私は女子校時代からの親友と、女2人で小さな会社を共同経営しています。それは海洋深層水を使った高糖度のトマトを扱う農園。うまみが詰まったフルーツみたいなトマトは大人気となり、地元紙からもたびたび取り上げられるように。ところがそんなある日、共同経営者の親友の裏切りが発覚したのです。親友がひょう変?親友と興した会社では、パートさんたちとの関係性も良好で毎日楽しく仕事をしています。和気あいあいとした農場で定期的に会議をおこない、上下の分け隔てなく、皆でアイデアを出し合っているのですが……。この日は、親友の様子がどことなく変でした。「何かあった?」と私が聞くと、彼女はおもむろに話し始めました。「ここも立ち上げて3年、大きくなったわよね。このへんで私、あんたとの共同経営は解消したいんだけど」「え?」突然の言葉に私は驚いてしまいました。「何それ……どういうこと?」「結構儲かったし、私は私で新会社を設立したいの。今よりもっと簡単にトマトを栽培して稼げるって話を聞いたからさ。共同経営だと利益も半分じゃん? だからひとりでやりたいわけよ」驚く私やパートさんたちをあざ笑うかのように、彼女はさらにこんなことまで言ったのです。「それに、写真やテレビ映えするのは私よね? 地味なあんたじゃただの農家のおばさんじゃん」「はぁ……!?」。私は親友の変わりようにあ然としていました。昔はこんなにお金に執着していなかったし、人をけなすようなことだって言わなかったのに……。「実はもう話が進んでいて。有能な社員は引き抜かせてもらいました。社長は私だけで十分。あんたらとはおさらばよ」と言い捨てると、彼女は部屋を後にしました。残された皆はあまりのことに放心状態。まさかこんな形で親友に裏切られるなんて思ってもいませんでした。決別後…それから数日後、元・親友は宣言通りに他の従業員たちを連れて農場を出て行ったのです。「社長、へこんでいる暇はないですよ」「従業員が減った今、残った人間で何倍も働かないと!」「トマトの納品を待ってくれている顧客がいます!」落ち込む私を励まし、力を合わせて頑張ろうと申し出てくれたパートさんたち。涙ながらに私も奮起しました。さらにその後、私の両親も知人たちを連れて手助けに来てくれました。友だちには裏切られたけれど、私はステキな人たちに囲まれている! そう思ったら逆に心が温かくなり、ますますおいしいトマト作りに精が出るように。その結果、生産もアップし新しい従業員も雇用。次々と注文が来るようになり、マスコミで取り上げられることも増えました。そしてそれから1年がたったころ……。ある日突然、決別した元・親友が私の農場にやって来たのです。1年が経過「親友でしょ、助けてよ!」と開口一番、私に泣きすがる彼女。泣きすがりながらも高飛車です。「よくこの農場に来られたもんね? そっちは計画通りひとりで大儲けしてるんでしょ?」私はわざとそう言ってやりました。今さら泣きついてくるなんて、うまくいっていないに決まっていますから。業界内でも彼女の新会社の話はとんと聞かず、「そ、そ、それが……。トマトが全然できないの! なんでよ!?」それはそうです。土壌や水が違うところで、思い通りのトマトを簡単に作れるなんて大間違いです。「ひとりで儲けたいからって私たちを裏切ったのはあんたよ。勝手に出て行ったあんたを助ける理由も義理もないわ。優秀な社員たちまで引き抜いたくせに……」すると彼女は消え入りそうな声でこう言ったんです。「お願い……。この農場に戻して。もう一度、共同経営者としてここでやりたいのよ!」そーれーはームリ!私は即座に却下しました。「それはムリ。去年あんたが出ていくときに事業はすべて処理したでしょ? 勝手に資金を新会社に流していたことだって、裁判沙汰にせず収めてあげたっていうのに……」そこに私の両親がやって来て、事態を察知。私の代わりにブチ切れしてくれたのです。「いまさら、どのツラ下げてやってきたんだい? ここはあれから、うちの娘とパートさんたちが協力して支えてきたんだ。儲けをひとり占めするために裏切った人間は、この農場に立ち入る資格はない。もうあんたの居場所はないんだよ」「悪いけど、私、取材が入っているから。もうこの話は終わりよ」と私がそう切り上げると、彼女は目に涙をためて、ブツブツつぶやきながら部屋を出ていきました。別々の道へその後、関係者に聞いた話によると、彼女は儲けに走ってろくにトマト栽培のことを考えていなかったのだとか。うまい話に乗せられて設備投資に大金をはたいた上、事業が傾くと社員たちのせいにしたため、職場環境も険悪だったそうです。やがてその新会社は倒産し、残ったのは多額の借金だけ……。こうして私のところに泣きついてきたというわけです。しかしそれは、真摯(しんし)に仕事に向き合わず、人を裏切って金儲けをしようとした彼女のせい。自業自得の結末です。一方の私は、農場はさらに軌道に乗り、毎日大忙しながらも笑顔を絶やさずに頑張っています。あれから海外進出も達成。愛情を込めて栽培しているうちのトマトのおいしさは、海外でも評判になりました。親友に裏切られたときにはかなりショックを受けましたが、親や仲間たちによって助けられました。これからも彼らのために、誠実かつ着実に事業を発展させられればと思っています。--------------昔からの友人であり一緒にゼロから会社を立てた仲だったのに、突然の裏切りはひどいです。しかも、資金流用や社員の突然の引き抜きまでしておいて、共同経営者に復帰したいとは開いた口がふさがりません。人望があり、真面目に経営を続けた主人公が成功して当然ですよね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年04月30日私は35歳の主婦。夫と娘の3人家族です。私たち一家は、最近車で30分ほどの会員制スーパーに、家族で買い物に行くのがお気に入り。テレビでも数多く取り上げられていて、見るだけでも楽しい場所です。会員以外にも大人は2人まで一緒に入れるので、友だちや両親や兄弟を誘って一緒に行くことも♪ 保育園の仲良しのママ友と会員制スーパーに行く約束をしていたところ、あまり話したことがないB美が「私も行きたい」と話しかけてきました。迎えに行くと、あまり知らないママが突然現れた3人で行く予定でしたが、急に仲の良いママ友が体調不良に。予定を変更しようとしても、B美は「パート休んだんだから連れていってよ! 旦那にも買い物を頼まれてるし!」とどうしても行きたいと言います。 当日、待ち合わせ場所に行くと、なんとあまり話したことのないB美の友だちも一緒に待っていたのです! 理由を聞いてみると「1人減ったから連れてきてあげたの。私って気が利くでしょ」とリナ。 私はしぶしぶ出発したものの、コンビニや銀行などにも寄らされ、予定より30分以上遅れて到着。買う物がない上に2人と一緒にいたくない私は、車で待つことにしました。 会計のタイミングでどこかへ消えたママ友2時間後、買い物が終わった2人から連絡が。会員が会計をしなければいけないため、私が一旦支払うことに。会計中、2人はどこかへ行ってしまいました。そして買い物の合計金額はなんと6万円超え! 私がカードで支払いを終えると、近づいてきました。 2人に3万円ずつ支払いするように伝えると、「3人で割り勘だから、1人2万じゃないの?」「たくさん買い物してポイントついたでしょ? 6万くらいおごってくれるのがママ友」などと言い始めました。 おまけに手持ちのお金もない様子。最初から私に支払いをさせるつもりだったのです。我慢の限界に達した私は、荷物を車に詰め込むと2人を置いてそのまま帰宅!叫びだす2人に、保育園の先生が喝翌日保育園にお迎えに行くと、大激怒の2人が詰め寄ってきました。そして「みなさ~ん! この人はスーパーに私たちを置いて帰る、薄情な人です!」と叫びだしたのです。驚いた保育園の先生に質問された私は、昨日のことをすべて話しました。 話を聞いた先生は「子どもたちには自分のことは自分でするように教えています。お買い物の方法も、おままごとを通じて覚えてもらっています。あなた方は『お金がなかったらお友だちにねだりなさい』って教えるんですか?」と毅然とした態度で説教してくれました。 どうやら2人は同じ手口で、他の人にも支払いをさせていたとのこと。子どもたちの前で説教され、2人は涙ながらに謝罪をしてくれました。 大切なのは思いやり。車に乗せてもらったりお世話になったりしたら、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月30日現在、0歳の娘を育てています。これは私が娘を妊娠中、性別がわかったときの周りの反応について、悲しい思いからスカッとした気持ちになった体験談をご紹介します。男の子を望んでいる義父妊娠がわかったとき、報告した際に「でかした!」と、とっても喜んでくれた義父。その後、何度かおいしい物を食べて体力をつけるようにと、食事に連れて行ってくれました。 ある日、信憑性は定かではないですが、義父が「肉をよく食べると男の子が生まれやすいから」と言ったことに少しプレッシャーを感じていました。今までステーキや焼肉など肉料理が多かったのもあり、「男の子を望んでいるのかな?」と……。 そんな中、妊娠8カ月ころに女の子とわかり、さっそく伝えると素っ気ない態度。食事にも誘われることがなくなりました。あからさまに態度が変わったので、悲しんでいる私を夫は慰めながら義父に怒ったり、義姉にも伝えていたりしていました。 モヤモヤしたまま……報告から数日後、義父の還暦祝いで食事会があり、参加するか迷いましたが、いつも優しくしてくれる夫に免じて行くことに。 食事会では、義姉が「ごめんね、うちの父親が。昭和的な考えでしか物を言わなくて、だいぶ失礼な態度をしちゃったみたいで。古くさい考えしかできないから気にしないで、赤ちゃんには関係ないんだし! 元気な子を産んでね」と、優しく言ってくれました。 おかげで少し出産に対しての思いはスッキリしましたが、義父本人に対してはまだモヤモヤしていました。悲しい思いもしたけれど……そんなある日、義父から花束が送られてきました。突然の品に夫は「お詫びの品じゃない?」と。後日、お会いしたときにお礼を言うと、「気にしてしまうようなことをしてしまったようで、すまない」と謝ってくれました。夫からは、義姉が義父に対してこてんぱんに怒っていたことを、こっそり教えてくれました。 そのときから現在は体調を気にしてくれたり、出産して退院時も何か手伝おうとしてくれたりしました。そんな姿を見て悲しい思いをさせられた分、スカッとする気持ちもありました。 悲しい思いをしたことで、「女の子ではなく、男の子ならよかったのに」と思ってしまうことが何度かありました。今はかわいい娘が生まれてきてくれて本当によかったと思う反面、そんな娘に申し訳なくなります。他人に何かを言われても、「あまり気にしないでいることが、ときには必要かもしれない」と感じた体験でした。 著者:おまゆ新生児の娘の初心者母。今は育休中だが、休暇前は保育士をしている。幼稚園での職務経験もアリ。
2024年04月29日私は会社の上司にほとほと困っています。その困った上司についての体験談です。自分のミスを部下にカバーさせる上司私の上司は、何があってもとにかく謝らない人です。上司は仕事上よくミスをするのですが、ミスをしても私にカバーさせます。それだけでも腹立たしいのに、さらにまったく謝らないのです。提案を検討することもなくすべて却下私が会社のため、少しでも業績を伸ばすためにと思って提案したことも、上司はすべて却下。提案に対して聞く耳を持たず、検討することもまったくしてくれません。上司の連絡ミスで集客にも支障が上司はよく連絡ミスもします。そのミスによってあるイベントのお客さんが集まらないという集客に支障が出たこともありました。お客さんが集まらないことで業務がなくなったにもかかわらず、従業員に職場に出社させて待たせるなど本当に失敗だらけ。最近は会社への連絡もなく、1時間以上遅刻して出勤することがほぼ毎日続いています。こんな人がなぜ役職が付いていて、働き続けられるのかが解せません。まとめ世の中にこれほどまでのミスをおかす人はいないと思っていたのですが、まさかの自分の身近にいるため絶望しています。できれば転職したいところですが、それはなかなかできないのが現状です。今の職場環境で我慢せざるを得ず、本当にこの10年間よく我慢したなと思っています。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/Ru著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年04月29日私は30歳のOLで、父が社長を務めるゼネコンで働いています。実は最近、3年ほど付き合った恋人と婚約しました! いつもやさしくて、私のことを大事にしてくれる彼からプロポーズされたときは大感激。即答でOKし、婚前同棲を始めることに。ところがその直後から、彼の態度が一変し……!? 彼が私の悪口を!?ある日のこと。お風呂からあがった私は、彼がベランダで誰かと電話をしているのを聞いてしまいました。 「婚約したのがうらやましいって? いやぁ、それはどうかな~?」 照れ隠しかと思いきや、私に気づかない彼はこう続けたのです。 「たしかにあいつは、大手企業の社長令嬢にしては家事もできるよ? でも、地味な和食ばっかりで飽きるんだよね。寝顔も残念な感じでさ、言うほどいいもんじゃないって~」 彼がこんなことを言うなんて……。ショックでしたが落ち込んではいられません。私はすぐに彼を問いただしました。 「今の話、いったいどういうこと!?」 「げっ……!」 彼は慌てて電話を切って家の中へ。「ち、違うんだ! ほら、前に紹介した俺の親友。あいつが電話の相手で……。お前と結婚するなんてうらやましいって何度も言われてさ。自慢するのも高飛車だろ? 逆玉だとか言われてもいやだし、あえてああ答えたんだよ。本心じゃないって!」 必死に言い訳する彼でしたが、私はしばらく怒りと悲しみでいっぱいでした。しかし、何度も彼が謝るので、「もう二度と友だちにそんなことを言わないで」と約束してもらい、ひとまず仲直りしました。 しかし、それから間もなくして、彼の私に対する態度が横暴になっていったのです。 さらに横暴化する彼ある日、帰宅した彼に「今日はどうだった?」と聞くと、「うるせぇな」言われました。 「俺は今、会社で怒られてイライラしてんの! 普通、そっとしておくだろ? 気が利かねぇな!」 そんなことは、話してくれなければわかるはずもありません。しかし、最も近しい婚約者の私に甘えているだけだと考え、その夜は我慢しました。 そのうち、愛称で呼んでくれていた私のことを「おい」と呼ぶように。さらにある晩、私に聞きもせず、勝手に会社の同僚たちを家に連れて来て酒盛りを始めたのです。 「コイツ、金はあるけど三十路の売れ残りだから、俺がもらってやるんだよ。飯だって、いつも茶色でダサいよなー」 これはもう、聞き流せません。ただ、お客様の前で醜態をさらすのはいや。手を握り締めながら、私は黙っているしかありませんでした。すると……。 「お前、いい加減にしろ!」 なんと、彼の親友が彼のことを怒鳴りつけたのです! 「婚約した途端、俺に意気揚々と彼女の悪口を言い続けて。最低だよ! 今日の飲み会のことも彼女は知らなかったみたいじゃないか。迷惑だから帰る。みんなも、もうお開きにしよう」 その場にいた全員が、私に向かって暴言を吐く彼にドン引きしていたようで、私に深々と頭を下げて、帰っていきました。 「これ以上、無理!」翌朝。私は、半分は彼を試すつもりで話をしてみました。 「私、もうあなたと一緒にいるのは無理……。婚約を解消して」 ここまで言えば反省するだろう、と淡い期待を抱いていたのです。 ところが彼は、「何、お前。俺を逃しちゃっていいの? 自分の顔に聞いてみな?」と私の容姿をバカにするように言ったのです。 これはもう、修復不可能。私は無言で自分の部屋へ行き、ある人に連絡してから、実家に帰るために荷物をまとめ始めました。 私がキャリーバッグを転がし、玄関のドアを開けた瞬間でした。インターホンが鳴り扉を開けると、外に、昨晩来た彼の親友が立っていたのです。 私は、証人にちょうどいいと思い、親友の前でリビングにいる彼に宣言しました。 「婚約を解消します。実家に帰るので。じゃ!」 すると、彼はあくびをしながら玄関に来ました。 「お前、フリもいい加減にしろよ! 三十路のおばさんをもらってくれる男なんて見つからないぞ」 すると、外に立っていた彼の親友が口を開いたのです。 「あの、こんなときにアレですが……。実は今日お伺いしたのは、言いたいことがありまして。僕、最初にお会いしたとき、あなたに一目ぼれしてしまって……!」 映画のような展開に「へ?」 何なのこの映画みたいな展開は!? 私は頭が真っ白になり、ぼう然としてしまいました。 「親友だから我慢していたけれど……。お前が彼女のことを悪く言うたび、僕はずっといやな気持でいた。僕なら彼女を大切にするのに。昨日の様子を見て決心したんだ。本当に結婚してしまう前に、この気持ちを伝えようって。振り向いてくれるまで、待ち続けます!」 それを聞いた私の彼は、顔を真っ赤にしながら怒鳴りました。 「はあ? 信じらんねぇ! 友だちの女に手を出す気かよ!」 しかし私は、心の中で完全に白けていました。何コイツ、調子のいいことを言って……。いざ婚約者をとられると思ったら、手のひら返し? そこに折りよくやって来たのは彼の父。実はさっき、荷造り前に「お宅の息子にひどい扱いを受けたので、婚約を解消します」とメッセージを送ったのです。ちなみに彼の父は、私の父が経営するゼネコンの下請け会社社長で、緊急事態にすっ飛んで来たというわけです。 その後、彼の父は平身低頭で謝ってくれましたが、私にやり直すつもりはゼロでした。そうして、元・婚約者は父親にさんざん絞られ、人として一から学び直せと、彼の父のもとでビシバシ鍛えられているよう。 さて、一方の私はというと、現在、夫と小学生の娘と3人で幸せに暮らしています! 婚約解消後、あの彼が宣言通り、一途に私のことを待っていてくれて……。4年の交際期間を経て入籍したのです。彼は結婚後も変わらずやさしく、家族のことを一番に考えてくれます。めちゃくちゃ素敵な彼と一緒になれて本当に良かったです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月29日私は37歳の主婦。夫と小学6年生息子との3人暮らしです。息子は小学校1年生のときからサッカーを始め、今でも夢中。同じサッカー部員のA君と大の仲良しで、「2人揃ってワールドカップに出場して、ゴールを決める」というのが2人の目標です。サッカー部の母親たちはお弁当を作ったり、差し入れを持ってきたり、積極的に部活に協力しています。ただ、A君のママ・B子が少し厄介者なのです……。息子がエースだからといって、女王様気どりチームの中でずば抜けたサッカーセンスを持っているA君。その母・B子が「正直言って、息子の邪魔になってない? 下のレベルの子と練習しても、意味がないじゃない」と言ってきました。A君がチームの大黒柱なのをいいことに、B子も保護者たちの中でも1番上だと思っている様子。 チームの食事会のため保護者総出で食事の準備をしていても、1人だけ何もしません。「チームの大黒柱を息子にもつ私が、どうして雑用しないといけないの? 息子の活躍のおかげでチームの成績がいいんだから、私に感謝しないといけないんじゃない?」なんて、女王様気どり。 鞄から勝手にキーを取り出し、車を出して衝突事故に練習試合が行われる日、子どもたちはマイクロバス、保護者は数名の車に分かれてグラウンドに行くことになりました。私は今回、車を出す番です。現地に到着して、打ち上げのカレー作りを始めても、B子は相変わらず何もしません。それどころか、「ランチに行くから、あなたの車のキー借りるわよ」と、勝手に鞄から車のキーを取り出したんです! 私は慌てて追いかけますが、B子は車を発進させてしまいました。 しかし、ペーパードライバーだったB子は、駐車場に停車していた高級車に追突!慌てて私が駆け寄ると、「あ、運転手はこの子です」と罪をなすりつけてきました! 高級車の運転手は母だった!高級車の中から出てきた運転手は、なんと私の母! 孫の勇姿を見るために来てくれていたのです。怪我はなかったものの、今朝納品されたばかりの高級車が台無しに。 B子が運転していた証拠はドライブレコーダーに残っているので、嘘は一目瞭然。おまけに娘から車のキーを盗んで車を乗っ取り、罪をなすりつけようとしたことに、もう母はカンカン! そこに息子のA君が現れて、「みなさん本当にごめんなさい! 僕がサッカーができるのは、チームメイトや監督さんやコーチのみなさん、それに保護者さんたちのおかげなんだ! なのにママは、偉そうにしてみんなに迷惑をかけ、ひどいことをした。こんな母親を持って、僕は恥ずかしい!」と正論をぶつけます。B子は息子の言葉に目が覚めたようで、泣きながらこれまでのことを謝罪し、これからは一保護者として積極的に動くと宣言していました。 チームはその後、地元の小学校対抗サッカー大会に出場。決勝戦では、息子とA君が連携してゴールを決めるという活躍を見せ、見事勝利! これからも2人の成長を見守っていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月28日僕は29歳のサラリーマン。大手企業に勤務しています。プライベートでは、高身長イケメンな親友2人と遊んだり、かわいい彼女とデートしたりと充実した毎日を送っていました。ところが、ある日を境に彼女の様子がそっけなくなり……。 既読スルーをする彼女僕の彼女は仕事が忙しく、連絡がマメではありません。メッセージのやり取りは週に2~3回あれば良いほうです。そんな中、最近は既読スルーが目立つように。会うのはもちろん、電話ですらそっけなく、ほとんど会話ができない日々が続きました。 しかし、翌月は付き合って数年目の記念日。実は、この日にプロポーズをしようと、僕は指輪を用意していたのです。彼女は派手なタイプで、ブランド品が好き。そのため婚約指輪も、頑張ってかなり高級なものを選んで購入しました。 まともに話もできない状態でプロポーズなんて無理だ……。不安になった僕は、親友2人に相談。彼女のことは紹介済みで一緒に出かけたこともあり、よく知っている仲だからです。そしてその結果、プロポーズはしばらくやめておこうと決めました。 僕の友だちと彼女が!?そんなある日、信号待ちをしていた僕は、横断歩道の反対側でとんでもない光景を目撃! それは、彼女らしき女性と、見覚えのある背格好の男の後ろ姿……。青信号になったとたん走って追いかけましたが、間に合いませんでした。僕は息を切らしながら彼女に電話。しかし、短い応答ですぐに切られてしまいました。 僕は震えながら、心当たりのあるその男に電話してみました。それは、彼女の変化について相談していた親友の1人です。 「今、街中で僕の彼女と一緒にいなかった?」 僕の剣幕に驚いた友だちは、ビデオ電話に切り替えて「家でゲーム中だけど?」と証拠を見せてくれました。そして驚くようなことを言ったのです。 「そうだこの間、お前の彼女から間違いメッセージがきたよ。『大好き、ずっと一緒にいたい』ってやつが。お前、愛想をつかされたんじゃないかって心配していたけど、ラブラブじゃんってあほくさくなって、言うのを忘れてた!」 どうやら彼女は、僕とアイコンが似ている友だちに間違えてメッセージを送ってしまったよう。僕は、彼女と親友を疑ったことを反省し、やはり、来月にプロポーズしようと考え直したのです。 「大事な話があるから、記念日に会おう」 彼女からは、「いいけど、場所は?」という短い返事のみでしたが、僕は待ち合わせ場所を連絡。高級ホテルのレストランを予約し、指輪もポケットに忍ばせました。 きっと彼女は忙しくて疲れているだけ……。心をこめてプロポーズすれば、喜んでくれるはず! そうしてレストランに到着し、2人でテーブルにつきました。 彼女の口から辛辣な言葉「話があるんでしょ?」とせかす彼女に、僕は指輪のケースを取り出し、差し出しました。 「ぼ、僕と、け、結婚してください!」 ところが、彼女の口から飛び出したのは辛辣な言葉でした。 「え? 私たち別れたじゃん」 「は?」 「メッセージで『別れて』って送ったでしょ? 返信がないから今日その話をするのかと思っていたのに、プロポーズ? 私があんたなんかと結婚するわけないじゃん。いろいろ高い物を買ってくれるからしばらく付き合ったけど、もう二度と連絡してこないで」 そう言って、彼女はレストランを出て行ってしまったのです。そのあと僕は泣きながら、予約していたコース料理をやけ食いしたのでした。 どん底の僕が食事を終えたときです。先日、彼女との関係を疑ってしまった親友から、「いつもの店に来いよ」との誘いが届きました。愚痴を聞いてもらおうと、僕はその足で居酒屋に向かったのですが……。 なんと、親友2人のほかにも、さっきレストランを出て行った彼女もいたのです! ドン引きの事実が発覚「真相が判明したよ」 僕を誘った親友が言いました。 「こいつがお前の彼女の『浮気相手』だったんだ」 そうやって指をさされたもう1人の親友は、「誤解させて悪かった」とうなだれています。彼女は慌てて「な、何のこと!?」と口を挟んだのですが……。 「お前の彼女、誤爆の女王だな。大好きメッセージは無関係の僕に送ってくるし、別れ話はお前じゃなくてこいつに送ったらしいし。いくらアイコンが似ているからって……」 どうやら、僕が疑ってしまった親友は、前々からもう1人の親友と彼女の関係を怪しんでおり、この場に全員が集まるよう仕組んでくれたよう。 浮気相手の親友は僕に謝罪し、経緯を説明。 「彼女から、お前のモラハラについて相談にのってほしいって言われて……。お前はそんなヤツじゃないって何度も言ったけど、泣きつかれて放っておけなくて。ただ、言い訳じゃないけど、彼女とは付き合ってなんかいない。断り切れずに何回か食事はしたけれど……」 なんと彼女のほうが、僕の友だちに猛アタックしていたようなのです。彼は背の高いスマートなイケメン。おそらく、紹介したときから狙っていたのでしょう……。 「この間、彼女から間違えて『これまで貢いでもらったけど、金しか魅力のないダサ男とはお別れします』ってメッセージがきてやっとわかった。お前のモラハラは、彼女がでっち上げたウソだって」 こうして、メッセージの誤爆によって自爆した彼女とは、3人とも縁を切ることに。僕を金ヅル扱いした挙句、親友に乗り換えようとしたのですから自業自得です。 その後、僕は友だちのことを許し、さらに彼らとの友情を深めることができたのでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月28日私は29歳の会社員。仕事も、4歳年上の恋人との交際も順調です。しかし、お互いに「そろそろ結婚かな」と意識し始めたある日のこと。デート中に、彼がとある女性から声をかけられて!? 幼なじみマウント?「やっぱりあなただったの、久しぶり~!」 「えっ……? すみません、どちら様ですか?」 いきなり声をかけてきた女性に彼が尋ねると、彼女は怒ったように言いました。 「ひどーい、私を忘れるなんて! 小学校が一緒だった幼なじみだってばぁ!」 そう言われて彼は、誤魔化しつつ思い出そうとしている様子。「お、大人になって変わったから全然わからなかったよ……」 どうやらこの女性、子どものときは彼と親しかったよう。彼は大学入学を機に地元を離れて今の場所に住んでいるのですが、聞けば、この幼なじみさんも最近、転職で近くに引っ越してきたのだとか。 「横にいるのは、彼女さん?」と、女性がちらりと私を見たので、「初めまして、よろしくお願いします」と慌ててあいさつ。すると、「私、こいつとは付き合い長いからさ。あなたが知らない昔の話、聞きたくなったら連絡してよね」となぜか笑いながらマウントをとってきました。 私は「はぁ……」と苦笑いでしたが、彼女は私の連絡先を聞き出すと、サッと立ち去りました。ところがです。その後、なぜか彼とのデート中に限って彼女と出くわすようになり、私の苛立ちはどんどん大きくなっていきました。 小姑のようなチェックをする幼なじみある日、お弁当を持って近所の公園に彼とピクニックに行ったときのことです。またしても幼なじみの彼女と会ってしまい、彼女は「うっわー! 手作りのお弁当? 女子力アピール?」と、私が作ったお弁当をジロジロ見てきました。 そして、「どんなレベルか、私が採点してあげる! ほら、私サバサバしてるからさ、忖度なしに感想を教えてあげるわよ~」と言い、断りもなくお弁当に手を伸ばし、唐揚げをパクリと口に放り込んだのです。おまけに、「うーん、ちょっと薄味かな? こいつの好みなら濃い味付け一択でしょ。60点!」と本当に採点まで……。 私は、頑張って作った唐揚げを60点と言われて思わず涙ぐみました。彼は慌てて「いや、おいしいしヘルシーだし、僕は好きだから!」とフォローしてくれましたが、彼女はそれが気に入らなかった様子。 「あんたって昔から、ぶりっ子タイプに弱かったもんね~」 小姑じみたチェックをするこの幼なじみに対して、さすがに私は怒りを覚えました。しかし、彼女の挑発にのって彼に文句を言い、困らせるのも嫌……。そのため、完全に無視することにしたのです。 「彼と飲んでいる」との電話が…そんなある夜、幼なじみの彼女から私に直接電話がかかってきたのです。 「今、あんたの彼と飲んでいるんだけど。私、気づかいのできるサバサバ女だからさー。一応言っておこうと思って。彼のほうはあんたに連絡していないみたいだけど、 私と昔話を楽しみたいのかもねぇ。話が盛り上がったら2軒目とか、宅飲みとかに移行しちゃうかも~」 こちらが黙っているのをいいことに、ひとりでべらべらとまくし立てる幼なじみ。「あ、怒った? やだなぁ、冗談よー。飲み会くらいで嫉妬なんて、面倒なタイプは嫌われるわよ」 ケラケラと電話口で笑う彼女のほうこそ、面倒くさいタイプ……。しかし私は、これをチャンスと捉えました。ここらできっちりケリをつけることにしたのです。 私は、2人が飲んでいるという居酒屋へ。店内では、彼と数人の男性が困ったような顔でひとりの女性を相手にしていました。実は今日、彼は私に、地元の男友だちとプチ同窓会をする予定だと言っていました。彼女からの電話でも、周囲の人の話し声が聞こえたため、2人きりでないことはわかっていたのです。 私の姿を見た彼女は、今度は私に点数をつけだしました。 「みんなぁ~! 私が一緒に飲んでいるって言ったら、慌てて駆けつけてきたわよ。 嫉妬深くって怖くなぁい? 彼女としては60点だぞ〜!」 ついに彼の怒りが爆発!我慢の限界に達した私が反論しようとしたそのとき、彼が怒りながら彼女に言ったのです! 「お前、調子に乗るなよ。俺の大事な彼女に、何が60点だよ! だいたいお前、昔から親しくも何ともなかっただろ。途中で俺は転校したし、ちょっと一緒だった同級生なんて覚えていられるか!」 すると、彼の周囲にいた友だちも後続。 「お前、いろいろな地元出身のヤツらの交際相手に同じようなことをしているらしいな」 「今日はみんなでそれをいさめようと集まったのに、人の話も聞かないで、勝手に彼女を呼び出してまたマウント取りか」 私の代わりに彼らが反論してくれたので、怒りはスーッと引いていきました。そして、私は笑顔で宣言しました。 「大丈夫です。いくらマウントを取ろうとしても、私と彼との絆はまったくゆるぎませんから!」 そのときの彼女の悔しそうな顔は、今でも忘れられません。彼女の目的はいったい何だったのか……。とにかく誰かを見下したかったのでしょうか? ともあれ、それ以降、彼女が私たちにちょっかいを出してくることはなくなりました。 そして、思わぬ困難を乗り越えた私たちはついに婚約! 今後は挙式や新居の準備など、忙しくなりそうです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月27日私は会社員をしている25歳です。職場では密かにイケメンの同僚を推しているのですが、最近それが意地悪な先輩にバレてしまいました。それがきっかけで、先輩の嫌がらせがさらにエスカレートしていき……? 私を目の敵にする意地悪な先輩私は会社員をしている25歳です。今の仕事はやりがいがあって充実しているのですが、実は、同じ部署にちょっと苦手な先輩がいて困っています。 その先輩は私の2つ年上の27歳で、地味な私に比べて先輩はかなり派手なタイプ。役員の親族という噂もあり、周囲に偉そうな態度を取っていても、誰も文句を言いません。 私にも「あなたこれやっておいて」と、仕事を押し付けてくるときがあります。しかも、「本当は私がやっちゃえばすぐに終わるんだけどね! 残業代を稼ぎたいだろうから譲ってあげてるのよ?」と、たちの悪い言い訳をするのです。 Hさん推しが先輩にバレた!そんな先輩は「自称モテ女」で、地味な私は先輩の恰好の的となったよう。先輩は「あいかわらず地味ねー! そんなんじゃモテないわよ」と、いつも私を見下してきます。仕事をするために会社にきているので、同僚にモテたいと思ったことはないのですが、反論したところでまた何か言われるだけなので、いつも黙っています。 話は変わりますが、私には1つだけ職場での楽しみがあります。それは、イケメンの同僚・Hさんの「推し活」です。Hさんは、私の好きなアニメキャラにそっくりなので、密かに推しているのです。 ある日、アニメが好きな同僚女性と、Hさんについて話していたときでした。なんと、運悪く先輩にその会話を聞かれてしまったのです! Hさんはイケメンで仕事もできて「将来有望」と噂されており、ある種、社内の有名人です。私がそのHさんを好きと知れば、先輩が黙っているはずがありません。 案の定、「あんたたちに噂されてるなんてHさんがかわいそう。あんたたちにはHさんの名前を口にする資格もないわよ!」と絡まれました。あまりの言い草に頭にきたので、「謝ってください! あなたにけなされる覚えはありません!」と言い返すと、先輩は「覚えていなさいよ!?」とだけ言い残し、怒って去っていきました。 先輩の嫌がらせがエスカレートして…数日後、突然部長に呼び出されました。私と先輩が揉めたことが部長の耳に入ったようです。部長は「君の仕事ぶりには何の問題もないのだけど、彼女とはうまくやってほしい」と言います。どうやら、「先輩が役員と親族」という噂は本当だったようです。 その後、先輩の私への嫌がらせはどんどんエスカレート。仕事のほとんどを私に押し付けてくるせいで、連日残業続きになってしまいました。 先輩はというと、仕事のサボり方が度を越えてきていて……。周りの目をはばからず、仕事中に買い物に出かけてブランドの紙袋を片手に帰ってきたり、あるときは外出前と後でネイルのデザインが変わっていたりしました。さすがに周りも気がついてはいるものの、役員の親族ということで、誰も何も言えないようです。 そんなときでした。なんと、憧れのHさんが「この仕事、俺がやるよ!」と、私に話しかけてくれたのです。Hさんは「まったくさぁ……あんなのを野放しにしておくなんておかしいよね」と私の味方をして、先輩を非難します。さらに、私のデスクに並んだ大量の資料を持ちながら、「こんな量の業務を押し付けるなんておかしいよ。僕が上に相談してみる」とまで言ってくれたのです! 先輩に無理やり残業を押し付けられて…その後、私はHさんの言葉を胸に、嫌がらせに屈することなく、残業しながらも仕事をこなしていました。 そんなある日、先輩がまたしても私のデスクの上に大量の書類をドサッと放り投げてきました。時刻は定時30分前。先輩は「今日、用事が入っちゃってー。この仕事やっておいてね! どうせ暇でしょう? いくらでも残業できるわよね?」と、当たり前のように言って帰ろうとします。 その日、私には帰ってアニメを鑑賞するという大事な予定がありました。そこで、「今日は予定があるので……あの、お断りします。明日ならなんとか……」と直談判を試みました。すると、私に断られたことが相当気に食わなかったのか、先輩は「嘘言うんじゃないわよ! 地味なあんたに予定があるわけないでしょ! 見栄張っても無駄よ!」と激昂してきたのです。 するとそのとき、困っている私のもとに現れたのは、あのHさんで……!? 救いの手を差し伸べてくれたHさんHさんは「それ、先輩の仕事ですよね? さっきのもそうですけど、最近の態度は目に余るものがあると思います」と、先輩を注意してくれました。 先輩は機嫌を損ねたのか、怒りに任せて言い訳を並べます。「あなたが暇そうだから仕事を回してあげてるのに! 残業代が出て助かるでしょ?」「それにね、私には大事な予定があるの! 今日だってデートの約束があるのよ! あなたみたいな暇人とは違うのよ」と。 なんて自分勝手な言い訳なのでしょう。私は言い返す気力すらなくなってしまいました。すると、Hさんが驚きのひと言を発したのです。「この子、予定ならあるよ。これから僕とデートですから」。 突然の言葉に驚いて何も反応できない私の手を引いて、Hさんは「だから今日は残業できないでしょ? 行くよ!」と、私に帰り支度をするよう告げました。 「この仕事どうするのよ!?」と焦る先輩に、Hさんは「そんなの知りません。自分の仕事は自分でやってください!」と言い放ち、私をその場から連れ出してくれました。 Hさんとのその後会社を出たあと、私は混乱したままの頭でHさんにお礼を言いました。それから、当然いるであろう彼女さんにも申し訳ないと伝えると、Hさんは「僕に彼女はいないよ。せっかくだからこのまま2人で食事に行こうよ」と言うのです! びっくりしましたが、以前から憧れだった男性のお誘いを断る理由もなく……。会社での嫌なことは忘れて、彼と楽しい時間を過ごすことができました。 その後、どうやらHさんは本当に上に報告してくれていたようで、先輩は今までのことが明らかになり、社内で問題に。結局、先輩は周りの目に耐えられなくなり、自主退職しました。身内からも見放され、再就職にも苦戦しているそうです。 私はというと、先輩がいなくなった職場で仕事を続けています。ちなみに、Hさんとの関係はというと、彼から「今度は本当のデートに行きましょう」と誘われました! 彼からこのようなお誘いをもらって、とてもうれしかったです。まだどうなるかはわかりませんが、このご縁を大事にしていけたらいいなと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月27日私は30歳の兼業主婦。3歳年下の夫と幼稚園に通う娘と3人暮らしです。夫は塩対応だけれど、とても仲良し♡ パートをしたいという話をしたときも、「無理させたくない」「他の男の人に言い寄られないかが心配」という理由で反対してくるほど♪幸せな毎日を過ごしていますが、幼稚園に苦手なママ友がいて……。読モ出身の派手なママ友は夫がお気に入りド派手な服装をして、周囲のママたちの服をけなしてくるママ・A子。A子は昔ギャル雑誌の読者モデルをやっていたということもあり、ファッションセンスに自信がある様子。 しかもイケメンの私の夫がお気に入りなんです。「ダサくて残念な妻には、愛想尽かしているわよ」と、嫉妬からか私にいつも強く当たってきます。 プールでA子と水着対決をすることに!ある日、ママたちがプールに行く約束をしていると、通りかかったA子も一緒に行くことに。私も誘われましたが、水着になるのは苦手。そんな私を見て「スタイル悪いから、水着姿を晒したら見た人の目を腐らせちゃうね!」と意地悪を言ってきます。 そこで怒ったのが私の娘。「オバサンはド派手で下品なだけ。TPOさえわきまえてない!」と正論をぶつけます。デザイナーを夢見る娘は、私に似合う水着を見つけ出し、A子と勝負させると言い始めました。A子も「私の引き立て役になるのがオチよ!」と対決することに。 娘が選んだ水着を家で試着していると、その様子を見ていた夫もプールに行くと言い出しましたよ。さぁ、どうなる!? 上着を無理矢理はぎ取ろうとされ……プールについたものの恥ずかしくて上着を脱げないでいると、A子は「早く脱ぎなさいよ!」と、強引にはぎ取ろうとしてきました。止めようとした娘と押し合いになり、娘が転倒! A子の行動に、私が上着を脱いで戦おうとすると…… 「スタイルいい!」「水着のセンスいい!」と周囲の人たちが私を見てザワつきはじめました。その様子に気付いた夫は走ってきて、私に上着をかぶせながら「こいつの水着姿を見ていいのは、俺だけだ!」とまさかのバックハグ! A子は、「私のほうが相応しいんだからぁ!」と悔しがります。その声はA子の夫にもしっかり聞こえてしまい、これまでのA子の言動を周囲から聞いて激怒! A子はたっぷり説教されたそうですよ。見た目ばかりに気にして、周囲を見下すような人は誰にも好かれません。身から出た錆ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月26日私は会社員をしている25歳です。ひとり暮らしをしていて、よく親友が遊びにきてくれるのですが……なぜか親友がわが家にいるときに限って、交際中の彼氏が「遊びにきたよ!」と乱入してくるのです。ほかにも、彼氏は「私よりも親友に気があるのでは?」と思うような行動をとることがあって……。 親友と彼氏がデキている疑惑わが家にくるとき、親友はいつも私の大好物のプリンを買ってきてくれます。心やさしく気づかいのできる彼女は、社長令嬢で息を呑むほどの美人かつ秀才で……まさに完璧人間です。そこまでスペックが高いというのに他人を見下すこともなく、誰とでもフランクに接するのが彼女のいいところ。私はそんな親友のことが大好きです。 ただ、私は最近、親友に関係する「ある悩み」を抱えています。それは親友がわが家にいるとき、必ずと言っていいほど「遊びにきたよ」と言って、彼氏が乱入してくること。彼氏は「あれ? 親友ちゃん今日もきてたの? 偶然だね!」と言います。しかし、もしそれが演技で、2人で示し合わせていたら嫌だな……と、勘ぐってしまうのです。 彼氏と親友の関係を疑う根拠として、彼氏は有名店のスイーツなど親友の好きなものばかり買ってきます。一方で、私には「もう少しでピザが届くから支払いお願いね」とお金を出させることがあるのです。さらに最近では、彼氏と2人で外食したときのお会計も、私が全額を払うことが多くなってきて……。当たり前のように「払って」と言われることに我慢ならなくなった私は、次のデートで彼氏に別れを告げることに決めました。 そして迎えた最後のデート。居酒屋でたらふく食べてお酒をがぶがぶ飲んだ彼氏が、いつものように「はいこれ」と伝票を渡してきたので、私は「会計は別々で」と冷たく答えました。それと同時に「あなたとは別れます」とはっきり告げ、彼氏をお店に残してお店をあとにしました。 予感は的中?親友は元カレに接近それから数日後のことです。親友と外出したので「実はこの間、彼氏と別れたんだ」と報告しました。すると、親友は信じられないことに「別れたのなら私がもらうね! 絶対、私に気があると思うんだよね」と言い出したのです! 私は親友を見損なって「何言ってるの!? 勝手にしたら!?」と言い捨て、私を呼び止める親友の声に耳を貸さず、足早に帰路につきました。 帰宅後、「やっぱり私と付き合っていたときから、2人はいい感じだったんだ……」と落ち込んでいたところに、なぜか親友から電話がかかってきました。「私のことなんて気にせず2人で仲よくやればいいのに……まだ何か私に話したいことがあるの?」と疑問に思いながらも、内容が気になるので出ることに。 すると、親友は「さっきの発言で嫌な気分になったのならごめん。実はあなたの元カレをハメようと思っているの」と言うのです。そして、親友は自ら考えた「元カレをハメる方法」を語ってくれたのでした。 元カレに仕返しするべく作戦決行!その後、親友と元カレは急接近。頻繁に連絡を取ったり食事に行ったりしているうちに、元カレは「親友ちゃんって俺のことが好きだったんだ! これって付き合ってるってことだよな?」と勘違いしたようです。さらに、社長令嬢の親友と付き合えたことで、自分の将来は安泰と踏んだようで……。なんと元カレは、勢いで仕事を辞めてしまったのです! 一方の親友は、お取り寄せスイーツやデリバリーを元カレにおねだりしまくり。私が元カレに奢った分、親友が元カレにやり返してくれました。 元カレにすべての事実を伝えると?そんなある日、元カレから「親友ちゃんと連絡が取れないんだ! どこにいるか知らないか?」と助けを求める電話がかかってきました。どうやら、ネタばらしをするときがきたようです。 急に連絡を絶ち、SNSの更新もやめた親友。実は一緒に大団円を見届けようと、親友は私の家にきています。それを伝えると、元カレは「嘘だろ!? 普通、彼氏を取られたら縁を切るだろ! 今も一緒にいるってどういうこと!?」と、パニックになっている様子。 そこで、私は「そもそも親友はあんたのことなんて1ミリも好きじゃないよ。私のためを思ってあんたにたくさんお金を払わせて、仕返ししてくれたってわけ」「お父さんの会社に就職できるなんて、甘い夢でしかなかったんだよ?」と、真実を告げました。 元カレは「どういうことだよ? 俺たち付き合って…え…付き合ってないの?」と、ただただ憔悴しきっています。それもそのはず、なんせ会社を辞めていますから。 ちなみに……私と付き合っていたとき、元カレは親友のSNSを常にチェックしていたようです。私の家にくるときは、彼女の「これから親友の家でお茶会♪」という投稿を見て、押しかけていたのだとか。そのときから親友は元カレの本性を見抜いていて、ずっと大嫌いだったそうです。 最後に親友が電話を取って「何を勘違いしてんだか知らないけど、会うたびにお父さんの会社のことばっかり聞いてくるくせに、専門的なこと話すと何もわからないなんて……身のほど知らずもいいところよ!」とトドメを刺し、電話を切りました。 後日談その後、元カレからは何度か連絡がありましたが無視して着信拒否し、完全にお別れしました。 共通の友人から聞いた話によると、元カレは会社に退職届の取り消しをお願いしたものの、聞き入れてもらえず、再就職先を探すのに苦労しているとか。 誰かの立場を利用して自分が幸せになろうだなんて、あさましい性格の人と縁を切ることができて、本当によかったと思います。少し強引なやり方での報復ではありましたが、気分はわりとスッキリしています。いつも私の味方でいざというときに頼りになる親友とは、これからも仲よくしていきたいです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月25日「いい旦那さんだね!」と、私の夫はまわりからよく褒められます。私からすると外面がいいだけなのですが、どうやらやさしくて子煩悩、面倒見がいい親切な人に見られるようで、本人もまんざらではありません。そんな夫なので、ママ友とのお花見やパーティーにもためらわず参加します。ママ友も「旦那さんもぜひ連れて来て!」と言うので、夫をさらに調子にのせている気がしてなりません。幼なじみとの再会よく晴れた日、家族で公園に出かけるとママ友のマナミさんにばったり! しばし談笑していると、アスレチックで遊んでいた夫と子どもが戻って来ました。 夫とマナミさんは、顔を見合わせて驚いた顔をしています。なんと2人は幼なじみなのだそう。地元から離れたこの町で再会するなんてびっくりです。 また一緒に遊ぼうと約束し、それぞれの帰路につきました。 その日を境に夫は妙にマナミさんのことを気にするようになりました。マナミさんはシングルマザーなのだそうで、買い物や家の片付けなど、男手が必要なこともあるからと言って、何かにつけてマナミさんの家を訪ねているようです。 もしかして不倫!?幼なじみとはいえ、男と女。こんなに足繁く通われるのは気分が悪いと言うと「友だちが困っているのに見て見ぬフリをするなんて冷たい」と私が悪者にされてしまいました。 そうはいっても、娘と出かける約束よりも幼なじみを優先するのはいかがなものでしょうか。次第に私は、夫とマナミさんの不倫を疑うようになりました。 調査会社に夫の尾行を依頼しようかと思っていたちょうどそのとき、マナミさんがうちにやってきました。しかし夫はマナミさんの家に出かけたはず。状況が理解できずに呆然としていると、マナミさんは「あの人をうちに来させないでください」と言ったのです。 ますます意味がわからず立ち尽くしていると、マナミさんは私の腕を掴み「とにかく一緒に来て!」と歩き出しました。 幼なじみの家に行っていたワケ到着したのはマナミさんの家。マナミさんに促されて家の中を覗くと、見知らぬ女とイチャイチャする夫の姿がありました。相手はマナミさんが雇っているベビーシッターの女性なのだとか……。 私がドアを開けると、固まる夫……。マナミさんを含めて状況の説明を求めました。 夫によると、最初は親切心で「困っていることはないか?」とマナミさんを訪ねたそう。そこで出会ったのがベビーシッターの女性。 すぐに不倫関係になり、夫はマナミさんの出勤日に合わせて家を訪ね、ベビーシッターと浮気をしていたのです。親切の裏に…不倫の事実を知ったマナミさんは、自分の家が不倫に利用されていたことに激怒し、わが家にやってきたのでした。 マナミさん曰く、夫は最初はマナミさんにアプローチしていたよう。しかしマナミさんがなびかないとわかった途端、ベビーシッターに乗り換えたのだと言います。 マナミさんがしっかり証拠を残してくれたおかげで、私は自分に有利な条件で離婚できました。マナミさんとは、今ではシングルマザー同士助け合いながら生活しています。 親切にしていたのには、何かしらの魂胆があったのではないかと疑ってしまいますね。親切にすることは大切なことですが、既婚者たるもの、異性として目を向けるのはもちろん、家族を不安にさせないようにしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月25日私は28歳の会社員。フルタイムで働いています。夫は長年実家暮らしで、家事が苦手。結婚前から「家事は妻がやるべきだと思うんだよね」と家事に非協力的な考え方でした。結婚してからも家事をまったくしないばかりか、自分が出したものを片付けたることさえせず……。家事育児を妻に押し付ける夫疲れ果てた私が手伝ってほしいと伝えたところ、「え? 何言ってんの? 結婚前に俺、家事はしないって言ったじゃん」なんて言う始末。 その後、第一子を出産。しかし夫は子どもを抱っこすらしません。 「お前は育児休暇中なんだから、1人でしっかりやってくれよ」と言い、相変わらずダラダラしています。 「寄生虫になるってこと?」自己中夫に我慢の限界!私は思い切って、夫と話し合うことに。「家事も育児も全部私が担当のまま、2カ月後に仕事復帰なんてできない」と伝えたものの、「昼間は保育園があるから大丈夫だろ? 忙しぶっているけどやってみないとわからないだろう?」と聞く耳を持ってくれません。 「手伝ってくれないなら仕事復帰は無理だから、仕事を辞めて専業主婦になる」と伝えると、「専業主婦? 寄生虫になって俺にたかって、一生暮らしていくつもり? 世の中なめてるの? 仕事辞めるなら離婚だぞ!」と言うではありませんか! ひどすぎる夫の言葉を聞き、私の堪忍袋の緒がブチン! 時代錯誤すぎる発言に思いやりの欠片もないただの自己中男だと悟った私は、溜まった不満を一気に伝えました。 「自分は何もせず、人にはすべてを押し付けて何様のつもり? 家事育児は女の仕事って、何時代の人間なの? なんで2人の子どもなのに、私1人で育ててるの?」 「俺のほうが給料が高いし、男が偉いに決まってるだろ!」 時代錯誤すぎる夫の言葉にカチン! 実は、夫のプライドを守るために伝えていませんでしたが、私は昨年出世し、今では夫よりも断然収入も多いのです。その事実を突きつけた途端、夫は慌て始めました。 男も家事育児をしなさいと言ってきたのに……私は記入済の離婚届を投げつけ、子どもを連れて家を出て行きました。事情を聴いた義両親は「何を偉そうなことを言っているんだ! これからの時代、男も家事育児をしなさいとあれだけ言ってきたのに」と激怒。無事離婚は成立し、夫は養育費を払うことになりました。 家事や育児が苦手だったとしても、やろうとする気持ちがあればできることだってありますよね。苦手だから相手に押し付けるのは単なるわがまま! 自業自得ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月24日私の夫はバツイチで、前妻との間には双子の女の子がいます。離婚の原因は前妻の散財なのだとか……。夫は子どもの養育費という名目で、相場よりだいぶ高い金額を支払っています。正直家計は苦しかったのですが、夫にとってかけがえのない娘である双子……。何も言うことはできません。ある日、面会に出かけた夫が家に戻ると、夫の背後にちょこんと立っている双子がいました。混乱させないためにも、私にはまだ会わせないと言っていたはずなのにどうしたのでしょう……。夫の連れ子夫の話によると、彼氏ができた前妻がだんだんと双子を邪魔者扱いするようになったとのこと。ついに今日「引き取ってほしい」と言われて一緒に帰ってきたのだそうです。 戸惑いが隠せない私に、夫は言いにくそうに「娘たちを引き取りたい」と告げました。 もし双子を引き取ったら、経済的にも自分の子どもを持つことは叶わないかもしれません。それに、子どもと接した経験がないのにいきなりママになるなんて、そう簡単に受け入れることはできませんでした。だからといって、2人を前妻に戻したり施設に預けたりしたいわけではありません。一晩考えて、私は双子を引き取る覚悟を決めました。 娘たちが脱走?いきなりママになった私は、何もかもが初めてのことばかり。それでも、双子と仲良くなるために仕事をセーブし、できるだけ一緒に過ごすようにしました。 最初は目も合わせてくれなかった双子も次第に笑顔を見せてくれるようになり、ようやく家族になれると手応えを感じ始めていたある日、双子を預けている保育園から電話がかかってきました。なんと、双子は外遊びの時間に先生の目を盗み、保育園を抜け出してしまったというのです。先生は電話口で何度も謝ってくれていますが、まずは見つけ出すことが先。私と夫は走って外に飛び出しました。 双子が見つかったのは日が暮れてからのこと。 一体どこにいたのかと尋ねると、前妻と住んでいた町。きっとママが恋しくて会いに行ったに違いありません。双子と親子になれたかも……と思った矢先の出来事に、私は悲しくて仕方がありませんでした。 双子からのプレゼントすっかり自信をなくしてしまった私。双子とも少しギクシャクしてしまいました。 しかしある週末のこと、庭の草むしりをしている私に双子が何かを差し出しました。それは真っ赤なカーネーション。忘れていたのですが、その日は母の日でした。 「いつもありがとう! あと、この前は心配かけてごめんなさい!」「私たちのママになってくれませんか?」娘たちは恥ずかしそうに言ったのです。そこに夫がやってきて「どうしても渡したかったんだって」と言い、双子が行方不明になったあの日のことを話してくれました。「あの日」の真相たしかに娘たちが出かけたのは前妻と住んでいた町。私に母の日のプレゼントを渡そうと、お花がたくさん咲いている、よく行っていた野原を目指したのだそう。 しかし野原に行き着く前に先生に見つかってしまい、お花を摘むことができず……。困った双子は「お花を買いたい」と夫にこっそり相談したのでした。 私は小さな手に握られたカーネーションを受け取り「2人とも、うちに来たときから私の娘だよ」と言って抱きしめました。たとえ血が繋がっていなくても、私たち家族は世界一しあわせな家族になれる自信があります! ママになって最初に迎えた母の日。一生忘れられないすてきな日になりましたね! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月24日双子を育てるママである私。本当は仕事を続けようと思っていたのですが、双子の育児は想像以上に大変で、仕事と両立できそうにありません。夫と相談し、仕事を辞めました。食事、洗濯、掃除……。毎日やることは山積みですが、双子の機嫌がわるいと手が回らず、夫が仕事から帰ってきてもお風呂や食事の準備ができていないこともしばしば……。 しかし夫はサポートするどころか「専業主婦なんだから時間はあるだろ!」と怒るばかりです。子育てってひとりでするものなの?子育ては大変なことも多くありますが、次第に表情豊かになる双子のお世話は、ほかにない幸せで溢れています。しかし夫は泣き声がうるさい、抱っこすると重いなどと文句を言い、家では気が休まらないと言ってすぐ飲みに出かけてしまいます。決して高収入とは言えない夫。生活費にしわ寄せがくるまで、時間はかかりませんでした。日々の飲み代で出費が収入を超えてしまい、やんわりと夫に注意すると「自分で稼いだ金なんだから、どう使おうと俺の勝手」と、パパになった自覚のない発言ばかり。さらに「金がないならお前が働きに出ろ」とまで言い出す始末。毎日育児でくたくたの私に、働く余裕なんてありません。見ていてわからないのでしょうか。 離婚を切り出すと…このままでは生活が成り立ちません。私は改めて話し合いの席を設け、家事育児に協力してほしいこと、将来のために出費を見直してほしいことを夫に伝えました。もし同意できないのなら、離婚も考えていると告げます。 夫は一瞬だけ戸惑ったような表情をしたものの、すぐにニヤニヤとした笑みを浮かべ「俺はいいけど、子持ちで再婚は大変だぞ」と勝ち誇ったように言いました。 夫の口ぶりでは、親権を取る気はさらさらないようです。もともと渡すつもりはなかったのでなんの問題もありませんが、夫にとって子どもはその程度だったのでしょうか……。 義両親も踏まえて話をし、今後も週に1回ほど双子と夫・義両親が一緒に過ごす日を作ると約束し、私と夫は離婚しました。夫は「週1回なんて多くない?」と不満そうでしたが、義両親の熱い希望もあり、しょうがなく納得したようです。 残念な夫離婚後、最初の面会日。私は約束通り元夫のもとへ子どもたちを連れていきました。すると、1時間もしないうちに元夫から電話が……。 どうやら、おむつの替え方がわからないようです。義両親は、孫の顔を見にきているだけで、家事も育児にもノータッチを貫いているそう。私は「父親なんだから、なんとかしてね」と言って電話を切りました。夕方子どもたちを迎えに行くと、夫はグッタリ……。義両親は、ポンコツな息子の姿を目の当たりにして、心底驚いたようでした。それと同時に「息子は二度と結婚できないのではないか」と不安になったよう。 5回目の面会時には夫もいかに育児が大変だったかわかったようで、義両親共々謝られ、復縁しないか? と言われました。 しかし「産後の恨みは一生」という言葉もあるほど、これまでの夫の行いは許し難いもの。もちろん復縁する気などありません。ただ、夫婦の形は変わっても父親であることは変わりません。今後も育児には積極的に関わってもらうつもりです。 初めての育児はわからないことばかり。うまくいかないことも多く、心身ともに疲労が溜まります。さらにママには産後のダメージも残っているはず……。パパには、率先して家事や育児をしてほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月23日私は32歳の専業主婦。独身時代は病院で栄養士として栄養指導をしていました。IT企業に勤める夫は、もともと甘いものが大好きな偏食家だったけれど、最近少しずつ太り始め、今では私の目を盗んで冷蔵庫の中のもの食べるを始末で…… 会社を辞めてダラダラする夫「毎日毎日、野菜や魚ばっかりじゃん! また地味メシかよ!」といつものように私に暴言を言ってきます。専業主婦なら、夫が食べたいものを食べさせるのが役目だと考えているよう。怒った夫は、私の料理には手をつけずに毎日外食し、ますます太っていく一方です。その上、急に「投資家になって、月々の配当が最低30万は見込めるようになったから会社を辞めてきた」と言うではないですか! 本人はセミリタイアの勝ち組だと思っているけれど、ソファに寝そべってお菓子を食べながら、ダラダラテレビを見るばかりの日々。 料理をゴミ箱に捨てられ、粛々と準備開始それでも夫のためにヘルシー料理を作っていると、「毎日地味な料理を作りやがって! 嫌がらせかよ!」と料理を次々にゴミ箱に放り込みました。 「もうお前は嫁なんかじゃない! どっか行っちまえ!」と言われた私は実家に帰ることに。このとき、ある決意をしました。 そして実家に帰った私は、両親や兄に料理を振るまう日々。家族は「健康にいい上においしくて最高!」と、すっかり気に入ってくれました。そして1カ月後……。 生活習慣病になった夫に反撃!顔色の悪い夫が「病院に行ったら、食事療法をしないと取り返しのつかないことになると言われた」と実家にやって来ました。お前のせいだとわめく夫に、「あなたが自分で選んだ結果よね」と言い放ち、私は離婚届を突き付けました。私は離婚を有利に進めるために、今までの音声や動画を記録していたのです。 その後、夫が私に慰謝料を支払う形で離婚が成立。借金は膨らむ一方で、夫はまた働き始めたそうですよ。 一方私は、ヘルシー料理のレシピ本が出版され、今や大人気料理研究家。大切なのは健康寿命。甘いものや脂っこいものはほどほどに、健康的な生活を心がけていきたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月22日結婚後、義実家の近くにあるマンションに引っ越しをした私たち夫婦。それが大きな間違いで、その日を境に義母が毎日訪ねてくるようになりました。義母は「きちんと家事をしているかチェックする!」と、冷蔵庫を勝手に開けます。冷凍食品や作り置きのおかずを見つけると「手抜きだ!」と言って没収されてしまうのです。法事の席では私の食事がなかったり、私を会話に入れないようにしたりと、義母による嫁イビリも経験しました。そこまで嫁という存在が気に食わないのでしょうか。え、当たり前なの!?夫はあまり頼りにならず、ただただ我慢するばかり。 義母の襲来に対して居留守を使ったこともありましたが、わずかな音にも聞き耳を立て、私が家にいるとわかると玄関先で騒ぎます。結局、近所迷惑になってしまうので、家に招き入れるしかありません。 義母へのストレスが限界突破し、これ以上は無理だと思って夫に相談しました。すると「当たり前じゃないの?」と予想外の答え。私が義母のように家事ができないから、毎日教えにきてくれているのだと言うのです。 こんなことを言う人だとは、思っていませんでした。 戦う嫁それ以来、私はひとりで義母と戦うことにしました。何を言われても「令和の嫁は気にしません」「便利なものは活用しないと損ですから」と言い返すことにしたのです。義母への切り返しにもだんだんと慣れたころ、義実家で親戚の集まりがありました。そこでも義母は、私をこき使う気満々です。 義母のことはきらいでも、はるばる訪ねてくれた親戚にはゆっくりくつろいでほしいと思った私は、頑張っておもてなしをすることにしました。 しかし、義母はあれやこれやと見当違いな指示ばかり。つい私はいつものクセで「令和の嫁には令和の嫁のやり方がありますから!放っておいて!」と言い返してしまいました。 口が滑った結果古い考の人が多い夫の一族にとって、嫁が姑に言い返すなんて言語道断! 私の発言に固まっていました。しかしその一瞬あと、大爆笑と共に拍手喝采! そこにいた親戚の奥さん・令和の嫁たちが賛同してくれたのです。 この一族に嫁ぎ、それぞれ苦労していたよう。こんな苦労は私たちの代で終わりにしようと力を合わせ、男女平等を貫くことを決めました。それからというもの、自分の飲み物は自分で取りに行く、便利な家電やレトルト食品は活用するなど、それぞれの家や親族の集まりの席で、男女平等を主張するようにしています。 口が滑ったとはいえ、あのときあの発言をして良かったと思わずにいられません。 尊重すべき伝統と、意味なく続く古い慣習は異なるもの……。しっかりと棲み分けて、必要なものは残し、アップデートすべきものは変えていきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月22日私は30歳の兼業主婦。夫と3歳の娘と幸せに暮らしています。あるとき、私が働いている会社の社長が偶然同じマンションに引っ越してきました。社長の娘と私の娘は歳が近く、新しいママ友ができると楽しみにしていたのですが……子ども同士はすぐに仲良くなり、よく一緒に遊ぶようになりました。しかし、社長の妻・A子さんが、とんでもない人物だったのです。 トラブルの始まりある夕方、A子さんが連絡もなく突然わが家を訪れ、「今日のごはんは何? おかずをおすそ分けしてほしいんだけど」と言い出しました。その日は煮物をたくさん作ってあったので「よかったらどうぞ」とおすそ分けしました。 その翌日、A子さんと会うと「煮物しょっぱかった~!」とお礼もなく文句を言われたのです。失礼な態度に驚きました。 さらに、何の前触れもなく自分の娘を連れてわが家に来て、「〇時まで預かってくれる? じゃ!」と出かけてしまうこともありました。私も出かける予定があったので、予定が崩れて大迷惑です。 あまりにも失礼な態度!また他の日には、私が作った娘の入園グッズを見たA子さんが「ウチのも作って!」と言ってきました。 私は材料費として1000円を請求したところ、「は? 素人のくせにお金取るの?」と言い、渋々支払ってくれました。 私はモヤモヤした気持ちを抱えながらも、家事と仕事で忙しい中、A子の娘の分の入園グッズを作りました。 後日、完成したものを持っていくと、「これが1000円するの? 安っぽいわね。まあ、こんなものよね」と信じられない発言をしてきたのです。 我慢の限界に達した私はこの一連の出来事に我慢の限界を感じた私は、社長にこの状況を伝えることにしました。社長はA子さんの行動を聞いて激怒し、A子さんにこれまでの無礼を謝罪するように言い、お金の大切さを学ぶために働かせることにしたそうです。 A子さんは夫に叱られたのがきっかけで、すっかり態度を改め、私に謝罪をしてくれました。今では心を入れ替えたA子さん親子と家族ぐるみで仲良くしています。 親しき中にも礼儀あり。ママ友の失礼な発言や非常識な言動に悩みましたが、その言動が失礼なことだと本人も認識してくれ、劇的に変わりました。今回の経験を通じて、人は変わることができるのだと実感しました。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月22日結婚が決まったとき、私は結婚後も仕事を続けたいと伝え、家事の分担をお願いしました。夫はなんだか納得がいかない表情をしたものの、実際に生活を始めると、面倒くさそうにしている日もあれど、自分の分担はきっちりとこなしてくれました。そんなわが家の平和が崩れ始めたのは、義実家への訪問がきっかけでした。義両親は遠方に住んでいるので、義実家に遊びにいくのは初めてです。義母の主張義実家で食事をした後、お世話になってばかりでは申し訳ないと思い、私は皿洗いを申し出ました。私がいつものように夫に手伝いを頼むと、突然義母が怒り出したのです。 何事かと思ってリビングに駆けつけると、夫に家事をさせて何とも思わないのかと怒鳴られました。夫婦は対等・家事は分担すると結婚前に話し合ったと伝えても「家事は女の仕事よ!」と義母の怒りはおさまりません。 夫に助け舟を出してもらおうと目配せすると、「やっぱりそうだよな! さすが母さん! 俺も実はそう思っていたんだ!」と、まさかの寝返り。 義母からは、会社で働く夫がゆっくり休めるように家を整えるのが嫁の仕事だとお説教をされてしまい、初の義実家訪問は嫌な思い出となりました。 家事は私の仕事に…それ以来、夫は担当だった家事をしなくなり、私は家事と仕事に大忙し。一生仕事を続けたいと思っていた私は、離婚も頭をよぎります。 しかし、これですぐに別れてしまうのではなく、ラストチャンスとして夫に気持ちを伝えてみようと思い、話し合いの機会を探っていました。そんな矢先、夫の兄が離婚したという連絡が入りました。どうやら義母は、義兄の奥さんにも同じことを言ったよう。それ以来すべての家事を義姉がやっていたそうですが、しびれを切らした義姉が子どもを連れて出て行ってしまったのだとか……。 離婚を阻止したのは…あんなにバリバリ仕事をしてカッコ良かった義兄だったのに、家族が出ていった途端、まるで別人かというほど老け込んでしまいました。出て行かれたショックはもちろん、義姉に任せすぎていて家のことは何もできず、慣れない家事にクタクタなのだそう。 義母は息子たちに一切の家事をさせなかったようで、夫も驚くくらい何もできませんでした。洗濯機の使い方も知らなければ、米を研ぐときには洗剤を入れ、ゴミの分別すらできない世間知らずっぷり。義兄も苦労して当たり前です。 夫はそんな義兄に自分の姿が重なったようで、急に家事の分担を申し出てきました。この間のことは夫の中ではなかったことになっているようです。罪深い義母少しもやっとしたものの、これまで通り分担ができるのなら……と考え、夫を許すことにしました。 罪深いのは、家事ができない息子を2人も社会に送り出し、結婚してもなお家事をしないよう仕向ける義母です。もし私に子どもができたら、男女問わず家事を教えていくと心に決めたのでした。 「男は外で働き、女は家を守る」そんな考え方が当たり前だったのは、もう昔のこと。家事や育児は夫婦で協力していきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月21日私は35歳の主婦。子育て世帯が多いマンションに、娘と夫と3カ月前に引っ越してきたばかり。気さくに喋れるママたちも多いのですが、中にはとんでもないママ・A子もいて……。マウント大好きな最上階のママ「うちはマンションの最上階だから、エレベーターが来なくて朝は大変~」と言いながら公園にやってくるA子。今日も金持ちマウントしてきます。「あら!? 3階にお住まいの方じゃないの~」と話しかけてきました。私はいつも嫌味を言われますが、スルーしています。 「不便でしたら2階の空き部屋に引っ越されては? あ、でも階を移動するのもお金かかりますもんね、すみません!」と言い返すと、A子は不機嫌に。 怒らせたお詫びに、私はパート先のプリンを持っていくことにしました。 マウントママの嫌味攻撃マウントに気付かない様子の私のことを、A子も良く思っていません。お詫びに行くと、「3階から最上階に来るのは大変だったでしょ?」と嫌味を続けます。 「それにしてもあなたは地味な服で外を歩けるんだからいいわね。うちは旦那が高収入だから、いつもハイブランドの服を着るように言われているの。それに、『共働きするなんて夫が低収入の家だけ!』なんて言って、私が働くのも許してくれないのよ~」とA子。 すかさず私は「A子さん、不憫すぎます! 働くというのは収入だけではない、やりがいや社会貢献などいろんな意味があることを、ご主人が理解されていないなんて!」と反撃! しかし、A子には秘策があるようで……。 驚くべき真実を知って後日、また私は公園でA子と遭遇。A子は「夫の年収は1000万なの。タワマンも買ってくれたのよ!」と、とっておきの自慢話を伝えてきました。 「えっ! その年収でタワマン購入して大丈夫ですか!? 年収たったの1000万ってことは、手取りは700万円ほど。タワマンの38階なら6千万円前後。ということは、月収60万円の中から月々20万円ほどを支払わなくてはならないんですよ? 40万円だけで生活ってできるんですか?」 私の言葉に驚くA子。さらに「私の夫の月収は150万円です」と私が言うと、他のママ友も口々に「年収2000万円」「年収3500万円」など、驚く年収を話します。A子は自分のこれまでのマウントが恥ずかしくなったのか、すぐに公園を去りました。 自慢話ばかりしていた女の末路その後、A子は夫に貯金の使い込みがばれて、タワマンの話は無しになったそう。夫に怒られ、お金の大切さを学ぶために仕事をすることになったそうですよ。 そして公園では……「『たったの1000万円』なんてワード、今後絶対に使わないだろうなぁ」と笑い合う私たち。実は、いつも見下してくるA子に仕返しをしようと、ママ友と協力して嘘をついていたのでした。 本当のお金持ちはアピールしないとはよく言いますよね。皆さんの周りにもマウントを取ってくる人、いませんか? 見栄を張るのも考えものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月20日私は看護師として、医者である兄、事務員である夫と同じ病院で働いています。その病院には、夫の兄が入院しています。義兄はここ数年病魔と闘っていて、最近はかなり厳しい状況だと聞いていました。義兄は夫にとって親代わりのような存在です。それなのに、義兄の病室を訪れることはほぼありません。男兄弟なんてそんなものなのでしょうか。お見舞いに来ないのはなぜ?夫はまだしも、義兄の妻である義姉もほぼお見舞いに来ません。義兄は普段から弱音を吐きませんが、病室を覗くと淋しそうにしています。 それでも義兄は、自分のことはすべて自分で片付けると言って、最期の日をいつ迎えてもいいように準備をしていました。 数週間後。懸命な治療の甲斐なく、義兄は天国へと旅立ちました。悲しむ暇もなく、あっという間に葬儀の日。喪主の義姉が何もしないので、私と兄が協力してなんとか滞りなく義兄を送ることができました。 突然の離婚宣言自宅に戻った私が一息ついていると、夫が帰ってきました。すると開口一番「俺たち、別れよう」と突然の離婚宣言。 理解が追い付かず、何も言えずにいると「実は俺、ずっとお義姉さんのことが好きだったんだ! お義姉さんは初恋の人だ!」と打ち明けられました。義兄が亡くなり、ひとりになった義姉と結婚したいのだそうです。夫の話が信じられず義姉に電話すると「ごめんね~奪う気はなかったけど……」と、開き直っている様子。もうどうにでもなれ! と、義兄が亡くなる前から関係を持っていたのでは? と聞いたのですが、そこは強く否定します。 妻の勘離婚には納得したものの、義兄が闘病しているというのに一度も顔を出さなかった2人が、どうしても腑に落ちません。電話を切った私は、病院の勤怠管理システムにアクセスし、夫の出勤状況をみてみました。 すると、「兄のお見舞い」を名目にした早退の数々。私の勘ではクロ確定です。 何か証拠はないか夫の部屋を探していると、ゴミ箱にありました! 義姉と行ったであろうホテルのポイントカードや義姉からの手紙のほか、義兄の生命保険の使い道を書いたメモまで……。 義兄の生前から関係を持っていたことは明白です。義兄の仕返しこのやるせない気持ちは義兄が晴らしてくれました。 義兄は生命保険や遺産のほとんどを寄付する手続きをしており、義姉が手にするのはわずかなお金だけ。メモには「車 1000万円、ハワイ旅行 100万円、ブランドバッグ 200万円……」と嬉々として書かれていましたが、そのほとんどは叶わないでしょう。 私も2人に慰謝料を請求して離婚。夫は病院を辞めたので、彼らが今どこで何をしているのかわかりません。しかし、人の不幸の上に幸せは成り立たないと言います。自分がしたことは、いつかブーメランになって返ってくるでしょう。 あんなに素敵な義兄を裏切った罪は重いはず。2人の仲も長くは続かないのではと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月20日私は27歳の会社員です。日々仕事に打ち込んでいるためか、なかなか結婚にご縁がありません。それでも何ひとつ不自由なく、独身生活を楽しんで生きてきたのですが、最近になって周りの友人から続々と結婚報告が。「そろそろ彼氏を作らないとまずいかも?」と焦った私は、SNSで知り合った男性とお付き合いを始めたのですが……。 SNSで出会った男性と付き合うことに私は会社員をしている27歳で、社会人になってからは仕事一筋で頑張ってきました。そのためか、今のところはまだ結婚にご縁がありません。それでも仕事が楽しかったし、結婚にもそこまで興味がなかったので、「もうしばらく恋愛はいいや」とのんびり構えていました。 ところが、最近になって周りの友人たちが続々と結婚ラッシュを迎えたのです。「たしかにもう27歳か……」と思うと、私にも少しだけ焦りの気持ちが芽生えました。とはいえ、今は交際相手すらいない状況。「これじゃあ結婚はまだまだ先だな……」と思っていた矢先のことです。SNSである男性と知り合いました。彼は同い年で、メッセージのやりとりをしているときから好印象でした。ある日、彼から食事に誘われたので、思いきって会ってみることに。 デート当日、彼はお店を予約してくれていて、常にリードしてくれました。話を聞くと、彼もSNSで知り合った人と会うのは今回が初めてとのこと。その後、何度か食事に行き、自然な流れでお付き合いが始まりました。 結婚が決まったのに…彼の様子がおかしい?彼とお付き合いを始めて半年が経ったころでした。なんと……彼がプロポーズをしてくれたのです! もちろん答えは「イエス」。すでに彼は指輪も準備してくれていて、本気で想ってくれているのだと、とてもうれしく感じました。その後、結婚に向けた新居探しなど、2人でいろいろな準備を始めました。 ところが、それからまもなくして彼の様子がおかしくなったのです。連絡が返ってくるのが遅くなり、次にいつ会えるかわからない、という期間が1カ月も続きました。結婚の準備を私だけで進めるのは限界がありますし、「本当にこの人と結婚して大丈夫かな?」という不安もあったため、彼と真剣に話をすることにしました。 「結婚するんだから隠しごとはしないでほしい。最近様子がおかしいけど何かあったの?」。電話でそう尋ねると、彼から「ごめん。落ち着いたら話そうと思っていたんだけど、実は母さんのことでいろいろあって……。君に相談もしたいから直接会ったときに詳しく話すね」と言われ、私たちは後日、近くのファミレスで会うことになりました。 母親の治療費に100万円かかると言われ…ファミレスに着くと、彼は今までになく深刻そうな表情で座っていました。そして、彼は重たい口調で「ちょうどプロポーズしたあとぐらいから母さんの体調が悪くなって……今は入院してるんだ」「うちは父さんももう亡くなってて……」と私に打ち明けました。「それは大変だね」と答えながら、私は彼の様子がおかしかったことに納得しました。 「どうして私にひと言でも相談してくれなかったの? 今の私に何かできることはある?」と尋ねると、彼から「実は治療費がかなり高くて……できればお金を貸してほしい」との相談が。その額は100万円だと言います。たしかに高額ではありますが、彼の大切な人を救うためなら安いものです。私は「任せて!」と返事をしました。 そのときでした。「お姉ちゃん! 落とし物だよ!」と、ファミレスにいた見知らぬ女の子からハンカチを渡されたのです。 女の子から渡されたハンカチに書かれていたのはその女の子は、私にハンカチを渡すなり、すぐに自分の席へと戻ってしまいました。渡されたハンカチは私の物ではなく、どうしようかと思いながらハンカチを見てみると……そこには「すぐににげて!」と書かれた1枚のメモが入っていたのです。驚きと混乱を抱えながらも女の子に意図を尋ねようと思い、私は「私のハンカチじゃないから、あの子にどこで拾ったのか聞いてくるね!」と彼に告げ、女の子のもとへと向かいました。 そして、女の子に「あの……これってどういう意味かな?」と聞いてみました。すると、女の子は私だけに聞こえるほどの小声で、「あの男の人、前にも別の女の人に同じ話をしてたよ。そのときもお金が必要だって話してたし、たぶんお金目当てだから気をつけて」と言うのです! 女の子の話に半信半疑ではあったものの、そんな話を聞いた直後にお金を出せるわけもなく……ひとまずその日は彼にお金を貸すことなく、お店を出ました。 後日、今度は私ひとりだけで同じファミレスを訪れました。そこにはあの女の子が。聞くと、お母さんがここでパートをしているらしく、仕事が終わるまで待っているのだとか。そこで、改めて女の子に話を聞くことにしました。女の子の話からわかったのは、彼が過去に何度も同じ手口で、女性たちからお金を騙し取ろうとしていたこと。ただ、女の子の話を聞く限りだと、相手から「払えない」と言われて、ことごとく失敗していたようです。 念のため興信所にも依頼して、彼の素性と両親について調べることにしました。すると、彼のご両親は健在とのこと。そこで後日、私は彼のご両親に会って彼の行動をすべて暴露。その際、彼のご両親に「あるお願い」もしました。 女性を騙そうとした彼の末路とは?ご両親と話した1週間のことです。彼から「そろそろ100万円をもらえないかな?」と電話がかかってきました。私は「直接渡したいから」と理由をつけて、翌日に彼を喫茶店に呼び出すことに。そして迎えた翌日。喫茶店にやってきた彼は私たちを見て「え? どうして……!?」と顔面蒼白になっています。それもそのはず、私の両隣には彼の両親が座っているのですから。 「お父さんが亡くなってて私が病気で入院中ってどういうこと?」と母親から聞かれ、彼はタジタジです。 先日、私から事情を聞いたご両親は「やっぱりな」と思ったそうです。実は、彼は過去に「ラクして稼ぎたい」と自分でビジネスを始めた結果、怪しいビジネスに騙されて借金をしてしまったことがあるそうで……。そんな息子だから今回の話もやりかねないと思い、私の話を信じて喫茶店にきてくれたというわけでした。 彼は見るからに動揺していて、両親から「お前はいったい何をやってるんだ! もっとまともに仕事をして生きられないのか!」とひどく怒られていました。それから、ご両親は私に「今回は迷惑をかけて本当にごめんなさい」と謝り、彼を連れて喫茶店を出ていきました。 後日談あとから聞いた話ですが、彼は他の女性ともトラブルになっていたらしく、両親と一緒にその女性にも謝罪しに行ったのだとか。私はというと、結婚はもう少し慎重に考えるようになりました。 今では、新しい恋を始めることができています。仕事も恋も両立させていきたいと思います! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月19日夫婦といえど、思いやりは大切。元気なときもあれば疲れているときもありますが、相手への気遣いは欠かすことができません。子どもが生まれ、保育園難民になった私は、仕事を辞めて専業主婦になりました。仕事を辞めたとはいえ家事や子育てをしているので、私たちに上下はないとわかっていましたが、それでもお金を稼いでいるのは夫。 そう思って、より一層夫を気遣うようになっていました。気遣って当たり前!?夫はだんだんと気遣われることを当たり前に思うようになりました。気を遣われて当然、夫婦平等だという素振りを見せると、途端に苛立ちを見せます。 そんな私たち夫婦を見て、娘まで夫に気を遣うようになってしまいました。夫の一挙一動にビクビクする娘……。このままで良いワケがありませんが、夫の「俺様」感はエスカレートするばかり。 私は頭を抱えていました。 娘の変化しかし、娘がお友だちの家に泊まりに行ったことをきっかけに、夫との親子の関係性が変わり始めました。お友だちの家ではパパとママが平等で、互いを気遣いながら生活していたそう。 自分の両親との違いを目の当たりにした娘は、疑問を夫にぶつけるようになりました。 「なんで毎回お皿はママが洗うの?」「パパだけ洋服を脱ぎっぱなしでもいいの?」 娘の「なんで?」に答えられない夫は、娘を無視するばかり。呆れてしまいます。 気遣いとは…?ある日、娘が昼ごはんにラーメンを作ってくれました。おいしそうな匂いにつられてリビングにやってきた夫は「俺が高血圧だって知っていてラーメンだなんて! もっと気遣え!」と大声を出します。 しかしテーブルに置かれたラーメンは私と娘の2人前。「高血圧のパパを気遣って私たちの分しか作らなかったよ。これも気遣いでしょ?」と娘は言いました。 さらに「パパは私たちがおいしくごはんが食べられるように二階に行ってて! それくらいの気遣いできるでしょ?」と娘に言われ、夫は何も言い返すことができませんでした。 口の立つ娘に夫は敵わないでしょう。毎回言い負かされるうちに、自分の愚かさに気づいてほしいと願うばかりです。 気遣いをすることで相手が喜んでくれ、気分が良くなるということもあります。求めてばかりではなく、相手に与えることで得る喜びもあるのだということを、早くわかってほしいものです。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月19日私は27歳の専業主婦。優しくて気遣いのできる夫と仲良く暮らしています。おなかの中には赤ちゃんが♪幸せいっぱいの毎日なのですが、義母がとんでもない人で……。ある日の休日、急に義母がやってきて「今日から私も一緒に住まわせてもらうわね!一緒に住めば家事も手伝ってあげられるし」と勝手に私の部屋を使い始めました。 聞けば、義母はアパートを解約済み。心底驚いたものの、自分たちのことを考えてきてくれたと言う義母を、出産が終わるまでという約束で受け入れることにしました。 「とっとと離婚しちゃえ!」嫁に嫉妬する義母家の手伝いにきたという義母でしたが、夫が会社に行った途端に豹変!「まだ動けるんだから、自分で家事やりなさいよ」とダラダラする始末。 しかし、夫の前では「あの子はいつもあんな丁寧な家事をやってくれるのね! いいお嫁さんもらったわね〜」と。義母の言葉に夫も安心してしまっている様子です。 義母と夫はとても仲良しな上、父親も兄弟もいない夫にとっては、義母が唯一の家族。私は義母の本当の姿を夫に相談できず我慢してしまいました。 そんな日々が続いたある日、「なんで私がアパート暮らしで、あんたごときがタワマンに住めんのよ! とっとと離婚しちゃえばいいのに!」と言ってきました。どうやら義母は夫を取られたとでも思っているよう。 ストレスがたまった私は、体調も考慮して里帰り出産することにしました。 「もうここはあんたの家じゃない」義母に乗っ取られた!無事出産した私は、息子を連れて自宅に帰ってくると、インターホン越しの義母が「は? どちら様ですか? さっさと実家に帰りな。孫は後でもらいにいくから!」と衝撃発言! 里帰り出産をしている間に、家を乗っ取ろうとしていたのです……! もう我慢の限界!一度実家に帰った私は、夫にこれまでのことをすべて話しました。夫は驚きつつも「俺が大事にするべき家族は君たちだよ」と、義母に出て行ってもらうことに。 息子に逆ギレ、嫁に暴言を吐いた義母のその後夫に詰め寄られた義母は、泣きながら今までのことを謝りますが、許すはずもありません。すると、「この恩知らず! お前がくれた小遣いなんて、パチンコ打ったらすぐなくなっちまうんだよ!」と逆ギレ。怒った夫は義母と絶縁宣言し、家から追い出しました。 今、私たちは息子と一緒に幸せな日々を過ごしています。家族であれば、お互いを思いやり支え合うような関係を築きたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月18日私と夫の結婚式のこと。最高の1日になると信じていたのですが、義母と義姉に台無しにされてしまいました。小さいころに母親を亡くした夫は、義父に育てられました。義母と義姉は、義父の再婚相手です。何かと常識はずれの義母との折り合いが悪く、夫は大学進学とともに家を出たのでした。義母と義姉結婚が決まったとき、家族の顔合わせをおこないましたが、義母と義姉は来ませんでした。会社社長である夫一家と違い、私の両親は普通の会社員。庶民と一緒に食事をするのは嫌だと言うのです。 ちゃんと挨拶をしたいと思っていたものの、社長一家と庶民として一線を引かれていたほうが今後も関わらずにいられて気楽だと思う気持ちもあり、こちらから連絡をとらないいまま結婚式当日を迎えました。 私たち夫婦に興味がなくても、結婚式さえ滞りなく済めば良いと思っていたのです。結婚式の嫌な思い出結婚式にやってきた義母と義姉は、舐め回すように私や両親を見ながら「こんな貧乏人と結婚して……」と吐き捨てました。そんなことより2人の格好です。信じられないことに、みんながドレスアップしている結婚式にTシャツ姿でやってきたのです。 義父が注意すると「貧乏嫁のためにフォーマルなんて着る価値がないからTシャツで十分」と言い張ります。結局、誰がどう見ても結婚を祝う気持ちのない義母と義姉の嫌な視線を浴びながらの結婚式となりました。 義父が謝ってくれましたが、義父が悪いわけではありません。義父が天国へそれから3年後、持病が悪化して義父が他界。義母は表面上悲しんでいましたが、水面下で自分が会社を継ぐことになると取引先に挨拶をしているようで、義姉も経理担当として入社させるとのこと。 義母が結婚した目的は義父の会社だったのではないかと思うほど、嬉々として見えました。しかし義父はそんな義母の思惑を薄々勘付いていたよう。生前の仕掛けが義母と義姉を待っていました。葬儀の時間が近づくと、続々と参列者が集まってきました。しかし、全員がTシャツ姿で香典を出す人は誰もいません。社長である義父の香典を狙っていた義母たちは、手ぶらでやってくる参列者の面々に苛立っていました。 これは生前義父が指示していたこと。義母と義姉に持っていかれるくらいなら、香典はいらないという義父の考えです。そしてTシャツは、息子の披露宴でどれだけ自分が恥ずかしいことをしたのか、思い知ってほしかったのでした。義母・義姉の末路後日談、義父は遺言を遺しており、義母と義姉は会社の後継者にはなれませんでした。相続できたのは最低限のお金のみ。それでも義母と義姉には十分な金額でしたが、すべてが手に入ると思っていた義母にとってはあまりに少なかったはずです。 義母の金遣いの荒さは相当だったようで、きっと数年で遺産は尽きてしまうでしょう。私たち夫婦は義父の死を機に縁を切ったので、知るよしもありませんが、あの性格ではきっと幸せな人生は歩めないと思っています。 貧乏人と人を貶し、態度を変えていた義母。おそらく自身もまもなく“貧乏”な生活をする羽目になると思います。そのときにやっと、自分の行いの愚かさに気づくかもしれませんね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月18日私は30歳の専業主婦で、夫と小学生になる娘と3人で暮らしています。幸せな結婚生活を送っていたはずなのですが、子どもが生まれてから夫の態度は一変して……。出産を機に私が仕事を辞めてから、夫は家事も育児も全くやらなくなりました。 私が手助けを求めると逆ギレするようになり「俺は仕事で疲れてるんだ!」と怒鳴ってくるのです。その上、最近では毎晩遅くまで飲み歩くようになりました。 夫婦での対話ある日、私は娘を両親に預け、夫と話し合うために時間を設けました。私が家事や育児の分担をお願いすると、夫は「専業主婦なんだから、それがお前の仕事だろ?」と反発。 さらには「とんだハズレだぜ。これだからあいつの方が……」と、信じられないことを口にしたのです。私はその言葉に夫の浮気を確信しました。 決断の時不機嫌になった夫は、その日から家に帰ってくることはありませんでした。そして数カ月後、彼は突然見知らぬ女性を連れて帰宅しました。 「こいつ、俺の新しい嫁だから。お前とは離婚だ! この家から出ていけ!」と、記入済みの離婚届を突きつけてきました。 自業自得の結末私は慰謝料と養育費をしっかり請求することで離婚に合意しました。しかし、夫が忘れていたのは、この家が私の父の持ち家だということ。 私は「あなたが出て行ったんでしょ? ここ私の父の家だから、出て行くのはあなたよ?」と伝えると慌てだした夫。離婚後、私と娘を追い出してこの家に住むつもりだったようで、浮気相手の女は「話が違う! 豪邸に住めるって言ってたじゃない!」と怒り始め口論に。私はそっと扉を閉めました。 離婚が成立したあと、私は娘とともに新しい生活をスタートさせています。これからは、愛する両親とともに娘の成長を見守り、新たな日々を楽しみたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月18日私は現在23歳。趣味は読書で目立つのは苦手です。勉強を頑張り難易度の高い大学を卒業して、有名企業に就職しました。仕事は大変ですがやりがいもあり、毎日頑張っています。そんなとき、職場の先輩に目を付けられて……!? 悪口を言ってくる職場の先輩「うわ、みんな見てぇ。あの子、また昼休みにひとりで読書をしているわ~。こっちにまで地味なオーラがうつりそう!」 何かにつけて私の悪口を言う先輩社員は、見た目も行動も派手な女性。ほかの社員たちがいくら注意しても、なぜか私のことを目の敵にし、ひどいことを言い続けてくるのです。言い返してもムダと反論せずにいると、日に日にエスカレート。 「あんな暗い子、どうしてわが社が採用したのかしら~」 さすがに周囲もドン引きし始め、私さえ無視していれば、そのうち彼女からはどんどん人が離れていって後悔することになるだろうと思い、ずっと我慢をしていました。 イケメン社員が入社し…そんなある日、私にとって初の後輩となる新入社員が入ってきました。それも、誰が見ても超がつくイケメン! 多くの女性社員は、彼の入社初日からキャーキャーと騒ぐほどでした。 この新人くんは口数が少なく、黙々と仕事をするタイプ。整った外見かつ有能なため、無口ながらもすぐに職場の人気者になりました。私を目の敵にするイジワル先輩は彼を恋人にしようと狙っているようで、しょっちゅうお昼に誘うように。私は相変わらず食堂の隅で本を読んでいましたが、彼女が構ってこなくなってほっとしていました。 しかし数週間後……。イジワル先輩が、新人くん相手にまたも私の悪口を言っているのが聞こえてきたのです。「見て、あの子暗いでしょ。あの人のせいで職場の空気も悪くなるわ!」と。 すると新人くんは、「俺、あっちで食べます」と言って席を立ち、なんと私の隣の席に座ったのです! 「ここ、いいっすか?」 「あ……。は、はい……」 彼はそれ以降何も言わず、私の隣で黙々とランチを食べ始めました。「もしかして、気づかい?」と感動した私。そういえば小学生のころ、図書館でいつもひとりだった私の隣に来て、黙って本を読んでいた男の子がいたっけ……。 「何あれ? 思いあがってんじゃねぇよ、地味女のくせに!」と、遠くでイジワル先輩が怒っているのが聞こえました。 残業を押し付けられ我慢できなかった私その翌日は、夜に新入社員歓迎会が開催される予定でした。飲み会は苦手ですが、さすがに欠席はできません。みんなに合わせて私も残業にならないよう、仕事に集中していると……。 イジワル先輩が私に近寄ってきて、「地味子はどうせ歓迎会には来ないでしょ? 残業よろしくぅ~」とニヤニヤしながら、私のデスクにバサッと資料を置いたのです。 「あんたが来たって、陰気で迷惑なんだから、ひとりで残業しろ! そのほうがみんなのためよ!」 さすがにこれは、我慢の限界……。しかし、はっきり反論すべく顔を上げた私の前に、影が立ちはだかったのです。 「ご自分の仕事はご自身で対応されたらいかがですか? 理不尽で大人げない行動をずっと続けるおつもりですか?」 私は、どうして新人くんが目の前に立っているのかと驚きながら、彼の背中を見ていました。さっきまでほくそ笑んでいた先輩もあっけに取られています。 「それから歓迎会は、こちらの先輩が残業で欠席なら、恐縮ですが僕も不参加にさせていただきます」 実は彼は…「は、はぁ!? 今日はあなたの歓迎会でしょ? 地味子なんて放っておけばいいじゃない!」と叫んだイジワル先輩に向かって、新人くんは堂々と言い放ちました。 「できませんよ。僕、彼女が初恋の人なんです」 「「えぇぇぇええぇええぇええ!?」」 私は思わず、大声で叫ぶイジワル先輩にユニゾンをしてしまいました。初対面じゃなかったの!? 「両親の離婚で名字が変わりまして。それに当時は分厚い眼鏡をかけていたので……。覚えていませんか? 小学生のころ、読書クラブにいた眼鏡の男の子を……」 「も、もしかしてあのときの……?」 そう、まさに先日回想したあの男の子。下の名前は新人くんと同じです! あのころ、交わした言葉は少なかったけれど、しずかに隣に来てくれる存在に救われていた私。しかし彼は遠くに転校し、それっきりだったのですが、こんなところで再会するなんて! イジワル先輩は、みんなの前で狙っていた新人くんに振られるような形になったことが耐えられなかったのか、それからしばらくして、自主退社していきました。一方の私はというと……。彼とデートを重ね、晴れて恋人同士になりました。 「実は僕、偶然この会社できみが働いているって聞いて。それで入社試験を受けたんだ。こんなことを言ったら引かれるかもって思って黙っていたけど……」 ずっと心のどこかで私のことを気にしていてくれた彼。その気持ちが素直にうれしく、私は今とても幸せです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月17日結婚前はとってもマメだった夫ですが、結婚してからは記念日や私の誕生日も仕事を優先し、いつしかないがしろにされるようになりました。夫婦になるとこんなものかと割り切っていたのですが……。それは、結婚してから迎えた3回目の私の誕生日。特に何のお祝いもされないまま、あと数時間で誕生日も終わってしまうと思っていた矢先、珍しく姉から電話がかかってきました。突然の別れ「お母さんがさっき交通事故に遭って亡くなったって警察から連絡があって……」姉の言葉にただ茫然とする私。しかし、父を早くに亡くしている私たち姉妹は、自分たちがしっかりし、母を送り出さなければなりません。私は自分を奮い立たせ、震える手で夫に電話をしました。しかし何度かけても繋がらず、メッセージを送っても既読になりません。私はひとりで実家に向かいました。 実家に着いてからは通夜やお葬式の準備が忙しく、時間があっという間に過ぎていきます。その間も夫からの連絡はありません。 誕生日翌日の夜遅く、さすがに心配になった私は再度夫に電話をかけてみました。 母からの忠告やっと電話に出た夫は気怠そうにしています。「お前、そっちに泊まるの?」とひと言。葬儀が済むまで実家にいると伝えると「ま、頑張れよ」と、まるで他人事のようです。 当然葬儀には参列すると思い、いつ実家に来るか尋ねると、夫は「お前の親なんだから俺が行く必要ないよな?」と、言ったのです。 実の親ではないとはいえ、夫の考えには同意できません。葬儀には出るように伝えますが「今仕事で手が離せないから一旦切るな!」と言って電話を切られてしまいました。 本当なら側で支えてほしいのに……。そんな気持ちがありましたが、母のそばにいようと部屋に戻ると、灯していたロウソクの火が消えました。母が「このままではダメだ」と言っているような気がして、私は急いで家に帰ることにしたのです。 妻が目にしたものとは自宅に到着したのは深夜。そっと開けた玄関ドアの向こうからは光が漏れていて、楽しそうな男女の声がしています。勢いよくリビングに突撃すると、案の定夫が見知らぬ若い女性とお取込み中。 私が家に帰ってこないとわかった夫は、浮気相手を自宅に連れ込んでいたのです。 悲しさよりも、証拠を押さえなくてはいけないという使命感のほうが大きく、とにかく証拠を押さえた私。十分な証拠を手にし、実家に戻りました。 まったく夫の不貞に気付いていなかった私。きっと母が警鐘を鳴らしてくれたのだと信じています。慰謝料を十分とって離婚し、今は母の分まで幸せに暮らしています。 妻の勘は鋭いと言われていますが、いざ証拠を得るのは簡単ではありません。ショッキングな光景だったと思いますが、スムーズに証拠を押さえ、早いうちにダメ夫と決別できたことは、たしかに亡くなったお母さんのおかげかもしれませんね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月17日私は5歳の娘と夫、私の両親と一緒に、実家で暮らしています。ある日、娘が幼稚園から帰ってきたあと、信じられない出来事が起こりました。娘と家に帰ってきてから少し経ったあと、見知らぬ男の子が「ママ〜! ただいまー!」と言いながら、私たちの家に入ってきたのです。 突然、見知らぬ男の子が私が困惑していると、娘が「あ! 最近お引っ越してきた幼稚園のお友だちだ!」と言ったのです。間違えて家に入ってきたのかと思い家の周りを見てみても、親らしき人物は見当たりませんでした。 仕方がないのでとりあえず男の子を家の中に入れて、何が起こっているのか確認するために、幼稚園で仲の良いママ友に連絡を取りました。 すると、その男の子の母親であるA子はとても非常識な人物で、しばしば子どもを他人の家の前に置き去りにしては遊びに出かけているというのです。ママ友が連絡を取ってくれたところ、幸いA子の夫とは連絡がつき、夕方に迎えに来てくれました。 子どもはすべて知っていてA子の夫が、男の子に「ママはどこに行ったか知ってる?」と聞いたところ、男の子は無邪気に「お友だちの男の人と遊びに行ったよ! 最近毎日なの」「ママが遊ぶときは、いつも誰かの家の前に僕を連れて行くんだ」と話しました。 この話を聞き、私たちはA子が浮気しているのではと推測。A子の夫は最近転職し連日残業続きでA子の行動にまったく気づいていなかったそう。妻の浮気もそうですが、息子に寂しい思いをさせていたのに気付けなかったことに、とてもショックを受けているようでした。 その後何度もA子に連絡を入れ、ようやく電話にでたA子を私たちの家に呼び出しました。 不倫女の末路家にやって来たA子は、男の子の面倒を見ていた私たちに謝罪もお礼の言葉もなく、「ほら、帰るよ!」と子どもを連れて帰ろうとしました。 どうしてうちの前に子どもを置き去りにしたのかと聞くと「どうせ家にずっといるんでしょ? 別に預かってくれてもいいじゃない」と悪びれる様子もなく、呆れてしまいました。 しかし、A子の夫が怒りながら問い詰めたところ、しぶしぶ不倫の事実を認めたのです。夫はその場で離婚を宣言。A子は大ごとになると思っていなかったようで、慌てて謝罪していましたが、のちに離婚が成立し親権は夫になったと聞きました。A子は慰謝料と養育費の支払いをすることになり、苦労しているそうです。子どもを勝手に人の家の前に置き去りにして、自分は不倫相手と遊びまわるなんて、非常識にもほどがあります。親は子どものお手本になるような行動を取りたいものです。 ※子どもの置き去りは、保護責任者遺棄罪や児童虐待法違反などに当たる可能性があります。幼い子どもの置き去りは絶対にやめましょう。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月17日私は32歳の主婦。夫・娘・義母の4人暮らしです。日々義母からの嫌味に悩まされています。そんなある日、突然浪人生の女の子が下宿することに!この女の子、実はとんでもない女だったのです……!私の悩みは、義母と折り合いが悪いこと。仕事から帰ると「夕食の支度ができていないの? 嫁は家のことをやってもらわなくちゃ困るじゃないの」なんて、私のことを召使扱い。ちなみに夫は見て見ぬふり。波風を立てたくない姿勢がミエミエです。 夫に「今日から家に住むことになった」と紹介されたのは、20歳の女の子とある休日、若くてかわいらしい女の子が夫に連れられて突然やって来ました。そして夫は「今日からこの子もこの家に住むことになった」と言うではありませんか! どうやら彼女は、静かな環境で勉強ができる家を探している浪人生とのこと。夫は友人から相談され、下宿させることに勝手に決めたそうです。正直私は戸惑いましたが、夫に懇願されとりあえず1カ月だけ下宿させることにしました。 愛嬌のある彼女は義母にも気に入られ、夫も釘付け。しかし、彼女は勉強するために下宿しているはずなのに、勉強せず積極的に家事をするようになったのです。 「俺にとって運命の相手が現れた」ですって!?そして1カ月後、ようやく彼女が家に帰るのかと思いきや、私は突然「俺と離婚してくれ」と夫に打ち明けられました。「運命の相手が現れた」とのことで、彼女とラブラブな様子。義母も「私の世話をしてくれる彼女こそ、わが家の嫁にふさわしい子なのよ。離婚してあげて」と畳みかけてきます。呆れた私は即離婚し、慰謝料を請求することを心に決め、娘を連れて実家へ帰りました。 浪人生だなんて、真っ赤なウソ!彼女の正体は……それから2カ月たったある日、「助けてくれ!」と夫から電話が。どうやら受験生と嘘をついていた彼女は、妻子持ちの男と不倫していたのがバレて、逃げ回っているときに夫と出会ったのだそう。親友から頼まれて彼女を下宿させるようになったという話はウソ。夫のナンパがきっかけで出会ったそうです。 夫に内緒で借金をしていたのも発覚し、結局夫と義母は借金の肩代わりをして、自宅を売り払うことになったそうですよ。 彼女もどうしようもない女ですが、相手の本質を見極めず「若くてかわいいから」「家事を手伝ってくれるから」というだけで、大切な家族を見放す親子もひどすぎる! 世の中、因果応報ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月16日