川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する映画『バジーノイズ』より、桜田さん演じる潮、井之脇海演じる航太郎、柳俊太郎演じる陸の場面写真がシネマカフェに到着した。マンションの管理人をする清澄(川西さん)と、他人の“いいね”だけを追いかけて生きてきた潮が出会うことによって、巻き込まれていく潮の幼なじみで、レコード会社勤務の航太郎、彼が担当する「マザーズデイ」のベーシスト・陸。清澄と、彼の音楽に惹かれた陸は、「AZUR」としてバンドを組むこととなり、潮や航太郎も個人的に手伝うことになる。今回シネマカフェには、清澄によって運命が変わっていく潮、航太郎、陸が並んで夜の街を歩く姿や、航太郎とベースを背負った陸の場面、そして陸の演奏シーンが到着。航太郎役の井之脇さんは、監督・風間太樹が監督補を務めた『帝一の國』で出会い、いつか一緒にと思っていたそう。井之脇さんが演じる等身大の登場人物は、観客の共感を呼ぶことだろう。また、陸役の柳さんは、陸の圧倒的な存在感を演じられる俳優ということで名前が挙がったそう。様々な経験を感じさせる空気感を纏い、深みのある演技に説得力がある柳さん。ベースはほぼ弾けない状態だったが、自ら練習量を増やしたことで、プロが見ても納得できる仕上がりになったという。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月13日日本最大級のシネマフェスティバル「SEASIDE CINEMA 2024」の各会場の上映作品をはじめ、イベントの詳細が決定した。横浜・みなとみらいの6つの会場で、野外シアターやマルシェなど、様々な映画をテーマにした体験が楽しめる同イベント。過去開催の様子今回の発表では、大人気ノンストップ・カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズから5作品、A24や90年代の名作、『トップガン』シリーズを上映することが決定した。THEATER RED BRICK(横浜赤レンガ倉庫)赤レンガパークに約450インチの特大スクリーンを設置。シリーズ第1作目『ワイルド・スピード』から、『ワイルド・スピード MEGA MAX』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』、『ワイルド・スピード ICE BREAK』、昨年公開された最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が上映される。日時:5月2日(木)~6日(月・祝)開演18:40会場:横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク入場料:無料※鑑賞用チェアなしTHEATER MARINE & WALK(MARINE & WALK YOKOHAMA)みなとみらいの夜景と波の音を感じる海辺の特別なロケーションにスクリーンを特設。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『aftersun/アフターサン』といったA24作品、『バッファロー'66』、『リアリティ・バイツ』と、90年代の名作がラインアップ。MARINE & WALK YOKOHAMA飲食店舗でテイクアウトした食事を食べながら、映画を楽しむこともできる。日時:5月3日(金・祝)~6日(月・祝)開場14:00 開演18:40会場:MARINE & WALK YOKOHAMA入場料:無料※鑑賞用チェアなしTHEATER BAY QUARTER(横浜ベイクォーター)大ヒットシリーズの最終章となる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、40周年を迎えるSFアクションコメディの金字塔『ゴーストバスターズ』やキアヌ・リーブス主演の『マトリックス』を連続上映。コスプレ来場者には、お菓子のプレゼントも(先着順)。日中は謎解きラリーイベント「ベイクォーターと勇者の冒険」が同時開催される(有料・先着順)。日時:5月3日(金・祝)~6日(月・祝)開場13:00 開演18:30会場:横浜ベイクォーター3F メイン広場入場料:無料※鑑賞用チェアなしTHEATER WORLD PORTERS(横浜ワールドポーターズ)屋上に1日限りの野外シアターが登場。大迫力の観覧車が臨める開放的な空間で、任天堂とイルミネーションが贈るアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を上映。日時:5月3日(金・祝)開場18:00 開演18:30会場:横浜ワールドポーターズ立体駐車場屋上入場料:無料※整理券配布あり※整理券配布詳細は特設サイトにて告知予定(先着350枚)※整理券1枚につきイス1脚の用意ありCINEMA MARCHE HAMMERHEAD(横浜ハンマーヘッド)映画に関連したグッズやアパレルアイテムが揃うマルシェ。名画のポスター展の開催や、名画の劇中に流れる名曲が期間限定で館内BGMに。日時:5月2日(木)~5月6日(月・祝)マルシェ営業時間11:00~18:00会場:横浜ハンマーヘッド入場料:無料THEATER PACIFICO(パシフィコ横浜)国立大ホールマリンロビーに大型スクリーンを設置。トム・クルーズを一躍スターダムの頂点へとのし上げたアクション超大作『トップガン』、続編『トップガン マーヴェリック』をそれぞれ上映。キッチンカーの出来立てフードを楽しみながら、非日常空間で映画鑑賞することができる。日時:4月30日(火)~5月1日(水)開場17:30 開演18:30 屋外キッチンカーエリア営業時間13:00~21:00会場:パシフィコ横浜 国立大ホール マリンロビー・屋外テラス入場料:無料※整理券配布あり(先着順200名)※各日13:00から入場口付近で整理券を配布※鑑賞用チェアなし「SEASIDE CINEMA 2024」は4月30日(火)~5月6日(月・祝)横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク、MARINE & WALK YOKOHAMA、横浜ベイクォーター3F メイン広場、横浜ワールドポーターズ 立体駐車場屋上、横浜ハンマーヘッド、パシフィコ横浜 国立大ホール マリンロビー・屋外テラスにて開催。※期間や時間は会場により異なる※雨天決行・荒天時は中止(シネマカフェ編集部)■関連作品:ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年10月1日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開© 2014 Universal Picturesワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© Universal Picturesトップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studiosワイルド・スピード/ファイヤーブースト 2023年5月19日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.aftersun/アフターサン 2023年5月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
2024年04月13日ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして初主演を務めた韓国ノワール『貴公子』がいよいよ公開される。この度、キム・ソンホが撮影秘話について明かすインタビューがシネマカフェに到着した。『オールド・ボーイ』『チェイサー』から『ハント』など、次々と傑作を放つ韓国映画界から新たなアクションノワールが登場。『新しき世界』『THE WITCH/魔女』などで、韓国ノワール界の巨匠といわれるパク・フンジョン監督が、銃撃戦、接近格闘、カーチェイスだけでなく、登場人物たちの息詰まる攻防を熾烈なタッチでスクリーンに刻みつける。『貴公子』が自身の映画デビュー作になったことについて、キム・ソンホは「私は俳優として演技ができるというそのものに大きな喜びを感じているのですが、今回は初めての映画作品であり、初主演になりました。またアクションもこなす役柄だったので緊張もありましたが、それ以上に大きなトキメキを持って作品に臨みました。『貴公子』の現場は私にとって、毎瞬間ごとに記憶に残る現場となりましたし、本当に喜びを持って作品に取り組みました」と撮影をふり返る。出演を決めた大きな理由は、「私が最も心惹かれたのは、パク・フンジョン監督のファンだったからです」という。「また作品の中で描かれる謎の男、ベールに包まれた男“貴公子”というキャラクターにもとても興味を惹かれました。シナリオを読みながら、追跡シーンやキャラクターのビジュアルを思い浮かべて、パク・フンジョン監督が『貴公子』を撮るのであればとても素敵な作品になるだろうと想像でき、とても興味が湧いてきて是非出演してみたいと思ったんです」とパク・フンジョン監督作品であるということが出演の決め手となったそうだ。そんなパク・フンジョン監督の魅力については「ノワール作品の雰囲気を作り出すことに本当に卓越している方だと思いました。例えば、単純な会話のシーンだったとしても、とてもインパクトのある緊張感を漂わせる演出ができる監督だとも思います。また俳優たちが持っている力以上の演技を引き出してくださる監督で、私自身も今回持っている力量以上の演技をパク・フンジョン監督によって引き出されたんではないかと思っています」と監督の演出について語る。今回キム・ソンホが演じたキャラクターの“貴公子”は常に微笑みを浮かべている謎めいた役柄であり、演じる上で参考にしたものがあったかという質問に対して「貴公子のキャラクターについてシナリオには『微笑みを称えている』というト書きがとても多かったんです。パク・フンジョン監督と役について会話を重ねていく中で、スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』の主人公の悪いことをしているのに、悪いことであるということを自覚せず犯行を楽しんでいる姿が参考になるのではという話になり、実際に映画を観て研究しました」と明かす。さらに「役作りに関して難しいと感じる部分があれば、その都度パク・フンジョン監督と相談をしながら進めていきましたし、現場ではスタッフの皆さんとも多くのことを話し合いながら、とにかく情熱的にこの作品に臨みました」と現場で監督と入念に会話を交わし、役作りを進めていったことを話した。現場で試行錯誤しながら作り上げた“貴公子”のユーモアのある対話のシーンは本作の魅力の1つとなっているが、撮影ではアドリブがあったのか聞かれると「ウィットに富んだセリフや面白いシーンは、すでにシナリオにパク・フンジョン監督がしっかりと書いてくださっていましたので、そのまま演じました」という。「アドリブが採用されたシーンがあるとすれば、女子高校生・ガヨンが『分かった?この貧乏人』と言うシーンがあるのですが、そのシーンの撮影時にパク・フンジョン監督がなかなかOKを出さなかったので、私もそのセリフの後に続けて思うままに『おい、呼んでるぞ』と言ったところはそのまま使われています」と、とっておきのアドリブのシーンについて教えてくれた。追撃シーンや銃撃戦など見ごたえのあるアクションシーンの撮影については「アクションシーンに関しては、事前にたくさんの練習をしました」と言い、「打撃アクションのシーンは、お互いの動線やアクションがきちんと合っていくように、こちらも繰り返し時間を重ねて練習しました。また撮影に入ってからは現場での様々な変化にも柔軟に対応できるように、毎朝入念なチェックを行い、1つ1つのアクションに対して熟知した状態で臨めるように取り組みました」と入念に事前準備をし撮影に臨んだという。そして撮影中に大変だったことを聞かれると「実は私は高所恐怖症なんです。橋の上を走るシーンがあるんですけど、そのシーンの撮影はとても怖かったです。また橋の上から飛び降りるシーンでは、飛び降りる時よりも、ワイヤーを付けた状態で上に上げられる方が怖かったです。もちろん現場では安全装備を完璧な状態で身に付けてはいるんですけど、その恐怖心は忘れられないものとなりました」と打ち明ける。続けて「アクションの演技は事前に数十回動線を確認して息を合わせて訓練をして撮影に臨むのですが、現場の状況変化に応じて、細かい修正を加えながら何度も撮影が行われていくというこのプロセスが、私にとってはパク・フンジョン監督やスタッフと一緒に作品を作り上げていっているように感じ、本当に意味のあることに感じられました。その結果、モニターに映し出されたシーンを観たときには、本当に言葉で言い表すことができないほど胸が熱くなりました」と初主演作となった映画の撮影について深く心を込め話してくれた。最後に作品の見どころについて聞かれると「この映画は決して難しい映画ではないんですね。もちろん緊張感があって、スリルも迫力のある映画ですが、合間合間に様々なウィットがちりばめられているので、本当に気楽に楽しめる映画だと思います。是非みなさんには思いっきり気楽に映画を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」と笑顔で伝えてくれた。キム・ソンホは本作での演技により、第60回百想芸術大賞の新人演技賞にノミネートされている。『貴公子』は新宿ピカデリーほかにて全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:貴公子 2024年4月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.
2024年04月13日109シネマズと森永製菓の人気商品「森永ミルクキャラメル」とのコラボレーションによるポップコーンが、109シネマズプレミアム新宿を除く全国の109シネマズおよびムービルにて数量限定で販売される。「森永ミルクキャラメル」味ポップコーンが限定復刻森永製菓のロングセラー商品「森永ミルクキャラメル」。2023年夏には、109シネマズで販売されているキャラメルポップコーンが、期間限定で「森永ミルクキャラメル」のフレーバーにアレンジされ、高い人気を獲得した。今回は、その好評を踏まえてコラボレーションポップコーンを再販。濃厚なミルクのコクとキャラメルの優しい甘さが効いたポップコーンを、109シネマズの映画館でもう一度味わうことができる。109シネマズプレミアム新宿限定のカクテルもまた、開業1周年を迎える109シネマズプレミアム新宿では、春に向けた2種類のプレミアムカクテルを期間限定で提供。いちごの果実を贅沢に入れた「フローズン・ストロベリー・ハイボール」、さくらとグレープフルーツが香る「さくらモーニ」を用意している。【詳細】109シネマズ×森永製菓 限定ポップコーン販売期間:2024年3月29日(金)〜取扱店舗:全国の109シネマズ(109シネマズプレミアム新宿を除く)、ムービル価格:・Sサイズ 500円・Mサイズ 600円・Lサイズ 700円※数量限定※コラボレーション中は、通常のキャラメル味ポップコーンの販売は無し。■期間限定カクテル販売期間:2024年4月12日(金)〜取扱店舗:109シネマズプレミアム新宿価格:・「フローズン・ストロベリー・ハイボール」1,300円・「さくらモーニ」1,000円※数量限定
2024年04月12日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)の企画“GGW”(ゴールデンゴジラウィーク)が開催されることが12日、明らかになった。○■映画『ゴジラ-1.0』入場者プレゼント配布・応援上映・副音声上映開始4月11日までの公開161日間で観客動員486万人、興行収入73.5億円を突破し、2023年に日本で公開された実写映画ランキングで第1位となった同作(※興行通信社調べ)。日本興収も含めた全世界累計の興行収入で175億円(※)を突破している(※現時点のレートで換算)。第47回日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめとする最多8冠に輝き、第96回アカデミー賞でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞、世界各地で大きな話題となった。このたび、19日からゴジラ×GW(ゴールデンウィーク)として、“GGW”(ゴールデンゴジラウィーク)を行うことを発表。19日より全国合計30万名限定で金色に輝く“マイナスワンゴジラ”があしらわれたオリジナルステッカー「GGS-1.0(ゴールデンゴジラステッカーマイナスワン)」を配布する。アメリカのアカデミー賞受賞会場では、山崎貴監督が願掛けとして、金色に塗られたゴジラのフィギュアを常に持ち歩いていたことも話題となり、縁起のいい “金色のゴジラ”が描かれた重厚感溢れるデザインとなっている。さらに応援上映「『ゴジラ-1.0』 海神作戦応援乗船」を開催。TOHOシネマズ新宿・TOHOシネマズ梅田の2か所の劇場で、19日19時上映回で開催される。TOHOシネマズ新宿で実施される応援上映には、本作において重要人物である海神作戦総指揮・堀田辰二艦長を演じた田中美央の参加も決定。自身も『ゴジラ-1.0』鑑賞回数30回以上を誇り、さらにハリウッド版『ゴジラxコング 新たなる帝国』では日本語吹替を務めることも決定している田中が現地に駆け付け、応援上映の指揮を執る。応援上映に向け、堀田辰二艦長(田中)が、「『ゴジラ-1.0』海神作戦応援乗船」の心得を解説する特別映像を公開。映像では、作中の海神作戦の説明の如く、応援上映にあたっての注意事項や応援方法などがしっかりと説明される。さらに、4月19日~5月9日の3週間限定で、白組のオスカー受賞メンバーである山崎貴監督×渋谷紀世子×高橋正紀×野島達司による副音声上映を実施。「HELLO! MOVIE」というアプリを使用して、スマートフォンで音声を再生することで、劇場で映画も見ながら解説を聞く事ができる。劇場の環境のみで再生可能で、撮影秘話やVFXの仕組み、アカデミー賞授賞式での小話など、和気あいあいと語り尽くす。また、怪獣王ゴジラのフェスイベント「ゴジラ・フェス」初の出張開催となる「ゴジラ・フェス大阪」も、28日に「グランフロント大阪 うめきた広場」にて開催される。【編集部MEMO】映画『ゴジラ-1.0』はゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。(C)2023 TOHO CO., LTD.
2024年04月12日映画業界の搾取や性暴力に迫った映画『アシスタント』の監督キティ・グリーンと主演ジュリア・ガーナーが再タッグを組んだ『ロイヤルホテル』が7月26日(金)に公開決定。ティザーポスターも解禁された。ハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)の親友2人は、旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとして働くことに。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長(ヒューゴ・ウィーヴィング)や荒々しい客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく…。本作は、オーストラリアの荒野にたたずむ、さびれたパブ「ロイヤルホテル」を舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる身の毛もよだつ悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。2016年に『Hotel Coolgardie』(原題)としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブがモデルとなっている。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。本作を手掛けたキティ・グリーン監督は、審査員を務めた映画祭でこのドキュメンタリー映画を目にし、そこからインスピレーションを受け『アシスタント』(19)の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結させて作り上げた。2023年9月に第50回テルライド映画祭、続く第48回トロント国際映画祭でも上映され好評を博し、『燃ゆる女の肖像』『パラサイト 半地下の家族』などのヒットが続く新進気鋭の映画スタジオ「NEON」配給により2023年10月に全米公開。限定公開ながらもクリーンヒットとなり、ラストシーンが物議を醸した話題作。今回解禁する日本版ティザーポスターは、ジュリア演じるハンナと、『マトリックス レザレクションズ』『グレイマン』などのジェシカ・ヘンウィック演じるリブがアルバイトをすることになるロイヤルホテルという名のパブにたどり着き、異様な雰囲気が漂う店に戸惑う場面を表している。ロイヤルと名の高貴さとは真逆の廃墟のような店構えと灰色の空が象徴的。併せて解禁となった場面写真は、ロイヤルホテルを背景に、額から血を流すハンナと険しい表情のリブが佇む様子を切り取ったものとなっている。メガホンをとったグリーン監督は、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身。『Ukraine Is Not a Ukraine Is Not a Brothel』(13)でドキュメンタリー監督としてデビュー。Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』(17)を手掛け、2017年に巻き起こった#Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を題材にした『アシスタント』で初の劇映画作品を作り上げた。同作は、日本でも2023年に公開されヒットを記録。今回も再び、職場でのパワハラ、性的虐待を題材にした作品を作り上げている。『ロイヤルホテル』は7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アシスタント 6月16日新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2019 Luminary Productions, LLC. All Rights Reserved.
2024年04月12日「109シネマズプレミアム新宿」にて、ソフィア・コッポラ監督作品『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』の35mmフィルムスペシャル上映が開催されることが決定した。スペシャル上映は、『ロスト・イン・トランスレーション』日本公開20周年と『ヴァージン・スーサイズ』製作25周年を記念して行われるもので、「アニヴァーサリー(35mmフィルム)スペシャル上映」として6月21日(金) から27日(木) の1週間限定で実施される。本イベントでは、作品にちなんだゲストによるトークイベントや、本上映企画を記念した「レコードジャケットサイズ特製ポストカード」の入場者プレゼントも予定されている。<イベント情報>「『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』アニヴァーサリー(35mmフィルム)スペシャル上映」6月21日(金)~6月27日(木) 1週間限定上映■鑑賞料金CLASS S:6,500円CLASS A:4,500円<作品情報>『ロスト・イン・トランスレーション』(C)2003, Focus Features all rights reserved監督:ソフィア・コッポラ出演:ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、マシュー南ウイスキーのコマーシャル撮影のため来日したスター、ボブ・ハリス。彼は滞在先の高級ホテルでスタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じていた。さらに自宅にいる妻との電話で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、部屋で孤独を持て余していた。そんな2人が偶然出会い……。『ヴァージン・スーサイズ』(C)1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All Rights監督:ソフィア・コッポラ出演:キルスティン・ダンスト、キャスリーン・ターナー、ジェームズ・ウッズ、ジョシュ・ハートネット、ハンナ・ホール1970年代のアメリカ中西部の町。リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の美人姉妹だった。ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう……。109シネマズプレミアム新宿 HP:
2024年04月12日中国発のスカイアクション『ボーン・トゥ・フライ』(原題:長空之王)が6月28日(金)より全国公開されることが決定。日本版WEB特別ティザービジュアルとメイン写真が解禁された。空軍のパイロットであるレイ・ユー(ワン・イーボー)は、操縦に長けているが訓練中にトラブルを起こし能力を活かしきれずにいた。ある時、戦闘機のテストパイロットチーム隊長のチャン・ティン(フー・ジュン)が彼の才能に気づき、チームへと誘う。レイは厳正な選考を経て、ドン・ファン(ユー・シー)を始めとする優秀な飛行士6人とともに、テストパイロットに選ばれる。彼らは、新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、高度1万メートル以上の世界で、何度も繰り返される厳しいテストは、想像を絶する程に過酷だった。死と隣り合わせの極限状態のなか、思うように成果を出せずに苛立つレイは、ライバルのドンと衝突。果たして彼らは難関なミッションを乗り越え、最高レベルの技術が結集して開発された戦闘機の飛行に成功するのか…。中国公開時、わずか3日間で興収40億円を突破し、初週の興収ランキングで第1位を記録、その後もロングランヒットを飛ばし、世界興収177億円を打ち立てる快挙を成し遂げた本作。主人公である若きパイロット、レイ・ユーを演じたのは、中韓合同のボーイズグループ「UNIQ」のメンバーとしてデビューし、TVドラマ「陳情令」でその名を一躍世界に広めた、いま大ブレイク中の俳優ワン・イーボー。昨年、3本の主演作が中国で公開され、その全てが国内年間興収トップ20入りするなど桁違いの人気を誇る。アイドルとしての人気だけではなく、本格的なアクションもこなす演技力の高さも評価されている、要注目の俳優だ。そして、ワン・イーボーと共にW主演を務めたのは、本作で映画デビューを果たした期待の新人ユー・シー(『封神~嵐のキングダム~』)。レイのライバル、ドン・ファン役を熱演した。さらに、軍医役に『少年の君』のチョウ・ドンユィ、教官役には『レッドクリフ』シリーズ、『1950 鋼の第7中隊』等で知られるベテラン俳優フー・ジュンが出演した。監督を務めたリウ・シャオシーは、過去に空軍の映像等を手掛けてきた経験を持っており、戦闘機の撮影経験が豊富なシャオシー監督だからこそ撮れた迫力ある飛行シーンが高く評価され、本作で第36回金鶏奨新人監督賞を受賞した。この度解禁となった日本版WEB特別ティザービジュアルは、暗雲が立ち込める飛行場にて、テストパイロットの仲間たちとともに真剣な表情で歩くレイ・ユー(ワン・イーボー)らの姿を捉えたもの。テストパイロットとしての任務は、文字通り命がけ。失敗しながらも前へ進む彼らの身にどんな出来事が起こるのか期待が膨らむデザインとなっている。また、併せて解禁されたメイン写真は、レイを中心に、物語の核となる3人を真正面から捉えた1枚。自己過信が強く、トラブルを起こしがちだったレイが、仲間との生活でどう成長していくのか。3人の関係性の変化にも注目したい。そして、ワン・イーボーを中心にキャストの顔が並んだポストカード付きのムビチケが4月19日(金)より数量限定で発売されることが決定。ムビチケのデザインはWEB特別ティザービジュアルと同じデザインとなっている。『ボーン・トゥ・フライ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日ソフィア・コッポラ監督の代表作2作品『ロスト・イン・トランスレーション』が日本公開20周年、『ヴァージン・スーサイズ』が製作25周年を2024年に迎えることに合わせ、35mmフィルムでのスペシャル上映が決定した。本上映は、東急歌舞伎町タワー内に開業した、全シアターにハイスペックな映写、音響設備を備えているのが特徴で、日本初となる全席プレミアムシートを導入している映画館「109シネマズプレミアム新宿」と、BS放送と配信サービスを手掛ける「BS10 スターチャンネル」による連動企画。35mmフィルムで上映される2作品は、『ロスト・イン・トランスレーション』と『ヴァージン・スーサイズ』。今年それぞれ周年記念の年となり、SNSでも折に触れて話題になるなど、いまだにソフィア・コッポラ作品のなかでも人気が高く、また熱狂的なファンを有する“忘れがたい作品”としても知られている。『ロスト・イン・トランスレーション』©2003, Focus Features all rights reservedまた、4月12日からは世界の大スターであるエルヴィス・プレスリーと恋に落ちたプリシラの物語を描いた、ソフィア・コッポラ監督の最新作『プリシラ』も公開されるタイミングでの上映企画となる。さらに、上映時には作品にちなんだゲストによるトークイベントや、本上映企画を記念した“ここでしか手に入らない”「レコードジャケットサイズ特製ポストカード」の入場者プレゼントも予定されている。なお、6月21日(金)から1週間限定の上映の後、その後、7月に「BS10 スターチャンネル」での特集放送と動画配信サービスのAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて配信される。『ヴァージン・スーサイズ』©1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All Rights Reserved.「109シネマズプレミアム新宿」の35mmフィルム映写機は、全シアターの音響監修を務めた坂本龍一氏の「日本ではフィルムの上映ができる映画館がほとんどなくなっている、いまこそ、改めてフィルム上映のできる映画館をつくってほしい」という助言のもと導入されたもの。坂本氏からの助言をもとに、東急歌舞伎町タワーの前身である「新宿ミラノ座」時代からの映画文化を継承した35mmフィルム映写機でソフィア・コッポラ監督の作品が劇場上映される。『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)ウイスキーのコマーシャル撮影のため来日したスター、ボブ・ハリス。彼は滞在先の高級ホテルでスタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じていた。さらに自宅にいる妻との電話で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、部屋で孤独を持て余していた。そんな2人が偶然出会い…。★第76回(2004年)アカデミー脚本賞受賞作品★日本公開20周年作品『ヴァージン・スーサイズ』(1999年)1970年代のアメリカ中西部の町。リズボン家の5人姉妹は、17歳から13歳まで、全員年子の姉妹だった。ヘビトンボが飛ぶ6月、そんな5人姉妹の末妹セシリアが、浴室で自殺未遂騒動を引き起こす。数日後、精神科医のアドバイスで一家は近所の子どもたちを招いてホームパーティを開くが、彼女はその場で投身自殺を遂げてしまう…。★ソフィア・コッポラ監督デビュー作★製作25周年作品『ロスト・イン・トランスレーション』『ヴァージン・スーサイズ』は6月21日(金)~6月27日(木)109シネマズプレミアム新宿にて1週間限定でアニバーサリー(35mm)スペシャル上映。【放送・配信】BS10スターチャンネルにて7月特集放送Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」にて配信(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日池松壮亮、若葉竜也が出演する映画『ぼくのお日さま』が、2024年度の第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品されることが決定した。グザヴィエ・ドランが審査員長を務めることでも注目される「ある視点」部門。過去の日本作品では、北野武監督『ソナチネ』や、黒沢清監督『トウキョウソナタ』、是枝裕和監督『空気人形』が選出されてきており、近年では特に、新しい映画監督を国際的な舞台へと輩出する部門として注目されており、今年は2000本以上の作品の中から選ばれた。日本人監督の作品が出品されるのは、2022年の早川千絵監督『PLAN 75』以来、2年ぶり。本作の監督・奥山大史は、カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「ある視点」部門に日本人監督として史上最年少で選出されることとなった。今回、会見の中で「Hiroshi Okuyama」と名前が呼ばれると、映画祭の総代表も務めるティエリー・フレモーから「是枝(裕和監督)の再来だ。10分もみればこれがまさに映画であることが分かる。ぜひとも大きなスクリーンで見てほしい」と選出理由も述べられた。『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」のMVを手掛け、国内でも注目される奥山監督。商業映画デビュー作が選出されたことを受けて、「光栄の至りです」と喜び、「物語のインスピレーションを与えてくださったハンバート ハンバートさん、ずっと力強く背中を押し続けてくださった池松さん、そして、共にこの映画を作り上げてくださった皆さん。ここまで連れてきていただき、心から感謝しています」とコメント。企画段階から奥山監督を支え、コーチ荒川として出演している池松さんは「映画そのものを祝福してくれるような世界最高峰の地で、自分にとって本当に大切な作品を、様々な国の映画人、映画ファンにみていただけること、大変光栄に思っています」と心境を述べる。また、主題歌を担当した「ハンバート ハンバート」は「嬉しすぎて恐ろしいです」(佐藤良成)、「こんな幸せなことはありません」(佐野遊穂)と語っている。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。「第77回カンヌ国際映画祭」は5月14日(火)~25日(土)開催(※フランス現地日程)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月11日中国発、正反対の性格ながらも不治の病を患う2人のラブロマンスを描く『人生って、素晴らしい/Viva La Vida』が、4月19日(金)よりシネマート新宿にて1週間限定上映ほか全国順次公開されることが決定。新予告映像とともに、リンミン役の注目女優リー・ゲンシーからのコメント動画が到着した。本作は、腎臓病を患って人工透析で生き延びる真面目なリンミンと、悪性脳腫瘍を患った天真爛漫なリュト、正反対の性格ながらも不治の病を患っている2人が繰り広げるラブロマンス。メガホンを取ったのは、「賭博黙示録カイジ」中国実写版『カイジ 動物世界』の監督やNetflix配信中の『星明かりを見上げれば』の製作総指揮を手がけるハン・イエン。腎臓病を患う真面目なリンミン役を、「TOKYOプレミア2020」に出品され早々にチケットが完売した『兎たちの暴走』など話題作への出演が続くリー・ゲンシー、リンミンの前に突如現れる悪性脳腫瘍を患ったリュト役を、世界で絶賛された『象は静かに座っている』で主演を務め、その抜群の演技力で中国映画界で存在感を放つポン・ユーチャンが演じる。腎臓病を患って毎日人工透析で生き延びる真面目なリンミンと、リンミンの前に突如現れた、自身も悪性脳腫瘍という不治の病を患う超天然のリュト。新予告編の映像では、「人生の脚本が選べるならどんなものを選ぶ?」という問いかけに見ているこちらまで思わず考えさせられてしまうが、不治の病を患う自身の人生に「冗談じゃない。こんなの選ぶか?」と言うリュトに「必ず理由があるはず。いまは山あり谷ありでも、絶対に続きがある」と答えるリンミン。うまくいかないことも多い日々の中で、希望を見出していまを精一杯生きようとする2人の姿をとらえた映像となっている。併せてポスター画像も解禁。ウエディング姿のリンミンと、タキシード姿のリュトには脳腫瘍の手術の傷跡が。幸せになってほしいと願わずにはいられない2人の姿が映し出されたビジュアルとなっている。さらに、リンミン役のリー・ゲンシーから日本での公開に向けた貴重なメッセージとなるコメント動画も到着している。『人生って、素晴らしい/Viva La Vida』は4月19日(金)よりシネマート新宿にて1週間限定上映ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月11日テレビ東京・午後のロードショーでは、明日4月12日(金)より、3週連続でキアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック』シリーズを放送する。毎週月~金曜日の午後1時40分から放送中の午後のロードショー。明日放送の『ジョン・ウィック』(’14)は、キアヌ演じるロシアン・マフィアに全てを奪われた元殺し屋ジョン・ウィックが、N.Y.を舞台にたったひとりで組織に壮絶な復讐劇を繰り広げるノンストップ・キリング・アクション。翌週の19日には、続編の『ジョン・ウィック:チャプター2』(’17)を放送。前作から5日後に繰り広げられる壮大な死闘を描く。新キャストとして、『マトリックス』以来の共演となるローレンス・フィッシュバーンが登場しているのも見どころ。そしてラストは、26日放送の『ジョン・ウィック:パラベラム』(’19)。裏社会の掟を破ったジョン・ウィックが、最強の暗殺集団に追われる身となる。今作では、ハル・ベリーがジョン・ウィックと過去の因縁を持つ謎の女役で出演している。午後のロードショー『ジョン・ウィック』は4月12日(金)、『ジョン・ウィック:チャプター2』は4月19日(金)、『ジョン・ウィック:パラベラム』は4月26日(金)13時40分~テレビ東京にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ジョン・ウィック 2015年10月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. © David Leeジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2024年04月11日PEOPLE 1が今年1月13日・14日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催した初のアリーナ単独公演の模様が、ライヴ・フィルム『続・LOVE2』『さよなら、ぼくらのパーティーゲーム』上映会として全国6都市の映画館で上映されることが決定した。上映会は、6月3日(月) に『続・LOVE2』、6月4日(火) に『さよなら、ぼくらのパーティーゲーム』がそれぞれ一夜限定で実施される。チケットは先行受付を5月6日(月・休) まで実施中。また6月5日(水) にリリースされる、これらアリーナ単独公演を収録した初の映像作品『PEOPLE IN THE GAS STATION』のジャケット写真が公開となった。<イベント情報>PEOPLE 1ライヴ・フィルム 『続・LOVE2』上映会6月3日(月) 開映19:00■チケット先行受付:5月6日(月・休) 23:59まで()PEOPLE 1ライヴ・フィルム 『さよなら、ぼくらのパーティーゲーム』上映会6月4日(火) 開映19:00■チケット先行受付:5月6日(月・休) 23:59まで()【上映劇場】・北海道・札幌シネマフロンティア・東京・新宿バルト9・神奈川・横浜ブルク13・愛知・ミッドランドスクエアシネマ・大阪・T・ジョイ梅田・福岡・T・ジョイ博多<リリース情報>PEOPLE 1 ライブBlu-ray『PEOPLE IN THE GAS STATION』6月5日(水) リリース●完全生産限定盤(数量限定 / BD+グッズ+ステッカーセット):6,930円(税込)PEOPLE 1『PEOPLE IN THE GAS STATION』ジャケット【Blu-ray収録内容】■1月13日(土) 神奈川・ぴあアリーナMM“続・LOVE2”1. 愛について2. さよならミュージック3. GOLD4. 新訳:東京5. 紫陽花6. YOUNG TOWN7. 夏は巡る8. ハートブレイク・ダンスミュージック9. 君に金星10. Outro (Because I Love You)11. 怪獣12. 銃の部品13. DOGLAND14. 僕の心15. 新訳:ラヴ・ソング16. アイワナビーフリー17. フロップニク18. 常夜燈19. 113号室ENCORE20. エッジワース・カイパーベルト21. 魔法の歌■1月14日(日) 神奈川・ぴあアリーナMM“さよなら、ぼくらのパーティーゲーム”1. 新訳:フロップニク2. さよならミュージック3. ドキドキする4. エッジワース・カイパーベルト5. 魔法の歌6. GOLD7. Deadstock feat. きのぽっぽ8. 新訳:東京9. 銃の部品10. Ratpark11. 怪獣12. ハートブレイク・ダンスミュージック13. アイワナビーフリー14. 鈴々15. 新訳:スクール!!16. closer17. 僕の心18. DOGLANDENCORE19. クレイジークレーマー (cover)20. 高円寺にて21. イマジネーションは尽きない【グッズ】・“GAS STATION”オリジナルピンズ・ステッカーセット(大判3種)<ツアー情報>PEOPLE 1 2024 TOUR 第7回本公演 "after dark"『PEOPLE 1 2024 TOUR 第7回本公演 "after dark"』告知画像7月10日(水) 東京・立川ステージガーデン7月14日(日) 神戸・神戸国際会館 こくさいホール7月21日(日) 札幌・札幌文化芸術劇場 hitaru7月28日(日) 新潟・新潟テルサ8月16日(金) 名古屋・Niterra 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール8月17日(土) 名古屋・Niterra 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール9月11日(水) 東京・NHKホール9月12日(木) 東京・NHKホール9月16日(月祝) 福岡・福岡サンパレス9月21日(土) 仙台・東京エレクトロンホール 宮城9月29日(日) 大阪・オリックス劇場9月30日(月) 大阪・オリックス劇場詳細はこちら:<ライブ情報>PEOPLE 1の世界12月21日(土) 開場17:00 / 開演18:0012月22日(日) 開場15:00 / 開演16:00会場:東京・有明アリーナ『PEOPLE 1の世界』告知画像公式サイト:
2024年04月11日男性中心の社会に映画を通じて一石を投じるニナ・メンケス監督の『マグダレーナ・ヴィラガ』『クイーン・オブ・ダイヤモンド』、現時点での最新作ドキュメンタリー『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』が「ニナ・メンケスの世界」として上映。この度、予告編が解禁された。自らプロデューサーや撮影を務める特異な作品づくりと、そこから生み出される研ぎ澄まされた映像世界によって、多様なアメリカ映画界の中でも唯一無二の存在として1980年代初頭から現在まで活動を続けてきた女性監督、ニナ・メンケス。近年、初期作品がレストアされるなど評価の機運が高まり、日本でも昨年国立映画アーカイブで開催された特集「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」にて代表作『クイーン・オブ・ダイヤモンド』が上映。シャンタル・アケルマンやケリー・ライカート、ウルリケ・オッティンガーといった女性監督の上映、再発見に続き、最も注目を集めているといっても過言ではない。『クイーン・オブ・ダイヤモンド』©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos今回解禁となった本予告は劇映画2本、初の長編『マグダレーナ・ヴィラガ』と代表作『クイーン・オブ・ダイヤモンド』、そしてドキュメンタリー『ブレインウォッシュ』の二部構成。初期の劇映画はどちらもメンケス監督の最大の協力者にして実の妹、ティンカ・メンケスが主演。『マグダレーナ・ヴィラガ』では社会から隔絶された娼婦の役を、『クイーン・オブ・ダイヤモンド』ではラスベガスのディーラーの役を演じ、どちらも孤独なキャラクターながら力強くもある女性像を類まれな存在感で圧倒する。『マグダレーナ・ヴィラガ』©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos真紅のネイルや指輪にウエディングドレス、ネオンの煌めきからターコイズブルーのプールサイドと、メンケス自身のキャメラがとらえる詩的な映像美も魅力だ。また、1本の木が燃え盛るさまを映した『クイーン・オブ・ダイヤモンド』での驚異のロングショットのシーンも確認することができる。『クイーン・オブ・ダイヤモンド』©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelosそして『ブレインウォッシュ』は現時点での最新作で、現在に至るまで映画がいかに「Male Gaze=男性のまなざし」に満ち、その描写がいかに我々の実生活にも影響をもたらしているか、多くの映画のクリップを用いて解き明かしていくドキュメンタリー。『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』© BRAINWASHEDMOVIE LLC予告編でもアルフレッド・ヒッチコック『めまい』、クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、ポール・トーマス・アンダーソン『ファントム・スレッド』などのクリップが登場。映画という視覚言語がもつパワーについて、そして男性中心の社会に溢れる問題をめぐって投げかけるメンケスの問いと対話は見逃せない。さらに、フェミニズム映画に詳しい明治学院大学教授・斉藤綾子からコメントも到着している。【斉藤綾子(明治学院大学教授)コメント】公開から30年。私たちはやっとニナ・メンケスのイメージに出会える幸運を味わえる。スロット・マシーンの音が鳴り響くラスヴェガスのカジノ。真っ赤な爪が光り、黙々とカードを配るディーラーをじっと見つめるカメラ。色鮮やかなウィール・オブ・フォーチュンの前にじっと立つ監督の妹、ティンカ・メンケス。バーバラ・ローデン、シャンタル・アケルマン、ウルリケ・オッティンガー、アニエス・ヴァルダ、ジェーン・カンピオンの孤独なヒロインたちと同じく、ティンカは寡黙だ。内なる抵抗を、怒りを表す女たちの沈黙。ネヴァダの砂漠、ロサンジェルスのモーテル。メンケスが描く荒涼としたアメリカ西部にジョン・ウェインはいない。そのカラフルでミニマルな映像を一度目にしたら、決して脳裏に焼き付いて離れない。「ニナ・メンケスの世界」『マグダレーナ・ヴィラガ』『クイーン・オブ・ダイヤモンド』『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』は5月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マグダレーナ・ヴィラガ 【ニナ・メンケスの世界】:2024年5月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelosクイーン・オブ・ダイヤモンド 【ニナ・メンケスの世界】:2024年5月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelosブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー 【ニナ・メンケスの世界】:2024年5月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開© BRAINWASHEDMOVIE LLC
2024年04月11日株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区、代表取締役:加藤隆生)は、豊島区協力のもと、株式会社アニメイト(本社:東京都豊島区、代表取締役:藤樹潤)および佐々木ホールディングス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:佐々木伸一、グランドシネマサンシャインほか、全国18サイトの映画館を運営)と共催する“ナゾトキ街歩きゲーム”の新作『池袋謎解き街歩き』のイベントスタートを記念して、グランドスケープ池袋とタイアップした館内施設で使えるクーポンを配布することを決定いたしました。特設サイト: 「ナゾトキ街歩きゲーム」は、実際の街を歩き、謎解きをしながら次の目的地を見つけ出すゲームです。プレイヤーは専用の謎解きキットを使って、街中に隠された謎を解き、ゲームクリアを目指します。本イベントでは、遊び方や謎を分かりやすくマンガ仕立てで紹介しており、プレイヤーはマンガの主人公となり、物語へと誘う相棒フクロウのアウルンとともに、池袋の街を探索します。そしてこの度、イベントのスタートを記念して、グランドシネマサンシャイン 池袋とバラエティ豊かな店舗からなる大型商業ビル「グランドスケープ池袋」とタイアップし、施設内店舗で使えるクーポンを配布することが決定しました。本イベントの謎解きキットと謎解きキットに同封されたクーポンを対象店舗で提示するとお得なサービスを受けられます。特典内容は、ドリンクの1サイズアップやクレーンゲーム機1回無料など各店舗さまざま。特典の詳細はクーポン本紙をご確認ください。ぜひ本イベントにご参加いただきながら、グランドスケープ池袋で過ごすお時間もお楽しみください。いよいよ本日スタートしたナゾトキ街歩きゲーム『池袋謎解き街歩き』。開催にあたって、ご協力いただいた豊島区区長の高際みゆき氏、街歩きキットのマンガ原作を担当されたゆうきゆう氏からの応援コメントも特設サイトにて公開しました。イベントスタートにあたりますます盛り上がりをみせる本イベント、この機会にぜひ文化あふれる池袋に仕掛けられた謎をお楽しみください。グランドスケープ クーポン概要■概要謎解きキットと謎解きキットに同封されたクーポンを対象店舗で提示すると、店舗に応じたお得なサービスをご提供します。※全店舗1回の提示につき1回限りのサービスとなります。※内容等は、予告なく変更する場合がございます。グランドスケープ池袋〒170-0013 東京都豊島区東池袋一丁目30番3号 ■サービス利用可能期間2024年4月11日(木)~※本サービスの終了日は未定です。※終了する場合は、SCRAP公式HPお知らせページ( )にて事前にお知らせいたします。■サービス利用可能店舗&特典・タリーズコーヒー(2F)ドリンク1サイズアップ無料・中国火鍋専門店 小肥羊(2F)火鍋注文の方限定 ソフトドリンク1杯サービス・プラサカプコン(3F)おひとりさま1枚 クレーンゲーム機1回無料・グランドシネマサンシャイン 池袋(4F-12F)4Fコンセッション商品、全メニュー100円引き ※一部商品を除くナゾトキ街歩きゲーム『池袋謎解き街歩き』概要■特設サイト ■プレイ形式制限時間:なしプレイ人数:制限なし所要時間:3~4時間持ち物:スマートフォンまたはタブレット※LINE、WEBを使用します■開催期間2024年4月11日(木)~■料金謎解きキット:2,800円(税込)■販売場所謎解きキット引換券を購入し対応店舗で謎解きキットを受け取る【事前販売】と、直接謎解きキットをご購入いただく【当日販売】がございます。※詳しくは特設サイトをご確認ください。【事前販売】スクラップチケット(Web)にてお求めいただけます。▼謎解きキット引換場所東京ミステリーサーカス、アニメイト池袋本店【当日販売】リアル脱出ゲーム常設店舗、アニメイト池袋本店、グランドシネマサンシャイン 池袋(4F・シネマショップ)【オンライン販売】オンライン上でお買い求めいただき、ご自宅など指定の場所に謎解きキットをお届けいたします。アニメイト通販(オンラインショップ)、SCRAP GOODS SHOP(EC)にて販売いたします。■主催・企画制作主催:SCRAP、アニメイト、佐々木ホールディングス協力:豊島区企画制作:SCRAP、アニメイト以下補足情報【ナゾトキ街歩きゲームとは?】「ナゾトキ街歩きゲーム」は「リアル脱出ゲーム」の中でも街を周遊して謎を解くイベントです。チーム人数や時間に制限がないため、好きな人数でゆっくりと謎解きができるのが特徴。謎解きと街歩きが融合しており、謎解きを楽しむと同時に街について知ることができるのも魅力のひとつ。これまでに下北沢や横浜、さらには名古屋や大阪など全国各地で開催。電車移動とセットになった『地下謎への招待状』シリーズなど、より広大なフィールドでの展開も。【リアル脱出ゲームとは?】2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実 世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されています。07年に初開催して以降、現在までで1,300万人以上を動員。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントです。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆公式サイト→ ☆公式X(旧ツイッター)アカウント→@realdgame 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月11日名優アンソニー・ホプキンス主演の最新作、ナチスから669人の子どもたちを救った“イギリス版シンドラー”とされたニコラス・ウィントンを演じる『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』。この度、日本版ビジュアルと予告編が解禁となった。日本版予告編は、あるテレビ番組にニコラス・ウィントン(アンソニー・ホプキンス)が参加している場面から始まり、やがて時は第2次世界大戦直前のプラハに巻き戻る。若きニコラス(ジョニー・フリン)はプラハのユダヤ人難民施設を訪れ、その悲惨な現状を目の当たりにし「子どもだけでも避難させよう」と計画を立てるが、「親子を引き離して、本当に子どもを守れるのか?」と厳しい問いを投げかけられてしまう。しかし「僕にできることならなんだってする」と強い意志で、子どもたちをイギリスに避難させることを決意する。そしてまた舞台は第二次世界大戦開戦から49年後の1988年に戻り、長い年月を経ても救いきれなかった子どもたちを忘れられずにいるニコラス(アンソニー・ホプキンス)の姿が…。映像の最後には、ニコラスが涙を拭っているかのように見えるシーンが映し出され、どのような結末が待ち受けているのか気になる内容となっている。また、ポスタービジュアルには、ニコラス本人にそっくりのアンソニー・ホプキンスの姿と、若き日のニコラスを演じるジョニー・フリンと、2人のニコラスの姿が写し出されている。ニコラスの救出活動を手伝う母・バベットを演じるヘレナ・ボナム=カーターも切り取られており、英国を代表する俳優たちの演技に期待が高まる。ホプキンスが演じるニコラスは思慮深い表情を浮かべており、長年の彼の苦悩を感じさせるビジュアルとなっている。『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』は6月21日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 2024年6月21日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開© WILLOW ROAD FILMS LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2023
2024年04月11日日本のドキュメンタリー史上最も重要な映画作家のひとり、佐藤真監督のレトロスペクティブ「暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVE」が、5月24日(金)より開催決定、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。革新的手法と映画哲学によって数々の傑作を世に残したドキュメンタリー作家、佐藤真。ありきたりの「日常」を撮り、その中に潜むもうひとつの世界への入り口を探し、言葉にからめとられる前の世界の感触を伝えた。2007年に49歳で突然この世を去ったが、いまなお多くの人たちに影響を与え続けている。佐藤真監督©村井勇今回のレトロスペクティブでは、知的障がい者と呼ばれる7人のアーティストたちの活動を通して芸術表現の根底に迫った『まひるのほし』(1998)。『まひるのほし』(C)1998 「まひるのほし」製作委員会重度の自閉症を抱えた1人のアーティスト今村花子と、彼女を取り巻く家族の物語『花子』(2001)。『花子』(C)2001 シグロパレスチナの窮状と真実を世に伝え、和解と共生の地平を探り続けた知識人エドワード・サイードの不在を見つめた『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(2005)の3作品を4Kレストア上映。『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(C)2005 シグロまた、日本のドキュメンタリー映画の金字塔といわれている、新潟水俣病の舞台ともなった阿賀野川流域に暮らす人々を描いた長編デビュー作『阿賀に生きる』(1992)とその10年後の人々を捉えた『阿賀の記憶』(2004)。『阿賀に生きる』(C)1992 阿賀に生きる製作委員会『阿賀の記憶』(C)2004 カサマフィルム『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介監督作『寝ても覚めても』でもその作品が引用された、孤高の写真家・牛腸茂雄の作品世界に肉薄する『SELF AND OTHERS』(2000)もあわせて上映する貴重な機会。今回、本レトロスペクティブ開催に際して、日本映画界を牽引する映画監督3名のコメントが到着。『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』濱口監督は「一度お会いしたかった」と尊敬の念を滲ませ、『LOVE LIFE』の深田晃司監督は「ノスタルジーから遠く現在と生々しく接続している」と絶賛。『夜明けのすべて』の三宅唱監督は「新たな問いばかり見つかります」とレトロスペクティブ開催に期待を寄せた。『SELF AND OTHERS』(C)牛腸茂雄また、エドワード・サイードと親交の深かったノーベル文学賞受賞作家、大江健三郎氏がかつて『エドワード・サイード OUT OF PLACE』について書いたコメントも解禁となった。到着したポスタービジュアルは『まひるのほし』の登場人物のひとり、「しげちゃん」の画像を配したもの。美術・書籍・音楽・ファッション等の領域で活躍する加瀬透と本田千尋の制作スタジオ「khôra場」によるデザインは、日本のドキュメンタリー史上最も重要な作家の1人と位置づけられながらもこの世を去ってしまった佐藤真の作品群をいまもう一度新たに捉え直すべく、彼が主に作品を製作していた1990~2000年代を彷彿とさせながらも“今”を感じられる斬新なものとなっている。<コメント>敬称略・50音順大江健三郎(作家)エドワード・サイードの「不在」の風景のなかを、ゆったりと美しいカメラが、いつまでも追ってゆく。パレスチナ、イスラエルの苦しみのひだひだが照射される。人々の色濃い思い出を横切るサイード。そしてサイードの「希望」が私らの頭上に現われる。(『エドワード・サイード OUT OF PLACE』について)濱口竜介(映画監督『悪は存在しない』)佐藤真の映画ではカメラが人物の前に回ることが多い。対立でもなく、対峙でもなく、被写体の前で立ちすくむカメラ。そんな印象を受ける。答えのない過酷な生を、人々の声が和らげる。佐藤真はインタビューすることを恐れない。インタビューの一つ一つが説明に堕することがないのは、人の声自体を「できごと」として捉える感性ゆえだろう。一度お会いしたかった。深田晃司(映画監督『LOVE LIFE』)生きていると佐藤真監督の映画のことを不意に思い出す。阿賀の景色、花子の笑顔、パレスチナの難民たち。それら映像の記憶の断片はノスタルジーから遠く現在と生々しく接続している。三宅唱(映画監督『夜明けのすべて』)なぜそう撮ったのか。なぜそう繋いだのか。なにを撮らずにいたのか。なにを撮れなかったのか。あるショットから次のショットへ、そのすべての変化が、新たな発見として、新たな応答として、そして新たな問いとして迫ってくるように受け止めています。自分なりに考えてきたつもりでも、いままた見直すと、まだまだぜんぜん受け止められていないことに気づき、新たな問いばかり見つかります。レトロスペクティヴの開催を嬉しく思っています。「暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVE」は5月24日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:阿賀に生きる 2012年11月24日よりユーロスペースにて公開© 阿賀に生きる製作委員会
2024年04月11日「また見たい名作」「ずっと気になっていた名作」「知らなかった名作」を劇場の大スクリーンで鑑賞できる『午前十時の映画祭14』の開催を記念し、戸田奈津子によるトークイベント付き『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』特別先行上映会が、4月10日(水) に東京・グランドシネマサンシャイン 池袋で行われた。字幕翻訳の第一人者として知られる戸田は、これまで約1,500本もの外国映画の字幕を手がけたほか、トム・クルーズ、ロバート・デ・ニーロなどをはじめとする数々のハリウッドスターからの指名を受け、来日時の通訳を務めてきた。『インディ・ジョーンズ』シリーズの主演を務めるハリソン・フォードとは、1978年の『スター・ウォーズ』来日キャンペーンでの通訳での出会いからの付き合いで、1991年にはロサンゼルスのハリソンの自宅に招かれるなど、公私ともに親交がある。イベントでは、そんな戸田ならではの貴重な話が次々と飛び出した。『午前十時の映画祭14』の上映作品となる『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、ジョージ・ルーカス原案、スティーヴン・スピルバーグ監督によるアクションアドベンチャー『インディ・ジョーンズ』シリーズの第2弾。戸田は「(1984年の作品なので)数えれば40年前なんですよ。(第1弾の)『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』はわたしが字幕屋として成り立つ前の作品なので先輩が担当したんで、わたしがこのシリーズを手がけたのはこの作品からですが、まさかこのあと5作目までやるなんて夢にも思いませんでした。ここまで愛されるシリーズを担当させていただいて、冥利に尽きると思っています」としみじみと振り返った。字幕翻訳だけでなく、ルーカス、スピルバーグ、ハリソンが映画のプロモーションで来日した際には、幾度となく通訳も担当してきたということもあり、彼らとは親しい付き合いをしてきた。「この3人は本当に仲がよくて。3人が東京で落ち合う機会があって。わたしもその場に居合わせたんですが、“friend”よりも親しい友だちに使う“pal”という言葉の“ハロー、パル!”と言いながら3人でハグをしているのを見て。やはりあれだけの映画を撮ってきたので仲も良くなるんでしょうね。その中でも一番長くお付き合いしたのがハリソンです」と語った。またハリソンの人柄について「彼はとても苦労した人で20代の時は無名なアクターだった。それがルーカスに見出され、『スター・ウォーズ』に出ることになって。それで日本に宣伝に来たのですが、まだ日本では公開されてないから誰も知らないわけ。Tシャツにジーパンというラフな格好で目立たない。公開された後はすごいことになりましたが。わたしもいろいろな俳優にお会いしてますけど、無名なところからビッグになった過程を見ることができたトップはハリソンです。ただ彼はスター扱いされるのを嫌がって。自分自身ではアクターとは言わずに、ストーリーテラーだというのが彼の口癖。本当に謙虚な役者だと思いました」と明かした。戸田奈津子とハリソン・フォードさらにスピルバーグについても「彼は今でこそ白髪になっているけど、彼はハートが子どもなんです。彼のオフィスには書類なんてなくて、ゲームマシーンやピアノが置いてあって。そして犬が走り回っている。そこに子役の子どもたちがいて、“スティーヴン、あそぼ!”と言ってくるのね。あれほどの人なのに、彼は一緒になって子どもたちと遊んでるの。こういう気持ちを持っているから『E.T.』みたいな映画がつくれるんだなと思いました。彼の頭の中は映画のことでいっぱいで。スポーツとか政治の話をしているのは聞いた事がない。だからこそお客さんの心をつかむ映画ができるんでしょうね。いつ会っても気持ちのいい方です」とその人柄を解説した。そしてルーカスについても「(戸田の字幕翻訳家デビュー作となった『地獄の黙示録』に指名してくれたということもあり)コッポラ監督はわたしにとっても大恩人ですが、彼がパーティに招待してくれて、そこにルーカスが来るというので、どんな方なのかしらと思っていたのですが、なかなか来ない。そろそろ宴もたけなわというところで、コソコソと来たのがルーカス。彼はちょっとだけ話して帰ってしまいました、本当にシャイで。いつも目を伏せていて、相手の目を見ないくらいシャイな人。でも何度も日本に来ていて、付き合いが深くなると、口を開くようになり、面白いジョークを言ってくれるようになる。『スター・ウォーズ』を見ても分かるけど、アイデアは本当にすごいでしょ。そんな彼がスティーヴンと協力してつくりあげたのがこのシリーズというわけです」と説明した。そしてそんな3人について「この3人はそれぞれ人柄も違うし、暮らしも違う。でも映画が好きというのは共通しています。やはりハリウッドで生き残る人は本当に映画が好きでないといけないし、やはり人間的魅力がないと駄目だと思います」と指摘した戸田。さらに「わたしも映画好きというところがスタートラインですから。それをまっとうできたということはうれしいですし、今日みたいに40年経った映画を皆さんが観に来てくださることはとてもうれしいこと」としみじみと付け加えた。そして最後にグランドシネマサンシャイン 池袋でも始まった『午前十時の映画祭14』について、「わたしはずっと選考委員をしていますけど、本当に昔の映画はいい映画が多いんですよ。その中から選りすぐった作品を上映していますので、どの作品を観ても損はありません。本当に観て良かったと思う作品ばかり。それは断言できます。今後もぜひとも見続けていただきたいと思います」と観客に呼びかけた。<開催情報>『午前十時の映画祭14』開催期間:2025年3月27日(木) まで※1作品2週間上映(1週間上映の作品もあり)公式サイト:
2024年04月11日「新宿東口映画祭2024」の上映作品が発表された。“扉の向こうへ”をテーマに開催される今年の「新宿東口映画祭」。《幻》《愛》《絆》《道》と、4つの扉の向こうに広がる世界を映画で観る「四つの扉」のカテゴリには、松嶋菜々子、真田広之らが出演する『リング』、野村萬斎、伊藤英明ら出演の『陰陽師』。『リング』ウディ・アレン監督作『ミッドナイト・イン・パリ』、沖田修一監督作『南極料理人』、役所広司、小栗旬、高良健吾ら出演のほんわかムービー『キツツキと雨』。ドニー・イェン出演の『イップマン』シリーズ4作品などがラインアップ。『ミッドナイト・イン・パリ』アニメーションでは、サンリオの『ユニコ 魔法の島へ』、「サイコアーマー ゴーバリアン」(1話~3話)、学園祭の前日が延々と繰り返される『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、人気漫画の映像化『映画 聲の形』(日本語字幕版)。『映画 聲の形』新作として、台湾から鉄道とその鉄道を愛する人々の心温まるエピソードと姿を記録したドキュメンタリー映画『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』。無声映画では、ヴィクトル・ユゴーの小説を映像化した『笑う男』、短編クラシックアニメを7本立てで上映する。『笑う男』「新宿東口映画祭2024」は5月24日(金)~6月6日(木)新宿武蔵野館、シネマカリテにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:南極料理人 2009年8月8日よりテアトル新宿にて先行公開、22日より全国にて公開キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.映画 聲の形 2016年9月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会ビューティフルドリーマー 2020年11月6日よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開(C) 2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会
2024年04月11日ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアが共演、昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品・プレミア上映され話題をさらったトッド・ヘインズ監督(『エデンより彼方に』『キャロル』)作『MAY DECEMBER』が、邦題『メイ・ディセンバー ゆれる真実』として7月12日(金)より公開決定。予告編が解禁された。本作は、アメリカで90年代に実際に起きた13歳の少年と36歳女性による“メイ・ディセンバー事件”の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。米「IndieWire」「NY Times」「The Hollywood Reporter」、英「The Guardian」など海外の有力媒体で2023年ベスト映画として選出。脚本のサミー・バーチ(原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク)は唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。予告編では、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの一端がつまびらかになる。それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子を出産、刑期後に結婚する、というにわかには信じがたい衝撃のニュース――。そして、親子ほど年の離れた恋愛関係を意味する“メイ・ディセンバー”のカップルは、23年の時を経て映画化されることに。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとに現れる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていく…。演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー、ジュリアンというオスカー女優陣の激しい攻防が繰り広げられる予感とともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを演じるチャールズの、不安定に移ろう心の機微をすくい上げる繊細な演技を垣間見ることができ、「“見世物”ではなく、これは僕の人生だ」という叫びに胸が締めつけられる。またポスタービジュアルは、可憐なフリルのトップスに身を包んだグレイシーと、それを演じる女優・エリザベスがぴったりと後ろに並び、何かを訴えるかのようにこちらにじっと視線を送るインパクトのあるものとなっている。『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月11日2008年に柾賢志、毎熊克哉、佐藤考哲、林知亜季の4人で結成した「Engawa Films Project」の第1回長編作品で、藤原季節の初主演映画となる『東京ランドマーク』が5月18日(土)より新宿K’sシネマにて期間限定公開が決定した。「Engawa Films Project」は4人で企画から製作までを行い、実験的な映像活動を続ける映像製作ユニット。監督・脚本は主に林知亜季が担当し、本作でもメガホンをとっている。2023年秋に藤原さんのデビュー10周年を記念して開催された「藤原季節特集上映」にて初めて上映され、その際の大きな反響が後押しにもなり、今回劇場公開が決定した。藤原季節主演を務めるのは映画『his』(20/今泉力哉監督)や『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)、『くれなずめ』(21/松居大悟監督)、『わたし達はおとな』(22/加藤拓也監督)などに出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力を持つ藤原季節。2018年に撮影された本作は、当時25歳だった藤原さんにとって初主演映画となる。舞台は現代の東京。コンビニでアルバイトをしながら生活を続ける稔(藤原季節)。ある日、友人のタケ(義山真司)がいつものように稔の家を訪れると、家出をした高校生・桜子(鈴木セイナ)がいた。稔とタケが帰ろうとしない桜子をなんとか家に戻そうと奮闘するが、彼らは桜子を匿うことを決め、そこから3人の不思議な関係が始まる…。代り映えのしない生活、少し先の将来に対する不安、間を埋めるための何気ない会話、変わりゆくものと変わらないもの、大切な友人や親との距離感。映画は、東京で暮らす若者たちの繊細な心情と彼らがいま生きる日常を静謐で透明感のある映像で描き、ある出来事をきっかけに、それまで自分でも気づかずに抱えていた閉塞感や不全感から徐々に解放され、次第に自分たちがいままで見ていた世界に新たな色が成していくさまがゆっくりと映し出されていく。「Engawa Films Project」&主演・藤原季節よりコメント林知亜季監督(Engawa Films Project)この映画を作った経緯やテーマなどは気にせずに、フラットな気持ちで登場人物の存在を感じて頂きたいなと思っています。観終わった後、思いを馳せる知り合いが増えたような気持ちになっていただけたら嬉しいです。『東京ランドマーク』をよろしくお願いいたします。柾賢志(Engawa Films Project)ポップコーンとコーラを買って映画館で1人で映画を浴びる事が至福の時でした。観ている側だったのが出ている側になれて出ている側どころか「縁側付きのカフェがある自分達の映画館を作りたい」と、20代のくすぶり散らしていた時に馬鹿みたいな夢を語り合った仲間達と作った映画が映画館で流せる日が来ることがまた夢のようです。自分自身が沢山の映画から色々な想いを受け取ったように少しでも多くの方に僕らの想いが届きますように! 上映期間は少しでも感謝の気持ちを伝えに映画館に足を運びますどうか『東京ランドマーク』を宜しくお願い致します。毎熊克哉(Engawa Films Project)子どものころの夢は「映画を作って上映すること」でした。今でもこの夢は変わらずに持ち続けています。『東京ランドマーク』は俳優としてではなく、映画を作りたい届けたい少年の毎熊克哉として携わったもので、出演作とはまた違った思い入れがあります。苦楽を共にした真友たちと作った大事な大事な映画です。たくさんの人に観てもらえますように。宜しくお願い致い致します。佐藤考哲(Engawa Films Project)子どもの頃の夢は、色んなことに興味がありすぎて、「全部なりたい!」だった。それを叶えてくれるのが俳優だと思った。でもまさか、映画をつくる側になるなんて。少年時代のあの頃から思い描いた想像は膨らんだり沈んだりしながら膨張を続け、きっとこれからも未知の世界に連れて行ってくれるんだろう。そして今まさに膨らみ出そうとしている『東京ランドマーク』。映画はつくれるんだと思わせてくれた仲間達との大切な作品。劇場で同じ瞬間を共有出来たら嬉しいです。宜しくお願い致します。主演・藤原季節『東京ランドマーク』の上映が決定しました。愛される映画です。稔、タケ、桜子、愛される登場人物たちです。この映画や、そこに出てくる人間を受け入れてくれる観客の方々は、きっと自分の弱さや優しさを、この映画に重ね合わせているのかもしれません。優しすぎても、弱すぎても、生きづらい。でもそうやってしか生きられない人だっている。こんなにも普通で、こんなにも未熟な映画を、愛してくれてありがとうございます。僕たちもあなたたちを愛しています。『東京ランドマーク』は5月18日(土)より新宿K’sシネマほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:東京ランドマーク 2024年5月18日より新宿K‘sシネマにて公開© Engawa Films Project 2024
2024年04月10日『余命10年』の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』から、シュー・グァンハンと清原果耶、そして道枝駿佑、黒木華、黒木瞳、松重豊ら豪華俳優陣が演じる魅力的で個性あふれる登場人物らのキャラクタービジュアル6枚が解禁となった。世界最速で公開した台湾では興収6,700万NTドルを突破し大ヒット上映中、台湾中で「今年一番泣ける」と話題を呼んでいる。香港では大盛況だった先月末の香港国際映画祭を経て4月4日より公開、初週4位の好スタートをきり、ここからさらにシンガポール、マレーシア、ベトナム、そして韓国でも公開が控えるなど、アジア各地で本作への注目が集まっている。今回解禁となったキャラクターポスターには、ジミーとアミをはじめ、ジミーが日本を旅する道中で偶然出会う人々が、それぞれの魅力たっぷりに映し出されている。アジアを中心に世界的人気を誇るスター俳優シュー・グァンハン演じるのが、本作の主人公ジミー。平凡な日々を送っていた18歳のジミーは、日本から来たバックパッカーのアミと出会い、恋に落ちる。しかし、2人の甘酸っぱい恋は、アミの突然の帰国で儚く幕を閉じる。そして18年後、36歳になったジミーは、アミとの別れ際に交わした約束を胸に東京から鎌倉・長野・新潟と回り道をしながらアミの故郷・福島へと向かう旅に出るが、日本で咲き誇る桜を思わず見上げるジミーを切り取った1枚に。清原果耶演じる、日本人バックパッカー・アミは世界中をまわって、自分にしか描けない絵を描き続けることを夢見て、とあるきっかけでジミーのアルバイト先のカラオケ店に住み込みで働くことになる。シャイで不器用ながらも真っ直ぐで優しいジミーへ想いを寄せていくアミ。突然の帰国でジミーの前から姿を消したアミが心に秘めていた“ある想い”とは…?そして道枝駿佑演じる18歳のバックパッカー・幸次。長野県の飯山線で偶然出会ったジミーと意気投合した幸次は、辺り一面雪景色が広がる駅での途中下車にジミーを誘ったり、ジミーとアミの思い出の映画『Love Letter』(岩井俊二監督)のエピソードを聞き出したりと、その明るく天真爛漫な性格でジミーの旅に彩りを添える。黒木華が演じるのは、ネットカフェのアルバイト店員・由紀子。幸次が教えてくれた「ネカフェ」に泊まってみようと新潟県長岡で見つけたネットカフェを訪れたジミーは、自分が制作したゲームを店員の由紀子がプレイしていることに気づき、話しかける。台湾でアミと一緒に行ったランタン祭りに似ている「にいがたランタン祭」に行きたいというジミーを、由紀子が車で案内する。松重豊演じるのは、アミを幼少期からよく知る隣人の中里。アミが生まれ育った福島県只見町に降り立ったジミーと出会い、アミの実家まで送り届けてくれる。黒木瞳演じるアミの母・裕子は、ジミーが回り道の末に辿り着いたアミの実家でジミーを迎え入れる。本作は藤井監督が、日台の実力派俳優たちと共に送り出す渾身の国際プロジェクト。日本と台湾の壮大で美しい風景と、時間と場所を超えて2人の想いが交錯する物語を切り取ったものとなっている。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年04月10日2023年サンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した注目作『SCRAPPER/スクラッパー』が7月5日(金)より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。母を亡くし、一人で生きる12歳の少女のもとに音信不通だった父親が突如現れたことから始まるぎこちなくて愛おしい共同生活を描いた本作。カラフルなビジュアルセンスと優しくもエモーショナルな親子のドラマが評判を呼び、サンダンス映画祭2023ワールドシネマドラマ部門にて審査員大賞を受賞。2024年英国アカデミー賞では『関心領域』『哀れなるものたち』『ナポレオン』と共に英国作品賞にノミネートを果たし、米アカデミー賞の前哨戦の一つであるナショナル・ボード・オブ・レビューではインディペンデント映画トップ10に選出された。監督は、マイケル・ファスベンダーの制作会社DMCフィルムズに才能を見出され、本作が長編デビューとなる1994年生まれの新鋭シャーロット・リーガン。10代の頃からMVの監督を務め、これまでに200本以上を手掛けてきた若き逸材だ。主演のジョージー役に、リーガン監督が白羽の矢を立て抜てきしたローラ・キャンベル。本作でスクリーンデビューを果たし、たくましさと可憐さが共存した絶妙な演技で多くの映画人の心を奪い、英国インディペンデント映画賞ほか複数の俳優賞にノミネートされた。さらに、一人娘ジョージーと親子関係を構築しようとする不器用な父親ジェイソンに扮するのは、『逆転のトライアングル』『アイアンクロー』など話題作への出演が続いているハリス・ディキンソン。次世代の英国俳優として期待を寄せられている彼が新境地をひらいている。この度、俳優の小川未祐がナレーションを務めた予告映像が解禁。母を亡くし、ひとりぼっちになった12歳の少女ジョージー。ロンドン郊外のアパートで独り暮らしをするジョージーは、親友のアリと自転車を盗んでは転売して日銭を稼ぎながらたくましく生きていた。その一方で、母が遺したホームビデオを再生して孤独と哀しみを耐え忍ぶ日々。そんなジョージーのもとに突然、行方知れずだった父親、ジェイソンが現れる。「母親を亡くしたお前に会いに来た」と言うジェイソンだが、「12年間一度も会いに来なかったくせに」と複雑な気持ちのジョージー。お互い別々に過ごした年月を埋めるように、ぎこちないながらもともに時間を紡いでいく愛おしい2人の姿が映し出されている。小川さんは本作について「色彩に満ちたスクリーンのなか、大人と子供の狭間にいるようなふたり。その横顔はいつもどこか儚く、強い瞳の奥には優しさと揺らぎが映る。その姿はあまりに美しく、親子そのものでした。きっと彼らは最高のパートナーとして、生きていくのでしょう」とコメントを寄せている。併せてポスタービジュアルも解禁。フィルムカメラで撮られたようなどこか懐かしい仕上がりで、戸惑うような表情が垣間見える不器用ながらも繋がろうとする2人を捉えた、あたたかくポップなビジュアルとなっている。『SCRAPPER/スクラッパー』は7月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:SCRAPPER/スクラッパー 2024年7月5日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋⾕&有楽町ほか全国にて公開© Scrapper Films Limited, British Broadcasting Corporation and the The British Film Institute 2022
2024年04月10日池松壮亮と若葉竜也の出演が発表されていた奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』の公開が9月に決定。池松さんが「この世界の光の粒のような二人の才能に出会えました」と称賛する主人公の吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら役のキャストが30秒予告とともに解禁となった。本作は、雪の降る街を舞台にタクヤとさくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川(池松さん)の3人の視点で紡がれる物語。本作の主人公で、すこしばかり吃音をもつホッケーが苦手な少年のタクヤ役に大抜擢されたのは、本作が映画主演デビューとなる越山敬達。ドラマ「天狗の台所」にメインキャストとして初出演し、映画『スイート・マイホーム』『かぞく』に出演、アーティスト・演劇集団「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」の研究生「EBiDAN NEXT」としても活躍する、フレッシュな才能溢れる14歳。越山敬達スケートは4歳から経験があったが、劇中で披露するアイスホッケーとアイスダンスは初めて挑戦したという越山さん。ホッケーはスケートと靴が違い、アイスダンスも音楽に合わせ多種の滑走を伴うが、持ち前の運動神経で、どちらも習得に必要とされる目安の時間の半分以下の日数で習得したという。そして、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら役には、本作が演技デビューとなり、フランス語、英語も堪能のマルチリンガルでもある12歳の中西希亜良。中西希亜良4歳から現在までフィギュアスケートを習い、シングルのほかに、アイスダンスでは全日本フィギュアスケートノービス選手権大会にも出場経験があるフィギュア上級者。本作出演のきっかけは、キャスト募集を知ったスケートのコーチからの勧めで応募し、100名以上が参加したオーディションを経てヒロインに大抜擢された。また、さくらの母親役として山田真歩、タクヤの友人役として潤浩(ゆんほ)が出演する。今回解禁となった30秒予告は、田舎町のスケートリンクでコーチの荒川が、タクヤとさくらに、ペアでアイスダンスを練習しようと提案するところからはじまる。吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女。3人の雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を映し出し、「ハンバートハンバート」による主題歌「ぼくのお日さま」があたたかく包み込む映像に仕上がっている。キャスト&監督よりコメント吃音をもつホッケーが苦手なタクヤ役/越山敬達(こしやま・けいたつ)タクヤ役を演じさせていただきました、越山敬達です。『ぼくのお日さま』は、僕にとって初の主演映画だったので、クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました。ですが、すごく明るい現場で、キャストの皆さんやスタッフさんも優しい方ばかりだったので、一瞬で馴染めたし、撮影期間もあっという間に過ぎていきました。スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています。僕にとって『ぼくのお日さま』という作品が忘れられないように、皆さんにとってもきっと忘れられない作品になると思います!是非劇場に足を運んでみてください!!荒川に憧れるスケート少女さくら役/中西希亜良(なかにし・きあら)こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです。演技もはじめてで緊張しましたが、奥山監督や池松さん、越山くん、そしてスタッフのみなさんがいつも助けてくれました。でもその分、スケートでは誰よりも頑張ろうと撮影に臨みました。とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。監督・撮影・脚本・編集/奥山大史主役となる二人を探すため、繰り返しオーディションを行い、スケートリンクにも度々足を運びました。その末に越山くんと中西さんに出会えたことは、本作にとって、この上なく幸せな出来事でした。スイッチを入れるべきシーンでは、グッと集中して役に入り込み、自然体でいて欲しいシーンでは、嘘のない無邪気さを見せてくれた越山くん。吹替やCGでは決して表現できない優雅な滑りを魅せ、初挑戦となるお芝居にもまるでスポーツのように粘り強く取り組んでくれた中西さん。この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年04月10日「松本清張と野村芳太郎:娯楽映画の最高峰」この度、BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の放送枠「よる8銀座シネマ」「土曜ゴールデンシアター」では、4月16日(火)より、特集「松本清張と野村芳太郎:娯楽映画の最高峰」を放送いたします。サスペンス・ミステリー小説の大家・松本清張と、娯楽映画の名監督・野村芳太郎は強力なタッグを組み、数々の傑作を世に送り出してきました。今回はその作品の中から、とりわけ人気も評価も高い4本をラインアップ。プレーボーイである若き病院長が悪女たちに翻弄され追い詰められていく様を描く『わるいやつら』、桃井かおりと岩下志麻を主演に迎え、前科4犯の毒婦と弁護士の激しい攻防に迫った『疑惑』、松本清張をして「原作を超えた」と言わしめたという、今年公開50年を迎え日本映画史に残る名作『砂の器』、子殺しというショッキングな題材を扱い、人間の弱さと恐ろしさを露呈させた問題作『鬼畜』。見ごたえのある社会派サスペンス・ミステリー4作品を是非ご堪能ください。『砂の器 デジタルリマスター版』© 1974/2005 松竹株式会社・橋本プロダクション『疑惑』© 1982 松竹株式会社悪女たちは男をとりこに何を企む!? 様々な悪女と転落していく男を鋭く描いた衝撃作『わるいやつら』 4月16日(火)夜8時© 1980 松竹株式会社世間知らずのプレイボーイである総合病院の院長・戸谷(片岡孝夫)は、資産のある女に近づいては金をまきあげ、病院の赤字を埋める一方で、妻との離婚交渉を進め、美貌のデザイナー・隆子(松坂慶子)との結婚を望んでいた。しかし、彼女を手に入れるために数々の悪事を犯してしまう。そして、5人の悪女たちの暗躍により、自らも落とし穴へはまっていくことに―。出演:松坂慶子、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)、梶芽衣子、藤田まこと、緒形拳ほか1980年公開“稀代の悪女”桃井かおり VS “東大卒弁護士”岩下志麻、2 大女優の銀幕対決! 松本清張自ら脚色に参加した傑作『疑惑』 4月17日(水)夜8時© 1982 松竹株式会社富山県新港湾埠頭で、車が時速 40キロのスピードで海に突っ込む。乗っていた地元の財閥、 白河福太郎は死亡したが、同乗していた後妻の球磨子(桃井かおり)は、かすり傷ひとつ負わずに助かった。 やがて、夫に 3億円の保険金が掛けられていることが判明し、球磨子は保険金狙いの殺人と疑われ、逮捕される。そして、球磨子の弁護人として佐原律子(岩下志麻)が選ばれたが、二人はことあるごとに衝突し―。出演:桃井かおり、岩下志麻、鹿賀丈史、柄本明、丹波哲郎ほか1982年公開ある殺人事件を捜査する刑事、浮かび上がる人気作曲家の暗い過去― 人間の宿命を追って胸迫る感動!『砂の器 デジタルリマスター版』 4月18日(木)夜8時© 1974/2005 松竹株式会社・橋本プロダクションある日、国鉄蒲田操車場構内で死体が発見された。捜査を担当する警視庁刑事・今西(丹波哲郎)と西蒲田署刑事・吉村(森田健作)は、被害者が遺した言葉「カメダ」と東北弁なまりを手がかりに東奔西走、犯人に肉薄した。そこで二人が見たものは、栄光の階段を上りつめる天才音楽家の隠された宿命だった。出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子、緒形拳、加藤嘉ほか1974年公開純真無垢なあどけない子供の表情、悲痛な心の叫びが胸をかき乱す! 切っても切れない親子の絆を現代社会に問う問題作『鬼畜』 4月20日(土)夜9時© 1978 松竹株式会社ある暑い夏の日、小さな印刷屋を営む宗吉(緒形拳)のもとに、愛人の菊代(小川真由美)が三人の子を連れて突然やってきた。何も知らず、女を囲っていたことに激怒する妻のお梅(岩下志麻)。菊代は子供たちを押し付けて行方知れずとなり、宗吉とお梅は三人の子供を引き取らざるを得なくなる。子どもたちは、嫉妬に駆られたお梅に手酷く冷たい仕打ちを受けることになる。次第に、無邪気な子供たちの姿にいら立ちが募っていたある日のこと、赤ん坊の次男が亡くなっていることに気付き―。出演:緒形拳、岩下志麻、小川真由美ほか1978年公開【放送スケジュール】・4月16日(火)夜8時よる8銀座シネマ『わるいやつら』・4月17日(水)夜8時よる8銀座シネマ『疑惑』・4月18日(木)夜8時よる8銀座シネマ『砂の器 デジタルリマスター版』・4月20日(土)夜9時土曜ゴールデンシアター『鬼畜』【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送> 2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします!平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜夜9時からの土曜ゴールデンシアターで、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインアップしています。【お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月10日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりアザービジュアルと主題歌MVが解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる攻防戦を描いたスパイ・ノワール。この度解禁されたのは、本作でイエを演じるワン・イーボーが歌う主題歌「無名」のミュージックビデオ。主題歌の作詞は、監督のチェン・アル自らが手掛けており、名を知られないまま亡くなったスパイたちへの悲哀を歌ったものとなっている。ワン・イーボーの澄んだ歌声とともに流れるのは、美しい本編映像に始まり、チェン・アル監督を中心に、各豪華キャストとのやり取りが映し出されたメイキング映像。映像の最後には「観衆を尊重し 観衆を侮ってはいけない」と、チェン・アル監督からのメッセージで映像は終わる。併せて解禁されたアザービジュアルは、汪兆銘政権の諜報員フー(トニー・レオン)と、その部下であるイエが互いに向き合う姿を映し出したものとなっている。作品の舞台となった上海租界を背景に、中央には「信じるか、裏切るか」のキャッチコピーが添えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国順次公開Copyright 2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年04月09日『ソイレント・グリーン 《デジタル・リマスター版》』より特報とメインビジュアルが解禁された。人口爆発を起こしたニューヨークを舞台に、環境破壊、資源枯渇、食糧難にあえぐ地球を描く、1973年製作の映画『ソイレント・グリーン』。この度解禁となった特報では、人口が4000万人にまで達したニューヨークの配給所に詰めかけた群衆が、究極の栄養食であり謎に包まれた合成食品“ソイレント・グリーン”に押し寄せる様子が捉えられている。食糧難や貧困で暴徒と化した人間の前に現れたのは巨大なショベルカー。逃げ場を失った者たちを次々と掬い上げ、後部のタンクに塵芥さながら放り込む無慈悲かつ冷酷さは、まさに悪夢としか言いようのない光景だ。メインビジュアルには、50年前に想像した「2022年の地球」を描いた公開当時のイラストを起用。「恐るべき未来予想図」を描いた近未来SFの傑作として扱われてきた本作だが、「もう、人間がいっぱい…」というコピーが、人類を抱えきれなくなった“今の地球”の発する悲痛な叫びとしても受け取れる。実際に、製作された1973年にすでに39億に達していた世界人口は2024年の今80億を超え、環境破壊、異常気象、食糧難、生態系崩壊といった言葉が日常語と化している世界に生きている。本作の結末は何を提示するのか…。恐怖と好奇心を掻き立てられる特報とメインビジュアルとなっている。『ソイレント・グリーン 《デジタル・リマスター版》』は5月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月09日杉咲花が主演する、「孤狼の血」「合理的にあり得ない」などの柚月裕子の原作小説の映画化『朽ちないサクラ』から本予告映像、本ポスタービジュアルとともに新キャストが解禁された。杉咲さんが本作で演じるのは、県警・広報職員の森口泉。泉が親友の死の真相に立ち向かう本予告映像では、桜が美しく咲き誇る中、ストーカー殺人、警察の不祥事、親友の死、事件が重なり合い緊迫する様子から幕を開ける。捜査権のない警察事務職員である泉は、警察の不祥事が明るみにでたことを、親友で新聞記者の津村千佳(森田想)が情報をリークしたのだと疑う。「信じてよ」という言葉を残し、自身の疑いをはらそうと事件に迫っていた千佳は何者かに殺された。泉は「信じてあげられなかった」と自責の念に駆られ、物語が大きく動き出す。一連の捜査に乗り出す県警捜査一課を指揮する梶山(豊原功補)、捜査をする泉を上司として見守る元公安の富樫(安田顕)、そしてストーカー殺人の発端となった生活安全課で勤務する磯川(萩原利久)、互いの正義が真相を窮地に追い込んでしまう。そして泉が涙ながらに訴える「歪んだ正義」とは一体何なのかーー。全てが明らかになるとき、そこには決して触れてはいけない闇が存在していたーー。また、今回解禁となる本ポスターは、殺された親友・千佳の後ろ姿が印象的に撮られ、その千佳を見つめる泉と富樫、そして真相に迫ろうとする梶山と磯川が桜の前で肩を並べている。複雑な表情の下には、それぞれの胸の内に秘めた“正義”との葛藤が隠されているかのよう。「わたしを信じて。」のキャッチコピーに込められた、謎めき重なり合う、“警察サスペンスミステリー”の真相に注目だ。さらに新キャストとして、泉の親友で新聞記者役の津村千佳役に森田想、生活安全課の磯川の先輩・辺見学役に坂東巳之助、千佳の上司で米崎新聞社の記者・兵藤洋役に駿河太郎、千佳殺害の捜査線上に浮かびあがる浅羽弘毅役に遠藤雄弥、公安の警察官役に和田聰宏、千佳の母親・津村雅子役に藤田朋子という実力派俳優陣が決定。なお、本作のムビチケが4月12日(金)から発売が決定。購入特典には、満開の桜をバックにまっすぐ前を向き歩き出す泉(杉咲さん)と、磯川(萩原さん)、梶山(豊原さん)、富樫(安田さん)が遠くを見つめる姿が印象的に使われた「オリジナルA5クリアファイル」が付く。『朽ちないサクラ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年04月09日韓国アクションノワール『貴公子』のジャパンプレミアが4月8日(月)本日行われ、サプライズで主演のキム・ソンホが登壇し、約600人が大熱狂した。「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして初主演を務めた本作。演じているのは、周囲を華麗に翻弄する魅惑的かつユーモラスな貴公子だ。サプライズゲストとして今回登場し、ファンの拍手と大歓声に迎えられたキム・ソンホは「貴公子役を演じました俳優のキム・ソンホです。お会いできて嬉しいです」と満面の笑みで挨拶。約1年ぶりの来日となったが「こうしてファンのみなさんにお会いできているこの時間が本当に楽しく幸せです。しかも、映画を通じてみなさんにお会いすることができて、この瞬間は感動でもあり、忘れられない時間になりそうです」と喜び、「こうした経験が多くないので、実はすごく緊張しています。みなさんの歓声と応援の声を聞いたことで、息ができているような心地です。ここに入ってくる前は、息ができずにいるような感じでした(苦笑)」と語り、改めて客席から拍手と歓声がわき起こると日本語で「ありがとうございます(笑)」と笑みを浮かべた。役作りに関しては「この役を演じることが決まって、パク・フンジョン監督とたくさん会話をして、キャラクターに関しての疑問をぶつけ続けました。『なぜマルコを追い続けるのか?』、『なぜこんな事件を起こすのか?』、『なぜずっと笑っているのか…?』――参考となる作品を観ながら、会話を重ねて作り上げていきました」とふり返り、走るシーンに関して、MCから「まるでアーノルド・シュワルツェネッガーのようでした」と指摘されると、笑いながら「(そうなったのは)本当にたまたまで、実際に走ってみて、なんとなく走り続けていくうちに、そちらのほうに寄っていった感じで、パク・フンジョン監督からも『ターミネーターみたいだね』と言われました(笑)、それからはより具体的にそちらに近づいていった気がします」と明かした。そして、共演者についてもトークを展開。ハン理事役のキム・ガンウについては「パク・フンジョン監督からも『キム・ガンウの再発見だ!』と言われるくらい、見事な演技力で役を演じられていました。いつも撮影が終わると、その日のうちに編集した映像をみんなで見ていたんですが、非常に具体的で優れた演技を見せてくださって、私たち俳優陣はみんな『こんな俳優になりたい』という思いで、キム・ガンウさんの演技を目に焼き付けていました。ロールモデルといえる先輩です」と称えた。謎めいた弁護士・ユンジュ役のコ・アラについては「本当に見事に役柄を表現していました。台本の隙間がなくなるほどびっしりと書き込んで、事前に準備をしており、そんな彼女の姿を見ていて、私のほうが年上ですが『彼女の努力を見習いたい』、『学びたい』と思わせてくれる同僚俳優でした」とコメントした。なお、4月12日(金)より順次、丸の内ピカデリー、なんばパークスシネマの2会場にて、劇中で実際に着用した衣装展の開催が決定した。『貴公子』は4月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:貴公子 2024年4月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.
2024年04月08日韓国のTV・映画・演劇において、その年の選りすぐりの作品が揃う第60回百想(ペクサン)芸術大賞のノミネート作品が本日4月8日に発表。テレビ部門では、昨年世界的にもヒットしたディズニープラスオリジナル「ムービング」が作品賞や主演男優賞、新人俳優(男性/女性)など7部門にノミネートされ、映画部門は作品賞・監督賞ほかファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演男優賞に揃ってノミネートされた『ソウルの春』(原題)が7部門ノミネートとなった。今年で60回目の節目を迎える百想(ペクサン)芸術大賞は、過去1年間に放映、上映、または公演されたTV・映画・演劇部門の制作陣と出演者に授与する国内唯一の総合芸術賞。人気俳優や製作者らが一堂に会することから、“韓国のゴールデン・グローブ賞”とも呼ばれる。昨年は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンがTV部門大賞を受賞し、話題を呼んだ。今回、映画部門には日本未公開の作品が多いものの、TV部門には現在配信中で注目を集めるディズニープラスやNetflixのドラマも続々。「涙の女王」からはキム・スヒョンが演技賞(男性)にノミネートされている。授賞式は5月7日(火)に行われる予定。主な候補作品・候補者は以下のとおり。映画部門作品賞『クモの巣』(原題)『露梁:死の海』(原題)『ソウルの春』(原題)『コンクリート・ユートピア』『破墓』(原題)『コンクリート・ユートピア』監督賞キム・ソンス『ソウルの春』キム・ハンミン『露梁:死の海』リュ・スンワン『密輸』(原題)オム・テファ『コンクリート・ユートピア』チャン・ジェヒョン『破墓』最優秀演技賞(女性)キム・ゴウン『破墓』ラ・ミラン『市民ドクヒ』(原題)ヨム・ジョンア『密輸』(原題)イ・ハニ『キリング・ロマンス』(原題)チョン・ユミ『スリープ』『スリープ』最優秀演技賞(男性)キム・ユンソク『露梁:死の海』イ・ビョンホン『コンクリート・ユートピア』チョン・ウソン『ソウルの春』チェ・ミンシク『破墓』ファン・ジョンミン『ソウルの春』助演賞(女性)キム・ソニョン『コンクリート・ユートピア』ヨム・ジョンア『宇宙+人 2部』(原題)ヨム・ヘラン『市民ドクヒ』イ・サンヒ『ロ・ギワン』チョン・スジョン『クモの巣』助演賞(男性)キム・ジョンス『密輸』パク・グニョン『ピクニック』(原題)パク・ジョンミン『密輸』ソン・ジュンギ『ファラン』(原題)ユ・ヘジン『破墓』GUCCI IMPACT AWARD:コミュニティの格差や公平性に対する声を色濃く描き、より良い明日をつくることに貢献した作品に贈られる賞『ビニールハウス』『あなたと私』(原題)『ビニールハウス』『秘密の丘』(原題)『世紀の愛』(原題)『市民ドクヒ』新人演技賞(女性)コ・ミンシ『密輸』キム・ヒョンソ『ファラン』ムン・スンア『秘密の丘』オ・ウリ『地獄万歳』(原題)イム・ソヌ『世紀の愛』新人演技賞(男性)キム・ソンホ『貴公子』キム・ヨンソン『ビックスリープ』(原題)イ・ドヒョン『破墓』チュ・ジョンヒョク『万分の一秒』(原題)ホン・サビン『ファラン』キム・ソンホ『貴公子』テレビ部門作品賞「良くも、悪くも、だって母親」「ムービング」「悪鬼」「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」監督賞パク・インジェ「ムービング」イ・ミョンウ「少年時代」(原題)イ・チャンヒ「殺人者のパラドックス」チョン・ジヒョン「庭のある家」ハン・ドンウク「最悪の悪」「最悪の悪」最優秀演技賞(女性)ラ・ミラン「良くも、悪くも、だって母親」アン・ウンジン「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」オム・ジョンファ「医師チャ・ジョンスク」イ・ハニ「夜に咲く花」(原題)イム・ジヨン「庭のある家」「庭のある家」最優秀演技賞(男性)キム・スヒョン「涙の女王」ナムグン・ミン「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」リュ・スンリョン「ムービング」ユ・ヨンソク「運の悪い日」イム・シワン「少年時代」キム・スヒョン「涙の女王」助演賞(女性)カン・マルグム「良くも、悪くも、だって母親」シン・ドンミ「サムダルリへようこそ」ヨム・ヘラン「マスクガール」イ・ジョンウン「運の悪い日」チュ・ミンギョン「ヒップタッチの女王」助演賞(男性)リュ・ギョンス「ソンサン -弔いの丘-」アン・ジェホン「マスクガール」イ・イギョン「私の夫と結婚して」イ・ヒジュン「殺人者のパラドックス」チ・スンヒョン「高麗契丹戦争」新人演技賞(女性)コ・ユンジョン「ムービング」キム・ヒョンソ「最悪の悪」ユナ「誘拐の日」イ・イダム「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」イ・ハンビョル「マスクガール」コ・ユンジョン「ムービング」新人演技賞(男性)キム・ヨハン「殺人者のパラドックス」イ・シウ「少年時代」イ・シンギ「最悪の悪」イ・ジョンハ「ムービング」イ・ジョンウォン「夜に咲く花」イ・ジョンハ「ムービング」(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.ビニールハウス 2024年3月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED貴公子 2024年4月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
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