とてもやさしい性格で、妻である私を誰よりも大切にし、子煩悩だった元夫。家族命!で一見パーフェクトな夫ですが、実は精神的DV男でした。付き合っていたころから片りんは見えていたけど、モラハラだ! 精神的DVだ! という確信は持てなかった……。離婚し、離れてみて彼のひどさがよくわかったんです。さらに私も、無理して彼のご機嫌を取り続けていくうちに、自分の意見さえわからないほどひどい状態に陥っていたことに気付きました。どんどん行為が嫌になっていき…とてもやさしい彼…だけど片りんは見えていた20代初めに出会った元夫は、とてもやさしい人でした。私のことが好きなあまり、携帯のメール履歴を見たり、私の友人関係を制限したりしました。彼は過去に付き合っていた彼女に浮気をされた悲しい過去があり、同じように私のことを失うのが怖くてそういうことをしてしまうんだと、彼から説明を受けました。まだ20代初めだった私は、彼のことが好きだったから許そうと思ったし、そんな彼を支えたいと思いました。彼は怒ることが多く、怒ったときは夜通し説教。束縛も強いけれど、それ以上に毎日たくさん愛情表現をしてくれたし、私を常に1番に考えてくれるし、お姫様扱いをしてくれるし、何をしても最終的には許してくれる、そんな人だと思っていました。情熱的でパワフルなところに惹かれていたので、「つらいな……」という場面は多かったけれど、彼の良さだと思っていたんです。「今思えば、立派な調教だな」と40歳になった私は思います。そのころから、私は自分の気持ちや意見ではなく、彼の機嫌を損ねないような発言を自然と選んでいました。「自分の気持ち」ではなく、「彼にとっての正解の言葉」が大切でした。それは、離婚した今でもなかなか直りません。変化して成長を見せる彼との将来も考えるように一緒に年を重ねるごとに、彼は私に対しての厳しい態度を自ら反省し始め、私への束縛も干渉もなくなっていきました。だから余計、私のために自らを変えることができる彼との将来を考えるようになったし、彼は経営者だったから将来の不安もありませんでした。でも、付き合い始めてしばらくたってから、体の相性が合わないなぁと思っていたんです。私はそういう行為がどんどん嫌になっていきました。しかし彼は、男女の行為こそが愛情を確認し合う行為だと考える人だったので、それを拒否するとまた尋問が始まります。電気を消した暗い部屋で、行為が嫌だとは口が裂けても言えず(尋問が長引くので)、でも私の心と体は拒否していて、“この場をどう切り抜けるか”だけを考えていました。今なら「確実にモラハラだったなぁ」と思えるのですが、今から約20年~15年前の私は、少なくとも「モラハラ」という概念はなく、楽しくてパワフルで私のことを毎日大切にしてくれる彼のことが大好きでした。彼はたしかに私への束縛をなくし、以前のような厳しさは消えましたが、この男女の行為に対するこだわりだけは変わりませんでした。そんな中、私は28歳のとき彼と結婚しました。2人きりの時間が恐怖に結婚から10年がたち、授かった子どもは小学生になりましたが、相変わらず性行為は苦痛でした。彼の譲れない愛情表現をかなえるために、そして彼の説教が始まらないように、無理して夫婦生活を続けていました。2人だけの時間になることが恐怖でしたし、誘いがLINEで来ることもあり、彼からのLINEを開くこと自体も恐怖でした。でも、彼の笑顔を見るとほっとするし、彼が喜んでくれると私もうれしかった。だからまだ自分にも愛はあると思っていたんです。今思うと、彼が怒っていないことがわかってほっとしていたんですよね。それを愛情と勘違いしていました。前々から行為はあまり好きじゃないと伝えていたけれど、不妊のために2人目の出産がかなわないとわかってからのある日、私は再度「もうあんまりしたくないんだ」と伝えてみたのです。私にとってはかなりの勇気でした。すると彼は激高し、今となっては思い出せませんが、かなりひどい言葉を私に浴びせました。そして「もう終わりだ、出て行く」という言葉が出たので、私はもうそのとおりにしようと思いました。そして、結婚から12年目離婚に至りました。落ち着きを取り戻した彼は本気ではなかったと言ってきましたが、過去から今まで私に浴びせた言葉の数々は確実に私の中に蓄積しています。私はもうなかったことにはできませんでした。まとめ元夫は毎日愛情たっぷりで、私を1番大切に扱ってくれる、一緒に子育てや家事もしてくれるグレーゾーンの精神的DV男でした。付き合っていた当初、市役所へ用事を済ませにいくと、「DVを受けていませんか?」というようなチラシに自然と目がいき、つい宝物のように自分のカバンの底に隠し持っていました。彼は暴力を振るわないし、私を大切にしてくれている。こんなチラシを持ち帰ってしまう自分を責めながら、それでもなぜかそのチラシを隠し持っていたことがありました。離婚して離れた今、元夫は私にとって精神的DVだったとはっきり自覚できたことが大きな進歩です。よく離れられた! よくやった! これから自分を取り戻そうね!と胸の内で自分を褒めています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/こんにゃく(40歳)40歳のシングルマザー。フリーランス。発達障害の一人息子は現在不登校真っ最中。毎日毎時間、いかに幸せに暮らすかを模索することが趣味。東京から大阪に移住し、山の風景に心癒やされる日々。
2022年07月07日皆さんは付き合っている方やもう別れた元彼、元カノからトンデモないLINEが来た経験はありますか? ウソのようなホントの話で、皆さん色々と経験がある様子…。 今回はそんな投稿から集めた「LINEエピソード」をご紹介します。12月に別れたところ…19歳から27歳まで付き合っていた彼にDV気質があり、限界を超えたため12月に別れたときの話です。別れる際に「クリスマスにプロポーズをしようと思って婚約指輪を買っていた。婚約指輪代と慰謝料を払え」と言われました。出典:lamireその後「弁護士を通して訴えてやる」というLINEが来て、ずっと無視をしていたのですが…。後日友人から話を聞くと婚約指輪なんて買ってなかったようで、別れて正解だったと心から思いました…。(女性/会社員)同棲までしていた元彼から…別れて3ヶ月ほど経ったころ、元彼から「以前同棲してたときに置いて行ったテレビのケーブルを返してほしい」とLINEが来ました。既に同棲していた家からは引っ越していたため、ケーブルは見つかりませんでした。そのことを元彼に言うと大激怒!「人のものを勝手に捨てるな!」と怒られ、結局新品を購入し送るはめに…。出典:lamireもちろん住所を知られたくないため、送り主は空欄で出しました。(女性/会社員)いかがでしたか?もうお別れしているのに未練がましく連絡を取ろうとする方っていますよね…。トラブルになる前に、そんな方にはブロック一択なのかもしれません。以上、LINEトラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月07日心理相談機関《メンタルサービスセンター》では、出版を企画している原稿の「DV家庭を生きた子ども世代の体験談」を募集いたします。次の世代へ、よりよいものをバトンタッチ■原稿募集『あなたの体験が本になる!=出版企画「(仮題)私はDV家庭を生きた~被害者としての子ども世代の声を聴く」』心理相談機関《メンタルサービスセンター》では、現在注目されているDV問題に力を尽くしてきましたが、その代表・カウンセラーをつとめ、大東文化大学講師でもある草柳和之が出版企画を発案しました。誰もが平穏な家庭、暴力・虐待のない家庭を願っているでありましょう。しかし、昨今のコロナ禍の影響により、DV相談の件数が増加していることが報道され、実に心が痛みます。今回、出版企画・原稿公募は、現在の社会問題として、極めて身近で重要な問題の解決のために、広く世の人々の理解に寄与する、意義ある企画です。このDV家庭で育った方の体験談を募集して出版するという企画は、従来にない意義深いものと考えており、趣旨に賛同いただけましたら、体験談執筆に応募してだけると幸いです。■企画詳細→ ▼内容:DVをなくしていくことは、夫婦・恋人関係が良好な関係を築いていくために、また平穏な家庭を作り上げるために、極めて重要です。DVは暴力を受ける被害女性の問題だけでなく、子ども世代も被害者です。子ども世代のDV被害者の問題に光をあて、社会がDV家庭で生きる子どもの苦しみを理解し、一層生きやすくするための仕掛けとして企画しました。DV家庭で生きる子どもの生の声を公募し、書籍の体裁を整えて掲載します。【(1)公募原稿の要項】▼応募資格:DV家庭で育った方※ここでのDVとは、夫婦・恋人間の暴力を指します。子どもから見れば、父→母、or母→父、の暴力です。▼原稿要綱:1,200~8,000字(それ以上も可)、日本語で表記▼募集数 :30-40点程度、採用分に500円図書カード進呈▼出版社 :解放出版社▼応募方法:氏名、ペンネーム、年齢or何歳代、性別or性自認、住所(図書カード送付用)、職業(可能な方のみ)、原稿はメール本文にコピーして専用メールアドレスへ、必ずメールにて。▼締切 :2022年5月末→締め切り後もしばらくは原稿を受け付けます。▼その他 :詳細はHPでご覧下さい。【(2)原稿提出時に必要な事項】・本企画専用メールアドレス dvkatei@outlook.com (このメールは出版後に使用停止となります。)・原稿提出時に必要な情報:氏名、ペンネーム、年齢が何歳代かの記載、性別または性自認、住所(図書カード送付用)、職業(可能な方のみ)→氏名・住所以外が本に記載されます。・原稿は、本企画専用のメールアドレスまで、必ずメールでお送り下さい。・原稿は、メール本文にコピーしてお送り下さい。添付ファイルは避けて下さい。【(3)原稿に盛り込むことが期待される内容】→以下の内容を全て盛り込む必要はありません。一部のみで結構です。・親世代の暴力はどのようなものであったか、さらに、それを見て、又は、親からの言い分を聞いて自分がどう思ったか。・親のいさかい、不和に対して、自分がどのように振る舞おうとしたか、そして、その結果はどのようなものだったか。・親世代のDVが、自分の生きにくさとして、どのように影響してきたか。・他者から言われた言葉、他者からの扱われ方のうち、自分が役に立ったり、助けになった体験は何か。・兄弟姉妹がいる場合、親世代のDVはどのような影響の違いがあったか。・父親、母親に対して、現在、自分が伝えたいこと、理解してほしいことは何か。・現在、DV家庭で生きる子どもが生きやすくなるために、世の中の人に理解してほしいこと、要望したいことは何か。・自分が作った家庭があれば、それはどのようなもので、今後のようなものにしていきたいか。★本企画では、DV家庭の悲惨さを訴える、という側面に限定しません。子ども世代DV被害者が本書を読むことによって勇気づけられたり、周囲の人が子ども世代の負担を減らせるような配慮ができる、という肯定的側面も重視しています。【(4)原稿提出後の留意点】(略)→サイトにてご確認ください。【企画・編者】草柳和之(大東文化大学非常勤講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー/日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員/著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)、他多数)■センター概要団体名: メンタルサービスセンター代表者: 代表・カウンセラー 草柳 和之所在地: 〒176-8799 練馬郵便局留(カウンセリング・ルームは、JR池袋駅北口徒歩10分)設立 : 1990年4月URL : ■問合せメンタルサービスセンターTel : 03-3993-6147メールアドレス: dvkatei@outlook.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日私が元夫と離婚したのはDVが原因です。妊娠中にも繰り返される暴力、ひどいときは首を絞められて気を失ったこともありました。離婚を選択する度胸も生活力もなく、精神的にも元夫に依存していた状態だったので、「私は一生、この人と暴力と一緒に生きていくんだ」と思っていました。ですが、娘が生まれて心境が一変! ここでは、妊娠から離婚を決意するまでの私の体験をお話しします。DV彼氏との間に子どもを授かり、結婚当時19歳だった私は、同棲中の彼氏(元夫)との間に子どもを授かりました。子どもを授かる前から殴る蹴るなどの暴力や、包丁を持ち出しての脅し、携帯電話や眼鏡を壊されるということがあったので結婚に不安はありました。 しかし、陽性の妊娠検査薬を見てうれし泣きしている彼氏を見て、子どもを授かった喜びのほうが勝ってしまったのです。そして、その姿を見て「子どももできたし、結婚もするし、暴力も終わるだろう」そんな期待を持っていました。 結婚しても出産してもなくならない暴力ですが、やはり元夫は簡単には変わりませんでした。妊娠初期のころはまったくなくなっていた暴力も、徐々に手を上げられるようになったのです。でも「子どもにとって父親がいないのはかわいそう。子どもが生まれたら暴力も終わるだろう」⋯⋯そう考えて離婚は選択肢にも上がっていませんでした。 毎日元夫の顔色をうかがい、私はこの人がいなくなったらだめになる、元夫も私がいなくなったらだめになる、そう思い込んでいました。そして子どもが生まれましたが、やっぱり暴力はなくならなかったのです。 こんな父親、子どもにとって必要?私はだんだんと、「子どもが大きくなって、パパがママを殴っている姿を見るのは悪影響じゃないか」「子どもにまで手を上げるようになったらどうしよう」と考えるようになりました。そのうち、「暴力を振るう父親はいらないんじゃないか」という結論に至ったのです。 そのとき、子どもは生後2カ月。離婚するなら子どもの記憶に残る前がいいと思いました。離婚までの計画を練り、元夫をなんとか言葉巧みに説得し、2週間後には離婚届を出しました。 離婚後の心境とその後の生活離婚してすぐは「やっと解放された!」という気持ちより、この先、子どもをひとりでちゃんと育て上げられるのか、子どもが片親ということで寂しさを感じるかもしれない……という不安のほうが大きかったです。 ですが、元夫の顔色をうかがう必要がなくなり、私自身よく笑うようになりました。子どもも元気にすくすく育ち、現在は中学生です。私を気づかっての言葉かもしれませんが、「ママがいっつもいてくれるから別に寂しくない」と言ってくれたりもします。 子どもが生まれたことでやっと目が覚め、DV夫と離婚することができました。今は毎日娘と笑顔で過ごすことができていますが、離婚前や離婚したばかりのころはこんなに明るい未来は想像できませんでした。こうして、娘との穏やかな毎日を過ごすことができ、あのときの私の選択は間違っていなかったと胸を張って言うことができます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな12歳女の子と2歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2022年01月09日「コロナ禍で、家にいる時間が長くなった分、DVやモラハラなど夫婦間トラブルは増えています。いまは法律相談に赴く余裕すらないのが現状で、コロナの収束とともに離婚に向けて動きだす人は確実に増えそうです」こう話すのは『こじらせない離婚』(ダイヤモンド社)の著書もある離婚専門弁護士の原口未緒先生。4回の離婚経験とカウンセラー的手法も取り入れ相談業務に当たる原口先生は、コロナストレスから家庭内でのモラハラは増えているという。DV相談件数の推移(内閣府男女共同参画局調べ)を見てみると、’19年は11万9,276件、’20年は19万30件と1年で1.6倍に増加していることがわかる。「私の実感としては40代、50代の主婦の方の相談が多い。ずっと外で働いていた夫が家にいるようになり、いままで見えていなかった相手の本性が露呈し、90歳まで生きるとしたら先の人生も長いので、別れるなら最後のチャンスと考える方もいます。でも、離婚を検討したほうがいいケースもあれば、いまは思いとどまったほうがよさそうなケースもあります。慎重に判断して」よほど悪質なケースでも、離婚に踏み切るには決意と覚悟、そして準備が必要と原口先生は言う。「経済的に自立できないと離婚後は困窮することもあり、早計な決断は得策ではありません。夫への接し方を変えて新しい夫婦関係を築くという選択もあります」コロナ禍で図らずも夫の本音や本性が露呈した。自立して別れるか。別れずに夫婦として前に進むのであれば、そのときからが本当の夫婦の始まりなのかもしれない。
2021年10月22日■前回のあらすじ予想外にいい人そうな浮気相手の彼氏。DVの話題に触れると、予想外の反応を見せます。■さかのぼること大学時代…■何この茶番!人の人生を狂わせるなんて…すべては浮気相手の仕返しだったことが判明。こんなことで私の人生は狂わされちゃうの?次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月04日■前回のあらすじ浮気相手の彼氏と電話で話し、呼び出すことに成功。すると予想外の展開を迎えます。■いい人そうな浮気相手の彼氏■事態が予想外の方向に…まさかDVは嘘だった!?一体どういうことなのでしょう?次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月03日著名人が反面教師として自らの失敗エピソードを明かす、バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。2021年3月7日の放送では『家庭内に潜むモラハラの改善方法を徹底解説』と称して、モラル・ハラルメント(通称:モラハラ)とドメスティック・バイオレンス(通称:DV)を特集しました。モラハラやDVは、パートナーに対する精神的、肉体的な暴力を指します。家庭内で起こる問題のため、被害者は助けを求めづらい状況に立たされてしまうのです。パンサー尾形貴弘の『無自覚DV』に青山テルマがズバリこの日の放送では、お笑いトリオ『パンサー』の尾形貴弘さんが、妻に行っていたモラハラやDVを振り返りました。当時、尾形さんは、妻に対してやたらと自分の母親との比較をしてしまっていたといいます。「うちの母親はそんな言葉づかいをしない」「母親は晩ご飯をもう1、2品作ってた」といった言葉を無意識に投げかけていたそうです。誰しも、他人と比較して批判されるのは嫌な気分になるはず。比較対象がパートナーの家族であれば、なおさらです。これらの発言にまったく悪気がなく、妻が傷付いていたことを知って衝撃を受けたという尾形さん。「女性って、こういう発言は嫌なんですか?」という問いに対し、生徒役として出演していた歌手の青山テルマさんはこのように意見しました。え、だって逆にいったら、あいちゃん(尾形さんの妻)がほかの男の人と比べたらどう思いますか?「何々くんのほうが面白いのにな」とか、「何々くんの音楽聴いて元気もらう」とかっていわれたらさ、すごく嫌じゃないですか?同じことでしょ。自分が嫌がることを相手にズバズバやって傷付けちゃってるって、愛なんですか?しくじり先生 俺みたいになるな!!ーより引用「恋愛ドラマを見てはいけない」「男性美容師はNG」「メイクや露出の多い服装は禁止」「イケメンと話すのはダメ」などの要求をして、妻と異性との関りを断とうとしていた尾形さん。尋常ではない嫉妬深さを持つようです。青山さんの意見を受け、尾形さんは自分が同じことをされた場合を想像し、真剣な表情で「愛じゃないかもしれないですね…」と返しました。モラハラやDVはパートナーへの支配欲から生じるものとされています。相手への愛よりも自らの欲求が上回ってしまうと、無意識のうちにこういった言動をしてしまうのでしょう。番組放送後、青山さんの的を射た発言はネットで話題になり、多くの人から同意する声が上がりました。・テルマちゃんがズバズバといっててスカッとした。生徒役なのに先生のよう。・自分の元DV夫もこんな感じだった!一度逆の立場で考えてほしいよね。・DVに限らず、なんでも『自分に置き換えて考えてみる』って本当に大事だと思う。モラハラやDVは被害者が自責的な思考にさせられてしまうため、そもそも自分が被害者であることに気付きにくいといわれています。また、尾形さんと同じように、加害者側にも加害をしている自覚がない人が多いのかもしれません。今回の2人のやり取りを見て、多くの人がDVやハラスメントの実態について考えさせられたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月10日■前回のあらすじ義母も味方になってくれなかった。次第に追い詰められた私は…。※この話は「ひとり親世帯」の経済的支援と心の支援に取り組んでいるサービスwaccaに投稿された実話を元に漫画化しています。私は誰にも頼れず心身ともに疲弊していきました。そんなときに見かけたパンフレットをみて自治体の保健師に相談すると、「女性相談に行ってみなさい」とアドバイスをいただけました。そこでさっそく相談に行くと…。私もこの時まで知りませんでしたが、女性相談とは配偶者や交際相手等からの暴力に悩んでいたり、緊急の保護や自立のための支援が必要な女性へアドバイスや援助を行っている場所だそうです。すぐに逃げてくださいとは言われたものの、今の職場を含めて自分の積み上げてきたものを全て捨てて実家に戻る決心がなかなかつきませんでした。そして、今まで「お前が悪い」と言われ続けてきた私は、自分に自信がなくなっていたのです。この時は逃げるべきなのか…判断さえつかなくなっていたのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションですウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!記事協力:waccaのご紹介▼ひとり親のみなさまへ〜無料でお金や心の支援が受けられますwaccaとは、ひとり親のみなさまが「万が一(失業、入院、癌)の時やお子様の入学の際のお金の支援」や「生活に関する質問相談」を、会員登録するだけで”無料”で受けられるサービスです。 詳しくはこちら ▼社会問題解決に興味がある方へ〜温かい社会作りチャレンジwaccaに参加すると、生活に困難を困難を抱える方々をお金や心の面で直接支援し、社会に感謝の輪を広げることができます。 詳しくはこちら 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2021年02月28日彼氏候補や彼氏の威圧的な言動が気になったことはありませんか?そんなとき、「これってDV?そこまでじゃない?」と迷うこともあるでしょう。DV男性からは、早く離れた方が身のためですから、DVの兆候があるなら見逃さないようにしたいものです。そこで今回は、男性の言動でDVかどうか見分けるコツを解説します。普段は優しくても、こういう言動があったら要注意です!■ 物に当たるDVというと、身体的DV(直接的な暴力)と精神的DV(言葉や態度による暴力)が挙げられます。意外とスルーしてしまいがちなのが、「物に当たる」という行為です。あなたに直接手を上げなくても、物を投げたり壊したりすることがあるなら、それもDVです。物に当たるというのも、キレると自分をコントロールできず激昂することがあるという証ですし、また、その行為によってあなたを怖がらせて黙らせようとしていることも考えられます。怖がらせるための言動は精神的DVに当たりますし、そのつもりはなくても、物が壊れてあなたが怪我をする可能性もあり、どちらにしてもアウトです。■ 暴力的な言葉を遣う「覚えとけよ?」とか、「逃げられると思うなよ」など、あなたが思わずゾッとしてしまうような言葉を遣ったことがあるならば、それは精神的DVです。脅迫的な言葉や乱暴な暴言で女性を怖がらせ、自分の言うことを聞かせようとか、コントロールしようといった意図が見え隠れしています。たとえ笑いながら言っていても、目が怖かったりする場合もありますね。言葉は目に見える被害がないため、軽視されがちです。でも、彼があなたに対して精神的に負荷をかけてくるような言葉を遣う場合は要注意。言葉だけでも、人の心は傷付き、萎縮し、恐怖で本音が言えなくなることだってあります。つまり、これは立派な「DV」なのです。■ 謝るまで追い詰めるカップルなら時には喧嘩することもあるものです。しかし、自分の非は認めずに、あなたが非を認めて謝るまで責め立てる・追い詰めるような男性はやはり黒です。一方的にあなたを罵ったり否定したりして追い詰めてくるなら、その中に精神的DV(言葉による暴力)が含まれている可能性が高いでしょう。あなたに罪悪感を持たせようとして、言葉の暴力を行使することも。あなたが恐怖を感じたり、「尊厳を傷付けられた」と感じるなら、彼は精神的DVをしていると考えてもよさそうです。■ 早い段階で逃げよう!これらの言動が見られるならば、許したり曖昧にしたりしない方が良いです。いずれも、脅したり怖がらせたりしてでも自分の考えを押し通そうとしていますし、許しているとエスカレートしていくので危険なのです。冒頭でもお伝えしたように、DV判定が黒になってしまう言動をしているなら、早めに距離を置いた方が良いでしょう。(かりん/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月14日■前回のあらすじモラハラ夫は外面がいいと言われていますが、うちの夫もご多分にもれず…。そんなモラハラ全開の夫について友人に相談してみたところ…■まさかDV気質まで…ちょっとしたお願いごとをしただけなのに…。夫のさらなる一面を見て、私のなかに戦慄が走りました。■まさか!壁に穴が開いた…控えめにお願いしたら理解してくれるかも…なんて思った私が甘かった。どんどん暴力的になっていく夫に戦々恐々とする日々が始まります。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日元恋人にDVをしていたことが12月14日に、「文春オンライン」で報じられた俳優の小澤廉(29)。中絶を迫るなど、その凄惨な内容に驚きが広がっている。小澤の所属事務所は同日、「本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れた」として契約解除を発表。記事によると交際相手・A子さんが16歳のころから、5年以上関係が続いていたという小澤。19年からは、世田谷区内のマンションで同棲を開始。いっぽうA子さんは、小澤から性行為中に暴力を振われるなど悩みを抱えていたという。親族の証言によると、小澤が避妊に応じていなかったことも判明。小澤は妊娠した彼女に「本当に俺の子?」と言い、「ピルは飲めましたか?」などと中絶を強要。さらに「産まないと言え」などと、集中的に腹部を殴ったというのだ。最終的に中絶手術をしたA子さんに対して、「俺ばかり悪者にしないで」と開き直ったという小澤。度重なるDVや暴言によって追い詰められたA子さんは、同棲するマンションで自殺を決意。だが直前で友人に保護され、一命を取り留めたと報じられた。「小澤さんは漫画やアニメ原作の舞台を中心に、2.5次元俳優として活躍。かわいい笑顔と王子様キャラは、若年層を中心に人気を集めました。最近では配信トーク番組で、『女性を好きになれない』や『ここ10年以上ときめいていなくて悩んでる』とも語っていましたね……。『信じています』などと声を上げるファンもいますが、卑劣な言動だけに批判が殺到しています」(舞台関係者)報道によってイメージが一転した小澤だが、報道直後にとった行動が物議を醸している。小澤は、本人と公式ファンクラブのTwitterアカウントを“鍵垢”に変更。いったんは非公開にしたものの、15日に本人アカウントのみ鍵を外した。その際、過去のツイートは全て削除されていた。Twitterを再開した小澤は、まず一連の報道についてこう謝罪した。《関係者の皆様並びに応援してくださっているファンの皆様にも多大なるご迷惑、ご心配をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。そして何よりも相手の女性の方に深くお詫び申し上げます》だが続くツイートでは、《事務所(アイズ)は『本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れた』と発表しましたが、記事の通りと認めたことはありません》と反論。最後に代理人弁護士の《【マスコミの皆様へ】今後、小澤廉に対するご連絡は、当職宛にお願いします》という投稿をリツイートし、締めくくった小澤。ところが数時間後にはこれらのツイートも削除されており、さらなる批判が広がっている。《また小澤廉ツイ消し??何がしたいの?謝罪も事務所に対しての抗議も消してるし場を掻き乱すだけ掻き乱して逃げてちゃんと説明してくれません?》《女性に謝ったという事は全てではないにしろ事実だったと認めたのかと思ったら、記事の通りでないと言うだけで「どこまでが事実でどこが違うか」等の詳細もなく弁護士のRTをするだけで、最後はツイ消し。本人は誠意に欠けた対応と思わないのだろうか…》《ええ、小澤廉結局ツイ消ししてるし 何がしたいん》
2020年12月15日「“二度としない”を繰り返すしかないんです」そう話す中川拓さん(52)はとても元DV加害者には見えない。しかし知らずのうちに妻の亜衣子さん(41)を苦しめ、離婚の危機になった過去がある。自らの行動に気が付き、加害者に“なれた”のは、被害者だった妻の勇気と行動のおかげ。だからこそ、世のDV加害者にも気づきを与え苦しむ人を減らしたい。一般社団法人「エフエフピー」を立ち上げ、DV加害者の更生に奔走し始めたのも、妻の決意あってのことだと話したーー。そんな妻に、かつて家を出ていかれた日のことを、中川さんはこう振り返る。拓さんは、帰宅後、玄関が開いているのを見て、「玄関が開けっ放しじゃないか」と、ひとりごちながら家に入った。呼びかける声に返事がない。そうしてようやく亜衣子さんが出ていったことに気がついたのだ。どうやって連れ戻そう。そればかり考えて、テーブルの周りを5時間もただグルグルと回っていた。思い立ってメンターのような存在の先輩にスカイプで相談した。「離婚したらいいじゃない」彼はさらりとそう答えた。「愛している人が離婚したいと言っているんでしょう?どうしてそれを受け入れられないの?」衝撃だった。拓さんが思いもよらない答えだった。「そこで私は、亜衣子さんを自分のものだと思っていたということに気がついたんです」毎日のように先輩と話した。「離婚で1人になることを恐れているけれど、それはあなたのエゴ」そうも言われたが、離婚は考えられなかった。もう誰にも逃げられたくない一心だった。毎日、亜衣子さんに一方通行のLINEをし、彼女の実家にも足を運んだ。土下座して謝罪し、帰ってきてくれないかと頼んだが、答えはノー。並行して「別居」「復縁」などのキーワードで検索し、NPO法人「ステップ」にたどり着いた。虐待・ストーカー・DVの加害者更生プログラムや被害者支援を通して、家族の不健全な関係を修復するサポートを行うNPOだ。12月上旬、拓さんは横浜でのステップのプログラムに参加した。亜衣子さんにはメールで報告をする交渉をした。ステップで学んだこと、ステップで聞いたDV被害者の生の声に亜衣子さんを重ねたこと。そんな内容のメールを毎日続けているうちにポツリポツリと彼女から返事がくるようになった。「ステップに通うため家を空けることが増えるから、犬と猫の面倒をみてほしい。僕は別にアパートを借りるから」昨年1月、動物好きの亜衣子さんは、別居であればと心が動き、両親の反対を押し切り家に戻った。亜衣子さんはなぜ戻る気になったのだろう?「最初は連絡が来るのもイヤでした。ただ、ステップの話を聞き、サイトも見て、本当に彼の考え方や夫婦の関係性を変えることができるのなら、ありなのかなと思うようになってきて」気がかりなのは、やはり子どものことだった。「離婚しても親子には変わりありません。子どもを拓さんに会わせる際は、私が連れていくことになる。そのとき、夫婦の関係性が悪いままだと、子どもにも周囲にもまた迷惑をかけるなと思って」亜衣子さんは冷静だった。「メール、電話、会う、泊まる……。少しずつステップアップして別居したまま出来るトライアルは全部した。本当に彼は変わったのか。それはもう、一緒に住んでみないとわからないと思ったんです」拓さんはとにかく驚いたという。「もっと感動があると思っていたけど……。ガッツポーズという感じではなかったですね。それよりも、絶対に同じことは繰り返すまいと、身が引き締まる思いでした」拓さんがルールを決め、亜衣子さんが従う。かつてはそんな夫婦だった。それを思えば、亜衣子さんが決断し、主導して、再同居が始まったことは画期的なことだ。取材最終日、亜衣子さんは食事をふるまってくれた。「お昼、食べてくださいね」料理好きな亜衣子さんの手料理は絶品。カウンター越しに、彼女が料理を出していくと、拓さんが無言でテーブルに並べていった。「あ、取り皿」と、亜衣子さんが言った瞬間に拓さんが立ち上がる。調味料やカトラリーを、それぞれテーブルに運ぶ動きはスムーズで、夫婦でぶつかることがない。人懐こい亜衣子さんは、食事中もコロコロとよく笑った。「食卓にソースが出ていない」と、座ったままでキレていた、かつてのDV夫の姿はそこにはなかったーー。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月14日「人には優しく接しなさい」と育てられている一般男性の中に、地雷のように隠れているのがDV気質な男性。一見優しく、女子のことをとても好きなように見えますが、ある日突然DV気質を爆発させるタイプは確実にいます。恋人になる前から見抜ける、危険な兆候をまとめました。■ 1.DV歴をカミングアウトしてくる女子に暴力を振るう男性は、それが「生まれて初めての暴力」であることは意外に少ないもの。そして、「前の彼女とケンカしたときに、カッとなって小突いちゃったことがあってさ」など、女子との普段の会話の中でさりげなくDV歴をカミングアウトしていることも多いのです。一度でも殴られたら即別れる!派の女子も多いため、目の前の女子がそうなのかどうかを見分けるためのフィルタリングとして過去のDV歴を話すこともあれば、「え?ひどい彼女じゃん」と言ってもらうことで、自分を肯定しようとしている場合もあります。「小突いた」なんてライトな言いかたでも、彼らの告白はだいたいが過少申告です。少しでも過去のDVをにおわせる発言があったら、即座に距離を置くのが無難でしょう。■ 2.謝れない、自分ファーストすぎるDV歴の次に危険なのがコレ。元々男性は謝るのが苦手な人が多いですが、「そんなつもりじゃなかった」「悪気がない」から謝りたくない、という弁解をするタイプはDV気質アリです。自分の気持ちをうまく言い表すことができない口下手タイプも多く、正論で追いつめられると「負けた気がする」と、突然の暴力で逆襲することも。悪気がないとは「善悪の判断がつかない」ということです。そして「自分はそんな気はなかったけど、この人は傷ついたんだな」と、自分と他人を分けて考えることができない人だとも言えます。自分の気持ちファーストで行動するクセと妙なプライドが同居しているタイプには注意が必要です。■ 3.LINEの頻度が多すぎる基本的に、愛情表現が強火すぎる男性は、DVまではいかなくとも、危険な人が多い傾向にあります。仕事中など、LINEを返せない状況だとわかっているのに何度も何度も送ってきたり「何ですぐ返事ができないの?」などと聞いてくるタイプは危険。女子はこまめなLINEを好む人も多いですが、男性のLINEが「ひっきりなし」までいくとちょっと疑いの目が必要。相手の状況を想像できなかったり、自分の送った内容を顧みず、返事が来ないなら来るまで送る……など。強引な対処に出る人はDV気質アリかもしれません。いい年の男性が、相手の仕事やほかの人間関係を無視した行動に出ている時点で、不安定でかっとなりやすい性質を押さえ切れていない証拠です。基本的に人の気持ちを試すのが好きで、想像力がない割に妄想は豊か。勝手に傷ついては「俺のことなんてどうでもいいんだろう!」と、女子が言っていないことを勝手に脳内で補足して怒りだしたりします。「ちょっとこのペース、社会人男性としてはおかしくない……?」と思ったら、フェイドアウトの準備を。■ 違和感を感じたら……どれも「え、こんなの頭おかしいじゃん」と思いますよね。でも、彼らが見せるのはこんなマイナス面だけではありません。何もないとき、そして女子を殴った後は思い切り優しいんです。その落差に、少しでも女子の恋愛感情が加わると、「離れられない」「ほかの人のことはこんなに好きになれない」など、女子サイドも思ってしまいがちです。「自分の違和感を無視しないこと」を意識して、恋に落ちる前の見極めが大事です。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年12月04日離婚して6年。実際にシングルマザーになってみたら、イメージしていた部分とは違うこともありました。離婚当時は、3歳の子と2人目の子どもがおなかにいました。シングルマザーになり、2人の子どもたちを育てながら生活するのは大変だったのか、ラクになったことはあるのか、子どもたちの離婚前後の変化もご紹介します。 シングルマザーになった理由入籍をした日、急に元夫のDVが始まりました。元夫は酒癖が悪くなり、1人目を妊娠しても、毎日繰り返されるDVは悪化するばかりでした。2人目を妊娠中も、臨月のおなかに乗り、殴る蹴るの日々。 お酒を飲まなくても日常的に暴力を振るうようになり、結婚してから10年間、悩みました。結婚前の元夫はとてやさしい人で、喧嘩や争いが嫌いな人だったこともあり、考えもしないことでした。 当時、気を失うまで殴る蹴るなど、DVの被害は私だけでした。しかし子どもたちの自我が芽生えれば、子どもたちにも被害が及ぶのではと恐ろしく感じ、「子どもたちにこんな想いはさせたくない!子どもたちの命が危ない!」と判断。 2人目が臨月のときに離婚する決断をしました。 子どもたちの変化離婚して私が一番気がかりだったのは、子どもたちに父親がいないことで、寂しい思いをさせるのではないかということでした。離婚後、上の子に「どうして離婚したの?」と散々聞かれましたが、言えませんでした。離れて暮らすことで、子どもにとって「大好きなお父さん」のままでいてほしかったのです。 上の子はというと、離婚前は父親が大きな声を出すだけで怯えていましたが、離婚後はビクビクするようなことはなくなりました。離婚前、上の子はあまり感情を出さない子でしたが、大きく変化したのは感情を表すようになったことです。新しい友だちをすぐに作って、よく笑うようになり、怒ったり泣いたりするようになりました。 大変になったこと・よかったことシングルマザーになって大変になったことは、子どもが病気になると仕事に行くことができないので、収入と職場の信用がガタ落ちすることです。元夫から養育費をもらっているのでなんとか生活できますが、実家に戻ったとしても、養育費をもらっていなければ生活は厳しいと思います。 一方でよかったことは、人数が減った分、家事は格段にラクになりました。お酒のつまみも作らなくていいし、食事も大人用と子ども用の料理を分けて作らなくても、子どもに合わせてすべて作っています。 シングルマザーになるには、勇気がいりました。子どもの人生も一緒に背負うことになるからです。私の場合は日常的なDVから解放され、子どもたちも笑顔や感情をみせてくれるようになり、よかったと思っています。安心、安全、子どもたちと笑顔で暮らしている今は、とても幸せです。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:咲舞さくら2人の息子を持つ母。「お母さんだって人間だ!人生楽しく!」をモットーに、ライター業をしながら、にぎやかな子どもたちに囲まれた動物園状態の日々を楽しく暮らしている。
2020年09月06日離婚して6年。実際にシングルマザーになってみたら、イメージしていた部分とは違うこともありました。離婚当時は、3歳の子と2人目の子どもがおなかにいました。シングルマザーになり、2人の子どもたちを育てながら生活するのは大変だったのか、ラクになったことはあるのか、子どもたちの離婚前後の変化もご紹介します。 シングルマザーになった理由入籍をした日、急に元夫のDVが始まりました。元夫は酒癖が悪くなり、1人目を妊娠しても、毎日繰り返されるDVは悪化するばかりでした。2人目を妊娠中も、臨月のおなかに乗り、殴る蹴るの日々。 お酒を飲まなくても日常的に暴力を振るうようになり、結婚してから10年間、悩みました。結婚前の元夫はとてやさしい人で、喧嘩や争いが嫌いな人だったこともあり、考えもしないことでした。 当時、気を失うまで殴る蹴るなど、DVの被害は私だけでした。しかし子どもたちの自我が芽生えれば、子どもたちにも被害が及ぶのではと恐ろしく感じ、「子どもたちにこんな想いはさせたくない!子どもたちの命が危ない!」と判断。 2人目が臨月のときに離婚する決断をしました。 子どもたちの変化離婚して私が一番気がかりだったのは、子どもたちに父親がいないことで、寂しい思いをさせるのではないかということでした。離婚後、上の子に「どうして離婚したの?」と散々聞かれましたが、言えませんでした。離れて暮らすことで、子どもにとって「大好きなお父さん」のままでいてほしかったのです。 上の子はというと、離婚前は父親が大きな声を出すだけで怯えていましたが、離婚後はビクビクするようなことはなくなりました。離婚前、上の子はあまり感情を出さない子でしたが、大きく変化したのは感情を表すようになったことです。新しい友だちをすぐに作って、よく笑うようになり、怒ったり泣いたりするようになりました。 大変になったこと・よかったことシングルマザーになって大変になったことは、子どもが病気になると仕事に行くことができないので、収入と職場の信用がガタ落ちすることです。元夫から養育費をもらっているのでなんとか生活できますが、実家に戻ったとしても、養育費をもらっていなければ生活は厳しいと思います。 一方でよかったことは、人数が減った分、家事は格段にラクになりました。お酒のつまみも作らなくていいし、食事も大人用と子ども用の料理を分けて作らなくても、子どもに合わせてすべて作っています。 シングルマザーになるには、勇気がいりました。子どもの人生も一緒に背負うことになるからです。私の場合は日常的なDVから解放され、子どもたちも笑顔や感情をみせてくれるようになり、よかったと思っています。安心、安全、子どもたちと笑顔で暮らしている今は、とても幸せです。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:咲舞さくら2人の息子を持つ母。「お母さんだって人間だ!人生楽しく!」をモットーに、ライター業をしながら、にぎやかな子どもたちに囲まれた動物園状態の日々を楽しく暮らしている。
2020年09月06日「彼氏からの体重制限」と題する男性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは昨秋から、交際中の彼氏に「デブ」「ブス」などと体重や見た目を批判され続けることに苦しんでいます。周囲から心配されるほど痩せた時期もあるそうで、「一日中食事のことを考えて生活する事が苦しい」「褒めてもらいたいから努力するのにどうしてけなされるのでしょうか」と悩める心情をつづっています。「彼に従うこと」は、本当にクリアすべき目標や課題なの?交際相手に体重制限をかけたり、「下剤飲んで」と言ってきたりするのは異常では……とのことですが、確かに第三者から見れば、彼の言動は相当に行き過ぎたものに映ります。それでも、トピ主さんはそんな彼の言動にNOと言えず、関係を絶てないからこそ苦しいのですよね。「体重に限らず彼に言われると私が悪かったのかという思考回路になってしまう」といった記述なども加味すると、トピ主さんは今、「彼が課してくる課題をクリアすること」が、ある種、日々の目標のようになってしまっているのではないかと推測します。他人の指示に従うのはしんどいことに聞こえますが、自分で考えたり決めたりしなくて済む分、見方を変えれば「ラクなこと」でもあります。強権を振るう存在の支配下にいると、人は抵抗することや自分で考えることを放棄し始め、「この人の言うことを聞いてさえいればいい、それが自分の仕事だ」などと思うようになることも知られています。のちの投稿には「私は彼の世界に染まっている」という記述もありますが、トピ主さんも少し、それに近い“思考停止”状態になっている可能性を感じました。彼の暴言を許容し、彼の望む見た目でいることは、本当にトピ主さんがクリアすべき課題なのでしょうか? 交際とは、そのような課題を伴うプロジェクトなのでしょうか。「女性は、悪く育った男性のリハビリセンターになってはいけません。(中略)あなたはパートナーが欲しいのであって、プロジェクトが欲しいわけではありません」。ジュリア・ロバーツさんのこの言葉を、ぜひ自分事として受け止めてみてください。自分の目標を見つけて、そこから満足感や達成感を得ていこう今の状況を抜け出すためには、夢中になれる「別の目標」を見つけることも役立つと思います。仕事に役立つ資格や語学などの勉強をしてみるもよし、何か極めてみたい趣味やお稽古ごとを探すもよし。何でも構いませんが、恋愛以外、つまり「彼の要望に応える」以外の、自分だけの目標を見つけることを勧めます。彼の指示でダイエットをすることで「褒められたい願望」を満たそうとするのではなく、自分が必要だと思うこと、好きだと思うことに力を注いで、達成感や満足感、喜びを得ていきましょう。「温室育ちで人を疑う事、世間を知らない」「昔から自分の芯がない事が短所」とのことですが、そういう自覚があり、それが今の苦しい状況を招いていると思うならば、自分の意思を軽んじず発する勇気を持ち、知りたい世界のドアを自分の手で開けていく姿勢を大切にしていきましょう。就活では第一志望への道をつかみ取れたとのこと。社会に出れば視野が広がり、新しい価値観にもたくさん触れられると思います。無力感を与えてくる存在は、「未来の人生」をも壊していくまた、彼は「お前はいつも中途半端でだらしがない」「総じてお前は女性らしくない」などとも批判してくるそうですが、そのように無力感を与えることで、トピ主さんの人生を支配しようとしている印象も受けます。彼は人一倍熱い家族や友人への想いがある、普段は心優しい……とのことですが、そのように硬軟とりまぜた言動をするのも、デートDVの典型的な傾向です。本当に心優しい彼氏ならば、「だらしない、死ね」など人として一線を超えるような言葉は決して言わないはずです。「これだけやってあげたのに(別れたら)私は報われないと考えてしまう」という記述も見られますが、これは「サンクコスト効果」と呼ばれる心理作用です。その銘柄が損を出していても、これまで投資した額を考えるとなかなか“損切り”ができない心理状態を指しますが、これを放置していると、損失はより拡大していくのが一般的です。つまり、このまま彼と付き合い続ければ、心に癒しがたい深い傷を負ったり、その影響で幸せな人生が送れなくなったり……等々、たとえ別れても、先々まで悪影響が及ぶ可能性も考えられます。両親や友人との関係など、彼といることで多くのものを失った……とのことですが、トピ主さんは「それでも彼と居続けることが、私にとって満足のいく人生なんだ」と胸を張って言えそうですか? 人を好きになり、一緒に過ごす中ではもちろん、嫌なことやつらい出来事に苛まれることもあります。しかしながら、幸福感や嬉しい気持ち、心地よさや安心感といったポジティブな感情よりも、悲しさや辛さ、苦しさが勝るようになったら、その関係は未来に繋がるよいものとは言えず、ご自身のために決断すべきタイミングに来ているようにも映ります。トピ主さんに決心ができさえすれば、実行のための力は、ご両親や友人たちもきっと喜んで貸してくれると思いますよ。一日でも早く心身の健康を取り戻し、笑顔で毎日を過ごせるようになることを願っています。(外山ゆひら)
2020年06月29日「SUPERGIRL/スーパーガール」のメリッサ・ブノワが、過去親密だったパートナーからDV被害を受けていたことを明らかにした。インスタグラムに投稿された14分強の動画で、メリッサはまず「こういうことはめったにしないんだけど、みんなと共有したいことがあって、文章にしてみた。口に出して読むね。すごく緊張してるけど、我慢して」と語り始めた。動画の中で明かされたのは、メリッサがかなり長い間交際した、自分より年下の男性から暴力を受けていたこと。ただし、交際当初から暴力を受けていたわけではなく、最初はメリッサのスマホをチェックしたり、デートの際にメリッサが着ている服を自分好みのものに着替えさせたり、共演者にケチをつける程度だったという。こういった行動は「いまふり返れば、暴力につながる危険信号だった」とのこと。暴力への移行はあっという間で、メリッサ自身「どのように対応していいかわからなかった」そうだ。繰り返し押さえつけられ、叩かれ、強く殴られ、引きずられ、皮膚が裂けるほどつねられ…といった暴力を受けた。するといつしか自身もやり返すようになり、「暴力は暴力を生む」ということを実感したという。ある日、彼がメリッサに投げつけたスマホが顔面を直撃し、鼻が折れ、唇がはれ上がり、危うく眼球を破裂するという大けがを負った。この事件をきっかけに、「もしかして暴力を受けているんじゃない?」と友人に聞かれたメリッサは、人に頼れるようになり、DVを脱することができたそうだ。メリッサは、「一生をかけてこの経験から立ち直っていく」と宣言している。また、インスタグラムに文章で「自身の体験談を語ることによって、ほかの被害者が助けを求めたり、暴力的な関係から抜け出せる後押しができれば幸いです」と綴り、DV相談窓口の電話番号やホームページの情報も掲載し、被害者に声を上げるよう促している。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日アメリカ・オハイオ州で警察の元にピザの注文が届いた。イタズラかと思ったが、しかし「様子がおかしい」と気づいたことでDV被害が発覚。そして一人の男が逮捕されたと11月23日、NBCが報じている。NBCによると同地の警察のもとに「ピザを注文したい」という連絡が入った。住所も伝えてきたために、オペレーターが「こちら911ですよ」と問いただした。すると電話口の女性は「そうね」と言いながら、続けて部屋番号を伝えた。オペレーターが「間違えてますよ」などと訂正を試みたところ女性は「違うの……。あなたは理解してないようね」と返答。悟ったオペレーターが「男がまだそこにいるね?」と話を遮ると女性は肯いた。そしてオペレーターは医療部隊を送った方がいいか、まだ電話を続けることができるかなどを訊ねた。しかし、女性はどちらも否定。そしてオペレーターは警官に「サイレンを消してアパートに近づくように」と助言し現地に送り出した。電話をかけたのは38歳の女性で、57歳の母親がいた。そして、DVを働いていたのは母の56歳のボーイフレンドであるサイモン・レイ・ロペスだった。サイモンは酔ったまま帰宅すると怒鳴ったり打ったりし、母親に暴力を働いた。サイモンは逮捕されたが「手をあげていない」と否認しているという。ネットでは《賢い女性!偉大な警官!》《グッジョブ》《大ごとにならなくてよかった》といった声が上がっている。似たケースは、14年にイギリスでも起こっている。METROによると「どちらからの通報ですか?」という警察サイドの問いに女性は住所を伝え「ピザを注文したいんです」と切り出した。そして「どれくらいかかりそう」などと返答するうちにオペレーターが察知。さらに伝えられた住所をチェックするとDV事件が報告されていた。そして警官が現地に向かうと、酒に酔った男性とひどく虐げられた女性を発見したという。またイギリスのケースをもとに、アメリカンフットボールの大会・スーパーボウルは“ノーモアDV”キャンペーンの動画を制作した。同じく“ピザの注文を装ってDVを告発する”様子が描写されており15年1月、YouTubeにアップされたところ大きな反響が。現在1,030万回以上の再生回数を記録している。どんな手段を使ってでも、”知らせる”ことが重要だ。
2019年11月25日配偶者から激しいDVを受け続け、また風俗店で働くことを強要されて、今まで1億円以上のお金を払わされたとのご相談を受けました。具体的にお話をお伺いすると、ご主人は暴力団関係者であり、離婚を切り出しても全く話し合いにならず、連日、お金の支払を要求してくるとのことでした。ご相談にいらっしゃった際は、友達の家に避難をしているという状態で、相談中も電話が鳴りやまないという状況でした。身の危険もあるとのことで直ちに弊所が介入、速やかに最寄りの警察署に被害相談をしたうえで、万が一の時にはすぐに警察が動けるよう体制を整えました。当職が介入した後は、連日、朝から晩まで当職宛に連絡が入り、生活費の請求(本人曰く全く収入がないとのこと)や根拠のない損害賠償請求をしてきました。当職からは根拠のない請求には応じかねる旨伝えましたが、全く話にならず、いつまでも電話を切らせてくれない状態でした。途中、調停などの法的手続も利用しましたが、間に裁判所を挟んでも全く話し合いにならず、警察からの警告も無視、傍若無人なふるまいを続けておりましたが、どんなに揺さぶりをかけてもお金にならないと判断をしたのか、最終的には離婚に応じました。最後にも数千万円の請求をするといった話をしていましたが、時間が経過してもそういった請求は来ていないため、諦めたものと思われます。弁護士も人間である以上、話し合いが全くかみ合わず、連日同じことを何度も繰り返しているうちに消耗してしまうことがあります。そのため、弊所では対応の難しい事案については、複数の弁護士がチームとなって対応しております。配偶者からの暴力や不当な金銭の請求などにお困りの方は、事態が深刻化する前に弁護士にご相談ください。 *執筆弁護士:若井 亮(若井綜合法律事務所。「迅速対応」「分かりやすい説明」「徹底した報告」をモットーとしている。不当要求への対応、詐欺被害への対応を多く経験している)*画像はイメージです(pixta)【実録|弁護士は見た!】夫からDVに加え1億円以上払わされていた女性はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。【実録|弁護士は見た!】夫からDVに加え1億円以上払わされていた女性はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年10月01日結婚して夫婦になれば必ずぶつかるお金の問題。働く女性が増えた今、ひそかに増殖している“経済DV夫”を知っていますか?今回はそんな“経済DV夫”たちの驚きの行動をご紹介します。結婚してしまったら最後、地獄の生活がスタートしてしまうかもしれません……。文・舩山麻美新婚生活を地獄に変えた「経済DV夫」の実態光熱費は自分の使った分しか払わない「仕事が忙しく、毎日帰りが遅い夫は家での滞在時間が私より少ないことを理由に、光熱費が折半なのはおかしい! と怒り出し、結局毎月私が多く出すハメに。二人分の料理を作るのに使うガス代さえも、“使っているのはお前だ”と、めちゃくちゃな理屈で私に払わせようとします。家賃も折半なのに、なんてセコい男なんだろう……とがっかりしてしまいました」(A.Iさん・32歳/会社員)せっかく一緒に暮らしているのに、こんなふうに追いつめられてしまったら悲しいですよね。まずは冷静に話し合って、お互いがストレスなく納得できる解決方法を見つけ出したいものです。親族からもらった結婚のご祝儀を隠す「夫の親戚の家に結婚のご挨拶に伺ったときに、私が見ていないところでご祝儀をもらっていたみたいなのですが、夫はそのことをひとことも私に言わずに、自分の口座に隠していたようです。ところが後日、夫のカバンから空のご祝儀袋を発見! 裏に書いてある金額をこっそり確認してから夫を問いつめたところ、実際もらった金額の半分を申告してきました……! この期に及んでまだウソをつくのかとさらに驚かされました」(Y.Mさん・29歳/看護師)二人の門出をお祝いするために頂いたご祝儀なのに、ウソや秘密にしてしまっては台無しですよね。夫婦の信頼関係を築いていくために、隠しごとは避けたほうがよさそうです。結婚式のサプライズでもらった100本のバラはなんと……!「私は年下の夫に30万円ほど貸していたのですが、催促してもなかなか返してもらえないのが気になりつつも、ひとまず結婚式をすることに。結婚式のクライマックスで夫から100本のバラのサプライズがあり、本当に感動しました。しかし、控え室へ戻った瞬間“これで借金チャラね”と一言。上げられてからの急降下で、めまいがするほどショックでした。結婚式で離婚を決意しました!」(K.Kさん・34歳/事務)借金を返さずに済み、まわりにはいい夫アピールもできるという最高(女性側にとっては最悪)のプランニングですね。借りたものを返してくれない時点で、一度結婚を見直したほうがよかったのかもしれません。男性が“オレのお金をとられたくない!”と思ってしまう気持ちもわかりますが、度を越えたお金への執着は、幸せな結婚生活を乱してしまうことになり兼ねません。経済DV夫に捕まらないためにも、結婚前の見極めがとても大切なようです。©Milos Dimic/Gettyimages©marintasevski/Gettyimages
2019年09月23日【今週の悩めるマダム】夫からDVを受けています。結婚20年、何度も別れようとしました。でも、まだ10代の子どもたちのために離婚すべきではないと思っています。主人も暴力を振るった後は異様に優しくなるので、結局は許してしまいます。子どもたちが成人するまで、私は我慢し続けるしかないのでしょうか。(福岡県在住・40代主婦)これはただちに配偶者暴力相談支援センターに出向き、専門家に相談すべきレベルです。「暴力を振るった後は異様に優しくなる」というのはよくあるケースではないでしょうか。別れる別れないということよりも、この関係性を絶たなければなりません。20年も続いているのであれば、もはや、警察に相談してもいい事態かもしれません。そもそも、人間が暴力によって支配されてはいけないのです。奥様には、人間として幸せに生きる権利があります。我慢するべきことではないし、暴力は許されない行為です。長年連れ添ったご主人への思いはわかりますが、成人前のお子さんたちへの気遣いもわかりますが、それとこれとは別問題。暴力を受けているのに、家族のためであろうとなんであろうと、我慢をしてはいけません。これはしっかりと改善する必要があります。人間の命や尊厳に関わってくる問題だからです。フランスでも、DVがとっても問題になっています。テレビやラジオの番組でよく見聞きしますし、僕の周囲にも被害を受けている人が少なからずいます。友人女性の一人はご主人に足蹴りをされて胸の骨を折りました。彼女は日本人だったので、僕にSOSの電話が入りました。多分、そこは日本人同士ということの安心感があったのでしょうね。ご主人の家族や友達には相談できなかったのかもしれません。そうした経緯で、僕が彼女を車で病院に連れて行くことになりました。フランス人の医師は親切に、というのか、当然のこととして、警察へ提出する詳細な診断書を書いてくださいました。結局、2人は離婚しています。また別の知り合いのご夫婦にも同じような出来事がありました。2人はとっても仲が良く、はた目からは幸せそうに見えていました。でも、実際はご主人が日常茶飯事のように暴力を振るっていたのです。同じようにお子さんのために我慢されていましたが、放置すればするほどにDVが悪化。耐えられなくなってついに警察に相談をされました。その後のことは直接は聞いていませんが、人づてに聞いたところによると、やはり離婚したということです。さらに、ご主人は家族への接近が許されなくなったそうです。僕はその旦那さんのことがとても好きでした。優しい人だったからです。でも警察が判断したことが、正しいと思います。DVというのは、優しいとかそういうこととは関係ないのだと思います。一種の心の病気なのでしょう。命に関わることもあるので対応は早い方がいいと思います。自分以外の人間に不当に虐げられたと感じたとき、僕はいつも「これは誰の人生なのか」と自分自身に問いかけるようにしています。すると「自分の人生じゃないか」と気が付くことができます。奥様の人生は、紛れもなくあなたのものなのですよ。【JINSEIの格言】どのような事情、理由があっても、暴力は容認できません。なので、ただちに警察や相談支援センターにご相談ください。奥様の場合、専門家の冷静な意見が必要なレベルだと思います。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年07月30日俳優のジョニー・デップは、元妻で女優のアンバー・ハードが虐待被害をでっち上げたと改めて批判し、また、DVの加害者はアンバーで自分は被害者だと訴えた。現在、2年間の結婚生活で身体的にも精神的にも虐待を受けたと主張するアンバーに対して5000万ドル(約55億円)もの名誉棄損の裁判を起こしているジョニーは、自身に対する訴えを断固として否定し、虐待で荒廃した男女の生活とは何かはっきりとさせたいとする書類を裁判所に提出した。ザ・ブラストが入手した書類の中で、ジョニーは弁護士ではなく自らの言葉でこう述べている。「目撃者や防犯カメラの映像が痣などなかったと証明しているにも関わらず、でっち上げた痣を理由に裁判所から保全命令を引き出そうとした2016年5月以来、ハード氏の主張を否定してきました。残りの人生でも否定し続けるつもりです。ハード氏はおろかいかなる女性も虐待したことなどありません」「(名誉棄損の訴訟を起こした理由は)私の名誉を回復するためだけでなく、虐待で荒廃した生活を送る男女の方々に、そのスポークスパーソンであると称するハード氏が嘘を繰り返しているということをはっきりとさせたいのです」「何年も自分の無罪を主張してきましたが、やっと数々の彼女の作り話を全て否定し、それを証明する段階にたどり着きました」アンバーから数々のDVの被害例を挙げられているジョニーは、新しい証拠品が見つかったことで訴訟に踏み切ったという。さらにジョニーは、アンバーの嘘は矛盾や二転三転の繰り返しであり、宣誓証書や写真、音声、ビデオなどの証拠品によって否定されているとしている。反対に、ジョニーは自身に対するアンバーのDVを訴えており、それにより結婚中に負った怪我の写真もあるそうだ。「ハード氏は私に対して嘘の虐待被害を主張していましたが、実のところ、結婚生活の中で述べられたようなDVはありました。しかし彼女が加害者で、私は被害者でした。処方されたアンフェタミンや市販薬を酒と共に摂取すると、ハード氏は私に例に挙げていたようなDVを働きました。その大半は居合わせた第三者が目撃しており、そのせいでひどい怪我をすることもありました」「付き合い始めてからずっと、ハード氏からDVを受けていました。殴る蹴るの暴行を加えられたものです。また、頻繁に私の体や頭をめがけて、重いボトルやソーダの缶、火がついたキャンドル、テレビのリモコン、(有機溶剤の)シンナーの缶などを繰り返し投げつけてきて、私はひどい怪我を負いました」そしてジョニーは最後に、アンバーの訴えがほぼ証言に基づくものであると指摘し、「#MeToo」運動の一部である「#believewomen」の概念を当てにしていると批判している。(C)BANG Media International
2019年05月22日DVにまつわるニュースが世間を駆け巡る昨今。過去にそういった経験をした方はフラッシュバックしてしまう…かもしれません。恋に落ち、結ばれて幸せだったはずなのに、いつの間にかDVの被害者になっていたという方は意外と多いよう。そういう映像を見ただけで、暗い気持ちになったり体調が悪くなったりすることもあると思います。今回は経験者だから言える、DVに悩む全ての人へのメッセージです。■これってDVなの?「これってDVになるの?単なるケンカの延長線上の出来事なのかも…」と思ったり、「こんなに彼を怒らせてしまうのは、わたしが悪いから」と自分を責めていたり。なすがまま暴力を受け続けているなら、思い切って友人や家族、もしくは行政の相談窓口に話すことをオススメします。わたしの場合は友人に話したことから、これはDVなんだと確信を持てました。はじめは「自分が悪いから」と思っていたのですが、「こんなことで怒るのはどう考えてもおかしい」というくらい些細な出来事で暴力を振るわれたのがキッカケとなり、「もしやDV?」と感じるように。とはいえ、相手のことを愛していると、なかなかDVだと思えない…思いたくないかもしれません。そこで、被害者だと確信できない人のために簡易的なDVチェックを。・いつもは温厚で優しいけど、変なところでスイッチが入り、豹変したようにキレる。・携帯をチェックされたり、常に浮気を疑ってきたりと、とにかく束縛がすごい。・たびたび暴力を受ける。そして内容がエスカレートしてきている。・暴力の後はとても優しい。・普段は外面が良く温厚だが、実は私生活がとてもルーズ。・相手を支配したがる。いくつか当てはまったら要注意。本当は暴力を受けた時点で離れるべきなんです。大切な命を守るためにも。■加害者はかわいそうではない実際、わたしもそうだったのですが、加害者である恋人に対し「周りに理解されなくてかわいそう」「本当は弱いんだよね」…自分が傍にいてあげなくてはいけないと思い、離れられない人は多いよう。でもこれはかなり危険なこと。加害者はかわいそうではないし、DVは専門的な治療を必要とするケースが多いのです。そのくらい簡単に「治る」ものではないのでしょう。相手が暴力を振るうのにも、何かしらの原因や理由はあるのかもしれません。でも、被害者側がそれを何とかするなんて無理と言うもの。最悪の事態に発展する前に、少しでも早く離れてください。元カレ含め、DVをする人は、ひとたび「カッ!」となると、自分でも歯止めがきかなくなるみたいです。当時はヒザでお腹を蹴り上げられたり、髪の毛をつかんで壁にたたきつけられたり、レストランで男性の店員さんと会話しただけで飛び蹴りされたり、もうめちゃくちゃでした…。■どうやって別れるといい?わたしの場合は、相手に好きな人ができたので、拍子抜けするほどすんなり別れられましたが、そうでないときは、家ではなく喫茶店など外で別れ話をすることをオススメします。その際、あなたの親か同性の友人に同席してもらうといいかもしれません。当事者だけで自宅のような密室で話し合うと、また暴力に発展する可能性があるからです。そして異性の友人だと恋愛関係を疑われ、嫉妬から逆恨みされることもあると言います。別れた後は必ず引っ越しをして、連絡先も変え、SNSも、居場所がわかる投稿や異性と写った画像をアップするのはしばらく控えましょう。最低でも半年から一年は様子を見てください。DVの加害者は、なぜか相手に固執する人が多いようなので、そういったことも加味して慎重に、念には念を入れて行動しましょう。■大丈夫、絶対立ち直れますこういう経験をすると、異性と付き合うことに恐怖を覚えたり、相手がふざけて軽く頭を小突いただけで、異常に怖がったりしてしまう場合もあるかもしれません。しばらくはそのような状態になりがちですが、怖がらなくても大丈夫。あなたには正々堂々と人生を謳歌する権利があるのです。その権利を取り戻すためにも、勇気を出して誰かに相談してください。身近な人に言えないなら行政などの第三者へ。たくさん傷ついた分、きっと幸せになれると思います。
2019年01月24日こんにちは、美佳です。女子の中には、彼から「バカ」などのきつい言葉を浴びせられる、男のいる飲み会に行くのを禁止されて常にGPSで監視されている、などなど彼の行き過ぎた言動に対し反発するのではなく「彼は私を愛しているから、私にちょっと厳しいんだ」と、正当化してしまっている人いません?けどそれ、ただのデートDVという可能性も無きにしも非ず・・・。彼の言動が愛情かデートDVか、今一度見直してみましょう。■■デートDVとは5つのタイプDVデートDVとは恋人間の間でおこる暴力のことで、単に殴る、叩くなどの「身体的暴力」だけでなく、「精神的暴力」「行動の制限」「経済的暴力」「性的暴力」の5つのタイプに分けられます。さっくり述べますと、◎「身体的暴力」殴る、蹴る、髪を引っ張る、物を投げる、殴るフリや刃物等で脅すなど、文字通り身体的な暴力。◎「精神的暴力」「バカ」「デブ」等の言葉の暴力。「女のくせに」などの性差別発言。大声で怒鳴る、無視する。「別れたら自殺してやる!」などの心が傷つく暴力のこと。◎「行動の制限」「他の男の連絡先は消せ」「他の男と口きくな」等の行動の制限。GPSで常に居場所を監視する。趣味をやめさせたり、友達との約束を却下するなど、無理やり自分の思い通りにコントロールする暴力。◎「経済的暴力」デート代を支払わせる。高価なプレゼントを要求する。「返すから」と言って返したこともないのにお金を借りる(お金を渡さないとキレる)などの金銭面で相手を苦しめる暴力。◎「性的暴力」体調が悪いからと断っても無理やりエッチさせられる。望まないプレイを強要される。避妊を求めても避妊に協力してくれない。恥ずかしい動画や写真を撮影しようとする。など、望まないエッチをさせられること。「あ、彼に当てはまる・・・・・・」と思った女子!それ、彼の単なる嫉妬とかわがままではなく、デート DVじゃないですか?■■嫌なことを「強要」されるならDVと捉えていいとはいえ、情があると単に彼の嫉妬なのかわがままなのか、それともデートDVなのかわからないこともありますよね?まぁ、嫌なことを強要してくるのならデートDVと捉えていいのではないでしょうか。あなたにきちんと拒否権を行使できるのであれば、嫉妬や愛情ゆえではあるけど、彼の理解が足りなかっただけの言動とも言えるかもしれませんが、普通に考えて、嫌がることを「強要」するって、愛情からくる行動ではないですから。また逆にあなたが彼にデートDVをしてないかも考えてください。彼のスマホ勝手にチェックして女子の連絡先消してません?彼のSNSを常に監視し、気に食わないことがあると激怒したりしてません?「誕生日はエル〇スのバッグじゃなきゃヤダ!」など、無理に高価なもの買わせようとしてません?彼からのデートDVもそうですが、自分も彼を苦しめていないかちょっと気をつけてみてください。■■おわりに「きっと彼は変わってくれるはず!」と、彼のDVに悩まされながらも彼に愛情を注ぎ続ける女子もいるでしょうが、筆者的には、変わってからまた付き合いましょうよ・・・・・・と言いたいところ。とはいえ、好きだとなかなか離れられないですよね。なので、周りの人または相談窓口などでアドバイスをもらうのもいいかもしれませんよ。(美佳/ライター)参考:『デート DV110番』高崎市市政情報DV(デートDV)ってなに?(ハウコレ編集部)
2018年07月05日「付き合ってから精神的にツラい」とか「度々、泣かされることがある」など、彼のいきすぎた言動に傷ついたことがある女子もいるはず。それ、もしかしたらデート DVの可能性が……。いわゆる暴力だけがDVではありません。「私のことを愛してるから厳しいんだ」なんて、彼の言動を正当化しないで。今回はデートDVの特徴をいくつかご紹介しましょう。■彼氏を怖いと思う時がある・傷つく何か気に食わなかったのか、急にあなたをにらみつけてくる。怒っているのか、わざと大きな物音を立てる。機嫌が悪いとひたすら無視する……などなど、彼のことを怖いと思う時があるのなら、それも一種のデートDVかもしれません。また、「バカじゃねーの?」「デブ」「ブス」のような傷つく言い方をしてくるのなら愛情の裏返し云々じゃなく、デートDVと言えるでしょう。男子の中にはジョークのつもりで「バカ」とか「デブ」と言う人もいますが、普通に考えて、冗談でもパートナーに言うべきではないですよね?素直に「傷つくから言わないで」と伝えて、彼が言わなくなるならいいけど、直らないなら離れたほうがいいでしょう。■勝手にスマホチェック&連絡先を消せあなたの許可を得ずにスマホをチェックして「男友達の連絡先を消せ」なんて命令する。交友関係を過剰に制限する。「俺からの電話にはすぐに出ること」と強要する。……という感じで命令、制限、強要をしてくるのなら愛情や単なる嫉妬ではなく、デートDVの可能性大。また、先に友達と遊ぶ予定が入っていて、彼の誘いを「今度にしよう」と断ったら不機嫌になる、友達との約束を却下するなど、あなたの予定を乱す、彼のその行動に愛情はありません。「何よりも俺を最優先しろ!」的な態度は彼の甘えやわがままではなくDVです。■したくないのに無理やりエッチする普段はOKでも、体調不良や生理でエッチしたくない時もありますよね?「今日はちょっと調子悪くて……。ごめんね」と彼の誘いをやんわり断っても、無理やりエッチしようとする彼は、あなたのことなんて微塵も愛していないでしょう。恋人の体調を心配するより、自分の性欲を優先させる彼と一緒にいたら心が荒みますよ?筆者も過去に、お付き合いしてた人に誘われ「今日は疲れたからごめん」と断ったのに、無理やりされたことがあります。その時は心底気分が悪くなり「この人は、自分の性欲を満たすことしか考えてないんだな……。一緒にいるのは時間のムダだ」と思って、翌日別れを告げました。同意のないエッチはレイプと変わりません。思いやりのカケラもない男子に、自分の貴重な時間や心を捧げる必要はないですよ。■お金を巻き上げる・自殺すると脅すあなたから平気で何度もお金を借りる。デートで毎回のように「あ、財布忘れちゃった」とか「おごってよ」と言うのもデートDVの一種でしょう。ムダに負担をかける彼と一緒にいたら、破産してしまうかも。なお、女子の中には彼の言動に我慢できず、ちゃんと(?)別れを考える女子もいるはず。でも、別れ話を切り出すたびに「別れたら自殺してやる!」などと脅してくる男子も一定数います。優しい女子は「私がフったら本当に死んじゃうのかな……」と、不安から別れられないでしょう。でも、自殺をほのめかす男はたいてい口先だけ。なので「自殺をはかろうとしてる人がいますって、警察に連絡するね」とだけ言って、さっさと去ったほうが安全です。■終わりに彼と一緒にいると、その言動が甘えやわがままなのか、それともデートDVなのか、わからなかったりしますよね。上記の通り、暴言、命令、制限、強要、脅し……を感じるのなら、デート DVと思っていいですよ。すっぱり別れるか、上手く別れられないのなら、周りにいる信頼できる人や、相談窓口などに相談しましょうね。
2018年06月28日精神的に被害を受けるモラハラと精神的DV。どちらも被害者の心を蝕ませる行為ですが、このふたつの細かな違いをご存知ですか?一見似ているふたつの精神的被害の違いや、モラハラ・精神的DVを行ってしまう人の特徴についてご紹介します。モラハラと精神的DVの違いとは?モラハラとはモラハラとは「モラル・ハラスメント」の略。その名のとおり「モラル(道徳)」を振りかざし、自分と世間一般の常識が正しく、相手が悪いといった考えかたから振るわれる精神的暴力がこれに当たります。世間一般の常識と比較しながら「こんなことも言われないとわからないのか」「だからおまえはダメなんだよ」といった発言をすることが多い傾向にあるようです。被害者が「悪いのは自分なんだ」「自分が間違っているんだ」という意識を刷り込まれ、被害者であることに気づきにくいのもモラハラの特徴です。精神的DVとは?DV(ドメスティック・バイオレンス)は、夫婦間や広義では近親者間の暴力全般のことを差しますが、そのなかでも精神的な被害を受けるものが精神的DVと呼ばれています。モラハラとの違いは、加害者が正しいと考えているのが単純に自分であること。 加害内容は言動だけに止まらず、夫婦の場合であれば「生活費を渡さない」「お金を勝手に使う」「家計管理を過度に束縛する」といった経済的なものも見られるようです。また、「交友関係を制限され、友人や実家家族に会いに行けない」「人前でバカにする」といった社会的なものも精神的DVのひとつです。モラハラからDVに発展するケースもモラハラの度合いが悪化し、DVに発展してしまうケースもあるようです。一般的なモラハラは外での態度には問題がないことが多く証明しづらいのも特徴ですが、暴力を振るわれた場合は、言い逃れのできない証拠になります。エスカレートしていく可能性も高いため、速やかに家を出る・警察に相談するといった対策をとりましょう。 どうしてモラハラ・精神的DVをしてしまうのかでは、なぜ加害者はモラハラ・精神的DVを行ってしまうのでしょうか。そうした行為を行ってしまう人の性格的な特徴と、それに至る原因を挙げてみます。モラハラ・精神的DVを行ってしまう人の特徴精神的DVは「自分が」、モラハラは「自分を含めた世間が」正しいとする思考によって行われます。原因となる性格には、極端なプライドの高さが挙げられるでしょう。男女を問わず、極端にプライドが高い人はささいなことで攻撃的になることが多いのではないでしょうか。また、異常に「自分だけが大好き」といった人や、自分の言動によって相手がどう感じるのかを想像できない、想像しようとしない人も多く見られるようです。モラハラ・精神的DVを行うに至る原因こうした性質・性格に至るには、生まれつきの気質以外にも原因があります。極端に過保護に育てられた結果、自己愛精神が肥大化してしまったケース。また、ネグレクトや虐待など、適切な愛情を親から受けられなかった場合も、極端な自己愛に陥ってしまう原因になる可能性が高いと言われています。本人には「自分が異常だ」という意識がないことがほとんどで、そのため改善は難しいとされています。周りの人間によって改善に向かう期待値が低く、適切な距離を取ったり、病院での治療を受けさせるといったことが必要になります。 まとめ離婚原因にもなりえるモラハラ・精神的DV。精神的被害は立証が難しいものではありますが、証拠を用意するなど手順を踏めば、慰謝料の請求も可能な被害です。精神的なダメージは回復までに長い時間を要するもの。今回ご紹介したような言動・行為がみられる場合は、「自分は被害者なんだ」という意識を持って対応を考えることをおすすめします。 参考:モラハラ夫・自己中夫の事例と見極め方心が傷つく言葉の暴力!モラハラと精神的dvの違いとは?dvとモラハラの違い
2018年06月22日セフレ、不倫、お金にだらしない彼氏やDV男との恋など、ダメ恋にハマりがちな人は必見!どうすればダメ恋を抜け出して、幸せな恋愛ができるんでしょうか?「私は私。彼は彼」というキッチリした線引きが、何より大事なんです。文・沙木貴咲報われない恋は、本当の恋じゃない!恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。恋愛は楽しいもののはずなのに、不倫したり、DV男と付き合ったりすると、「もう恋なんてしたくない」と思っちゃいますよね。気づけばダメ恋をしているという女性は、どうすれば幸せな恋ができるんでしょうか?不幸な恋をしがちな女性は、こんな思考をしがちかもしれません。「こんなに想っているのに報われない……でも構わない」「私は大好きなのに粗末に扱われる……それも仕方ない」満たされない恋ならやめればいいんですが、不幸な恋をする人は、「それでも彼が好き」と我慢してしまうんです。これは、自己肯定感が低い証拠。自分の価値が正しく把握できず、必要以上に自身を見下してしまいます。もっと幸せになれる恋があっても、なかなか気づけないでしょう。自分がムリをしても、彼に見捨てられたくない。自分が我慢してでも、彼のご機嫌を取ってしまう。彼のお願いに「NO」が言えない。そうした傾向こそ、セフレ、不倫、DVといった不幸な恋の原因になるのです。「私は私。彼は彼」という線引きをしっかり!自己肯定感が低い人は、繊細な心を持ち、他人の気持ちを汲むのが上手です。本来それらは長所といえるんですが、恋愛においては「相手に気を遣いすぎて、ムリをしがち」という短所にすり替わってしまいます。そのため、不幸な恋にハマらないためには、まず「私は私。彼は彼」という線引きをしっかりすることが大事。恋人とはそもそも、保護者でもなければ、ご機嫌取りでもありません。お母さんみたいに彼氏の面倒を見る必要もなく、彼がご機嫌であるよう気を遣わなければいけないわけでもないんです。我慢をして、苦しい思いまでして彼を繋ぎ止めても、それは本当の愛じゃありません。自分の仕事が忙しかったり、体調が良くなかったりすれば、堂々と「NO」と言っていいんです。CASE1:ワガママな彼氏彼氏が終電間際に「会いに来て」と言ってきたけど、明日は朝イチで会議があって、いつもより早く出勤しなければいけない場合。「ごめんね。今夜はちょっと難しいけど、週末だったら会えるよ」と言って、自分の体力とスケジュールを優先してください。そこで彼が機嫌を損ねても、それは彼の問題。「私が彼を不機嫌にさせた」とは思わないように。あなたが自分の仕事を大事にして何がいけないでしょうか? 夜中に会いたい彼の気持ちに、あなたの予定がマッチングしなかっただけ。それ以上でもそれ以下でもありません。CASE2:お金がない彼氏「私がお金を貸さないと、彼は月末まで生活ができない」という場合、金欠はあくまで彼の都合。あなたはお母さんではないので、生活費を渡す必要はありません。恋人関係で生活費をやり取りするのは、依存とみなされてしまう行為。お金がなくて困っていても、「それは彼の都合。彼の責任」と思ってください。それで彼があなたに文句を言っても、悲しまないように。この状況で明らかになったのは、「彼は金銭的な依存があるタイプで、一緒にいても幸せになれない」という短所です。そこに目を向けて、彼に巻き込まれないよう自分を守るんです。CASE3:彼氏に依存してしまう彼氏に振り回されるだけでなく、自分が彼氏に依存して振り回すケースもあるかもしれません。つねに彼と連絡を取り合わないと不安だとしても、四六時中LINEをしたり、彼のツイッターやインスタを監視したりするのは、ちょっと……。重い彼女と思われてしまいます。彼氏とはいえ、赤の他人。彼女も入り込めないプライベートテリトリーはあるものです。また、「彼に気に入ってもらえるよう、彼の色に染まる(彼の中に自分の居場所を作る)」ではなく、「自分らしくすることで、彼を好きにさせる」と考えるようにしましょう。彼の中に自分の居場所を作ると、個性がなくなり、彼への依存が強くなります。でも、対等に良い関係を続けるには、あなたはあなたでいたほうが良いんです。長所を活かして!セフレや不倫、問題のある彼とのお付き合いにハマりがちな人は、愛情深くやさしいタイプ。『私は私。彼は彼』という線引きがしっかりできると、最高の恋愛ができます。我慢をしないでお互いを尊重できる関係が築ければ、大きな幸せになれる恋ができるはずです!©JNemchinova/Gettyimages©SrdjanPav/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages©nd3000/Gettyimages
2018年06月03日リアーナ&元彼クリス・ブラウンのDV事件をジョークにした広告を掲載してリアーナから痛烈批判を受けた「スナップチャット」が痛い目を見ることになった。同アプリを運営している会社「SNAP」の株価が下落し、約840億円(800万ドル)の損失を出したという。「CNN」などが伝えた。2009年、リアーナは当時交際していたクリスに暴力を振るわれ裁判沙汰に。先週、ゲームアプリ「Would You Rather?」(どっちを選ぶ?)はこの事件をネタとして「リアーナをひっぱたたく」、「クリス・ブラウンをパンチする」という二択の選択肢を表示した広告を作成し、それを平然と「スナップチャット」が掲載していたことからリアーナは激怒、「スナップチャットを削除して!」とファンに呼び掛けていた。世界の歌姫の1人であるリアーナの影響力は大きく、株価は下落。同社は今月のみならず、先月もカイリー・ジェンナーのツイートで大きな痛手を受けた。2,500万人のフォロワーを持つカイリーが、「もうスナップチャットを使ってないのって、私だけかな?悲しいことよね」とツイートしたのだ。カイリーのこの一言で「SNAP」の株価は暴落し、損失額は約1,380億円(13億ドル)に上ったと言われている。当時「スナップチャット」は新デザインを取り入れ、120万人以上のユーザーが「使いにくい」として反対署名を行っていた。(Hiromi Kaku)
2018年03月19日ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第8回目は、DVが治らず別居まで余儀なくされた、Sさんのお話です。“男性を信じること” が怖くなった、私……。【実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 8実は、私バツイチなんです。今は、優しくて大切に守ってくれる新しい旦那がいるので毎日幸せですが、20代は大変な毎日でした。初めての結婚は、大学時代の先輩で、在学中に2年交際していて、卒業後にすぐ入籍しました。彼は、すごくおっとりしている性格で、学校も同じだったし、周りの同級生も知っているし。相手の両親もすごく結婚に対して歓迎してくれていたので、特に将来に不安を感じることもなく、結婚を決めました。しかし、旦那が海外出張を終えてしばらくしたある日、彼が突然仕事をやめてきてしまったんです。相談もなく。とにかく「もう、疲れたから」の一点張りで、何があったのかも詳しく教えてくれませんでした。まじめで堅実な旦那だし、ちゃんと将来のことは考えているはず。おそらく慣れない海外での仕事でストレスを感じたんだろうと思った私は、旦那を追い詰めることなく、次の仕事が見つかるまでは、なんとか家庭を支えようと仕事をたくさん増やしました。徐々に増えていく、旦那の暴力私は、20代の頃からもモデル業をしていたこともあり、短時間でサクッと稼げる、イベントガールやコンパニオンの仕事をしていました。正直、短いスカートを履いてティッシュやアメニティを配る仕事は好きじゃありませんでした。でも、とりあえず旦那が仕事見つかるまでは! と、焦って応募してなんとか食い繋いでいたんです。そんな頃、旦那がお酒を飲むと、部屋のドアや家具に八つ当たりするようになって。挙げ句の果てに、私にも手をあげるようになっていきました。お風呂上がりにドアを開けたままドライヤーをしていると、「うるせーんだよ!」と足蹴りしてきたことも。あんなに優しくてまじめだった彼が、なぜ……? それでも私は、「いや、何かの間違い」「きっと今は仕事が決まらずにストレスなんだ」と自分に言い聞かせていました。その気持ちとは裏腹に、暴力がエスカレートし、ついに殴られ、私の顔にアザができてしまったんです。嘘ばっかりの “大丈夫” に、不信が募る10年近く、そんな生活に耐えていましたが、本当に信じられなくなって、初めて彼の両親に暴力について相談したところ、一度別居することになりました。そして、1年後「もう一度やり直そう!」とリスタートした矢先。たった2週間で、また元の暴力旦那に戻ってしまったんです。「大丈夫、なおすから」「次こそ、大丈夫」そんな、嘘ばっかりの “大丈夫” ばかり並べられて、男性不信になり離婚を決意。夫婦って距離が近いように見えても、相手のことを全然わかっていなかった気がして、なんだか自分の結婚生活が空白に感じた時でもありました。そんな時に、音楽で知り合った男友だちがいました。特に恋愛感情はなかったけれど、一緒にご飯にいきながら好きな音楽ネタで盛り上がるのが楽しくて、よく2人で会うようになったんです。イケイケ男子に、軽い告白を受けたその彼から「結婚ってどう?」と聞かれても、苦笑いで「本人次第だと思うよ〜」なんて上っ面で返事をしていましたね。前の旦那の暴力についてや、離婚理由は特に話していませんでしたが、結婚していたことは知っているので、たまにそんな話題もちらほら。正直、その男友だちはいわゆるイケイケな感じで(笑)。共通の人からは「アイツは遊んでるよ」「近づくのはやめときな〜」なんて、忠告を受けることもありました。そんなある日、男友だちから「ねえ、Sちゃんのことが好きかもしれない」と告白されました。でも、前の旦那に裏切られ続けたこともあり、申し訳ないけど信用できなかったんです。その “好きかもしれない” という言葉が嘘っぽく聞こえて……。どうせみんなに言ってるんでしょ? 噂も聞いてるよ。と心の中では、男性不信が膨れ上がるばかり。楽しくワイワイしているだけが心地よかったし、深い関係にはなりたくなかったので、連絡の頻度を落としながら少しずつ距離を置いていきました。ポロポロ泣きながら、「やっぱり好き」それから1年以上、連絡を控えていたんですが、どうしても連絡をしなければいけない用事があって。「元気にしてる〜?」なんてメッセージから、また連絡を取り始めるようになり再会したんです。彼は、久しぶりに会ったにも関わらず「俺、まだSちゃんが好きなんだよ」「ただ一緒にいて欲しいんだ」と、前と変わらぬ想いをポロポロ男泣きしながら、伝え続けてくれたんです。だんだん、今度は幸せになれるのかな?って期待するようになって。次こそは、温かい家庭を作りたいって……。そんな願いを込めて、交際期間は少ないものの、35歳で再婚を決意。子どもが欲しかったこともあり、妊娠するのに時間がかかることも想定して、入籍と同時に妊活もスタートさせました。その結果、ありがたいことにすぐに妊娠することができました。今は、お腹も大きくなって、生まれてくる子どもが楽しみで待ち遠しい毎日です。次こそ、笑顔あふれる家庭を作っていきたいと思います♡ 前向きに! 一度きりの人生ですから。お話を聞いて……。まじめで温厚な元旦那さんの暴力は、結婚してから2年目くらいから、少しずつ現れるようになったとか。交際中は気づかないことも、結婚して「旦那」になったら変化することもあるんですね。「近い存在だと思っていたけど、本当は相手のことを知らなかった」と、心の内を話してくださいました。現状を飲み込むのに、約10年の月日が流れています。“信じたい気持ち” を手放して、新しい人生を歩まれたSさん、本当に幸せになってくださいね! 赤ちゃんが楽しみです♡(C)martin-dm/Gettyimages(C)yacobchuk/Gettyimages(C)SIphotography/Gettyimages(C)gpointstudio/Gettyimages
2018年03月17日