さて、先日のアメリカ大統領選挙では、事前の予想を覆してドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を破り、アメリカ合衆国次期大統領に選出されました。そのドナルド・トランプ氏の妻であるメラニア・トランプ氏が、結婚前に性的サービスに従事していたかのような虚偽の報道がされたとして、英国の新聞社等に対し1億5000万ドル(約155億円)の損害賠償を求める訴訟を今年9月に提起していることはご存知でしょうか。*画像はイメージです:日本における名誉毀損訴訟からすると、想像を絶するとんでもない金額ですね。日本では、(データをとった訳ではないので感覚的なものですが)だいたい50万円から100万円くらいとなるケースが多いと思います。著名人が、発行部数の多い週刊誌等で名誉を毀損された場合等には高額となることもありますが、それでも300万円から500万円といったところでしょうか(なお、名誉毀損の裁判例が多数収録され、損害賠償がどの程度認められているかを確認できる書籍として、例えば、西口元・小賀野晶一・眞田範行編著「名誉毀損の慰謝料算定」(学陽書房2015/10)があります)。ところで、アメリカにおいては、(特に「公人」の場合)日本とは違った枠組みで名誉毀損の成否が判断されています。どう違っているかを簡単に言えば、日本の場合は「表現が真実であること」等を、表現を行った者が証明しなければならないのに対して、アメリカの場合は、「表現が虚偽であること」等を被害者(表現の対象とされた者)が証明しなければならないのです。以下、詳しくみてみましょう。■日本の場合、特に公人では「真実か否か」が重視まず日本の場合は、不特定多数が認識し得る状態で「社会的評価を低下させるに足る表現」がなされれば、それで名誉毀損が成立します。ただし、表現内容が「公共の利害に関する事実であること」、「専ら公益を図る目的であったこと」、「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を、表現を行った者が証明できたときは、違法性(または責任)が阻却され、損害賠償責任は生じません。なお、表現の対象が「公務員」や「公選による公務員の候補者」である場合には、上記要件のうち「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を証明すれば、損害賠償責任を免れるとされています。これは、公務員等に関する報道・表現は、民主政治の健全な運営にとって重要な価値を有することから、名誉毀損が成立する場合を狭くすることによって、報道・表現が萎縮したり、その結果、「知る権利」が妨げられたり、といったことを防ぐためです。【参考】刑法230条の21前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。2前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。3前条第1項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。以上のとおり、日本においては、表現内容が真実であること(または真実であると信じたことに相当の理由があること)を、表現者が主張立証しなければなりません。 ■アメリカの場合は「悪意」を持っているかが重要一方、アメリカの場合です事情が日本とは異なり、過去の判例では以下のように説明されています。「『ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件』で連邦最高裁判所は、公人の場合、報道された情報が虚偽であるという理由だけでは名誉毀損訴訟は成立しない、との判決を下し、米国の名誉毀損法を根本から変えることとなった。最高裁判所はさらに、報道記者や編集者が「現実の悪意」をもって行動し、「それが虚偽かどうか、まったく意に介さずに」情報を報道したということも、原告側が証明しなければならない、と裁定した。」(アメリカンセンターJAPANウェブサイト「米国政府の概要 – 連邦最高裁判所による画期的判決ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件(1964年)」)つまり、アメリカにおいては、表現された内容が虚偽(反真実)であること、それが「現実の悪意」をもってなされたことを、被害者の方が主張立証しなければならないのです。そして、少し専門的になりますが、ある事柄について裁判の当事者(原告・被告)双方が主張立証を尽くしても、「その事柄の存否(真偽)が不明」という状態になったときには、その事柄を証明しなければならない方の不利に判断される、すなわち、「その事柄は存在しない」という結論になります。 ■日本の方が被害者にとって有利にしたがって、日本では表現者が「表現内容が真実であること」(やその他の要件)を証明しなければならず、「真実かどうか分からない」という状態になった場合には、「真実ではない」ということになり、表現者が損害賠償責任を負うことになります。一方、アメリカでは、被害者が「表現内容が虚偽(反真実である)こと」、「「現実の悪意」をもってなされたこと」を証明する必要があり、「表現内容が虚偽(反真実)であるかどうか分からない」、「「現実の悪意」をもってなされたかどうか分からない」という状態になった場合は、被害者の損害賠償請求は認められない、ということになります。どちらの判断枠組みが被害者にとって有利(逆に言えば、表現者にとって不利)かといえば、日本のほうであることは明らかですね。 ■「表現の自由」を推し進めるにはところで、「真実」であることの立証には、ときとして困難が伴うことがあります(例えば、報道の場合は「取材源の秘匿」が要請されますが、その要請を守ることは、一方で、真実性の立証を十分にすることができないという事態を招くことになるでしょう)。そのため、上述のとおり、真実であるとの立証ができなかった場合でも、「真実と信じたことに相当の理由がある」との立証ができれば、名誉毀損は成立しないとすることによって、表現の自由(の保障)とのバランスをとっているといえましょう。また、公務員等に関する表現について一定の配慮(真実性(真実相当性)のみ立証すればよい)がされていることも、表現の自由への配慮にした結果、といえます。そして、アメリカの例に倣ってさらに一歩進め、証明責任を転換する(「虚偽であること」を被害者が証明しなければならないとする)ことも、検討の余地があるのではないかと思います。 *著者:弁護士 櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。ブログ「ネットイージス.com」)【参考】産経フォト2016.9.2付「トランプ夫人が英紙を提訴名誉毀損で155億円要求」【画像】イメージです*Debby Wong / Shutterstock
2016年11月16日波乱の結果となったアメリカ大統領選。勝利したドナルド・トランプ氏は大富豪としても知られていますが、これまで移民や女性に対する過激な発言をしてきたことから、全米各地で抗議のデモが行われています。暴言王とも言われるトランプ氏の発言は、 良くも悪くも世間の注目を集めやすいと言えるでしょう。同じく日本でも、過激な発言によって注目を集める人は少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「日本の暴言王といえば?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●日本の暴言王といえば?・1位:石原慎太郎……25%(64人)・2位:高嶋ちさ子……15%(38人)・3位:和田アキ子……9%(24人)・4位:上西小百合……8%(20人)・5位:太田光(爆笑問題)……7%(18人)・同率6位:テリー伊藤……6%(16人)・同率6位:長谷川豊……6%(16人)・8位:デヴィ夫人……6%(15人)・9位:坂上忍……5%(14人)・同率10位:堀江貴文(ホリエモン)……4%(11人)・同率10位:北野武……4%(11人)※11位以下は省略※有効回答者数:255人/集計期間:2016年11月10日〜2016年11月11日(パピマミ調べ)●第1位:石原慎太郎最も多くの票を獲得したのは『石原慎太郎』さんで、25%(64人)でした。『とにかくエラそうで嫌い。公の場で汚い言葉を平気で使うし、言いたい放題って感じですよね。誰か止められる人がいればいいんですけど』(30代女性/自営業)『暴言以外の言葉を聞いたことがないというぐらい暴言だらけ。本人は悪いなんてこれっぽっちも思ってなさそうなところが余計に腹立たしいです』(20代男性/営業)14年もの長きにわたり東京都知事として君臨した石原慎太郎さん。暴言、失言は数知れず、その高圧的な態度とあいまってたびたび言動が注目を集めています。84歳をむかえた今になってもその暴言は衰えるところをしらず、7月に行われた東京都知事選の際にも小池百合子さんに対し「大年増の厚化粧」 と罵倒。しかし、芥川賞選考委員を務めたこともある大作家であり、メディアから追及されることはほとんどないという状況です。彼の暴走を止めることは誰にもできないと言えるでしょう。●第2位:高嶋ちさ子2位にランクインしたのは『高嶋ちさ子』さんで、15%(38人)でした。『見てるぶんにはおもしろいですけど、言ってることはホントに過激ですよね』(20代女性/大学生)『ゲーム機バキバキ事件は今でも覚えています。女性とは思えない言葉遣いが多いですね』(40代男性/営業)自他ともに認めるせっかちな性格 で、ヒステリックな言動が話題になることの多い高嶋ちさ子さん。ヴァイオリニストというおしとやかに感じられる肩書きが、その過激な言動を一層際立たせるのかもしれません。「曲がり角が来る前に曲がる」などの話をはじめとしたエピソードも数々あり、そのせっかちな性格が周囲にいらだちを感じることにつながり 、暴言を吐いてしまうのではないでしょうか。過激な発言が音楽活動に悪影響を与えないことを祈るばかりです。●第3位:和田アキ子3位にランクインしたのは『和田アキ子』さんで、9%(24人)でした。『なんであの人に誰も文句を言えないんですかね?言いたい放題で常識がないわがままな人っていう印象です』(30代男性/アパレル)『慕っている人が多いイメージですけど、実際にはまわりの人も困ってそう。手がつけられないし、言って良いことと悪いことの区別がついてないように思います』(20代女性/事務)芸能界のご意見番として、多くの芸能人から恐れられている和田アキ子さん。彼女に意見できる人がいないことから、言動がどんどん凶暴化している と思われます。特にネット上での評判が悪く、若い世代から批判を集めているようで、その自分勝手な態度が“常識がない人”として炎上することもしばしばです。果たして周囲の人間は、彼女の暴言をどのように感じているのでしょうか。----------いかがでしたか?大御所と言われ、周囲の人が反論できないような地位にいる人が上位を占める結果となりました。まわりがイエスマンばかりになってしまうと、自分の振る舞いが傍若無人なものであることに気づけなくなってくる のかもしれませんね。人の上に立つような立場になったときこそ、その人の本当の人間性が見えてくるのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜13位)】日本の暴言王といえば?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月15日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが声色さえも変え、アメリカ最大の国家機密を暴いた元CIA職員を熱演する『スノーデン』。本作でメガホンをとったのは、ハリウッド随一の社会派監督オリバー・ストーンだ。これまで『JFK』『ニクソン』『ブッシュ』と、3人のアメリカ合衆国大統領を映画で描いてきた監督が、つい先日、次期大統領に選ばれたばかりのドナルド・トランプ氏を撮影していたことが分かった。1年半に渡って繰り広げられてきた米大統領選。日本時間11月9日、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が破れ、共和党で不動産王のトランプ氏が次の第45代大統領に選出された。トランプ氏がどのような大統領になり、これからのアメリカをどのようにかじ取りをするのか、いま世界中の人々から注目を集めている。そのトランプ氏が、『ホーム・アローン2』(’92)にカメオ出演していたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(’89)の悪役ビフ・タネンのモデルであったことはすでに報道されているが、実はオリバー・ストーン監督もまた、2011年に公開された、マイケル・ダグラス主演の名作『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』で彼をとらえていた。同作は、長い刑務所生活を終えたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が、娘の婚約者である若き投資家のジェイコブ(シャイア・ラブーフ)と再びウォール街で一旗揚げようとする様を描いている。トランプ氏が登場するのは、ダグラス演じるゲッコーと床屋で会話を交わすシーン。ストーン監督は、「彼は文句なしに素晴らしかったですよ。ただ彼から、2ページにわたる事前要求事項があった。例えば、こっち側から撮ってはいけないなど。なので彼とも話をしました。彼はとてもチャーミングな人だと思います」と当時をふり返っている。結局、そのシーンはカットされ、日の目を見ることはなかった。ストーン監督は、その理由を「脚本の問題でした。映画の中ではあまり長いシーンではなかったので。そのときは彼が大統領選挙に立候補するなんて考えてなかったよ。(カットは)単なる脚本と、編集の問題のためだったんだ」とコメント。さらにストーン監督は、国家主導の個人情報監視の事実を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンを描いた本作『スノーデン』にも、トランプ氏を“出演”させている。この“スノーデン事件”が全世界で報道された際、メディアや一般人の間では、スノーデンを擁護する人と非難する人に意見が真っ二つに割れたが、本作中では、あるニュース報道の中でのトランプ氏のコメント、「(スノーデンは)死刑という手もある」が紹介される場面が登場する。トランプ氏の声と本人の顔画像が映し出されるたった1カットだけだが、彼が大統領に就任した直後(就任式は現地時間1月20日)に劇場で流れることを思えば、強烈な印象として残るはずだ。『ウォール・ストリート』の撮影が終わった後、監督に「僕の演技、素晴らしかったか?」と自信をのぞかせていたというトランプ氏。まさかの結果となった米大統領選だが、米国史上初めて公職についたことのない大統領となる彼を勝利に導いた要因の一端は、その“自信”にあったのかもしれない。『スノーデン』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、ドナルド・トランプ氏が米大統領選挙に当選したことについて「不安になりました」と語った。松本は、「ヒラリーさんは負けたけども、別にトランプが勝ったわけではない」と切り出し、現在米国内でトランプ反対派による大規模なデモが行われていることに触れた。また、毎年大みそかに放送されている日本テレビ系『笑ってはいけない』の収録日が選挙結果発表のタイミングと重なっていたことから、結果を知らせるようスタッフに頼んでいたという。トランプ勝利を知った時のことを「全く笑えなかった」と思い返した。松本の考えでは、トランプ大統領は「九十九の害で一利あり」。沖縄基地問題に触れ、「基地が沖縄からなくなればいい。ある種、チャンス」と捉えるも、選挙当選後にはそれまでの強硬な姿勢から変化が見られることから「たぶんそこまではいかない」。さらに「思いやり予算の値上げで手を打つのでは」と推測し、「非常にバッドエンディング」「これだけは何とか阻止してほしい」と願った。
2016年11月13日放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が13日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことについて、「アメリカにアホが多い」と発言した。これまでもトランプ氏を批判するコメントをしてきたデーブ氏は、この選挙結果について、「純粋な気持ちで支持している人たちが多いということを認めた上で、大統領が当選してデモとか抗議は記憶にない。こんなのは初めて」と異例の事態だと話した。そして、「選挙中にみんなが好きそうな言葉を並べて、当選した途端にコロコロ変え始めると。いい人になるとか」と続け、「トランプ自身は生粋の共和党の人じゃないから、彼自身は娘もしっかりいるし暴走しないにしても、周りにどういう人を入れるか。すでにちょっと危険人物が含まれている」と心配。「なんでトランプになったってみんなに聞かれるんですけど、アメリカにアホが多いんですよ。よく勉強していない人が多いんですよ」と言い放った。また、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が、デーブ氏の「素人に心臓の外科手術をやらせるようなもの」という発言について、「民主主義というのはだれでも総理大臣になる資格がある。これがすばらしいこと。ここを否定するようじゃ民主主義を否定することになる」と指摘すると、デーブ氏は「否定してないんですけど、彼は資格なさすぎるんですよ」と批判した。
2016年11月13日爆笑問題の太田光と妻で所属事務所社長の太田光代が、13日放送のTBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)で、米大統領選に勝利した共和党のドナルド・トランプ氏と約20年前に遭遇していたエピソードを明かした。今回、大統領選のさ中にニューヨークにいたという太田光代社長がVTR出演。約20年前に夫の太田光らとニューヨークのステーキハウスを訪れたときのことを振り返り、「隣にいた人が『チャイニーズ?』と聞いてきて、『ジャパニーズ』と答えたら、『子供だね』と言われたのを覚えている。どうやらそれがトランプさんだったみたい」と話した。スタジオでは太田光も、「(太田光代)社長の誕生日で、取材スタッフが(店に)言っておいてくれたら、店中が『ハッピバーステー』って。その中にトランプがいたらしい」と説明。「トランプに誕生日祝ってもらったんです」と言うと、共演者たちから「すごいね」という声があがった。
2016年11月13日セレブの大多数が支持していたヒラリー・クリントンがまさかの敗北。アメリカ国民が次期大統領に選んだのは、ドナルド・トランプの方であった。大統領選から一夜明け、セレブはこの状況に何を思うのか。アナ・ケンドリックは「悪夢を見たような気分で目が覚めた。そしてまた泣き始めた。私の信念:私は一人じゃない、みんなも一人じゃない」とつぶやき、アリエル・ウィンターは「アメリカ、あなたは失敗したわ。なんてザマなの。ありえない。トランプを私たちの大統領だと認めることなんて一生できない」と憤っている。オリヴィア・ワイルドはヒラリーの闘いぶりを称え、「心から残念に思う」と慰めたうえで、トランプの勝利には「打ちのめされている」と発言。国内のセレブのみならず、イギリス人のエマ・ワトソンもこんな反応を見せ、ファンから称賛を受けている。「今日はニューヨークの地下鉄にマヤ・アンジェロウの本を届けにいくわ。そして、私が信じていることのために、より頑張って闘うつもりよ」とツイート。女性の権利向上を主張するエマは、公民権運動に深く関わったマヤの著書を愛読しており、先週も多くの人に読んでもらうために地下鉄にこっそり本を置いて回る活動を行った。大統領選については触れていないものの、差別主義的な発言で有名なトランプが勝利したことを受け、再びマヤの本を世に広めるべきだと思ったのだろう。(Hiromi Kaku)
2016年11月10日9日(現地時間)、アメリカの第45代大統領に共和党のドナルド・トランプ候補が当選。民主党のヒラリー・クリントン候補を応援してきた多くのセレブたちはツイッターなどSNSで失望と怒りを表明している。未明の午前2時半頃(現地時間)、ニューヨークにあるトランプタワーの前で「愛は憎しみに勝つ(Love trumps hate)」と書かれたボードを無言で掲げたのはレディー・ガガ。その写真に「私は愛が憎しみに勝つ、優しさのある国に住みたい」とツイートした。ガガと同じように、選挙期間中はライブ・パフォーマンスでクリントン候補を応援してきたケイティ・ペリーは「愛は憎しみに勝つ」をハッシュタグにしてツイート、「じっと座っていないで。めそめそしないで。動くのよ。私たちは、憎しみにリードされるような国家じゃないわ」とツイート。クリントン氏への投票を若い世代に呼びかけてきたクロエ・グレース・モレッツは「これが私の言うべきこと。一緒に立ち上がりましょう。力強く」というツイートに「いまこそ共に立ち上げるとき、私たちの声を聞かせるときです。もし私たちが声を上げず、黙らされてしまったら、彼らが勝ってしまう」という一文から始まる長文の画像をアップし、今後も主張し続ける姿勢を示した。『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンズは「アメリカにとって恥ずべき夜だ。僕たちは、ヘイトモンガー(マーベル・コミックに登場する、憎悪を煽るキャラクター)に素晴らしい国家のリードを託してしまった。いじめっ子に僕たちの針路を任せてしまった。僕は打ちのめされている」と落胆を隠さない。ジョン・レジェンドは「まるでアメリカが僕たちの授業料をトランプ大学に送ってしまったように感じる」、ジェシカ・チャステインは「私たちはもはや、人種差別や性差別とは無関係なふりはできないということ。問題は、これからどうするのか?」とツイートした。一方、民主党支持者が多いセレブの中でトランプ支持を表明し続けていたスティーヴン・ボールドウィンは「神が動いた…そしてアメリカが声を上げている!!」「こんな素晴らしい歴史を体験できて誇りに思う!!」と大喜びのツイートを連発していた。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月10日マーベル映画でキャプテン・アメリカを演じている俳優のクリス・エヴァンスが、米大統領選でドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を押さえて勝利したことについて「恥」とコメントした。これまで民主党候補のクリントン氏を公に支援してきていたクリスは、「今日はアメリカにとって恥となる夜だよ」とツイート。「僕らは憎悪の念をかきたてる扇動者に素晴らしい我が国を率いることを許し、いじめっ子に僕らの方向性を決めさせるんだ。とてもがっかりしているよ」と失念の意を表した。今回の結果については多くのセレブがすでに落胆の念を明らかにしており、『モダン・ファミリー』のアリエル・ウィンターは、「アメリカのみんな、あなたたちは失敗したわ。本当になんてことなのかしら。すごくがっかりしているわ。私はドナルド・トランプを私たちの大統領だと認めることはないわ」とツイート。『ファミリー・ガイ』のクリエイターなどとして知られるセス・マクファーレンは、「ブッシュを嫌いな人もいた。オバマを嫌いな人もいた。でも今回は話が違う。好きじゃないという表現は忘れてくれ。多くの人は今心の底からおびえているんだ。これは新しいことだよ」と不安を表した。また、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などで知られるオクタヴィア・スペンサーも「オバマのことが恋しくなるでしょうね。この国は私たちがいかに恵まれていたか、そしてそれを当たり前と思っていたかを実感するためにトランプ政権が必要なのかもしれないわ」とツイート。その一方で、これまでトランプ氏を応援してきていたスティーヴン・ボールドウィンはこの結果を「誇りに思う」とし、「もうすぐ素晴らしいアメリカを取り戻すための本格的な活動が始まるぞ!こんな最高の歴史の一部に慣れたことを誇りに思う!」とツイートしている。(C)BANG Media International
2016年11月10日タレントのパックンことパトリック・ハーランが10日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利し、自身の予想が外れたことについて土下座で謝罪した。この日は冒頭からトランプ氏の勝利を大々的に取り上げ、MCの真矢ミキは「世界を震撼させたという言葉がありますけど、こういうことなのかなと。私たちは立ち合いましたね」と発言。国分太一も「ずっとヒラリーさんが優勢と聞かされていたので驚きがありました」と感想を述べ、「そう言っていた本人をお呼びしてますので。ちょっと来なさい!」とパックンを呼び込んだ。パックンは前々日、前日にも同番組に出演し、「僕は正真正銘のクリントン派」「周りにトランプ派っています? 僕、探してもいないんですけど」「7:3でクリントンになると思う」とクリントン氏の勝利を予想していたため、この日は登場した瞬間に「すいませんでした!」と土下座。国分が「日本の謝り方しないでください」とツッコんだ。また、坊主宣言もしていたパックンだが、「頭髪だけは勘弁してください!」と頭を押さえながら訴えた。そしてパックンは「驚きです。僕だけじゃなくて、アメリカの分析をしている専門家もみんな外れています」と予想外だったとコメント。トランプ氏勝利の要因について、「感情>理性」「世論調査の穴」を挙げ、「トランプの強さは、怒り、不安、恐怖をあおる…感情をうまく握っているところ。彼は以前、プロレスのプロモーターもやっていてエンターテイナーでもある。人の心を動かすのがうまい」と話した。また、国分が「僕個人的にはヒラリーさんってこんなにも嫌われていたんだなっていうのも今回の大統領選でわかった気がする」と言うと、パックンは「その通りです。トランプ氏のうまい作戦なんですが、選挙中に嫌われ度を上げているんです」と説明。真矢が「選挙の行かなかった方たちも動いたっていうのもあるんですかね?」と聞くと、パックンは「新しい支持層を生み出したのもトランプの強さの一つです」と答えた。
2016年11月10日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日毎年ハロウィンで本気すぎるコスプレを披露してきたハイディ・クルム。今年は自身の母国・ドイツに由来する“何か”になると語っていた彼女に、ファンは期待を胸に待ちわびていた。ロサンゼルス時間の31日21時を過ぎてやっと明かされたその姿は、ハイディとハイディのコスプレをしたクローン5人であった。6人のハイディが並んだ姿はゴージャスではあるが、ハイディ自身は“本人”のため、コスプレ感は全くない。ニューヨークなどの東海岸ではすでに11月1日になってしまったほど待たせたわりに「コレ?」と、楽しみに待っていた人たちから大ブーイングを浴びる結果となった。ニーナ・ドブレフとテイラー・ロートナーは今年のリオオリンピックにおいて“狂言強盗”騒ぎで有名になった水泳のライアン・ロクテ選手に。ベビーフェイスのニーナの顔と筋肉スーツがミスマッチでおもしろい。ケイティ・ペリーも気合いを入れ、プロの手でヒラリー・クリントンに変身。ヒラリーの夫・ビル・クリントンのコスプレをした人物と手をつないで姿を現し、当然彼氏のオーランド・ブルームなのだろうと思いきや、なんと、後ろでとても悲惨な姿のドナルド・トランプに扮しているのがオーランドだと発覚!ヒラリー派のケイティが、彼氏を使ってトランプを揶揄することに成功した。(Hiromi Kaku)
2016年11月01日社会的にNGな言葉を集めた辞典を作るために始めた【Politically Incorrect Dictionary】、今回6回目となりました。 社会的にNGと言いますと、歴史的、文化的、そして経済的な背景などを考えずに、相手を傷つけるような可能性のある発言をしてしまうことです。 ここで挙げる言葉はあくまでも提案で、正解の提示ではありません。 個人の性格や体験、どの視点から見るかでもちろん、「何が社会的にNGか」は変わります。 なので、この辞典を通して知ったり、考えたり、誰かと相談したりするきっかけになれればと思って続けています。 そして今回はとくにダメなのかオッケーなのか微妙なこの言葉。 p.6 ハーフ(Hāfu) 1, 半分、2 分の 1 2, 人種・国籍等が異なる両親から生まれた人物 日本では普通だと思います。 私の人種・国籍等が異なる両親から生まれた友達も気にしている様子の人には会ったことがありません。 でも、ある時イギリス人の知り合いは、彼と日本人の奥さんの間に生まれたお子さんが「ハーフ」と呼ばれて激怒しました。 彼は自分の子供が「ハーフ:未完全」と呼ばれているような気がして怒ったのでした。 英語だと、ハーフ・ジャパニーズやハーフ・アメリカンなど“ハーフ ~ ”というのは大丈夫なそうです。 でも「ハーフ」とだけ言うのが失礼だそう。 これは本当に国・人それぞれですが、怒る人も存在しているということを考えると、気をつけて使うか、使わないのか、しっかり判断した上で発言した方がいいのかもしれません。正直これに関しては日本に、代わりになる言葉が存在しているのかわかりません。 「ダブル」と呼ぶべきではないかという議論も世間には存在していたそうですが、定着はしていないように思えます。 英語圏では“mixed race(人種がミックスされた)”や“partly ~ (~の一部)”などといった表現をするのが主流なようです。 少なくとも、英語圏の方には違うニュアンスで伝わってしまうようなので、気をつけないとですね。 もし代用として何かいい案があったらぜひコメントください。 みんなで考えていけたらいいですね。 それでは次回もお楽しみ! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!【Politically Incorrect Dictionary】p.5 迷言王ドナルド・トランプ氏特集 もう5回目となりました!社会的にNGな言葉を集めた辞典を作るために始めた【Politically Incorrect Dictionary】。今... ーBe inspired!
2016年10月29日アカデミー賞に3度輝くメリル・ストリープが10月24日(月)、第29回東京国際映画祭のオープニングを飾る主演作『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』の記者会見を都内で行った。来日はディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』以来約1年半ぶり7度目となる。メリルといえば6月、ニューヨークで行われた恒例の「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」ガラで、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏に“変身”し、そのなりきりぶりが大きな話題になったが、いよいよ終盤を迎えた選挙戦については「私たちアメリカ人にとっては重荷。早く終わってほしい」と持論。また、かつて民主党のクリントン候補が「もし自分を映画やドラマになるときは、ぜひメリル・ストリープに演じてほしい」と発言したと会場の記者から聞かされると、驚きつつも「そう言ってもらえるのは光栄なこと」としながらも、「彼女が何かを成し遂げる“未来”を待たないといけないでしょうね」とけん制した。メリルは『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でアカデミー主演女優賞を受賞している。映画は超オンチながら、音楽に深い愛と情熱を注ぎ、ついに世界が憧れる音楽の殿堂、カーネギーホールで公演を実現させたフローレンス・フォスター・ジェンキンスの波乱に満ちた生涯を描いたヒューマンドラマ。『マンマ・ミーア!』『イントゥ・ザ・ウッズ』などで美声を披露し、“歌ウマ女優”のメリルだが、「まずは2か月間、みっちりオペラの訓練をし、次の2週間で音程を外す練習をしたの」と裏話を披露した。また、劇中で描かれる夫婦愛に触れ、「2人が同じ夢を共有したからこそ、長年連れ添うことができたんだと思う。私の夫もアーティストだから、女優という仕事を理解してくれているし、いつも助けられている」と自身の夫婦円満の秘けつも明かしていた。『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。第29回東京国際映画祭オープニング作品として10月25日(火)上映。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日米国大統領選挙を控え、共和党のドナルド・トランプ候補と民主党のヒラリー・クリントン候補の激戦が伝えられている中、初の女性大統領が誕生するかもしれない昨今、まさに“女性”が作品のキーワードとなる映画が続々公開を控えている。そこで、強靭な女性がリーダーとなり、活躍を見せるこの秋冬の映画をご紹介!まず、12月23日(金)より公開される『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦で1人の少女を犠牲にしてテロリストを殺害するか否か、ドローン操縦士の迷いと、遠く離れた会議室での閣僚たちの議論を中心に描かれる軍事サスペンス。現実としてドローン攻撃の誤爆による犠牲者が生まれている、現在の戦争への疑問をストレートに描く。本作で、テロリストが潜伏する現場と軍事作戦の会議室の間に立ち、攻撃指示のコントロールを担うキャサリン・パウエル大佐を演じるのが、ヘレン・ミレン。2006年、『クィーン』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞など多数受賞した、言わずと知れたイギリスを代表する国際派女優だ。彼女の役柄や起用に関して、『ツォツィ』(’05)でアカデミー賞外国映画賞を獲得し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などを手掛けた本作のギャヴィン・フッド監督は、「この役をヘレンにしたのは素晴らしい考えだった。“女性なら引き金を引く前にためらうだろう”と思うが、同時にこれはヘレン・ミレンだ、悪役もこなすと分かっている。彼女がどっちに行くのか、観客はさっぱり分からない。ヘレンはこの人物を完璧なバランスで演じている」と、彼女の演技に絶賛を贈っている。そんなヘレンと共演するのは、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞しオファーが殺到中のアーロン・ポール、日本公開作品としては本作が遺作となった『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンら、豪華な顔ぶれ。さらに、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のコリン・ファースが、プロデューサーを務めていることにも注目だ。そして、『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ監督が手掛ける、ニューヨーク社交界の実在のソプラノ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにした笑いと感動ドラマ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は、12月1日公開。10月25日から開幕する第29回東京国際映画祭のオープニングを飾る作品としても、話題を呼んでいる。主人公フローレンスを演じるのは、アカデミー賞の常連であるメリル・ストリープ。絶世の音痴であるにもかかわらず、ソプラノ歌手の夢をもつフローレンスと、その夢を守るため奔走する夫(ヒュー・グラント)、雇われたお人好しのピアニストとともに、彼女が夢に見るカーネギーホールでのコンサート開催を目指す。夢をもつことの尊さと、あらゆる手段で彼女に夢を見続けさせる夫の献身な姿が胸を打つ。そんなフローレンスの魅力を全身で体現するメリルの名演に、まさに男たちが振り回され(?)、惹きつけられている。なお、メリルは2017年1月公開『未来を花束にして』では、実在の女性運動家エメリン・パンクハーストにも扮している。また、日本映画では、チームの指揮官という言葉そのままに、映画初主演の杏が演じる女性指揮者が活躍する『オケ老人!』が11月11日公開。荒木源の小説を基に、老人ばかりのアマチュアオーケストラ「梅が丘交響楽団」に入団してしまった主人公の女性を、杏さんが熱演する。始めは戸惑いながらも、彼ら全員をひとりひとり、指揮者としてまとめ上げる力強い存在感を見せている。加えて、年末に公開が控えるハリウッド超大作でも、女性たちが大活躍を見せる。全世代に絶大な人気を誇る『スター・ウォーズ』シリーズのアナザーストーリーを描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)。昨年末に公開され大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも新進女優デイジー・リドリーが中心人物となったが、本作の主人公ジンを演じるのは、『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズ。ジンを筆頭に寄せ集めの極秘部隊“ローグ・ワン”が結成され、デス・スターの設計図を奪う困難かつ無謀なミッションに挑む。また、日本が誇る大人気ゲームを基に、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める世界的人気シリーズの最新作『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12月23日公開)も控えており、日本から参加したローラ、クレア役でカムバックするアリ・ラーター、モデルで女優のルビー・ローズなどが出演する。まるで、女性が世界の牽引者となる日を待ちわびているかのような、映画界での彼女たちの活躍に目が離せない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年10月23日グラビアアイドルの橋本マナミが、19日に放送されたインターネットテレビ局・AbemaTVのバラエティ番組『おねだりプリンセス』(毎週水曜20:00~22:00)に出演し、セクシーなおねだりを披露した。同番組は、毎週違った美女が"姫"となり、アシスタントの"じいや"と一緒に、登場するゲストからおいしい食事を"おねだり"してごちそうしてもらい、その金額を競い合うという内容。今回は、"姫"に橋本マナミ、"じいや"にレイザーラモンHG、そしてゲストとしてレイザーラモンRGが登場した。橋本は、グリーンのセクシーなワンピースを着て登場し、ごちそうしてもらう目標金額は1万円と宣言。「ガツガツいきます! もしゲストに響かなかったら脱ぎ捨てますから! 脱ぎ捨てればいいんでしょ!」と意気込んだ。その発言にHGは、「姫がもっと脱ぎ捨てる場所はあります!」と冷静にツッコんだ。橋本とHGは代官山の人気焼き肉店に到着すると、ドナルド・トランプ氏に扮したRGさんが登場。早速橋本は牛一頭からわずかしかとれない「プラチナタン」をおねだり。最初はしぶっていたRGだったが、橋本がRGさんの耳元でささやいたり、肩に頭をのせるなど、セクシーなおねだりを披露し、注文することができた。そのセクシーさに、視聴者からも「かわいすぎる」「エロい」などコメントが多数寄せられた。2件目の老舗フレンチレストランに移動してからも、橋本からのセクシーなおねだりは続き、RGはメロメロ。1杯1,000円のレモネードや、キャビアなどを頼むことに成功し、橋本はそのおいしさに大興奮していた。さらに、"愛人にしたい女NO.1"とよばれる橋本のセクシーさが話題になると、橋本は「女豹腕立てとか椅子を使ってすごい腰を回したりします」と実際に披露しながら説明。色気たっぷりな体勢に男性陣は大盛り上がりだった。
2016年10月20日もう5回目となりました! 社会的にNGな言葉を集めた辞典を作るために始めた【Politically Incorrect Dictionary】。 今回は米大統領選として世界中で話題になっている共和党候補、ドナルド・トランプ氏に注目したいと思います。(Photo by VCU CNS)なぜなら彼は社会的にNGな発言をすることに限ってはピカイチ! いわば、Politically Incorrect王です。 次のアメリカの大統領が誰になるのか。 アメリカとの交流が深い日本も他人事ではありません。 一時はトランプ氏が支持率をどんどん上げ、絶望的な気持ちになった人も多かったと思いますが、支持率はここにきて下がっています。 きっかけはやっぱり彼の迷言。 非白人系の戦死した兵隊の遺族に対して人種差別的な批判をしたのが大きな要因です。 退役軍人に尊敬と感謝をするという文化が根強いアメリカでは政党関係なく、これまもう違うレベルでNGだったようです。 それではこのタイミングで、安心してこれまで彼がした迷言を振り返りたいと思います。 p.5 ①「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」 ②「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」 ③「メキシコは問題のある人間を米国に送り込んでいる。彼らは強姦犯だ」 ④「もしイバンカ(トランプ氏の娘)が俺の娘じゃなかったら多分付き合ってるね」 どうしてダメかは言うまでもないでしょうか…。 宗教や人種を一括りにしてひどい中傷をしています。 アメリカを白人化したいトランプ氏は国民が移民に対して批判的になるように煽っているというわけですね。 最後の娘への発言は社会的にNGを通り越してただただ気持ち悪いですね…。 こういった発言は言うまでもなく、許されません。 ましてや多民族国家の大統領候補となると、責任の重さは計り知れません。 トランプ氏はこうも発言しています。 「アメリカの悪いところは、(Politically Incorrectかどうか)気にしすぎるところだ」 どうりで、平気でひどい発言をできるわけですね。 「ポリティカリー・コレクト」すぎるのは「逆差別」だという批判はよく存在しています。 ケースによっては「逆差別」なことも否定できません。 誰の立場から見るのか、どの歴史的側面から話すのか、非常に難しい問題です。 でも、常に「相手の立場になって考える姿勢」というのは大切だとは思わないでしょうか。 ひとまず、トランプ氏が大統領になる可能性がだいぶ怪しくなったことに安心して今週は終わりたいと思います。 次回もお楽しみに! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!【Politically Incorrect Dictionary】p.4 「彼氏いる?」「彼女いる?」 今回4回目となりました、【Politically Incorrect Dictionary】。「その発言どうなの?」という言葉を集めて、まとめて... ーBe inspired!
2016年10月14日恋する女性にとって、デートやパーティーでインパクトを与えるのが大事なように、働く女性にとっては、ミーティングやプレゼンでいい印象を与えるのが大切。それはもちろん、プレゼンの内容や話し方も大切ですが、ファッションでだって印象を与えてこそバシッと決まるもの。そこで目指したいのが、知性的で清潔感があって、好印象を与え、それでいておしゃれな政治レディーのファッション!欧米の働く女性も参考にしている、政治系女性のアイコン3人から、そのテクを学んじゃいましょう。統一感がポイント!「イヴァンカ・トランプ氏」Ivanka Trumpさん(@ivankatrump)が投稿した写真 – 2016 7月 21 8:10午後 PDT今最も輝いている知性おしゃれアイコンは、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の娘であるイヴァンカ・トランプ氏。元モデルで、父が経営する不動産会社の副社長を務める才女でありながら、自身の名を冠したブランドではジュエリーや靴、ファッションを発表するなど、おしゃれ感も抜群!7月に行われた共和党全国大会では、自身のブランドのピンクベージュドレスを着てスピーチを行い、次の日にそのドレスが完売するというほど注目を浴びました。ピンクベージュは、大人らしく、女性らしさに魅せられる最強のカラー!是非とも取り入れたいカラーです。Ivanka Trumpさん(@ivankatrump)が投稿した写真 – 2016 7月 19 8:29午後 PDT女性らしいワンピースがイヴァンカの勝負ルック。ただしワンカラー&膝丈もしくは膝下丈で、派手すぎないようにするのがポイント。Ivanka Trumpさん(@ivankatrump)が投稿した写真 – 2016 7月 21 9:07午前 PDTアクセはミニマムにし、時計のカラーはドレスと合わせるなど、シンプルコーデで清潔感を強調!Ivanka Trumpさん(@ivankatrump)が投稿した写真 – 2016 9月 13 7:23午後 PDTさらにヘアは、ツヤあるストレートだとキツく見えず、華美過ぎないので◎。女性らしい柔らかな雰囲気のあるイヴァンカの洗練ファッションは、自分の緊張感や周囲の緊迫感を和らげるためにもオススメ!小物使いでスパイスを!「ミシェル・オバマ氏」vloraさん(@vlorap)が投稿した写真 – 2016 9月 19 6:35午前 PDT知性あるおしゃれファッションといえば、この人もやはり欠かせません。現ファーストレディーのミシェル・オバマ氏。彼女はアクセサリー使いが上手です。鮮やかなブルー一色のドレスには、ロングピアスでさりげなく“おしゃれ”を主張。T O R Iさん(@_plantbasedvegancyclist)が投稿した写真 – 2016 9月 16 5:00午後 PDTこの日もネイビカラーの真面目なドレスには、個性的なピアスで印象を残しています。SLEEK Magazineさん(@sleekjamaica)が投稿した写真 – 2016 4月 23 3:38午後 PDTドレスもコートもシューズも今トレンドの茶系で統一しつつ、小物でスパイスをプラス!きっちりまとめたけど、少しパンチが欲しいという時は、オバマ氏のように小物を足してみましょう! 地味めコーデは靴ではずす!英首相「テリーザ・メイ」Getty Images Entertainmentさん(@gettyentertainment)が投稿した写真 – 2016 7月 13 1:12午後 PDTイギリスで、キャサリン妃に迫るファッションアイコンなのが、テリーザ・メイ新首相。彼女のファッション、といえば独特なシューズコーデが有名。特にアニマル柄のパンプス好きとして知られています。Chantal Sullivan-Thomsettさん(@chantalcompowder)が投稿した写真 – 2016 7月 20 2:50午後 PDTネイビーのスーツに、まさかのヒョウ柄パンプスをオン。これはかなり印象的に映りますね!VOA Newsさん(@voanews)が投稿した写真 – 2016 7月 19 1:02午後 PDTベージュグレーのツーピースには同系カラーのヘビ柄シューズで。これなら、派手過ぎずにインパクトを与えられるはず。Orbit Communicationsさん(@orbitcomms)が投稿した写真 – 2016 7月 18 5:42午前 PDTまた、パンツスーツにはオレンジレッドのパンプスを合わせるという大胆コーデも!ここまで派手なパンプスやシューズを履くのは、なかなか難しいですが、きっちりしたスーツや地味目なワンピースには、意外な靴との組み合わせでちょっとはずしてみるのもアリ!プレゼンやミーティングだけでなく、職種によっては面接などのコーデにも使える政治女性ファッション。ここぞ!という時のオフィスルックに是非活用してみて!
2016年10月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ大統領選挙」です。***7月末に民主、共和両党の候補者が指名され、アメリカ大統領選挙はヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの一騎打ちとなりました。民主党候補のヒラリーは、元大統領ビル・クリントンの奥さん。格差是正を謳っていて、富裕層の税の抜け穴を塞ぐことを公約。中間層以下の生活保障を拡大するといっています。ヒラリーの支持者はエリート層と黒人やヒスパニックなどのマイノリティで、オバマ支持層と重なるのですが、白人労働者層の支持が高くない。財界から多額の寄付を受け、権力欲がちらつくところが、その理由かもしれません。対する共和党候補のトランプは不動産王。筋金入りの保守主義者で、「偉大なアメリカを取り戻そう!」と過激な発言を繰り返しています。移民が流れ込まないよう、メキシコとの国境に高い壁を作る。1100万人の不法滞在者を強制送還。新たなアメリカ永住権の発給を中止。雇用主にはアメリカ人を優先的に雇用することを義務付けるなど、徹底したアメリカ至上主義。「中国や日本はアメリカから略奪している」と、高い関税をかけて国内産業を保護しようと、自由貿易を真っ向から否定しています。モノや人が自由に行き来し、協力し合って成長しようという世界の流れと逆行する姿勢です。また、駐留米軍の経費は、日本・韓国などそれぞれの自国が全額負担するべきで、払わなければ撤退すると公言。トランプが大統領になったら、日本に対する政策は大きく変わるので、日本政府も緊張感を抱いています。ただ、トランプの政策は国民の人気とりのポピュリズム(大衆迎合主義)と思われる節が多々あります。多くの予想を裏切り、トランプがここまで支持された背景に注目するべきですね。それほど目の前の生活に困窮する国民が大勢いるということなんですね。いよいよ11月8日の本選挙が迫ってきましたが、ここにきて、優勢と見られていたヒラリーが体調を崩してしまい、メディアで健康問題が大きく報じられる事態に発展。一方、70歳のトランプは自身の健康をアピール、追い込みをかけています。最後まで結果がどう転ぶのか目が離せない状況です。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年10月5日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年10月03日ジャーナリスト・池上彰が、10月3日放送のテレビ東京系ニュース番組『Newsモーニングサテライト』(毎週月~金曜 5:45~)に緊急生出演し、アメリカ大統領選を生解説することが発表された。大統領選を取材するため、テレビ東京NY支局に長期出張中の池上。テレビ討論会や、激戦州の現場を取材しながら大統領選を解説していく。このたび第1弾として、10月3日にNY支局スタジオから生出演し「池上彰が観たアメリカ大統領選」コーナーで、有権者達の動きについて語る。第2弾以降は10月下旬~11月初めに放送する予定だ。2012年の大統領選でも、NY特別特派員として活躍した池上は「4年前に続き、今年も米大統領選を直接取材しようと、冬のアイオワから始まって、夏の共和・民主両党の党大会に続き、いよいよニューヨークに拠点を置いて、じっくり取材することになりました」と経緯を説明した。また、池上は「2001年9月11日の同時多発テロから15年が経ちました。この間、アメリカは大きく変化しました。ドナルド・トランプ氏のような人物が有力候補者として生き残ったという事実もまた変化の一つと言えます」と、トランプ氏を象徴として挙げた。さらに「選挙取材を通じてアメリカの行方を見定めたいと思っています」と抱負を述べた。テレビ東京 嘉瀬隆幸プロデューサーは「選挙といえば『テレビ東京×池上彰』。アメリカ大統領選でも池上さんの無双ぶりを発揮してもらいます」と期待を語り、「TPPや安保問題など日本への影響も大きな今回の大統領選。池上特派員の取材にも大注目です」と太鼓判を押した。
2016年09月30日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ポピュリズム」です。***「ポピュリズム」とは、エリート主義の支配層が、一般大衆の不安や願望を掻き立てる政策を訴え、熱狂状態にして主義主張の後押しをさせる政治手法のこと。大衆迎合主義、扇動主義ともいい、発展途上国の独裁政権によく見られました。最近、それが先進国でも目立つようになってきています。顕著な例は、アメリカ大統領選挙に出馬中のドナルド・トランプ。「移民を排除し、強いアメリカを取り戻すのだ!」と、センセーショナルな発言を繰り返し、共和党の候補者に指名されるほどの支持を集めました。また、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票で離脱派が勝利したのも、ポピュリズムの結果です。離脱派のリーダーだったボリス・ジョンソンは、失業や格差などのイギリス国内の諸問題は、EUを離脱すれば解決できると主張。言葉通りに信じて「離脱」に多くの人が投票しましたが、実際には離脱によるデメリットもたくさんありました。ヒトラーがドイツ国民をナチズムに導いたのもポピュリズムです。「成果がその偉大さを示す前に、群衆がその政策の理念を理解したことがかつて一度だってあるだろうか」と、ヒトラーは確信犯的な発言をしています。つまり、目の前の欲望を満たす言葉に乗せられてしまう人が大勢いるということ。古代ローマの詩人、ユウェナリスはそれを「パンとサーカス」という言葉で表現しています。大衆には、パン(食料)とサーカス(娯楽)を与えて熱狂させれば、政治家はその間に好きに統治できると指摘したのです。1900年以上前から変わらず、人は流されやすい存在なんですね。ポピュリズムに乗せられて、取り返しのつかない状況に追い込まれないために、聞こえのいい言葉、わかりやすいスローガンには注意が必要です。政治家は支持を得るために、巧みに言葉を操りますから、裏にどんな意図があるのか、見極める目を養いたいですね。今の日本でいえば、「消費税増税先送り」を手放しで喜んでいいのか?国の財源は変わらず足りないので、ツケを後に回すことになります。言葉の裏を想像し、論理的に考えることは生活の中でも大事なことかもしれません。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年9月28日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年09月25日18日(現地時間)に開催されたエミー賞授賞式で人気の高かったベストドレッサーをご紹介。多数のメディアがベストドレッサーとして取り上げているのは「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」のプリヤンカー・チョープラー。ミス・ワールドで優勝した美貌を「ジェイソン・ウー(Jason Wu)」のレッドドレスがさらに光らせている。デザイン性の高いワンショルダー部分がポイントで、アクセサリーはピアスのみ、メイクもヘアスタイルもシンプルに徹することで、彼女の本来の美を際立たせた。クリステン・ベルの「ズハイル・ムラド(Zuhair Murad)」のドレスにも熱い視線が注がれた。シャンパン地に花や葉が描かれているシフォン素材のドレスで、ウエストまで深いVラインにカッティングされた胸元が特徴。「ロマンティック、おとぎ話の世界のドレスみたい」と評された。「殺人を無罪にする方法」で主演女優賞にノミネートされていたヴィオラ・デイヴィスの「マルケッサ(Marcheasa)」のドレスも好評。肌の色に映える鮮やかなピンクと胸元にレースをあしらったカッティングが美しい。気合が入り過ぎてファンをびっくりさせたのがクレア・デインズ。「スキャパレリ(Schiaparelli)」のゴールドのドレスに合わせて肌をタンニングスプレーで“ニセ日焼け”して登場。偽物感漂うオレンジ色の肌に、「ドナルド・トランプを目指したの?」という声も。ドレス自体が素晴らしいだけに残念!(Hiromi Kaku)
2016年09月20日お笑いタレント・じゅんいちダビッドソンが、31日(深夜1:00~2:00)に放送される関西テレビの単発バラエティ番組『千原キャスティング株式会社』(関西ローカル)に出演し、レイザーラモンRGと対決する。昨年9月に続き2回目の放送となるこの番組では、千原ジュニアが"社長"を務める架空の会社を舞台に、CMに起用する芸能人を決めるオーディションを展開する。ルールは、プレゼン、漫才・コントのネタ、大喜利から、いずれかの方法で、顧客が持ち込んだ商品をより魅力的に、面白く伝えること。CM出演のチャンスをかけ、芸能人たちがバトルを繰り広げる。じゅんいちダビッドソンは、プレゼン対決で、前回の勝者・レイザーラモンRGと対決。お得意のサッカー選手・本田圭佑のモノマネに加え、「今日いきなり試す」という新ネタも披露する。対するレイザーラモンRGは、不動産王でアメリカ大統領候補のドナルド・トランプ氏に扮して登場。千原ジュニアは「これってモノマネ対決ですか?」と思わずツッコミを入れるが、会場は一気に盛り上がりを見せる。このほかネタ対決では、銀シャリとロバートが激突。大喜利対決には、ずん・飯尾和樹、インパルス・板倉俊之、野性爆弾・くっきー、バイきんぐ・小峠英二、元NMB48・門脇佳奈子と三秋里歩のペアが出演し、スマートフォンゲームに関するさまざまなお題に挑戦する。
2016年07月29日お騒がせ歌手のカニエ・ウェストの「Famous」のミュージックビデオがスゴイと評判になっている。Tidalに公開されたこのMVには、妻のキム・カーダシアン、カニエの元彼女アンバー・ローズ、キムの元彼氏レイ・J、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、ドナルド・トランプ、カニエの義理の母ケイトリン・ジェンナー、そして天敵テイラー・スウィフトなどが出演。彼らがベッドで素っ裸になり横に並んでいるという演出が物議を醸している。もちろん「本人」たちが出演しているわけではなく、そっくりさんであるのは明白。カニエ曰く、画家ヴィンセント・デジデリオの2008年の作品「Sleep」に影響を受けて製作したとのこと。MVを見た当事者の1人ブッシュ元大統領は「TMZ」に関係者を通じ、「念のために言っておきますが、あれはブッシュ元大統領ではありません。本当の彼はもっとスタイルがいいです」とコメント。自分より肉体美に劣るそっくりさんが出演していることにご立腹のようだ。カニエとブッシュ元大統領のつながりといえば、ハリケーン「カトリーナ」の襲来時に「ジョージ・ブッシュは黒人のことを気にも留めてない」とカニエが当時の大統領であったブッシュ氏を痛烈批判をしたことがあった。カニエは先日「訴えたきゃとっととやれよ #待ってるぜ」と出演者の「本人」たちに対すると見られる挑発コメントをツイート。しかし後日、そのツイートを削除するという肝っ玉の小ささを見せている。(Hiromi Kaku)
2016年06月27日いま、Instagramで「トランプラブレター」が流行しています。これは、トランプのカード1枚に1つずつ恋人の好きなところを書きこんでいき、本のように束ねてプレゼントするラブレターのかたち。「52 Reasons Why I Love You」として海外で火がついたもので、人気歌手・西野カナさんの新曲『あなたの好きなところ』も、このトランプラブレターに着想を得たのだそう。こうして、若者を中心に改めて見なおされているトランプですが、その数字がとても神秘的なものだということをご存じですか?わたしたちの生活サイクルととても深くかかわる、「トランプの数字」に注目してみましょう。■1:「枚数」は1年の週数と同じご存知のとおり、トランプはハート、ダイヤ、スペード、クローバーの4つのマークごとに1から10までの数字とジャック、クイーン、キングを組み合わせたもの。ジャックを11、クイーンを12、キングを13とすれば、4×13=52枚の札で成り立っていることになります。トランプラブレターの「52」というのはこの数字。でも、52ってどこかで聞いたことがある数字だと思いませんか?じつは、1年を構成している「週」の数と一致しているのです。52×7=364。これにババ抜きなどで使うジョーカーを1枚足すと365枚となり、1年の日数と同じになります。多くのトランプにはジョーカーが2枚ついているので、うるう年の366日に対応していると考えることもできます。つまり、トランプのカード1枚1枚を1週間として、カレンダーのように使うことができるというわけなのです。■2:「札の数字の和」は1年の日数と同じこれだけでも十分に神秘的ですが、まだ続きがあります。今度はカードの数字を全部足してみましょう。ジャックを11、クイーンを12、キングを13とすれば、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13=91。これがハート、ダイヤ、スペード、クローバーの4組あるので91×4=364となります。これにジョーカー1枚を足すと365になるのです。枚数を足すと1年の週数と同じになり、札に書かれた数字を合計すると1年の日数と一致する。トランプは1年を表しているとも考えられます。気になるのは、これが意図された数字なのかということ。ですが、残念ながら偶然の一致にすぎないよう。トランプの起源には諸説ありますが、12世紀の中国で誕生し、その後イスラム圏を経てヨーロッパ、そして日本へももたらされたと考えられています。15世紀のエジプト・マムルーク朝では、4種類のマークに各13枚の札を持つカードが存在していたことがわかっています。しかし、当時の中国もイスラム圏も1年を365日とする太陽暦を採用してはおらず、そうしたことからも、トランプが1年を表しているとは考えにくいのです。4つのマークがハート、ダイヤ、スペード、クローバーになったのは15世紀後半のフランス以降。日本へ渡ったのはもっと後で、16世紀ごろのようです。■3:「13か月の暦」を使う国はないちなみに、よりトランプのカードに近い、1年を13カ月とする暦も歴史上何度も考えられてきました。近年では、20世紀末ごろに考え出された「ドリームスペル」と呼ばれる暦が知られています。1年を13か月、1か月を28日とするもので、13か月×28日でこちらも合計すると364日。7月26日を1年のはじまりとし、13か月が終わったあとに「時間をはずした日」として365日目をおき、調整します。「時間をはずした日」とは、物語がはじまりそうなしゃれたネーミングですよね。こうした13か月の暦は、1か月の日数がすべて同じ28日で計算しやすい利点があり、根強い人気があって日本でもカレンダーや手帳などが売られています。しかし、13という数字がキリスト教徒に嫌われやすいことや、半期や四半期を計算しにくいこともあり、いまのところ採用した国はありません。さそり座といて座の間に「へびつかい座」をおく13星座占いも、日本で一時見られましたが定着はしませんでした。奇数であり素数でもある「13」は、暦に採用するには少々無理があるようです。*枚数が1年の週数と同じで、数を合計すれば日数と一致する――わたしたちの時間感覚と不思議なかかわりを持つトランプ。そのカードに恋人の好きなところを書きこんでいく「トランプラブレター」は、「1年じゅう、あなたのことを想っています」という言外のメッセージにもなっているといえます。52個の「好きなところ」を考え出すのは大変ですが、それだけに受け取った側のよろこびも大きいもの。愛情が伝わる素敵なアイデアです。1週間に1個挙げていく1年がかりのプレゼントとしてチャレンジしてみるのも素敵ですね。(文/よりみちこ)
2016年05月07日キム・カーダシアン・ウェストの話題のヌード自撮り写真が全長9メートルにも及ぶ壁画となってオーストラリアのメルボルンに登場した。「lushsux」というアカウントをインスタグラムに持つストリートアーティストは先週末にキムにタグ付けしてこの作品の写真を投稿している。この壁画が描かれることを知らされていなかったという住民からは苦情の声が寄せられているようだが、作者は「公共の3階建てビルである必要があった。もしかして自分も彼女ほど注目を浴びるのが好きなのかも」とコメントしているようだ。このアーティストはキムの壁画のほかにもドナルド・トランプなどの作品も描き上げているという。(C) BANG Media International(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日青春ドラマ「The OC」主演をきっかけに大ブレイクしたミーシャ・バートンもいつの間にか30歳。ここ数年は映画に出演しても興行成績が振るわず、女優業よりも私生活に注目が集まるようになっていた。そんなミーシャがいよいよショービズ界に本格的に復活! なんと、それはリンジー・ローハンのおかげだった。芸能人やスポーツ選手がプロのダンサーとペアを組み、毎週ステージでパフォーマンスを見せ、優勝を争うテレビ番組、「Dancing with the Stars」。アメリカで今月21日(現地時間)にシーズン22を放送が開始となるこの番組から元々オファーを受けていたのはリンジーだと「HollywoodlLife.com」は報じている。「リンジーはもうリアリティー番組に出演するのはこりごりだそうです。また、彼女はこの番組にどうしても出演しなくてはならないというほど困っておらず、断りました。それで、ミーシャにオファーが回ってきたのです」。リンジーは2014年に自身の生活に密着取材したリアリティー番組「Lindsay」に出演し、過去自分がベッドインした相手の男性リストが流出したことについて動揺を見せたり、「流産した」という衝撃的な経験を語るなど、確かにリアリティー番組に良い思い出はないようだ。「Dancing with the Stars」に出演が決まったミーシャは「これが華々しいキャリアへの再スタート!」と喜び、意気込んでいるという。ほかにも「フラーハウス」のステファニー役ジョディ・スウィーティンや、ドナルド・トランプ氏の元妻も出演予定。(Hiromi Kaku)
2016年03月07日トランプカードは、実はさまざまな意味を象徴しています。たとえば、昼夜や季節、タロットカードと対応しているなど。そして、ハートのカードは、生命や感情(とくに愛情)を象徴。そのハートのカードのうち、Q(クイーン)とA(エース)と、2から10までの数字カードの計11枚を使います。11枚のカードをしっかりきって、テーブルに並べましょう。並べ方は自由。左からでも右でも、右からでも左でも、上から下でも。並べたカードのうち、1枚を選んでください。あなたが選んだカードには、天から愛のお告げ(オラクル)が!■Q(クイーン)、A(エース)、数字カードの10あなたのラブ運は天の助けに恵まれています!なぜなら、あなたの女性性が輝き、優しさや愛らしさを発揮しやすくなっているからです。そして、心の中の一番美しい面が表に現れることにより、喜びや幸せを引き寄せるでしょう。また、あなたが思いを寄せている彼と、気持ちが通いやすい時でもあります。今こそ、彼をデートに誘ったり愛を告白するチャンス!すでに彼と恋人同士なら、美味しいモノを一緒に食べると話が盛り上がります。すると、二人とも幸せな気分になって、愛も深まるでしょう。■数字カードの2、8、9あなたは今、情愛や親愛にあふれています!周囲の人の親切をはじめ、何か心温まる出来ごとがあるかも。あるいは、仕事や勉学で成果を上げたりして、精神的なゆとりが生まれやすい時。その結果、好きな男性に対して、照れずに愛情表現できるようになるでしょう。また、生命エネルギーが高まっているので、充実した時間を過ごせます。たとえば、彼とのチャットやメッセージの交換などでも、二人の気持ちが高まるでしょう。カップルの場合、お互いの存在の大切さに、改めて実感しあう瞬間がありそう。■数字カードの4、5、6やや不安定なラブ運です...このタインミングの場合、甘い言葉にご用心!彼が本当に誠実な人なのか、そしてあなた自身も真剣なのかどうかを、確かめる必要がありそう。もし二人とも本気なのだとしても、あせらずじっくり愛を温めあうほうがGOOD。熱病のような恋愛は、冷めるのも早いからです。そして、心の奥に隠れているコンプレックスや失恋のトラウマが、表面化しやすい暗示。もし気持ちが揺れているのなら、今は無理に恋にのめりこもうとしないで。あなた自身の気持ちが、しっかり定まるのを待ちましょう。■数字カードの3、7波乱の兆し・・・気を引き締めて!現在、あなたのラブ運は乱高下しています。そして、身勝手な言動が愛を遠ざける時。たとえば、愛に似ていて実は愛ではない、嫉妬という名のケモノが暴れ出すかもしれません。あるいは・・・彼または、あなたの浮気が発覚するかも!また、昔の恋人との再会にも注意しましょう。情に流されてヨリを戻すと後悔しがち。また、どうでもいい相手と成り行きで深い仲になるのも禁物です。たまたま目の前に現れた相手と結ばれると、肝心の好きな彼との縁が結ばれなくなってしまいます。■おわりに空気を読んだり、状況を良く考えて行動しないと、恋は実りにくいのです。上記のお告げを参考にして、幸せな恋愛をしましょう!(隆速治沙/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月11日カスペルスキーは2月8日、Twitter上の新たな"なりすまし"事例を、同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説した。この事例では、Twitterアカウントの持ち主が「ユマ・コンプトン(Uma Kompton)」と名乗っており、「誇り高きクリスチャン、歌手、3児の母」というプロフィールが書かれていた。ユマはほかのTwitterユーザーから人気が高く、1万8000人以上のフォロワーを集めていた。人気の理由は、挑発的でスキャンダラスな投稿内容。例えば、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に捧げる歌として、非常にわいせつな楽曲をSoundCloud上にアップロードしていた。さらに米国での暮らしや文化についても独自な視点でコメントしていたほか、パートナーとされる男性の写真を投稿していた。ユマの存在に違和感を覚えたBuzzFeedの編集者は、投稿した写真の中にキリル文字を見つけたことから、ロシア連邦内で撮影されたことを確認し、さらなる調査により、ロシア人女性のVK.comアカウントを特定した。女性の名前はナターリヤでエフゲニーという名の夫がおり、モスクワに在住していた。ナターリヤは歌手ではなく、2人ともユマ・コンプトンのことを知らなかった。このことから、ユマと名乗るものは、"なりすまし"を行い、Twitterに投稿していることが判明した。投稿されている写真はナターリヤのVK.comアカウントから盗まれたものだった。なりすましを確認したBuzzFeedはユマに説明を求めたところ、「(この)夫妻やVK.comのことを知らない」と返信した。その後、フォロワーに対し「自分についての報道は一切信じないように」と訴えるツイートを投稿している。カスペルスキーでは、自身がなりすまし被害に遭わないために、「SNSを使う上でプライバシー設定を確認する」ように、そのの重要性を訴えた。具体的な対策としては、家族などの人物が映った写真を投稿する際、友達に限定した公開設定にすることを強く推奨している。
2016年02月09日10月にGoogleの新CEOに就任したSundar Pichai氏がイスラム教徒や他のマイノリティに対するサポートの必要性を訴えた。日本ではほとんど報じられなかったので、ご存じない方が多いと思う。米国でも一部のメディアが取り上げたものの、その数日前に公開されたMark Zuckerberg氏の「イスラム教徒をサポートする」という声明に比べるとずっと小さな扱いだった。GoogleのCEOとはいえ、Pichai氏の一般的な知名度は低い。その違いが報道の差になって現れた形だ。しかし、「いいね!」の数で圧倒されても、議論を掘り下げ、より深い印象を残したのはPichai氏の方だった。Pichai氏は22歳の時にインドから米国にやってきた。手記「Let’s not let fear defeat our values」の中で同氏は、米国は移民に「機会を与えてくれる地」であり、移民を新たな米国人として受け入れる寛容さ、オープンな心が米国の強みであると述べている。Googleのキャンパスにはさまざまな人種の人々が働き、異なる文化が混ざり合っている。それが活気を生み出し、大きな仕事を成し遂げられる特別な場所を実現しているという。「これを投稿するかどうか、ずいぶんと考えた。なぜなら、不寛容への批判はここ最近の論争の火に油を注ぐだけになってしまいそうな空気だからだ。しかし、われわれのような攻撃を受けていない存在こそ、いま声を上げるべきだと感じた」「恐れに駆られて、私たちの価値を失わないようにしよう。私たちは米国そして世界において、イスラム教徒や他のマイノリティコミュニティをサポートする必要がある」(Pichai氏)シンプルに、米国のあるべき原則を説いている。○Twitterをマスターしたドナルド・トランプ氏Pichai氏の手記の中に「Trump」という名前は一度も出てこないが、Donald Trump氏の発言を意識した内容であるのは明らかだ。来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いレースに参加しているTrump氏はイスラム教徒や移民をとがめるコメントを繰り返し、イスラム教徒の米国入国を禁止すべきとまで言い出した。それでも指名争いトップを独走している。Trump氏の好調ぶりの背景にはテロ不安があると言われているが、テロ不安が急激に高まったのはパリ同時テロからであり、そもそも同氏は候補者指名レースの序盤を賑わせるだけの泡沫と見なされていた。それがレース終盤に向かう時期でも健在であるのだから、テロ不安だけでは説明できない。いまTrump氏が受け入れられている理由を一つ挙げるとしたら、それは彼が自分の言葉でしゃべっているということだ。演説ではプロンプターを使わず、用意された台詞ではなく、自分のメッセージを伝える。平易で短い言葉は「バカっぽい」と言われたりもするが、政治家疲れを感じている多くの米国民には正直で新鮮にも聞こえる。そして、今回の選挙戦で同氏を押し上げているのがTwitterである。New York Timesの「Pithy, Mean and Powerful: How Donald Trump Mastered Twitter for 2016」によると、Trump氏はスマートフォンでTwitterの使い方をマスターし、スタッフに任せずに、自らツイートし始めた。過激な表現を好むTrump氏にTwitterなんて危険きわまりないが、メディアに揚げ足取りされることばかりだった同氏にとって、Twitterはたくさんの人たちに誤解のない自分を伝えられる手段になっている。実際のところ、同氏はTwitterを上手く利用している。実業家であるTrump氏が支持を伸ばす背景に政治家疲れがあるなら、IT企業の経営者の言葉も新鮮に受け止められるはずである。ところが、移民問題に関してZuckerberg氏やMarissa Mayer氏、Eric Schmidt氏などの言葉はTrump氏ほどのインパクトを残せていない。なぜか? ―― 内容はともかく、Zuckerberg氏がFacebookノートで意見を述べたり、Schmidt氏がインタビューでコメントしても、その言葉は改革者のものではなく、慎重な政治家の発言のように伝わってしまう。Twitterを駆使して、生の声を演出するTrump氏ほど人々の関心を引くことはできない。Pichai氏の手記に話を戻すと、同氏の伝え方は戦略的だ。投稿先にGoogle+ではなくMediumを選んだ。読み物としてブログを公開できるようにしたブログサービスであり、良質な読み物を求めるユーザーが集まっている。GoogleのCEOが同社のサービスを使わずに、あえてMediumで勝負するのはリスクである。しかし、炎上を避けて、望ましい議論を広げたいのだから、Mediumに投稿するのは理にかなっている。その一方で、Pichai氏が働く場所(=Google)に触れながらもGoogleという言葉を使うのを避けるなど、細部においては慎重だ。結果、難しい主張でありながら、誤解されることなく、同氏の言葉は効果的に広がっている。私は2009年にChrome OSの発表会で初めてPichai氏を知ったが、その時からこれまで同氏に対しては「謙虚な人」という印象を抱いている。しかし、同氏と働いたことがある人たちのコメントを読むと、対立を避け、協調を重んじる人でありながら、困難なタスクに挑戦するのを厭わない大胆さを兼ね備えているようだ。Eric Schmidt氏が反対したChromeブラウザの提供を押し切ったのは有名な話である。Pichai氏のCEOとしての力量は未知数だが、謙虚でありながら自分の考えをしっかりと持ち、協調を重んじながら批判を恐れずに大胆に行動できる……それらは「Do the right thing」を新たな社是とするGoogleのCEOに求められる資質と言える。
2015年12月25日