YouTubeチャンネル「シンパパいっきとひーちゃん」は、シングルファザーのパパ、息子のいっきくん、娘のひーちゃんの3人暮らしの日常を発信しているチャンネル。2020年12月に動画投稿を開始し、登録者数は8.1万人(※2024年4月中旬時点)です。普段は和やかな日常生活を動画投稿しているシンパパさんですが、実はシングルファザーになったきっかけが壮絶だったそう。今回は離婚を決意したきっかけとなった日の出来事について、当時のことをパパに振り返ってもらいました。 元嫁がアルコールと薬を飲んで子どもたちの前で倒れた 事の発端は、家を出る1カ月ほど前、ある日の朝5時ごろ。当時、いっきくんは10歳、ひーちゃんは5歳。 子どもたちはたまたま早起きをしていて、僕は寝ていました。 「ママー!」という叫び声が聞こえたのでリビングへ行くと、子どもたちの前で、元嫁がアルコールと薬を大量に飲んで倒れ込んでいる姿が……! その後、救急車で病院に搬送され、数日間入院。後で知りましたが、男女関係が理由だったようです。 元嫁が親権を取りたがり、すぐには離婚できず…… 子どもたちからしたら、とんでもない状況を見てしまっているので、どうフォローしていいか分からず、かなり悩みました。 この日は会社に事情を伝えて、在宅ワークにしてもらうことに。ずっと子どもたちのそばにいて、フォローしながら家事、育児をこなします。 このときに子どもたちから僕が家にいないときの話などを聞き、ショックで言葉が出ませんでした。 今まで子どもたちがずっとつらい思いをしていたかと思うと、涙が止まりませんでした。 今まで何度か離婚の話がありましたが、「子どもたちは渡さない」という相手の意思が強く、不貞など何の証拠もない状態では父親が親権を取ることが難しく、なかなか動くことができなかったのです。 また暴れる元嫁を見て、ついに家を出ることを決意 退院したあとも、アルコールをやめられず毎日晩酌をしていた元嫁。 子どもたちの泣き声や、朝晩関係なく聞こえてくる怒鳴り声、酔った元嫁がひとりで歩いているところを何度も目撃され、近所の方々からの通報で児童相談所が介入することもありました。 ある日(家を出る前日)、元嫁が飲みに行ってしまい(止めましたが子どもたちの前で暴れるのでそのまま行かせました)、数時間後に、道路で寝ているところを警察に保護され、警察の方と家に帰ってきました。 また、薬を飲み暴れ出す元嫁。その姿を見て、ひーちゃんが、怖いと僕に必死にしがみついてきました。 震えた姿を見たときに、もう何も考えず子どもたちを連れて家を出ようと決心しました。 子どもたちを連れて、逃げるように家を出る 次の日、子どもを学校と幼稚園に送り出したあと、元嫁が寝ている間に荷物をまとめて次々と車に積み込み、子どもたちが帰ってきたタイミングで家を出ました。 実家に、しばらく泊めてほしいと連絡すると、やさしく快く迎えてくれました。(実家には、今までこういう相談は一切していなかったのですが、なんとなく勘づいているところがあったようです) 「すべてから解放された!」というどこか清々しい気持ちと、「もう動き出したら引き返せない」「親権争いになったらどうなる?」「これは連れ去りに当たる?」「明日からの学校、幼稚園、仕事はどうしよう」など、車で実家に向かう途中にさまざまな不安や考え、思いで頭がグチャグチャになっていました。 今考えると、一度動き出したら突き進むしかないので、意外と何とかなるもんだなと思います。 離婚して大変だったこと家を出てから、大変なことがたくさんありました。 まず、離婚直後は、急に家を出たので住むところがなく、実家に2カ月間お世話になりました。その間は毎日、30分以上かけて車で子どもたちの学校の送り迎えをすることになり、大変でした。 引っ越しによって幼稚園や小学校の学区が変わる問題に直面したのですが、転校しなくてもいいように、教育委員会に掛け合って同じ小学校に通い続けています。 ほかにも、子どもたちの心のケアをするために、子どもたちと向き合う時間を最優先にして、小さなことでも相談できるように、常に聞き役に徹しました。ささいな会話も大事にして、子どもたちの言葉や態度、表情に何か変化はないか、常にアンテナを張っていました。 あとは、シングルファザーになったことで、今までと同じように働けなくなり、会社に迷惑をかけたこと。現在は、子どもたちとの時間を一番に優先したいと思い、会社を辞めてフリーランスの道へ進みました。 同じような境遇で苦しんでいる方へ もし同じような境遇で苦しんでいる方、離婚を考えている方がいて、本当にキツくて苦しい状況なら、思い切って動き出すっていうのも一つの手かなと思います。 これは僕の体験談で、元嫁を批判したり悪く言うわけではありませんが、僕のとった行動は後悔していないですし、子どもたちにとって一番いい選択だったと思います。 離婚するまで、離婚してからも大変なことはたくさんありましたが、今しかない子どもたちとの時間を共有することができていることに、幸せを感じています。 僕の体験談が少しでもだれかの参考になったり、勇気づけることができるなら、すごくうれしいです。 シングルのママやパパ、離婚を考えている方から「参考にしたいので、家を出たときの状況を教えてほしい」とのリクエストで制作したという、この動画。普段は、楽しそうな子どもたちの日常や、シンパパの奮闘記を見ることができます。大変なことはたくさんあると思いますが、これからも頑張ってください! 著者:ライター 廣瀬尚子
2024年04月15日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。娘のお弁当作り主人公は娘と2人暮らしのシングルファザーです。毎朝、娘のためにお弁当を作っていました。娘は14歳の中学生です。ある日、主人公が帰宅すると娘がやってきて…。ここでクイズ娘に言われた言葉とは?ヒント!主人公はその一言にショックを受けてしまいました。ショック!出典:Grapps正解は…正解は「美味しくない」でした。お弁当をいつも半分以上残していた娘。主人公もなんとなく口に合わないのかと思っていたようですが…。面と向かって「美味しくない」と言われショックを受けたのでした。イラスト:yumaiko※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月15日YouTubeチャンネル「シンパパいっきとひーちゃん」は、シングルファザーのパパ、息子のいっきくん、娘のひーちゃんの3人暮らしの日常を発信しているチャンネル。2020年12月に動画投稿を開始し、登録者数は8.1万人(※2024年4月中旬時点)です。普段は和やかな日常生活を動画投稿しているシンパパさんですが、実はシングルファザーになったきっかけが壮絶だったそう。今回は離婚を決意したきっかけとなった日の出来事について、当時のことをパパに振り返ってもらいました。 元嫁がアルコールと薬を飲んで子どもたちの前で倒れた 事の発端は、家を出る1カ月ほど前、ある日の朝5時ごろ。当時、いっきくんは10歳、ひーちゃんは5歳。 子どもたちはたまたま早起きをしていて、僕は寝ていました。 「ママー!」という叫び声が聞こえたのでリビングへ行くと、子どもたちの前で、元嫁がアルコールと薬を大量に飲んで倒れ込んでいる姿が……! その後、救急車で病院に搬送され、数日間入院。後で知りましたが、男女関係が理由だったようです。 元嫁が親権を取りたがり、すぐには離婚できず…… 子どもたちからしたら、とんでもない状況を見てしまっているので、どうフォローしていいか分からず、かなり悩みました。 この日は会社に事情を伝えて、在宅ワークにしてもらうことに。ずっと子どもたちのそばにいて、フォローしながら家事、育児をこなします。 このときに子どもたちから僕が家にいないときの話などを聞き、ショックで言葉が出ませんでした。 今まで子どもたちがずっとつらい思いをしていたかと思うと、涙が止まりませんでした。 今まで何度か離婚の話がありましたが、「子どもたちは渡さない」という相手の意思が強く、不貞など何の証拠もない状態では父親が親権を取ることが難しく、なかなか動くことができなかったのです。 また暴れる元嫁を見て、ついに家を出ることを決意 退院したあとも、アルコールをやめられず毎日晩酌をしていた元嫁。 子どもたちの泣き声や、朝晩関係なく聞こえてくる怒鳴り声、酔った元嫁がひとりで歩いているところを何度も目撃され、近所の方々からの通報で児童相談所が介入することもありました。 ある日(家を出る前日)、元嫁が飲みに行ってしまい(止めましたが子どもたちの前で暴れるのでそのまま行かせました)、数時間後に、道路で寝ているところを警察に保護され、警察の方と家に帰ってきました。 また、薬を飲み暴れ出す元嫁。その姿を見て、ひーちゃんが、怖いと僕に必死にしがみついてきました。 震えた姿を見たときに、もう何も考えず子どもたちを連れて家を出ようと決心しました。 子どもたちを連れて、逃げるように家を出る 次の日、子どもを学校と幼稚園に送り出したあと、元嫁が寝ている間に荷物をまとめて次々と車に積み込み、子どもたちが帰ってきたタイミングで家を出ました。 実家に、しばらく泊めてほしいと連絡すると、やさしく快く迎えてくれました。(実家には、今までこういう相談は一切していなかったのですが、なんとなく勘づいているところがあったようです) 「すべてから解放された!」というどこか清々しい気持ちと、「もう動き出したら引き返せない」「親権争いになったらどうなる?」「これは連れ去りに当たる?」「明日からの学校、幼稚園、仕事はどうしよう」など、車で実家に向かう途中にさまざまな不安や考え、思いで頭がグチャグチャになっていました。 今考えると、一度動き出したら突き進むしかないので、意外と何とかなるもんだなと思います。 離婚して大変だったこと家を出てから、大変なことがたくさんありました。 まず、離婚直後は、急に家を出たので住むところがなく、実家に2カ月間お世話になりました。その間は毎日、30分以上かけて車で子どもたちの学校の送り迎えをすることになり、大変でした。 引っ越しによって幼稚園や小学校の学区が変わる問題に直面したのですが、転校しなくてもいいように、教育委員会に掛け合って同じ小学校に通い続けています。 ほかにも、子どもたちの心のケアをするために、子どもたちと向き合う時間を最優先にして、小さなことでも相談できるように、常に聞き役に徹しました。ささいな会話も大事にして、子どもたちの言葉や態度、表情に何か変化はないか、常にアンテナを張っていました。 あとは、シングルファザーになったことで、今までと同じように働けなくなり、会社に迷惑をかけたこと。現在は、子どもたちとの時間を一番に優先したいと思い、会社を辞めてフリーランスの道へ進みました。 同じような境遇で苦しんでいる方へ もし同じような境遇で苦しんでいる方、離婚を考えている方がいて、本当にキツくて苦しい状況なら、思い切って動き出すっていうのも一つの手かなと思います。 これは僕の体験談で、元嫁を批判したり悪く言うわけではありませんが、僕のとった行動は後悔していないですし、子どもたちにとって一番いい選択だったと思います。 離婚するまで、離婚してからも大変なことはたくさんありましたが、今しかない子どもたちとの時間を共有することができていることに、幸せを感じています。 僕の体験談が少しでもだれかの参考になったり、勇気づけることができるなら、すごくうれしいです。 シングルのママやパパ、離婚を考えている方から「参考にしたいので、家を出たときの状況を教えてほしい」とのリクエストで制作したという、この動画。普段は、楽しそうな子どもたちの日常や、シンパパの奮闘記を見ることができます。大変なことはたくさんあると思いますが、これからも頑張ってください! 著者:ライター 廣瀬尚子
2022年02月24日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日山田孝之主演の映画『ステップ』が、2020年7月17日(金)に公開される。重松清の感動作が映画化、シングルファザーと娘の10年の軌跡映画『ステップ』の原作は、『とんび』『流星ワゴン』などを代表作にもつ小説家・重松清による同名小説。30歳の若さで妻に先立たれた主人公とその娘が、周囲との交流を通して成長していく10年間の軌跡を描いた感動作で、累計発行部数は8.5万部を記録。今回はそんな人気小説が、日本の人気俳優勢を迎えて実写化される。キャスト山田孝之が主人公のシングルファザー役に主演を務めるのは、日本を代表する“カメレオン俳優”山田孝之。近年においては、「闇金ウシジマくん」シリーズ、『信長協奏曲』『銀魂』など、ユニークな役柄が目立っていたが、本作では久しぶりに実年齢とも重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役の健一に抜擢。亡き妻への想いから男手1つで娘を育てることを決断し、10年間歩み続ける難しい役どころに挑戦する。山田孝之コメント山田本人は健一役について、「健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした。健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です。こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。」とコメントを寄せている。豪華キャスト集結また健一の1人娘である美紀役は、中野翠咲、白鳥玉季、田中里念の3人が、2歳~12歳までの3つの年代をそれぞれ担当。さらに、そんな健一と美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華キャストが集結した。國村隼:健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守り、“本当の家族とは”ということを身をもって伝えていく義父役。余貴美子:夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母役。広末涼子:健一が悩みを相談する同僚役。伊藤沙莉:娘・美紀が通う保育園の先生役。川栄李奈:亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役。中川大志:健一のランチ先に必ず店から出 てくる謎のサラリーマン役。主題歌に秦 基博主題歌「在る」の作詞作曲を手掛けたのは、シンガーソングライターの秦 基博。本作を鑑賞した後に書き上げたという楽曲は、“大切なものを失った者たちが 新たな一歩を踏み出すために、背中を押してくれる”珠玉のバラードに仕上げたという。なお本曲は12 月11 日発売のアルバム「コペルニクス」に収録される。監督に飯塚健監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。山田孝之とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』、「REPLAY&DESTROY」以来、本作で3度目のタッグとなる。企画を温めるうちに、いつしか健一の年齢に追いついていた山田にこの役を託した飯塚監督は、単なるシングルファザーと父娘の一時的な奮闘記ではなく、妻の面影とともに家族を築いていく一人の男の生き様を長い目で見つめたドラマを作り上げている。詳細『ステップ』公開日:2020年7月17日(金)原作/重松清「ステップ」(中公文庫)監督・脚本・編集:飯塚健キャスト:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほか配給/エイベックス・ピクチャーズストーリー健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。結婚3年目、30歳という若さで突然妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日が始まった。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる妻と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。美紀の保育園から小学校卒業までの10年間。様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上る。泣いて笑って、少しずつ前へ。
2019年11月23日俳優の山田孝之が映画『ステップ』(2020年4月3日公開)で主演を務め、自身初のシングルファザー役を演じることが20日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある「家族」や「命」に関する経験を刺激し、感動を誘う。山田は、「健一を演じた1カ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役柄と向き合った日々を回顧し、「健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です」と説明。「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し」と振り返り、「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と本作の持つ魅力をアピールしている。山田のほか、健一の義父を國村隼、夫とともに健一と美紀をやさしくサポートする義母を余貴美子、健一が悩みを相談する同僚役を広末涼子、娘・美紀が通う保育園の先生役を伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。さらに岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が名を連ねる。メガホンを握るのは、『虹色デイズ』(18)、『大人ドロップ』(14)などで知られる飯塚健監督。山田とは、『荒川アンダーザブリッジTHEMOVIE』(12)、『REPLAY&DESTROY』(15・TBS)以来、本作が3度目のタッグとなる。(C)2020映画『ステップ』製作委員会
2019年11月20日恋愛の相手がシングルファザーだった場合、その後の恋愛が二人だけの問題ではなくなってきます。どのようなことに気をつけるべきか見ていきましょう。自分が一番ではないという事を理解して恋愛をしている間は、相手に自分を一番に見てもらいたいという方がほとんどでしょう。しかし、相手がシングルファザーだった場合、相手の一番心を向けるべき相手は子どもです。それをきちんと理解しておきましょう。自分だけを見てもらいたいという気持ちがある方は、シングルファザーの男性を選ばないようにしたほうがいいかもしれません。相手の一番でなくても相手を支えたい、一緒にいたいと思えるかどうかという事を自問してみてください。結婚を考えるなら子どもとの相性も重要通常は、相手の男性との相性が良ければ結婚してもうまくいくことが多いです。しかし、シングルファザーの場合、結婚後の生活に子どもも入ってくることになりますから、その子との相性という事も考えていかなくてはなりません。特に年齢が上になってくれば来るほど新しい母親としてなじみにくくなることがあります。子どもに無理をさせてしまう事も不幸の元ですから、事前に会ってみて子どもとの相性が良いかどうか、生活していけるかどうかを考えていく必要があります。シングルになった理由もきちんと聞いてみようシングルになったという事は、離婚や死別を経てきているはずです。死別の場合には仕方のないことと言えますが、離婚の場合にはもしあなたが結婚しても再び同じようなことになる場合もあるため、きちんと理由を聞いておくことが大切です。その理由が納得いくものであれば乗り越えていけるでしょうが、あなたにとっても問題となるようなことであれば、それ以上のお付き合いは考え直していく必要があるでしょう。先を考えてみることが大切今の状態が良いと思っていても、付き合いが長ければそれなりに相手も周りも期待をしていくことになります。恋人として長く付き合い、別れるとなると、普通であれば本人同士が傷つくだけでも、シングルファザーの場合はお子さんも傷つけてしまうことになりかねないのです。付き合いが深まっていく段階で、このままでいいのか先を考えてみることも大切です。
2019年08月10日『コウノドリ』第6話が11月17日に放送された。描かれたのは、突然の病で亡くなってしまった妊婦と、その死に自責の念を抱いた下屋(松岡茉優)の決意。その一方で、気になったのはシングルファザーとなった夫。病院を後にする彼の背中には、希望である娘を抱いているとは到底思えない、失望感が漂っていた。■松岡茉優の後悔と大きな決断下屋は、ピンチヒッターでこはる産婦人科の当直に入っていた。そこで出会ったのは、名前も年齢も同じという神谷カエ(福田麻由子)。下屋はカエと交流を深めていく中で、彼女の手の震えが気になっていた。甲状腺の病を疑った下屋だったが、院長の「甲状腺に問題があったとは聞いてない」という言葉に、「私の思い過ごしかもしれませんね」と引いてしまう。だが、ペルソナに戻った下屋のもとに搬送されてきたのは、甲状腺クリーゼによって心停止に陥ったカエだった。懸命な処置が施され、なんとかベビーは蘇生に成功するも、カエはそのまま帰らぬ人となってしまう。事の大きさを知らずにペルソナを訪れた夫・久志(笠原秀幸)は、変わり果てたカエの姿にがく然とする。下屋は通常どおり勤務を続けているようにみえたが、患者全員に甲状腺検査をするなどあきらかに不安定な状態だった。そんな彼女に、サクラ(綾野剛)は「下屋はどんな産科医になりたい?」と問い、「その答えが見つかったら帰ってこい、待ってるから」と声を掛ける。休養を経て、下屋が導き出した答えは“救命医になる”こと。「総合的に患者さんを診られる技術を身につけて、何かあったときにお母さんと赤ちゃんの両方を救える産科医になりたい」という。そしてサクラは「おまえは僕の自慢の後輩だからね、行ってこい。そして強くなって帰ってこい」と温かく送り出すのだった。■小栗旬でも描かれたシングルファザーの実情『コウノドリ』新シーズンで、はじめてスタッフ側にスポットが当たった今回。一方で、カエの夫・久志に、前シリーズで描かれた永井浩之(小栗旬)を重ねた視聴者もいるのではないだろうか。永井は、交通事故により妊娠中の妻を突然失う。そして無事に産まれたベビーをひとりで育てていく道を選ぶが、会議中に保育園からの呼び出しがかかったりと、いままでどおりに仕事をこなすことができずにプロジェクトから外されてしまう。その後、一度は娘を田舎の両親に預けようと考えるも、BABYのピアノ演奏を聴いて改心。残業のない部署へと異動し、再び自分で娘を育てていく決意を固めるのだった。■希望と失望が交錯するファザーの背中今回描かれた久志も、家族3人の明るい未来を待ちわびていたに違いない。入院中のカエが寂しさに泣いていれば、慌てて病院に駆けつけ、リンゴを剥いてくれるやさしい夫。カエが亡くなったと知らずに、病院に駆け付けた際、「カエはしゃべれる状態ですか?」と何の疑いもなく問いかける姿が切なくてたまらなかった。退院の日、久志は妻を失った悲しみと、子育ての責任といったさまざまな重圧を背負って病院を後にする。シングルファザー、その苦労は計り知れない。残業の多い仕事につくことはできないだろうし、授乳、夜泣き、慣れない家事もこなさなくてはいけない。例外なく、久志にも多くの試練が待ち構えているはずだ。だが、妻思いの久志は赤ちゃんにカエの面影を重ね、その娘を大切に育てていくのではないか…。そんなけなげな姿が想像できるからこそ、「どんなに無念か」と、彼の背中に私たちはこの上ないやるせなさを感じたのだろう。久志の前に立ちはだかる壁。乗り越えるのではなく、胸の中に積み重ねて進んでいくしかない…下屋に向けたサクラの言葉は、どこか久志へのエールにも聞こえた。■気になる下屋の今後&小松の体調は…?前話の子宮内胎児死亡に続き、母体死亡というヘビーな内容となったが、これが医療現場の現実なのだろう。カエは体調に違和感を抱いていたが、張り止めの副作用と信じて疑わなかった。下屋は「あのとき…」と後悔していたが、亡くなったカエは、その何倍も後悔しているはずだ。体に少しでも異変を感じたら、大丈夫と決めつけずに行動を起こすべき…そんなことも再認識させられる第6話となった。そして物語は、下屋が救命に異動するという急展開を迎えた。救命という壮絶な現場を経験し、下屋がどのように成長して産科に戻ってくるのか。今後の活躍がますます楽しみだ。そんな中、小松(吉田羊)が腹痛を訴え倒れてしまう。11月24日に放送される第7話で、小松は“子宮摘出”という女性にとっての大きな決断を迫られる。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年11月23日シングルファザーは楽しいです。嘘じゃありません。「1人でお子さんを育てられて大変ですね?」とよく同情されますが、そんなことはないんです。子育てという新たな使命と目標が加わり、人生にある種の張り合いが出ています。子育てと仕事は両立できますよ。息子の協力は必要ですけど、パパの頑張る姿は間違いなく息子にも影響を与えています。人生って誰かのために生きたほうがいいんですよ。自分のために生きてるだけでは結局ダメになります。 自由というものを人は勘違いしています。自由に生きるんだ、といって人に迷惑をかける人ばかり。自由という発想は不自由から生まれました。周囲に迷惑をかけている人は、ただ勝手気ままでダメな人間に過ぎない。そういう人を自由と呼んではいけません。自由というものは、約束とか制約とかがひしめく人生の中でこそ、誰にも支配されずに、その不自由な環境の中で自分らしく胸を張って生きようじゃないか、と奮起する意思に宿るものなのです。考えてみてください。羽生選手が氷上を自由に美しく舞う姿の背後には人知れない努力や涙や苦労があるわけです。だからこその自由じゃないでしょうか?自由の権利は人間であればたいがいの人には生まれながらに与えられているもの。でも、それを活性化(アクティベート)させなければ本当の自由は手に入らないという仕組みです。 先日、イギリスの牧場に行きました。そこは出産牧場と呼ばれている、サラブレッド競走馬が生まれる場所です。馬が仔馬を育てる光景を見たことありますか?人間以上に人間らしいんですよ。美しく、神々しい。仔馬は母親馬の足元で安心して寝ています。親馬は周囲を見張り、仔馬と遊び、お乳を与えています。なんともほほえましい光景で、胸を打たれました。 子育て、家事を大変だと思うことは間違えているな、とこの親馬から教えてもらったのです。神様に試されているんですよ。そう考えるとさらに強い使命感が生まれてきます。仕事も頑張り、子育ても頑張る。私はどちらも人一倍やって生き抜いてみせたい。誰のために?それはもちろん息子のためにです。シングルだからといって、自分を犠牲にする必要はありません。ちゃんと両立できる、ということを私は証明する自信があります。スケジュール管理さえできれば可能です。時間を手なずけてしまえばいいんです。多少は息子の協力も必要です。でも、誰の犠牲も必要としません。自分が頑張れば子供は幸せになります。大変だからこそ、やりがいのある楽しいことでもあるのです。 さて、今日は、育ち盛りの息子にとっても大好評な「辻家のメンチカツ」をご紹介したいと思います。 材料:豚ひき肉300g、玉ねぎ300g、塩麹大さじ1、味噌大さじ1、マヨネーズ大さじ1、砂糖大さじ2分の1、酒大さじ2、(衣用に)卵・小麦粉・パン粉を各適量。 ボウルに衣用以外の材料全てを混ぜ合わせ、手でしっかりこねる。小麦粉、卵、パン粉をつけ、低温でじっくり揚げる。簡単でしょ?なので、塩麹のレシピもついでに。 材料:生米麹200g、塩70g、水250㏄。 まず麹と塩をよく混ぜ合わせ、保存容器(熱湯消毒などしたもの)に入れる。そこに麹がひたひたに浸かるまで水を加え、よく混ぜる。1週間から10日間ほど冷蔵庫で保存しましょう。毎日混ぜるのがポイントです。初めの数日は麹が水を吸って水の量が減ってくるので、その都度ひたひたになるよう水を追加してください。4~5日してくると発酵の良い香りがしてきますよ! さ、手製塩麹入りのメンチカツで、家庭円満、ママ万歳! ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年09月05日