「ウィル・スミス」について知りたいことや今話題の「ウィル・スミス」についての記事をチェック! (1/21)
マイケル・ベイが、ウィル・スミス主演のNetflix映画『Fast and Loose(原題)』の監督候補として最終交渉を行っているという。「Deadline」が報じた。『Fast and Loose』は、記憶喪失の状態でメキシコのティフアナで目を覚ました男が主人公のアクション映画。男は自分の正体を探るために過去の記憶の断片をたどっていくと、自分に犯罪王とCIAの潜入捜査官の2つの顔があったことを知り…。マイケル・ベイとウィル・スミスは、1995年の『バッドボーイズ』で監督&主演俳優として組み、それぞれが大ブレイク。2003年に続編『バッドボーイズ2バッド』で再タッグを組んだ。2020年の第3弾『バッドボーイズ フォー・ライフ』、2024年の第4弾『バッドボーイズ RIDE OR DIE』では監督はアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーのコンビに交代となったが、マイケル・ベイはどちらの作品にもカメオ出演を果たしている。長年ウィル・スミスが企画を温めてきた『Fast and Loose』は、当初『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がメガホンを取る予定と報じられていたが、今年公開された『フォールガイ』の監督に専念するため離脱。プロデューサーとして今作に関わる模様。映画ファンは「ウィル・スミス×マイケル・ベイのコンビは映画ファンをがっかりさせない」「マイケル・ベイが監督する作品ならどんなものでも歓迎」「これは絶対必要な映画だ」「2人で『バッドボーイズ5』を作ってくれてもいいよ」「まさにマイケル・ベイ向きの映画」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:バッドボーイズ RIDE OR DIE 2024年6月21日より全国にて公開
2024年10月08日2023年9月28日、映画『ハリー・ポッター』シリーズでホグワーツ魔法魔術学校のミネルバ・マクゴナガル先生役を演じた、俳優のマギー・スミスさんの逝去が発表されました。89歳でした。スミスさんは同月27日、イギリス・ロンドン市内の病院で息を引き取ったとのことです。『ハリー・ポッター』シリーズのInstagramアカウントでは、追悼の投稿がされています。マギー・スミス女史は、ハリー・ポッターシリーズ全8作でマクゴナガル先生として輝かしい活躍をされました。本日、89歳で逝去されたことを知り、大変悲しく思います。グリフィンドール寮長としての彼女の機転の利いた発言と圧倒的な存在感により、ホグワーツは常に安全な場所でした。harrypotterーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Harry Potter(@harrypotter)がシェアした投稿 スミスさんは、イギリスのエセックス州生まれ。オックスフォードやロンドンでの舞台出演を経て、1958年に映画デビューをしました。1969年に出演した映画『ミス・ブロディの青春』では、アカデミー賞の主演女優賞を受賞。また、大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…』では、修道院長役を演じ、人気を博しました。映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』より8作品にわたって、ホグワーツ魔法魔術学校のミネルバ・マクゴナガル先生を演じ、世界的に有名に。厳しく公平でありながら時に優しいマクゴナガル先生のキャラクターは、多くのファンの心をつかみ、今もなお愛されています。2023年9月28日には、同シリーズでアルバス・ダンブルドア校長役の2代目を務めた、俳優のマイケル・ガンボンさんの逝去が発表。スミスさんの訃報に日本からは「厳しくも優しいマクゴナガル先生が大好きでした」「ダンブルドア校長と天国で仲よくやっているのかな?どうか安らかに休まれますように」などのコメントが寄せられました。スミスさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年09月28日ポール・スミス(Paul Smith)の展覧会「写真を囲むフレーム:ポール・スミス テーラリングの60年」が、東京・表参道ヒルズにて、2024年10月2日(水)から10月6日(日)まで開催される。ポール・スミスの“テーラリング”にフォーカス着用する人々を際立たせたり強く印象づけたりする役割を持つスーツを、“写真や絵画を囲むフレームのようなもの”とみなすポール・スミス。「写真を囲むフレーム:ポール・スミス テーラリングの60年」では、ポール・スミスのテーラリングに着目し、アーカイブアイテムや映像コンテンツなどを通してその魅力を紹介する。併設ショップもなお、会場にはショップを併設。メンズでは、過去に多くの人気を獲得した“キノコ”の総柄を裏地にあしらったスーツをはじめ、シャツやタイなどが販売される。ウィメンズコレクションの30周年を祝うカプセルコレクションも併せて販売。華やかなフローラル柄をプリントしたシャツやスカートを会場で手に入れることができる。【詳細】展覧会「写真を囲むフレーム:ポール・スミス テーラリングの60年」会期:2024年10月2日(水)~10月6日(日)場所:表参道ヒルズ B3階 スペースオー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10営業時間:11:00〜20:00(最終入場 19:30) ※10月2日(水)のみ12:00〜20:00(最終入場 19:30)入場料:無料※来場予約は、9月20日(金)よりポール・スミスLINE公式アカウントにて受付開始。〈併設ショップ〉アイテム例:・イベント記念のメンズスーツ 132,000円・ウィメンズ30周年 シャツ 40,700円・ウィメンズ30周年 スカート 61,600円【問い合わせ先】ポール・スミス リミテッドTEL:03-3478-5600
2024年09月20日ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演する、ハートウォーミングなドキュメンタリー映画『ウィル&ハーパー』の予告編が、Netflixより公開された。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、長年にわたって友情を築いてきたウィル・フェレルとハーパー・スティールの17日間に及ぶ旅を収めた映画。ある日、ハーパー・スティールから「聞いてほしいことがある。私は女性として生きていくことにした」とメールでトランスジェンダーをカミングアウトされたウィル・フェレルが、「新しい君として、一緒にロードトリップに出よう!」とハーパー・スティールを誘って旅に出る。予告編では、「アメリカを愛しているけれど、アメリカが私を愛してくれるかはわからない」「ただ生きたかっただけ」「自分を嫌いになるのが怖かった」と、苦悩や葛藤を包み隠すことなく親友に語るハーパー・スティール。一方、コメディアン気質のウィル・フェレルは、愛あるジョークでハーパー・スティールを笑わせつつ、しっかり彼女を守っている姿が頼もしい。予告編へのファンの感想は「これは思わずウィル・フェレルを好きになってしまう映画。それも、ものすごく!」「予告編から泣ける」「映画館で観たい」など。本作は今年1月にサンダンス映画祭で初上映され、同映画祭では珍しいスタンディングオベーションが起こり、観客から温かく迎えられた。『ウィル&ハーパー』はNetflixで9月27日より配信開始。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年09月06日ウィル・スミスがアクション映画『Sugar Bandits』の主演を降板するようだ。大作で、撮影も迫っており、スミスが主演ということで配給もついている中での突如の変更。理由はスケジュールの都合とのことだが、プロデューサーも兼任するこの映画より優先するのはどの作品なのか、明らかでない。主演降板後も、プロデューサーとしてはかかわり続けるという。監督は『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』のステファノ・ソッリマ。原作はチャック・ホーガンの小説『Devils in Exile』。脚色はホーガン自身が手がけた。ロケはモントリオールで行われる予定。文=猿渡由紀
2024年09月05日アメリカ発のスペシャルティ・ティー カンパニー「スミス・ティーメーカー(SMITH TEAMAKER)」が、日本初のフラッグシップストア「スミス・ティーメーカー 渋谷 テイスティングルーム (ショップ&カフェ)」を、渋谷スクランブルスクエア4階のリニューアルに合わせ、2024年10月24日(木)にオープンする。高品質なティーブランド「スミス・ティーメーカー」とは?「スミス・ティーメーカー」は、アメリカ・ポートランド発のティーブランド。世界各地の厳選した茶葉や原料を直接調達し、独自の卓越したブレンド技法により奥行きのある味わいの紅茶、緑茶、ハーブティーを提案している。高品質でおいしいティーを提供するにあたり、農園から消費者の口に運ぶまで責任を持つ“Garden to Cup”の考え方を重視しているのも特徴だ。創業者のスティーブン・スミスは、スターバックス(Starbucks Coffee)のチャイラテの開発を手掛け、コーヒーショップにチャイを普及させたことで知られる紅茶職人。スティーブン・スミスの持つ長年の経験や生産者との関係性を生かして「スミス・ティーメーカー」をスタートさせた。日本初の旗艦店「紅茶のテイスティングルーム」がコンセプト日本初のフラッグシップストアとなる渋谷店は、紅茶の「テイスティングルーム」をコンセプトとするショップ&カフェとしてオープンする。店内には「スミス・ティーメーカー」の全製品を用意し、まるでワイナリーやブリュワリーのように、製品の背景・香り・味わいの特徴を専門スタッフがより詳しく説明。1人1人にとって相性の良いティー製品を発見できるよう、丁寧にガイドしてくれる。選んだティーをじっくりと味わってみたい場合は、併設したカフェでオーダーすることも可能だ。店頭では茶葉や抽出に使用する器具を販売する他、渋谷店でしか手に入らない限定商品として、東京限定ブレンド「トウキョウ トワイライト」を販売。東京の活気と静けさから着想を得たグリーンティーで、生き生きとした旨みと柔らかな口当たりを楽しめる茶葉だ。静岡県産の新鮮な煎茶をベースに、さっぱりとしたグリーンルイボス、レモンピール、そして香り豊かで清涼感のあるジュニパーとラベンダーをバランスよくブレンドしている。この他にも厳選されたティーブレンドやオリジナルグッズを販売し、贈り物にぴったりのギフトセットもバリエーション豊かに取り揃える。カフェでは約30種のブレンドティーを提供、3種ティー飲み比べセットもカフェスペースは、都会の喧騒から離れてゆったりとティータイムを過ごすことのできる癒しの空間に。「スミス・ティーメーカー」が作る約30種類のブレンドをすべて味わうことができ、ティーと相性の良いフードも用意する。おすすめは、3種類のティーと、ティーの個性を最大限に引き立たせてくれるペアリングフードをセットにした「ペアリング ティーフライト」。3種のティーと、それぞれのテイストと相性抜群のクッキーサンドを飲み比べしながら楽しめる。また、エスプレッソマシーンを使用して茶葉を抽出し、ミルクと合わせたティーラテ2種もラインナップ。ターメリックとスパイスの効いた茶葉「No.54 ゴールデンライト」で作るコク深い「ゴールデンライト ラテ」と、フレンチラベンダーやバラの花びらが心地良く香る「ブラックラベンダー ラテ」を味わうことができる。加えて、「ホームカミング ヴィーガン ベイクド グッズ(Homecoming Vegan Baked Good)」や「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー(bricolage bread & co.)」の焼き菓子やパンも提供。「ホームカミング ヴィーガン ベイクド グッズ」からは、ジャイアント チョコレートクッキーやファッジ ブラウニーなど、動物性の材料を使わないヴィーガンレシピで味わい豊かに仕上げた焼き菓子が揃う。「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のシナモンロールやソーセージロールもまた、ティーの味わいを引き立ててくれるメニューだ。なお、カフェで提供するドリンクはすべて目の前でスタッフが作って提供し、自宅でも再現可能なように茶葉や道具はショップにて購入することができるようになっている。また、適正な抽出時間でティーを提供するためにティーポットでのサービスでなく、あえてティーカップにて提供。気軽に様々なティーを体験してみるのもおすすめだ。【詳細】スミス・ティーメーカー 渋谷 テイスティングルーム(ショップ & カフェ)オープン日:2024年10月24日(木)住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア(渋谷駅直結・直上)ショップ & レストラン 4F席数:35席営業時間:10:00~21:00(定休日なし)■商品例・No.428 トウキョウ トワイライト カートン[サシェ15包] / 3,780円 ※店舗限定販売■カフェメニュー例・ペアリング ティー フライト 3,300円・ゴールデンライト ラテ 880円・ブラックラベンダー ラテ 880円・フード各種 495円~
2024年08月25日『アイ・アム・レジェンド2』の監督の候補にスティーブン・ケイプル・Jr.が挙がっているようだ。この続編には、オリジナルに主演したウィル・スミスのほかに、マイケル・B・ジョーダンも出演する予定で、『クリード炎の宿敵』以後、初めてまたジョーダンとケイプル・Jr.が組めることになる。スミスとジョーダンが共演するのは、これが初。脚本はオリジナル同様、アキヴァ・ゴールズマンが手がける。しかし、執筆はまだ始まっていないようだ。2007年に公開されたオリジナルには、スミスの娘ウィロウ・スミスも出演した。監督はフランシス・ローレンス。全世界で5億8,500万ドルを売り上げるヒットとなった。文=猿渡由紀
2024年07月30日ウィル・スミス主演の『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が6月21日(金)、全国公開される。2022年の米アカデミー賞授賞式で”ビンタ事件”を起こして以降、謹慎というか、活動を控えていたスミスだが、また快進撃が始まった。この映画でみせる強烈なガンファイトと熾烈なカーアクションは、このレベルまでくるともはや至芸の世界。バディを組んでいるマーティン・ローレンスとのコミカルでアップテンポな掛け合い、そしてちょい熱めな友情も健在! 先行公開した全米では、すでにランキングの首位に躍り出た。『バッドボーイズ RIDE OR DIE』この映画が全米で公開されたのは、6月7日(金)。週末3日間の興行収入は5600万ドル(約88億円)を超え、米レビューサイト「ロッテン・トマト」の観客スコアでは“97%が評価する”という高得点を獲得。業界紙も「スミスに対する観客の評価は下がっていない」と報じている。熱狂とともに迎え入れられた感じだ。はみだし刑事のバディものといえば、日本でもTV放送開始から38年の『帰ってきた あぶない刑事』が5月、8年ぶりに公開され、大ヒットしたばかり。こちらの『バッドボーイズ』は、バディ結成29年。第1作が1995年、第2作が2003年、そして前作となる第3作は、2020年に公開されている。かなりインターバルをおいた公開にもかかわらず、回を追うごとに動員数を増やしてきたのが、すごい。マイアミの街を、高級車を駆ってハイスピードでドリフトしまくるシーン。いつものノリで、マイアミ市警のマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)が帰ってくる。独身を謳歌していたプレイボーイのマイクはついに結婚。ところが、その式場で祝辞を述べたマーカスが突然心臓発作で倒れてしまう。生死をさまよう彼の夢枕に、なんと、今は亡き上司のハワード警部(ジョー・パントリアーノ)が立ち、あるメッセージを残す……「お前たちに試練がやってくる。大きな選択を迫られるが、俺がついている」。それがお告げだったのか、マイクとマーカスは、故ハワード警部に麻薬カルテルとの汚職疑惑がかけられていることを知る。無実の罪を着せられた上司のため、独自の捜査を始めたふたりは、巨大麻薬組織と謎の黒幕が引き起こした一大トラブルに巻き込まれ、容疑者として警察からも追われる身になってしまう……。気づけば周りは敵だらけなのだ!そんななか、キーになるのがハワード警部を殺害し、連続殺人の罪で牢獄にいるアルマンド(ジェイコブ・スキピオ)だ。前作のラストでマイクの実の息子であることが明らかになっている。とはいえ、取扱い超注意の劇薬的存在。彼がからむ驚きの展開が、お楽しみ、なのです。シリーズ第1作目からプロデューサーを務めているのは『トップガン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などを手掛けたジェリー・ブラッカイマー。大ヒットする映画はこう作る、というまさにツボを心得た仕事ぶりだ。監督は、大好評だった前作に続き、モロッコ系ベルギー人のコンビ、アディル&ビラル。テンポの速いエネルギッシュなドローンワーク、スノーリーカムという俳優の体に装着されたカメラによるショットの採用など、アディル監督は「古典的なカメラワークでなく、思いつく限りファンキーなショットを撮ることを試みた」という。その甲斐あって、銃撃戦のシーンは、まるで観客が自ら拳銃を握って、大スクリーンでシューティングゲームをしているかのようだ。つい、アクションシーンばかりを紹介してしまうが、この映画の魅力を倍加させているのは、実のところ色彩と音楽である。ウィル・スミスは「監督ふたりは、すべてに異なる感性をもたらしてくれる。キャラクター、アクション、そして色彩においても」と語る。ベビーブルー、ターコイズブルー、そしてピンク。これはマイアミの夜の色。アディル監督は「私たちは色のコントラストが好きです。マイアミは本シリーズのキャラクターのひとつであり、マイアミに行けばその色彩が目に飛び込んできます。活気があり、私たちはそのエネルギーやマイアミのテイストを表現したいと考えていました。エキゾチックで、大好きです。」という。そして、なんといっても音楽だ。前作も担当したブラック・アイド・ピーズが、ラテン界のスーパースターであるエル・アルファとベッキー・Gと組んで『トゥナイト』という曲をつくった。それが主題歌になっている。予告編を観ただけでも、この曲がいかにドラマにソウルフルなテンポを与えているかわかる。すでにMVが公開されているが、貴重な映画の映像もかなりミックスされていて、豪華なつくりだ。いまさらだが、タイトルの「RIDE OR DIE」は、彼らがバディを組んでから、ピンチの時に何度もふたりで唱えた合言葉「We ride together. We die together. Bad Boys for life.」(共に生き、共に死ぬ。一生悪友〈バッドボーイズ〉)から採られているそうだ。マイアミ色のなかで展開される驚異的なアクションシーンと陽気なコメディの共存。これぞまさしくポップコーン・ムービー。いや、ウィル・スミスにいわせると「グルメなポップコーン」だそうである。さらに美味しく楽しみたいなら、IMAXなどのラージフォーマットや、最高級のサウンドシステム、はたまた座席が動く4DXで鑑賞するという手もある。IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmos、ScreenX with Dolby Atoms、ScreenX、MX4D、4DX、ULTRA 4DX、すべてのスタイルが用意されている。文=坂口英明(ぴあ編集部)
2024年06月17日人気シリーズ最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』より場面写真が解禁された。マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)が活躍するシリーズ最新作では、彼らの亡き上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられたことから、独自調査に動き出す2人の命がけの戦いが描かれる。この度解禁となった場面写真は、事件に立ち向かうマイクとマーカスの姿が映し出されたもの。銃を構えて慎重に敵へと向かっていくマイクとマーカス、なぜかペンキまみれで銃を構えるマーカスと勇ましく走るマイク、大絶叫のなか両手で銃を撃つマーカスなど臨場感溢れるアクションシーンの数々に加え、コミカルな表情を浮かべるマーカスに耳を傾けるマイクの姿も収められ、バッドボーイズらしいお馴染みの2人の掛け合いも予感させられる。メガホンをとるのは、本作と3作目の『バッドボーイズ フォー・ライフ』の2作品の監督を務め、次の実写版スパイダーマンの監督候補として名前が挙がっていると噂されているアディル&ビラル監督コンビ。アクションもジョークも息ぴったりのマイクとマーカスの2人について、アディル・エル・アルビ監督は「ユーモアとキャラクター性が2人の魅力だと思います。そして2人の刑事が置かれる状況がすごくクールですし、アクションとのバランスも絶妙です。あの緊迫感もいいですし、マイクとマーカスが互いを愛する気持ちやブラザーフッドの絆が感じられます」と語る。ビラル・ファラー監督は「マイクとマーカスのバランス感は、他の映画にはないものです。すごくドラマチックなシーンであっても、マーカスがジョークを飛ばすこともあります。それは他の映画ではできないことで、マイクとマーカスの相性があってこそ可能なのです。2人は映画界最強のコンビで唯一無二の存在です」とその魅力を解説している。『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は6月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バッドボーイズ RIDE OR DIE 2024年6月21日より全国にて公開
2024年05月29日映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』の場面写真が公開された。ウィル・スミスのスクリーン復帰作となる『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は、全世界で興行収入が計8億ドルを突破した『バッドボーイズ』シリーズの第4弾。マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)。彼らの亡き上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のために、独自に捜査をはじめたふたりは、上司が遺した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。公開された場面写真には、事件に立ち向かうマイクとマーカスの姿が映し出されている。銃を構えて慎重に敵へと向かっていくマイクとマーカス、なぜかペンキまみれで銃を構えるマーカスと勇ましく走るマイク、大絶叫のなか両手で銃を撃つマーカスなど臨場感あふれるアクションシーンの数々に加え、コミカルな表情を浮かべるマーカスに耳を傾けるマイクの姿も収められ、バッドボーイズらしいお馴染みのふたりの掛け合いも予感させられる。本作のメガホンをとるのは、本作と3作目の『バッドボーイズ フォー・ライフ』の2作品の監督を務め、次の実写版スパイダーマンの監督候補として名前が挙がっていると噂されているアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督コンビ。アクションもジョークも息ぴったりのマイクとマーカスのふたりについて、アルビ監督は「ユーモアとキャラクター性がふたりの魅力だと思います。そしてふたりの刑事が置かれる状況がすごくクールですし、アクションとのバランスも絶妙です。あの緊迫感もいいですし、マイクとマーカスが互いを愛する気持ちやブラザーフッドの絆が感じられます」とコメントした。またファラー監督は「マイクとマーカスのバランス感は、他の映画にはないものです。すごくドラマチックなシーンであっても、マーカスがジョークを飛ばすこともあります。それは他の映画ではできないことで、マイクとマーカスの相性があってこそ可能なのです。ふたりは映画界最強のコンビで唯一無二の存在です」とその魅力を解説している。<作品情報>映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』6月21日(金) 公開公式サイト:
2024年05月29日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが出演する映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(6月21日公開)が、期間中いつでも1,100円で鑑賞できるauスマートパスプレミアム会員限定キャンペーンの対象作品になった。マイケル・ベイ監督の映画監督デビュー作として1995年に公開された『バッドボーイズ』。その後シリーズ化され、『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)の続編でシリーズ4作目となる。マイアミを舞台に、ウィル・スミス、マーティン・ローレンスが挑んだ作品は、カーアクションと銃撃戦をたっぷりと盛り込み、身体をフルに使った体当たりの映像でバディ・アクション映画の真髄を伝え、“ジェリー・ブラッカイマー&マイケル・ベイ”コンビの金字塔を打ち立てた。同時に、ウィル・スミスを一躍ハリウッドのスターダムに押し上げ、2003年公開の『バッドボーイズ 2バッド』で再びブラッカイマー&ベイがタッグ。2020年に公開された第3弾の『バッドボーイズ フォーライフ』はアディル・エル・アルビ、ビラル・ファラーという若手監督コンビにバトンが渡され、それまでのシリーズ累計4億ドルの記録を1作品でたたき出すという大ヒット作になった。最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』では、マイアミ市警のバッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)の上司、故ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた彼のために、独自に捜査を始めた2人は、容疑者として警察からも敵組織からも追われる身に。上司が残した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな」という言葉を胸に、命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。複数の作品で展開中の同キャンペーン。auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施し、期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞することができる。
2024年05月10日ウィル・スミス、マーティン・ローレンス共演の大ヒットシリーズ最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』より日本版予告が解禁された。本作は、全世界でシリーズ累計8億ドルを突破しているバディ・アクション『バッドボーイズ』シリーズ最新作。マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)。彼らの亡き上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のために、独自に捜査をはじめた2人は、上司が遺した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。この度解禁された日本版予告では、バッドボーイズが容疑者として追われる身となる一部始終が、大迫力のアクションシーンとともに描かれている。急降下するヘリコプターのなかで体を上へ下へと激しく打ち付け、いまにも空へと投げ出されそうな勢いのバッドボーイズの姿もあり、シリーズ初となるスカイアクションへの期待が高まる壮大な映像となっている。また、火だるまの車のからの脱出や大爆発など、息もつかせぬ迫力シーンの連続。スケールアップしたアクションシーンに注目だ。ラストには、四面楚歌の絶体絶命のピンチの中、「お前はバッドボーイだろ!」と奮い立たせるマーカスの言葉に呼応するように絶叫するマイクの姿も捉えられ、拳と拳を突き合わせるバッドボーイズの姿も。生きるか死ぬかの決死のアクションの中で、シリーズ史上最も強いふたりの“絆”が描かれる。併せてこの度到着した場面カットは、捜査をするバットボーイズの姿を捉えたもの。亡き上司の汚職疑惑を晴らすため独自の捜査をはじめるバッドボーイズ。サングラスを決めてスタイリッシュな2人の側には、高級車・ポルシェも。お馴染みの2人の掛け合いを予感させる場面カットとなっている。『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は6月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バッドボーイズ RIDE OR DIE 2024年6月21日より全国にて公開
2024年04月25日ニューバランス(New Balance)とジェイデン・スミス(Jaden Smith)のコラボレーションによるユニセックススニーカー「ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン (MSFTSrep 0.01 )」の新色が登場。2024年4月26日(金)より、ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)ほかにて発売される“分割ソール”のコラボスニーカーに新色が登場2023年11月に登場した「ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン」は、テニスやバスケットボールにおいて使用されていた、ニューバランスのクラシックなアーカイブスニーカーに着想。両者のコラボレーションを代表する「ビジョンレーサー」にオマージュを捧げた、分割されたかのような“スプリットミッドソール”が特徴的な1足だ。モノトーンカラー&ヴィンテージ加工を施したグレー今回、新色として登場するのは、洗練された佇まいのブラック/ホワイトと、グレーの2色。グレーのミッドソールには、履き古したような味わいが魅力のヴィンテージ加工を施している。アッパーは、シンセティックレザーとシンセティックスエード、メッシュで構成。アッパーの“NBロゴ刺繍をはじめ、シュータンやサイドパネルにはアイコニックな“NBロゴをあしらった。詳細「ニューバランス× ジェイデン スミス ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン ブラック&グレー」発売日:2024年4月26日(金)販売店舗:ティーハウス ニューバランス、その他一部のニューバランス取り扱い店舗、ニューバランス公式オンラインストアサイズ:D/23.0~29.0cm価格:18,700円【問い合わせ先】ニューバランスジャパン お客様相談室TEL:0120-85-7120
2024年04月25日6月21日(金) に公開される映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』のポスターが公開された。本作は、製作ジェリー・ブラッカイマー&監督マイケル・ベイによる『バッドボーイズ』シリーズの第4弾。マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)の活躍を描く。最新作では、彼らの亡き上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のために、独自に捜査をはじめた2人は〈容疑者〉として警察からも敵組織からも追われる身に。上司が遺した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。公開されたポスターでは、鋭い目で銃を構えるバッドボーイズの手首に「手錠」が。ネオンカラーのロゴのデザインには、マイアミの街並みで激走する高級車だけでなく、急降下するヘリの中での銃撃戦も描かれ、シリーズ初のスカイアクションでスケールアップを予感させるビジュアルとなっている。<作品情報>映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』6月21日(金) 公開公式サイト:『バッドボーイズ RIDE OR DIE』予告映像
2024年04月12日映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が、6月21日(金) に日本公開されることが決定。併せて予告映像が公開となった。本作は、全世界で興行収入が計8億ドルを突破した『バッドボーイズ』シリーズの第4弾で、ウィル・スミスのスクリーン復帰作。公開された映像は、高級車をハイスピードでぶっ飛ばす、マイアミ市警のバッドボーイズことマイク(スミス)の横で、いつものようにマーカス(マーティン・ローレンス)が毒づくシーンから始まる。そんな時、亡き上司のハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のために、独自に捜査を始めたふたりは、警察からも敵組織からも追われる身となってしまう――。予告編では、急降下するヘリコプターの中でのスカイアクションや、火だるまとなった車からの間一髪の脱出など、追われる側の逃亡者となった彼らの危機が垣間見える。上司が残した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、バッドボーイズふたりだけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。本作の副題である「RIDE OR DIE」が意味するのは「一蓮托生、死ぬまで共に――」。過去シリーズでもピンチの時に何度も彼らが唱えた合言葉、「共に生き、共に死ぬ。一生悪友<バッドボーイズ>」(We ride together. We die together. Bad Boys for life.)がここに表現されている。『バッドボーイズ RIDE OR DIE』予告映像<作品情報>映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』6月21日(金) 公開公式サイト:
2024年03月27日ウィル・スミスが『Sugar Bandits』に出演することになった。プロデューサーも兼任するが、主演ではないとのこと。原作はチャック・ホーガンが書いた小説『Devils in Exile』。ボストンの麻薬取引を一掃しようとした特別捜査班が、思わぬトラブルに巻き込まれていくというストーリー。過去にはジョン・カーナハン監督がユニバーサルで映画化しようとしていた時期があるが、その企画は流れ、これはインディーズとして製作されるもの。監督は決まっていない。スミスの次回作は、現在ポストプロダクション中の『Bad Boys 4』。公開は今年6月。文=猿渡由紀
2024年02月15日ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演しているドキュメンタリー映画『Will & Harper(原題)』が、サンダンス映画祭にてスタンディングオベーションを受けた。「Variety」誌によると、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭とは違い、サンダンスでスタンディングオベーションが起きることは少ないという。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、30年近く友情を築いてきたウィルとハーパーの17日間に及ぶロードトリップを収めたもの。ニューヨークからカリフォルニアにかけて旅する2人は、途中でバスケの試合、大衆酒場、おしゃれなラスベガスのレストランなどに立ち寄りながら、2022年にトランス女性であることを公表して性別移行プロセスにあるハーパーがウィルとの友情を再確認したり、アメリカにおいてトランスジェンダーであることの意味を考える。ウィルはサンダンスで「この映画がトランスジェンダー問題の会話におけるガイドブックになったらいいな」とコメント。監督は現在公開中の『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム。ウィルは同作にも出演しており、主人公で犬のレジー役の声を担当している。(賀来比呂美)
2024年01月24日ポール・スミス(Paul Smith)から、2023年クリスマスのギフトにもぴったりのアイテムを紹介。カシミヤ100%の上品なロングコートアウターの注目は、カシミヤ100%のロングコートだ。上品な光沢感となめらかな肌触りのカシミヤを用いて、端正な佇まいに仕上げている。ウエストにはリボンが配されており、結び方を変えて様々な着方を楽しむことができる。内ポケットには、シグネチャーストライプをさりげなく配し、遊び心をプラスした。ふんわりフェイクファーのティペットやカラフルな革小物も冬のコーディネートに活躍する小物も充実している。ふんわりとしたフェイクファーのティペットは、首に巻くだけで華やかな印象に。トーンの異なるベージュやブラウンを組み合わせた、カラーブロックが表情豊かな仕上がりだ。また、カラフルなレザーグッズもクリスマスプレゼントにおすすめ。がま口財布には、コーラルカラーや淡いサックスブルー、アイボリーなど上品な色味のスムースレザーを採用。三つ折り部分を開くと柔らかな色彩を組み合わせた「ソフトスプレースワール」モチーフが現れるのがポイントだ。この他、同じく「スプレースワールトリム」モチーフを配した長財布や名刺入れ、パスケースなども揃う。尚、ビジュアルのモデルには蛯原友里が起用されている。【詳細】ポール・スミス 2023年冬 ウィメンズアイテム展開店舗:ポール・スミス 各店舗、公式オンラインショップ・コート 220,000円・ティペット19,800円・名刺入れ 17,600円・長財布 33,000円・がま口財布 28,600円
2023年12月17日現在、サウジアラビアで開催中の紅海国際映画祭にウィル・スミスが出席。トークセッションにて、2007年に主演し大ヒットした『アイ・アム・レジェンド』の続編製作の進捗状況について語った。※以下、『アイ・アム・レジェンド』ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。続編では、マイケル・B・ジョーダンと共演するというウィル。「明日、マイケル・B・ジョーダンと電話することになっています。ぼくらはすごく仲が良くて。ちょうど脚本が届いたばかりなんですよ」と話し、笑顔を見せたウィル。『アイ・アム・レジェンド』で演じたロバート・ネビルは最後に死んでしまったが、ウィルによれば続編は、「DVDに収録された別エンディングでは私が演じたキャラクターは生きているので、その続きが描かれます」とのことだ。映画ファンは「DVDに別エンディングがあったなんて知らなかった」「まずはそのエンディングを観てみよう」「むしろDVD版のエンディングの方を、劇場版にするべきだった」「1作目の大ファンだから、2作目にも期待しています」などの声を寄せている。『アイ・アム・レジェンド』は、リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」を原作とした実写映画。舞台は、ウイルス感染により人口のほとんどが死滅した地球で、ウィルは荒れ果てたニューヨークで愛犬と共に暮らす主人公のロバート・ネビルを演じた。(賀来比呂美)■関連作品:アイ・アム・レジェンド 2007年12月14日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
2023年12月04日ドラマシリーズ「Mr.&Mrs. スミス」が、Prime Videoにて来年2月2日(金)より配信スタートする。見ず知らずの孤独な2人が、謎のスパイ機関に就職し、新たな身分を手に入れるために結婚し、諜報活動をしながら、富、世界旅行、そしてマンハッタンにある夢の豪邸という輝かしい生活を手に入れる。ジョンとジェーンのスミス夫妻は、毎週非常に危険な任務をこなしながら、2人の関係に変化が起こっていく。2人の複雑な偽装工作は、互いの本音に気づいたとき、さらに複雑になる。果たして、スパイ活動と結婚、どちらが危険なのか――?本作は、映画『Mr.&Mrs. スミス』(’05)をリ・イマジネーションした全8話のドラマシリーズ。クリエイター&製作総指揮&主演のジョン・スミス役は、『スパイダーマン』シリーズのドナルド・グローヴァー。また、「アトランタ」「ファーゴ」の製作・脚本を担当したフランチェスカ・スローンも本作のクリエイター&製作総指揮を担当。共演は、「オビ=ワン・ケノービ」『ワイン・カントリー』の日系アメリカ人俳優マヤ・アースキンが、ジェーン・スミスを演じる。「Mr.&Mrs. スミス」は2024年2月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月19日アメリカ文学界のアウトサイダー、パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔を紐解くドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』の日本公開を記念し、新宿シネマカリテにて杉田協士(映画監督)と月永理絵(ライター/編集者)によるトークイベントが行われ、作品の見どころを掘り下げた。杉田監督は、『春原さんのうた』が国内外で注目を集め、最新作『彼方のうた』が第80回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門、第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門にて上映されたばかり。映画ライター、編集者として数多くの映画作品の映画評、解説を手掛ける月永氏とともに、『太陽がいっぱい』『キャロル』『見知らぬ乗客』『アメリカの友人』など映画史に残る名作の原作の数々を生み出した、パトリシア・ハイスミスの素顔を掘り下げた本作の魅力を語った。『春原さんのうた』杉田協士監督「嘘がない、誠実な作り」まず、本作の感想を聞かれると月永氏は「ハイスミスを知るための入門書のような映画だと思いました。ハイスミスという人の世界に入っていくための扉を開けてもらったような印象を受けました」とコメント。杉田監督は「自分がとても好きな映画の原作の人ということで多少知っている程度だったのですが、今日スクリーンで本作を改めて観てとても感動しました」と語り、「走っている車の中から撮られた(ハイスミスが実際に暮らした)ペンシルバニアの道や家々などの風景が心に残りました。それはエヴァ(・ヴィティヤ)監督がもう会うことのできないハイスミスのことを本当に思って、あの場所に行ってカメラを置いたんじゃないか。部屋の中で時計の針の音だけ聞こえたり…今はもう会えない人を思うことしかできないということに嘘がない、誠実な作りだなと感じました」と監督の視点から本作の魅力を掘り下げた。また月永氏は、本作に出演する証言者について「ハイスミスと恋に落ちた女性たちを中心に、良い笑顔で、親密さを込めてハイスミスとの思い出を語るかつての恋人の女性たちという映し方をしているドキュメンタリーで感動しました」と話すと、杉田監督も「隠さずに話しているのが良いですよね」と共感。さらに月永氏が「ハイスミスの作風は殺人を扱っていたりとか、常に暗いムードが漂っていて、後年は閉じこもって暮らしていたり、そういう話を聞いていたので、彼女のドキュメンタリーを作るとなるともしかしたらもっと暗い部分を暴いていくような映画にもなり得たかもしれないなと思うのですが、この作品は彼女を愛した人たちの言葉によって、彼女の光の部分を見つめようとする映画だと捉えました」とコメント。すると、杉田監督も「ハイスミスが晩年にスイスに移り住んだ家は要塞のようだったと紹介されていますが、そのあとに彼女が書斎で執筆しているモノクロ写真が出てくるんです。戸が開け放たれていて、陽が差している部屋で彼女は執筆していたというのもきちんと残しているんですよね」と続ける。本作に織り交ぜられるハイスミスが過ごした家や街の様子などを映したアーカイブ映像についても「名もなき良い作り手が撮った映像!」と絶賛した。杉田監督、月永氏のお気に入りのハイスミスの映画化作品とは――最後にハイスミスの映画化作品についての話題となると、杉田監督はハリウッドでヘイズ・コード(厳しい自主検閲)が施行されていた時代にどのように同性愛が描かれてきたかを紐解く『セルロイド・クローゼット』(95)というドキュメンタリーの中で『見知らぬ乗客』(51)が登場しない点に言及し、「ハイスミスがレズビアンであることは暗黙の了解だったと語られることがありますが、当時どこまで、もしくはどの界隈の人まで認知されていたのかは未知かもしれないと思いました」とコメント。月永氏も「確かに同性愛的な関係性はハイスミスの小説にはしばしば描かれていて、映画化する監督たちはどこまで意識していたのか改めて観直してみたくなりました」と同意する。また、一番観たくなった映画化作品に月永氏は『見知らぬ乗客』と、ラストシーンが衝撃的だったというクロード・シャブロル監督の『ふくろうの叫び』(87)を挙げると、杉田監督は「実はヴィム・ヴェンダース監督が一番最初に映画化したくて打診した作品が『ふくろうの叫び』だったらしいんですよ」と逸話を披露。しかし、すでに権利が売られていたために落ち込んでいたところ、それを聞きつけたハイスミスが直接ヴェンダース監督を呼び寄せ、出版前の「リプリーズ・ゲーム」を渡したことで『アメリカの友人』(77)が制作された、という知られざるエピソードも語り注目を集めた。来年1月5日より公開の杉田監督の最新作『彼方のうた』にも『アメリカの友人』に影響を受けたシーンが登場するという。好きな作品に『キャロル』(15)を挙げた監督は、「『キャロル』のスタッフ全員がハイスミスのことを思っているのかなっていうくらい、凄いんですよ」と語る。さらに『セルロイド・クローゼット』と同様、カーター・バーウェルが手掛けた『キャロル』の音楽や、映画史に残る名シーンであるキャロルとテレーズの出会いのシーンを細かく分析し、月永氏も「この映画を観て『キャロル』がハッピーエンドで終わるということがどれくらい大事で、革命的だったのかということがよくわかって感動しました」と語り、トークを締めくくった。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年11月09日『太陽がいっぱい』『キャロル』などを生んだ作家の知られざる素顔に迫る映画『パトリシア・ハイスミスに恋して』。パトリシア・ハイスミスはアルフレッド・ヒッチコックからルネ・クレマン、クロード・シャブロル、アンソニー・ミンゲラ、トッド・ヘインズといった映画監督たちが原作の映画化を切望してきた作家。文章を読んで広がる映像のイメージの魅力もさることながら、時には同時代の社会的モラルについて考えさせる物語がファンを魅了する。名匠ヴィム・ヴェンダース監督もその1人であり、彼の最新作となる『PERFECT DAYS』と『パトリシア・ハイスミスに恋して』から、両者をつなぐ2つの本編映像が解禁となった。まず、『パトリシア・ハイスミスに恋して』からは、本編中に引用されるヴィム・ヴェンダース監督による『アメリカの友人』(77)のワンシーンが解禁。『太陽がいっぱい』の原作である「トム・リプリー」シリーズの第3弾として発表された「アメリカの友人」の映画化では、主人公リプリーを『イージー・ライダー』のデニス・ホッパー、額縁職人ヨナタンを『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツが演じている。デニス・ホッパーはテンガロンハットをかぶったリプリーを演じ、その意外性と共に話題となった。20作品以上の小説のほとんど全てが映画化されているハイスミス原作映画のなかでもファンの多い作品であり、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』(60)や、ケイト・ブランシェット主演の『キャロル』(15)を凌いでベストに挙げる評者もいるという。そして、もう1つは、第36回東京国際映画祭のオープニングで上映された『PERFECT DAYS』のワンシーン。第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(役所広司)とエキュメニカル審査員賞を受賞し、第96回米国アカデミー賞国際長編部門の日本代表にも選ばれた本作にも、実はパトリシア・ハイスミスの小説が登場している。解禁された本編映像では、役所さん演じるトイレ清掃員の平山が休日に古書店を訪れ、ハイスミスの短編集「11の物語」を手に取る場面が切り取られている。古書店主の女性が「パトリシア・ハイスミスは不安を描く天才だと思うわ。恐怖と不安が別のものだって彼女から教わったの」と平山に語るシーンも、ハイスミス作品の熱心な読者には味わい深いセリフ。『PERFECT DAYS』ではまた、平山の日常に「ある思いがけない出来事」が起こると、観客が平山に抱く謎を代弁するかのように、平山の周りの登場人物が彼に様々な問いを投げかける。『パトリシア・ハイスミスに恋して』を通じてハイスミスの人生に触れた後で観ると、ヴェンダースがここでハイスミスの小説を登場させた意図に気づくことができるかもしれない。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。『PERFECT DAYS』は12月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick FilmPERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2023年11月08日レズビアンであることを隠しながら活動を続けたアメリカの作家パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』が、ついに公開。本作を手掛けた、スイスの映画監督エヴァ・ヴィティヤ監督が、犯罪小説の裏に隠されたハイスミスの素顔について語る特別インタビューが到着した。日本でも近年、トッド・ヘインズ監督による映画『キャロル』(15)が大ヒットした一方、原作者のパトリシア・ハイスミスその人についてはあまり知られていない。ハイスミスの世界的な評価について監督は、「ヨーロッパでは有名ではあるのですが、あくまでも犯罪小説の作家として有名です。彼女はフランスで長い間暮らしていたので、彼女の作品が最も読まれているのはフランスです」と話す。「それは出版社との関係も作用していると思います」と明かし、「例えばドイツやフランスでは彼女と長年の付き合いのある出版社がいくつかあったのですが、アメリカでは頻繁に出版社が変わっていて、彼女を理解して長期的にサポートしようとした会社はありませんでした」と、アメリカ文学界のアウトサイダーとしてのハイスミスの作家人生を解説。もともとハイスミスのファンだったという監督だが、本作のリサーチを重ねるなかでハイスミス作品に対する印象も変化したと語る。「ハイスミスの人生を深く知ることで、より小説への理解が深まりました。彼女の小説は『罪』がテーマになっていますが、それは実は彼女のセクシュアリティからくる罪の意識というものが大きく影響していると私は思っています。メディアは彼女の人格と彼女の作品を直接結びつけて、彼女を残酷な人間とみなすことが多かったのですが、実際は人格ではなく彼女の抱える問題が背景となって、それが極端で残酷な行動となって表れているのです」と、作家として大きな成功を収めながらも、レズビアンであることを隠すしかないまま活動を続けたハイスミスの苦悩を考察する。さらに、監督はお気に入りのハイスミス作品に「愛しすぎた男」を挙げ、「これは彼女の日記にも通じますが、書くことと愛の関係性がよく表れていると思います。本作で彼女の小説ではなく日記を中心に取り上げたのは、日記には彼女の生活の断片的な感覚や感情というようなものが何の制限もなく自由に書かれているからなのです」と語った。本作から浮かび上がるのは、クールな仮面の下に隠された、惚れっぽく、傷つきやすく、どうしようもなく愛を求め続けた女性の姿。「日本ではまだ知られていないハイスミスの一面を新しく知ることができると思います。私自身もこの映画を撮るまで知らなかった姿を知ることができました。また本作を機にハイスミスの作品も改めて読んでみてほしいです」と、ヴィティヤ監督は日本の観客にメッセージを送った。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年11月04日ポール・スミス(Paul Smith)と、イギリスのロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」のコラボレーションによるTシャツ&限定盤レコードが登場。2023年11月3日(金・祝)より、ポール・スミス渋谷店ほかで数量限定で発売される。ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズポール・スミスと、イギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」とのコラボレーションが実現。ザ・ローリング・ストーンズの18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』の発売に合わせて、コラボレーションTシャツと限定盤レコードを展開する。シグネチャーストライプ柄の“Lips and Tongue”ロゴコラボレーションTシャツは、2型を用意。中でも、ザ・ローリング・ストーンズを象徴する“Lips and Tongue”ロゴをあしらったTシャツに注目だ。舌部分をポール・スミスのシグネチャーストライプ柄にアレンジし、コラボレーションならではのデザインに仕上げた。また、限定盤レコードのアートワークを施したTシャツもラインナップ。アートワークは、『ハックニー・ダイアモンズ』がロンドンイーストエンドのスラングで「割れたガラス」を意味することから、フォトグラフィックプリントにて表現したものとなっている。限定盤レコードも特別なデザインでさらに、限定盤のレコードスリーブには、バンドのシグネチャーカラーである赤と、ポール・スミスの特徴的な手書きの文字でバンド名とトラックリストを記載。レコード本体には“Lips and Tongue”のロゴに、ポール・スミスのシグネチャーストライプを組み合わせたステッカーが付属する。【詳細】ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズ発売日:2023年11月3日(金・祝)展開店舗:ポール・スミス渋谷店、ポール・スミス公式オンラインショップ※限定盤レコードはポール・スミス渋谷店のみの展開。※数量限定につき、無くなり次第終了。価格:・シグネチャーストライプ Tongue Logo Tシャツ 17,600円・“ハックニー・ダイアモンズ”Tシャツ 17,600円
2023年11月03日『太陽がいっぱい』『キャロル』『アメリカの友人』を生んだ名作家に迫る『パトリシア・ハイスミスに恋して』より本編映像が解禁された。アメリカの作家パトリシア・ハイスミスの、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、元恋人たちや家族によるインタビュー映像を通して、人気作家の知られざる人生を追うドキュメンタリー。この度解禁された本編映像では、1950年代当時のレズビアンにとってバイブルであり、ハイスミスの自伝的要素のある名作「キャロル」(52/初版の題名は「The Price of Salt」)の誕生秘話が紐解かれている。映像は、ハイスミスの元恋人であり、レズビアン・パルプ・フィクションと呼ばれるジャンルを確立した小説家のマリジェーン・ミーカーが当時のレズビアン・カルチャーを解説。ハイスミス自身の貴重なアーカイブ音声を引用しながら、トッド・ヘインズによる映画化作品『キャロル』(15)の名シーンに、小説の一節を読み上げるグウェンドリン・クリスティー(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)のナレーションが重なる。「キャロル」は1950年代で初めてハッピーエンドを迎えたレズビアン小説であったが、ハイスミスはクレア・モーガンという偽名で出版しなければならず、90年になって初めてハイスミス名義で再版された。2021年になってようやく発表されたハイスミスの膨大な日記やノートの引用や、元々ハイスミスのファンだったために本作の出演が実現したというグウェンドリン・クリスティーによるナレーションも見どころだ。また本作について各界著名人から、「矛盾だらけの世界で小説の中だけが、彼女の永遠だったのかもしれない」(玉城ティナ)、「この映画を観て、さらに『キャロル』という物語のことを深く愛した」(児玉美月/映画文筆家)、「強く愛を求め、たくさんの恋をしながらも、孤独でなくては書いて=生きていけない創作者の業に胸を抉られた」(小説家・王谷晶)といった絶賛コメントが寄せられている。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年10月27日作家パトリシア・ハイスミスの素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』の公開記念トークイベントが10月25日、都内で行われ、翻訳家の柿沼瑛子氏が出席。コラムニストの山崎まどか氏を聞き手に、ハイスミスにまつわる秘話を語った。欧米ではアガサ・クリスティーと並ぶ人気を誇る、サスペンス・ミステリー作家、パトリシア・ハイスミス(1921-1995)。多くの著書が映画化もされたが、中でも当時偽名で発表した『キャロル』は自伝的小説であり、1950年代のアメリカでハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説だった。しかし、ハイスミス自身は、女性たちとの旺盛な恋愛活動を家族や世間に隠す二重生活を余儀なくされていた。『キャロル』や『水の墓碑銘』といったハイスミスの著作を翻訳されてきた柿沼氏。この日は、晩年のハイスミスと、映画版『キャロル』の脚本を手がけたフィリス・ナジーとの深い関わりについて、「生前から火葬に興味があり、火葬場の取材をすることになったハイスミスを、アテンドしたのが若き日のフィリス・ナジーだったんです」とエピソードを紹介。当初、ハイスミスは、ナジーと言葉を交わすことはほとんどなかったといい、ナジー本人も「嫌われているんじゃないか」と不安に思ったのだとか。ところが、取材のアテンドを終えると、ハイスミスから感謝の手紙が届いたといい、脚本家志望のナジーを大いに励ましたそうだ。「いつか私の小説を脚本化していいわよとも言っていたそうで、それが結実したのが映画版『キャロル』だった。ぜひ、ハイスミスにも観てほしかった」(柿沼さん)小説『キャロル』は1952年、クレア・モーガン名義で“The Price Of Salt”の題名で発表された、後の90年にハイスミス名義にて『キャロル』に改題された。自身の性的指向が反映された同作の逸話に、柿沼さんは「ハイスミスは、小説のジャンルも自分自身のこともカテゴライズされることを嫌っていた」とその背景を説明していた。ハイスミスの生涯を、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、家族による証言、そしてアルフレッド・ヒッチコック(『見知らぬ乗客』)やトッド・ヘインズ(『キャロル』)、ヴィム・ヴェンダース(『アメリカの友人』)らによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。さらにウルリケ・オッティンガー『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装で知られるタベア・ブルーメンシャインや、作家のマリジェーン・ミーカーなど、ハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビューは、多くの女性から愛されたハイスミスの謎に包まれた魅力を紐解くと同時に、当時のレズビアンカルチャーを知る貴重な証言となっている。監督・脚本はドキュメンタリー監督、脚本家として活躍するスイスの映画監督、エヴァ・ヴィティヤ。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年10月26日10月17日に回顧録「Worthy(原題)」を発売するジェイダ・ピンケット・スミスが、米NBCのニュース番組「トゥデイ」に出演し、取材に応じた。インタビュアーのホーダ・コトビーが、「Worthy」を読んで最も驚いたこととして、ジェイダが2016年に夫と別れたことを挙げた。「2016年、あなたとウィルはまったく別々の人生を歩むことを決めました。ペーパー上では離婚していないけれど、“夫婦関係を解消”ということなんですよね?」とホーダが聞くと、ジェイダは「その通りです」と認めた。ジェイダとウィルは1997年に結婚し、ジェイデン(25)とウィロー(22)の2人の子どもをもうけた。ジェイダによると、ウィルとは別居しているとのことだが、現在もビジネスパートナーであり、子どもたちの親としてのパートナーの関係は続けている。2016年以降も、2人はたびたびイベントやレッドカーペットで仲睦まじい姿を見せていた。2022年3月、アカデミー賞授賞式で司会のクリス・ロックがジェイダの無毛症をジョークのネタにし、ウィルがクリスにビンタしたあの事件の日にも。なお、ビンタ事件についてはつい最近「People」誌のインタビューで、「スキット(余興の寸劇)だと思ったんです。ウィルが彼(クリス)を叩くわけがないと。ウィルが椅子に戻ってくる時にスキットではないんだと気付きました」と語っている。(賀来比呂美)
2023年10月12日ポール・スミス(Paul Smith)は、ブランドの代名詞である「シグネチャーストライプ」をフィーチャーした展覧会「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」を2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)で開催する。入場は無料だ。ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」の魅力に迫る展覧会ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」は、70年代に最初のショップをオープンして以来、“classic with a twist (ひねりのあるクラシック)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして現在まで親しまれてきた。一見シンプルなストライプだが、実際はデザインと制作の両面で非常に複雑な工程を経て製品化されている。プレミアムな素材やクラシックなアイテムに趣向を凝らした手法で取り入れられ、ポール・スミスが誇るクリエイティブのイノベーションとオリジナリティを象徴している。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」では、「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解く様々なインスタレーションを用意。アーカイブピースや、イギリスとアメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球の展示に加えて、デザイナー本人が登場する映像の上映、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなどを設置する。併設ショップでは、数量限定アイテムや2023年秋冬の新作を発売地下1階のショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムを発売。さらに、「シグネチャーストライプ」があしらわれた2023年秋冬コレクションのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩に揃える。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ーSTRIPE, UNFOLDED」※予約制会場:東京都渋谷区神宮前6-14-5 バンク ギャラリー期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※5日(木)は12:00~20:00(19:30最終入場)、15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)※入場無料来場予約:ポール・スミスLINE公式アカウントにて受付
2023年10月08日『太陽がいっぱい』や『キャロル』などの原作者の素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』から、若かりし日のハイスミスのカットやハイスミスの元恋人たちの場面写真9点が解禁となった。本作は、アメリカの人気作家パトリシア・ハイスミスの生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、元恋人たちや家族によるインタビュー映像を通して、彼女の人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。この度、解禁となった場面写真から、長編デビュー小説「見知らぬ乗客」(50)が翌年ヒッチコック監督により映画化されるなど、若くしてキャリアの成功を手にした裏で、当時深くアンダーグラウンドに潜っていたLGBTQ+コミュニティで多くの女性たちから愛されたハイスミスの知られざる素顔を垣間見ることができる。また、人気作家として名を馳せ、魅力あふれる若かりし日のハイスミスの写真をはじめ、本作に大きな貢献を果たしたハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビュー写真が到着。はじめに登場するマリジェーン・ミーカーは、ハイスミスと同様アメリカの作家。ジャンルごとに様々なペンネームを使い分け、「Spring Fire」(52)でレズビアン・パルプ・フィクションと呼ばれるジャンルを確立した一方、推理小説や犯罪小説でも成功を収めた。ミーカーはノンフィクションの回想録「Highsmith:A Romance of the 1950s」でハイスミスとの日々を綴っている。マリジェーン・ミーカー次に登場するフランス人の元英語教師、翻訳家のモニーク・ビュフェは1978年にハイスミスと出会い、恋愛関係に。ハイスミスは「リプリーをまねた少年」(80)の中でモニークに献辞を捧げており、ハイスミスが亡くなるまで友好的な関係を保ち続けた。モニーク・ビュフェさらに70~80年代にかけて、西ベルリンの映画・アートシーンで活躍し、ウルリケ・オッティンガー監督『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装デザイナーなどで知られるタベア・ブルーメンシャインの貴重な証言も収録。タベア・ブルーメンシャイン日本でも「ウルリケ・オッティンガーベルリン三部作」より『アル中女の肖像』『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』(84)が8月19日より劇場初公開されるなど、世界的に再注目が高まるタベア・ブルーメンシャイン。彼女が2020年に亡くなる直前に本作に語った、ハイスミスとの知られざる愛の軌跡も劇中には収められている。ハイスミスの生まれ故郷であるテキサス州からハイスミスの親戚のインタビューも収録、ハイスミスのアイデンティティの葛藤や長年にわたる母親との確執、孤独を浮かび上がらせる。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年09月17日ポール・スミス(Paul Smith)は、東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)にて、期間限定イベント「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」を、2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで開催する。「シグネチャーストライプ」に着目した期間限定イベントポール・スミスのマルチカラーが目を惹く「シグネチャーストライプ」は、デザイナーのポール・スミスが70年代に最初のショップをオープンして以来、ポール・スミスの代名詞であり、“ひねりのあるクラシック(classic with twist)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして親しまれている。現在では、よりプレミアムな素材やクラシックなアイテムに、意外性のあるディテールとして用いられており、職人技を駆使した幅広いアイテムを彩っている。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」は、そんな一見シンプルなストライプでありながら、デザインと制作の両面で複雑な工程を経て製品化される「シグネチャーストライプ」にフォーカスした期間限定イベント。会場では、様々なインスタレーションを通して「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解くことができる。また、アーカイブピースやデザイナー本人が登場する動画に加えて、イギリス、アメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球や、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなど、「シグネチャーストライプ」を余すことなく堪能できるイベントとなっている。併設ショップでは先行発売の限定&23年秋冬新作アイテム販売なお、B1階に併設するショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムのほか、「シグネチャーストライプ」をあしらった2023年秋冬シーズンのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩なラインナップで販売する。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)会場:バンクギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※10月5日(木)のみ12:00~20:00(19:30最終入場)※10月15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)入場料:無料※来場の予約は9月22日(金)よりポール・スミスLINE公式アカウントにて受付開始
2023年09月07日