●期せずして同じ日に……直近のニュース記事をピックアップして、「家電的な意味で」もうちょい深掘りしながら楽しい情報や役に立つ情報を付け加えていこう……という趣向で進めている当連載。今回の題材は以下の2つのニュースだ。ソニー、Android TV搭載「4Kブラビア」ハイエンド - 55Vで42万円前後から(5月13日掲載)ドコモ、通話機能にこだわったAndroid搭載「ARROWS ケータイ」6月中旬発売(5月13日掲載)前者は4Kテレビ、後者は二つ折りケータイだが、共通項が一つある。OSがどちらもAndroidである、ということだ。テレビも二つ折りのフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)も、ちょっと前まで、日本のデジタル家電の象徴のような存在だった。OSも、それぞれが独自のものを採用していた。しかし今回、期せずして同じ日にAndroidをOSに採用した製品が登場した。家電のOSとして、Androidがすっかり主流になった証でもある。テレビは「Android TV」になり、二つ折りケータイはガラケーから「ガラホ」になった。○「アプリ対応」だけが目的じゃない?!Androidになることで、どちらの製品もUIや使い勝手が若干変化する。設定画面はAndroidでおなじみのものになり、Android用アプリも動くようになる。ブラビアではAndroid用のゲームが動くし、ARROWS ケータイではLINEがよりスムーズに使えるようになる。そうしたことから「アプリを使うためにOSを変える」と思われそうだ。実際、そうした側面はある。フィーチャーフォンではスマホほど自由にLINEが使えないことが難点となっていたし、過去のデジタルテレビでは、新しい映像配信サービスに対応するのが面倒だった。そこでAndroid用アプリが流用できるようになれば、今日的なサービスを組み込むことがより容易になる。例えば、Android TVでは、いままでの「テレビ放送」や「録画機能」「番組表」はアプリとして搭載される。従来、テレビの上にそれらの機能がくっついていた構造であったものが、Androidタブレットにテレビチューナーがのっかているような構造に近くなるわけだ。だから、動画配信サービスを使う場合にも、「動画配信用アプリに切り換える」感じに近い。ネット上で生まれるサービスに柔軟に対応するには、スマホやタブレットに近いOS構造であるほうがいいし、使い勝手も上がる。とはいうものの、ブラビアにしろARROWS ケータイにしろ、メインの機能である「テレビ」や「電話とメール」を使っている限りは、過去の製品との差はかなり小さいものに感じられる。特にブラビアの場合、高画質化機能などは過去のテレビより進化しており、「Android TVだから劣化した、という部分はない」とソニー関係者も話している。リモコンで電源を入れれば、通常はまず、いままで通り「テレビ画面」が表示される。Androidのホーム画面に移動しないと、Androidで動いていると強く意識することはないだろう。実際のところ、そういう風に作っているからだ。多くの人にとって、テレビはテレビであって「タブレットっぽいもの」を使いたいわけではない。今の時期にフィーチャーフォンを選ぶ人も、スマホっぽい操作体系を求めているわけではない。だから、基本的な使い方をする場合には操作方法にあまり変化を加えず、「アプリを使う」という新しい世界に行く時に「Androidらしさが出る」ようになっている、と考えていい。すなわちどちらの製品も、Androidを使うことが目的なのではなく、あくまで「Androidで従来型の家電を進化させた」という建て付けになっている。●なぜ、今Androidなのか?○従来型ではコストが合わない、スマホ基盤で作り直しが必須にでは、なぜ今Androidなのか? 答えは両者とも同じ。「コスト」だ。家電はそれぞれ、専用のSoC(System on Chip)を使って開発される。いままでは、フィーチャーフォンではフィーチャーフォン向けの、テレビではテレビ向けのSoCが使われていた。機能アップはそれぞれで行うのが当然でもあった。フィーチャーフォンやテレビに大きなニーズがあり、それらが独自の価値をもっていた時代は、それでも良かったし、うまくいっていたともいえる。だが、いまや時代は変わった。スマートフォンは年間に最低でも数億台生産される。半導体の技術開発も、それに付随するソフトウエア開発も、すべてスマートフォンを基準に進む。他の家電向けは圧倒的に不利な状況だ。しかも、以前と異なり、「純粋な電話に近い機器」であってもSNSやリアルタイムメッセージングの機能は必要だし、「テレビという放送を受信する機器」においても、表示する映像はインターネット経由でやってくるものが増えた。とすると、そうした新しい環境に対応できるOSを準備する必要があるが、こちらも、もはや独自に開発を続けていくのが難しくなる。世の中には、スマホ向けに作られたモダンなOSがきちんとある。AndroidやFirefox OSなどがそれだ。そうしたものは、スマホ向けのSoCを使って効率的に動作する。ならば、製品そのものも「求められる姿や使い勝手を実現したまま」スマホの技術をベースに作るほうが有利、という結論に至る。スマホの技術が未熟な頃は、そこから「スマホとは操作性が異なる機器」を作るのが大変だったが、今はそれも可能だ。とくにGoogleは、Android 5.0以降、スマホ・タブレット以外へのAndroid応用を進めており、Android TVはその成果である。ARROWS ケータイの中身はスマホそのもので、形が二つ折りでUIがちょっと違うだけだ。新ブラビアは、スマホ・タブレット用SoCメーカーであるMediaTekと協業で作った「メインSoC」と、4Kの高画質化・高解像度化を担当するソニーオリジナルのLSIである「X1」を組み合わせて使っている。高画質化はX1が担当するので「ソニーのテレビ」としての独自性を保ち、Androidとしてのアプリの動作や開発の容易さはMediaTekと協業で作った「スマホライクなSoC」でカバーする構造になっている。スマホアーキテクチャによる二つ折りケータイ(ガラホ)はKDDIからも登場しているし、今後、日本で一定の数量を占める存在になるのはまちがいない。またテレビについては、今年登場する4K製品は大半が、2K製品でも低価格モデルをのぞけば多くがスマホ由来のモダンOSになっていく。日本メーカーとして、新しい器にいままでの良さ「だけ」をどう盛りつけられるかが、商品作りのキーになってきそうだ。
2015年05月15日番町製作所は12日、同社が提供するスマートフォン向けゲームアプリ「家電少女」と、シャープのコラボレーションイベントを近日中に開催すると予告した。「家電少女」ゲーム内に、シャープ製品をイメージしたキャラクターが登場する。今回キャラクター化されるシャープ製品は「プラズマクラスタードライヤー」「お茶プレッソ」「どっちもドア冷蔵庫」「3Dファン」の4種類。対象のキャラクターは、期間限定のイベントクエストに挑戦することで入手できる。イベント開催日などの詳細は、家電少女およびシャープの公式Twitterにて告知される。「家電少女」は、家電と合体した少女たちが悪の組織と戦う家電育成RPG。ゲーム内には家電をイメージしたキャラクターが100種類以上登場する。対応OSはiOS 6.0以降。Android版の要件は4.0以上。
2015年05月12日番町製作所は8日、スマートフォン向けアプリ「家電少女」のiOS版を、App Storeにて配信開始した。Android版は4月30日にリリースされている。ダウンロードは無料。アイテムのアプリ内購入は有料となる。番町製作所はアニプレックスの100%出資子会社。家電少女は、家電と合体した少女たちが悪の組織と戦う家電育成型RPG。作中には100種類以上のキャラクターが登場し、電力チップをモチーフにしたパズルをクリアしていくことでストーリーが展開する。対応OSはiOS 6.0以降。Android版の要件は4.0以上。iOS版の配信開始を記念して、5月19日までキャンペーンを実施中。キャンペーン期間中はステージクリア後に手に入るアイテム「家電石」の数が倍増する。また、ゲーム開始日から7日間限定でキャラクターを無料配布する。公式Twitterで配布中のシリアルコードを使用すると、キャラクターのレベルアップを進める素材が手に入る。
2015年05月11日一般財団法人家電製品協会 認定センターは5月7日、家電製品アドバイザー資格および家電製品エンジニア資格合格者のうち、127名が難関の「エグゼクティブ等級」に合格したと発表した。エグゼクティブ等級取得者は家電製品の最上級の知識保有者に位置づけられる。「家電製品アドバイザー資格」は家電の販売・営業系業務や接客のプロフェッショナルとしての知識と技能を問うもの。「家電製品エンジニア資格」は家電の設置・セットアップやトラブル対応のプロフェッショナルとしての知識と技能を問うもの。両資格とも「AV情報家電」と「生活家電」に分かれており、それぞれ合格すると「総合アドバイザー」「総合エンジニア」の資格を取得できる。2001年の制度発足来、のべ約15万人が資格を取得した。2013年9月に新設されたエグゼクティブ等級には、ゴールドグレードとプラチナグレードがある。アドバイザー資格の合格点自体は200点満点中140点(エンジニアは120点)だが、AV情報家電と生活家電の各試験において180点(エンジニアは170点)以上を取るとゴールドグレード認定される。AV情報家電と生活家電の両分野でゴールドグレード認定されると、プラチナグレードとして認定される。資格合格者には認定証が付与される。また、エグゼクティブ等級取得者には特別仕様の認定証が付与され、家電量販店などの店頭でもひと目でわかるようになっているという。
2015年05月07日●「マルチグルメプレート」が大活躍5月5日、こどもの日に開始した新連載「コヤマタカヒロのパパ家電」。まずは自己紹介をさせてください。著者はパソコンやスマートフォンなどのデジタルガジェットとキッチン家電などを中心に執筆活動をしているデジタル&家電ライターです。プライベートでは5歳を筆頭に3歳、1歳の娘を育てる、3女の父でもあります。奥さんは長女の妊娠後ずっと専業主婦でしたが、今年4月より次女が幼稚園に通い始めたことをきっかけに仕事復帰を目指しています。本連載では、そんな著者が「パパ目線」でデジタルガジェットや家電を紹介していきます。子育てが楽になる、そして奥さんから喜んでもらえる、そんな製品紹介と使い方の提案をしていきたいと考えています。○週末ブランチはパパの仕事! ホットケーキを手軽に楽しもうさて、昨今はお父さんの子育て参加についていろんな意見がある。「手伝う」という言葉自体がおかしいという意見がある一方で、中途半端に「手伝うな」という意見もあったりする。大切なのは夫婦間のコミュニケーションだ。そこで提案したいのが週末のブランチをパパが担当すること。いつも早起きしている奥さんにゆっくり寝てもらい、子どもたちと夫婦のための美味しいブランチをお父さんが作るのだ。今回、料理に慣れていないお父さんにおすすめしたいのがホットケーキ作りだ。初めてのブランチ作りにホットケーキをおすすめする理由は二つある。一つは原価が安いことだ。ホットケーキミックス、牛乳、そして卵すべてを購入しても1,000円には達しない。卵や牛乳は元々冷蔵庫にあるモノを流用できればさらに安上がりだ。そして、もうひとつの理由が失敗しにくいことだ。ホットケーキを作るには市販のミックス粉に卵と牛乳を混ぜてフライパンで焼くだけ。フライパンの温度を上すぎず、休ませながら中火で焼けば失敗も防げる。さらに温度設定ができるホットプレートを使えば焦がしてしまう心配もない。160℃ぐらいに設定してゆっくりと焼けば、表面を焦がすことなく中までしっかりと焼けるのだ。最近ではハワイ系の本格パンケーキなどが話題を集めているが、まずはシンプルなホットケーキをちょっと華やかに彩るところから始めてみよう。もしホットプレートを持っていないなら、クイジナート「マルチグルメプレート」をおすすめしよう。フライパンだと1枚ずつしか焼けないが、マルチグルメプレートを使えば最大4枚ずつ同時進行で焼ける。さらに、グリルプレートも用意しているので、ホットケーキだけでなく、肉なども美味しく焼けるのだ。家庭で食べるホットケーキといえば、バター(もしくはマーガリン)に蜂蜜かメープルシロップをかけて食べるのが一般的だ。しかし、せっかく家族のために作るのだからちょっとだけ張り切ってみたい。おすすめなのが、ホイップクリームやチョコレートソース、そしてフルーツなどのトッピング。それらでホットケーキを彩るだけで、普段のホットケーキよりも特別な、お店で出てくるようなホットケーキになる。●手軽に作れる「スマイルベーカー」○焼きドーナツも作れる便利ツールホットプレートを新規に購入するのはキツいといった場合、ホットケーキが手軽に焼けるレコルトの「スマイルベーカー」はいかがだろうか。専用のホットケーキ用プレートに種を流し込んで、フタをするだけで形のいいホットケーキが焼ける便利なグッズ。裏返す必要すらないのだ。常に均一サイズに焼けるため、お店のような3段重ねのホットケーキなども簡単に焼ける。また、スマイルベーカーはホットケーキなどが作れるプレート以外にも、標準で人形型の「ジンジャーブレッドマン」プレートが付属している。そのほかオプション品として、焼き菓子やワッフル、焼きドーナツなどが作れるプレートも用意されている。スマイルベーカーは、ホットケーキ以外にもお好み焼きやライスプレートなども作ることが可能。本体はコンパクトで収納性が高いのもポイントだ。価格は手ごろで、プレートもかわいいので、奥さんも購入に賛成してくれるだろう。●研究心に火がつく、炊飯器でふんわりケーキ○特別な朝にドーム型ホットケーキはいかが?ホットケーキ作りのために家電製品を買うのは……とためらう方におすすめしたい最後の技がある。それが炊飯器を使ったホットケーキ作りだ。作り方は非常に簡単。200~300g入りのホットケーキミックスをレシピ通りに混ぜ、炊飯器の内釜に投入。炊飯ボタンを押そう。できあがりは炊飯器によって異なるが、40~60分でスイッチが切れるはず。多くの場合、表面は白いが裏面はしっかりと焼き色がついた状態になる。竹串などを表面から刺してみて、抜いた竹串を触って見よう。竹串がしっとりしている場合はもう一度炊飯スイッチを入れて中まで火を通す。判断が難しい場合は、一度出してカットしてみるといい。中央部がしっとりしていたら、ラップをしてレンジにかけて、中まで火を通そう。このあたりは何度か試して見ると、ベストな加熱具合が見えてくる。炊飯器で焼いたホットケーキはドーム状になっており、まるでシフォンケーキのような見かけになる。カットケーキのように6分割して、メープルシロップをかけたり、生クリームでデコレーションすれば、いわゆるスポンジケーキを食べているような感覚になる。これなら、子どもたちも喜んでくれるハズだ。○さらなるバリエーションやアレンジが楽しめるホットケーキ作りは簡単なうえ、レシピをアレンジしやすいのもポイントだ。たとえば、通常よりも牛乳の量を増やして作ると、アメリカで食べるような薄いパンケーキ風のビジュアルになる。糖分を含んでいないパンケーキミックスを使えば、より食事向きの味わいになる。クイジナートのマルチグルメプレートで、半分はグリルプレートにして、ベーコンやソーセージなどを焼いて、一緒に食べるといいだろう。また、子どもたちが喜ぶチョコや生クリームとの組み合わせ以外にも、大人向けにカッテージチーズとベーコンなど、ホットケーキ×塩分も楽しんでみてほしい。これまでにないホットケーキが楽しめるハズだ。ただし注意したいのは、奥さんに内緒ではしゃぎすぎないことだ。お父さんが料理をするときの気遣いとして、まずは「お金をかけすぎない」ようにしたい。多くの場合、奥さんは毎日の食材費などを節約している。10円、1円単位を切り詰めているところに無駄に高い食材を買って料理をすると、喜ばれるどころか不機嫌にさせてしまう可能性すらあるのだ。まずは基本的な節約食材からスタートし、奥さんにも十分に楽しんでもらってから、高価な食材に手を出そう。もちろんそれらはすべてお小遣いの範囲にしておくことが大切だ。そして最後にもうひとつ。ホットケーキを食べたあとの洗い物まですませて、ようやくブランチは終了だ。作るだけでなく、最後までしっかりとやり抜けば、きっと喜んでくれるハズだ。
2015年05月05日5月3日、二子玉川ライズSCにオープンする「蔦屋家電」のプレスプレビューが行われた。駅に直結した同SCのテラスマーケットの1、2階に出店。同棟の3、4階にはシネマコンプレックスがオープンしている。1階860坪、2階1312坪の売り場面積は代官山 蔦屋書店のおよそ2倍の規模。施設全体が本とカフェの空間の延長線上に置かれた生活提案型家電店として、家電、インテリア、雑貨、本などをアートとテクノロジーの視点で絞り込んだMDで構成されている。1階のエントランスに家電店のイメージはなく、スターバックスを配した蔦屋書店を思わせる書店の顔ながら、店内は本棚と雑誌や書籍をガイドラインにライフスタイルごとに空間を配置したトライブ集合型ストア。各売り場にはコンシェルジュと呼ばれる専任スタッフが置かれ、各分野のスペシャリストの視点で集積された商品とヴィンテージと呼ばれる古書、アンティーク家電、アンティーク雑貨まで取り込んだそのこだわりは細部に及んでいる。1階はスマートフォン中心のライフスタイル提案ながら、販売されているスマホはiPhoneのみ。アップルウォッチ、MacBookの奥にはドローンが展示されている。「ネットワーキング」と呼ばれるPCと周辺機器の空間はマイクロソフトのサーフェイスを中心に体験型展示。「映像」の空間は大型4Kテレビを壁面に配し、話題のカーブドTV、グラスルーチェと最新テクノロジーの商品に絞り込まれている。さらに1階には「ファミマ!!」と自転車の「モトベロ」が出店。2階は代官山 蔦屋書店と同様、中央にダイニング、ラウンジスペースを配し、それを取り囲むように、衣(ファッション、美容、健康)、食、住(健康、住まい、グリーン、あそび・絵本)、人文各ジャンルの書籍のコーナーを配置。ブックストリートと呼ばれる本棚を隔ててシーン別にライフスタイル空間を提案。空気洗浄機や掃除機、洗濯機、照明などを集積した「ハウスキーピング」の売り場の前にはモダンデザイン神棚の「moconoco」が並ぶというテーマパーク的構成。「健康(ウェルネス)」のゾーンではマッサージチェアや酸素カプセルから健康用のウェアラブルデバイスまで扱う。「美」のゾーンは肌カウンセリングのコンシェルジュを置いた美容家電。人気の美顔ローラーはジュエリーのようにガラスケースに展示され、ドライヤーは壁面にディプレイされている。また「食」のコーナーはデザイン性の高いコーヒーメーカーや炊飯器などをそろえるなど、自主MDゾーンと書籍の空間配置はまさに新業態。2階テナントゾーンは渋谷に本店を構えるグッドミールズショップ、グリーンのSOLSO HOME、インテリアはアルフレックス、音響はバング&オルフセン、玩具のボーネルンドが出店。テナントゾーンをつなぐ照明はジョージ・ネルソンのバブルランプで統一されている。またネイル、ヘッドスパ、ヘアカラーに特化したビューティサロンとして、ukaとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がコラボした「Cu(シーユー) by uka」 が、今回初出店。Cuは5月8日にJR大阪駅のルクア1100(イーレ)9階にオープンする「梅田 蔦屋書店」にも出店する。
2015年05月02日日本マイクロソフトは28日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が5月3日にオープンする「二子玉川 蔦屋家電」、5月8日にオープンする「梅田 蔦屋書店」の2店舗で、「Surface Pro 3」を販売開始すると発表した。「二子玉川 蔦屋家電」および「梅田 蔦屋書店」は、"ライフスタイルを提案する場"をコンセプトとしたCCCの新店舗。「Surface Pro 3」を生活提案に適したデバイスとして訴求していく。2店舗のうち「二子玉川 蔦屋家電」では、直販サイト「Microsoft Store」限定で販売されているOEM製PC/タブレット「Signature エディション」のPC、タブレットも販売する。実店舗で「Signature エディション」 PC・タブレットを取り扱うのは「二子玉川 蔦屋家電」が初。「二子玉川 蔦屋家電」は5月3日、東京都世田谷区玉川のショッピングモール「二子玉川ライズ」テラスマーケット内にオープン。「梅田 蔦屋書店」は大阪府大阪市北区のショッピングモール「ルクア イーレ」内にオープンする。
2015年04月28日●Huluの自主制作ドラマ第一弾から考察する直近のニュース記事をピックアップして、「家電的な意味で」もうちょい深掘りしながら楽しい情報や役に立つ情報を付け加えていこう……という趣向で進めている当連載。今回取り上げる記事は以下のものだ。唐沢寿明久々の"がさつな役" 独ヒットドラマのリメイク版で破天荒な刑事に (4月22日掲載)家電の連載でなんで芸能ネタ!? と思われそうだが、注目はドラマの内容などではなく、このドラマが「Hulu」の自主制作ドラマ第一弾ということである。Huluは月額933円(税抜き)で見放題の「サブスクリプション型ビデオンデマンド(SVOD)」と呼ばれるサービスだ。日本参入は2011年9月だが、昨年4月に日本テレビに買収され、その子会社化となった。3月末には会員が100万人を突破したことも公表している。Huluはこれまで、コンテンツを外部調達に頼ってきた。要は、レンタルビデオと同じように、映画会社やテレビ局から、すでにあるコンテンツの提供を受けてきたわけだ。だが今回、親会社にあたる日本テレビと共同で、新作ドラマの制作に着手する。Huluでの配信は初夏。その後、日本テレビでも放映される予定だ。この他にもバラエティ番組の制作が発表されており、今後は同社内のオリジナル番組制作部門の手で、継続的に「Hulu制作の番組」を配信していくという。○SVOD各社が「オリジナル作品」に注力レンタルビデオ的なモデルであったHuluが、ここにきてオリジナル番組の制作に乗り出してきたのは、もちろん訳がある。ライバルが強くなってきており、サービスの魅力を強化する必要があるからだ。レンタルビデオ的であるということは、コンテンツの供給元はどの「店」でも同じになりやすく、差別化が難しい、ということでもある。まだ他では配信されていない番組を調達し「独占先行配信」する例も増えているが、これも差別化のひとつだ。「自分達のサービスでしか見られないオリジナル番組」を作れば、当然ながら、さらに強力な差別化策になり得る。Huluの船越雅史社長は「日本テレビの買収以前より(オリジナル番組の制作について)検討はされてきた」としつつも、「買収後に加速した」と説明する。日本においてSVODの業態では、携帯電話事業者の存在感が強い。ユーザー数トップであるNTTドコモの「dTV」(4月22日よりdビデオから改称)は約460万人、ソフトバンクの「UULA」は約141万人とHuluよりさらに多い。これらのサービスはエイベックスとの合弁事業であり、携帯電話事業者以上にエイベックスが主体となって運営されている。契約者は多いものの、特にdTVについては、過去2年間にわたって伸びが止まっており、サービス利用率も高くはない、と言われている。Huluとの競争は、数字の差ほど楽観できる状態ではない。エイベックスの方針もあり、特にdTVでは、前身であるBeeTV・dビデオの時代から、オリジナルコンテンツの制作に力を入れている。4月2日に開かれた会見では、夏に公開が予定されている実写版『進撃の巨人』のスピンオフ作品を、同時期にdTVで展開することが発表された(写真)。現在も、いくつものオリジナルドラマ・バラエティが公開中だ。これまでは残念ながら、オリジナルコンテンツがサービス加入の強い誘因力を持たなかった。しかし、dTVからはスマホ視聴に加え、テレビでの視聴機能が強化され、より「テレビ的」なサービスになる。となると、「見知った映画やドラマ」だけではなく、新たなコンテンツへの誘因効果が高まるのではないか……という期待があるようだ。そしてもちろん、「独自コンテンツ」が注目を集める理由は、世界最大のSVOD事業者であるNetflixが今年秋に日本参入を予定しており、活発に独自コンテンツ作成を行っているからでもある。これまでに40以上のオリジナルコンテンツを制作しており、日本でのビジネススタートの時点から、「Marco Polo」「Sense8」「Daredevil」といった新作・4K制作ドラマを配信する。また、日本国内でも独自コンテンツの作成をすでに始めている。世界的な巨人の参入を前に、国内で先行しているSVOD事業者が対抗策を準備しようとしているのだ。●本質はウインドウ戦略における「ネットの地位向上」だこれまで「番組」は、基本的にテレビのために制作されてきた。Vシネマやオリジナルビデオ・アニメは、その外で生まれたビジネスモデルだが、例外的にうまく行っているジャンルとも言える。それでもディスク販売の数量が減ってきた現在、配信を活路に見いだす人々は多い。ネット発信の動画というと、短尺で予算も少ないもの……というイメージが強かったが、テレビやディスクビジネスからの脱却・拡大を考えている企業にとっては、新たなビジネスチャンスといえる。一方で、ネット配信業界にお金がうなっているのか……というと、そういうわけでもないのが実情だ。Netflixのように資金が豊富なところは例外として、結局他の事業者は、「既存のコンテンツビジネスの延長線上」に存在する人々が、お金の出しどころを変えているに過ぎない。テレビや映画に割いていた予算がネットに回ってきただけなのだ。ここで重要なのは、「ネットという金づるができた」という発想をするのでなく、「映像をどの順番で出すのか、という戦略が変わった」という発想だ。映像の世界には「ウインドウ戦略」という言葉がある。例えば、映画として世に出た映像作品は、まず映画館で上映され、次にディスクメディアとして販売され、次に有料のネット配信に流れ、衛星放送などの有料放送で流れ、最後に無料の地上波で流れる。同じ映像で何回も収穫するわけだ。これがテレビドラマなら、一番最初のウインドウは地上波になる。ネット配信のオリジナルコンテンツが増えるということは、ネット配信が「最初のウインドウになる」と思えばいい。地上波や映画と同じ地位をネットが得た、ということなのである。さらに、「オリジナルの独占配信」でない場合も、ウインドウ順の変化と思えばいい。ディスクより前に来るのが「先行配信」であり、さらに他のSVODより前に来れば「独占先行配信」だ。映画が映像の王であった時代から、テレビが王の時代になり、さらにはネットの時代になっている。一見排他に見えるが、実は「すべてを使うのが前提」であるのが、今の映像ビジネスの巧みさといえる。我々にとっては、そうしたサービスの登場は、基本的に「自由度の拡大」こそが本質。映像配信のニュースも、そういう視点で見ると、ちょっと違った風景に感じられる。
2015年04月27日●家電を遠隔操作できるネットワークカメラ一人で寝ている子供の様子を確認したい、長く家を空けるので、留守番をしている愛犬や愛猫の様子を知りたいという人は多いだろう。「AtermHC100RC Wi-Fiアクセスポイントセット」(以下、HC100RC)は、専用の無線LANアクセスポイントがセットになったネットワークカメラだ。部屋の様子を確認するだけでなく、温度センサーを利用して室内の温度を確認したり、赤外線リモコン機能を利用してエアコンやテレビなどの家電製品を操作したりできるのが最大のポイント。子供やペットが快適に過ごせるようサポートする便利な付加機能を備えている。さっそく試用してみた。○設置して電源を入れるだけでWi-Fiに自動接続HC100RCは、ネットワークカメラ本体である「AtermHC100RC」に、無線LANアクセスポイント「W300P」を同梱したセットモデルだ(W300Pは単独でも存在する製品だが、本セットモデルに同梱のW300Pは専用品という位置付け)。ネットワークカメラ本体は100万画素のCMOSセンサーを搭載し、スマートフォン用のアプリ(Android/iOSに対応)を利用して、外出先からカメラを操作できる。設定はとにかく簡単だ。自宅に設置しているルータのLANポートを、W300PのWANポートに有線LANケーブル(付属)で接続したら、ACアダプタを接続。続けてネットワークカメラのHC100RCを設置してACアダプタを接続すると、電源が入ってW300Pと自動的に接続される。HC100RCにもW300Pにも電源スイッチはなく、アダプタを接続するだけで自動でWi-Fi(無線LAN)でつながる。本体の設置が終わったら、アプリ「Aterm ホームコントローラ」をスマートフォンにインストールして、機器を登録する。登録は、HC100RCの底面ラベルにあるQRコードを読み取り、機器名(任意)とパスワードを設定するだけ。10分~15分もあれば設置から登録まですべての準備が終わり、屋内はもちろん、外出先からも接続可能な状態になる。面倒な設定を行わなくても、すぐに使えるようになるので、ネットワークカメラを初めて導入する人も迷うことがないだろう。●暗視機能を搭載○パトロール機能や暗視機能を搭載「Aterm ホームコントローラ」アプリを起動して、機種一覧からHC100RC本体を選択すると、HC100RCのカメラ映像が表示される。HC100RCのカメラは、8方向へ動かせるボタンをタップして操作。左右のボタンをタップすると30度パンし、上下は20度ずつチルトする(角度はPCからカスタマイズ可能)。垂直方向に120度、水平方向に330度可動し、カメラを中心に部屋のほぼあらゆる方向の映像を確認可能だ。通信環境によっては、ボタンをタップしてからカメラが反応するまでに時間がかかることがある。いろいろな角度にパン/チルトするのは手間がかかることもあり、これを軽減するため、所定の角度に設定された1から10のプリセットポジションや、プリセットポジションの設定を巡回する「パトロール機能」が用意されている。映像の解像度は最大1,280×720ドット。ただしこれはPCから表示した場合で、スマートフォンから見るときは、高画質設定の640×352ドットに設定されている。スマートフォンでは自宅用と外出用で設定を変えることが可能。通信速度が安定しないときは、「バランス設定(画質優先)」や「低画質設定(繋がり易さ優先)」の3フレーム/秒などに切り替えることで対処する。マイクのボタンをタップすると、室内の音声を拾える。HC100RCにスピーカーを接続しておけば、スマートフォンのマイクを通じて会話することも可能。ペットに声をかけたり、留守番中の子供と話をしたりといった使い方ができそうだ。PCから利用するときは、まず「クイック設定Web」というツールを使って、HC100RCのIPアドレスを検索する。HC100RCの設定画面や映像画面は、Webブラウザで開く。●エアコンなどをコントロールできる学習リモコン機能○学習もできる赤外線リモコン機能テレビや部屋の照明を消し忘れたときに便利なのが、HC100RCの赤外線リモコン機能だ。留守のときにテレビや照明を操作して、在宅であるかのように装ったり、画面に表示されている室内の温度を確認して、ペットのためにエアコンを操作したりということが簡単に実現する。リモコンの設定は、プリセットまたは学習機能を利用する。プリセットはメーカーごとにリモコンのパターンがいくつか用意されており、その場でテストを行えるようになっている。設定がない場合でも、本体正面にあるリモコン用赤外線受信部に向けて、登録させたい機器(例えばエアコン)のリモコンを操作することで、HC100RCに学習させることが可能だ。ただし、すべてのリモコンが学習できるわけではない。筆者宅のエアコンはプリセットが用意されていなかったので学習させようとしたものの、信号を登録できなかった。また、プリセットが使えないこともある。もう1台のエアコンは用意されているプリセットでは反応しなかったため、学習モードでリモコン信号を手動登録する必要があった。リモコンが使えるかどうか(登録できるかどうか)は、実際に試してみるまで分からないので注意が必要だ。ちなみに学習モードでは、「1」、「2」というボタンもあり、赤外線リモコンで操作する機器を自由に登録できる。試しに扇風機のリモコンを登録したところ、問題なく動作した。加湿器や空気清浄機など、いろいろな機器が利用できるだろう。○生活が快適になるネットワークカメラ温度センサーと赤外線リモコン機能は、アイデア次第で使い方が広がる楽しい機能だ。部屋にいる子供やペットの体調管理だけでなく、これからの暑い季節には、家に戻る前にエアコンをつけて部屋を冷ましておくなんていう使い方にもぴったり。部屋の様子を確認できることに加え、生活を今よりも少し快適にできるのが、HC100RCの魅力だろう。今回は詳しく触れなかったが、HC100RCは映像内の動きや物音を検出するとスマートフォンに通知する「動体検知機能」や「音声検知機能」なども搭載している。動きや物音があったときの部屋の画像や動画をメール送信できるなど、ひと通りのセキュリティ機能を備えており、防犯目的でネットワークカメラを導入したいという用途にも対応可能だ。
2015年04月25日三菱電機は4月23日、家庭用エアコン、洗濯機などの白物家電のインバーターを駆動するパワー半導体モジュールの新製品として、業界最小のパッケージを実現した「SLIMDIP」シリーズを5月11日から順次発売すると発表した。同シリーズは、第7世代IGBTの薄厚構造を用いたRC-IGBTを搭載したことで、従来製品に比べてチップサイズとチップ間の間隔を縮小した。パッケージサイズは従来製品と比べて約30%(約1000cm3)縮小し、1.5kWクラスのモーター駆動用として業界最小のパッケージを実現した。また、保護機能付き制御ICと電流制限抵抗付きBSDを内蔵し、外付け部品数を削減した。さらに、最大保証ケース温度が115℃まで拡大したことで、放熱設計の自由度か向上したほか、温度上昇時に自動的に保護する過熱保護機能に加え、制御IC部の温度をアナログ信号で出力する温度出力機能の搭載により、熱に対する保護設計の自由度も向上した。サンプル価格は冷蔵庫など向けの「SLIMDIP-S」が650円、エアコン、洗濯機など向けの「SLIMDIP-L」が800円(いずれも税抜き)。提供開始日は「SLIMDIP-S」が6月5日、「SLIMDIP-L」が5月11日となっている。
2015年04月23日グラモは4月22日、スマートフォンなどから家電を制御できる学習リモコン「iRemocon Wi-Fi」専用アプリの最新版をApp Storeにて提供開始した。今回のアップデートにより、Apple Watchに対応。アプリのインストールとアップデートは無料だ。iRemocon Wi-Fiは、ユーザーが自宅や外出先からスマートフォンなどで家電を操作できるようにする学習リモコンだ。専用アプリ「iRemocon Wi-Fi」のアップデートによって、Apple Watchに対応。バージョンは4.2.0となる。「iRemocon Wi-Fi」アプリをApple Watchにインストールすることで家電を制御できるようになり、iRemocon Wi-Fi本体に搭載された環境センサーの情報をApple Watch上から確認可能だ。部屋の状態を把握して、家電機器の操作を行える。
2015年04月23日拡大オープンする二子玉川ライズに5月3日、“なるべくカラダに良いものを、出来るだけ手作りで”をコンセプトとしたレストラン「GOOD MEALS SHOP 二子玉川店」がオープンする。GOOD MEALS SHOPは渋谷1号店のオープンから約1年あまり、自家製やナチュラル素材にこだわるフードメニューで人気を集めてきた。ドリンクも充実しており、50種類を超えるクラフトジン、6種類のオレンジジュースなどの100%ストレート果汁ジュース用いて様々なカクテルを提供。その他、葡萄の品種から選べるノン・ブレンディッドワイン、フルボディのエスプレッソメニューなども楽しめる。二子玉川店では1号店のコンセプトはそのままに、各種メニューをよりカジュアルなスタイルで提供。スペシャリテのソーセージロールやパン、発酵バター、チョコスプレッド、アイスキャンディーなどは、以前と変わらぬスタイルのまま店内で手作りしている。クラフトビールも充実しており、ランチからディナーまで多彩なシーンで利用出来そうだ。更に、蔦屋家電の2階という立地条件も魅力の一つ。テイクアウトにも対応しているので、読書に、買い物がてらに気軽に立ち寄りたい。
2015年04月20日ジャパネットたかたは、「インターネット限定タイムセール」内にて「イチ押し家電 大集合!」を開始した。開催期間は4月20日18時まで。イチ押し家電 大集合! では、富士通のノートパソコン「FMV LIFEBOOK AH40/S」や東芝のノートパソコン「dynabook BX/37MB」、シャープの液晶テレビ「AQUOS LC-50W20」、カシオ計算機の電子辞書「EX-word XD-JT10100」、パナソニックの3ドア冷凍冷蔵庫「NR-C32CM」などを特別価格で販売する。数量限定の製品はなくなり次第終了する。
2015年04月13日アップルは9日、Apple Watchを、エディオン、C smart、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部店舗でも販売すると発表した。各社では、10日の16時01分から予約を受け付ける。これまで、日本国内におけるApple Watchの取扱店舗は、Apple Store、Apple Online Store、Apple Watch at Isetan Shinjuku、ソフトバンク銀座およびソフトバンク表参道、Dover Street Market Ginzaのみとされていたが、新たにエディオン、C smart、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部店舗でも販売すると発表された。各社は10日の16時01分から購入予約を受け付ける。ビックカメラとヨドバシカメラでは、販売の詳細をアナウンスしており、それによると取扱うのは「Apple Watch Sport」と「Apple Watch」の2モデルで、「Apple Watch Edition」は取扱わないとしている。試着に関する情報や、価格などに関しては明らかにされていない。ビックカメラ、ヨドバシカメラ、C smartは、取扱店舗の情報をWebサイトで公開している。各社の取扱店舗は以下のとおり。ビックカメラ池袋本店池袋本店パソコン館有楽町店新宿西口店ビックロ新宿東口店渋谷東口店ラゾーナ川崎店札幌店名古屋駅西店なんば店ヨドバシカメラ新宿西口本店マルチメディアAkibaマルチメディア吉祥寺マルチメディア横浜マルチメディア川崎ルフロンマルチメディア梅田マルチメディア京都マルチメディア博多マルチメディア札幌マルチメディア仙台C smartららぽーと横浜店リバーウォーク北九州店モレラ岐阜店ららぽーと和泉店ららぽーと富士見店
2015年04月10日エディオンとTポイント・ジャパンは4月3日、ポイントプログラム契約を締結したと発表した。両社は4月20日より、家電量販店として初めて、日本全国の「エディオン」店頭において、Tポイントサービスを開始する。エディオンでは、4月3日時点、エディオンカードやあんしん保証カードを所有する会員へ、購入商品に応じた独自のポイントサービスを提供。今回のTポイントサービス開始に伴い、エディオン店舗にてポイントかエディオンポイントのどちらかを選択し利用することができる。また、Tカードを所有しない消費者に対し、エディオン店頭でのTカード発行も予定する。エディオンとTポイント・ジャパンは今後、5,000万人以上のT会員に対する販促活動を通じ、エディオン新規利用者の拡大とTポイントのデータベースやPOSクーポンなどの販促ツールを活用したCRM戦略を図っていく。
2015年04月06日ジャパネットたかたは4月1日、「ジャパネット川柳」の最優秀賞およびジャパネット賞の受賞作品を発表した。ジャパネット川柳は、4月11日まで開催中の「春の家電祭り」に伴って行われた企画。最優秀賞(1名)とジャパネット賞(20名)をジャパネットたかた社員の投票によって選び、このたび受賞作品を発表した。受賞作品は「春の家電祭り」のWebページ上で閲覧できる。最優秀賞を受賞したのは「下取りの 家電に一言 『お疲れさん』」(さいさいさん)。最優秀賞受賞者には、カシオ計算機の「エクスワード XD-JT10000」が贈呈される。また、ジャパネット賞を受賞したのは「『4K』を 変な間取りと 勘違い」(じゃぱ丸さん)、「ママよりも 早起きしてる 調理機具」(マイティママさん)、「家電史は 回す昭和に 押す平成」(まこっちゃんさん)など。ジャパネット賞受賞者には、ジャパネットQUOカード500円分をプレゼントする。
2015年04月02日米Amazon.comは3月30日(現地時間)、「Amazon Home Services」を開始した。家電製品の修理やハウスクリーニングなどプロによる様々なサービスを購入できる。開始当初はニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルで展開していく。Amazon Home Servicesは、Amazon.comが厳選したプロの家庭向けサービスを購入できるというもの。購入方法は有形の製品を買う時と同様で、Webページ上から購入したいサービスをカートに入れて日程を選べば完了する。料金はパッケージ化されており、ユーザーはサービス完了後にAmazon経由で代金を支払う。また、ユーザーがサービス終了後に満足できなかった場合は、Amazon.comが業者とユーザーを仲介してくれる「Happiness Guarantee」(幸福の保証)制度なども設ける。サービスのレビューは誰でも閲覧できるが、投稿はサービスを購入したユーザーしかできない。3月31日現在では、電気の配線やホームクリーニングを行う「Home Improvement」、テレビの壁への取り付けやiPhoneの修理を行う「Computer&Electronics」、芝刈りなどを行う「Lawn&Garden」、楽器や語学のレッスンを行う「Lessons」、タイヤの取り付けなどを行う「Automotive」といったカテゴリを用意する。
2015年03月31日グラモは3月24日、スマートフォンから家電を制御できるリモコン「iRemocon Wi-Fi」の月額サービス「iRemocon ゼロスタートプラン」を開始した。本体初期費用は0円で、月額使用料は330円(税別)。iRemocon Wi-Fiは、ユーザーが外出先からスマートフォンなどで家電を操作できるようにする学習リモコン。2014年12月に開始された一般販売モデルでは、本体代金として初期費用20,000円、外出先からのコントロール機能や音声操作、GPS機能といった「プレミアム機能」利用料として月額300円を支払う必要がある(いずれも税別)。このたび提供開始されたiRemocon ゼロスタートプランでは、本体代金の初期費用が0円、月額料金が税別330円。本体代金やプレミアム機能の使用料は月額料金に含まれる。機器の保証期間は、一般販売モデルでは1年だが、iRemocon ゼロスタートプランでは契約期間中。ただし、課金開始月から24カ月以内に解約した場合は解約金が発生する。iRemocon Wi-Fiは、無料のスマートフォン用アプリ「iRemocon Wi-Fi」から家電製品を操作できるというもの。本体の周囲に赤外線発光部が配置され、およそ20畳までのスペースに設置された家電製品のコントロールが可能だ。ただし、iRemocon Wi-Fiと家電製品の間に遮蔽物がある場合は操作できない。温度・湿度・照度センサーも内蔵。学習リモコン機能のほか、有線LAN機器を無線化できるWi-Fiコンバーター機能、電波の届きにくい場所の中継局となるWi-Fiリピーター機能を搭載している。サイズは直径105mm×高さ37mm、重量は130g。800件までのリモコンコード、100件までのタイマー設定を記憶可能だ。対応OSはiOS 5以上、Android 4.0以上。無線LANは、IEEE802.11b/g/nに対応している。
2015年03月24日グラモは、スマートフォンで家電を操作できるリモコン「iRemocon Wi-Fi」が月額税別330円で利用できるプラン「iRemoconゼロスタートプラン」の提供を開始した。一般販売モデルで本体代金が22,400円かかるが、同プランでは本体初期費用は無料となる。「iRemocon Wi-Fi」は同名のアプリをインストールしたスマートフォンやタブレットを使って家電を操作できる学習リモコン。テレビ、照明、エアコンなどを制御するほか、搭載のセンサーにより、温度、湿度、照度をアプリ上で確認することもできる。リモコンはウェブ上に用意された「UIデザイナー」を利用することで、自分好みのデザインにすることができる。同社ではこれまで、本体の一括販売を行ってきたが、本体の初期費用を0円で提供する料金プラン「iRemoconゼロスタートプラン」をリリース。同プランでは月額税別330円で利用でき、従来アプリ内課金でサービス提供してきたプレミアム機能(外出先からの操作、音声操作、GPS機能)も無料で提供される。一般販売モデルではなかった動作保証があるほか、機器保証も契約期間中はサポートされる。なお、同プランでは、課金開始月から24カ月以内の解約で解約金が発生する。
2015年03月24日●一種の炎上状態になった背景にマイナビニュースで新しい連載を始めることになった。狙いは「ニュース解説」。といっても、シンプルなものではない。ニュースの中で「家電的な意味で」もうちょい深掘りして、楽しい情報や役に立つ情報を付け加えていこう……という趣向で進めていく。ご愛顧いただければ幸いだ。さて、第1回の題材とするのは以下の記事だ。VAIO Phoneがついに登場! - ユーザーニーズの“ど真ん中”を狙う (3月13日掲載)VAIO Phoneは、そのありようも含め、非常に多くの議論を巻き起こした。要は「VAIO Phoneの名前から想像していたものとは違う」という反応から、一種の炎上状態になったわけだ。筆者も様々な課題があると考えているが、述べたいのはそういう話ではない。皆さんの反応を見ると、「ODMが悪い」「パナソニックのELUGA U2にそっくりだから悪い」といった論調が多いように見受けられるが、本当にそうだろうか。背景には、現在のOEM・ODMを活用したものづくりについての誤解もあるように思う。今回はVAIO Phoneの話題を軸に、「ODMを活用してモノを作るとはどういうことか」を解説してみたい。○優秀なODMがいるから「今の家電」が生まれるかつて、製品を「作る」といえば、大手企業の場合、自社傘下の工場で製造するのが基本だった。他国で製造したり、製造専門の会社に委託したものは一級品ではない……、そんなイメージもあったろう。しかし、もちろん今は違う。製造を担当する企業は、単に低価格化を担当する部門ではない。効率的な開発と製造を助ける「専門家」といったほうがよく、ODMはそうした手法の一つを指す用語となっている。ODMとは「Original Design Manufacturing」の略で、本来は「生産委託を受けて、相手先のブランドのための製品を作る」ということを指す。たとえば、ある企業Aがスマートフォンを開発したいとしよう。しかし、企業Aには機器の開発についても、製造についてもノウハウが不足している。そうした場合に、生産委託を受けた企業Bが設計から生産までを手がけ、委託した企業Aのロゴを製品につければ、ノウハウのない企業Aでも「メーカー」になれる。なんか、どっかで聞いた話だ。だが、である。ODMはそんなにシンプルなものではない。やり方には色々あって、そこに委託する企業とODMメーカーの関係が表れてくる。●VAIO Phoneの悲劇を呼んだ要因は……たとえば、最近増えているハードウエアスタートアップが、実際に製品を作って出荷したい、としよう。彼らは彼らなりに、新しい発想で企画した奇抜な製品を提示する。その際には、デザインや発想だけでなく、技術的な特徴を備えていることも少なくない。だから、彼らの元に技術がないわけではない。しかし、「量産のノウハウ」に欠けていることは容易に考えられる。商品のコアパーツでない部分での部品の選び方や、生産をスムーズにするためのちょっとした設計のコツといったものは、やはり、日常的に「量産」している人々でないと持っていないものだ。意欲的な製品の多くは、ODM・OEMメーカーと、企画元企業のコラボレーションがあって、はじめて世に出て行く。名前を聞くことも多い「Foxconn」や「Quanta Computer」は、そういうノウハウを多数持っている超一流のODMメーカーだ。彼らの能力なしに、今の家電の量産は難しい。設計などを持ち寄って生産してもらう形は、いわゆる「OEM」の一形態であり、現在はODMとOEMの境目もあいまいであるが、量産に至る設計や製造プロセスまで含め、どこがイニシアチブをとるかで、生産の形はずいぶん違ってくる。たとえばアップルの場合、設計から生産方法まで徹底的にコントロールする。生産委託先は労働力と物流拠点を提供する相手、といっていい。アップル以外でも、各メーカーのフラッグシップ・スマホはかなりそうした色合いが強い。だが、ミドルクラス以下のスマホのように設計や製造がそこまで難しくない製品については、人件費が安く、リーズナブルなモノ作りのノウハウに長けたODMと組むにしても、「ほどほど」で済ませる。開発の段階で関与度を高めれば高めるほど、製造にかかるコストや期間は長くなってしまうためだ。その関与のさじ加減こそが重要なポイントで、Quanta Computerのような企業は、そこで企業とユーザーの要望をうまく満たすすべをよく知っている。今回、VAIO Phoneにおいて、パナソニックが台湾市場向けに供給している「ELUGA U2」に似ている……、という話が出てきたのは、Quanta Computerが持つ生産パターンの中から、日本通信がそのモデルを選んでカスタマイズしたからだろう、と予測できる。日本通信とVAIOは元々、商品性として「ハイエンドではなく、手に取りやすい価格で十分な性能」のスマホを求めていたようだ。その観点で見れば、VAIO Phoneも、ELUGA U2も決して悪い製品とはいえない。そこに「期待アゲアゲ」になるような事前プロモーションを仕掛けて、ユーザーの期待との乖離を生んでしまったことが、今回の悲劇につながる。●デザインや梱包は「注文次第」、ブランド維持には努力が必要一方で、ODMのもうひとつの価値を考えると、VAIO Phoneのやり方はやっぱりよろしくなかった、と感じる。ODM・OEMは「バッジビジネス」と言われることが多いが、現在、バッジを付けるだけで成立している製品は少なくなっており、きちんとしたブランドコントロールが重要視されている。ここでいうブランドコントロールとは、質感や「梱包」の点だ。デザインを大きく変えられない場合、素材や仕上げを変えて付加価値を付けることは多い。VAIO Phoneの場合も背面のカバーを変えているが、「ブランドの名前を全面に立てた製品」の割には、カスタマイズ幅が小さすぎる。ODMでは製造だけでなく、手間のかかる梱包までも担当することが多い。VAIO Phoneにしても、オリジナルの「箱」が用意されていて、そこではブランド価値向上の試みがなされている。だが、スマホの梱包に使うビニール袋や、同梱品まではあまり気をつかっていないようだ。箱を開けた時の高級感を演出するため、でき合いのビニール袋を使わないメーカーもあるし、同梱品のケーブルやヘッドホンなどに、より良質なものをチョイスする企業もある。デザインや箱を開けた時の感覚などは、「Out of the Box Experience」などと呼ばれ、商品性のうちとする声は大きい。アップル製品はその代表格だし、ハイエンドスマホでも、そうした部分での価値を追求するものは増えている。ODMと一緒に製品を作るということは、そういうところにも気をつかって管理するということなのだ。そのため業界には、ODMとの折衝や生産管理を専門とするプロフェッショナルがいる。彼らに頼らなかったせいで余計な期間やコストがかかったメーカーも少なくない。ODMは優れた存在だが、任せてしまえば彼らの論理で品物を作られる。そこで交渉し、「より自社の求める製品」を作るよう交渉を重ねることが、今の家電作りの一つの形といえる。今回のVAIO Phoneは、筆者も商品性に問題があると思う。課題はELUGA U2に似ていることでも、ハイエンドでないことでもない。「ブランドを重視したモノ作りを、ODMとともに行った」ように見えないことが問題なのだ。VAIOに人々が抱く期待がその程度だと思っているなら残念だし、そうでないなら、もっともっとやることはあっただろう。
2015年03月19日冷蔵庫や洗濯機については"大は小を兼ねる"といえる。ところが、掃除機はそういうわけにはいかない。取り回しの都合上、同じ性能ならば小さいほうが使いやすいのだ。一人暮らしであれば、迷わず"小さい"掃除機をオススメしたい。もちろん、単に小さければよいというわけではない。今回は選び方のコツを紹介しよう。○アタッチメントが豊富なら、床以外の掃除でも活躍家庭向け掃除機でポピュラーなのは、キャニスター型(車輪が付いているもの)、スティック型、ロボット掃除機の3種類だろう。ただし、ロボット掃除機はあくまで掃除を手助けしてくれるものであって、メイン機にはなりえない。新生活で掃除機を選ぶのであれば、キャニスター型かスティック型を選ぶのが無難だ。キャニスター型とスティック型は、床だけでなく棚や家具の隙間などを掃除でき、汎用性が高いのもポイントだ。キャニスター型の多くは、メーカー純正のアタッチメントやサードパーティー製のアタッチメントを使用できる。しかし、スティック型ではそういった選択肢が少なく、標準で付属しているアタッチメントしか使用できないと考えたほうがよいだろう。○サイクロン式と紙パック式、どちらを取る?消耗品である紙パックが必要ないことから、サイクロン式を選ぶ人は多いようだ。しかし、サイクロン式の掃除機はこまめなクリーニングが必要になる。それに対して紙パック式の場合、紙パックさえ交換しておけば、基本的にメンテナンスフリーで使用できる。ランニングコストを取るか、それとも手間を取るか。ここは好みが分かれるところだが、この違いをふまえて選択してほしい。○コードレスか、AC駆動かコードレスタイプは、なんといっても使い勝手がよい。最近では、スティック型としてもハンディ型としても使える2in1タイプの掃除機が流行りつつあるようだ。コードレスタイプのバッテリー駆動時間は、強運転で約10分、通常運転で約20分という製品が多い。広い部屋や複数の部屋を掃除するのではないとすれば、この動作時間で十分だ。コードレス掃除機は、AC駆動タイプに比べるとパワーが劣ると感じるかもしれないが、フローリングの部屋ならば問題ないだろう。ただし、これはバッテリーが劣化していない状態での話だ。バッテリーは使用していくにつれて劣化していく。バッテリーが劣化すると、パワーも連続動作時間も減少する。コードレス掃除機はバッテリーの劣化も計算に入れて、よりハイパワーなモデルを選ぶか、またはバッテリーを交換できるモデルを選んだほうがよい。○収納性も押さえておきたい収納スペースの少ない部屋では、「いかにコンパクトに収納できるか」という点も掃除機選びの大きなポイントになる。スティック型の掃除機は、キャニスター型に比べて、収納スペースは少なくて済む。そのまま部屋の隅に置いておけるのもスティック型の特徴だ。アタッチメントの保管場所は意外と困るものだが、スティック型の場合は本体そのもの、もしくは充電台などに収納場所を設けている機種が多い。これらをふまえると、収納性ではスティック型の方が優勢だといえる。○結局、新生活ではどんな掃除機がオススメ?新生活向けの掃除機では、パワーよりも汎用性や取り回しを重視して選んだほうがよい。あまり広い部屋ではなく、かつ床がフローリングの場合、キャニスター型のハイパワーを必要とする場面はそうそうない。取り回しや収納性に優れたスティック型の掃除機、特に1台でスティック型とハンディ型両方で使用できる2in1タイプは、新生活にうってつけだといえるだろう。
2015年03月18日「2015年新生活、家電はどう選ぶ?」では、新生活向けの家電製品を数回にわたって紹介している。前回は洗濯機の選び方について解説したが、今回は、各カテゴリーでどんな洗濯機が出ているのかをまとめてみた。○パーソナル向けドラム式洗濯乾燥機ここでは、横幅が60cm以下のドラム式洗濯機を取り上げる。マンションなどの洗濯機置き場は、全自動洗濯機を想定して作られている場合が多いが、横幅60cmならば何とか収まるサイズだ。ただし、ドラム式の場合はドアを開いた時の寸法も考慮する必要がある。設置に必要なスペースにプラスして、手前に40~50cm程度の余裕をみておけばいいだろう。ちなみに、ドラム式洗濯機は一度に大量の水を排水することはないので、排水の手段さえ確保できれば、防水パンに設置しなくともよい。洗面所などに設置するためのオプションが用意されている製品もある。シャープからは、洗濯・脱水容量7kg/乾燥容量3.5kgの「ES-S70」が発売されている。幅が59.6cmで、奥行きが60cm。ドアを開いた時に必要なスペースは37cmだ。乾燥方式はヒーター方式を採用しており、洗濯~乾燥での消費電力量は1,600Whだ。パナソニックからは2015年2月25日に発表された「プチドラム」の「NA-VH320L」と「NA-VD150L」を紹介。いずれも洗濯・脱水容量7kg/乾燥容量は3.5kgだ。幅が59.6cm、奥行きが59.5cm。ドアを開いた時に必要なスペースは41.5cmだ。乾燥方式はNA-VH320Lがヒートポンプ方式、NA-VD150Lがヒーター方式を採用。洗濯~乾燥での消費電力量は、NA-VH320Lが1,100Whで、NA-VD150Lが1,860Wだ。日立アプライアンスからは「ビッグドラムスリム」の洗濯・脱水容量10kg/乾燥容量6kgタイプ「BD-ST9700」と「BD-S8700」を紹介しよう。幅が60cm、奥行きが71.5cm。ドアを開いた時に必要なスペースは42.5cmだ。ドラムの奥行きを39cmと長めにすることで、大容量化を実現している。BD-ST9700はタッチ式の液晶パネルを採用している。乾燥方式は蓄えておいた廃熱を乾燥時に使用する「ヒートリサイクル方式」と、風アイロンによる空冷式を併用している。洗濯~乾燥時の消費電力量は約810Whだ。○洗濯・脱水容量が6kg以下の縦型洗濯乾燥機スイッチを入れるだけで後は何もしなくてよいという洗濯乾燥機のメリットを最大限活かすには、乾燥の仕上がりや騒音などから見てもドラム式に軍配が上がる。とはいえ、縦型洗濯乾燥機は、衣類の素材や色などによって細かく分けて、水の量や洗剤などを調節して洗う人にとっては、ドラム式よりも使いやすいといえるだろう。ここでは、縦型洗濯乾燥機で洗濯容量が6kg以下の製品を紹介しよう。シャープからは、洗濯・脱水容量6kg/乾燥容量3kgの「ES-TG60L」と洗濯・脱水容量5.5kg/乾燥容量3kgの「ES-TG55L」が発売されている。いずれも幅が56.5cm、奥行きが59cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。乾燥はヒーター式で、洗濯~乾燥時の消費電力量(50Hz/60Hz)は2,090Wh/1,995Wh。パナソニックからは洗濯・脱水容量6kg/乾燥容量3kgの「NA-FV60B3」が発売されている。余熱を利用した乾燥方式「ハイブリッド乾燥」が特徴のモデルだ。幅が56.2cm、奥行きが57cmで、内寸52cm以上の防水パンに設置可能だ。乾燥はヒーター式で、洗濯~乾燥時の消費電力量(50Hz/60Hz)は、2,690Wh/2,890Wh。○洗濯・脱水容量が6kg以下の全自動洗濯機パーソナル向けでもっともスタンダードなのはこのカテゴリーだろう。インバーター方式と非インバーター方式があるが、インバーター方式のほうが、消費電力量や動作音を抑えられる。製品数が多いため、ここでは代表的なモデルのみを紹介していく。シャープからは、洗濯・脱水容量6kgの「ES-GE60P」を紹介する。節水効果がある"穴なし槽"を採用したモデルで、化繊1kgまで対応の風乾燥機能も搭載する。幅が56.5cm、奥行きが53.5cmで、内寸50.7cm以上の防水パンに設置可能だ。洗濯・脱水容量5.5kgの「ES-GE55P」、4.5kgの「ES-GE45P」も用意しているが、幅と奥行きはES-GE60Pと同様だ。3機種とも非インバーター方式となっている。パナソニックからは、インバーター方式の「NA-FS60H7」を紹介する。洗濯・脱水容量は6kgだ。汚れを泡で浮かせて落とす「泡洗浄」を搭載している。化繊1kgまで対応の風乾燥機能も搭載する。幅が56.2cm、奥行きが56.8cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。日立アプライアンスからは、洗濯・脱水容量6kgの「NW-6TY」を紹介しよう。NW-6TYは、高濃度洗剤液を使ったシャワー浸透洗浄を特徴としており、非インバーター方式だ。風乾燥機能も持つ。幅が55.7cm、奥行きが53cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。
2015年03月13日アニヴェルセルはこのほど、「アニヴェルセル総研」の調査第16弾として、首都圏・関西在住の20歳~36歳の男女を対象に実施した、「恋愛意識」に関する調査結果を発表した。調査は2014年9月12日~17日に行われ、有効回答数は1,398名。○恋人に嘘・隠し事がある人、49.17%新生活がはじまるこの時期は、遠距離恋愛になったり、毎日の生活リズムにズレが生じたりと、お互いの「信じる心」が試されるタイミングとも言える。そこで今回は恋人たちの秘密や隠し事について調査し、結果を「『ごめんね』ランキング」としてまとめた。「あなたには、恋人(彼/ 彼女)に対して『言えなかったけど…ごめんね』と思えるようなことがありますか?」と質問したところ、実に半数近くが「嘘・隠し事がある(49.17%)」と回答した。具体的には、「昔の恋人からもらったプレゼント、服、財布、カバンなどは捨てるのがもったいないからずっと使っている」(30歳・男性)、「今、ウチにある家電は、全部元カレのものです」(32歳・女性)という隠し事や、「料理が得意と言っていたけど実はそんなに得意じゃありません」(25歳・女性)、「手作り愛妻弁当…たいていのおかずは母親に作ってもらっています」(23歳・女性)など、女性にありがちな嘘が報告されたほか、「プロポーズされる寸前まで、プロポーズされた時のリアクションを実は練習してました」(28歳・女性)といった告白も寄せられた。続いて、「ごめんね」ランキング2位は、「素直になれなかった(19.14%)」だった。本当はうれしいのに、つっけんどんな態度をとってしまったり、「ありがとう」のひと言がいえなかったりするカップルは割と多いようだ。3位には、恋人同士の「隠し事」の代名詞(?)ともいえる「浮気・二股(14.89%)」がランクイン。その男女比率は男性15.78%、女性14.56%と、男女間でほとんど差がないことが判明した。4位は、「好きではなかった(5.67%)」だった。好きでもない人と付き合っている人は意外といるようだが、「付き合った当時は、そんなに好きじゃなかった…でも今は大好きです」(女性・23歳)というほほえましい回答も見られた。5位は「過去の恋愛遍歴(4.49%)」。もともと積極的に告白することでもないが、中には「彼の上司と付き合っていた事。犬猿の仲だったので余計言えませんでした」(女性・34歳)と、さすがに言えないような過去を持つ人もいた。続く6位は「へそくり・借金がある(3.78%)」、7位は「実は結婚したい・したくない(2.12%)」という結果となり、少数ながら「結婚」から目をそむけてしまうカップルもいることがわかった。
2015年03月13日VAIOは6日、同社製PC「VAIO」の個人向け標準仕様モデルを発表し、家電量販店での取り扱いを開始した。ラインナップは、2015年2月16日に発表した13.3型フラッグシップノートPC「VAIO Z」および、2014年7月に発表した11.6型の軽量モバイルPC「VAIO Pro 11」の2機種。このうち、「VAIO Z」ではストレージ容量の違いで2種類を用意する。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は、VAIO Zの128GBモデルが税別189,800円前後、256GBモデルが税別235,280円前後。VAIO Pro 11は税別157,800円前後。VAIO製PCは従来、CTOの「VAIO OWNER MADE」モデルとして、ソニーストアやe-ソニーショップ、ビックカメラやヨドバシカメラの一部店舗などで販売していた。今回、新たに量販店に在庫を置く「個人向け標準仕様」モデルを用意。購入後すぐに持ち帰ることができ、同社は実際にVAIO製PCを手に取って体験できる機会が増え、選択肢が広がるとしている。「VAIO Z」の個人向け標準仕様モデルでは、256GB SSDの「VJZ13A9DBJ1B」と、128GB SSDの「VJZ13A9DCH1B」を用意。ストレージ容量以外の仕様は共通となる。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5257U(2.70GHz)、メモリが8GB(オンボード、増設不可)、グラフィックスがIntel Iris Graphics 6100(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド(2,560×1,440ドット)、光学ドライブが非搭載、カメラ機能がリア8M/フロントHD、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bitなど。主なインタフェースは、USB 3.0×2、HDMI×1、SDカードスロット×1、ステレオミニ端子など。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体サイズはW324.2×D215.3×H15.0~16.8mm、重量は約1.34kg。バッテリ駆動時間は約15.3時間(JEITA 2.0)。「VAIO Pro 11」の個人向け標準仕様モデルは、タッチ非対応となる「VJP1119ATB1B」の1種類。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210U(1.70GHz)、メモリが4GB(オンボード、増設不可)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、ストレージが256GB SSD、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。主なインタフェースは、USB 3.0×2、HDMI×1、SDカードスロット×1、ステレオミニ端子など。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。本体サイズは×D197×H11.8~15.8mm、重量は約770g。バッテリ駆動時間は約9.5時間(JEITA 2.0)。取扱い店舗は、エディオングループ(エディオン、100満ボルト)、ケーズデンキ、ノジマ、ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、PC DEPOTの一部店舗。同社は合わせて、VAIO製PC購入前の相談を受け付ける窓口メールアドレス( customer@vaio.com )も公開した。
2015年03月06日ぽかぽか陽気の春が待ち遠しくなってきた今日この頃。メイクやファッションを変えるとテンションがあがりますが、それと同じように最新家電も買い足してみませんか? お手頃価格でデザインも秀逸な便利家電を暮らしにプラスして、気分をリフレッシュしましょう!お気に入りの服についた汚れはハンディ洗濯機で落とすランチで食べたパスタのトマトソースがスカートについちゃった! 白いシャツに赤ワインが飛び散ってしまった。買ったばかりの服にシミや汚れがつくと気分はガタ落ち。そんな時に便利なのが、モバイルできる小型洗濯機『コトン』です。 『コトン』は約200gと軽量。高さ176mmとコンパクトなのでバッグに入れて持ち運べます。スプーン1杯分の水があれば洗濯できる使い方は簡単。まず、本体に約5cc(スプーン1杯程度)の水を付属のボトルをセットして、ヘッドを汚れた部分に当てて上部にある電源ボタンを押します。するとヘッドが「トントントン」と小刻みに振動。ヘッドの先端から水が少しずつ噴射され、汚れをたたきながら押し洗いをしていきます。汚れのついた部分に液体洗剤を数滴垂らしてなじませてから、『コトン』を使った方が、汚れ落ちが良いのですが、洗剤を持ち歩くのはちょっと大変。そんな時は『コトン』で水のみで予洗いをして、家に帰ってから洗濯機で洗えばOK。汚れがついたら時間をあけずに、『コトン』で軽く汚れを落としておけば、衣類も長持ちします。【こんな時に便利!】外出先での食べこぼしなどの汚れにすぐ対応できるのが便利。オフィスの化粧室に『コトン』をおいて、同僚とシェアするのもアイディアです。オーガンジー素材のスカートやシルクのスカーフなど、家で洗濯するのが難しいアイテムもこまめに『コトン』で汚れを落としておけば、クリーニングに出す手間が省けます。スロージューサーでカラダの中からキレイを目指す! 食事を見直して、ヘルシーな生活を始めたい。そんな人におすすめなのが、スロージューサー。スロージューサーは、低速回転で食材をゆっくり押しつぶしながら絞り出す方式を採用。食材の栄養素を多く含んだジュースが作れるのが魅力です。スロージューサーのなかでもイチオシなのが、シャープ『ヘルシオジュースプレッソEJ-CF10A』。 食材を投入口から入れると、ジュースと繊維が別々にでてきます。繊維質を除いたジュースができるので、舌触りはなめらか。酸素に触れる時間も短いので分離もしません。繊維質はカレーの具材に使ったり、マフィンやケーキに練り込むなど、さまざまなアレンジができます。食材をつぶすスクリューは分離して洗えるので、お手入れも簡単です。 ひんやり美味しい、フローズンデザートも作れる!凍らせた果物や野菜をすりつぶすフローズン用アタッチメントも付属。以下のようなメニューが作れます。【こんな時に便利!】忙しい朝はジュースで栄養をチャージ。時間のある夜や休日は、フローズンスイーツ&サラダを楽しむといった使い分けができます。ホームパーティーで友達と一緒に楽しみながらジュースやスイーツを作るのもオススメです。機能もデザインも秀逸な空気清浄機春は花粉が気になるシーズンだから、空気清浄機を買い足したい。でもどれもスクエアなフォルムでデザインがいまいち。そんなイメージを払拭してくれるのが、無印良品の空気清浄機です。 「デュアルカウンターファン」と「360°集塵脱臭フィルター」を搭載。部屋中の空気を動かして、浮遊物質を取り除く構造です。自動で運転をコントロールする「AUTOモード」と、スピーディーに空気清浄を行う「ジェットクリーニングモード」を搭載しています。「ジェットクリーンモード」ボタンの飛行機のアイコンが可愛い!どこに置いてもなじむ、シンプルデザイン円柱のフォルムが優しいイメージ。シンプルなホワイトカラーと凹凸を抑えたデザインで部屋のどこに置いてもなじみます。【こんな時に便利!】花粉はもちろん、ペットなどのニオイが気になる時に便利。シンプルなデザインなので、部屋の雰囲気を壊さずに設置できる点も魅力。適用床面積は30畳まで。リビングダイニングなど広めの部屋にも置けます。家電は故障したら買い換えるモノですが、気分をリフレッシュするために買い足すという意識を持つのも新鮮。今春は、服を選ぶような感覚で、お気に入りの家電を見つけて、いつもの暮らしを素敵に変えてみませんか?
2015年03月05日イオンは、「トップバリュ」ブランドから「トップバリュ デザイン家電シリーズ」を3月7日に発売する。プロダクトデザインユニット「印デザイン(インデザイン)」がデザインを手がけた。第一弾の製品群はトースターやコーヒーメーカーなど5製品だ。カラーはいずれもブルーとベージュを用意する。トップバリュ デザイン家電シリーズのデザインを担当するのは、池内昭仁氏・石井保幸氏からなるプロダクトデザインユニット「印デザイン」。使いやすさにこだわり、インテリアに調和しつつも存在感のあるデザインを目指したという。○オーブントースター1度に食パン4枚を焼けるオーブントースター。直径25cmの大きさのピザも切らずにセットできる。上下に各2本のヒーターを搭載し、出力は4段階で切り替え可能だ。サイズはW37.4×D33.8×H21.4cm、重量は3.8kg。販売価格は税込6,458円だ。○IHクッキングヒーター手入れしやすいよう、ガラストップを採用したIHクッキングヒーター。鍋なし自動停止や切り忘れ防止、温度上昇防止などの安全機能も持つ。サイズはW33.1×D33.1×H6.2cm、重量は2.7kg。販売価格は税込8,618円だ。○コーヒーメーカー容量800mlで1度におよそ6杯分のコーヒーを抽出可能なコーヒーメーカー。真空2層ステンレスサーバーで加熱せずに保温する。サイズはW26×D17.5×H30cm、重量は2.3kg。販売価格は税込7,538円だ。○電気ケトル本体が熱くなりにくい二重構造を採用した容量1,000mlの電気ケトル。倒れた時も湯がこぼれにくい転倒湯漏れ軽減機能を持つ。サイズはW14.5×D22×H23cm、重量は1.3kg。販売価格は税込5,378円だ。○ジュース&ミルミキサー省スペースにこだわったミキサー。サイズはW25.2×D16.8×H28cm、重量は3.6kg。販売価格は税込7,538円だ。
2015年03月03日ジャパネットたかたは2月27日、「春の家電祭り」を開始した。開催期間は4月11日まで。特別価格のセール商品やセット商品を取り揃えるほか、通常より高額での下取りなどの特典を用意する。春の家電祭りで特別価格となる商品は、東芝のサイクロン式掃除機「TORNEO V」のジャパネットたかたオリジナルモデル「VC-JS4000」や、東芝の縦型洗濯乾燥機「AW-9V2M」、ケルヒャーの高圧洗浄機「JTK28Plus」など。特別セットとして、カシオ計算機の電子辞書「XD-K6000」にパナソニックの充電池「エネループ」12本が付属するモデルなどを用意する。春の家電祭りでは、通常より高額での下取り、分割回数アップ、5年間の長期保証サービスといった特典を受けられる。通常より高額での下取りは、もともとジャパネットたかたが行っている下取りサービスを、春の家電祭り限定でパワーアップするというもの。分割回数アップは、通常よりも多い分割回数での支払いを受け付けるというもの。なお、分割金利手数料はジャパネットたかたが負担する。5年間の長期保証サービスとは、通常は購入時に商品価格の5%を支払う必要がある加入料を半額(一部商品では無料)にするというもの。また、春の家電祭りの開催に伴い、「ジャパネット家電川柳」を募集している。家電にまつわるエピソードなどを五・七・五の川柳にした応募作のうち、最優秀賞(1名)にはカシオ計算機の「エクスワード XD-JT10000」を、ジャパネット賞(20名)にはジャパネットQUOカード500円分をプレゼントする。応募締め切りは3月29日まで。
2015年02月27日小売大手・イオングループがプライベートブランド(PB)として展開する「TOPVALU(トップバリュ)」。食品から日用雑貨、アパレルまで幅広く手掛けるPBだが、2月15日に新たにキッチン家電として「電気ケトル TV-EK1501A」と、「ジュース&ミル ミキサー TV-JM1501A」など5製品が発売された。どれも“人にやさしく、住空間に溶け込む、 トップバリュの新しい家電”として、シンプルな機能美とモダンさを兼ね備えたインテリア性も考慮されたもの。トップバリュが新たに投入するシリーズモノの家電製品で、統一感のあるデザインが特徴だ。そんな新製品のうち、今回は2アイテムの機能や使い勝手をチェックしてみた。○電気ケトル TV-EK1501Aまずは電気ケトル。容量1000mlまでに対応した大容量タイプ、長方体のフォルムが特徴。スクエアなので収納時もキッチンや卓上で平面的にスッキリと収まるのが秀逸だ。さらに、通常電気ケトルのフタは本体と一体化している製品が多いが、本製品では完全に独立して外すことができる。これにより、中に水を注ぐときや内部のお手入れをする際に、フタが邪魔にならずに便利だ。また、スクエアな形状は広口で中に手を入れやすく、内部をしっかり洗いたいときにも融通が利く。本体が二重構造となっており、沸騰後、外側を触れても火傷をする心配がないのもありがたい。湯沸しのスピードは、500mlで約3分10秒、200mlで約1分20秒と標準的。空焚き防止機能や転倒湯漏れ軽減機能といった電気ケトルで一般的な機能はもちろん備えている。○ジュース&ミル ミキサー TV-JM1501Aそしてもう一方のジュース&ミル ミキサー は、その名のとおり、1台2役のキッチン家電。ジューサー&ミキサー用(1000ml)と、ミル用(100ml)の容器を備えている。本製品で秀逸と感じたのは、やはり収納性だ。ジューサー&ミキサーとミルの1台2役の製品は珍しはないが、双方に必要なツールが本体にコンパクトにスッキリと収納できるよう設計されている。通常、フードプロセッサーをはじめ、この手の多機能製品はそのぶん付属品が多く、収納が難点になりがち。付属品を別の場所に仕舞い込んで、その存在を忘れてしまいそのうちに使わなくなってしまうなんてこともよくある。その点、本製品はすべて一体で収納できるため、必要なときにすぐに取り出せるのがメリットだ。しかも、収納時だけでなく使用時も不要部品が邪魔にならないように考えられている点が優れている。調理時はできるだけキッチン周りを散らかさず、かつ手際よく行うことが効率を上げるポイントだが、本製品はそれを叶えてくれる。ミルが本体に収納できる上、容器と本体を並列にして高さを抑えた設計であるため、使わないときにもキッチンをスッキリ見せてくれる。機能についてはいたってシンプル。操作は手前のつまみで、低速回転、高速回転を切り替えられるほか、“フラッシュ”に合わせれば、高速回転の連続運転を行うことができ、撹拌の作業にも使える。ジューサー&ミキサーは氷のクラッシュにも耐え得るハイパワーと刃を使用しており、氷はもちろん凍った食材でスムージーなど冷たい飲み物をつくるのにも適している。全体的に構造自体はシンプルなので、お手入れも簡単なのが長所だ。○まとめ2製品に共通して言えるのは、シンプルな設計ながら必要な機能はしっかり押さえ、かつ収納性やインテリア性もクリアしながらもリーズナブルな価格で提供するアイテムということ。シリーズで統一感もあり、春からの新生活やキッチン家電の買い替えを考えている人には特にオススメできる新商品だ。
2015年02月27日ジャパネットたかたは2月13日、同社の「インターネット限定 タイムセール」内にて、冬物家電の在庫一掃セールを開始した。シャープのセラミックファンヒーターなどを特別価格で販売する。開催期間は2月20日18時まで。2月20日18時まで開催されるタイムセールにて販売される製品は、シャープの加湿セラミックファンヒーター「HX-D120」(税別14,800円)のほか、山善のグラファイトヒーター「DCTS-EA09」(税別5,980円)、バルミューダの「Smart-Heater ESH-1000UA」(税別46,800円)など19製品。数量限定の製品はなくなり次第終了する。
2015年02月13日○"サクッ"がよみがえる「リクック」機能アイリスオーヤマは2月12日、熱風で食材を加熱する調理家電「リクック熱風オーブン FVX-M3A」を発表した。発売は2月28日。価格はオープンで、推定市場価格は39,800円から49,800円前後だ。リクック熱風オーブンは、同社が2014年4月に発売した「ノンフライ熱風オーブン」の後継モデル。熱風によって揚げ物や焼き物などを自動で仕上げる。いわゆる"ノンフライオーブン"や"コンベクションオーブン"と呼ばれる、油で揚げずに「熱風」で揚げ物調理を行う調理家電だ。モーターファン(送風機)により、庫内に高温の熱風をすばやく循環させることで、熱効率の良い調理を行える。食材に当たる風速は、同社のコンベクションオーブン「FVC-D15A-W」に比べて約30倍だという。また、これまでダイヤル式で行っていた温度調整やタイマー設定がデジタルに。温度は60℃から200℃の範囲で10℃刻み、タイマーは30秒から30分の範囲で30秒ごとで設定できる。さらに「自動調理メニュー」6種類、「リクックメニュー」8種類のメニューを、ボタンを押すだけの操作で調理可能だ。加熱時は庫内の温度センサーにより、調理時間と温度を自動調整して、調理する量にかかわらず最適な温度と時間を設定してくれる。「リクックメニュー」とは揚げ物の温め直し用機能。天ぷらやフライなど揚げ物メニューの"サクッ"とした食感をよみがえらせる。それと同時に、余分な油分をカットする効果もある。外形寸法はW341×D325×H345mmで、重量は9.8kg。庫内寸法は一般的なオーブンレンジの約16Lに相当する。消費電力は1,430Wだ。フライ用受け皿、フライ用網、オイルスプレー、オリジナルレシピブックが付属する。○一人暮らしでも導入しやすいアイリスオーヤマは新製品の発表に合わせて、製品説明会を開催した。アイリスオーヤマ 調理家電事業部 副事業部長の紺野聡氏によると、リクック熱風オーブンは一人暮らしから家族世帯まで、幅広い層のユーザーを想定しているとのこと。紺野氏は「油で揚げずに揚げ物を作れる調理家電は人気が高いが、一人暮らしの場合などは設置する場所がない、との声も多い。しかし、リクック熱風オーブンは通常のオーブントースターとそれほど変わらない大きさなので、オーブントースター感覚で取り入れてもらえる」と自信を見せた。また、リクック熱風オーブンでは庫内灯を採用しており「調理中に扉を開けなくても、庫内の様子が確認できる」という点もポイントとして挙げる。リクック熱風オーブンは、トースターと上グリル用の石英管ヒーターを上下に各2本、フライヤーとリクック機能用の渦巻状シーズヒーターを上部に搭載している。暖房器具にも使われるシーズヒーターは遠赤外線ヒーターの一種で、全体を包み込んでジワっと熱を浸透させる効果を持つ。例えば「焼き魚を調理すると非常に美味しい」(紺野氏)とのことだ。○料理研究家・ヤミーさんによる調理実演発表会には、レシピブック作成に協力した料理研究家のヤミーさんも登場。ヤミーさんが日頃から謳っている「3ステップクッキング」による、簡単・時短メニューの調理実演が行われた。リクック熱風オーブンのヤミーさんオススメポイントは3点ある。1つめは、揚げ物をしているとき付きっきりでなくてもいい点。ヤミーさんは「セットした後は全部オーブンにお任せなので、あとは別の調理に取り掛かれます」と語る。2つめは、油の処理が不要だという点。「油は食材にちょっとふりかける程度なので、そのあとの面倒な処理が必要ありません。使う油が少量でもおいしくできるのもメリット」とのことだ。そして最後は、"リクック"、すなわち再調理できる点。「揚げ物の温め直しがサックリと美味しくできて電子レンジとは比べものになりません」とヤミーさんは解説した。そのほか、「網や受け皿がすべて外れるので掃除がしやすい」「見た目は頑強そうなのに、思ったよりも本体が軽くて、お手入れする際にも便利」などと、ひと足先に使用した感想を語った。
2015年02月12日