10歳年上の夫とは、3年間付き合って結婚しました。交際当時からすでに管理職だった彼は年収1000万円以上。デート代はいつも彼が負担してくれ、私はお金を払ったことがありません。結婚後もお金に困ることはないだろうと思っていたのに……。家を購入後、夫はお金の管理を自分ですると言いだし、少しずつ本性を現したときのことをお話しします。★関連記事:「パートのくせにやりがいを感じるな」少し残業しただけなのに…。夫から届いたモラハラメッセージ夫から渡されたのは5万円幸せな結婚生活が待っていると信じて付き合い始めたとき、私は32歳、夫は42歳。年齢的にも結婚するならこの人なのかな? と交際当初から結婚を意識していました。デート代はいつも彼が負担してくれ、気前も良くやさしい彼にどんどん引かれ、付き合って3年でプロポーズを受けて結婚することに。彼には「結婚後は仕事を辞めて専業主婦になってほしい」という希望がありました。彼の収入だけで十分な生活ができると思った私は、彼の希望を聞き入れ結婚と同時に会社を退職して専業主婦に。子どもができたら子育てに専念できる! と、これから始まる彼との結婚生活を想像し、明るい未来に心を弾ませていました。家の購入で感じた夫への違和感結婚してすぐに子どもにも恵まれ、幸せな日々を過ごしていると、夫が「そろそろ家を購入しようか?」と言いだしました。理想の結婚生活の王道を行く感じで、テンションの上がった私は「もちろん! すてきな家にしようね」とすぐに賛成。今住んでいる街で家を購入することになったのです。物件はすぐに決まり、夫婦で支払いをどうするか相談したときのことです。夫が「なるべくローンは組みたくない」と言いました。私たち夫婦には独身時代の貯金がかなりありました。夫の収入も悪くないし、ローンの金額が少なければこの先の生活に十分なゆとりができると思った私。「そうだね。払えるだけ現金で払おう」と、貯金の大半を家の支払いに充て、ローンの金額をなるべく抑えることに決めました。お互いの貯金からいくら出すなど、お金については夫がすべて決めていきます。思ったよりも多い金額を負担することになった私は「今は専業主婦だから、何かがあったときのために自分の貯金はもう少し残しておきたいんだけど……」と相談しました。しかし、夫は「専業主婦だから必要ないだろ? この先貯金していけばいいんだから、出せるだけ出して」と言います。「それならあなたの負担額を増やしてほしい」と訴えるも「俺だってかなり負担しているだろ?」と聞き入れてもらえません。次第に険悪な雰囲気になっていくのがわかり、仕方なく夫の意見を受け入れることにしました。多少お金でもめましたが、住宅ローンは無理のない範囲で組め、念願のマイホームを手に入れたのです。家計の管理を夫がやると言いだし引っ越しを済ませ新居での生活が落ち着いたころ、急に夫が「来月から俺が家計を管理する。生活費を渡すから、それで1カ月やりくりしてほしい」と言いだしました。今まで家賃や光熱費などは引き落としだったので、特に家計管理するほどのことはしていません。収入に余裕もあったので、夫をお小遣い制にしたこともありませんでした。そのため、私には夫が家計を管理すると言いだした意味が理解できず「今まで通りでいいんじゃないの? やりくりできているよ」と反論しました。しかし夫は「家の購入で貯金をかなり使ったから、今後は切り詰めないと。俺が稼いだお金だから俺が管理するのが普通だろ」と言うのです。「今でも貯金はできているし、切り詰める必要ないよね?」と意見しても聞き入れてはもらえませんでした。結局夫が強引に家計管理を始め、翌月から渡された生活費はなんと5万円! 食事と日用品の他に、お小遣いのない私の洋服や化粧品を買うときも、生活費から賄うよう言われたのです。「足りないよ!」と訴えてもそれ以上のお金は渡してくれず、私は切り詰めるのに必死になっていきました。その一方で、夫の趣味に関する物は増えていきます。「本当に貯金しているの?」と夫を問い詰めても、「俺が稼いだ金なんだから自由だろ?」という始末。ある日、とうとう私の怒りが爆発してしまい「生活費をケチるくせに自分の趣味には使うの? 俺が稼いだ金って偉そうに言うなら私も働く! 私の収入で生活の基盤ができたら離婚ね! 離婚になったら家を買ったときに私が負担した金額を全額返して!」と不満をぶちまけました。「離婚」の言葉と怒りに震える私の姿を見て事の重大さに気付いたようで、いつものように反論できず黙る夫。その後、私の話に耳を傾けて生活費を上げてくれ、毎月の貯金額を決めて貯めるようになりました。まとめ話し合いをしようとしても聞く耳を持たなかった夫も、離婚という危機で私の意見にも耳を傾けるようになりました。今まで夫の言うことを私が何でも受け入れてきたため、「自分の言うことは何でも許される」と思っていたそうです。反論されたときに言いたいことを我慢せず最後まで意見を伝えるようになってからは、不満をためることはなくなりました。子どもが小学生になった今は、私も働き始めて自分のおこづかいで化粧品や服が買えるように。相変わらず家計の管理は夫がしていますが、お金でもめることもなく平和な日々を過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/木村ゆきマンガ/きびのあやとら著者/木村ゆき(46歳)アラフォーで授かった娘と夫の3人暮らし。娘の寝顔を見ながら幸せを噛みしめながら寝るのが楽しみなのに、今では私が先に寝落ちする日々…今1番欲しいものは体力!
2023年07月21日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。仕事に励んでいたところ、あっという間に39歳になってしまっていた春子さん。出会いサイトを通じて知り合ったヨウスケさんという男性と交際を始めました。しかしヨウスケさんがデートの予定をドタキャンするなど春子さんは次第に不信感を抱くように。本人が今どんな気持ちなのか、春子さんはヨウスケさんに確かめてみることにして……。★前の話彼の口から語られた衝撃の過去ヨウスケさんはデートのドタキャンだけではなく、SNSに若い女性とのツーショット写真を投稿しているなど、恋人として不安になる行動をしていました。これからのことも考え、ヨウスケさんに対する不信感を拭えない春子さんは、本人に自分の気持ちを伝えてみることに。ヨウスケさんは春子さんとは別れたくないよう。そして、ヨウスケさんは週末の予定をキャンセルしてしまう理由を話してくれたのです。「ごめん、実は…….」とヨウスケは週末のデートができない理由を語り始めました。ヨウスケによると本当はキャンプに行っていたのではなく、体調の悪い母親のために実家に帰っていたというのです。最初から事情を話しくれていれば……と言いましたが、どうやら私と比べて家庭環境が良くないことに引け目を感じていた様子でした。ヨウスケの父親は、酒癖が悪く離婚した後もヨウスケの母親にお金を無心しに来ては酔って暴れるような父親だったそうです。ところがその父親が3カ月前に体を壊して亡くなり、ショックを受けた母親は心の病気になってしまった……とのこと。すべてを話してくれた後、「本当にごめん」とヨウスケは私に改めて謝ってきました。見知らぬ女性とのツーショット写真をSNSにアップしていたのを見てもしかして……と私はヨウスケを疑っていたのですが、「やっぱりあの写真は妹さんだったんだ」と思い直したのでした。------------ヨウスケが育ったのはいわゆる「複雑な家庭」のようでした。春子さんを心配させないように、ヨウスケは自分の家庭環境について隠していたのかもしれませんね。ヨウスケさんが事情を話してくれたことで、今までの疑いの気持ちが解消された春子さん。結婚を意識するならば相手の家庭環境は気になりやすいものですが、それ以上に本音を言い合える関係であることも大切なことではないでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年07月20日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。仕事に励んでいたところ、あっという間に39歳になってしまっていた春子さん。出会いサイトを通じて知り合ったヨウスケさんという男性と交際を始めました。順調に交際が進んでいると思ったのもつかの間、ヨウスケさんのSNSに知らない女性との写真が投稿されているのを発見。春子さんはヨウスケさんのことが信じられなくなり始めて……。★前の話仕事もプライベートも理解できるけれど…今後、週末に会うことは難しいと言いだしたヨウスケさんのSNSを見てみると、若い女性とツーショットで映る写真がありました。もしかしたら友だちや家族かもしれないと思い、一旦見て見ぬふりをすることに。しかし、度重なるデートのドタキャンに春子さんが抱えていた不安は限界を迎えます。春子さんの不安な気持ちを知ったヨウスケさんは一体どんな行動を起こすのでしょうか。ヨウスケはデートをドタキャンしたことを素直に「ごめんな」と謝ってくれました。しかし、仕事やキャンプと言って私とのデートをドタキャンしたことや、SNSに女性とのツーショット写真を投稿している事実が消えるわけではありません。私の中でヨウスケに対する不安や疑いの気持ちは膨らみ続けてしまいます。そこで思い切って、彼に本音を打ち明けることにしました。仕事が忙しいことも、友だち付き合いを大事にしていることも理解できる……。それでも、他に気になる人がいるならちゃんと話してほしい、と私はヨウスケに伝えました。ヨウスケのことを疑ってしまう自分も嫌だし、信じたいけど不安な気持ちのまま付き合っていくこともつらい、と伝えようとするもあふれ出る涙が止まらない状態。すると、ヨウスケは「不安にさせてごめん!」「他に気になる人なんていないし、俺は春子ちゃんとずっと一緒にいたい」と私の手を握りしめてくれたのでした。------------相手を大事にしたい春子さんの気持ちはすてきですが、次から次へと感じる不安を押し殺す恋はつらく、何より春子さんが幸せな状態とはいえないのではないでしょうか。勇気を出して彼に気持ちを伝えようと決心する春子さんの心情を思うと、胸が苦しくなりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年07月17日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。仕事に励んでいたところ、あっという間に39歳になってしまっていた春子さん。出会いサイトを通じて知り合ったヨウスケさんという男性と交際を始めました。毎週末はデートを楽しみ、ヨウスケさんと幸せな時間を過ごしていた春子さん。しかし、週末の予定を急にキャンセルされることが続き……。★前の話またドタキャンするの?デートをキャンセルするだけではなく、週末に会うことが難しいと言われ、ヨウスケさんに不信感を募らせていた春子さん。友だちに相談し、ヨウスケさんのSNSを見てみることに。するとそこには若い女性とのツーショット写真が! そしてさらに不信感を増幅させる出来事が起こってしまいました。彼のSNSに投稿されていたのは若くて美人な女性とのツーショット写真……。しかも、投稿日は私とのデートを断り、キャンプに行くと言っていた日だったのです。私はショックを受けましたが「ヨウスケにはヨウスケの付き合いがある」「もしかすると、この女性はキャンプ仲間か妹なのかもしれない」と思い、私はいったん本人には何も聞かないことに。その後、彼から連絡がありなんと次の土曜日に会えることに! 久しぶりのデートに私は「どこに行こう?」「何食べよう?」と気持ちが高ぶります。ところが前日の夜……「仕事が入ったからやっぱり会えない」とヨウスケから連絡が。私はあの女性とのツーショット写真を思い出し「え……それ、本当に仕事?」と疑いの気持ちが晴れません……。モヤモヤが止まらない私は、彼に不安な気持ちを打ち明けることを決心したのでした。------------SNSに投稿された女性とのツーショット写真を見たことで、春子さんがヨウスケさんへ不安を抱くのは仕方ないでしょう。2人の関係を優先するあまり、ヨウスケさんに本音をぶつけてこなかった春子さんでしたが、このままでは不安な気持ちに歯止めがきかないことに気が付いたようですね。信頼関係を深めるためには、言いたいことを我慢しないことも必要かもしれません。春子さんのヨウスケに対するモヤモヤが少しでも解消することを願うばかりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「これじゃ夫婦喧嘩じゃなくて…」夫婦の言い争い後に鏡を見たらそこには #アラフォー絵日記 最終話★関連記事:「最悪!」義母の引っ越し先が家から近いことを理由に断ったらまさかの #お姑さんが引っ越してくる 2★関連記事:「諦められないし…」いつの間にか婚期が! 焦った私は #結婚したい私と彼の最悪なウソ 1著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年07月17日冷え性の私は少しでも体が温かくなるようにと、1年中、吸湿発熱繊維素材のインナーを好んで着ていました。生地が薄いため着膨れせず、1枚着ているだけで本当に温かく、それまでこのインナーを着てこなかったことを後悔したくらいでした。しかし、なんだか腕の内側がかゆいような気がする、汗をかいて蒸れたのかな?と嫌な予感が……。そんなインナーに関する私の体験談を紹介します。★関連記事:入浴後に発生する我慢できないかゆみ! 病院で診断されたのは【体験談】温かいけれどかゆい!嫌な予感が現実に私は20代のころはとにかく見た目重視だったため、インナーを着ることで着膨れして見えるのが嫌で、寒くても長袖のインナーを着ることはありませんでした。実際、インナー1枚でそこまで着膨れすることはないのですが、164cmの身長で肩幅の広い自分の体格にコンプレックスがあり、当時は少しでも細く見えるようにということしか考えていませんでした。その結果、手の先から足の先まで、体の芯から冷えやすい体質になったように思います。そろそろ40代になるころ、さすがにこのままでは冷えから体を壊すと思い、やっと長袖インナーを着るようになりました。友人から勧められた吸湿発熱繊維素材のインナーは、生地は薄いけれど1枚着ているだけで驚くほど温かく、もっと早く着ていればよかったとしばらくは後悔したくらい。すぐにお気に入りになりました。複数枚購入し、しばらくはそのおかげで上半身はポカポカとし、冷えも少しずつ改善されたかのように感じていました。しかし、このインナーをひと冬着て、また次の年の寒い季節になりインナーを着るようになると、なんだか腕の内側にかゆみを感じるようになってきたのです。少し嫌な予感を感じつつも、たまたまかも、汗をかいて少し蒸れたのかも、と自分に思い込ませていましたが、日に日にそのかゆみの範囲が広くなっていき、最終的には背中までかゆくなる事態に!素材最優先のインナー選びをしてみると…私の肌は乾燥肌で、その影響もあるのかな? と思っていたのですが、ネットで検索してみるとまさかの情報を見つけてしまいました。この「吸湿発熱繊維素材」というのは、私たちが体の表面から蒸発させている水分を吸収し、その水蒸気が冷えて、水分に変わるときに熱が発生する原理を利用した素材とのこと。この仕組みを最大限に利用して温かいインナーにするために、複数の化学繊維を組み合わせて作られているそうで、この化学繊維にアレルギー反応を起こしてしてしまう人もいるとのことでした。もしかしたら、これに当てはまるのかも? と思い、まずはこのインナーを着ることをやめてみました。そして新しいインナーを探すにあたり、改めて素材を確認しました。機能面だけで選んでいたものを、素材最優先で選ぶようにしてみたのです。これまで、素材を気にして衣類を選ぶことはあまりありませんでした。家で洗濯できるかどうかという程度で、肌にやさしいかという視点は持ち合わせていませんでした。調べてみると、綿やシルク、レーヨンなどが肌にやさしく、吸湿性も良いとわかりました。綿素材のインナーが私の肌には合う!それぞれの素材のメリット、デメリットはありますが、「肌にやさしい素材は断然綿100%!」という記事を読み、まずは綿素材100%のものを購入し、着るようにしてみました。最初は吸湿発熱繊維素材のインナーと比べ、温かさが物足りないような感じはありましたが、数日間着ているうちにその温かさにも慣れていきました。そして綿素材のインナーにして感じたことは、柔らかさとしっとり感です。肌が乾燥することが少なくなり、かゆみはほぼ出なくなりました。化学繊維のものを着ていたころは、なんとなくチクチク感じることがあったり、肌の水分や油分などが吸い取られるような感じがありました。そして肌は常に粉を吹いた状態でした。綿素材のインナーに変えてから、さらに綿について調べてみると、綿の繊維の先端は丸くなっていて、肌を刺激することはないとのこと。これを知ってさらに安心して着ることができるようになりました。そして、綿素材の吸湿性も私の肌には合っていたようで、汗をかいて、蒸れてかゆいということは今のところありません。以前、綿以外のキャミソールを着ていて汗をかいた後に、背中がすごくかゆくなったことを思い出しました。キャミソールの素材と肌の間に、汗が接着剤のようになり肌にぺったり貼り付いている状態でした。それくらい綿素材の吸湿性は優れているということだと思います。肌に密着するインナーは、もう一つの皮膚と言われていることを、深く理解できた機会でした。まとめ肌にかゆみが出ると、まずは肌の治療をと考えがちでしたが、インナー選びの視点を少し変えただけで、私の肌の悩みは改善されました。肌そのものの治療が必要なこともありますが、外的要因にも目を向け、そこから変えてみることも大切と感じた体験でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/バニラ(44歳)独身。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!
2023年07月17日アラフォーになり、丁寧なスキンケアをしなくてはいけないとわかっているものの、お風呂上がりにゆったりできる時間は取りにくくて、すぐに眠りたいくらいに疲れている……。そこで、私は子どもたちが赤ちゃんのころにしていた、ずぼらケアを思い出して再開。それが簡単なのに、肌のキメが細かくなったかもと思えるくらいお気に入りの方法となっています。その詳細をお伝えします。★関連記事:顔のむくみとくすみに驚がく! アラフィフでスキンケアとメイクをリニューアルしてみた結果は肌の変化を感じて「ずぼらケア」を再開アラフォーになり肌が変わってきたと感じ始めました。目元のシワやほうれい線が、昔よりもくっきりしてきて、首元にもシワができています。そして、肌も少しごわついてきたように思います。そこで私が取り入れ始めたのは、お風呂でのずぼらケアです。子どもたちが小さいころ、一緒にお風呂に入らなくてはいけなかったときにしていた方法を再開。用意するものは、乳液とシートマスクの2つ。方法は、お風呂の湯船に入っているときに、乳液をまず顔全体につけてから、その上にシートマスクをつけるだけ。湯船につかっている間にできる「ながらケア」です。時間にすると、わずか5分。でも、このケアを始めてから、なんだか肌がしっとりして良い感じです。お風呂でのケアにどんどんハマるシートマスクを剥がせば、お風呂上がりはそのまま寝る準備ができるので、とてもラクです。水分量などは測っておらず、あくまでも個人の感想ではあるのですが、シートマスクを毎日使うとかなり調子が良い感じです。シートマスクはオールインワンで1つでケアが終わるものを使っていますが、より保湿効果を求めて乳液も加えてつけています。お風呂では、シートマスクをつけながら、気力がある日は首や肩、デコルテにボディ用のアロマオイルをつけてオイルマッサージしたりもできます。気力がある日という点もポイントで、無理し過ぎないように意識しています。この自己流アロマオイルマッサージもかなり気持ち良く、疲れがほぐれて至福。洋服を着ていると、洋服にオイルがついてしまうのではとアロマオイルのマッサージは控えめになりがちでしたが、お風呂なら大胆に首から肩まで、日によっては脇まで一気にリンパを流せたりして「お風呂でのケアって良い!」と改めて感じます。自分の感覚を信じてケアただし、このお風呂でのケアはネットを見ると賛否両論あるようです。「否」の意見としては、お風呂でのシートマスクは汗をかきながらだと逆効果とのこと。なぜなら発汗しているときは、外に出す力があるため、シートマスクなどの美容成分を「取り込む」力が弱いから。シートマスクをつけても効果がないという美容家の意見がありました。一方で、汗をかくまではいかない10分くらいの短時間であればOKという意見も。私の場合は5分くらいで済ませています。毎日使っても調子が良いため、自分自身の感覚を第一にして続けています。価格もクーポンを使って30枚1,000円のシートマスクを買っているため、金銭的にも毎日使ったとしても、値段も高くないので無理なく続けられています。まとめ乳液はちょっと良いものを使い、シートマスクは毎日使える30枚で1,000円のものを使って「ずぼらケア」。それでも、かなり肌がしっとりして効果を感じられているので、ずぼらとしてはかなりお気に入りのケア方法。これからも無理なく続けて、肌の調子を整えていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Kumiko3(41歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2023年07月13日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。仕事に励んでいたところ、あっという間に39歳になってしまっていた春子さん。出会いサイトを通じて知り合ったヨウスケさんという男性と交際を始めました。土曜日の夜から日曜日にかけてのお泊まりデートがお決まりになっていたのですが、ヨウスケさんから突然週末に会えなくなったと言われてしまい……。★前の話週末は地元でキャンプだから会えない?毎週末はデートを楽しみ、幸せな時間を過ごしていた春子さん。しかし、ある日突然ヨウスケさんから「これからは平日に会わない?」という提案をされてしまいました。お互いの休みの都合上、平日しか会えないとなるとお泊まりどころかデートすらできません。彼の本音がわからなくて、春子さんは戸惑いを隠せずにいました。毎週、土曜日の夜からヨウスケが泊まりに来て、次の日はデートをすることが私たちの中でお決まりになっていました。しかしこのとき、ヨウスケの都合で2週連続デートができておらず……。そして「これからは平日の夜に会わない?」と言われてしまいました。仕事もあるので、平日の夜はまともにデートもできないのでは? と私はヨウスケからの突然の提案に困惑。元々アウトドアが大好きなヨウスケは、新型コロナウイルスの流行も落ち着いて自粛制限が緩和されてきたので、毎週のように地元の友だちから誘われていると言うのです。さらに、ヨウスケの地元はこの辺りではなく車で片道3時間かかる他県にあることも判明!話し合いの末、いったん「空いている週末にはまた今まで通りデートをする」ということに……。彼の言葉にどこか納得ができない私は友だちにこの状況を相談してみることにしました。すると友だちは、アウトドアが好きならSNSに写真を投稿しているのでは? とその場で彼の名前を検索。すぐにヨウスケのものと思われるSNSアカウントが見つかりました。すると……そこにはキャンプの写真ではなく、見知らぬ女性と写る彼の写真がアップされていたのです!------------真剣に結婚を考えているだけに、友だちへ彼のことを相談したくなる春子さんの気持ちもわかります。SNSではその人の日常を簡単に見ることができ、何が好きなのか、どこで遊んでいるのかなど相手のことが気軽に知れて楽しいもの。しかし春子さんのように、SNS上で相手の意外な一面を見ることで、不安が増すこともあるのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年07月13日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。仕事に励んでいたところ、あっという間に39歳になってしまっていた春子さん。婚期を逃したかもと思い、出会いサイトに登録。相性バッチリと思われるすてきな男性との出会いを果たし、なんとお付き合いを始めることに! 彼とはお泊まりデートをしていたのですが……。★前の話たまには平日にも会いたいけれど…結婚のパートナーを探していた春子さんが出会ったのはさわやかな印象のヨウスケさん。メッセージだけではなく実際に会ってからも良い印象の彼に引かれ、2人はなんと出会った初日に付き合うことに!お互いの都合で会うのは毎週土曜日の夜。泊まりがけでデートをすることが当たり前になっていました。土日が休みのヨウスケと日曜日と平日が休みの私。そのため会うのはいつも毎週土曜日の夜でした。私の仕事が終わったらヨウスケがうちに泊まりに来て、翌日の日曜日は朝からデート。付き合ってからこの流れがすっかりお決まりになっていました。私は料理が得意でごはんを作ると、ヨウスケはいつも喜んでくれました。彼は代わりに洗い物や荷物持ちをしてくれて……まるで同棲をしているみたいだと思うことも。それはヨウスケも同じのようでした。ヨウスケと私の家は車で10分の距離だったので「たまには平日にも会いたい……」と思うこともありましたが、「仕事もあるし無理を言っちゃ悪いよね……こんなにすてきな彼ができただけでもありがたい」と気を取り直し、今の距離感を大切にしていました。そんなある日、ヨウスケから週末に会うことができないという連絡が入ります。先週は仕事、今週は地元の友だちとキャンプに行く予定があるとのことで2週連続で会えないことに……。するとヨウスケのほうから「これからは平日の夜に会わない?」と提案をされたのです! 私は彼からの急な申し出に「”これからは”ってどういうこと!? もう土曜日には会えないの?」と困惑してしまいました。------------週末に会えないことを彼から毎週言われてしまうと、春子さんの不安はますます大きくなるばかりだと思います。今ある関係を壊したくない春子さんの気持ちもよくわかりますが、結婚を視野に入れているのであれば、時には自分の思いを率直に伝えてみてもいいのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年07月12日アラフォーにして白髪が生え始め、根元の白髪のためにリタッチをしなくてはいけない憂うつさ……。美容院に行く頻度も多くなって気持ちが沈んでいたとき、美容師がおすすめしてくれたのは、イヤリングカラーでした。40代や50代にも似合うイヤリングカラーにハマった体験談を紹介します。★関連記事:「おしゃれ度がアップ!」アラフォーでインナーカラーに初挑戦!顔周りが明るく華やかに【体験談】白髪が生え始めて憂うつな日々40歳を迎えるくらいのころから、根元の白髪に悩まされています。美容院では、もともとカラーリングをしていましたが、おしゃれでヘアカラーをするのと、義務感でカラーをするのは別です。一般的に30代半ばくらいから生え始めることが多いようなので、平均から考えると、白髪の生え始めは決して早すぎることはないものの、自分が老化したと感じることは、やはりつらいものがありました。そして、根元の白髪のケアをしないと老けて見えてしまうことも悲しく、気分が落ち込んでいたところ、美容院でイヤリングカラーを勧められました。イヤリングカラーとは、別名インナーカラーとも呼ばれ、耳の周りだけを違う色にするカラーリング方法のことで、ちょっとしたワンポイントとして10代、20代の子が取り入れているのは知っていました。ですが、私は40代。派手すぎたりしないのか不安に思いましたが、何事も経験と思い、挑戦してみることにしました。一度、イヤリングカラーをしてからは、2~3カ月に1度の頻度でイヤリングカラーをお願いしています。40代に似合うイヤリングカラーは?担当美容師によると、イヤリングカラーといっても、何色をワンポイントにするかで印象が違うそう。10代や20代だと、ピンクやブルーといった派手めな色を入れている印象です。グレー系を入れることもあるそうですが、白髪との相性はあまり良くないとのことで、自然にしたいならブラウンやベージュ系が良いそう。美容師に勧められるままに、ヘアカラーに加えて初めてのブリーチをしてベージュ系に挑戦してみることに。初めてイヤリングカラーをしたとき、髪の毛の長さはショートボブでした。アドバイスとしてはインナーカラーの幅をそこまで太くせず、上からかぶせる髪の毛でインナーカラーが見えないようにすると「耳に髪の毛をかけたときにはカラーリングした部分がわかり、髪の毛を下ろしたときにはカラーリングが隠れて地味に見える」そう。こうすることで、PTA活動や授業参観などのタイミングでも派手すぎないママでいられるとアドバイスをもらいました。こういったことはプロにまかせるのが一番だろうと、色や入れる幅も、お任せしてみました。思った以上に似合うイヤリングカラー最初は「本当に私に似合うのかな?」と思ったイヤリングカラーですが、上から髪の毛で隠せるので、本当に自然。ブラウンというよりレッド系なのではと思ったものの、たしかに上から髪の毛をかぶせると内側の髪の毛はまったく見えず、耳に髪の毛をかけたときだけ、イヤリングカラーが見えます。完成後のヘアスタイルで「もうちょっと派手にしてもよかったかもしれない」と思ったほどでした。ショートボブに最初は合わせたのですが、パーマヘアでもポニーテールでもおしゃれだそうで、色も「オレンジやピンクなども似合っていてかわいい」とお褒めの言葉をもらえました。年齢を重ねた人がカラーを楽しみ、インナーカラーをする。それもまたすてきに違いありません。まとめ40代のヘアスタイルはどうしても保守的になりがちで、しかも、白髪の問題もあり、カラーが義務感になってしまいます。私自身も定期的なカラーが憂うつと思っていたら、美容師からの提案で新しい髪形にチャレンジできました。イヤリングカラーに挑戦して思ったことは、「年齢を重ねても、もっと別の髪形にもしたい!」ということです。今後も新しいおしゃれを取り入れていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/もふたむ著者/Kumiko3(41歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2023年07月09日夫と結婚して8年目。ある日夫から言われた言葉に私は驚きました。「どうもおしりが痛い、すごく恥ずかしくて言いにくいんだけど……おしりを見てくれない?」と言われ恐る恐る夫のおしりをのぞき込むと、そこにはクレーターのようなできものが……。これは、恥ずかしさから病院へ行くのを渋った、夫のおしりトラブルにまつわることをお話しします。★関連記事:危うく事故寸前!? 高速道路でめまいに襲われた夫。病院に行くとまさかの診断が!「おしりを見てくれ」ある日、私が朝起きてリビングへ向かうと、ソファに座っている夫が「痛い……」と言いながら歯を食いしばっていました。いつもは落ち着いた雰囲気の夫の普通ではない姿に私も異変を感じ、「どうしたの?」と声をかけました。夫は「どうもおしりが痛い。すごく恥ずかしくて言いにくいんだけど……おしりを見てくれない?」と、うめくような声で私におしりを見て欲しいとお願いしてきたのです。驚きながらも了承すると、夫は四つんばいになり痛い場所を指さししてきます。恐る恐る夫のおしりをのぞき込んだ私は、肛門付近に1円玉サイズで盛り上がったクレーターのようなできものを見つけました。できものは膿を持っているようで、とても痛そうな代物です。「これって痔なのかな?」と言う私に、夫は「俺には見えないし、とにかく痛いことしかわからないよ」と答えます。私や夫はこれまで痔になったことがなく、症状や治療についての知識もありませんでした。塗り薬で治療しようとするも「多分痔だと思うけど……」と、私は夫に伝えました。夫は「なんだ、痔ならよくCMで流れている塗り薬を塗ればいいんじゃないかな」と、少し声が明るくなりました。しかし、私が想像していた痔よりも大きなできものだったこともあり、夫には病院で診てもらうことを勧めました。「痔かもしれないけど、見るからに膿を持っているし、なんだか大きくて怖いよ。早く病院へ行ったほうがいいんじゃない?」と夫に伝えました。しかし、夫は「肛門科の病院は家から遠いし、待たされるらしいと聞いたことがあるんだよね」とあまり乗り気ではない様子。夫は「やっぱり塗り薬を買ってきて塗ってみる」と言い、なかなか病院へ向かおうとしません。しかし痛みがひどいのか、立ち上がるのもひと苦労です。「痛たた……」と言いながらゆっくり歩いており、とても自力で買い出しには行けなさそうでした。私は「痔の塗り薬は歩けないほどの人が使うものじゃないと思うよ。タクシーを呼んであげるから、とりあえず近所の病院へ行こう」と夫を諭し、一緒に病院へ向かうことに。タクシーに乗り、ひとまず近所にある肛門も見てくれる総合病院へ向かいました。専門の病院を紹介されて…私たちが向かった近所の総合病院のホームページには、「肛門の日帰り手術にも対応しています」と書かれています。夫は「手術は痛くて嫌だけれど、日帰りならまだ耐えられるかも……」と、祈るような気持ちで診察を受けたそうです。しかし、その病院の医師から「あなたは痔ろう(あな痔)であり、手術をしたほうが良い状態です。うちでは対応できないので紹介状を書きますね」と専門病院での入院手術を勧められました。痔ろうは皮膚の表面だけが痔になっているのではなく、肛門の内部にも影響がある病気なのだそう。私は痔といえばいぼ痔や切れ痔しか知らなかったため、そのような痔もあるのかと驚きました。症状について丁寧に説明してもらったおかげで、夫は手術の必要性を理解し、仕事の予定を調整して手術を受けることに決めました。結局、自宅から2時間離れた病院で2週間入院して手術を受けた夫は、術後2年たった今では痛みのない生活を送っています。手術直後は傷の痛みがつらかったそうですが、できものに悩まされる日々から解放されてよかったと言います。実は夫はできものに気付いてから私に見せるまで、2カ月もの間違和感を持ちながらも放置していたようです。医師からはおなかの調子を崩していたことと、排便時に力を入れ過ぎていたことが痔ろうになった原因だろうと言われました。夫は入院中、ストレスに気を付けることとなるべく規則正しい生活を送ること、バランスの良い食事を取ることなどの指導も受けたと教えてくれました。また、医師から「痔ろうを放置したままにして悪化させてしまうと、がんになることもあるので恥ずかしがらず、できものがあればひどくなる前に早めに見せに来てくださいね」と念を押され、異変があればすぐに受診すると約束したそうです。まとめおしりの病気は恥ずかしいものです。夫もかなりの勇気を出して私におしりを見せたのだと思います。自分が夫の立場だったら、見てもらうことも病院に行くことも恥ずかしくてできなかったかもしれません。痔と聞くと塗り薬で簡単に治るようなイメージもあったことから、私は夫の症状に2週間もの入院が必要だと知ったときは驚きました。また、痔にも種類があり、放置すると治りにくくなるものもあること。これも初めて知った事実です。手遅れになってからでは遅いので、体に何か異変があったときは早めに病院を受診することが大切なんだなと痛感した出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。取材・文/田川ゆうこイラスト/エェコ著者/田川 ゆうこ(36歳)体形の悩みは出産がきっかけなのか自分がきっかけなのか……悩む三姉妹の母ライター。今年こそダイエットを卒業したいです。
2023年07月09日保育園で胃腸炎がはやり出したと聞き、気を付けていたときでした。夜中に末っ子に症状が出てしまいました。幸いにも翌日には回復し、夫は出張へ。ところがその日の夜、上の子ども2人が相次いで発症。夫は帰ってこられない、私ひとりで看病し乗り切るしかないというプレッシャーと、感染力の強さに、いつ自分も発症するかわからない不安を抱え、絶望的な気持ちになりました。そんな大ピンチを乗り越えられたのは、自分の中で2つの変化があったからでした。★関連記事:「やっぱり寂しい」夫が初めての単身赴任! 離れてわかった夫婦のコミュニケーションに大切なものとはワンオペの夜に子ども3人が胃腸炎の大ピンチ子ども全員、胃腸炎リレー昨年、3人の子どものうち下の2人が胃腸炎に相次いで感染したものの、嘔吐はなく下痢のみの症状で済みました。嘔吐の場合は処理が大変なので、なくてよかったとそのときは思ったものでした。ところが、そんな恐れていた嘔吐のある胃腸炎についにかかってしまいました。「胃腸炎がはやり始めているので気を付けてください」と保育園から連絡があった翌日の夜、2歳の息子が夜中にモゾモゾ動いていてなんだか嫌な予感がしたら、やはり的中。嘔吐の症状が出ました。幸いにも、翌日には症状が治まってほっとし、姉と兄にうつらなくてよかったと思いながら、夫は以前から決まっていた出張へ出かけたのでした。ところが、その日の夕方、上の兄が発症。そしてこれまで胃腸炎になったことがほぼなく、胃腸が強いのかなと思っていた一番上の長女までも発症。3人の子ども全員が感染してしまったのでした。 夫は出張!私しかいないプレッシャー姉、兄が同時に発症。そして夫は不在で今夜は帰ってこられない。感染力が強いことを感じ、看病している私もいつ発症するかわからない。私が倒れるわけにはいかない……! 言い知れぬプレッシャーが重く肩にのしかかり、不安に駆られながらも、体調の悪い子どもたちに不安な顔は見せられないという一心で、やるしかない! とスイッチが入りました。夫に対して「こんなときに限ってなぜいない……」という怒りも湧き上がりそうになりましたが、こればかりは誰にもわからなかったこと、夫も仕事で行っているから仕方ない、そんなふうに自分に言い聞かせていました。これまでの私なら「仕事だからといって、家事育児を私に押し付けて!」と怒っていたと思います。けれど、夫は仕事を完遂する、私は子どもを看病して守る、それが今夜の与えられたミッションだと思えたのでした。そんな変化があったのは、これまで数え切れないほどの喧嘩や言い争いがあったからこそ。その度にお互いが、自分の大変さばかりを伝え合い、相手の言い分には耳を貸してきませんでした。このままじゃ夫婦関係が行き詰まるな、相手の立場で考えるようにしよう……。最近、そんな思いが強まっていた中での気持ちの変化でした。 ご近所のママ友にもヘルプ!今回感じられた自分の変化は、夫婦関係だけではありませんでした。消毒用のキッチン漂白剤が足りなくなっていたので、同じマンションに住むママ友に「キッチン漂白剤を貸してほしい」と助けてもらったのです。これまでの私は自分からヘルプを頼むことが苦手で、ついひとりで頑張ろうとしてしまい、限界に達すると夫への怒りとして爆発するということを繰り返してきました。周りの人は快く助けてくれるとはわかっていても「こんなこと言ったら迷惑かな」と勝手に決めつけて、言い出せなかったのです。けれど、周りへの迷惑を考えているように見えて、その気持ちの奥には「ひとりでできないダメな母親」と思われるのが怖いという本音があったことに、あるとき気付いたのだと思います。周りからどう思われるか怖がらなくていい、ありのままでいい。母親になり間もなく10年目にして、少しずつ等身大で子育てをできるようになってきた変化を感じました。そんな変化があり、今回ママ友にも助けを求めることで、自分ひとりで抱え込み過ぎないようにできたことも、自分の中での成長でした。 まとめ子育てをしてきた中で起こったピンチの中でも結構な上位に入るであろう、夫不在の中での子どもたちの胃腸炎リレー。大変な状況で、思わずパニックにもなりそうでしたが、夫と私でそれぞれの役割があると割り切れたことで、チームとして乗り越えられ、夫婦関係において一歩成長したことを感じました。そして、夫婦だけで子育てを抱え込まなくていいんだ、周りの人に助けを求めてもいいんだ、という気付きもありました。私と夫。私と周りの人。いろいろな人たちとの関係性をアップデートできている……。そんな成長を感じられる機会になりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/山口がたこ著者/onoma(41歳)7歳・4歳・2歳の3児と夫ともに東京から静岡県に移住。ライター業など4足のわらじを履くパラレルキャリアを実践中。
2023年07月06日家族構成や家庭環境が違えば、同じものを見ていても見えてくる景色は違うもの。私たち夫婦は、大人になってからは特に大きな病気やけがでなければ病院へ行くことはありませんでした。ある日、夫の後輩から子どもがいる家庭ならではの情報を教えてもらい、それを夫が自分の肌の不調に応用してみたら調子が良くなったことをお話しします。★関連記事:「朝にはツルツル」シワ、たるみが気になる私の年齢肌にぴったり!ワセリンを使った高コスパ美容が良き子なし夫婦のささやかな楽しみ結婚して10年目を迎える私たちは、子どものいない夫婦2人だけの家庭です。私は結婚を機に専業主婦へ、夫は高校を卒業してから入社したインフラ系の会社に勤めています。夫が本社へと転勤になり3年がたったときの春、夫が地方で勤めていたときの後輩が本社へ配属となり、10年ぶりに一緒に働くことになりました。夫の後輩は本社勤務1年目にして子どもが生まれたそうで、慣れない仕事と初めての育児の板挟みに苦労している様子。休み時間にはガス抜きがてら、夫へ子どもの話をすることがあるそうです。後輩の子どもが最近習得した行動や、離乳食を始めた話、子どもと一緒に入るお風呂でのおもしろい姿など、私たちの生活とは違う世界の話ばかり。夫は家に帰ると、その日聞いた後輩の子どもの成長を楽しそうに教えてくれます。私もその話を聞いてほほ笑ましい気持ちになるので、いつしか1日の中のささやかな楽しみとなっていました。急に保湿剤を欲しがる夫ある日、いつものように仕事から帰ってきた夫が、開口一番「ニベアか何か、保湿剤はあるか?」と聞いてきました。ちょうど私が体の保湿用に使っていた保湿クリームがあり、それを手渡すと夫は腕まくりをして、おもむろに左の前腕に塗り始めました。最初は肌の保湿に興味が出たのかと思いましたが、帰って来て急に保湿をしたくなるわけがありません。不思議に思った私は、思わず「左腕に何かあったの?」と夫に尋ねました。すると夫は、「今日、後輩から保湿すると良いって聞いたから試してみようと思って」と答え、その日から毎日こまめに左の前腕を保湿するようになったのです。そのころの夫は、湿疹のように目に見えるような肌の異常が現れているわけでもないのに、左の前腕にピリピリとする感覚があることを悩んでいました。会社でいつものように後輩と話しているとき、夫がつい肌に現れた不調を漏らしたのだそう。すると「左の前腕が卓上扇風機の風をずっと浴びているので、肌が乾燥してしまい自分の子どもと同じように肌荒れを起こしているのではないか」と後輩から冗談混じりに指摘され、保湿剤を勧められた夫はすぐさま行動に移したのでした。保湿は肌のバリア機能を高める?後輩の子どもは、当時生後8カ月。毎日お風呂上がりや食後に、子どもの体や顔へ保湿剤をたっぷりと塗りたくるのだとか。乳幼児は小さな傷や湿疹が出ても強い薬が使えないため、医者からは「とにかく保湿をしてください」とのこと。続けて「保湿剤を塗ると皮膚のバリア機能が強化されます。大抵の傷や湿疹であれば、保湿して自然治癒力を上げることで治りますよ」とも言われたそうです。後で調べてわかったのですが、赤ちゃんと大人の皮膚の作りは同じでありながら、赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚の半分ほどの厚みしかないのだそう。水分の保持機能や外からの刺激をブロックして皮膚を保護する役割を持つ角質層が薄ければ、その分皮膚への刺激に対して抵抗力が弱い状態になります。すると「アトピー性皮膚炎」などの皮膚疾患にかかりやすくなるそう 。同じように、大人も加齢と共に皮膚の皮脂量が減っていくため、乾燥肌になりやすいそうです。乾燥肌は悪化すると「皮脂欠乏性湿疹」などを発症し、肌のかゆみで眠れなくなる場合もあります。「とにかく保湿を」という医者の言葉には、皮膚疾患を防ぐためにも肌のバリア機能を高めなさいという意味があったのかもしれません。肌のバリア機能を上げて肌の異常を治すというのは、子どものいなかった私たちにはない視点からの発想。加齢と共に肌のバリア機能が低下していくことも、後輩の話がなければまだ先の話と思い、肌の保湿へは思い至らなかったでしょう。良くも悪くも人の考えを受け入れられる夫は、後輩からの話を元に、自分の腕にも応用してみようと考えたのです。結果、徐々に左の前腕の痛みは薄くなり、夫が再び転勤となった次の春には完全に痛みはなくなりました。まとめこうした子どもがいる生活ならではの視点から学びを得られることは、とてもおもしろいことだなと夫婦でうなずき合いました。夫と後輩のような関係性がない場合、私たちのような子なし夫婦には子どもの話をしづらいもの。後輩がいなければ、今回のような知識を得られることはなかったのだろうなと思います。子どもがいないことに後悔はありませんが、こうしてとても貴重な体験をさせてもらっていることは素晴らしいことだと感じました。夫の後輩や部下の子どもが成長した話を楽しみにすると共に、環境が違う家庭ならではの視点から得られる学びを、夫婦共々今後も吸収していけるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。取材・文/山本さつき著者/山本 さつきパパが大好きな息子と毎日格闘しているママライターです。たくさんの情報をわかりやすく伝えるべく、日々スキルを磨いています。
2023年07月05日私は、ぽつぽつ生え始めた白髪に悩まされていたアラフォーの主婦です。毎日忙しくヘアケアもおろそかになりがちで、どうすればいいのか途方に暮れていました。ある日、友人から納豆が白髪に良いと聞き、納豆なら気軽に食べられるかも? と毎朝食べてみることに。2カ月ほど、ほぼ毎日納豆ご飯を朝食にした私に訪れた変化をお話しします。★関連記事:「何で白髪がないの!?」うらやまれるほどに白髪とは無縁だった私に白髪が急増したきっかけは「白髪には納豆が良いらしいよ」ある日、いつものようにお茶をしていると「最近ぽつぽつ白髪が出始めて気になっているんだよね」と友人がつぶやきました。私と同い年の友人は2カ月おきに美容院でカラーをしていますが、少し気を抜くと白髪が出るのだそう。「ほら、ここ見てよ」とかき上げた友人の髪の内側には、たしかに白髪がちらほらと見えています。そして実は私も、最近出始めた白髪に悩んでいたところ。「実は私もちょっとずつ白髪出てきてるんだ……年を取ると仕方ないとはいえ、気になるよね」と、お互い共感していました。友人は「ちょっと本格的に悩んでてさ、これを申し込んでみようかなと思ってね」と、CMで有名な鉄分配合の酵素ドリンクのサンプル申し込み画面を見せてくれました。私が「これって続けるとしたらちょっと高いよね?」と聞き返すと、友人は「そうなんだよね。飲んでみてよっぽどよかったら続けようかな~とは思うけど、定期購入だし結構金額がかかるみたい」と答えました。私もその商品のことは少し気になってはいましたが、高額の商品のため購入には踏み切れていませんでした。すると友人が、「あ、そうだ。納豆も白髪に良いらしいって聞いたから、毎日食べることにしたよ。まず納豆を食べてみたら?」と教えてくれました。納豆なら簡単に取り入れやすいし、私も食べてみようかなと伝え早速スーパーへ向かいました。納豆を毎朝食べると私はスーパーでいろいろな種類の納豆を買い込み、白髪改善のために毎日ご飯に乗せて朝に食べることにしました。最近の納豆は、シソだれや梅だれ、おろしだれなど味のバリエーションが豊富です。飽き性の私は、毎日いろいろな味を試しています。そして、納豆ご飯を毎日食べ始めて1週間ほどたったころから、だんだんと体に変化を感じ始めました。まず、それまで調子の良くなかったおなかが整い、お通じが良くなったのです。スッキリと迎える朝はとても気持ちがいいものでした。また、毎朝だるくてやる気が出なかったのですが、それは年齢のせいだと思っていました。しかし、納豆ご飯をしっかり食べているせいか、以前よりも朝から元気に動けるように。さらに、朝からおなかがいっぱいになることで、10時ごろの家事が落ち着いた隙間時間におやつを食べてしまう習慣もやめることができました。思い返すと、朝はバタバタと家族のお弁当作りや家事に追われ、朝食をとらない日も多かったのです。食べられるときも、食パン1枚やおにぎり一つで済ませてしまっていました。友人の話を聞いてからは、白髪改善を意識して毎朝納豆ご飯を食べるようになったため、体に変化が出たのだと思います。肝心の白髪は?朝食を食べるようになり、少し生活を改善できた私。納豆を食べ始めてから2カ月がたち、肝心の髪の毛のほうも、確実に白髪が生える頻度が減っていました。以前は鏡をパッと見ただけでも必ず5本以上は白髪を簡単に見つけられたのですが、現在は部位ごとに1本あるかどうかといったところです。白髪が完全になくなったわけではありませんが、根元が傷んでうねうねしていた毛も明らかに減り、以前よりも白髪が目立たなくなりました。白髪に気をつかうようになったこともあり、髪の毛全体のパサつきも軽減され、髪の毛が健康になった気がします。友人から話を聞いたときは半信半疑ながらも「毎日の食事に納豆を取り入れるだけなら簡単だし」と軽く始めた習慣でしたが、思いがけず効果が見えて驚きました。納豆は安いので、毎朝1パックずつ食べてもそこまで家計に影響はありません。高額な酵素ドリンクではなくても白髪予防の効果があったので、納豆を試してみてよかったと心から思っています。まとめ白髪改善のための納豆ご飯は、2カ月間ほぼ毎日続けることできています。納豆ご飯を食べ続けたことが白髪に直接効果があったかどうかは、はっきりとはわかりません。しかし、私の実感では白髪が少しずつ減ってきているため、何かしらプラスの効果があるものなのだと考えています。傷んだ髪の毛や、表面に見える白髪が減ってきているのはたしかです。また、朝食を食べるという習慣がついたことで、おなかの調子が良くなり、朝から元気に活動できるようになるなど、思わぬ体質改善効果も得られました。棚からぼたもちとはまさにこのことかなと思います。今後も納豆ご飯の朝食を続けて様子を見ていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/田川 ゆうこ(36歳)体形の悩みは出産がきっかけなのか自分がきっかけなのか……悩む三姉妹の母ライター。今年こそダイエットを卒業したいです。
2023年07月05日高校時代からの友人は、2人の子どもを持つアラフォーママ。そんな友人は、産後ダイエットに成功してからというもの、どんどんと露出度が増え若々しいファッションになっていきました。そのファッションを見た周りの友人たちからは、「なんか変わったよね」「30代後半であれはやばい」と陰で言われる始末。そんな友人に対して私が思ったことをお話しします。★関連記事:痛々しい若作りがエスカレート! あまりのひどさに「昭和ギャル」と呼ばれた友人の仰天ファッション産後ダイエットに成功した友人高校入学と同時に意気投合して仲良くなった友人は、現在2児のママでありベテランの美容師。友人は高校のときからファッションに敏感で、身に着けているものを女子がこぞってマネするほどのおしゃれさんでした。それに加え、話がおもしろ過ぎると男女問わず人気で、学年の中でも相当目立つ存在だったのです。 そんな友人はママになっても相変わらずおしゃれで、周りの友人からも「やっぱりおしゃれよね!」と常々言われていました。しかし、友人は2人目を妊娠中に驚くほど太っていき、結果13kgも増量してしまったのです。友人は、好きな服を着られないことがストレスになり、これをきっかけにダイエットを決意!近年話題にもなっている16時間断食と自宅での筋トレを約1年おこない、なんと15kgのダイエットに成功したのです! その後も変わらず16時間断食を続け、今では身長170cm弱で体重50kg台前半という驚異のスタイルに大変身しました。新たなファッションに目覚めた友人友人は痩せたことで自信がついてきたのか、今まで着たことがないジャンルの服を選ぶようになりました。以前であれば、オーバーサイズのTシャツにロングスカートや太めのデニムを合わせるスタイリング。友人は肌を露出することに抵抗があったのか、あまり体形がわからない服ばかりを選んで着ていました。しかし痩せてからは、今まで選びもしなかったタンクトップを着るようになったのです。ある夏、髪を切ってもらうために友人が働いている美容室へ行きました。そこにいたのは見たことがない友人の姿。タンクトップから引き締まった細い腕が伸び、さらりと着こなしている姿を見た私は思わず「え!? 良いじゃん! すごく似合ってる! 」と言いました。すると友人は、「腕出すの嫌いだったけど、なんか着られるようになった!」とうれしそうな笑顔を見せていました。友人は美容師という職業柄、宣伝も兼ねて毎日自分のスタイリングをSNSに投稿しています。さまざまなテイストのスタイリングを投稿しては、みんなから「おしゃれ!」「ヘアアクセはどこで買ったの?」というコメントが複数来ていました。タンクトップ姿をアップした日は、いつもの倍以上の人から「似合ってる!」「すごく痩せた!」などのコメントが来て、それには本人も「ダイエットを頑張ってきてよかった」と喜んでいる様子でした。褒められ続けた友人の暴走ある日、友人がSNSに投稿していた写真を見て思わず「え!?」と二度見してしまいました。そこに写っていたのは、膝上20cmはありそうなミニスカート姿で立つ友人の姿。しかも、よく見ると、若い女の子がはくようなプリーツデザインのものでした。今トレンドになっている、いわゆるY2K(1990年代の後半から2000年代ごろに流行したギャル系のファッションに近いファッショントレンド)を意識したスタイリングだったのです。 幸い、トップスはY2Kの代表格とも言えるへそ出しではなかったものの、高校生以来のミニスカート姿に正直驚きました。しかも、明らかに30代後半の人がはいたらイタいと思うほどのデザインのミニスカートを、平然と生脚ではいていたことにもびっくり仰天!後日、共通の友人たちと遊んだ際、このSNS投稿の話題になりました。私が「正直見たときびっくりした」と言うと、友人たちからは「なんか変な方向に行ってない?」「さすがに30代後半であれはやばいよね」という言葉が……。私はどうしていきなりミニスカートをはくようになったのかが気になってしまい、「今度会ったらやんわり聞いてみるね!」と友人たちに伝え、その話題は終わったのです。本人に会った際に「SNSを見たけど、らしくないスカートをはいていたね! 趣味が変わったの?」と聞いてみると、「あー……あれはくと涼しいんだよねー!」と少し視線を逸らしながら返事をしたのです。それを見た私は、友人自身はかわいいと思っているけど、「かわいい」などではなく「らしくないね」という言葉に気まずくなってそう返してきたのかなと思い、それ以降は何も言いませんでした。まとめ私自身、ファッションは自由で、自分が着たいものを着ればいいとずっと思っていました。しかし、友人の姿を見て年相応のファッションを選ぶというのは、この年になると少なからず大切なのかな……と思うように。そしてアラフォーの今、体形の変化や雰囲気も顕著(けんちょ)に変わってきています。好きなテイストだから、好きなデザインだからという理由で服を着続けていると、私もイタいと思われるのかと少し怖くなり、気を付けなければいけないなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※16時間断食は、妊娠の可能性がある場合は医師と相談の上、体調を見ながら無理せず進めてください。著者/知念ヒナ(36歳)日々変わりゆく体型の変化に悩んでいる元アパレルVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)のWebライター。活力になっているものはアイドルの推し活です!
2023年07月01日2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活を始めた話を描いたマンガを紹介します。日々忙しく仕事をこなしている、39歳の春子さん。人生のパートナーに巡り会いたい春子さんは、友人に教えてもらった出会いサイトに登録してみることに。すると、すぐに趣味の合いそうな相手からメッセージが送られてきて……。★関連記事:「誰でもいいから結婚したい!」婚活アプリを見ていた私が見つけたやばいやつ #デブス女の修羅場 1いつの間にか39歳に…いつか結婚して子どもを産み、忙しくも幸せな生活を送るのだろうと思っていたという春子さん。しかし、いつの間にか月日は過ぎて39歳に……。このままではひとりで老後を迎えることになると思った春子さんは、出会いサイトに登録することにしました。私はいつか結婚、出産をして幸せな暮らしを送る……そう夢見て生きてきました。しかし、今年で39歳。「仕事にかまけて婚期逃してる? 」「このままひとりで生涯を終えるかも? 」と焦りながらも、私は人生を共に歩くパートナーが欲しいと考えていました。そこで「どうか、いい出会いがありますように……」と願いを込めて、友だちに教えてもらった出会いアプリに登録してみることにしたのです。すると、早速メッセージが! しかも相手の男性は、好きなアーティストが同じで、趣味も合いそう、市内在住で同い年の会社員。「この人とだと仲良くなれそう! 」と感じた私は、そのままメッセージでのやり取りを続け、共通の趣味の話題で盛り上がっていました。そして、相手の男性と直接顔を合わせることになったのです。当日はドキドキしながらも、楽しみな気持ちでいっぱいでした。------------最近では出会いサイトやアプリをきっかけに結婚をする男女も多いといいます。春子さんも、気の合いそうな男性と連絡を取り合うことができ、幸先が良いのではないでしょうか。 とはいえ、「急いては事を仕損じる」。その男性が本当に結婚したいと思える相手なのか、焦らず時間をかけて見極められるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ミロチ娘と息子を育てながら、10歳年下の夫と夫婦漫才のような日々を送っているお絵かき、マンガが大好きなワーママ。 永遠に終わらないダイエット中。 インスタ、ブログで子育てを中心に日常の面白エピソードを描いています。
2023年06月28日涙を流すことで心のデトックスを図る活動「涙活(るいかつ)」は、思った以上に爽快感があり、現在、ハマり中です。映画やマンガを鑑賞して涙を流すと、なんだかスッキリして気分転換できることもわかりました。私の涙活の体験談を紹介します。★関連記事:家中の整理整頓で心も体もスッキリ! やる気スイッチが入り新しいことへの挑戦心も!「涙活」に目覚めたきっかけ最初に涙を流すことで気分がスッキリすると気付いたのは、家族で映画『すずめの戸締り』を見にいったことがきっかけでした。話題作だからと気軽に見に行ったところ、号泣。ラストシーンにかけて、目の周りがほのかに腫れていると感じるくらい大泣きしていました。映画の内容もいろいろと考えさせられる内容で満足したせいもあるのですが、泣いた後はなぜか気持ちがスッキリしているのです。そういえば、大人になってから泣くことを我慢することが多く、気付かないうちに感情を抑え、耐えていました。ここまで素直に泣いていなかったと感じます。子どものころ、自分の感情のままに泣いてスッキリしたおぼろげな記憶を思い出し、泣くことはストレス解消になるのではと思って調べたら、「涙活」という言葉を見つけました。「涙活」を少女マンガで実践涙を流すことによって、自律神経に変化があり、緊張や興奮を促す交感神経が優位な状況からリラックスした副交感神経が優位な状態に変わるそうです。たしかに、泣いた後はリラックスできている気がしました。「涙活」を本気で実践しようと、私が意識的に泣くために取り入れてみたのは、少女マンガです。電子コミックサイトに入金し、良さそうなものを選びました。大人になってから、忙し過ぎて少女マンガを読んでおらず、久しぶりに昔好きだった作家の作品を読んでみようと思い立ちました。内容がネガティブなものだと、読後があまり良くなくつらいため、口コミを参考にして、できるだけハッピーエンドのものを選んでみました。電子コミックサイトなので、選べばすぐに読めます。集中すると嫌な気持ちを忘れられる選んだ少女マンガはラブストーリー。恋愛がうまくいかなくて、でも互いに思い合っている主人公の2人。第三者からの後押しで付き合えたものの、ライバルが登場したり、気持ちが擦れ違ったり、少女マンガとして王道の展開でした。最初は「ストーリー展開がうまい」など著者のテクニックに意識が向いていたものの、だんだんと引き込まれていき、お互いの気持ちを伝え合ったシーンでほろり。主人公も性格が良く、登場人物の思いの行き違いはあっても、「頑張れ」と応援したくなるような平和な世界。ライバルの性格や人生も描かれているマンガだったので、読後がさわやかでした。読んでいて、大人同士のマウントや見栄の張り合い、苦手なことをしなくてはいけない”しがらみ”のある世界、どうしても思い出してしまう人間関係のごたごたを、少しの間、忘れることができました。まとめ他人から見ると「おばさんが少女マンガを読んで泣いてるなんて」と思われそうですが、「こっそり趣味として取り入れる分には良いのでは」と思い、開き直っています。何より、心のピュアさを取り戻すためにも、「涙活」の時間は大切です。登場人物を応援して涙することで、心のリフレッシュができています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/Kumiko3(41歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2023年06月25日大人気マンガシリーズ、オンナのソノさんの「婚活で若い女に勝ちたいアラフォーの末路」を紹介します。今回の主人公は、アラフォーの独身女性です。若いころはそれなりにモテていた主人公ですが、結婚したいほどの男性には出会えず…今に至ります。そんな中、主人公の想い人であり、会社の次期社長と期待されている男性が、入社2年目の20代女性と食事に行ったことを知りました。男性は、若い女性が好きなんだと思い、若返ろうと努力した結果…?どうしても婚活で若い女に勝ちたいおばさんの末路出典:オンナのソノショックで信じられない主人公出典:オンナのソノ新入社員の女性に嫉妬する出典:オンナのソノ主人公はアラフォーの独身女性出典:オンナのソノ結婚してもいいと思える男性が現れた出典:オンナのソノそれは次期社長と期待されている男性出典:オンナのソノ新入社員の女性と食事へ行ったらしい出典:オンナのソノ若い子が好きだと思い込む出典:オンナのソノ男性を振り向かせようと意気込む出典:オンナのソノアラフォー独身女性の主人公は、今まで結婚したいと思える男性と出会うことなくここまできました。そんな主人公にも、ついに結婚してもいいと思える男性が現れます。それは、顔よし性格よしスタイルよしで年収も高い、会社の次期社長と期待されている男性でした。しかし、同僚から男性が新入社員の女性と2人っきりで食事に行ったという話を聞き、ショックを受ける主人公。男性は若い女性が好きなのだと思い、振り向かせようと意気込みます。イラスト:オンナのソノ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月22日もしかしたら「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないと気付いたゆーとぴあさんの体験を描いたマンガを紹介します。次男が通う療育園の面談をきっかけに自分自身は「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」なのではないかと思うようになったゆーとぴあさん。そんなゆーとぴあさんは25歳のときにテレビ番組を見て、自分は「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないと思っていたのだとか。子どもの定期検診の際、思い切って医師に聞いてみたところ……。★前の話困らないなら診断はいらない?子どものころから忘れ物が多かったり、片付けが苦手だったというゆーとぴあさん。大人になってからも忘れ物でたびたび子どもたちに迷惑をかけてしまうことがありました。自分は自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)かもしれなと思いながら病院へは行っていなかったゆーとぴあさんは、子どもの定期検診で医師に相談をすることに。そこで医師からかけられた言葉は、意外なものでした。次男が通う療育園で忘れ物が多過ぎると指摘されてしまったことを機に、自分自身について見つめ直すことにしてみました。私は子どものころから片付けが苦手だったり忘れ物が多く、母から「ちょっと変な子」と言われることもありました。私自身はかなり悩んだりもしたのですが、自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の可能性に気付いたのは25歳のとき。ただ、可能性に気付いても病院に行ったりすることはなく……時間だけが過ぎていきました。次男は発達障害を持っているため、定期的に診察を受けています。ついでに私のことについても先生に聞いてみると恐らくADHD(注意欠如・多動症)だと言われました。先生は「別に私生活でそこまで困らないなら、診断とかしなくていいと思いますよ」とあっさり言いました。忘れ物が多いと子どもたちの生活にも支障が出るので困っていると話すも「私もよく忘れます、ADHD(注意欠如・多動症)なので」と笑顔で返されてしまいました。先生いわく、世の中に完璧な人はいないし、私のようなママのほうが家庭の雰囲気が良くなるかもしれないこと。発達障害でも活躍している人はたくさんいると先生はやさしく諭すように、気にすることはないと私に伝えてくれました。私生活でどうにもならないほど困るということはありませんし、正式に診断されたからといって治るものでもない……。先生の言うこともわかりますが、それでも自分のことを知りたい! という気持ちが心の奥底にはあり、診断をしてほしいとは思いながらもどうするべきなのか今も少し迷っています。-----------------自分が「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないことを思い切って相談してみたゆーとぴあさん。自らもADHD(注意欠如・多動症)だという先生は、ゆーとぴあさんの気持ちに寄り添ってくれるやさしい先生でした。長年特性や症状に悩み続けてきたゆーとぴあさんが、自分のことを知りたいという気持ちが膨らんでいくのも自然なことではないでしょうか。先生だけではなく、一緒に暮らす家族ともよく話し合って、不安が少しでも減るといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/芙和せら先生(一般社団法人芙和せら心理研究所代表理事)公認心理師(国家資格)、シニア産業カウンセラーなどの資格を多数所有。世界初となるフラワー心理セラピーを創始し、芸術療法を中心とした心のケアをおこなっている。「すべての人の心を大切にすること」をモットーに活動している。【芙和先生からのアドバイス】ADHD(注意欠如・多動症)などの発達障害は問診だけではなく、さまざまな検査をおこない診断を下します。問診を受けただけでは「発達障害の傾向がある」ということしかわかりませんので、正式な診断を受けたい場合は検査も受けるようにしてください。著者/ゆーとぴあ主にインスタとブログで実話を元としたマンガを描いています! 発達障害やその他難病、児童相談所などのテーマを取り上げています。
2023年06月21日なかなか寝付けず寝不足で起きたある日の朝、目を開けた瞬間、無重力状態に放り込まれたかのようなめまいに襲われました。起き上がることすらできず、目を少しでも開ければ視界がグルグル状態に。ひとりで歩くこともできず、夫に両脇を支えてもらいながら耳鼻科を受診した結果、判明した病気は……。★関連記事:危うく事故寸前!? 高速道路でめまいに襲われた夫。病院に行くとまさかの診断が!めまいに嘔吐まで起こり目を開けた瞬間、視界が!私がめまいに襲われたのは、寝不足が続いていたある日の朝でした。その前日の夜もなかなか寝付けず、「今日も寝不足だな……」と思いながら眠りについたのは午前4時になったころ。そして、午前7時のアラームとともに目を開けようとした瞬間、いつもとは何かが違うことに気付きました。恐る恐る目を開けると、視界がグルグル……。無重力空間に放り込まれたように、360度世界が回転していたのです!異変に気付き再び目を閉じたのですが、目を閉じても回転は止まりませんでした。常に回転する絶叫マシンに無理やり乗らされているような感覚でした。しかし、朝イチということもあり私の膀胱はパンパン。トイレに行きたい! けど行けないため、夫に助けを求めました。「手を貸して~!」と、仕事へ行く準備をしている夫に声をかけますが、なかなか来てくれません。私に何が起こっているのか理解しきれていない夫は、自分の準備がひと段落したところで「どうしたの?」と、ようやく私の元へ来てくれました。夫に体を無理やり起こしてもらいましたが、平衡感覚はほぼなし。目を開けても焦点が定まらず、自力では体を支えられない、立ち上がれない、歩けない。夫はそんな私の様子を見て、大変なことになっているとようやく気付いたようでした。尿が漏れそうなことを伝え、両脇を抱えてもらいながらなんとかトイレへ行き、夫に介助してもらいながら用を足しました。吐きながら耳鼻科へ…一向に治まらないめまいに異常を感じ、脳神経外科と耳鼻科のどちらを受診するか悩みましたが、頭痛がなかったので耳鼻科の受診を決意。起きることすら困難な状況だったので「救急車を呼ぶ?」と夫に提案されましたが、そこまでは……と思い、夫に車で連れて行ってもらうことにしました。パジャマのまま着替えることもできず、夫に両脇を支えてもらいながら車に乗りました。無重力状態のような感覚での歩行は非常に気持ち悪く、吐き気が治まりません。起きてすぐだったので吐けるものはありませんでしたが、ビニール袋に顔を突っ込み、口の中に湧き出す唾液を吐きながら車まで歩きます。たった数m先にある車がこんなに遠く感じるなんて……と思いながら、必死に耳鼻科へ向かいました。めまいの原因は耳の中にある石!?耳鼻科を受診した結果、「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。耳の中にある耳石(じせき)と呼ばれる石が三半規管に落ちることが原因で発生するめまいで、リハビリでの治療になるそうです。石が自然に元の位置に戻るのを待つしかない、と説明を受けすぐに治らないのかと絶望を感じたことを今でもはっきりと覚えています。多くの人は1〜2週間程度で軽快するが、難治性だと1カ月以上、さらに一度かかると繰り返しやすいとも聞き、「もう二度となりたくない!」と心の中で叫びました。結局、ひとりで歩けないほどのめまいは2週間程度で治まりましたが、小さなめまいは続き、完治までに1カ月半かかりました。薬を飲めば治る病気ではないため、良くなるのをひたすら待つしかないことに不安を感じ、「一生このままだったらどうしよう……」と精神的に落ち込むことも。しかし、主治医が治る病気だと言っていたことと、発症後1週間が経過すると徐々に良くなっていると実感できたことにより、気持ちも落ち着いた生活が可能になりました。その後主治医から、耳石は加齢とともに落ちやすくなること、ストレスが原因で起こりやすい病気であることを聞き、アラフォー世代に突入している自分はもう若くないのだと実感しました。たしかに発症時はいろいろと悩んでいたこともあり、知らず知らずのうちにストレスがたまっていたのだと気付かされました。年齢を重ねるとともに疲れが取れにくくなっているな……と感じていた矢先の発症だったので、もっと自分の体に気を配って生活しなければならないなと体感する出来事になりました。まとめ良性発作性頭位めまい症になるまでは、少しくらい無理をしても大丈夫! と思っていましたが、年齢的にも体に配慮した生活が必要になっているのだと気付かされることに。子どもを授かるまでは夜勤のある仕事をしていたため、寝不足には強いと自負していたことも、体調を崩す要因になってしまったと今は思っています。これからは体に配慮した生活を目指し、寝ること、食べること、運動することを心がけて、ストレスをためないよう頑張りたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。【高島先生からのアドバイス】良性発作性頭位めまい症の治療は内服薬のみならず、リハビリテーションやエプリー法というはがれた耳石を元に戻す方法が併用されます。エプリー法は行っている施設には限りがありますので、確認の上受診してください。めまいのリハビリテーションは徐々に広まっているかと思います。腕を伸ばし親指を立てて、頭を上下や左右に動かしてリハビリをおこなうと症状改善までの期間が短くなります。マンガ/☆まかりな☆著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2023年06月21日36歳のときに乳がんの告知を受け、治療を続けている現在37歳のMegさん。YouTubeチャンネル「乳がんサバイバーMeg」で乳がんに関する情報を幅広く発信しています。Megさんは乳がんが判明する前、あまり自分のことを大切にしていなかったそう。病気になってからこれまでの生活を見直し、自分を労わることを考えるようになりました。今回は、Megさんが乳がんを発症してからやめた生活習慣をご紹介します。★関連記事:【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン忙しい=充実ではない20代のころから、当たり前のように残業をしていたというMegさん。30代になっても終電近くまで働くこともあったそうです。また、帰りの時間が遅くなるため自分の時間だけではなく、同居している親とコミュニケーションを取る時間さえもありませんでした。そんな生活を続けていた最中、乳がんが判明。これまでは、忙しい=充実していると思っていましたが、Megさんはここで初めて体へ負担がかかっていたことに気付きます。体のために、まず仕事を定時で切り上げる習慣をつけました。そのおかげで、今では時間に余裕ができ、家族とゆっくり過ごすことができているそうです。また、お風呂へ携帯を持ち込んで長風呂することもやめたそうです。乳がんが判明する前のMegさんの入浴時間は1時間以上!お風呂場で携帯を見ながら、あれこれしているという状態になっていたため、リラックスするはずのお風呂の中でも常にせわしなくしていたようです。そのため、せっかくお風呂に入っても疲れは取れないままでした。乳がんと闘っている今は、お風呂に持ち込むのは水のみ。Megさんの場合、治療中に血行が良くなりすぎるとむくみやすいため、湯船に浸かる時間も10分に減りました。湯船に浸かっている間は深呼吸をしたり鼻歌を歌ったりと、リラックスすることを心がけているそうです。睡眠時間もしっかり確保!Megさんには、日ごろから常に携帯をいじってしまう習慣がありました。さらに、SNSで海外の人との交流もあったため、時差の関係で深夜0時を過ぎても携帯をいじる日々が続いていたのだとか。朝6時には起きなければいけないのに深夜3時まで携帯をいじることもあったそうです。今では携帯のスリープ機能を活用して、23時以降には携帯を使えないようにしています。そうすることで、きちんと睡眠時間を確保するようにしているのだとか。抗がん剤の治療を始めてからは体力が格段に落ち、疲れや眠気を感じる状態が続いていたというMegさん。症状が良くなったかと思っても、強い疲れや痺れなどが体に残り、常に気力と体力を奪われていたのだそうです。そんなときは何もできず、何も考えられず、ただ眠るしかなかったそう。ただ、そうしてしっかりと寝ることができていると、少し体調が良くなることもわかったのだとか。このことがきっかけで、人生で初めて睡眠を大切にしようと思ったそうです。適当ではなく丁寧にこれまでは、顔や体のスキンケアを適当にしており、自分にかける時間が少なかったというMegさん。しかし何も考えずにボーッと湯船に浸かっている時間は、例え10分間という短時間であったとしても、1日の疲れをリセットできると気付きました。そのため、体調が良い日はなるべく入浴剤を入れた湯船に浸かってリラックスしているそうです。また、左胸の手術痕を泡でやさしく洗ったり、ボディークリームを使ってゆっくりマッサージしたり、丁寧にケアするように。今では、自分に対して「適当」をやめて「丁寧」を心がけているのだとか。特にスキンケアには時間をかけるようになったのだそう。マッサージしながら胸のセルフチェックをし、手術痕を見ながら「よく頑張ったね」と自分で自分を褒めるようにしているのだそうです。まとめ乳がんサバイバーMegさんが、乳がん告知後にやめたことをご紹介しました。自分の心と体のケアは、健康に過ごすことにもつながります。自分のやりたいことや仕事も大切ですが、リラックスしたり休んだりする時間も同じように大切なのですね。Megさんは、他にもやめたい習慣がいくつかあるそう。時間をかけて自分と向き合い、より自分を大切にしていけるようになると良いですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連リンク:乳がんサバイバーMeg(外部リンク)画像提供・協力/Meg著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年06月21日もしかしたら「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないと気付いたゆーとぴあさんの体験を描いたマンガを紹介します。次男が通う療育園の面談をきっかけに自分自身は「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」なのではないかと思うようになったゆーとぴあさん。25歳のときにふと見ていたテレビ番組がきっかけで、自分が「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」なのではないかと思うように。そのことを母親に伝えると、まさかの発言が……!★前の話わかっていたなら教えてよ!中学生になったころから勉強について行くことが難しくなり、仕事も長続きしなかったというゆーとぴあさん。そんなある日、自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)に悩むママのことが紹介されているテレビ番組を目にしました。母親に「私、自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)かもしれない」とテレビを指しながら伝えたゆーとあぴさんに対し、母親は衝撃の言葉を放ったのでした。テレビで「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」に何年も苦しんでいたママの特集番組を見た私は、自分にも当てはまる特性や症状があることに気が付きました。どんな反応をされるかわかりませんでしたが、その場で母に「私、自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)かもしれない」と言ってみることに。すると、母からは「私も実は前々からそうじゃないかと思ってたんだよねー」と思ってもいなかった言葉が! どうやら母は、昔から私に自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の傾向があるのではないかと思っていたようでした。「わかっていたのなら言って欲しかった」とずっと悩んでいた私は拍子抜けしてしまいました。私は片付けや勉強が苦手だったり、忘れ物が多かったりして苦労する場面もたくさんあったのに……。しかし自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)かもしれないと気付いた後も特に病院を受診するようなことはありませんでした。結局、私は自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)なのかどうかわからないまま、夫と結婚し子どもを産みました。-----------------振り返れば子どものころから気になることはたくさんあったものの、テレビ番組をきっかけに自分が「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないと思ったゆーとぴあさん。しかし、母親は前々からそのことに気付いていたようです。本人が悩んでいるのと同じくらい、周りの家族の悩みも深かく、なかなか言いだせなかったのかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/芙和せら先生(一般社団法人芙和せら心理研究所代表理事)公認心理師(国家資格)、シニア産業カウンセラーなどの資格を多数所有。世界初となるフラワー心理セラピーを創始し、芸術療法を中心とした心のケアをおこなっている。「すべての人の心を大切にすること」をモットーに活動している。著者/ゆーとぴあ主にインスタとブログで実話を元としたマンガを描いています! 発達障害やその他難病、児童相談所などのテーマを取り上げています。
2023年06月20日もしかしたら「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないと気付いたゆーとぴあさんの体験を描いたマンガを紹介します。次男が通う療育園の面談をきっかけに自分自身は「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」なのではないかと思うようになったゆーとぴあさん。思い返せば、子ども時代から思い当たる出来事がたくさんあったようです。中学校への進学後、勉強について行けなくなったそうで……。★前の話中学生になった途端、勉強が苦手に小学生のころ「だらしがない子ちゃん」というあだ名で呼ばれていたというゆーとぴあさん。中学生になると、だんだん勉強について行くことができなくなってしまったのだそう。高校は赤点ギリギリで卒業したそうです。中学生になると勉強にまったくついていけなくなり、数学のテストでは1問しか正解しなかったこともありました。他の科目も半分以下という悲惨な点数しか取ることができませんでした。通信簿はほとんどの科目が5段階評価の2。苦手な数学に至っては1……。そんな成績だったものの、猛勉強の末、公立高校に推薦で合格することができました。猛勉強して入学した高校でも勉強について行くことはできず、赤点ギリギリで卒業しました。高校卒業後は、進学ではなく就職を選択。工場に入社したのですが、3年もたたないうちに退職。その後は、セラピストやマンガ喫茶の店員などいろいろな職場で働いていました。仕事を転々としていた25歳くらいのとき、何げなく見ていたテレビ番組の中で「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」に何年も苦しむママのことが紹介されていました。そこで紹介されていたママの様子と自分に共通することが多く、初めて自分が「自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)」かもしれないことに気が付いたのです。-----------------追い詰められた状況になると一気にやる気スイッチが入り、高校受験や就職を乗り越えてきたというゆーとぴあさん。今まで努力することで進学や就職を突破してきたので、自分自身の特性や症状について真剣に調べたり、誰かに相談したりする機会がなかったのかもしれませんね。きっかけは偶然でしたが、テレビ番組で発達障害を自覚できたことは、ゆーとぴあさんにとって大きな一歩となったことでしょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/芙和せら先生(一般社団法人芙和せら心理研究所代表理事)公認心理師(国家資格)、シニア産業カウンセラーなどの資格を多数所有。世界初となるフラワー心理セラピーを創始し、芸術療法を中心とした心のケアをおこなっている。「すべての人の心を大切にすること」をモットーに活動している。【芙和先生からのアドバイス】成績不振には次のような理由が考えられます。・知的発達の遅れ・学習障害の可能性・ADHD(注意欠如・多動症)によって集中ができないため何か気になることがあるときは自己診断をせず、病院に相談してください。著者/ゆーとぴあ主にインスタとブログで実話を元としたマンガを描いています! 発達障害やその他難病、児童相談所などのテーマを取り上げています。
2023年06月19日飲食店の立ち上げに携わっていた私の夫。新店のオープンという責任のある仕事を任されてやりがいを感じた夫は、睡眠時間を削って働く生活を続けていました。そんなある日、仕事で県外に赴いていた夫は、高速道路を走って帰路につく最中、ひどいめまいに襲われ……!?★関連記事:目覚めると天井がぐるぐると回転! 突然起こった「めまい」脳神経外科、婦人科を受診してわかったことは責任ある仕事を任された夫私の夫は、飲食店に勤務する30代の働き盛り。仕事に対する献身的な姿勢が認められ、新規開店計画のメンバーに加わることになったそうです。新店オープンという大きなプロジェクトの責任者に抜てきされた夫は、忙しい日々を過ごしながらも、充実したワークライフを送っていました。私は、無休で働く夫の健康状態に不安を抱くこともありましたが、本人はいたって元気! 深夜〜早朝にかけての長時間に渡る車の運転、事務仕事、スタッフへの指示など、目まぐるしい毎日に疲れないのかな? と心配もしていました。しかし、大きな仕事を任されたことに自信を持ち、イキイキと働く夫。その姿を見ると、こちらまでうれしい気持ちになるほどです。夫は非常にやりがいを感じ一生懸命働いていたので、私は陰ながら応援することにしました。3カ月近く休みなく働いていたおかげもあり、無事に新店オープンの日を迎えます。オープン後も夫は変わらず多忙を極めており、睡眠時間を削って働くことも多くなっていくように。しかし、私はそんな夫を見守ることしかできませんでした。高速道路で視界がグルグル!?この日は、車で県外に赴いていた夫。日帰りの予定でスケジュールを組んでいましたが、仕事が長引き、帰宅は深夜になると連絡がありました。夫からの連絡を受けた私は、深夜になるなら……と、夫の帰宅を待つことなく先に就寝しました。ところが、真夜中に夫からの着信が!何事かと慌てて飛び起き、電話に出ると「急に目が回るようなめまいがして、視界がグルグルするんだ。運転できる状態じゃないから、一旦停車して症状を落ち着かせている。帰りはもっと遅くなるから」とのこと。突然のことに動揺し、すぐには状況が把握できない私。もし、交通量の多い日中だったら……と考えると、今でも恐ろしくなります。その後、「症状が落ち着いたから今から帰る」と連絡があり、夫が帰宅したのはすでに日が昇る朝方。夫婦ともに一睡もできず、心身ともに疲弊したことを覚えています。疲れがたまっていたからなのか、体調が悪かったからなのか……。いずれにせよ尋常じゃないめまいに不安を覚えた夫に付き添い、診療開始とともに自宅近くの内科を受診。病院で症状を説明すると医師から「最近、身体的・精神的に負荷の大きな出来事はありませんでしたか?」という質問や、「耳鳴りや音の聞こえづらさはありませんか?」といった質問を受けたのです。夫は、大きなプロジェクトの責任者に抜てきされ、寝る間も惜しんで毎日働いていることを医師に告げました。ただし夫は、そのような環境に置かれていることに対して「ストレスを感じているという自覚はない」と説明。また、「言われてみれば耳鳴りが続いている気がする」とも話しました。それを聞いた医師からはおそらく「メニエール病」だろうと診断されました。メニエール病はストレスや睡眠不足、疲労なども原因になるそうですが、めまいの発症要因としてストレスがあるためはっきりとした診断には至りませんでした。しかし私は夫に対して、ストレス解消がじょうずではない・頑張り過ぎる性格だと感じていたため、メニエール病の原因や症状を聞いて合点がいきました。処方薬で症状は落ち着くも…めまいを繰り返していた夫は、めまい止め・吐き気止めの薬を処方してもらい、早速服用を開始。すると、症状はすぐに落ち着きました。しかし、人混みや洋服売り場など背の高い陳列棚が整然と並べられた店舗などに行くと、目が回るようなめまいがするとのこと。このような場所に行くと、まためまいを発症するのではないか? という不安に駆られたため、その後1年ほどはそういった場所に近付くこともできませんでした。過酷な状況に置かれながらも、自身の不調に気付けなかった夫。私は、夫のメニエール病の発症をきっかけに、体調の変化に敏感になること、休息の重要性を夫に力説し、いくら仕事が忙しくてもちゃんと休むようお願いしました。会社にも事情を説明すると、早めに帰宅させてもらったり休暇をもらったりすることが可能になったそう。新店もオープンからしばらくたつと仕事量が安定し、夫の症状も落ち着いたみたいでした。まとめメニエール病を発症した夫は、心身ともに消耗していることに気付けない性格でした。「これくらい何てことない。もっと頑張らないと」と無理して働いた結果、今回のような病気を招くことに。薬を飲むと症状は落ち着きますが、人や物がたくさんある場所に行くのは今でも苦手です。仕事が忙しいときは休みもしっかり必要! 夫も、無理は禁物だと肝に銘じたようでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。【高島先生からのアドバイス】メニエール病は内リンパ水腫という病態が原因となって発症する病気です。診断基準があり、「難聴や耳鳴りをともなうめまいを繰り返す」場合にメニエール病を疑います。明らかな難聴や耳閉感の症状に加えてめまいがある場合は耳鼻科の受診をおすすめします。取材・文/上川ようこイラスト/エェコ著者/上川 ようこ(35歳)甘いもの大好き! 最近「ながら食べ」で太り気味の主婦。表情豊かでおしゃべり好きな男の子を育てるママです。
2023年06月08日消防士として働く夫は、体力や健康には自信がありました。仕事や趣味、実家の手伝いと忙しい日々を過ごしていたある日、体調を崩してしまいました。これまでの経験から、夫は1日寝れば治るだろうと思っていたようですが、なかなか回復しません。もしかして悪い病気なのではと不安になり病院を受診したところ……。★関連記事:夫の後頭部に謎のしこり。痛くもかゆくもないけれど破裂の可能性があると言われ即手術に!体力には自信があった夫消防士として働く夫は体を使う仕事なので、普段から筋トレで鍛えています。そして趣味はロードバイク。自宅周辺を走るだけでなく、時には1日に100km以上もの距離を走っていました。タバコも吸わず、お酒もたまにしか飲みません。偏食でもなく、規則正しい生活を送っているので体力と健康には自信があったようでした。夫が35歳になったとき、内勤への異動辞令が。これまで現場の仕事を続けてきた夫ですが、異動してからはパソコンの前で作業することがほとんど。必然的に体を動かす機会が減ったため、夫のおなか周りには徐々に脂肪が付いていきました。趣味のロードバイクは続けていたこともあり、「また現場に戻ればすぐに痩せるよ」と夫も私も特に太ったことを気にすることはありませんでした。仕事とプライベートの忙しさが重なり内勤に異動してから3年がたち、再び現場へ戻るよう辞令が出ました。元々パソコンに向かうより体を動かすことが好きだった夫は、やっと現場に出られると喜んでいました。異動先は上司も後輩も良い人ばかりだったようで、ますますやる気満々の夫。「久しぶりに消防の機材を持ったけど、重すぎて落としそうになったよ」なんて冗談半分で話すこともありましたが、内勤のころよりも楽しそうに出勤していく夫を、私もうれしく思いながら毎日送り出していました。しばらくすると、夫が突然ダイエットを決意しました。詳しく聞いてみると、火災現場での救助活動を想定した大会で、「救助される役」を夫が務めることになったそうです。そこで少しでも体重を減らして、タイムを縮めることに貢献したいのだとか。トレーニングの量を増やしただけでなく、「夜は炭水化物抜き、サラダや鶏肉メインの食事にしてほしい」と言ってきたので、その日から私も夫のダイエットに協力するようになりました。ダイエットに励んでいたあるとき、たまたまプライベートの予定が重なった夫。日曜日にロードバイクの大会に参加して140km走ったかと思ったら、月曜日には遠方の友人に会うために片道2時間のドライブへ出かけたのです。火曜日は出勤して仕事終わりにそのまま実家へ行き、丸1日農業の手伝いをしてきました。消防士は24時間勤務のため、退勤した朝から作業をしていたようでした。すると翌朝、夫がふらふらしながら起きてくるのです。熱を測ると38度台後半もありました。すぐに夫の職場に連絡を入れ、その日は仕事を休むことに。つらそうではありましたが、これまで体調を崩しても1日寝れば症状が治まることがほとんどだったため、「今日1日休めば明日にはラクになるだろう」と、夫も私も深刻には捉えていませんでした。しかし今回は、翌日になっても熱が下がりません。その日も水分や軽い食事をとりながら、1日中ベッドで過ごしました。数日たっても回復しない体調発熱から3日たっても回復しなかったため、「何か悪い病気なのでは?」と心配になった夫は病院を受診しました。しかし、医者からの診断結果はただの風邪。病気ではなかったので安心はしましたが、風邪でいつまでも仕事を休むわけにはいかないので、翌日から夫は仕事へ。処方してもらった薬は飲んでいましたが、完全に回復しないまま仕事へ行ったこともあり、体のだるさや食欲不振など体調の悪い日が続いていました。結局「やっと良くなったかな」と思ったのは、最初の発熱から2週間がたったころでした。これまで健康や体力に自信があった夫ですが、内勤で数年働いていた間に体力が低下したことと、30代後半になったことによる回復の遅さ。それに加え、スケジュールを詰め込み過ぎたことやダイエットのための急な食事の変化。これらが重なり、体に一気に負担がかかったようです。若いときと同じように考え、「これくらいは余裕だろう」と無茶をしたことを夫は反省していました。まとめ以前の夫は、多少体調を崩してもひと晩寝れば治っていることがほとんどでしたが、今回のことで「もう若くないんだ」と実感したようです。私も夫もアラフォーと呼ばれる年齢になり、同世代との会話では病気や健康についての話題が増えてきました。子どもや家族のためにも長く健康でいられるよう、これからは自分たちの体を過信することなく、規則正しい食生活と無理のない余裕をもったスケジューリングをしていこうと、夫は思ったそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/菅田のぞみ(37歳)
2023年06月08日42歳の夏、突然右手にこわばりを感じました。その後、毎朝、小指だけが折り畳まれているという状態が続きました。原因がわからず、不安な気持ちでいっぱいに。受診すると更年期以降の女性に多いという病気であることが判明。私が体験した小指の症状の経過と治療の様子をお伝えします。★関連記事:「手指が痛くて物が握れない」40代から起こりやすい手指の不調の原因って?注意すべきこととは突然、右手がこわばり痛みを感じるようにある夏の朝、目が覚めたときに右手がこわばってギシギシする感覚に見舞われました。指が動かしにくいし、手がこわばり、痛みもありました。その日だけかなと思ったら、以後、毎朝目が覚めると手がこわばるように。あまりにも続くのでネットで調べたら、更年期障害の一種と、リウマチの可能性が出てきて焦りました。病気かもしれないと思うと怖くなって、それ以上調べることはせずに放置していました。毎朝、小指が折り畳まれた状態に時は流れて、43歳となった5月。朝起きると、今度は右手の小指だけが折り畳まれた状態に。しかも、意識して戻そうとしても戻らず、左手を使って力いっぱいに小指を伸ばしてようやく戻りました。指のカチコチ具合に驚きました。その日1日、小指が自分の物とは思えないほどぎこちなく、痛みがありました。それからしばらく、毎朝、目が覚めると小指が折り畳まれていることに恐怖を感じ、脳に障害があるのでは、とまたまた不安に。手の症状をもとにネット検索し、該当する病気が「ばね指」だとわかりました。腱と腱鞘(腱の浮き上がりを抑えるトンネルの役目をするもの)の間で炎症が起きて、指の曲げ伸ばしに引っかかりを感じるなどするもので、更年期以降の女性に多く見られるとの記載もありました。朝以降も手のぎしぎし感は続き、小指は突っ張り感とともに痛みを伴いました。食事で箸や茶碗を持つ、文字を長時間書くなどすると、小指がその形で硬直して戻らなくなってきたので、ついに受診を決意しました。いろいろ調べて手の外科専門医を受診専門家を探しましたが大学病院以外にあまりなく、いろいろ調べて迷った挙げ句、原因がリウマチや更年期障害、その他の病気だったときのことも考えて、手の外科専門医のいる地元の総合病院を受診しました。ネットで調べたとき、リウマチや更年期障害の可能性が出てきたので不安に思っていたのですが、医師には「まだ更年期障害ではないと思います。リウマチの可能性は血液検査でわかるので、血液検査とエックス線検査をして今後の治療方法を考えましょう。ただ、ばね指の場合、普通は親指や中指、薬指がなる可能性が多いのですが、どうして小指なんだろう? 仕事でよく使うとかある?」と言われました。保育園で働いているので子どもに小指を引っ張られることがよくあると伝えましたが、それにしても珍しいと言われました。2週間後の再受診で「ばね指」と確定その後、エックス線検査の結果が出たので画像を見ながら、「小指はやっぱりばね指なんじゃないか」と診断されました。3カ月に一度ステロイド注射を打つことで症状が良くなることはあるが、注射を打ち過ぎると良くないらしく、打っても3カ月以上間隔を空けて3回までだそう。しかも注射はかなり痛いとのこと。それでも良くならないときは腱鞘を切離する手術があると聞きました。その日はひとまず痛みや炎症を抑える塗り薬が処方されて帰りました。2週間後に再受診。血液検査の数値を確認して、リウマチではないことがわかりました。リウマチの可能性がなくなったので、改めてばね指としての治療方法を検討することになりました。塗り薬の効果なくステロイド注射に変更痛み止めの塗り薬はあまり効果が見られず、小指が日中も曲がったまま元に戻らなくなるようになってきたので、ステロイド注射を打つことに。小指の付け根あたりに打つのですが、3段階にわたって激痛がありました。打った直後は小指の腱が縮むように引っ張られて指が折り畳まれ、その日1日右手全体がしびれて感覚がなく、こわばるような感じもあり、とにかく不安でたまりませんでした。でも、翌朝には右手にしびれやこわばりなどの症状もなく、数日後には小指の違和感もなくなり、注射後3カ月以上、問題なく過ごすことができました。4カ月後に再発も痛みは気にならないようにところが、4カ月が経過する直前に子どもに小指と薬指を引っ張られ、ねじられた瞬間、激痛とともに痛みが再発してしまいました。5カ月が経過すると痛みにも慣れて、指の引っかかりや長時間同じ動きをしていると元に戻らなくなることなどもあまり気にならないように。その後、再度ステロイド注射を打つつもりで受診すると、そこまで痛みがあるわけじゃないなら、まだ注射は打たずに様子を見るように提案されました。注射は打てても3回まで。もっと痛みが強くなってから打ったほうが良いし、もしかしたらこのまま良くなる可能性もあるそう。悩んだ末、少し様子を見ることにして痛みと炎症を抑える湿布を処方してもらいました。まとめ突然、小指が折り畳まれた状態が続いて痛みもあり、脳の障害や更年期障害、リウマチを心配し、受診するまではとても不安でした。結果、ばね指という聞き慣れない病気であることがわかりましたが、今は痛みにも慣れて落ち着いて過ごせています。ばね指は更年期以降に多いとのことで改めて自分の年齢を実感。これからは少しでも不調を感じたら、早めに受診するようにしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/k・m(43歳)保育園で働き、忙しい毎日を送っている。趣味は旅行。
2023年06月07日30代後半に差しかかったころから頭の薄さが気になりだした夫。日に日に後退していく生え際と、薄くなる頭頂部を毎朝三面鏡でチェックするのが日課になっていきました。そんなある日、夫は発毛・育毛に効果的な薬があることを友人の美容師から聞いたそうです。そして、実際に服用している友人に会ってびっくり仰天! 夫が飲み始めた結果、驚きの展開に……。★関連記事:勘違いで育毛剤デビュー!? 髪のパサつきと抜け毛が気になっていた私が手に入れたもの突然、丸刈りにしていた夫私たちが付き合いだした20代前半のころは髪がふさふさだった夫も、30代半ばを過ぎたあたりから徐々に髪の毛が薄くなってきました。お風呂の排水ネットに髪の毛がたまりやすくなったり、洗面所の床に短い髪の毛がたくさん落ちていたりということが目立つように。夫は月日がたつにつれて明らかに薄くなっていく頭を気にして、パーマをかけてボリュームを出したり、分け目を変えて隠したりするようになったのです。そんな日々を過ごしていたあるとき、夫は転職することに決めます。入社前に何度か転職先の方と会い、会社についての説明を聞いていたようですが、髪形についての説明は特にされなかったそうです。髪形の指定がないと知った夫は、それから私に「俺が丸刈りにしたら嫌だ?」と聞いてきたり、「頭、そろうかな……」とぶつぶつ言ったりしていました。そんな夫を見て、どうせ口だけだろうと思った私は「さすがに丸刈りはやめたほうがいいんじゃない?」とやんわり反対した程度でした。しかし、ある日私が仕事から帰宅したら、夫は本当に丸刈りにしていたのです! びっくりした私が「なんで丸刈りにしたの!?」と聞くと、「隠すのが面倒だし、転職するから心機一転と思って……」とひと言。話を聞くと、わざわざバリカンを買いに行って自ら丸刈りにしたそうです。初めて見る夫の丸刈り姿に正直驚きましたが、本人がそれで満足なら別にいいかと思うようにしました。まさかの「丸刈り禁止」丸刈りにしてから数日後、夫は初出勤の日を迎えました。そして、帰宅してきた夫に「初出勤どうだった?」と聞くと、「丸刈り、だめだったらしい……」と落ち込んだ様子で言ってきたのです。「え!? なんて言われたの?」と事の経緯を聞いたところ、上司から「あれ? 丸刈りじゃなかったよね? そったの?」と言われ「薄毛が気になったので思いきって丸刈りにしました」と答えたそう。すると上司から「ごめんね、実はうちの会社は丸刈り禁止なんだよ」と言われ、夫は一気に血の気が引いたそうです。「こっちの説明不足が原因だから大丈夫!」と言っていただけたそうで、その場は収まったとのこと。たしかに会社からの説明はなかったようでしたが、だからといって確認もせずに突然丸刈りにする夫の見切り発車ぶりに正直あきれました。まさかの事態に、夫自身も「確認するべきだった」と反省していました。結局髪を伸ばさなければいけなくなった夫は、薄毛を改善できる方法は何かないかと美容師の友人に相談しました。すると「ミノキシジル」という成分を含む薬が薄毛に効果的だと聞いたそうです。その友人いわく、実際にミノキシジルを服用しているお客様も、髪の毛の量が劇的に増えたのだとか。夫はミノキシジルに興味を持ったようですが、半信半疑でなかなか手を出せずにいました。ミノキシジルの効果を目の当たりにしてある日、夫は久々に大学時代の友人と会うことに。なんと、以前は薄毛だった友人の髪の毛が見違えるほど増えていたそうです。「どうやって髪を増やしたんだ!?」と聞くと、その友人もミノキシジルを服用しているとのことでした。友人はミノキシジルを服用して半年たったころから、薄かった頭頂部の髪の毛が劇的に増えたそうです。その姿を見た夫は「これなら確実に増やせる!」と確信したようでした。自分もミノキシジルを試したいと思った夫は、またしても周りに相談することなく、友人から教えてもらったAGA(男性型脱毛症)専門のクリニックを受診することに。ミノキシジルには、血管の拡張作用や毛母細胞を活発にさせる作用があるため、育毛効果を実感しやすいそうです。その半面、副作用や注意事項が多いのだとか。初期脱毛や多毛症、頭痛やむくみなどのさまざまな症状が起きる可能性があると知った上で、夫は処方してもらうことにしたそうのです。服用から3週間ほどたつと髪の毛が抜け始め、初期脱毛の症状が現れるように。頭頂部は地肌が丸見えになるほど薄くなっていってしまいました。一方、腕や脚の毛は増えて濃くなっていき、多毛の症状が目立つようになってきたのです。これらの症状に加え、朝起きると顔がパンパンにむくんでいることも多くなり、本当に大丈夫なのかと私は心配しました。しかし、夫は「この状態で服用をやめたら意味がない」と言い、決められた時間に決められた用量を毎日服用し続けました。そうして服用開始から3カ月たったころ、今までのような細くて弱そうな毛ではなく、太くしっかりとした毛が生えるようになり、頭頂部の髪の毛は目に見えてわかるほど濃くなっていきました。そして、ミノキシジルの服用開始から半年ほどすると、今まで気にしていた薄毛がうそのように髪の毛が増え、周りからもびっくりされるほどに変わりました。まとめ元々血管が少ない生え際部分は、ミノキシジルを服用しても髪の毛が増えづらいそう。正面からの見た目に大きな変化は見られませんでしたが、頭頂部は髪の毛が濃くなってきたので夫も満足しているようです。これで薄毛を気にせず髪の毛のセットができ、会社の規定に合わせたヘアアレンジができています。ただし、メリットがあるものには必ずデメリットがあると言っても過言ではありません。今回のように誰にも相談せずひとりで判断し、あれこれ行動を起こすのは控えてほしいということを夫に伝えました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/知念ヒナ(36歳)日々変わりゆく体型の変化に悩んでいる元アパレルVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)のWebライター。活力になっているものはアイドルの推し活です!
2023年06月06日30代のころから気になっていた小鼻周りの赤み。それに加えて40代になってからは鼻全体の黒ずみも気になるように。メイクをしても小鼻周りの角栓が目立ってファンデーションがうまく乗らず、赤みも黒ずみも隠し切れない……。半ば諦めかけていました。そんなとき、ダイソーですてきなグッズに出合い、思い切って試してみることにしました。その詳細をお伝えします。★関連記事:もう手放せない!【ダイソー】メイク時にぼやけて見づらい悩みを解決する便利アイテムを発見!ダイソーで発見「小鼻専用洗顔ブラシ」今回購入したのはダイソーの「小鼻専用洗顔ブラシ」。30代のころ、フェイシャルエスティシャンの友人の手伝いで、エステとメイクの体験会のモデルをしたことがありました。体験会の前に重点的に顔のお手入れしてもらったところ、そのころからすでに気になっていた小鼻周りの赤みが少し引いたのです。そのときに「洗顔がポイントだよ」と教わったことをふと思い出しました。頭では洗顔の大切さは理解しているものの、子どもたちを世話する合間での洗顔には限界があり、洗顔の質が段々下がっていることに気付きつつも目をつぶっていました。しかし、その結果が現在の小鼻の赤みと黒ずみです。気付いたときに対処しておかないと、顔色もメイクのノリももっと悪くなってしまうかもと考えただけで怖くなってしまいました。そろそろ目をそらさず、かといってあまり費用の負担感なく何か対策をしたい。「小鼻専用洗顔ブラシ」は、そんな私のニーズにちょうど合っていました。気になる毛先は極細&やわらか友人には「顔はやさしくかつしっかり洗うことが大切」とアドバイスされたので、「小鼻専用洗顔ブラシ」で実行してみることに。パッケージを開けて、ブラシの感触を確認。サラサラ&ふわふわといった感じでしょうか。とてもやわらかくて、指で毛先をずっとスリスリしていたくなるような触り心地でした。これなら肌に触れても刺激が少なくてやさしそう! パッケージにも書いてあるとおりの極細毛先がそう感じさせてくれました。実際に使って刺激を感じたら、それでもOK! だって100円だもの、ダメだったら掃除道具などにして使えばいいよね!?というぐらいの軽い気持ちでチャレンジしてみることにしました。いざ実践!クルクルやさしく汚れ落としそして、泡立てた洗顔料をブラシに乗せ、いよいよ洗顔スタート。ブラシの太さも持ちやすく、毛先の長さとコシもちょうど良くて、小鼻の周りの洗いにくいくぼみにしっかりフィット。歯と歯の隙間に歯ブラシを当てたときと似た感覚でした。しかし、恐る恐る始めた小鼻の洗顔も、慣れてくるとついブラシに力を入れてしまいそうに。汚れをガッツリ落としたい気持ちがあるものの、肌への強い刺激は逆効果とネットで見たことがあったので、力をなるべく入れないように意識しましたが、それを続けるのが大変でした。「洗顔料の泡とブラシがふわっとして気持ちが良いなぁ」という感覚を大切にしながら、赤みが気になる小鼻周りから最近黒ずんできた鼻の頭にかけて、クルクルと洗いました。まとめ「小鼻専用洗顔ブラシ」で小鼻周りを重点的に洗ってみること2回。まだ赤みや黒ずみは残るものの、わずかながら色が薄くなった気がします。そして、角栓が少なくなり小鼻のファンデーションのノリが滑らかになりました。もう少し長い期間試せば、赤みも黒ずみもさらに減るかもしれない……!と今後に期待が持てる結果となりました。説明書きによると、週に2、3日の洗顔がおすすめとのこと。毎日しなくても良いというのがかえって負担感なく続けられそうで、私にとってはとても好印象でした。友人の言う「やさしくかつしっかり」洗顔することを心がけ、続けていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/やまっこ(40歳)元気な男の子2人の子育てを頑張るママライター。自分のケアもそこそこに子どもたちに振り回される生活を送っていたら、あっという間に40代に突入! だんだん体力や肌、髪など不調を感じるように……。それでも心豊かな生活を目指して、できることから実践中。
2023年06月05日幼いころから肌が敏感だった私は、小学校に入学するころには、かゆみを我慢できず、特に就寝中に無意識に肌をかきむしっては皮膚科に通うという日が続いていました。両親が定期的に病院に連れて行ってくれたことと薬の効果のおかげで、年単位での通院は免れました。あれから数十年たった40代に入ったころ、あのころに味わった我慢できないかゆみを再度味わうことになった私の体験談を紹介します。★関連記事:「風呂上がりや運動後にじんましんが出た!」更年期が原因? 予防法はある?【医師監修】秋以降、我慢できないかゆみが発生するように40代になったころの秋ごろから、入浴後になぜか太ももの内側にかゆみを感じるようになりました。初めのうちは、「温かいお湯に浸かって血行が良くなったんだ!」と、あまり気にしていませんでした。このころは、毎回の入浴後にこの症状が出ていたわけではなく、かゆみも数分で治まっていました。本格的な冬が到来してからも、相変わらず同じ症状が出ていました。かゆみの強さが少しだけ増し、以前よりも症状が出る頻度が高くなっていましたが、もともと肌が敏感で乾燥気味だったのでいつものことだと思い、やり過ごす日が続きました。このときのかゆみは入浴後のほんの数分だけで、スキンケアをしている間に消えてしまう程度でした。しかし、年が明けて寒さがピークになるころ、このかゆみが長く続き、我慢できなくなってきたのです。かいてはいけないことはこれまでの経験上わかっているのですが、どうしても我慢できないのです。かかないようにパンパンとたたいてみても治まりません。せめて爪を立てないようにと、指の腹や親指の付け根の膨らんだ部分(母指球)で強めにさすってみても、かゆいものはかゆい! どうしても我慢できず、かいてしまいました。まさに幼少期のころと同じ状況です。大人になっても、かゆいものはかゆく、我慢できないものもあるのだと思い知りました。かゆみに耐え切れず受診して診断されたのは一度かいてしまったら、もう止まりません! 入浴後、毎回肌が真っ赤になるまでかいてしまっていました。かくことでかゆみが少し治まったような気になってしまっていたのです。もちろんこのころは、さすがの私も血行が良くなっただけとは思っていませんでした。かゆみは入浴後だけで、普段の生活の中で困ることはなかったため、もう少しだけ様子を見よう、春になれば治るかもしれないと、淡い期待を持ち続けました。しかし、そんな私の期待は見事に打ち砕かれ、かゆみの範囲はどんどん広がっていきました。太ももだけでなく、ふくらはぎ、足首、最終的には足の甲までかゆい!とにかくかゆくてかゆくてかきむしり、皮膚には点状の内出血の跡がたくさんできていました。自分の足の肌を見るのが嫌になり、かゆみが治まるとすぐにパジャマを着て、見えないようにする日々。この状況とそんな自分が嫌で、今度の休みに病院に行こう! と、やっと皮膚科で診察を受けたのでした。医師の丁寧な問診により、私の症状は「寒冷じんましん」と診断されました。じんましんになったことがありますが、寒冷じんましんは初耳でした。寒冷じんましんの原因の一つは、寒暖差によるものです。私の場合は熱い湯船に浸かり体が温まったと思っていても、お風呂上がりに体が冷えてしまってかゆみが起きるタイプでした。自分でできるケアとは?薬の服用で症状はほとんど出ないくらいに改善しました。あんなにかゆくてかきむしっていたのはなんだったのか? と思うくらい効果がありましたが、再発しては困ると思いネットで予防策を検索してみました。寒冷じんましんの予防策は寒暖差を作らないこと。これは病院でも同じことを言われましたが、1年中、冷え性で悩んでいる私は正直、どうしたらいいのか悩みました。幸いなことに日中にはまったく症状が出なかったので、まずは入浴前後ですぐにできることを考えました。入浴時は体の芯まで温まったと感じるまでゆっくり湯船に浸かり、入浴後は体が冷えないようにすぐに衣類を着て体を温めることを徹底しました。脱衣所も暖かくしておきましたが、寒暖差を考え少しでも変化が少なそうな浴室で体を拭いて衣類を着るようにしてみました。また、入浴後から就寝時間までもとにかく部屋を暖かくし、靴下も厚めのものを履き、重ね着をして体を温め続けました。何日か続けていると、日によって症状が出る日と出ない日がありましたが、しばらくするとあのかゆみはなんだったんだろう? とかなり昔の出来事のように振り返れるようになり、今のところ再発はしていません。まとめ昔から「冷えは万病のもと」という言葉をよく耳にしていましたが、身をもって実感した体験でした。今は1年中、とにかく体を冷やさないことに気を付けて生活をしています。その効果が出たのか、寒冷じんましんの再発はなく、以前より平熱が高くなり、ここ数年は風邪で寝込むということがなくなりました。それでもまだ冷え性には悩んでいるので、これからも自分の体に耳を傾けながら、自分に合った冷え性対策を探し、続けていくつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/やましたともこ著者/バニラ(44歳)独身。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!
2023年06月04日ほんのささいなことで感情的に起こったり、怒鳴ってしまったり。若いときはこんなことなかったのにと、今度は落ち込んでしまったり。イライラばかりしていると、周囲の人との関係が崩れてしまうこともあります。そこで、更年期にはなぜイライラしやすくなるのか、どうすれば改善するのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:どうしてこんなにイライラする?原因は更年期だけではない!?イライラばかりする人、しない人の違いはなぜ更年期にイライラしやすくなる?更年期になると、以前は気にしなかったことやちょっとしたことにイライラしたり、怒りやすくなるなど、感情のコントロールが難しくなることがあります。「それは、セロトニンというホルモンが不足しているため。セロトニンは、神経伝達物質の一つでストレスホルモンと言われるノルアドレナリンをコントロールし、精神を落ち着かせる効果があり、“幸せホルモン”とも呼ばれています。セロトニンの生成には女性ホルモン(エストロゲン)が関わっています。更年期になり女性ホルモンが減少することにより、セロトニンが不足し、感情がコントロールできずイライラすることが増えるときがあります」(駒形先生)セロトニン分泌を促す習慣は?女性ホルモンの減少により、セロトニンは不足しがちになりますが、ちょっとした習慣で分泌を促すことができると駒形先生は言います。「例えば気持ちを安定させる効果のあるカルシウムや、ストレスにより消費されるビタミンCが多く含まれる食品やサプリからとることは効果的です。また、日照時間が少ない地域ではうつ病になりやすいという報告があります。朝日を浴びることはセロトニン分泌にも良い影響があると考えられています。一定のリズムを刻む動きも良いとされているので、朝日を浴びながらウォーキングや深呼吸などもおすすめです。一石二鳥の習慣と言えます」(駒形先生)自分の感情を吐き出してみてそして、駒形先生によるとイライラする自分に悩んでいる人におすすめなのは“感情ノート”をつける習慣だそう。「用意するのはノートとペン。自分が好きなお気に入りの文房具を選ぶことがポイントです。このノートには、1日の中で自分に起こった出来事について感じたこと、考えたこと、誰かに対して思ったことなどを書き出しましょう。頭の中だけでなく、一度感情を吐き出して自分自身で確認することが重要です。心にため込んで、しこりを生み出してしまうような感情とは何か、自分は日ごろどんなことを考えているのか、感じているのかといったことを自覚するためのワークです。何にイライラしたのか、なぜイライラしたのか、どうすればいいのか、相手がいる場合はどう伝えればいいのか、自分なりに考えて原因や対策を探る冷静な時間を持つことで、自分の気持ちを整理できてラクになります」(駒形先生)まとめいかがでしたか? “感情ノート”は、イライラした後、なるべく早めに書くほうが効果的だそうです。時間をおいてしまうと、“そういえばこんなことがあったたな”とイライラが再燃してしまうことも。朝日を浴びる習慣と併せてトライしてみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年06月02日2歳の息子さんがいる、アラフォーイラストレーターの村澤綾香さん。ゴミ出しで会う女性がいつもおしゃれなことに感心した村澤さん。「私ももっとおしゃれして過ごそう!」と脱ジャージ宣言をしたのですが……。★前の話こんにちは、アラフォーイラストレーターの村澤綾香です。体が柔らかい素材に慣れ過ぎて、ジーンズ素材やカットソーなどだと、肩が凝るようになってしまいました(涙)。体を曲げたときも、曲げにくかったりします……。若いころは、体にフィットする服を着て1日中座っていても全然大丈夫だったのに!イラストを描くという在宅仕事なので、そのことも体を甘やかすことに追い打ちをかけているのかも、と思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/村澤綾香(38歳)少しずつ老化を感じ始めたアラフォーのイラストレーター。いろいろな雑誌、webにて挿絵を描いてます。2歳の息子がいる。
2023年06月01日