絵本作家のさとうわきこさんが、3月28日に死去した。89歳だった。さとうさんが創設した長野県の「小さな絵本美術館」のインスタグラムで8日、発表された。同館は「【小さな絵本美術館よりお知らせ】みなさまへ」と題し、「絵本作家で、小さな絵本美術館の主宰でもあるさとうわきこが、2024年3月28日に逝去しました。謹んでお知らせいたします」と発表した。投稿では、わきこさんの近況について「今年は7月13日から、八ヶ岳館で『さとうわきこ展』を開催し、サイン会などでみなさまともお会いできるはずの一年でした」と説明。「まだそこかしこに、わきこさんの笑顔が見られるようで、お別れの気持ちの整理がつかない日々ですが、予定通りに美術館を開館し、わきこさんの作品を多くの方に見ていただくことが、いまわたしたちの喜びだと感じています」と報告し、「わきこさんが遺してくれた美術館、収集した多くの作品たちや、みなさまとの絆を大切に守っていきたいと思います」と伝えた。「4月12日には、構想を30年前からあたため、昨年に創作を進めていた新刊絵本『みちくさ』が偕成社より刊行されます。また、5月には人気シリーズ『せんたくかあちゃん』の3作目、『あめのちゆうやけせんたくかあちゃん』が福音館書店よりハードカバー化されて、書店に並びます」とし「作品のなかでいっしょに笑えることが、わきこさんからの、なによりの贈りもの。そして、小さな絵本美術館も、さとうわきこの作品を次の世代につなげていくために、大切に保管し、たくさんの方に見ていただけるように、つとめてまいります」とつづった。最後に「わきこさんの作品に会いに、ぜひ美術館にあそびにいらしてください。そして、『ワハハ!』と、いっしょに笑い、わきこさんに思いをはせていただけたらうれしいです」としめくくった。さとうさんは1937年1月28日生まれ、東京都出身。主な作品に『せんたくかあちゃん』(1982年)、『おつかい』(93年)、「ばばばあちゃん」シリーズ、『ねえ、おきて!』(75年)などがある。長野・岡谷市の小さな絵本美術館主宰。
2024年04月08日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。全身麻酔で緊急帝王切開をしたこともあり、わこさんは出産時の記憶がありません。また、元々パニック障害を抱えていたわこさんは表面上は順調に育児をしていましたが、現実に心が追いついていない感覚がつきまとっていたのです。キキちゃんと血の繋がりを感じられないことや、自分の不安がキキちゃんの成長に影響するのではないかとわこさんは不安でいっぱい。しかし、キキちゃんが成長するにつれて、わこさんの心配は少しずつなくなっていきました。そして、夫から親として自覚を持ったときの話を聞いて、わこさんは家族全員が健康に過ごしていることが何よりも大切だと気づいたのです。出産前にわこさんが思っていた母と子の繋がりは、実際感じたものとは異なっていました。 出産前は当然だと思っていた… 子どもを産む前までは、母と子には特別な結びつきが必ずあると思っていたわこさん。しかし実際に子育てをして、母子の繋がりは必ず感じられるものではないのかもと思うように。 わこさんは、いまだにキキちゃんのことを「自分の産んだ子」という実感がなく、モヤモヤすることもあるようです。ただ、キキちゃんのことはたったひとりの「かけがえのないわが子」だと感じています。 出産時に全身麻酔をしたことにより記憶がなくても、頑張って産んだことは紛れもない事実。わこさんは、キキちゃんが笑顔でいることが今のすべてだと思えるようになったのでした。 子どもを産んだあとの母親の感情は、本当にさまざまです。わこさんの悩みは完全には解決していませんが、育児をしているうちに考え方が変わっていきました。みなさんも、子育てでモヤモヤすることがあれば思い詰めすぎず、周りの人に相談したり、目の前にある幸せを見つめ直したりして、少しでも気持ちが軽くなるようにしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月20日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。全身麻酔で眠っていたときに緊急帝王切開をしたこともあり、わこさんには出産時の記憶がなく、キキちゃんのことを自分が産んだ子だと思えず悩んでいます。また、元々パニック障害を抱えていたわこさんは、表面上は順調に育児をしていましたが、現実に心が追いついていない感覚がつきまとっていたのです。キキちゃんと血の繋がりを感じられないことや、自分の不安がキキちゃんの成長に影響するのではないかとわこさんは不安でいっぱい。しかし、キキちゃんが成長するにつれて、わこさんの心配は少しずつなくなっていきました。わこさんは、はじめからキキちゃんを自分の子だと思えたのかどうか、夫に聞いてみることにしました。 あなたはどう思ったの? 自分より夫のほうが先に、親としての自覚を持ったとわかったわこさん。わこさんは「この人を父親にしてあげたい」と思った相手と、娘のキキちゃん、そして自分自身が健康に過ごせていることが何よりも大切だと感じたのです。 そして、「自分の子だと思えるかどうか」は、些細なことなのかもしれないと思えたのでした。 自分の子だと思えずとも、娘に対する愛情はたっぷりのわこさん。いろいろな不安を抱えていたようですが、夫の話を聞いたことで「家族がお互いの存在を大切だと思えるようになるだけで十分だ」「自分の子だと思えるかどうかは些細なことだ」と前向きに考えられるようになったようでよかったですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月19日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかし、キキちゃんのことは自分が産んだはずのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。その理由はきっと、全身麻酔で眠っている間に緊急帝王切開が終わり、出産した瞬間の記憶がないからだとわこさんは考えます。わこさんは元々パニック障害を抱えています。表面上は順調に育児をしていましたが、現実に心が追いついていない感覚があって……? 私がおかしいのかな… おなかにいた子がキキちゃんだと、頭ではわかっていても感情がついていかないわこさん。 妊娠も出産も大変だったのに、血の繋がりを感じられないのは「何か悪いことをしたからなのか?」と自分を責め始めてしまいます。また、自分の子だと思えてないことがキキちゃんに伝わり、心の成長に悪影響があるのではないかと不安に思う気持ちもありました。 しかし、キキちゃんが成長していくにつれて、自分がどう思っていようと、キキちゃんにとっての母親は自分なんだと思えるようになってきたわこさんなのでした。 自分の気持ちに違和感を持ったまま子育てをしていくことで、わこさんはどんどん自分を追い詰めてしまったのかもしれません。しかし、キキちゃんと過ごす日々が、わこさんの不安を少しずつ薄めてくれたようです。母親と子どもの絆について、改めて考えさせられますね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月18日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかしキキちゃんのことは自分が産んだはずのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。わこさんは緊急帝王切開で全身麻酔をしており、出産時の記憶がないことが原因の1つだと考えています。自分が産んだ子だと思えないわこさんですが、キキちゃんへの愛情はたっぷり! 慣れないながらも育児も頑張ります。しかし、その胸の内にはある不安がありました……。 問題ないように見えて、実は… 周りのお母さんと比べても、子どもに対する接し方に変わりはないわこさん。 しかし、元々パニック障害を抱えていたわこさんは、現実に心が追い付いていないと産後感じていたのです。 そしてある日、出産したはずの子どもがクマのぬいぐるみになり、パニックを起こすという悪夢を見てしまったのでした。 何の問題もなく順調に見えたわこさんの子育て生活でしたが、元々抱えていたパニック障害や、出産時の記憶がないことで「自分が産んだ子だと思えない」と感じていることから、ついに悪夢を見てしまったようです。 わこさんがこのまま思い詰めることがないよう、誰かに心の内を話せると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月17日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかし、キキちゃんのことは自分が産んだはずのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。そしてキキちゃんが夫にそっくりで、自分に似ていないことに改めて気づき、わこさんの疑念は更に深まります。自分が産んだとは思えない理由に、わこさんは思い当たる節がありました。 きっと原因はこれだ… わこさんは緊急帝王切開の際、全身麻酔をおこなってキキちゃんを出産。麻酔で眠りにつき、目覚めたときには出産が終わっていました。 このことからわこさんは、自分が出産した瞬間の記憶がないため、「産んでいない」という感情になったのではないかと思っています。 しかし、自分の子だと思うことは難しくても、わこさんは愛情たっぷりに育児をし、自分の子が一番かわいいと思っているのでした。 出産の方法やそのときの感覚は人によって異なりますが、わこさんのように出産時の記憶がなければ、「自分は出産をしていない」という感覚を持ってしまうこともあるのかもしれません。そんなわこさんですが、娘に対する愛情は人一倍強いようでよかったですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月16日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかし、キキちゃんを産んだのは自分のはずなのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。ある日、夫から送られてきたメールに1枚の写真が添付されていました。 やっぱり私には… 夫から送られてきたのは、夫が赤ちゃんのころの写真です。その寝顔は、キキちゃんにそっくりでした。 わこさんは自分の赤ちゃんのときの写真も見ますが、「キキちゃんとは似ても似つかない……」と思ってしまいます。 貫禄たっぷりでキキちゃんに似ていない自分の赤ちゃん時代を見て、わこさんの「自分で産んだ子じゃない」という疑念は、さらに深まるのでした。 子どもが両親のどちらにに似ているかという話は、よくありますよね。自分に似ていないことがわかっても、主人公はキキちゃんのことをとてもかわいいと思っているのは微笑ましく思えます。時間はかかるかもしれませんが、わこさんの疑念が晴れるときが来ると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月15日出産を経て、育児が始まったわこさん。しかしわこさんは、娘に対してある違和感を覚えていました。生まれたての娘を抱いたわこさんの感想は……? この子は本当に私が産んだ子…? 生まれたての娘と初めて対面したときから、娘のことがかわいくて仕方がなく、自分の手で育てられることにうれしさを感じていたわこさん。 しかし、夫と娘には親子の絆のようなものを感じるのに、わこさんはどうしても他の誰かが産んだ子を預かって育てている感覚になってしまいます。 今のわこさんにとって、娘がかわいいと思えるのは、「愛する夫の子だから」という理由が一番しっくりくるのでした。 産後のお母さんの感情は、本当に人それぞれです。わこさんの「愛する夫の子だからかわいい」という思いも、十分素敵なことではないでしょうか。皆さんは、生まれたお子さんと初めて対面したとき、どのようなことを思いましたか? 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月14日妊娠39週のある日、わこさんはひどい腰痛や発熱などの症状があり、病院に行き、そのまま帝王切開で出産しました。その後わこさんは「腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショック」と診断され、ICUに入室。わこさんの体は、リハビリなどを経て良くなっていき、退院しました。出産のときに赤ちゃんの心拍が低下し呼吸も止まっていたとのことで、脳に障害が残るのではないかと不安だったわこさん。医師から脳の検査結果を聞き、ひとまずその心配はなさそうだとわかり、安心しました。赤ちゃんと一緒に退院した日娘の退院日が決まり、最後の2日間は親子そろって同じ部屋で過ごした。 退院の前に、母子同室で1泊。新生児のお世話に追われ、ほとんど寝られないまま朝を迎えました。覚悟はしていましたが、こんなにも一晩中やることがあるのかと驚きました。 その後、いろいろありまして、退院時間まで分娩室で待っていてと言われて、移動。出産のときは帝王切開だったので手術室でしたし、まさかこんなタイミングで分娩室の中に入れるとは思いませんでした。切迫早産で入院していたときと分娩室の見学をさせてもらったときと、あわせて2回も(しかもそれぞれ違う病院)分娩室に入れたのは貴重な経験をさせてもらったなと感じました。 また、夫は仕事だったので、退院の付き添いは父でした。最後に病院の前で写真を撮ってもらい、私と娘の入院生活は終わりました。 ◇◇◇ 妊娠してから出産まで、さまざまな困難を乗り越え、これから赤ちゃんとの生活が始まるわこさん。家族でいっぱい写真を撮って、たくさんの思い出を作っていってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年11月25日妊娠39週のある日、わこさんはひどい腰痛や発熱などの症状があり、救急車で病院に行くことに。そして、そのまま帝王切開で出産することになり、出産。その後「腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショック」と診断され、わこさんはICUに入室しました。わこさんの体は、リハビリなどを経て徐々に良くなっていき、無事退院。そして出産後初めて、娘のキキちゃんを抱くことができました。 医師から娘の病状を聞き…毎日、娘がいるNICU(新生児集中治療室)に通いました。 娘は体重が軽かったこともあり、私の退院よりさらに1週間入院することに。コロナ禍でしたが、娘が入院しているNICUは、予約をすれば1時間の面会が可能でした。 また、私が入院しているときに、娘の脳のMRI検査をすると伝えられていたのですが、その結果が医師から伝えられました。 脳の重要な部分に損傷はなく、ひとまずは安心して大丈夫とのこと。 出産のときに心拍が低下し、呼吸も止まっていたらしいので、脳に障害が残ってしまうのではないかと不安でいっぱいでしたが、ひとまずその心配はなさそうだとわかってホッとしました。 ◇◇◇ 1日1時間、娘・キキちゃんの授乳やお世話をしに病院へ訪れていたわこさん。1時間という短い時間では「母になった実感がない」と感じていたわこさんでしたが、みなさんは「私、お母さんになったんだなぁ」と感じることができたのはどんなときでしたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年10月23日切迫早産で入院していたわこさんは、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛み、過呼吸、発熱などの症状が。救急車を呼んで、病院へ着くと、わこさんの状態を見た医師から帝王切開で出産することを告げられました。無事出産したあと、「腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショック」と診断。命の危険があったとわかり、わこさんはICUに入りました。 ICU(集中治療室)での過ごし方無事、赤ちゃんを出産し、ICU(集中治療室)に入ると……。 体重測定では、寝たままで吊るして測定しました。もちろん初めての経験でした。 その後、子宮の具合を診察してもらったところ、子宮の戻りが悪いとのことで、おなかをマッサージされました。それは、声が出てしまうほど痛く、産後の痛みベスト3に入るほどでした。 そして、処置が終わり、体を休めていると……。 ICUでは寝たきりで過ごしていましたが、点滴の交換やいろいろな処置など、入れ替わり立ち替わりで看護師さんや先生が来ていました。 カーテンで仕切られているICUのベッドから個室に移れたのですが、想像していたよりは環境が変わらず、ずっと落ち着きませんでした。 窓も時計もなく、何時かわからない状態でしばらく過ごしていましたが、やっとスマホが手元に戻ってきました。 ◇◇◇ ICUで周りの音に悩まされていたわこさんでしたが、経過が順調だったためICUの個室に移れることに。さらに、スマホを使えるようになり、家族と連絡が取れるようになりました。 起き上がれないわこさんは、体重測定の際、リフトで吊るされた状態での計測でしたね。みなさんも、病院の検査などで思っても見なかった経験をしたことはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年08月26日切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛み、過呼吸、発熱などの症状が! 救急車で病院へ着くと、検査の結果、わこさんは腎臓に炎症を起こしていることがわかりました。また、血圧は低く、赤ちゃんの心拍が下がっていたため、急きょ、帝王切開をすることに。赤ちゃんが生まれて、やがてわこさんは目を開けました。すぐに「赤ちゃんはどうなったのか」と聞きましたが、答えを濁した医療スタッフ。そこへ小児科医がやってきました……。 あのまま我慢していたら… 小児科医が部屋にやってきて、赤ちゃんのことをわこさんに教えてくれました。 1度心拍が停止したから、経過観察のために別の病院に搬送したとのこと。 「とりあえず命は大丈夫……ってことかな……?」「他に問題はないのかな?」「本当のことを隠してるんじゃないのかな」 わこさんの心はざわざわして落ち着きません。 そんなとき、旦那さんと電話で話せることになりました。わこさんは、旦那さんから、あと少し救急車を呼ぶのが遅かったらわこさんも赤ちゃんも助からなかったこと、そして病名は「敗血症性ショック」だったことを聞かされました。 「あの時、あのまま我慢していたら……。私、死んでたの?」 わこさんは受話器を片手に、あまりのショックに固まってしまいました。 必死で救急車を呼んでもらったけれど、まさか我慢していたらそんなに大変なことになっていたなんて……。 旦那さんはわこさんに「よく頑張った」と言ってくれましたが、手術で眠っていたわこさんはなんだか実感が湧かないのでした。 ◇◇◇ わこさんは腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショックでした。産婦人科の先生曰く、妊娠中の腎盂腎炎は、発熱や倦怠感などの症状のみで、腰痛を伴わないこともあるため、風邪や胃腸炎と間違えることがあるとのこと。また、水分摂取、体を冷やさない、トイレを我慢しないなどことを心がけると予防につながるそうです。気になる症状があるときは早めに受診すると安心ですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年07月20日切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛み、過呼吸、発熱などの症状が出て、救急車で病院へ。すると、わこさんは腎臓に炎症を起こしていることがわかりました。また、わこさんの血圧は低く、赤ちゃんの心拍が下がっていたため、急きょ、帝王切開をすることに。里帰り先のわこさんのお父さんが付き添いで来てくれました。自宅で過ごし、状況を知ったわこさんの旦那さんは、いてもたってもいられません。そんなとき、お義父さんから旦那さんに1本の電話が! 病院の先生から説明をしてくれるというのです。お義父さんの憔悴ぶりに、旦那さんは最悪の事態を考えてしまいました。 もしかして… 赤ちゃんの心拍が下がっていることや、急きょ、帝王切開をすることになったと知らされて、いてもたってもいられない旦那さん。病院の先生からの電話によると、わこさんは麻酔で眠っていてICUで経過を見ている、赤ちゃんは呼吸がなかったので挿管してNICUがある病院に搬送したとのこと。 憔悴しきったお義父さんの声から、わこさんか赤ちゃんのどちらかに、最悪の事態が起きたことをよぎらせていた旦那さんは、2人が生きていると知り、安堵しました。そして目には大粒の涙が……。 帝王切開が終わり、目が覚めたわこさん。麻酔の影響でぼーっとしつつも、真っ先に聞いたのは赤ちゃんのことでした。 しかし看護師さんに、 「んー、えーっと……。この後、先生がいらっしゃるからその時に詳しく説明聞いてくださいね」 と濁されてしまいます。 わこさんはすんなり教えてもらえないことに、不安になってしまうのでした。 ◇◇◇ わこさんの旦那さんは距離的にも駆けつけることは難しかったようですが、コロナ禍で、立ち会いや面会が制限されている病院は多いようです。わこさんと赤ちゃんが生きていると知った旦那さんの目には涙があふれました。当事者のわこさんはもちろん、旦那さんも、それぞれの立場で不安と闘っていたのですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年07月13日切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛み、過呼吸、発熱などの症状が! 両親が救急車を要請し、病院へ到着すると、わこさんは腎臓に炎症を起こしていることがわかりました。さらにわこさんの血圧は低く、赤ちゃんの心拍が下がっていたため、急きょ、帝王切開をすることに。心の準備ができないままわこさんは手術台へと向かいました。はたしてわこさん、赤ちゃんは無事なのでしょうか……!? 生まれた赤ちゃんは…!? わこさんの入院が決まり、自宅に戻ったお父さんでしたが、今度は帝王切開になったと連絡を受けたため、付き添いなどのために再度病院へ。 一方、わこさんから日中に「腰が痛いけれど、妊娠中はよくあることだから」と連絡を受けていた旦那さん。わこさんのお母さん、わこさんからのメッセージを見て状況が一変していることに驚きます。赤ちゃんの心拍が下がっていると知ったときは激しく動揺してしまいました。 手術が終わると、大勢の医療スタッフに囲まれて、保育器に入った赤ちゃんが運ばれてきました。そして、「NICUのある病院に搬送する」と医療スタッフたちは言いました。 お父さんが救急車の入り口まで一緒に見送ったそのとき、赤ちゃんがぱちっと目を開けました。それはお父さんにとって、とても印象的な出来事でした。 「……生きてる! この子は無事だ!」 お父さんの目には涙が溢れたのでした。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、NICUとは、新生児に特化した専用の集中治療室のこと。NICUでは治療として、ママのおなかと同じような環境を作って、保育器や呼吸器や点滴などで赤ちゃんの呼吸や消化を補ったりするのだそう。元気に生まれることに越したことはないけれど、何かあったときを考えると、NICUの存在は心強いですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年07月07日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛みに襲われます。過呼吸や発熱の症状も出てきて、両親が救急車を要請。病院へ到着すると、「赤ちゃんには異常はなさそうだが、わこさんの腎臓に炎症が起きている」と言われます。助産師の中川さんが、血圧を測るとそこにはとても低い数値が! あわてて中川さんは医師に伝えにいきました。すると、産婦人科医がわこさんのところへやってきてー!? え? 赤ちゃんの心拍が!? 産婦人科医はわこさんのところに来るなりこう言いました。 「あのねー、赤ちゃんの心拍が下がってきたので、今から帝王切開しますねー」 赤ちゃんの心拍が下がったことはもちろん、急な帝王切開という展開に驚き戸惑うわこさん。医師のスピーディな説明からも、早急におこなわないといけない状況であることが伝わってきます。 心の準備ができていなかったわこさんは、準備が進むにつれてどんどん手術が怖くなってきました。すると、中川さんが手をぎゅっとにぎってくれて、言いました。 「不安ですよね。大丈夫ですよ。とっても腕のいい先生が手術してくださるので」 中川さんの手に安心するわこさん。わこさんはいよいよ手術室へと運ばれました。そのときも、中川さんはわこさんの手を握ってくれていました。 大勢の医師や医療スタッフたち。手術室のライト。それはドラマで見たような光景でした。 このライトがわこさんが見た最期の光景になった可能性があったことを、この時は想像もしていなかったのです。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、経過が順調な妊婦さんであっても、誰しも帝王切開が必要になる可能性があるそうです。しかし、突然のことだと心の準備ができていないので戸惑いも大きくなってしまいます。できるだけ焦らなくていられるよう、帝王切開について、妊娠中に家族と一緒に知識を深めておけると安心ですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月30日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週のある日、わこさんは突然激しい腰の痛みに襲われます。そして様子をみているうちに、過呼吸や発熱の症状も!息苦しくなったわこさんは、救急車を両親に呼んでもらい、病院へ到着しました。お腹の赤ちゃんが気になるわこさんですが、はたして……!? 助産師さんの顔が… ※誤)空気清浄機→正)送風機。 妊娠39週で、激しい腰痛と過呼吸と発熱に苦しみ、救急車を要請してもらったわこさん。無事、病院へ到着しました。 診察した医師は、赤ちゃんには異常がないけれど、わこさんの腎臓(じんそう)に炎症が起きていると説明してくれました。 そしてこのまま入院することに。本来は内科ですが、出産が近いことから産婦人科病棟への入院となりました。 すると、現れたのは、切迫早産で入院した際にお世話になった助産師の中川さん。コロナ対策をして来てくれました。なんだか心が和むわこさん。さっそく、産婦人科病棟へ移動しました。 そして中川さんが血圧を測ると、とても低い数値が!! 中川さんは青くなり、あわてて先生に伝えにいきました。いつも穏やかな中川さんのただならぬ様子に、わこさんは「何事?」と心配しながら待つことになったのでした……。 ◇◇◇ 腎臓(じんぞう)は、腰のあたりに左右対称に2個ある尿をつくる臓器。ほかにも、血液を作る、血圧を調整する、老廃物を体から排出する、骨を作るなどの大切な働きがあるそうです。助産師さん曰く、妊娠中はママの腎臓に負担がかかるので、トラブルを起こすこともあるのだとか。気になる症状がある方は早めに受診して相談すると安心ですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月29日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週0日16時ごろ、突然激しい腰の痛みに襲われたわこさんは、病院に連絡して救急外来に行くか相談しました。しかし、悩んでいるうちに夜になり、やがて過呼吸が起きてしまいました! 息苦しくなってしまったわこさんは「救急車呼んで!」と両親に叫びます。救急車が到着し、搬送先を探し始めました。コロナ禍で、発熱している妊婦のわこさん。はたして搬送先は見つかるのでしょうか……!? たらいまわしになるかも!? 「きゅ、救急車呼んで!」 わこさんは叫びました。 息が苦しくて、救急車が来るまでの数分が何時間にも感じたわこさん。到着すると、安堵したけれど、マスクを付けられて困惑します。しかし今はコロナ禍……。発熱もあるわこさんは感染も視野に入れられていました。 スタッフが搬送先を探し始めると、お父さんは「はっ」としました。コロナ禍で発熱していて、かつ妊婦さんとなると、もしかしてたらいまわしになるのではないか……。そんな嫌な予感が脳裏をかすめたのです。 あわてて出産予定の病院と、4日前のPCR検査が陰性だったこと、それから外に出ていないことを伝えるお父さん。 すると出産予定の病院から受け入れOKのお返事が!! 救急車は急いで病院へと出発しました。 ◇◇◇ 妊娠中、予期せぬ体調の変化で、急に病院へ行くことは誰にでも起こりうること。母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑、現金などもひとつにまとめておくと、いざというときに便利ですね。また、助産師さんいはく、妊娠34~35週ぐらいには、入院グッズをバッグに入れて準備しておくことがおすすめとのこと。あわてずにすむよう、前もって準備して、家族にも知らせておくとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月28日切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週0日16時ごろ、突然激しい腰の痛みに襲われたわこさんは、病院に相談し、救急外来に行くか迷います。しかし、「腰痛で救急外来なんて大げさ? コロナ感染のリスクも上げたくないし……」と悩んで夜を迎えると、今度は過呼吸が!いつものパニック発作だろうと様子を見ていると、症状はどんどんひどくなって……!? 救急車呼んで! 突然の激しい腰の痛みのあと、過呼吸が起こってしまいました。持病のパニック障害の症状だろうと、自宅で様子を見ていたところ、過呼吸はいっこうにおさまりません。 はじめはその様子を見た両親も、いつものパニックが起きているのだろうと思っていました。 しかし、 「ふふふふるえて、ううううまく、しゃ、しゃべれないいい」 とガチガチ震えながら言うわこさんを見て、いつものパニック発作ではないのかもしれないと焦りだします。そしてこのとき熱は39.6度。やがてわこさんは、息ができないほど苦しくなってしまいました。 そのときわこさんの頭によぎったのは、おなかの赤ちゃん……。 「赤ちゃんに酸素がいかなくなったらどうしよう!!」という思いから、 「救急車呼んで!」 わこさんは両親に叫んだのでした。 ◇◇◇ みなさんは救急車を要請したことはありますか? 政府広報オンラインのホームページによると、要請するときのポイントは、119番に電話をかけたら、「救急」であることを伝え、次に住所を伝えることだそうです。その時点で救急車は出動するので、その後は落ち着いて、症状、年齢、性別などを伝えるとよいと説明しています。いつ誰が救急車を呼ぶことになるかわからないもの。いざというときに慌てずに対処できるよう、流れを把握しておくと安心ですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月24日わこさんはパニック障害を抱える妊婦さん。切迫早産で入院していましたが、無事、退院となり、実家で自由の身を満喫していました。今日は39週0日。突然激しい腰の痛みに2度も襲われたわこさんは、病院に相談し、救急外来に行くか迷います。「腰痛で救急外来なんて大げさ? コロナ感染のリスクも上げたくないし……」と悩みに悩んでいると、今度はまさかの過呼吸が……!? 判断を誤った? わこさんは動けないほど腰の痛みを感じました。しかし、おなかの痛みがなかったことや、救急外来へ行くのは大げさと感じたこと、新型コロナ感染のリスクを上げることに対するためらいがあったこと、車まで移動するのが大変だったことなどから、実家で過ごすことにしました。 しかし、今度は過呼吸が起こってしまいます。 「今までこんなに震えたことなかった気がする」 こんなふうに感じつつも、パニック障害を抱えるわこさんは、持病のパニック発作だろうと思い、異常が起きているサインだということに気が付きませんでした。 ◇◇◇ 救急外来というと重症度の高い人が行くところというイメージがありますよね。しかし、自分では何が起きているのか判断がつかないもの。迷ったり不安になったりしたときは病院に相談して判断を仰ぐのがよさそうです。迷っているうちに悪化する場合もあるので、早めの相談を心がけたいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月21日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することになりました。やがて妊娠37週になり、いよいよ点滴を外すとその影響か、数時間後におなかが張って痛くなってしまいます。このまま一晩耐えられれば退院できるけれど、このまま陣痛になる可能性も……。わこさんにとって長い長い運命の夜でした。そして目が覚めると、無事に朝を迎えていたのです。大喜びのわこさんでしたが、退院の手続きのため、受付へ行くと、あることに気が付きショックをうけます……。 ほんの少ししか歩いていないのに…!? 点滴を外してお腹が痛くなったわこさんですが、無事に一晩でおさまり、退院することになりました。 そして退院の日。 「退院おめでとうございまーす」「辛い入院よく頑張ったね!」「いっぱいご飯食べてね」「出産までに体力つけなよ~」 医師や看護師さんたちの励ましの言葉とともに見送られ、病院をあとにしました。 こうしてわこさんの18日間の入院生活が終了したのです。 妊娠38週の健診で再び病院を訪れたわこさん。 医師から「赤ちゃんが大きくなったので、もういつ生まれても大丈夫」と言われほっとします。新型コロナの流行期とあって、念のためPCR検査を受け、いよいよわこさんは妊娠39週に入りました。 ついに、出産の日を迎えるのです。 ◇◇◇ 無事、入院生活を乗り越えてわこさんは退院することができました。赤ちゃんも大きく成長していてよかったですね。しかし、入院生活で安静にしていたわこさんは、退院時に体力の衰えを実感したようです。助産師さん曰く、産後はもちろん、出産には体力が必要なので、妊娠中、妊婦さん向けのストレッチやヨガやウォーキングなどの運動をとり入れると良いそうです。かかりつけの医師に相談して問題がなければぜひ習慣にしてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月13日『しろくまちゃんのほっとけーき』(1972年、こぐま社)などで知られる絵本作家・わかやまけん(若山 憲、1930-2015)の創作世界の全貌をたどる展覧会『こぐまちゃんとしろくまちゃん絵本作家・わかやまけんの世界』が、7月2日(土)より世田谷美術館にて開催される。こぐま社の創業者であり編集者の佐藤英和の発案で、劇作家の和田義臣、児童文学者の森比左志、そしてグラフィックデザイナー出身の若山憲が集まり、テーマの設定からストーリー展開、文とことば、そして絵にいたるまで、4人の合議制で制作していた「こぐまちゃんえほん」シリーズ。“日本の子どもたちがはじめて出会う絵本を作りたい”というコンセプトのもとに制作され、1970年に第1作『こぐまちゃんおはよう』が誕生して以来、世代を超えて親しまれてきた人気作だ。全15作からなる同シリーズは、美しい発色のため6色の特別な「こぐまちゃんインク」を1色ずつ刷り重ねる方式で制作されているため、若山は1ページの絵のために、6枚の原画を描いていた。そのため、完成した絵本でみられるような、すべての色が彩色された「原画」は存在しない。同展では、絵本印刷の際に参考にするためなどに制作されたリトグラフ、『しろくまちゃんのほっとけーき』表紙絵の「描き分け原画」や制作行程、シリーズが発表となる前に描かれた貴重な下絵のほか、『きつねやまのよめいり』(1968年初版/1978年改訂新版、こぐま社)、「おばけのどろんどろん」シリーズ(1980年-1989年、ポプラ社)など若山が自ら絵と文を手掛けた創作絵本、さらには新美南吉・作『てぶくろをかいに』『ごんぎつね』などの名作によせた絵や、日本の民話をテーマとした絵本、詩集のための挿絵など、関連資料なども含め約230点を展示。その多彩な作品群についても紹介し、幅広い創作活動の全貌に迫っていく。美しい色づかいと繊細な表現が際立つ画家・若山憲の豊かな作品世界を間近で楽しみたい。『こぐまちゃんのみずあそび』(1971年、こぐま社)よりリトグラフ/こぐま社蔵「こぐまちゃんえほん」下絵、1970年原画/こぐま社蔵『おばけのどろんどろん』(1980年、ポプラ社)より原画/個人蔵『保育の友』1982年8月号(1982年、全国社会福祉協議会出版部)表紙原画/個人蔵【開催概要】『こぐまちゃんとしろくまちゃん絵本作家・わかやまけんの世界』会期:2022年7月2日(土)〜9月4日(日)会場:世田谷美術館1階展示室時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(7月18日は開館)、7月19日(火)料金:一般1,200円、65歳以上1,000円、大高800円、中小500円※6月1日正午より日時指定券(オンライン)発売展覧会公式サイト:
2022年05月27日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、妊娠37週になり、いよいよ点滴が外せることになりました。しかし、点滴を外して副作用から解放されたと喜んでいたところ、その数時間後におなかが張って痛くなってしまいます。「陣痛になるかもしれない」と言われ、焦るわこさん。「24時間耐えられたらひとまず大丈夫」と言われ、なんとか持ちこたえてた退院しよう、と心に決めますが―?長い長い運命の夜… 「今夜眠れたら、一晩持ちこたえたらなんとか退院できる!」 長い夜が始まりました。 痛みは耐えられるレベル。けれど、 「このまま張り返しが強くなれば今日生まれるかもしれない」 そう考えただけで心の準備ができていないわこさんはドキドキしてしまいました。 しかも、準備しておいた陣痛バッグは実家に置いたまま……。売店で必要な物を買いたいけれど、閉店しているので、とりあえず自動販売機で飲み物だけ2本ゲットしました。ほかに持っているものといえばタオルぐらい。 あまりに何も持っていないので、さらに心細く感じるわこさん。 「ますます緊張するし、寝れる訳ないよ!」 そう思っていたわこさんでしたが、あっけなく寝てしまうのでした。 ◇◇◇「陣痛バッグ」は出産の入院準備品をまとめたバッグのこと。「入院バッグ」などとも呼ばれるようです。助産師さん曰く、妊娠経過が順調であっても、突然入院する可能性は誰にでもあるので、妊娠30週~35週ごろに準備を済ませておくとよいそうです。緊急で入院することになっても慌てなくて済むよう、しっかり準備をしておきたいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月23日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。今日は37週の健診日。いよいよ点滴が外せることになり副作用から解放されて喜ぶわこさん。しかし、外したことでその数時間後、わこさんは腹痛に襲われます。これってもしかして……!? 点滴が外れて喜んでいたら… 妊娠37週になり、健診の結果、点滴を外せることになったわこさん。つらい副作用から解放されて大喜び。さらに、安静も解除されました。 しかしその数時間後、点滴を外したことで張り止め効果がなくなり、お腹が激しく張って痛くなってしまいました。 「このまま陣痛になるかもしれないね……」と助産師さん。 まだ赤ちゃんは小さいので、出産予定日までお腹にいてくれると医師が言っていたばかりなのに! 「今日生まれちゃう?」 と焦るわこさんでした。 ◇◇◇ 張り止めの点滴を外したらお腹の張り返しが起こったわこさん。助産師さん曰く、このまま陣痛になるケースもあれば、張り返しが治まるケースもあるそうです。妊娠37週は赤ちゃんの内臓は完成している週とのことでしたが、わこさんは突然の出来事が苦手。張り返しが治まると良いですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月20日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。ある日、わこさんは助産師さんから提案を受けました。その提案にわこさんは驚きます。その提案とは……!? 助産師さんからの提案 コロナ禍の影響で中止になっていた分娩室の見学が、特別にできることになりました。わこさんは持病にパニック障害があり、未知の事への不安が強いため、事前に分娩室を見ることで不安を軽減しておこう、という病院の配慮でした。親身な病院の対応に感動するわこさん。 「絶対この病院で産む!」 そんな思いがいっそう強くなりました。 しかし、実際に見学すると……。 分娩室を直接見ることで出産に対する実感がわきました。そして、なんと、実感がわいたことで、余計に恐怖心が増してしまったのでした。 やさしい助産師さんを前にわこさんはそんな本音を言えるはずもなく、「見学できてよかったです」と言ってしまうのでした……。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、出産は産院と妊婦さんの信頼関係がとても大切なのだそうです。パニック障害を持つわこさんへの特別な配慮に感動したわこさん。病院側のやさしさ、手厚いケアを実感したことで、わこさんの病院への信頼はきっと増したにちがいありません。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月19日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。しかし、注射が苦手なわこさん。点滴の差し替えはつらかったのです。 つらいこともあったけれど… 家族とも会えず、点滴の差し替えや副作用、薄味の食事……。わこさんにとってつらい入院生活ですが、よかったと思えることもたくさんありました。 それは、助産師さんたちと親しくなれたこと病院内の勝手がわかっていること毎日おなかの赤ちゃんの様子が知れることガラス越しにかわいい赤ちゃんたちが見られること 入院生活はいろいろな我慢をする場面も多いけれど、出産に対して心の準備をする期間にもなっていたのです。それは、環境の変化に弱いパニック障害を持つわこさんにとって、とても大切なことでした。さらにかわいいガラス越しに見る赤ちゃんたちが、出産を励ます存在になっていたのでした。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、切迫早産の場合、個人差はありますが1日のほとんどをベッドで過ごすことになるのだそうです。入院中は雑誌やマンガを読んだり、DVDを観たり、横になりながらできることを探すとよさそうですね。出産すると赤ちゃんのお世話に大忙しなので、安静にしながら少しでも今しかできない楽しみを見つけられるとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月17日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用などに苦しみましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。同じ病室の桃田さんのことが気になるけれど、話しかけそびれていたわこさん。ようやく話ができました。すると桃田さんは……。 桃田さんが悲しんでいる理由 大部屋に入院しているわこさん。カーテン越しに隣のベッドにいる桃田さんのことが気になっていました。「このつらい毎日を分かち合いたいな。」そんな風に思っていたのです。 ある日、シャワーを浴び終わると、そこには髪の毛を乾かす桃田さんが! 声をかけると桃田さんは笑顔を向けてくれました。うれしくなったわこさんは、桃田さんと入院生活のことをいろいろ話します。すると桃田さんは言いました。 「毎日上の子がママに会いたいって泣いてるらしくて……」 桃田さんは2人目の妊娠で入院していたのです。 「2歳の子が1カ月以上、ママに会えないなんて……。お子さんも辛いだろうけど、ママもきっとすごく辛い」 桃田さんの表情を見て、また気持ちを想像して胸が張り裂けそうになったわこさん。大人の私が夫に会えないなんて大したことないな、と入院生活に対して気持ちを切り替え、前向きになるのでした。 ◇◇◇ 大部屋に入院した際、隣の人と話をしたくても、どんな人かわからないから声をかけるのをためらう……ということはよくあると思います。今回、桃田さんも本当は誰かと話したかったのかも。入院中、コロナ禍で家族に会えないからこそ、妊婦さんのお知り合いができると心強いかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月15日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用などに苦しみましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。ある日の夜中のこと、どこからともなく叫び声が聞こえてきました……。 「ついさっき産んできました」の話はリアルすぎて… 切迫早産で入院中のわこさん。入院中の静まり返った病院に響くのは、出産中の妊婦さんの叫び声でした。 「よくあること」だと言う看護師さん。 ええええええ、叫ぶほど痛いの……!? そして別の日、出産を終えてわこさんと同じ入院部屋に入院してきたサトウさん。出産時に痛すぎて11回も吐いたと言っています。 パニック障害で嘔吐に対しても恐怖を感じるわこさんには、知りたくなかったリアルな体験談。 自分も同じような経験をするのだろうかと、恐怖がどんどん大きくなっていきました。 ◇◇◇助産師さん曰く、出産時に痛くて叫ぶ人もいれば、静かに過ごす人もいるのだそう。お産の経過をよく理解しておくと、呼吸法に集中して痛みをのがしたりやわらげたりしやすいとか。出産時の痛みが不安な方は、できるだけ出産の経過をイメージしておきたいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月13日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用、アレルギー対応の薄味の食事、コロナ禍で家族に会えない状況など、つらいこともありましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。ただ、1点をのぞいては……。わこさんは、今も悩んでいることがあるのです。 入院中の悩み、それは… 入院して1週間。わこさんはようやく入院生活に慣れてきました。しかし、ひとつだけいまもわこさんの頭を悩ませていることがありました。 切迫早産で安静にしなくてはいけないわこさん。病院からシャワーの許可が出ておらず、頭を洗えないため、髪の毛がベッタベタなのです! おなかに負担がかかるからと、洗髪室で洗ってもらうことも許されず、1週間も洗えないのはわこさんにとって初めての経験。まるで頭にぬめっとした生き物がのっているかのような感覚です。 そして、入院してから1週間たった日のこと、ようやく、診察後に医師から「シャワー許可します」と言ってもらうことができました。 大喜びのわこさん。「いざ、1週間ぶりの洗髪!」とはりきります。 しかし、髪の毛を洗っても、ベタベタ過ぎて全然泡立ちません。洗っても洗ってもべっとりしている髪の毛……。シャンプーを3回したら、ようやく泡立つようになったのでした。 ◇◇◇わこさんはシャワーが利用できない日が1週間続いていたんですね! 点滴の副作用などもつらいですが、シャワーが利用できないのも地味につらいですよね。助産師さんいわく、切迫早産で入院された妊婦さんがシャワー禁止と言われることはよくあるようです。2週間、3週間禁止の場合もあるとか。そんなときは温かいタオルで体を拭いてくれたり、妊婦さんの状態によっては洗髪台でシャンプーをしてもらえたりもするようです。わこさん、これからは定期的にシャワーが利用できるといいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年04月22日「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話。わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。入院中はパニック発作が起こったり、コロナ禍で会えない夫の声が聞きたくなったりといろいろありました。今回は、助産師さんが「バースプランを書いておいてくださいねー」と、病室にやってきた日のこと。わこさんはいったいどんな内容を書いたのでしょうか。わこさんが最も叶えたかったプランとは……? 「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第11話 バースプランを書くことになったわこさん。 パニック障害を抱えているため、 「パニックになったらゆっくり呼吸できるように声をかけてほしい」「未知のことに恐怖を感じやすいので、出産の途中経過を逐一説明してほしい」「ひとりになるのが怖いので可能な限り誰かに付いていてほしい」 こんなことを記入しました。そして記入を進めると、こんな質問が。 「立ち会い出産を希望しますか? 希望するなら、誰に立ち会ってもらいたいですか?」 今はコロナ禍なので、わこさんの病院は立ち会い出産をおこなっていません。この記入用紙は、以前のままなのでしょう。 痛みや恐怖が不安なわこさんにとって、誰よりも近くにいてほしいのは、夫でした。夫に立ち会ってもらう出産は、バースプランのなかでも1番叶えたかったこと。わこさんは、思わずコロナをうらみました。そして行き場のない悔しさ、怒りが込み上げてきてしまいました。 はたしてわこさんはどんな出産を迎えるのでしょうか……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年04月18日「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第10話。わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。つわりやおなかの張りに悩まされつつ、なんとか里帰りをしました。しかしある日、切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。前話で、入院を機にパニック発作を発症しますが、助産師さんに励まされ落ち着きを取り戻します。今回は、病院食の時間。美味しいことで人気の病院なのですが、わこさんに運ばれてきた病院食は……?そして、その後、わこさんの妊娠の経過は……!? 「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」第10話 ※実際の点滴は、滴下筒→輸液ポンプ→クレンメの順につないでおこなわれます。 わこさんが入院している病院は、地元では病院食がすごく美味しいと聞いていた病院でした。 しかし、わこさんに運ばれてきた食事は……。 ザ・病院食! 薄味で、柔らかく歯ごたえがほとんどありません。さらには、「食パン×切干大根」など、普段なら食べないだろう組み合わせも出てきます。これは、わこさんにはアレルギーがあるため、アレルギー対応食になっているからなのでした。 入院生活にも少し慣れたころ、検査をしておなかの張りが多いことから、点滴の量が増やされました。点滴を落とす速度も上げられて、副作用が復活。 つらく、心細くなってしまったわこさんは、夫の声が聞きたくなります。 「話がしたい」「さびしい」「つらい」 しかし、絶対安静のわこさんは、電話をかけられる場所に移動することすらできませんでした。 次回、わこさんはバースプランを書くことになります。わこさんが書いたバースプランとは……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年04月15日