雪印メグミルクはこのほど、インフルエンザシーズンの到来を前に、予防対策に関する意識調査結果を発表した。同調査は、全国の20~60代の男女2,401名(各世代240名ずつ※20代女性のみ241名)を対象に、7月25日から26日にかけてインターネットを通じて行ったもの。昨シーズン、インフルエンザワクチンによる予防接種(以下、予防接種)を受けた人は25.5%、受けなかった人は74.5%だった。予防接種を受けた理由は、「学校・会社などで勧められたから」が26.0%で最も多い結果となった。予防接種を受けなかった理由の1位は「高価だから」(29.4%)だった。2位以下で「病院に行くのが面倒だったから」「注射は嫌いだから」「病院に行く時間がなかったから」「副反応(副作用)が怖いから」のいずれかひとつ以上を選択した人は53.0%となり、過半数の人が予防接種という行動自体への抵抗感を持っていることがわかった。「今後、学校で集団予防接種が無料で実施されたら、自分の子どもに受けさせたいか?」を聞いたところ、「受けさせたい」が79.1%だった。その理由としては、1位は「無料だから」(63.8%)、2位は「病院に行かなくてよいから」(52.8%)となった。予防接種を受けなかった人のうち71.8%は、それ以外の何らかの予防対策を講じていることが判明。予防接種を受けた人のうち92.2%は、さらに何らかの予防対策を講じていることがわかった。予防接種の有無に関わらず予防対策のうち最も多かったのは、1位「帰宅時のうがい・手洗い」(67.6%)、2位「マスクを着用する」(51.3%) だった。「食事に気をつける」は全体の22.6%を占め、中でもトップは「ヨーグルト」(51.9%)であった。ヨーグルト・乳酸菌にインフルエンザ予防効果が期待できることを「聞いたことがある」「知っている」という人は58.0%を占めた。一方で、「どのヨーグルト・乳酸菌に効果が期待できるか知っている」人は4.0%だった。
2014年11月17日病院検索・医薬品検索・医療情報サイトを運営しているQLife(キューライフ)は、ホームページ等でインフルエンザワクチン接種価格を公開している全国3,017施設の金額を調査し、このほどその結果を発表した。インフルエンザ予防接種の全国平均価格(成人1回目、健康保険などの公的助成ない場合)は2,939円だった。都道府県別に見ると、宮城県が最も高く3,043円という結果に。一方、最も低い都道府県は北海道で2,766円だった。都市圏別に見ると、東京都は3,000円、大阪府は2,883円。関東都市圏と関西都市圏とでは関東の方が高い傾向がある。同社では、2008年にも同種の調査を行っているが、都市圏の東高西低傾向は6年前と同じだった。
2014年11月14日富士フイルムは10月27日、子会社でバイオ医薬品受託製造会社(CMO)であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies USA(FDBU)を通じて、バイオ医薬品CMOでワクチン製造に強みを持つKalon Biotherapeutics(Kalon)を買収し、ワクチンCMO市場に参入すると発表した。FDBUは10月22日、Kalonの持分所有者であるテキサス州およびテキサスA&M大学と、Kalonの持分譲渡に関する契約を締結した。今後、数か月以内に決済手続きを行い、Kalonの全持分の49%を取得する。また、Kalonの取締役の過半数を富士フイルムグループから任命する。今後、FDBUは同契約に規定されたマイルストーンに沿って持分比率を100%まで引き上げていくとしている。Kalonは、テキサスA&M大学によって設立された、高度な技術と最先端の設備を持つバイオ医薬品CMO会社で、米国保健福祉省傘下の米国生物医学先端研究開発局(BARDA)から、バイオテロや新型インフルエンザのパンデミックなどの非常時に公共の健康を守るための医療手段を開発・製造する重要拠点「Center For Innovation In Advanced Development and Manufacturing(CIADM)」の1つとして指定されている。また、テキサス州はテキサス新興技術基金(Texas Emerging Technology Fund)を通して、本拠点の建設・運営を援助している。技術面において、Kalonはワクチンを動物細胞培養法で製造することに強みを持っている。ワクチン製造に必要なウイルスを製造工程内にとどめる、世界トップレベルの高度な封じ込め技術を保有しており、新型インフルエンザウイルスやエボラウイルス、炭疽菌などに対するワクチンを安全かつ安定的に製造することができる。さらに、ウイルスの高度な封じ込めが可能な、小型で可動式のモバイルクリーンルームを完備している。このモバイルクリーンルームを同社のワクチン製造施設である「National Center for Therapeutics Manufacturing」に、最大20基まで設置することが可能という。この設備では、多品種のワクチンを同時並行で製造することができる。さらに、増設が容易なため、顧客からの増産要請にも柔軟に対応できる。なお、同クリーンルームは、動物細胞培養法によるワクチンはもちろんのこと、抗体医薬品を含むあらゆる種類のバイオ医薬品の製造も可能で、今後高まるバイオ医薬品の多品種少量生産ニーズに応えることができるという。今後、富士フイルムは、テキサス州行政庁およびテキサスA&M大学のサポートも得ながら、ワクチン分野への取り組みを強化していくとコメントしている。
2014年10月28日整腸や免疫力を高める効果があるとされる植物性乳酸菌“ラブレ菌”。カゴメがこのほど行った調査で、ラブレ菌の摂取がインフルエンザに感染するリスクを低減する可能性があることが明らかになったと発表した。ラブレ菌は、免疫力と関係の深いインターフェロンの研究などで知られるルイ・パストゥール医学研究センターの岸田博士により、京漬物“すぐき”から発見された植物性乳酸菌の一種。同社の研究により、既に整腸や免疫賦活に効果があることが確認されており、細胞傷害活性やインターフェロン‐α産生能、抗体産生のようなウイルスやがんから身を守る力(免疫力)を高めることが日本食品免疫学会第9回学術大会で発表されている。また、同社では“ラブレ菌”が生体内のさまざまな防御メカニズムを活性化させることで、インフルエンザウィルス感染に対して防御効果を発揮することを昨年、動物実験で明らかにしている。今回行われた調査は、栃木県那須塩原市の小学生2,926人を対象に、1月14日から3月7日に実施。期間中約2カ月間にわたり、ラブレ菌約60億個を含む飲料80mlを休校日を除く毎日摂取した児童と、摂取しなかった児童とで、インフルエンザ罹患率を比較した。その結果、摂取した児童のインフルエンザ罹患率は15.7%。これに対して非摂取の児童は23.9%と、摂取児童の明らかな優位差が認められた。さらに、予防接種の有無による効果の違いを比較したところ、予防接種を受けなかった児童において、ラブレ菌を含む飲料を摂取した児童のインフルエンザ罹患率は16.3%と、非摂取の児童の28.7%に対して効果が顕著に表れたという。今回の研究成果は、10月16、17日に開催された日本食品免疫学会設立10周年記念大会でも発表され、論文は『Letters in Applied Microbiology』誌にも受理されている。カゴメによると、同一地域内で食品を摂取した者としなかった者とでインフルエンザ罹患率を比較した数千人規模での調査は、世界でも今回が初めてだという。なお、同社ではこのラブレ菌を含んだ乳酸菌飲料「ラブレ」を販売している。これから冬に向け、インフルエンザが流行っていく季節。小学生などの小さな子どもをかかえる家庭などでは是非、試してみてはいかがだろうか。
2014年10月27日富士フイルムは10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg」(一般名:ファビピラビル)をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的とした追加生産を決定したと発表した。「アビガン錠」は、同社グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するというマウス実験の結果が公表されている。これまで、緊急搬送先の政府機関および医療機関の要請を受け、フランス人女性看護師、ドイツのフランクフルト大学病院に搬送されたウガンダ人のエボラ出血熱患者に投与されている。フランス政府とギニア政府が11月中旬より開始予定のギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験に対し、同社は「アビガン錠」と薬剤情報提供の要請を受け、フランス、ギニア、日本の関連当局と連携し協力するという。同社は現時点で、2万人分の錠剤を有し、原薬としてさらに30万人分程度の在庫を保有しているが、今後、さらなる臨床使用が進む場合に備え、エボラ出血熱向けとしての「アビガン錠」の生産を11月中旬より行う。
2014年10月21日(画像はプレスリリースより)栃木県那須塩原市の15の小学校で調査2014年10月16日、カゴメは、栃木県那須塩原市の小学生を対象に、ラブレ菌の摂取によるインフルエンザ予防効果の可能性を示したことを明らかにしました。この研究成果は、日本食品免疫学設立10周年記念大会(東京:10月16日~17日)に発表しています。またLetters in Applied Microbiologyに10月8日からオンラインで公開されています。背景インフルエンザの予防の基本は、流行前に予防接種を受けることです。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月間とされています。インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、毎年流行が予測されるウイルスにあった予防接種を受けておくことが効果的です。明らかに発熱のある人(37.5℃以上)、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人、インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな人は摂取できません。また、非常にまれではありますが、重篤な副作用が発生することがあるので、予防接種は義務ではなく、任意となっています。インフルエンザ予防接種以外の方法は必要とされています。方法と結果調査は栃木県那須塩原市の小学生2,096名を対象に約2か月間行いました。小学校を2つのグループに分け、一方の学校の児童にはラブレ菌を含む飲料(ラブレ菌を約60億個含有、80ml)を1日1本、学校で毎日摂取してもらい(摂取群)、もう一方の学校の児童は全く摂取しないようにしました(非摂取群)。その結果、インフルエンザの罹患率は非摂取群23.9%、摂取群15.7%とインフルエンザ予防効果の可能性が示されました。例数としては大規模な調査です。また市内の小学校を2つに分けたことにより地域的な影響を最小限に抑えています。インフルエンザ予防接種をしている児童を取り出してみると、ラブレ菌のインフルエンザ予防効果は見られないことから、インフルエンザの予防接種に対する上乗せ効果はありませんでした。医薬品との評価法の違い今回の調査では、小学校ごとに摂取群と非摂取群が決められていますが、非摂取群はなにも飲んでいません。医薬品で予防効果の可能性を示したという場合には、非摂取群でもラブレ菌を含まない飲料を飲んでもらう必要があります。また、参加児童2,926名中規定通りの試験を完了した1,783名で解析を行っていますが、このうち調査票の回収ができなかった301名はどうにもなりませんが、規定通り飲めなかった842名のデータも含めた解析も示す必要があります。インフルエンザで欠席したために飲めなかったなど結果にマイナスになるような人を除いているわけではないということを説明する必要があるためです。【参考】・カゴメプレスリリース
2014年10月21日富士フイルムは10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg(一般名:ファビピラビル)」をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的に追加で生産することを決定したと発表した。同薬品は同社グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されており、これまでに、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱患者複数人に対し、緊急対応として投与が行われていた。これらは、緊急搬送先の政府機関および医療機関から「アビガン錠」提供の要請があり、日本政府と協議の上、対応を行ったものだが、11月中旬よりフランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定で、同社では、フランス、ギニア、日本の関連当局と連携し協力していくとしており、同臨床試験で「アビガン錠」のエボラ出血熱に対する効果ならびに安全性が認められた場合、より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれることから、さらなる生産拡大を決定したとする。なお、日本政府は、感染が広がるエボラ出血熱に対して、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しており、同社では日本政府と協議しながら、感染者のいる各国からの要請に応えていくとしている。
2014年10月20日(画像はイメージですNaoya Fujii)日本食品免疫学会で発表2014年10月9日、雪印メグミルクは、日本食品免疫学会 設立10周年記念大会(東京:10月16日・17日)で同社の乳酸菌SBT2055の経口投与によるインフルエンザの予防効果と作用機序を発表することを明らかにしました。雪印メグミルクは昨年の日本食品免疫学会で乳酸菌SBT2055の経口投与によるインフルエンザウイルスに対する感染予防効果を報告しています。研究概要マウスを使って、経口投与による肺組織と肺でウイルスを排除する役割を担っているマクロファージに対するSBT2055を経口投与の影響を検討しました。SBT2055を1週間経口投与した後に、インフルエンザウイルスを感染させたマウス肺組織では、ウイルス感染に抵抗するために必要な因子の遺伝子発現量の増加が認められました。シャーレで培養したマクロファージ様細胞株にSBT2055株を添加すると、SBT2055株のDNAがウイルス増殖抑制効果に関与していることが示唆されました。雪印メグミルクのスローガン雪印メグミルクのコーポレートスローガンは「未来は、ミルクの中にある。」です。このスローガンに基づいて「おいしさ」と「健康」を追求するための研究を行っています。今回はその研究の一つです。SBT2055株のインフルエンザ予防効果に関しては、タミフルのような効果ではありませんが、人が本来持つ免疫効果を維持あるいは増強して、インフルエンザの予防効果を示す可能性があることを示唆しています。【参考】・雪印メグミルクプレスリリース
2014年10月15日霊夢はけっして故人のメッセージを伝えるものではなく、また心霊的な影響だけで起こるものではありません。自分自身も、生きている人もまた霊的な存在として現実的な影響力を持っています。霊夢は、世の中の流れが大きく変わる時、または自身の運気の変わり目や運勢が大きく変化するときに見ることがある現象です。では霊夢になりやすい不思議な夢のシンボルをご紹介しましょう。■宴会の夢宴会やパーティーのような、お酒を飲む人の集まりや、お酒を介した夜のコミュニケーションの夢は、現実世界と異界との接点を意味します。したがって、このような夢を見る時はあなたの運気が大きく変化する境目を暗示します。特に対人的な運気の変化、人との交流が増える暗示になっています。ある男性の事例ですが、有名女優がゲストに呼ばれるような華やかなパーティーに参加する夢を見た後、株価が急に上がり始めてボーナスもアップ、趣味のスポーツで人との交流機会も増えたそうです。■玄関の夢夢で玄関に立つ人はしばしば予期せぬ出来事を届けてくれます。それがあなたの恋人や身内であれば、彼らにまつわる予期せぬニュースを伝えます。時に見知らぬ人や親しくない人の訪問であっても、そこには意外なメッセージが隠されていることがあります。インフルエンザが大流行した時期の、あるOLの事例です。・・・マンションの寝室で寝ている時、外から誰かが玄関ドアを開けようとしているのかガチャガチャと音がしています。恐る恐る行ってみると、見知らぬ太った男がこっちを見つめて玄関にうずくまっています。そこでキャーと叫びながら目を覚ましました。夢を見たその日の夕方、帰宅の電車でマスクをつけた太った男が隣に座ってきました。彼はしきりに小さな咳をしていました。それからまもなくインフルエンザにかかってしまいました。その時になって初めて、夢で見た玄関の男が、あの日電車で隣り合った男性にそっくりだったことを思い出しました。■猫の夢猫は自分自身の身体、大切な自分の分身を象徴します。これまでにも書いている通り、人間に成長する子猫の夢が妊娠の兆候だったり、ひどく傷ついた猫の夢が健康障害の兆候だったりするので、女性にとって猫の夢は自分自身を象徴します。一方、男性の夢の場合は、彼にとって大切で愛おしいものを象徴します。例えば、傷ついた猫の夢が実際に愛車の破損を暗示するとか、猫に逃げられる夢が恋人との別れを暗示するといったことがあります。つまり、男性から見ると猫は愛しい女性や愛するアイテムの象徴になるのです。■火と水の夢火はあなたの生命を象徴します。火の夢は自身の悪縁、悪い因縁の消滅、つまり悪いものを燃やし尽くすという意味を持ちます。火力が強ければ強いほど暗示性・メッセージ性の高い霊夢になります。また、水はあなたの霊的な身体・魂を象徴します。川や海、水辺の風景の夢は心身の浄化を意味し、霊的な身体が洗い清められる過渡期を暗示します。この時期は、人生のステップアップのための準備期間に充ててください。■霊夢の不思議水のイメージは多くの女性が見る霊的な夢のシンボルで、こういった夢を見る時期は霊的な浄化を必要としているので、できるだけ自分の好きなことに熱中したほうがいいと思います。また、火のシンボルに関しては、96年からこのような仕事をするきっかけになった筆者の不思議な夢の体験があります。95年の冬の朝、私自身の葬式の夢を見ました。すでに棺の中に入っていてなぜか蓋が開いています。天井からごうごうと火が噴きだしていて、どうやら火葬場のようです。真っ赤に燃え盛る炎の中に棺桶ごと入れられていくところで目を覚ましました。それからどうしたわけかライフスタイルが大きく変わり、夢の鑑定をするような成行きになってしまいました。(梶原まさゆめ/ハウコレ)
2014年06月11日大好きなカレとなんとしてでも同棲したい! 一緒に住みたい!こんな願望を持っている女子も多いと思います。ワタシもだいがくせいになりたてのころ、こればっかり考えてました(笑)。それでいろいろと悪戦苦闘したものです。今ではその夢もかない、カレと一緒に暮らせています。そう、ワタシに限らず、カレとの同棲の夢を力尽くで(?)叶えた人はたくさんいるんです!今回は、そんなパワフルな20代女性30人に、「カレと同棲を始めるコツ」を聞いちゃいました。■1.毎日カレの家に行く「ワタシがやったのは、毎日カレの家に遊びに行く作戦。最初はちゃんと終電で帰ったりしてたけど、夕御飯作ってあげたりしてたらそのうちお泊りOKになって、気がついたら同棲(笑)」(大学生/22才)同棲ができないのなら、むりやり同棲の形を作ってしまうというのがオススメです。家は違くても、こういうふうに毎日家に居れば、それはもうほとんど同棲ですから(笑)。■2.カレの家でインフルエンザにかかる「2月にカレの家に泊まってたとき、インフルエンザにかかっちゃって。そのまま1週間くらい看病してもらってる間に、私の下着とか着替えとかいろいろな荷物をカレに私の家から運んできてもらって、完治して気が付いたら同棲が始まってた」(メガネ屋店員/25才)これは狙ってできるものではありませんし、カレにとってもかなり危険な荒業ですね(笑)。できることといったら、インフルエンザの予防接種をしないことと、カレの家でお泊りするときは出来るだけ薄着で寝ることくらいでしょうかね・・・・・・。■3.ストーカーされる「2年前にストーカーに遭って、それでカレが『心配だからウチにいろ』って。そのときは怖くて仕方なかったけど、同棲できてよかったな~」(歯科助手/26才)こんなことを言うと、ストーカーを肯定しているみたいですが、絶対にそれはありませんからね! 一応言っておきます。ただ、なにかのピンチをきっかけにカレに守ってもらうというのはいいアイデアですね。■4.「仕送り止められちゃった~」「大学生だけど、両親からの仕送りなくなっちゃった~って言ったら余裕だと思うよ」(大学生/21才)お金のピンチは使えますね! いくらなんでも、「あ、そう? やばいね~」なんて言って、最愛の彼女に野宿を強いるような男子なんていないはずですからね。■5.職を失う「働いてたバイト先クビになっちゃって、家賃払えなくなったから転がり込んだ。同棲したいなら『無職になっちゃった~』って言えば?」(フリーター/24才)お金のピンチその2です。学生さんは、仕送りの方を、働いている人はこっちの方。うまく使い分けましょう。さらに効くのが、「こんなことならもうお水やるしかない!」の一言。独占欲の強い男子のことです、かならず同棲を持ちかけてくるはず!■おわりにさて、どうでしたか?みなさんもこれらのテクを駆使して、カレとの同棲を叶えてくださいね。ただ、同棲するとカレのイヤな部分もかなり見えてしまうので、覚悟してくださいね。(遣水あかり/ハウコレ)
2014年03月28日(インターワイヤード株式会社より)「マスク」に関しての、興味深いリサーチ結果ネット リサーチ「DIMSDRIVE」は、「マスク」に関連する調査を行った。DIMSDRIVEは、インターワイヤード株式会社が管理している。調査対象者は、DIMSDRIVEモニター7583名の方で、調査方法はインターネット形式で実施された。(以下、質問と回答の要約)最初に「マスクを着用するシーンは?」についての質問に対して、「自身が、インフルエンザやノロウイルス、風邪などにかかっている時」と回答した方が最多で、約50%以上になった。次いで、2位「近くの人が、インフルエンザや風邪、ノロウイルスなどにかかっている場合」、3位「ほこりの多い場所にいる時」、4位「花粉が飛び散る時期」などの回答が続いた。次に「マスク着用を始めるタイミングは?」について、30.2%の方が「周囲に感染や症状の気配がなくても、早めに予防する為に着用する」と回答した。2位は「症状のある方が、現れ始めたら、予防の為に着用する」で、23.7%の方から回答を得た。また「自分に症状が現れるまでは、着用しない」(予防として着用しない)と答えた方もいた。マスクは1日に、何枚くらい取り替える?食事の時は、どうしてる?さらに「どのくらいの頻度で、新しいマスクに取り替えるか?」(同じマスクを洗ってつけ直す場合も、回数に含める)の質問に対しては、「1日に一枚」と答えた方が一番多い。また取り替えたことがないと回答した方もいたが、1日に一枚以上取り替えている方は、全体で約7割以上である。それから「電話や食事などで、マスクを一時的に外す場合、どのように外して置くか?」の質問について、「外して、内側へ2つ折りにする」「そのままあご下まで下げる」、「口にふれる方を上向きにして置く」などの回答が得られた。そして普段、使用するマスクのタイプは「プリーツ型」が好まれている。また「(マスク商品のパッケージに書かれていると)、マスクを試したくなる、また興味を持つフレーズは?」の質問では、「メガネが曇らない」が最多で、そのほか「抗菌」「息、呼吸ラクラク」「ピッタリ フィット」、そして「99%カット」などのフレーズが続いた。今後、マスクを購入する予定のある方は、このようなリサーチ結果を参考にしてみては。【参考リンク】▼インターワイヤード株式会社
2014年03月27日(画像はプレスリリースより)寒い時期の症状について調査を実施化粧品の製造、販売を行っているSBIアラプロモ株式会社は、20代以上の方533名を対象に、2014年2月10日から2月11日の2日間で風邪・インフルエンザ・冷え症などに関する調査を実施しました。基礎代謝を上げて冷え症対策を調査の中の「冷え症と感じることがある場合、自覚症状はどのようなものですか?」という質問の中で「冷え症でない」と回答したのは女性の18%。逆算をすると、女性の82%が「冷え症を自覚している」という結果になり、なんと、女性の8割が冷え症を自覚していることが分かりました。また、「基礎代謝を上げることで体温が上がり、冷え症改善につながると考えられていることをご存知でしたか?」という質問には、女性の69%が「知っている」と回答しました。冷え症である割合に対して基礎代謝を上げることが冷え症の対策になると回答した割合は2割低く、まだ冷え症の改善方法として認知度が低いことが分かりました。基礎代謝を上げることで免疫力もアップまた、「基礎代謝を上げることで体温が上がり、その結果免疫力が上がり、風邪やインフルエンザの予防につながると考えられていることをご存知でしたか?」という質問に対しては、女性の68%が「知っている」と回答。基礎代謝が風邪・インフルエンザ予防になるという認識もまだ一般的ではないということが分かりました。気温の低さはまだ続きそうです。基礎代謝を上げて、冷え症・風邪予防を心がけたいですね。【参考リンク】▼SBIアラプロモ株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2014年02月23日2月に入ると花粉症が気になりはじめますよね。冬野菜の代表格・レンコンには花粉症を予防する効果もある上、美白効果が期待できるビタミンCも豊富。しかも、お肌をプルプルにする皮膚のヒアルロン酸量をアップする効果もあるのです。この冬は、レンコンに注目です。■1.レンコンのことをちょっとだけ知っておこうレンコンは冬の根菜の代表格ですが、実は私たちが食べているのは根っこではなくて、地下に伸びていく、蓮の花の茎部分!水中でも空気の通りをよくするために穴があいているそうです。その穴にちなんで、昔から「見通しがよい」という縁起食としてお正月や節分、桃の節句などに食べられていたそうです。■2.レンコンの表面の黒ずみが花粉症予防に◎!レンコンの表面には黒い斑点がついています。また品種によっては表面が一部黒っぽいものも。これは傷んでいるのではなくて、タンニンという成分が含まれている証拠。カットして内部が少し紫っぽいのもこのタンニンなのだそう。このタンニンが花粉症などのアレルギー症状を抑えるというデータがあり、花粉症の患者さんが2ヶ月食べ続けたところ、血液中のアレルギー症状の抗体量が減っていたそうです!(埼玉医科大学調べ)■3.加熱に強いビタミンCでシミ改善レンコンのビタミンCは加熱に強いので、加熱調理してもきちんと摂取することができます。冬は乾燥による肌アレでお肌のターンオーバーも乱れがち!またスキーなどのウィンタースポーツを好む人は夏よりも冬のほうがシミができやすいと言われているので注意が必要ですね。シミやソバカスが浮き上がってくる前に、美白効果が期待できるレンコンのビタミンCでお肌を予防しておきましょう。■4.ネバネバ成分ムチンも多くヒアルロン酸補給レンコンもネバネバ成分のムチンが多く、皮膚の真皮層にあるヒアルロン酸量を増やしてくれる効果が期待できます。ビタミンCとの相乗効果で、ターンオーバーも正常にしてくれるでしょう。また、レンコンには食物繊維も多く含まれているので、疲れた胃を癒したり、便秘を改善する効果も期待できます。につながる美腸効果も期待できます。■5.オススメの食べ方・ニンジンと共にキンピラニンジンのビタミンAとE、レンコンのビタミンCで美容のビタミンACEが揃う。皮膚の粘膜が強化されるので乾燥肌改善に。・すりおろしてホットドリンクにカップにレンコンと生姜を適量すりおろし、熱湯を注ぎ、蜂蜜やアガペシロップを入れてホットドリンクに。ウィルスも撃退してくれるので、風邪やインフルエンザなどのウィルス予防に◎・どんなお料理にもあうので、みじん切りや半月形に薄くスライスして、炒め物やチラシ寿司、煮込み料理、スープやお味噌汁などに入れて食べる機会を増やしておきましょう。■おわりに花粉症や風邪、インフルエンザは鼻水や咳、目のかゆみなどで大変!そして顔もひどい状態になるので、外に出るのが嫌になりますよね。でも毎日のようにレンコンを食べておけば、お肌がプルプルになるので、冬独特の嫌な病気とも無縁になれるかも!(丸田みわ子/ハウコレ)【参考】・日経ヘルス 2014年 2月号日経BP社・内田悟著『内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 秋冬』メディアファクトリー
2014年02月20日(Photo by Pinterest)毎年寒さとともに本格的になってくるのが、インフルエンザ。今年もすでに猛威をふるっており、今まさに大きな話題となっていますよね。皆さんもインフルエンザ対策、きちんとしていますか?対策、といっても長続きしない、実は何をやればいいか分からないといった人も多いはず。そこで今回は簡単にできる対策をお伝えします。インフルエンザ対策って?国立感染症研究所によると、2014年1月27日~2月2日のインフルエンザ患者報告数は170,403人となり、前週より大きく増加しています。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは274箇所(40都府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は243箇所(45都道府県)となりました。(画像は、「国立感染症研究所ホームページ」より引用。)そこで、一般的なインフルエンザとして挙げられる対策は以下の通り。・空気感染予防・接触感染予防・免疫力強化空気感染とは、空気中に飛んでいるウィルスを吸い込んで感染すること。これはマスクや空気清浄機などで対策が可能です。接触感染は、自分の手についたウィルスから感染するため、頻繁な手洗いやうがい、消毒が有効。これらの予防法を意識して過ごすことが大切ですが、ウィルスの侵入を100%防ぐことはできません。そこで、自分自身の免疫力をあげることが非常に重要になってきます。外部から入ってくるウィルスや菌に負けないカラダ作りをすれば、インフルエンザにもかかりにくくなるというわけです。免疫力はビタミンDで強化しよう!免疫力を高めるために大切なことは、規則正しい生活、十分な睡眠、バランスのとれた食事、そしてビタミンD!ビタミンD……あまり聞き慣れない方も多いのでは?ビタミンDは、太陽を浴びることで体内で合成できるビタミンで、別名「サンシャインビタミン」とも呼ばれています。食べ物では、魚やきのこ類などに多く含まれています。ビタミンDは、喉の粘膜にある細胞に働きかけ、“ディフェンシン”という物質を分泌させます。この“ディフェンシン”が、細胞に入り込もうとするインフルエンザウィルスをブロックし、病原体からカラダを守ってくれるのです。この他にも、カルシウムの吸収を助けて骨を強化する働きが広く知られていますが、うつ病、花粉症などの分野でも研究がすすめられている……今まさに大注目のビタミン!その証拠に、サプリメント先進国のアメリカでは、ビタミンD市場は2006年~2011年の5年間で、約50倍※にも伸びているそうです。日本でもこれから関心が高まっていくかもしれませんね。免疫力への効果を期待するなら、ビタミンDを1日20~25µg(800~1,000 I.U.)摂取することがオススメだそうです。※VASPI Main & Archive Database 2006-2011ビタミンDを手軽に摂るには、サプリメントがオススメ!先に述べたように、ビタミンDは太陽を浴びることで体内で作ることができます。しかし、お肌のためにUVカットを徹底したり、内勤で太陽を浴びる時間の圧倒的減少、魚を食べる機会の減少・・・実は現代人はビタミンDが不足しがちなのです。そんな時に強い味方となるのが、サプリメント。忙しい毎日でも手軽に、効率よくビタミンDを補えます。最近では、高含有タイプや、水なしで口で溶けるタイプも登場しており、選択肢が広がってきています。大塚製薬「ネイチャーメイドスーパービタミンD」(90粒・90日分目安、希望小売価格915円<税別>)は、健康のために推奨される25µg(1,000 I.U.)が1日1粒にギュッと凝縮されています。サプリメント大国アメリカで長年愛されている専門ブランドなので、安心ですね。ビタミンD2とD3の総称であるビタミンD。「ヘルシーワンビタミンD3」(60カプセル・約1~2か月分目安、希望小売価格2,800円<税別>)は、青魚によく含まれるビタミンD3のみをジェル状カプセルにたっぷり含んでいます。また、最近注目を集めているのが、口で溶けるタイプ。「ネイチャーメイド ビタメルトD」(50粒・10日分目安、希望小売価格600円<税別>)は、コンパクトな容器に入った水いらずのサプリメントなので、時間と場所を選びません。ストロベリー味なのも嬉しい。自分の身を守れるのは、自分だけ。インフルエンザに負けないよう「ビタミンD」をきちんと毎日摂って、残りの冬も元気に過ごしましょう!
2014年02月19日日本でも年々うつ病の患者が増加。2011年には、厚生労働省の定める「5大疾病」の中にうつ病を含む精神疾患が加わり、患者数は約323万人と「5大疾病」のなかで一番多くなっているという(平成20年現在)。うつ病など精神疾患には、季節によって発病する疾患が存在。その中でも、日照時間の短くなる冬には「冬季うつ(冬型SAD)」になる危険性が高まる。この病気の原因は、日照時間が短くなることで起こる「ビタミンD不足」。日本でも北海道や東北、北陸地方のような日本海側で、緯度が高く、日照時間が少ない地域に多く見られる。「冬季うつ」は通常のうつとは少し違った症状が現れ、生活のリズムの変調などが見られる疾患。特に顕著なものが、冬になると眠くてたまらない、甘いものが欲しくなるという症状で、うつと自覚しにくいが、10月~11月頃から始まり3月ごろには快方に向かうようなパターンが見られる場合、冬季うつの可能性が高いといわれている。冬季うつを解消するためには、照明器具による治療よりも「ビタミンD」の摂取のほうが効果的という結果が出ている。冬季うつの患者15人のうち8人には「ビタミンD」のサプリメントを投与、7人には光線療法を実施したところ、両群ともにうつ病は改善に向かったが、光線療法(36%)よりも「ビタミンD」投与(74%)のほうが有効であるという結果となった(1999年 米国ユニオン・メモリアル病院とジョンズ・ホプキンス大学のグロス博士の研究より)。冬季うつに効果的な「ビタミンD」は、油に溶ける脂溶性ビタミン。ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(コエカルシフェロール)に分けられ、前者は植物に、後者は動物に多く含まれる。「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助け、くる病や骨粗鬆症の予防に不可欠であることが広く知られているが、近年では、先に述べたうつ病などの精神性疾患、大腸がんや乳がんといったがん予防(細胞の不健康な増進をコントロールし、正常な細胞にする)、結核、インフルエンザ予防・改善(免疫強化)、花粉症などのアレルギー緩和、糖尿病の予防などにも効果が期待できる試験結果が出ており、いまだ効果的な予防法が見当たらない疾病にも有効である可能性が示唆されている。このようにさまざまな疾病の予防に効果が期待される「ビタミンD」は、サンシャインビタミンとも呼ばれ、日光(紫外線B波)を浴びることによって皮膚でつくられる`ホルモン`でもあり、魚やきのこなどの食品からも摂取できる。しかし、近年の過剰なUVカット、魚を食べる機会の減少などで、日本や欧米では「ビタミンD」が不足傾向にある。サプリメント先進国・アメリカでは、様々な研究を通じて「ビタミンD」に対する認知が高まり、その市場規模は2006年~2011年の5年間で、約50倍(※)にも伸びており、アメリカの人気ドラマでも「ビタミンD」を摂取するシーンを見ることができる。日本でも今後、「ビタミンD」への注目は更に高まっていくだろう。※VASPI Main & Archive Database 2006-2011○効率的な「ビタミンD」摂取に便利なサプリメント日光や食品によって摂取可能な「ビタミンD」だが、現代的なライフスタイルではどうしても不足しがち。「冬季うつ」はもちろん、「インフルエンザ」や「花粉症」などの予防には、1日20~25µg (800~1,000 I.U.)の「ビタミンD」摂取が推奨されているが、この量を普段の食事で補うには、鮭では1切れ半、しいたけでは約1,000gも必要になる。現実的には、なかなか続けるのは難しそうだ。そこで、手軽に不足分を補えるサプリメントでの摂取も検討してみたい。サプリメントにもさまざまな種類があり、ビタミンD高含有タイプや、水なしで口で溶けるタイプも登場し、選択肢が広がっている。■大塚製薬「ネイチャーメイド スーパービタミンD」90粒 (90日分目安) / 961円(税込)ビタミンD 25µg (1000 I.U.) / 1粒 (1日分目安)■バイタルケアーズ「ビタミンD 1000」30粒 (30日分目安) / 1,029円(税込)ビタミンD 25µg (1000 I.U.) / 1粒 (1日分目安)■インターフェニックス「スーパービタミンD3」60粒 (60日分目安) / 3,480円(税込)ビタミンD 50µg(2000 I.U.)/ 1粒(1日分目安)■大塚製薬「ネイチャーメイド ビタメルト D」50粒 (10日分目安) / 630円(税込)ビタミンD 17.5µg (700 I.U.) / 5粒 (1日分目安)※価格などは2014年1月31日現在
2014年01月31日毎年、12月頃に猛威をふるう「ノロウイルス」。下痢や嘔吐(おうと)を引き起こし、8人に1人が感染しているという推計もある恐怖のウイルスだ。予防方法はいくつかあるが、先ごろノロウイルス対策商品としてにわかに脚光を浴びた商品がある。その正体とは―。○ウイルス界のフェラーリノロウイルスは主に腸管で増殖し、腸管の粘膜上皮のポンプ機能を破壊することで腹痛、嘔吐(おうと)、水溶性の下痢などの症状を引き起こす。インフルエンザウイルスの3分の1ほどの大きさで、口から10~100個ほど入っただけで感染が成立するとされており、その感染スピードの速さから「ウイルス界のフェラーリ」とも呼ばれている。感染症に詳しい、東京医科大学の松本哲哉微生物学講座主任教授は「ノロウイルスの感染経路としては、食中毒よりもむしろ人から人へとうつるケースが多いことがわかっています。ただし周囲に感染者がおらず、どこで感染したかわからない場合もあります。また、インフルエンザと違って、ノロウイルスの場合はワクチンも治療薬もありません。以前、ノロウイルスに感染した人でも繰り返し感染を起こすので、毎年ノロウイルスへの備えをしておかないといけません」と話す。○救世主の名はラクトフェリン30秒以上の手洗い、食品や調理器具などの加熱といった対策手段がある中、注目されているのが「ラクトフェリン」という成分だ。ラクトフェリンはたんぱく質の一種で、母乳、特に初乳に多く含まれており、赤ちゃんを感染症から守る役目を果たしている。「ラクトフェリンはヒトの免疫力を高める作用と病原体を弱める作用の2つの側面を持っています。その相乗効果がノロウイルスの感染を防ぐと考えられています」。○棚から消えた「森永ラクトフェリンヨーグルト」そのラクトフェリンを配合した商品の中で今最もホットなのは、森永乳業が販売している「森永ラクトフェリンヨーグルト」だろう。今月9日にNHKの番組でノロウイルス対策としてラクトフェリンが紹介された途端、スーパーなどの小売店に消費者が殺到。一部店舗では売り切れ状態になったり、買い占めを防ぐための購入数制限が設けられたりするなどの現象が起こった。森永乳業によると、「今年ならではのノロウイルス対策法」として紹介されたことにより、放送直後(12月9~15日)の森永ラクトフェリンヨーグルトの売り上げは、前年同期間比で770%となっているという。森永乳業は、ラクトフェリンの有効性を科学的にも分析しており、今年9月に461人(平均年齢59.3歳)を対象にした調査結果を発表した。試験では100mgのラクトフェリン含有食品の摂取頻度ごとに6つのグループに分けて、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状(腹痛、吐きけ・嘔吐(おうと)、下痢)での医療機関の受診者割合や医師の診断結果などについて調査した。その結果、ノロウイルス感染性胃腸炎と思われる症状で医師の診断を受けた人の割合は、摂取頻度が「ほぼ毎日」の人は「週1回程度」の人に比べて7.1%も減少しており、有意な差が見られた。また、医師からノロウイルスの疑い、または検査でノロウイルス確定と診断された人の割合に関しても有意な差が見られた。摂取頻度が「週1回程度」の人に比べて、「週4~5回」の人で6.1%、「ほぼ毎日」の人で6.5%の減少が確認された。○チーズ200gかラクトフェリン強化商品か松本主任教授は、ラクトフェリンはノロウイルスだけでなく風邪やインフルエンザにも有効かもしれないと話す。「実際、冬の流行期に行われた調査で、ラクトフェリンを摂取していたグループは、ラクトフェリンを摂取していなかったグループと比べて、発熱や鼻水など感染症の症状の発症率が有意に低かったという結果が認められています」。ラクトフェリンは冬場に摂取しておいて損はない成分なのだ。ラクトフェリンは、生乳やナチュラルチーズなどからでも摂取可能だが、有効量の目安となる100mgを摂取しようとなると「チーズでは100gとか200gの単位で食べる必要があり、毎日食べるのは現実的ではないと思います」。基本的には、ラクトフェリンが重点的に配合されている製品を食べた方が継続もしやすいという。チーズ200gかラクトフェリン強化食品か―。どんな方法にせよ、きちんと毎日ラクトフェリンを摂取することが、寒い冬を健康に過ごすためのコツとなりそうだ。
2013年12月24日忘年会シーズンです。忘年会では出し物やゲームを企画する方もいることでしょう。お酒が入って、少しくらいの下ネタも許される場。ゲームの商品として、男性用アダルトグッズであるオナホールを景品にして、ゲームの後も盛り上げるという話はたまに聞きますよね。しかし、女性用アダルトグッズはというと、男性がいる場ではセクハラとなってしまいますし、女同士でもあまり話題に上がらないのではないでしょうか。一般の人が、女性用アダルトグッズといって思い浮かぶのはローターや電マ、バイブといったところだと思います。バイブはアダルトビデオで使用しているのをたまに見かけますが、実際はどう使えばいいのかわからない、または使ったことがないといった方も多いと思います。そこで今回は、元バイブバーの店員でお客様の性の悩み相談を多く受けてきたF子さんに、バイブの正しい使い方について教えてもらいました。■1.グッズ使用前は洗浄、さらに除菌がベター「バイブやローターなどのグッズはデリケートな部分に使うもの。キレイに洗浄してから使うか、さらに除菌スプレーで除菌してから使うといいと思います」今の時期、風邪やインフルエンザ対策のため、ドラッグストアには目立つ位置に除菌スプレーが置いてあります。風邪やインフルエンザ対策に加え、バイブにも使用してみてくださいね。■2.使用時にはコンドームをかぶせる「バイブの形によってはむずかしいこともありますが、ほとんどのものにはコンドームをかぶせることができると思います。バイブの劣化防止にもなりますので、使用時には可能であればコンドームを使うことをオススメします。1つ30円ほどで業務用のものもネットで手に入りますので、そういうものを利用していただくといいと思います」コンドームは妊娠や性感染症を防ぐだけではなく、バイブにかぶせれば劣化も防げる、至れり尽くせりの製品なのですね!■3.バイブ使用後は洗剤を使ってキレイに水洗い「コンドームをかぶせて使ったとしても、使用後のバイブは汚れています。使用後はハンドソープや弱酸性の洗剤(台所用洗剤などでかまいません)でキレイに水洗浄し、自然乾燥させましょう。長くキレイにお気に入りのバイブを使うためには使用後のお手入れも重要です」バイブ使用後は、心地良い余韻に浸っていたいかもしれませんが、使用後のお手入れも忘れずに。■4.自分のサイズに合わないものは使わない「バイブを選ぶ際、ホームページの口コミ欄を参考にする方も多いと思いますが、いくら口コミで評判が良くても自分に合わないものだったら全く気持ちよくありません。さらに大きかったり変わった形のバイブなどを選んでしまった場合には、使い方を間違うと痛みを伴ったり膣を傷つけてしまう恐れがあります。バイブを選ぶ際には口コミに左右されず、自分の体、膣口に合ったものを選んで使うのがいいと思います」太くて長い方が気持ち良さそうと思いがちですが、人によって膣の大きさは違います。「口コミで評判が良いからきっと気持ちよいはず!」と思い込んで合わないものを使用するのは危険ですね。■おわりにオナニーはしていても、「アダルトグッズを使うのはちょっと・・・・・・」とバイブに抵抗がある方もいるかもしれません。しかし、バイブの種類は多く、見た目がかわいらしいものやオシャレなデザインのものもあるので、気に入ったデザインならば使うのにも抵抗がないと思います。まずは、見た目で気に入ったものを選んで使用してみると、オナニー生活がより潤うはずですよ。(姫野ケイ/ハウコレ)
2013年12月13日冬になると、毎年多くの感染者を出す「インフルエンザ」。日本では年間で約1,000万人が感染すると言われている。インフルエンザ対策としては、うがい・手洗い・マスクなどをはじめ、毎年さまざまな予防法が話題になっているが、中でも数年前から注目を集めているのが「乳酸菌」。乳酸菌を摂取することにより、腸内免疫細胞を活性化し、免疫系のバランスを整えることで、インフルエンザをはじめとしたウイルスによる羅患の予防につながると期待されている。そして、200以上と言われる数多くの乳酸菌の中でも、近年インフルエンザ対策において特に注目を集めているのが「フェカリス菌」。乳酸菌は数を多く摂るほど効果的であり、球状かつ超微粒子の「フェカリス菌」は大量摂取に非常に適している。また、マウス実験においても、インフルエンザの予防・治療における「フェカリス菌」の有用性を示す結果が出ているほか、"加熱殺菌処理"をすることで、その免疫機能の向上効果は生菌体の約3倍になるという研究報告もある。そこで今回、生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研では、インフルエンザ対策の新キーワードとして「フェカリス菌」に注目。20~40代女性を対象とした「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査のほか、「フェカリス菌」の有用性を示す研究データや現役医師の見解についてレポートしている。○現代女性の「インフルエンザ対策」に関する意識・実態はじめに、20~40代の女性500名を対象に、「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査を実施。その結果は下記の通りとなっている。◆昨シーズン、「同居する家族」がインフルエンザ感染した割合は5人に1人、「同じ職場の人」では半数まず、過去のインフルエンザ羅患経験について調査を行ったところ、これまでにインフルエンザに感染したことがある女性は59%と約6割にものぼった。また、昨シーズンのインフルエンザ感染状況についても聞いたところ、自身が感染したという人の割合は13%で8人に1人という結果。また、「同居する家族」が感染した割合は23%、「同じ職場の人」が感染した割合は50%にも及んだ。ちなみに、インフルエンザに感染した際のエピソードとしては、「幻覚が見える程の高熱が出た上に、解熱剤の効果が全く見られず、恐怖を感じるほどだった」(44歳・福岡県)、「1人の感染をきっかけに、家族全員が同時期にダウンすることになり、1週間何もできなかった」(33歳・静岡県)など、その症状や感染力に脅威を感じる声が多くあがった。また、「職場の人数が少なく大変な中で感染し、同僚に大変迷惑をかけてしまった」(41歳・山口県)、「学校行事の時に、インフルエンザにかかり休まざるを得ず、子どもがとても残念そうだった」(39歳・岡山県)と、仕事や家庭への影響も非常に大きいようだ。◆軽視されがちな"内側からのケア" - 体の抵抗力を高めるためには、睡眠や食事による対策も必要それでは、女性たちはインフルエンザについて、どのような対策をしているのか? 昨シーズン行った対策方法を聞いたところ、「手洗いをする」(69%)が最も多く、以下、「うがいをする」(62%)、「マスク」(51%)と続くなど、インフルエンザウイルスを寄せ付けないように、"外側"からの対策に力を入れている人が多い様子がうかがえる。その一方で、「十分な睡眠をとる」(36%)、「食事による対策をする」(18%)といった回答は少数派となり、免疫力をアップさせるなどの"内側"からの対策は軽視されがちな傾向にあるようだ。ウイルスを物理的に除去するための"外側からのケア"はもちろん大切だが、十分な睡眠や、食事による対策で体の抵抗力を高める"内側からのケア"も大変重要なこと。つい疎かにしている人も多いようだが、インフルエンザにかかりにくい体づくりのためには、"内側からのケア"にも目をむける必要があると言える。◆"内側"からのインフルエンザ対策として注目を集める「フェカリス菌」こうした中、現在"内側"からのインフルエンザ対策において注目を集めているのが、乳酸菌の一種である「フェカリス菌」。ちなみに、今回アンケートに回答した女性たちに「フェカリス菌」を知っているかを聞いたところ、その認知度は17%にとどまった。続いては、「フェカリス菌」の概要と、インフルエンザ対策効果について紹介していこう。○「フェカリス菌」のインフルエンザ対策効果◆「フェカリス菌」とは?「フェカリス菌」とは、人間の体内に常在している乳酸菌の一種。そもそも「乳酸菌」とは、糖を分解して乳酸を生産し、エネルギーとする細菌の総称を指すが、一口に乳酸菌といっても、その数は多く、200種類以上と言われている。他の乳酸菌との大きな違いとして、「フェカリス菌」には「球状である」「微細である」という2つの特性がある。「フェカリス菌」は、"球菌"と呼ばれる球状の菌体であり、そのサイズは500~1000ナノメートル(=1/2000~1/1000ミリメートル)と非常に小さく、例えば「ビフィズス菌」と比較すると、約5分の1のサイズとなっている。この特殊な形状により、「フェカリス菌」は一度にたくさんの摂取が可能となり、他の乳酸菌と比較しても、より免疫細胞を刺激しやすいと考えられている。また、加熱殺菌されても効果があるため、加工がしやすく、保存性・利便性も優れている。◆マウス実験によって明らかになったインフルエンザの予防および治療効果なお、「フェカリス菌」のインフルエンザ予防・治療効果は、マウス実験でも実証されており、2010年の「日本乳酸菌学会」にて発表された北海道大学とニチニチ製薬の共同研究によると、「フェカリス菌」の可溶性成分を投与したマウスと投与しなかったマウスでは、インフルエンザ感染後の生存率に有意な差が見られたという。研究結果によると、「フェカリス菌(FK-23)」を投与しなかったグループのマウスにおいては、インフルエンザウイルスの感染後14日時点で、マウスの生存率が40%であったのに対し、ウイルスの感染前・感染後ともに「フェカリス菌(FK-23)」を投与していた別グループにおいては、マウスの生存率は100%だった。さらに、「感染前のみ」あるいは「感染後のみ」に投与した場合でも、まったく投与しなかったグループと比べるとマウスの生存率が高いという結果に。このことから、「フェカリス菌(FK-23)」は、インフルエンザの「予防効果」および「治療効果」が期待できると言える。また、今回の実験により、インフルエンザに感染する前から「フェカリス菌」を摂取すること、またインフルエンザに感染しても摂取し続けることの重要性が強く示唆された。ちなみに、「フェカリス菌」は"加熱殺菌処理"をすることで、生菌以上に免疫向上効果が高まるという研究結果も出ている。「New Food Industry」(2006 Vol.48 No.9)に掲載された、ニチニチ製薬 中央研究所の実験では、「フェカリス菌」の加熱殺菌処理菌体は、生菌と比べて約3倍の免疫向上効果が期待できることが明らかになっている。○医療の現場でも活用される「フェカリス菌」 - 現役医師が語るその有用性胃腸を専門とする医学博士で、井の頭通りこう門科胃腸科 院長の大堀晃裕氏は、「フェカリス菌」摂取の有用性について、下記のように語っている。◆現役医師も注目する「フェカリス菌」インフルエンザ対策においては、うがい・手洗い・マスクなどの予防が重要ですが、それだけではなく、「免疫力」を高めることも大切です。そして、「免疫力」を高める上で、個人的にも注目しているのが「フェカリス菌」。私自身、7年前から「フェカリス菌」を摂取し続けており、風邪やインフルエンザにかかりにくくなったという実感があります。また、2年前からは家族も一緒に摂取しているのですが、同様にウイルス性の病気に対する抵抗力があがったようです。自分で効果を体感してからは、クリニックの患者さんにも紹介しており、特に手術後などで免疫力の維持・向上が必要な方や、大腸炎や下痢気味の方など腸に不安のある方には、積極的に「フェカリス菌」に関する情報提供をしています。副作用がないため、安心して摂取していただくことができます。◆「フェカリス菌」のインフルエンザ対策における有用性「フェカリス菌」を摂取すると、腸内免疫細胞が活性化され、免疫系のバランスが整います。特にインフルエンザが流行する冬は気温が低いため、体が冷えることにより腸内の免疫細胞の働きも鈍くなりがちなので、「フェカリス菌」を摂取することは非常に意味のあることだと考えます。ただし、乳酸菌は、時間が経つと体内から出て行ってしまいますので、「フェカリス菌」を摂取する上では「毎日続ける」ということが何よりも重要です。◆「フェカリス菌」を加熱殺菌することによるメリットまた、「フェカリス菌」は、加熱殺菌されても免疫向上効果を損なうことがなく、むしろ加熱殺菌をすることで、その効果が生菌の3倍に高まるという研究報告もあります。 さらに、生菌のままでは、どうしても1度に摂取できる乳酸菌の量には限界があり、多くても100~400億個程度ですが、加熱殺菌処理した「フェカリス菌」であれば、1度に約1,000億個の摂取が可能になります。まもなく本格化すると予想されるインフルエンザの流行シーズン。今年は、うがい・手洗い・マスクなどの"外側"からの対策に加えて、「フェカリス菌」で免疫力を高める"内側"からの対策も取り入れてみてはいかがだろうか?
2013年12月02日大学センター試験も終了し、受験生にとっては最後の追い込みの時期に突入。同時に風邪やインフルエンザの流行もピークを迎える。のどがガラガラするなど不快な状態になると、勉強にも集中できないだけではなく、炎症がひどくならないかと不安にならないだろうか?そこで、のどをベストな状態にして風邪から体を守る方法を紹介する。そもそも、風邪はどのようにして引き起こされるのだろうか?私たちののどの粘膜には「線毛(せんもう)」という組織があり、毎秒約15回の速さで活発に運動をしている。線毛は鼻や口から入ってきたウイルスや細菌が粘膜に付着すると、自らの運動によってせきや痰(たん)と一緒に体外に排出。体内に異物が入らないようガードしている。しかし、粘膜が乾燥すると線毛の働きが悪くなり、異物から体を守る機能が低下してしまう。簡単にウイルスや細菌が入り込める状態となり、のどは「痛み」「ガラガラする」などの炎症を起こす。やがて「せき」「発熱」といった症状に進行し、本格的に「風邪をひく」状態になる。医師の吉田たかよし氏(本郷赤門前クリニック院長)によると、のどから風邪予防をする手段として「のど飴」の活用を提案している。「のど飴をなめると、だ液が多く分泌される。だ液はのどの粘膜を潤(うるお)すだけではなく、中に含まれるリゾチームによる殺菌作用で、風邪やインフルエンザを予防できる」と語る。さらに、同時に脳に適度な糖分をゆっくり補給できるので、血糖値の乱高下を避けつつ、脳機能の向上とストレスの暴走を防ぐ効果も期待できるという。また、武蔵野大学薬学部教授の阿部和穂氏も、「のど飴をなめると、だ液の分泌が盛んになる。線毛の活動を助けて症状がひどくなるのを防ぎます」と、のど飴の有効性を語っている。特に医薬品ののど飴は、せき止めやのどの痛みなどに対する効きめを得ることもでき、風邪の初期症状に効果的だという。では、「医薬品ののど飴」とはどのようなものだろうか?のど飴は一般的に「医薬品」「医薬部外品」「食品」の3種に分けられ、その中で、せき止め・声がれ・のどの痛みなど風邪の初期症状に有効とされるものが医薬品ののど飴とされる。例えば、「南天のど飴」や「浅田飴」など。ちなみに、「南天のど飴」の”南天”は赤い小さな実がなる木で、古くからせき止め薬として利用されてきた。また、読み方が「ナンテン=難転」に通じることから、日本では昔から”難を転ずる”縁起の木としても親しまれている。受験シーズンのまっただ中、南天は「受験のお守り」「縁起かつぎ」としても使えるかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月06日日本と同様、手洗い重視の習慣1月23日、ミネソタのニュースサイト INDEPENDENT には手洗いの重要性についての記事が掲載された。インフルエンザが心配な季節、いつもより念入りに手洗いうがいを実行している人が多いのではないだろうか。この習慣、日本では誰もがしているといってもよいほど浸透しているが、アメリカではどうだろうか。記事では、インフルエンザなどの感染症予防に最も有効な手段は手を洗うことだとしている。私たちの手は常に様々なものを触っている。ドアノブ、パソコンのキーボード、携帯電話、自分の顔や髪など。ほとんどの物は無害だが、中には病気の原因となるものが付着している。手洗いは感染症から身を守る最も確実な方法だ。手洗いを重視しているのは日本と同様だ。わかってはいるけれど…実際は?アメリカ公衆衛生協会がトイレ後の手洗いアンケートと事実調査した結果、調査対象となった大人の91%が手を洗うと答えた。しかし、実際に洗っていたのは83%だった。また、10代への調査によればトイレの後、手を洗っていたのは女子が58%、男子が48%にとどまった。しかし、どの程度ていねいに洗えば手洗いの効果が出るのだろうか。普段、ほんの少し手を濡らしただけで手を洗った気分になっていることはないだろうか。正しい手洗いとは少なくとも20秒、ちょうどハッピーバースデーの歌を歌い終わる程度洗うことだ。ほんの少しの予防が感染症の蔓延を防ぐ。これは治療と同じ価値がある。そして、清潔なタオルかペーパーで手を乾かすことは言うまでもない。記事ではトイレの後に限らず、ゴミを処理した後、動物に触れた後なども手を洗うことを勧めている。元の記事を読む
2013年01月25日睡眠不足が体調不良の元だった花王、パナソニック等が運営し、肩こりや冷え性などを考える『血めぐり研究会』では、不安を抱えている人ほど睡眠にも満足をしていない、というアンケート結果の報告をした。11月に20~50代の男女800名に実施した調査で、自身の将来に「不安」を感じている人が全体の約8割おり、そのうち約6割の人が「睡眠」に満足していないという結果がでた。また、睡眠に満足をしていない人ほど、インフルエンザにかかるなど冬に体調を崩しやすいと思う、という回答をしている。※画像は、『血めぐり研究会』サイトより眠りはじめに気をつけると免疫力アップ「不安」などのストレスは、睡眠の質を低下させる。睡眠の質が低下すると、「成長ホルモン」の分泌が十分に行われなくなるため、「免疫力」が低下。その結果、風邪をひいたり、ウイルスに感染したりしやすくなる、という悪循環が出来上がる。「成長ホルモン」の分泌は、【眠りはじめの3時間】に集中しているという。また、眠りはじめはノンレム睡眠で深い睡眠であることが多い。この時間にしっかりと休むことで「成長ホルモン」の分泌を促すことが可能だ。そのためには、身体をしっかりと温めて就寝する必要がある。就寝1時間前にぬるめの湯船にしっかりと入浴する、30分前に首元を温めるのが効果的。質のよい睡眠を手に入れ、免疫力をあげることで、体調管理をするようにしたい。元の記事を読む
2013年01月22日薬用せっけん「ミューズ」等を扱うレキットベンキーザー・ジャパンはこのほど、「インフルエンザと自宅待機期間の過ごし方に関する意識調査」の調査結果を発表した。同調査は、昨年冬(2011年11月~2012年2月頃)にインフルエンザを発症した20~50代の人を対象として11月に実施。400人から回答を得た。「インフルエンザにかかった際の『自宅待機期間』に外出したか」との問いには、30.5%が「外出した」と答えた。「外出の理由」は、「食べ物・飲み物の調達のため」というやむを得ない理由が多かったものの、「熱が下がったから」「体のダルさが軽減したから」「仕事を休めなかったから」など、感染予防意識の低さや社会的な体制の不備による外出も目立った。「外出時の行き先」を尋ねたところ、もっとも多かったのは「スーパー」の(55.7%)。次いで「コンビ二」が43.4%となった。「会社などの仕事」は32%だった。また「それらの場所に行く交通手段」は、「バス」が22.1%、「電車」が19.7%と、公共交通機関を利用している人が多いことが明らかになった。インフルエンザの診断を受けた場合、症状が落ち着いてからもウイルスが体内に潜伏している可能性が高く、周りの人に移しかねない。そのため熱が下がってから2日あるいは症状がはじまった日の翌日から7日目まではできるだけ外出しないという指針が設けられている。自宅待機期間については「厚生労働省のQ&Aページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日内閣広報室は13日、首相官邸ホームページに「インフルエンザ&ノロウイルス特集ページ」を新設した。同特集ページは、冬に流行のピークを迎えるノロウイルスとインフルエンザへの注意喚起を目的として、家庭や職場でできる予防対策や政府の取り組みなどをまとめたもの。「インフルエンザにかからないためには」「政府が取り組むインフルエンザ対策」「ノロウイルスによる感染を防ぐには」などを閲覧できる。「インフルエンザにかからないためには」では、感染経路を断つこと、予防接種を受けること、免疫力を高めることなどを推奨。「正しい手の洗い方」など、インフルエンザから身を守るために気をつけるポイントを紹介する。ノロウイルスについても、家庭でできる予防対策の3つのポイント、「手洗い」「人からの感染を防ぐ」「食品からの感染を防ぐ」について、具体的な方法を示すなど、感染の拡大防止を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日日本能率協会総合研究所は11月15日~22日にかけて、全国の受験生(小学6年生・中学3年生・高校3年生)の保護者1,000人を対象に、子どもの体調管理についてのアンケートを実施した。まず、受験を控えた子どもの体調管理のためにどの程度気を配っているか尋ねたところ、全体で69.5%が気を配っていると回答した。親の性別でみると、父親よりも母親のほうが気を配っているようだ。受験を控えた子どもだけではなく、家族全員の体調管理に気を配っている割合は69.2%で、受験を控えた子どもと同程度の結果となった。受験を控えた子どもの体調管理対策について聞くと、半数以上が「うがい・手洗いの徹底(56.5%)」、「規則正しい生活と十分な睡眠(51.2%)」、「予防ワクチンの接種(51.0%)」、「食事の栄養バランス(50.1%)」を挙げていた。続いて、受験生の子どもの風邪・インフルエンザ予防のために利用したいものについて尋ねると、1位は「マスク」(53.5%)、2位は「ハンドソープ」(45.8%)、3位は「うがい薬」(41.3%)だった。「免疫力を向上させる食品」は33.6%が利用したいと回答している。「免疫力を向上させる効果・効能があること」を知っている食品について聞くと、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が85.4%で最も高かった。受験を控えた子どものために興味がある食品でも、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が67.8%と最も高く、「緑茶」(31.4%)、「バナナ」(30.0%)がそれに続いた。インフルエンザ等感染症予防を目的として子どもに取らせたいものについて尋ねたところ、「明治ヨーグルトR-1」(40.5%)、「明治ブルガリアヨーグルト」(33.8%)、「ヤクルト」(25.9%)と回答した人が多かった。特に「明治ヨーグルトR-1」は、受験生の体調管理への意識が高い母親の半数以上が「取らせたい」と回答している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日味の素は12月7日、風邪・インフルエンザが本格化する12月の年末年始の多忙時期を前にして、現代人の免疫力対策のメディアセミナーを開催した。冬は低温乾燥で、常に締め切ったところに大勢の人が集まる環境ができやすいため、ウイルスによる病気である風邪・インフルエンザは活性化してしまう。そこでウイルスとの接触を防ぐために、うがいや手洗い、マスクで対策をするのが一般的な方法だ。同セミナーでは「身体の免疫力」に着目し、感染しても発症させないための対策セミナーを行った。まず同社は、実際にどれだけの人が「現代型免疫低下」の状態にあるのか、感染免疫学者の藤田紘一郎氏監修のもと、10~70代の700人に調査を実施。以下の項目に1つでも当てはまる場合は、「現代型免疫低下」の状況の可能性があるという。・しっかり寝てもなかなか疲れがとれない・すぐに口内炎やヘルペスができる・風邪をひくとなかなか治らない・花粉症やアトピーの症状がひどくなった・重要な会議や試験当日など、いざ!という時に体調を崩した・季節の変わり目など、寒暖の差が激しい時に調子を崩した・久しぶりに激しい運動をした後に風邪をひいた調査では、69.7%の人が「現代型免疫低下」に当てはまったという。特に睡眠時間が6時間以下の人は75.9%、受験生は85.0%もの人が当てはまり、免疫力が低下している傾向があることが分かった。具体的に、どうやって免疫力を高めることができるのか?藤田氏は、様々なウイルス・細菌感染に対応し、ワクチンの効果も高められる「自然免疫力」を高めることを提唱している。「自然免疫力」を高めるには、免疫細胞の活性化に欠かせないアミノ酸のグルタチオンが必要であり、これはアミノ酸のシスチンとテアニンを同時に摂取することで生成される。管理栄養士の中津川かおり氏によると、一日必要なシスチンは700mg、テアニンは280mgという。しかし、これは肉350gと緑茶12杯分となり、これを一日にとろうとすると、他の栄養分の過剰摂取になってしまう。そのため、この数字はあくまでも目安として考え、バランスのとれた食事を心がけるべきだという。中でも卵やアーモンド、納豆はシスチンを、玉露はカテキンを多く含んでいる。「現代型免疫低下」に当てはまった人は、上記の食材を意識して摂取してみるといいかもしれない。また、中津川氏は手軽に摂取できる料理として、生そばの上に長いも、納豆、卵黄、ミルでひいた緑茶をかけた「茶とろ納豆そば」や、緑茶を煮出したダシで食べる「豚ロースの緑茶しゃぶしゃぶ」などを提案している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日雪印メグミルクは12月5日、神戸市で開催された第41回日本免疫学会学術集会において、「プロバイオティクス『ガセリ菌SP株』の経口投与によるインフルエンザAウイルスに対する感染予防効果」の研究発表を行った。同社は北海道大学遺伝子病制御研究所内に、寄附講座として「プロバイオティクス・イムノロジー研究部門」を開設している。同社保有のプロバイオティクス乳酸菌「Lactobacillus gasseri SBT2055(ガセリ菌SP株)」には、有用な生理機能があることが明らかになっており、同研究部門でさらに研究を進めた結果、インフルエンザウイルスに対する感染予防効果が明らかとなった。研究では、ガセリ菌SP株を経口投与したマウスと、ガセリ菌SP株を投与しなかったマウスにH1N1型インフルエンザウイルスA/PR/8を経鼻感染させた。するとガセリ菌SP株を経口投与したマウスでは、投与しなかったマウスに比べてウイルス感染後の生存率が有意に高くなった。さらに、肺組織中のウイルス量と肺組織の炎症を示す指標では、ガセリ菌SP株を投与したマウスは投与しなかったマウスよりも低い値を示した。このことから、インフルエンザウイルス感染で起こった肺の過剰な炎症状態が軽減化され、マウスの感染後致死率が低下している可能性があることが分かった。これらの結果から、ガセリ菌SP株は経口摂取後に、腸管から離れた組織である肺の免疫機能を調節することで、インフルエンザウイルスに対する生体防御機能を高めていることが予想されるという。今回の結果は、ガセリ菌SP株摂取のインフルエンザウイルス感染に対する予防効果と、その作用機序の一端を示すもので、今後さらに研究を深め、ガセリ菌SP株が持つ生態防御機能の解明が進むことが期待される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日インターネット調査会社のマーシュはこのほど、「インフルエンザとワクチン接種に関するインターネット調査」の結果を発表した。同アンケート調査は11月9日~12日にインターネット上で行われ、1,800件の回答を得た。「今シーズン(2012年~2013年にかけて)の予防接種」について聞いたところ、「今のところ受ける予定はない」という人がもっとも多く49.1%。「すでに受けた」人は9.2%、「これから受ける予定」の人は25.1%だった。前回の2011年の調査では11月下旬にアンケートを行ったが、この時は接種済みの人が17.0%。これから受ける予定の人と合わせると35.4%で、今回の調査とほぼ同じ割合となっていた。予防接種を受けたかどうかに関わらず、「昨シーズンにインフルエンザにかかったかどうか」を聞いたところ、「かからなかった」という人が大多数で88.8%だった。「かかった(医療機関で診断を受けた)」人は6.9%で、このうち約半数の52.8%は昨シーズンの予防接種を「受けた」と回答した。ワクチンの接種状況に関係なくすべての人に、「どれくらい予防効果が期待できると思うか」を聞いたところ、発症の予防については69.2%が、かかった場合の重症化の予防については71.1%が「期待できる」と回答した。前回2011年の調査と比較してみると、発症の予防が2.5%減、重症化の予防が2.3%減と、それぞれ低下していた。調査の詳細は「マーシュ公開調査データ発表ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日総合医療メディア会社の「QLife」は21日、「世帯所得別のインフルエンザの予防ならびに治療行動に関する一般生活者アンケート」の調査結果を発表した。同調査は9日~10日までインターネット上で行われ、一般生活者1,000人から回答を得た。「今シーズンのインフルエンザ予防接種の意向・実施」について聞いたところ、「すでにした」は11.4%。「するつもり」を加えても46.2%と過半数に届いていないことがわかった。世帯所得別に見てみると、「すでにした」「するつもり」と回答した401~600万円世帯は41.6%だった。世帯年収が上がるにつれ数値は高くなり、1,001万円以上の世帯では51.4%となった。「予防接種の値段」についての問いには、60.2%が「高い」と回答。世帯年収が上がるにつれて高いと感じる人は減少するが、1,001万円以上世帯の世帯でも51.2%が「高い」と答えた。詳細は「QLife内の調査結果発表ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日富士フイルムは10月17日、「サラシア」の免疫調整作用について発表した。同社は京都府立大学と共同で、マウスを用いた試験研究を実施。サラシア属植物抽出エキスを摂取すると、免疫力の指標となるNK細胞の活性が高まり、インフルエンザ感染時の症状が軽減されること実証した。サラシアはインドやスリランカなど南アジア地域に自生するサラシア属植物の総称。インドに古くから伝わる伝承医学(アーユルヴェーダ)でも使用されてきたという。同社はサラシア属植物の抽出エキスを摂取することで、腸内環境が改善され、生体内の免疫力が高まることをこれまでに確認してきた。このほど、同社は京都府立大学と共同で、マウスにサラシア属植物抽出エキスを摂取させた試験を実施。インフルエンザウイルスに感染させた時の免疫に関連する細胞の活性、臨床的な症状の観察、病理学的解析を行い、感染症に対する同植物抽出エキス摂取の作用解明を試みた。その結果、同植物抽出エキスを摂取すると、インフルエンザウイルス感染時にNK細胞活性が上昇すること、インフルエンザウイルスに感染したときの症状が軽減したことを確認できた。同植物抽出エキスを摂取することで、ウイルスに対する防御力が高くなったと推察される。同社はこれらの研究結果をもとに、今後サラシア属植物の新たな応用を検討していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日いつも病人と向き合っているお医者さん。院内にはウイルスや細菌だらけのはずなのに、なぜお医者さんはしょっちゅう病気にならないのでしょうか。そのナゾに迫るべく、4人のお医者さんにインタビューしました。今回の健康法は取材したお医者さん独自の意見や手法が含まれておりますが、参考になることは多いはず。■医者は不養生?お医者さんとして、日ごろ健康のために気を遣っていることはあるのでしょうか。まず、内科の開業医・K先生(78歳)にうかがいました。「日々気をつけていることは何もありません。いつも雑菌にまみれた環境で過ごしているから、自然と免疫ができているんじゃないかな。もう何年も、寝込んだことはないね」では、雑菌が多い環境の方が、体が強くなるということですか?「近ごろは、やれバイ菌がどうの、やれ不潔だとどうのって、清潔信仰がいき過ぎじゃない?だから、免疫力も抵抗力も低くなって、かぜをひきやすい人やアトピー・ぜんそく・アレルギーを持つ人が多くなった。汚い環境が良いというわけではないけれど、最近の人は神経質過ぎる気がします」たしかに、「キレイ=正しい」といった式が世に広まり始めたころから、日本人は体力的にも精神的にも弱くなってきた気がしますね。続いて、小児科医S先生(48歳)に話をうかがいましょう。「インフルエンザワクチンだけは毎年打ちます。インフルエンザは抗原性が毎回変わるので、免疫力がつきませんから。あと、手洗いはマメに行っています。それから、ビタミン類を意識して取るようにする……そのくらいかな?」お医者さんとはいえ、健康管理については一般の人とあまり変わらないようです。■「かぜをひいたかな?」と思ったら……「医者の不養生」ということわざがあるように、お医者さんだってかぜをひくこともあります。そんなとき、お医者さんはどのように対処しているのかうかがいました。「のどが痛いな、と思ったら、『桔梗湯(ききょうとう)』という漢方薬を飲みます。飲むときは、少量のお湯で溶かし、うがいをする要領で、ノド全体に薬が行き渡るように薬をノドにしばらく留めてから飲む。そうすると、大体すぐに治りますよ」(前出のK先生)「私は、日ごろからうがいを励行しています。特に『かぜをひいたかな』と思ったときは念入りに。ただし、塩水です。ヨード液(いわゆるうがい薬)は、炎症を起こしかけた粘膜に刺激を与えてしまうことがあるので、使いません。塩水でなくても、水道水で十分効果がありますよ」(アレルギー科・Y先生)「体調が少し悪くても、取りあえず何か(消化の良いもの)を食べて、なるべくすぐに休む。ちなみに、かぜをひいたらお風呂はダメだと思っている人が多いけど、そんなことはない。汗や汚れを洗い流したらサッパリするし、体を温めるためにも入った方がいい。体が冷えるって言う人もいるけど、冷える前に布団に入ればいい。もちろん、ムリに入る必要もないけどね」(大学病院勤務医・O先生)悪化しないように、ご自分で処方した薬を飲むのかと思いきや、みなさん意外とシンプルな方法で乗り切っているようです。■ダウン寸前まで症状が悪化してしまった場合この質問については、4人のお医者さんがほぼ同じことをおっしゃいました。代表として、前出のS先生にお話しいただきましょう。「かぜ薬をよく『かぜを治す薬』だと思い、体調が悪くなるとすぐに処方せんを求める人がいますが、かぜ薬はあくまで症状を緩和させるためのもので、かぜを根本から治す薬ではないんです。かぜ薬を飲んでもかぜが治らないのは、薬の効力が弱いからではなく、体に抵抗する力ができていないから。専門的治療を必要とする病気でない限り、しっかり食べ、しっかり休み、自然治癒力に任せるべきです。だから医師たちも、体調が悪くなれば、できるだけ休み、栄養と水分を十分にとって回復をはかります。それでも治らなければ、対症療法薬などで乗り切る。万が一インフルエンザなどの感染性にかかってしまったら、患者さんに移さないよう、やむなく診療は休みますけどね」お医者さんも、私たちと同じ人間。自分の体の声に耳を傾け、素直に従うことが何よりの健康の秘訣(ひけつ)なのかもしれません。(OFFICE-SANGA 百田カンナ)
2012年09月13日