おいしい上に、色とりどりのフルーツが散りばめられて華やかなケーキは、お祝いにぴったりの一品。1人でちょっぴりぜいたくな気分を味わっても、近しい人と一緒に賑やかなひと時を過ごすも、自然と胸が弾みますよね。はる(@haruchori_)さんが用意したのは、気分も気運も上がるケーキでした!友達へ用意した『特別なケーキ』に絶賛の声ある日、友人を自宅で迎えることになった、はるさん。この時間をより楽しんでもらうため、はるさんは、とっておきのケーキを用意した上で、友人を全力で歓迎することにしました。その結果、自宅にやって来た友人は、ケーキを見て大喜び!なぜならば、ケーキの上には特定の人が大好きなメッセージが書かれていたのですから…!友人は、旧『ジャニーズ事務所』である、株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)に所属するアイドルの大ファン。しかし、人気アイドルを応援する上で、誰もが通らなければならない試練があります。それは、チケットの争奪戦です。何度抽選に応募しても、「残念ながら今回はご用意できませんでした」という1文が書かれたメールが届く日々。『推し』に会うことができず、涙を流すファンも少なくありません。そんな『激戦』を経験してきた人にとって、これほど嬉しいひと言が書かれたケーキほど、縁起のいいものはないといえるでしょう!「このケーキを食べたら、今後の当選確率が上がるかも…」なんて思える、はるさんによる渾身の歓迎。写真は拡散され、多くの人が絶賛の声を上げています!・マジで最高のケーキじゃん!今一番欲しいメッセージだわ。・自分なら嬉しくて号泣するわ。『推し』がいる人全員に刺さりそう。・みんなが大好きなあのひと言だ!これを見るだけで幸せになれる。中には、「縁起がよさそうだから、とりあえずこの写真を拝んでおいた」という声も。はるさんが込めた愛と、「チケットが当たりますように」という熱い想いは、ケーキを通して友人へ伝わったに違いありません![文・構成/grape編集部]
2024年04月26日ビジネスシーンでよく耳にする「ニーズに応える」という言葉。あなたは正確に意味を理解できていますか?今回は「ニーズに応える」を使うにあたって、知っておきたい正しい意味と使い方を解説。また、使用する際のポイントや言い換え表現も紹介するため、ぜひ参考にしてください。■「ニーズに応える」の意味「ニーズに応える」の「ニーズ」とは、英単語の「needs」であり、相手の需要や要求を意味します。ニーズ【needs】必要。要求。需要。「市民の—にこたえる」「消費者の—が多様化する」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)また、「応える」には、相手の期待や要望に添うための行動を示す意味があります。こたえる【応える】(1)働きかけに対して、それに添うような反応を示す。応じる。報いる。(出典:『デジタル大辞泉』小学館)つまり「ニーズに応える」とは、顧客などの他者の要求や期待に対して適切な対応をとることを意味しています。■「ニーズに応える」の使い方【例文付き】「ニーズに応える」は、主にビジネスシーンで使われることが多いでしょう。例えば、新商品開発や顧客対応をする時など、顧客にまつわるいろいろな場面で用いられています。また、「ニーズに応えること」を自社目標として掲げるケースも多くあるでしょう。以下で例文を紹介します。◇例文・「顧客のニーズに応えるために日夜努力しています」・「製品の品質を改善して、消費者のニーズに応えていきたい」・「顧客のニーズに応え続けるだけでなく、期待を超える製品を生み出したい」■「ニーズに応える」を使う時のポイントここからは、「ニーズに応える」を使う際のポイントを紹介します。◇(1)相手が求めているものを理解した上で使う「ニーズに応える」という言葉は、相手が何を求めているのかをきちんと理解した上で使うことが大切です。要望がない中で「ニーズに応える」と言っても、何を行えばいいのか分かりません。あくまでも誰かの要求や期待がはっきりしている状態で解決策を考えていく時に使うようにしましょう。◇(2)具体的な対処法・改善案まで述べる「ニーズに応える」を用いる際は、どのような対策・改善をして相手の希望に応えるのかといった具体的な部分まで説明することもポイントです。例えば、「開発コストを抑えて低価格を維持し、顧客のニーズに応えます」と述べれば、きちんと顧客の要望を理解している姿勢が伝わるでしょう。■「ニーズに応える」の言い換え表現「ニーズに応える」という表現は、他のフレーズでより詳細なニュアンスを伝えることが可能です。以下で、3つの言い換え表現を紹介します。◇(1)「ソリューションを提案する」「ソリューション」とは、ビジネスシーンで解答や解決策を意味します。「ソリューションを提案する」といった表現にすれば、企業が今抱えている課題や問題をさまざまな方法で解決する姿勢を示すことができるでしょう。◇(2)「要望に応える」「要求に応える」ニーズを日本語に言い換えて、「要望に応える」「要求に応える」と述べるのもシンプルでおすすめです。「ニーズに応える」と同様、相手の「こうしてほしい」「ここを改善してほしい」といった願いに対して、企業側がその意見を受け入れて解決する際に使うことができます。◇(3)「需要を満たす」ニーズは「需要」の意味も持っているため、「需要を満たす」と言い換えることも可能です。多くの顧客が願うことや改善した方がいいと思っている部分を直し、周りに満足してもらう時に使います。例えば、「需要を満たすために製造数を増やします」「需要を満たすには市場の意見を聞くことが大切」といった形で用いると良いでしょう。■「ニーズに応える」は需要や要望に応えること「ニーズに応える」とは、相手の要望に応えようとする行動を示す言葉です。ビジネスシーンでも多く使われるフレーズのため、正しい使い方を覚えておくと役に立つでしょう。また、この言葉を用いる際は、どうニーズに応えるのかといった具体案も併せて説明することが大切です。顧客や世の中が求めているものをきちんと理解した上で、顧客満足度アップを狙っていきましょう。(にほんご倶楽部)※画像はイメージです
2024年04月10日2024年3月13日、アイドルグループ『NEWS』の小山慶一郎さんと、パフォーマンスグループ『AAA』の宇野実彩子さんが、結婚を発表しました。旧・株式会社ジャニーズ事務所であり、芸能事務所の株式会社SMILE-UP.はウェブサイトを更新。小山さんは、同社のウェブサイトで結婚したことについてこのように報告しています。この度、私小山慶一郎は、宇野実彩子さんと結婚いたしましたことをご報告させて頂きます。穏やかで優しい時間を共に過ごしていけたらと思っています。これまで以上に、一つひとつの仕事と真摯に向き合い、精進してまいります。至らない点も多々あるかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。FAMILY CLUB Official Siteーより引用また、宇野さんも同日に自身のInstagramを更新。手書きのメッセージを添え、ファンに向けて結婚を報告しました。私、宇野実彩子は2024年3月12日に小山慶一郎さんと結婚いたしましたことをご報告いたします。私は昨年1月に最愛の父を亡くしました。入籍した3月12日は大好きな父の誕生日です。父にどこか似ている彼と温かい家庭を育んでいきたいと思っています。また、これからも人として、そしてアーティストとしてさらなる成長を遂げられるように努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。misako_uno_aaーより引用 この投稿をInstagramで見る 宇野実彩子 - Misako Uno(AAA)(@misako_uno_aaa)がシェアした投稿 小山さんは、2003年に『NEWS』のメンバーとしてCDデビュー、2004年5月にはメジャーデビューを果たしました。また、2014年1月から2018年6月上旬まで、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でメインキャスターを務めたほか、さまざまな番組でコメンテーターやMCとしても活躍。宇野さんは、『AAA』のメンバーとして、2005年9月にシングル『BLOOD on FIRE』でデビューしました。同年には『第47回日本レコード大賞』の最優秀新人賞を受賞しています。2020年12月31日以降、同グループは活動を休止しているものの、ソロアーティストとして活動のほか、デザイナーやモデル、YouTuberなど、マルチに活躍をしています。宇野さんの投稿によると、2人が入籍をした3月12日は、2023年に亡くなった『大好きな父親』の誕生日なのだとか。2人の結婚に、ネット上では祝福の声が上がっています!!・ご結婚おめでとうございます!幸せなご家庭を築いてください。・大好きな2人が幸せな形で結ばれて、とっても嬉しい!!・おめでとうございます!ビッグカップルだ!夫婦として新たな人生を歩み始めた、小山さんと宇野さん。2人のこれからの人生が、明るいものになることを多くのファンが願っていることでしょう。ご結婚、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年03月13日2024年4月1日(月)~29日(月・祝)に新橋演舞場で開催されるSnow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、宮舘涼太さんが主演する舞台『祭 GALA』。舞台を目前に控え、3人の気合いが伝わってくる製作発表記者会見をレポートします。この春、Snow Manの3人が新たに新橋演舞場で生み出す新しいエンターテインメントこれまで桜の咲く季節に新橋演舞場で『滝沢歌舞伎』シリーズに挑んできたSnow Manのメンバー。昨年、惜しまれながら集大成を迎えた伝統の舞台に代わって、この春、和と洋が融合したまったく新たなエンターテインメントが誕生。そのタイトルは、『祭 GALA』だ。新橋演舞場を知り尽くした岩本照さん、深澤辰哉さん、宮舘涼太さんが創造する世界から、一体どんな新たなステージが生み出されるのか期待が高まる。大勢の取材陣が待ち構える会場に1人ずつ礼儀正しく一礼をして、着席した岩本照さん、深澤辰哉さん、宮舘涼太さんの3人。岩本さんは首元にメンバーカラーの黄色のスカーフがアクセントのブラックコーデ、宮舘さんは柄シャツに黒のノースリーブジャケットのモノトーンコーデ、深澤さんは光沢あるシルバーグレーのフォーマルなジャケットに身を包み、気合い漲る正装スタイルだ。司会者から「主演・演出のお3方からそれぞれご挨拶をいただきたいと思います」と紹介されると、まずは岩本さんから「本日はお時間を作ってくださり、お集まりいただき本当にありがとうございます。この新しく始まる『GALA』という作品を制作、発表をしっかりさせていただけることを本当に嬉しく思います」と挨拶が。続いて、笑顔を浮かべながら深澤さんが「はい、どうも。深澤辰哉です。今日はですね、俳優モードでいまして、面白いことは何も言えないかもしれないんですけど(笑)。短い時間ですけどね、『GALA』について熱く語っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と、会場の緊張感を一気に緩ませる“らしい”挨拶を。最後に姿勢をビシッと正した宮舘さんが「こうして『GALA』という作品で新たなスタートを踏み出します。今日は皆さんに僕らの熱い思いをたくさん受け取っていただいて、もっともっと『GALA』の魅力を皆さんに知ってもらえるチャンスだと思っていますので、いっぱい伝えられたらいいなと思います」と、改まった表情に。早速、質疑応答コーナーに。レポーターから「この3人でこの舞台が決まった時のお気持ちを伺えますか」と質問されると、「岩本さん、言っちゃって!」と岩本さんをみつめる深澤さん。「素直に嬉しかったです。これだけ連続で立たせてもらうことないってくらい、新橋演舞場さんのステージには立たせてもらって、僕たちは育ってきて。で、また新たな形で新橋演舞場のステージに立てるっていうことがわかった時は、また春が来るって思いましたね。それぐらい嬉しかったです」。すかさず、「うまいねぇ、また春が来るなんて…」と突っ込み、しみじみする深澤さん。わちゃわちゃする深澤さんに宮舘さんは「こんな感じ(のノリ)でいいんですか?」と確認しつつ、「僕も嬉しい気持ちでいっぱいなんですけど、新たに3人で演出という部分で未熟な部分もあるかと思いますが、今一生懸命稽古に励んでいる段階なので、稽古を1日1日やっていくごとに楽しみに変わってきましたね。なので、早く見ていただきたい気持ちで今はいっぱいです」と稽古から楽しんで挑んでいる今の心境を明かす。そのコメントに「素晴らしい」と深澤さん。「今ふたりとも全部、言ってくれた。俺が言いたかったこと」とコメント力を絶賛しつつ、「いちばん初めの気持ちとしては、やっぱり嬉しかったですね。新橋演舞場に思い入れがたくさんあるので、そのステージにまた改めて立てるっていうことで、嬉しいです。そして、4月ということで、新生活が始まる新たなスタートのタイミングで、こうやって3人で作品をスタートさせることができて、ワクワクしていますね。早く皆に観ていただきたいな、と。ホントにやりたいことがたくさん。たくさんのかたに観てもらって、何か受け取ってもらえたらいいなっていう風に今は思っております」。ここで日本語の「祭」と外国語で祭を意味する「GALA」という同じ意味をもつ2つの言葉が重なり合うタイトルロゴについて説明が。宮舘さんが「祭と書いていますけれども、これは外国語で“ガーラ”という風に言うんですけど、僕らの場合はこれをちょっと“ガラ”と もじりまして…。日本の文化でもある祭りを象徴した舞台になっていくんじゃないかなと思います。そして、和と洋の融合を空想の中で実現をさせるという僕らの想いでつけさせていただきました」と身振り手振りを交えながら、独特の間で熱く説明。「祭」のタイトルロゴのデザインを指差しながら、「メンバーカラーで僕だったら赤、岩本だったら黄色、深澤だったら紫をロゴに入れさせていただいて。3人で舞台をやらせていただくという決意表明でもありますね」と宮舘さん。岩本さんを現わすカタカナの「ヒ」のロゴを指刺し、「ヒはここです!」と席を立ちあがる、サービス精神たっぷりな深澤さん。振付を担当するのは、もちろん岩本さん。「振り付け、演出、構成、照明、ほぼ僕が入らせてもらっているんですけど。どういう風に踊ったら面白いかなと頭の中で想像しながら振りを作っている最中って感じですね」と現在、絶賛考案中と語る。衣装担当は宮舘さん。「衣装は、岩本が作る振り付けの世界観や後ろに出て下さる大勢の方とのバランスを取りたいですね。あと、オープニングの衣装を世界的なデザイナーでもありますコシノジュンコさんにお願いをしまして。派手な衣装を作っていただくこととなりました!」と衣装にも楽しみになる素敵な報告を。「コシノさんがデザインしてくださった衣装は、『あ、そういうパターンか』っていう僕たちもわっと驚くような和の要素が入った衣装。オープニングから迫力あるんじゃないかなっていう風には思っています」(深澤さん)。ここで深澤さんは自ら差し入れ担当を志願し、「僕たち3人は同じグループで常に一緒にやっていますけど、キャストの皆さんって、初めての方がいる中で絆は大事。僕に何ができんだろうと思った時に差し入れだなって(笑)。ピザパーティーでもやります!」と笑わせる。Snow Manのメンバーもこの舞台を楽しみにしているそうで、「やっぱり舞台とか、いろんなメンバーが経験しているのを見て、すごいなという圧巻することが去年は多かったので。今年3人で舞台に立っている姿をメンバーに見ていただけるのは喜びもある」と宮舘さん。岩本さんは「康二に『俺がめちゃめちゃ見に行くで!』みたいなことを言われましたね。思い入れがある新橋演舞場さんでの作品は、他のメンバーも楽しみにしてくれていると思います」とメンバーの期待を背負って新橋演舞場に立つ。新曲の披露はもちろん、彼らが生み出す演出も楽しみなこの舞台。かなり体を張る場面もあり、相当のエネルギーの消費量になると岩本さん。祭りの出店みたいな感覚の出し物があるかも?…など次々とヒントが飛び出す。岩本さんは「新橋演舞場はすごくパワーがある場所なので、パワースポットみたいな感覚でストーリーを作っていった。皆が同じ気持ちになれるようなストーリーにしたいです。神社やお寺に来る感覚で来てもらえたら」と、ストーリー構成にあたっての独特な世界観を語る場面も。お客さんにどう届けたらいいか試行錯誤している時間が楽しいと語る3人のワクワクは止まらない。目玉のひとつとなりそうなのが宮舘さんによるフライング。「変わったフライングの内容になっていますので、ぜひ乞うご期待!」と宮舘さんが言えば、深澤さんは、「僕は普段からおしゃべりなので、おしゃべりを活かしたシーンがあるんですけど、リハーサルでやったら、僕1人で 9分ぐらい喋っていた(笑)」と、しゃべりっぱなしの演目も…?岩本さんは、「『滝沢歌舞伎』で変面っていう演目をやらせてもらっていたんですけど、それを新たに進化させた形のものには今回挑戦させていただく予定です。僕は個人的には見たことないなってものに挑みます」と、『滝沢歌舞伎』の人気の演目だった変面がまた新しく生まれ変わり、届けることを宣言。最後に舞台を楽しみにしている皆さんへメッセージが。宮舘さんは、「今日会見させていただいて、これで新たなスタートラインにようやく立てたかなと思います。これから稽古を経て、 4月1日の初日を迎えるわけですけれども、より多くの方に楽しんでもらえる、そして心を踊って帰っていただくという夢のような時間を作り上げたいと思いますので、ぜひ皆さん、よろしくお願いいたします」。深澤さんは「僕たち3人で夜中まで打ち合わせして、この作品に対してどれだけ愛情をもって作れるかっていうことを大事にして作りました。まだリハーサルとしてはできてない状態なんですけども、観に来て下さる人たちに少しでも笑顔になってもらって、何か感じ取ってもらえるような作品にしたいなというように一生懸命作っていますので、ぜひ楽しみにして欲しいです」と来場いただく人たちの笑顔を願う。最後に岩本さんが「僕は新しいことにチャレンジしたりするのが好きなんだなって自分自身で感じる期間を今過ごさせてもらっていて。僕の中ではもう初日もあけていて、『ああだったね、こうだったね』って言っているお客さんたちが想像できた段階から、リハーサルがスタートしているので。どんなふうにお客さんに色濃く届けられるか自分の中で考える時間を楽しみながら、今まで味わったことない作品をお客さんに届けたいです」。まだ誰も観たことのない、誰も感じたことのない舞台を目指しているという『祭GALA』。この春、話題独占間違いなしの和と洋が融合した躍動感あるエンターテインメントになりそうだ。その全貌は、4月の新橋演舞場で明らかに…!注目が集まる3人の新たなチャレンジが詰まった祭のような夢のステージは見逃せない。新橋演舞場2024年4月1日(月)~29日(月・祝)S席(1・2階)¥13,500、A席(3階)¥7,000※3月20日(水・祝)10:00よりチケット発売開始写真・小池理恵、取材、文・福田恵子
2024年03月08日2024年3月3日、旧・株式会社ジャニーズ事務所であり、芸能事務所の株式会社SMILE-UP.がウェブサイトを更新。同社に所属するアイドルグループ『NEWS』の、加藤シゲアキさんが結婚したことを発表しました。加藤シゲアキが結婚を発表加藤さんは、同社のウェブサイトで次のようにコメントしています。私事で恐縮ですが、この度加藤シゲアキは結婚するはこびとなりましたことを報告させていただきます。この変化を機に改めて感謝を胸に刻み、表現の場においてはさらなる高みを目指す所存です。しかしながらまだまだ未熟な私でございます。今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。FAMILY CLUB Official Siteーより引用サンケイスポーツによると、加藤さんのお相手は「普通の日本人」で、妊娠はしていないとのことです。加藤さんは、『NEWS』のメンバーとして2003年にCDデビュー。2004年5月にメジャーデビューを果たしました。その後、『NEWS』のメンバーとして活動しながら、『ピンクとグレー』で作家デビューした加藤さん。2020年刊行の長編小説『オルタネート』では、第42回『吉川英治文学新人賞』を受賞し、話題になりました。嬉しいニュースに、ネット上では「めっちゃビックリ!」「おめでとう」「お幸せに!」といった声が上がっています。加藤さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年03月03日2024年2月4日、アイドルグループ『関ジャニ∞』が新グループ名を発表。『SUPER EIGHT』(スーパーエイト)に決定したことを、自主レーベル『INFINITY RECORDS』のX(Twitter)アカウントで報告しました。◤ \ \ // / ◥ S U P E R E I G H T◣ / // \ \ ◢"超"アイドルグループ『 SUPER EIGHT (スーパーエイト) 』爆誕!!「想像を超えていく。」引き続き"超"応援宜しくお願いします!!!!! #SUPER_EIGHT #SUPEREIGHT #超八 pic.twitter.com/OgHc5mNv1w — SUPER EIGHT / INFINITY RECORDS (@Infinity_rJP) February 4, 2024 2023年に世間を大きく騒がせた、株式会社SMILE-UP.(旧:株式会社ジャニーズ事務所)の創始者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題。この騒動を受け、『ジャニーズ』と付く社名やコンテンツ、そしてグループ名などはすべて変更することが決定し、同グループも改名の方針を明かしていました。新グループ名が決まった経緯について、メンバーの横山裕さんはこのように話しています。新グループ名が決まった経緯について、メンバーの横山裕(42)は「最初は∞(エイト)だけでいいと思っていたけど、ぼくらの中で関ジャニの思いが強かった」とし「∞だけじゃものたりない。『SUPER』しか出なかった」と説明。字数や字画も調べ、決定に至ったと話した。サンケイスポーツーより引用新グループ名の発表を受け、Xでは『#SUPEREIGHT』がトレンド1位にランクイン。ポジティブな反応が多数寄せられました。・愛称でもある『エイト』が残ってよかった。ファンへの愛だなぁ。・素敵な名前になりましたね!感動しました。・『SUPER EIGHT』爆誕、おめでとうございます!これからも応援します。・ここにきての進化、かっこいいです!一生ついていきます!2024年は、デビュー20周年という記念すべき年になるという同グループ。名前が変わってもアイドルとしての想いは変わらずに、音楽や活動を通して、人々を笑顔にする存在でい続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月04日2024年1月16日、旧・株式会社ジャニーズ事務所であり、芸能事務所の株式会社SMILE-UP.がウェブサイトを更新。同社に所属するアイドルグループ『KAT-TUN』の中丸雄一さんが結婚したことを報告しました。『KAT-TUN』中丸雄一&笹崎里菜アナが結婚2001年に『KAT-TUN』が結成されてから、メンバーとして活躍してきた中丸さん。なんと2023年には、長年の夢だったという漫画家デビューを果たすなど、アイドルの域を超えてマルチに活躍しています。そんな中丸さんのお相手は、元・日本テレビのアナウンサーである笹崎里菜さん!笹崎さんは昨年いっぱいで、9年間勤めていた日本テレビを退社していました。笹崎さんとの結婚について、中丸さんは株式会社SMILE-UP.のウェブサイトを通してコメントを発表しています。現在、様々な分野で芸能活動ができているのも全ては応援してくださるファンの皆様、それから支えてくださる関係者の皆様のおかげであると日々嬉しく感じております。これからは、より一層自分らしく芸事に励み、人に必要とされるように努めて参ります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。FAMILY CLUB Official Siteーより引用サンケイスポーツによると、出会いは2人がレギュラー出演していた情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)。結婚発表するにあたって、中丸さんは「これまで以上に、一つひとつの仕事と真摯に向き合い、精進してまいります」と書かれたメッセージカードを添え、有名菓子店の特製クッキーセットを報道各社へ贈っていたといいます。中丸さんと笹崎さんの結婚発表に、ネットからは「ビックリしたけど、めでたい!」「美男美女でお似合いのカップル」といった祝福の声が相次ぎました。明るく誠実な人柄と、クオリティの高い絵が人気を博し、X(Twitter)でも60万人のフォロワーを誇る中丸さん。今後も活動の幅を広げ、いろいろな形で自己表現をしていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月16日最新アルバム『PULL UP!』を引っ提げ、Hey! Say! JUMPが『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 20232024 PULL UP!』を開催。次のステップへの飛躍を目指す彼らのステージより、1月1日(月)東京ドームで行われた公演の模様をお届けします。アイドルとしてPULL UPして変わらず走り続けることを約束したHey!Say!JUMP東京ドームの会場に入ると飛び込んできた光景は、マイナスイオンが漂ってきそうな全長16mの巨大な木のセット。大木の両脇のスクリーンには滝が流れ、小鳥のさえずりが聴こえてくるピースフルな演出が。今回のツアーは、アルバム『PULL UP!』のコンセプトである“17年目も勢いを加速させるPULL UP!”。大木の枝が、上へ、上へと伸びて行くセットにHey! Say! JUMPをさらに引き上げていく、躍進していくという願いが込められている。彼らの成長と進化を称えるような巨大な大木から8人が登場すると、1曲目は、ファンからの支持が高い「サンダーソニア」から。中島裕翔さんが「東京ドーム!!2024年一発目、行くぞ~!声出せるか?」と叫ぶと、凄まじい大歓声で応えるファン。木のセットから降りてくると、薮宏太さんが「東京ドーム、新年一発目、騒げるかーい!?」、八乙女光さんが「2024年もよろしくお願いします。Hey! Say! JUMPと一緒に今日は最高の思い出を作りましょう」と会場を見渡し、呼びかける。メンバーの提案で、事前にファンクラブ会員向けにコール動画を公開していたという今回のコンサート。ペンライトもメンバーカラーだけでなく、楽曲に合せて異なる光り方を楽しむことができるというメンバーこだわりの演出が随処に。観客がHey! Say! JUMPの一員となって、作り上げる演出があるのが楽しいところだ。「ネガティブファイター」では、メンバーの名前を呼ぶコールで一体感満点。曲の途中で山田涼介さんが、「今年一発目!! 声出せんのかー!?」と男らしさ全開の声で叫んだり、ウインクをキメたり、さまざまな表情で観客を魅了し、熱狂の渦に巻き込んでいく。今回は、アルバムコンセプトからコンサートの演出まで、有岡大貴さんが中心となって考案。リアルとファンタジーが入り混じる世界観がみどころだ。ファンタジー映画に出てくるような教会風のセットでは、メンバーがまるでドラキュラか魔法使いのような赤の衣装に身を包む。シャンデリアが煌めく中、椅子に座ってパフォーマンスをするなど、幻想的な世界観を生み出す楽曲も盛りだくさん。どんなシチュエーションでもハマってしまうのは、8人のパフォーマンスの凄み。好きな人へのあふれる想いを歌うラブソング「あの日の夢を見させてよ」では、伊野尾慧さん発案の、ランタンをイメージした大きなバルーンがドームに浮かぶ。切ない恋心に胸を焦がす曲とリンクするかのように無数のランタンの明かりが灯り、美しい光景を生み出す。いつしかペンライトも一色に染まり、会場は、夕陽のようなオレンジカラーに包まれる。「ときめくあなた」では、5000枚のフライングハートが空に飛びかう演出も。ファンタジックな世界からノスタルジックな光景まで、いろんな世界に一瞬にして楽曲ごとに連れて行ってくれるのがHey! Say! JUMPワールド!これからもまだ見ぬ景色をたくさん見せてくれそうだ。元日のこの日は、令和6年能登半島地震があったことから、MCでは薮さんが「みなさん大丈夫ですか。結構、大きい地震がありましたけど」と心配する言葉から始まる。そこから、仕切り直して「1月1日から東京ドームでコンサートができてありがたいよね」と薮さんが言うと、髙木雄也さんが「一緒にカウントダウンしてくれた?」と、Hey! Say! JUMPの公式インスタグラムで公開されたカウントダウン映像の話に。中島さんは、「カウントダウンで身が引き締まった」と、いい年越しをすることができたことを報告。突然、有岡さんが「誰だ!?俺のコップ(ステージドリンクの水が入ったボトル)に何か知らないやつ入れたのは?色がおかしいぞ」と叫んだことから、有岡探偵による犯人探しが勃発。薮さんが、「冷麺の汁みたいな色」と笑う中、「匂いが…。りんごジュースかと思ったけど全然違う。山田だろ?」と、山田さんを疑う有岡さん。すると「そんな決めつけよくないよ」と伊野尾さんがなだめる。「推理しよう。犯人はこの中にいる!!」と、探偵ドラマの主人公のキメ台詞のように有岡さんが声を張り上げるも、「あんま盛り上がんねえなぁ」と、観客の反応がいまいちで残念がる。「知念(侑李)は、加担しているかもしんないけど、手は下してない。伊野尾ちゃんは、楽屋にいる時間が短かったから違う。髙木は、今、首をかゆそうにしているから違うし、薮くんはスタンバイがギリギリすぎて、そんな仕込む余裕はない。裕翔も違う。楽屋でストレッチ入念にしているから、そんな時間ないよな」と、名探偵ぶりを発揮した推理力で、山田さんに「カメラにむかって無実を証明して!」と、じりじり詰め寄る。それでも山田さんは、「やってるなら、やってるって言う。隠さないタイプじゃん(笑)」と涼しい顔。消去法で残ったもうひとりの犯人候補の八乙女さんは、「アリバイあります。僕もメイクに時間かかっていたし、マッサージを受けたり。インスタ投稿をしてました」と弁明。その結果、「犯人は、あなただ、山田!!最初の感覚を信じることした」と、ファイナルアンサー。名乗り出た犯人は、やっぱり山田さんで「犯人は俺。ツアーが始まる日からワクワクしたね」と、いたずらっ子の顔に。爆笑するメンバーに有岡さんは「なんだ、みんな知ってたのかよ」と、無事、一件落着!?また忘れた頃に有岡さんにイタズラを仕掛けようと企むメンバーたち。とことんイジラれキャラの有岡さんに会場は笑顔に。そして、髙木さんが主演する舞台「東京輪舞」の話や伊野尾さんがチャレンジするブロードウェイミュージカル「ハネムーン・イン・ベガス」の話に。伊野尾さんは、「ミュージカルやります。皆さん忙しいと思いますけど、休みとって見に来てください」とアピールしつつ、未知の世界でドキドキしていると胸の内を明かす。「初めてだから、やっぱ不安な気持ちがあったわけよ。だけど、マネージャーさんが『曲数もそんなに多くないよ』って。じゃあ、いけるかーと思って髙木に見せたら、『伊野尾くんこれ、めちゃくちゃ曲数多いよ』って(笑)」と初ミュージカルのプレッシャーを語る場面も。何年たっても変わらず、わちゃわちゃトークを繰り広げる姿から仲良しぶりが伝わってくる。CDデビューから17年目のHey! Say! JUMP。「White Love」のようなロマンティックな珠玉のラブバラードでは、王道アイドルの煌めきをしっかり見せつける彼ら。一方で「Ready to Jump」や「Tiki Don」のような疾走感たっぷりなダンスナンバーでは、クールな表情で激しく踊り、ガラリと雰囲気を変えて、観客を魅了していく。8人が息ぴったりに踊る中、レーザー光線が飛びかい、スモークや炎の特効が盛大に次々と吹き上がる。Hey! Say! JUMPをPULL UPさせたダンスブロックなど、ドームだから可能なド派手演出を詰め込み、圧巻のパフォーマンス。強烈な光を放つスケルトンのムービングステージでアリーナの頭上を通過しながら踊る姿に、見る者もPULL UP!やさしく穏やかな時間が流れたのは、終盤。有岡さんが「これから歌わせていただく曲は、みなさんが僕たちにとっていかに心強い存在であるか、そして、どれだけ背中を押していただけているのかを、再確認できる曲となっております。聞いてください」と、曲紹介をして「キミノミカタ」へ。ピンスポットライトに照らされながら歌ったのは、人生は楽しんだもの勝ちと背中を押す応援歌。ファンがHey! Say! JUMPの心強い味方であるように、Hey! Say! JUMPもファンの最強のパワーの源であり、味方だ。そんな愛に溢れた空間で八乙女さんが「JUMPと一緒に叫びたいですか?2024年一発目、叫べますか?」とファンとコール&レスポンスをしてから、「俺たちがHey! Say! JUMP」と叫んでひとつに。ラスト曲の前に山田さんがあいさつ。「みなさん楽しかったですか?僕たちもすごく楽しかったです。2024年、今日から始まりました。 最高のスタートが切れたんじゃないかなという風に思っています」と前をまっすぐみつめ、胸を張る。「こうやって一年一発目にみんなと会えて、みんなのその笑顔を見て、みんな感想を聞けて。僕たちはみんなに支えられながら、どんなことがあっても輝き続けることができるんだなと、今日改めて再確認することができました。この調子で僕たちは2024年、そしてその先以降も走り続けていきたいと思っていますので、どうかこれからも僕たちHey! Say! JUMPにマジでついてきてください」と、これからもHey! Say! JUMPは、変わらずに8人揃って前進していくことを山田さんが約束した。アンコールラストでは、薮さんが「いろんな活動でみんなが笑顔になれるように頑張っていきたいと思います。またこうやってコンサートがある時は、ぜひ会場に足を運んで、一緒に 盛り上がって楽しんでいただければ嬉しいです。また会いましょう」と、ファンと再会を誓う。16年間、ファンのテンションをPULL UPし続けてきたHey! Say! JUMP。17年目からのHey! Say! JUMPは、最強で無敵のアイドルとして、エンタテインメントを追求し続け、次のステップへ写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2024年01月09日この冬、初の3大ドームツアーを行ったSexy Zone。アーティスト名の変更を発表した彼らにとって今回のツアーは、Sexy Zoneとして最後のツアー。東京ドームで開催された『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ in DOME』から12月25日のステージの模様をレポートします。デビュー12周年で実現した初の3大ドームツアーがSexy Zone名義では最後のステージに暖冬の2023年の冬。街がクリスマスのイルミネーションで華やかに色付くクリスマス当日、どこよりも熱気に溢れていたのが東京ドームだ。今回のドームツアーは、『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ』をパワーアップしたステージ。アリーナツアーで使用した“音楽のある夜の街に繰り出すSexy Zone”というコンセプトが踏襲され、ネオン看板が賑やかに輝く都会の街のセット。その街並みが夕焼けのような眩しいオレンジの照明が照らされると、センターステージにチェッカーフラッグ柄の衣装を身に纏った4人が登場!オープニングは、疾走感満点の新曲「人生遊戯」から。菊池風磨さんが主演を務めたドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』の主題歌で軽快なテンポ感のラップが注目の楽曲だ。ラップパートは、菊池さんが作詞を担当し、綴られたリリックは、自身とリンクしたもの。時代のせいにせず、自分で答えを選べと力強く叫ぶメッセージソングをパワフルに歌い踊る4人。それは、デビュー13年目にして、グループ名を変更するという逆境にも負けない強さを感じさせるパフォーマンスだった。ドームならではのド派手な特効が光った「BUMP」では、炎が勢いよく次々と燃え上がり、花火も吹き上がり、盛大だ。ソロ曲のトップバッターは、菊池さん。黒のタンクトップにゴールドのチェーンネックレスをして、ワイルドな雰囲気で歌ったのは、奮い立つ魂を歌うラップ曲「My World」。レーザー光線の華やかなビームや炎の特効が飛び交う中、挑発的なラップで男気と色気を全開に解放しながら、攻めて行く。中島さんは、ダンサーをバックにつけてセクシーに「ROSSO」を。ダークネイビーのスーツを恰好良く着こなし、唇に手をあてたり、グローブを口で咥えて脱ぎ捨てたり、アイドル力に溢れた魅せ方でケンティーワールドを炸裂させた。佐藤さんのソロ曲は、「雨に唄えば」。自身が作詞を手掛けており、いつかヒーローになれると信じていた子供の頃の想いを振り返る歌詞だ。パンダ、うさぎ、トラ、ペンギンなど、キュートな着ぐるみが登場して、ときおり動物たちとハイタッチしながら、ピースフルでほのぼのした世界観を繰り広げる。続いて、クールなEDMで攻めたのは、松島さんのソロ曲「Turbulence」。照明が落とされ、ペンライトの光りをオフにした暗闇から始まり、スモークが立ち込める中で、ダンス。ダンサーと共に花道を歩きながら歌う姿は、鋭い眼差しと力強い歌声で楽曲の世界観を表現しており、普段の笑顔の松島さんとはギャップが満載だ。MCでは、「改めまして、僕たちがSexy Zoneです!」とグループ名を、いつになく丁寧に声を揃えて叫ぶ4人。「今日は12月25日でしょ。聖なる日のクリスマスライブなのに、めちゃくちゃアツくない? テンション上がっちゃって、雪も溶けちゃってんのかな」とハイテンションな中島さんに「熱々で行きたいっす!」と笑う菊池さん。佐藤さんは「ケンティー、調子がいいね~。クリスマスはとくに(笑)」と、ニコニコ顔。12月オタクだと断言する中島さんに「12月オタクとはなんぞや?」と松島さんが突っ込み、「説明しよう。ただクリスマスシーズン、ホリデーシーズンが大好きっていうだけだよ」と解説するなど、わちゃわちゃトークが止まらない。東京ドームは24日、25日、26日の3DAYS開催ということで、「昨日がイブで、今日はクリスマス、明日のアフタークリスマス、全部俺ら、セクゾが東京ドーム牛耳っています。アーティストが世界中、日本国内にいっぱいいる中で、クリスマスの東京ドームに選ばれたのは、Sexy Zoneです!そして、それを観に来ているのは、セクシーラバーズです!」(中島さん)と、胸を張る4人。そして、クリスマス気分を盛り上げるため、じゃんけんで勝った順番でクリスマスコスプレを選ぶ場面も。菊池さんは赤のサンタ帽、松島さんはトナカイ、佐藤さんは黒の小さなサンタ帽、中島さんは黒のサンタ帽とクリスマスツリーのめがねをかけ、「メリークリスマス!」と4人揃って記念撮影。コスプレ姿のまま、Sexy Zoneのライブで初の演出となるAIカラオケ採点チャレンジに全員で挑戦。これまでの公演での最高記録92.919を超えるべく、「せめて夢の中だけは君を抱きしめて眠りたい」を歌うも、91.885という結果に残念がる4人。ラストスパートで展開されたのは、懐かしいシングル曲やカップリング曲を詰め込んだSZメドレー。昨年のドームツアーから導入された18mの高さまで上がるスーパークレーンで観客のすぐ目の前へ。「Lady ダイヤモンド」「男 never give up」など、デビュー初期の曲をハイテンションに畳みかけ、「Cream」発売記念オンラインファンミーティングでファンと相談して作り上げた「ワィワィHaワィ」をライブで初お披露目も。クライマックスは、デビュー曲「Sexy Zone」。グループ名が変更になる彼らにとって、この曲をSexy Zoneとして披露できるのは、このツアーがラストだ。スクリーンには、初の単独ライブを国際フォーラムで開催してデビュー曲を歌った時の初々しく、フレッシュな5人が映し出される。当時、歴代最年少デビュー首位を飾ったこの曲を歌う姿も大人になった今では、また違った輝きを放つ曲に。佐藤さんのキメ台詞「セクシーローズ」も同様だ。今の想いを込めたあいさつでは、Sexy Zoneというグループ名への想いを語る場面も。まずは、中島さん。「Sexy Zoneという名のもとでこのステージに立つのも限られてきている、そんな中で、今こうして東京ドームという最高のステージで僕らとセクシーラバーズが結ばれていることに心から感謝しています。この12年間の中でSexy Zoneが結成されて、元々1人1人が違うジュニアのグループに入っていた中で、デビューが決まって、どうしてこのメンバーなんだろうって10代の時は、葛藤があったんですけど。お互いの友情がだんだん固まっていくうち、Sexy Zoneというグループでこの東京ドームに辿り着きました。中島健人自身、人生の中で良いことだったり、悪いことだったり、あって。(アイドルとして)完璧で究極に見えるようにしてくれているのは、みなさんがいるから。いろんなことがある中で、全部セクシーラバーズが、嫌なことを忘れさせてくれる。だから、もしかしたら俺らよりもみんなの方が完璧なアイドルかもしれないです(笑)」。そう笑わせてから、「今度はこのマイク使ってみる? この衣装を着てみる?そして、俺と一緒に歌ってみる?」と会場に尋ね、そのたびに「フー!」と盛り上げるセクシーラバーズたち。「こういう自分の言葉ひとつひとつを愛情として受け取ってくれるセクシーラバーズが、俺は大好きです。俺の20代最後のツアー、20代最後のクリスマスをみんなに受け取ってもらいました。同時に、この20代最後の季節をこのメンバーと過ごせて、本当に嬉しかったです。Sexy Zoneという名前も次なるフェーズに向かいますけれども、その次なるフェーズでも、輝かしい未来、熱い絆、そして、セクシーラバーズと結ばれた愛情。それを未来にも1つ1つ紡いでいこうと思っています。アイドルの神様がいるなら、今日は1つ言わせてください。まず1つ、メリークリスマス。そして、セクシーサンキューフォーエバー!」。続いて佐藤さん。「去年は初めてドームをやらせていただいて、今年は3大ドームでステップアップすることができました。最初はホールから始まって、全国ツアーができるようになって、1歩1歩ステップアップしていって。なかなかドームにね、辿り着けないなって思いながらやっていた活動の日々もありました。でも、やっと去年立てたから、掴んだチャンスは絶対に離さないぞと心に決めて、全力で挑みました。それは今日も一緒です。全力で魂をぶつけました。思いは届いているでしょうか?」。そうセクシーラバーズに問いかける言葉に歓声で応える会場。その声に耳をしっかり傾けながら、「僕たちにとって、当たり前じゃない。この景色は、本当にすごいものを見せていただいているなと思うし、その拍手や歓声の1つ1つに本当に感謝しています。最近は色々な不安がある中で、こうやってライブに来てくれたり、応援してくれたり、本当に感謝しています。時にはね、泣きたくなる時もあると思います。それをこらえて応援してくれていると思います。でも、泣きたい時は我慢しなくていいし、その泣き顔を僕たちが、僕たちSexy Zoneが笑顔に変えていくので、また東京ドームで会えたらなと思います。…約束です!今日はクリスマスです。メリークリスマス!」。松島さんは、「どうも、Sexy Zoneの松島聡です」と自己紹介から言葉を紡ぐ。 「Sexy Zoneの松島聡です…って言うのもね、あとわずかとなってしまったので、改めて言いました。今日はクリスマスという素敵な日にみなさんに会えて本当に嬉しかったです。この景色は、何回見ても飽きない。ここから見ている景色をみんなに共有したいなって思うぐらい、とてもすごく綺麗な光景です」。そう会場を見渡してから、「このライブの挨拶の時に何をみんなに伝えたらいいのか、何を自分が1番伝えた方がいいのか、色々考えました。今日は、僕がいつも大事にしている言葉、自分らしさを大事にして欲しいということをみなさんに伝えたいなと思いました。この公演を通して、12年で本当にいろんな方が会いに来てくれているんだなっていう愛情を間近で感じています。昔から応援してくれているファンのみなさんは、新しく応援しに来てくれたファンの方を大切に、仲良くして欲しいです。そして、この会場だけじゃなくて、普段の日常生活でも、自分の隣にいる人だったり、家族だったり、そばにいて当たり前になってきてしまって、感謝を忘れがちな人にも、今日みたいなクリスマスの日とかに『いつもありがとう』とか言えるとすごく素敵ですよね」と、優しい提案を。さらには「今日はちゃんとみんなにありがとう、そして、自分を大事にしてねっていうことを伝えたかったので、こういうメッセージを届けました。本当にみんないつも応援してくれてありがとう。そして素敵なクリスマスをありがとう。大好きです。これからも応援してください」とファンを思いやる言葉を投げかける。ラストは、菊池さん。「メンバーからもあったように、Sexy Zoneとしては最後のライブツアーになります。Sexy Zoneと初めて聞かされた時のあの日の衝撃は、いまだに忘れることなくあるし。それはきっとみなさんも同じだったかもしれません。その時は僕らに興味がなかったかもしれない。その時から応援してくれていたかもしれない。(中略)Sexy Zoneがこうして、みんなに支えられて、いつの日にか、5万5000人を一堂に会する今日、ここに来られなかった人たちもみんな僕たちに声援を向けてくれて、その僕たちとみんなを繋いでいるのが“Sexy Zone”その名前だとするなら、僕は本当に今、誇りを持ってここに立つことができています」。そして、感慨深い表情で「ああ、Sexy Zoneとしての自分たちは後どれだけ、どれほどの時間が残されているのかな、なんて。そんな風に思いながらここ数ヶ月を過ごしております。こうやってみなさんの前に立つと、そんなネガティブな気持ちは、一度忘れて、本当に夢のようなひと時を過ごさせてもらっています。ありがとうございます」と、感謝の言葉を。さらにしみじみとしながら、「永遠なんて、きっとないんですけど、でも、永遠を信じられる、そんな僕たちでいたいなと心から思っています。時間に縛られず、僕たちの思い出、この12年間はみんなの胸の中にあります」と語って、菊池さんの曲紹介でラスト曲「timeless」へ。ライブの最後でファンと「Sexy Zone」とグループ名を叫ぶ場面では、「最上級の声、出せますか?」「東京ドーム、最後にひとつになれますか?」と、あおり、「Sexy Zone」とこの日いちばんの大音量でグループ名を叫ぶ5万5千人。このツアーが終わればもう二度と聞けないかもしれない。その切なさを感じながらも、大迫力のセクシーラバーズたちの声に爽快感たっぷり、最高の笑顔を覗かせた4人。去り際、「クリスマスのプレゼントは、俺たちとの未来だよ」と甘い言葉を放った中島さん。より最強のスーパーアイドルを目指して、次のフェーズに向かうSexy ZoneのChapterⅡは、極上の輝きに満ち溢れていた。写真・くさかべまき、取材、文・福田恵子
2023年12月28日旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の問題で、所属タレントはCM契約を打ち切られたり、テレビ番組の出演が一気に減ったりするなどの影響があり、応援するタレントをテレビで見るというファンたちの機会も激減した。Snow Manの渡辺翔太とラウールの某ハンバーガー店へのCM出演契約も終了となり、当時は本人たちのコメントはなかったが、最近になって雑誌のインタビューで、渡辺翔太が「(気持ち的に)想像していた以上のダメージを受けた」と語っている。『NHK紅白歌合戦』への旧ジャニーズ出演がゼロとなり、1996年から恒例だった東京ドームで行う『ジャニーズカウントダウンコンサート』も中止と発表。「どうやって年越しをすれば?」と悩む多くのファンのために、各グループは思考を凝らし、この年末年始も一緒に楽しめる企画を発表している。また、少しずつではあるがテレビ出演や雑誌の表紙への起用が戻り始め、ファンの応援にも、より力が入っているようだ。■旧ジャニーズゼロで放送した歌番組の視聴率が約2%減「見たい人が出ないから見ないだけ」「CDが売れている人が出ない歌番組って……」など、見ない理由は様々だが、視聴率の減少ぶりに特に注目が集まったのが、2014年からTOKIOのメンバー国分太一が総合MCを務めた『テレ東音楽祭』。急遽総合MCが変更され、旧ジャニーズは1組も出演せず、2023年11月15日に放送された『テレ東60祭!ミュージックフェスティバル2023・一生聞きたいヒット曲100連発』の番組平均世帯視聴率は、2022年11月23日に放送された『テレ東音楽祭2022冬・思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発』より2.9%減った(以下視聴率はすべてビデオリサーチ)。またTBSの『CDTVライブ!ライブ!』の2023年10月9日放送分も旧ジャニーズ不在となったが、2022年12月19日の『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル』で6組が登場した際の視聴率と比べると、番組平均世帯視聴率は2.4%低くなっている。『テレ東音楽祭』の動向を見ていたのか、旧ジャニーズの出演数をゼロにはしなかったのがフジテレビ系列の『FNS歌謡祭』。2023年12月6日放送の『FNS歌謡祭第一夜』にはSnow Manと関ジャニ∞、堂本光一の3組が出演し、19時台からの番組平均世帯視聴率は9.8%。KinKi Kids、Snow Man(ともに2回登場)、なにわ男子、King&Prince、NEWSの増田貴久、Sexy Zone、KAT-TUNの7組が出演した2022年12月7日放送の『FNS歌謡祭第一夜』は番組平均世帯視聴率が11.9%だったので、約2%減ったことになる。こうした厳しい状況の中で迎える旧ジャニーズ不在の『紅白』。その視聴率の行方やいかに!?
2023年12月25日結成20周年を迎えたNEWSが12月20日(水)に東京ドームで「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!!~シングル全部やっちゃいます~」を開催。3人体制では初の東京ドーム公演となったスペシャルステージを振り返ります。結成20周年のNEWSが5年ぶりの東京ドーム公演で届けた感動のステージ2023年9月15日で結成20周年を迎えたNEWS。記念すべきアニバーサリーライブは、タイトルに「シングル全部やっちゃいます」と銘打つ通り、NEWSが20年間で発表した全30枚のシングル楽曲を詰め込んだ内容に。近年のライブやテレビで披露していない楽曲も加わり、全部で47曲楽しめるという豪華絢爛、夢のステージだ。“NEWS TIMES”という英字のニュースペーパーをイメージさせるセットの静止画が映像に切り替わると、懐かしいデビュー当初の3人の姿が映し出される。その映像がファン投票1位の楽曲『U R not alone』の歌詞にいつの間にか切り替わると、NEWSの登場を今かと待ちわびるファンが歌い出す。その優しい歌声は、20年という長き月日を走り続けてきたNEWSを称えるかのように愛情たっぷりなのが伝わってくる。そんな温かなムードの中、3本のピンスポットライトに照らされて登場したNEWSの3人。東京ドームでライブを行うのは、5年ぶり。3人体制では初めてのドーム公演だ。『U R not alone』を歌う増田貴久さんの歌声が感動で震えているように聴こえる。小山慶一郎さんは、イヤホンを外すと、ファンに「もっと聴かせて!」と、せがむようにファンの歌声に耳を傾ける。加藤シゲアキさんは、力強い表情でステージに立ち、まるで胸の鼓動を抑えるように前をじっと見据えながら歌う。集結した5万5千人を前にしたその3人の感慨深そうな表情と佇まいから、東京ドームに再び立てた喜びと感動が伝わってくる。2曲目は、『未来へ』。2022年のツアーからNEWSの音楽を支えてきた生バンドの演奏が本公演でも参加。この20年間で一層深みを増す表現力を培った3人のボーカルをバンドが引き立てる。『BURN』では、炎の特効が燃え盛る中で情熱的に歌い踊り、会場の熱を一気に上げ、NEWSワールドへ没入していく。イントロが流れた瞬間、「この曲が聴けるのか」という歓喜のどよめきが巻き起こったのは、『紅く燃ゆる太陽』。この曲は、2004年リリースとデビュー2年目に歌った懐かしい曲。間奏の台詞は、小山さんが担当。さらには『サヤエンドウ』(2006年)『TEPPEN』(2005年)とデビュー初期の楽曲が続き、当時の3人の映像も映し出される。フォーメーションも、歌うパートも今に更新され、紡ぐNEWSの楽曲の歴史。何度もあきらめそうになりながらも、NEWSを続けてきた3人。こうして20周年に東京ドームを超満員で観客を埋め尽くす今という瞬間を寄り添ってきたファンと共に幸せを噛みしめる時間となった。20曲駆け抜けた所でMCへ。小山さんが「もう20年です!20年やってきました。ありがとうございます」と改めて言うと会場から拍手が。加藤さんが「20年って、もっと落ち着いたライブをするもんじゃないの?(笑)」と言うほど、序盤から踊りっぱなしのセットリスト。「いや~、結構動き回っているよ。これからまだまだヤバいぜ」と小山さんが喜びの悲鳴をあげると、「だから、シングル全部やるなんて無謀だよって俺言ったじゃん」という増田さん。「いや、君がシングル全部やろって言ったんでしょ?(笑)」と小山さんがツッコミを入れ、加藤さんは「まだ半分もやってないよ。できるの? 君たち」と、ふたりに冗談交じりに尋ねる。すると、顔を見合わせて、思わず無言になる小山さんと増田さん。タイトルが“シングル全部やっちゃいます”にも関わらず、「シングル半分しかできませんでした…ってなったら……(笑)」と、シングル全曲披露という前代未聞の公演内容について、ワチャワチャする3人の仲良しぶりに会場が笑いに包まれた。ここで小山さんが「3人で、この景色をもう1回見られたっていうのは、本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます」と仕切り直す。増田さんが「我々は20年間経ってもドーム慣れしないというかね」と言い出すと、加藤さんは「今日なんかデビューみたいな感じ」、小山さんは「20年目にしてデビューの気持ちってすごいよな。うちらって何でいつもデビューみたいな気持ちなんだろう?」と、不思議がる。すると、「一回、休んだりしたからじゃない?」とぶっちゃける増田さんに「絶対に他のグループとは違うメンタリティでやって来てるよね」と小山さん。東京ドームに3人でまた辿り着けたことに感謝の思いを馳せながら、「これからもこの景色を見続けられるように頑張りたい」と目標を掲げた。後半戦に入る前に小山さんの呼びかけで、全員で手足を伸ばす。「こうやって、ライブやって行こう。健康的に(笑)」と、皆でストレッチを。『LOSER』ではうちわを置いて、全員が手拍子で力強いクラップを鳴り響かせ、『KAGUYA』では、真っ赤な和傘のダンサーが華麗に舞う中で熱唱。途中からヒラヒラと桜が舞い散り、美しい情景が生まれる。ミステリアスなイントロとダイナミックなストリングスが印象的な『ギフテッド』では、高く吹き上がる噴水と炎の演出が。20周年を祝福するかのような壮大な演出がステージを華やかに彩っていく。31曲駆け抜けても、まだまだ続くお祭り。映像でこの曲について、「テーマは魂!」と語っていた『ROOOTS』が披露される。タイトル通り、この曲はNEWSのルーツを歌ったもの。20周年のタイミングでメンバーが作詞作曲に挑んでおり、その歌詞には、“TEPPEN”“星をめざして”など、これまでの楽曲のタイトルやNEWSにまつわるワードがふんだんに盛り込まれているロックナンバー。ここからファンと共に自分たちの頂上を目指そうとする決意表明で、ファンと一緒に歌うパートも。花火が盛大に打ち上がる中、挑戦的なラップで激しく煽る姿がいつになく勇ましい。3人のエネルギッシュで迫力ある歌声は、まるで魂の叫びのようだ。2010年以降、NEWSのライブ衣装の多くを手掛けてきたのが増田さん。「20周年ということで、面白い企画考えました!」と、バックヤードの衣装を大公開する場面も。衣装部屋には、所狭しと増田さんデザインの衣装がズラリ勢ぞろい。そこから、メンバーそれぞれ好きな衣装を選んで、楽曲を披露することに。しかし、増田さんが着ていたのは、通販で購入したという緑の怪獣の着ぐるみ。これは、大晦日の「カウントダウンライブ」で恒例だった干支のコスプレを楽しんで欲しいと用意したそうで、恐竜ではなく辰年の辰コスプレだという。一足お先に「明けましておめでとうございます」とお正月気分を届けるヒトコマも。ラストスパートはNEWSの代表曲『weeeek』。辰のコスプレから顔の部分だけ出した増田さんに「飛べる?脱皮してんじゃねーよ(笑)」と、爆笑する加藤さん。辰の増田さんも、ファンも、皆で思いきり高く、高くジャンプ。「かっこいい大人になれてるの?」と増田さんが問いかけるように歌うと、「俺たちがNEWSだ~!」と爽快な表情で雄叫びをあげる加藤さん。それに応えるように大きな歓声をあげるファン。会場がひとつになった瞬間だ。ラスト1曲を迎えた所で、スクリーンに映し出されたのは、メンバーへのメッセージ映像。トップバッターは、加藤さん。「まず、まっすー。あなたの力やエネルギー、本当に尊敬しています。言葉足らずで滑りがちでも、まわりから愛されているところをみると、この人はアイドルが天職だったんだなと思います。まっすーの笑顔を見られること、それは僕の幸せのひとつです。いつも素敵な衣装ありがとう。ただひとつ、来年は、もう少しだけ遅刻の回数を減らしてもらえると嬉しいです。お互い、もういい大人なので(笑)」と照れ隠しなのか、笑いでオチをつける。加藤さんから小山さんへのメッセージは、「出会って長い年月が経ちましたね。幼馴染みたいな関係で本当にいろんなことがあったけど、今も変わらずお腹が痛くなるくらい笑い合える。そういうメンバーと20年いられたことは、奇跡だと思っています。影で努力しているのを知っているし、常に周りを気遣っていることも感じています。僕の苦手な部分を助けてくれて本当に感謝しています。またいつか見たいに2人だけで飲みに行きましょう」と、ふたりの絆を感じられる内容に。そして、「一緒にいることをあきらめないでくれて、ありがとう」という手書きメッセージがスクリーンに映し出され、ファンから温かい歓声と拍手が巻き起こる。続いては、小山さんのメンバーへのメッセージ。「まず、まっすー。出会ってくれて本当にありがとう。NEWSの歌や番組、衣装を作ってくれるなど、たくさんの人にNEWSを届けてくれていることを本当に感謝しています。まっすーがNEWSを楽しんでくれている表情を見ることが僕は大好きです。デビューした時は、立ち位置で行ったら、端っこの方にいたかもしれないけど、今のまっすーは、NEWSのセンター。これからもNEWSのセンターを守っていってください。お願いします」。小山さんは、加藤さんの存在が心の支えだと伝わるメッセージを。「シゲとは23年間シンメで、シゲとの出会いは僕にとって宝物です。彼がいたから頑張れたこと、乗り越えられたこと、たくさんあります。だから、ただただ、隣にいてくれてありがとう。昔はね、ライバル関係でもあったけど。今は本当に尊敬しているし、シゲの楽しそうな表情を見るのが大好きです。だから、おじさんになるまで一緒に過ごしていきましょう」。そして、今のNEWSへの想いを語った小山さん。「僕はこの人生の選択を後悔していません。NEWSで良かった。この3人で良かった。今までのNEWSも大好きだし、否定もしません。だから、NEWSの3人でその歴史を塗り替えていくんじゃなくて、アップデートしていきたいなと思います。なので、そんなこれからのNEWSに皆さんどうかついて来てください。今日は来てくれてありがとうございました」。増田さんは、20年間ふたりと共に走り続けてこられたことを、自分らしい言葉で語る姿が印象的。「拝啓、あの日のNEWSへ。今僕はここに立っています。……いや~、ドーム、来たね。小山、シゲ、連れて来てくれて、ありがとう!NEWSが3人になるよっていう時に俺と小山は『やってやるわ』ってなっていたけど、シゲは、初めはすごく悩んでたのかと思って。今回の『シングル全部歌っちゃおうぜ』ってなった時も、小山は目をキラキラさせて、『面白いね』って言っていたけど、シゲは『シングル、全部で何曲あると思ってるんだよ!』って。皆、考え方も性格も違うのに20年一緒にやって来られたのは、本当に奇跡だなと思っています」。最後に増田さんは、「NEWSが生まれたこと、出会えたこと、今そばにいられること、ありがとう。NEWSもシゲも小山も大好きだよ。チームNEWSの皆が自分の人生の主人公であるように、僕たちも今日この場所で今、主人公だね。これからもずっと一緒に歌っていこうね。ありがとう」と、『Happy Birthday』の歌詞で感謝の想いを届けながら、これからもNEWSとして歌っていくことを宣言。ラスト曲は、最新のNEWSの今を届けるにふさわしい、GReeeeN楽曲提供曲の『劇伴』だ。この楽曲の物語の主人公は、聴く人すべてであり、NEWSの3人でもある。彼らが痛みを抱えながらもNEWSという仲間たちとの物語を紡いできた道程とこれからを歌っているように捉えられるこの曲では、痛みは次の章のプロローグと歌っている。誰かの何かになるため、歩みを止めずに旅を続ける生き様が刻まれた楽曲をありったけのエネルギーを注いで歌い上げる3人。そのたくましい姿と力強い歌声から、歩みを止めず、前へと進むことの決意を感じられた。20周年のNEWSのスペシャルな名シーンとなった記念公演。まだ見ぬ未来、NEWSがどんな素敵な名シーンを生み出してくれるのか、期待が膨らむばかりだ。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年12月22日KinKi Kidsが年末年始に行う恒例コンサートツアーをドームで開催。ツアータイトルは、最新アルバム『P album』の“P”がキーワードになる『KinKi Kids Concert 2023-2024 Promise Place』。“約束の場所”に集まった5万5千人に愛が溢れる感動のメッセージを届けた12月17日(日)東京ドーム公演の模様をレポートします。ふたりでステージに立っている光景がすべて――。KinKi Kidsが東京ドームで語った25年目からの未来『KinKi Kids Concert 2023-2024 Promise Place』は、KinKi Kids25周年を彩る、ジャンルレスなpiece=音楽が散りばめられたアルバム『P album』を引っ提げたツアー。毎年、年末年始にKinKi Kidsとファンが集う“約束の場所”がドームだ。ふたりの登場を待ちわびた会場に始まりの合図を知らせたのは、軽快に鳴り響く車のクラクション。オープニング曲は、12月27日リリースの最新曲『シュレーディンガー』から。クラシックなオープンカーが次々とステージに現れると、メタリックなグリーンのアメ車に堂本剛さん、眩しく眩いホワイトのアメ車に堂本光一さんが乗って登場する姿は、華々しくゴージャスだ。最初に口を開いた光一さんが、「ブチ上がって参りましょう!」と叫ぶと、声を出して湧き上がる2万5千人。ノスタルジックなサビのフレーズが印象的なシティーポップスで会場の熱気を一気に高めると、オープンカーでアリーナの客席を走行して、ファンの目の前へ。コロナ禍のルールがない久々のステージとあって、「こういう雰囲気が久しぶりなので、ちょっと戸惑っていますけど。でも、ブチ上がってくれていますね、オープニングから」(光一さん)とファンの大歓声に笑顔がこぼれる。ここでオープニングから3曲を共に駆け抜けたオープンカーの話題に。「剛くんさ、これ買っちゃいなよ!?」と、冗談交じりに煽る光一さんに「いや、アメ車が好きやからって、『ああ、いいなぁ』って白菜みたいに買わないですよ?(笑)」とテンポの良い軽快な掛け合いトークを繰り広げるふたり。光一さんの乗ったアメ車は5千万円、ステージに登場したアメ車は全部合わせて3億円すると知らされると、会場から驚きの声が上がる。ちなみに剛さんの車のナンバーは、“244”(つよし)、光一さんは、“51”(こういち)と細かい所まで遊び心たっぷり。ワクワク感が高まるオープンカーの演出が、ショーの始まりをインパクト満点に彩った。続いては、『P album』収録曲から、堂島考平作詞作曲の『X-Day』『BANANA』『アン/ペア』など、アグレッシブな最新ナンバーが続くブロック。20年以上KinKi Kidsの楽曲を生み出し続けている堂島のナンバーには、“らしさ”がありながらも、新しい表情を届けるような視線な驚きもある楽曲たち。26年目からのKinKi Kids最新の姿をふたりが更新していく。最新アルバムの曲を披露した後は、「私まだ、(最新アルバムを)買ってないっていう人?」と光一さんが尋ねると、チラホラ挙手をする会場。「正直、引っかかります(笑)」と剛さん。「ビックリするくらい『はーい!!』って(堂々と返事をする)声が…。いいんです、買うタイミングはそれぞれなんでね」と光一さんのお馴染みのファンイジリが炸裂する場面も。光一さんが会場入りする時、警備員に何年経っても呼び止められる話や光一さんの衣装の“股ゴム”の話など、爆笑のトークショータイムが続く中、前日に気になって眠る前にも思い出したという話を止まらない勢いで語り出した剛さん。「マネージャーと会場を出る時、『ゆっくり休んでください』ってスタッフさんに声をかけられたんで、『ありがとう』と言おうとしたんですよ。なのにマネージャーが僕より早く『ありがとうございます』って言ったから、言いそびれてしまって…。いや、『俺ちゃう?』と思って。(中略)めっちゃ気になったから、『昨日さ、僕がもらった言葉を横取りしたよね?あの言葉は、絶対僕にやったよね?』って(笑)」と、マネージャーに確認をしたそう。光一さんが「いやいや、おふたりへの言葉ですよ」と笑うと、「いや、おふたりでも良かってんけど、そのマネージャーは、僕だけへの言葉みたいな感じの『ありがとうございます』やったんですよ。で、言ってくれたご本人に聞いたら、俺は剛に言ったよっていう話だったんですよ。それの検証ね、30分くらいやってました(笑)」と、些細なことが気になる剛さんの面白近況トークに笑いっぱなしのMCに。「去年はドームで健康診断の話をここでした記憶が…。続いてはバラードを聴いていただきます。バラードの途中で、股ゴムの話や健康診断の話を思い出さないように(笑)」と仕切り直しつつ、笑わせる光一さん。そんな和やかな空気の中、『もう君以外愛せない』へ。美しいピアノの音色が流れると、一瞬でキリリとした雰囲気に豹変するふたり。ピアノアレンジのロマンティックなバラードをまっすぐに歌う姿に引きこまれる。幻想的な世界観を生み出すブルーのレーザー光線が光る中、歌った『銀色 暗号』など、ドラマティックな世界観を紡ぐふたりのハーモニーは言うまでもなく、プレシャスで極上だ。KinKi Kidsの『A album』に収録されていた『kissからはじまるミステリー』(1997年リリース)で懐かしい空気に包まれた会場。「KinKi Kids、一番最初に東京ドームでライブをやったのはいつか覚えてます?」と光一さんが聞くと「覚えてないです!」とキッパリ即答する剛さん。「覚えててくださいよ」と言いつつも、「我々が一番最初にやったのは、デビュー前の日本武道館。あの時、最後の挨拶で『僕はこの瞬間を一生、忘れません』みたいなことを言ってたんですけど、全然覚えてない(笑)」と光一さんも覚えてない様子。そして、初めての東京ドームは、デビュー翌年の1998年だったという話に。コロナ禍を除いて、98年から毎年ずーっとやってきて今日が66回目の公演、1千万人が来場と判明し、拍手に包まれる一幕も。この後、2020年に行ったクリスマス限定配信ライブの際に『フラワー』で共演した花咲徳栄高等学校の吹奏楽部のOB、OG&現役生と『シンデレラ・クリスマス』を披露することに。3年ぶりに顔を合わせる吹奏楽部のメンバーたちがステージに登場すると、「配信の時もそうやったんですけど、昨日もそう。皆さんを見てると、泣けてくるんですよ」と、しみじみ語る光一さんに「純粋な愛、キラキラが体から出まくってるから」と同意する剛さん。すると、「俺にはそれがないって言うこと!?」と突っ込みを入れつつ、キラキラの衣装の生地と照明でみずからのキラキラを補っていると言い放ち、笑わせる光一さん。さらには、吹奏楽部のメンバーの顔ぶれをみつめて、ホルンの青年の肩をポンと叩き、「高校生だったのに…もう21歳? 大人になったねぇ」と声をかける姿もあり、ほっこりした空気に。そして、「素晴らしいご縁の中で、また一緒にやらせていただきます」と曲紹介をして、感動的な『シンデレラ・クリスマス』を。続いてのトークの話題は、KinKi Kids楽曲は、全部で何曲あるか。360曲くらいと判明し、次に冬の活動が多いKinKi Kidsは夏の曲か冬の曲、どちらが多いかという話に。剛さんは、「クイズに出るということは、意外と夏なんじゃないの?」とニヤリ。結果、「これね、冬のほうが多い」(光一さん)と判明。膨大の曲の歌詞をチェックして、夏か冬の曲なのか選定して大変だったという裏話も明かされた。今回のツアーでは、前日のライブでスタッフが味をしめたという日替わり曲コーナーも。この日歌うことになったのは、2011年リリースのアルバム収録曲『さよならのエトランゼ』。リリースした楽曲が多いだけに全部の詞とメロディーを覚えているのは至難の業。突然、曲が流れて歌えるか、ドームでいきなりチャレンジするという罰ゲームのような遊び心たっぷりな企画だ。タイトルが発表されると、「エトランゼって何?(笑)」という光一さん、剛さんは、「健康ランドみたいなこと?」。「この曲知っている人」と会場のファンに挙手を求めると、知らない人が大多数だったため、「じゃあ、自信もってやろう」と気を取り直すふたり。しかし、途中でリズムと音程をとれず、笑ってしまう。歌唱後、「うわ、大事故や!」と、思わずしゃがみこむ光一さん。「これは難しかったなぁ」とお手上げ状態という展開に。後半は、KinKi Kidsの愛されてきた名曲ブロックが『愛のかたまり』からスタート。眩しいほど真っ白な照明が照らされるとリフトアップステージにブルーの衣装を着たふたりが登場。会場のペンライトも待ち構えていたかのように激しく揺れる。どんどん会場の温度が加速していく中、『スワンソング』では、久しぶりにふたりで踊る姿が…!ヘッドフォンをしながら踊る剛さんのパフォーマンスに感動に包まれる会場。『愛されるより 愛したい』では、切れ味たっぷりな光一さんのダンスとゆるさと強さが共存する剛さんのダンスが一緒に見られる光景にドームはこの日最高潮の盛り上がりに。今に辿り着くまでの歩みに思いを馳せながら見つめるファンの熱気と大きな喜びの感情が会場中に溢れるのが伝わってきた瞬間だ。ラストソングは『フラワー』。皆で一体となってハミングをして、花のような笑顔が会場に咲き誇る。愛という名の花を今年もドームで咲かせてくれたKinKi Kids。「どうもありがとう」と手を振るふたりに割れんばかりの拍手が贈られる。アンコールで登場した光一さんは、日替わり曲をアンコールしてきたファンの勢いを振り返り、「さっきの方が、息が合っていたから、もう一回、オープニングからやり直す?料金2倍で!(笑)」とドSな表情でジョークを飛ばす、絶好調ぶり。「オープニングではダンスでは見せなかったですが、『シュレーディンガー』は、振付もありますので、皆様に完全体でお見せしようと思います」(光一さん)と、アンコールへ。切なくヒリヒリする運命の関係を歌うパフォーマンスは胸が高鳴る色っぽさ。完全体の新曲披露に酔いしれる。そして、アンコールを3曲披露した後、今の想いをファンに向けて愛情たっぷりに語ったふたり。「我々としましては、こうしてまた今年もこのドームのステージに立てることを本当に嬉しく思っております。 今、ちょっと不安に思うこともある時期かと思いますが、こうやってふたりでステージに立っていること、今、この光景がもうすべてだと思ってください。これからも、皆さんとの時間っていうのを、1ページ、1ページを、また刻めたらいいなという風に思っております」と胸張る光一さん。剛さんは、「本当に皆さんとこうして一緒にいる時間をどうすれば繋ぐことができるのか…。本当に毎日、一生懸命頑張ります」と声を震わせながら宣言。「そして、強い気持ちの中で…」と言葉を紡ごうとした途中で後ろを向き、込み上げてくる強い感情を落ち着かせようとする。そして、目を潤ませ、言葉を詰まらせながら続けたのは、「皆さんと一緒に美しい未来へ行けたら」という熱い想い――。25年から先の未来もファンと共に歩む未来を思い描いているふたり。“Promise place”というタイトルにふさわしい、愛たっぷりに未来を約束した感動のステージとなった。写真・くさかべまき、取材、文・福田恵子
2023年12月22日12月14日、第170回芥川賞と直木賞の候補作品が発表!加藤シゲアキさんの最新書き下ろし長編小説『なれのはて』が、前作『オルタネート』に続き2度目となる直木賞候補作品となり注目を集めています。ここでは、発表当日に行われた会見の様子をお届け。一報を聞いた時の感想から、今作で取り上げた“戦争”というテーマに対する真摯な想いまでをレポートします。「自分でもよくやったなと思う自信作です」前作が直木賞候補作品に選ばれた3年前と同様、報道陣からの拍手とカメラのフラッシュに迎えられて記者会見場に姿を表した加藤さん。堂々としながらも、時に少しはにかんだような表情を見せる姿が印象的だ。一報を聞いた時の心境を尋ねられると、「素直にすごく嬉しかったです。前作の『オルタネート』に続き2作連続で直木賞候補にしていただけることは大変光栄ですし、何より、家族や編集の方々など、皆さんが喜んでくださって。さすが直木賞だと、その力を改めて感じました」。加えて、「ホッとしました」と、再び候補に選ばれたことに安堵した気持ちものぞかせる。候補作に選ばれたことを知ったのは、NEWSで行う東京ドーム公演のリハーサル中だったそう。「マネージャーに呼ばれ、電話で聞きました。僕が急に抜けたものですから、メンバーの小山慶一郎という男は勘がいいので、『何かに選ばれた?』と(笑)。2人とも喜んでくれました」『なれのはて』は、一人のテレビ局員が作者不明の一枚の「絵」を追いかけるうち、とある一族の「業」にたどり着くというミステリー作品。「一読者として、30代半ばの本が好きな男として、自分が読んで楽しめるものを。また、自分が書かなくてはいけないものがあるのではないかとも。僕個人に向けて書くところに意識を持って作品に取り掛かりました」“書かなくてはいけないもの”の一つが、加藤さんのルーツがある秋田で実際に起こり、加藤さんの祖母が経験した土崎空襲、そして戦争である。「戦争というものについて向き合わなければいけないという意識が、30代になってから、なんとなくあって。同世代の作家でも戦争を扱う方が増えてきましたが、おそらく全体的な意識の共有みたいなものが、ずっとあったんだと思います。戦争を扱うことで、自分自身、戦争というものはなぜ起きるのか、繰り返されるのかということも知りたかったですし。また、土崎空襲というものを知った以上は書かなければいけないなと思ったんです」さらに、「祖母から空襲や戦後の話を聞いて、やっぱり、こうしたことを書いて伝えていくことは大事だし、他の方の戦争体験を聞いたことだけでもこの作品を書いた意味はあったと思いました」と強い想いを語った。構想から完成まで約3年。でも、「大変だったこともたくさんありますが、いま振り返ってみると本当にあっという間でした。見えない何かに書かされているような感覚がすごくあって。自分でもよくやったなと思う自信作です」と胸を張る。実際、今作は発売前重版になるなど大きな話題を呼んでいる。それについては、「書店員さんや読者の方の口コミですごく話題にしてくださって。結果、重版に繋がったんだと思います」と感謝の気持ちを述べた。また、記者から若い方へのメッセージを尋ねられると、次のように答えた。「僕は読書や本屋さんが大好きですが、誰しもが必ず本を読まなければいけない、とは思っていない」「ただ、本でしか救われないことや、本だから癒されること、本だからできることがたくさんあって。もし、まだ本を読んだことがない人や、本を読むのが苦手だと思っている人がいるとしたら、そういう方にこそ『なれのはて』を読んでほしいです」2012年の作家デビューから約11年。「書いている時間は孤独です。苦しいことが絶対的に多いんですけど、本という形になることで僕自身は結果的に救われてきたと思います」と、作品と向き合うことの喜びを語る加藤さん。直木賞の発表は2024年1月17日に開催予定だが、嬉しい結果となることを期待したい。写真・幸喜ひかり 取材・文 重信 綾
2023年12月21日旧ジャニーズ事務所問題に揺れた23年の芸能界。今年だけで多くのタレントがジャニーズを退所し、その度に大きな話題となった。退所後も注目を集める“辞めジャニ”タレントたちの中にはグループのパフォーマンスを支える中心メンバーも数多くいた。そこで、本誌は20代~60代の500人にアンケートを実施し、「歌がうまい・下手だと思う“辞めジャニ”タレント」について調査を行った。この記事では「歌がうまいと思う“辞めジャニ”」のランキングを発表する。第3位に選ばれたのは渋谷すばる(42)。関ジャニ∞ではメインボーカルとして活躍し、現在はソロアーティストとして活動している。グループ時代から高い歌唱力に注目していたという意見が多く寄せられた。《クセはあるけど上手で心に響く歌い方をする方だと思ったので》《素晴らしい歌唱力の持ち主だった。グループでずば抜けていて、関ジャニの歌唱力を支えていた》《元々歌が上手いし、そのままアーティスト活動を続けているから》続いて第2位は長瀬智也(45)。21年のTOKIO脱退後、23年にKODE TALKERSというロックバンドを結成。6月には1stアルバムを発表した。コメントを見ると、長瀬の力強い声に支持が集まっているようだ。《何を歌ってもカッコいい。音楽番組で声に迫力があったから》《男らしくて音をはずさないので》《ジャニーズで珍しいバンドで、ボーカルの長髪で印象的だった》そして、第1位は107票で郷ひろみ(68)。得票の内訳を見ると、50代と60代が27票ずつで最多だが、20代からも13票入っており、幅広い年齢層から支持を得ているようだ。歌唱力ではなく、ヒット曲の多さやダンスのキレに言及するコメントもあった。《郷ひろみは存在を確立していてダンスもキレが良く声も良く出ている》《70歳近いのに声が若々しい。今もその実力が衰えていない。年を重ねるごとに表現力が上がっている》《アップテンポな曲が多く、歌声も地声に聴こえていたが歳をとりバラードを伸びやかに歌っているのを聴いて上手いと感じたから》
2023年12月21日旧ジャニーズ事務所のタレントのマネジメントを行うために新設される会社の社長を東山紀之(57)が辞退したと各所で報じられている。その後任として有力視されているのが、コンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長(58)だ。福田氏はのん(30)のエージェントを`16年から務めており、独立トラブルにより一時は引退も危ぶまれた彼女を復活させた実績を持つ。11月1日には、のんが出演するイベントの会場に姿を現した福田氏だが、報道陣の問いかけに対して「今日はちょっと……」と社長就任については答えず、立ち去ったという。SMILE―UP.は各メディアの問い合わせに対して《経営体制や社名などの詳細につきましては、決まり次第、公表する予定でおります》と、しており、正式発表はなされていない。しかし、そんななか福田氏は意外な場所で新会社への抱負を語っていた。Facebook上で福田氏と「友達」だという女性が11月2日にストーリーズを更新し、2人のFacebook上でのやり取りを公表。その友人女性が、福田氏の限定公開だと思われるFacebook投稿に対して、《凄い事ではありますが、福田さんにとっていいことなのか?》と、福田氏の新会社社長就任を心配するコメントを残した。すると、福田氏は《ファンの方々はこの一年大変な不安を持たれたと思います。これを乗り越えていっそう輝く存在にしたいものです》と返信していたのだ。社長就任を示唆した福田氏。抱負どおり新会社を成功に導く事はできるのだろうかーー。
2023年11月05日創業者である故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題をめぐり、旧ジャニーズ事務所から社名変更したSMILE-UP.社。所属タレントの受け皿となるエージェント会社が新設されるが、東山紀之(57)が社長就任を辞退したことが報じられている。代わりに新社長として有力視されているのが、コンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長(58)だ。すでに一部スポーツ紙では、ファンから公募した新社名を決める協議に加わると報じられている。福田氏といえば、’16年にのん(30)とエージェント契約を結んだ敏腕ぶりが知られている。「のんさんは元所属事務所との間で起こった独立トラブルを機に、’16年7月に本名『能年玲奈』から『のん』に改名。地上波ドラマへの出演がない状況が続いていましたが、福田さんが彼女の活躍の場を開拓したといいます。福田さんはのんさんの現状について、今年9月にメディアのインタビューで『常に2年先ぐらいまでほぼ休みなし』と明かしていました。いっぽうで日本の芸能界において“テレビ局が最も優位的地位にある”と批判し、旧態依然としたエンターテインメント産業の構造改革を訴えていました」(芸能関係者)今後の動向に世間の注目が集まるなか、X上では福田氏が過去にしていた“いいね”が波紋を呼んでいる。今年8月29日に行われた旧ジャニーズ事務所が設置した外部専門家による再発防止特別チームの記者会見。それについて、とあるユーザーが『報道ステーション』(テレビ朝日系)の街頭インタビュー動画を添えた上で、“解体してほしい”“日本の恥”などと旧ジャニーズ事務所を猛烈に批判する投稿をしていた。当時この投稿に“いいね”をした福田氏だったが、新社長に就任する可能性が浮上しているため、この行為に不安を抱いたファンも少なくなかったようだ。一部では、否定的な声が上がっている。《ジャニーズ解体して欲しいとか ジャニーズは日本の恥だとか そんな人々の声に対して「いいね」をしている福田淳さん… なんでジャニーズに何の思い入れもなく 解体を望んでたあなたが ジャニーズの新会社の社長になろうと思ったのでしょうか? 目的は何ですか?》《ジャニーズを日本の恥と解体して欲しいとかに書いてるポストにいいねしてる人に新会社社長候補とかギャグかい。ゾッとするわ》《この方の真意が分からず 信用していいのか ものすごく不安です。タレント達やファンが 大切にして来た思いを この方は理解しているのか 本気で タレント達を守る気はあるのか そもそも彼らのエンタメが好きなのかを 聞きたいです》いっぽうで、のんを“再生”させた実績や、現在の芸能界の構造に問題提起している姿勢を評価する人も。新社長としての手腕に、期待を寄せる声も上がっている。《スノオタですがこの社長は大歓迎です。むしろよく来てくれたなぁと。大事なのは今ある仕事(冠番組など)の存続だと思ってるんで。旧ジャニの伝統を大事にすればするほど世間やスポンサーは離れていく状況まで落ちているなので、アンチ旧ジャニとも言える福田氏がトップになったのは逆にチャンス》《この方の発言を色々見ると、圧力や忖度を否定したり、真っ当な方のように思えるけど。コンプラも、きちんと考えてくれる社長の元で働けるなら所属タレントもファンも安心なのでは》《新社長に期待しています。今までの悪習慣を全て変えていってほしい》連休明けの11月6日以降に新体制の発表があると見られているが、どのように生まれ変わるだろうか。
2023年11月03日10月16日をもって「SMILE-UP.」に社名が変更され、テレビ番組名やユニット名からも「ジャニーズ」というワードが消えつつある。企業による“ジャニーズ斬り”の扱いは、これまで応援してきたファンを軽視しすぎていると、行き場のないモヤモヤした気持ちを抱いている人も少なくない。それを反映してか、一貫してSnow ManのCM契約継続を発表している洋菓子店不二家には、Xで「#不二家さんありがとう」というハッシュタグができたり、10月1日から予約を開始した特典付きクリスマスケーキは、店頭に行列ができ、すでに特典付き分の予約は終了しているほど。「推しを応援してくれる企業のものを買って、みんなを応援したい!」と、ファンのなかには旧ジャニーズを離れるどころか、より愛が深まり、商品を購入することで応援している人もいる。そんな中、事務所所属のタレントの動向も伝えられる。あるジュニアの2人は神社を訪れ「2人で同じグループに入って、事務所を支える人になる!応援してくれる人に恩返しをする!」と絵馬に願いを託し、SNSで話題となった。旧ジャニーズに残るメンバーは、今ある仕事に全力で向き合うことがファンへの恩返しになると信じ、エンターテインメントの素晴らしさを伝えようと努力を惜しまず活動をしているのだ。互いに応援し、思いやりを持って成長をする関係性を持ち続けている。ただ、現場(ライブなどで会える場所)が減っていることは事実。ファンは各自、自分ができることを考え、日々推し活をしているが、より推しを身近に感じられるのは「推しと同じ行動をする」ということ。聖地巡礼や同じ服、小物を身に着けることで気持ちが高まるのだ。記憶に新しいのは、昨年放送されたドラマ「silent」。撮影は、小田急電鉄と協力をし、下北沢駅~世田谷代田駅など、実際にある駅やお店を使い、ストーリーを展開させることで視聴者との距離を縮め、共感と好感度を獲得した。世田谷区の閑静な住宅地、犬の散歩でよく撮影現場を目撃したという住民は「毎週楽しみに見ていました!」と、誇らしげに話す。地方から訪れる人も増え、駅周辺は聖地となった。他のロケ地、アネアカフェ松見坂店も人気が続いている。主人公の2人が手話をするシーンは、思い出すだけでも涙が出るが、あの席は現在もネット予約席として争奪戦となっている。店でラテを注文すると、「silent」というラテアートをするサービスがあり、写真撮影欲を増加させる。推したちが、自分の気持ちを発信するブログやInstagramは名前を変えて継続しており、そこに出てくる私服姿や身に着けている小物、行った場所などにも注目が集まる。その商品がどこのブランドのものかなどを判断する「特定班」と呼ばれる人たちがおり、情報が公開となるやいなや、細かい商品内容が書かれ、同じ品は即完売かサーバーダウン。「ネットショップに行ってすぐにポチれた!早く同じ服が着たい~」という“勝者”のコメントや、「気付くのが遅くて買えなかった、メルカリで探そう」など、推しの影響力は時に予測不可能。ブランドの店頭販売者も、その情報をキャッチしていることが多く、商品問い合わせにはスムーズに対応してくれる。広告ではないものの、その売れ行きはすさまじい。現場がない分、高まっている購買意欲は、過去作品購入にも流れ、発売からだいぶ経過した作品がミリオンを達成したCDもあるほど。そして現在、推し活は幅広いジャンルで楽しめるようになっている。本人不在の誕生会では、カラオケボックスの推し活パックを利用することも流行っている。「DVDを持ち込んで人目を気にせず大音量で観られるし、部屋の飾り付けや写真も撮り放題!バースデーケーキに名前入りプレートまでお願いできたりするんです!」と、あるファンが語るように、推しの誕生日、動画再生回数一億回、○○賞受賞、事務所入所祝いなど、推しに「おめでとう!」と言いたいとき、祝いたいのがオタク。ド派手なものから、ひとり静かに喜びを?みしめるものまで、表現の仕方も十人十色。そこには鉄則があるという。鉄則!他人の推し方を否定しない鉄則!推しは推せる時に推せ旧ジャニーズのエンタメ魂は、彼らとファンの心に火を灯し続けており、行動の制限があろうがそれは変わらない。何年も、その気持ちでやってきたのだから。
2023年11月02日かつて旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に所属した「ゆう」こと川口優とジャニーズファンの「たい」ことたいせいからなる2人組YouTuber「Smile Flower(以下スマフラ)」が複数の企業が旧ジャニーズ事務所のタレント起用を取りやめていることに言及。その内容が賛否を呼んでいる。10月4日にアップした動画でも、数々の性加害が指摘されている故・ジャニー喜多川氏について「確かに駄目なことがたくさんあって、それは向き合うべきだと思うんだけど、やっぱいいとこはいいとこでまるっとちゃんと押さえないと」などと、批判しつつも功績を称えたことで、波紋を呼んでいたスマフラの2人。10月18日に「ジャニーズ問題について」という動画をアップし、食事しながら現在のジャニーズ問題について話し合った。旧ジャニーズのタレントが今後新会社とエージェント契約を結ぶことについてコメントしたのち、川口が「あれひどくない?」とモスバーガーがSnow Manの広告起用をとりやめた件について言及。「ジャニオタファン激怒ですよ」とモスバーガーに客足が遠のいているという知人らの話を紹介した。たいが「モスバーガーはジャニオタしか食べてなかったってこと?」とツッコむと、「ジャニオタだけじゃないと思うけど、それぐらいの貢献力」とジャニーズファンの購買力を評価。その後、「タレントに罪はない」と主張し、「コンプライアンスに引っかかってるとか、うちの会社では使えないとかっていう広告会社が多く続出して、降板になっていってる」とした上で、「バカなのかなと思っちゃう」と非難。さらに、「売れなくなっちゃうよ、もう店の経営が回んないというか、会社の経営が回んなくなくなるぐらい困っちゃうよね」と旧ジャニーズのタレントとの広告起用を打ち切るマイナス効果についても懸念を寄せ、「逆圧力みたいなあるんですかね。なんかもうみんなでジャニーズ潰そうみたいな」と訝しんでいた。さらに、旧ジャニーズのタレントを広告起用することに苦言を呈した一部の政治家についても「そういう偉い人たちが、この期に及んで声出さなくても、今はそれに対して向かって解決しようとやってるし、少なからずジャニーズという存在がなければ、今の日本の盛り上がりないわけだから」と反論。最終的に、「ジャニーズ全体が問題だからって、今まで取ってきたコマーシャル降板とかさ、俺がこんなこと言っても何もはけ口になんないんだけど、うん、やるせなすぎるよね」と思いを語っていた。この意見に、動画のコメント欄には賛同するファンの声が寄せられた。《その通りだと思う、切り捨ててる企業とかはコンプライアンスとか言ってるけどなんか履き違えてるんじゃ無いかな?何だかおかしな方向に向かってる気がする!》《お二人の健全な姿に救われます。今後の活躍楽しみにしています!わたし、ジャニーズキャンセルした企業の売ってるもの、買わないです》《今のタレントに違法行為も責任はないのにね。事務所は真面目に取り組んでよく対応しています。事務所もタレントも評価してる人はしてる人は少なくないし、タレントさんたちも必ず盛り上がると思います》(原文ママ)その一方で、創業者である喜多川氏の性加害問題が認定された上で、起用を取りやめたクライアント各社の判断に異論を唱えることに批判する声もあがっていた。《その企業で仕事をしてる以上、その企業で不祥事が起きそこの従業員に罪は無くとも企業全体としてペナルティーを受ける事は仕方がないことだと思う》《元ジャニーズ事務所を応援したい気持ちのみの発言なんでしょうけれど、ジャニーズに近い立場の方がジャニーズ擁護の発言をするのは今は得策ではないと感じます。タレントさんに罪がないのは皆さんもちろん理解されていて、様々な状況や事務所側の対応を鑑みた上での判断なので》《所属している企業に問題があったから所属しているタレントは起用できません。至って当たり前の対応です。所属しているからCM起用されているわけでしょ。それでも個人的に契約されるタレントはそれほどスポンサーにとって大切な存在だという事。それは長年培ってきた信頼からくるものでちょっとやそっとじゃ成立しない。まあ社会ってそういうもんだよ》
2023年10月21日“改名”に追われる旧ジャニーズ事務所とそのタレントたち。10月17日にSMILE-UP.と同社の社名が変更されたほか、コンテンツや番組名から「ジャニーズ」の表記がなくなった。「故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害によって、社名についても、”ジャニーズ”という名前を残すべきではないとの指摘があり、10月2日に行った会見で、東山紀之社長が社名変更をすると発表しました。さらに、ジャニーズの名称がついたグループについても『愛されてきた名前なので本人たちも葛藤はあると思う。ただ、変えていくということになる』とし、『すべてジャニーズと名がつくものはなくなります』と断言しました」(芸能関係者)活動名に“ジャニーズ”が付くのは、関ジャニ∞とジャニーズWEST、ジャニーズ Jr.の3つ。関ジャニ∞は、ファンクラブでグループ名を公募。10月12日に候補を2つに絞ったことを明かしている。ジャニーズ Jr.については、17日の社名変更のタイミングで「ジュニア」表記となった。また、10月18日にはジャニーズWESTが、自身らの公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、グループ名を「WEST.」に変更したことを明かしている。長年慣れ親しんだグループ名が変更されることに対し、果たしてファンはどのような気持ちなのだろうか。そこで、今回は事前の質問でジャニーズのファンであると回答した男女500人を対象に、グループ名の変更についてファンの思いを調査した。■賛成派の意見は「ジャニーズの名前がある限り、心の中にモヤモヤしたモノが残る」選択肢は、「賛成」「どちらかといえば賛成」、「どちらかといえば反対」、「反対」の4つ。結果は、賛成が32.8%、どちらかといえば賛成が40.8%、どちらかといえば反対が18%、反対が8.4%。「賛成」と「どちらかといえば賛成」を足すと賛成派が73.6%と多数派となった。「賛成」と答えた人の意見としては、「グループ名が変わってもタレントの価値は変わらない」というものが多かった。また、ジャニーズという名前を背負って活動するのはタレントにとってよくないという意見も多数寄せられた。《心機一転で変更して、再度やり直せば良いと思う。好きな人は付いていく♪ついてこないなら、たいしたファンではないと思うし。他のグループやジャニーズメンバーは変更して頑張れぃーー?》《ジャニーズの名前がある限り、心の中にモヤモヤしたモノが残るので、新しい名前にして欲しい》《ジャニー喜多川氏は世間的に許されないことをしていたので、その名前が淘汰されるのは当然のことと思うから》《ジャニーズという言葉を聞いただけで気持ちを害する人がいるならやめた方がいいし、別にジャニーズという名前でなくても輝けるタレント揃いだから》最も多かった「やや賛成」の人の意見としては、名前には愛着があるため少し寂しいが、被害者のことを思うと変えざるを得ないのではという意見が多くを占めた。《メンバー自体に非はないし、思い入れがあるグループ名だと思うので少し寂しい気持ちはあるが、ジャニーズという言葉で嫌な思いをする人もいると思うので、メンバー自身が納得の上なら変更することもありだと思うから》《関ジャニ∞の名前は馴染みもあり名前が変わるのはとても残念だが性被害の犯罪者の名前を聞くとつらいい被害者がいると思うと変えたほうがいい。名前は変わっても又、変わらぬ活躍されたら名前はすぐに馴染むと思う》《永年ジャニーズに親しんでいるので変更は寂しいですが、被害者の事を思えば変更も仕方ないと思います》■反対派は「タレントに罪はない」「このグループだけ改名を強いられるのは理不尽」一方で、受け入れ難いという人はどのような思いなのだろうか。「やや反対」派の意見としては、「タレントやグループ名は悪くない」という主張が多かった。《そのグループで何年も活動してきて、グループ名は罪は無いと思う》《ジャニーさんのせいでこんな事態になってしまったのだから彼らに罪はない》《別にそのグループの人たちは何も悪くないのに気の毒だと思う。関ジャニに関してはこの名前で10年以上やってきていて愛着もあるはずだと思う》《ジャニーズWESTのファンだが、この名前に愛着があるし、今まで積み上げてきたものを一気に否定されているような気がするから》最も少なかった「反対」派。意見としては、加害者であるジャニー氏がすでに亡くなっているから変える必要はないというもののほか、特定のグループだけが改名することへの不公平感を感じる人もいるようだ。《犯罪を疑われている人はすでに亡くなっているから関係ない》《グループのメンバーには関係ない話。どこまで責任を持たねばならないのか疑問。マスコミは信じない。より一層ジャニーズ事務所を応援したくなった。》《変更しても看板の付替えに過ぎないと思うから。名前は残して再出発をするべきだと思う。名前変えても同じでしょう》《ジャニーズと名がついていただけで、このグループだけ改名を強いられるのは理不尽だと思うから》一部からは反対もあるものの、ファンの多くは改名によるさらなる活躍を期待しているようだ。
2023年10月20日10月18日、旧ジャニーズ事務所の「ジャニーズWEST」が、新グループ名を「WEST.」にすることを発表した。今回の改名は、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に端を発したものである。これをうけてか同日、元Kis-My-Ft2のメンバーで現在はTOBEに移籍した北山宏光(38)が自身のX(旧Twitter)を更新。《まぁ俺はNORTH.ですけどねがんばれ!》と綴った。この発言をWEST.へのエールととらえたファンからは、《NORTH.なみっくん…!色々と反応してくれてこっちまで嬉しくなる》《WEST.もNORTH.も頑張ってほしい》などと好意的な反応が相次いだ。一方、この北山の投稿に反感を覚えたファンもいたようで、批判する声もみられた。《部活辞めた先輩がいつまでも先輩面してくるあの感じ》《ご自身はエールのつもりだったのでしょうが 元仲間がファンの皆さまが10年近く愛してきたグループ名を改名せざるをえなかった背景を知っていながらこの言葉あまりにも無神経ではございませんか》《WESTのことバカにしてんの?不快でしかないんだけど。メンバーの気持ちのファンの気持ちも考えられないんだね》今回、WEST.の新しいグループ名の発表は自身らのYouTubeの生配信にて行われた。配信では、来年4月で10周年を迎える同グループの歴史を写真で振り返るところから始まり、開始から15分ほど経ったころに今回の改名について言及。新しいグループ名に込めた思いを語ったあと、桐山照史(34)は「名前とかなにか歯車を一個動かすときってすごい大変やん。そのときに(ファンからの)メッセージはすごい助かった」とファンに感謝を述べていた。グループ名を決める話し合いは、早朝から深夜まで行われていたという。「言わずもがなですが、メンバーやファンにとってグループ名変更は大きな出来事。生配信中も藤井流星(30)が『正直な意見もいいよ』と発言したり、ファンにとって思い出深い曲を披露したりと、メンバーらは徹底してファンに寄り添う姿勢をみせていました。現在、旧ジャニーズ事務所のタレントは、性加害問題によってCMが打ち切りになったり、番組出演が制限されるなどこれまで通りの活動はできていません。そのため、TOBEに移籍し自由に活動できているタレントに対して、複雑な思いを抱えてしまうファンもいるのです。元King&Princeの岸優太さんが移籍した際も“残った2人が大変な時に”と批判する人がいましたし、北山さんの発言も、敏感になっている一部のファンは『高みの見物』と捉えてしまうのではないでしょうか」(芸能関係者)
2023年10月20日2023年10月18日、アイドルグループ『ジャニーズWEST』が、YouTubeチャンネルにて生配信を実施。新グループ名が『WEST.』に決定したことを発表しました。ジャニーズWESTが新グループ名を発表同グループが所属する、株式会社SMILE-UP.(旧:株式会社ジャニーズ事務所)は、創始者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、同月2日に記者会見を実施。会見内では、喜多川氏と決別するために、同月17日付けで社名を『株式会社SMILE-UP.』に変更し、以降『ジャニーズ』と名前が付くものはすべてなくなることを説明していました。喜多川氏の性加害問題を受け、『ジャニーズWEST』もグループ名の変更について検討。ファンからもアイディアを募集し、メンバーで話し合いを重ね『WEST.』に決めたとのことです。新グループ名については、これまで略称としても使われていた『WEST』だけは残したいという、ファンやメンバーの想いが強かったことから決まったとか。また、ピリオドについては「自分たちは『WEST』だといい切る」などの想いが込められているといいます。配信終了後、同グループはX(Twitter)アカウントを更新。「今後もみなさんに楽しんでもらえるよう、挑戦をし続け、応援してもらえるように頑張っていきます」と決意を見せていました。ご覧頂きましてありがとうございました新グループ名はWEST.です!!!!!!!今後もみなさんに楽しんでもらえるよう挑戦をし続け応援してもらえるように頑張っていきます。これからも宜しくお願いします! #WEST #新グループ名_WEST pic.twitter.com/kJTKKFZtMY — WEST. (@WEareWEST7) October 18, 2023 新グループ名の発表を受け、ファンからはさまざまなコメントが寄せられています。・今までもこれからも、メンバーのことがずっと大好きです!・たくさん悩んで話し合って決めたのが伝わってきました。本当にありがとう。・ファンも望んだ通りになって嬉しい。これからも変わらず応援します。・かっこいい名前ですね!新たな出発を応援しています。2014年にCDデビューをした、同グループ。長年活動してきた名前を手放す決意をするのは、容易ではなかったはず。今後、さまざまな想いが込められたグループ名を胸に刻み、変わらずファンとともに歩んでいくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月19日ジャニーズWESTが18日、公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、グループ名を「WEST.」に変更すると発表した。創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は10月17日付けで「SMILE-UP.」に社名を変更。それに伴い、関連会社名やサイト名など、ジャニーズとつくものが次々と変更され、関ジャニ∞とジャニーズWESTというグループ名も、名称を変更すると発表していた。ジャニーズWESTは、ファンクラブサイト内でファンからグループ名について意見を募り、この日、22時からの公式YouTubeで新グループ名を発表すると告知していた。生配信に7人そろって登場。新グループ名について「めちゃめちゃ話し合った」「絶対みんなが納得いく名前を考えました」などと話した上で、「僕たちのグループ名は『WEST.』です」と発表した。桐山照史は「一番、WESTという名前は残してほしいと言ってくださる皆さんが多かったから、これを変える気はさらさらなかった」と言い、重岡大毅が「“.”に死ぬほど思いがこもっている」と言うと、桐山は「ピリオドっていう意味」と話した。そして、中間淳太が「僕が仕事ができているのもWESTだから、笑顔になれるのもWESTだから、つらいと思うのもWESTだから、全部が『WESTだから』につながる。だから、WESTだからという意味で“.”をつけたかった」と説明。桐山は「俺はグッときた。淳太が『自分が最終的に死ぬ前に何か思い浮かべたときに、ちゃんとWESTだった、WESTでいれてよかったと思える名前がいい』って」と言うと、重岡も「それめっちゃしゃべったよね。俺らはWESTなんだって決まっているから、ここで俺たちでピリオドを打とうと」と語った。中間は「ピリオドをつけてくれたのは応援してくださる皆さん。皆さんがいなかったら“.”がなかった」とファンにも感謝。重岡は「小さい点かもしれないけど、無限の可能性が詰まっているし、“.”にかける思いはめっちゃ更新していくだろうね」と話していた。
2023年10月18日ジャニーズWESTが18日、公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、グループ名を「WEST.」に変更すると発表した。創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は10月17日付けで「SMILE-UP.」に社名を変更。それに伴い、関連会社名やサイト名など、ジャニーズとつくものが次々と変更され、関ジャニ∞とジャニーズWESTというグループ名も、名称を変更すると発表していた。ジャニーズWESTは、ファンクラブサイト内でファンからグループ名について意見を募り、この日、22時からの公式YouTubeで新グループ名を発表すると告知していた。
2023年10月18日故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、10月17日、ジャニーズ事務所が社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。かねて「ジャニーズJr.」と呼ばれてきたデビュー前のタレントたちも名称を「ジュニア」に変更されたが、その新たなロゴマークに注目が集まっている。同社の公式サイトは社名変更に伴い、「Johnny’s net」から「FAMILY CLUB Official Site」へと名称を変えた。なかでも注目を集めたのは、ジュニアのアーティストページ。これまでは虹色の文字でデザインされたロゴマークが掲載されていたが、17日以降、青い文字で「ジュニア」と書かれたのみのシンプルなロゴへと変わっていたのだ。華やかな印象から、飾り気のないデザインへと一変したジュニアのロゴ。ファンからは《やばいジュニアのロゴダサいおもろい》《まって局のページの「ジュニア」のフォントヤケクソすぎ》などと声が上がっていた。ところが10月18日、ジュニアのロゴマークが再び変更されていたのだ。青い色はそのまま、角ばったフォントがやや丸みを帯び、ジュニアの「ジ」の濁点部分が星で表されるように。「ジャニーズ」の名前が消え、SMILE-UP.社も試行錯誤しているのだろう。微調整されたジュニアのロゴマークにファンも続々と反応している。《ジュニアのロゴちょっと可愛くなってる!笑》《ホントだ、ジュニアのフォント変わってる…けど結局微妙にダサい》《ジュニアロゴダサいって言われすぎたからか今見たらちょっとだけ可愛くなってて笑ったwwwwwwwwwwwwwww》
2023年10月18日10月17日、ジャニーズ事務所が社名を「SMILE-UP.」へと変更した。それに伴い、ジャニーズJr.は「ジュニア」と変更に。「ジャニーズ」の文字が消えていくなか、ジュニアたちの“夢”にも変化が起きていた。故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題を受け、10月2日の会見で東山紀之社長(57)が「すべてジャニーズとつくものはなくなります」と宣言。17日へと日付が変わると、ジャニーズJr.公式サイトは「ジャニーズジュニア Official Website」から「ジュニア Official Website」へと名前を変えた。変わったのはそれだけではない。同サイト内で紹介されているジュニアたちの「将来の夢」が変更されているのだ。たとえばAぇ! groupの正門良規(26)のこれまでの将来の夢は《ジャニーズで初めてのことを成し遂げる。唯一無二のグループになる》だったが、17日以降は《初めてのことを成し遂げる。唯一無二のグループになる》に変更。少年忍者・青木滉平(21)は《ジャニーズのアイドルとして世界中に愛を届けること》から《アイドルとして世界中に愛を届けること》へと改められた。同じく少年忍者の織山尚大(19)は《ジャニーズで夢を追いかける》から《夢を追いかける》に。「将来の夢」に「ジャニーズ」と入っていたものは変更しているようだ。こうした変化に、ファンは《正門くんの将来の夢も編集されてしまった、、これはほんとに悲しい(;_;)》《将来の夢の変更が悲しいな》などと反応。しかしなかには、「将来の夢」そのものを変更した人も。Go!Go!Kidsの寺澤小十侑(15)だ。これまで将来の夢を《ジャニーズに居続けて沢山の人を魅了する人になる》としていた寺澤。ところが社名変更に伴い、《自分の手でドッグランを開設する!》へと変更したのだ。まさかの「将来の夢」のファンも驚きを見せている。《将来の夢にジャニーズを入れてた子達だいたいジャニーズってのを消してニュアンスは変えてないのに大幅に変更した寺澤さんバリおもろい》《なんか、1人路線変更してんな?笑》《ことう君だけだいぶ方向性変わってて草》
2023年10月18日10月17日、ジャニーズ事務所が「SMILE-UP.」へと社名を変更した。それに伴い、同社が運営する各公式サイト等も名称を変更。そのなかでも特に話題になっているのが、公式X(旧Twitter)だ。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、10月2日の会見で東山紀之社長(57)は「すべてジャニーズとつくものはなくなります」と明言。その言葉の通り、10月17日に日付が変わると同時に、各サイトから「ジャニーズ」の名が消えた。たとえば、事務所公式サイト「Johnny’s net」は「FAMILY CLHB Official Site」に。タレントたちによる有料会員向けブログ「Jonny’s web」は「FAMILY CLUB web」と名前を変えた。なお、これらは今後新たに設立されるエージェント会社の詳細が決定するまでの暫定的な名称だという。各サイトが名称を変えるなか、公式Xも名称を変更した。これまで「Jonny&Associates」(@Johnnys)という名前だったのが、「New Name CMing Soon」(@Temp_HelloWorld)と変更になったのだ。アカウントのアイコン画像も、これまでは赤地に白で「J」が書かれたジャニーズ事務所のロゴマークが使われていたが、社名変更に伴い無地の真っ白な画像に。ヘッダー画像は富士山と紅葉のイラストに変更されている。公式Xの投稿によると、今後の方針に伴い、Xの名称も変更されるとのこと。とはいえ、パッと見ただけではなんのアカウントなのかわからなくなってしまった公式Xに、ファンも戸惑いを覚えているようだ。《真っ白のアイコンにNew Name Coming Soonのユザネ、@ Temp_HelloWorldってぱっと見怪しすぎだけど元アカ把握。こっちはファミクラにはならなかったのか》《誰?と思ったよ》《New Name Coming Soonって日本語訳すると「名前はまだない」かな》
2023年10月18日10月17日、創業者ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受けジャニーズ事務所が社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した。ファンクラブの公式ホームページの表記やロゴも「Johnney’s FAMILY CLUB」から、「FAMILY CLUB」と変更されている。あわせて、ジャニーズJr.についても公式サイトなどの表記が「ジュニア」と変更されたのだが、それに伴い公式サイト内のアーティストページの様子が注目を集めている。これまで、ジュニアのアーティストページには「Johnney’s Jr.」と虹色の文字で描かれたロゴが掲載されていた。これが、青い文字で「ジュニア」とだけ打ち込まれたロゴに変わっていたのだ。ファンクラブ「ジュニア情報局」のトップページにも同じロゴが使用されている。あまりにもシンプルなその様子に、ファンからは驚きの声があがった。《今どきパワポ、エクセルでももっとマシなフォント使うだろwwwwジュニアって》《ジャニーズの文字を奪われたJr.情報局、フォントがダサすぎて元気出たさすがジャニーズ》《信じられないフォント、、これぞジャニーズだまだ面影はありすぎるほどに滲み出ている!愛おしい!!!!!》《ジャニーズJr.の変わりようがすごい。突然Word初心者のフォントと色使いになっている》ジュニアのInstagramのプロフィール画像には、デザイン性のある文字で「ジュニア」と記載されており、このシンプルなゴシック体のロゴが正式なものということではなさそうだ。
2023年10月17日元俳優で、格闘家の高岡蒼佑(41)がInstagramのストーリー機能で、俳優の木村拓哉(50)への想いを明らかにした。高岡は昨今、ジャニーズ事務所の問題について、Instagram上で私見を述べてきた。9月27日には事務所の騒動にショックをうけるジャニーズファンたちにむけて次のようなメッセージを綴った。《看板が綺麗じゃなければ嫌だという奴、真っ先に逃げ出したい人もいるでしょう。メリーやらジュリーに助けてもらって、大きな仕事をお土産に、スキャンダルをもみ消してもらって、まやかしで世論誘導できた人もいます。仕事を振ってもらって、筋的に生涯ジャニーズの看板でやらなければいけない人もいます。まぁこいつが事務所出たら、その時は俺は、初めて全力のきっしょ。このちんちくりと、罵詈雑言浴びせてやります》《ただ、ファンの人の行き場のない感情はわからなくもないんですが、この世紀の大事件に嘆いている人は、ジャニーズ事務所の応援をしているのか、それともタレントを応援しているのかという事ですよね》この投稿は、直後に元「V6」の岡田准一(42)がジャニーズ事務所退所を表明したこともあり注目を集める結果に。また、高岡が”事務所を出たら罵詈雑言浴びせる”相手については憶測が相次ぎ、《木村拓哉さんのことですか?》とのコメントも。これをうけて、高岡は10月14日に自身のストーリーを更新。木村への意外な想いを明かした。《こっち全然開いてなくて すみません。木村さんに何か言ってるみたいなのが上がってるみたいだけど 木村さんに何か物申す事なんて一つもない》と、憶測を否定。《若者の全て観て今でも好きなドラマNo.1です。2020年のSPドラマ撮ってる時、スタジオで偶然お会いして『おー!元氣~とりあえず、おかえりだな!』と穏やかな表情で声かけてくれた事が印象に残っています。青春時代に憧れた思い出は色褪せない。》と、木村へのリスペクトは変わらないと告白した。
2023年10月15日創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で大きな岐路に立たされているジャニーズ事務所。かつて同事務所に所属したタレントが、古巣への思いを語ったのだが、その内容に賛否がわかれている。10月4日、元ジャニーズとジャニーズオタクの男性2人組YouTuberユニット「Smile Flower(以下スマフラ)」が、自身のチャンネルに「ジャニーズの記者会見について」と題した動画をアップ。スマフラは、ジャニーズ事務所に所属していたメンバーの「ゆう」こと川口優とジャニーズファンである「たいせい」が、ゆうのジャニーズ時代の体験も踏まえつつ、ジャニーズタレントについて語る動画がメインのチャンネルだ。今回の性加害問題のきっかけの一つとなる告発をしたカウアン・オカモト氏とともに、かつて事務所退所後にユニットを組んでいたこともある川口。9月と10月に行われた事務所の会見をすべて見たといい、「常に素直にまっすぐな言葉を届けるってのは俺のモットーだし、ちょっと伝わってると思う。だからこそ口を今回開きたかった」と言及した理由を説明。「正直社会的問題としては取り上げなきゃいけないし、重視すべきとこだと思うし、改善して直していかなければいけない件だと本当に重々承知で思う。それはもう間違いないと思う」と前置きしたうえで、「ジャニーさんが生きてても絶対言えた、100%。これはもう、言える」と性加害被害を喜多川氏の死後でないと告発できなかったという論調に異を唱える。生前の喜多川氏と直接の交流があったことも明かし、「俺ジャニーズいたからね、わかるから、ここに関してはどういう人かっていうのもわかるから。なおかつ一つ言えるのが、マジで死人に口なしです」と喜多川氏をめぐる報道について虚実が入り混じっていると指摘。会見での記者の質問にも違和感を覚えたといい、ジャニーズ事務所に所属しないボーイズグループや退所した元ジャニーズタレントを起用しない圧力をメディアにかけるのをやめるように要請した記者に対しても言及。「それ(テレビ局側の忖度)があったから日本の歴史とか、日本の市場が守られてきたんじゃないの」とし、「この後に及んでそれを全部ゼロから誓えとか、白紙にしろって言い始めるのはちょっと今回の問題を通しては違うんじゃないかなと思って」と指摘した。さらに世間のジャニーズ事務所を批判する風潮を「ジャニーズ潰し」であるとし、こう語った。「やっぱそれで守られてきて使ってた企業だったりとかパワー貰ってきた人もいるわけだから、それを全部かき消す言い方、今ジャニーズのいいところは一つも上がってなくて。ジャニーさんが作ってきたエンタメ、歴史、育て上げてきたスター、全てを否定してるじゃん。確かに駄目なことがたくさんあって、それは向き合うべきだと思うんだけど、やっぱいいとこはいいとこでまるっとちゃんと押さえないと」この川口の発信に対し、ジャニーズ事務所のファンから感謝や共感のコメントが。しかし、喜多川氏の性加害は外部専門家の特別チームが事実認定しており、その被害総数は数百人以上にものぼると言われている。そのため、そんな喜多川氏を擁護するともとれるような内容に、批判する声もあがっている。《ジャニー氏の性加害が事実だとするならば「ジャニー氏の功績」は社会として全否定するべきだと思うっす》《今はジャニーズのいいところを述べる時期じゃないでしょ。被害者に向き合う姿勢が全然ないんだから》《確かに9年もジャニーズにいたなら、ジャニーズというブランドの価値が無くなると、自分の過去が否定される感覚になるのだろう。グルーミングの根深さを知る》《自分の活動自体を否定されたくないとか、長年ファンをやっていて愛着があるなどは、まあ当然の心理でしょうね。問題が取り沙汰されるのが遅れたのも、そういう個々人の理由の集積だと思います。じゃあそれを汲んでジャニーズ存続に前向きになろうって話に同意できるかというと…個々人を責める気はないけど、やっぱり一度精算して再出発した方がいいんじゃないかな?と思います。あくまで、私個人の感想ですが》
2023年10月12日ミュージカル『キャメロット』の初日前会見が6日に都内で行われ、主演を務める坂本昌行、桐山照史(ジャニーズWEST)、唯月ふうか、入野自由、今井清隆が登壇した。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト氏の『永遠の王』を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナー氏と作曲家フレデリック・ロウ氏によって書かれた名作ミュージカル。日本初上演となる今回、主演のアーサー王を演じるのは今年2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井と多彩な実力派キャストが揃った。○■坂本昌行、日本初演版『キャメロット』に意気込み「自分なりのアーサー王を」主演の坂本は「このような中世ヨーロッパの伝説の王というものをやりたいと思っていたのですが、まさか自分がのところに(アーサー王役が)くるとは思っていませんでした」とコメント。「私の役は平和を願い、民の声を聞き、力ではなく笑顔で突き進んでいきたいと願いを持ちながらも、自らの気持ちを殺し、民のために苦しみ耐え、裏切られる心情の起伏が激しい役」と自身の役どころを紹介した。また「今回、日本初演版をやらせていただきます。非常に人間味あふれるアーサー王になっていますので、自分なりのアーサー王を作っていきたいと思います」と意気込みを語った。会見終了後には、ジャニーズ事務所からの退所を発表した岡田准一について質問が飛ぶ場面も。坂本は報道陣の問いかけに「井ノ原(快彦)から聞きまして……。応援するだけです」とコメントした。
2023年10月07日