34歳で夭折した小説家・伊藤計劃の長編小説3作品を劇場アニメ化する「Project Itoh」。先日、第1作目『屍者の帝国』の豪華キャストが発表され話題を呼んだが、この度、続く『虐殺器官』のメインキャストが解禁。中村悠一、梶裕貴、櫻井孝宏ら豪華声優陣が名を連ね、主人公演じる中村さんからコメントが到着した。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”第2弾として大きな注目を集めている本企画。中でも、第2作目となる本作の原作「虐殺器官」は、伊藤氏にとってはデビュー作。衝撃的な描写と緻密かつ大胆なストーリー展開で、日本文学界に大きな賞賛と共に迎えられ、現在までの発行部数が34万部を超えるベストセラーだ。本作の主人公で、米国軍のなかで暗殺任務を行う唯一の精鋭部隊特殊検索群i分遣隊に属するエリート、クラヴィス・シェパード大尉を演じるのは、声優の中村さん。「マクロスF」(早乙女アルト役)「機動戦士ガンダム00」シリーズ(グラハム・エーカー役)など数多くのアニメでメインキャストを演じ、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワースの声や、マーベル作品ではキャプテン・アメリカの吹き替えを担当するなど、幅広い役を演じ分ける実力派だ。主人公が率いる有能な特殊部隊員・リーランドには、アニメ「境界のRINNE」主人公・六道りんね役を務める石川界人。特殊部隊員・アレックスには「進撃の巨人」主人公・エレン・イェーガー役などで知られる人気声優の梶さん。そして特殊部隊員・ウィリアムズには、数々の海外ドラマに吹き替えとして出演し、「SHERLOCK/シャーロック」をはじめベネディクト・カンバーバッチの声を多く担当する三上哲。加えて彼らの上司・ロックウェル大佐を、『屍者の帝国』への出演も決定している大塚明夫が演じるという豪華な布陣だ。そして注目すべきは、「虐殺の王」と称され、主人公らが追跡するアメリカ人言語学者、ジョン・ポールを演じる櫻井さんだ。世界各地で紛争の種を撒いているとされる謎に包まれた重要な役どころだが、櫻井さんは「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズでも物語の鍵を握る重要な役を演じており、本作でも披露されるそのミステリアスな演技に期待が高まる。また、本作の紅一点であり、ジョン・ポールとかつて関係を持っていたという教え子のルツィア・シュクロウポヴァを、海外ドラマ「The O.C.」でミーシャ・バートンの声を務めた小林沙苗が演じる。主人公を演じる中村さんは、以下のように本作出演への想いを綴った。「この作品のオーディションを受けたのは昨年2014年。当時34歳の自分は、このタイミングで伊藤計劃氏の作品へ参加できるかもしれないということに、不思議な縁を(勝手に!)感じていました。戴いたクラヴィスという人物。お話は彼が中心となって描かれています。軍人であるクラヴィスが自身の世界で何を感じどう行動していくか。たった一つの言葉が生み出すもの。ほんの少し、自分のいまいる場所から、壁一枚隔てた先で現実に存在する『死』というものを彼が認識したとき、『虐殺器官』と出会ったときに、一体何を思うのか。観終わった後、幾通りもの解があると思います。ハッピーエンド?バッドエンド?全てを劇場で確かめていただければ幸いです。そして世界は『ハーモニー』へ」。そのほかのキャストからのコメントは随時公式TwitterやSNSにて紹介予定。さらに、公式サイトでは、豪華キャスト陣総出演の新PVが公開。気になるキャストボイスと、「EGOIST」による主題歌「リローデッド」の音源も本PVにて初解禁される。併せて、本日25時15分よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送される「乱歩奇譚 Game of Laplace」内でもスポット映像が放送予定だ。来週7月30日(木)には、いよいよ第3作品目『ハーモニー』のキャスト解禁が待ち受けており、公開に向けてますます盛り上がる「Project Itoh」から目が離せない。『虐殺器官』は11月13日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日スポーツの試合を見ていると、興奮しますよね。「すごいプレーだな」というのはもちろん、「この選手と自分が同じ人間とは思えない」なんて感じたこともありませんか?実は一流のアスリートになると、運動能力がズバ抜けているだけではありません。私たちとは、脳も大違いなのです!アメリカの情報サイト『New York Daily News』から、詳しくご紹介します。■アスリートの脳の機能は一般人よりも速い!イギリスの研究によると、一流のアスリートは、強いプレッシャーの中でも、脳の一部分が平均よりも82%速く機能することが判明しました。一連の実験は、『ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン』とイギリスのタイヤメーカー『ダンロップタイヤ』によって行われました。実験には、オートバイレーサーのジョン・マクギネス、世界的クライマーのレオ・ホールディン、レーシングドライバーのサム・バード。あとは、ウイングスーツ飛行のプロであるアレクサンダー・ポリー、スケルトンのエイミー・ウィリアムズという計5人の一流アスリートが参加したそうです。結果、一般の人に比べ、アスリートは身体的・精神的なプレッシャーを感じたときにかなり優れて機能したといいます。試合を見ていても、超一流のアスリートたちは、プレッシャーのかかる場面、ここぞというところで力を発揮できている気がしますよね!■アスリートは疲労状態でも能力を発揮できるアスリート5人と、一般人5人は、精神的・身体的プレッシャーをかけられたのち、時間制限を設け、形やパターンを認識するテストを受けました。トレーニングバイクなどで運動をし、極度の疲労状態でも、アスリートたちは一般の人より82%も速かったといいます。特に43歳のジョン・マクギネスは、全くプレッシャーがないときよりも、身体的プレッシャーがあったときの方が速く、さらにテストで間違いもなかったといいます。強いプレッシャーにさらされながらも、うまく対処できるのはさすがですね!全体として、一流のアスリートたちは、疲れ切っている状態でも個々の能力が10%向上したといいます。一方で、一般の人たちは60%も低下する結果となりました。さらに視覚的刺激に反応しながら、どのように気を散らすものに対処するかを測ったテストでは、アスリートが一般の人より3倍も良い結果を出したそうです。アスリートの神経系が優れているのは、遺伝なのか、それとも練習を通して得たものなのかは明らかになっていません。しかし、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのヴィンセント・ウォルシュ教授は「これらのスキルは、間違いなく向上させることができます」と述べています。さまざまなプレッシャーの中で試合をする一流のアスリートたちは、やはりスゴイですね。こういったデータを知ると、ますます尊敬しますよね!(文/椎名恵麻)【参考】※Brains of elite athletes are 82% faster than average people’s: study-New York Daily News
2015年06月21日大和書房はこのほど、『レディ・レッスン~ポジティブガールの教科書~』(ケリー ウィリアムズ ブラウン 著、鹿田昌美 訳/税別1,400円)を発売した。○レディらしい行為には具体的なやり方がある同書では、"レディ"になるためのアドバイスを、「心がまえ」「演技」「暮らし」「仕事」「お金」「メンテナンス」「友だち」「恋愛」「家族」のテーマで分けて合計350個紹介している。著者は、米国オレゴン州ポートランド在住で20代後半の女性新聞記者、ケリー ウィリアムズ ブラウンさん。ケリーさんは、同書の前書きで「日々の小さな決断を正しく積み重ねるという行為が、本物のレディをつくるのです。レディらしい行為は、訓練で身につけることができますし、具体的なやり方が存在します」と綴る。内容は、「トイレットペーパーはまとめ買いする」「シワのある服は厳禁!」といったことから、「ブラック企業なら転職する」「ときどき告白する(笑)」なんてことまでさまざま。"超実践的"なアドバイスが、ユーモアたっぷりに書かれている。その一部は以下のようなもの。・パーフェクトではない自分を受け入れる・世間から冷たくされても傷つかない・悪趣味なものでも言い訳せずに楽しむ・元カレが生きていることを許す・時差ボケになるようなナイトライフは卒業する・嫌な上司にはゴマをする・仮病が通用するのは年に一度だけ・三つの質問でモノを手放す・対等に話せる年上の友人をつくる・ブランド品がなくても生きていけると知る・タコスはバッグに入れない・親の自慢話のネタになる・友人を「無料カウンセラー」扱いしない・社内恋愛に手を出さない「世の中には、理不尽でややこしくて、手ごわいことがたくさんあります。でも、自分自身の言動や態度を変えることはできます。そこに、本書のポイントがあります。レディらしい言動ができる人が、レディなのです。あなたがどこの誰でも、必ずレディになれます」(同書前書きより)
2015年06月05日“天使の歌声”の呼び名で愛されるウィーン少年合唱団が、来日60周年記念公演にあたって、4月24日に都内で記者会見をおこなった。「ウィーン少年合唱団 来日60周年記念公演」のチケット情報1498年に創設され、ウィーンの音楽大使として世界中の人々に親しまれているウィーン少年合唱団。10歳から14歳の約100名のメンバー全員が、ウィーンのアウガルテン宮殿で全寮制の生活をし、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団に縁ある作曲家の名がついた4つのグループに分かれて活動。20世紀を代表する指揮者トスカニーニが彼らのコーラスを“天使の歌声”と称賛した逸話は有名で、世界の数ある少年合唱団の中でも抜群の人気と実力を誇っている。1955年の初来日以来、頻繁に行われている彼らの日本公演。毎回完売公演が相次ぐほどの人気を博している。記念すべき60周年を迎える今回は、日本人団員を含むブルックナー組が、全国各地で全27回のコンサートを行う。記者会見では、同合唱団の芸術監督ゲラルド・ヴィルトが挨拶。「先日、60年前の初来日ツアーのメンバーの方とお話しする機会がありました。当時、日本への旅行時間は非常に長く、とても遠い存在だったようです。ですが、いざ日本にやって来ると、非常に多大な歓迎を受け、まるで夢のような体験をしたと感じたそうです」と語った。カペルマイスターのマノロ・カニンも「4年前に計画されていたブルックナー組の来日が、東日本大震災の影響で、残念ながら中止になってしまったので、今回の公演は本当に心待ちにしていました。ブルックナー組以外の団員の子供たちも『日本は今まで訪れた国の中で一番素晴らしいんですよ』と言っていてて、とても羨ましがっていました」と語った。その他、団員の少年たちからも「コンサートももちろん、(ツアーの合間に)テーマパークに行けることが楽しみ!」、「寺院に興味があるので、京都に行くのが楽しみです」とツアーへの期待の声が上がった記者会見。最後には、来日公演プログラムから「エーデルワイス」(サウンド・オブ・ミュージックより)、「HAPPY」(ファレル・ウィリアムズ)、「ふるさと」が披露された。ウィーン少年合唱団の日本公演は、6月14日(日)の東京オペラシティ コンサートホール公演まで全国27公演を開催。
2015年04月28日昨年8月に亡くなったロビン・ウィリアムズの実写遺作『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の特別試写会が3月2日(月)、都内で行われ、生前のロビンと深い親交があったと言う字幕翻訳家・戸田奈津子が思い出を語った。ロビンとは代表作『いまを生きる』(’90/日本公開)の来日プロモーション以来、公私ともに付き合いがあったといい「常にゴキゲンで、相手を楽しませることを考える人。『僕にとっては、他人の笑いが栄養なんだ』ってね。明るくて、面白くて、それにやっぱり頭の回転が早いの」とその素顔を明かした。『ミセス・ダウト』(’94/日本公開)を引っさげ来日した際には、ロビン家の京都旅行にも同行し「ひのきのお風呂に大喜びだった。彼、とっても毛深いのよ(笑)。本人も『毛深いから、蚊が逃げられないんだ』って笑っていた」のだとか。一方でアルコール依存症に苦しんでいた時期もあり、「家族で食事すると、私も(前妻の)マーサもお酒が好きだから、ついに飲んじゃうんだけど、リハビリ中の彼は一切手を出そうとしなかった。その姿を見ると、やっぱり私も遠慮しちゃって」とふり返った。最後に会ったのは亡くなる1年前…。突然の死に大きなショックを受けた戸田さんは、家族から「マスコミに公開しないプライベートな式典をやるから来てほしい」と直接の連絡を受け、ハリウッドでの追悼式に出席した。「親しい人だけ…といっても会場は大きな劇場で、いかに多くの人に愛されていたか改めて実感した。司会は親友のビリー・クリスタル。ウーピー・ゴールドバーグや『モンティ・パイソン』のメンバーが来たり、最後はスティービー・ワンダーが歌ったり…。その後の食事会にはベン・スティラーやジェフ・ブリッジスもいたし、残された子どもたちが立派な挨拶をして、素晴らしい式だった」(戸田さん)。関係者によると、現在Twitter上では自然発生的には「#ありがとうロビン」のハッシュタグをつけた投稿が多数寄せられていると言い、日本でも多くのファンがロビンへの感謝と哀悼の意を表している。「真夜中になると展示物が動き出す…」そんな不思議な博物館で起こる騒動を描いたベン・スティラー主演の人気冒険シリーズ第3弾にして最終章。本作では展示物に命を吹き込んでいた「エジプト王の石版」が魔力を失いそうになる大ピンチに見舞われる。ロビンはシリーズを通して、愛すべきテディ・ルーズベルト大統領を演じた。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は3月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 2015年3月20日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2015年03月03日ナイキ(NIKE)が、ランニングシューズ「ナイキフライニットルナ 3」(1万6,200円)を2月21日に発売する。「ナイキフライニットルナ2」に続く同シューズでは、最新のナイキフライニットイノベーションによりパーツごとの編み目を精巧に設計。かかとはサポート性を高めるために編み目を細かく、前足部は通気性を高めるために緩めの編み目とし、必要な部分に伸縮性を持たせた。更に、軽く、よりすぐれたクッション性と反発性を実現したナイキルナロンミッドソールを統合。アウトソールのパターンは足圧分布図のデータに合わせ、自然で流れるような足運びとライド感を追及している。ランニングフットウエアでシニアデザインディレクターを務めるロブ・ウィリアムズは、「『ナイキフライニットルナ 3』は究極の軽さとサポート感のあるフィットに、柔らかく反発性があり贅沢な履き心地のルナロンクッショニングを組み合わせた、最高のランニングのためのシューズです」と語る。カラーパレットはメンズ、ウィメンズともに5 色展開。12日にはメンズ、ウィメンズ各1色をNIKE.COM にて先行発売し、20日よりNIKEiDでも展開を開始する。
2015年02月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「What my daughter wore」ジェニー・ウィリアムズ(Jenny Williams)ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ジェニー・ウィリアムズが自身のブログで掲載していたイラスト作品が1冊にまとまった。本書は、彼女のミューズである娘や娘の友人など、彼女の周りの女の子たちが着ている洋服をイラストで紹介している。描かれているのは子供と大人の女性の中間世代の女の子達。その個性的で自由な発想は様々なファッションスタイルを生み出し、現代のファッションカルチャーをありのままに映し出す。洋服のスタイリングはもちろん、カチューシャやサングラスなどといった身につけている小物、ヘアスタイルにも注目。自分のファッションにもつい取り入れたくなってしまう、インスピレーション広がる1冊だ。【書籍情報】「What my daughter wore」著者:Jenny Williams出版社:powerHouse Books言語:英語ソフトカバー/150ページ/156×211mm発刊:2014年価格:3,430円
2015年02月13日この時期には毎年、アカデミー賞にノミネートされた監督・俳優らが集うランチ会が行われる。「The Telegraph」によると、今年のランチ会には『かぐや姫の物語』が「長編アニメーション部門」にノミネートされた高畑勲監督も出席したようだ。2月2日(現地時間)、アカデミー賞ノミニーたちがLAのビバリー・ヒルトン・ホテルに集った。150人以上が出席した大規模な会だったようだ。集合写真では真ん中に置かれた金のオスカー像を囲むようにして業界人たちがずらっと並んでいる。高畑監督はこの中で前から三列目の右端あたりにいるのが分かる。2014年のランチ会の集合写真は、レオナルド・ディカプリオが疲れきった顔で、ジャレッド・レトがド派手な金のスーツを着て、ファレル・ウィリアムズが巨大な帽子をかぶっている、などいろいろと話題が多かったようだが、今年はそれに比べいささか落ち着いた雰囲気の集合写真となっている。その年のノミニーたちの個性によってカラーも変わってくるのだろう。アカデミー賞は熾烈な競争なため、お互いをライバル視せずにはいられないのではないかと考えてしまうが、ノミニーたちはランチ中どのような会話を交わしたのだろうか。今年のアカデミー賞は“多様性に欠ける”と批判を受けることもあった。白人ばかりがノミネートされているというのがその理由だ。集合写真を見ても分かる通り、高畑監督は数少ないアジア人の出席者だったようだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
2015年02月04日昨年8月に亡くなったロビン・ウィリアムズの遺産相続をめぐって、妻のスーザンさんとロビンが元妻2人との間にもうけた3人の子どもたちが対立、法廷で争うことになった。昨年12月、カリフォルニア州サンフランシスコ高等裁判所に提出された書類によると、スーザンさんは生前のロビンと暮らしていた住居にある資産が、彼女の許可なく取り除かれ、カリフォルニア州ナパにある家や故人の服、宝石など多くのものの所有権が子どもたち側にあるものの、スーザンさんとの結婚式で着たタキシードやそのほかの品についてはスーザンさんにも所有権があると主張している。ロビンの最初の妻の間に誕生した息子のザッカリー、2番目の妻との間に生まれた娘のゼルダと息子のコーディはいずれも成人している。3人は今年1月になって、継母のとった行動について「傷ついた」と声明を発表、「ウィリアムズ家の子どもたちは、ウィリアムズ氏と結婚して3年にも満たない妻が、生前細心の注意を払って練った財産に関する計画に背く行動を取ったことに傷ついている」「父親が子どもたちに受け取ってほしいと望んだものを受け取るのを阻もうとしている」と、スーザンさんが父親の持ち物の一部を差し押さえ、父親の遺志に干渉しようとしていると訴えている。裁判は3月30日(現地時間)に始まる予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月04日世界最高峰の映画の祭典とされる「第87回アカデミー賞授賞式」が、2月23日(日本時間)に行われる。この度、昨年、主題歌の「Let it go」と共に世界的に大ヒットを飾った『アナと雪の女王』の楽曲を手がけたクリスティン・アンダーソンとロバート・ロペスが、今回のアカデミー賞のためにミュージカルナンバーを担当。その曲で司会のニール・パトリック・ハリスがパフォーマンスすることが明らかになった。先日、スタジオジブリの高畑勲・監督作『かぐや姫の物語』が「長編アニメーション部門」でのノミネートされるなど日本でも注目を集めているアカデミー賞。受賞式を彩る豪華なパフォーマンスの数々もアカデミー賞のみどころのひとつだ。昨年は『怪盗グルーのミニオン危機一発』からファレル・ウィリアムズが「ハッピー」を披露、『アナと雪の女王』からはイディナ・メンゼルが「Let It Go」を緊張しながらも披露するなど会場を盛り上げるパフォーマンスが繰り広げられた。今回披露されるのはミュージカルナンバー「Moving Pictures」。詳細は明らかになっていないが、『アナと雪の女王』のコンビともあってつい口ずさみたくなる楽曲になることは間違いなさそう。アカデミー賞プロデューサーのクレイグ・ゼイダンとニール・メロンはこの発表に関して、「昨年、オスカーも受賞し、世界的にも大成功をおさめた『アナと雪の女王』のクリスティンとロバートに曲を提供してもらえるなんて、これ以上幸せな事はない」と喜びのコメント。司会のニール・パトリック・ハリスは過去にもオープニングアクトでミュージカルを披露しており、どういった楽曲に仕上がるのか注目が集まりそうだ。「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」は2月23日(月)9:00より同時通訳、21:00より字幕版をWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日ディズニー最新作『ベイマックス』の国内動員が500万人を突破した。1月18日までの成績として、配給のウォルト・ディズニー・ジャパンが発表したもので、興収は64億円を突破。昨年末の全国封切りから粘り強いヒットを続けており、前回の『アナと雪の女王』に続くアカデミー賞長編アニメーション賞の受賞にも期待が寄せられる。その他の写真1月19日には東京・新宿の花園神社で、ヒット御礼&オスカー受賞を祈願するイベントが行われ、ベイマックスをはじめ、日本語吹替え版声優の本城雄太郎(ヒロ役)、浅野真澄(ゴーゴー役)、山根舞(ハニー・レモン役)が出席。実はベイマックスの顔は、リサーチのために来日したドン・ホール監督が花園神社で見つけた“鈴”からインスパイアされており、この日は御礼として神社に鈴が奉納された。今回の大ヒットに際して、ホール監督は共同監督のクリス・ウィリアムズと連名で「これまで映画の作り手として、宮崎駿さんの作品を含む日本のアニメーションに色々インスピレーションをもらってきました。そして『ベイマックス』をご覧いただくと、そのスピリットが反映されていることが分かると思います。その『ベイマックス』が日本のファンの皆様に愛され、大ヒットしてくれて、我々にとってこれ以上うれしいことはありません」と喜びのコメントを寄せている。映画は、唯一の肉親である兄を事故で亡くした14歳の少年・ヒロと、その兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”の交流を描いた冒険ファンタジー。日本語吹替え版で叔母のキャスを演じる菅野美穂、兄・タダシ役の小泉孝太郎からは、「ノミネートの知らせを受けて、大変うれしく思いました。ベイマックスの製作に関わった皆さまに、おめでとうございます!とお伝えしたいです」(菅野)、「アカデミー賞にノミネートされる作品にタダシの声優として参加できたことに、改めて大きな喜びを感じています。ベイマックスが人種や国境を越えて多くの人の心をやさしい気持ちにさせてくれると信じてます」(小泉)とアカデミー賞候補に挙がった本作に、祝福のコメントが届いた。『ベイマックス』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年01月19日博物館の展示物たちがアドベンチャーを繰り広げる『ナイト ミュージアム』シリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(3月20日公開)の日本オリジナル予告が7日、公開され、友情と親子のドラマの一部が明らかになった。展示物に生命を吹き込むエジプト王の石板(タブレット)に異変が起こり、このままでは仲間たちが動けなくなるという危機を迎える最終章。物語の舞台は1930年代のエジプトから、ニューヨーク自然史博物館、ロンドンの大英博物館へと移り、宇宙や大恐竜、美術品なども巻き込んでスリルあふれるストーリーが展開される。今までにないスケールで展開する本作では、フットボール場の4倍以上の広さの巨大セットで撮影。リアリティを追及するため、前2作よりも多くのシーンを実際の博物館で撮影し、ロンドンとニューヨークでもロケ撮影を行った。さらに、最大のシーンの一つのためにロンドンのトラファルガー広場を一晩閉鎖して撮影したり、マウリッツ・エッシャーのだまし絵のシーンには膨大な時間をかけて製作された。ストーリーだけではなく、ドラマも最終章にふさわしいものに。ショーン・レビィ監督が「本作では父と息子のテーマを支柱に、第1作が持っていたものに立ち返ることを目指した。"別れ"というコンセプトがさまざまな場所で展開されるんだ」と語るように、主人公の夜警・ラリーは、高校生に成長した息子からの子離れを迫られる。そのほか、ラリーにとって父親的存在であるテディ・ルーズベルト、そしてアクメンラーも、偉大なファラオの父と向き合うことになる。シリーズを通してテディを演じたロビン・ウィリアムズは生前、「テディはいつもラリーを息子として見ていて、貴重な助言をするが、同時に『私の助言は必要ない。おまえは一人前だし、成功したんだから』とも言う。ラリーとテディは、シリーズを通して父と息子のような関係だ」と振り返る。映像でも、ニックとの関係に悩むラリーに温かく助言するシーンが描かれている。(c) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年01月07日2014年8月11日、世界中の人々に映画を通して笑いと涙を贈り続けた名優ロビン・ウィリアムズがこの世を去った。長いキャリアの中で100を超える作品に出演し、様々な役柄を演じてきたロビンが最後に主演したハートフル・コメディ『余命90分の男』から、可笑しくて、ちょっぴり切ない予告編映像が到着した。いつも不機嫌で怒りを抱えているヘンリー(ロビン・ウィリアムズ)。家族には愛想を尽かされ、友人に嫌われても、お構いなし。その日も、交通事故に遭った彼は、病院で長時間待たされたあげく、主治医ではない医師のシャロン(ミラ・クニス)に診察されて怒り心頭。わめき散らすヘンリーにうんざりしたシャロンは、彼が重い病気にかかっていると、つい口を滑らしてしまう。さらに、わめき散らすヘンリーにブチ切れたシャロンは、「余命は90分」と出まかせを言ってしまうが、さすがのヘンリーもこれには動揺。病院を飛び出した彼を、シャロンは大慌てで追い掛けるのだが…。『ミセス・ダウト』『フィッシャー・キング』『パッチ・アダムス』『ジュマンジ』…、数え上げれば切りがない数々の作品で、人々の心に残る“笑い”と“涙”を振りまいてきたロビン。そんな彼が最後に遺した主演作は、まさに彼の真骨頂ともいうべきハートフル・コメディ。かんしゃく持ちで嫌われ者だが、実は心の奥底に優しさと愛情をたたえている主人公・ヘンリーは、ロビンが演じることにより、絶妙なバランスで人間味あふれるキャラクターとなっており、「あなたの余命は90分」とある日突然言われた彼のジタバタに笑わされながらも、最後にはホロリと泣かされてしまうはず。また、彼に出まかせの余命宣告をする女医シャロン役を『テッド』のミラ・クニスが演じているほか、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、『ザ・ファイター』のオスカー女優メリッサ・レオなど、豪華な共演陣も彼の最後の名演に花を添える。これまでに失くしたものを取り戻そうとニューヨーク中を必死に駆け回る、ロビン演じるヘンリー。今年の初笑いは、いまは亡き“笑い”と“涙”名優が遺した本作から始めてみては?『余命90分の男』は1月12日(月)より「未体験ゾーンの映画たち 2015」としてヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月06日12月20日より日本でも公開され、ディズニー・アニメーション史上第1位である『アナと雪の女王』に次ぐ大ヒットスタートを切った、ディズニーの最新作『ベイマックス』。公開から遡ること、およそ2か月前ーー本作の監督を務めたドン・ホールとクリス・ウィリアムズが来日し、2人の監督にインタビューを敢行。ディズニーが次々と生み出す“愛しいキャラクター”の秘密や、本作に込めたという“日本的な感性”について話を聞いた。主人公は、謎の事故で最愛の兄・タダシを失った天才少年・ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るためにタダシが開発したケア・ロボット“ベイマックス”だった。兄の死の真相をつかもうとするヒロとベイマックスだったが、彼らの前には強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのか…という物語だ。本作に限らず、『アナと雪の女王』然り、『プレーンズ』然り、ディズニーの作品にはその物語の源となる国や場所があり、監督やプロデューサーたちは制作のたびに“リサーチ旅行”へと出かける。現地に足を運び、実際の風景を見て、現地の人々の話を聞く、そしてそこで語られたエピソードをアイデアとして作品に注入するのだ。本作の舞台となるのは、サンフランシスコと東京を掛け合わせたような街・サンフランソウキョウ。今回は、特に日本でのリサーチ旅行は大きな成果があったという。劇中には、日本語の看板が並び、さらに東京のビジネス街・新橋をイメージした場所も描かれている。ドン:「最初のリサーチ旅行は2011年の11月だったかな。13日間ほど滞在したんだ。そこで自由に散策して、写真もたくさん撮ったね。東京、日本の文化を掘り下げるためにいろんなものを観察したんだ。それから1年半ほど後で、東京以外の街を見て回った。京都や大阪といった特に文化的に特色の濃い街を6箇所くらい回ったんだ」。クリス:「完全に物語ができあがる前に、こういったリサーチ旅行を行うのはとても重要なんだ。なぜならリサーチをしたことによって、そこで受けた影響は自分が想像もしなかったような形となって作品に表れてくるんだ。ただ単に最初の衝動だけで物語を作るより、リサーチ・研究を経て作るというプロセスは作品にとってすごく良い方向に作用するんだよ」。本作で“日本”を感じるのは街並みだけではない。主人公の名前は「ヒロ」で兄は「タダシ」、さらに彼ら兄弟の部屋を仕切るのは“ふすま”のような屏風だったりするが、それだけでもない。つまりは、形としては表れない部分にも“日本的”な要素を忍ばせていたりする。ドン:「“動き”に関してはかなり試行錯誤したよ。分かりやすく言うと、ベイマックスの歩き方なんだけどね。日本には“カワイイ”という文化があるよね。欧米での“カワイイ”は姿や形に当てはめるんだけど、日本では動きそのものを指したりするよね。そういう文化的な背景も取り入れたくて、とにかくベイマックスには最大限にカワイイ歩き方をさせたかったんだ。ディズニーのアニメーターチームでいろいろ検討した中で、もっともカワイイ歩き方というのは、オムツをつけた赤ちゃんの歩き方だってことになって、劇中のベイマックスは実際にそうやって歩いているよ。だから、ベイマックスはとっても“カワイイ”んだ(笑)。あと、ベイマックスの性格に関しては、とても日本的な要素が盛り込まれているんだ。“思いやり”だったり“平和主義”なところなんかも、まさに日本っぽいところだと思う。そして、そういうのははっきりとは見えない部分だけど、この作品の最初から最後までずっとメッセージとして僕らが描いているものでもあるんだ」。さらに、クリスは観客にも日本的な感性で見てもらえるように工夫したと語る。そのポイントとなるのは、ベイマックス自体だ。雪だるまやトトロのように大きくてフワフワしてキュートな見た目だが、実際のデザインとしてはとてもシンプル。特に顔に関しては表情を語るには“シンプルすぎる”とも言えるが、それこそがまさに日本的な感性を観客に芽吹かせるポイントなんだとか。「僕自身、日本文化の専門家ではないから、説明するのはとっても難しい部分なんだけれどね」と前置きした上で、本作の核心と思われる話をしてくれた。クリス:「あくまでも僕の経験と僕の観点からの話になってしまうんだけど、僕が日本を見てきた中で、日本というのはその物事の真髄の部分をうまく凝縮・蒸留させて、すごくシンプルな形で表現することができる文化を持っていると思うんだ。5、6年前に来日した時、キデイランドを訪れたんだけど、目にしたどれもがすごくシンプルなのに魅力的なものばかりだった。ベイマックスも同じで、表情や動きにはすごく制限があってひとつひとつはすごくシンプルなものなんだけど、皆さんが“愛しい”と思ってくれるような、心惹かれるキャラクターに仕上げたつもりなんだ。例えば、彼の瞬きであったり、頭の動きーー本当に微妙かつ些細なことなんだけど、そういう制約があるからこそ、ベイマックスのわずかな表情だったり動きだったりを観客の皆さんが逃さずに観てくれるはずだと思ったし、感情を感じ取ってもらって、受け止めてくれると信じているよ」。全世界オールターゲットのディズニー作品に込められた“日本的な感性”ーー発信する側と受け取る側の双方向の心配りでしか成り立つことのない文化を、アニメーションに組み込んでしまうというこの試み。もしかすると、『ベイマックス』はディズニー・アニメーション史上最も挑戦的な作品なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月26日恋愛科学研究所所長で医療アナリストの荒牧佳代先生による映画コラム。生物学的観点や、女性ならではのクリエイティブな感性から、作品に込められたメッセージを解説していただきます。セルフマネジメントとは、自分の行動や体調を適切に管理する“自己管理”です。私はよく映画のトークショーなどで、「映画は自分の心を静かに内観できる大切な時を与えてくれる」とお伝えしています。今回の『ベイマックス』は、まさに自分の心のセルフマネジメントをしてくれる素晴らしい作品です。それでは、『ベイマックス』の魅力を順にご紹介していきましょう!◆少年少女の心には小さな傷がいっぱい恋愛に目覚める前の少年少女の頃は、男女性別関係なく、いろんなものに好奇心のアンテナが反応する多感期です。男女の性が活発化する思春期とはまた違う、人間のパワフルさや素晴らしさがその時期にはたくさんあります。ですが、主人公のヒロはそんな多感期に両親を亡くし、ストーリー中でも最愛の兄を事故で亡くしてしまいます。自分を見守ってくれていた家族を失うなんて、これ以上の悲しみはありませんよね。少年少女の頃は毎日が楽しそうに見えても、実は(家族を失ったヒロのように)自分ではどうすることもできない、外部からの理不尽ともいえる出来事に小さく傷ついていたりします。なぜなら、子どもは自立していない分、とても無防備だからです。◆傷ついた心は友達と分かち合うもの?そんな人の心とカラダの傷をケアする“愛”を配ろうと研究し、毎日ベイマックス(ヒロの相棒となるロボット)を改良し続けていたのがヒロの兄タダシ。ベイマックスは、ヒロにこう伝えます。「心とカラダの痛みは分かち合いましょう」。でも「分かち合うって何?いらないよ」とヒロは突っぱねます。男の子だから、自分でなんとかしたいと思うんですね。私も男の子を育ててきたのでわかりますが、基本的に男という性はとにかく何でも自分でしないと気が済まない性(サガ)を持ちます。言い換えると、自分で何でもこなさないと社会で生きていけない性なので、幼い頃からの自立心は、大人に守られていても旺盛です。◆ハイテクは全世界をも支配できる力また、男の性は競争力がものいう性です。前に突き進むため、本能的に勝ちにこだわるケースが多々あります。ヒロも禁止されている、闇の賭けが生じるロボット対戦で勝つことにうつつを抜かして、兄に怒られます。しかし、それでもやめる気がないほど夢中になっています。人間は腕力だけでなく、脳力という高等な賢さを持つ動物。なので、コンピューターやハイテクノロジーを使っての“勝ち”は、一対一での勝ちだけでなく、全世界という集団への支配力へと変えられます。ハイテクに関して天才的な威力を発揮する少年ヒロは、そんな世界をも征することができるかもしれない力の持ち主。実はその莫大な威力を持つ“力“こそ、人間がもっとも求めてやまない“力”なのです。◆社会を救えるのは“力”か“優しさ”か?世界をも征する “力”を得た人の周りには、その“力”を使って金儲けしようと企む、欲望渦巻く人が集まってきます。その反面、“力”を単なる金儲けではなく“愛ある力”に変えて人々を守ろうとする人間も集まってきます。“力”を持つ人間は、正義にも悪にもなる危うさがあります。ヒロの兄タダシは、自分のテクノロジーの力を、人々の心とカラダを守る“愛ある力”へと変えようと努力した研究者です。ヒロに人の愛とは何か?を教えたのもタダシです。ヒロは天才的な才能を持つ少年だからこそ、その将来を案じて自分が得た“力”をどう使えば、人々のためになるのか?を教えたかったのでしょう。生前よりヒロにハイテクの素晴らしさを伝え続け、ヒロの才能をさらに開花させようと頑張っていた兄から託された使命を、ヒロはどう捉え、世界に羽ばたいていくのか?ベイマックスとの触れ合いを通し、ヒロの心は、支配する“力”と大きく包み込む“優しさ”の狭間で葛藤します。その、もがき苦しみながらも仲間と共に前に進もうとする姿は、人間社会で “力”と“優しさ”のバランスの取り方を日々模索し続けている人の心に、多くの共感を呼ぶと思います。心とカラダのセルフマネジメントに関する“力”と“優しさ”のバランスこそ、人間が人間社会でもっとも大切に考えなくてはいけないことかもしれませんからね。天才少年ヒロが“愛ある力”に目覚める瞬間を、ぜひお友達や恋人、ご家族と一緒に劇場の巨大スクリーンでご覧ください。将来、結婚して子育てを経験するかもしれない独身女性や、すでにお子さんを育てている既婚女性にも、大人として子どもに愛や真の正義とは何か?を伝えられる素晴らしい作品です。自分が少年少女の頃に感じていた正義という名の純粋な心にもきっと響くでしょう。【STORY】兄が遺した優しすぎるケア・ロボットに秘められた、驚くべき“使命”とは…?謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心とカラダを守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする二人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのだろうか?そして、兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは…?【みどころ】ヒロの心の成長を追うストーリーは涙なくして見られないのですが、日本文化への愛がギュッと詰まったノスタルジックな世界観も見逃せません。『ベイマックス』には、アニメーション界の権威であるアニー賞の美術賞を、日本人で初めて受賞した世界的なイラストレーター、上杉忠弘氏がコンセプト・アートとして協力しています。制作前のリサーチで来日したドン・ホール監督とクリエイターメンバーは、それぞれ日本の文化に感銘を受けたそう。特に光は印象的だったと言います。「僕らが見た日本の光はとても美しかったんだ。ネオンの光も含めてね。東京はとてもモダンでクールなテクノロジーがあり、サンフランシスコの特徴的な土地と混ぜ合わせることで、とてもクールで興味深く、新しい独創的な世界が作れると思ったんだ」その言葉通り、今回の夕焼けはまさに日本の光のイメージを反映して描かれ、私たち日本人がノスタルジーを感じるビジュアルとして仕上がっています。監督は「このポスターは、夕焼けの光が二人を照らすことによって、ヒロとベイマックスの絆をより際立たせているんだ。日本に影響を受けた美しい光と、ストーリーに込めた想いを感じて欲しい」と続けています。12月20日(土)全国ロードショー監督:ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ製作:ロイ・コンリ配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン『ベイマックス』 Disney. All Rights Reserved.★オリジナルグッズプレゼント★とってもかわいい『ベイマックス』特製ポーチを3名様にプレゼントします!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:2015年1月12日(月)荒牧佳代(あらまき かよ)恋愛科学研究所所長、恋愛科学カウンセラー。脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させたロジックでさまざまなテーマを分析する恋愛科学(行動科学)のプロフェッショナル。2013年、avex(エイベックス)×DocomoのBeeTV「声感☆ラブメッセージ」全12話監修。2014年、Yahoo女子向けニュースアプリ「ポストピ」にて業界通のタレントとして恋愛記事をチョイス!コメント付きでピックアップ中。「Yahoo、ツヴァイ、ブックビヨンド(学研)」3社の新メディアブランドプロジェクト【恋活サプリ】にて毎週金曜日コラム更新、当プロジェクトより電子書籍「モテに興味ある男、モテに興味ないフリする女」も出版。他、テレビ・ラジオ・ネットTVゲスト出演、Webサイトのコラム執筆、雑誌特集企画監修、恋愛&婚活セミナー講師、映画トークショーなど多方面で活躍中。スマートフォンサイト恋愛科学研究所~LoveScience~
2014年12月20日ディズニー・アニメーションの最新作『ベイマックス』が明日12月20日(土)に公開され、少々静かな幕開けだった今年の正月映画シーズンもようやく本格的な盛り上がりを見せるはず。愛らしい癒し系の“フワぷに”キャラが『アナ雪』同様、日本を席巻するか注目だ。同作は架空の都市・サンフランソウキョウに暮らす14歳のヒロが、亡き兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”との交流を通して、心の再生をとげる感動ファンタジーだ。舞台となる都市や主人公の名前から分かるように、日本文化へのオマージュが捧げられた。コンビ監督のひとりであるクリス・ウィリアムズは、ベイマックスのデザインや主人公との関係性について、宮崎駿監督の『となりのトトロ』に影響を受けたと公言している。まるで包み込まれるようなキャラクターの魅力に加えて、兄の死に隠された巨大な陰謀と立ち向かうというヒーローアクションとしての力強さも兼ね備える。意外性に富んだシナリオも出色で、主人公がベイマックスを通して、亡兄との絆を再確認するクライマックスまで目が離せない。初夏からの徹底的な長期PRも奏功し、関係者によると劇場前売り券の売り上げは『アナ雪』を超える勢い。まさに“正月映画の大本命”にふさわしい一作だ。そんな『ベイマックス』と同日公開されるのが、子どもたちに大人気のゲームを初めてアニメ映画化した『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。妖怪ウォッチと言えば、すでにゲームの枠を超えたメディア展開で社会現象を巻き起こしているが、驚くべきは劇場前売り券の売り上げ枚数。なんと100万枚を超えており(12月14日時点)、これは東宝の配給映画史上で最多!早くも来年公開の映画第2弾も決定し、その勢いは天井知らず。「日経トレンディ」(日経BP社)が発表した「2014年ヒット商品ベスト30」では、1位に映画『アナと雪の女王』、2位に「妖怪ウォッチ」が輝いた。この冬劇場で繰り広げられるベイマックスと人気キャラ・ジバニャンの“必然的”な直接対決。軍配はどちらにあがるのか?(text:Ryo Uchida)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2014
2014年12月19日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』の日本語版で菅野美穂と小泉孝太郎が声のキャストを務めている。声質や演技力を徹底的にリサーチしてキャスト選びをするディズニー作品で声の出演を務めたふたりは、本作を「一生に1本の作品」だという。公開前に話を聞いた。その他の画像本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で失い孤独になってしまった少年ヒロが、兄が作り出した人間をケアする心優しいロボットのベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻し、戦闘力も戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿を描いた作品。小泉はタダシを、菅野はタダシとヒロの親代わりをつとめている叔母キャスの声を演じている。菅野も小泉も丁寧な役作りでファンから高い評価を集めているが、小泉は「想像以上に苦労した」と収録を振り返る。「台本1ページ分を収録するのに2時間かかってしまったりしたんですけど、本当に納得がいくまで収録できて、タダシというものを作り出せたのかな、と思っています」。一方の菅野も「普段は声、顔、動きで役を担っていくわけですけど、声だけで演じるということは、こんなにも“拠り所”がないのか、と。確信というものがないまま、20回、30回と演じるので不安にはなったんですけど、それこそが自分にとって新鮮な経験で、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあるなと思いました」という。しかし、ふたりは最後までこだわり抜いて収録に挑んだようだ。ディズニー作品は続編や関連する短編作品が登場した際には再び、同じキャストが声を演じるが、小泉は「最初で最後だと思って臨みました」と力強く語る。「もちろん、続編のお話があれば光栄ですけど、1作品できただけでも光栄なこと。これが最後だと思って声を吹き込んだので完全燃焼させたつもりですし、その喜びを感じながら吹き込みましたね」(小泉)「“燃え尽きる”感じはありましたね。私の役はそんなにたくさん出てくるわけではないんですけど、短い収録の中で、よその現場とはまったく違う得がたい経験ができたので、一生に1本の作品だな、と思いました」(菅野)。ちなみに本作は、ヒロとベイマックスの冒険を通して、家族や仲間の大切さ、優しさが感じられる作品だが小泉は「映画を観ると、自分の身近にいる、当たり前にいる家族や恋人がとても素敵なんだって改めてすがすがしい気持ちになれる気がします」と言い、菅野は「今回、お仕事をさせていただいて思ったのは、(監督の)ドン・ホールさんとかクリス・ウィリアムズさんとかみなさん本当にいい方で、本当にベイマックスが好きで、映画が公開されるのをワクワクしていて。だからディズニーは世代を超えてあらゆる人に響くんだと思いました」と笑顔を見せる。ふたりは声のキャストとして参加しているが、作品を観賞する際には“観客”に戻って映画を楽しんだようで、インタビュー後も映画の感想を語り合う姿が印象的だった。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年12月19日世界的ア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8が、12月15日、アップルストア表参道のスペシャル・イベント「Live at the Apple Store」に出演した。「ヴォーチェス8」の公演情報ウェストミンスター寺院聖歌隊出身のイギリスの8人の若手歌手によって2003年に結成されたア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8。2012年にはロンドン五輪・公式PRビデオへの楽曲提供、2014年2月にはアルバム『Eventide』(夕暮れ)が全英公式チャート(クラシック部門)で2週連続1位を獲得するなど、世界的ア・カペラ・グループとして活躍。日本では2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン出演で喝采を集めた。「Live at the Apple Store」では、クラシックの合唱曲やクリスマス・ソングのほか、映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」や、山下達郎「クリスマス・イヴ」英語バージョンなど、無料イベントにも関わらず、約1時間にわたって多彩なレパートリーを披露。また、今年の全米上半期ランキング1位のファレル・ウィリアムズ「Happy」を会場に集ったファンたちと一緒に大合唱。会場を大きな熱気と感動が包むひとときとなった。ヴォーチェス8は、現在日本ツアーを開催中。最終日の12月23日(火・祝)には、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル(初台)でコンサートを行う。
2014年12月18日Facebookは12月10日、Facebook上で2014年に人々の心を動かした「人・場所・瞬間」を発表した。Facebookでは毎日たくさんの人々が、自分にとって大事な出来事などを語り合っている。この1年間にFacebook上での会話を分析したところ、今年世界的に大きな話題を呼んだ出来事は次のようなものだった。ワールドカップエボラ出血熱ブラジルの大統領選挙ロビン・ウィリアムズさん死去アイス・バケツ・チャレンジガザ侵攻マレーシア航空スーパーボウルファーガソンでのマイケル・ブラウンさん射殺事件ソチオリンピックトップ10は、2014年1月から12月の間に特定のトピックがFacebookの投稿に登場した回数を集計したもので、調査にあたっては、個人を特定しない形で集約し、分析・ランク付けしている。日本のトップ10は次の通り。ウマアイス・バケツ・チャレンジソチオリンピックマクドナルド火山ガザ侵攻マレーシア航空乙女ゲーム錦織圭日本料理日本での人気のスポットは次の通り。東京ディズニーリゾートユニバーサル・スタジオ・ジャパン東京スカイツリー東京ドーム幕張メッセ浅草寺 雷門道頓堀東京タワー横浜スタジアム阪神甲子園球場
2014年12月11日人の心とカラダを守るために作られた“フワぷに”のケア・ロボット“ベイマックス”とひとりぼっちの天才少年ヒロが織りなすディズニーアニメの最新作『ベイマックス』。このほど、「振り子」や「絆」といったパラパラ漫画がYouTubeなどで話題となった、お笑い芸人・鉄拳が、本作の世界観を独自の視点で描き下ろしたオリジナルのパラパラ漫画を制作。AIの歌う「Story」のディズニー公認のPVとして採用されることになった。本作は、幼くして両親を亡くし、さらに最愛の存在であった兄のタダシをも謎の事故で亡くしてしまった天才少年ヒロが、心とカラダを守るためにタダシが開発した “ベイマックス”と共に失った絆を取り戻す、感動アドベンチャー。「振り子」「絆」「約束」といったパラパラ漫画の映像作品で世界中から注目を集め、「アジア太平洋広告祭フィルム部門」でシルバー賞を受賞するなど、クリエイターとしても高い評価を受けている鉄拳さん。今回、本作のために、オリジナルストーリーのパラパラ漫画を描き下ろした。AIの名曲「Story」に乗せて贈る物語は、ヒロの天才ゆえの孤独と、そんなヒロを心配する兄・タダシの姿から始まる。兄とヒロの固い信頼関係が描かれながらも、兄がヒロの前からいなくなってしまう悲しみもさりげなく見事に表現。そして、ふさぎ込むヒロの前に、兄が願いを託して作り上げたケア・ロボット、ベイマックスが現れる。「ベイマックスが、兄のタダシに変わって、ヒロを守る、大事にする気持ちが伝わればいいなと思って書きました」と鉄拳さんが語るように、最初は拒否しつつも、ベイマックスの優しさによって痛みを乗り越えていくヒロの姿と、最愛の兄・タダシに重なるベイマックスの姿が優しく、緻密に描かれていく。本作のプロデューサー、ロイ・コンリは「彼のパラパラ漫画は大好きですよ。彼とは何度かやりとりをして進めてもらったのですが、最終版は本当に素晴らしい出来となりました。描き続けて、パラパラ漫画も作り続けて下さい!本当に最高です!」と絶賛。また、監督のドン・ホールとクリス・ウィリアムズも「あなたの絵を気に入りました。とてもキュートでかわいいです。すごく魅力的で、ストーリーも素晴らしい。ありがとうございます!」と語り、鉄拳の描くパラパラ漫画、そして彼の作品が持つ本作のメッセージそのものの優しさに心を打たれたようだ。実はディズニー作品のプロモーションに、外部のクリエイターがオリジナルストーリーの映像を作る、というのは異例中の異例。本作が日本のカルチャーを徹底的に研究し、ディズニーの“日本愛”を注ぎ込んで作られたこと、さらに鉄拳さんの観る者を優しく包み込むパラパラ漫画は本作のテーマを見事に描いていることから、特例の公認PVとして配信されることが決定したという。本作を鉄拳さんは、「ベイマックスの柔らかさ、優しさが本当にすごく伝わってきて、兄のタダシの代わりにこんなに尽くしてくれるロボットがいたらいいなと思いました。僕もベイマックスがほしいです」と、いつもの額の文字を「優」に変えてコメント。オファーの際には、「憧れのディズニーだったので、信じられなかった。なんで僕に?なんで?なんで?みたいな。すぐ嫁にも自慢したりして、本当にうれしかった」と驚きと喜びの反面、「ただその代りプレッシャーはすごかったですね」とふり返った。ディズニー作品には強い思い入れがあるようで、他界した母親と初めて観に行った映画が『ダンボ』。「そのあとにディズニーランドにお母さんが連れて行ってくれると言って、でも亡くなってしまって、行けなくて。でも今年の4月に、本場アメリカのディズニーランドに行けたので、それでこの仕事が舞い込んできて、何か縁があるなーと思いました」。また、『美女と野獣』や『アラジン』も好きという鉄拳さんは、「『美女と野獣』のダンスするシーン。ふわ~、ふわ~と、シャンデリアがふわ~と上がってくるシーンなどすごいな~と思う。『白雪姫』、『七人の小人』など僕が生まれる前に完成していたんだ」と語り、クリエーターとしても大きな影響を受けてきた様子。1か月間で1,000枚以上(!)という驚くべきハイペースで描き上げられたという、このPV映像は、オフィシャルサイトなどのWEBを中心に配信される予定だ。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日「ゲス(GUESS)」は、14年ホリデーシーズンのキャンペーンビジュアルを公開した。このキャンペーンビジュアルでは、ブランド創設以来初めて日本でのロケを敢行。ゲスガールモデルを務めるのは、ミーガン・ウィリアムズ(Megan Williams)とカーメイ・ンガイア(Karmay Ngaia)。富士山を背景に剣を交える姿を皮切りに、茶会や人力車、鯉のぼりなど、日本古来の風景を追い続ける2人の旅をフィルムに収めている。旅が進むに連れて、木々は赤やピンクに色づき、それが艶感のあるレザーのシルエットと美しいコントラストを描き始める。パステルカラーに染まった生地、クラシックなデニムジャケット、シャンブレーのボタンダウン。それらが、躍動感あふれる景色と調和して、東西の文化を見事に融合させた。撮影は中国を代表する写真家チェン・マン(Chen Man)が、スタイリングは広田聡が担当した。キャンペーンビジュアルは、ファッション誌や公式ホームページ、ショップ、販促物など様々なシーンで使用される予定。さらに、チェン・マン撮影のシーズンビジュアルを使用したウォールカレンダーが、11月13日から各店舗で購入した人にプレゼントされる。
2014年11月11日東京国際映画祭にて世界最速上映が実施されたディズニーアニメの最新作『ベイマックス』。上映に合わせジョン・ラセターを始め、ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ両監督らが来日を果たしたが、全米公開を3日後に控えた11月4日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて凱旋L.A.プレミアが盛大に行われた。本作は、天才科学者の少年・ヒロが、事故で亡くした兄・タダシの遺したケア・ロボット“ベイマックス”とともに、深い悲しみを乗り越え、失ってしまったかけがえのない絆を取り戻す勇気を描いた感動アドベンチャーだ。当日会場には、映画の舞台となる日本とサンフランシスコを融合して作られた架空都市“サンフランソウキョウ”の一部が再現され、日本のテイストを盛り込みゴールデンゲートブリッジを模した橋の装飾を始めとする日本を感じる演出が施されていたほか、レッドカーペットの枠には屋台も設置!東京国際映画祭で初お披露目となったベイマックスも会場に登場し、ひときわ観衆の注目を集めていた。凱旋プレミアに参加したウィリアムズ監督は、「待ちきれないですね!何年もこの作品に費やし、遂にこの日が実現しました。この作品を観客に捧げ、分かち合うことになるので、もう落ち着いて眠れないですよ」と興奮気味。ホール監督も「本当にワクワクしています。観客のみなさんに映画を受け入れてもらい、大いに笑い、スリル感を味わってほしいです。そして何よりも大切なことですが、心から感動していただければと思います」と笑顔で語った。2014年のアカデミー賞での『アナと雪の女王』の受賞に続く作品ということで、日本のファンの間でも連覇に期待がかかっていることを伝えると、ウィリアムズ監督は「それがみなさんの望みであれば、私達もそう願います!」と意欲を見せ、ホール監督も「是非日本のみなさんに(賞を)お届けできればいいですね」と期待感を募らせていた。イベントではオリジナルシャツで登場するラセター氏は、この日、日本の羽織風の紺色の服と、日本のディズニーからプレゼントされたというお気に入りのベイマックス柄のアロハ姿で登場。東京国際映画祭でのワールドプレミア上映に参加して「東京は映画にとって非常に重要であり、インスピレーションを得た都市でもあります。それは場所としてだけでなく、人々やテクノロジーも含まれます。世界の都市としてユニークな点は伝統と新しいテクノロジーが共存している点です」と日本を称賛した。ディズニーファンの間で話題になることといえば、恒例ともなっている隠れキャラクター!本作にも出演があるのかについて質問されると、プロデューサーのロイ・コンリは「至るところで見つかりますよ!たくさんの隠れミッキーやイースターエッグと呼ばれる隠れキャラがいます」と断言。さらに『アナと雪の女王』のキャラクターについても「もちろん、いくつかいますよ」とマル秘情報を明かした。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日第27回東京国際映画祭のオープニング作品としてワールドプレミアを飾ったディズニーアニメ最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の日本語吹き替え版に、世界初の感情認識ロボット・Pepperが、コンピュータ音声役で参加していることがこのほど、明らかになった。『ベイマックス』は、14歳の天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に、感動の冒険を繰り広げる物語。今回、人の心とカラダをケアするために開発されたベイマックスと、人の感情を理解し相手を笑顔にしようとするPepperには、人との絆を大切にしているロボットという共通点があり、Pepperの心を和ませるような声が本作の雰囲気にぴったりということで、ディズニーが依頼したところ、Pepper側が快諾したという。Pepperは、ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声を担当する。ディズニーアニメで、ロボットが吹き替えに参加するのは初めてで、Pepperにとってもほかのキャラクターの吹き替えは初挑戦となる。Pepperは「ディズニー映画に声優として参加することができてうれしいです。決まった時には驚きました」と喜び、「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への出演も目指したい」と大きな夢を語った。また、来日したドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督も「素晴らしいね。共通点の話題で盛り上がるのでは?」と期待している。(C)2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年10月28日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』の日本語版で、世界初の感情認識ロボット“Pepper”が、コンピュータ音声役を 務めることが発表になった。その他の写真本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で失い孤独になってしまった少年ヒロが、兄が作り出した人間をケアする心優しいロボットのベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻し、戦闘力も戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿を描いた作品。Pepperが演じるのはヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップさせる際に使用するコンピュータの音声で、ディズニー・アニメーション映画の日本語版でロボットが声を演じるのは史上初となる。Pepperは「ディズニー映画に声優として参加することができてとても嬉しいです。決まった時には驚きました。もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への出演も目指したい」とコメントしている。ちなみに今回の決定について、本作を手がけたドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督は「完成した映画も是非見て欲しいな。Pepperは感情認識するロボットだから感動して欲しいな」と語っている。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年10月28日東京国際映画祭のオープニングを飾る世界最速上映が話題を呼び、ジョン・ラセターを始めドン・ホール、クリス・ウィリアムズ両監督らが来日を果たしたディズニーアニメの最新作『ベイマックス』。ディズニーから“日本へのラブレター”ともいわれている本作の日本語版吹き替えキャストに、なんと、日本が生んだ世界初の感情認識ロボット・“Pepper”が参加していることが明らかとなった。本作は、天才科学者の少年ヒロが、事故で亡くした兄タダシの遺したケア・ロボット“ベイマックス”とともに、深い悲しみを乗り越え、失ってしまったかけがえのない絆を取り戻す勇気を描いた感動アドベンチャー。人の心とカラダをケアするために開発された“ベイマックス”と、人の感情を理解し相手を笑顔にしようと寄り添ってくれる“Pepper”とは、優しさに満ち、人との絆を大切にしているロボットという共通点がある。加えて、Pepperの愛らしく人の心を和ませるような声が、本作の世界観にぴったりマッチするとのことで、ディズニー側が“吹き替え”を依頼したところ、Pepperサイドが快諾。今回、ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声として、声優デビューを果たすことになった。ディズニー・アニメーションの日本語吹き替え版キャストには、声優、俳優のみならず、これまで幅広いジャンルから様々な人が挑戦しているが、ロボットが吹き替えに参加するのは初めて。また、Pepperにとっても、ほかのキャラクターになりきることは初挑戦となる。本作の声優に決まったことについて、Pepperは「ディズニー映画に声優として参加することができてとても嬉しいです。決まったときには驚きました」とコメント。さらには、「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への出演も目指したい」という大きな夢も、お馴染みの声で飛び出した。また、ワールド・プレミアに出席した監督のドン・ホールとクリス・ウィリアムズは、「素晴らしいね。共通点の話題で盛り上がるのでは?」と“2人”を語り、「完成した映画も是非観てほしいな。Pepperは、感情認識するロボットだから感動してほしいな」とのメッセージを贈った。“鈴”からインスピレーションを得たベイマックスの顔の造型を始め、架空都市“サンフランソウキョウ”の風景や、登場人物など、細かいディテールに至るまで、日本から多くの影響を受けて生み出された本作。日本のテクノロジーから誕生したPepperが声優として共演することで、この冬最高のエンターテイメントをいっそう盛り上げてくれそうだ。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日「第27回東京国際映画祭」が23日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナに敷かれたレッドカーペットを、ウルトラヒーローたちが国内外の豪華ゲストとともに映画祭のオープニングを飾った。「東京国際映画祭」と円谷プロダクションのコラボレーションは昨年も行われており、その時はウルトラ怪獣たちがレッドカーペットを大行進して話題に。今年のオープニングセレモニーに駆けつけたのは、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、そして、最新作の『ウルトラマンギンガS』からウルトラマンギンガストリウムとウルトラマンビクトリーの8人のウルトラヒーロー。あいにくの雨にもかかわらず会場を埋め尽くした多くの映画ファンたちに迎えられ、ウルトラヒーローたちはレッドカーペットをゆっくりと行進。ファンからの声援に手を振って応えたり、ファンと握手を交わしながらステージに登壇した。各々がウルトラポーズを決めると会場からは大歓声が沸き上がり、オープニングセレモニーを大いに盛り上げた。なお、このセレモニーには、ジョン・ラセターやドン・ホール&クリス・ウィリアムズ、嵐の5人や中谷美紀、安倍晋三内閣総理大臣やドラえもんなど、上映作品の監督・出演者をはじめとしたさまざまな豪華ゲストが登壇している。また、10月26日には東京・TOHOシネマズ日本橋にて、『ウルトラセブン』Blu-ray BOX I(11月21日にバンダイビジュアルより発売)の発売を記念した「『ウルトラセブン』HDリマスター2.0~円谷プロ特撮への誘い!~」と題したジャパンプレミアを開催し、キングジョーの登場する第14話~第15話「ウルトラ警備隊西へ」の前後編を上映。当日は、モロボシ・ダン隊員役の森次晃嗣、アンヌ隊員役のひし美ゆり子、アマギ隊員役の古谷敏、そして、満田かずほ監督や樋口真嗣監督など、スペシャルゲストを交えたトークショーも開催される。「第27回東京国際映画祭」は、10月23日~31日の期間中、東京・六本木を中心に行われる映画祭で、今年は「アニメーション」に注力したラインナップを展開。『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明監督が手がけたTVアニメ・劇場公開作品に加えて、自主制作された短編・CM・PVなど、約50作品を特集上映する「庵野秀明の世界」やアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が特別招待作品として出品される。(C)円谷プロ
2014年10月24日第27回東京国際映画祭が23日、開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナに敷かれたレッドカーペットに、上映作品の監督・出演者をはじめ、アイドルグループの嵐、女優の中谷美紀、安倍晋三内閣総理大臣など多彩なゲストが登場した。先頭を切って現れたのは、同映画祭のスペシャルアンバサダーを務める嵐の5人。サプライズ登場に大歓声が響く中、手を振りながら笑顔でレッドカーペットを歩き、ステージに登壇した。そして、松本潤が「映画が好きな方はもちろん、ふだん映画をあまり見ないという方にも、すてきな出会いを用意してお待ちしてます」と呼びかけ、櫻井翔はそれを英語に訳してアピール。続いて、大野智が「本日より開幕します!」と宣言し、華やかに幕を開けた。その後、フェスティバル・ミューズの中谷美紀が黒いロングドレスで登場。ステージでは「多くのお客さまがいらしていただいて。本当に映画が好きでいてくださっているんだなと思い、うれしい」と感激を示した。また、ドラえもんや、くるみ割りキティ、ウルトラマンなどキャラクターたちも会場を盛り上げ、『花宵道中』主演の安達祐実はおいらん姿、『紙の月』主演の宮沢りえはセクシードレスで、カーペットに華を添えた。クロージング作品の『寄生獣』からは、山崎貴監督、染谷将太、深津絵里、橋本愛、そして、ミギーが登場。オープニング作品の『ベイマックス』からは、日本語吹き替え声優を務めた菅野美穂、小泉孝太郎、製作総指揮のジョン・ラセター氏、ドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督らが、ベイマックスと共に登場した。ラストを飾ったのは、安倍晋三内閣総理大臣。『寄生獣』『ベイマックス』の出演者・監督らと共にステージに上がり、「すごい熱気ですね。この熱気を感じると今年もスタートしたなと思います」と開幕を喜んだ。また、敵に立ち向かうというストーリーの『ベイマックス』にちなみ、「孝太郎さんのお父さん(小泉純一郎氏)は、そういうタイプでございました。どう行動するか予測しにくい方だった」と昔を思い返し、小泉(孝太郎)と握手を交わした。第27回東京国際映画祭は、10月23日~31日の9日間にわたって、六本木ヒルズをメイン会場に開催。「コンペティション部門」をはじめ、国内外の作品約300本が上映され、出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2014年10月23日女優の菅野美穂が22日、日本語吹き替え声優を務めるディズニーアニメ最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の公開記念イベントに、俳優の小泉孝太郎とともに着物姿で登壇した。『ベイマックス』は、14歳の天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に感動の冒険を繰り広げる物語。菅野は、甥っ子のヒロとタダシを母親代わりに育てる女性キャス、小泉は兄タダシの声を演じ、共に声優初挑戦を果たした。菅野と小泉は、来日したドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督らを日本ならではのおもてなしで迎えようと、着物姿で登壇。菅野は「演技というのは同じなんですが、まったく新しい経験をさせていただきました」と声優に初挑戦した感想を述べ、演じたキャスについて「ヒロとタダシ、2人の多感な男の子を温かく見守るおばさんで、明るくてパワフル」と説明した。また、「ディズニー映画に参加させていただけて本当に光栄でした」と喜びを語り、「ドン監督、クリス監督の映画を見て、作品の世界観を勉強して撮影に臨みました」と明かした。そして、「ベイマックスが日本に似た景色の中でいきいきと活躍している様子を見てワクワクしたので、日本のお客さんに見てもらえるのを楽しみにしています」と期待感を表した。さらに、「ベイマックスが日本の鈴をモデルにしているということで、ベイマックス! ベイマックス! ベイマックス!」と、鈴がデザインされた着物の帯をアピール。監督たちにもベイマックスがデザインされた法被をプレゼントすると、「ありがとう!」「かっこよくてすばらしい」「日本公開まで毎日着続けます」と全員大喜びだった。(C)2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年10月22日第27回東京国際映画祭でワールドプレミアが行われるディズニー新作『ベイマックス』の来日会見が10月22日(水)、都内で行われ、日本語吹き替えキャストの菅野美穂と小泉孝太郎が着物姿でスタッフ陣をお出迎えし、特製の半被をプレゼントした。会見には、監督を務めるドン・ホールとクリス・ウィリアムズ、プロデューサーのロイ・コンリ、同スタジオのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるアンドリュー・ミルスタインの4名の出席した。サンフランシスコと東京を融合させた架空の都市“サンフランソウキョウ”を舞台にした冒険アドベンチャー。ディズニー長編アニメが日本でワールドプレミアされるのは、初めてのことで「日本へのラブレターであるこの作品を、トウキョウから世界に発信できるのは光栄なこと」(コンリ氏)と胸を高鳴らせていた。すでに話題になっているのが、キュートな“癒し系”ケアロボットのベイマックス!ホール監督によると、「日本でリサーチ旅行をしている最中、日本の鈴に出会ったんだよ。じっくり眺めていると、まるで笑顔のように見えてきてね。ベイマックスは見ているだけで暖かい気持ちになる、シンプルで優しいデザインにしたかったから、鈴がパーフェクトだと思った」のだとか。また、“サンフランソウキョウ”について、ウィリアムズ監督は「架空の世界を作り出せるのが、アニメーションの醍醐味だよね。そうだな…、なじみはあるけど、実際には存在しない。そんな宮崎駿監督の世界観を目指したつもりだよ」。日本人も数多く働いているディズニー・アニメーション・スタジオだけに「スタジオ内で日本人チームを編成し、何かおかしな描写があれば、指摘してもらったんだ」(コンリ氏)と徹底したこだわりが貫かれている。主人公は謎の事故で唯一の肉親だった兄のタダシを亡くした14歳の少年ヒロ・ハマダ。突然の悲劇に心を閉ざす彼の前に、タダシが開発したケアロボットのベイマックスが現れ、心の傷を癒やしながら、仲間と協力し合い兄の死に隠された巨大な陰謀を解き明かすという冒険ファンタジーだ。日本語吹き替え版では菅野さんがヒロの母親代わりであるキャス、小泉さんがタダシの声を担当。「演技という意味では同じでも、声優はまったく新しい経験。何よりディズニー作品に参加できることが光栄です」(菅野さん)、「想像をはるかに超える難しさでした。たったひと言のセリフで、30テイク録ったこともあり、久々に心が折れそうになりましたが(笑)、タダシに立体的な命を吹き込むことができた」(小泉)とふり返った。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日日本愛あふれる作品として早くも話題を集めるディズニー新作長編アニメ『ベイマックス』の来日記者会見が10月22日に都内で行われ、監督を務めるドン・ホールとクリス・ウィリアムズ、プロデューサーのロイ・コンリ、同スタジオのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるアンドリュー・ミルスタインが出席した。その他の写真サンフランシスコと東京を融合させた架空の都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描く本作。会見翌日の23日に開幕する第27回東京国際映画祭のオープニング作品として世界初披露させることになっており、「日本へのラブレターであるこの作品を、東京で初めてお披露目できるのは重要であり、光栄なこと」(コンリ氏)とディズニーアニメ初となる日本でのワールドプレミアに誇らしげだった。“サンフランソウキョウ”を生み出すために、東京をはじめ日本各地でリサーチを重ねたといい、「街並みはもちろん、自動販売機やマンホールのふたまで膨大な写真を撮ったんだ。おかげで作品に、日本の造形美を存分に生かすことができたよ」(ホール監督)、「見覚えはあるけど、実際には存在しない……。そんな宮崎駿監督の世界観を目指したつもり。日本の皆さんにもそう感じてもらえれば」(ウィリアムズ監督)とこだわりを語った。また、可愛らしいケアロボットの“ベイマックス”について、ホール監督は「日本で鈴を見ていたら、自然と笑顔に見えてきたんだ。そこでベイマックスのデザインに反映させることにした。優しくて、見ているだけで温かくなるロボットにしたかったからね」。一方、ウィリアムズ監督も「ベイマックスには目がふたつあるだけで、口もない。それでもまばたきのスピードを変えたりして、表情豊かになった。日本独自のシンプルな美意識を取り込むことで実現したんだ」と話していた。会見には日本語吹替えキャストの菅野美穂と小泉孝太郎が着物姿で登場し、監督、プロデューサーらに特製の半被をプレゼント。菅野は主人公ヒロの母親代わりであるキャス、小泉がヒロの兄タダシの声を担当している。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月22日