アディダス オリジナルス(adidas Originals)とグラミー賞受賞アーティスト、ドナルド・グローバーによるコラボレートコレクション「ドナルド・グローバー プレゼンツ(Donald Glover Presents)」が、2019年4月26日(金)よりアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウなどで発売される。ドナルド・グローバーは、アメリカのアーティスト兼プロデューサー、俳優。なお、アーティスト活動時は、「チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)」名義を使用している。2019年の第61回グラミー賞では、最多獲得となる5部門の受賞を果たした。「ドナルド・グローバー プレゼンツ」は、“自分の価値は、身に着けているものではなく、自ら経験したことで磨かれ創造される”というドナルド・グローバーの考えを、アディダスの3つのスニーカーで表現したコレクションだ。シューズのベースモデルは、アディダス オリジナルスのクラシックスニーカー「NIZZA」「Lacombe」「Continental 80」。クリーム色のキャンバスアッパーには、ハンドメイドのようなアディダスのスリーストライプスや不均一なステッチ、裏返しにしたシューレースホールなどをあしらった。さらに、コラボレーションのシンボルである“蛾”のデザインが、ヒールとインソールに施されている。また、ほつれたキャンバス地の端やフリンジの様に揺れるシューレースが、履き込むことで着用者の個性を表してくれる。経年変化によってそれぞれのシューズのデザインが完成する、ユニークな1足となっている。【詳細】ドナルド・グローバー プレゼンツ発売日:2019年年4月26日(金)販売店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、ミタスニーカーズ、スタイルス、アンディフィーテッド、アディダス オンラインショップ価格:・NIZZA DG 11,000円+税・Lacombe DG 9,990円+税・Continental 80 DG 12,000円+税【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2019年04月29日アリス アンド オリビア(alice + olivia)は、ドナルド・ロバートソンとコラボレーションした限定カプセルコレクションを2018年6月1日(金)に発売。伊勢丹新宿店では、5月30日(水)より先行販売される予定だ。インスタグラムでクリエイティブなアートを発信したことで注目を集め、CFDA アワード「ファッションインスタグラマー・オブ・ザ・イヤー」にもノミネートされたドナルド・ロバートソン。抜群のセンスで、一躍話題のアーティストとなった彼は、近年コスメ界やファッション界からも一目置かれている存在だ。同アーティストとアリス アンド オリビアとのコラボレーションは、2016年以来の2回目となる実現。今回のコレクションで展開されるのは、ニットやドレス、Tシャツといったウェアアイテムから、スニーカーやクラッチバッグなどのアクセサリーまで。ピースの上には、ドナルド・ロバートソンらしい色彩溢れる鮮やかなカラーで、遊び心溢れるリップモチーフが描かれた。ショート丈のドレスは、一枚でも存在感溢れるレッドを採用。テキスタイルの上に散りばめた、レオパード柄のリップモチーフがアクセントとなるデザインだ。またジャケットやTシャツ、スカートなどには、舌をぺろりと出した真っ赤なリップをオン。同柄のアイテムを重ねれば、プレイフルなコーディネートを楽しめそう。【詳細】アリス アンド オリビア×ドナルド・ロバートソンの限定カプセルコレクション発売日:2018年6月1日(金) ※伊勢丹新宿店では、5月30日(水)より先行発売予定取扱店舗:全国のアリス アンド オリビア ストア、公式オンラインストア※限定アイテムは、表参道店・心斎橋店・公式オンラインストアと一部店舗にて発売予定価格例:・ジャケット 96,120円・Tシャツ 35,640円・ニット 52,920円・スカート 248,400円・ドレス68,040円~・クラッチバッグ 82,080円~・スニーカー 42,120円※価格はすべて税込価格
2018年05月20日東京ディズニーリゾートでは、6月9日(土)に誕生日を迎えるドナルドダックのバースデーにちなんだプログラム「ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ ミー!”」を2018年6月7日(木)から7月7日(土)の期間、初開催する。東京ディズニーリゾート全体でドナルドの誕生日をお祝い「ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ ミー!”」の開催期間中は、ドナルドの誕生日をより楽しむことができる有料体験プログラム、一部アトラクションやレストランでのバースデー装飾、グッズやメニューの販売などを実施。東京ディズニーリゾート全体で、ドナルドのバースデーを盛り上げる。有料体験プログラム「ジョイン・ザ・ファン」ドナルドのバースデーを盛り上げる有料体験プログラム「ジョイン・ザ・ファン」 を、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両パークで実施。2018年のバースデーを特別なものにしたいドナルドのアピールを探し、クイズに答える体験ができる他、ドナルドにバースデーメッセージを送ることができたり、オリジナルお祝いバッジや、ドナルドのイラストが描かれたフラッグで祝福ムードを楽しんだりすることができる。プログラムで使用するガイド、フラッグ、バッジ、メッセージカード、ペンのデザインはパークごとに異なるため、両パークで楽しむことができる。また、送ったバースデーメッセージに、ドナルドが後日お礼のカードで返信してくれたり、特典としてドナルドからのスペシャル動画がついてきたりと、ドナルドファン必見のコンテンツが目白押しとなっている。施設内のデコレーションもバースデー仕様に東京ディズニーランドの「ドナルドのボート」周辺や「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」、東京ディズニーシーの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」には、バースデーを祝福するハッピー感満載な装飾が登場。記念撮影にぴったりなスポットとなっている。特別メニューやグッズもポップコーンワゴンでは、バースデーデザインのポップコーンバケットを販売。東京ディズニーランドの「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」で販売している“メンチカツサンド”は、ドナルドのくちばしをイメージして作られたユニークなルックスのメニュー。ドナルドになりきりながら、味わうことができる。その他、バースデーを祝うチョコプレートをのせたメニューも提供される。また、バースデーケーキを前に嬉しそうな様子のドナルドの「ピン」や「ぬいぐるみ バッジ」などを、会期に先駆けて6月1日(金)から販売する。ディズニーホテルその他、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーランドホテルと 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでも、イベントに連動したスペシャルノンアルコールカクテルを販売。さらに、ディズニーアンバサダーホテルに宿泊するゲストには、 ホテルオリジナルの記念アイテムをプレゼントするほか、「ドナルドダックルーム」に宿泊できるプレゼントキャンペーンも行われる。詳細ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ ミー!”会期:2018年6月7日(木)~7月7日(土)場所:東京ディズニーリゾート住所:千葉県浦安市舞浜1-1■有料体験プログラム「ジョイン・ザ・ファン」価格:1,500円販売店舗:東京ディズニーランド「ギャグファクトリー/ ファイブ・アンド・ダイム」、東京ディズニーシー「ヴィラ・ドナルド・ ホームショップ」内容:ドナルドのアピールを探してクイズに答える体験ガイド、オリジナルのお祝いバッジ、ドナルドへのメッセージカードとオリジナルボールペン(メッセージを送ると後日ドナルドからお礼のカードが届く)、ドナルドのバースデーを盛り上げるためのフラッグ■「ドナルドダックルーム」宿泊キャンペーンキャンペーン期間:2018年6月7日(木)~7月7日(土)対象:キャンペーン実施期間中に、ディズニーアンバサダーホテルに宿泊した応募者場所:ディズニーアンバサダーホテル賞品:ディズニーアンバサダーホテルドナルドダックルーム1室1泊※招待期間は2019年1月2日(水)~3月31日(日)。※応募用紙に記入の誕生月の中から各1組、全12組を招待。
2018年04月30日東京ディズニーリゾートでは6月7日(木)~7月7日(土)の期間、6月9日(土)が誕生日のドナルドダックのバースデーを盛り上げるプログラム、「ドナルドの“ハッピーバースデー・トゥ・ミー!”」を初開催する。ドナルドの誕生日をもっと楽しめる有料体験プログラムをはじめ、一部のアトラクションやレストランでのバースデー装飾、グッズやメニューの販売などドナルド尽くしのプログラムで、ドナファン垂涎の良企画だ。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両パークでは、ドナルドのバースデーを盛り上げる有料体験プログラム「ジョイン・ザ・ファン」を実施する。その内容は、1.ドナルドの誕生日アピールを探してクイズに答える体験ガイド、2.オリジナルのお祝いバッジ、3.ドナルドへのメッセージカードとオリジナルボールペン(メッセージを送ると後日ドナルドからお礼のカードが届く)、4.ドナルドのバースデーを盛り上げるためのフラッグとなっていて、デザインはパークごとに異なる仕様に。その上、ドナルドからのスペシャル動画が特典としてついてくるなどファン必見だ。デコレーションとしては、東京ディズニーランドの「ドナルドのボート」周辺や「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」、東京ディズニーシーの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」に、バースデーを盛り上げるお祝い感満載な装飾を施す予定。この期間だけの記念撮影におすすめだ。そして、東京ディズニーランドの「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」や東京ディズニーシーの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」では、お祝いのチョコプレートをのせたメニューが販売となるほか、ポップコーンワゴンではバースデーデザインのポップコーンバケットを販売。また、ドナルドがバースデーケーキを持ちながらうれしそうにしているデザインの“ピン”や、“ぬいぐるみバッジ”などをひと足早く6月1日(金)に販売スタート。ドナルドのファンならずともお祝いしたくなるイベントだ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など異なる場合もあり得ます。また、紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年04月29日ヘレン・ミレン、ドナルド・サザーランドというアカデミー賞俳優が夫婦役で共演する『ロング,ロングバケーション』(原題:The Leisure Seeker)。イタリアが誇る名匠パオロ・ヴィルズィ監督がメガホンをとる本作の日本公開が、来年1月に決定。併せてビジュアルが解禁された。人生のゴールを見据えた70代夫婦。愛車のキャンピングカーで目指すは、ずっと憧れていたヘミングウェイの家――アメリカ最南端のフロリダ州キーウェスト。老齢の夫婦がボストンからひたすら南へ、ルート1号線を軽快に旅していく中で、半世紀以上をともに過ごしてきた人生への慈愛や、自由を謳歌する姿を、力強く、ときにユーモラスにスクリーンに描き出す、至福のロードムービー。このほど、ヴェネチア国際映画祭に続き、トロント国際映画祭でも熱い称賛を浴びる本作の日本公開が決定。併せて解禁されたビジュアルは、“バケーション”というタイトルにふさわしく、長年連れ添ってきた夫婦が水入らずで“人生という旅”を謳歌する雰囲気が感じられる。本作で妻エラに扮するヘレン・ミレンは、アカデミー賞に4度ノミネートされ、『クィーン』で主演女優賞を獲得した名女優。英国女王からヒッチコックの妻、元CIAのエージェントまで幅広い役柄を演じ分けるヘレンが、末期がんを患いながらもアルツハイマーの夫を愛し抜き、最後まで人生の舵を自分で取ろうと勇敢に立ち向かう女性を演じる。そして、夫のジョンを演じるドナルド・サザーランドも、映画界への長年の功績を称えられ、第90回アカデミー賞名誉賞に輝いている。息子キーファーも俳優として活躍する中、ドナルドは1963年に『生きた屍の城』で映画デビューを果たして以降、『M★A★S★H マッシュ』『バックドラフト』『鑑定士と顔のない依頼人』などで幅広い役柄を演じてきた。主演映画はなんと140本以上にものぼるドナルドが、本作ではアルツハイマーが進行していく中でもチャーミングさを失わない元文学教師のジョンを熱演。夫婦がともに歩んできた人生を振り返る旅路へと誘っていく。ドナルドは、11月11日(現地時間)にロサンゼルスで開催されたアカデミー賞名誉賞授賞式に出席した際、「私や、私の家族にとって非常に重要なことです。私が演じた役柄たちに感謝します。そして40年以上サポートしてくれている妻にも同様の賞を贈りたい」と喜びと共に、長年連れ添った妻(女優 フランシーヌ・ラセット)へのこれまでの感謝を述べ、実生活でも愛妻家の一面も覗かせていた。『人間の値打ち』や『歓びのトスカーナ』で知られ、長年アメリカでの監督デビューを望まれていたイタリアの名匠パオロ・ヴィルズィが、満を持しての海外初監督作品として完成させた本作。「自由とは、失うものが何もないってこと――」という前向きなメッセージに溢れた、観る者の人生観をも覆すような感動のロードムービーを心待ちにしていて。『ロング,ロングバケーション』は2018年1月26日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日昨年の第69回カンヌ国際映画祭において、フィリピン映画界に世界三大映画祭初の主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』が、7月29日(土)より日本公開される。ここ数年、世界各地で勢いをみせるフィリピン映画。実は日本でも、今年はフィリピン映画の公開ラッシュ!そこで、同作でメガホンをとったフィリピン映画界の最先鋭ブリランテ・メンドーサ監督に注目した。●日本でもフィリピン映画が続々公開!まず筆頭は、1月に公開された浅野忠信主演『壊れた心』(フィリピン=ドイツ合作)。ウォン・カーウァイ作品で知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め、監督はフィリピンの鬼才ケヴィン・デラクルーズ。第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査委員長だった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンからは「ひとりの監督として刺激を受けた」と評された。続いて、7月22日には第29回東京国際映画祭にて最優秀男優賞と観客賞をW受賞したジュン・ロブレス・ラナ監督『ダイ・ビューティフル』、夏には浅野さんの盟友・長谷井宏紀監督による『ブランカとギター弾き』、今秋にはラヴ・ディアス監督『the woman who left』(原題)といったフィリピン映画が連続公開。中でも、「the woman who left」は昨年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を獲得、『ローサは密告された』のカンヌ・主演女優賞受賞もあり、2005年より始まったフィリピン映画の「第3黄金期」は、いままさに全盛期。ちなみに、アメリカに影響を受けた娯楽映画が撮影所で大量生産された1950年代を「第1黄金期」、マルコス独裁政権下にも関わらず強烈なプロテスト精神を詰め込んだ作品が世に出された1970年代を「第2黄金期」と呼ぶ。●メンドーサ監督が第3黄金期の最先鋭といわれるワケ2005年が第3黄金期のはじまりといわれる理由の1つは、現在のフィリピン映画界を牽引しているブリランテ・メンドーサ監督が『マニラ・デイドリーム』でデビューした年であること。もう1つは、「シネマラヤ映画祭(英語表記:Cinemalaya Independent Film Festival)」という若手映画人を支援する映画祭が始まった年であることが挙げられる。その後もインディペンデント映画の製作を援助する映画祭が多数行われるようになり、若手映画監督たちが映画を製作する土壌が作られていった。2015年にはメンドーサ監督の声掛けで、「シナグ・マニラ映画祭」という若手育成のための映画祭も開催されている。また、フィリピンを代表する大スターなどが若手作品にこぞって出演するなど、メジャー作品とインディーズ作品の境界が曖昧となり、「メインディーズ」という言葉も生まれるほど。それが「第3黄金期」の特徴だ。現在のフィリピンの映画制作は、最先端で活躍している現役の監督が若手の面倒をみる、といった流れにより培われ、発達を遂げている。例えば、レストラン経営もしているメンドーサ監督は、映画の勉強をしたい者をその店で住み込みで雇い、現場の撮影スタッフにも起用しながら、実地で映画撮影を学ぶ場を与えている。その結果か、『バードショット』のミカイル・レッド監督は、24歳にして東京国際映画祭の「アジアの未来」部門作品賞に輝くなど、若手監督が世界でも続々と注目を集めている。●美術監督から45歳で映画監督デビュー!異色の経歴で世界を席巻本作『ローサは密告された』では、マニラのスラム街で小さな雑貨店を家族で経営しているローサが、家計のために少量の麻薬を扱っていたことから、ある夜、密告を受けて夫婦で逮捕される。麻薬売人の密告要求、高額の保釈金…警察からの要求もまた恐喝まがいの中、ローサたちは、彼らなりのやり方で横暴な警察に立ち向かっていく――。大学で広告美術を学び、プロダクションデザイナーとしてキャリアをスタートさせたメンドーサ。もともと映画監督になる夢は持っていたが、チャンスはなかった。それが45歳のときに友人に誘われ、初めて手掛けた長編映画『マニラ・デイドリーム』で、一気に映画監督としての才能を開花させた。2008年に製作した『サービス』は、フィリピン映画としては24年ぶりのカンヌ国際映画祭コンペ出品作となった。続く『キナタイーマニラ・アンダーグラウンドー』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞、さらに『グランドマザー/ばあさん』はヴェネチア国際映画祭コンペ出品、『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』はベルリン国際映画祭コンペ出品と、なんとデビューから7年で世界三大映画祭すべてのコンペ部門出品という快挙を果たす。そして、カンヌ3度目のコンペ作品となった本作では、主人公ローサを演じたジャクリン・ホセにカンヌの主演女優賞をもたらし、その歴史を塗り替え続けている。これだけ海外映画祭で評価される理由の1つは、メンドーサ作品の特徴でもある早撮りにあるという。メンドーサ監督は入念にリハーサルを行い、信頼できる少数のスタッフのみで素早く撮影を行う。そのため、撮影日数は非常に短い。手持ちカメラによる撮影は、スラム街の狭い路地を縦横無尽に駆け巡り、その強度は他に類を見ない。その結果、2005年のデビューから現在に至るまでの12年間に、長編だけで13本の作品を生み出すことができた。また、“ノイズ主義”と呼ばれる、音の構成も彼の作品特徴のひとつ。登場人物たちの会話が聞き取りづらくなるほどに、街の雑踏や、登場人物を取り巻く環境音を現実そのままに取り入れるのだ。エネルギッシュな“街”の現実を切り取る説得力を持った作風を、すでに確立しているといえる。●タランティーノもイザベル・ユペールもその才能を絶賛!『サービス』がコンペに出品されたカンヌ国際映画祭で審査委員長だったショーン・ペンは、本編上映後にメンドーサに駆け寄り、称賛を贈るという感動的な場面があった。『キナタイ-マニラ・アンダーグラウンド-』では、映画を観たクエンティン・タランティーノが「非凡な映画だ!」とベタ褒め。『囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件』に出演したイザベル・ユペールも、「彼はとても力強い世界観を持っていて、それは彼の映画を観れば明らかよ。私は、そんな彼の宇宙を探検してみたいと思ったの」と自らメンドーサ監督作品への参加を熱望したことを激白。そして『ローサは密告された』ではた批評家たちが「この作品の演技は助演レベルではないか?」と批判したことに対し、審査員であったドナルド・サザーランドは「彼女の演技は超一流なものだ!」と擁護、アルノー・デプレシャン監督も「彼女に心動かされた」と賛同し、マッツ・ミケルセンも「絶対的に美しい主演女優によるパフォーマンス!」と褒め称えた。同じく審査員だったキルステン・ダンストは、授賞式でのホセのスピーチ中にも感涙していたが、その後ホセと会話を交わし、本作のラストシーンに感動して涙したことを語ったという。さらに、昨年の東京国際映画祭で共に映画づくりを行った行定勲監督は「いま撮りたいことを、全スタッフで作り上げていることが画から伝わる」と本作を絶賛。世界中の映画人が称賛し、その才能に嫉妬する、メンドーサ監督の最新作は見逃すわけにはいかない。『ローサは密告された』は7月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月01日今年、ドラマ「Atlanta」(原題)でゴールデングローブ主演男優賞と作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を獲得したドナルド・グローヴァーが、「デッドプール」のアニメドラマを製作することが明らかになった。弟のステファンとともに製作総指揮と脚本を担当するという。ラッパー、コメディアン、俳優、脚本家、監督など多彩な才能の持ち主で、近年活躍が目覚ましいドナルド。アニメの「スパイダーマン」の声優を務めた過去や、まもなく公開される『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するなど、マーベルとのつながりも深い。マーベルコミックスの「デッドプール」の原作者、ロバート・ライフェルドはインスタグラムでアニメ化への喜びを爆発させている。「僕が秘密を守れないなんて言わせないよ!だって、僕はこのことを12か月間も内緒にしていたんだから。(今年1月に開催された)ゴールデン・グローブ賞では、ドナルドに大急ぎで駆け寄って、彼がアニメをプロデュースしてくれることがとてもうれしいと伝えたんだ。大興奮さ!」。「大人向けのアニメコメディ」になるという「デッドプール」のアニメは、2018年に全10話がリリース予定。正式なタイトルとボイスキャストはまだ発表されていない。So hopefully this picture makes even much more sense now!! Don't ever let it be said I can't keep a secret as I've known about this cartoon for 12 months! On Golden Globes night I raced over to Donald to tell him how thrilled I was that he was producing Deadpool! SO EXCITING! Pinch me!! Congrats FX , Marvel and Donald Glover! #robliefeld #deadpool #xforce #marvel #donaldglover #atlanta #robliefeldcreationsRobertLiefeldさん(@robliefeld)がシェアした投稿 - 2017 5月 10 9:10午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月12日かねてより政界に興味…それどころか大統領選に出馬表明をしているカニエ・ウェストが、心強い“友だち”との絆を深めたようだ。それは、次期大統領のドナルド・トランプ氏。10月21日のキム・カーダシアンの誕生日に祝福ツイートして以来、沈黙を守っていたカニエ。それは極度の疲労や睡眠障害で入院騒動を起こしたせいということもあるのだが、十数時間前に投稿した久々のツイートにファンはびっくり。内容は「今日はトランプと多文化的問題を語りたかったんだ」と、トランプ氏と会ったことを示唆し、「いじめ問題、教師への支援、現代的な教育課程、それとシカゴで発生した暴動についてね」と、多文化社会のアメリカで起きている問題について議論したことを認めた。「E!News」の動画では、トランプタワーのエレベーターから降りてくるカニエとトランプ氏の姿が見られる。トランプ氏はカニエを「前からの友だちなんだよ、すごくイイやつさ」と言い、「人生について語り合ったよ」と笑顔。カニエは「俺たちが本当に“チェンジ”を求めるなら、未来の大統領と直接的にコミュニケーションが取ることが大事だと感じているよ」と、トランプ氏とのディスカッションの意義をツイートし、さらに最後は「#2024」という印象的な数字で締めくくっている。以前は2020年の大統領選に出馬を表明していたカニエだが、2024年に変更か?(Hiromi Kaku)
2016年12月14日ウィル・スミスと言えば『インデペンデンス・デイ』や『メン・イン・ブラック』をはじめ世界を救うヒーローを演じてきた名俳優。そんなヒーローの似合う男がDCコミックのスーパーヴィラン(超悪役)ばかりを集めた『スーサイド・スクワッド』で、狙撃の名手にしてクールな殺し屋・デッドショットを演じている。正義感の塊みたいなウィル・スミスが悪党役!というだけでも心躍るが、本人にとっても嬉しいオファーとなった。「実は、私自身はあまりコミックを読んで育ってこなかったこともあって、コミックの世界=マイナー感があったんだ。でも、スーパーヒーローというジャンルの大ファンではあるから(ヴィランでありヒーローでもある)デッドショットのオファーはとても嬉しかった。この役を演じることができて本当に幸せだよ」。ある日、世界崩壊の危機が訪れ、悪党には悪党をという理由で政府は投獄中の悪党たちを集めてチームを結成。それがデッドショットを含む“スーサイド・スクワッド”だが、そもそも悪党。正義感ナシ、やる気もナシ──彼らがどうやって悪と戦うのか、世界を救うのかが面白い。ウィル・スミスがデッドショット役でアンサンブル・キャストを引っぱっていく。そのなかでひときわ異彩を放っているヒロインが“カタナ”役の福原かれん。ウィル・スミスとの共演は当然「大きなプレッシャーがあった」と語る。「多くのDCコミックファンが期待している映画であることも当然プレッシャーでしたが、撮影現場で緊張したのは、ウィルさんをはじめとする凄い俳優たちの演技力に、果たして自分はついていけるのだろうか…という不安からくる緊張です。でも、リハーサルを通して徐々に仲間に入ることができて緊張はほどけていきましたし、ウィルさんは本当に優しい!私が現場でどうしていいのか分からずオロオロしていると『かれん、こっちにおいで!一緒にご飯を食べよう、一緒に写真を撮ろう!』と誘ってくれる。本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。キャストのみんなからは『こんな素晴らしい経験をしてしまったら、これからは下り坂だね(笑)』なんて冗談を言い合えるほど、仲良くさせてもらいました」。ロサンゼルス生まれでアメリカ国籍ではあるが、日本人俳優がハリウッド映画で活躍する姿は嬉しくも誇らしい。彼女にとって『スーサイド・スクワッド』は映画デビュー作、ウィル・スミスは「初めての映画なのに、かれんは自信に満ちあふれていて驚かされた」と言う。「私がかれんの立場だったら、これだけの俳優が揃っていたら、撮影現場は脅威に感じるだろうね。事実、いまから20年以上前になるけれど、私の初めての映画の現場はストッカード・チャニングとドナルド・サザーランドと共演した『私に近い6人の他人』。自信なんてまったくなかったし、現場は恐ろしかったよ。ちゃんと演技ができるか心配で…心配し過ぎて気持ち悪くなって、家に帰ると具合が悪くなったり(苦笑)。それに比べて、かれんは本当に凄い」と彼女を賞賛し、自分を謙遜するところがウィル・スミスの人としての素晴らしさだ。映画デビュー後まもなくドル箱スターとなり、いまも第一線で活躍、やはり大スター。そんな世界の大スターですら驚く世界感が『スーサイド・スクワッド』にはあると言う。ひとつは、『エンド・オブ・ウォッチ』『サボタージュ』『フューリー』といった作品を監督してきたデヴィッド・エアーがメガホンを取っていることだ。「コミックの世界に彼がどういうビジョンを持ち込むのか、とても興味深かった」とウィル・スミスの興味も膨らんだ。たとえば、キャラクターそれぞれのコスチューム──。「ジョーカーにしても、この『スーサイド・スクワッド』のジョーカーはロックスター風なんだ!しかもブラックミュージックをベースにしたキャラクターになっていて、ローマ法王の指輪のようなものを着けていたりする。ほかのキャラクターに関しても、ギャングのような、軍人のような、ストリートのような(決してヒーロー風のコスチュームではない)ファッションをDCコミックのなかに持ち込んでいる。要は、現実の世界にあるような衣装と言えるね。そこに新しいものは一切なくて、擦れていたり古くて使い込まれていたり…デッドショットの銃にしても、ものすごく使い込んでいる感がある。そういう演出、世界感はとても面白いと思った」。福原さんも続ける──。「カタナが着けているマスクにも刀で切られて後が残っていて、もちろん私の顔にも傷(のメイク)があります。カタナのコスチュームに関しては、途中で大きく変更がありました。最初は、首から足先まで黒いスキンタイトのつなぎのようなものでしたが、胸もとのさらしや暴走族のジャケットなど、日本独特の文化を感じさせるアイテムを取り入れた衣装になっています」。カタナだけでなく、ハーレイ・クイン、アマンダ・ウォラー、エンチャントレス。女性キャラクターがものすごく強烈であることもこの映画の魅力のひとつ。女性がDCコミックに触れるきっかけにもなるだろう。また、ヒロインが多いだけでなくさまざまな国籍の俳優たちが揃っている、ワールドワイドであることも魅力的だとウィル・スミスは説明する。「ジョエル・キナマンはスウェーデン出身だし、アドウェール・アキノエ=アグバエはロンドン出身のナイジェリア人、マーゴット・ロビーはオーストラリア人、僕はアメリカ人で、かれんは日本人…レインボーのようなキャスティングなんだ。そして、俳優も彼らが演じるキャラクターもそれぞれ確立している存在であるのに、ひとつの作品として素晴らしくまとまっている。本当に凄いこと。それもデヴィッド・エアー監督の凄さだよ!」。これまでの常識をとことん崩してくれるはちゃめちゃな映画のその“凄さ”、必見!(text:Rie Shintani/photo:Michimaro Takeuchi)
2016年09月07日ケン・ローチ監督の『I, Daniel Blake』を最高賞パルムドールに選び、無事に幕を閉じた第69回カンヌ国際映画祭。”無事”というのが今年はとても重要だった。昨年のパリ、今年のブリュッセルと大きなテロが相次いだため、カンヌ周辺は厳重な警戒態勢で、コート・ダジュール空港は軍隊が巡回、豪華客船やクルーザーが浮かぶカンヌの海にもフランス海軍の巡視艇が停泊し、上映会場に入る際にはバッグの中身を隅々までチェック。その結果、特に大きなトラブルは起きず、平穏に終わった。もっとも、授賞結果は大荒れ。批評家や観客の間で人気だったドイツの女性監督マーレン・アーデの斬新なコメディ『Toni Erdemann』や、ジム・ジャームッシュの『Patterson』(永瀬正敏がおいしい役を演じている)が無冠に終わる一方で、不評と思われたオリヴィエ・アサイヤス(フランス)がクリテン・スチュワート主演で撮った心霊スリラー『Personal Shopper』が監督賞を受賞。審査員は映画の作り手のため、着眼点が違うのか。審査員団は毎年世界中の映画人から選ばれるが、今年は委員長に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー(オーストラリア)、審査員にマッツ・ミケルセン(デンマーク)、ヴァネッサ・パラディ(フランス)、キルステン・ダンスト(アメリカ)ら総勢9名。中でも目立っていたのが、御年80歳になるドナルド・サザーランドだった。審査員会見でサザーランドは、いつもアメリカの影に隠れがちな祖国カナダの自虐ジョークを連発。カナダ人記者から自国の映画界についての意見を求められると、「戦争中、フランス、イギリス、カナダの兵士が敵に捕まり、処刑前に最後の望みを聞かれた。イギリス兵士は紅茶を望み、カナダの兵士は15分だけ自国のアイデンティティーについて語らせてほしいと頼んだ。フランス兵士は、カナダ人のスピーチを聞く前に殺してくれ、と頼んだ」と語り、会場は爆笑に包まれた。その飄々とした様子は、ドナルドの出世作『M★A★S★H マッシュ』(1970年のパルムドール受賞作)のまんま。さらに授賞式後には「寒いなあ」とブランケットを被って会見場に現れるなど、もう独壇場だ。そんなマイペースなドナルドになついていたのが、マッツ・ミケルセン。どこに行くにもドナルドの後を追いかけていて、映画で見せるクールな顔と違い、かわいい末っ子キャラだった。ジョージ・クルーニー&アマル夫妻、オーランド・ブルーム&ケイティ・ペリーら華やかなカップルの姿も注目を集めたが、逆の意味で話題だったのがシャーリーズ・セロンとショーン・ペン。2人は昨年はラブラブでカンヌのレッドカーペットを沸かせたのだがその直後に破局。しかし今年はショーンが監督、シャーリーズが主演した『The Last Face』がコンペティションに選ばれたため、2人は再びカンヌに登場したが、会見中もレッドカーペットでも必ず間に共演のハビエル・バルテムやショーンの長男ホッパー・ペンを挟むなど、微妙な距離を保っていた。さらにレッドカーペットを一度昇りきったショーンが、ある若い女性が到着すると階段を駆け下りて迎えに行ったときは一瞬びっくり。若い金髪女性が大好きなショーンの新しい恋人かと思われたが、ショーンの長女ディランだった。上映中も少し離れた席に座っていた2人だったが、上映後にスタンディング・オベーションを受けると、シャーリーズがショーンの頬にキス。映画監督としてのショーンへの敬意のしるしだったのだろう。映画はアフリカの紛争地で活動する”世界の医療団”をモデルにした社会派ドラマだが、題材に対してメロドラマの要素が強すぎたのは、ショーンがシャーリーズへの未練があるせいなのだろうか。ちなみにレッドカーペットでは黒いタキシード風スーツでマニッシュに決めたシャーリーズには、今年のベスト・ドレッサー賞をあげたい。ある視点部門で深田晃司監督の『淵に立つ』が審査員賞を受賞するなど日本勢の活躍もあり、今年のカンヌの12日間も盛りだくさんだった。来年は70回記念大会。どんな趣向が凝らされるか、今から楽しみだ。(text:Ayako Ishizu)
2016年05月30日米BOX OFFICE MOJOは11月20日~11月22日の全米週末興業成績を発表した。スーザン・コリンズのベストセラー小説をジェニファー・ローレンス主演で映画化した大ヒット作"ハンガー・ゲーム"シリーズの完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が週末興収1億2万5,000ドルで初登場トップにランクイン。シリーズ2作目以来引き続きフランシス・ローレンスが監督を務め、ジェニファー・ローレンス演じるカットニス率いる第13地区の反乱軍と、独裁国家パネムの最終戦争を描く。共演陣には、リアム・ヘムズワースをはじめ、ジョシュ・ハッチャーソン、ドナルド・サザーランドらのおなじみのキャストが名を連ねる。前週まで2週連続1位に立った『007 スペクター』は3週目にして2位に転落。続く『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』も前週2位から3位に後退した。4位は初登場の『The Night Before(原題)』。セス・ローゲン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アンソニー・マッキーの3人が演じる長年の友人がクリスマス恒例行事に終止符を打つ記念にイブの日に大はしゃぎをするコメディ。5位『The Secret in their Eyes (2015) (原題)』も初登場。2010年に公開され、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンでリメイクした作品だ。その他『扉をたたく人』のトーマス・マッカーシー監督の『Spotlight(原題)』が8位にランクインし、公開3週目にして初のトップ10入り。2003年のカトリック教会司祭による児童の性的虐待事件を特集した記事でピューリッツァー賞を受賞したボストン・グローブ紙の取材の舞台裏を、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロら豪華キャストで描く。
2015年11月23日アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した「世界で最も稼いだ女優」ランキングで推計およそ5,200万ドル(約64億円)を稼ぎだし、第1位に輝いたジェニファー・ローレンス。その代表作にして、シリーズ最終章を迎える『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』から、激動のクライマックスへの期待を盛り上げる最新映像が解禁となった。前3作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。11月20日、全世界同時公開されるその完結編となる本作は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などとともに2015年の全米年間興収第1位を争うのでは?と話題を呼んでいる。この度到着した最新映像は、革命のシンボル=マネシカケスとなり、反乱軍のリーダーとなったカットニス(ジェニファー・ローレンス)に、独裁国家・パネムのスノー大統領(ドナルド・サザーランド)が語りかけるという不穏な雰囲気でスタート。いよいよ最終局面を迎える、反乱軍vs独裁国家の激しい全面戦争が幕を開けている。本作のフランシス・ローレンス監督が「素晴らしい戦闘シーンが、たくさんあるんだ。とてもエキサイティングなものだ!」と興奮気味に明かすように、スペクタクルな映像とスリルあふれる展開が描かれる。さらに、「カットニスがついに自分自身のストーリーの舵をとる。自分のために自分で決断を下すの。簡単じゃないけど、真価を発揮するの」と語るのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズをヒットに導き、本シリーズも第1作目からプロデューサーを務めるニーナ・ジェイコブソン。よりいっそう、ジェニファー演じるカットニスの苦悩や葛藤にも迫っていく様子だ。固い決意を秘めたカットニスが立ち向かう全面戦争のファイナルステージを、こちらの映像からも確かめてみて。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月20日(土)より全世界同時公開。『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』のブルーレイ&DVDは10月23日(金)より発売(同日レンタル開始)、9月23日(水)よりデジタル先行配信。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスが、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定された『ハンガー・ゲーム』シリーズ。その最終章となる『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』から、先日のコミコンでお披露目された最新映像がシネマカフェに到着。併せて解禁となった最新ビジュアルでも、ジェニファー演じるカットニスが、“革命”のリーダーとして圧倒的な存在を放っていることがわかった。家族を残した故郷を壊され、ゲームを共に生き残った大切なピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)を政府に捕虜にされた怒りと哀しみにもがき、葛藤するカットニス(ジェニファー・ローレンス)。だが、彼女は民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=マネシカケスとなり、反乱軍のリーダーとして独裁国家・パネムに立ち向かうことを決意する。ついに、大地を揺るがす最終決戦の幕が上がった――。究極のサバイバル・ゲームで幕を開けた本シリーズは、独裁国家と反乱軍の大地を揺るがす全面戦争へと発展。打倒パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの、想像を絶する運命と最後の戦いを描き出す2部作の後半となるのが本作だ。今回到着したのは、先日のコミコン・インターナショナルでいち早くお披露目されるや、会場のボルテージが一気に上昇したというファン必見の映像。真っ白な戦闘服に身を包んだ兵士たちの間から、赤い戦闘服に身を包んだカットニスが颯爽と登場し、住民に“打倒パネム”を掲げ、共に闘うように発信する。この映像同様に、最新ビジュアルも衝撃的で、前回到着したビジュアルでは、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が座っていた椅子にカットニスが悠然と腰かけており、自由で平等な新国家を建設するために戦いの準備が整ったことを示しているようにも見える。反乱軍vs独裁国家の全面戦争は、いよいよ最終局面。固い決意を秘めた、ジェニファー演じるカットニスのファイナルステージを見逃さないで。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月20日(土)より全世界同時公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日ジェニファー・ローレンス、リアム・ヘムズワース、ジョシュ・ハッチャーソンらキャストが集結し、7月9日(現地時間)にアメリカ最大のポップ・カルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」にてプレゼンテーションが行われた『ハンガー・ゲームFINAL: レボリューション』。現在、日本でも公開中の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』に続き、11月20日(金)に全世界同時公開を迎える完結編となる本作で、“最後”のコミコン参戦となったジェニファーたちに、約6,500人ものファンが熱狂した。参加者は、シリーズを通して世界中から愛されるキャラクターを演じてきたカットニス役のジェニファーと、ゲイル役のリアム、ピータ役のジョシュ、プリム役のウィロウ・シールズと、監督のフランシス・ローレンス、プロデューサーのニナ・ジェイコブソンの6名。本シリーズ最後のコミコンとあって、完結編2部作の舞台となる第13地区からのビデオや予告編映像が上映されると、会場であるコンベンションセンターのホールHに集まった約6,500人のファンからは大歓声があがった。会見の場が1年ぶりとなったジェニファーが何度か上手く応えられない場面があれば、「I LOVE YOU JENNIFER」という声援も掛かり、かつてない盛り上がりを見せた。会見は、アメリカの著名なトークショー・ホストであるコナン・オブライエンが司会を務め、終始和気あいあいとした雰囲気の中で進行。「今年がコミコン最後の年になるから、みんな集まったの」と、ジェニファーも興奮を隠せない様子で、「コミコンのいいところは、ファンの愛情が直に感じられること。もう最後だからジョシュとリアムと一緒にすごく時間を思いっきり堪能しているわ」と語る。ついにシリーズ完結を迎える『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の撮影最終日には「私たちみんなでハグして、子犬のように寝たのよ」とふり返り、「『ハンガー・ゲーム』シリーズに出演したことで起きた私の人生の変化は、永遠のもので、カットニスは私の一部。だから、彼女(カットニス)にさよならと言うことは決してないと思うわ」と語った。最終作を迎えたことについては、「私たちは親友よ。だから、いまでもしょっちゅう会っているわ。だから、寂しくない。でも、一緒に演技をすることがないのは寂しいわ。他の映画の役者たちとは、アイコンタクトをしてちゃんとシーンを演じることが出来る。でも、(ジョシュとリアムとは)アイコンタクトしたら笑わずにはいられないのよ」と話し、役柄を超えた仲のよさに触れた。また、フランシス・ローレンス監督は「本作のエンディングにとても満足しているよ」と語り、「カットニスは、しばらく横道に外れていたけど、今作でまたアクションに戻って、スノー(ドナルド・サザーランド)を追いかけるんだ」と明かす。「ジェニファーは、とても素晴らしい雰囲気を作り出してくれる」と、ジョシュも言う。「彼女はとてもクレイジーに、そのまま行動するから、周囲にいる他の人たちもとても自由に感じられるんだ。そういうのって、とても珍しい。特に女優にはね」。だが、前作は、カットニスとピータにとってはあまりにも衝撃的なエンディングとなった。その気になるカットニスとゲイル、ピータの三角関係に話が及ぶと、リアムが「ゲイルとピータにはキスシーンがあるかも(笑)」と話し、会場を沸かせていた。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は公開中。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日全世界でメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなったジェニファー・ローレンス主演の『ハンガー・ゲーム』。このほど、最終章のPART1『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』からメイキング映像がシネマカフェに到着。天才肌の若きオスカー女優、ジェニファーがスタッフ・キャストから大絶賛を受けていることが分かった。近未来の独裁国家パネムを舞台に、美少女カットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)が生存確率1/24の命がけの“ハンガー・ゲーム”に身を投じた1作目。2作目では、最高権力者のスノー大統領(ドナルド・サザーランド)がカットニス抹殺をもくろみ、歴代優勝者が集う記念大会を開催した。続く、最終章PART1となる本作では、これまでのパネムの圧制にさらされてきた民衆が決起、カットニスが加わった反乱軍と政府軍との大地を揺るがす全面戦争へと展開していく。2作目で描かれたハンガー・ゲーム記念大会の闘技場から救出されたカットニスが収容されたのは、かつて起こった激しい反乱戦争の末、滅亡されたとされてきた第13地区の秘密軍事基地。そこではコイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍が、自由で平等な新国家を建設するために打倒パネムの戦闘準備を進めていた。そこで、政府軍による空爆で壊滅状態となった故郷の惨状を知って胸を痛めたカットニスは、民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=“マネシカケス”として、反乱軍を率いることを決意する。到着した映像では、前作から引き続きメガホンを取るフランシス・ローレンス監督が「ジェニファーがいなければ、この映画は成立しなかった」と断言する。フランシス監督にとってシリーズで重要なテーマの1つが、ジェニファーが“多様な経験を乗り越えるカットニスをどう演じるか”にあった。カットニスは、これまでの経験から複雑な役柄になっているため、多くの感情を表現しなければならないので大変だったはず。だが、監督は「カットニスは多くの傷を負い、本作では、自分の居場所を探し、第13地区の人々が信じられるのか、反乱に参加する責任を負うべきかどうか、おおいに悩んでいる。ジェニファーはすべての面で微妙なニュアンスを見事に演じてくれたよ」と語り、ジェニファーを手放しで絶賛する。そんな若きオスカー女優自身は「カットニスが全く新しい環境で目覚め、ゼロから自分自身を立て直さなければならなかったことは、俳優として挑戦だったわ」と言う。続けて、「まるで別の役のように感じるわ。完全に丸裸なの。根本的には同じカットニスだけど、生きている世界がまったく別物なのよ」と、俳優として大きな挑戦となった役柄についてふり返った。しかし、そんな挑戦も、大ベテランにして「24」キーファー・サザーランドの実父でもある名優ドナルド・サザーランドの「天才だよ。特別な女優だ」という賛辞からも分かるように、完璧に自分にものにしていたジェニファー。“打倒”独裁国家のシンボルとして立ち上がった、ジェニファー演じる主人公カットニスの、想像を絶する運命を2部構成で描き出すシリーズ最終章2作。ジェニファーの熱演に、注目だ。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月5日(金)はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスが、宿命に立ち向かうヒロインを凛々しくも切なく体現し、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定もされた『ハンガー・ゲーム』シリーズ。その完結編へと続く『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』から、ついに日本版予告編映像と最新ポスターが解禁。前作までの“サバイバル・ゲーム”から、いよいよ“ファイナルバトル”へと向かう物語の一端が明らかになった。前2作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。その最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命と葛藤を描く2部構成となる。2014年度最高の全米オープニング成績1億2,300万ドル(日本円:約144億円)を記録し、『ハリー・ポッター』シリーズでも成し得なかった2年連続全米興行収入No.1の快挙を成し遂げた本シリーズは、最終章の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』が6月に、またPART2『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が冬に公開されることが決まったばかり。主人公の少女カットニス(ジェニファー・ローレンス)が、幼い妹の身代わりとなり、命がけの“ハンガー・ゲーム”に身を投じた1作目。続く2作目では、再びゲームに身を投じたカットニスは、独立国家パネムに対するクーデターに巻き込まれる。そして、完結編へと加速する本作では、“ハンガー・ゲーム”記念大会の格闘場から、危機一髪で救出されたカットニスが、第13地区の地下にある反乱軍の秘密基地に収容されるところから幕を開ける。コイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が君臨する独裁国家パネムを打倒し、自由で平等な新国家を建設するための戦いの準備を進めており、幼なじみの(リアム・ヘムズワース)の姿もあった。そこで、政府軍の爆撃で崩壊した故郷の惨状を知り、心を痛めたカットニスは、革命のシンボル=マネシカケスの大役を担うことを決意。しかし狡猾な大統領は、反乱を未然に抑え込むべく、捕虜にしたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)をテレビ番組に担ぎ出す。プロパガンダに利用されるピータの姿を目の当たりにし、胸を引き裂かれるカットニス。反乱軍はピータ救出作戦を実行するが…。本作で本格アクションだけでなく、持ち前の演技力を遺憾なく発揮し、運命に苦悩するヒロインを熱演するジョニファー。シリーズのさなかに『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞女優となり、名実ともにハリウッドの次世代スターの座を手に入れた。米経済誌フォーブスが発表した「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」では1位を獲得、その額は14億ドル(およそ1,689億円)と驚異的な人気を誇っている。そんな彼女は「カットニスがリーダーになることに興奮したわ。でも彼女は英雄になりたいと思っているわけじゃなく、1作目では妹や家族や自分を守りたかっただけ。原作の3冊目では、自分が持つ影響力や、この戦いを率いるという選択肢があることに気付き始め、成長していくの」と自身の演じたカットニスを通して、エモーショナルなドラマの部分を分析する。さらに予告編では、本年度アカデミー賞最有力候補であるジュリアン・ムーア、昨年急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの勇姿も。まずはこちらの映像から、最終局面を迎えた本作を目の当たりにしてみて。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は2015年冬に全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月06日前2作が全世界で大ヒットし、『アイアンマン3』を抑え2013年度全米興行収入ランキング1位を獲得したジェニファー・ローレンス主演『ハンガー・ゲーム』シリーズ。このほど、2部作で描かれる最終章PART1『The Hunger Games: Mockingjay -Part1』(原題)の邦題が『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』、PART2『The Hunger Games: Mockingjay -Part2』(原題)が『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』に決定し、PART1の日本公開を待たずしてPART2が2015年冬に公開されると分かった。2014年度に1億2,300万ドル(約144億円)にもなる最高の全米オープニング成績を記録した最終章PART1である『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』では、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が支配する強大な独裁国家と、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が滅びたとされていた第13地区を率いる反乱軍との一触即発の駆け引きが展開される。家族を残した故郷を壊され、大切なピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)を政府に捕虜にされた怒りと哀しみにもがき、葛藤するカットニス。果たして彼女たちの運命は…。いよいよ大地を揺るがす最終決戦の幕が上がる。若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスが“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス世界記録に認定されるきっかけとなった本シリーズ。米経済誌「Forbes」が「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」でも堂々の1位に輝くほどの彼女は、「映画は間違いなく最高よ。予想をはるかに超えているわ」と自信をみせ、持ち前の演技力で本作のヒロインも凛々しく、切なく演じている。本作では昨年惜しくもこの世を去ったフィリップ・シーモア・ホフマンも出演、さらには名女優ジュリアン・ムーアがシリーズ初参戦を果たすなど、豪華キャストとの掛け合いにも注目だ。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は2015年6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は2015年冬に全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日若きオスカー女優にして、そのファッションや恋愛の動向などまで常に大きな注目を集めるジェニファー・ローレンスが主演を務める大人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』。先週末11月21日(現地時間)に全米公開されたシリーズ最終章となる2部作の前編『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』(原題)が、本年度最高の全米オープニング成績を記録!主演のジェニファーは本シリーズで“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス世界記録に認定され、さらに日本での公開が2015年6月となることも決定した。戦いのステージは、ついに最終章へ。独裁国家パネムに対する反政府勢力のリーダーとなったカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、コイン大統領(ジュニアン・ムーア)率いる革命軍に加わり、事態は独裁国家との全面戦争へと突入。また、滅んだとされていた第13地区の存在も明らかになる。この国の運命は、炎の少女カットニスに託された――。アカデミー賞女優のジェニファー、若手のジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワースに加え、ジェフリー・ライト、ドナルド・サザーランドら超豪華キャストが再集結した本作。本年度のカンヌ国際映画祭「女優賞」を受賞したジュリアン・ムーアが、本作からシリーズに参戦し、今年2月に惜しくもこの世を去った名優フィリップ・シーモア・ホフマンが前作に引き続いて登場することでも話題となっている。原作が全米だけでシリーズ累計6,500万部という大ベストセラーの本シリーズは、前作『ハンガー・ゲーム2』が2013年度全米興行収入ランキングで『アイアンマン3』を抑えて第1位を記録。また、過去2作品で全米8.3億ドル(978億円)、全世界で15.58億ドル(1,556億円)を超えるメガヒットとなり、ジェニファーを一気にスターダムへと押し上げたアクション超大作シリーズ。その最新作となる、シリーズ最終章の前編『モッキングジェイPart1』は、全米4,151館で週末興行成績1億2,300万ドル(約144億円)という本年度最高の全米オープニング記録を達成。同時公開された世界85か国では、1億5,200万ドル(約178億円)を突破し、各国でオープニング成績第1位を記録する見通しで、あわせて推定約2億7,500万ドル、日本円にして322億円のオープニング興収が見込まれるという。この快挙に、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定されたジェニファーは、「作品を観たわ。すごく気に入った。映画は間違いなく最高よ」とコメント。「予想をはるかに超えてたわ。カットニスのストーリーの続きで、第13地区とキャピトルとの間で戦争が始まって、もうゲームはないの。存在すら知らなかった地区で目覚めるから、自分を取り戻さないといけないのよ」と明かしている。日本公開はまだ少し先となるが、若きハリウッドのヒロイン、ジェニファーがまた新たなる伝説を生み出してくれるに違いない。2014年USオープニング成績TOP51位:『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』 1億2,300万ドル2位:『トランスフォーマー/ロストエイジ』1億3万8,390ドル3位:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』9502万3,721ドル4位:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』9,432万0,883ドル5位:『GODZILLA ゴジラ』9,318万8,384ドル(Box Mojo調べ)『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』(原題)は2015年6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月25日全米で圧倒的なヒットを記録しているシリーズの最新作『ハンガー・ゲームモッキングジェイ Part1(原題)』のLAプレミアが現地時間17日にLAのノキアシアターで行われ、ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ジュリアン・ムーア、ドナルド・サザーランドら出演者とフランシス・ローレンス監督が登場した。その他の写真『ハンガー・ゲーム』は全世界でベストセラーになっているスーザン・コリンズの小説を基にしたアクション大作。富裕層が支配する独裁国家で、国民を服従させるために実施されるサバイバル・ゲーム“ハンガー・ゲーム”に身を投じることになった少女カットニス(ローレンス)の戦いが描かれる。カットニスが率いる革命軍と独裁国家の最終決戦を描く第三章『…モッキングジェイ』は2部作で、Part1は21日に全米公開される。過去2作の全米興収が8億ドルを突破している超人気作だけあり、会場には3000人のファンと200もの媒体が集結。主演のローレンスは「本作の冒頭では、故郷の第12地区が破壊されて、自分を取り巻く環境も変わってしまってカットニスは動揺を隠しきれずにいる。その部分を演じるのは大変だった」と撮影を振り返り、ローレンス監督は「カットニスは責任ある大役を請け負い、革命を起こす。彼女がどう戦うかを観てほしい」とメッセージをおくった。会場には徹夜で並ぶファンや、数日前からテントをはってプレミアにそなえるファンが現れるなど、本作への期待は高まっており、今週末のボックスオフィスでどれだけの興行収入をたたき出すのか気になるところだ。『ハンガー・ゲームモッキングジェイ Part1(原題)』2015年全国ロードショー
2014年11月19日2013年全米興行収入ランキングで『アイアンマン3』を抑えて第1位に輝いた、ジェニファー・ローレンス主演のメガヒットシリーズ『ハンガー・ゲーム2』。このほど、4月18日(金)のブルーレイ&DVDリリースを前に、ジェニファー演じるヒロインのウェディングドレス製作の裏側や、こだわりの撮影方法が分かるメイキング映像の一部がシネマカフェに到着した。架空の独裁国家パネムが毎年開催するサバイバル・バトル=“ハンガー・ゲーム”で勝ち残ったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)。特に“炎の少女”カットニスの存在は貧困や飢餓にあえぐ隷属地区の人々に勇気を与え、いま、国家に対する革命の動きが国中に広がろうとしていた。故郷では、家族や幼なじみのゲイル(リアム・ヘムズワース)とも再会を果たすカットニス。だが、独裁者・スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は彼女を抹殺すべく、節目の記念大会となる第75回“ハンガー・ゲーム”で歴代勝者たちと戦わせる絶体絶命のゲームを仕掛けることに…。海外ではティーンを中心に絶大な人気を誇る本シリーズで、圧倒的な存在感で主演を務めたオスカー女優のジェニファー。前作を上回る壮絶なバトルが展開していく中、2月に亡くなった故フィリップ・シーモア・ホフマンや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で注目されたイケメン俳優サム・クラフリンらが新たに出演していることでも注目を集めた。本作で衣装を担当したのは、クリスティーナ・アギレラやP!nkなどのスタイリストを経て、担当したデヴィッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』と「H&M」とのコラボでも話題となったトリッシュ・サマーヴィル。トリッシュは本作で、米・衣装デザイナー組合賞「ファンタジー映画部門」を受賞。映像の中では、ジェニファー演じるヒロイン、カットニスが着用する巨大なウェディングドレスは「私が心酔するジャカルタの有名デザイナーによるものよ」と語っており、ドレスの上半身を金属製に、下のスカート部分は回転したときにフワッとなるよう軽い素材を使用するなど、考え抜かれた工夫が施されていることを明かしてくれた。また、撮影を担当したジョー・ウィレムズによれば、本作では1作目と同じく、無機質なデジタル撮影ではなく、人間味や温かみをより醸し出すフィルム撮影を選んだという。また、登場人物の感情をより強く観客に伝えるため、手持ちカメラを使い、俳優たちの至近距離から撮影。そのほうが「登場人物に感情移入しやすい」とジョーは話している。なお、ブルーレイにはこれらのメイキング映像のほか、ジェニファーの日本独占インタビューや未公開シーン、日本語吹替え声優メッセージなど、計220分の特典映像が収録されているというから楽しみだ。<衣装メイキング><撮影メイキング><『ハンガー・ゲーム2』リリース情報>『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイプレミアム・エディション価格:6,800円(税抜)『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイ価格:3,800円(税抜)発売日:4月18日(金)※同日レンタル開始(上原礼子(cinema名義))■関連作品:ハンガー・ゲーム2 2013年12月27日よりTOHOシネマズ みゆき座、 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開TM&(C) 2013 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2014年04月09日病気の子どもに付き添う家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をご存じだろうか。このほど愛知県名古屋市の名古屋大学医学部附属病院内に「ドナルド・マクドナルド・ハウス なごや」 (なごやハウス)が完成した。11月27日に行われた開所式を取材した。○病院の近くに"我が家のようにくつろげる第2の家"ドナルド・マクドナルド・ハウスは、病気と闘う子どもとその家族が病院の近くに低料金で滞在できる施設だ。コンセプトは"HOME AWAY FROM HOME"、我が家のようにくつろげる第2の家。全施設最寄りの病院から5分以内という病院隣接地(病院敷地内を含む)にあり、利用料は1日1人1,000円という。公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが管理・運営、企業や個人からの募金や寄付によって成り立っている。○日本に9カ所、世界33カ国に328カ所あるハウス開所式には同財団法人、同病院関係者など57人が出席し、施設の完成を祝った。はじめに公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン理事長の柳澤正義氏が挨拶に立った。「このなごやハウスは、日本では東京都世田谷区、宮城県仙台市、高知県高知市、大阪府吹田市、栃木県下野市、北海道札幌市、東京都府中市、東京都文京区に次いで9番目、東海地方としては初めてのハウスになります。ドナルド・マクドナルド・ハウスはアメリカで生まれ、その後フランス、ドイツなどヨーロッパ諸国、さらにはロシア、オーストラリア、アジアでは香港、マレーシア、台湾にも開いており現在33カ国に328のハウスがあります。このように世界に広がったのは、"一般社会の人々が支援して、難病の子どもたちに病院の近くの家庭的環境を提供する"、そういうコンセプトに世界中が共鳴したからに他なりません。私が大学病院に勤務していた頃も、遠く離れた地方から困難な病気を抱えた子どもの患者さんたちが多数入院しておられ、病院に隣接した家族のための宿泊施設の必要性が叫ばれておりました。名古屋大学が中心となり愛知県や名古屋市をはじめ大勢の方々のご理解ご協力によって、このなごやハウスの建設を進めることができました。その結果、本日の完成に至ったことは私ども財団にとって大きな喜びとなっております」(柳澤理事長)○地域が支える子どもの医療名古屋大学 総長の濵口道成氏は、「子どもは私たちにとって一番の宝です。私も子どもを持っている身として、本当に子どもが健やかに育っていくことが一番の喜びだと思います。それを契機に幅広い方々がつながる、そういうハウスになっていくだろうという実感をしています」と述べた。また名古屋大学医学部附属病院 病院長の石黒直樹氏は「医療を成功させるためには心の治療、心のケアといったことが必要で、これは医療者だけでは達成できるものではありません。家族の力、そして家族の愛が必要です。財団にこのような施設を設けていただけるということに対してありがたいと思っております。さらに地域の方々が支援してくださって、寄付というかたちで私どもを応援してくださいました。まさに地域が支える子どもの医療であります。地域の子どもが関係する医療機関すべての医療者の代表として感謝を申し上げるとともに、大切に使ってさらに子供の地域医療を推進していくための大きな力としていきたいと思っております」と話した。日本マクドナルド代表取締役会長の原田泳幸氏は「どこに使われるか、目的が何であるか、その結果をチャリティーした人が実感できる、こういう意味では非常に明確なチャリティーです。子どもはとても大事。活動に参加できることはすばらしいことだと思っています」と語った。○企業や名古屋大学関係者から1億6,800万円の寄付式では、なごやハウス募金委員会 発起人代表で、名古屋大学 副総長の松尾清一氏から公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン 理事長の柳澤正義氏に小切手が贈呈された。なごやハウス募金委員会では昨年3月に活動を開始、さまざまな企業や名古屋大学関係者に対して寄付の呼びかけを行い、1億6,800万円もの寄付を集めた。また、アーティストの石井竜也氏から「ドナルド・マクドナルド・ハウス なごや」ハウスマネージャーの増田直樹氏に記念オブジェが手渡された。石井氏は以前からハウスの活動に共感し、チャリティー活動に協力しているという。式の最後にはテープカットで開所を祝ったほか、続いて開かれた祝賀会には268人が集まった中で鏡開きが行われた。○なごやハウスは3階建て、12室のベッドルームを用意なごやハウスは、2014年1月6日に運営開始する。名古屋大学医学部附属病院ほかに入院・通院中の20歳未満の患者とその家族が利用できるという。施設は3階建て。延べ床面積1,192平方メートル、部屋数12室。自炊ができる共有のキッチンやリビングルーム、プレイルーム、多目的室、ランドリーなどが用意されている。○ドナルド・マクドナルド・ハウスに協力するにはドナルド・マクドナルド・ハウスでは、企業や個人からのサポート(寄付・支援)を呼びかけている。ハウスの活動への協力方法は、寄付金、「はやく元気にな~れの会」サポート会員、マクドナルド店舗での募金、ボランティア参加、物品寄付でのサポートなどがある。詳細は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンサイト内で確認できる。
2013年12月03日2012年に公開され、『アバター』以来となる全米4週連続第1位に輝き、世界中でも大ヒットした『ハンガー・ゲーム』。そのシリーズ待望の第2弾『ハンガー・ゲーム2』に新キャラとして登場する英国人俳優サム・クラフリンが、まるで“ターザン”かと見間違えてしまう程の肉体美を披露しているビジュアルがシネマカフェに到着した。前回の第74回“ハンガー・ゲーム”で死闘を繰り広げ、見事勝者となったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョジュ・ハッチャーソン)。彼女の勇気ある行動は、独裁国家パネムの圧政に苦しむ国民を感動させ、革命の動きが国中に拡大。だが、絶対的な最高権力者・スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は彼女を抹殺するため、第75回“ハンガー・ゲーム”のルールとして歴代勝者と戦わせるため彼らを招集する。サム・クラフリン演じるフィニック・オデイルは、水産業が盛んな第4地区の代表で、第65回“ハンガー・ゲーム”に出場し、若干14歳で勝者になった頭脳派だ。武器の矛をあやつり、鍛えられた肉体からどんな技が繰り出されるかに注目が集まる。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)の人魚に恋する宣教師の若者や、『スノーホワイト』(’12)の王子役など話題作に出演。また2014年にはリリー・コリンズと共演、人気作家セシリア・アハーン原作『愛は虹の向こうに』を映画化した『Love, Rosie』(原題)や、ロネ・シェルフィグ監督の『Posh』(原題)などの公開も控えている。さらに今年の8月に女優のローラ・ハドックと結婚しており、公私ともに絶好だ。過去74回開催されている“ハンガー・ゲーム”の、歴代勝者たちによる壮絶なサバイバル・バトルが描かれる本作。アクションだけでなく、イケメン俳優の肉体美も拝めるかも。『ハンガー・ゲーム2』は、12月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(小泉浩子(cinema名義))■関連作品:ハンガー・ゲーム2 2013年12月27日よりTOHOシネマズ みゆき座、 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開TM&(C) 2013 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2013年10月30日あの人気海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」に続く主演作となる「TOUCH/タッチ」を携えて来日中のキーファー・サザーランドが9月4日(火)、東京・渋谷のTOHOシネマズ 渋谷で行われた本作のプレミア上映会の舞台挨拶に登壇。日本のファンへの熱い思いを明かした。アメリカ同時多発テロで妻を失い、シングルファザーとして暮らすマーティンだが、一人息子のジェイクが無言症で父親の自分とすらコミュニケーションを取れないことに思い悩む。だがある日、ジェイクが落書きのように綴っていた無数の数字が持つ意味に気づき始め…。アメリカ人の父と息子の物語を中心に据えつつも、世界中が舞台となっているのが本作の大きな見どころ。この日の上映が行われた渋谷は第1話で登場する。スクランブル交差点が映し出され、大型ビジョンの映像が演出上で大きな意味を持つとか。キーファーは日本のファンを前に「来日は3度目だけど、日本のファンのみなさんはいつも温かいです」と笑顔で劇場を満員にした約240名ものファンの歓声に応えた。実はキーファーの日本への強い思いは「24」以来のもの。「実は全米では『24』は人気が定着するまでに少し時間がかかったんだけど、日本のみなさんは早くからずっとサポートしてくれた。おかげでシリーズの継続が決定したというのもあったんです。だからいま僕がこうして俳優としてここにいられるのは、日本のみなさんの応援のおかげなんです」と感謝の思いを語った。「24」という大ヒット作品に続く主演ドラマとなる本作だが、「父と息子の姿を描いた物語だからこそ、本作への出演を決めました。この話に登場する息子は無言症で話も、他人に触られることも拒否するという状況です。僕も2人の子の父として、もしも自分が同じ状況だったら?と考えて心が砕けるような思いに駆られました。必死でコミュニケーションを取ろうとする彼の姿に共感してもらえたら嬉しいです」と作品に込めた熱い思いを語った。この日は「24」シリーズ、そしてキーファーの大ファンである俳優の勝村政信が来場し、キーファーに花束をプレゼント。勝村さんは「人生で一番の当たり役と言える『24』の次の役を選ぶのは本当に難しいことだと思う。それなのに、これこそが本当の当たり役なのでは?と思えるような素晴らしい演技を見せていてビックリです。僕が芝居を始めた頃、キーファーさんはすでにスターで『どうしてハリウッドの俳優はこんな演技ができるんだ?』と思って、そこに追いつけという気持ちでやってました。さらにこの年でこんな素晴らしい演技を見せられたらお手上げです」とキーファーへの思いを語った。ちなみに勝村さんは49歳で、キーファーは45歳。勝村さんの方が年上だと知らされたキーファーは「本当!?あり得ないな(笑)」と驚愕。勝村さんからシーズン2の魅力を尋ねられると「シーズン1が父と子の物語に焦点が当てられていましたが、シーズン2では息子の持つ“力”を巡って父が息子を守る姿が描かれます。アクションもありますよ」と思わせぶりに微笑んでいた。なお本作の放送開始を前に9月22日(土・祝)勝村さんがナビゲーターを務める「キーファー・サザーランド主演最新ドラマ『TOUCH/タッチ』SP ~数字をめぐるミステリー~」がWOWOWプライムにて放送。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日(金)より放送。(※第1話は無料放送)「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月04日キーファー・サザーランドが脚本に惚れ込み、あの『24 -TWENTY FOUR-』に続く出演作として主演を決めた『TOUCH/タッチ』が日本上陸! サザーランドが緊急来日を果たし、3日に都内で行われた記者会見に出席した。その他の写真9.11のテロで妻を失い、無言症の息子ジェイクと暮らすマーティン。ジェイクとうまくコミュニケーションをとることができずに思い悩むが、ある日、ジェイクが書き綴っていた膨大な数字に特別な意味があることに気付く。時代を超えた世界中の人々をつなげる数字の“奇跡”を信じ、マーティンは世界中の人々を救うべく奔走する。すでに本作はシーズン2の放送が決定しており、その撮影の合間を縫っての来日となったが、サザーランドは「日本に来るためならどんな口実も作るよ」と日本への愛着を明かす。『24』に続いてのドラマ出演となったが「当初はこんなに早くドラマの世界に戻ってくるとは思ってなかったけど、脚本を読んで美しく繊細な内容に心を奪われたんだ。これを引き受けないと後悔するってね」と本作に感じた特別な思いを口にした。特に今回演じたマーティンについて「息子のジェイクの行動が読めず、それを知ろうと必死になる」と説明し『24』のジャック・バウアーと似ているところが多いとも。「演じながら楽しい旅ができたよ」とうなずいた。本作には東日本大震災にまつわるエピソードも登場する。震災後、アメリカ西海岸に流れ着く様々な遺留品を集める男の物語だが、これについてサザーランドは「ニュースで西海岸に多くのものが流れ着いていると報じられたけど、次第に民家からのものが増えていると聞いて心を痛めたし、被災した方々への思いは一層強いものになった。このドラマを作れたことを誇りに思うし、より多くの人に観てほしい」と訴えた。この日は、特別ゲストとして俳優の濱田龍臣が登場し、サザーランドに花束をプレゼントした。濱田は劇中の息子・ジェイクと同い年。サザーランドは「そういえばちょっと似てるね」と微笑んだ。「将来、ハリウッドで活躍する俳優になりたい」という濱田にサザーランドは「言葉や文化の壁を超えるのが演技。僕が積んできた経験と、きみがいましている経験は何ら変わるものではないし、この先、共演できる可能性は大いにあると思う。そうなったら光栄に思うよ」と貫禄たっぷりの笑みを浮かべ、濱田と固い握手を交わした。『TOUCH/タッチ』WOWOWプライムにて、10月5日(金)夜11時から第1話放送開始
2012年09月03日「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアーことキーファー・サザーランドが「24」に続く連続ドラマ出演作となる「TOUCH/タッチ」を引っさげて緊急来日を果たし、9月3日(月)に都内で行われた記者会見に出席。作品の魅力を存分にアピールした。主人公・マーティンは9.11の同時多発テロで妻を失い、息子のジェイクも無言症となってしまい交流ができずに思い悩む。だがジェイクが落書きのように綴っていた数字が現代と過去、そして未来の人々を繋ぐ数字であることに気づき状況は一変。マーティンは奇跡を信じて世界中の人々を救うために立ち上がる。キーファーの来日は2010年11月の「24 TWENTY FOUR」のプロモーション以来。「日本のファンに会うためならどんな口実だって作るさ(笑)」とユーモアたっぷりに日本への愛着を明かす。本作では強面のジャック・バウアー(「24」)とはまた違った一面を見せているが、キーファー自身は「ジャックとマーティンで共通するところはいっぱいあったよ。ジャックは予想外の状況から脱出するために戦うけど、マーティンの方は息子の行動や考えが読めずに、それを知るために必死で戦うんだ」と解説。「そこには善意やモラルといった要素が感じられるし、演じながら旅を楽しんだよ」と充実した表情を見せた。本作では日本人のキャラクターも登場するほか、東日本大震災について触れたエピソードもある。震災後にアメリカの西海岸に流れ着いた遺留品を拾い集める男とジェイクと同じ境遇の娘を持つ母親の物語が描かれるが、キーファーは「ニュースで遺留品が流れ着いていると報じられていたけど、民家からのものが多くあると聞いて胸を痛めたし、被災されたみなさんへの思いはより一層強いものになったよ。このドラマに参加できたことを誇りに思うし、多くの人に見てほしい」と胸の内を語った。この日はゲストとして俳優の濱田龍臣も登場し、キーファーに花束を手渡した。ドラマ「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」の放送を控える濱田くんは「僕も家族を失う役を演じたので、ジェイクに共感しました。キーファーさんがカッコよかったです!」と感想を伝えた。さらに濱田くんからの「将来、ハリウッドで活躍するにはどうすればいいか?」という質問に、キーファーは「文化や言葉の壁を超えられるのが演技というもの。いまきみがここでしている経験と僕が積んできた経験は何ら変わるものではないと思います。いつか共演できる可能性は大いにあると思うし、その日が来たら光栄に思うよ」と優しく微笑み、2人は熱い握手を交わしていた。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日より放送。第1話のみ無料放送。「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月03日キーファー・サザーランドが、人気TVシリーズ「24TWENTY FOUR」の映画化作品が来年夏にクランクインすると明かした。日本でも10月から放送開始予定のTVシリーズ「TOUCH/タッチ」のシーズン2の撮影を終えた後にも同作品に取り掛かることができると語っているキーファーは、いままで同作に取りかかる“タイミング”に制約があったことで撮影が遅れているとも明かしている。「『TOUCH/タッチ』の撮影終了までに脚本が出来上がらなかったんだ。これまでもプロダクション入りが遅れてきたし、僕にとっても映画化に取りかかる時間に制約があったんだ。その準備やキャスティングとか諸々のこともね。(製作元の)FOX側としてもクランクインするのは現実的でなかったから、来年の夏まで延ばしたんだよ」。2010年にグランドフィナーレを迎えた「24」だが、キーファーは映画化に時間がかかることを心配しておらず、最終的に映画版が完成したら「ものすごい作品になるだろう」と「Crave Online」のインタビューで自信を示した。「僕らはものすごい映画になると思っているんだ。中途半端にはやりたくないんだ。まあ観てのお楽しみだよ」。今年1月の時点でキーファーは今夏にも撮影がスタートするだろうと語っていたため、映画化は再度延期された形となった。■関連作品:24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年07月27日普通の恋愛ドラマやミステリードラマでは満足できないという“大人”の方の好奇心を刺激する、新作海外TVドラマが登場!ハリウッドの裏側を赤裸々に描いた問題作「dirt/ダート:セレブが恐れる女」とドナルド・サザーランドら豪華キャストで贈る、金、権力、不倫ドラマ…とスキャンダラスな要素が満載のドラマ「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」が6月6日(水)より2作品同時にDVDリリースされる。これに先立ち、刺激的なこの2作品の予告編映像がいち早くシネマカフェに到着!まず最初に紹介するのは「dirt/ダート:セレブが恐れる女」。全米では大人向けのドラマが多く放送されるFXネットワークで放送された本作は、オンエア開始直後からその余りのスキャンダラスな内容が話題に。超人気ゴシップ雑誌「Dirt」と「NOW」の編集部を舞台に、スキャンダルが蔓延するハリウッドの“華々しい虚構”とも言えるセレブたちの素顔を暴き出す本作。主演を務めるのは、「フレンズ」や「クーガータウン」で人気を集める、コートニー・コックス。極上のゴシップネタを入手するためなら手段を選ばない、美しくも冷酷非道な女編集長を演じる。R指定が入ってもおかしくない、数々の際どいシーンの一部がこちらの予告編でもうかがえるが、その衝撃的な作風に加えて見どころとなるのは、豪華ゲスト出演の数々。「フレンズ」でコートニーと共演したジェニファー・アニストンやルーカス・ハース、ヴィンセント・ギャロ、そしてデヴィッド・フィンチャーなどの出演が話題をさらった。セレブの仮面を剥ぎ取ることへの快感を止められない主人公のルーシー…。人間はどこまで汚くなれるのか?そんなことを感じずにはいられない一作である。次にご紹介するのは、大御所俳優ドナルド・サザーランドに、ウィリアム・ボールドウィン、ルーシー・リューといった豪華キャスト陣が集結する「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」。ニューヨークの政界、経済界に絶大な権力を誇るセレブ一家・ダーリング家の顧問弁護士として働いていた父親の飛行機事故をきっかけに、その後を継ぐことになった主人公・ニックが、金、権力、すべてを手に入れた一家の秘密とスキャンダルのもみ消しに奔走する姿が描かれる。ドナルド扮するダーリング家の長、トリップと妻・レティシアの間には3男2女の子供がいるのだが、この子供たちがまた曲者揃い。不倫関係を続ける長男のパトリックに、3度の離婚歴をもつ長女のカレン、隠し子をもつふしだら神父の次男・ブライアンに、わがまま女優のジュリエットと放蕩息子のジェレミーの末っ子双子と、彼らの抱える問題は山積みだ。妻にも一家と離れるよう説得されるニックだったが、ある日、父親が事故ではなく、殺されたかもしれないという疑惑が浮き上がり、犯人がダーリング家の人間という可能性も…。製作総指揮を務めるのは、『ユージュアル・サスペクツ』の監督ブライアン・シンガー。ゴージャスだけでない、次から次へと降ってくるスキャンダルに、あなたは追いつくことができる?L.A.とニューヨーク、ゴージャスな舞台の裏で欲望と罠が渦巻くアメリカの二大都市で展開される2作の世界観を、まずは予告編映像でチェック!※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「dirt/ダート:セレブが恐れる女」<レンタル>Vol.1~56月6日(水)DVDレンタル開始Vol.6~106月20日(水) DVDレンタル開始<セル>「dirt/ダート:セレブが恐れる女DVD COMPLETE BOX」価格:15,750円(税込)発売日:6月20日(水)「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー」<レンタル>Vol.1~56月6日(水)DVDレンタル開始Vol.6~116月20日(水) DVDレンタル開始<セル>「Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネーDVD COMPLETE BOX」価格:15,750円(税込)発売日:6月20日(水)© Buena Vista Home Entertainment, Inc., ABC Studios and Bluebush Productions, LLC.© ABC Studios.発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン公式サイト:Disney-studio.jp/kaidora/■関連作品:dirt/ダート:セレブが恐れる女 [海外TVドラマ]Dirty Sexy Money/ダーティ・セクシー・マネー [海外TVドラマ]
2012年03月08日サラリーマンのみなさま、お疲れ様です。ダメ人間の私は、規則正しい生活を送っているサラリーマンのみなさまを、いつも尊敬のまなざしで見つめています。そんな私もかつては、某通信社に勤めるれっきとしたサラリーマンでした。でも、残念ながら脱落。ですから、みなさまへの日ごろの敬意を表して、偶然にも公開時期が重なった日米のサラリーマン映画をご紹介したいと思います。日本代表となるのは、NHKが誇る異色コント番組の映画版『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』。TVシリーズは2004年に単発番組として放送され、2006年からレギュラー化。あのエミー賞のコメディ部門に、2007年、2008年と2年連続でノミネートされる快挙を成し遂げたスゴイ番組なのです。個人的にも全シリーズ欠かさず観ているお気に入りプログラム。思い入れたっぷりに言わせていただくと、NHKならではの鋭い洞察力と取材力を無意味なほどに駆使したり、自社の番組をやりたい放題にパロディ化し、必要ならば自分たちの番組すら笑いものにする潔さを持っていたり、他にはないユルさを良しとする懐の深さがあったりと、そんなところが魅力でしょうか。サラリーマン社会の喜怒哀楽や理不尽さを背負った不思議なキャラクターばかりを集め、誰かの経験談なのか創作なのか不明なほど突飛なエピソードで綴り、人気を集めているのですが、それが映画になると聞いたときは耳を疑いました?コントを長編にするなど、「いったい、どのように?」と。ファンのそんな心理を承知してのことなのか、タイトルの後に「(笑)」とついているのが、とても“NEO”的。内容としては、年々厳しくなるサラリーマン世界で生きる人々を思わず笑顔にしてくれるエピソード満載。“あるわけないよ”というネタを絡めながらも、「サラリーマンって文化だな」「こんな働き方って素敵」と思える展開へ。最後には、「サラリーマンってかっこいい!」と思わせる働く人々への讃歌となっています。ベースとなるのは、とある三流ビール会社と一流ビール会社との新商品開発バトル。正直者が馬鹿を見る社会ではなく、本当に一生懸命な人たちにエールを送れる社会にしたいと、しみじみ思わせてくれる仕上がりです。私と同じNEOファンに向けては、こんな情報も公開しておきましょう。番組の象徴的キャラであるセクスィー部長の“ビギンズ”や、白石夫妻のその後、OL夜叉のみなさんの日ごろの働きぶりなどがわかります。「?」な方は、この映画をきっかけに、ぜひTV番組のファンになっていただきたい。サラリーマン経験の長い人ほど、笑えるはず。明日への活力ももらえる…かもしれません。万が一、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』ではもはや笑えないほど、状況がひっ迫している人には、もうちょっと黒い笑いはいかがでしょう。そこで登場するのが、米国代表、悲喜こもごもの“悲”の部分を抽出し、ブラック・コメディにしてしまった『モンスター上司』です。嫌味ネチネチ上司と、セクハラ女上司、おバカな二代目上司に苦しむ男性3人が、業を煮やしてとある計画を練ることから生まれる騒動を描いた作品なのですが、やはりアメリカはやることが派手ですね。モンスターな上司を演じるのが、ケビン・スペイシー、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ちょい役ながら脇を固めるのがジェイミー・フォックス、ドナルド・サザーランドという豪華さ。意地悪な役はどこまでも憎たらしく、セクハラ具合は開いた口がふさがらないほどはしたなく、不肖の息子ぶりはどこかの国の製紙会社の社長並に、と実に恐ろしいモンスターぶりなのです。お下品な下ネタも登場するし、不謹慎なエピソードも満載。現在のハリウッドが嫌う表現を、躊躇なく使い倒しています。でも、これは観に行く相手を選んでいただくための注意事項にすぎません。個人的には決して嫌いじゃありません。ある意味では、『ハングオーバー』シリーズ、『キック・アス』の流れをくむおバカ映画の正統派。こんな上司が本当にいたなら笑い話にならないけれど、もしも実際に、こんな上司で苦しんでいる人がいたら、映画を観ればちょっと気分が楽になるかも。くれぐれも、主人公3人のような解決策は選ばないでいただきたいけれど、笑い飛ばすならいいのでは?3人の上司に自らの上司の顔を重ねても、誰も非難しませんから。厳しい社会情勢の中で、大変な部分ばかりが取り沙汰されていますが、元サラリーマン、現フリーランスの私にしてみれば、サラリーマンにも良い点がいっぱいあります。その筆頭は有給休暇。休みたいだけ休めるけれど、その間、収入は一切なしという私にとって、それはそれは羨ましい制度。これからやってくる年末年始のお休みは、サラリーマン・ライフの喜びを象徴するもののはず。年末まであと少し…。そのつなぎ役として、ぜひもうひと頑張りする活力に、2本の映画を正しくお役立てくださいませ。(text:June Makiguchi)■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会モンスター上司 2011年10月29日よりシネマート新宿、 シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:沢村一樹&生瀬勝久、じゃんけんで負けて『サラリーマンNEO』続編からは降板?小池徹平×生瀬勝久インタビュー『サラリーマンNEO』は日本の縮図?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】郷ひろみ「僕にしかできない」オレンジのスーツで登場!こだわりの下着でイメチェン?ジェニファー・アニストン動画インタビュー到着!
2011年11月08日迫力の風貌と幅広い役どころで知られる名優、ドナルド・サザーランドがハリウッドのハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りを果たし、26日に名前入りプレートの設置セレモニーが開催された。古くは『M★A★S★H マッシュ』や『普通の人々』、最近ではTVシリーズ「ダーティー・セクシー・マネー」などで活躍中のサザーランドは76歳。自らの名前が刻まれた星型のプレートについて「墓石よりずっといいね。その場を訪れて、この目で見ることができるから。バケツとモップを手にここに座って、誰にも踏まれないように番をすることもできる」とジョークを言いつつ、引退する気はないと明言した。ちなみに彼のプレートが設置されたのは、息子のキーファーのプレートの隣り。残念ながら仕事でニューヨーク滞在中のキーファーはセレモニーに欠席したが、メッセージをコリン・ファレル(サザーランドと映画『Horrible Bosses』<原題>で共演)が代読した。「わがままにもその場に行き、あなたが私の父であることを僕がどれほど誇りに思っているか、それ以上にあなたの息子であることを誇りに思っているかを伝えたかったです」という息子のお祝いの言葉に感動した面持ちのサザーランドは「(ウォーク・オブ・フェイム入りを実現させた)ハリウッド商工会議所に心の底から感謝します」と語った。(text:Yuki Tominaga)写真は「ウォーク・オブ・フェーム」プレート設置セレモニーに参加したドナルド・サザーランド。© AFLO■関連作品:再会の街で 2007年12月22日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2007 Sony Pictures Entertainment Inc. All Rights Reserved.ATOM 2009年10月10日より全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:シャーリーズ・セロン、9年間連れ添った“夫”と破局していた脳科学おばあちゃん、実はアトムの大ファン!育児の観点でも『ATOM』は脳に良い?役所広司「お風呂でいつもアトムヘア!」ASIMOもアトムの祝福に駆けつける『ATOM』上戸彩インタビューアトムに続いて声を演じてみたいキャラクターは…上戸彩つながりで誕生!『ATOM』×ソフトバンク“白戸家”が究極のコラボCM制作
2011年01月28日キーファー・サザーランドが11月16日(火)、東京・六本木の東京ミッドタウン内ホールで行われた、主人公ジャック・バウアーを演じる米ドラマシリーズ最新作「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンの記者会見に出席した。来日は、2005年11月に同作シーズン4のPRで来日して以来、5年ぶり2度目。「昨日着いたばかり。前回と違うこの辺りのホテルに泊まっている。実は夕べ、1人で歩いて店に入ったんだ。アメリカから持ってこなかった髭剃りクリームと剃刀を調達しようと思って。日本語を話せないでいたら、僕だと知らない人が助けてくれて調達できた。また日本の人の心の優しさに触れた気がした。1人で買い物ができる外国はほかにいないんじゃないかな?」とジャックの“ピンチ談”を吐露。会場の笑いを誘った。同シーズンは、シーズン7から1年半後、娘のキム夫婦と孫との平穏な暮らしを楽しみ始めていたジャックが、再び国家規模のテロに巻き込まれていく物語で、撮影は今年4月に終了した。クランクアップの瞬間の気持ちを尋ねる質問に、キーファーは「長い答えになってしまう」とまず苦笑い。「1〜8まで同じクルーでやってきて、その間、16組のカップルが結婚し、30人の子供が生まれ、その全ての瞬間に立ち会ってきた。家族以上の家族です。最後にみんなの前で何か言わないと、と思って話していたら、クルーの1人と目が合い、その瞬間涙が出て、下を向いて隠した」とふり返った。ドラマシリーズは終了したが、映画化が決定済み。「いま、作る方向で動いている。2時間ものになるから、リアルタイム進行ではなくなるので脚本家がホッとしていると思うよ。例えばいままでならアメリカから日本に行く、なんて不可能だったけど、いろいろできる。ドラマとは違った面白さが出てくると思う。でも同じなのはみなさんの期待通り、ジャックがひどい状況に追い込まれるってこと。楽しみにしていてください」と現状を明かした。また、ジャックの魅力について改めて「やりたいことができないグレーな部分がある。例えば仕事と家庭の板挟みになる。大統領を守ろうとして妻を死なせてしまう、とか。その姿はどんな文化、言葉の国の人も、共感するんじゃないかな。僕もそこが魅力だと思って演じてきました」と話した。「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンはレンタルリリース中。12月23日(木・祝)よりコレクターズBOX発売開始。(photo/text:Yoko Saito)「24-TENTY FOUR-ファイナル・シーズン」<レンタル>vol.1〜vol.8レンタル中vol.9〜vol.1212月3日(金)レンタル開始「24-TWENTY FOUR-ファイナル・シーズン」DVDコレクターズBOX価格:20,160円(税込)発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン発売日:12月23日(木・祝)■関連作品:24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]■関連記事:ジャック・バウアー“極秘”来日も成田は一時騒然!シネマカフェ的海外ドラマvol.174恋人にしたい?おじさまヒーロー 第1回【ハリウッドより愛をこめて】「24」、ギャラ高すぎでシーズン7をもって終了!?キーファー、暴行事件の被害者デザイナーと和解へ美術館主催のガラにセレブが集合深夜のパーティでキーファーが暴れる!
2010年11月16日