パートナーの「過去の恋愛遍歴」を詳しく知らないまま結婚するという方も意外と多いのではないでしょうか。今回は、結婚後に「夫が過去に不倫していた」ことを知り、新婚生活が崩壊してしまった30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。交際半年でゴールイン! 理想の夫と出会えたと思ったのに…みどりさん(仮名)は、30歳のときに交際半年で2歳年上の夫とゴールイン。出会いはマッチングアプリだったものの、初めてのデートで運命を感じ、交際から結婚まで順調に進んだそうです。「夫から、私と出会う前に“年上の女性と長いこと付き合っていた”と聞いてはいたんです。私たちはアプリで出会ったので、当然共通の知人もいませんし、夫の話を信じるしかありません。だから、結婚前にお互いの身の上話をしたときに夫から聞いたことが私が知ることのできるすべてだったんです。相手がどんな人で、どういった交際をしてきたのかまでは深く話してくれなかったので内心気にはなりましたが、言いたくない事情があるのかなと思って触れずにいたんです。だから、まさか夫が独身時代に不倫をしていたとは思いもしなかったんですよね」突然、見知らぬ女性が訪ねてきて新婚生活がスタートして2か月ほどが経ったある日。みどりさんが1人で家にいるときに見知らぬ女性が訪ねてきて、いきなりみどりさんを罵ってきたのだそう。その女性は、夫がずっと不倫をしていた年上の人妻で「私から彼を奪っておいて、許されると思わないで!」などとみどりさんを責め立てたそうです。「彼女の話によると、夫は結婚することを言わないままフェードアウトしてしまったようでした。私と夫が結婚前に付き合っていたのは半年くらい。同棲していたわけでもないので、私と会っていない間、夫がどんなふうに過ごしているのかは知りませんでした。彼女に“彼にどれだけお金を費やしてきたと思っているの!”“今まで彼に渡したお金を全額返して!”とか、“こっちは彼と結婚するつもりで離婚に向けて動き出していたのに騙された”など、矢継ぎ早にまくし立てられて…。あまりに突然のことで呆然としましたが、どうやら彼女の話は嘘ではなさそうなので、これはただごとじゃないと。それでその夜、帰宅した夫をさっそく問い詰めることにしたんです」夫を問い詰めると過去の不倫を認め…帰宅した夫をみどりさんが問い詰めると、あっさりと年上の人妻との不倫を認めたそうです。おまけに不倫相手から洋服や趣味の道具を買ってもらったり、ときには生活費までもらっていて、合計すると数百万円にも上るとのこと。さらに相手は夫と結婚するために離婚を進めていたのも事実と認めたそうです。「私はもう、驚くやら呆れるやら…。女性からすれば、夫に騙されたようなもの。彼女がすでに離婚に向けて動いている以上、すんなり解決する話ではないと覚悟を決めました。なによりも、そういう大事なことを私に隠して結婚した夫に不信感が募りました」交際からすぐにプロポーズをされ、驚くほど順調に結婚へと進んだのは、夫が不倫相手と結婚したくなかったからではないか…と、みどりさんは感じたそう。そして、運命の出会いと浮かれてしまったことを後悔し、「こんな男性とこの先ずっと一緒にいても幸せになれない」と離婚を決意したそうです。出会いのきっかけはどうであれ、相手の素性や過去を知らないままに結婚を決めてしまうと、結婚後に衝撃的な出来事に巻き込まれてしまうリスクもあります。過去の恋愛は相手のプライバシーに関わることではありますが、安心して結婚生活を送るためには、相手のこれまでの恋愛事情をある程度は知っておく必要もあるでしょう。特にスピード婚の場合は相手のことを知る時間が少ないため、少しでも“違和感”があれば、見て見ぬふりをしないことが大切です。©Ushico/プラナ/PIXTA文・並木まき
2023年02月08日美玖さん(仮名・32歳)の夫はアウトドア好きで、結婚後に念願叶ってキャンピングカーを購入。夫はキャンピングカーに入り浸り、週末も一人でキャンプに出かけるようになったそうです。ある日、美玖さんは車内で夫の不倫の痕跡を発見し、夫への制裁を決意します。いったいどんな展開を迎えたのか、詳しく伺いました。男女が乗り込んでいくのを目撃「夫の不倫を確信してもすぐに問い詰める勇気がなくて、一人でモヤモヤしていました。そしてまた週末がきて、夫はキャンプへ。その日は私も友人と会う予定になっていたので、夫に続いて私も家を出たんです。駅近くまで来たとき、夫のキャンピングカーが停まっているのが見えたのですが、そこに男性一人と女性二人が車に乗り込んでいって…。そこで夫はソロキャンプではなく、男女のグループでキャンプに行っていたのだと理解しました」キャンプに出かけた夫を尾行「不倫ではなかったとしても、私に隠している時点で裏切り行為です。意を決して夫を尾行することにしました。近場でキャンピングカーが乗り入れできるオートキャンプ場は限られています。途中で見失ってしまったとしても、だいたいの見当はつくだろうと踏んで、現場に着いたら何食わぬ顔で声をかけてやろうと思ったんです。土曜日になり、夫はいつも通りキャンプへ出かけたので、私は自分の車で夫を尾行しました。そして夫は、先週と同じように駅の近くでキャンピングカーを停車。きっとまた、知らない男女が乗り込んでくるんだろうと思っていたのですが…」サービスエリアで我慢できず…「少し離れたところで様子を窺っていると、今回は、一人の女性だけがキャンピングカーに乗り込んでいきます。女性は小柄で、鏡に残された手形の大きさとも一致しそうだと感じました。この女性が本命なんだと確信して怒り心頭になったものの、なんとか堪えて走り出したキャンピングカーを追うことに。高速に乗ってから何度か離されもしましたが、すぐに追いついて後方につけました。途中、サービスエリアに寄ったときに我慢できなくなって、キャンピングカーから出てきた二人の前に出ていったんです」夫婦関係が崩壊「夫は私を見てひどくうろたえ、しどろもどろに。私は隣にいた女性に、すぐにここを立ち去るように言い、女性は状況を察して黙ったままその場を去って行きました。その後、キャンピングカーの中で夫と話すことに。先週、この車に男女が乗り込んでいくのを見たと言うと、素直に認めました。でも、ただの友だち同士でのキャンプと言い張り、不倫は認めません。明らかに嘘をついている夫のことを、もう信用することはできませんでした。もう終わりだなと思って、そこから一気に離婚話へと進みました。決定的な不倫の証拠をつかめなかったので慰謝料は発生しませんでしたが、キャンピングカーは夫婦の共有財産。きっちり分配してもらうために売却しました。車を手放したとき、一番悔しそうな顔をしていたのが印象的でした」“キャンピングカーで夫に不倫をされていた女性の告白”をご紹介しました。キャンピングカーを購入したがために、不倫しやすい状況を作ってしまったのでしょうか。本当なら、妻は夫の趣味にあまり口出しはしたくなかったはず。楽しいはずの趣味の時間を密会に利用したがために、家庭を壊してしまったのでした。©xijian/Kilito Chan/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月05日不倫は後ろめたい行為であるだけに、人目を忍んで密会をするものです。ですが、密会が絶対にバレない場所などはなかなかありません。美玖さん(仮名・32歳)の元夫は、思いがけない場所を密会場所として使っていたそう。当時の状況を詳しく伺いました。アウトドア好きの夫と結婚「夫とは5年ほど前に結婚。彼は根っからのアウトドア好きで、交際中もよくキャンプや釣りに誘われました。私は基本的にインドア派なので、自然の中で遊ぶのは新鮮でしたね。ですが、結婚後は一緒に行く頻度も少なくなって、夫は一人でソロキャンプに出かけるようになったんです。前から夫は“キャンピングカーが欲しい”と言っていたのですが、かなり高額なので私もすぐにOKは出せませんでした」念願のキャンピングカーを購入「夫が30歳のときに、コツコツ貯めていたお金で念願のキャンピングカーを購入。かなり大型の車で、中古で500万円以上しました。長年の夢が叶った夫は大喜びで、時間さえあればキャンピングカーの中で過ごすようになったんです。車を購入してすぐの頃、一度だけキャンプに連れて行ってもらいました。車内にはキッチンとシャワールーム、ベッドまで付いていて、普通に生活ができるくらいに快適な空間で感動しました」鏡に謎の手形が…「キャンピングカーを手に入れてから、夫は必ずと言っていいほど一人で出かけるように。いつも土曜日の朝に家を出て、日曜日の夕方くらいに帰ってくるサイクルです。そして冬が近くなったころ、夫がキャンピングカーに毛布を運びこみたいというので私も手伝うことになりました。車内のクローゼットを開けて荷物を整理していたら、扉の内側に付いている鏡が少し汚れていることに気付いたんです。きれいに拭こうと思ってよく見たら、薄っすらと小さな手形が付いていて…。夫の手よりも一回り以上小さくて、女性の手形のようでした」不倫を確信「おかしいと思った私は、夫が家に荷物を取りに行っている隙に急いで車内を見て回り、他に不倫の痕跡がないか探しました。でも、ゴミ箱の中はきれいに片付いているし、シャワールームには夫が使うものしかありません。ところがベッドの上をよく見ると、枕元に数本、明らかに女性のものと思われる長い髪の毛が落ちていて…。そのとき私は、夫がキャンピングカーに女性を連れ込んで、不倫をしていたんだと気づいたんです」“夫にキャンピングカー不倫をされた女性の告白”をご紹介しました。確かにキャンピングカーなら完全に密室ですし、移動も自由。不倫をするには都合のいい場所かもしれません。念願叶って手に入れたものをそんなことに使っていると知って、美玖さんはさぞやりきれない気持ちになったでしょう。©spukkato/kokouu/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月05日夫の不倫相手が、夫婦ぐるみで仲の良かった女友だちであることを知り、大きな衝撃を受けた果穂さん(仮名)。しかしこのまま黙っているわけにはいかないと、夫に制裁を下すために動き出します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫した夫に厳しい制裁を下した30代妻のエピソードをご紹介します。不倫の証拠を集め始めると…次々に衝撃的な事実が発覚「証拠を集めようと決めた私は、夫に気づかれないよう何回かに分けて、夫のスマホをこっそりチェックすることに。LINEや写真フォルダを細かくさかのぼると、私と付き合う前から不倫相手の女友だちと交際していたことがわかりました。そもそも大学時代から二人の関係は続いていて、私はずっと二股をかけられていたんですね…。フォルダの中には、女友だちが義実家に遊びに行ったときに撮ったらしき写真も。よほど深い仲だったんだなと思いました」さすがに義実家公認の不倫というわけではなさそうだったものの、自分と交際しながら女友だちとも付き合っていた夫に、果穂さんは強い嫌悪感を覚えたとのこと。当時から二股をかける息子を黙認していたであろう義実家にも、とても腹が立ったと言います。「事実が明るみになるにつれて、これはもう絶対にうやむやにするべきじゃないって気持ちが強くなりました。それで私は、ある程度証拠がそろった段階で、女友だちの夫に連絡を入れたんです。元々夫婦同士で親しくしていたので、女友だちの夫に連絡をとるのは簡単でした。彼は私の話を疑うことなくすべて信じてくれたので、その後の展開は早かったですね」女友だちの夫は、果穂さんの夫と自分の妻が不倫をしていたことにショックを受けていたものの、「正直ずっと怪しいなとは思っていた」と話したそう。そして果穂さん夫妻と女友だち夫妻の4人で話し合う場を設けて、不倫関係の二人を問い詰めたところ、不倫を認めたそうです。ついに離婚を決意した妻は一気に制裁へ…「話し合いを進めていくにつれて、夫や女友だちもどんどん弱気になり、こちらのペースで話を進めることができました。証拠をしっかりと集めて問い詰めたのがよかったんだと思います。そして最終的に、離婚と慰謝料の支払いを認めさせることができ、私も女友だちの夫もきちんと慰謝料をもらった上で離婚しました」果穂さんは調停や裁判をする覚悟も決めていたそうですが、証拠をきっちりと集めていたことで夫は観念したのか、話し合いは思ったよりもスムーズに進んだと振り返ります。「協議離婚できたので弁護士費用がかからなかったのはラッキーでしたし、慰謝料も相場の額を受け取ることができました。あのとき、動揺しながらもきちんと証拠を集めたおかげで勝ち取れたので、感情に流されて泣き寝入りするような結果にならなくてよかったなと思います。元夫と不倫相手の女友だちとは絶縁しましたが、共通の知り合いから聞いた噂では、結局二人も別れたみたいです。すべてがゼロになった形ではありますが、私はきちんと新生活をスタートできましたし、夫に反省させるきっかけを作れたので後悔はありません」配偶者の不倫に対して自力で制裁を下すのは、言葉で言うほど簡単なことではありません。ショックを受けている最中でも冷静に証拠を集められたことが、果穂さんにとっては不幸中の幸いだったといえるでしょう。©CandyRetriever/yamasan/gettyimages文・並木まき
2023年01月31日夫の不倫が発覚しただけでもショックだったのに、不倫相手が自分の知る人だったと判明して衝撃を受けたという話もあります。そんな壮絶体験をした30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。学生時代の恋人と結婚! しかし平穏な生活に暗雲が…果穂さん(仮名)は、大学時代からの彼氏と交際5年目に結婚。結婚から数年が経ち、夜の営みの頻度は減ったものの、夫に対して特に不満はなく穏やかな日常を送っていたそう。結婚後も果穂さんは新卒で入社した会社でフルタイム勤務を続け、自立した夫婦を目指して仕事に取り組んできたと話します。「大学時代の友人の中に、自分たち以外にも結婚したカップルが1組いて、社会人になってからも親しくしていたんです。学生時代にはよくダブルデートもしていたほど気心の知れた仲。友だちというよりも、もはや親戚のような感じでした。お互いが結婚してからも月に1回程度は食事をしていましたし、夫同士も親しくて、たまに旅行にも行っていました」ある日、その友だち夫婦と食事をしたときのこと。果穂さんは、夫と女友だちの距離が近いことに強烈な違和感を抱いたそう。そこから果穂さんの生活は予想もしなかった方向へ進んでいくことに…。「その女友だちとは夫婦同士で仲良くしていましたが、それにしても妙な違和感があって。夫との距離が物理的に近いだけでなく、付き合っている男女特有の親密な空気だったことが一番気になりました。その日は何も言わずにいたのですが、やっぱり気になってしまって夫のスマホをこっそりチェックすることに。すると、夫と女友だちのラブラブなLINEのやりとりを見つけてしまったんです」夫の不倫相手が自分の女友だちだったなんて…「夫が不倫をしていただけでも嫌な気持ちになったのに、その相手が信頼していた女友だちだったことに私は大きなショックを受けました。そしてだんだんと二人に対する憎しみの感情が強まってきて、“絶対に許せない、許すわけにはいかない!”と思うようになったんです。私が不倫に気づいてからも、二人の関係はずっと続いていて…。どうにかして制裁を下したいと思い、夫の周辺を徹底的に調べようと決意しました」夫の不倫に対して制裁を下すと決めた果穂さんは、夫に気づかれないように証拠集めを始めたとのこと。すでにそのときには離婚も覚悟の上で、「とにかく有効な証拠を1つでも多く集めようと計画的に動きました」と当時を振り返ります。夫の不倫が発覚した際に、その相手が思いもよらない人物だったというケースもあるでしょう。配偶者の裏切りを知ったときのショックは計り知れないもの。ですが、そこで冷静になって証拠を集めることができれば、いざというときの話し合いを有利に進められるはずです。大きなショックを受けている中で冷静に行動するのは難しいものですが、感情のままに動いて泣き寝入りをする結果だけは避けたいものです。©Yue_/eyesfoto/gettyimages文・並木まき
2023年01月31日不倫は自分だけでなく、大切な家族への裏切り行為でもあるので到底許せるものではありませんね。しかも、夫が不倫相手を第一に考えていたとなると、妻が怒り心頭するのも当然です。今回は“浮気夫の許せない「裏切りの誤爆LINE」”をご紹介します。〇〇ちゃんのためなら、俺が授業参観に出てもいいよ「夫は子育てに無関心なんです。ある日、子どもが授業参観のお知らせを持って来たのですが、私は当日仕事が入っていました。夫に代わりに行ってほしいとお願いすると『子どものことは君に全部任せているから』と取り合ってくれず…。すると『〇〇ちゃんのためなら、俺が授業参観に出てもいいよ』と夫から意味不明のLINEが…。私が『〇〇ちゃんって誰…! 』と言うと夫は顔面蒼白に…問い詰めるとなんとシングルマザーとの不倫を白状したんです。自分の子でなく不倫相手の子の授業参観を優先しようとしたなんて。夫が許してほしいと言うので、自分の子の授業参観にしっかり出席させ、さらにその年の役員もやらせることにしました」(芽依・仮名/31歳)夫婦にとって我が子はかけがえのない存在ですね。したがって、夫が自分の子より不倫相手の子を特別扱いするなんて本来あり得ないことではないでしょうか。夫に今後家族を大切にするという姿勢を取らせるのも、反省をうながすひとつの手です。妻と違って〇〇さんの料理はおいしかったです「忙しくて過労で倒れてしまった時の話です。私は実家で休養し、子どもは夫に預けることにしました。離れ離れになるのはさみしいけれど、その間は頻繁に連絡を取り合おうと夫婦で決めて。ある日、夫に『夕飯は何を食べるの? 』とLINEしたものの、なかなか返信が来ず…。心配していると『妻と違って〇〇さんの料理はおいしかったです』と夫がほかの女性に宛てたLINEが入ったのです。そこにはママ友の名前が…私の留守中に子どもを連れ彼女の家にあがっていた様子。子どもを巻き込んだ形の不倫を許せるはずもなくて…。その後、私は見張り役として帰宅し、復帰できるまで夫には不倫の代償として家のことすべてをやらせました」(日葵・仮名/32歳)夫だけでなく友人にも裏切られたとなると妻のショックは相当なものですね。そのうえ、子どもを連れて堂々と不倫相手に会う夫は浮気の常習犯の可能性も…。不倫をきちんと監視することで、夫の気を引き締めることも大事です。〇〇は妻の名前なんだ、君に既婚者とバレたくなくて…「うちの子はパパが大好きなんです。その日も、子どもが『パパと遊びたい』と言うので、スマホを見ている夫のところへ連れて行きました。その瞬間、見えたスマホの画面に『電話帳に入っている「〇〇託児所」って何?』『女性の名前でしょ、浮気しているの? 』と謎のメッセージが…。それに対して『〇〇は妻の名前なんだ、君に既婚者とバレたくなくて…』と夫が返信していて…。不倫していたうえに、子育てをする私の存在を隠すため、よりによって『託児所』として名前を電話帳に登録していたんです。ひたすら夫が謝るので、結婚生活を続けるなら彼女と別れることはもちろん、子どもの保育園の送り迎えを毎日することも約束させました」(芹菜・仮名/28歳)不倫相手に既婚者と気づかれたくないがために、妻の名前を隠すなんてもってのほかですね。自分と子どもが「いない存在」として扱われていたとなると、夫の謝罪を受けても、そう簡単に許せるはずもありません。事の大きさを本人に自覚させたいところです。以上、“浮気夫の許せない「裏切りの誤爆LINE」”をご紹介しました。夫の不倫はただでさえ許しがたいことなのに、自分がないがしろにされていたとなると怒りも倍増しますね。夫にはしっかり反省してもらい、二度と同じ過ちを繰り返さないと誓わせましょう。©EmirMemedovski/Getty Images©Valeriia Mitriakova/Getty Images©dragana991/Getty Images文・菜花明芽
2023年01月19日専業主婦で2児の母のコマさん。夫・ジュンさんは過去に不倫相手と口論となった際、皿などを壊し、器物損壊容疑で警察に留置されました。一度は離婚を考えるも、悩んだ末、夫婦関係を修復することにしたコマさん。しかし、ジュンさんはその後も不倫を疑われるような行為を繰り返します。そして、そんな息子をかばう義母にも嫌気がさし、コマさんは離婚を決意しました。ジュンさんは以前、不倫が発覚した際に反省する様子を見せていましたが、家族が寝ている隙に出かけたり、無断外泊をしたり、再び不倫を疑われるような行為を繰り返していました。 離婚を決意したコマさんは、離婚に向けてスムーズに動くため、探偵に相談することに。証拠がないため、門前払いされたらどうしようと不安な気持ちで、「夫が浮気してるかもしれなくて。ただの勘なんですけど……」と探偵に問い合わせます。 すると、電話口の女性は、「夫婦の勘って一番当たるんですよ。何かつらい思いをされたのでは?」とやさしく問いかけてくれました。女性の言葉に、コマさんは思わず涙を流し……。 「簡単な調査なんてない」探偵依頼の現実 唯一、“不倫疑惑”の事情を知っていた義家族は、夫をかばってばかり。探偵事務所の女性に「何かつらい思いをされたのでは?」と問いかけられ、自分の傷を初めて見てもらえた気がしたコマさんは、涙が止まりませんでした。 後日、詳しく話をするため、探偵事務所へ出向くことに。 ドラマなどで見るような、いわゆる探偵事務所のイメージとは違うきれいなオフィスに感動していると、電話で話した女性が出迎えてくれました。 探偵のユキさんは、コマさんが答えやすいように、やさしく穏やかに事情を聞いてくれます。 「何かがおかしいと、長年一緒にいるからわかるんです」 根拠のないコマさんの勘を、ユキさんは信じてくれました。話し終えるまでに、たくさんの涙を流していたコマさん。ユキさんは、調査には時間がかかること、簡単な調査ではないことを丁寧に説明してくれました。 「私たちは少しでも多くの情報を依頼者に届けて、問題解決のお手伝いをしたいと思ってる」 心強い言葉に、覚悟が決まるコマさん。 これから集めるべき証拠について、細かく打ち合わせをするのでした。 情けなさや心配をかけたくない気持ちから、夫の不倫疑惑について、誰にも相談できなかったコマさん。ユキさんは、“妻の勘”を信じ、親身になって話を聞いてくれました。ひとりでつらい思いをしていたコマさんにとって、ユキさんは初めての味方。不倫調査ももちろん大切ですが、それよりもまず、すべてを吐き出しても寄り添ってくれる、ユキさんのような存在がコマさんには必要だったのかもしれませんね。 作画:蒼衣ユノ 著者:ライター コマサレ妻だった経験を生かし、探偵事務所カウンセラーとして活動。現在はInstagramやTwitterで、不倫のリアルな体験談や、不倫サレた人のために役立つ情報を発信するほか、浮気や夫婦関係の相談を受け付けている。
2023年01月01日妻に不倫されて離婚した会社員の祐介さん(38歳・仮名)。離婚後に新しいパートナーができて同棲を始めた途端、元妻が子どもたちとの面会交流を拒否するようになったので面会交流調停を起こしました。第1回目の調停で元妻はあらゆるトンデモ発言をします。そして第2回目の面会交流調停でもそんな言動が続きました。その模様を私、野々原なつめがお届けします。【実は身近にある不倫シリーズ】【実は身近にある不倫】パートナーが不在なのに面会拒否をして調停員と弁護士を困らせる元妻第2回目の面会交流調停で、祐介さんは弁護士と共に作成した要望書を出しました。前回の調停ではパートナーが不在なら面会交流は可能と元妻が言っていたので、その条件を飲んだ要望書です。内容は以下のようなものでした。1.面会交流は月1回の8時間、パートナー不在のもと行う。2.夏休みや冬休みといった長期休暇中はパートナー不在のもと1泊2日の泊まりの面会を行う。元妻の要望通りの条件なので、これで納得すると思っていた祐介さんと弁護士ですが、元妻はとんでもない返答をします。「パートナー不在なら子どもたちと会わせてもらえるということだったのに、元妻はこの要望書を拒否したんです。よほど僕のことを信用していないのか、パートナーが現れると思っていたのでしょう。これには調停員も弁護士も驚き、困り果ててしまっていました」また、祐介さんは前回の答弁書での元妻の嘘や矛盾に関しても指摘しました。調停員は中立の立場で、得た情報の事実を確認しないといけないため、元妻の話を聞いた調停員は祐介さんにこう伝えます。「奥様、ひどくやつれてらっしゃって食事も喉を通らないと言っていました」しかし、これに対して祐介さんはこう答えます。「元妻のTwitterを見て知っているのですが、やつれているのは単に何日も食事を取らない不健康ダイエットをしているからですよ。それに、訴えられているのであれば食欲がなくなって当然です。僕だって不倫されたときは食事が喉を通らず10kg痩せましたから」話し合いはなかなか進まず、結局、祐介さんは大人の対応を取り、元妻のワガママを全て飲むことにして、以下のような条件での面会交流となりました。面会交流は月1回6〜7時間。パートナーは不在で元妻同席のもと行う。ちなみに面会交流を拒否した場合は元妻に5万円の罰金が課せられます。「元妻が面会の場にいると子どもたちと3人の時間は作れません。でもこの条件じゃないと会わせてもらえないのでこうなりました。しかし、弁護士さん曰く『訴えられている相手と6〜7時間も一緒にいるのは元妻にとって苦痛ですし、第一6〜7時間もどこで会うのかという問題もあるので、元妻は2〜3か月で音を上げてこちらの条件に合わせてくると思いますよ』とのことでした」そして裁判官が判決を読み上げている際、なぜか元妻はずっと泣いていたと立ち会った弁護士から聞きました。弁護士も「自分の要望が全て通ったのになぜ泣いているのか意味がわかりませんね」と言っていたそうです。祐介さんは「またこいつは悲劇のヒロインぶっているな」と感じたとのことです。面会交流調停は長引く人もいるそうですが、祐介さんの場合約2か月で終了しました。あと残っているのは不倫裁判のみです。実は弁護士が不倫相手の男も一緒に訴えていました。以前大手法律事務所で不倫相手の男を訴えようと相談したところ、「この人は生活保護受給者なので慰謝料が取れません」と言われたそうなのですが、今はもう生活保護受給者ではないらしく、慰謝料を取れる可能性が出てきました。面会交流は裁判が全て終わってから行う予定だそうです。不倫をすると調停や裁判にまで発展して失ってしまうものが多すぎます。祐介さんの元妻は無知であったため、さらに多くの負担を背負うことになってしまいました。不倫をしそうな人は後々のことを考えて一度立ち止まってみてほしいものです。©Susumu Yoshioka/Getty Images©AH86/Getty Images文・野々原なつめ
2022年12月31日民法709条違反となる不倫。妻に不倫された会社員の祐介さん(仮名)は不倫裁判と同時に面会交流調停も起こしていました。子どもたちとの面会交流を元妻から拒否されたからです。そして第1回目の面会交流調停が始まったのですが、元妻はトンデモ発言を繰り返します。その模様を私、野々原なつめがお届けします。【実は身近にある不倫シリーズ】【実は身近にある不倫】パートナーが不在なら面会交流可能だと言う元妻第1回目の面会交流調停の日、祐介さんは弁護士と共に家庭裁判所へ向かいます。調停は1回だけなら欠席してもかまわないというルールがあるので、祐介さんはおそらくあの非常識な元妻は欠席すると予想していました。しかし元妻は面会交流調停に現れました。弁護士はつけていませんでした。面会交流調停は元夫と元妻が直接顔を会わせないよう、調停員が30分ずつ交代でお互いの話を聞きます。元妻の話が終わった後、元妻の主張を元夫の祐介さんに伝えるのですが、元妻は非常におかしな勘違いをしていたそうです。「元妻は調停員に『元夫が、面会権のないパートナーを子どもと会わせているのが許せない』というものでした。しかし、面会権というものは子どものための権利であり、パートナーには関係ありません。そのことについて調停員は丁寧に元妻に説明したそうです。元妻がここまで無知だとは思いませんでした」また、面会交流ですが、パートナー不在なら月1回会わせてもいいということでした。パートナーにはどこかに出かけてもらい留守にしてもらえるなら、子どもたちに会える可能性が出てきたのです。「でも、元妻はまたおかしな主張をし始めました。翌々月、3時間だけ公園で会わせてあげるけど、公園の端でパートナーが現れないか見張っているというのです。元妻が公園内にいればきっと、『ママも一緒に遊ぼう』と子どもは言うでしょうし、それだと子どもたちと3人だけの時間が作れないので僕は拒否しました」この日の面会交流調停終了後、弁護士経由で元妻の気持ちが書かれた答弁書が届きます。弁護士からは「ショッキングな内容なのでパートナーには見せないでください」と言われたそうなのですが、そこまでショッキングな内容でなかったのと、これまたトンデモな内容が書かれていたのでパートナーにも確認してもらったとのことです。「答弁書には『娘が〇〇ちゃん(パートナーの名前)が“ママはひどい人だからパパはかわいそうだね”と言っていた』と書いてあったんです。面会中はお互い元妻の話は出さないようにしていましたし、常に僕が一緒にいたのでパートナーはそんなことは言っていません。また、子どもたちと公園に遊びに行った際、これは完全に僕のミスなのですが、少し目を離したすきに娘が遊具から落ちて頭を打ったことがありました。娘が元妻に遊具から落ちて頭を打ったことを伝えたらしく、その日は元妻から『命にかかわることなのになぜ報告しなかったのか』と怒りのメールが届きました。なので、僕は『すぐ泣き止んだので大丈夫だと思っていました。報告せず申し訳ありません』と謝罪の返信をしたのですが、そのことについても答弁書に『元夫が娘が遊具から落ちて頭を打ったのに報告がなかった』と記されていました。他にも『子どもたちは元夫に会いたくないと言っている。子どもたちに聞き取りしてもかまいません』と書かれてありましたが、面会中子どもに『もっとパパに会いたい』と言われたことがありますし、別れ際には『もっと一緒にいたい』と泣かれたこともあります。これは元妻が何か僕の悪いことを子どもたちに吹き込んでいるのではないかと思いました」嘘も混ざった答弁書だったため、祐介さんと弁護士は第2回目の面会交流調停に向けて準備を始めます。なぜか嘘ばかり吹聴するトンデモ元妻。さて、第2回目の面会交流調停ではどうなるのでしょうか。©Naoyuki Yamamoto/Getty Images©fhm/Getty Images文・野々原なつめ
2022年12月24日夏奈子さん(仮名)は新婚1か月で夫の浮気を知り、その後も短期間で不倫を繰り返す夫に苦慮しました。結婚2年目を迎えたときに我慢の限界を迎えた夏奈子さんは、ついに夫に制裁を下すことに…。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚2年で3回も不倫をした夫にウンザリ「結局夫の浮気癖は治らず、私が知っているだけでも2年間で3人の浮気相手がいました。私にバレて相手と別れても、またどこかで次の相手を見つけてくるんです。夫はお酒をあまり飲まないことから飲み会に行っている様子はなかったので、アプリやSNSで知り合っていたのかもしれません。結婚2年目に入る頃には、浮気症の夫に対して私はウンザリしていて。本来は妊活を始める予定でしたが、そういう気分にも到底なれませんでした。すでに夫婦はレスでしたし、私は毎日夫にイライラした気持ちを抱えながら生活をしていました」このまま結婚生活を続けていいのかと真剣に悩んでいた矢先、会社の業績の悪さを理由に夫の降格と減給が決定。夫婦の経済的な基盤までも危うくなる事態が訪れたそうです。「それまでは共働きでお互いの年収は同じくらい。そこそこの暮らしをしていましたが、夫の降格と減給によって私のほうが年収が高くなりました。夫は趣味の釣りにお金を使う人なので、減給によって趣味にかけられるお金が減ることにショックを受けていましたね。でも、私はそんな夫を見てもちっともかわいそうだと思えなくて。むしろ“離婚するなら今なんじゃないか、今なら彼に更なるダメージを与えられるのではないか”と考え、離婚を決めたんです」離婚により生活水準は激下がり。泣く泣く愛車も手放した元夫「私が離婚を切り出すと、夫はかなり抵抗しました。でもそこまでの2年間に、知っているだけで3回も浮気が発覚していましたし、証拠も集めていたので、夫が離婚を渋ったら調停や訴訟をしてでも離婚するつもりでした。何度かの話し合いの末に夫も離婚を認め、無事に協議離婚が成立。きっちり慰謝料ももらいましたよ。減給になっていた夫にとって、慰謝料の支払いとシングルで生活を始めるための資金準備は相当しんどそうでしたけど、それこそが私からの制裁でした。今、元夫は趣味の釣りに行くために持っていたマイカーも手放さざるをえず、ワンルームのアパート暮らしで質素な生活を送っているらしいです。夫婦共働きだったときとは比べ物にならないほど地味な生活を強いられているようですが、彼が浮気をしなければこんなことにはなっていませんから。自業自得だと思いますね」結婚すればすべてが安泰とばかりに浮気を繰り返す夫もいます。しかし夏奈子さんのように、もっとも夫へのダメージが大きいタイミングで離婚を切り出し、制裁とする妻もいるでしょう。夫への愛情がすでに消え、復讐心だけになったときには、意外と冷静に判断できる女性も少なくないのかもしれません。©Naoyuki Yamamoto/chachamal/gettyimages文・並木まき
2022年12月24日長く付き合った末にゴールインしても、いざ一緒に暮らし始めてから相手の本性を知ることは珍しくありません。今回は新婚夫の浮気癖に悩んだ30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。6年交際の末にゴールイン!夏奈子さん(仮名)は、6年間交際した4歳年上の恋人と30代前半でゴールイン。結婚前に同棲はせず、入籍をしてから新居で一緒に暮らし始めたとのこと。「それまで私も夫も仕事最優先で生きてきたので、6年間付き合ってはいたけれどベタベタした付き合いはゼロ。月に数回会って、たまにお泊まりデートもしてって感じの淡白な付き合いでしたね。それでも、夫は国家資格がないとできない専門職に若くして就いていましたし、私も独立を視野に入れて仕事を頑張ってきていたので、お互いに“今は恋愛よりも仕事が大事”という価値観が一致していると私は思っていました。そこが結婚の決め手にもなったんです」ところが実際に結婚してみると、夫の行動に不可解な点が多いことに気づき、新婚早々から夏奈子さんは夫の浮気を疑うように…。新婚1か月目から謎の外泊、スマホを隠すなど不信な行動が多い夫「まだまだ新婚という結婚1か月目のときに、なぜか夫が外泊することがありました。家にいるときはスマホを肌身離さず持ち歩き、絶対に私にスマホを見せまいとするような行動をとることも。なんだか変だな…という気がしていました。だけど、まさか新婚早々に浮気をするなんて思ってもいなかったので、最初のうちは“たとえ相手が妻であっても、自分のことを知られたくない人なのかな”と思い、そっとしておいたんです。今思えば、違和感があるときに、もっと大騒ぎをしていればよかったのかもしれませんが…」あるとき夏奈子さんは、SNSで「おすすめ」に表示されたアカウントをなにげなく見ていたそう。そこで、正面の顔ではなかったものの、夫と思わしき人物が写っている投稿を確認。アカウントの持ち主は匿名の女性で、夫との恋愛模様を頻繁に投稿していることが判明しました。そしてそこには、「〇〇くん(夫の名前)、結婚しちゃったけど愛しているのは私だって言ってくれているから信じる」といった不倫をうかがわせる投稿がズラリと並んでいたそうです。「顔がしっかり写っている写真はありませんでしたが、服装や体型から“これは間違いなく夫だ”と思い、その場でスクショ。その日のうちに帰宅した夫を問い詰めると、私との結婚前から付き合っているという相手との不倫が判明したんです」自分との結婚が決まっていながら、別の女性とも交際を続けていた夫に呆れた夏奈子さん。ひとまずは波風を立てず穏便に済ませる選択をし、相手の女性としっかり別れることを夫に約束させました。結婚前は相手の生活スタイルを好意的に捉えていても、結婚後に違和感が生じることはあるでしょう。共同生活を送ってみて初めて、相手のおかしな点に気づくこともあります。夏奈子さんの夫のように浮気をする男性の場合、“仕事”を理由とした不可解な言動が目立つ例が少なくないようです。一緒に暮らしていなければ「仕事」だと信じてしまうような出来事でも、一つ屋根の下で暮らし始めれば、“何か隠しているかもしれない”と勘が働く妻も多いのではないでしょうか。©urbazon/Indeed/gettyimages文・並木まき
2022年12月24日千晶さん(仮名・32歳)は、夫の幸徳さん(仮名)のLINEを見てしまったことをきっかけに、夫がマッチングアプリで複数の女性と会っていたことを知ります。そのなかの一人の女性に電話をかけ、夫ともう会っていないことを確認。いったん状況は落ち着いたものの、その後、二人の関係はどうなっていったのでしょうか?夫の帰りが遅い理由「“もう女性とは会っていない”という夫の言葉が事実だと確認できましたが、それからも帰りが遅くなる日が続いたんです。それで、やっぱり何かあるのかもしれない…と思って、再び夫を問い詰めました。“会社に連絡して聞くよ?”とちょっと脅すように言うと、“実は、オープンしたばかりの友人の飲食店を手伝っているんだ”と言います。“うちの会社、副業NGだから誰にも言わないようにしていた”と…」お店へ事実確認に行って「真実味のある理由でしたが、今までのこともあるので、本当かどうかを確認するために、夫が働いているというお店に友人を誘って行ってみたんです。そして実際に、夫がお店で接客しているのを確認できました。夫は学生時代に飲食店のアルバイトをしていたので、慣れた感じでてきぱきと仕事をこなしていました。夫の言っていたことが本当だったとわかって、疑ってしまったことを申し訳なく思いましたね。なので、不倫の代償にブランドバッグを買ってもらうという約束は、保留にしました」秘密の口座から毎月10万円の振り込みを…「ある日、私がひとりで家にいるときにハサミを探していて、夫の物が入っているラックの引き出しを開けたんです。そこで、見覚えのない夫名義の預金通帳を見つけました。通帳を見た瞬間、なんだかイヤな予感がして…。勝手に見るのは悪いと思いつつ、おそるおそるその通帳を開いてみたんです。そこには、夫が3か月連続である人に10万円を振り込んでいる履歴が。“これは絶対に何かある”と直感し、過去の不倫が関係していると思ったんです」夫の語る真実「その夜、帰宅した夫を問い詰めたところ、“実は…”と真実を語り始めました。以前、マッチングアプリを通じて会っていた女性のなかに、既婚者がいたそうです。その女性の夫に不倫がバレて、慰謝料を請求されて支払っているのだと…。金額はなんと100万円。私に知られないように、一刻も早く返済したくて副業を探していたところ、友人から飲食店の仕事に誘われたのだそうです。マッチングアプリで出会った女性たちと縁を切ったのも、慰謝料問題にまで発展したからでした。これで全てが明らかになりましたし、自業自得です。なので、保留にしていたブランドバッグもしっかり買ってもらいました」“夫が複数人と不倫していた妻の告白”をご紹介しました。夫はすでに、不倫相手の夫から制裁を受けていたんですね。それを妻に気づかれないように、隠し通そうとしていたわけです。ですが、まだ何かを隠している可能性がありそうな気もします。せめてこれ以上、罪を重ねないことを願うばかりです。©RUNSTUDIO/Indeed/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月21日夫の不倫に苦しみ、戦った過程を投稿したInstagramに、サレ妻から「ためになる!」の声多数。そんなコマさんの体験記をマンガでご紹介します。ある日、専業主婦のコマさんのもとに警察から電話が。「ご主人はこちらに留置のためしばらく帰れません」。言葉を失うコマさん……。同居中の義母も困惑する中、コマさんは夫に会いに行くことに……。2人の子どもを育てる、専業主婦のコマさん。幼い子どものお世話に追われながらも、マンネリ化してしまった夫婦関係を改善しようと、思いを巡らす毎日でした。そんなある日、コマさんのもとにかかってきた1本の電話が、波乱の幕開けとなったのです……。夫が警察に。ドラマでよく見るあの部屋で面会…!? コマさんは、2人の子どもを育てる専業主婦。ある日、夕飯を作りながら子どもたちと一緒に夫・ジュンさんの帰りを待っていると、1本の電話が鳴り響きました。 「ジュンさんの奥さんですか? ご主人はしばらくこちらに留置のため帰れません。」 驚くことに電話は警察からで、告げられたのは、夫が留置されているという衝撃の内容……。 コマさんは動揺する中、同居している義母に報告。取り乱す義母に、「とにかく警察へ行ってみてくれる?」と頼まれます。 事前に警察から事情を聞くことができなかったコマさんは、翌日、訳がわからないまま警察署へ出向くことに。 幼いわが子を抱え、アクリル板を挟んだ個室で待っていると、夫が現れます。しかし、夫から聞けた言葉は、「本当にごめん……」のひと言のみ……。 何もわからずモヤモヤしたまま、警察署を後にするコマさん。しかし、もうすぐ幼稚園へ上の娘を迎えに行く時間です。このような状況でも泣いている場合ではないコマさんは、自身を奮い立たせ、幼稚園へ向かうのでした。 幼い子どもとの生活は待ったなし。親にどんな事情があろうとも、お迎えや食事、寝かしつけなど、いつものように育児をこなさなければなりませんよね。夫との面会のため警察署に出向く、というとんでもない経験をしたコマさんですが、悲しむ間も無く日常に戻らなければなりませんでした。皆さんは“子どもと過ごした日常の裏でとんでもないことがあった!”という苦い経験はありますか? 作画:蒼衣ユノ 著者:ライター コマサレ妻だった経験を生かし、探偵事務所カウンセラーとして活動。現在はInstagramやTwitterで、不倫のリアルな体験談や、不倫サレた人のために役立つ情報を発信するほか、浮気や夫婦関係の相談を受け付けている。
2022年12月11日麻衣子さん(仮名)は、3歳上の夫と職場恋愛を経て結婚。しかし、結婚直後から夫の帰宅が遅くなり、休日出勤が増えたことに違和感を覚えるように…。そして、人事部に配属された夫が新入社員と不倫をしていた事実を知ります。その後、夫の転勤を機に、夫婦仲に亀裂が走ってしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、社内結婚後に夫が社内不倫に走り、衝撃的な結末を迎えた夫婦のエピソードをご紹介します。不倫の末に夫は左遷… 衝撃の展開を作っていた人物とは「夫は地方に左遷という形で転勤になったことに、大きなショックを受けているようでしたね。それまで、周りから出世候補と言われて順調にきていたので、それが崩れてしまったことで、仕事への自信を失ってしまったようです。でも不倫をしたのは事実ですし、異動を受け入れるしかないので、夫は単身赴任をすることになりました。夫婦での話し合いのときに、相手の女性とは『一度だけ体の関係を持った』『もう別れ話をしていて個人的には会っていない』という説明を受けました。でも、人事部に配属されてからの夫はずっと帰宅時間が遅いだけでなく、休日まで仕事と言って家を空けていたので、“一度だけ”ということはないだろうなと思いましたね。それにしても、当時の私が不可解だったのは、なぜこんな急展開になったのかということ。不倫をしていたとしても、たった数か月でここまでの話になるなんて、何かがおかしいという気がしていたんです」夫はその後、すぐに単身赴任で転勤し、別居生活がスタートしました。しばらく経って、麻衣子さんは同僚から一連の出来事の経緯を聞かされることになり、驚愕したそう…。不倫相手の“腹いせ”がきっかけで夫は落ちぶれていき…「夫が単身赴任をして1か月くらい経った頃に、“夫と別れたくなかった不倫相手が人事部長に密告し、夫は異動、不倫相手は退職することになった”という経緯を同僚から聞きました。不倫の噂があったとしても、こんなに急に制裁が下されるのは変だなと思っていたので、私もそこで初めて一連の展開が腑に落ちましたね。その頃、夫からは毎晩のように電話で『過ちを許してほしい』『夫婦関係を再構築したい』と泣きながらお願いされていたのですが、すでに私は夫に愛想を尽かしてしまっていて。とてもじゃないけれど、夫を許してまた夫婦としてやっていく気持ちにはなれなかったので、離婚することに決めたんです。離婚は夫の不倫が原因なので、きちんと慰謝料をもらって再スタートを切ろうと決めました。お互いに同じ職場で働く立場ですが、私が自分の上司に相談したところ、事情が事情なので、私に不利になるようなことはないだろうと言ってもらえたことも、離婚を決意できた理由でした」麻衣子さんは、夫から慰謝料をもらって離婚。人事部長に不倫を密告した不倫相手は、自主退職をしたそうです。現在も麻衣子さんは当時と同じ職場で働いていますが、転勤となった夫はその後も地方を転々としており、離婚後に麻衣子さんと元夫が仕事で顔を合わせることは一切ないとのことでした。社内結婚をしたのちの社内不倫では、不倫問題が夫婦間だけでは収まらなくなることも少なくありません。離婚をしたくても、仕事への影響が不安になる環境だけに、踏み出せない人も少なくないのではないでしょうか。麻衣子さんのケースでは、周囲が麻衣子さんに対して理解があったことも、早期に決断できた背景かもしれません。©Thanakorn Puengprakaisri/EyeEm/gettyimages©EyeEm/Fairfax Media/gettyimages文・並木まき
2022年12月10日38歳会社員の男性の祐介さんが妻に不倫をされて離婚した後、まだトラブルは続いていました。不倫はいつまでも尾を引きます。民法709条違反となる不倫。そんな不倫が実は身近でも起こっています。【実は身近にある不倫】シリーズ、野々原なつめが見聞きした不倫の実録について綴っていきます。【実は身近にある不倫】元妻を訴えた夫、勝利の兆し祐介さんは離婚後、すぐに婚活を始めて新しいパートナーと出会います。そして1年後、パートナーと同棲を始めました。しかし、同棲前までは子どもとの面会交流が月1泊2日で行われていたのに、何かと理由をつけて子どもと会わせてくれなくなりました。元妻は祐介さんの新しいパートナーのTwitterアカウントを見つけ「この女性のツイートを見るかぎり、子どもの教育に悪い人なので子どもには会わせられない」と言うのです。しかし祐介さんの新しいパートナーは教育に悪いどころか教育関係の仕事にも携わっている女性でした。さらに元妻は、新しいパートナーが同棲のために引越した当日「ここが新居です!」とTwitterに写真を投稿すると、間取りだけで自宅を特定し「なんでわざとうちから550mしか離れていない所に引っ越してきたんですか!?」と祐介さんのパートナーにDMを送りつけてきたのです。当時は元妻の住所も知らず、本当に偶然近所だっただけなのに。そして、元妻は祐介さんを着信拒否にしてしまいます。元妻のTwitterのアカウントも削除されてしまいました。「元妻と連絡が取れないので義母に連絡しても全く話が噛み合いません。元義母に『娘さんをきちんとしてください。面会交流をしてくれないと不倫の訴訟や面会交流調停を起こします。〇月〇日の17時まで返信を待っているので、返信がなければ法的手段に出ます。娘さんには支払い能力もありませんし、訴訟を起こすと弁護士費用もかかります。それを払うのはあなた達、親ですよ。お互い無駄なお金を使うことになります。きちんと面会交流をさせてくれれば訴訟は起こしません』とメールしましたが、返信はありませんでした。なので、子どもたちには本当に申し訳ないのですが元妻を不倫で訴え、面会交流調停を行うことにしました。運が良いことに、新しいパートナーは仕事上いろんな人と付き合いがあって人脈が広く、男女問題のスペシャリストと呼ばれる最強弁護士を紹介してくれました」そこからは裁判と面会交流調停の準備に入りました。不倫の証拠や今までの面会交流の日程を弁護士に送ると、内容証明を作成・送付してくれました。しかし、ここからまた非常識な出来事が起こります。「内容証明を送ったら受取拒否されたと弁護士から連絡が来ました。通常、内容証明が届いたら速やかに内容を確認して弁護士に相談しに行きます。しかし、元妻は内容証明の実物が手元にないので弁護士に相談しに行けません。正直、元妻がここまで常識がないとは思っていなくて驚きました。弁護士さんも『内容証明の受取拒否なんてここ数年で久しぶりですよ』と笑って呆れていました。とりあえず内容証明と訴状では慰謝料300万を請求しています」祐介さんのパートナーは他にも内容証明を拒否しているような常識のない人がいないのかTwitterで「内容証明拒否」で検索をかけると「元夫が弁護士をつけて訴えてきた。内容証明は受取拒否した」という内容のツイートを見つけました。そのアカウントは自身の顔写真も載せていたため、パートナーが祐介さんに確認したところ、元妻本人だと確定。しばらくはそのアカウントを見て元妻の様子を探っていましたが、訴状を送った途端、鍵アカウントとなったとのことです。さて、訴状が届いてようやく弁護士を探し始めた元妻でしたが、第一回目の裁判までに弁護士をつけることができず、何もないまま第一回目の裁判は終わりました。「弁護士さんは『後は慰謝料の金額を決めるだけですね』と余裕の表情でした。実は離婚直前、元妻と連絡が取れなくなったので元妻の職場に行ったり何度も電話をかけていたりしたら元妻が警察に『夫の電話がしつこい』と相談したらしいんです。それであるとき警察署から電話がかかってきました。警察署の方は『奥様からお話はうかがいました。奥様は不倫をされたと自分でおっしゃっていました。ストーカー対策のため、こちらも一応電話をしないといけない決まりなので電話したのですが、これはストーカー案件ではないので…』と呆れていました」そして、裁判の第二回目を迎えようとしたとき、ようやく元妻側に弁護士がつきました。しかし、元妻側の弁護士の意見書には驚くべきことが書いてありました。「数年前から既に夫婦は破綻状態にあったと書いてあったんです。破綻なんてしていないですし、こちらの弁護士さんいわく、夫婦の破綻状態とは何年も別居状態が続いていることを言うそうなので、これには当てはまりません。嘘ばかりの内容でした。こちらの弁護士さんによると『何も勝ち目がないときよく使われる手法ですよ、安心してください』とのことでした。また先日、電車に乗っていたら元妻と息子を見かけました。慌てて車両を変えたのですが、元妻は追い詰められているのかマスク越しでもやつれているのがわかりました。ずっと会えていない息子が元気そうだったので、それは嬉しかったです」パートナーとも順調で、日々おいしいものを食べに行ったり映画を観たり、結婚していたときはお小遣いが月1〜1.5万円で欲しいものが買えなかったので今は好きな映画のブルーレイボックスなどを買って楽しく幸せに過ごしているという祐介さん。内容証明を拒否したがために弁護士をつけるのが遅くなってしまった元妻。無知でいると損をします。それに今はネットで何でも調べられる時代なのになぜ内容証明を拒否したのか不思議でなりません。祐介さんには今、不倫裁判の勝利の兆しが見えています。©monzenmachi/Getty Images©Farknot_Architect/Getty Images取材・文 野々原なつめ
2022年12月10日社内恋愛からゴールインして幸せになる夫婦も多い一方で、夫の裏切りによって予期しなかった末路を迎えてしまった人も…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、社内結婚の末に夫の不倫によって悲劇的な結末を迎えた夫婦のエピソードをご紹介します。みんなに祝福されて社内結婚!しかしそんな幸せに暗雲が…30歳目前の麻衣子さん(仮名)は、新入社員のときに配属された店舗で3歳年上の先輩と出会い、交際の末に20代でゴールインしました。「周りから祝福されて結婚できたことで、私は幸せを噛み締めていたんです。ちょっとお堅い体質の職場なので、結婚後は夫と同じ部署や店舗にならないよう配慮される形で、共働きを続けてきました。けれど、順調に出世していると思っていた夫が実はそうではなかったとわかり、私が描いていた理想の結婚生活はもろくも崩れたんです…」結婚直後から夫の帰宅時間が遅く、麻衣子さんは仕事一筋の夫の体調を心配するも、「出世のために頑張っているのだろう」と、口うるさく言わずに見守り続けたとのこと。そんなある日、夫が人事部に異動となり、採用や新入社員の研修担当に。夫の帰宅時間がさらに遅くなって休日出勤が増えるなど、家にいない時間がさらに増えたそうです。「人事ってこんなに忙しいのかな?という疑問は、なんとなくありました。また、当時社内では『人事部の人間と新入社員がデキているらしい』という噂があって、『そんなことってあるんだ~。ウチは堅い会社なのによくやるよね~』と思っていたんです」新入社員と不倫をしている人がいるという噂を耳にしてから数日後、麻衣子さんが夫にその話をすると、「俺はそんな話は聞いたことがない」と一蹴されたそう。麻衣子さんは、その噂のことも忘れて過ごしていたそうですが…。新入社員との不倫がばれて夫は地方に左遷「それからしばらくして、異動シーズンではないはずなのに、夫が地方の店舗に異動となる通知がきました。しかも出世候補だったはずの夫が、なぜか栄転とは言えない役職での異動だったので、何かがおかしい…と思ってピンときたんです」すぐに麻衣子さんが夫を問い詰めると、衝撃の事実が発覚。人事部で新入社員と不倫をしていたのは、なんと麻衣子さんの夫だったのです…。社内結婚をした夫婦間でも、夫の不倫問題が勃発することがあります。夫婦が結婚後も同じ職場に勤務しているケースでは、夫の不倫相手も同じ職場にいるという複雑な関係性になる例も少なくないようです。©Thanakorn Puengprakaisri/EyeEm/gettyimages©globalmoments/gettyimages文・並木まき
2022年12月10日一番近い存在の夫には何でも打ち明けてほしいですね。それが夫婦のうまくいく秘訣でもありますが、妻に不満を抱えたまま不倫に走る夫は多くいるようです。今回は、不倫夫の本音LINEを目にした妻が反撃に転じたエピソードをご紹介します。子どもは妻に似てすぐに機嫌が悪くなるんだよ「うちには3歳になる息子がいます。夫はいわゆるイクメンで、よく子どもの面倒を見てくれるんです。ある日、ぐずる我が子に戸惑っていると『俺があやすよ』と夫が声をかけてくれて。その瞬間、偶然夫のスマホが目に入ったのですが、そこには『子どもは妻に似てすぐに機嫌が悪くなるんだよ』『君と結婚すればよかった』と書いてあったのです。すぐに浮気だと気づき『これがあなたの本音なの? 』とスマホ片手に詰め寄ると夫は顔面蒼白に。幼なじみと不倫関係にあると白状したので、その場で別れのLINEを夫に送信させました。私と子どもに償ってもらうべく、引き続き子育てへの参加を約束させたことは言うまでもありません」(友里・仮名/30歳)不倫相手に自分だけでなく子どもの陰口も叩いていたとなると、それは到底許せるものではありませんね。今回のようにやり直すのなら、裏切られた分態度をしっかり改めさせるのもひとつの手です。うちの妻と違って大人だから理解がある「うちは歳の差夫婦で夫が一回り上なんです。その影響で私は何かと相手を頼りにすることが多く、そんなところを夫も『甘えん坊で可愛い』と言ってくれていました。でも、ある日を境に『仕事が忙しい』と言うばかりで、夫が構ってくれなくなって。様子がおかしいので、夫がトイレに入っている隙にスマホを見ると『〇〇さんは、うちの妻と違って大人だから理解がある』と女性に宛てたメッセージがあったのです。さらにスクロールすると年上の女性と笑顔で映る夫の写真が…。不倫を確信した私は、離婚して慰謝料をもらおうとしばらく夫を泳がせることにしました。証拠を突き付けた時の夫の驚いた顔が今でも忘れられません」(遥・仮名/25歳)不倫を知ってすぐに、夫を問い詰めることが正解とは限らないようですね。もし、相手の浮気が原因で離婚するなら、できるだけ多くの不倫の証拠を集めることで自分に有利に働くでしょう。君のためなら何でもするよ「結婚して5年目の話です。夫は何も家のことを手伝ってくれず、いつも一人で家事をこなしていました。その日も、仕事の連絡が入ったとしばらく夫はスマホとにらめっこ。掃除をしていた私が、夫の後ろを通り過ぎると『いつもお世話になっております』と仕事のLINEらしき内容が見えたのですが…。次の瞬間『君のためなら何でもするよ』『家事が大変なら掃除も洗濯も任せて』という文字が目に飛び込んできて。すぐに不倫だと勘づいて『どういうつもり! 私はあなたの家政婦じゃないのよ』と怒鳴ると、夫は同僚とW不倫していたと認めたのです。それからは、夫にすべての家事をやらせることにして、私は悠々自適の生活を送ることにしました」(瞳・仮名/33歳)妻に協力的でなかったのに、不倫相手にはいろいろと尽くしていたなんて、考えるだけでも腹が立ちますね。夫は今まで何もしてこなかったので、反省の意味も込めて今後の家事を担うくらい当然なのかもしれません。以上、不倫夫の本音LINEを目にした妻が反撃に転じたエピソードをご紹介しました。一時の感情で不倫に陥っても、いい結果が待っているとは限りません。大切な人を裏切った代償を払うことになると肝に銘じてほしいですね。©blackCAT/Getty Images©fizkes/Getty Images©Prostock-Studio/Getty Images文・菜花明芽
2022年12月09日【実は身近にある不倫】シリーズ、民法709条違反となる不倫が実は身近でも起こっています。野々原なつめが見聞きした不倫の実録について綴っていきます。今回はサレ夫が語る、不倫妻の義母の驚きの行動について。【実は身近にある不倫】義母も不倫していた不倫親子38歳会社員の祐介さん(仮名)の妻が不倫していると発覚したとき、義母が妻を怒るかと思いきや、なんと返ってきた言葉は驚くべきものでした。「義母から『男なんだから女の不倫、1回くらいは見逃しなさいよ』と言われたんです。この家族は感覚がおかしいと思いました」そして離婚した祐介さんは以前、元妻が言っていたある言葉を思い出します。「ママがこの間、不倫相手の男の人からブランドのバッグを買ってもらっていた」と言っていたのです。親も不倫すればその子どもも不倫に対してのハードルが下がるのでしょうか。元義父は出張が多く、それをいいことに元義母は不倫をしやすかったのかもしれません。離婚後、元妻は悲惨な状況に陥りました。「元妻はもともとメンヘラっぽい性格でした。でもエセメンヘラという感じで、メンヘラを語るのです。それで、離婚後はお金にも困っているし誰かにかまってほしかったらしく、Twitterに『死にたい』と毎日のように書き込み、市販薬のパッケージの写真を載せて『オーバードーズしたけど死ねなかった』と投稿していました。でもこれはただのかまってちゃんで本当はオーバードーズなんてしていません。オーバードーズなんてしていたらパートも育児もできませんから。悲劇のヒロインぶっているだけでした」また、元妻は不倫したことを一部のママ友に話していました。祐介さんは「不倫のことを話したら子どもたちがいじめられるかもしれないじゃないか!」と激怒。そしてこのかまってちゃんの投稿。そんな元妻からはだんだんとママ友が離れて孤立していっているようです。不倫相手の男は犯罪者!祐介さんは不倫相手の男のことも調べ始めました。まずはTwitterのDMでコンタクトを取り、不倫の事実を認めさせました。そして本名も聞き出し、本名でネット検索をすると、数年前、性犯罪で逮捕されていた事実が明らかになりました。逮捕された際のネットニュースも顔写真付きで出てきました。「こんな危険な男と不倫していたなんて…その時は娘に被害が及んだらどうするんだと恐怖と怒りに震えました」そして、不倫相手の男を訴えようと大手法律事務所に相談すると、その男は生活保護受給者で慰謝料は取れないと言われてしまいました。「不倫発覚の際、義母から『あなたの稼ぎが悪いからお金のある男の人のもとにいっちゃうのは仕方ないわよね』と言われました。でも実際は生活保護受給者で元妻に経済的援助をできるわけがありません。そのことを義母に伝えると、何も言い返せずに黙っていました。親子そろってなんとも配慮のない言動です。元犯罪者の不倫相手ですが、現在はもう元妻と関係を断っているのが不幸中の幸いです。©laindiapiaroa/Getty Images©RUNSTUDIO/Getty Images取材・文 野々原なつめ
2022年12月03日茉奈さん(仮名・32歳)は、夫の駿介さん(仮名)の海外赴任が決まり、同行することに。夫の出発から1年後に、息子を連れてアメリカで暮らし始めました。そこで駿介さんから、同僚のアンナさんを紹介されます。ある日、二人が電話で話しているのを聞いて不倫を確信したそう。その後、いったいどうなったのか、結末までを伺いました。夫のキス現場を目撃「一時帰国から戻り、アメリカでの生活が再開して1か月が経ったころ。駿介がまた同僚たちと飲みに行ったんです。私は既にアンナとの関係を疑っていたので、ソワソワしながら夫の帰りを待っていました。そして、そろそろ帰ってくるであろう時刻に、ベランダに出て2階から外を眺めていたんです。すると、1台の車がマンションの手前で止まりました。助手席には駿介が、運転席にはアンナが乗っていました。そこで、駿介が車外に出ようとする前に、二人がキスをしたのです。挨拶といった言い逃れはできない、それはもう濃厚なキスでした…」夫が不倫を認めて…「駿介が部屋に戻ってきたところで、アンナとの関係を尋ねました。何もないと言いましたが、キスしていたのを見たと伝えると、口をつぐみました。そして、“すまない”と言い、関係を認めたのです。私は泣きながら、“とりあえず日本に帰る”と言いました。すると駿介は、“俺はもう戻らない”とひと言。なんと、“もう夫婦関係を戻すつもりはない”、“離婚してアンナと一緒になりたい”と言い放ったのです」アメリカで離婚手続きを進めることに「駿介の発言に呆れましたね。アンナとの関係がいつから始まったのかと尋ねると、私たちがアメリカに来る少し前からだと答えました。そして、今は本気であり、意思は変わらないと。そこから離婚に向けて話を進めましたが、住んでいるのはアメリカです。どう手続きしていいものか全く分かりませんでした。そこで、日本に住んでいる友人に頼んで、弁護士さんを紹介してもらいました。連絡をとって話を伺うと、離婚届は日本から郵送してもらうか、ネットでダウンロードなどもできるとのこと。また、慰謝料や親権などは、二人の戸籍がある日本の法律に従うことを教えてもらいました」慰謝料は取れない…?「慰謝料や親権などに関しては、問題なく進められるであろうということでしたが、私としてはアンナにも制裁を与えたかったんです。だから、慰謝料を取れないかどうかも聞いてみたんですね。弁護士さんの回答は、“難しいかもしれない”とのことでした。アンナの国籍はアメリカであり、その州の法律などに従うことになるだろうと。しかも、アメリカなどでは、不倫をした時点で夫婦が破綻していると見なされる場合が多く、慰謝料が発生することが少ないそう。そういった説明を聞き、アンナへの慰謝料請求は断念。私と息子は日本に帰国し、記入済みの離婚届を提出しました。駿介はというと、不倫の事実が会社に知られたことで、強制帰国となりました。アンナの近くにいたかったはずなのに、結局離れ離れになったのです。アンナから慰謝料をもらえないのは残念でしたが、少しすっきりしました」“海外赴任先で夫に不倫をされた女性の結末”をご紹介しました。国境を超えた恋愛にロマンチックさを感じますが、所詮は不倫です。不誠実な愛が、幸せな結末で終わることはないのです。©Vasily Pindyurin/xijian/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月30日仕事によっては、転勤などが多い場合もあります。その転勤先で出会った相手と、不倫に堕ちてしまうというケースもあるでしょう。茉奈さん(仮名・32歳)も、以前旦那さんの転勤により悲劇の体験をしたそう。いったい何があったか、当時の詳しい状況を語ってもらいました。夫の海外赴任に同行「私が27歳のとき、のちに夫となる駿介(仮名)と出会って結婚。そしてすぐに息子が生まれました。駿介は物流関係の仕事をしているんですが、結婚してしばらく経ったころ、海外赴任が決まったんです。行き先は、アメリカのカリフォルニアでした。私も息子も一緒に行くつもりだったんですが、まだ息子が小さかったので、両親とも相談して“もう少し落ち着いてからのほうがいい”ということになり、1年後にアメリカに向かいました。私は英語ができないし、最初のころは慣れない土地で右も左も分からず、心細かったですね。毎日のように親と電話をしていました」夫の同僚の女性と遭遇「私たち家族は、中心部にあるマンションの2階に住んでいました。近くに大きなスーパーがあったので、駿介の休みの日に3人で買い物に出かけました。すると、買い物中に夫が“あっ”と言って立ち止まったんです。向かいには、外国人の女性が立っていました。どうやら、近所に住んでいる職場の同僚とのこと。名前はアンナといって、金髪で背が高く、モデルさんのようでした。日本語が話せるらしく、“何かあったら相談して”と言われて心強く感じました。女性の知り合いができて嬉しかったです」夫の帰宅が遅くなり…「夫が職場の人たちと飲みに行って、帰りが遅くなったことがありました。車には乗れないので、タクシ―で帰ってくるのかなと思いながら待っていたんです。深夜になって、駿介が帰宅。だいぶ酔っているようなので、“大丈夫?”と尋ねたんですね。私は、体調について聞いたつもりでしたが、“アンナに近くまで送ってもらって…”と、どのように帰ってきたのかを説明したんです。それが、ずいぶんよそよそしく感じたんですよね。あらかじめ、そうやって伝えようと考えていたんじゃないかというような…。ちょっとした違和感をおぼえました」電話でヒソヒソと会話する夫「私たちがアメリカに渡って1年ほど経ったころ、家族で一時帰国をしました。1週間ほど日本で過ごしたんですね。私は、友だちと会ったり、買い物をしたかったので、息子を親に預けて出かけていました。そして、夕方ごろにいったん自宅に戻ったんです。すると、駿介の部屋から声が聞こえてきました。どうやら、電話か何かで話している様子。ヒソヒソと、声を潜めるように英語で会話していました。最初は仕事相手かと思いましたが、ときどき笑ったり、甘く囁いていたりするようにも聞こえました。しかも、相手は女性。その声に聞きおぼえがあったので、おそらくアンナだろうと思いました。私はそのとき、二人の間に何かあると確信したんです」“海外赴任先で夫に不倫された女性の告白”をご紹介しました。家族と離れて暮らしている間に、旦那さんは不倫に堕ちてしまったのでしょうか。寂しかったという理由もあるのかもしれませんが、やはり裏切り行為です。罪をおかしたことには違いありませんね。©yamasan/ipopba/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月30日友達からの連絡をきっかけに、愛妻家だと信じていた夫が、4人の既婚女性と交際していた事実を知った30代の有香さん(仮名)。探偵事務所の調査結果を突きつけても、動じることなく不倫を続ける夫…。有香さんは、ついに制裁をくだします。数か月かけて不倫相手の夫を突き止め、慰謝料を請求「夫と話してもらちが明かないので、私はさらに探偵に依頼して、夫の不倫相手である4人の既婚女性全員の素性を調べてもらいました。不倫相手に直談判をするよりも、相手の夫と話をしたほうがいいだろうと思い、不倫相手全員の自宅も調べてコンタクトを取りました。みなさん最初は私を警戒していましたが、会って不倫の証拠写真を見せると態度が変わり、自分の妻が既婚男性と不倫をしていたことにショックを受けていましたね。この時点で私は夫の不倫相手全員から慰謝料をもらうつもりだったので、不倫相手たちの夫にもその意向を伝え、協力してもらえる方と連絡を取り続けました」4人の不倫相手の夫の中には、妻の不倫を疑っていた人もいたようで、有香さんの行動をきっかけに離婚に至った夫婦もいたそうです。「結局、4人中2人は離婚したそうで、あとの2人は夫婦修復に努めているようです。不倫相手の女性のひとりは夫に本気にだったたらしく、“私のほかに3人も不倫相手がいたなんて!”とキレて大変だったという話も後から聞きました」不倫相手からの慰謝料総額は500万円!4人の不倫相手1人あたりに100万円強を請求し、夫にも慰謝料を支払わせたので合計500万円ほどになったと話す有香さん。しかし「探偵を使ったので、調査にかかった費用もかなりのものでした」と振り返ります。そして、その慰謝料をもとに新生活をスタートさせる決断をしたそうです。「私自身、離婚をするかどうか最後まで悩みました。まずは夫が“不倫相手”と関係を終えることが最優先だったので。その当時は、不倫相手全員ときっちり別れてもらって、さらに私に慰謝料を払ってもらうことを優先させたかったんです。慰謝料を受け取り、手元に残ったお金を計算して『これなら離婚しても、当面の生活はどうにかなりそうだな』って思えたので、そこで初めて離婚を現実的に考え、夫に離婚を切り出しました」すでに離婚を突きつけられる覚悟を決めていた夫は、有香さんの申し出をすぐに受け入れたとのこと。その頃は夫婦の関係も冷めきっていたので、有香さんが離婚を切り出した翌週には離婚が成立したそうです。「慰謝料をもらえたことで、新たな道を選択できたのは私にとって大きかったです。あのまま浮気夫と、我慢しながら結婚生活を続けていくというのは無理がありました。その後、夫の周囲で“複数の人妻との不倫が原因で奥さんが愛想を尽かした”という噂が流れ、夫は転職を余儀なくされたと聞いています。しかも夫は、私が知らなかっただけで“人妻マニア”として仲間内では有名だったらしいです。渦中にいるときには本当に大変でしたし、精神的にもかなりしんどかったのですが、今は穏やかな暮らしを手に入れています。結婚したことで中断していたキャリアも少しずつ回復できてきているので、これからも真面目にコツコツと生きていこうと思います」夫の浮気が発覚すれば、不倫相手に慰謝料を請求する妻は多いでしょう。夫婦関係が修復不可能なところまできていた場合には、そのお金を新たな生活への資金とする妻もいます。有香さんの場合、不倫相手が4人もいたことで多額の慰謝料が手に入ったことが、結果として新生活を後押しするきっかけになったようです。©west/moaan/gettyimages文・並木まき
2022年11月15日結婚前には想像もしなかった“夫の裏の顔”を知ってしまい、夫婦関係を継続することが難しくなるケースもあるようです。30代でそんな体験をした有香さん(仮名)は、夫の裏切りを許すことができず、大きな決断をくだすことに。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、有香さんの衝撃的なエピソードをご紹介します。愛妻家の夫と幸せな結婚生活のはずが…有香さん(仮名)は、結婚3年目を迎えるころまで幸せな結婚生活を謳歌していました。夫は仕事と家庭を上手に両立するタイプで、はたから見ても“愛妻家”に映っていたほど。妻に対して思いやりのある夫を、有香さんは自慢に思っていたそうです。しかし、そんな幸せな日々に、突然暗雲が立ち込める出来事が起きてしまいます。「ある日、私の友人から夫が女性と2人きりで歩いているという報告をLINEで受けたんです。最初は会社の後輩か仕事関係の女性かなって思ったんですけど、その連絡をしてきた友人が『普通の関係には見えなかったから、ちゃんと調べたほうがいいよ』って言ってきて。“まさかね?”って思いつつも、探偵に夫の素行調査を依頼することに決めたんです。いかにも愛妻家という感じの夫が、まさか私を裏切っていると思えなかったので、念のためって感じだったのですが……」探偵事務所が夫の素行を調べた結果、驚くことに4人の女性と付き合っていることがわかったのだとか。しかも、相手は全員人妻でW不倫をしていたのです。夫を問い詰めるも悪びれず、開き直る姿に唖然あまりのことに驚いた有香さんは、すぐに夫に証拠を突きつけ、事実を問い詰めます。しかし、夫の態度は有香さんが想像もしないものでした。「証拠を突きつけているのに、全然悪びれないんです。動揺する様子もなく『だから、何?』って言うんですよ。『浮気しないなんて約束したことはない』とか『俺は人妻が相手じゃないと燃えない』とか勝手なことばかり言って……。それどころか『君は僕の奥さんなんだから、こんなことくらいでギャーギャー言わないでくれよ。相手も人妻だから、家庭が壊れる心配がなくてむしろラッキーだろう?』とまで言ってきたんですよ」愛妻家だと思っていた夫が、知らないところで自分を裏切っていればショックを受けて当然です。夫婦間の話し合いで解決が見込めればベストですが、現実にはそううまくいく話ばかりではないでしょう。夫婦間で話し合いが進まない場合には、なんらかの行動に出て制裁を下す妻も少なくありません。©takasuu/CandyRetriever/gettyimages文・並木まき
2022年11月15日沙智さん(仮名・33歳)は、夫の正秀さん(仮名)の不倫相手と名乗る祐実さん(仮名)から突然電話が来て、カフェで対面することに。そこで、2人が1年前から交際していること、さらには夫が祐実さんから200万円を借りたまま返していないことを知ります。その上、祐実さんとの話から新たな事実が発覚したそう。いったいどんな結末を迎えたのでしょうか?さらなる不倫疑惑が浮上「200万円は大金です。祐実さんも、一向に返す素振りのない正秀に焦りを感じ、仕方なく私に連絡をしてきたのでした。そして、さらなる事実が発覚します。数日前も夫が外出をして怪しいと思っていたのですが、祐実さんは“最近正秀にあまり会っていない”と言うのです。不自然な外出があったと話すと、祐実さんは“もしかしたら、ほかに女性がいるのかもしれない”と言ってきました」妙な連帯感が生まれ……「祐実さんは、“相手の女性に心当たりがある”と言います。それは、正秀がたまに行くパチンコ屋のスタッフの女性だと。以前一緒に店を訪れたとき、妙に親しげに話をしていたのだそう。その時、違和感をおぼえたそうです。二人で話をするうちに、私も祐実さんも、夫の被害者という意識が強くなっていきました。だんだん、連帯感のようなものが芽生え始めていたんです。そして、その勢いで女性が働くパチンコ屋に向かったのです」もうひとりの不倫相手と対面「女性はすぐに見つかったので、思い切って声をかけてみました。私にとっては慣れない場所で、騒音で会話もしにくかったのですが、正秀の名前を出すと、途端に女性の顔色が変わりました。“勤務がもうすぐ終わるので、そのあとで……”と言われ、30分ほど待って外で話をすることになりました。そして話を聞くと、祐実さんの予想通り、女性も正秀と関係を持っていました。私に申し訳なさそうに謝ってきましたが、その女性も正秀の被害者なのだと感じました。お金を貸していないか尋ねると、“貸してはいるけどたいした額じゃない”と言われました。祐実さんにも多額の借金があることを話し、“もう正秀には近付かないほうがいい”と伝え、その場をあとにしました」復讐決行のとき「私たちは正秀の悪行のすべてを把握していますが、何も知らないのは正秀だけです。そこで、祐実さんにお願いして正秀を呼び出してもらうことにしました。数日後、カフェで待ち合わせをしました。私は奥のテーブル席を選び、入口に背中を向けて座りました。スマホのインカメラを使って様子を窺いながら待っていると、正秀がやって来ました。私は立ち上がって隣の席へ。すると正秀は、びっくりした表情で私と祐実さんを交互に見ました。そして、状況を悟ったのか“はぁ……”と大きなため息をついたのです。それからは、これまでの経緯をひとつずつ確認していきました。まずは、祐実さんたちへの借金を返済するよう、約束させました。次に、私は離婚を切り出し、慰謝料の支払いも約束させました。正秀と離婚して2年が経ちますが、今も月々の返済に苦しんでいるようです」“夫の不倫相手と直接会った女性の告白”をご紹介しました。自分の快楽だけを求めても、いつまでもそんなに都合よくはいきません。相手を裏切り傷付ければ、いつかその代償を払うときが来るのでしょう。©Favor_of_God/kokouu/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月04日不倫をすると、自分でも気付かないうちに普段と違った行動をとってしまうようです。沙智さん(仮名・33歳)も、夫のちょっとした行動の変化から不倫に気付いたそう。そしてそれが、思いがけない展開になったとのこと。いったい何が起こったのか、話を伺いました。夫の借金が発覚「夫の正秀(仮名)はもともとパチンコや競馬が好きで、休みの日はよく1人で遊びに出かけていました。勝ったときはいいお店で気前よくご馳走してくれたりもしたので、特に私も厳しく言ったりはしていませんでした。ところが結婚して2年が経ったある日、金融機関から夫宛てに封書が届きました。開けてみると、それは借金返済の督促状だったのです。夫を問い詰めたところ、借金が100万円あると白状しました。話し合いの結果、その借金は私が立て替えて、お金の管理も私がやることで無駄遣いさせないようにしたんです」夫の不審な行動がきっかけで……「夫の給料は私が預かり、お小遣い制にしました。最初のうちは、すぐに使ってしまいしょっちゅう小遣いをねだりに来ましたが、次第に慣れていったようでした。夫はお小遣いをやり繰りして、趣味の範囲内でギャンブルを楽しんでいるように見えたんです。でも、そこで気付いたことが……。休みの日は日中パチンコに行って夜に帰ってくるのですが、パチンコ屋独特の、タバコ臭が入り混じったニオイがしないんです。これは怪しいと思いました」不倫相手の女性からの電話「それでしばらく、夫の行動に目を光らせました。夫は残業の少ない会社で働いていたのですが、急に残業が増えて、ますます怪しく思えてきたんです。そんなころ、私のところに知らない番号から電話がかかってきて、嫌な予感がしました。電話に出てみると、女性の声で“正秀さんとお付き合いしています”と告げられ……。さらに“お金を貸しているので返してほしい”と訴えてきたんです」不倫相手にまで借金をして……「夫と不倫をしている女性とわかって頭にきて、直接会って話をしたいと伝えました。すると、向こうも素直に応じたのです。それでカフェで待ち合わせをして、対面しました。祐実さん(仮名)という方で、大人しく物静かなタイプに見えました。丁寧に挨拶をされ、拍子抜けしつつも話をしました。夫とは仕事のつながりで知り合い、関係は1年ほど続いていたそうです。そして、本題の借金の話になりました。夫にいくら貸しているのか聞くと、なんと“200万円くらい”だと言います。夫はそれを、ギャンブルにつぎ込んでいたようです。それでようやく、私にお小遣いをせびらなくなった理由が分かりました」“夫の不倫相手と対面した女性の告白”をご紹介しました。思いがけない不倫発覚のみならず、不倫相手の女性から多額の借金をしているという驚愕の事実……。夫の重ねた罪の重さは、計り知れません。©K-Angle/Westend61/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月03日飲食店経営者の奈々恵さん(仮名・35歳)は、相性が抜群な直弘さん(仮名)と結婚。専業主夫になり妻の仕事をサポートしていた直弘さんと不自由のない生活を送っていました。しかし、奈々恵さんは若い経営者の和弥さん(仮名)と出会って不倫に堕ちてしまいます。セレブ不倫を満喫していた奈々恵さんは、その後どうなったのでしょうか……。仕事もプライベートも充実「家のことは、専業主夫となった直弘さんがしっかりとやってくれていたので、私は仕事に集中することができました。さらに経営を拡大して、店舗を増やす計画なども出始めるように。また、不倫相手の和弥さんとも良好な関係が続いていました。仕事もプライベートも充実し、すべてが順調に進んでいるように感じていましたが、終わりのときは突然やってきました……」調査報告書を突きつけられ……「仕事から帰ると、直弘さんが“話がある”と言うんです。そして、複数の書類を出してきました。そこには調査報告書と書かれ、なんと、直弘さんは私の不倫を疑い、興信所に依頼して私の行動を監視させていたのです。和弥さんと会っているところや、スポーツカーに乗っているところ、ホテルに入っていくところまで、写真とともに詳細に記載されていました。完璧な証拠を突きつけられたのですが、動揺もあって私は逆ギレしてしまい……。今思い返せば、従順な直弘さんを下に見ていたところがあったんだと思います。直弘さんに向かって、“誰が稼いでると思ってるの?”と言ってしまいました」夫の反撃「直弘さんは、何も言いませんでした。ただ、悲しそうな目で私をじっと見るばかり。しばらく沈黙が続いたのち、“離婚しよう”と言われたんです。そして、慰謝料の話になりました。私としては、払うのは仕方ないという思いもありましたが、直弘さんは不倫相手の和弥さんにも払ってもらいたいと言うのです。でも、私は和弥さんに迷惑をかけたくなかったので、“和弥さんにも一応相談してみる”と口では言いながらも、最終的には私が多く支払うことで直弘さんに納得してもらいました。離婚が決まり、慰謝料の支払いに合意して話は終わるかと思いきや、そうはいきませんでした……」マンションまで奪われそうに……「直弘さんは、住んでいるマンションについて“自分にも半分権利がある”と訴えてきたのです。でも、マンションは私がひとりで購入したもの。“それはおかしい”と言い返しました。翌日、弁護士に相談したら、結婚後に購入したものは夫婦の共有財産とみなされ、財産分与の対象になるとのこと。直弘さんが“権利を主張するのは間違っていない”と言われてしまったのです。とはいえ、今住んでいる家なので、売るわけにはいきません。そこで、マンションの現在の価格を査定してもらい、その半分の額を直弘さんに支払うことになりました。そんなことがあったので、和弥さんとの関係も終わらせました。仕事はなんとか現状を維持していますが、直弘さんには今でも財産分与の金額を支払い続けています」“年下彼氏との不倫に堕ちた女性経営者の告白”をご紹介しました。献身的に支えてくれていた相手を裏切ったのですから、これぐらいの代償を払うのは当然なのかもしれません。しかし、ちょっとした過ちで家庭を壊し、慰謝料を払い続ける人生になるなんて、不倫に陥るのは本当に怖いことですね。©Kiwis/Halfpoint Images/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月02日「仕事が忙しい」を理由に、妻から妊活を拒絶され続けてきた貴行さん(仮名)。夫婦仲も冷めていくなかで、妻から衝撃的な事実を告げられ、人生が狂い始めました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな貴行さんの体験をご紹介します。「子どもができた」と妻から報告を受けるも“父親は別の人”「珍しく帰宅が早かった妻が、随分と思い詰めた顔をして『話がある』と言うので、これはただごとじゃないという予感がしました。そして、妻の口から『妊娠した』『父親はあなたではない』『あなたと結婚する直前から、付き合っている人がいる』と打ち明けられたんです。まぁ、ずっと僕らはセックスレス夫婦でしたから、妻が妊娠をした時点で僕の子ではないことは明白なわけで……。それよりもショックだったのは、僕との結婚が決まったあとに知り合った男と、僕と結婚する直前からずっと浮気を続けていたという事実でした」妻は激しく泣きながら、貴行さんに対して「お願いだから離婚して欲しい。慰謝料は相場より多く支払うから」と告げてきたとのこと。お腹の子どもを諦める気はなく、貴行さんと離婚して子どもの父親である男性と再婚したいため、出産の半年ほど前までには離婚を成立させたいと言ってきたのです。「女性は3か月の再婚待機期間がありますからね。出産時に相手の男性と籍を入れた状態にしておきたいと考えた妻には、僕と離婚するためのタイムリミットは短いわけです。僕自身この話を聞いたときには大きなショックを受けましたが、しばらくして落ち着いてくると妻のお腹にいる子どもには何の罪もないから、ここは僕が身を引くのが、これから生まれてくる赤ちゃんのためなんだろうなと考えるようになりました。それから1か月後には妻から相場の倍額の慰謝料を受け取り、離婚を成立させました」不倫相手に捨てられた元妻から衝撃的な依頼が届く大きなショックを受けた貴行さんでしたが「起きてしまったことは仕方ない。僕の女性を見る目がなかった」と過去を断ち切り、前向きに暮らし始めていたある日、なんと別れた元妻からとんでもない連絡が入ったのだとか。「なんと元妻が、不倫相手だった子どもの父親に裏切られてしまい、出産前に結婚できなくなったと連絡をしてきたんです。正直、もう僕には関係のない話なので、まったく同情心も湧きませんでしたけど、驚くことに元妻は『だから出産前にあなたと再婚して、お腹の子どもはあなたの子どもとして一緒に育てたい』とわけのわからないお願いをしてきたんですよ」非常識極まりない元妻からの依頼を、貴行さんは毅然とした態度で断ったとのこと。しかしそれからしばらくの間は、元妻から貴行さんに懇願するような連絡が何度も届いたと言います。「自業自得というか、考えが甘いというか……。最終的に僕は元妻が僕に連絡をしてこれないように携帯電話の番号を変えたので、その後どうなったのかは知りません。だけど、散々僕を傷つけてきて、自分の思い通りにならなかったら今度はまた僕を利用しようとした元妻のやり方は最低だと思います。そんな女性と少しの時間でも関わってしまったことを後悔していますが、縁があって一度は夫婦になった仲です。僕とは関係のないところで自分の人生にしっかりと向き合って、これからは真面目に生きてもらいたいと切に願いますね」誰かを傷つけて自分だけが幸せになろうとしても、そんなことはありえないのです。貴行さんのケースでは、貴行さんが元妻の非常識な依頼を毅然とした態度で拒絶できたからこそ、その後の更なるトラブルを回避することができたとも考えられます。誰かの同情を買って自分の思い通りに物事を進めようとする人は、見捨てられても仕方がないのかもしれませんね。©RyanKing999/xijian/ArtMarie/gettyimages文・並木まき
2022年10月08日自分は夫婦関係が良好だと思っていても、夫が一方的に不満を抱くこともあるでしょう。不倫相手にその不平を漏らしていたとなると、妻として到底許せるものではありません。そこで、今回は、サレ妻が受け取った「不倫夫からの誤爆LINE」をご紹介します。〇〇ちゃんと比べたらもうオバサンだよ「先日、夫の忘れ物を会社に届けたんです。すると、代わりに部下の女性が書類を受け取りに来ました。帰宅して『今日はありがとう』と夫からLINEが届くと、続けて『妻と会ったの? ちゃんと比べたらもうオバサンだよ』とメッセージが…。この内容で、先ほど会った女性と夫が浮気していると気が付いて。腹が立ったので『オバサンで悪かったわね』と返信すると、夫はしどろもどろ。陰で私の悪口を言っていた夫に幻滅し、離婚を決意しました」(30歳/主婦)人と比較されると、誰でもあら探しをされているようで嫌な気持ちになるのではないでしょうか。不倫相手に妻の愚痴を言うなんてもっての外なので、今回のように夫と別々の道を行くのもひとつの手です。口うるさくてまるで母親みたい「うちは共働きなんです。その日も、仕事が遅くなったので帰りを急いでいました。すると『部屋を片づけなくちゃ』『妻は口うるさくてまるで母親みたいだよ』と夫からLINEが入ったのです。私の悪口が書かれていたので、すぐに浮気だと確信。夫がすぐ部屋を散らかすから注意していただけなのに、それを不倫相手に愚痴るなんて。帰宅し『私はあなたの母親じゃないけど? 』と言うと、夫は真っ青に。これで夫婦関係に亀裂が入り、離婚することになりました」(28歳/人事)夫婦生活を送る上で、相手に「ここは直してほしい」と思うところがあれば、それを何度も指摘することもありますね。しかし、それで夫が不満を抱くようならもう一緒にやっていくのは難しいでしょう。料理がまずくて仕方ない「結婚して二年目の話です。私は実家にいる時、あまり台所に立たなかったので料理が大の苦手。でも、夫は『料理の腕がグッと上がったね』と褒めてくれていました。ある日、『妻の食事がまずくて仕方ない』『だから、君の料理が食べたい』と夫からLINEが入って。文面から、これは浮気相手へのメッセージだとわかったんです。帰宅した夫に『そんなに私の料理ってまずい? 』と聞くと、顔面蒼白に。これが決定打となり、離婚することになりました」 (29歳/美容師)妻でなく不倫相手に本音を打ち明けるあたり、夫は相当浮気にのめりこんでいそうですね。平気で嘘をついていたので、どんな言い訳をしても決して妻の気持ちが戻ることはないでしょう。以上、 サレ妻が受け取った「不倫夫からの誤爆LINE」をご紹介しました。夫婦関係を長く続けたいからこそ、本音を隠さずしっかり向き合いたいところです。夫が不倫相手に夢中になり、自分の陰口を言っていたとなれば妻がそれを許すはずもありません。身勝手な振る舞いはいつか身を滅ぼすと覚えておきましょう。©Photo by Rafa Elias/Getty Images©AntonioGuillem/Getty Images©Hirurg/Getty Images文・菜花明芽
2022年10月01日沙里さん(仮名・28歳)は、合コンで知り合った年上の男性、春樹さん(仮名)と交際。しかし、既婚者であると打ち明けられます。それでも交際を続け、春樹さんは前妻と離婚し、2人は無事に結婚することに。しかし、結婚から2年ほどして、またしても春樹さんは年下女性との不倫が発覚します。その後、沙里さんはどんな結末を迎えたのか、詳しく話を伺いました。不倫発覚と同時期に妊娠が分かり…「春樹さんのLINEを覗いて、不倫の事実を知りましたが、すぐには追及することができませんでした。なぜなら、その時期に、私が妊娠していることが分かったからです。春樹さんと別れることになり、シングルマザーになるということが、考えられませんでした。そこで、躊躇してしまったんですね。でも、もしかしたら妊娠が分かれば、春樹さんも不倫をやめてくれるかもしれないと思いました。それで済むのであれば、これ以上波風は立てたくないとも思い、微かな希望を抱き、思い切って妊娠を伝えたんです。すると、春樹さんはとても喜んでくれました。ただ、残念ながら不倫をやめている気配はありませんでした……」友人との再会「いろいろ悩みごとが重なり、私は情緒不安定になり、体調も崩してしまいました。妊娠していることもあり、少し早めに産休を取らせてもらうことにしました。時間ができたので、ある友人に連絡をしました。それは、春樹さんと出会った合コンに誘ってくれた、ミハル(仮名)です。久しぶりに会い、現状を報告しました。妊娠していること、春樹さんが不倫していることを伝えました。するとミハルが、“実はあのとき私も……”と、当時のことを語り始めたんです」合コン当時の真相「合コンのあと、ミハルも春樹さんから連絡が来て、何度か会っていたそうです。具体的には言いませんでしたが、おそらく肉体関係もあったんでしょう。さらに、春樹さんは、合コンに参加していたほかの女生とも、関係を持っていたそうなんです。そこで、“なんだあの男……”となったみたいなんですね。ただ、そのタイミングで私との交際が始まっていたので、ミハル達はだまってくれていたそう。でも、奥さんがいることが分かったときは、絶対にやめたほうがいいと思い、私が春樹さんと付き合うことを全力で止めてくれていたとのことでした」子どものために選んだ道とは…「色々と調べていたら、彼の元奥さんもかなり年下だったらしいです。春樹さんは、年下女性が大好きな、ただのスケベおやじでした。ミハルの話を聞いて、決心がつきました。おそらく、いま春樹さんと関係が回復しても、またしばらくすると同じことを繰り返すと思いました。ならば、いま別れるべきだと……。両親にも相談し、子どもを産んで実家で育てることを受け入れてもらいました。すべて、出産と育児の態勢が整ったところで、春樹さんに離婚を申し出ました。それからは、シングルマザーとなり、子どもは2歳になりました。両親にも支えてもらいながら、元気に暮らしています」“年上男性と結婚して裏切られた女性”の告白をご紹介しました。人の本質はそう変わりません。2度も不倫をするような人は、今後も繰り返す可能性が十分にあります。最後に、これ以上、子どもを傷つけないためにも、沙里さんは離婚を決断して良かったと語ってくれました。©David Espejo/Terry Vine/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月18日年上の男性に惹かれることもあると思います。精神的な余裕や経済的な余裕に、大人の魅力を感じるからかもしれません。沙里さん(仮名・28歳)も、かつて年上の男性と交際をしていました。しかし、のちに衝撃の事実を知ることになり、その後は凄まじい人生を送ることになったそう。当時の状況を詳しく伺いました。年上の彼との出会い「23歳のときです。就職して1年近くが経ち、仕事も落ち着いてきたころに、夜遊びをするようになっていました。そこで、友人に合コンに誘われ参加したんですね。男性陣は4人。大手企業に勤める人たちで、みんな10~13歳くらい年上でした。そこで親しくなったのが、春樹さん(仮名)です。春樹さんは落ち着いた話し方をする人で、大人っぽさがありました。聞き上手で、話していてすごく心地良かったんですね。連絡先を交換し、後日、ドライブに行くことになりました」ドライブで見せた大人の対応に…「私も免許を持っていて、たまに実家の車を借りてドライブをすることがあったので、楽しみにしていたんです。すると、迎えに来てくれた春樹さんの車がポルシェだったんです。カッコいいなと思い、お金も持ってる人なんだと感心しました。そうしたら、“運転してみる?”と聞かれたので、少しだけ代わってもらったんです。初めての左ハンドルで、運転しにくいところもありました。そこで、途中でコンビニに入ったんですが、出るときにガードレールに車体をこすってしまって……。ヤバいことをしてしまった……と、弁償やデートも台無しで凹んでいたら、春樹さんは“保険に入ってるから大丈夫だよ”と気にする素振りが全くなかったんです。そんな大人の対応に、一気に心が奪われてしまったんです」衝撃の事実「その後、何度かデートを重ねて春樹さんと交際することになったんですが、1か月ほどして、春樹さんが既婚者であることを打ち明けてきました。春樹さんは、“妻とは離婚に向けて話し合いをしている”と言うんですね。私としては、それを信じるしかありません。周りの友人に相談すると、“不倫している人はみんなそう言うんだから、今すぐ別れたほうがいい!”と、大反対を受けました。そのときはかなり落ち込みましたね。でも、しばらくして、本当に春樹さんの離婚が決まったんです。彼を信じて良かったと、心の底から思いました。そして1年ほどの交際期間を経て、彼と結婚をしました」結婚後の裏切り「結婚して2年近く経ったころです。春樹さんから怪しい気配を感じるようになりました。仕事の帰りが遅くなったり、休日もよく出かけるようになったんです。悪いなとは思いましたが、春樹さんが寝ている隙にLINEを覗いてしまいました。すると、女性とのやり取りや頻繁に2人で会っているような内容が見つかりました。女性の名前をSNSで検索すると、その人がすぐに見つかって、驚いたのは年齢です。私よりも2歳下。春樹さんよりも、ひと回り以上も年齢が下の女性だったんです。愕然としましたね……」“年上男性と結婚して裏切られた女性”の告白をご紹介しました。困難を乗り越えて結ばれただけに、まさか夫に裏切られるとは思ってもみなかったのでしょう。とはいえ、沙里さんも不倫の末の略奪婚です。一度不倫をした男性がその後改心する、という話も聞きますが、“不倫癖”から抜け出せない男性には近づかない方がいいのでしょう。©AsiaVision/baranova_ph/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月18日不倫をしている夫のほとんどが、妻にバレることを何よりも恐れています。実際にバレてしまった場合、その代償はどれほどのものなのでしょうか。今回は経験者の男性に話を聞いてきました。彼らが、不倫した過去を悔やんでも悔やみきれない理由とは…?母親に浮気を告げ口された「妻にスマホを見られ、会社の部下との不倫がバレてしまいました。平謝りして許してもらえたと思ったのも束の間、その週末、僕の母親がものすごい形相でいきなり家に押しかけてきて…。どうやら妻が僕の実家に連絡して、浮気の件を母親に告げ口したようです。女性関係のトラブルが母親にバレるほど気まずいことはなく、非常に肩身の狭い思いをしました…」(30歳/会社員)いくつになっても母親には頭が上がらない!という男性は多いです。不倫が母親にバレてお説教をされたことによって、キツいお灸をすえられたのではないでしょうか。そもそも親に顔向けできないような恥ずかしい行動なのであれば、最初から不倫をするべきではありません。クレジットカードの明細を見て唖然…!「行きつけのお店で働いている女性と、勢いで深い仲になったのが妻にバレてしまいました。『もう二度としない』と伝えて謝り、その後は妻も何事もなかったかのように振る舞ってくれたので、一件落着したと思い込んでいたんです。ところが翌月のクレジットカードの請求書を見て、唖然としました。妻が家族カードを使って、高級バッグを勝手に買っていたんです。慌てて妻を問い詰めたら、『慰謝料を請求されることを思えば、このくらい安いでしょ』と平然と言われました…。その後も、また何か高いものを買われるのではないかと常にビクビクしています」(33歳/金融)謝って許してもらえたから一件落着、と思ったら大間違いです。不倫をされた側の心の傷は相当深く、すぐに忘れられるような出来事ではありません。最悪の場合、離婚をされてしまうことを思えば、カバンの請求くらいで済んでまだマシだった…と言えるのではないでしょうか。子どもに知られて軽蔑された「不倫がキッカケで、妻と別居することになりました。それでも娘にはちょくちょく会いに行っていたんです。しかし12歳の娘が、僕の浮気が原因で夫婦仲が悪くなったことに勘付いていたようで…。『お父さん、気持ち悪いからもう会いたくない』と言われ、本当に傷つきました。軽い気持ちで浮気してしまったことを本気で後悔しています」(35歳/経営者)不倫によって失うのは、妻の信頼だけとは限りません。子どもとの絆にもヒビが入り、後悔している男性もいるようです。妻や子どもが負った心の傷は、その後もずっと続くでしょう。本当に大切な存在を失いたくないのであれば、軽率な行動は慎むべきです。以上、不倫がバレてしまった男性が後悔している理由を紹介しました。因果応報とも言えるのかもしれませんが、不倫の代償はやはり大きいようです。取り返しのつかない事態になって後悔することのないよう、やはり家庭を大切にすべきだと改めて考えさせられました。©Luana Ciavattella / EyeEm/Gettyimages©MojanB/Gettyimages©Aleli Dezmen/Gettyimages文・小泉 幸
2022年08月13日