極めてまれな障がいを持つ気鋭の女性監督エラ・グレンディニングが、自ら撮影・監督した撮影期間4年に及ぶ類まれなる“セルフ・ポートレイト”ドキュメンタリー『わたしの物語』が6月22日(土)より全国順次公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、股関節がなく、大腿骨が短いという極めて稀な障がいのあるイギリス人女性エラ・グレンディニングが、障がい者差別が未だに根強く残るこの社会で、自分をさらに愛するには何が必要かを知るために、同じ障がいのある人をSNSで探し、自分らしい生き方を模索する4年間に及ぶ旅路を自ら記録したセルフ・ドキュメンタリー。“私と同じような脚の人っている?”──SNS上での人探しによって得られた、障がいのあるプリシラやリカルド、チャーリーたちとの出会い。撮影中の予期せぬ妊娠、出産と子育て。親友であり自閉症のナオミとの語らい。そして、エラ監督をひとりで育てたシングルマザーの母への問いかけ。同様に母となったいま、エラは何を考えるのか?障がいがあることで、女性としての様々な経験が“異常”とされてしまうこの世の中で、エラ監督自身の女性としての経験、正直な気持ちが丁寧に綴られる。周囲との交流を通して、エラは新しい世界と自分を知ってく――。2023年、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門正式出品されたほか、クラクフ映画祭最優秀ソーシャル・イシュー映画賞、ミルウォーキー映画祭審査員特別賞受賞など各地の映画祭で高く評価された本作。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023では『あなたを探し求めて』の邦題で上映され話題を呼んだ。『わたしの物語』は6月22日(土)より新宿K‘s cinemaほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたしの物語 2024年6月22日より新宿K‘s cinemaほか全国順次公開© Hot Property ITAOT Limited 2023
2024年04月24日10代の頃から俳優として活躍を続けているともさかりえさん。出産や子育てを経験し、現在は美しく健やかな40代を過ごしている彼女に、年齢とともに変化していくカラダやマインドとの向き合い方を教えてもらいました。俳優デビュー~anan世代の頃ともさかりえさんがデビューしたのは12歳の時。以来、ドラマや映画など多数の作品に出演。学業と芸能活動の両立で体調を崩し、生理が止まってしまった時期もあったそう。「当時は誰にも相談できなかったですね。生理でカラダが辛い時も、伝えたところで現場が待ってくれるわけではなく…。むしろ、言っちゃいけないことだと思っていました」25歳で出産した際も、近しい友人はまだ独身だったため、悩みをシェアできる相手がいなかったのだとか。「出産を機に、メンタルが激変したんです。出産前はハイ状態だったのに、産後1か月は気分がドン底。辛くてしょうがなくて、毎日泣いて暮らしていました。いま振り返るとホルモンバランスの影響が大きかったと思うのですが、あの頃はまだSNSもなかったので情報が少なかったんですよね。子供の成長ペースについても正解がわからず、マタニティ雑誌を読んでは“うちと全然違う…”と落ち込んで。“世界にはこの子と私しかいないんだ”と思うくらい、すごく孤独を感じていました」その後、産後3か月で仕事復帰。肉体的にもハードだったはずだが、どのように乗り越えたのだろうか?「もう気合です、気合(笑)。一人で全て抱え込んで、気合だけで乗り越えてきました。もしあの頃の自分に会えたら、ゆっくり話を聞いていろいろと教えてあげたいですね」35歳の転機持ち前の“気合”で育児と仕事にひたすら邁進する日々が続く中、35歳を過ぎた頃からカラダに変化が。「肌質が変わりだしたことを皮切りに、あちこち調子がおかしくなってきて。特に実感したのは、漠然とした疲労感。以前は夜中まで撮影して翌日の早朝からまた撮影でも気合でいけたけれど、徐々に前日の疲れが取れなくなってきたんです。そうやって肉体が変化する一方、“もういい大人なんだから、こんなことで辛いと言っちゃいけない”とか、“頑張れない自分がダメなんだ”という思いも。30代中盤が、自分に対して一番モヤモヤしていた気がします」冷えも悪化し、冬場はカラダの芯まで凍えて眠れないほど。以来、一年を通してレッグウォーマーや温かい飲みものでカラダを温めるようになったというが、40代を迎えると、これまでとは明らかに違う不調を経験する機会が増えたのだとか。「女性の不調って人それぞれだと思いますが、私の場合はホットフラッシュ的な大量の発汗が大きかったですね。もともと汗をかかないほうだったので婦人科を受診したところ、更年期の症状だと言われて。薬は必要ないという診断だったのですが、のぼせや疲れやすさといった様々な変化を感じる中で、安心して飲めるサプリがあったらいいな…と思うように。それなら自分で作ってみよう、とサプリの開発を始めたんです」女性のゆらぎにアプローチする成分を探し、辿り着いたのが“マカ”。「男性向けのイメージがあるけれど、アンデス山脈に自生している植物なのですごくパワーがあるんです。私自身も1年ほどサプリを飲み続ける中で“なんだか調子がいいかも”という実感があって。もちろん薬ではないから劇的に変化するわけではないけれど、絶好調になりすぎるのも反動が怖いじゃないですか(笑)。やっぱり日々の暮らしって、“なんかいい感じ”がコンスタントに続くほうが平和だし安心感があると思うんです。更年期を実感した時は“この先自分はどうなっていくんだろう”と焦りや恐怖を感じましたが、カラダの不調が軽減していく中で心持ちも徐々に軽くなっていきました」今の心地よい私年齢やライフステージの節目に訪れるカラダの変化に、自分なりの方法で向き合ってきたともさかさん。そんな彼女が、いま思うことは?「やっぱり心とカラダって、どちらかだけが調子よくてもうまくいかないんですよ。若い頃はどちらかが傾いても乗り切れるけれど、どうにもならない場面が増えてくる。だからこそ、どちらもバランスよく整えてあげないといけないなって感じます。それにホルモンって思いのほか厄介で、自分ではコントロールできない部分も大いにあって。なのに女性は責任感が強い人が多く、不調を自身のせいにしがち。それでは精神的にも辛くなってしまうから、調子が悪い自分も否定せずに受け入れてあげることが大切だと思うんです。そうやって自分の味方でいてあげて、ゆっくりお風呂に浸かったり、友達とおしゃべりしたりして、つい頑張りすぎちゃう自分を甘やかしてあげる時があってもいいんじゃないかなって。もちろん、社会自体がもっと女性の不調に寛容になればいいと思うけれど、一気に変わるものではないじゃないですか。だとしたら、自分で自分をいたわってあげるのが一番手っ取り早いと思うんですよね」まずは、不調を含めて自分を肯定してあげる。その上で、悩みを一人で抱え込まないことも重要だと語る。「女性の不調は病気とは違ってカテゴライズがしにくいし、いまだにデリケートな話題でもあるから、なんとなく言い出しにくいもの。でも自分だけで解決しようとするのって、実はすごく非効率的でもあるんです。私自身が身をもってそれを実感しているので、今は辛いと感じたらできるだけ家族に伝えたり、周りの人とシェアしたりするようにしています。それに、最近はフェムケアについて取り上げる媒体が増えて、昔に比べると情報量がかなり多くなりましたよね。女性の生活を快適にしてくれる素晴らしい商品もたくさんあるし、その中から自分にフィットするものを選べるようになったのはすごくいいこと。私も布ナプキンや吸水ショーツに出合ったことで生理時の憂鬱さがかなり解消されましたし、本当に辛い時は専門医に頼るのもアリだと思う。女性にとって生理やカラダの変化は避けては通れないものだからこそ、一人で頑張ろうとせずにいろんな選択肢を持っておくと、いざという時のお守りになってくれるんじゃないかなって思っています」1979年10月12日生まれ、東京都出身。12歳の時に芸能界デビュー。透明感溢れる佇まいとたしかな演技力が支持され、俳優として数々のドラマや映画に出演。出演映画『四月になれば彼女は』(東宝系)が現在公開中。ブラウス¥46,200パンツ¥52,800(共にsupport surface/サポートサーフェス TEL:03・5778・0017)ブラキャミソール¥13,200(CASUCA HADA/カスカ アーダ TEL:03・4530・3241)イヤリング¥94,600イヤーカフ¥24,200ネックレス¥101,200バングル¥57,200リング¥93,500(以上CASUCA/カスカ TEL:03・5778・9168)ともさかさんがプロデュースするサプリメントneutrial MACAアミノ酸を豊富に含むマカエキスパウダーを配合し、揺らぎがちなカラダをサポート。「余計なものを入れず、必要な成分がそのまま届く仕様にこだわりました」(ともさかさん)。60粒¥4,400(ライノinfo@neutrial.com)※『anan』2024年4月10日号より。写真・柴田フミコスタイリスト・安野ともこヘア&メイク・伴まどか取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2024年04月08日anan春の「カラダにいいもの大賞2024」。いまanan世代が気になる“カラダにいい”の最新情報をお届け。ここでは、見事グランプリに輝いた商品を紹介します!高度な技術で実現しました。口腔ケアは360度のブラシが正解!360度毛(R)歯ブラシ POPOTAN 爽¥360スティアー口腔ケアで一番大切なのは日々の歯磨きですが、あまりにも歯ブラシの種類が多すぎて、「これぞ」という一本に出合えないのも事実。歯科医院に行くたびに「上手に磨けていませんね」と言われては意気消沈した人も多いでしょう…。でも、今回グランプリに選んだこちらの歯ブラシがあれば、もう大丈夫!ポイントは、特殊製法で極細毛を高密度&大量に接着した円柱型のヘッド部分。歯磨きで大切なのが、歯と歯茎の境目にある細菌の塊(プラーク)をしっかり取るようブラッシングすること。この歯ブラシを使えば、ブラシのどこを当てても、歯科医が推奨する理想の角度で歯と歯茎の境目に当たり、歯の根元をぐるっと一周、根こそぎ汚れをかき出せます。全ての毛先は丸加工されているので、歯茎に当たっても痛くなく、歯茎や舌のケアもできる優れものです。実は、このブラシの製造は、東大阪の町工場の技術の賜物。メイドインジャパン万歳!と感嘆せずにはいられません。※『anan』2024年4月10日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2024年04月04日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部自分のカラダを受け入れることは、誰でも簡単にできることではありません。身長や肌質、骨格、声質、毛質……「もっとこうだったらよかったのに」と思えば思うほど、理想どおりになれない自分を責めてしまうこともあるでしょう。「私も、生まれ持った自分の性質をずっと愛せなかったし、大嫌いでした」そう語ってくれたのは、天然パーマさんやくせ毛さんのためのヘアブランド「Curly Me」を立ち上げた、カーリーガールリンさん。小さな頃から、自身の天然パーマがコンプレックスだったそう。さらに、髪の毛だけでなく、体型や顔のパーツも「嫌いだった」と語る彼女ですが、現在のリンさんは自身の過去を明るく語り、ポジティブなオーラで周囲を元気にしてくれます。そんな彼女が教えてくれたのは、自身のコンプレックスを武器に発信活動をしようと思った理由と、自分の持つ“個性”の愛し方でした。■どうして私は人と違うんだろう……世間的な「美」を追い、自分を責めた――リンさんのカールヘア、とっても素敵ですけれど……ご自身では、コンプレックスを感じてらっしゃったんですよね。自分の毛質や天然パーマのことについて色々学んで、今はこうして自分らしいヘアスタイルを楽しめているのですが、昔は天然パーマの自分が大嫌いでした。メディアで見る憧れの芸能人たちのような、柔らかそうで艷やかなストレートヘアに憧れて、3カ月に一度は必ず縮毛矯正をかけていました。幼い頃から「どうして私の髪の毛はみんなと一緒じゃないんだろう」と、自身を責め続けてきました。少しでもみんなに近づけるようにと、必死でストレートヘアを取り繕ってみても、上手くいかなくて……その過程で、自分のヘアも、自分自身のことも嫌いになっていったような気がします。――そんな中、なぜカールヘアについて発信活動をしようと思われたんですか?実は両親の都合で、私は思春期をカナダで過ごしているんです。就職活動の時に日本に帰ってきて、今は日本企業で会社員としても働いています。発信活動することを決めたのは、日本社会で働く中で、ダイバーシティに興味を持ったからです。就活時も、会社員として働きはじめてからも、ずっと髪の毛への偏見に苦しんできました。小さい頃はシンプルに髪をバカにされることが多かったですが、社会人になってからは、ビジネスマナーを違反しているのではないかとツッコまれることが何度もありました。髪について何か言われるたびに、社会的なプレッシャーを強く感じました。けれど自分に自信がなかったし、当初はカールヘアについて発信するつもりはなかったんです。コロナ禍で仕事が落ち着いたことをきっかけに、アクティブな活動がしたくて発信者になる決意をし、自分に伝えられることを模索していました。その時、改めてカールヘアという自身の個性と向き合い、髪質について色々と勉強をしたんです。そこで、無理してストレートヘアを目指すのではなく、カールヘアを生かしたヘアスタイリングの方法などを知ったことで、そのメソッドを広めようと活動を始めました。――Youtubeなどでは、カールヘアのケア方法やヘアセットの方法などを発信されていますし、ブランドではくせ毛の方向けのヘアスタイリンググッズを展開されていますよね。色々な方がヘアケアやヘアセットについて情報を発信していると思いますが、私が活動を始めた時には、天然パーマの正しい取り扱い方について日本語で発信している人が誰もいなかったんです。というのも、やはり日本では「天パやくせ毛をどうストレートにするか」に意識が向いている人が多いのだと思います。私自身、過去にそのような考えに取り憑かれていましたし、ドラッグストアに行っても、くせ毛を治すアイテムは売っていても、くせ毛を活かすアイテムは売っていなかった。だから、自分で作ることにしたんです。――言われてみると、日本には「ストレートがマジョリティ」という固定概念があるのかもしれませんね。私自身、カナダに住んでいた頃も「美=ストレートヘア」というイメージを持っていましたし、大人になってからも「美しいストレートヘアを作る方法」を調べて、ケアを実践していました。けれど、私のようなカールヘアを持っていると、ストレートヘアを作るための方法を真似しても、髪により大きなダメージを与えてしまうだけだったんです。カールヘアを上手く扱うには保湿が大切です。アイロンで髪に熱を与えたり、縮毛矯正を何度も行ったりすることは、長い目で見れば髪にダメージを与え続ける一方です。私の場合、そこまでしても理想のストレートヘアになることはできなかったですし、髪の健康と心の健康、どちらにとっても適切ではありませんでした。■自分を理解し、人との違いを認めて、コンプレックスが個性になった――では、リンさんはカールヘアを生かしはじめてから、髪だけでなく心もよりヘルシーになれたということでしょうか。カールヘアの扱い方を学んで、天然パーマを「自分の個性」と受け止められるようになりました。もちろん今でも、髪に対してつらい意見をぶつけられることもありますが、自身を否定していた時よりも細かい意見を気にしなくなりました。それに、カーリーガールリンとして活動をはじめてからは、自身と同じように髪質で悩みを持つ人とつながるようになりました。「Curly Me」を始めたのは、そんな同じ悩みを持つ友人たちも救いたい、みんなで一緒に自身を愛する気持ちを大切に生きたいと思ったからです。だから、ブランドやプロダクトを作る時には、フォロワーさんたちの意見をとても大切にしています。――「Curly Me」のプロダクトについても、詳しく教えてください。今は、ヘアセットとヘアケアのためのアイテムを主に取り扱っています。「Curly Me」のジェルやクリームを使うと、広がって見えるくせ毛に束感が生まれ、今の私のようなこなれ感のあるカールヘアを楽しむことができます。それに、カールヘアを楽しむためには適切なヘアケアも大切です。適切なアイテムを使うことも大切なのですが、ドライヤーの当て方や乾かし方など、細かいコツがたくさんあるので、YouTubeや私の著書『もう天パで悩まない! あなたのクセ毛を 魅力に変える方法』の中で、カーリーガールを楽しむための髪の取り扱い方を紹介しています。――「Curly Me」のプロダクトとリンさんの発信を見れば、誰でもカールヘアを上手く取り扱って自分の個性に変えることができるんですね!そうはいっても十人十色の髪のクセがあるので、何度も練習することが大切です。日本はカールヘアの人口が少ないこともあり、美容室に行ってもなかなか適切なアドバイスをもらえないので、まずは自分と、自分の髪への理解を深めながら、私の発信も参考にしてもらいたいと思っています。ただ、髪の毛を上手に取り扱うことがすべてというわけでもありません。「Curly Me」ではマンツーマンでのヘアセットトレーニングも行っていますし、フォロワーさんたちと一緒にオフ会を行うこともあります。同じ悩みを持つ人とつながることで、一人ひとりのくせにも色々な違いがあることを知ってほしいし、違いが分かってこそ、自身の個性も認められるようになるんです。――人との違いが分かるからこそ、人と違う自分も愛せるようになるのでしょうか。私自身、人と自分の違いを認められなかったあの頃、ずっと苦しかったです。ストレートヘアを無理して作っていた時は「ダメな自分を改善しなきゃ」と、マイナスをゼロにするために努力して、息切れしていました。違いがあるのは当たり前のことなのに、みんなと一緒を目指すから苦しかった。しがらみから開放されるために、違いを認めることは大切だと思います。■自身を受け入れてくれる場所を、それぞれ探せばいい――ブランドを運営している中で、嬉しいこと、つらいことなどありますか。「Curly Me」は、私にとっても大切な居場所です。本業と二足のわらじで活動しているので、時間が足りないと感じることはありますが、苦しいと思うことはないです。「Curly Me」はプロダクト開発からサイトデザイン、コミュニティ運営まですべて一人でやっているので、やることはとても多いですが、むしろ活動における喜びが、日常の疲れを癒やしてくれています。フォロワーさんから寄せられる私の活動への思いや「ありがとう」の言葉が、人生を楽しむ大きなモチベーションとなっています。――「Curly Me」やリンさんの今後の展望を教えてください。「Curly Me」としての一つの大きな夢は、美容学校との関わりを持つことです。実は、美容専門学校でも、くせ毛について学ぶ時間はとても短いのだそうです。今はマンツーマンでのカーリーガールメソッドを共有する機会に参加してくれている現役の美容師さんたちとのつながりもありますが、日本全国のくせ毛に悩む人たちに適切なアドバイスをしてくれる髪のプロを、教育機関と関わることでさらに増やしていきたいです。私個人としては、今年度にはサラリーマンを辞めて、アメリカに一年だけ渡ろうと思っています。「Curly Me」での活動をもっと本格化させていきながら、私自身もダイバーシティやセルフラブについて、さらに知見を深めて、日本に帰ってきたいと思っています。――最後に、自身のカラダを愛したいという女性に、伝えたいメッセージはありますか。私が言えるのは、人と比べない方が人生を幸せに過ごせるということ。私自身が、自分を殺して傷ついてきたからこそ、そう思います。自分が嫌いだった頃の私は、髪の毛どころか自分の高い身長も、人より重い体重も、目の形だって大嫌いでした。けれど、自分の髪を受け入れて、前よりも明るい自分になってから、人から「かわいいね」と褒めてもらえる機会が増えました。最初は「こんな私が?」と思ったけれど、今はその意見をまっすぐ受け止められるので、褒められると嬉しい気持ちになります。だって、こんなにたくさんの価値観が世の中にあるんですから、私を好きだという意見があるのも、おかしくないでしょう?私のことを嫌いな人もたくさんいるかもしれないけれど、全員に好かれる必要なんてない。あなたを否定するものからは離れて、自分を受け入れてくれる場所、受け入れてくれる人を探してみてほしいです。――リンさんにとっての「Curly Me」のような居場所を、みんなが見つけられたらいいですね。SNSや、リアルのオープンな場所だけだと、色々と気を使ってしまったり、美しさの基準にプレッシャーを感じてしまったりすることもあると思います。すぐに目の届くところにはないかもしれないけれど、諦めずに居場所を探し続けてみてほしいです。きっと、誰しもにあるはずです。あなたらしくいられる、あなただけの居場所が。
2024年03月29日『自分自身と向き合うこと』パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。(参考:レゾンデートル株式会社)そこで今回のMOREDOORでは、パートナーと付き合って2年目になるBさんにインタビューを実施。Bさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーBさんがパートナーとレスになったきっかけは?行為の中で、自分が好きなこととパートナーが好きなことにズレがあったこと。仕事のシフトの関係で、パートナーと一緒にいる時間が少なくなり、コミニュケーションを取る時間が減ったこと。仕事がうまくいかず、ストレスを抱えていたことが主なきっかけでした。ーーレスで悩んでいることは?どうすればパートナーが行為に集中してくれるのかを悩んでいました。ーー解決に向け行動したことは?またその後のパートナーの反応は?パートナーが好きなことや興味のあることを調べて、いろいろと試してみることに。試行錯誤していくうちに、今までパートナーのことについて何も知らなかったんだと気づきました。パートナーからは「最近、やさしくなったね。」と言われました。ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?パートナーを責めるのではなく、自分に問題がないのか考えてみてほしいと伝えたいです。(30代男性/会社員)ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。まずは自分自身を見つめ直す複数の事柄をきっかけとしてレスになってしまったBさん。パートナーに責任を押し付けるのではなく、自分自身を見つめ直したことにより、解決に向かっている様子。Bさんのようにパートナーに寄り添う姿勢を見せることが、解決へのカギとなるのかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。
2024年03月07日春先の朝晩はまだ肌寒さもあって、カラダを冷やしてしまいがち。また季節の変わり目でちょっとお疲れ気味かもしれません。しっかりと栄養を摂れる温かいスープで、カラダを暖かくしましょう。専門家に教えてもらった美味しい天然水でつくる「カラダを温め、心を整えるスープレシピ」をご紹介します。体調を崩しがちな春先におすすめのスープとは?春は気温の変化が激しく、少し薄着になることもあってカラダを冷やしやすく、体調を崩しやすいです。冬の疲れがどっと出る時期でもあります。そんな時期は飲むとポカポカしてきて、心とカラダを整えてくれる栄養満点のスープがおすすめ。今回は、フードディレクターとしても活躍する料理家の川上ミホさんに監修していただき、富士山の銘水を使った宅配水ウォーターサーバー「FRECIOUS(フレシャス)」の天然水を使ったスープレシピを3つご紹介します。天然水がスープにおすすめの理由ーー川上さんは、多くの媒体でレシピ開発を行う、食のエキスパート。 軽井沢を拠点にした、ナチュラルなライフスタイルにも注目が集まっているインフルエンサーでもあります。今回教えていただいたレシピは、どれも天然水を使ったもの。どうしてあえて天然水を使うのでしょうか?川上さん天然水の中でも軟水は素材への浸透率が高いので、美味しいスープを作るのに向いています。素材の旨みや味わいを引き出したり、野菜をやわらかくしたりする働きがあります。普通に茹でるだけのときは、野菜の茹で汁は捨ててしまいますが、スープなら野菜やお肉、魚介などを煮込むときに出る旨味成分や栄養も丸ごといただけます。軟水の天然水は、まさにスープにぴったりの水なのです。春先にぴったりの心とカラダに染みる天然水スープレシピ3選ーーでは早速、その軟水の天然水を使ったスープレシピを教えてもらいましょう。春を感じるいまの時期でも、冬が旬の素材を使うことがおすすめなのだそう。川上さん冬が旬の素材はカラダを温め、栄養がたっぷりで、糖度が増して甘くなるものも多いので、コトコト煮込むスープや鍋にぴったりです。1品目鶏肉と山芋のスープ川上さん古くから滋養強壮にいいといわれている山芋は、疲れを感じたときにおすすめの食材です。食物繊維も豊富でさまざまな酵素が胃腸の働きを助けます。また炭水化物やアミノ酸を効率よくエネルギー代謝させるのに欠かせないビタミンB類も豊富。ビタミンB類が足りないと疲労や倦怠感が出やすいともいわれています。水溶性の成分も多いため、煮汁ごといただけるスープが適しています。山芋の皮の部分にも栄養素が多く含まれているので、むかずにコンロの火であぶって、ひげを燃やして使うのがポイントです。【材料(4人分)】天然水:800cc骨付き鶏もも肉:500g山芋:300g細ねぎ または あさつき:適量塩:小1ごま油:小1【作り方】(1)鍋に天然水と鶏肉を入れて沸騰したら 弱火にして15分加熱する。アクは最初だけ取ればOK。(2)塩で味を調える。(3)包丁の柄で大きめに砕いた山芋を入れて、軽く火を通す。(4)仕上げにみじん切りした細ねぎをちらし、ごま油を垂らす。2品目レンコンのすり流し川上さんレンコンは、秋から冬にかけて旬の食材。秋のレンコンはあっさりさっぱりしていて、少し寝かせてから収穫する冬は炭水化物の糖化が進み、甘くねっとりとした食感に変化します。ビタミンCやポリフェノールなど体内の酸化ストレスから細胞を守る栄養素や、腸内環境を整える食物繊維、消化を助けてくれる酵素のアミラーゼなども胃腸の疲れを癒してくれます。薬膳の世界ではレンコンは秋の食材ですが、カラダをうるおす働きがあるといわれ、粘膜や肌を守り咳や喉の痛みにも効果があるとされています。【材料(4人分)】天然水を使った和風だし:600cc (お湯600ccに対してかつお節12g)レンコン:160g練りごま:大1塩:小1七味:少々白ごま:少々【作り方】(1)レンコンをすりおろす。(2)だしとレンコンを鍋に入れて、弱火でこげないようにコトコト煮る。(3)練りごまと塩を溶き入れて、七味と白ごまをちらす。3品目リンゴとハチミツのスープ川上さん天然の甘みであるハチミツは、自然が育んだビタミンやミネラル、抗酸化成分が豊富です。抗酸化成分はカラダを酸化ストレスから守り、免疫にもよい効果が期待できます。水飴などが加えられていない非加熱処理のハチミツがおすすめです。【材料(4人分)】天然水:400ccリンゴ:大2個ハチミツ:大2レモン:小1しょうが:8g※1歳未満のお子様はハチミツが食べられないので、メープルシロップなど他の甘味で代用ください。【作り方】(1)しょうがをすりおろし、ラップをしてレンジで温める。(600w、20秒が目安)(2)すりおろしたリンゴにレモンの絞り汁とハチミツを加えて軽く混ぜる。(3)天然水を入れてよく混ぜ合わせ、スライスしたリンゴをトッピング。ーー春先の体調管理は特に大切。これらのスープで温まり、栄養をたっぷり摂取すれば、心とカラダが整って元気に春を迎えられそうですね。Information<教えてくれた人>川上ミホ(かわかみ・みほ)さん料理家・フードディレクター。食のエキスパートとして、レシピ開発や地方創生プロジェクトにも携わる。JSA認定 ソムリエ、AISO認定オリーブオイルソムリエ、オーガニックコンシェルジュの資格を持ち、東京と軽井沢の2拠点で活動。<筆者情報>椎原茜ライター。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで執筆中。(C)Art_Photo /AdobeStock文・椎原茜
2024年02月29日「わたしなんてかわいくないから…」「あー…」男性が避ける女性の特徴男性にとって「モテなさそうな女性」は恋愛対象から外されてしまうケースもあります。今回は男性が避ける女性の特徴を紹介します。ネガティブ思考が強い恋愛する際に、過去の失敗体験からネガティブ思考に陥る女性もいるでしょう。「私にはできない」「うまくいく訳がない」などと感じてしまっていませんか?これらの感情を内面に留めているのか、口に出してしまうのかで評価が変わります。男性たちは、ネガティブ発言が多い女性とすごす時間には、楽しさを見いだせないだろうと感じます。なるべく、ポジティブな思考に切り替えてみるといい結果が待っているかもしれません。飲みすぎて終電を逃す彼と一緒にいる時間を延ばしたくて、あえて飲み会の帰りは終電を逃す、そんな経験はありますか?ですが、すべての男性が女性を「持ち帰りたい」と願うっているわけではありません。まだ恋人同士ではない異性と飲む場合「終電を逃す」女性に対して引いてしまう男性もいるのです。それぞれの距離感を大切にし、少しの期待感を残すくらいがベストかもしれません。感情のコントロールが難しい起伏の激しい女性は「モテない」イメージがつくことが多いよう。恋愛の話でつい顔色が変わってしまったり、お酒を飲んで突然泣いてしまったり。他人の機嫌を読むことは、予想以上にエネルギーを要します。自分で自分の機嫌をとれるように、コントロール方法を学ぶといいでしょう。元カレへの否定的な発言過去の恋愛に向き合うため、元カレの悪口を言う女性も、男性からの評価は低くなります。単に口が悪いだけではなく「自分も恋人になれば、同じように見られるのでは?」と考える男性もいます。過去は過去として捉え、誰も傷つけないような軽い話題として上手く話すとよいでしょう。なりたい女性像は…一方で「あの子はモテるらしい」と噂が立つと、その女性に対する意識が高まることがあります。自分がどんな女性像を目指しているのか、一度考えてみてはいかがでしょうか?(愛カツ編集部)
2024年02月12日あなたはいくつ当てはまる?“カラダのSOS”7つのサイン。うなじに、太い一本ジワがある?手鏡を使い、合わせ鏡で自分のうなじを確認してみよう。うなじにシワが入っていない。(2点)横一文字のシワが、かすかに入っているのが見える。(1点)横一文字のシワが、深く入っているのが見える。(0点)【SOSサイン&対策】シワがある人は無意識のうちに猫背姿勢になっているかも。猫背姿勢の人は必要以上にアゴを上げるので、首の後ろにシワができやすい。そのシワは悪姿勢の証拠。気づいたときに深い呼吸を意識して胸を張るクセをつけること。立ち木のポーズで、30秒立っていられる?ヨガの立ち木のポーズを左右両脚で行い、片脚で立てる時間を計ろう。左右どちらの脚でも30秒以上バランスを保って立てる。(2点)左右どちらかだけ30秒以上バランスを保って立てる。(1点)左右どちらの脚も30秒バランスを保てない。(0点)【SOSサイン&対策】平衡感覚が落ちているかも。利き足でもできないと深刻。片脚立ちで浮かせた足の裏を軸脚に当てて立つヨガのポーズ。長くキープできるほどバランス能力が高い。電車内で吊り革を持ち、こっそり片脚立ちの練習を。反対側の手で、つま先をつかめる?椅子に片脚を伸ばして座り、反対側の手でつま先をつかんでみよう。左右どちらのつま先もつかめる。(2点)左右どちらかだけつかめる。(1点)左右どちらのつま先もつかめない。(0点)【SOSサイン&対策】できない人は、骨盤が後ろに倒れたおばあちゃん姿勢かも!骨盤が後ろに傾いていると、上半身をしっかり前に倒せず、手でつま先をつかめない。普段から椅子に座るときは背もたれに寄りかからず、骨盤を立てて座ること。夏のスカート、ファスナーは最後まで上がる?昨年の夏にはいていたスカートをはいてみよう。以前と変わらない。(2点)ややきつくなった感じがする。(1点)明らかにきつくなり、ファスナーが最後まで上がらない。(0点)【SOSサイン&対策】下腹ぽっこりでファスナーが上がらない=太った&筋肉不足!半年前にはいていた夏のスカート。年末年始の運動不足と過食でウエストのくびれがなくなったためにファスナーが途中でストップ。食事を腹八分にセーブしよう。自分のウエストを自分で抱き寄せられる?片手を背中に回して反対側のウエストをつかんでみよう。自分のウエストをしっかり抱ける。(2点)正面から手(指)が少しだけ見える。(1点)正面から手(指)が全く見えない。(0点)【SOSサイン&対策】肩甲骨まわりがガチガチ。普段から意識して腕を上げよう。肩甲骨の可動域が広い人は反対側のウエストをしっかりつかめて、前から見たとき指先が見える。できない人は飲食店でオーダーする際、手を真上に上げて注文を。脚を大きく開いて、どこまで前屈できる?90度以上開脚して座り、前屈してみよう。床に肘をつけられる。(2点)床に手をつけられる。(1点)床に手をつけられない。姿勢をキープできない。(0点)【SOSサイン&対策】下半身のカナメ“股関節”の、横方向への柔軟性の目安。開脚は180度できることにあまり意味はなく90度で十分。そこから上体を前に倒すと、手の位置で股関節の柔軟性が分かる。硬い人は時々あぐらをかく練習やシコ踏みを。階段に座って、片脚だけで立ち上がれる?階段の1段目に座り、片脚だけで立ち上がってみよう。1段目に座って、立ち上がれる。(2点)2段目なら立ち上がれる。(1点)2段目でも立ち上がれない。(0点)【SOSサイン&対策】古典的な太ももの筋力チェック。20代30代ならできて当然。階段の1段目に座って、そこから片脚立ちで立ち上がれれば軸脚の太ももの筋力が年齢相応ということ。両脚ともできない人は階段を1段抜かしで上って筋力アップを。あなたは何点でしたか?0~1点かなりヤバイ。今すぐ食事の見直しと、運動を始めましょう。2~6点ちょっとヤバイ。1駅ウォーキングなど普段できることの工夫を。7~11点良い感じ。油断するとカラダがたるんでくるので常に意識を。12~14点素晴らしい!カラダに対する意識を継続して持ちましょう。自分の弱点が分かったら最適メソッドで克服を。「うなじのシワや、つま先をつかむ動作は姿勢、立ち木のポーズはバランス、スカートは体組成、セルフウエストつかみは肩甲骨の動き、階段片脚立ちは筋力、開脚前屈は股関節の柔軟性。どれもカラダが発しているサインです。これらの気づきをカラダや健康に向き合うきっかけにしましょう」(澤木一貴さん)さわき・かずたかパーソナルトレーナー。「SAWAKI GYM」代表。整形外科病院でのトレーナー科主任を経て、現在はトレーナー指導やさまざまなメディアで健康情報を発信。著書も多数。※『anan』2024年2月14日号より。イラスト・どいせな取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2024年02月08日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があって、気持ちがすれ違っていることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな状態のある日、大学の先輩と飲みに行った拓也は、子どもができたときの不安を語り、そのせいで妊活から逃げてしまうのかもしれないと打ち明ける。すると先輩は、美咲の29歳という年齢を考えれば焦って当たり前、男性の29歳と女性のそれとでは全然感覚が違うだろうと指摘するのだった。■夫婦で話し合おう■不安になる妻だが…大学の先輩と本音で話した拓也は、ついに夫婦で子どものことについてきちんと話し合う決心をする。急に拓也が向き合う姿勢を見せたことから、不安になる美咲。すると拓也は、子どもについて本当は「いても、いなくてもいい」と思っていて、今までは「美咲がほしいと言ってるから、合わせてた」と正直な気持ちを打ち明け…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月28日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部あなたは「性交痛」に悩んだ経験はありますか?パートナーとの行為の際に痛みを感じたことがあるならば、それが性交痛です。中には、その痛みを「パートナーには言いづらい」と我慢してしまう人もいるかもしれません。痛みを感じているのに言えないまま放置していると、摩擦による黒ずみ化、セックスレスや破局の原因となっていく可能性もあります。性交痛はなかなか人に相談しづらいことですが、そんな悩みを抱える女性のために、立ち上がった企業があります。株式会社Lingerie Cosmeticsが展開する『peec(ピーク)』は、デリケートゾーン美容と性交痛の改善を同時に行える、潤滑美容ハイブリットローションです。デリケートゾーン美容と性交痛、ふたつにアプローチする新しい潤滑ローションの魅力を、同社のCCO・原田瑞穂さんにお伺いしました。自身の「性交痛」がプロダクト開発のきっかけに――peecに参画するまでのご経歴を教えてください。ソーシャルビジネスに特化した学部で社会課題や福祉について勉強し、大学3年生の時に1社目の会社を立ち上げました。教育やまちづくりに関わるのプロダクトを取り扱いながら働いてきた中で、「生理」や「ホルモンバランスの乱れ」などの女性特有の課題で悩むことがありました。どうしてもキャンセルできない予定の日に生理が被ったり、性交痛が原因でパートナーとの行為が疎遠になったり……そんな自分自身の体験から、セクシャルウェルネスの領域に感心を持つようになり、他の役員メンバーとともにLingerie Cosmeticsを立ち上げました。――潤滑美容ハイブリットローション『peec』を作ったのも、ご自身のご経験があったからでしょうか?そうですね。自分の体験談が強く影響しています。私自身も性交痛に悩んでいました。なんとなく行為を避けるようになっていくうちに、彼の心すらも自分から離れていくのが分かって、すごくショックでした。でも今考えると、カップルの間で愛情を確かめ合う行為を、話し合わずに避けようとしたのは私の方。彼も傷ついていたんだと思います。結果として、私たちの場合はふたりで解決できずに関係性が終わってしまったからこそ、同様の悩みを抱えている男女に寄り添いたいなと思うようになりました。今だから思うことは、「性交痛」を解決する方法はたくさんあったんだなということです。あの頃の私は、性交痛や自分の身体について本当に知らないことが多かったし、誰かに相談するという発想にもならなかったです。今の日本には、まだまだセクシャルウェルネスに関する情報が、必要な人に届いていないと思っています。自分自身も悩んでいたからこそ『peec』を作って、こうしてセクシャルケアの発信を続けています。デリケートゾーンケアとしても、潤滑ローションとしても使える『peec』の魅力――潤滑美容ハイブリットローションとはどんなものなのでしょうか?『peec』のブランドコンセプトは「肌にまとい、愛を楽しむ」です。パートナーとの行為やセルフプレジャーの際に使える潤滑ローションなのですが、保湿成分や整肌成分をたっぷり配合しているので、デリケートゾーンケアとしても使用していただくことができます。――商品開発の際にこだわったポイントがあれば教えてください。ひとりで使えるのはもちろん、ふたりでも使いやすいようにこだわって開発しました。カードタイプの個包装になっているので持ち運びにも便利ですし、お泊まり用のケアアイテムにも見えるようなパッケージになっています。女性が買っても男性が買ってもパートナーに提案しやすいよう、クリーンなパッケージングにこだわりました。また、手に出していただくと分かるのですが、従来の潤滑ローションとは異なるテクスチャになっています。手にまとわりつくぬめり感はなく、しっとりととろけるような質感が特長です。肌の上では温感効果も発揮するので、デリケートゾーンに塗布した時に安心感がありますよ。――まさにハイブリットなプロダクトですね。ユーザーからはどんな声が届いていますか?『peec』は2023年10月にリリースしたばかりなのですが、10月開催の『FemtechTokyo(フェムテック・トーキョー)』に出展し、さまざまなご意見をいただきました。「塗った後の嫌な感じがなく、自宅でも使ってみたい」「使用後の保湿感」「ほのかに香るローズがいい」「こういう商品を探していた」など、うれしいお声が届いています。見た目のかわいらしさから手にとっていただくことが多く、ターゲットにしていた層だけでなく、ママさん世代や50代の女性にも感心を持っていただけたのが印象的でした。Instagramにも、「今までで一番パートナーと楽しく、気持ちよく愛情を確かめ合えた」などのDMも。これまでに潤滑ローションを使ったことがあるという方からは、質感に対するうれしい感想が届きました。温感を心地よく感じてくださったという方もいれば、行為後のケアにも使える便利さに感動してくださった方もいらっしゃいました。『peec』は肌にやさしい美容成分が中心のため、行為後も肌ケアとして塗布していただいてOKです。潤滑ローション特有の、使用後の突っ張り感もありません。――使用後のお手入れが簡単なのは助かりますね。特にどんな時に使ってほしいと考えていますか?サイズ感がコンパクトなので、パートナーとのお泊まりの時に使っていただくのもおすすめですし、おひとりで使用される方は、ぜひゆっくりとプレジャーできる日に使ってみてほしいです。行為の後って、本当は早く寝たいじゃないですか。身体も心もリラックスしている状態なのに、身体を洗うためにシャワーに行っているうちに覚醒してしまうのって、もったいないですよね。でも『peec』を塗布した時は、いつもよりも時間がゆっくり流れているような心地よさがあります。その感覚に身を任せたまままどろみにダイブできるのは、『peec』を使う時に感じる大きなメリットです。使い道の多い潤滑ローションで、性のトピックへの「話づらさ」を解消したい――『peec』が目指す将来や、原田さんが考えるセクシャルウェルネスの未来について教えてください。まだまだ性の話題はタブー視されており、ましてや女性から話すことに嫌悪感を抱く人も多いと思います。なので、パートナーとそういった話をする際は、彼ではなく自分への言い訳のために、遠回しな提案をしてみてもいいと思います。――遠回しな提案とは具体的にどういうものでしょうか?「友達からひとつもらった」とか「デリケートゾーンケアコスメなんだけど、ふたりでも使えるんだって」とか。そんなところからスタートでもいいと思います。『peec』の使用用途(ユースケース)が多いのは、そのためでもあるからです。『peec』をきっかけに、私のようなパートナーとのコミュニケーション不足が原因で、悲しい想いをする女性が1人でも減ったらいいな、と思っています。――最後に、性をオープンすることに対してまだ一歩を踏み出せない女性に、エールをお願いします!私がまず伝えたいのは、性交痛があるのは当たり前ではないこと。それに、性交痛には改善の余地があるということです。痛みについてパートナーに直接相談するのははばかられるかもしれません。だからこそ『peec』というプロダクトが生まれました。今後は、ライフステージに応じた女性特有の課題を持っている方たちのためのコミュニティを運営することも検討しています。こういったお悩みは誰にでも話せることではないですが、同じ悩みを抱える女性の間で自由に表現できるようになっていくことで、もっと性に対してもオープンな社会が実現していくはずです。私たちは、その一歩を踏み出すサポートを続けていきたいです。読者プレゼントにて10名様にプレゼント!
2023年12月08日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「私とフェムケアの話」。女性特有の心身の悩みとどのように向き合っているの?モーニング娘。の元メンバー、飯窪春菜さんに伺いました。アイドル卒業後、自分の体を見つめ直したという飯窪さん。現在、29歳の彼女が関心を寄せているフェムケアやフェムテックアイテムとは?フェムケアの最適解は自分で見つけていく。「毎月、生理が楽しみなんです」と思いがけず朗らかな笑顔からスタートした飯窪春菜さんのインタビュー。とはいえ、そう思えるようになったのはアイドルを卒業してからだったと振り返る。「女性の体にはバイオリズムがありますが、アイドル時代は全国各地へライブツアーに回って、とてつもなく多忙でした。スケジュールはすでに決まっているものなので生理であろうがなかろうが活動にはまったく関係なくて、アドレナリンと気力でなんとか乗り切る日々。幸い、女の子だけのグループですし、スタッフさんも女性ばかりなので、生理の悩みを気兼ねなく共有できる風通しのよさがありました。私は経血量が多い方なので、衣装を経血で汚してしまうこともあったけれど、女性スタッフさんの『大丈夫、大丈夫!』と気にもとめない対応に何度も救われました。他にも、小中学生からグループに加入するメンバーもいるので、初めて生理が来た日をみんなで迎えるなんてことも」飯窪さんが初めて生理による体の不調を感じたのは24歳のとき。「アイドルを卒業して、張り詰めていたものがプツンと途切れたのかもしれません。生理になると動けないくらい眠くて、体が重だるくなることに気づいたんです。生活リズムが自分軸になり、自分の体と向き合う時間が増えていく中での出来事でした。もっとちゃんと自分の体を把握しなければと、健康診断に加えて、乳がん検診や子宮頸がんの検査にも定期的に行くようになりました」自分の体について関心が高まる中で、フェムケアやフェムテックとの出合いも訪れた。「偶然フェムテック専門店を見つけたのをきっかけに、吸水ショーツや月経カップにも挑戦。ただ、私は面倒くさがりなので、結果的には使い捨てのナプキンが一番使いやすかったです。なかでもショーツタイプのナプキンがイチオシ。一人暮らしをするまで、母が買ってくるナプキンを使っていましたが、ドラッグストアに行くと生理用品が多種多様で驚きました。『今月はどのナプキンを使おう?』と自分にとって最適な組み合わせを模索するのが毎月の楽しみになっています。少し前にアメリカ旅行してきたんですが、スーパーのサニタリーグッズ売り場が充実していて長時間居座ってしまいました(笑)。Tバック用のパンティライナーに“羽つき”が展開されていたり、デリケートゾーン専用の拭き取りシートも個包装のものがあったりとバリエーション豊か。何よりカラーリングが可愛くて、使うときにハッピーな気持ちになれるのがいいなと思いました」また、生理中こそ“自分に優しくできる時間”だと飯窪さん。「気分が落ち込むとすごく性格が悪くなってしまうので(笑)、なるべく人に会わず、静かに過ごすようにしています。気持ちが落ち着いたら、“血を作るため”と称して焼き肉を食べに行くのも毎月恒例。おいしい赤身肉を食べて、体にも心にもエネルギーを補給します。自分をコントロールできなくて自己嫌悪になることがあっても、心地よさや楽しさは人任せにしたくない。将来、子供を持つ姿はいまはまったく想像つかないんですが、日々の生理をないがしろにせず、上手に付き合っていけたら」いいくぼ・はるな1994年11月7日生まれ、東京都出身。2011年、モーニング娘。に加入し、’18年に卒業。現在は、俳優としてドラマや舞台などで活躍中。今後『舞台「東京リベンジャーズ」‐聖夜決戦編‐』の上演などが控えている。※『anan』2023年12月6日号より。写真・水野昭子ヘア&メイク・Kaco取材、文・長嶺葉月(by anan編集部)
2023年12月03日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部自分のからだのこと、性のこと。本やネット検索などで、正しい情報を知ることは簡単にできるようになってきたものの、やっぱり身の回りでは、話しづらいことだったりします。情報を得たり、自分で実践したりするだけではなく、やっぱり誰かと悩みや気持ちを分かち合いたい。そんな女性のために立ち上がったのは、とある一人の女性でした。味の素株式会社で営業として働いていた橋麻依子さんは、社内の起業家育成プログラムを利用して、女性Well-being事業「LaboMe(R)」を立ち上げました。メンバーが選んだセルフケアプロダクトが毎月届くサブスクに加え、参加者たちが意見や悩みを共有できるコミュニティとしても機能しているLaboMe。チームを牽引する橋さんに、LaboMeの掲げる「自身の身体と向き合うこと」の意味を聞きました。■目指したのは体調管理を強制するのではなく、共有し合える事業――まずは、橋さんのこれまでのご経歴を教えてください。新卒で味の素株式会社に入社し、現在7年目です。飲食店様に商品提案する外食用営業として4年間働いた後、2020年に社内起業家育成プログラム「A-STARTERS」に応募・採択され、LaboMeを立ち上げました。――プログラムに応募したきっかけは?新卒から営業として働いていましたが、ゆくゆくはマーケターになりたいという目標を持っていました。その気持ちを当時の上司との面談で伝えたところ、仕事は目的ではなく手段だ、と教えられました。「なぜマーケターになりたいのか、誰の役に立ちたいのかも考えてみて」とアドバイスを受け、自分のキャリアについて再考しました。その結果、自分のやりたいことを実現するために、若いうちから挑戦したいと考え、入社1年目から応募できるA-STARTERSに応募しました。――上司のアドバイスを受けて、仕事を通して誰の役に立ちたいと考えましたか?「自分のような女性の役に立ちたい」というのが、私の答えでした。というのも、私は中高生時代から生理が重く、PMSにも苦しんでいました。私はずっと誰にも言えなかったけど、大人になってからは「実は私もずっと悩んでいたの」と、友人の方から打ち明けてくれる機会も何度かありました。きっと私以外にも、身体のことで悩んでいる女性はいるはず。そう思うと励まされる気持ちもありましたし、そんな女性たちの役に立つ事業を始めたいと、LaboMeの構想を練りました。――「セルフケアのサブスクとコミュニティ運営」という構想は、その当時から決まっていたのですか?事業が採択されてから実際にチームが組まれるまでには、約1年のラグがあったのですが、その1年間に色々模索していました。最初は、ウェアラブルデバイスでPMSや体調変化を予測する、体調管理系サービスなどを考えていました。しかし、プロダクトの検証期間に社内外の女性にインタビューしたり、アンケートを取ったりしていく中で、女性たちの想いが見えてきたんです。実際のお声を聞いてみると「揺らいでしまう自分をコントロールしなければいけない」と考えている女性がとても多いことが分かりました。体調不良になると、自分を責めてしまうという方も多く、体調管理を強制させてしまうようなサービスを展開するのは嫌だな、と考えるようになりました。そこから、自分の体調や気持ちを共有できる場所を提供する、今のLaboMeのカタチが見えてきました。■LaboMeは「自分に合うか」を研究するセルフケアラボ――コミュニティ運営に加えて、セルフケアのサブスクを展開しようと考えたのはなぜですか?検証期間にお話した女性たちが「毎日、毎月同じことで悩んでいるわけではない」と言っていて、その意見にとても共感したからです。たしかに、PMSも月によって重さは違うし、季節によってはPMS以上の悩みを持つ時もあります。それに、生理が重いから、PMSがひどいからと言っても、ずっとそのことについてばかり悩んでいると、逆に疲れてしまいますよね。だから、商材は絞らずに女性の様々な課題を解決できるプロダクトをお届けするサービスを考えました。女性の悩みはいろいろあると思いますが、状況に合わせたセルフケアを模索できるようになれれば、もっと生きやすくなる人もいると思います。セルフケアのプロダクトとコミュニティを通じて、その時の自分に合うケアを探求していくのが、今のLaboMeのコンセプトです。――毎月届くプロダクトは、どのように選定されているのですか?LaboMeでは味の素の製品をお届けしているわけではなく、女性に役立つ製品を作っている、さまざまなブランドのアイテムをお届けしています。商材も食べ物や飲み物、スキンケアコスメやバスケアグッズ、衣料品など、テーマに合わせて変えています。お届けするプロダクトは、味の素(株)研究員メンバーが自信を持っておすすめできると判断したものです。自分に合うものを知りたくても、自分では本当にいいものか分からないという悩みを持つ人も、安心して使っていただけます。プロダクト選定会議は研究員だけでなく、チームメンバー全員が参加し、実際に自分たちで手に取って、使用した感想をぶつけ合います。私たち自身が「みんなにすすめたい」と思ったものをお届けしています。――LaboMeのメンバーはどのような活動ができるのですか?届いたプロダクトを使ってみた感想をコミュニティの中で発信したり、コメントで交流したりすることができます。コミュニティにはLaboMeの研究員メンバーも参加しているので、気になることがあれば専門家に質問することもできます。アイテムをただ使うだけではなく、他の人の意見を聞きながら「自分に合うか」を研究することができます。セルフケアのサブスクはたくさんありますが、参加メンバーと交流して悩みを共有できるのは、LaboMeの大きな強みだと考えています。プロダクトが届いて終わりではなく、他の人の意見を聞きながらアイテムが自分に合うかどうか模索できるのが、LaboMeならではの活動です。また、オンラインだけでなくオフラインのイベントも毎月開催しています。毎回テーマを設定してイベントを行っているのですが、ゲストをお招きして参加者の皆さんとワークショップをしたり、トークショーを行ったりしています。ゲストには、お届けしたプロダクトの開発者さんや、さまざまなセルフケアの専門家をお招きしています。イベントでは参加者さん同士が交流できる機会も多いので、自分と似た悩みを持つメンバーと実際に仲良くなったとおっしゃってくれた方もいます。――LaboMeの参加メンバーからはどんな声が届いていますか?オフラインイベントでは、同じ悩みを持つ人と知り合えて安心した、という嬉しい意見を聞くことが多いですね。また、個人的に嬉しかったのは、お届けしたプロダクトを「使い続けている」というお声をいただく時です。会員の方々が私たちの選んだアイテムを手に取り、それが新しい習慣となって生活に馴染むことは、LaboMeの目指すひとつのゴールでもありますから。■身体の揺らぎと共存し、許し合える社会へ――現在2年ほどLaboMeの開発・運営されていると思いますが、これまでにどんな苦労がありましたか?LaboMeは社内の新規事業なので、立場が上の方も含め、たくさんの人の意見をいただく機会が多いです。その認識をすり合わせていくのは大変なことではあるのですが、それぞれに違う前提を持っている人々の意見を理解し、聞き入れていくことも、LaboMeの成長に必要なことだと思っています。チームメンバーにも、味の素の研究所で働くメンバーや、後輩にあたる年次の社員、社外の方など、いろいろなバックグラウンドを持つ方がいます。当初はお互いにうまく意見が言えない時期もありましたが、実際にLaboMeを受け入れてくれた会員の方々と交流する中で、メンバーの目標も一致するようになりました。会員の方々もチームメンバーにもそれぞれの個性があるので、自分とは違う意見も、大切な目線として捉えていきたいです。――LaboMeが考える「自分の身体と向き合う」ことの意義とはなんですか?体調の揺らぎは、年齢とともに感じる機会が増えていくものです。完全になくすことは難しいからこそ、私たちは揺らぎと共存していく必要があります。体調変化と上手に付き合いながら、しなやかに生きていくために必要なのが「自身との向き合うこと」です。何かあった時にも自分なりの対処法があれば安心ですし、揺らぎを受け入れることができれば、体調の変化があっても不幸に感じづらくなります。自分と向き合い、揺らぎと共存できる人が増えていくことで、社会全体の体調変化に対する寛容度が高まっていけばいいなと思っています。いつも全力で頑張らなくても、大丈夫。そんなメッセージを、LaboMeでの活動を通して発信し続けていきたいです。
2023年11月28日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部女性が社会に出て働くことは、もはや当たり前のこととして認識されるようになりました。だけどその現状には、まだまだ問題はあります。地方での女性の就職難、子育てと仕事の両立の難しさ、体調や健康面での問題……私たちの前には多くの壁があるように感じます。だけど、そんな社会を「美容」の業界から、変えようとしている人がいます。宮古島のアイランドエステ『Churan』主宰者・山野友里さんは、『山野美容専門学校』を立ち上げた山野愛子さんの孫として生まれました。美容業界の中で女性の社会進出活動を推進していった祖母の背中を見て、彼女もまた、女性の自立支援活動に取り組みながら、ご自身も美容業界で活躍されています。山野さんの宮古島や沖縄での支援活動や、エステにかける想いを聞いていくと、すべての働く女性に共通する「輝き続けるコツ」が見えてきました。■祖母の背中を見て女性の自立支援活動に参画――はじめに、山野さんがエステ関係で事業を始めようと思ったきっかけを教えてください。私の祖母・山野愛子は、関東大震災や戦後の日本で女性の自立支援に情熱を注ぎ、日本の美容業界の第一人者として活躍したひとりです。そんな彼女の背中を見て育ったので、私も幼い頃から自然と美容の分野で仕事をし、祖母が作った事業を継承していきたいと考えていました。高校に通いながら美容専門学校とのダブルスクールをはじめ、その時全盛期だったエステに興味を持ち、学びを深めていきました。大学を卒業してからは、プレイヤーとして現場に立ちながら、エステの講師、美容コンサルタントなど、色々な経験を積ませていただきました。――なぜ、沖縄・宮古島で『Churan』を立ち上げようと考えたのですか?兄は美容師として東京でサロン経営をしていたのですが、その過程で『カリオヤ』という一般社団法人を立ち上げました。美容業界の離職率が高い理由のひとつに、新卒時の給料が低く、学生ローンの返済が困難な方が多いという現状があります。『カリオヤ』では、学ぶ方に負担がかからないよう、助成金を利用した美容師育成コースを設けています。美容の仕事は人を癒やす側なので、まずは自分が癒され学べることが大事と考えた兄は沖縄でも活動を始め、私もエステティシャン・セラピストの育成コースの講師として『カリオヤ』で活動することになりました。『カリオヤ』は、仮の親=仮親(カリオヤ)から命名しています。活動を通して、地方ほど学びたくても学べない現状があることや沖縄や宮古島に住む女性たちの生活や文化も見えてきました。島の中には、シングルマザーとして子育てをされている方も多く、さらに就職難に苦しむ方も少なくありません。沖縄は、4人に1人が貧困層と言われています。そんな沖縄の現状を目の当たりにして、美容を通じて女性の自立支援活動をしていく意義を強く感じるようになり、卒業生たちの就職先や未来が少しでも広がるよう、宮古島で『Churan』を立ち上げることにしました。――『Churan』のコンセプトを教えてください。宮古島は現在、リゾート地としてとても人気があります。『Churan』では観光でいらした方に向け、宮古島ならではの「体験型アイランドリラクゼーショントリートメント」を提供しています。お客様には、宮古島で取れた原料を使ったオイルや、沖縄の文化などを堪能していただきながら、リラックスできる時間をお届けしています。『Churan』で働くセラピストは、島外からいらしたさまざまなお客様との交流を通して、自らの視野を広げることができます。育成コースや研修では、エステの技術だけでなく接遇に関しても、かなり力をいれて教育しています。セラピストたちにはずっと『Churan』で働き続けてもらい島のブランドにして欲しいと思っています。■体をケアするだけでなく、心と触れ合えるエステの魅力――サロン運営や講師など、広い意味でエステに携わっていると思いますが、山野さんにとって「エステの魅力」とはなんだと思いますか?エステ業界も以前と比べると自由な働き方が浸透してきており、現在はダブルワークがしやすいことがひとつのメリットですね。セラピストして専業される方もいらっしゃいますが、会社員と掛け持ちされる方やいくつかのサロンで業務委託者として働く方もいらっしゃいます。お客様との距離が近いこともエステならではの特徴です。体をケアする方法は色々ありますが、実際に体に触れての施術には、他にはない癒やしの効果があります。人とのつながりは多様化していますが、それだからこそ「触れ合うこと」の価値も大きくなっていると思います。■心と体に余裕を持ち、自分と向き合う時間を大切に――ご自身のお仕事の傍ら、女性への支援活動や子育てもされていると思うのですが、なぜそこまでがんばれるのですか?たしかに、仕事の他に子育てや介護、そして新しい学びも平行している時は、忙しさを感じます。2年前に大学に入り直した時には「自分だけに時間を費やせるうちに学んでおけたら、もっと楽だっただろう」とも思いました。ですが、私にとって新しい学びを得て、それを美容に活かすことはクリエイティブでとても楽しいことなんです。諦めたくないし、がんばっているという感覚はあまりないですね。それが誰かの役に立つことにつながるのならうれしいですし、結果的にやり甲斐にもなっています。そうは言っても、大人になればなるほど、体が悲鳴をあげる時もあります。私は頭を休めることが苦手なので、気づくとやりすぎていることが多いのですが、日常のルーティンに瞑想を取り入れるようになってから、休息を取れるようになりました。――女性が輝き続けるために必要なことは何か、山野さんなりの考えを教えてください。まずは、自分と向き合うこと。自分に向き合うことで「気づき」が生まれます。その「気づき」を見落とさないようにするには、心と体に余裕が必要です。自分と向き合う時間を大切にすることで、「学びたいこと」「やりたいこと」が見えてくると思います。心と体に余裕を作るためにはリラックスできるエステはとても適しています。健康は資本ですから、20代、30代のうちから自分の心と体に意識を向けてみてください。元気な状態で学びを深め、自分の可能性を広げていきましょうね。
2023年11月18日anan秋の「カラダにいいもの大賞2023」。いまanan世代が気になる“カラダにいい”の最新情報をお届けいたします。ここでは、準グランプリに輝いた商品を2点ご紹介。【ヴィザージェ ミニュラス】突起の圧が“強め”で最高!耳まわりをグリグリほぐせます。マッサージグッズは数多くあれど、その形を見ただけで相応の効果を想像できるようになったのは、我々スタッフがこれまで様々なグッズを試した経験があるからこそ。偉そうに言って申し訳ないのですが、一目見てピンときました。こちらは、耳まわりのコリをほぐすために開発されたアイテム。ほぐしたい箇所を明確にしたことで、耳まわりにある側頭筋をほぐすのにふさわしい、ほどよい硬さ、形に仕上がっています。耳のまわりにある側頭筋は、咀嚼筋の一つ。ストレスからの食いしばりや、マスクを長時間使用することで硬くなりやすい筋肉です。側頭筋が硬いと、頭痛の原因になったり、顎が歪んで頬がたるみ、ほうれい線がクッキリ出るなど、健康と美容両面のトラブルを招きます。硬くなりやすい側頭筋は日々ほぐすべし!頭皮全体のケアにも役立ち、濡れてもOKな素材だから、シャンプー時に“ほぐし”を習慣づけてもよさそうです。ヴィザージェ ミニュラス¥1,760 満天社【有機JASフリーズドライカシス(粒)】おやつ感覚でサクサク食べられる。アントシアニンを丸ごとチャージ!お疲れ目にはアントシアニン=ブルーベリー、という話はお馴染みですが、実は、ブルーベリーより多くアントシアニンを含んでいるのがカシスなのです。その栄養素を、余すところなく摂れるようフリーズドライ加工したのが、農業大国ニュージーランド産のこちら。激しい寒暖差と強い紫外線の影響で、抗酸化や抗炎症作用のあるアントシアニンなどのポリフェノール、ビタミンC、ミネラルを豊富に含有しています。フレーバー加工せず、鮮やかな色、甘酸っぱい風味は収穫したての美味しさそのまま。サクサクした食感が楽しめ、ヨーグルトやグラノーラに混ぜたり、そのまま食べても美味。近年、ニュージーランドはカシスの研究に注力していて、含有成分に、抗炎症作用や血流促進作用、細胞修復機能を活性化する力がある、などのデータも出ています。食品なので、薬のような即効性はもちろんありませんが、食べ続けることのメリットは大いに期待できそうです。有機JASフリーズドライカシス(粒) ¥4,200(120g)Wholesum Japanトップス¥7,500パンツ¥12,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090)※『anan』2023年11月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・メイ・パクディ(スペースクラフト)文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年11月02日anan秋の「カラダにいいもの大賞2023」が始まりました。ここでは、見事グランプリに輝いた商品を紹介します!【ふんばるず】見た目以上に効果があります。お腹アプローチで背筋スッキリ!?ほのぼのとしたルックスで、可愛さをアピールするぬいぐるみたちが、2023年秋のグランプリに決定です!決め手は、座っている時の美姿勢をサポートしてくれる、献身的なその働きっぷり。肩や首のコリ、腰痛、だるさ、冷え、むくみ、胃腸不良、PMS…。誰にでも一つは思い当たる不調の原因は、悪い姿勢からくる血流の悪化です。特に座り時間が長い人にとって、姿勢矯正は不調改善に欠かせないテーマ。骨盤を立てて座れる矯正椅子なども話題になりましたが、「ふんばるず」が画期的なのはお腹側からのアプローチ、という視点。さらに、その絶妙なフォルムと大きさです。ちょっと猫背な独特のフォルムは、デスクとあなたのお腹の間にしっかりハマります。ぬいぐるみの中には芯になるクッションが入っているので、潰れることなくあなたを支えてくれ、ぬいぐるみを落とさないようしっかり挟み込めば、自然と姿勢が整うという仕組み。作業の邪魔にならない、ちょうどいい大きさなのもポイントです。優しい触り心地だからストレス解消にも役立ち、ナマケモノにアザラシ、ハリネズミのほか、あなたの相棒にふさわしい動物が勢ぞろい。殺伐としたオフィスに“美姿勢”と“和み”をもたらす、お仕事時間の必需品です。ふんばるず 各¥2,970(Lサイズ)ドリームズオンラインショップトップス¥7,500パンツ¥12,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090)※『anan』2023年11月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・メイ・パクディ(スペースクラフト)文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年11月02日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部近年、女性のヘルスケアに関する情報や商品はどんどん増えています。そして、ウーマンヘルスケアを含む「フェムテック」と呼ばれる領域の中の、女性のセルフプレジャーを支援するアイテムも増えてきている反面、まだまだ「人に相談しづらい」「どうしていいか分からない」という声が多いのも、この領域の特徴でもあります。俳優・モデルとして活動する水原希子さんは、セルフプレジャーを含むフェムケア領域の発信を積極的に行っている女性のひとりです。水原さんは2023年、女性向けセルフプレジャーアイテムを展開するブランド「iroha」の誕生10周年記念アンバサダーに就任。6月には、水原さんが共同開発した『iroha mai RURI』というセルフプレジャーアイテムも発売されました。irohaのアンバサダーとして発信を続けている水原さんに「なぜ性をオープンに発信するのか」と問うと「むしろ、伝える場所を探していたんです」と、とてもポジティブに答えてくれました。そして、性の発信を通して「カラダと向き合うことの大切さ」を伝えている水原さんに、自分のカラダと向き合うコツについても伺ってきました。「大切なのに話しづらい」性の話題、率先して発信する意義――水原さんがフェムテックやフェムケアについて、発信をしていこうと思ったきっかけはなんですか?私も昔は、性の話は親友のような特別な存在にしか話せないことだと感じていました。なので、私の中ではirohaの誕生が大きかったんです。irohaが世の中に現れた時、とても大きな衝撃を受けました。セルフプレジャーアイテムにはもともと、タブーを感じざるを得ないイメージがあったと思うんですが、irohaは説明を受けなくても女性向けだと分かるかわいらしさがあって、周囲にもすごく話しやすかったんですよね。「ねえ、irohaって知ってる?」と気軽に情報共有できるようになり、性の話題を口にするハードルが下がったことを覚えています。私はその瞬間からずっと、irohaのファンだったんです。――誕生当初から、irohaのファンだったんですね。実際に友達に話すだけでなく、アンバサダーとしてSNSなどで発信するようになった時には、どんな思いがあったのでしょうか?私自身「性にもっとオープンな社会になれたらいいのに」と思いながらも、友達に話すような感覚で自分の考えをネットで発信できるようになるまでには、かなりの時間がかかりました。でもずっと、伝える場所やそのきっかけを探していたんだと思います。セルフプレジャーは、性に関するトピックの中でもかなりセンシティブに取り扱われていますが、人々の健康に関わる大切な情報だと思っています。でも、世の中の皆さんにとって、話しづらい話題であることも理解しています。だからこそ、私がスポークスパーソンとして活動することに、大きな意義を感じているんです。――発信し始めて、フェムケアそのものやご自身のカラダへの向き合い方に変化はありましたか?自分のカラダを、より大切にしようと思えるようになりましたね。皆さんにもいつも伝えていることなのですが、自分の体調を判断できるのも、心やカラダからのメッセージを信じて、自分を大切にしてあげられるのも、自分だけなんですよ。発信を始めてからは、共感の声をいただくことも多くて、カラダからのメッセージもより信じてあげられるように。そのおかげで、今まで以上に深く自分を肯定してあげられるようになりました。『iroha mai RURI』で体感できる、振動によるインフォメーション――共同開発した『iroha mai RURI』について、水原さんが一番こだわったポイントを教えてください。一番を決めるのは難しいですね。私が大切にしている「海」というモチーフをテーマに、コンセプトも、色も、振動パターンも、外箱も、全てにこだわりを詰め込みました。特に印象深いのは、私自身が海で撮影したクジラたちの求愛の歌を振動パターンに採用していただいたこと。海をテーマにした音波振動をかなりポジティブに受け入れてもらえて、すごくうれしかったです。『iroha mai』の音波振動システムの話を伺った時、真っ先にホエールスイムでの体験が思い浮かびました。クジラたちが歌う音の振動が、海を伝って私のカラダに響いてきた時、気づいたんです。私たちは、自分の想像もつかないようなアプローチから、インフォメーションを受け取っていることもあるのだと。そのアプローチを『iroha mai RURI』で皆さんにも体感してもらえたらと思っています。――商品に対する感想など、水原さんの元にはどんな声が届いていますか?中でも一番うれしかったのは、大阪で行われた商品のお渡し会に来てくださった、婦人科の臨床現場で活躍する方からの一言でした。これまでは、性の悩みを持つ方にセルフプレジャーを勧めても、否定感を持つ方が多かったのだそう。けれど、私がirohaのアンバサダーに就任してから、否定から入らずにグッズを手に取ったり、話を聞いたりしてくれる人が増えた、と感謝を伝えてくれました。――水原さんのような女性が性にオープンになることで、勇気をもらえる女性はたくさんいると思います。婦人科系の病気やセックスレスの問題など、ほんの少し自分のカラダに目が向けば、防げるものもあると思います。もともとは自分の「発信したい」という気持ちだけで始めたのですが、そんなふうに思ってくださる人がいるのなら、本望です。カラダと向き合い、自分にとっての「心地よさ」を見つける――「自分のカラダと向き合う」ということを大切にされていると思うのですが、水原さんはどのようにカラダの声と向き合っているのでしょうか。カラダにとってのいい状態とは、無理をしなくてもいい状態のことだと思うんです。誰かがやっているからとか、逆にみんながやらないからとか、外的な要因を理由に、焦ったり無理をしたりしなくていいんです。だからこそ、私はカラダと向き合う時、自分の心とも向き合うことを大切にしています。そうして、自分にとっての心地よさとはなんなのかを、模索し続けています。例えば、自分はどんな時に心地よさを感じるのかに、耳を澄ませてみたり。何をしていて、誰といる時に、自分が一番心地よくなれるのか考えるようにしていますね。――自分と向き合うことは、簡単なようで難しいことのようにも感じます。感じ方も考え方も人それぞれなので、難しく考えすぎなくてもいいと思います。他の人ができているから……なんて考えなくていいんです。比べずに自分らしいやり方を見つけてほしいです。無理せずに自分を甘やかすと言っても、どんなことをカラダへのご褒美と感じるのか、それすらも人それぞれだと思うんです。――気づかないうちに、誰かと比べるから「難しい」と思ってしまうのかもしれませんね。カラダのことって、誰かと比べることじゃないんですよ。私の発信も一例でしかありません。他の人の話を参考にするのも大切だけど「じゃあ、自分にとっては?」と問いかけてみてください。「私には無理だよ」なんて、考えないで。カラダと向き合うことって、とっても素敵なこと。ポジティブに楽しんでみてほしいです。
2023年10月17日暑い日がまだまだ続くが、冷房などによりカラダが思った以上に冷えている人も少なくない。そんな冷えを解消するには毎日の入浴が欠かせない。そこでカラダを温めたり、疲れを軽減してくれる有効成分をたっぷり配合した入浴剤をピックアップ。バスタイムをより快適に!生薬、CBD、重炭酸、効果いろいろ…入浴剤でリラックス。【BARTH】薬用 BARTH中性重炭酸入浴剤 3錠(1回分)旅先にも持っていけるトライアルサイズ。ドイツの希少かつ特別な泉質「中性重炭酸泉」から着想を得た中性重炭酸入浴剤。有効成分を独自技術で配合した入浴剤を気軽に試せるように1回分のトライアルサイズが新発売。重炭酸イオン(有効成分:炭酸水素Na、炭酸Na)を豊富に含んだお湯が温浴効果を促進し、疲労回復を促す。カラダを芯まで温めてその日の疲れを取り、眠る準備を整える。15g×3錠¥396(BARTH)【KO‐GU】KO‐GUバスソルトマグネシウムを含んだ国産エプソムソルト。必須ミネラルの一種「マグネシウム」を99%の高純度で含んだエプソムソルトの入浴剤。温浴効果による心地のよい発汗や豊富なミネラルが肌を潤す。世界最高級の天然香料を主体とした極上の香料の良さを最大限に引き出すために無濾過製法にて八ヶ岳で生産。多幸感や充足感を感じられる「ムスク」と、安らぎや休息につながる「フォレスト」の2種類あり。800g¥2,970(KO‐GU)【健美薬湯】JIKKO生薬薬湯入浴剤生薬×ミネラルで全身を温め、巡りのよいカラダへ。全国の銭湯で愛され続ける本格薬湯を自宅で楽しめる。古来、冷え症や婦人病の用薬とされてきた生薬「川キュウ(センキュウ)※キュウはくさかんむり+弓」と4種のミネラル塩が、温浴効果によりカラダを温め、疲れや痛みを和らげる。慢性的な冷え症、疲労回復から腰痛・肩コリなどの痛み、肌荒れケアまで様々な効能が期待でき、カラダをサポート。20g×7包(7回分)¥2,200(健美薬湯 TEL:0120・1126・47)【369】369CBD BATH SALT SET 翠‐MIDORI‐リラックス効果が高い注目成分CBDを600mg配合したバスソルト。麻から抽出される天然由来成分「CBD」に着目したブランドから生まれた、水溶性CBDパウダーを使用したバスソルト。油溶性のCBDを水溶化することで、沈殿や油浮きすることなく水中に素早く分散。天然精油のみで香り付けしているため、植物が持つ自然の香りに癒される。専用の磁器付き。600g¥14,520(369)【SIONA】サウナ&ソルトスクラブ Woody Osmanthusボディスクラブ×半身浴。自宅で塩サウナ気分が味わえる。入浴前にスクラブをカラダに塗って半身浴する新体感ソルトスクラブ。発汗によりスクラブが溶けて、まるで塩サウナに入っているようなしっとり滑らかな肌へ導いてくれる。香りは全3種類あり、ウッディオスマンサスの香りは、フルーティな甘みに、ウッディやジャスミンなどを合わせたキンモクセイの香りが心地よい。480g¥2,750(ノルコーポレーション TEL:042・442・8323)※『anan』2023年9月20日号より。イラスト・サヲリブラウン文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年09月17日取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部撮影:大嶋千尋取材場所:大塚家具有明ショールーム近年、「フェムテック」や「フェムケア」という言葉をよく耳にするようになりましたが、実際に自分の身体を不調や悩みを、身近な人に話す機会は、まだまだ多くはありません。どんなに仲の良い友達だとしても、相談するのをためらってしまう……なんて人もいるのではないでしょうか?ダンス&ボーカルグループ「AAA(トリプル・エー)」の元メンバーとして、10代から活躍してきた伊藤千晃さんは、美容メディアでフェムテックの連載を持つほど、フェムテック・フェムケアを前向きに取り入れている女性の一人。妊娠・出産を経て、自身の身体についてより興味を持ったと語ります。そんな幅広い層のファンがいる伊藤さんが、メディアやSNSを通して「フェムテックの重要性」を語るのはなぜなのでしょうか?伊藤さん本人にお話を伺いました。■友人の一言からハマった「フェムテック」の世界――まずは、フェムテックに興味を持ったきっかけを教えてください。数年前に、知人が“フェムテック”について話してくれたことがあったんです。当時は、言葉すら知らなかったのですが、「女性として知っておいた方が良いかもね」という会話をきっかけに、自分でも調べるようになりました。調べていくうちに、自身でも感じていた出産後の悩みや、20代の頃に感じていた生理の悩みなどの問題がすごく含まれたカテゴリーということにびっくりして、そこから興味を持って調べ始めるようになったのが大きなきっかけです。――ご友人の話がきっかけとはいえ、自身でも調べようと思えるのがすごいです!最初は“フェムテック”という言葉が新しいな……と思い、流行り言葉だし調べてみようかな、くらいのテンションだったんです(笑)。でも、少し調べただけでも、自分に当てはまる部分がたくさんあって。そこから一気にハマっていきましたね。――なるほど。調べていくうちに、自身の悩みに共通する部分があり、興味を持つようになったのですね。そうですね!私自身、年齢を重ねるにつれて自分の健康問題と向き合ってきました。でも、まさか「女性の健康問題をテクノロジーで解決しよう」という選択肢が、こんなにもたくさんあるとは予想していなかったので、知ることによって毎日が良い方向に変わっていったんです。それを実感してからは、より多くの人にフェムテックを知っていただきたい、と思うようになりましたね。■大切なファンに笑顔で過ごしてもらうために始めた発信――現在、メディアやSNSを通してフェムテックについて発信されている伊藤さんですが、10代からアーティストとして活動をされてきて、幅広い層のファンがいますよね。発信することに抵抗はありませんでしたか?最初はありました。「歌って踊る千晃ちゃんが見たい!」と応援してくれている方が多いので、ステージとはかけ離れた部分をファンの方にわざわざ伝える必要があるのかな、という葛藤もありました。でも、私自身10代・20代から身体を酷使して、気づいた時にはボロボロになっていて……。そんな時に、フェムテックと出会ってフェムケアをすることにより、自分の体調が変わってきたこと感じていたんです。私の場合は、女性ファンもすごく多かったので、自分の大切な人たちが、より健康に笑顔でライブやイベントに参加できるようになるなら、みんなにも伝えなきゃだめだな、と思ったのをきっかけに発信するようになりました。――実際に発信されたことで、ファンの方からの反響はありましたか?すごく反応がいいです。最初は「それを千晃ちゃんが言うんだ」みたいにびっくりされることもあったのですが、私がフランクに発信していくことで、「実は私も……」とSNSで声をかけてくれる人も増えました。そういった方たちが、今後は身近な大切な人たちにフェムテックの魅力を伝えて、広まっていけばと思っています。――アーティスト時代に男女混合グループとして活動されてきた伊藤さんですが、男性メンバーに女性ならではの体の不調を話すことはありましたか?言えなかったです……!10代・20代の頃は、そもそも生理の悩みを表立って話すという感覚がなかったですし、自分の中で解決するもの・我慢するものという意識が自然と身についちゃって。言ってみようかな、というところにも、まだたどり着いていない、我慢しなければならないものという認識でした。――では、体調が悪くても我慢していたのですね。そうですね。女性同士で生理のことを話す機会はあっても、「つらいからこうしたほうが良いよ」というところまではいかず、「つらいね」「分かる分かる」で終了という感じでした。そういった意味でも、今は悩みを解決する選択肢も多いので、若いうちに早く知ってほしいと思いますね。――10代のうちに知っていたら楽だったのに……と思うことはたくさんありますよね。若い頃は、他に楽しいことがあれば、体調はそっちのけで楽しい方に行きたいじゃないですか(笑)。そうなるとどんどん身体のケアは後回しになって、見えるところはちゃんとするけど、見えないところはケアしないという子もいるんじゃないかなと思います。でも、若いうちから正しいケアをすることで、今後の健康問題にも影響してくると思うので、そういった重要性をSNSなどを通して、伝えていきたいです。■日常会話に織り込みながら伝えることが大切――先ほど伊藤さん自身も周りに話せなかったとおっしゃっていましたが、女性たちが身体の悩みを周囲に理解してもらうためには、どのように伝えたらいいと思いますか?すごく難しいですよね。まだまだ「なんで女性がそういう話をするの?」と思っている人もいますし、私がしていることが正解ではないと思うのですが、私は気兼ねなく話せる友達やパートナー、家族の日常会話にさりげなく織り込むようにしています。――さりげなく織り込む……。女友達とかには理解してもらえそうですが、男性だと難しい場合もありそうです。たしかに「生理」というワードに、抵抗感がある人もいるかもしれません。そういう時は、PMSなどのワードを使うことで、「え、なにそれ?」みたいに会話が広がることもあるので、そういう話から少しずつ伝えていくのが第一歩なんじゃないかな、と思います。最初からハードなワードを並べないことが大事かも(笑)。■フェムテックはあくまで選択肢。自分に合うものを取り入れればいい――“フェムテック”に興味はあるけれど、まず何から始めたらいいのか分からない、という人に、伊藤さんならどんなアイテムをおすすめしますか?まずは、フェムゾーンのソープを変えてみてほしいです。私も以前はボディソープで洗っていたのですが、それが原因で乾燥してしまって……。最近は脱毛をしている人も多く、デリケートゾーンの保湿がより必要になっていますよね。乾燥が原因で、かゆみやニオイの悩みにつながることもあります。トラブルを軽減させるためにも、まずは毎日入るお風呂の中に一本置くことがいいんじゃないかな、と思います。――次のステップにおすすめのアイテムはありますか?ソープだけだとまだ乾燥が残るので、オイルやジェル、クリームにミストなど、肌をうるおすアイテムを使ってみてほしいです。年齢問わず乾燥しやすい場所なので、スキンケアをするように、デリケートゾーンケアをしていってほしいですね。海外だと、自分のフェムゾーンを鏡で見てみたり……というのもあるんですよ。でも結構ハードルが高いじゃないですか。まずは日常に取り入れられるものから意識してやっていくことが大切かな、と思っています。――月経カップや吸水ショーツなども広まっていますが、使うとなるとまた一歩ハードルが上がりますよね。たしかにそうですね。でも、選択肢を増やしてくれているだけなので、無理して使う必要はないと思うんです。困ったときに助けてくれるアイテムがあることを知るのが重要かな、と。「話題だから」と無理に使おうとはせずに、自分に合うケアだけ取り入れていければいいのかな。――ちなみに伊藤さん自身が今後取り組んでいきたいことはありますか?毎朝顔を洗ったり、歯を磨いたりすることが当たり前のように、フェムケアが毎日の当たり前になっていったらいいなと思うんです。なので、私自身も当たり前にケアしていきたいですね。あとは、私に出来ることは発信だと思うので、いろんな方に伝わるようなソフトな言い方に変えながら、フェムテックを知らない人たちに広げていけたらいいな。――最後に、マイナビウーマン読者へのメッセージをお願いいたします。仕事や趣味、恋愛など、色んなことに一生懸命に過ごしていると思うのですが、一生懸命頑張ることも、誰かを大切にする気持ちも、自分が健康でなければ出来ないことだと思います。なので、まずは自分の健康を大切にしながら過ごしていってほしいです!
2023年09月15日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部今話題のデリケートゾーンケアブランド「I’m La Floria(アイム ラフロリア)」。実は、女性経営者が自身のデリケートゾーンの不調をきっかけに立ち上げたブランドであることを知っていますか?「アイム ラフロリア」を立ち上げたのは、Mellia株式会社のCEOである原由記さん。ベンチャー系化粧品メーカーで、商品企画兼広告プロモーション部を統括するキャリアウーマンだった彼女。しかし、忙しく働く日々の中で、生理不順やデリケートゾーンのトラブルに見舞われ、女性の身体に関する勉強を始めたのだそう。原さん自身の経験を活かして始まった「アイム ラフロリア」は、女性たちの悩みに的確にアプローチし、瞬く間に知名度を獲得していきました。今回は、ブランドを作った原さん本人にインタビュー。「アイム ラフロリア」に込められた、女性のお悩みにアプローチする製品へのこだわりや、ブランドを通して伝えたかったという「女性の健康とセルフケアの関わり」についてお伺いしました。■「自分が使いたくなる商品を」ブランドで作った――まずは、Mellia株式会社を立ち上げるまでの経歴を教えてください。私は新卒から10年以上、ボディケアやヘアケア商材を取り扱うベンチャー企業で働いていました。PRをメイン業務としながらも、商品企画や営業など幅広い業務を担当し、製品が作られて消費者の手に渡っていくまでの多くの工程に携わりました。それほど大きい会社ではなく、ベンチャー気質のある社風だったので、かなり忙しく働いていましたが、ブランドを育てる楽しさを養えました。――もともとコスメ関係の会社で働いていらっしゃったんですね。なぜ、ご自身でブランドを立ち上げることにしたのでしょうか?前職を辞めたきっかけは、好きな仕事で忙しく働いている中で、気づかないうちに身体の不調が進んでしまったことが原因でした。睡眠を削って働き、外食中心で不健康な食生活を送っているうちに、生理不順に。それだけでなく、毎月デリケートゾーンのかゆみに悩まされるようになってしまったんです。かゆみを感じてからは婦人科で処方薬をもらうようになったのですが、よいデリケートゾーンケアアイテムに巡りあえず、ソープがしみて痛みを感じることもありました。その経験を元に、女性の身体の不調を勉強し始めたことが、起業のきっかけですね。――ご自身の不調から、身体に関する知識をつけられたんですね。どんなことを勉強されたのでしょうか?せっかく勉強するならと『女性ホルモンバランスプランナー』の資格を取ることにしました。女性ホルモンのはたらき方や月経トラブルに関する正しい知識、デリケートゾーンを健康に取り扱う方法などを学ぶ中で、「日本には女性のデリケートゾーンに合ったケアアイテムが少なすぎる」と実感し、また自身が使いたい商品が見つからなかった。それなら自分で作ってしまおうと、ブランドを立ち上げることにしました。――では、ブランドで最初に作られたのは、デリケートゾーン用のソープだったのでしょうか。「アイム ラフロリア」を作った5年前は、ドラッグストアに行っても、安全に使えるデリケートゾーンソープがほとんどなかったんです。また、デリケートゾーン専用のソープは市場に出回りはじめていたのですが、私自身はデリケートゾーンソープと、ボディーソープを使い分けるのは面倒だと感じていました。そこで、まず最初に作ったのが、デリケートゾーンを含む全身を洗うことができる「デリケートボディウォッシュ」でした。■製品づくりのこだわりは「商品を使う女性の生の声を反映すること」――全身洗えるデリケートゾーンソープは画期的で、発売当初からメディアでも注目されていましたね。どんなこだわりを詰め込んでいるのですか?デリケートゾーンのpH値に合わせた弱酸性の設計で、お肌にもデリケートゾーンにもやさしい乳酸菌を配合しています。調査の結果「におい」「黒ずみ」「乾燥」などにお悩みを抱える女性が多いことも分かり、お悩みを網羅できる成分を詰め込みました。そもそも「アイム ラフロリア」を作ったのは、こういったデリケートゾーンにまつわる悩みを、1人で抱え込んでいる女性に手を差し伸べたかったからでもあります。前職で忙しく働く同僚たちも、月経やデリケートゾーンにまつわる悩みを抱える女性が多くいました。女性たちに気持ちよく使ってもらえるよう、製品は香りにもかなりこだわっているんです。ーー多くの製品に、イヴピアッツェローズの香りを採用されていますよね。香りのこだわりについても教えてください。セルフケアにおいては、使うことで気持ちが前向きになることが重要だと考えています。なので、香料メーカーと直接やり取りをしたこだわりの香りを、工場サイドに持ち込んで開発してもらいました。イヴピアッツェローズの香りは女性らしく、また一般的なローズのようには甘すぎず、上品に香るので、私も大好きなんです。ブランドのファンには香りそのものを気に入ってくれている方も多いので、ディフューザーも商品化しているんですよ。ーーブランドづくりにおいては、どんなことを大切にされましたか?「アイム ラフロリア」は私自身の不調の経験がもとになっているので、女性の悩みに本質的に向き合えることを大切にしています。例えば、今ブランド内で最もご好評いただいている「バランシングボディオイル」は、開発中に普段から商品を使っていただいているお客様を対象に、モニターを実施。そこでいただいた意見を、開発に生かしています。実際に使用しているお客様の声をしっかり聞き入れ、その意見を商品に反映させることに重点を置いています。ーーボディオイルは、デリケートゾーンケアのアイテムとしては珍しいですよね。こちらは全身に使うことができるのですが、会陰マッサージや、乾燥が気になる時にデリケートゾーンにコットンパックとして使っていただくのがおすすめです。会陰マッサージというと、出産前のタイミングを想像される方が多いかと思うのですが、妊娠していない時でも、膣周りの血行が良くなることで、女性的な不調が改善することもあります。こういった情報が、女性全員に行き渡っていないと感じることも、ブランドを作って発信しようと思った理由の一つですね。今後は、身体の悩みを抱える女性に向けコミュニティを運営していくことも検討しています。■デリケートゾーンケアは「健康と向き合うこと」の一つのきっかけーー会社を立ち上げてからもお忙しくされていると思うのですが、ご自身の不調は改善されましたか?今まで以上に責任感を持って働くようにはなりましたが、その反面、生活リズムはかなり良好になりました。女性にも心地よく働いてもらえるよう、基本的にはフルリモートが可能な体制で会社を立ち上げたので、自分の身体とゆっくり向き合う時間もできました。私自身、去年出産を経験したのですが、産後すぐ復帰しても、当時のような不調を感じることはありませんでした。子育てしながらもマイペースに休憩を取りながら働けているのは、起業してよかったと感じる一つのメリットでもありますね。ーーご自身の身体と向き合おうと思ったのも、女性の身体について勉強され、ブランドを作られたご経験が大きいのでしょうか。不調があった時は本当につらかったですし、勉強したことで自身が安心できたことも大きかったですね。デリケートゾーンの悩みって人に相談しづらいけれど、分からないままに放置するのもすごく不安だと思います。自身の身体に関する正しい情報が身につくと、不調があった時にも安心できますし、準備ができることで、そもそもの不調を起こしづらくなります。ブランドと商品は、広く認知していただけるようになったので、今後は女性の身体に関する正しい情報の発信も、積極的に行っていきたいです。ーー最後に、女性の健康に関して、原さんの考えをお聞かせください。デリケートゾーンをケアすることそのものも大切ですが、それだけでなく「自身の健康と向き合う」ことが、ウェルネスライフに繋がると感じています。私の不調は、女性ホルモンに関わる勉強がきっかけで改善し始めました。しかし、勉強したから不調が改善したわけでなく、勉強をきっかけにからだと向き合うようになったことが、体調改善の大きな理由だったと思います。デリケートゾーンケアだけでなく、食生活や睡眠、運動など、私たちの健康には多くの要因が関わります。けれど、健康に向き合うきっかけってなかなかないですよね。まずは、心地よくデリケートゾーンケアを行ってもらうことが、みなさんが健康に向き合う一つのきっかけになればいいと思っています。セルフケアには色々な方法がありますし、始めるタイミングは早ければ早いほどいいと思います。私は、健康になってからの方が自己肯定感が上がり、自分に自信が持てるようになりました。人生100年時代を生きる女性が、できる限り長く女性としての自信を保てるよう、私たちは全力でサポートしていきたいです。
2023年07月28日取材・文:ミクニシオリ撮影・編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部昨今、さまざまな場面で耳にすることの多い「自己承認」という言葉。自分を承認するって、当たり前のことのように聞こえるけれど、肯定してあげたい気持ちとは裏腹に、色々なシーンで傷つけられていく私たちのココロ。自分くらいは、自分を肯定してあげたい。そんな気持ちはあっても、その余力が持てないほどに、日々の暮らしや周りの関係、他人からのちょっとした言葉に疲弊してしまいます。自分を愛すること……「セルフラブ」という文化は、日本ではまだ本質的に根づいているとは言いづらいかもしれません。そもそも、自分を愛するってどういうことなのでしょうか?些細なようで、人生そのものに関わるこの疑問に答えてくれたのは、セルフラブ・セクシャルウェルネスを学ぶプロダクト『SELF LOVE CARD』を開発するLimLoveのクリエイティブプロデューサーで、セルフラブガイドのMutsumi Leeさん。クリエイターとして、人生を賭してキャリアを築いていた彼女は、病的なワーカホリックや幼少期からのさまざまな経験から、自己統一を模索する中でセルフラブの重要さに気づいたのだと言います。セルフラブ……自分を愛することがなんなのかを聞いてうちに、自分にとっての「幸せ」がなんなのかも考えさせられます。セルフラブ=自己承認。社会に認められても、自分を否定し続けた過去――Mutsumiさんはなぜ、セルフラブに関心を持つようになったのですか?私はもともと、幼少期から自身に対しセルフラブできていなかったのですが、自分ではそのことに気がついていませんでした。クリエイターとしてキャリアをスタートさせ、40歳までは、仕事で認められることが私の目標でした。息をつく間もないほど働き、仕事や自己表現の分野で、やりたいことを全てやり尽くしたんです。働き始めた頃は、目標が更新されていくことが楽しかった。40歳ともなればキャリアとしてはもうベテランですし、会社もいくつか経営していましたが、その頃には何をやっても達成感が得られず、やりたいこともどんどん少なくなっていきました。――キャリアは充実していても、満たされている実感がなかったんですね。そもそも私は幼少期から生きにくさを抱えていましたし、だからこそ自身で選んで仕事をする環境を作っていきました。けれど蓋を開けてみれば、40歳を迎えた時の私は幸せではなかったんです。自分の存在価値を認めてもらうために、仕事をして社会的地位を獲得したのに、幸せにはなれなかったんです。がむしゃらに行動を続ける中で、とうとう身体も壊しました。そこで、自身を自己承認できない限り、この生きにくさはなくならないのだということに気がつきました。――自分を承認できないからこそ、社会や他人に承認を求めてしまう気持ちは分かる気がします。誰しもが承認欲求を持っているものですし、何かに承認されていないと存在価値を見出だせないのは人間の性です。しかし、いかに社会や周囲から承認されても「まだ足りない」と感じてしまうのは、私自身が私を承認していなかったから。40歳を迎えて、その事実を受け入れてみた時に、私はやっと自分との戦いから開放されたんです。周囲でも、自分自身を受け入れられないことが原因で悩みや生きにくさを抱える人が多くいました。私も、そのことに気がつくまでにとても長い時間をかけ、その間ずっと自分を傷つけ続けていました。セルフラブを仕事にしようと思ったのは、その気づきがきっかけでした。セルフラブの存在や自分の現状を、もっと自然に受け入れられるカルチャーを広めたい。そう思ったタイミングに、たまたま私はウェルネスのメッカでもあるロサンゼルスを拠点に活動していました。せっかくなら、セルフラブを広める活動をしたいと考え、LimLoveというチームを立ち上げることにしました。「なぜ自分が嫌い?」自己啓発の前に、自分を知る――LimLoveの活動についても教えてください。ウェルネス関係のイベントの企画プロデュースやセミナー活動、それに『SELF LOVE CARD』を始めとするプロダクトの開発などを行っています。ロサンゼルスで立ち上がったチームですが、現在は日本向けに活動を行っていて、去年は「SELF LOVE FES」をラフォーレ原宿とミヤシタパークで2回開催しました。――『SELF LOVE CARD』は、どのようなプロダクトなのでしょうか?カードには自身を見つめる質問が書いてあるので、ご自身のタイミングでそのカードを引き、質問と向き合います。質問が書いてあるけれど、目的は質問に対し「答えを出すこと」ではありません。普段は聞かれないような深い質問と向き合ってみると、答えは簡単に出ないと思います。けれど『SELF LOVE CARD』で自身に問いかけを続けていくと、自分自身を深く知るきっかけを得ることができるんです。カードを使うと、まずは自分がどれだけ、自分の気持ちを理解できていないのかを知ることになると思います。――私たちは、実は自分のことをよく知らない……そういうことなのでしょうか?私自身、自分が「なぜ」自己承認をできていないのか、本当に長い間気づけずにいました。自分を受け入れるためにまず必要なのは、本当の自分を知ることなんです。みなさん、悩みごとがあった時に「自己啓発」をしますよね。落ち込んだ時、理想の自分に近づくために新しい活動を始めようとする。でも、傷が回復していないうちに新しいことを初めて、より苦しくなってしまった経験がある人もいるのでないでしょうか。傷ついている今の自分を受け入れるために必要なのは、努力して新しいスキルを身につけることではないんです。自分が何を心地よく感じ、何に悲しみを覚えるのかを「自己潜水」を通して知ることなんです。――自信をつけようと自己啓発本を読んだのに、啓発をうまく活かせず「自分はダメだ」と余計に傷つく、というのはよくある話ですよね。「なぜそう感じるのか」を自分に問いかけていくと、トラウマのきっかけや幼少時の体験など、コンプレックスの根源に辿り着くはず。すると、今の自分が「なぜこんなに傷ついているのか」が分かります。悩みやすい物事には、昔傷ついた思い出があることが多いんです。私自身、そのことに気づいた時は本当にほっとしました。分からないのに悩んでいた時の方が、ずっとつらかった。自己嫌悪にも原因があることを知れたから、自身を受け入れることができたんです。――自分を愛することが、自分を深く知ることとつながっているとは思っていませんでした。セルフラブ、自分を愛そうって一言で言われても、どうしたら自分を愛せるのか分からない人がほとんどだと思います。セルフラブというからには、愛する対象が必要なんです。その対象は自分だし、そこには自分が嫌いだと感じる自分も、トラウマに苦しむ自分も含まれているんですよ。つらいことって色々あるけど、無視をされるのって苦しいじゃないですか。つらい経験をした自分を、自分自身が無視している。存在に気づいてもらえない「トラウマを持っている自分」は、とても悲しいと思いませんか?■自分を愛することで、相手も世界も愛せる――自身のトラウマと向き合うのはつらいことだし、自愛のためには、トラウマとは向き合わない方がいいと思っていました。トラウマに向き合い続けて、乗り越える必要はありませんよ。ただ、傷を隠していく限り、自己否定も終わりません。蓋をして隠してしまっている自分や、忘れてしまっていた自分に再会して「よくがんばったね。もう大丈夫だよ」と声をかけて包容する。このように、つらかった時の自分自身と再会して包容するというビジュアライゼーションを繰り返していくと、自分で自分を癒やせることが実感できると思います。だから、1日1枚の『SELF LOVE CARD』で、自身に潜水する癖づけをしてみてほしいんです。使い方はそれぞれの方法でいいのですが、セルフラブには自然に慣れていくのがいいと思います。自身と向き合えるルーティンが習慣になるプロダクトにしたくて、カードを作りました。スマホアプリにすることも考えたけれど、現代人って忙しいから、スマホやWEBを見ていると、心が休まりきらないでしょう?私も、メッセージが来ていたら返してしまうタチなんです。でも、カードを引く時はスマホからは離れている時なので、邪魔されずにゆっくり自分と向き合うことができます。――『現代人の「忙しさ」は、セルフラブとも関わりがあるのでしょうか?あると思いますよ。情報が多い分、若いみなさんも意識が高い人が多いと思います。だから、一生懸命考えて自己啓発をして、心を疲弊させてしまうんですよね。――私たちは、セルフラブのためにどんなことができるのでしょうか?30代って、とっても悩む年代だと思います。キャリアに結婚、出産、周りからあれこれ言われることも多いでしょう。両親やパートナーと話し合えば解決できることばかりじゃないと思います。自分を知らないと、人との関わり方も選択肢が少なくなっていくんですよ。だって、自分が捉えられる範囲でしか、相手のことも捉えられないのだから。自分の感度が広がると、世界が変わりますよ。相手への捉え方だって変わります。自分の世界は、自分の意識を変えるだけでいくらでも変わるんです。今の環境にある悩みの受け取り方も、感じ方次第で悩むことではなくなることもたくさんあります。自分らしくのびのびと生きたいと思うなら、社会や他人の価値観ではなく自分の目線で世界を捉えることが重要なんです。――自分の価値観を知ることが、セルフラブの第一歩ですね。まずは自分がどう世界を捉えたいのか、つまり自分の価値観を知って、そこから少しずつ広げていくことが大切だと思います。若いみなさんには、社会が作ったルールを世界そのものだと思わないでほしいんです。それは社会の価値観だから、あなたの価値観と違っても当たり前でしょう?社会の概念に忠実に生きなきゃと思ったから、私は生きにくかったんですよ。――人を自分と比べてしまうのは、自分が社会に合わせて生きようとしているからなんですね。周りと違うことは、最初は不安かもしれません。でも、自分にとって必要のないルールもあると思うんです。何が不要で、何が必要かを知るためには、自分を知らなきゃ。たくさん話してしまったけれど、セルフラブって「自分にとっての幸せが何か」を本質的に知ることなんですよ。それさえ分かれば、社会のルールも友人のマウンティングも、気にならなくなりますよ。今後は、みなさんがセルフラブを身近に感じられるような「体験」ができる場所も作っていくことも検討しています。興味があったら、ぜひLimLoveの発信を追いかけてみてください。――今まで漠然と悩んでいたことを、言語化していただいてほっとしました。貴重なお話をありがとうございました。こちらこそありがとう。みなさんも、自身の人生を楽しんで!
2023年07月20日自分に女性としての価値がどれだけあるんだろうか……。好きな男性がなかなか振り向いてくれなくて、自分の価値がわからなくなってしまったことはありませんか?「わたし、大丈夫かな……」と焦ってしまうとき、何をどうチェックすればいいんでしょう。今回は、そんな女性として自信をなくしてしまいそうなときに確認すべき4つのことについて紹介していきます。「思い込み」をしていない?たとえば、ある企業が「コレは最高の商品だ!」と自慢の品を売り出していたとしましょう。しかし、それを「最高だ!」と認める買い手がいなければ、企業の思惑は空振りと言えるかもしれません。同様に、「エステにも行ったし、美容院にも行って、男ウケする服を着たから、私はモテるに違いない」と思うのはキケン。自己満足や女友達からの褒め言葉は、彼が下す評価に等しいとは限らないかもしれません。色気を過剰アピールしていない?色っぽいのはいいけれど、アピールの仕方には注意した方がいいかもしれません。過剰な露出など、パッと見てわかるものではなく、女性らしいほんのりと匂い立つような色気をかもし出すことが大事ですよね。美しさや女性らしさを高めることは、確かに男性の目を引くものです。でも、ただの自己満足で終わっている女性も少なくないかもしれません。彼のニーズに応えられてる?「抱きたいと思わせる魅力があるか」「彼女としての関係を期待させる魅力があるか」「妻としてふさわしいと思わせる魅力があるか」彼が求めているものに自分はちゃんと合致しているか、確認してみてもいいでしょう。たとえば、彼が結婚を視野に入れている場合。外見を磨くことに加えて、「彼の胃袋を掴むためにも料理の腕を上げる」ことも必要かもしれません。彼にとって、なにが高い価値と見なされているのかを正しく見極め、身につけるようにしましょう。彼はなにを求めているのかが重要もし意中の男性を射止めたいなら。彼が「彼女・奥さんに何を望むのか?」を、正しく把握してアピールすることが重要かもしれません。それさえキチンとできていれば、すぐに振り向いてくれるはずですよ。「私、大丈夫? 賞味期限切れしてない?」なんて不安を感じているならば、ぜひ参考にしてみてくださいね。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)
2023年06月10日anan春の「カラダにいいもの大賞2023」。いまanan世代が気になる“カラダにいい”の最新情報を、この春もお届けいたします。ここでは、準グランプリに輝いた商品をご紹介。カラダが喜ぶ爽快感!コスパ最高の“ぶら下がり”器具。高度成長期の1970年代、大ブームとなった「ぶら下がり健康器」。ハンガーラックに似た形状で、高さも幅もあり、部屋に置くと場所をふさぎがち。ブーム後は洗濯物干しやコート掛けになった家庭も多かったものです。でも、フィットネス知識が進化した令和の今、改めて見直したいのがぶら下がりの効果。PCやスマホの長時間使用で猫背になりやすい私たちのカラダは、肩こり、腰痛で悲鳴を上げています。不調の原因ともいえる、固まった広背筋と脇腹は、とにかくこまめに伸ばしてあげることが大事。そのためにも、ぶら下がりは効果が期待できる立派な健康法なのです。懸垂バーと名付けられたこちらのギア、約72~92cmの長さのバーをドア枠などに設置するだけ。最大耐荷重は200kgなので、安定感は抜群。ただぶら下がっているだけで、脇腹、肩甲骨まわりの筋肉がグーンと伸びていくのを感じ、肩はもちろん頭まで軽くなり、呼吸も深くまで入るように…。“ぶら下がり”の効能、侮れません!STEADY懸垂バー(ショート)¥4,980STEADY※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年04月26日『「わたしはわたし」で生きていく。』書影株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年5月20日に『「わたしはわたし」で生きていく。』(バービー著/税込 1,540円)を発売します。これを記念して、紀伊國屋書店新宿本店でバービーさん本人が登場するサイン本お渡し会を開催いたします。■「私は私」をモットーに、読者の悩みに答える生き方エッセイ“ボディポジティブ”とか“セルフラブ”とか、そういう新時代の波がやって来る前、私はただの変わり者で、マイノリティで、考え方や価値観に共感されることもあまりなかったし、ときには笑われることもあったほどで、周囲からは宇宙人みたく思われていました。それなのに今、私の話を聞いてくれる人がこんなにもいる。私は私のままで、中身は同じ人間なのに、世間の評価が変わったのです。(プロローグより)価値観の移り変わりで、自分の評価が変化することに、最初は戸惑うこともあったというバービーさん。高評価に感謝しながらも世間は当てにならないことを再認識し、「私は私で生きていれば結果オーライ」と思いを新たにします。本書はこのメッセージをベースに『外見って大事なの?』『「いい女」ってどんな人?』『愛とお金、選ぶならどっち?』など、読者の疑問にバービーさんが“持論”で答えます。■書店イベント開催本書の刊行を記念して、バービーさん本人が来場し、紀伊國屋書店新宿本店でイベントを行ないます。当日、会場で『「わたしはわたし」で生きていく。』をご購入の方に、バービーさんが直接サイン本を手渡しいたします。【日時】5月20日(土)18時~【会場】紀伊國屋書店新宿本店【参加方法】チケットサイトPeatixにて。ご当選の方は紀伊國屋書店新宿本店にて新規で対象書籍のご購入が必要です。詳細は当選メールを参照ください。【イベント参加に関する詳細】紀伊國屋書店HPをご確認ください。 【お問合せ】紀伊國屋書店新宿本店2階売場直通03-3354-5702【取材のお申込み】当日は同会場での囲み取材を予定しています。詳細決まり次第ご案内を差し上げますので、取材ご希望の方は、下記までお問い合わせください。〇株式会社PHP研究所 広報宣伝課野畑、瀬間TEL 03-3520-9638/MAIL prinfo@php.co.jp ■著者プロフィール著者近影バービーお笑い芸人、コメンテーター。1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。男女の恋愛模様をネタにした「イエス、フォーリンラブ!」の決め台詞で人気を得る。2020年7月から2022年3月までTBSラジオ『週末ノオト』パーソナリティを務める。また、話題を呼んだピーチ・ジョンとのコラボ下着は、好評につき第6弾まで続いている。現在は、芸人としての活動だけでなく、地元北海道の町おこしや、FRaU webにてエッセイの執筆や、TBS『ひるおび!』のコメンテーターとしても活躍中。2019年末開設したYouTube「バービーちゃんねる」では355万視聴回数を超える動画もある。著書に『本音の置き場所』(講談社)がある。【書誌情報】タイトル:「わたしはわたし」で生きていく。著:バービー判型・製本:B6判変型並製ページ数:192ページ定価:1,540円(税込)発売日:2023年5月20日ISBN:978-4-569-85365-9発売元:株式会社PHP研究所Amazon.co.jp: 「わたしはわたし」で生きていく。 : バービー: 本 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日栄養やカラダの仕組みを知って賢い食事を3月15日、食生活を見直してカラダを変えようという新刊『Tarzan特別編集 新版 賢い食べ方BOOK』がマガジンハウスから発売された。『Tarzan』は毎月第2木曜日と第4木曜日に発売されるアクティブ・ライフスタイル情報誌で、性別を問わず、トレーニングや健康などに役立つ情報と健康情報を掲載。その特別編集となる新刊は950円(税込)にて発売中となっている。『カロリー制限が不要の、痩せる食べ方』などカラダの基礎となる食事。食事を変えればカラダは変わる。しかし、痩せたいという理由で食べずにいると、効率的に痩せられないだけでなく、健康を害するおそれもある。また、同じ食材でもいつ食べるのか、どのようにして食べるのかで、その意味は変わってくる。ただ、毎日続けることなのであまり面倒なことは避けたい。その上でカラダにいい食事をしたい。新刊では、必要な食材の量がわかる手ばかり法や、体脂肪が減る一人鍋など、賢い食べ方を紹介する。『脂肪を減らす・筋肉を増やす食べ方』『カロリー制限が不要の、痩せる食べ方』『内臓脂肪や皮下脂肪を減らす食べ方』『カラダのための美味しい肉の食べ方』『知っておきたい「食べ合わせ」』が掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『Tarzan特別編集 新版 賢い食べ方BOOK』 — マガジンハウスの本
2023年03月24日明治大学リバティアカデミーは新しい社会人向け講座として、2023年5月から「女性のためのスマートキャリアプログラム わたしらしくReスタートコース」を開講します。女性の仕事復帰・キャリアアップを支援する講座で、平日午前のみ・2か月集中の「朝活」プログラムです。本講座は、育休等からの「職場復帰」を目指したい方、ブランクを経て「仕事復帰」を目指したい方、「ビジネスの基礎」をコンパクトに学びたい方をターゲットとし、人生を振り返りつつ将来を計画する「ビジョン・ロードマップ」の科目から、「マーケティング」「ブランド・マネジメント」の科目まで、ビジネスに必要なスキルを短期間で総合的に学ぶことができます。講座はすべてオンライン形式で実施し、子育て中の方や隙間時間を有効活用して学びたい方にもお勧めです。履修生同士が交流できる場として授業時間外にコミュニケーションタイムを実施し、オンラインならではの異業種交流の場としてもご活用いただけます。「女性のためのスマートキャリアプログラム わたしらしくReスタートコース」申込期間2023年3月1日(水)~4月15日(土)実施期間2023年2023年5月8日 (月)~ 2023年6月30日(金)火・木・金曜日10:30~12:30すべてオンライン形式で実施します。申込方法・受講料以下A・Bいずれかを選択の上、お申し込みください。※定員はA・B合わせて各科目40名です。(本プログラムは、女性限定です。受講資格は問いません。 )A ) コースとしてお申込(3科目パッケージでのお申込)(1)リバティアカデミーHP( )からお申し込みください。(2)コース受講料は、68,200円です。B ) 1科目からお申込(1)各科目ページより、お申し込みください。ビジョン・ロードマップ マーケティング(基礎) ブランド・マネジメント (2)各科目の受講料は、HPでご確認ください。明治大学リバティアカデミーとは明治大学は地域社会に開かれた大学を目指し、本講座のような「社会への知の還元」を目的とした社会連携にも力を入れています。明治大学リバティアカデミーは、生涯学習の拠点として明治大学が整備・運営しているもので、本学教員や外部からお招きした講師による講座を広く一般に公開しています。(明治大学リバティアカデミーHP ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月16日ストレスフリーに気分よく生きるために心と同じくらい大事なのがカラダです。心理テスト研究家・津田秀樹さんによる心理テストで、あなたがカラダの声をどれくらい聞けているかをチェック。自分を知るためには、カラダの声も聞いて。「自分を知る」とき、自分の心を知るだけでは、じつは不十分です。自分のカラダの声も聞く必要があります。カラダの悲鳴に気づかなかったら、過労やストレス病になりかねません。また、カラダは心にも大きく関わっています。感情はカラダを通して生まれるのです。たとえば、森で凶暴なクマに出会ったとします。目などを通じて脳が知覚し、自律神経に伝わり、心臓の鼓動が速くなったり血圧が上がったりします。そのカラダの変化をまた脳が感じて「怖い」という感情が生まれるのです。恋愛マンガで、誰かを前にしたときに胸がドキドキしてきて、「あれ?もしかして、私はこの人を好きなの?」と恋愛感情に気づくシーンがよくあります。これも本当で、カラダの変化のほうが先なのです。つまり、カラダの声にちゃんと気づけないと、自分の感情にも気づけないのです。自分の感情にうまく気づけない人は、他人の感情にも気づきにくくなります。「なんでわかってくれないの!」と怒らせることにも。というわけで、カラダの声を聞くことは、自分のカラダのためにも、心のためにも、コミュニケーションのためにも大切なのです。ただ、逆に、カラダの声に過敏になりすぎても問題が起きます。かえって体調不良になったり、情緒不安定になったり、人の気持ちを気にしすぎたり。適度なバランスが肝心です。あなたは鈍感さん?過敏さん?カラダからのサインへの感度をチェック!HOW TO TESTQ1~10の設問内容に、0~100%の中で自分が「これくらいだな」と思うところにチェックしてください。その後、3つの%の範囲(0~40%、41~60%、61~100%)に当てはまるQの数を数えてください。一番多くなった%の範囲があなたのタイプです。※(同数の場合は、0~40%61~100%41~60%の順に優先。たとえば「0~40%」「61~100%」が同数の場合、結果は「0~40%」ということです)Q1. 洋服のタグや生地のチクチクが気になる。Q2. 感情を表さないクールな人は苦手だ。Q3. 季節の変わり目に「暑い」とか「寒い」とかみんなより先に言い出すほうだ。Q4. 人が目の前で恥をかくと、自分まではずかしくなる。Q5. すぐにお腹が減ったり、疲れたり、眠くなったりする。Q6. ドラマや映画の主人公に感情移入しやすい。Q7. 体をしめつける服が苦手だ。Q8. 知識や技術を身につけるための本より、ワクワク、ドキドキする物語のほうが好き。Q9. 相手によって自分のキャラをかなり変えている。Q10. 背中など、見えないところに吹き出物ができてもすぐに気づく。診断0~40%が一番多かったあなたは…カラダのサインに“鈍感”さんカラダの声を無視して無理をしがち。感情も停滞気味。あなたはカラダの声にちゃんと耳を傾けられていないようです。風邪をひいてから、カラダが冷えていたことに気づいたりしませんか?忙しくても無理がきいたり、疲れを感じにくかったり、それはカラダが丈夫なためではなく、カラダの悲鳴を無視してしまっているせいかもしれません。また、誰かを好きになっても、そのことに自分で気づかないというようなことも起きてきます。さらには、相手の気持ちにも気づきにくくなります。カラダの声に耳を傾けることが、自分のカラダや感情を大切にすることになり、人間関係も改善させることに。【バランスキープのためのアドバイス】カラダの声への感度を上げるためには、まずはいろんな場面を想像して、そのときのカラダの温度変化を感じてみましょう。恐怖に直面した場面でカラダが冷えるような感じがあるか、怒りの場面でカラダが熱くなるのを感じるか、好きな人と会った場面で鼓動が速くなるのを感じるかどうか。想像だけでなく、実際の場面でも、自分のカラダの変化に注意を向けてみてください。最初はあまり変化を感じなくても、意識を向けていれば、少しずつわかるようになってきます。それがカラダの声を聞けるようになってきたということです。41~60%が一番多かったあなたは…カラダのサインに“適度”さん健康で、感情豊かで、自分とも他人ともつきあい上手。あなたはカラダの声に鈍感でも過敏でもなく、ちょうどよく聞き取ることができています。ストレスや疲れが溜まれば、すぐに自覚できますし、回復すれば、それもすぐ感じ取れます。そのため、不調が少なく、健康を保てます。感情も豊かで、愛情も豊かで、物事に深く感動できます。他人の気持ちも察することができ、「何も言わなくてもわかってくれて嬉しい」と感激されることも多いでしょう。共感力も高く、周囲の人があなたには心を開いてくれます。適度な対応ができるので、相手も心地よく感じますし、あなたも人間関係の疲れが少ないでしょう。【バランスキープのためのアドバイス】今はバランスの良い状態で、何事もなければそれを維持できます。でも、環境に大きな変化があると、バランスも乱れてしまうことがあります。たとえば病気にかかると、どうしてもカラダのサインに過敏になります。また、人間関係の大きなトラブルが発生すれば、感情が乱れ、カラダの声もうまく聞き取れなくなるでしょう。そんなときは、あせらず、日常生活を整えましょう。睡眠、食事、運動という、生きる基本のリズムを大切にしましょう。また、自分を理解してくれる人とのコミュニケーションは、バランスを回復させてくれます。61~100%が一番多かったあなたは…カラダのサインに“過敏”さんカラダの声が聞こえすぎて、体調が乱れてしまいがち。あなたはカラダの声に耳を傾けすぎて、過敏な状態になってしまっています。すぐに胃が痛くなったり、お腹をこわしたり、体調不良になることが多いのは、あなたのカラダが弱いからでなく、カラダの変化に対して過敏になりすぎているせいかもしれません。体調不良になると、ますますカラダの声に耳をすましてしまうので、悪循環です。情緒不安定になったり、おどおどしやすかったり、他人からどう思われているかが気になりすぎるのも、じつは同じ原因です。もう少しだけカラダの声に鈍感になったほうが、かえってカラダにも良く、心も安定します。【バランスキープのためのアドバイス】過敏になっているのを和らげるには、少し荒療治が必要です。たとえば冷たい飲み物を飲むと必ずお腹が痛くなるとしたら、冷たい飲み物は避けるようにしているでしょう。でも、あえてそれを一口だけ飲んでみるのです。そして、お腹をこわさないことを確認します。そうしたら、次の日には、今度は二口飲んでみます。というふうに、だんだんカラダを慣らして、大きな非常ベルが鳴らないようにするのです。勇気がいりますし、お腹をこわすこともあるかもしれませんし、時間もかかりますが、段階的に少しずつ克服していきましょう。津田秀樹さん心理テスト研究家。『傷つかない&傷つけない会話術』(マガジンハウス、共著)、『迷いがなくなる心理学 人生のサンタク』(PHP研究所)、『会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく』(アスコム、共著)など著書多数。※『anan』2023年2月8日号より。テスト作成・津田秀樹イラスト・伊藤ハムスター(by anan編集部)
2023年02月02日2022年3月に単発のスペシャルドラマとしてABCテレビで放送された「今夜、わたしはカラダで恋をする。」のSeason2が「ABEMA」にて配信されることが決定。「ABEMA」とABCテレビが連動し、全4話のオムニバスドラマとしてそれぞれのヒロインたちのストーリーを色濃く描いていく。本番組は、恋への葛藤や、性に対するデリケートな悩みを抱えるヒロインたちの揺れる心情を描くオムニバス・ラブストーリー。今作で新たにヒロインを演じるのは、新田さちか、織田奈那、林田岬優、秋谷百音の4名。そして各エピソードに登場する、甘くて妖しい魅力を放つ“沼男子”大沼役として、前作に引き続き猪塚健太が出演する。第1話ではインスタグラム、YouTubeを中心にSNSで絶大な人気を誇り、アパレルブランドのプロデューサーも務める新田さちかが、地方から上京しキラキラした都会の恋に憧れる大学生の葉月を熱演。笑顔にあどけなさを残す葉月は、大沼との一夜を経験して本当に大切なものを見つけていく。第2話ではドラマ「アカイリンゴ」(ABCテレビ)への出演でも話題の織田奈那が、彼とのセックスレスに悩む恵麻のデリケートな心情を繊細に表現。彼を想いながらも、いまにも壊れてしまいそうな恵麻の悩みを抱えた表情と、彼とは違う男性に身を委ねていく甘美な表情のギャップを演じる。第3話ではファッションモデルや女優として活躍の幅を広げている林田岬優が、年下の彼とラブラブなキャリアウーマン・愛莉として、彼を大人の艶っぽさでリードする一面と、“沼男子”に心まで脱がされ激しく乱れてしまう女性の本音に挑んだ。第4話では、ロングラン映画『ベイビーわるきゅーれ』で脚光を集めた秋谷百音が、交際経験のない20歳の大学生・渚を初々しく演じ、“同級生との初めての体験”と“背伸びをした大人の恋”を通して、自分の気持ちを見つけていく姿を描く。さらに、各話のヒロインの相手役として人気急上昇中の俳優陣も出演。第1話には、「MEN’S NON-NO」専属モデルや俳優として活躍する岩上隼也、第2話にはドラマ「魔法のリノベ」(関西テレビ)のほか「わたしの夫は―あの娘の恋人―」(テレビ大阪・BSテレビ東京)に出演中の山下航平と、映画『ヘタな二人の恋の話』で主演を努めた鈴木志遠。第3話には恋愛番組「今日、好きになりました。」シリーズ(ABEMA)にも参加し、ティーンを中心に人気を集める植村颯太、第4話にはドラマ「ナンバMG5」(フジテレビ系)の金髪ヤンキー役で脚光を集めた春本ヒロらが、ヒロインがカラダで恋をする男性像を演じる。また主題歌を担当するのは、次世代シンガーソングライターのハナフサマユと井上苑子。各話ごとにヒロインの心情に寄り添った楽曲を書き下ろし。井上さんが第1話の主題歌「かさぶた」、第3話「陽だまり」を、そして前作に続いて主題歌を歌うハナフサさんが第2話の主題歌「ボーイフレンド」と第4話「プリンセスになって」を担当し、ドラマの世界観とリンクした歌詞とメロディーラインで物語を美しく彩る。出演者コメント■新田さちか(青山葉月役)台本を読んでみると、演じる葉月が、私には持ち合わせていないものをたくさん持っている女の子で、周囲の友達にもなかなかいないタイプの子だったんです。最初は戸惑いも大きかったのですが、でもだからこそ“挑戦したい”という気持ちになりました。実際に演じてみると、地方出身という悩みを持っていながら、とてもピュアな女の子で、どんどん愛おしくなっていきました。女性のみなさんに共鳴していただける心情もあると思いますし、地方出身にコンプレックスを抱いている方にも共感していただけるストーリーだと思うので是非、たくさんの方に観て頂きたいです。※第1話「セフレでもいいから。」主演■織田奈那(佐々木恵麻役)台本をいただいて読んだ時には、ベッドシーンを演じたことがなかったので、恵麻を演じられるか不安だったんですが、挑戦したいと思えるお話でした。私が演じる恵麻は、どこにでもいるような女の子なので、共感してくださるところがたくさんあるんじゃないかと感じました。恋愛について悩んでいても、性のことってなかなか相談しづらいことだと思うんですが、そうした方々に向けて、ひとつの恋愛のスタイルを提示できるストーリーなんじゃないかなと思って演じました。※第2話「彼氏じゃない人とする夜」主演■林田岬優(泉愛莉役)最初に台本を読んだ時に、“ここまで心と体の関係を鮮明に描いた作品なんだ!”という驚きがありました。愛莉は年下の彼と付き合っていて、しっかりしなきゃという考えを持っている。仕事も的確な判断ができる女の子。でもそんな気持ちがブレーキになってしまっている部分もあるんです。心と体が繋がっているからこそ、素直で真っ直ぐな愛莉の“彼とちゃんと向き合いたい”っていう気持ちに共鳴できました。このエピソードは年下の彼との恋愛が描かれていますが、何かの“条件”で心にブレーキがかかってしまうことって、年齢は関係なくあると思いますし、恋愛をしていたら共感できることだと思うので、たくさんの方に響いてくれたらいいなと思っています。※第3話「年下の彼と私のカラダ」主演■秋谷百音(工藤渚役)渚は“未経験”なことに対してコンプレックスを抱いている20歳の女の子で、若さゆえの焦りを感じているんです。でも、そこが渚のピュアさでもあるんです。すっごく憧れている年上の大沼さんに振り向いてほしくてまっすぐ頑張る経験を通して、自分の本当の気持ちを知っていくんです。最初に台本を読んだ時に感じた、渚のすべてが新鮮で、初々しい姿を観ていただけたらなって思います。まだ恋愛経験のない方にも共感していただけると思いますし、恋愛まっただ中の方にも、何かを感じていただける女の子の心情が描かれている作品です。※第4話「初めては、君がいい」主演■猪塚健太(大沼亮介役)Season1の撮影時は、女性の悩みや葛藤をテーマにした作品の中で、“沼男子”というフワっとしながらもなかなかに奥が深そうな役を演じるので、受け入れてもらえるかどうかの不安もあったんです。でも、放送後に「共感できました」という多くの反響をいただけていたので、もしSeason2をやることになったら、出演したいと思っていました。実は、今回のオファーをいただく前から、パーソナルジムに通って体を鍛えていたんです。今作では濃いシーンがSeason1よりも多くあるので、僕がたくましく見えることで、少しでも、女優さんたちが輝けばいいなと思っています。女性それぞれに不安や葛藤、デリケートな心情があって、自分で気づくこともあれば、大沼を通して気付かされ成長して前に進んでいく姿を描いている作品です。僕自身、女性に対して気遣いのできる紳士的な部分や傷つけない接し方など勉強になることがあると感じているので、男性のみなさんにも楽しく観ていただきながら、女性心を感じていただけたら。ドラマを観て、悶々としたり、逆にスッキリしたり…共感しても、しなくてもみんなでワイワイ話して楽しんでいただけたら嬉しいです。今作も4つのエピソードそれぞれになにか感じられるものがあるので、たくさんの方に届けたい作品です。■井上苑子 (第1話・第3話 主題歌)お話をいただいて、各話主題歌が違うというのは面白いなぁと思いました。各話のイメージに曲を当てられるので、作品に絶対的な一体感が生まれるんじゃないかなんて思い、ワクワクしながら制作をしました。友達にも言えない、秘密にしちゃいたい恋愛をのぞいてしまっているようなお話で、私なりに色んな想像をしてみました。痛くて苦しくても、何を幸せと感じるかが大事だよなぁ。と共感したり、ちょっとわからなかったり。(笑)自分のこともわからないのに人のことを100%理解するなんて難しい。ただ寄り添えるような曲でありたい。2曲とも愛のある曲です。ドラマはもちろん、主題歌もお楽しみいただけると嬉しいです!■ハナフサマユ (第2話・第4話 主題歌)「カラ恋Season2」おめでとうございます!今回も書き下ろしで作品に携わらせていただけたこととても嬉しく感じております。前回学んだことを活かしながらも、また違った視点でドラマを彩れる曲を描きたいと新たな引き出しを開けるイメージで挑ませていただきました。「ボーイフレンド」「プリンセスになって」それぞれ違う色を持ちながらもドラマのその先や、画面の向こうの誰かへと繋がっていく愛の歌になってくれると嬉しいです。きっと今回も視聴者のみなさんの心を掴んで離さない『カラ恋』を私も楽しみに更に頑張ります!「今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2」は2月4日より毎週土曜22時~ABEMAにて配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月26日『カラダにいい白髪染め』をはじめよう2023年1月22日(日)、Women’sHealthによるオンラインイベント『「カラダにいい白髪染め」スタート講座』が開催される。同講座では、髪本来の美しさを追求する開発者・森田要氏がヘナの基本情報や経皮吸収の仕組みについてレクチャー。ヘナの塗り方も学ぶことができる。開催時間は10:00から11:30まで、アーカイブ閲覧期間は、2023年1月29日(日)まで。白髪染めのために美容室に通っている人や髪本来の美しさを引き出したい人、ヘアカラー代を節約したい人などにオススメだ。選べる5種類のチケットWomen’sHealthでは、『「カラダにいい白髪染め」スタート講座』について5種類のチケットを用意している。Zoom受講チケットの販売価格は3,300円。Zoom受講チケットに「マヘンディシャンプーH 100ml」「マヘンディトリートメントH」「エコヴェーダ オレンジ 2袋」「おうちヘナセット」が付いた『基本のヘナセットチケット』は9,130円で販売される。その他には、『明るめ茶髪セットチケット』『暗め茶髪セットチケット』『スペシャルフルセットチケット』を展開。全て、Women’sHealthShopにて販売されている。(画像はWomen’sHealthShopより)【参考】※Women’sHealthShop
2022年12月24日株式会社バリバは、女性の心身の健康問題に向き合うオールインワン型錠剤サプリ「ここから美人。」をREADYFOR限定割引価格にて2022年12月20日(火)正午より先行販売を開始したことをお知らせいたします。(*)試験期間:2022年6月23日から10月3日試験機関:TFCラボ月経前の女性特有の健康に不安を持つ女性14名(20-40歳)が当該製品を摂取した際の主観評価(アンケート)、客観的評価(自律神経・疲労度・血流速度・体表温度)を行った。【プロジェクト概要】公開URL : プロジェクト開始: 2022年12月20日正午プロジェクト終了: 2023年1月30日午後11時心身の不調を、毎日の生活習慣で自ら解決心身が不調になってから安易に医療用・市販用の医薬品に依存し続けるのではなく、今回の12週間に及ぶ臨床試験で有効性と安全性が確認され、ここから美人。が立証されたエビデンスを活用し、当社独自の『栄養×運動=科学的な根拠』に基づいて、毎日の生活習慣で自ら解決し易いように女性の健康問題に対して貢献して行きたいと考えております。【臨床試験(12週)にて立証済】評価方法として、摂取前・6週間後・12週間後の主観的アンケートに基いた経時比較、摂取前・6週間後・12週間後の客観的評価による経時比較を実施いたしました。20代、30代それぞれの代表者に12週間後の感想をいただいております。本試験は15名でスタートし、途中1名が家族の転勤により離脱し、14名(平均年齢29.4歳±4.6歳)で完了しました。0週間時の主観的アンケート調査から、12週間時の実感調査アンケートでは、18項目全て有意差が認められており、ここから美人。の実感の高さが証明される結果となりました。内、半数の9項目で100%を達成しております。客観的評価の変化も、0週間時から12週間時で全5項目に有意差が認められる結果となりました。睡眠・ストレス客観的評価調査では、0週間時から12週間時で全4項目で減少傾向が確認されました。上位20選のお悩みを元に、6種のベース成分と12種のサポート成分で構成製薬会社との共同開発・設計する際に、全国のココロとカラダの健康にお悩みの方を徹底調査(自社調べ)し、上位20選のお悩みを元に、6種のベース成分と12種のサポート成分で構成される、ココロとカラダに適したオールインワンタイプで独自の配合をしております。特にメイン成分となるチェストツリー、テアニン、アグリコン型イソフラボン、ギャバ、ヒハツ、ショウガの配合に関しては、実感の高さから配合特許の取得を申請しております。【運動:毎日のココロとカラダの健康に】12週間の被験者平均データで、ウォーキングの1日平均歩数は8,447歩と算出されていますが、実際に毎日忙しくてそこまで時間が取れない方向けに、おうちでできるピラティスエクササイズをご用意(ここから美人用特典)いたしました。実際に2020年の海外論文(*)では、ピラティスは女性の心身の健康問題にも有効性があると発表されております。その論文に記載されている、実際に試験で行われたマットピラティスのメニューを参考に、エクササイズ系Youtuber高見結実さん監修の元、全5本の動画コンテンツ(総収録時間:49分33秒|非売品)より構成。*参考論文:Complement Ther Med. 2020 Nov 24;57:102623(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月22日株式会社バリバ(本社:三重県桑名市|代表取締役:杉本 学)は、女性の心身の健康問題に向き合うオールインワン型錠剤サプリ「ここから美人。」をREADYFOR限定割引価格にて2022年12月20日(火)正午より先行販売を開始したことをお知らせいたします。(*)試験期間:2022年6月23日から10月3日 試験機関:TFCラボ 月経前の女性特有の健康に不安を持つ女性14名(20-40歳)が当該製品を摂取した際の主観評価(アンケート)、客観的評価(自律神経・疲労度・血流速度・体表温度)を行った。【プロジェクト概要】公開URL : プロジェクト開始: 2022年12月20日正午プロジェクト終了: 2023年1月30日午後11時メイン2020年初頭に始まった新型コロナの影響で世界・日本のオンライン診療市場も今後伸びていくと予想されております。益々医療関係の充実度は増してはいきますが、その反面女性特有の心身の不調を訴える方々の健康問題も深刻になり、最近では『フェムテック』といった女性特有の悩み解決に特化した市場までございます。心身が不調になってから安易に医療用・市販用の医薬品に依存し続けるのではなく、今回の12週間に及ぶ臨床試験で有効性と安全性が確認され、ここから美人。が立証されたエビデンスを活用し、当社独自の『栄養×運動=科学的な根拠』に基づいて、毎日の生活習慣で自ら解決し易いように女性の健康問題に対して貢献して行きたいと考えております。【臨床試験(12週)にて立証済】評価方法として、摂取前・6週間後・12週間後の主観的アンケートに基いた経時比較、摂取前・6週間後・12週間後の客観的評価による経時比較を実施いたしました。20代、30代それぞれの代表者に12週間後の感想をいただいております。20代被験者30代被験者【被験者の実績】本試験は15名でスタートし、途中1名が家族の転勤により離脱し、14名(平均年齢29.4歳±4.6歳)で完了しました。0週間時の主観的アンケート調査から、12週間時の実感調査アンケートでは、18項目全て有意差が認められており、ここから美人。の実感の高さが証明される結果となりました。内、半数の9項目で100%を達成しております。客観的評価の変化も、0週間時から12週間時で全5項目に有意差が認められる結果となりました。睡眠・ストレス客観的評価調査では、0週間時から12週間時で全4項目で減少傾向が確認されました。【臨床試験結果が医学総合月刊誌『医学と薬学』2023年1月号に掲載予定】医学誌【ここから美人。8つのポイント】8つのポイント【栄養:理想のココロとカラダへと導く】製薬会社との共同開発・設計する際に、全国のココロとカラダの健康にお悩みの方を徹底調査(自社調べ)し、上位20選のお悩みを元に、6種のベース成分と12種のサポート成分で構成される、ココロとカラダに適したオールインワンタイプで独自の配合をしております。特にメイン成分となるチェストツリー、テアニン、アグリコン型イソフラボン、ギャバ、ヒハツ、ショウガの配合に関しては、実感の高さから配合特許の取得を申請しております。成分【運動:毎日のココロとカラダの健康に】12週間の被験者平均データで、ウォーキングの1日平均歩数は8,447歩と算出されていますが、実際に毎日忙しくてそこまで時間が取れない方向けに、おうちでできるピラティスエクササイズをご用意(ここから美人用特典)いたしました。実際に2020年の海外論文(*)では、ピラティスは女性の心身の健康問題にも有効性があると発表されております。その論文に記載されている、実際に試験で行われたマットピラティスのメニューを参考に、エクササイズ系Youtuber高見結実さん監修の元、全5本の動画コンテンツ(総収録時間:49分33秒|非売品)より構成。*参考論文:Complement Ther Med. 2020 Nov 24;57:102623ピラティス【会社概要】会社名 : 株式会社バリバ所在地 : 三重県桑名市大字蓮花寺1560番3代表者 : 代表取締役 杉本 学設立 : 2018年2月1日事業内容: 健康食品の企画、販売URL : ▼SNS公式Instagram: 公式Twitter : 公式YouTube : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日