アジアおよび太平洋諸島系の人々のコミュニティを支援する非営利団体「ゴールドハウス」が、2024年の「A100リスト」を発表した。同リストは、過去一年間に文化や社会で最も影響力のあったアジア太平洋地域のリーダーたち100人を選出する。今年の日本人受賞者は、『君たちはどう生きるか』の宮崎駿監督、『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督、マイクロソフトのCMO沼本健氏、「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の澤井杏奈&渡部蓮&山本真理、「SHOGUN 将軍」の真田広之&澤井杏奈&レイチェル近藤。ほかの著名人はキアヌ・リーヴス、「イカゲーム」のイ・ジョンジェ、BTSのジョングク、デヴ・パテルらがいる。A100リストには上記に挙げた「Honoree(受賞者)」部門のほかに、2回以上受賞した人物を称える「Hall of Fame(栄誉殿堂)」部門がある。こちらには「BLACKPINK」、「BTS」、オークワフィナ、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・モモア、ミシェル・ヨー、スティーヴン・ユァン、フィギュアスケーターのネイサン・チェン選手、大谷翔平選手らが選出された。大谷選手は一昨年、昨年と連続2年でリスト入りを果たしていた。ゴールドハウスは5月11日に開催するゴールド・ガラに受賞者たちを招いて祝福し、新たな取り組みについても発表するという。(賀来比呂美)
2024年05月02日4月30日(現地時間)、ライアン・ゴズリング主演作『フォールガイ』のロサンゼルス・プレミアが開催された。ライアンは、4月13日に「サタデー・ナイト・ライブ」で3度目の司会を務めた際に、スケッチで扮した「ビーバス&バットヘッド」のビーバスの仮装をして登場。スケッチで相方バットヘッドを演じたマイキー・デイも同じ格好で応援に駆け付けた。ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ Photo by Jon Kopaloff/Getty Imagesここ一年は、『バービー』のケン役のイメージが強かったライアンだが、ビーバスのコスプレはそのイメージを完全に消し去るほどインパクト大。ブロンドのリーゼント、「Death Rock」というロゴ入りのブルーTシャツ、グレーのハーフパンツに白の靴下と、アニメのビーバスを完コピした出で立ちだった。1:00:57~ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ登場「ビーバス&バットヘッド」は、アニメーターのマイク・ジャッジがその後大ヒットとなる「キング・オブ・ザ・ヒル」を制作する前に手掛けたアニメシリーズ。ジャッジは主人公のティーンエイジャー、ビーバス&バットヘッドの声も担当した。2人の皮肉の効いた会話、毒舌ぶり、痛烈な社会批判がアメリカを中心に人気も批判も集めた大人向けのアニメだ。『劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA 』 (C) APOLLOライアンとマイキーはレッドカーペットにて、『フォールガイ』共演者のエミリー・ブラントのインタビューに乱入。エミリーから「ドレスコードについてのメモをちゃんと受け取った?」と聞かれると、ライアンは「いいや、ただ招待されただけ」とおどけてみせた。ファンはXで「これは『ビーバス&バットヘッド』の実写映画が制作されるという伏線?」「間違いない。映画制作の予定があるな」「プロモーション活動が早すぎる(笑)」と「ビーバス&バットヘッド」の実写映画化に期待を寄せている。「サタデー・ナイト・ライブ」で放送されたライアンたちの「ビーバス&バットヘッド」のスケッチはYouTubeでも配信中で、現在までに1300万回以上も再生されるほどの注目を集めている。(賀来比呂美)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年05月02日コリーン・フーヴァーのベストセラー小説「It Ends with Us」が、ブレイク・ライヴリー主演で映画化された。共演は「ジェーン・ザ・ヴァージン」のラファエル役で注目を浴びたジャスティン・バルドーニで、本作のメガホンも取っている。ブレイク、ジャスティンと共に本作で製作総指揮を務めている原作者のフーヴァーが、自身の作品が予想を超えるクオリティで映画化されたと「People」誌に喜びを語った。フーヴァーが高く評価しているのはブレイクの演技だ。「人の心を引き付け、魅力的で感情的な演技」を見せていると分析。「彼女の信じられないほど素晴らしい才能は、言葉で言い表すことができません。ブレイクは私の期待をはるかに超えた形で(主人公の)リリー・ブルームに息を吹き込んでくれました」と絶賛している。特に感動したのはブレイクの「演じるキャラクターの内なる葛藤、外的な課題をかすかに、繊細に伝える才能」だといい、「深い感銘を受けました。これ以上はないというほど彼女の演技に感謝しています」と感謝の意を表した。「It Ends with Us」は、幼少時代のトラウマを克服するため、新たな人生を歩もうとするリリー・ブルームを描く。神経外科医のライル(ジャスティン)と出会い、恋に落ちたリリーは充実した生活を送っていると感じていたが、初恋の人アトラス(ブランドン・スクレナー)が突然姿を現したことにより、リリーとライルが築いてきたものが脅かされることに…。「It Ends with Us」は8月9日全米公開予定。本日ファーストルック画像が公開された。(賀来比呂美)
2024年05月01日今月初め、アメコミ「アベンジェリン」がマーゴット・ロビー、オリヴィア・ワイルド、『X-MEN』のプロデューサーのサイモン・キンバーグによって映画化されることが明らかになった。「Variety」誌によると話はさらに具体的に進み、ワーナー・ブラザースが本作の映画化権の契約間近であり、マーゴットが主演を視野に入れているという。今月初めの時点では、マーゴットは自身の製作会社「LuckyChap」を通じて製作を行い、オリヴィアは監督を務めると報じられていた。ファンから「マーゴットがアベンジェリン演じてくれないかな?」という期待の声が上がっていたが、その願いはまもなく叶えられるようだ。脚本は『哀れなるものたち』のトニー・マクナマラが担当する。「アベンジェリン」はアメコミ「デッドプール」の共同クリエイター、ロブ・ライフェルドが1995年に生み出したキャラクター。悪の勢力と闘う天使で、たびたび悪魔やモンスターと対峙するという。ライフェルドは映画化にあたってキンバーグから「映画化にぴったりな素材がある。どうか私を信じてほしい」と言われたといい、マーゴット&オリヴィアにも会ったという。「彼女たちはトニー・マクナマラに脚本を書いてほしいと願っていた。何回か打ち合わせを重ねてトニーが参加してくれることになったんだ。こんなにうれしいことってないよ。マーゴット、オリヴィア、サイモンの魔法によって素晴らしいクリエイターチームが集結した。他にはない映画体験を作り上げることに注力する」と意気込みを語った。ファンは、「マーゴットが出演する映画はすべて最高」「マーゴットが着るコスチュームが楽しみ」「早速原作コミックを読んでみよう」「公開初日に観に行く」とXに期待の声を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年05月01日『Mufasa: The Lion King(原題)』のティザー予告編が公開された。本作は2019年に公開された実写版『ライオン・キング』の前日譚映画。『ライオン・キング』に声優として出演したビヨンセ(ナラ役)、ドナルド・グローヴァー(シンバ役)、ビリー・アイクナー(ティモン役)、セス・ローゲン(プンバァ役)を再演する。新たにキャストとして加わるのは、ビヨンセの娘のブルー・アイビー・カーター、マッツ・ミケルセン、タンディ・ニュートンら。ムファサ役は『ライオン・キング』で演じたジェームズ・アール・ジョーンズから、アーロン・ピエールに交代となる。ファンは本作で映画デビューを果たすことになるブルー・アイビーに、「デビュー作がママとの共演作でよかったね」「映画館に行ってブルー・アイビーを見守らなければ」などの声援をXで送っている。また、「自尊心のために大きな計画を企てている恐ろしいライオンのキロス」を演じるマッツの出演決定にも歓喜の声が上がっている。新たな音楽をリン=マニュエル・ミランダが手掛けることも明らかになった。リンは『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』『リトル・マーメイド』の音楽も担当したことがあり、ディズニーとのゆかりは深い。バリー・ジェンキンス監督がメガホンを取る『Mufasa: The Lion King』は12月20日に全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年04月30日今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員を務めるメンバーが発表された。昨年度、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で数々の賞を受賞したリリー・グラッドストーン、『ダーク・シャドウ』のエヴァ・グリーン、「Lupin/ルパン」のオマール・シー、2014年にパルム・ドールを獲得した『雪の轍』の脚本家エブル・ジェイラン、2018年に審査員賞を受賞した『存在のない子供たち』のナディーン・ラディキー監督、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のフアン・アントニオ・バヨナ監督、イタリア人俳優のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、2018年に『万引き家族』でパルム・ドールを受賞した日本の是枝裕和監督の7名。審査員長は昨年末、『バービー』のグレタ・ガーウィグに決定したことが発表されていた。審査員に決まったメンバーに対し、映画ファンの感想は「才能豊かな面々だし、多様性のある人選」「カンヌ史上最高のメンバーかもしれない」「ますます今年のカンヌが楽しみになってきた!」と好評。海外ファンも多く抱える是枝監督については、「是枝監督に審査員長を務めてほしかった」という声も多数上がっている。第77回カンヌ国際映画祭は5月14日に開幕する。(賀来比呂美)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2024年04月30日今週末にアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)の功労賞を受賞するニコール・キッドマンが、インスタグラムでキャリアの原点をふり返った。「この14歳の少女は、まさか自分がこんなにも才能豊かな人たちと一緒に仕事をするようになり、様々な役を演じることになるとは予想しなかったでしょう。土曜日、たくさんの友人や仲間たちとAFIでお祝いするのがすごく楽しみです」とキャプションを添え、動画を投稿した。動画は、故郷オーストラリアでニコールがデビューを果たした映画『ブッシュ・クリスマス』の映像の一部。40年以上前の作品とあって、「観た」という人が少ないようだが、コメント欄には「子どもの頃、おじいちゃんの家で観たのを覚えています」「観たことがないので探します!」などの声が寄せられている。また、AFI功労賞受賞については「あなたにふさわしい賞です」「土曜日、素敵な夜を過ごせますように」「本当におめでとう」と祝福メッセージが届いている。オーストラリア出身の俳優がAFI功労賞を受賞するのはニコールが初めて。過去の受賞者にはジュリー・アンドリュース、デンゼル・ワシントン、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、エリザベス・テイラー、ジーン・ケリー、アルフレッド・ヒッチコックらがいる。(賀来比呂美)
2024年04月26日アヌシー国際アニメーション映画祭のラインアップが発表された。コンペティション部門には12作品がノミネート。日本からは、八鍬新之介監督の『窓ぎわのトットちゃん』、久野遥子監督&山下敦弘監督の『化け猫あんずちゃん』、山田尚子監督の『きみの色』、百瀬義行監督の『屋根裏のラジャー』が選出された。日本勢は大活躍で、他部門でも多数候補に挙がっている。短編部門には泉原昭人監督の『カワウソ』、長編コントルシャン部門には古賀豪監督の『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、VR部門には山村浩二監督の『耳に棲むもの』、テレビ部門には小川育監督の「ポケモンコンシェルジュ 第二話どう?いま楽しい?」、川越一生監督の「ゾン100~ゾンビになるまでしたい100のこと~ 第一話アキラ オブ ザ デッド」、卒業制作部門には陳林棟監督の『Return』、木原正天監督の『Yapolaponky』がノミネートされている。また、コンペティション外で、「アヌシー国際アニメ映画祭が紹介したい映画を上映する」という趣旨で今年新設された「アヌシー・プレゼンツ部門」では、永岡智佳監督の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、櫻木優平監督の『がんばっていきまっしょい』、横嶋俊久監督の『SAND LAND』が公式上映される。今年のアヌシー国際アニメーション映画祭は6月9日から15日まで開催。(賀来比呂美)■関連作品:屋根裏のラジャー 2023年12月15日より全国にて公開© 2023 Ponocきみの色 2024年8月30日より全国東宝系にて公開©2024「きみの色」製作委員会窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年04月26日ダニー・ボイル監督作『28日後…』の続編『28 Years Later(原題)』のキャストが明らかになった。「Deadline」によると、ジョディ・カマー(「キリング・イヴ/Killing Eve」)、レイフ・ファインズ、アーロン・テイラー=ジョンソン(『キックアス』)が出演するという。今作は、2003年に公開された『28日後…』シリーズの3作目。前作の『28週後…』では製作総指揮として参加したボイル監督&1作目の脚本家アレックス・ガーランドが、監督&脚本家として帰ってくる。1作目に主演したキリアン・マーフィーは製作総指揮を務める。『28 Years Later』は三部作として企画されている。1作目はボイル監督がメガホンを取るが、2作目にはニア・ダコスタ(『キャンディマン』『マーベルズ』)が交渉中と数週間前に報じられた。脚本については、三部作全てをガーランドが担当する。ファンはキャスト決定のニュースに、「すごいキャストを揃えた!」「キャストからもうすでに成功が予想できる」「キリアンは出演してくれないの?」「この映画が本当に実現するなんて。長い間待っていたから本当にうれしい」「楽しみで仕方ない」などのコメントをXに寄せている。ジョディ・カマー Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Tony Awards Productionsアーロン・テイラー=ジョンソン Photo by Gareth Cattermole/Getty Imagesレイフ・ファインズ Photo by Araya Doheny/Getty Images(賀来比呂美)
2024年04月25日第77回カンヌ国際映画祭の「イマーシブ・コンペティション部門」の作品ラインアップが明らかになった。その名の通り、イマーシブ(没入型)な映画に特化した部門で、今年新設されたばかり。コンペティション作品とコンペティション外作品に分け、今回はそれぞれ8本と6本が選出された。最先端のVR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)技術を取り入れた作品であり、ロケーションVR、複合現実(MR)体験、プロジェクション・マッピング、ホログラフィック作品が含まれている。様々な国から出品されているが、『Evolver』にはケイト・ブランシェット(声)、『Gloomy Eyes』にはコリン・ファレル、『Spheres』にはジェシカ・チャステイン&ミリー・ボビー・ブラウンといったハリウッドスターたちも出演している。また、『Missing Pictures: Naomi Kawase』には河瀬直美監督が登場する。「イマーシブ・コンペティション部門」ラインナップコンペティション作品『En Amour』(フランス)『Evolver』(UK、アメリカ)『Human Violins: Prelude(マルチユーザー版)』(ルーマニア、フランス)『Maya: The Birth of a Superhero』(UK、フランス、アメリカ)『Colored』(フランス、台湾)『TELOS I』(カナダ、スウェーデン、デンマーク)『The Roaming』(フランス、ルクセンブルク、カナダ)『Traversing the Mist』(台湾)コンペティション外作品『Battlescar』(フランス、アメリカ)『Emperor』(フランス、ドイツ)『Gloomy Eyes』(アルゼンチン、フランス、アメリカ)『Missing Pictures: Naomi Kawase』(フランス、UK、台湾、ルクセンブルク、韓国)『Notes on Blindness』(フランス、UK)『Spheres』(アメリカ、フランス)(賀来比呂美)
2024年04月24日ゾーイ・クラヴィッツの長編監督デビュー作『Blink Twice(原題)』の予告編が解禁された。主演はゾーイの婚約者であるチャニング・テイタム。テック業界の大物で億万長者のスレイター・キングを演じている。「みんな死んじゃったね」というスレイターの衝撃的なセリフから始まる予告編。一体何が起きたのか。発端は、スレイターが開いた資金集めパーティーにさかのぼる。カクテルウェイトレスのフリーダ(ナオミ・アッキー)と意気投合したスレイターは、フリーダを自身のプライベートアイランドに招待する。フリーダの友人ジェス(アリア・ショウカット)や自身の知り合いたちも一緒に。島に到着すると、少し気になるのは「預けてください」と言われてスマホを回収されてしまったことだが、フリーダたちはシャンパン、ごちそうに舌鼓を打ち夢のバケーションを満喫していた。しかし、島で次第に「何かおかしいこと」が起こり出す。フリーダが「たくさんのことを忘れているような気がする」と訴えるシーンも…。キャストはほかにカイル・マクラクラン、クリスチャン・スレーター、ハーレイ・ジョエル・オスメントらが出演。ゾーイはE.T.ファイゲンバウムと脚本の共同執筆も担当した。また、ゾーイ、チャニング共に製作も務めている。『Blink Twice』は8月23日全米公開予定。本作は一時期『Pussy Islands』のタイトルで製作が進められていた。(賀来比呂美)
2024年04月24日『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』のプロモーション活動中のアン・ハサウェイが、「V MAGAZINE」に登場。本作では24歳のバンドマンと恋に落ちる40歳のシングルマザーを演じているアンだが、これまでも多数の恋愛映画に出演してきた。過去のある恋愛映画では、劇中でのカップルとしての相性を見るためにオーディションで何人もの俳優とキスをさせられたという。「2000年代にはこんなことが起きていました。(カップルとしての)ケミストリーを確かめるために俳優と俳優にキスさせるのは、普通のことだと考えられていたんです。本当に最悪なやり方ですよね」とアン。「『今日は10人の俳優が来ているよ。彼ら全員とキスするなんて楽しみじゃない?』と言われて『私はおかしいのかな?』と思いました。だって、楽しみではなくて気持ち悪いと思ったから」と当時の心境を明かした。しかしまだ若かった当時、「“気難しい”レッテルを貼られると簡単にすべてを失う」と考えたアンは、結局楽しそうな振りをしてやりすごしたという。「(今とは)ただ時代がとても違うということです。今なら、もっと分別がある」と時代が変わったことを強調している。ファンはXに「アンがこのことをオープンに言える日が来てよかった」「私は男性ですが、アンが強いられたことはひどいと感じます」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年04月23日『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』と2017年から3作にわたってスパイダーマンを演じているトム・ホランドが、4作目について「Deadline」に語った。「4作目への出演はあるんですか?」と問われたトムは、「シンプルな答えとしては、いつだってもっと『スパイダーマン』の映画に出たいということですね。ぼくの人生とキャリアがあるのは、スパイダーマンのおかげなんです」と意欲を見せた。「ストーリーがどんな風になるにせよ、私たちは業界で最高の人材を集めて取り組んでいます。うまくいくようになるまで、私たちには守るべきレガシーがあります。3作目はいろんな意味ですごく特別でした。だから、(4作目について)正しいことをしなければならないと思っています」と語っている。3作目まで大成功を収めたからこそ、慎重に進めている様子がうかがえる。4作目の企画から関わっているというトム。「こんなに早くから携わるのは初めてで、その過程をただ見て学んでいます。とてもおもしろいと感じる段階です」と語っている。ファンはXに「だれよりもスパイダーマンを知るトムが、ストーリー作りにも参加してくれるとうれしい」「スパイダーマンに情熱を注いでいるトム、大好き」「脚本家のクレジットにトムが載ったらクールだな」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2024年04月23日ジョージ・ミラー監督×アニャ・テイラー=ジョイ主演作『マッドマックス:フュリオサ』に、78日間かけて撮影した15分に及ぶアクションシークエンスが存在することが分かった。プロデューサーのダグ・ミッチェルが「Total Film」に明かした。そのアクションシークエンスは「終わりなき階段」と名付けられ、撮影されたという。主演のアニャは、「このアクションシーンがなぜそんなにも長くなるのか、その理由についてジョージとじっくり話し合いました。戦いを通じて、(フュリオサが)スキルを磨いていったことがわかるでしょう。それに、フュリオサという人物が、いかに機転が利き、粘り強い性格であることを理解するのにとても重要なんです。だれにとってもいままでで一番長いシークエンスでした。撮影が終了した日には、みんなが『終わりなき階段ワイン』をもらったんですよ」と話している。今回の情報を知ったファンはXに「ジョージ・ミラー監督のことを信じています。彼はクオリティの高い映画を作ってくれるから!」「『マッドマックス:フュリオサ』に関する情報は本編に期待できることばかり。本当に楽しみ!」「早く観たい。待つのは苦痛だけれど、きっとその価値があるはず」などとさらに期待を膨らませている模様。『マッドマックス:フュリオサ』は5月15日にカンヌ国際映画祭で世界プレミアを迎える。日本公開は5月31日。(賀来比呂美)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年04月22日キリアン・マーフィーが、「アイルランドのオスカー」と呼ばれる「アイリッシュ・フィルム&TVアカデミー賞」で主演男優賞を受賞した。同賞にはキリアンのほか、アンドリュー・スコット(『異人たち』)、デヴィッド・ウィルモット(『Lies We Tell』)、バリー・コーガン(『Saltburn』)、バリー・ウォード(『That They May Face The Rising Sun』)、ピアース・ブロスナン(『The Last Rifleman』)がノミネートされていた。主演映画『オッペンハイマー』での演技が高い評価を受け、今年、米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、SAG賞と主要映画賞の主演男優賞を総なめにしてきたキリアン。母国での受賞は喜びもひとしおのようで、プレゼンターのリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)からトロフィーを受け取ると、「故郷で大好きな人たちや尊敬する他の候補者たちと一緒に、この会場にいられるのはとても特別なことです」と満面の笑みで喜びを語った。受賞後、バックステージでは「多くの友人や仲間と故郷で過ごすのはうれしいことだと感じます」とやはり故郷愛を炸裂させた。地元メディアの「Irish Examiner」には出身地コークの人々のサポートに感謝を伝えた。「みなさんの応援は素晴らしかった。本当に純粋に感謝したいです。本当に素晴らしいサポートでした。私にとって非常に意味のあることです」と語った。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月22日日本の漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を原作としてパク・チャヌク監督が2003年に映画化した『オールド・ボーイ』が、ドラマ化される。映画の言語は韓国語だが、今回のドラマは英語だという。チャヌク監督とライオンズゲート・テレビジョンが提携し、制作にあたる。「The Hollywood Reporter」などが報じた。チャヌク監督は「ライオンズゲート・テレビジョンは、『オールド・ボーイ』をテレビの世界に投入するということで私のクリエイティブ・ビジョンをシェアしてくれます。大胆で斬新、冒険心のあるストーリーテリングを特徴とする同社と仕事をするのが楽しみです」とコメントしている。チャヌク監督は過去にも自身が製作した映画『スノーピアサー』を、ドラマ化したことがある。『オールド・ボーイ』の英語版リメイクドラマ化について、ファンは「チャヌク監督自身が関わるリメイクドラマなら大丈夫そう」「主演はコリン・ファレルがぴったり」「チャヌク監督はぜひドラマの監督もしてください」といった感想をXに寄せている。『オールド・ボーイ』は2013年にスパイク・リー監督×ジョシュ・ブローリン主演で英語版のリメイク映画が作られた。(賀来比呂美)
2024年04月18日第77回カンヌ国際映画祭にて、『君たちはどう生きるか』など数々の大ヒットアニメ作品を手掛けてきたスタジオジブリが名誉パルム・ドールを受賞することが明らかになった。同映画祭のHPやX公式アカウントなどから発表された。名誉パルム・ドールを個人ではなく団体(組織)が受賞するのは初めてだという。スタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫氏は、受賞の知らせに「心から光栄なことであり、大変うれしいです」とコメントし、映画祭の主催者に感謝。スタジオジブリについては、「40年前、宮崎駿監督、高畑勲監督と共に、子どもから大人までどの年齢層の人にとってもハイレベルでハイクオリティなアニメを届けたいという思いから設立しました」「ここまで大きな組織になるまでには、本当に長い道のりがありました」とふり返っている。「宮崎監督も私もかなり年を取りましたが、今後も当社はスタジオジブリの精神を受け継いだスタッフたちによって、新しいチャレンジに挑戦していくはずです」とスタジオを牽引していく次世代のスタッフに期待を寄せた。カンヌ国際映画祭は、早い時期からアニメ映画の進展を見守ってきた。ディズニーの短編アニメや『ダンボ』『ピーター・パン』などを上映し、1973年にはルネ・ラルー監督のアニメ映画『ファンタスティック・プラネット』が審査員特別賞を受賞。それからしばらくの時を経て、2000年代に入ると同映画祭でのアニメ熱が再燃する。『シュレック』『シュレック2』『マイ・エレメント』『ロボット・ドリームズ』などが上映され、2016年にはスタジオジブリが初めてヨーロッパの製作会社と組んで作った『レッド・タートル ある島の物語』も披露された。第77回カンヌ国際映画祭は5月14日~25日まで開催。ジョージ・ルーカス監督も名誉パルム・ドールを受賞することが発表されている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年04月18日『ソニック・ザ・ムービー』第3弾に、キアヌ・リーブスが声優として出演することが分かった。関係者が「Variety」誌に認めたという。キアヌは主人公のソニックの声優ベン・シュワルツ、ナックルズ役の声優イドリス・エルバ、ヴィランのドクター・ロボトニック役のジム・キャリー、保安官トム役のジェームズ・マースデンらキャストに加わる。キアヌが演じるのはシャドウというキャラクターで、見た目はソニックと瓜二つ。しかし、身体の色が青のソニックに対し黒であるという特徴がある。ゲームの中ではある種のダークヒーローで、ソニックと敵対することも多いのだという。『ソニック・ザ・ムービー』のX公式アカウントは、昨年11月末、今作にシャドウが登場することを匂わせる画像を投稿していた。映画ファンはシャドウにキアヌがキャスティングされたことに「私が認めます」「絶対観なきゃならない映画になった」「完璧なキャスティング」「オー・マイ・ゴッド!イエス!」「しっくりくる」「早く予告編が観たい!」「ジョン・ウィックがシャドウになるのか!」と歓迎ムード。前2作に引き続きジェフ・ファウラーがメガホンを取る『ソニック・ザ・ムービー』第3弾は、2024年12月20日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年6月26日より全国にて公開© 2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 2022年8月19日より全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
2024年04月16日『デッドプール』シリーズ第3弾のタイトルは、前作が『デッドプール2』だったのに対し、『デッドプール&ウルヴァリン』となった。なぜ今作は『デッドプール3』ではないのか。その理由について、ショーン・レヴィ監督が「Screen Rant」に明かした。「『デッドプール&ウルヴァリン』の物語を作っている間、私は毎日恵まれていると感じていました。だって、2人の大スター(ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマン)が、2人の代表的な役を演じるんですよ。私にチャンスもくれました。これはデッドプールの3本目の映画ですが、『デッドプール3』ではありません。デッドプールとウルヴァリンにフォーカスした別物なんです。前2作からなにかを模倣しようというつもりもありませんし。前2作も素晴らしい出来でしたが、今作は2つのキャラクターが主役の冒険ものなのです」と説明した。そして、今作を作るにあたり、常に指標となったのは「観客の喜び」だったということも強調した。「観客が劇場で素晴らしい時間を過ごせるようにしたい。それが私たちのゴールでした」と語っている。『デッドプール&ウルヴァリン』は7月26日日米同時公開。(賀来比呂美)
2024年04月15日4月13日(現地時間)、「サタデー・ナイト・ライブ」(以下「SNL」)でライアン・ゴズリングが3回目の司会を務めた。ライアンといえば、昨年世界中で大ヒットした『バービー』のケン役でこれまで以上に人気を集めるように。3月に開催されたアカデミー賞授賞式で劇中歌「I’m Just Ken」を披露したことから、ファンの間で「SNL」でも歌ってくれるのではないかという期待が高まっていた。当日、観客席から大歓声と拍手で迎えられたライアン。今回ホストを務めるにあたってモノローグでやりたいことは、『フォールガイ』(日本公開は8月16日)の宣伝だという。そのため、「ケンの話はしない」「ケンとはもう別れなければならない」と宣言するも、言ったそばから完全にケンネタに。テイラー・スウィフトの「All Too Well」をケンバージョンの替え歌にして歌い、観客席を沸かせた。「俺はただのケンだったが、いまはただのライアンだ!」と歌った直後に、『フォールガイ』で共演しているエミリー・ブラントが登場。『フォールガイ』の宣伝をするはずだったライアンが、全くそれをしていないことに「なにやってるの!」とお怒りだ。「前に進みなさい」「ケンは死んだの」と説得しようとするが、エミリー自身も昨年キティ役で出演した大ヒット映画『オッペンハイマー』を忘れられずにいることを自覚し、「キリアン・マーフィーが恋しい」などと歌う。その中で、さりげなく「『フォールガイ』を観ましょう」という宣伝も忘れない。最後は「キティとケン、2人にお別れを告げましょう」と決意するライアンとエミリーだった。ファンは、「ライアンはとんでもなく面白くて魅力的でセクシー。エミリーもおなじくらい面白い。すべてのシーズンで最も楽しいモノローグの一つだった」「エミー賞にふさわしいモノローグ!」「ヒトって、時にこんなにも面白くなれるものなのか」などの感想をインターネットに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2023 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年04月15日昨年公開されたアニメ映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』の成功を受け、パラマウント・ピクチャーズがコミックブック「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のミニシリーズ「The Last Ronin(原題)」を実写映画化することが分かった。R指定の作品になるという。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。脚本は『チャイルド・プレイ』(2019)のタイラー・バートン・スミス。製作はDCフィルムズの元社長ウォルター・ハマダが行う。原作コミックの「The Last Ronin」は、「ミュータント・タートルズ」史上最も「ダーク」な物語の一つと評されている。舞台は宿敵シュレッダーの孫がニューヨークを支配している遠い未来。兄弟や師匠のスプリンターが殺害され、最後の「ミュータント・タートルズ」になってしまったミケランジェロは、疎遠になっていた友人エイプリル・オニールら古い友人の力を借り、シュレッダーの孫を倒すことを誓う。たとえ自分の命を犠牲にしてでも…。原作ファンは「ミケランジェロの単独映画!彼にふさわしい栄誉だ」「この日を待っていた」「何が何でも観に行くぞ」「基本的にアニメシリーズを実写化することには反対。でもこの作品は本物の可能性を秘めているから観に行くのが楽しみ!」とXに期待の声を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ミュータント・タートルズ 2015年2月7日より全国にて公開© 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック! 8月25日(金)日本公開© 2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.
2024年04月12日11日、シネマコンにてパラマウント・ピクチャーズが『最終絶叫計画』シリーズのリブート映画を企画していることを明かした。『ワイルド・スピード』シリーズのプロデューサー、ニール・H・モリッツが製作を担当。今秋に撮影が開始され、2025年に公開予定だという。『最終絶叫計画』シリーズは、複数の有名ホラー、ミステリー、サスペンス、スラッシャー映画を取り入れてパロディ化したもの。例えば1作目の『最終絶叫計画』では『スクリーム』『ラストサマー』『シックス・センス』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などのパロディ要素が見られる。1作目から4作目まではアンナ・ファリスとレジーナ・ホールが主演したが、2013年に最後に作られた5作目ではアシュレイ・ティスデイルが主演した。リブート作品となる今作に、過去のキャストが出演するかは不明だ。5作目公開から10年以上が経ち、ネタになりそうな映画が数々公開されてきた。ファンは久しぶりのシリーズ最新作の製作を喜び、パロディのネタとして『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』『M3GAN/ミーガン』『クワイエット・プレイス』『エクソシスト 信じるもの』などを取り上げてほしいとリクエストしている。「リブート」と報じられているため、「純粋に第6弾としてほしい」「アンナとレジーナを復帰させて『Scary Movie 6』を作って!」という声も上がっている。(賀来比呂美)
2024年04月12日11日、第77回カンヌ国際映画祭の公式上映作品が発表された。最高賞のパルム・ドールを競うコンペティション部門には19作品が選出。フランシス・フォード・コッポラ監督の久々の新作でアダム・ドライバー主演の『Megalopolis(原題)』、ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン主演が3度目のタッグを組んだ『憐れみの3章』、若きドナルド・トランプをセバスチャン・スタンが演じる『The Apprentice(原題)』などが上映される。ラインアップが明らかになったのと同時に、複数の作品が新たな動画や画像などを解禁。『Emilia Perez』に出演しているセレーナ・ゴメスは「これをみんなに見せるのを待っていた!」とインスタグラムにポスター写真を投稿し、サーチライト・ピクチャーズは『憐れみの3章』よりエマ・ストーンが不思議なダンスを踊っている動画を公開中だ。第77回カンヌ国際映画祭は5月14日から25日まで開催される。審査員長はグレタ・ガーウィグが務める。【コンペティション部門】『All We Imagine as Light』パヤル・カパディア監督『Anora』ショーン・ベイカー監督『The Apprentice』アリ・アッバシ監督『Bird』 アンドレア・アーノルド監督『Feng Liu Yi Dai』(英題:Caught by the Tides)ジャ・ジャンクー監督『Emilia Perez』ジャック・オーディアール監督『Pigen Med Nalen』(英題:The Girl With the Needle)マグヌス・フォン・ホーン監督『Grand Tour』ミゲル・ゴメス監督『憐れみの3章』ヨルゴス・ランティモス監督『L’Amour Ouf』 ジル・ルルーシュ監督『Limonov: The Ballad』 キリル・セレブレニコフ監督『Marcello Mio』クリストフ・オノレ監督『Megalopolis』 フランシス・フォード・コッポラ監督『Motel Destino』カリム・アイノズ監督『Oh, Canada』 ポール・シュレイダー監督『Parthenope』 パオロ・ソレンティーノ監督『The Shrouds』 デヴィッド・クローネンバーグ監督『The Substance』 コラリー・ファルジャ監督『Diamant Brut』(英題:Wild Diamond)アガーテ・リーディンガー監督(賀来比呂美)
2024年04月12日ライオンズゲートとブラムハウスが、1999年公開作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のリバイバルを手掛けることが分かった。ライオンズゲートがシネマコンにて発表した。名プロデューサーのジェイソン・ブラムが2000年に設立した製作会社ブラムハウスは、主に低予算のホラー映画を製作し、ヒットさせることで知られている。これまでに『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『インディシアス』シリーズ、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』といった有名ホラーを世に送り出してきた。「Variety」誌によると、ライオンズゲート・モーション・ピクチャー・グループの会長アダム・フォーゲルソンは、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のリバイバルについて、「この古典的なホラーを新しい世代に再び紹介するための新しい視点」が加わったものになると話したという。また、「ここ数年にわたって何度もジェイソンと仕事ができたのは、本当に幸運だと思っています」「このジャンルにおいて、ブラムハウスのチームに勝る人たちはいません」と、ジェイソンとブラムハウスに対する信頼も語っている。フォーゲルソンは以前ユニバーサル・ピクチャーズで働いていた時に、ジェイソンが製作した『パージ』を配給。『ザ・ギフト』製作時には、一緒に製作会社のSTXを立ち上げた。(賀来比呂美)
2024年04月11日「サタデー・ナイト・ライブ」(以下「SNL」)が、ライアン・ゴズリングがホストを務める4月13日の放送回のプロモーション動画を公開した。13日の目玉はライアンのほか、音楽ゲストとして出演するクリス・ステイプルトンだ。プロモーション動画は、クリスの大ファンであるライアンが、クリスの楽屋を訪れるシーンから始まる。クリスの写真にサインをもらおうと、楽屋のドアをノックするライアン。本人と対面する前に、どうやって話そうかとドアの前でシミュレーションを行う。「ステイプルトンさん、大ファンなんです。あなたの音楽が大好きです」「ヨー!クリス!インスタに上げる写真を一枚いい?」「マスター・ステイプルトン、私です。ゴズリング卿です」と3パターンのあいさつを考えた後、勢いよくドアを開け楽屋に入っていくと、そこにクリスはいなかった。クリスのカウボーイハットだけが鏡の前に飾られている。光が照らされ、神々しく輝くカウボーイハットを崇めるライアンは、思わず手に取ってかぶってしまう…という内容だ。ファンは「こんなにSNLを楽しみにしているのは久々。ライアンが大好きだから!」「ライアンとクリスで『I’m Just Ken』を歌ってくれたら最高」「楽しみすぎる~!」と、ライアンが出演する13日の「SNL」に期待を膨らませているようだ。(賀来比呂美)
2024年04月11日5月14日から開催される第77回カンヌ国際映画祭で、ジョージ・ルーカス監督が名誉パルム・ドールを受賞することが明らかになった。ルーカス監督は5月25日の閉会式で表彰を受ける。これまでの名誉パルム・ドールの受賞者には、ハリソン・フォード、マイケル・ダグラス、クリント・イーストウッド、カトリーヌ・ドヌーヴらがいる。同映画祭のX公式アカウントは、ルーカス監督を「ハリウッド映画界の巨匠で、『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズの監督、脚本家、プロデューサー」と紹介。「素晴らしいエンターテインメントとイノベーション、そして神話、現代性、映画愛、テクノロジーを結びつけることに成功しました」と称えた。ファンは「何と言っても『スター・ウォーズ』の始祖なんだからすべての賞の受賞資格がある!」「フォースと共にあらんことを!」「本物のレジェンド」「おめでとうございます!」と祝福している。ルーカス監督は、「カンヌ国際映画祭は常に私の心の中で特別な場所を占めてきました。私のデビュー作『THX 1138』が、初監督作品を上映するための監督週間と呼ばれる新しいプログラムに選ばれた時は驚き、大喜びでした」と映画祭とのつながりをふり返った。「それ以来、私は脚本家、監督、プロデューサーという様々な立場で何度も映画祭に戻ってきました。このような特別な評価をいただくことは本当に光栄ですし、私にとって大きなことです」と名誉パルムドール受賞の決定に喜びを語った。(賀来比呂美)■関連作品:スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年04月10日『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ第4弾『Bridget Jones: Mad About the Boy(原題)』が、2025年のバレンタインデー(2月14日)に全米公開されることが分かった。ユニバーサル・ピクチャーズが発表した。2001年公開作『ブリジット・ジョーンズの日記』から3作にわたり、主人公のブリジット・ジョーンズを演じてきたレネー・ゼルウィガーが同役を再演。同じく3作に出演してきたダニエル役のヒュー・グラントもカムバックする。3作目で2016年公開作の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』で脚本家の一人に名を連ね、ドクター・ローリングスを演じたエマ・トンプソンも出演する。新しいキャストにはキウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』)、レオ・ウッドール(「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」)が参加する。9年ぶりのシリーズ新作がいよいよ公開されることになり、ファンはXで歓喜の声を上げている。しかしその一方で、キャストにこれまでの3作でマーク・ダーシーを演じてきたコリン・ファースの名前がないことに、「まさかマークは死んでしまったの?」「最後にチラッとカメオ出演するとか?」「マークを死んだことにするのなら許さん!」「私たちにはマークが必要なの!」と動揺の声も。前作でマークと結婚したブリジット。今作ではマーク不在で果たしてどんな物語が描かれるのだろうか。(賀来比呂美)
2024年04月10日A24のホラー映画『MaXXXine(原題)』の予告編が解禁された。本作は『X エックス』『Pearl パール』の続編で、前2作に引き続いてタイ・ウェスト監督がメガホンを取り、ミア・ゴスが主人公マキシーンを演じている。共演はエリザベス・デビッキ、ホールジー、リリー・コリンズ、ケヴィン・ベーコンら。舞台は1985年のハリウッド。ポルノ女優から脱却し、メジャー映画での成功を目指すマキシーン。レンタルビデオ店では「デビュー作がホラー映画だった有名セレブ5人の名前を挙げて!」と店員に迫る。「ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・トラボルタ、デミ・ムーア、ブルック・シールズ、それと…」と店員が最後の人物を挙げようとすると、それを遮って「マキシーン・ミンクスに決まってるでしょ」と自信満々に言い放つ。見事ハリウッドで大ブレイクしたマキシーンだったが、同時期に「ナイト・ストーカー」と呼ばれる連続殺人鬼が現れ、女優たちが次々にその餌食に。また、マキシーンが葬った過去も掘り起こされそうになる。予告編を観たファンは、「ミア・ゴスはレジェンド」「本当に1980年代のスラッシャー映画を観ているようなんだよ。本当にうれしい」「この役を演じられるのはミア・ゴス以外に考えられない」「三部作の締めにふさわしい作品になりそう」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:X エックス 2022年7月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2024年04月09日先週土曜日、クリステン・ウィグが「サタデー・ナイト・ライブ」(以下「SNL」)のホストを務め、「Five-Timers Club」の仲間入りを果たした。「Five-Timers Club」のメンバーとしてみなされるのは、「SNL」でホストを少なくとも5回以上務めたセレブゲストで、これまでに認定されたメンバーにはトム・ハンクス、ドリュー・バリモア、エマ・ストーン、アレック・ボールドウィンらがいる。番組の中で、「私は正式にFive-Timers Clubに加入しました」と喜びの声を上げたクリステン。すると客席から同クラブのメンバー、ポール・ラッドが「ヘイ、クリステン!」と呼びかけびっくりさせる。「うれしいよね。ワクワクするよね。今夜きみもFive-Timersジャケットをもらえるんだよ。ぼくのを見てよ」と着用しているジャケットを自慢げに見せた。ホストを2回しか務めたことのないマット・デイモンも、ジャケットを着て観客席にスタンバイ。その理由を「1回目の出来がすごくよくて、3回分。2回目はそうでもなかったけれど、2回分の価値が認められたんじゃないかな。それで、合計5回」と説明するが、クリステンは「それは…フェアじゃないような気が…」と困惑。すると、ホストを5回務めたことがないのにジャケットを着たジョン・ハムらが舞台上に現れ、ますますクリステンは困惑する。最後には来週ホストを務めるライアン・ゴズリングが、「まだ3回もホストをやっていないのに…」とオドオドしながらジャケットを着用して登場。観客席の盛り上がりは最高潮に。クリステンはライアンにジャケットを着せてもらって大喜びだった。ファンは「クリステンはSNLのレジェンド!」「カメオ出演、豪華すぎる!」「すごくおもしろかった」「クリステン、おめでとう!」などの感想をYouTubeに寄せている。(賀来比呂美)
2024年04月08日『ボラット』シリーズのサシャ・バロン・コーエン(52)と『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー(48)が、13年の結婚生活に終止符を打ったことが分かった。先週末、インスタグラムのストーリーズにテニスウェアを着た2人の写真を掲載。「20年を超えて続いたテニスの試合において、私たちはついにラケットを置くことになりました。2023年、私たちは結婚を終えるための手続きを一緒に行いました。私たちはプライベートを常に第一に考え、この変化に黙々と対応してきました。私たちは子どもたちに対する献身と愛情を永遠に分かち合います。家族が望むプライバシーを尊重していただけますと幸いです」と連名で発表した。2人は2001年にパーティーで出会い、2010年に結婚。子ども3人をもうけた。アイラは結婚時にユダヤ教徒のサシャに合わせ、ユダヤ教に改宗した。(賀来比呂美)
2024年04月08日