個性にもよりますが、犬はもともと人懐っこい動物。自分に懐いている愛犬を自宅にお留守番させて外出する時は、後ろ髪を引かれる思いで出かけるものでしょう。飼い主が帰ってきた時の犬の様子が?「犬を飼っていない時は、飼い主が帰ってきたらしっぽを振りながら駆け寄ってくるお出迎えを想像してた」そんなひと言を添えて、飼い主(@ara_aru6)さんは、愛犬であるアルちゃんの写真をX(Twitter)に公開しました。飼い主さんは、アルちゃんと暮らす以前から、犬は飼い主が帰宅すると『喜んで駆け寄ってくるイメージ』だったといいます。そんな飼い主さんのイメージをくつがえした、アルちゃんの姿がこちらです。めちゃくちゃソファでくつろいでいる…!横たわりながら、眠そうな表情で飼い主さんを見るアルちゃん。「あれ、帰ってきたの?」といわんばかりのゆるっとした姿に、じわじわと笑いが込み上げます!飼い主さんが抱いていた理想とはかけ離れた現実に、多くの人が笑ってしまいました。・うちの犬は必ず出迎えてくれますよ。性格によるのかも!・すごく分かります!出迎えてくれる日と、ソファに横たわったまましっぽだけを動かす日がありますよね。・先代の犬は出迎えてくれたけど、今の愛犬は玄関まで来てくれない…。ちなみに、アルちゃんは気まぐれな性格なのか、出迎えてくれる日もあるのだとか。帰宅時、嬉しそうに駆け寄ってくれる姿も愛らしいですが、横たわった状態で迎えてくれるのもまた、飼い主をホッとさせてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月07日人間は一人ひとり身体の大きさが異なるため、自分のサイズにジャストフィットする物を見つけるのが重要です。服はもちろんのこと、家具の大きさや食器の形状など、日常的に使う物がピッタリなサイズ感だと、まるで自分のために作られたかのように馴染み、心地よいですよね。その感覚は、人間だけでなく、動物も持っているのかもしれません…!アラスカン・マラミュートの『ちょうどええ場所』アラスカン・マラミュートのアルちゃんと暮らしている、飼い主(@ara_aru6)さん。ある日、アルちゃんが見事にジャストフィットする『ちょうどいいポジション』にいたのを目撃し、写真を撮影しました。「もしかすると、この場所はアルちゃんのために用意されたのかもしれない」…そう思えてくる1枚をご覧ください!個体差はありますが、一般的にあのシベリアン・ハスキーよりも大きな体をもつ、アラスカン・マラミュート。アルちゃんはまだ1歳ですが、すくすくと成長しており、立派な体格をしています。そのため、アルちゃんにとっての『ちょうどいい場所』は、人間用のダイニングテーブル!人間の使うテーブルも、大きなアラスカン・マラミュートにとっては、ちょうどいいアゴ置きなのでしょう。目を閉じてアゴを置く、どこかうっとりとしたその姿からは、「ちょうどええ~」というセリフが聞こえてきそうですね。アルちゃんのジャストフィットな写真はまたたく間に拡散され、「表情も、すべてがよすぎる…」「こんなシンデレラフィット、本当にあるんだ!?」といった声が上がっています。今後、飼い主さん宅のダイニングテーブルは、アルちゃんのアゴ置き兼人間用テーブルとして活躍するかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日マラミュート(malamute)の2022年秋冬コレクションが、2022年3月18日(金)に発表された。テーマは「out of action」。偶然がもたらす高揚感行動制限のあった2年間を振り返る中で、洋服を着る“オケージョン”ではなく、瞬間的な“シーン”について考えを巡らせたというデザイナー小髙真理。彼女が思い出したのは、パリのポンピドゥー・センターで、田中敦子の電気服と出会ったときの一コマだ。明滅するドレスと対峙した時の偶然の光景が、今でもはっきりと目に浮かぶのだという。時を経ても、ふたたび思い出すほどの出来事――このハプニングともいえるシーンを落とし込んだのが今季のコレクション。日常の中に突如として現れるシーン、その瞬間に生まれてくるハラハラ、ドキドキする高揚感を、“スタイリングの楽しさ”がある洋服で表現している。“瞬間”に寄り添う、変化のある服象徴的なのは、ブランドが得意とするニットとジップのコンビネーションだ。バイカラー仕立ての花柄ジャガードスカートにはスライダー付きのスリットを、ハイゲージのカーディガンのフロントにはダブルジップを取り入れた。ファスナーを開閉するだけで自由自在にシルエットを変えることができるピースは、洋服を纏う人の瞬間的な感情の機微にまで寄り添ってくれる。ウエストにタックを入れたニットコートも、その時々の姿勢や着こなしによって印象ががらりと変わる、“遊び”のあるピースだ。満ち溢れるエネルギー動的なエネルギーに満ち溢れているのも特徴。ここ数シーズン「安心できる空間、抑圧された感情」というコンセプトを貫いてきたマラミュートだが、今後シーズンのコレクションには、それとは対照をなすパワフルで解放的なムードが漂っている。イヴ・クラインのアート作品から抽出したブルー&ピンクがコントラストを織りなすセーターは、リズミカルかつエネルギッシュな印象。60年代のモッズファッションを思わせるMA-1や、グランジ風のノルディックセーターには、若者たちの反骨精神が滲んでいる。ラメ糸を編んだプリーツスカートや、電気服にインスパイアされたイヤリングの煌めきも、コレクション全体に明るく、浮き立つようなエネルギーをもたらしていた。
2022年03月21日冬の山は、思いがけない危険をはらんでいます。2022年1月にクロアチアで、ハイキングをしていた男性が遭難する出来事がありました。ケガをして動けない男性のそばにいたのは現場は、アドリア海沿岸に沿って伸びるべレビト山脈の標高1700mほどの場所。愛犬と一緒にハイキングをしていた男性が足を滑らせ、150m近く滑落してしまったのです。一緒に滑り落ちたアラスカン・マラミュートのノースに、ケガはありませんでした。しかし、男性は足に大ケガを負い、動けなくなってしまいます。救助の要請を受けたレスキュー隊が現場に到着すると、その光景に感動したのだとか。なぜなら、横たわる男性を包み込むように、ノースが丸くなって寄り添っていたのですから。ノースは凍えるような寒さの中で、13時間もこうして男性の体を温めようとしていたと思われます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by HGSS (@gss_hrvatska) 男性とノースを救助したレスキュー隊は、Instagramに「人と犬の友情と愛には、限界がありません。この出来事から、私たちはお互いを気遣うことについて学ぶことができるでしょう」と写真を投稿。するとノースに対して、称賛の声が殺到しました。・ノース、よくやったね!きみはこの男性の命の恩人だ。・犬の、飼い主に対する無償の愛を証明する出来事だね。・犬はこの世界で唯一、自分よりも飼い主をより愛してくれる生き物だと思う。Posted by Antonija Sjauš Brkić on Thursday, January 6, 2022Posted by Antonija Sjauš Brkić on Thursday, January 6, 2022海外メディア『AP通信』によると、男性は順調に回復しているといいます。真っ暗で極寒の中、男性の体を温め続けたノースは、レスキュー隊が到着した後も、男性のそばを離れようとしなかったのだとか。ノースが示した、犬の優しさと賢さに、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月12日マラミュート(malamute)からディズニープリンセス「白雪姫」をフィーチャーしたカプセルコレクションが登場。2021年9月1日(水)から9月7日(火)まで伊勢丹新宿店 本館2階 TOKYOクローゼット/リ・スタイル TOKYOで開催されるイベントで発売する。「白雪姫」を描いたレトロ調のコミックが主役純粋で真っすぐな美しい心の持ち主、“白雪姫”。カプセルコレクションでは、そんな彼女の姿や彼女を取り巻く幸せな光景を描いたレトロ調のコミックを、マラミュートのトップスにデザインした。「白雪姫」をニットジャカードで表現コットン100%のプルオーバーには、レトロなコミック調の「白雪姫」をニットジャカードで大胆にデザイン。スリーブや裾には、マラミュートのアイコニックなクレイジーパターンを取り入れて遊び心をプラスした。“白雪姫&小人たち”を描いた白Tシャツショート丈の白Tシャツには、「白雪姫」や“小人たち”を描いたレトロコミック調の扉絵をプリント。裾には丁寧に編み上げたマルチカラーのハンドニットレースをあしらい、上品なムードを纏わせた。“リンゴ”モチーフのアクセサリーまた、マラミュートが長年コラボレーションを続けているソムニウム(somnium)と制作したアクセサリーもラインナップ。「白雪姫」のストーリーを象徴する“リンゴ”をモチーフにしたピアス、イヤリング、イヤーカフ、ネックレスを展開する。【詳細】「白雪姫」をフィーチャーしたカプセルコレクションアイテム:・snow white crazy knit 41,800円・snow white and seven dwarfs m mute hoodie 47,300円・snow white shell lace T 24,200円・snow white comic T 15,400円・snow white apple pierced earing 14,300円・snow white apple pierced earrings 16,500円・snow white apple ear cuff 13,200円・snow white apple pearl necklace 25,300円■イベント「Disney Ultimate Princess Celebration❘TOKYO Designer at ReStyle TOKYO」開催期間:2021年9月1日(水)~9月7日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館2階 TOKYOクローゼット/リ・スタイル TOKYO,、三越伊勢丹オンラインストア(オンラインは9月末まで予定)住所:東京都新宿区新宿3-14-1問い合わせ先:伊勢丹新宿店 TEL 03-3352-1111(大代表)
2021年08月29日マラミュート(malamute)が、2020-21年秋冬コレクションを発表。今シーズン、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、Rakuten Fashion Week TOKYOでのショーは中止となったが、マラミュート公式Instagramのストーリーズにて24時間限定で配信するという初のデジタルプラットフォームを用いた発表を行った。
2020年03月19日マラミュート(malamute)の展覧会「ニット メーカー展(knit maker展)」が、東京・表参道で開催。会期は、2019年10月24日(木)から11月5日(火)まで。ニットならではのテクスチャーやフォルムを活かしたアイテムでニューエレガンスを表現するブランド、マラミュート。今回開催する「ニット メーカー展」は、そんなマラミュートのニットメーカーとしての活動を物づくりの視点から掘り下げていく展覧会だ。展覧会は、“ハンド”“テクスチャー”“テクニック”“トライ”の4セクションで構成。各セクションそれぞれの視点から、マラミュートのクリエイティブを掘り下げ、過去の実験作やテクスチャーのプログラミングデータ、デザイナー・小高真理本人が撮影した工場のオフショットなどを展示する。また、展示に加えてマラミュートの2019-20年秋冬コレクション、過去のアーカイブアイテムの販売も実施。なお、2020年春夏コレクションの一部アイテムの予約販売も同時に行う予定だ。さらに、会場には、本展覧会開催を記念した「香川手袋」とのコラボレーションによる、ニットストールグローブも登場。マラミュートが誇る高度なニット製造技術を活かしたデザインで、ストールとしてもグローブとしても使用できる新感覚のアイテムとなっている。【詳細】ニット メーカー展開催期間:2019年10月24日(木)~11月5日(火)開催時間:12:00~21:00会場:ハウス@ミキリハッシン住所:東京都渋谷区神宮前5-42-1定休日:水曜日【問い合わせ先】ハウス@ミキリハッシンTEL:03-3486-7673
2019年10月26日マラミュート(malamute)の2020年春夏コレクションが、2019年10月11日(金)に発表された。テーマは「The Restless Waves」。日常の“感覚や感情”に耳を澄ませてここ数シーズン、映画や小説などのカルチャーからインスピレーションを得てきたデザイナーの小髙真理。今季はそれとは異なるアプローチを取り、自分の日常の中にある感覚や感情をすくい上げることからクリエーションをスタートした。そこで気づいたのが、アウトドアの日の爽快感と、インドアの日に1人で過ごすリラックスしたムード、この2つを行き来することで生まれるそわそわとした落ち着かない感覚だ。この感覚を、どこまでも開放的な海と、人々の生活の場でもある陸、その境界にある波にたとえて、コレクションテーマを「The Restless Waves」と設定した。“波”をモチーフにメインモチーフとなるのは波。アウターのバックスタイルにはラッフルをあしらいフレアシルエットを生み出して、スカートの裾にはいくつものカッティングを施して、モデルが歩くたび寄せては返す波のようにゆらゆらと揺れ動くディテールを生み出している。ブランドが得意とするニットのトップスには、うねりのある波形のマルチストライプを走らせた。マテリアルには、ロングワンピースに採用したキュプラのチェック柄オリジナルジャカードや、特別な加工を施すことによってナチュラルなシワ感を表現したレーヨン混のツイル素材などを起用。いずれも再生繊維を使用した環境に配慮した素材だ。またスポーツ素材で編み込んだ高伸縮のシースルー素材トップスも目を惹いた。このタイトフィットのスキンカラーキャミソールは今季を象徴するアプローチの1つである無縫製で仕上げたもので、スポーティーな要素と人肌のように柔らかなムードが同居している。メインカラーはグリーンキーカラーはグリーン。ジョルジュ・デ・キリコの絵画『愛の歌』が持つ違和感にインスパイアされ、絵の中に描かれているボールの緑色をカラーパレットに取り入れている。その他にもセルリアンブルーやホワイトなど太陽光が差し込んでいるかのような爽快感のある色や、ベージュやブラウンといった曇りや雨の日の土臭さをイメージした色を採用。様々なカラーを絶妙に織り交ぜて、コレクション全体に繊細なグラデーションをもたらした。インスタレーションや音楽にもこだわり今シーズンは演出にもこだわり、コレクションに通ずる感情のざわつきを表現している。会場である東京・北青山の京都造形芸術大学 外苑キャンパスには、空間に歪みを生み出すかのような吉添裕人による真っ黒な球体インスタレーションを設置。音楽はショー開始直前までアコースティックな音色のライブパフォーマンスでリラックスしたムードを演出したが、ショーミュージックには様々なノイズがリミックスされた緊張感のある音楽を起用した。
2019年10月14日マラミュート(malamute)は、2019-20年秋冬コレクションを、2019年3月19日(火)に渋谷ヒカリエで発表した。「風景」と「個性」デザイナー・小高真理が日に日に移り変わる渋谷駅を歩いているうちに考え付いた、「ランドスケープ」が今季のテーマ。自然と人工的な物が発展を繰り返し、作られていく風景の特性を考えることは、人間の個性を考えることに似ている、とふと思い至ったという。加えて、SFスリラー映画『ガタカ』に描かれていた、遺伝子操作によって管理されたディストピアや、ジム・ジャームッシュの映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』に登場する、何千年もの時を超え、ありとあらゆる時代の好きな物に囲まれながら、書物もiPhoneも自分のものにして生きるヴァンパイアもインスピレーション源に。人の個性は遺伝子によって決まるのか、はたまた環境で作られるのか。時系列を超えて、過去の情報を取りに行けるネット社会の中で何を選び取っていくのか。「風景」から思い巡らせた壮大な問いを、そのままコレクションに投影した。形や概念にとらわれない自由な発想登場したウェアはスーツからジャージまで様々。しかも、意外性のあるディテールを付随させることで、既存の概念にとらわれない、幅広いアイテムの在り方を見せた。例えば、マスキュリンなスーツのジャケットの肩の部分にはフリルをあしらうことで、フェミニンな要素をプラスしている。また、ジオメトリックなノルディック柄は、ニットセーターではなくスポーティーなジャージに落とし込まれている。わずかに退廃的なムードを漂わせたアンティーク調の花柄セットアップは、見た目とは裏腹にストレッチを効かせたアクティブなハイゲージニットで仕立てられている。しなやかなドレープと落ち感が、スカートのアシンメトリーな造形に調和し、独創的なエレガンスを描く。着方も自分次第ノルディックフックをあしらったウールのホワイトニットストールは、フックのかけ方次第でポンチョにもなる。ポンチョとして着ると、直線的なパターンが身体のラインを際立たせ、ユニークなフォルムを形作る。擦り切れたタペストリーのようなニットジャカードの大判ストールは、切ってもほつれないウールの特性を生かし、自由な発想でカットして楽しむことが可能だ。また、ニットの袖にはファスナーを施し、開け方によって表情を変えられるような仕様に。自分の得たいスタイルを自ら取りに行ける可能性を、アイテムそのものに含ませた。クッションやソファのような服収縮させ、シャーリングを施したキルティング地のコートは、立体感のある仕立てで身体を丸ごと包み込む。それは服を“着ている”というよりも服に“埋もれている”かのようで、クッションのような肌触りが、シェルターの中にいるような安心感を演出する。かすれたようなダメージ感のブルーのドレスは、ヴィンテージライクな雰囲気が魅力。ディストピアの中にある布張りのソファがイメージソースとなっている。
2019年03月22日マラミュート(malamute)の2019年春夏コレクションが、2018年10月17日(水)、東京・渋谷ヒカリエにて発表された。“記憶”がキーワードコレクションのテーマは「Re:」。デザイナーの小髙真理が、クリストファー・ノーランの映画『memento』と川上未映子の詩「まえのひ」から着想を得て、“記憶”をキーワードにコレクションを制作。10分しか記憶を保持できない主人公が織り成す物語や、“今日はいつだって、すべての、まえのひ”という言葉に突き動かされるように、過去の自分との対話を、ピースの1つ1つに投影した。時と共にほころぶローズニットほころんだローズのジャカード編みニットは、着ていくうちにほつれ、表情を変える。時間経過とともに移り変わっていくローズの、儚く繊細な美しさが、ブラックのロングドレスを彩った。デニム×ニットなど異素材組み合わせ元々ニットをルーツに持つブランドだが、布帛やカットソーのスタイリングや、異素材組み合わせのピースも登場。「リペア」をキーワードに、デニムを解体してニットと組み合わせたドレスやトップス、ジャケットなどは、クラフト感やヴィンテージの雰囲気が漂う。繊細な編地とレース、デニム地を組み合わせたキャミソールは、複雑かつ緻密に構築されている。情報量の多いアイテムまた、カットソードレスとニット地を組み合わせ、上品なスカーフをあしらったスタイリングや、多彩な編地から成るニットドレス、ラメ糸やナチュラルな質感の糸などを組み合わせ、水彩画のような色彩バランスに仕上げたニットドレスなど、1つのアイテムや、1スタイリングに対しての情報量の多さも印象的だ。ミックスカルチャーから作り出す自立したスタイル2000年代の、様々なカルチャーをミックスしたファッションに色濃く影響を受けたデザイナーの小髙が考える自立した女性――ありとあらゆる情報を取り込みながらも自分の軸を持ち、自らのスタイルを確立する強さを持った女性に向けた服だからこそ、それぞればらばらな個性を放っている。上述したアイテム以外にも、凹凸をつけたボーダーニットや、アーティスティックなアクセサリー、オパールプリントによる透かし模様のジャケットなど、表現の幅の広さと、唯一無二の世界観を存分に発揮した。
2018年10月20日ニットブランドのマラミュート(malamute)が9月9日から17日まで、17SSコレクションのエキシビション「malamute 2017SS collection “Adagiotto”」を東京・原宿の原宿 ロケット(ROCKET)にて開催する。同コレクションのテーマは、“Adagietto”。1971年に公開された名作『ベニスに死す』内に登場する、夏の休暇の人々の装いや優雅な情景、映画の挿入歌「adagiotto」から着想を得て製作された涼しくゆったりとしたサマーニットをメインにしたアイテムが展開される。素材には夏らしい綿や麻が使用され、高度な編み技術で繊細な模様や立体感、肌触りの良いテクスチャーが生み出された。また、この展示に合わせて16AWコレクションにまつわるアイテムも販売。ラインアップは、スタイリングをMARTEのディレクターである野村仁美、フォトグラファーを森栄喜、モデルを女優の青柳いづみが務め、マームとジプシーの藤田貴大がZINEへ寄稿したスペシャルなPHOTOZINEや、オリジナルコサージュなど。さらに、原宿ロケット1階にはmalamute adagietto cafeを同時オープンし、コレクションをイメージした紫陽花ティーソーダを提供。毎シーズンコラボレートしているアーティストでイラストレーターのmayaによるイラストが展示された空間で、爽やかなドリンクを楽しむことができる。【展示会情報】「malamute 2017SS collection “Adagiotto”」会場:原宿 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:9月9日~17日時間:平日18:00~20:00、土日祝日12:00~20:00
2016年08月31日