「ソレッソセレクト」について知りたいことや今話題の「ソレッソセレクト」についての記事をチェック!
冬休みを取得されている方も多い時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。本日は、ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」で2023年8月から12月に配信した記事の中でみなさんの注目度が高かったチーム・トレーニング関連記事をランキングでご紹介します。子どもへの接し方をはじめ参考になることがたくさんありますので、記事配信当時に見逃した方も、いま一度ご覧ください。第3位初出場で準優勝、ソレッソセレクトが普段別のチーム所属の子たちによる「選抜チーム」を大舞台に送り出すために心がけたこと第3位は、現在開催中のJFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会でも決勝に勝ち上がる等、注目のソレッソ熊本の記事。今夏のワールドチャレンジでは初出場で準優勝。セレクションを実施しないクラブながら、今年U-12、15ともに夏の全国大会で準優勝と注目を集めるチームが、急造チームのメンバーを大舞台に送り出すときに心がけたことに関心が集まりました。大きな舞台で選手たちに緊張がある中、子どもたちが思い切りプレーするためにコーチたちはどのような心構えでいたのか、参考にしてください。記事を読む>>サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!第2位「止めて蹴る」ではなく「止めながら運ぶ」へ 止める蹴る運ぶのクオリティを高めるためにセレッソ大阪が取り組むこと第2位は、ワールドチャレンジで伺ったセレッソ大阪U-12が、海外チーム(バルサ)を見て感じた課題についての記事でした。「とめる、蹴る、運ぶ」といったスキルをどう身に付けさせるか、というのが日本の小学生年代の課題だと思っていたら、育成の名門バルセロナはそれを動きながら実践していたこと、日本の同年代でもそのような動きができるようにしないと......といったお話は、育成年代の現状を知りたい方や世界との差に興味がある方の注目を集めました。選手たち自身が対戦して感じたバルセロナの選手の違いも伺っているので、改めてご覧ください。記事を読む>>第1位レベル差があるから学年ミックスのグループ分けを検討するも、保護者から「劣等感を抱く」と反対が......。レベル差のあるチームの指導、どうすればいい?第1位は、学年ミックスでのレベル別チーム分けに対する指導者の悩み。1~7月のランキングでも技術差による学年ミックスに対しての悩みがランクインしており、指導者・保護者の皆さんにとって大変関心が高いことが分かりました。セレクションのないチームなどは、上手い子にもサッカー経験が浅い子にも、どちらにも「サッカーって楽しい」と思ってほしいという意図で学年ミックスでレベル別に分ける運営をして、保護者にも好評のチームもあります。最近は学校の授業などでも一部の教科でレベル分けクラスを実施しているところもあり、保護者の方にもだいぶ受け入れられてきているようですが、地域などによっては、まだまだ理解してもらうのが難しいケースもあるようです。チームとして全員が協働し、上手くなるためのやり方を池上さんが回答していますので、ご覧ください。記事を読む>>いかがでしたでしょうか。これからも親御さんご自身が考えるきっかけになったり、チームがよくなるきっかけになる記事を配信していきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年12月28日U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで、2年連続ベスト4に進出したヴィッセル神戸U-12。昨年度は準優勝、今大会は3位と好成績を残しました。意図のあるボール保持から相手の守備を攻略し、ゴールを奪う姿は大会屈指の完成度でした。昨年に続き、チームを率いる坪内秀介監督(以下、坪内)と選手にラウンド16(3-1)と準決勝(0-1)終了後、話を伺いました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一、高瀬波音也)準決勝ではソレッソセレクトと対戦(C)新井賢一<<関連記事:今年も熱い試合がたくさんあったワールドチャレンジ2023を振り返る■相手のどこの間を壊していくか、その判断が足りなかった――SORISSO SELECTとの準決勝(0-1)では、相手のフィジカルや高さに手を焼いた印象を受けました。試合を振り返って、感想をお願いします。坪内攻撃が縦に早くなってしまいました。もっとボールを保持して、相手を横にずらして、ひとつずつラインを押し上げたかったのですが、相手の重心がかかっている方へスルーパスを出したりと、攻撃面で急ぎすぎてしまいました。判断の部分で、狭いところに行くのではなく、方向転換してとか、立ち位置をとって、相手のどこの間を壊していくか。そのあたりを、前半からできればよかったです。相手の守備が整っていない状況であれば、カウンターを仕掛けてもいいのですが、相手のブロックがしっかりしている状況でパスを差し込んでいたので、センターバックを引き出したりとか、相手の矢印を観てとか、もうちょっと相手を食いつかせてから攻撃したかったです。「バルサと決勝で戦いたい」という想いから、高揚してしまった部分もあったと思います。そんな状況でも冷静に判断できるようにならないといけません。メンタル面も含めて、いい経験になりました。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■普段より幅もスペースもある中でどうプレーすればいいかが課題――SORISSO SELECTの印象はいかがですか?坪内フィジカルで優位性を作られるのはしょうがないと思っていました。シンプルにボールを動かしてサイドの勝負、FWの質の勝負を挑んでくる中で、ある程度ピンチになる場面もあるだろうとは思っていました。その中で選手たちは気持ちを見せて、粘り強くやってくれたと思います。今大会に出場しての収穫や今後の課題を語ってくれた坪内監督(C)新井賢一――昨年(準優勝)に続きベスト4に残り、フクダ電子アリーナに立ちました。大会を振り返って感想をお願いします。坪内有名なチームとたくさん試合ができましたし、来年から11人制に移行する中で、ヴィッセルとしてのやり方も含めた感覚がわかったのは良かったと思います。普段より、幅も深さもスペースもある中で、どうプレーしていけばいいのか。フィニッシュゾーンでの引き出しが少なかったと感じているので、次につなげていきたいです。■いくらサッカーを頑張っても選手自身が身体のケアにおざなりでは上に行けない――選手に話を聞くと、トレーナーさんがついてくれるおかげで、連戦の疲労感が少ないと言っていました。坪内それはすごく大事なところですよね。いくらサッカーを頑張っても、そこがおざなりになると意味がないですし(体のケアも)やっていかないと、上には行けないよと、日頃から言っています。「お菓子やアイスを食べていて、プロになれるの?なれないよね。じゃあ止めないとね」って。12歳という入り口の段階で言わないと「なんであのときに言わなかったんだ」となってしまいますから。気づいたときには戻れないので、小学生だからこそ言わなくてはいけないと思っています。■選手たちが大会を通じてチームとしてうまくいったと感じる部分ラウンド16終了後(大和DREAMSに3-1で勝利)、選手たちにも話をうかがいました。インタビューを受けてくれたのは石丸悠羽くん(10番キャプテン)、岡田隼輝くん(9番)、三崎屋史虎くん(7番)。試合の感想を語ってくれた選手たち(C)高瀬波音也■選手たちが大会を通じてチームとしてうまくいったと感じる部分――大和DREAMSに3-1で勝利しましたが、試合の感想を聞かせてください。石丸チーム全体で守備にも攻撃にも参加して、ゴールに向かうことができていたと思います。岡田いい形で試合に入ることができて、うまく試合を進められたと思います。三崎屋みんなが一丸となって、しっかり戦えたことがよかったです。――今大会、チームとしてうまくいっている部分は?石丸ボールを動かすところや、サイドチェンジをしてから縦パスを入れて、ゴールに向かうところです。チーム全体での攻撃、守備がうまくいっていると思います。岡田サイドで数的優位を作って、クロスを上げて点を決めることができているところです。三崎屋センターバックがしっかりボールを運んで、ウイングも幅をとって、サイドで1対1や2対1を作れているところです。■トップチームの憧れの選手――目標にしている選手、好きな選手はいますか?石丸ヴィッセルでは齊藤未月選手、海外ではバルセロナのペドリ選手です。ドリブルもありながら、パスがうまくできるところが好きです。岡田古橋亨梧選手(現在セルティック所属)です。足元でボールをもらうだけでなく、相手の背後をとって裏抜けもできて、大事なところで点を取れるのがすごいと思います。三崎屋ヴィッセルでは汰木康也選手で、海外では三笘薫選手です。ドリブルで運ぶところや仕掛けのところ、無理だったらすぐ変えるという判断がすごいと思います。ワールドチャレンジ2023決勝戦の動画はこちら>>ワールドチャレンジ2023の記事はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2023年09月01日U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで、準優勝に輝いたSORISSO SELECT。ソレッソ熊本、鹿児島、宮崎の選抜チームで、ソレッソ熊本U-15は、先頃行われた『日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会』で全国2位に輝くなど、目覚ましい活躍を見せるクラブです。ソレッソ熊本U-12を率いる広川靖二代表(以下広川)に、準決勝、決勝戦終了後に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)決勝戦では早い段階で先制点を奪ってバルサにプレッシャーを与えたソレッソセレクト(C)新井賢一<<関連記事:今年も熱い試合がたくさんあったワールドチャレンジ2023を振り返る■普段別の場所で練習している子たちをチームにするために心がけていたこと――準決勝ではヴィッセル神戸U-12に1対0で勝利しました。感想をお願いします。広川ボールを動かされるというか、持たれるのはある程度覚悟の上でしたが、やっぱりヴィッセルさんは上手でしたね。子どもたちだけで中盤を整理するのは難しかったので、ハーフタイムを使って改善しました。前半はふわっと入ってしまったので、前半の飲水タイムまでに何人か交代したのですが、フレッシュな子たちを入れたことで、うまくいったかなと思います。もうちょっと、チャンスのときは堂々とやってほしいと思っていて、後半の最初の方は何回かその形が出ました。とはいえ準決勝という大きな舞台で、緊張がある中で「硬くなるな」というのは酷かなと。今回のチームは各地の選抜ですが、僕は毎週顔を合わせている子たちです。コミュニケーションを取っていく中で、今までの歴史として、熊本の子たちが、先輩たちの存在を意識している部分もあったかもしれません。彼らは堂々とプレーしていました。ソレッソ宮崎や鹿児島は作って間もなく、チームとして大舞台に立った経験が少ないので、僕らがサポートしてあげなければいけないと思っていました。彼らを気持ちよくピッチに送り出すために、声がけや心づかいはしているつもりです。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■今回の挑戦を見て「俺も出たい」という気持ちが生まれてくれればいい――ソレッソ熊本U-15の選手たちが、クラブユース選手権で全国2位になりました。彼らが成し遂げたことは、ジュニアの子たちにどんな影響がありますか?広川影響という意味では、うちの子たちだけに限らず、日本中の街クラブの指導者から、エールや感謝の連絡をもらいました。ワーチャレに出場したチームもセレクトとはいえ、特別な選手がいるかというとそうではありません。そんな中で、みんなで頑張ってくれました。今回はセレクトでワーチャレに出るという初めての挑戦だったので、「俺もこのメンバーに選ばれたい!」という気持ちが、各県の選手の中で生まれるといいなと思います。■先制点でバルサにストレスを与えることに成功したが......広川代表には、決勝戦の後にも話をうかがいました。――FCバルセロナとの決勝戦は1‐3でした。先制点を奪い、あわやの雰囲気も感じましたが、試合を終えた感想をお願いします。広川試合の入り方も含めて、バルセロナにストレスを与えることには成功したと思います。彼らがやりたいボールの動かし方は遮断できたのですが、そうすると長いボールを使いながら攻めて来ました。バルサを慌てさせるには、1点では足りなかったかなと。選手たちはすごく頑張ったと思いますが、普段は攻撃の練習をたくさんしているので、そこをあまり発揮できなかったのが心残りです。また頑張ります。ワールドチャレンジ2023決勝戦の動画はこちら>>ワールドチャレンジ2023の記事はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2023年08月31日