経営者の夫が不倫している事実を知った絢音さん(仮名)。不倫相手への贈り物を妻に選ばせるという大胆な行動をしていた夫に対して制裁をくだすために、不倫の証拠を集める日々が続いたそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫夫に対する30代妻の復讐劇をご紹介します。不倫夫を自力で尾行する日々不倫相手へのプレゼントを自分に選ばせるほど、「夫は自分をなめている」と感じた絢音さんは、自らの手で証拠を集めて夫に突きつけようと決意。過去に夫の会社で働いていた絢音さんは、元同僚から夫が定時で退社している事実を聞いていたため、会社から出てきた夫を尾行するところから始めたそうです。すると夫は、会社から徒歩5分ほどの距離にあるマンションに入っていったのだとか…。「その瞬間に、私はそのマンションが不倫相手の家だと確信しました。もしかすると、そのマンションを借りているのも夫なんじゃないかと頭によぎりましたね。とりあえずその日は住所とマンションの名称を控えて帰宅し、何事もなかったかのように帰宅した夫を迎え、一緒に食事をしました」その後も、休日に夫が急用と言って出かけたときには、常に尾行をしていた絢音さん。夫は絢音さんの予想通り、常に例のマンションへと向かっていたそうです。そして尾行を始めて1か月ほど経ったときに、ついに絢音さんは不倫相手と手を組んで歩く夫を発見し、写真を撮ることに成功。撮影した写真を元同僚に見せると、不倫相手は夫の会社の社員であることが判明しました。マンションに入っていく夫の姿や、夫が会社名義でマンションを契約している証拠などもすでに手に入れていたため、これらの証拠を突きつけて、ついに夫に離婚と慰謝料を請求することにしたと言います。不倫相手を呼び出して…「ただ夫に証拠をつきつけて離婚するだけじゃ甘いと思い、私は不倫相手も呼び出して、慰謝料の支払いを約束させることにしたんです。夫の会社に連絡し、私が夫の妻だと名乗ると、不倫相手はおとなしく私の呼び出しに応じました。結局、期日までに慰謝料が支払われたので、不倫相手にはそれ以上の制裁はしませんでした。夫に対しては、離婚と慰謝料の請求のほかに、財産分与で自宅を私に渡すことにも合意してもらいました。夫は、不倫がバレてもまさか離婚になるとは思っていなかったようですが、私が離婚に向けた強い意志をもっているとわかると観念したようです。しかも後日談もありまして、夫は会社の近辺で不倫デートを繰り返していたために、社員の間でも密かに夫の不倫は噂になっていたらしいんです。離婚したことによって夫は社員からの信頼も完全に失ってしまい、会社は一気に傾き、廃業を余儀なくされたと聞いています」ひとまずは新生活を送るだけのお金と不動産を手にした絢音さんは、今は前向きにシングルライフを送っているとのこと。しばらく再婚は考えられないものの、いつか素敵な人と出会えたら、そのときはまた結婚をしてもいいと思うかもしれないと話していました。夫と不倫相手の双方から慰謝料を受け取れれば、十分な新生活の資金が手に入る場合もあるでしょう。しかし、不倫夫のせいで結婚生活が崩壊した妻の立場を考えれば、どんなに多額の慰謝料を受け取ったとしても心の傷が癒えるわけではありません。絢音さんのように制裁に成功したとしても、精神的に気持ちよく新生活をスタートできるとは限らず、不倫をした夫の責任ははかり知れません。©Karl Tapales/gettyimages©yamasan0708/shutterstock文・並木まき
2023年04月26日経営者の彼と結婚して、順風満帆の結婚生活を送っていると思っていた絢音さん(仮名)。しかし、とある出来事から夫の不倫を疑い始めるようになり、衝撃の真実を知ることになります。30代女性の悲劇的な結婚生活にまつわるエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。勤務先の社長と結婚! 幸せな結婚生活を送っていたはずが…30代の絢音さん(仮名)は、もともとは夫が経営するベンチャー企業で働いていて、夫の社員思いな一面に惹かれて交際が始まり結婚へと進んだそう。周囲からも祝福されて、退職後も幸せな結婚生活を送っていたそうです。そんなある日、絢音さんは夫から「社員の昇進祝いのプレゼントを選んでほしい」とお願いされて、久しぶりに一緒に買い物へ出かけました。「彼が社員に個人的なプレゼントをするのは珍しいな」と思ったそうですが、夫の社員思いな一面を知っているだけに、それ以上は特に不信感は抱かなかったとのこと。「でも、その後も月に数回程度、“誰それの誕生日だから”“営業成績が良かったから”などと理由をつけては社員にプレゼントを買うと言って、私に相談してくるようになったんです。しかもそれらは、すべてレディースアイテム。“そんなに女性社員が多かったっけ?”とも思いましたし、さすがに不審に感じたので、夫には言わずに元同僚に連絡してみました。すると、最近昇進した人や、誕生日などの理由で社長からプレゼントをもらった人なんて、一人もいないことを知ってしまったのです」このころから夫の不倫を疑い始めたと振り返る絢音さん。夫はいつも残業で帰りが遅かったのに、元同僚から「社長は最近定時で帰っている」と言われたことにも強い違和感があったそうです。夫のスマホを見てみると衝撃の事実が発覚「その後、夫のスマホをこっそりチェックすることに成功し、それを見た私は完全に黒だと確信しました。夫のスマホには、不倫をしていると思われる形跡がたくさんあって、今まで私が一緒に選んでいたプレゼントも、すべて特定の不倫相手に贈っていたことがわかったのです。なんて大胆なことをするんだろうと驚くと同時に、私に不倫相手への贈り物を選ばせていた夫に対して、絶対に許せないという気持ちが固まりました」夫が不倫をしているだけでも許せないのに、不倫相手への贈り物を自分に選ばせていたと知れば、夫を許す気になんてなれないでしょう。「もうこの人とは一緒にやっていけない」と、制裁の準備を進めるきっかけになっても無理はありません。©AntonioGuillem/Satoshi-K/gettyimages文・並木まき
2023年04月26日パートナーに隠し事をされては、相手への信頼が崩れてしまいますよね。もし夫が残業と偽って、趣味や浮気を楽しんでいたら……?今回は、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんが実話をもとに描いた人気漫画『最低な旦那への逆襲』から、衝撃シーンの展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!夫の浮気調査のため……夫のスマホから浮気の証拠を発見したことがキッカケで、離婚や再構築に関する情報収集を始めたさくらこ。その後協力者による情報から、夫が通うジムのクラブ内に浮気相手がいると確信し……?ここでクイズです!この後さくらこは、夫の浮気を暴くために“あるもの”を仕掛けます。それは一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、さくらこは夫の車に何かを仕掛けたようです!夫の車に仕掛けたものとは?正解は「ボイスレコーダー」夫の浮気を徹底的に暴くため、車にボイスレコーダーを設置したさくらこ。その後仕掛けたボイスレコーダーを再生すると、そこには“浮気の決定的な証拠”が残っていたのでした……!こんなときどうする?ワンオペ育児の妻に隠れて、夫が趣味や浮気を楽しんでいると知ったら、あらゆる手段を使ってでも証拠を集めたいと思うはず。今回のお話でさくらこは、夫の浮気を徹底的に調査するため、車にボイスレコーダーを設置する選択をします。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sakurai_koi77)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月26日パートナーの過去をどこまで知っている……?多様な“夫婦のカタチ”がある昨今、苦難を乗り越え真実の愛を見つけた“夫婦”を描く漫画家サレ妻されみ(@saredumasaremi)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻されみ(@saredumasaremi)さんの『「清楚な妻の裏の顔」第13話』を紹介します。原作:されおさん(されみのInstagramから応募)漫画:もとむらでん(@agawatamoro)【前回のあらすじ】周りから『おしどり夫婦』と称賛される順也と恵里菜。そんな2人にはドラマのような“壮絶な過去”が……。話は2人が出会った5年前に遡ります……。交際8ヶ月で結婚を決め、幸せな新婚生活を送る順也たち。その後、同じ会社に勤めていた恵里菜は“寿退社”し……。彼女の話題になり……聞き流していたが……少しモヤモヤし始め……女友達にもプライベートを明かさない恵里菜。自分の事を話さないタイプなのでしょうか?それとも隠したい秘密がある……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@agawatamoro)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月26日パートナーの過去をどこまで知っている……?多様な“夫婦のカタチ”がある昨今、苦難を乗り越え真実の愛を見つけた“夫婦”を描く漫画家サレ妻されみ(@saredumasaremi)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻されみ(@saredumasaremi)さんの『「清楚な妻の裏の顔」第12話』を紹介します。原作:されおさん(されみのInstagramから応募)漫画:もとむらでん(@agawatamoro)【前回までのあらすじ】周りから『おしどり夫婦』と称賛される順也と恵里菜。そんな2人が経験したドラマのような“壮絶な過去”とは……?話は2人が出会った5年前に遡ります……。恵里菜の誕生日に高級レストランで“一世一代”のプロポーズをする順也。驚く恵里菜の返事は……。幸せな結婚生活の始まり……寿退社を選んだ彼女……その後……交際8ヶ月で結婚を決めた2人はよほど相性が良いのでしょうね。幸せな結婚生活が長く続くといいのですが……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@agawatamoro)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月25日秀美さん(仮名・35歳)は、学生時代からの友人だった夫と28歳で結婚。結婚して数年が経ち夜の営みも減ってきた頃、秀美さんの前に「夫の不倫相手」と名乗る女性が突然現れます。そして、相手の女性は“今は妊娠3か月”と言って秀美さんに離婚を迫り…。その後、どういう結末を迎えたのか伺いました。忘れかけていた恋愛感情がよみがえって「夫が不倫相手と出会ったのは、前の職場にいた頃。それまで仕事以外での接点がなかったものの、ある年の忘年会で席が隣同士になり、恋愛相談をされたのだとか。当時20代だった彼女の恋愛話に、夫は懐かしい感覚をおぼえたそうです。私に対する恋愛感情がすでになくなっていた夫は、自分も恋愛をしているときの高揚感を味わいたいと思ったのでしょう。忘年会で距離が縮まった二人は、その後もプライベートで会ううちに不倫関係に至ったそうです」不倫にのめり込んでいく夫「夫は私がいる手前、体の関係は一度きりにしてプラトニックな恋愛を楽しむつもりだったそう。ですが、次第に彼女に本気でのめり込み、他の男性にとられたくないという感情まで芽生えていったとのこと。彼女も30歳を過ぎて焦りが出てきたのでしょう。夫に離婚を迫るようになり、略奪婚を企てていたそうです。ですが、彼女が妊娠しているなんて初耳だと。そんな素振りはなく、夫は“嘘じゃないか”と疑っていました」距離を置いて考えることに「話し合いの結果、私は夫と距離を置くために別居することに決めました。独身の友人に相談したところ、“それならうちにおいでよ”と親身になってくれて、友人宅にしばらく身を寄せることに。その間、夫は不倫相手と話し合いを続けていましたが、不倫相手の妊娠はやはり嘘。なんとか私たちを別れさせたくて、妊娠3か月と嘘をついたそうです。そして、夫が妻と離婚するつもりはないとはっきり伝えると、“私の3年間を返して!”とひたすら泣きわめかれたそう。その後も精神的に不安定な状態が続いて体調を崩したあげく、親にも不倫をしていたことが知られて勘当同然となったようです。不倫相手に対して取り返しのつかないことをしてしまったと、夫はすごく反省していましたね」再び一緒に暮らし始めたものの…「夫が不倫相手と別れたことで、私は家に戻りました。不倫が発覚した時点で離婚も考えましたが、“やり直したい”という夫の希望を受け入れ、再び一緒に生活を始めてみたんです。ですが、どうしてもギクシャクしてしまって…。やはり、一度裏切られた相手を再び信じるのはどうやっても無理だとわかったんです。それがやっと納得できたので、離婚することにしました。夫の不貞が原因での離婚なので、夫からは相応の慰謝料を受け取りました。夫とは深い絆で結ばれていると信じていたので散々悩みましたが、最終的に離婚を選択できてよかったと今は思います」“突然現れた夫の不倫相手に翻弄された女性の告白”をご紹介しました。一度でも夫婦の関係性が崩れてしまうと、修復するのは難しいでしょう。結婚生活に刺激を感じなくなったからといって、不倫が許されるはずはないのです。©maruco/LeoPatrizi/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月23日結婚期間が長くなってくると、夫婦の関係性も変化していくことがあります。最初は恋人のような関係でも、徐々に家族として落ち着いた関係になっていくことがほとんどです。秀美さん(仮名・35歳)の場合、結婚から数年が経って夫婦の営みも減ってきた頃に、夫の不倫が発覚したと言います。どのような状況だったのか、詳しく話を伺いました。学生時代の友人だった夫と結婚「夫と出会ったのは大学生の頃。共通の友人の紹介で知り合い、グループでよく遊んでいました。大学を卒業してからは2年くらい疎遠でしたが、友人の結婚式で再会。しばらく会わない間に人として成長した彼に惹かれていき、交際することになりました。そして、私たちは28歳で結婚。友だちの期間が長かったせいか、ラブラブなカップルというよりは親友のような関係でした。」ある日曜日に尋ねてきた女性「30代半ばに差しかかった頃、出産や子育ての話題が友人たちから出るようになり、私もそろそろ子どもが欲しいと思い始めるように。でも、当時は夜の営みをする機会も減っていて、夫に子作りの話を持ちかけるのを躊躇していました。そんなある日曜日のこと。夫が男友だちと遊びに出掛け、私はひとり家でのんびりしていると、インターホンが鳴りました。モニターの画面には見覚えのない若い女性が。応答すると、女性は夫の会社の後輩だと名乗りました」「夫と付き合っている」と言われ…「女性に“あいにく夫は出かけていまして”と伝えると、“あなたにお話があります”と言うので、恐る恐る玄関のドアを開けました。用件を尋ねると、“あなたの夫と付き合っています”と言われて…。まさに、寝耳に水でした。パニックになったものの、すぐに済む内容ではないと思ってリビングに招き入れました。そして夫には、交際相手と名乗る女性が来ているとLINEで伝えたんです」帰宅した夫の反応は…「その女性曰く、夫と交際して3年になるとのこと。さらに、“お腹に彼の子どもがいて、今は妊娠3か月です”と言うのです。自分もそろそろ子どもが欲しいと思っていた矢先に夫の不倫相手が突然現れ、しかも妊娠していると聞かされてかなりショックでした。“夫と別れてほしい”と迫られましたが、私は放心状態。とにかく“夫と話し合いたいから”と言って、女性には帰ってもらいました。それから1時間も経たないうちに、夫が血相を変えて帰宅。状況を伝えると、女性は前の職場の後輩とのこと。そして、“彼女と不倫をしている”と認めました」“突然現れた夫の不倫相手に翻弄された女性の告白”をご紹介しました。信頼する夫が自分を裏切っていたと知り、ショックが大きかったことでしょう。どんなに絆を深めていても、不倫によってその関係性はいとも簡単に崩れます。不倫をするリスクとは、そのくらい大きいものなのです。©Andersen Ross Photography Inc/itakayuki/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月23日夫が不倫をしていたと知っただけでもショックなのに、自分が体調を崩しているときに不倫相手の元に行っていたと知れば、なおのこと許せないという女性は多いはず。そんな不倫夫に振り回された30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。体調がすぐれない妻を置いて夜遊びに愛美さん(仮名)は、30歳で7歳年上の夫と結婚。そして結婚1年目の終わり頃から、夫の不倫に苦しめられ続けたと言います。「夫は社交的な性格で、結婚前から私とのデートよりも仲間との夜遊びを優先するタイプ。小さいながらも会社を経営していた夫は、『飲みに行くのも仕事のうちだから、うるさく言わないでくれ』とよく私に言っていましたね。でも、ただ飲みに行くだけにとどまらず、不倫をしていたとなれば話はまったく変わってくるじゃないですか。当時の私には持病があり、月に何度かは寝込んでいました。そんな日にも夫は早く家に帰ってくることはなく、夜な夜な外食や夜遊びを楽しんでいたようです。ある日、あまりにも家にいない夫に怒りが湧いてきて、こっそり夫のスマホを見ることに…。すると、ある女性と何年も付き合っていることがわかったのです」自分が体調不良で苦しむ最中に夫は不倫相手の家に入り浸っていたと知り、夫のことが許せなくなったと振り返る愛美さん。すぐにでも離婚したいという思いに駆られたものの、体調が安定しないことへの不安もあり、「もう少し体調が安定してから離婚をしよう」と考えたそうです。夫に不倫の事実を突きつけるも…将来的に離婚を視野に入れているとはいえ、不倫の事実を知った以上、妻として見逃しておくわけにはいかないと考えた愛美さんは、不倫発覚からしばらくして夫に証拠を突きつけました。ところが、夫は開き直ったように不倫を正当化。そんな夫に愛美さんは、さらに不信感を募らせたとのこと…。「不倫の証拠を突きつけても、夫は謝罪するどころか開き直って不倫を正当化したんです。『君は体調が悪いから夜の営みをするのはかわいそうだと思って、外で済ませてきている』と、それらしい言い訳を並べてきました。でも、そんなのは夫の屁理屈で、私の体調が良いときでも夫が求めてくることはありませんでした。私の持病まで持ち出して自分の不倫を正当化する夫に対して、心の底から嫌悪感を抱きましたね。そんな夫の態度を見て絶対に許せないと改めて思いましたし、いつか制裁を下して離婚しようと固く心に決めました」不倫をする男性の中には、パートナーに不倫が知られたときに謝罪するどころか開き直る人もいるようです。諭したところで改心しない例も多いため、どこかで見切りをつける妻が多いのは仕方がないといえるでしょう。©Photographer,Basak Gurbuz Derman/takasuu/gettyimages文・並木まき
2023年04月09日持病を抱えながら、2年間にわたって夫の不倫に耐え続けてきた30代の愛美さん(仮名)。自身の体調が安定したことから、ついに離婚へと動き出すことにしました。不倫を反省することなく正当化し続けた夫に対し、強烈な制裁をくだした30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。新生活の準備を水面下で進めて…愛美さんは夫に離婚を切り出す前に、金銭面や住まいといった離婚後の生活に必要な準備を水面下で進めることから始めました。離婚の話し合いが始まったら夫と同じ家では暮らせなくなると思い、なるべくスムーズに離婚が進むように最善の方法を模索したそうです。「夫の不倫を知った2年前から金銭的な算段をしたり、自分の仕事を進めたりと、離婚をしても大丈夫なように頑張りました。新しい家も決まり、いよいよ“これで大丈夫だろう”と思えるところまで準備が整ったところで、夫に記入済みの離婚届を突きつけたんです。夫は驚いた様子で、『今は病状が良いとはいえ、持病のある君がひとりで生きていけるわけがない。俺と離婚をして生活していけるとでも思ってるのか?』などと、偉そうな態度で私を罵ってきました。ここでひるんだら離婚ができないと思い、そのときばかりは夫のペースに巻き込まれないようにして、とにかく離婚をしてほしいと根気よく話しました。その後、私は家を出てひとりで新生活を始めたんです」最初は離婚の申し出をまともに聞き入れなかった夫も、愛美さんが家を出て帰ってこないことがわかると態度が急変。「別れたくない」とゴネたそうですが、愛美さんの意思は固く、「協議離婚ができないのなら調停や裁判をしてでも別れる」と話すと、夫は観念して離婚届にサインをしたそうです。離婚して7年後、夫に強烈な制裁がそして離婚から7年経った今、愛美さんが計画した通りに夫への制裁が実行されたとのこと…。「夫はもともと生活習慣も食生活もめちゃくちゃで運動もしない人だったので、いつか体を壊すだろうなと思っていました。もし夫が病気になれば、私が世話をしなくてはならないので、どうしてもそれまでには離婚をしたかったんです。私の読みは当たり、元夫は離婚後、大病にかかって長期入院をしたらしいです。不倫相手とは再婚できず、今でも夫は独り身。しかもコロナ禍を経て会社の業績も下がり、かなり地味な生活を送っていると人づてに聞きました。私を散々苦しめておいて、自分だけが遊びまわっていたバチが当たったんじゃないでしょうか。あのときに離婚をしていなければ、元夫の面倒を見させられていたでしょうから、別れておいて本当によかったです。寂しがりやの元夫にとって、仕事がうまくいかずに体も壊してしまった今の状況はかなりこたえているんじゃないかと思います。現につい先日、『よりを戻せないか』ってメッセージが届きました。私には新しい恋人がいて同棲をしているので、もちろん無視をしましたけどね」自分を裏切り続けたパートナーに対して、何年経っても「許せない」と思う女性は少なくないでしょう。愛美さんのように、将来的に夫が天罰のような制裁を受けることを見越して離婚へと踏み切りたくなるほど、不倫をされた側のダメージは大きいもの。安易に不倫をするなんて、絶対にあってはならないことです。©chachamal/Karl Tapales/gettyimages文・並木まき
2023年04月09日「新婚」と聞くと夫婦仲睦まじいイメージがわきますね。そのため、結婚したばかりの夫に裏切られたとなると妻が受ける衝撃は相当なものではないでしょうか。そこで、今回は“妻が大激怒した「不倫夫の裏切りの誤爆LINE」”をご紹介します。新しい彼女を紹介したいんだけど「まだ新婚の頃の話です。夫はいつも仕事終わりに『これから帰るよ』と私にLINEをくれます。その日は普段の連絡の後、珍しく再度夫からLINEが入りました。そこには『新しい彼女を紹介したいんだけど』『週末空いている? 』と意味不明のメッセージが…。私が『何の話…? 』と返信すると『送信相手を間違えた』と夫はしどろもどろ。帰宅した夫を問い詰めたところ、新婚にも関わらずすでに不倫をしていることが発覚。先ほどのメッセージは、不倫相手を『彼女』として友人に紹介しようとしたものだったのです。しかも、夫は結婚した事実を親しい人に報告しておらず…。これが引き金となり、夫からたっぷり慰謝料をもらって離婚することにしました」(26歳/主婦)不倫のために周囲に結婚を黙っていたとなると、夫は相当計算高いと言えますね。また、結婚直後に浮気をしたのだから根っからの女好きの可能性も。今回のように早々に気持ちを切り替えて、新たな道を行くのもひとつの手です。やっと体裁を守ることができたよ…既婚者の君とは結婚できないからね「取引先の男性と少し前に結婚しました。『熱心な仕事ぶりに惹かれた』『結婚を前提にお付き合いしたい』と彼に告白されたことがきっかけです。それからすぐにゴールイン…自分でも夢のようだと思っていたのですが…。休日、隣にいる夫からLINEが入ったのでスマホを見ると『やっと体裁を守ることができたよ…既婚者の君とは結婚できないからね』と裏切りの言葉があったのです。夫を追求すると、以前から既婚女性と交際していたものの、周りから『結婚しないの? 』とうるさく言われていたのだとか。そんな声がうっとうしくて、カモフラージュのために私と結婚したと言われて…。あまりに悔しかったので、義実家に不倫をバラし夫を懲らしめた後に離婚しました」(28歳/会社員)結婚する前から相手がいたなんて到底許せることではありませんね。話が急展開する時は、何事も少し用心する方がいいでしょう。きちんと夫に不倫の代償を払わせ、自分が納得する形でけりをつけたいところです。妻の料理は味付けが濃くてたまらないよ…また君のおいしい料理が食べたい「結婚して間もない頃の話です。夫には離婚歴があり、私とは再婚した形になります。もちろん前妻の存在は気になるものの『今は私と結婚しているのだから関係ない』と思うようにしていました。ある日、夕飯を終えた夫はスマホとにらめっこしていて。しばらくして私のスマホが鳴ったので見てみると『妻の料理は味付けが濃くてたまらないよ…また君のおいしい料理が食べたい』と夫からのLINEに私の悪口が…。『誰に宛てた言葉なの…? 』と夫に詰め寄ると、なんと相手は前妻だと言うじゃないですか。加えて、手料理を食べさせてもらう約束まで取り付けていたのです。夫はもちろん、前妻にもしっかり慰謝料を請求して、私はさっさと離婚することにしました」 (27歳/パート)事情があって元パートナーと連絡を取り合う人は少なからずいますね。その際は、今の生活を第一に考え関係性をしっかり線引きしてもらいたいものです。どうしても許せないことがあったのなら、我慢するばかりが得策ではないと覚えておきましょう。以上、“妻が大激怒した「不倫夫の裏切りの誤爆LINE」”をご紹介しました。新婚だからと言って、何から何まで安心というわけではないようですね。夫の不倫が発覚した以上、妻として断固たる態度を取ることも大切です。ただ、人生はこの先も長いので大きな決断はくれぐれも慎重にしましょう。©Ivan Pantic/Getty Images©blackCAT/Getty Images©skynesher/Getty Images文・菜花明芽
2023年04月07日あるきっかけから、夫の不倫を疑うこともあるかもしれません。しかし、すぐには明確な不倫の証拠をつかむことは難しいでしょう。今回は、“夫の不倫の証拠をつかんだ瞬間”について、経験のある女性に話を聞きました。職場に電話をすると…「あるとき、義母が自転車で転倒して怪我をしたことがありました。義父から救急車で運ばれたという連絡が私に来たのですが、夫に電話をしてもつながらないと言います。それで私が夫の職場に電話をしたところ、“今日は休んでいます”と言われて…。いつものように出社したはずなのに、これはおかしいと思いました。その後すぐに夫から電話がきたのですが“ごめん、会議中で出られなかった”と言い訳をされて。夫が自宅に帰ってきて問い詰めると、不倫を白状しました」アイコ(仮名)/29歳仕事を休んで不倫相手と密会していたのでしょうか。予想外の出来事が起きてしまったとき、不倫が発覚するケースは多いようです。SNSの投稿から「前に“もしかして夫と不倫をしているのでは?”と怪しんでいた女性がいました。それで、たまにその女性のSNSチェックしていたんです。彼女はお酒もタバコもたしなむタイプのようでしたが、ある日の投稿で、お酒の入ったグラスの隣に見覚えのあるライターが写り込んだ写真がアップされていました。夫もタバコを吸っており、使っているライターが同じだったんです。そのライターは夫が義父から譲り受けた珍しいもので、高価なんだと自慢をされたことがありました。その写真をスクショして夫に突きつけると、言い逃れができないと思ったのか自白しましたね」メイ(仮名)/33歳珍しい品で同じものを持っているという人はそうそういないでしょう。うかつに自慢してしまったことが不倫発覚のきっかけになったようです。執念の尾行の末に「あるときから夫の帰りが遅くなったり、不自然な外出をしたりするようになって不倫を疑うようになりました。それで、思いきって会社帰りの夫を尾行することにしたんです。でも、尾行って難しくて最初はすぐに見失っていました。だんだん尾行にも慣れてくるうちに、夫の行動パターンが大体同じだとわかってきたんです。そして、11回目の尾行で待ち合わせに使っているらしき店に先回りして待ち伏せし、夫が女性の待つテーブルにつくタイミングで動かぬ証拠を押さえました」ユカ(仮名)/32歳一般人の尾行は簡単ではありません。相手が夫となればなおさらでしょう。執念の尾行が実を結んだんですね。不倫相手からの密告で「夫は、パチンコや競馬といったギャンブルが大好き。でも、自分のお小遣いの範囲内でやっていたので、私も咎めることはありませんでした。でもあるとき、私のSNSにある女性から“夫にお金を貸しているけど返してもらえない”というDMが突然届いたんです。びっくりして貸した金額を尋ねると、“20万円くらい”と言います。そんな大金を貸すなんておかしいと思って夫とどういう関係なのかと聞くと、“少し前まで付き合っていた”とまさかの告白。もう終わっているとはいえ、不倫は不倫です。まずは夫にお金を返させてから、不倫のこともしっかり反省させました」ノリコ(仮名)/34歳お金のだらしなさから発覚した不倫ですね。今の時代、SNSなどで簡単につながることができるので、妻と不倫相手が連絡をとることも難しくないでしょう。“妻が夫の不倫の証拠をつかんだ瞬間”をご紹介しました。ふとしたタイミングで、夫の不倫が発覚することもあるようです。怒りが湧いてくるかもしれませんが、しっかりと制裁を下すためにも、感情に任せて自分の不利になってしまうことをしないように気を付けたいですね。©︎kokouu/AntonioGuillem/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月04日パートナーに隠し事をされては、相手への信頼が崩れてしまいますよね。もし夫が残業と偽って、趣味や浮気を楽しんでいたら……?今回は、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんが実話をもと描いた人気漫画『最低な旦那への逆襲』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!夫の浮気を掲示板で相談……夫のスマホを調査した結果、浮気の証拠を見つけてしまったさくらこ。そんな中、浮気に関する匿名掲示板を発見した彼女は、チャットルームで浮気夫と離婚するかどうかを相談し……?ここでクイズです!この後さくらこは、掲示板の住人が“再構築のためにやった2つのこと”を目にします。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントとして、そのうち1つは『公正証書を書かせた』という内容だったようです。再構築のための手段とは?正解は携帯にGPSを付けたその後、匿名掲示板で得た助言を頼りに、さらなる調査を始めたさくらこ。ときには友人の力を借りながら、彼女は夫に壮大な逆襲を果たすのでした……!こんなときどうする?夫の浮気を暴きつつ、夫婦関係は再構築を望みたい、そんなさくらこの気持ちを考えると胸が痛いですね……。このお話でさくらこは、匿名掲示板を参考に、浮気調査や再構築に有効な手段を勉強する決断をしました。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sakurai_koi77)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年03月30日7歳年上の夫と平穏な生活を送っていた舞さん(仮名)。夫の不倫を知ってからは、冷静に反撃の計画を立ててきました。夫の不倫の証拠が揃い、いよいよ舞さんは行動に移します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、「不倫夫への厳しい反撃を計画した30代妻」のエピソードをご紹介します。証拠を持って妻が向かった先は…「夫と不倫相手の写真のデータと、LINEのやりとりを写真に収めたものを用意し、夫には内緒で夫の実家へと向かいました。飛行機で2時間もかかる距離なので、義実家に行くのはけっこうな大ごとです。実は、義実家とはそこまで親しいわけではなく、それまでは年に数回会う程度の関係でした。義母はサバサバした性格でしたし、フルタイムで働いていて忙しかったので、私たち夫婦にはあまり干渉しないタイプだったんです。ですが、今回の不倫について夫にお灸を据えるためには、義実家も巻き込むことが不可欠だと思い、義母に時間を作ってもらうよう頼みました」夫には告げずに義実家に向かった舞さんを、義実家は快く迎えてくれたそう。そして、義母と義父が揃っている場で、舞さんは夫の不倫について伝えたそうです。「義父は絶句、義母は怒り心頭という感じでしたね。特に義母は孫をとても可愛がっていたので、私と夫が離婚することで孫に会えなくなるのが何よりも嫌だという感じでした。私が“離婚はしませんが、不倫相手ときっちり別れさせたいのと、不倫相手から慰謝料もとりたいので協力してください”と頭を下げると、二人は“なんでも協力する”と約束してくれたのです」義母と協力して不倫夫への制裁を決行夫に内緒で義実家に行った舞さんは、怪しまれないよう日帰りで自宅に戻ったそう。その日から義実家と頻繁に連絡を取り合い、ついに義母が舞さんたちの暮らす街を訪れ、夫に制裁を下す日がやってきました。「不倫相手と一泊旅行に行く日がわかったので、その日に合わせて義母に来てもらうようにお願いしました。もちろん夫には内緒です。私は夫のスマホを見て宿泊先の場所を把握していたので、義母と一緒にそこに乗り込む計画を立てました」ゴルフ仲間との合宿だと嘘をついて出かけた夫の宿泊先に義母と舞さんが到着すると、ちょうどロビーラウンジで夫と不倫相手がティータイムを楽しんでいる最中だったとのこと。そこへ義母と舞さんが歩み寄ると、一瞬にして夫の顔は青ざめたと言います。「夫は“やばい!”って顔をしていましたね。そして私が言葉を発する前に、義母が“この恥さらし!”とその場で怒鳴り始めました。慌てた夫は“仕事の知り合いだ”なんて言い訳をしていましたけれど、私が不倫の証拠を突きつけると、夫はその場で素直に不倫を認めたのです。私は不倫相手への慰謝料を請求する文書を持参していたので、夫も見ている目の前で不倫相手にサインをさせて、慰謝料を払って夫とは別れることを約束させました」その後、不倫相手からは約束通りの慰謝料が舞さんに支払われたとのこと。夫と不倫相手もそれ以降は会っている様子がなく、舞さんの生活に再び平穏な毎日が戻ってきたそうです。「あのとき義実家も巻き込んでいなかったら、夫は不倫を続けていたかもしれません。今もまだ夫のことは許してはいませんが、子どものことがあるのでしばらくは離婚しないつもりです。ひとつ良かったのは、不倫の件を通じて義母と私の結束が強まり、以前よりも親密になったことです。今は前よりも頻繁に電話でも話しますし、日常のいろんなことを話せる仲になりました」夫の不倫を解決するにあたり、義実家が妻の味方をしてくれると心強いものです。舞さんのケースでは、結果的に義実家との関係が理想に近づいたとのこと。夫の不倫問題について一人で解決しようとせずに、義実家を頼ってみるのもひとつの方法かもしれません。©Luce/PIXTA(ピクスタ)©bee32/gettyimages文・並木まき
2023年03月15日結婚してしばらくすると、夜の生活が落ち着いてくる夫婦は少なくありません。レスの現状に悩んでいるときに夫の不倫を知れば、なおさら「許せない」と思う人は多いでしょう。年上夫の裏切りを知って反撃を決意した30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚6年目にして7歳年上夫の不倫が判明舞さん(仮名)は、7歳年上の夫と20代で結婚。結婚6年目を迎え、夫と息子と平穏な生活を送っていると思っていた矢先に、夫の不倫が発覚して日常が一変してしまったそう。「夫とは息子が生まれて以来レスになっていたので、もう何年も夜の生活はご無沙汰でした。たまに私から誘っても“俺にはもう性欲がない”と言うので、“子どもが生まれて仕事も忙しいし、そんなものなのかな…”とあまり気にしないようにしていたのです。ところが、あるとき開きっぱなしの夫のパソコンをなにげなく見ていたら、見知らぬ女性との大量の2ショット写真を発見してしまって…。たくさんの写真を見た瞬間、“あぁ、不倫していたんだな”と悟りました」その場ではショックを受けたものの、取り乱すことはなかったと舞さんは言います。そして夫の不倫に気づいてから数日後には、夫に気づかれないようにスマホもチェックしたのだとか。するとLINEの履歴には、不倫相手とのやり取りがしっかり残っていて、ホテルや旅行に行っていた事実も確認できたとのこと…。怒りをグッとこらえて反撃の準備を…「“性欲がない”と言いつつ、よそではちゃっかりしていたんだなと思ったら、情けないやら悔しいやら。しかもLINEには、私には言ってくれたこともないような歯の浮く言葉がたくさんありました。不倫を知ったときに、その場でパソコンの写真を見せながら夫を問い詰めようかと考えました。でも、じっくりと写真を見ていくと、単なる“遊びの関係”というよりも、特定の相手と長期間にわたって不倫をしていることが判明。“ただ問い詰めるだけでは甘い”と思い、私もそれなりの反撃をして夫を反省させることに決めたのです」一度は離婚が頭をよぎったものの、子どもが小さかったこともあり、舞さんは「まずは不倫をやめさせることが先だ」と考えたそう。着々と夫の不倫に関する証拠を集め、反撃の計画を立てていったと振り返ります。信頼していた夫の裏切りを知れば、その場で取り乱してしまう妻も少なくないはずです。しかし舞さんのように、夫の不倫の内容を知って「厳しく反撃しなくては」と冷静になる妻もいるよう。不倫夫に対してきちんとした制裁を下すならば、舞さんのように冷静に計画を進めることが大切といえるでしょう。©Kiyoshi Hijiki/EyeEm/RUNSTUDIO/gettyimages文・並木まき
2023年03月15日アサコは夫に3度不倫されている、いわゆる“サレ妻”である。度重なる裏切りに嫌気がさしているが、息子に不自由はさせたくないという一心で、子どもが成人するまでは離婚しないと決めている。しかしある日、同じ幼稚園に通うマウント大好きなママ友・小林さんに夫の不倫現場を目撃されてしまって…。....サレ妻同士結託したアサコと小林さん。いつか2人で力を合わせて、最低な夫たちに反撃してほしいですね!原作:mamagirlWEB編集部作画:タバタユミあわせて読みたい🌈いつの間にか“不倫相手”になっていた…妻の訪問で最悪の事実が発覚!ドロ沼バトルの結末とは…
2023年03月13日新婚早々に夫の不倫を知ってしまった30代の夏美さん(仮名)。夫は裏切りを認めたものの、発覚後も不倫をやめる気配がなかったため、夏美さんは徹底的に復讐することを誓ったそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、新婚夫に制裁を下した30代女性のエピソードをご紹介します。結婚前から関係が続く複数の不倫相手を特定不倫夫への復讐を決めた夏美さんは、騒ぎ立てることなく静かに証拠集めを開始したそう。LINEや車のナビの履歴から、不倫相手はひとりではなく複数いることや、それぞれの相手といつも同じホテルで会っていることがわかりました。「夫から“残業で遅くなる”と連絡があった日、私は計画を実行しました。不倫相手と会うであろうホテルの近くで張り込みをしたんです。すると案の定夫の車が駐車場に入ってきて女性と一緒に車を降り、ホテルに入っていく写真を撮影できました。その後も何日か張り込みをして、複数人との不倫現場の証拠を押さえることに成功したんです」夫に不倫の証拠を突きつけスピード離婚へ…夫が不倫を続けていると知った時点で夫への愛情は完全に冷めてしまったと話す夏美さん。不倫の制裁を下すにあたり、感情が邪魔をすることなく冷静に対処できたと振り返ります。「それからすぐに夫に不倫の証拠を突きつけて、言い逃れできない状況にしました。複数の証拠を出された夫は、離婚は免れないと覚悟を決めたようでしたね。そして、夫と不倫相手に慰謝料を請求し、並行して離婚の話し合いを進めました。結果的にスピード離婚となりましたが、夫と複数人の不倫相手から慰謝料をもらえたので、新生活をスタートさせるのは難しくありませんでした。さらに、そのお金を使って夢だったカフェを開店しようと今、準備を進めています。人づてに聞いた話では、元夫は慰謝料の支払いで財産を失っただけはでなく、不倫の事実が会社にも広まって左遷を命じられたそうです」まだ完全に新生活が安定したわけではないものの、夏美さんは不倫夫にきちんと制裁を下せたことで、新生活への不安を少しは減らすことができたと話します。不倫癖のある男性と結婚すると、早々に悲惨な目に遭う女性も少なくないでしょう。結婚前に夫となる男性の本性を見極めておくことも、安定した結婚生活を送るためには重要といえます。©zhudifeng/tuaindeed/gettyimages文・並木まき
2023年03月12日モテるハイスペック男性との結婚が決まり喜んでいたのも束の間、幸せの絶頂から悲劇的な展開を迎えた女性もいるようです。新婚早々、夫のひどい不倫に苦しんだという30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。モテモテの彼と結婚! しかし新婚早々に不倫疑惑が…30代の夏美さん(仮名)は、イケメンで仕事のできる彼と結婚。夫は独身時代はかなりのモテっぷりで派手に遊んでいたそうですが、夏美さんは「結婚を機に落ち着いた」と信じていたそうです。周囲からも祝福されて「ハイスペな男性と結婚できてうらやましい!」という声が絶えなかったとか。しかし、結婚式から数日後には暗雲が立ち込めたのです。「酔っぱらった夫がソファで寝落ちしていたので着替えさせようとすると…なんと夫の体にキスマークを発見してしまったのです。最初は“まさか”と思いましたが、ただのアザではなくどう見てもキスマークで。それで、悪いと思いつつも夫のスマホをチェックすると、LINEには複数の女性と関係を持っていることがわかるやりとりがありました。つまり、新婚早々に夫が不倫していたことが判明したのです」結婚式前夜にも不倫相手と会っていた夫新婚早々に夫の不倫を知ってしまった夏美さんは、大きなショックを受けます。そして、数日悩んだ末に「やっぱり夫に真実を問いただしてみよう」と決めたそう。「夫は最初こそ否定しましたが、私がキスマークを見つけたことや不倫相手とのLINEを見たことを伝えると、観念したようで不倫を認めました。さらにショックだったのは、“結婚式の前日にも不倫相手と会っていた”と夫から白状してきたこと。確かに結婚式の前夜は、何度夫に連絡をしてもLINEが既読になりませんでした。“独身最後の夜を男友だちと満喫しているのかな”と思っていたのに、まさか不倫相手と過ごしていたなんて…。信じていた相手に裏切られたことがかなりショックでした」夏美さんは夫の裏切りに深く傷ついたものの、離婚の道を選ばず、関係を修復しようと決意したそう。しかし、不倫発覚後も夫の不審な行動はおさまらず…。夏美さんは、“私が離婚を切り出さないのをいいことに、不倫を続けていると確信しました”と振り返ります。幸せの絶頂であるはずの新婚早々に、平然と不倫する夫がいるとは驚きですよね。しかも夏美さんの夫のように、結婚式の直前まで不倫相手と密会する人もいるのです。どんな理由があっても許される行為ではないでしょう。©Suwinai Sukanant/EyeEm/gettyimages©Witthaya Prasongsin/gettyimages文・並木まき
2023年03月12日美乃利さん(仮名・30歳)は友人の紹介で貴博さん(仮名)と出会い、順調に交際が進んで結婚。しかし結婚後、義父のしつこいLINEに悩まされるようになりますが、夫や義母に相談しても相手にされず孤立状態に…。また、時を同じくして夫の不倫が発覚。はたしてどんな結末を迎えたのでしょうか。不倫の証拠を突きつけると「夫のLINEから他に女性がいることを知った翌日。その夜も夫の帰りが遅かったので、ついに堪忍袋の緒が切れました。“あなた不倫しているでしょう?不倫相手とのLINEを見ちゃったの。その証拠もちゃんと写真に撮っているんだからね!”と夫に突きつけました。すると夫は、“わざわざそんなことしなくても…。君と結婚する前から彼女がいるよ”と、開き直った態度で真実を語り始めたんです」不倫相手との関係「夫には、私と出会う前から付き合っていた彼女がいたそうです。その彼女と結婚したかったようですが、女性の素行に問題があったそうで…。以前同じ職場に勤めていた際、上司と不倫をして退職に追いやられるなど、いろいろな男性問題を抱えていたそう。そんな事情を知った義父母は彼女との結婚に猛反対。そして、夫が彼女とのことで悩んでいたときに私と出会い、“一緒にいると気が紛れるから”と付き合うことにしたそうです。私のことを義父母に話すと大喜びで賛成。だから初めて義実家に挨拶に行ったとき、私は大歓迎されたんです」結婚はカモフラージュだった…「義父母に“結婚するなら美乃利さんにしなさい”と強く言われて、夫は私との結婚を決意。でも、夫曰く“結婚はカモフラージュのためだった”と。私と結婚して親を安心させ、彼女との交際は続けるつもりだったそうです。そして義父母には彼女のことを言っていないものの、“たぶん関係が続いていることは気づいている”と言います。私は夫と義両親に都合よく利用された怒りと悲しみで感情がぐちゃぐちゃになってしまい…。とにかく誰かに聞いてもらいたくて、翌日、実家の両親に一連の出来事を話しました。当然両親は激怒して、話し合う必要があると週末に義実家を訪れることになったんです」義父母の態度に父が激昂「義実家には義父母と両親、そして私と夫の6人が集まりました。私の父が“貴博君に女性がいることを前から知っていたんですか?”と義父母に詰め寄ると、“知っていましたよ”としれっと認めたんです。さらに、義父が私にしつこくLINEを送ってきた件に話しが及ぶと、“あんな薄着で歩いていたら仕方ない”と、義父は私が色目を使っていたかのような言い方をします。それを聞いて私の父が激昂し、“あんたたちとは話にならない!”と家を出て行ってしまったので、私と母も続いて義実家を出ました。その後、私は夫と暮らしていたマンションには戻らず実家で暮らすことに。そして弁護士を立てて、離婚に向けた話し合いを進め、1か月後には十分な慰謝料をもらえる手続きも済んで離婚が成立しました」“夫と義母に見捨てられた女性の告白”をご紹介しました。夫と義両親に利用されたと知って、美乃利さんは相当傷ついたでしょう。もし、次に結婚することがあるのなら美乃利さんを大切にしてくれる男性と幸せになってもらいたいものです。©yamasan/freeangle/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月08日結婚後は少なからず義実家との付き合いが必要になることもあるでしょう。美乃利さん(仮名・30歳)は結婚後に、義父母との関係に悩んでいた時期があったそう。さらに夫の裏切りにもあったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。結婚までは順調だったが…「今から4年ほど前に、友人の紹介で夫の貴博(仮名)と出会いました。私はおしゃべり好きで、結婚するなら話を聞いてくれる男性がいいと思っていたのですが、そんな私をよく知る友人が貴博を紹介してくれたんです。彼は無口で落ち着いた、私の話を聞いてくれる人。まさに私の理想どおりで、出会って間もなく交際がスタートしました。結婚の話になって彼のご両親に挨拶に行ったときも歓迎してもらえて、トントン拍子に結婚へと進んでいきました」義父から頻繁にLINEが来るように「理想の男性と結婚できたものの、夫と暮らすうちになんとなく虚しさも感じるようになってきたんです。相変わらず夫は話を聞いてくれますが、相槌を打つだけでリアクションが薄いというか、まるで私がひとりで喋っているみたいで。そして同じ頃、義父からしょっちゅうLINEが来るようになりました。結婚後もたまに夫婦で義実家に行っていたのですが、最初は“また遊びに来てね”のような軽めのメッセージだったのが、“早く美乃利さんに会いたいよ”と言ってくるようになって…。私が“なかなか貴博さんと都合が合わなくて”とやんわり返すと“美乃利さんだけでいいよ”なんていう冗談か本気かわからない返事が来て、どう返事をすればいいのか困っていたんです」夫に相談しても素っ気ない態度「後日、義実家に遊びに行ったときに泊まることになりました。夜、お風呂から上がって脱衣場で体を拭き終わり、服を着たタイミングで突然ドアがガチャッと開いたんです。“ごめんごめん、タオルを取りに来ただけだから”と言いながら義父が入ってきたのですが、明らかにタイミングを見計らって入ってきたようでした。その一件やLINEが頻繁に来ることを夫に相談しても、“そうなんだ”と薄い反応で私に関心がない様子。夫の素っ気ない態度に“本当に私のことを愛しているのかな”と疑問に思うほどでした。夫はらちが明かないので義母にそれとなく事情を伝えると、“仕方がない人ね~。私はそういうのに興味がないからうまくやってよ”と冷たく突き放されてしまって…」夫の裏切りが発覚「どちらもまともに取り合ってくれず、でも、義父からは“会いたい”といった内容のLINEが送られ続けてくるのでどうしていいかわからなくなってしまって。そんな頃、夫の帰りが遅くなることも増えました。私がこんなに追い詰められているのに“自分は好き勝手にして!”とだんだん腹がたってきて。まさか女性と会っているんじゃ…と思い、夫が寝ている間に勝手にスマホを開いてLINEを覗いてみたら、本当に女性とのやり取りが出てきたんです。しょっちゅう会っているようでしたが内容に初々しさが感じられず、長年付き合っているカップルのような感じがしました。それでLINEの履歴を遡ってみると、思ったとおり何年も前から関係が続いているようです。夫の不倫まで発覚して気が動転してしまいましたが、正気を取り戻すうちにまた怒りがこみ上げてきました」“夫と義母に見捨てられた女性の告白”をご紹介しました。頼れる人が周りにおらず、辛い思いをしたことでしょう。しかも、味方になってくれるはずの夫の裏切り行為まで発覚してしまうとは…。美乃利さんが味わった絶望感を想像すると言葉が出ません。©siro46/プラナ/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月08日翔子さん(仮名・34歳)は、夫の単身赴任先のマンションを訪れた際に妙な違和感を覚えます。夫の不倫を疑った翔子さんは、予告なしに夫のマンションを再訪。証拠を見つけるには至らなかったものの、夫の動揺した様子から不倫を確信することに。それ以降の夫婦関係がどうなっていったのか、詳しく伺いました。衝撃の事実が発覚「夫の単身赴任先から東京に戻ってからもモヤモヤしっぱなしで、考えるほど夫の行動すべてが怪しく思えてきました。ちゃんと仕事をしているのかさえ疑うようになり、私は思いきって会社に電話をしてみたんです。社員の方が出て、夫につないでもらうようお願いすると、なぜか上司の方が出てこられました。そして、“先月退社しました”と衝撃の一言が…。まさかの事実に気が動転して、その場で倒れそうになりました」マンションの鍵が替えられていて…「居てもたってもいられず、私はすぐに夫のもとへ飛んでいきました。夫のマンションに着いて鍵を開けようとしたところ、鍵が替えられていることに気付いたんです。すぐに夫に電話して、“部屋の前にいるんだけど、なんで鍵を替えたの?”と聞きました。すると夫は、おどおどしながら“マンションの防犯目的で替えられたんだ。すぐにそっちに行くから待ってて”と言って電話を切ったんです」部屋は段ボール箱で溢れかえり…「1時間後に夫が帰ってきて部屋の中に入ったのですが、そこで驚きの光景を目にしました。以前にも増して、部屋の中が段ボール箱で溢れかえっていたんです。私がなぜ仕事を辞めたのか、この段ボールの山は何なのかと尋ねると、夫は観念したように真実を話し始めました」夫が真実を告白「半年くらい前、夫は単身赴任先の土地で、若い女性と出会ったそう。飲食店で意気投合し、不倫関係に。しばらくして、女性が“リサイクル品販売の会社を一緒にやろう”と持ちかけてきたそうです。女性は経験があるらしく、具体的な計画を立てていました。夫も必要な資格を取って会社を退職し、着々と準備を進めていたそう。ところが、だんだんと女性との関係が怪しくなってきて…。“妻に不倫を疑われている”と女性に伝えると、突然連絡が取れなくなってしまったみたいなんです。ですが、すでに会社を辞め、中古品も仕入れてしまっている夫としては、計画を断念するわけにはいきません。それで、ひとりで会社を始める準備を進めていたのだといいます。段ボールの山は、リサイクル商品だったのです。さらに夫は不倫相手の女性に未練があると言うので、“私が何を言っても意味がない”“関係を修復するのは無理だ”と思いましたね。私は東京に戻ってすぐに離婚の手続きを進めました。夫は今もひとりでリサイクルショップの経営を頑張っていると思います」“単身赴任中の夫に不倫された女性”の告白をご紹介しました。夫はかなり無謀なことをしましたね。不倫に走った時点で、家庭の崩壊は免れなかったでしょう。不倫に気付くのがもっと遅ければ、周囲への被害も大きくなっていたかもしれません。早めに気付いたことは、不幸中の幸いと言えるのかもしれませんね。©Naoyuki Yamamoto/Favor_of_God/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月01日転勤のある会社に勤務すると、家族と離れて単身赴任することになる人もいるでしょう。翔子さん(仮名・34歳)の元夫も単身赴任をしていたそうですが、とある出来事から不倫を疑うようになります。いったい何があったのか、当時の詳しい事情を聞きました。単身赴任の夫のもとへ「3年ほど前の話です。大手企業に勤める夫の史幸(仮名)は関西に単身赴任中で、私と小学1年生の子どもは東京の実家で暮らしていました。義両親とはマメに連絡を取り合うほど良好な関係で、生活には何も問題ありませんでした。夫は月に一度くらいの頻度で東京に戻ってきていたのですが、仕事が忙しくて帰って来られない時期もあったんです。そこで、観光がてら子どもを連れて、夫が暮らすマンションを訪ねることにしました」電気代の請求書に抱いた違和感「夫が会社に行っていて留守の間に着いたのですが、マンションの合鍵は持っていたので部屋で待つことにしました。どうせ掃除もしていないだろうから、帰ってくるまで片付けをしてあげるつもりだったんです。ところが部屋に入ると、男性のひとり暮らしとは思えないほどキレイに片付いていて、不自然な感じすらしました。テーブルの上に置いてあった電気料金の請求書を見てみると、なんと1万円近くも使っていたんです。平日の昼間は留守にしているのに、ひとり暮らしにしてはずいぶん高いなと思いましたね」突然マンションを訪ねてみると…「夜、夫が帰ってきてから食事に出かけ、翌日は3人で観光をして東京に戻りました。久しぶりの家族の時間を過ごせて楽しかったのですが、部屋の片付き具合や電気代に引っかかるものがあって…。もしかして女性がいるんじゃないかという疑念が拭い切れず、今度は予告なしで夫のマンションを訪ねてみることにしたんです。翌週の土曜日、子どもを両親に預けて私はひとりで夫の単身赴任先へ。お昼ごろマンションに到着して、夫が女性と一緒にいたらどうしよう…とドキドキしながら鍵を開けて中に入りました。でも、部屋に入ると夫は留守で、先週よりも部屋が散らかっていました」休日出勤と夫は言うものの「家具を買ったようで、部屋にはたくさんの段ボール箱が。姿見の前にドライヤーが出しっぱなしになっていたのですが、夫はドライヤーなんて使いません。流しにはひとり暮らしとは思えない量の食器が洗って置いてあって、明らかに夫のほかに誰かいた形跡がありました。すぐに夫に電話して“用事があってマンションに来ている”と言うと、“休日出勤なんだ。でも、もうすぐ終わるから帰るよ”と少し慌てたように言いました。そして、30分後に帰宅した夫を見てびっくり。仕事のときはいつもスーツのはずなのに、普段着だったんです。“仕事じゃなかったの?”と聞くと“外で打ち合わせだったんだ”と言うのですが、受け答えから明らかに動揺しているのがわかりました。それで、私は夫の不倫を確信したんです」“単身赴任中の夫に不倫を疑った女性の告白”をご紹介しました。単身赴任で監視の目が届かないのをいいことに、夫は不貞行為を働いていたよう。しかし、距離が離れていてもやはり夫婦。小さな違和感から不倫が発覚するのでしょうね。©Yusuke Ide/Tran Van Quyet/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月01日夫が出張だと嘘をつき、通販サイトでお土産を用意してまで自分を騙していたと知った智美さん(仮名)。離婚を決意し、ついに夫への制裁へと動き出します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫三昧の夫に30代妻が下した制裁エピソードをご紹介します。出張と偽り出かけた夫を尾行制裁を決意した智美さんは、「出張」と言って出かけた夫を尾行して不倫の証拠を掴むことにしました。「パソコンを見たあと、隙を見計らって夫のスマホもこまめにチェックしました。どうやら彼らは毎回同じホテルで密会しているようで、その場に乗り込めば自力で不倫の証拠をつかめると考え、尾行をすることにしたんです。決行当日は、夫が出かけてから先回りをしてホテルに向かい、ホテルの入り口付近で待機。しばらくすると、予想どおり夫と不倫相手が手をつなぎながらホテルに向かってきたので、そこに私が乗り込んで夫を問い詰めました」智美さんはその場でお土産の購入履歴のコピーも見せたそう。最初は言い訳をしていた夫も、すでにお取り寄せサイトのメールやLINEの履歴も証拠として押さえていることを知ると、渋々不倫の事実を認めたそうです。離婚によって夫はどん底に「その後の展開は早くて、私は荷物をまとめて実家で生活を始めることに。並行して夫との離婚協議を進め、最終的に相場の慰謝料をもらうことで合意をしました。弁護士を入れることなく穏便に協議離婚が成立したのはよかったです。証拠をきちんと揃えてから離婚を切り出したことで、コストをかけずに夫を納得させることができたので計画通り。最初のうちは“離婚したくない。もう二度と不倫なんてしないから”と夫は泣きついてきましたが、私が一度の不倫でも許せない性格だと理解してからは、結婚生活を継続できないと察したようです。慰謝料を払ったことで金銭的に困窮した夫は、すぐに不倫相手からも捨てられたそうです。本人からLINEで“自業自得だけれど不倫のせいで全てを失って、今は後悔しかありません。彼女にも振られました”と連絡がきました。私は元夫とは縁を切りましたが、彼がきちんと反省して次の幸せを掴めるくらいに更生してくれればいいなと思います」離婚をすると決めてからは、冷静な行動が功を奏するケースが目立ちます。感情的にならずに離婚後の生活の安定を最優先に考えた行動は、早期解決へとつながるようです。智美さんのように協議離婚で慰謝料を受け取ることができれば、離婚に向けたコストの負担も少なく、新生活をスタートさせやすくなるのでしょう。©RUNSTUDIO/mapo/gettyimages文・並木まき
2023年02月22日出張だと妻に嘘をつき、不倫相手との逢瀬を繰り返す男性もいるようです。そんな夫の嘘に気づいて不倫を突き止めた30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夫のパソコンを偶然見たことで嘘が判明智美さん(仮名)が2週間に1回のペースで出張に出かける夫に違和感を覚えたのは、結婚4年目のこと。「夫は出張に出かける際は必ずスーツケースを持ち、毎回お土産も買ってきてくれていたので、本当に出張に行っているんだと思っていました。出張が増え始めたのは結婚3年目のころで、夫が転職して2年目でした。仕事で色々と忙しくなってくる時期だろうとも思って、土日に出張が重なっても“そんなものなのかな”っていう気もしていました。けれど、あるとき開きっぱなしになっていた夫のパソコンを興味本位で覗いたら、全て嘘だったことが判明したんです」夫から「出張先で買ってきた」と言って渡されていたお土産の数々は、実は通販で取り寄せたものだったそう。ちょうど夫は次の“嘘出張”の準備をしていたようで、パソコン画面には通販サイトの購入確認メールが表示されていたといいます。「思わず目を疑いましたよ。今までの出張もほとんど嘘だったんだろうなと察しました。いつも買ってくるお土産が“なま物”ではなく、日持ちがするものばかりだったことも納得でしたね」夫の不倫を知るも離婚をするか悩む日々夫の不倫に気づいてから、智美さんは離婚をするかどうか数週間にわたって悩み続けたそうです。「私は不倫をする男性とは絶対に一緒に居たくないので、不倫を察した時点で夫を許すつもりは一切ありませんでした。仮に夫が不倫相手と別れて私に謝ってきたとしても、私の性格的に一度でも自分を裏切った相手と結婚生活を続けるのは無理だとわかっていたので。ただ…いざ離婚となると住まいや生活のことが不安で、離婚はしたいけれどどうしようかと考えあぐねました」友人や親に相談をすると、実母が「いざとなったら一時的にでも実家に戻ってくればいいんじゃない?」と言ってくれたことで、智美さんの心はずいぶん軽くなったそう。そして、実母の言葉に背中を押されて離婚を決意したそうです。「別れてもなんとかなりそうとわかってから、私の行動は早かったです。夫の不倫にまつわる証拠を集めて慰謝料をきっちりもらって別れようと決めました」信じていた配偶者の裏切りを知ったとき、動揺のあまり冷静な判断ができなくなる人も少なくありません。智美さんのように「一度の不倫でも絶対に許せない」と考える人ほど、途方に暮れるのではないでしょうか。しかし周囲の理解があれば、離婚・制裁に向けて動きやすくなるのでしょう。©fizkes/Farknot_Architect/gettyimages文・並木まき
2023年02月22日アサコは夫に3度不倫されている、いわゆる“サレ妻”である。幾度なる裏切りに嫌気がさしているが、息子に不自由はさせたくないという一心で、子どもが成人するまでは離婚しないと決めている。しかしある日、同じ幼稚園に通うマウント大好きなママ友・小林さんに夫の不倫現場を目撃されてしまって…。.....小林さんの旦那さんが不倫!?この後、小林さん一家は衝撃の展開へ!!原作:mamagirlWEB編集部作画:タバタユミあわせて読みたい🌈【後編】「サレ妻さんのおでましよ~(笑)」夫の不倫現場をママ友が目撃!バカにされ続けた結果、衝撃の展開が…
2023年02月16日長い間夫婦でいるとお互いの存在が当たり前になり、相手に愛を語ることも少なくなりますね。そんな時、夫が自分ではなく不倫相手に愛を語っていたと知れば、妻が怒るのも無理はありません。今回は“不倫相手に愛を語る夫の「裏切りの誤爆LINE」”をご紹介します。妻とは別れない「うちの夫はお金にだらしがないんです。月末になると『もうお金がない』と言うので、私のお給料を渡すこともざらにあります。その日も、いつも通り休日出勤する夫にお弁当を作って持たせました。すると『妻とは別れない』と夫からLINEが入って…内容から誤送信だと気づいたのですが、何よりその気持ちが嬉しくて。すぐに『私も同じ気持ちだよ』と返信すると夫は慌てた様子…。帰宅した夫に詰め寄りLINEを見ると『妻は君の家賃も出してくれるし、二人で食べるお弁当まで作ってくれるし、手放せない存在だよ』という裏切りの言葉があったのです。私は都合のいいように使われていたと気づき、たっぷり慰謝料をもらって夫と離婚することにしました」(千枝・仮名/36歳)結婚生活においてお金は切っても切れないものですね。夫が「金欠」だと言うので、妻としてそれを支えたにも関わらず、そのお金を不倫相手に使っていたなんてもってのほかです。完全に信頼を失ったのだから、夫が離婚を突きつけられても仕方ありません。今、本当に幸せ?「最近夫がスマホばかり見ているので、秘かに浮気を疑っていました。ある日、隣にいる夫から『今、本当に幸せ? 』と突然LINEがきたのです。そばにいても口に出して言えないのかなと思い『もちろん幸せだよ』と返信すると夫は顔面蒼白に…。私が問い詰めると、なんとSNSをきっかけに元カノと繋がっていたことが判明して。元カノが結婚間近と知った夫は『妻と別れて君と一緒になりたい』『彼氏より俺の方が君を幸せにできるよ』とLINEで愛を語っていたのです。もちろん夫が一人で盛り上がって送ったメッセージだったものの、私はその裏切りが許せなくて離婚を決意。最終的に夫は私と元カノ両方に捨てられる形になりました」(春菜・仮名/33歳)夫は偶然元カノに再会し、相手にその気がないのに気持ちがヒートアップしてしまったのでしょう。今回のように妻にも愛想を尽かされ、結果として夫が一人取り残されることになっても自業自得だと言えますね。今から君のところへ飛んでいくよ!「夫は夜遅くまで仕事をしています。その日誕生日だった私は、二人でお祝いしようとケーキを用意して夫の帰りを待っていました。しばらくすると『今から君のところへ飛んでいくよ! 』と夫からLINEが入ったので、嬉しくて『早く帰って来てね』と返信したんです。でも、続けて夫から『今日も残業だから、夕飯はいらないよ』と意味不明のメッセージが…。そこで、夫は『すぐに行くよ』と不倫相手にLINEするつもりが私に誤送信して、それに気づかず『仕事で遅くなる』と嘘をついたのだと勘づいて。私を裏切って、彼女のところへ行った夫を到底許すこともできず…。一瞬でも勘違いした私がばかだった…こんな夫とはさっさと別れようと思いました」(美帆子・仮名/34歳)妻と不倫相手に別々なことを言ってうまく浮気している夫は多いのではないでしょうか。ですので、誤爆LINEをすると辻褄が合わなくなり、すぐに不倫がバレてしまいます。ちぐはぐな内容のメッセージがきたら、夫を疑ってみてもいいかもしれません。以上“不倫相手に愛を語る夫の「裏切りの誤爆LINE」”をご紹介しました。一度は夫の言葉に喜んだものの、実は本心が違ったとなると妻として腹が立って当然ですね。その結果「もう夫とは一緒にいられない」と思っても、一時の感情に流されることなく人生の選択は慎重にしましょう。©bojanstory/Getty Images©Koldunov/Getty Images©Sergey Mironov/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月15日仁美さん(仮名・32歳)は、結婚5年目のある出来事をきっかけに、夫の不倫を疑うように。そして、夫のスマホをこっそり探ったところ、不倫相手とのLINEを見つけます。仁美さんがその後、いったいどんな行動を取ったのか。結末までを伺いました。不倫発覚の翌朝「夫のLINEを覗いて不倫の事実を突き止めた翌朝。日曜なので、夫はいつもより遅く起きてきました。話しかけられても素っ気ないそぶりを見せる私の様子に、おかしいと気づいたようです。“どうしたの?”“怒ってるの?”としつこく聞いてきたので、“見たよ”とスマホを指でさしました。“男の名前で登録してるでしょう?”と言うと、意味を理解したようでした。最初のうちはとぼけていましたが、“全部写真に撮って残してあるから”と言うと観念し、自白を始めました」夫の告白「不倫相手の女性は、前の職場の後輩だそう。関係を持ったのはやはり2年前。中途入社してきた彼女の教育担当として夫が面倒を見るうちに仲良くなり、熱烈なアプローチを受けるようになったそうです。美人で人あたりも良い彼女は職場でも人気があり、夫も迫られて悪い気はしなかったそう。二人で食事に出かけたとき、勢いで関係を持ってしまったとのことでした。最初は一度だけの関係で終わらせるつもりだったようですが、気づけば彼女にどっぷり…。夫が今の会社に転職してからも不倫関係は続き、私の留守中に家に呼ぶこともあったそうです」目の前で不倫相手に電話を「私は夫に対し、目の前で不倫相手に電話をして、“もう二度と会わない”と伝えるように言いました。スピーカーホンにして電話をかけると、すぐに“どうしたの?”と女性の声が。しどろもどろな夫の様子に異変を察したのか、しばらく無言が続きます。何か文句を言ってこようものなら、私は出ていくつもりでいました。ですが、もう会えないと夫が伝えると、女性は“わかった”とすんなり受け入れたんです。私としては離婚は避けたかったので、少しずつ夫婦関係を修復していければ…と、そのときは思っていました」妊娠3か月と告げられ…「その2週間後。帰宅すると、夫から“話がある”と言われました。深刻な顔をしていたので何事かと思って話を聞くと、相手の女性から連絡があり、“妊娠した”と告げられたと…。妊娠3か月になるらしく、“一人でも産んで育てたい。でも、認知はしてほしい”と言われたそう。夫にどうするつもりか聞くと、しばらく黙った後に“認知しようと思う”と返事をされました。その言葉を聞いて、夫は女性に気持ちがあるのだとわかりました。それが将来、夫婦間のわだかまりとなるのは目に見えています。さすがに私も、夫婦関係を続けるのは無理だと判断しました。その後は弁護士を立てて、離婚に向けた話を進めることに。最終的に、夫と不倫相手から高額の慰謝料を受け取ることで離婚が成立しました」“結婚5年目に夫の不倫が発覚した女性の告白”をご紹介しました。慰謝料を受け取っても、心の傷はなかなか癒えないはず。ですが、この辛い経験を糧にして幸せをつかんでほしいものです。©PeopleImages/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月15日信頼していた相手に裏切られるのはとてもショックなこと。不倫も重大な裏切り行為といえるでしょう。しかも結婚から数年後に不倫に気づくと、受ける衝撃はかなりのものになるはず。仁美さん(仮名・32歳)は結婚5年目に夫の不倫が発覚し、大変な思いをしたそう。当時の状況を詳しくお聞きしました。在宅勤務の多い夫「25歳のときに4歳上の義人(仮名)と結婚しました。私は中堅メーカーの営業職をしていて、月に1~2回ほど出張で全国を飛び回っています。一方、夫はSEをしていて出勤と在宅が週に半々くらい。家にいることが多かったので、掃除や食事の支度などをやってくれることも多く、すごく助かっていました。結婚して4年が経ったころ、私は長かった髪をバッサリ切ってショートヘアに。朝の準備がかなり楽になって喜んでいたのですが、まさかそれが夫の不倫発覚へつながっていくとは想像もしませんでした」ベッドに落ちていた髪の毛「出張から帰った日の夜、寝室に行くとベッドに長い髪の毛が落ちているのを見つけたんです。前に私が落としたものかな…とも思いましたが、髪の色が私のものよりも明るかったので、“おかしいな”と思って。モヤモヤしながらも夫に聞けずにいましたが、次の出張から帰った後も長い髪の毛が落ちていたんです。私が家を空けているときを見計らって、堂々と自宅で不倫しているのだと確信しました。もしかして、普段の平日にも女性を連れ込んでいるんじゃないかと思って、平日の昼間に帰宅してみたんです。本当に誰かいたらどうしよう…とドキドキしながら玄関を開けましたが、女性の気配はなく、夫も慌てる様子はありません。だからといって安心することもできず、私のモヤモヤは晴れないままでした」LINEにハートの絵文字が「週末、夫と一緒にテレビを見ていると、途中で夫がスマホを開きっぱなしのままトイレに行ったんです。チャンスと思ってLINEを開いてみたのですが、一覧を見ても女性らしき名前は出てきません。それからは、夫がスマホを触っているところを注意深く見るようになりました。あるとき、夫の背後に立つとLINEのやりとりがチラッと見えて、赤いハートマークらしきものが視界に入ったんです。夫はそんな絵文字を使うようなタイプでもないし、送られてきたものだとしたら相手は女性のはず。証拠を突き止めるために行動に出ることにしました」不倫相手のメッセージを発見「土曜日の夜、“週末だし一緒に飲もうよ”と夫を誘って飲んだのですが、夫はお酒が弱くてすぐに眠くなってしまうタイプ。しかも、寝始めると眠りが深いのでちょっとやそっとじゃ起きません。私は夫が寝ている隙を狙って、スマホを探ることにしました。夫の指をそっとつかんでスマホに当てて、ロックを解除。LINEをじっくり確認したところ、予感は的中しました。一覧の一番上にある男性とのやり取りを開くと、どう見ても相手は女性。つまり、男性の偽名を使って登録していたんです。履歴を遡ると、関係は2年くらい前から続いているようでした。こうして私は夫の不倫を突き止めることができたんです」“結婚5年目に夫の不倫が発覚した女性の告白”をご紹介しました。結婚生活が5年も経てば、夫婦関係が安定して絆も深まってくるでしょう。そこで夫の大きな裏切りを知った妻のショックは計り知れません。夫の犯した罪はとてつもなく重いものです。©fizkes/recep-bg/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月15日新婚生活がスタートしてすぐ、「夫が独身時代に人妻と不倫し、その女性を裏切って自分と結婚した」と知ったみどりさん(仮名)。悩んだ末に元不倫相手の女性と連携し、夫に制裁を下すことを決めます。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、みどりさんの壮絶な新婚エピソードをご紹介します。事情を知るほど夫への怒りが湧いて…「改めて私は元不倫相手の女性に連絡をとり、直接会って当時の状況を詳しく教えてもらいました。そして、夫が私と彼女に平気で嘘をつき、自分だけいい思いをしようとしていたことが明白になって…。夫が私と付き合っていたことも彼女はまったく気づかず、夫は二股期間中も『将来のために』と言って彼女にお金をせびっていたようです。裏で卑劣なことをしながら私と結婚した夫を、心の底から許せなくなりました。そして、離婚だけじゃなくて“絶対に制裁を下してやる!”という気持ちもどんどん大きくなりました」すでにこの時点で、夫への愛情は完全に消えていたというみどりさんは、相手の女性に「二人で協力して夫に制裁を下そう」と提案。相手の女性も「私に黙って別の女性と結婚するような男にはもう愛情も未練もない。全額は難しくても、彼に今まで使ったお金を返してもらいたい」と、提案に乗ってきたそうです。元不倫相手と結託して夫に制裁を「離婚すると決めた以上は早く動いたほうがいいと思ったので、夫に内緒で彼女を自宅に呼び、3人で話し合いをする場を設けました。夫はまさか私が彼女と結託しているなんて思わなかったようで、さすがに観念した様子でしたね。私と結婚すれば彼女から逃げられると思ったそうですが、彼女も本気だったからこそ離婚話を進めていたし、経済的にも援助をしていたわけですから、そんなに簡単な話じゃありません。その場で私たちに謝罪をさせて、彼女に使わせたお金のうち、私と交際後に受け取っていた分を必ず返済すると約束をさせました。そして私も、離婚するにあたって慰謝料として当面の生活費を支払ってほしいと申し入れ、30万円を受け取ることで合意しました」渋々ながらも夫は合意した30万円を一括でみどりさんに支払い、そのお金を元手にみどりさんは転居して離婚も成立させたとのこと。その後しばらくして、相手の女性の方も離婚が成立したそうです。「相手の女性からは、“離婚はしたけれどもう彼とヨリは戻さない”と聞いています。夫からの返済はまだ終わっていないようですが、毎月少しずつは返してもらっているそうです。当時の夫はうまくやったつもりだったのかもしれませんが、人を裏切って自分だけ幸せになろうなんて調子のいい話ですよね。スピード婚からのスピード離婚となってしまったのはすごく残念ですが、もし今後再婚を考える人が現れたら、相手の過去をちゃんと把握した上で信頼できる人と結婚したいと思います」相手のことをよく知らないうちに結婚を決めてしまうのは、大きなリスクが伴うもの。恋愛が始まったばかりの時期ほど気持ちが盛り上がり、冷静な判断に欠けてしまうため、スピード婚の場合は特に注意が必要かもしれません。どんなに好きな相手でも、盲目的に信用してしまわないよう気を付けたいものですね。©Graphs/PIXTA©︎Rattankun Thongbun/gettyimages文・並木まき
2023年02月08日パートナーの「過去の恋愛遍歴」を詳しく知らないまま結婚するという方も意外と多いのではないでしょうか。今回は、結婚後に「夫が過去に不倫していた」ことを知り、新婚生活が崩壊してしまった30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。交際半年でゴールイン! 理想の夫と出会えたと思ったのに…みどりさん(仮名)は、30歳のときに交際半年で2歳年上の夫とゴールイン。出会いはマッチングアプリだったものの、初めてのデートで運命を感じ、交際から結婚まで順調に進んだそうです。「夫から、私と出会う前に“年上の女性と長いこと付き合っていた”と聞いてはいたんです。私たちはアプリで出会ったので、当然共通の知人もいませんし、夫の話を信じるしかありません。だから、結婚前にお互いの身の上話をしたときに夫から聞いたことが私が知ることのできるすべてだったんです。相手がどんな人で、どういった交際をしてきたのかまでは深く話してくれなかったので内心気にはなりましたが、言いたくない事情があるのかなと思って触れずにいたんです。だから、まさか夫が独身時代に不倫をしていたとは思いもしなかったんですよね」突然、見知らぬ女性が訪ねてきて新婚生活がスタートして2か月ほどが経ったある日。みどりさんが1人で家にいるときに見知らぬ女性が訪ねてきて、いきなりみどりさんを罵ってきたのだそう。その女性は、夫がずっと不倫をしていた年上の人妻で「私から彼を奪っておいて、許されると思わないで!」などとみどりさんを責め立てたそうです。「彼女の話によると、夫は結婚することを言わないままフェードアウトしてしまったようでした。私と夫が結婚前に付き合っていたのは半年くらい。同棲していたわけでもないので、私と会っていない間、夫がどんなふうに過ごしているのかは知りませんでした。彼女に“彼にどれだけお金を費やしてきたと思っているの!”“今まで彼に渡したお金を全額返して!”とか、“こっちは彼と結婚するつもりで離婚に向けて動き出していたのに騙された”など、矢継ぎ早にまくし立てられて…。あまりに突然のことで呆然としましたが、どうやら彼女の話は嘘ではなさそうなので、これはただごとじゃないと。それでその夜、帰宅した夫をさっそく問い詰めることにしたんです」夫を問い詰めると過去の不倫を認め…帰宅した夫をみどりさんが問い詰めると、あっさりと年上の人妻との不倫を認めたそうです。おまけに不倫相手から洋服や趣味の道具を買ってもらったり、ときには生活費までもらっていて、合計すると数百万円にも上るとのこと。さらに相手は夫と結婚するために離婚を進めていたのも事実と認めたそうです。「私はもう、驚くやら呆れるやら…。女性からすれば、夫に騙されたようなもの。彼女がすでに離婚に向けて動いている以上、すんなり解決する話ではないと覚悟を決めました。なによりも、そういう大事なことを私に隠して結婚した夫に不信感が募りました」交際からすぐにプロポーズをされ、驚くほど順調に結婚へと進んだのは、夫が不倫相手と結婚したくなかったからではないか…と、みどりさんは感じたそう。そして、運命の出会いと浮かれてしまったことを後悔し、「こんな男性とこの先ずっと一緒にいても幸せになれない」と離婚を決意したそうです。出会いのきっかけはどうであれ、相手の素性や過去を知らないままに結婚を決めてしまうと、結婚後に衝撃的な出来事に巻き込まれてしまうリスクもあります。過去の恋愛は相手のプライバシーに関わることではありますが、安心して結婚生活を送るためには、相手のこれまでの恋愛事情をある程度は知っておく必要もあるでしょう。特にスピード婚の場合は相手のことを知る時間が少ないため、少しでも“違和感”があれば、見て見ぬふりをしないことが大切です。©Ushico/プラナ/PIXTA文・並木まき
2023年02月08日美玖さん(仮名・32歳)の夫はアウトドア好きで、結婚後に念願叶ってキャンピングカーを購入。夫はキャンピングカーに入り浸り、週末も一人でキャンプに出かけるようになったそうです。ある日、美玖さんは車内で夫の不倫の痕跡を発見し、夫への制裁を決意します。いったいどんな展開を迎えたのか、詳しく伺いました。男女が乗り込んでいくのを目撃「夫の不倫を確信してもすぐに問い詰める勇気がなくて、一人でモヤモヤしていました。そしてまた週末がきて、夫はキャンプへ。その日は私も友人と会う予定になっていたので、夫に続いて私も家を出たんです。駅近くまで来たとき、夫のキャンピングカーが停まっているのが見えたのですが、そこに男性一人と女性二人が車に乗り込んでいって…。そこで夫はソロキャンプではなく、男女のグループでキャンプに行っていたのだと理解しました」キャンプに出かけた夫を尾行「不倫ではなかったとしても、私に隠している時点で裏切り行為です。意を決して夫を尾行することにしました。近場でキャンピングカーが乗り入れできるオートキャンプ場は限られています。途中で見失ってしまったとしても、だいたいの見当はつくだろうと踏んで、現場に着いたら何食わぬ顔で声をかけてやろうと思ったんです。土曜日になり、夫はいつも通りキャンプへ出かけたので、私は自分の車で夫を尾行しました。そして夫は、先週と同じように駅の近くでキャンピングカーを停車。きっとまた、知らない男女が乗り込んでくるんだろうと思っていたのですが…」サービスエリアで我慢できず…「少し離れたところで様子を窺っていると、今回は、一人の女性だけがキャンピングカーに乗り込んでいきます。女性は小柄で、鏡に残された手形の大きさとも一致しそうだと感じました。この女性が本命なんだと確信して怒り心頭になったものの、なんとか堪えて走り出したキャンピングカーを追うことに。高速に乗ってから何度か離されもしましたが、すぐに追いついて後方につけました。途中、サービスエリアに寄ったときに我慢できなくなって、キャンピングカーから出てきた二人の前に出ていったんです」夫婦関係が崩壊「夫は私を見てひどくうろたえ、しどろもどろに。私は隣にいた女性に、すぐにここを立ち去るように言い、女性は状況を察して黙ったままその場を去って行きました。その後、キャンピングカーの中で夫と話すことに。先週、この車に男女が乗り込んでいくのを見たと言うと、素直に認めました。でも、ただの友だち同士でのキャンプと言い張り、不倫は認めません。明らかに嘘をついている夫のことを、もう信用することはできませんでした。もう終わりだなと思って、そこから一気に離婚話へと進みました。決定的な不倫の証拠をつかめなかったので慰謝料は発生しませんでしたが、キャンピングカーは夫婦の共有財産。きっちり分配してもらうために売却しました。車を手放したとき、一番悔しそうな顔をしていたのが印象的でした」“キャンピングカーで夫に不倫をされていた女性の告白”をご紹介しました。キャンピングカーを購入したがために、不倫しやすい状況を作ってしまったのでしょうか。本当なら、妻は夫の趣味にあまり口出しはしたくなかったはず。楽しいはずの趣味の時間を密会に利用したがために、家庭を壊してしまったのでした。©xijian/Kilito Chan/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月05日