことのない神秘的な美しさでした。「二人が見上げた月は、こういう月だったんだろうな」と思いました。水縞夫妻は四季折々の景色を見ながら暮らしていて、そこからもりえさんはたくさん栄養をもらっているんだなあ、という気がします。●映画の見どころのひとつ、香りが漂って来そうなほど美味しそうな料理の中で、いちばんのお気に入り料理は?ちょっとつまみ食いさせてもらっただけで、ちゃんと食べたわけではないのですが、“根っこの冬野菜のポトフ”がすごく印象に残っています。最後にハーブを入れるのですが、その香りが忘れられないです。ダッチオーブンでずっとコトコト作るのですが、愛情が伝わってくる味でした。●夫婦役を演じた大泉洋さんについてムードメーカーというか、大泉さんが撮影現場に入ると、いつもみんなから笑顔がこぼれるんです。みんなを楽しくさせる天才だと思います。今回私たち(水縞夫妻)は、季節ごとにお客様をお迎えするということで、撮影現場に新しい役者さんが入ってくると、お誘いしてご飯一緒に行って。私が洞爺湖ロケに入った時も、大泉さんがいろいろなところに「ここおいしいんですよ!」と言って、わざわざ連れて行ってくれました。おかげで、みんなすぐに仲良くなれました。周りの人への気遣いも細やかで、あったかいハートを持った方ですね。東京で最初にお会いしたときもすごく楽しかったです。大泉さんの話にみんなが笑いっぱなしで、一緒にいて本当に楽しい方だと思いました。初めての顔合わせはみんな緊張しているので、その場の雰囲気を読んで、きっとすごく気を遣われたんだと思います。そんなところが大泉さんの優しいところですよね。●「しあわせ」の必須条件は?自分の大切な人たちがいてくれることです。うれしいことがあれば「伝えたい」と思うし、おいしいものを食べると「今度あの人を連れてきてあげよう」と思う。常に自分一人だけでは終わらなくて、気が付けば誰かのことを考えていることが多い。そのことに、最近気がつきました。歳を重ねてそんな気持ちがより強くなってきましたね。●交わす言葉は多くなくても、呼吸の合っている素敵な水縞夫婦。演じるにあたって、大泉さんと共に大切にしたポイントは?実は私は、芝居についてあまり共演者同士でお話することがないんです。今回も大泉さんとは、ほとんど芝居については話をしていないですね。二人の呼吸が合ってきたのは、大泉さんと一緒にいる時間が長かったこともありましたが、おそらく大泉さんが、無意識のうちに周りの空気やいろんなことを敏感に感じ取る力を持っている方だったからだと思います。役を演じる時に、それはとても大切なことだと思いますし、私も芝居をする時にはできるだけそうありたいと思っています。映画の最後の方で二人の大切なシーンがあるのですが、実は二人が向き合って芝居をするというのは唯一そこしかないんですよね。そのシーンは本当に少ないセリフしかないのですが、そこではお互い自然に、水縞くんとりえさんになれた気がします。何か心がすごく近づいて響き合う感覚があった、というか。うまく言葉では表現できませんが、すごく繊細で愛しいシーンになりました。●「好きな暮らしがしたい」という想いに沿って生きる二人、そして自分にできることをして生きる町の人々。そんな生き方をどう感じるか。とても素敵だと思います。実際に撮影で使わせていただいたカフェ(ゴーシュ)のご家族も、水縞夫婦のように東京から洞爺湖に移り住まれていました。街からちょっと離れているし、雪も大変だろうと思うけど、いつも家族の気持ちが一つになっている気がします。テレビもあえて置いていなかったり、できるだけシンプルにして、その中で家族が一緒に話したり、向き合う時間をすごく大切にしている。それはとても素敵だと思いました。でも、強い気持ちがないとなかなかやっていけないと思いますし、ご夫婦の思いにブレがない感じが素晴らしいと思います。きっと水縞くんとりえさんも、一人で月浦に来ていたら全然意味がなかったはずです。二人で来たからできること、というのがあって。何かを始めたり、違う場所で暮らしたりする場合には、その“場所”ということでなくて、“誰と一緒にいるか”ということもすごく大切だろうなあと思います。自分にとっての「好きな暮らし」は、家族や友達、大切な人たちが近くに元気でいてくれること。その人たちと共に生きて行くこと。それが幸せですね。だから逆に言うと、その人たちが全員で違う土地、知らない土地に行くのだったら喜んで行く。それが月浦のような自然の美しいところだったら最高だなと思います。今は東京で仕事をしているので東京で暮らしていますが、「ここじゃなきゃダメなんだ」という気持ちは私にはないかもしれないですね。●パンカフェ「マーニ」についておそらく、洞爺湖のあの場所、実際の土地自体にも力があるんだと思います。マーニに来た人たちは、まずはその自然の中に身を置いて、心がちょっとずつほどけていって、そこに温かいブランケットを掛けてもらうような優しさ、というか。大袈裟なものではないけれど、そっと見つめてもらったり、人から優しくされることで、弱っていた心が少しずつ回復していくんだろうなと思います。だから、人と土地と自然の全部が、マーニの持つ力だという気がします。初めて会った人たちだけど、「一人じゃないんだ」ということに気付かせてくれる…そういう気がします。マーニは、自分にとって大切なものがひとつだけみつかる場所なんでしょうね。●作品全体を通して、一番伝わってほしいこと誰かといることで見えてくるものもありますし、喜びも悲しみも一緒に、いろんなことを分け合いながら、誰かと一緒に生きて行くのはすごく素敵なことだなと思います。そして、また他の誰かにも分け合うことで、しあわせが繋がっていったらいいな。この映画を観てそんなふうに思いました。作品情報『しあわせのパン』監督・脚本:三島有紀子出演:原田知世 大泉洋 ほか配給:アスミック・エース1月21日(土)北海道先行ロードショー/1月28日(土)全国ロードショー(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月12日