『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』などで知られるウォン・カーウァイ監督の第2作目となる映画『欲望の翼』のデジタルリマスター版が、2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国の劇場で順次公開される。映画監督ウォン・カーウァイ1988年に監督デビューしたウォン・カーウァイ。一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳や、意表を突く選曲センスなど、観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。クエンティン・タランティーノや、第89回アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督も影響を公言しているほか、ファッション界では2015年にNY・メトロポリタン美術館で行われた「鏡の中の中国」展の芸術監督も務めるなど、ジャンルや国境をも超えて支持されている。日本での上映権が消失していた幻の作品その色褪せることない作品群の中でも、今回リバイバル上映が決まった『欲望の翼』は、2005年以降日本での上映権が消失している、ある意味幻の作品。Bunkamuraル・シネマが2017年5月に開催したウォン・カーウェイ特集でも上映は叶わず、スクリーンでの上映は実に13年ぶりとなる。ウォン・カーウァイ作品の原点レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン。“香港映画史上最初で最後”と評されたほどに豪華な6人のトップスターを起用した本作は、1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。それまでの香港映画と一線を画す、浮遊感と疾走感の入り混じる語り口と映像美で知られる作品だ。モノローグの多用、時系列に沿わないストーリー、印象的な音楽と、ウォン・カーウァイ監督独特のスタイルが確立された原点であり、実際に本作のモチーフは、後に製作された名作『花様年華』、そして『2046』へと引き継がれている。ポスタービジュアルは、ウォン・カーウァイの手によって当時の香港の空気感がそのまま閉じ込められたかのような仕上がり。そこに刻まれた、主人公ヨディ(レスリー・チャン)がスー(マギー・チャン)に語りかけるセリフーー「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ーーは、ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフで魅せる“カーウァイ節”たっぷりの言い回しで、本編の内容に期待が高まるものとなっている。作品情報映画『欲望の翼』公開日:2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル美術:ウィリアム・チャン原題:阿飛正傳/DAYS OF BEING WILD1990年/香港/95分/カラー/モノラル© 1990 East Asia Films Distribution Limited and eSun.com Limited. All Rights Reserved.■あらすじ「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
2017年11月20日2000年にモデルとしてデビューし、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身して以降、韓国映画界にはなくてはならない存在となったカン・ドンウォンさん。映画『MASTER/マスター』では初めて刑事役を演じ、激しいアクションシーンにも挑戦しています。そんな彼が「俳優生命が終わった」と思わず悲観したほどのケガを負った場面とは?撮影現場で体験したこと、ご本人の結婚観についても語っていただきました。写真・水野昭子 文・尹 秀姫初めての役柄での苦労は?--今回カン・ドンウォンさんが演じたのはキム・ジェミョンという刑事の役ですが、今まで演じた役のなかで一番難しかったそうですね。この映画は腐敗した政治や社会に挑むという内容ですが、悪に対抗するジェミョン自身には何か具体的な動機があるわけではないんですよ。彼自身が何か不利益をこうむったりとか、個人的に復讐したい理由があるわけではなく、ただ社会正義を実践したいという想いがあるだけで。もちろんそれも十分な動機かもしれませんが、映画のキャラクターとして考えると少し弱い気がして、感情をとらえるのに苦労しました。僕が今まで演じてきたなかで一番男性的だったということもあります。僕はあまりマッチョ的な人間ではないので、そういう点も難しかったですね。それと、僕は普段ゆっくり静かにしゃべるタイプなんですが、ジェミョンはすごく早口なんです。これは僕がそういうふうに役作りしたからなんですけど。映画のランニングタイムが気になってしまって(笑)。--初めての刑事役を演じるうえで準備したことは?監督からの要望で、体を大きくするために運動して鍛えました。アクション・チームからはボクシングをやってほしいとも言われましたね。個人的にはリズムよく早いテンポで台詞が言えるように準備しました。--先輩であるイ・ビョンホンさんと後輩のキム・ウビンさんとの共演はいかがでしたか?僕は2人のほぼ真ん中くらいの年齢ですが、特に架け橋的なことはしてないです(笑)。ビョンホン先輩とはあまり撮影が重ならなかったので、僕は主にウビンと遊んでました。ウビンとは毎日顔を合わせて、一緒にご飯を食べたり運動したりして、すごく仲良くなりました。ビョンホン先輩は時々現場に現れて、お酒をおごってくれました(笑)。2人とも演技はうまいし、それに口が大きいんですよ。声も発音もよくて、声量もある。特にビョンホン先輩は演技に入った時の集中力がずば抜けていて素晴らしいと思いました。たくさん刺激をもらいました。--撮影していて大変だったことは?マニラで1か月撮影をしたんですが、暑くて大変でした。朝から気温が30度を越えるんですよ。撮影したのがマニラのスラム街だったので、想像していた以上に人々の生活が厳しいものだと感じました。最初はそういうのを見るだけでも胸が痛かったですね。この映画は腐敗した社会や政治を描いた作品なので、貧富の差の激しさを感じるにつけ、胸に響くものがありました。--激しいアクション・シーンが多かったですが、苦労した点は?撮影中に危険な事故がありました。僕が車に乗っていて、向かい側の車に襲撃されて窓ガラスが割れるというシーンだったんですけど、僕としては1テイクでうまくいったと思ったんです。ところが監督から、顔がよく見えなかったからもう一度撮ろうと言われて。今度は顔がよく見えるように外に顔を向けていたら、突然パーンッ!という破裂音が聞こえて、僕のほうにガラスの塊が飛んできたんですよ。とっさに避けたんですけど、頭にぶつかって、破片が顔に刺さりました。車のサイドミラーで顔を見たら、頭から血がドクドク流れて、顔が真っ赤に染まってて。首にもガラスが刺さっていたので「ああ、ぼくの俳優生命はこれで終わりだ」って、引退を覚悟しました(笑)。すぐに病院に行って、傷の内側は3針、外は4針縫いました。--では、ぜひ観てほしいアクションシーンは?どのシーンで僕の顔にガラスが刺さったのかを確認していただきたいですね(笑)。顔が映っている場面はすべて僕自身がアクションをやっています。カー・チェイスのシーンはすごく楽しかったですよ。大きな車をガンガンぶつける感じで。そしておそらくDVDを購入していただくと観られると思いますが、映画本編ではカットされた場面もぜひ観ていただきたいです。そこが一番苦労して撮ったシーンなので(笑)。そのシーンについて僕はシナリオの段階で監督に「このくだりは必要ないんじゃない?」って言ってたんですよ。でも監督は絶対に必要だ!と言うので撮ったんですけど。監督が編集室で作業している時にこのシーンは必要ないなって気づいたそうで、後から飲みに誘われて、正式に謝罪されました(笑)。結婚観に関する意外な過去とは?--キム刑事は正義感が強く仕事に生きるタイプですが、キム刑事の部屋に行ったウビンさん演じるジャングンがすぐに「結婚はしていないな」と見抜く場面がありました。カン・ドンウォンさん自身の仕事観・結婚観は?僕もそれなりに正義感が強いタイプだと思います。キム刑事について、ある人に「ただ正義のためだけに戦うのではあまり魅力がないのでは?」と言われた時も、「正義のために戦う男は、十分魅力的だと思いますよ」と答えました。僕とジェミョンは似ている部分も多々ありますが、仕事が違いますよね。僕は俳優としてできることを探している感じです。僕の結婚観、ですか…。性格的に、結婚できるのかなって(笑)。僕は子どもの頃から両親に「僕は結婚しないよ」って言ってたんですよ。そのたびに「先のことはどうなるかわからないよ」と言われていたけど、この先どうなるか、自分でもわかりませんね。--韓国映画は世界的にも強いパワーを持っていると感じますが、そういったことを実感することはありますか? 韓国映画のパワーの源は何だと思いますか?海外の映画祭に行くと、僕たちが思っている以上に韓国映画を高く評価していただいていると思います。実際、そういう記事はよく見ていたんですが、僕が直接聞いたわけではないので、書かれていることをすべて鵜呑みにはできないですし。それに興行成績が飛び抜けて高いわけではないので、僕としては疑問だったんですよ。「韓国映画が評価されているというのなら、なんでこんなに観に行く人が少ないんだろう?」って(笑)。でも、実際に海外の映画製作者に会うと韓国映画が好きだと言われるので、そういう時はきちんと仕事を評価していただいているんだなと思います。韓国映画のパワーのひとつは、映画1本を撮る時に全員が使命感とプライドを持って臨むことだと思います。韓国映画はハリウッド映画のように産業的でブロックバスター的な作品もあって、それは観客が望むからというのもありますが、それなりの画を撮るにはやはり犠牲がつきものなんですよ。そういう犠牲を楽しんでいるところがありますね。少しでもいい映画を撮るためには何かしらの犠牲が必要だという基本的な考えがあって、それが韓国映画にとって一番の力なんじゃないかと思います。--カン・ドンウォンさんがこれまで観てきた中で好きな映画は?最近『ベイビー・ドライバー』を観たんですけど、あまりにおもしろすぎて、観ていて腹が立ちました(笑)。カー・チェイスのシーンが見事でしたね。一番好きな映画は『エターナル・サンシャイン』です。中学生の頃は『ブレイブ・ハート』が好きでした。日本映画では『嫌われ松子の一生』や、是枝監督の作品が好きですね。『南極料理人』も好きですし、僕も韓国版の映画に出演した『ゴールデン・スランバー』も楽しく拝見しました。韓国映画では『殺人の追憶』と『グエムル』が好きです。--いつか一緒に仕事してみたい監督は?日本の映画に出てみたいですね。機会があるかどうかはわかりませんが、是枝裕和監督と中島哲也監督の作品に出てみたいです。僕の心はいつでも開いていますが、日本語での演技ができるかどうか、ですよね。7年前よりは日本語がうまくなったけど、まだ無理かな(日本語で)。Informationカン・ドンウォン1981年1月18日、釜山生まれ。186cm、B型。2000年にモデルとしてデビュー、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身。翌年には『彼女を信じないでください』や『オオカミの誘惑』の主演で映画界に進出し、現在までに多数の映画作品に出演。来年は伊坂幸太郎原作の『ゴールデン・スランバー』と『人狼 JIN-ROH』の公開を控えている。映画『MASTER/マスター』ストーリー巧みな話術とカリスマ的な人気で多額の投資を引き出すワン・ネットワークのチン会長は、実際にはありもしない事業を語って金を巻き上げる天才詐欺師だった。知能犯罪捜査班のキム・ジェミョン刑事は彼を逮捕するため、ワン・ネットワークの天才ハッカー・ジャングンをスパイに仕立てるのだが……。“絶対悪” イ・ビョンホンに挑むカン・ドンウォン+キム・ウビンのヒリヒリした緊張感がたまらないクライム・アクション巨編。
2017年11月12日『MASTER マスター』『密偵』など、今年、韓国映画の出演作が目白押しのイ・ビョンホンの主演最新作『エターナル』。イ・ビョンホン史上最高のラブ・サスペンスといわれる本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。カン・ドンウォン、キム・ウビンと競演を果たした『MASTER マスター』では、韓国犯罪史上最大の金融投資詐欺事件を起こした“犯罪者”に扮したイ・ビョンホンが、本作で演じるのは、勤務する証券会社の不良債権に巻き込まれ、すべてを失ったエリートビジネスマンのジュフン。ジュフンは離れて暮らす妻スジン(コン・ヒョジン)と息子との約束を果たすため、家族が暮らすオーストラリアに向かうが、妻と子にはすでにオーストラリア人の男性の影が…。ショックを受けたジュフンは妻子の秘密を探り始めるが、辿り着いた先には驚愕の事実が待ち受けていた――。このたび、解禁となった本予告映像では、オーストラリアの崖に立つビョンホンの姿から始まり、さらに不良債権のため倒産を告げた顧客から平手打ちされるという、これまでのカリスマ性あふれるイメージを覆すようなシーンへと続く。妻子に会うためオーストラリアまで向かったが、そこにもジュフンの居場所はなかった。「1人で勝手にここに来たように、1人でそっと消えるべきなのか」――。苦悩するジュフンが辿りつく衝撃のエンディングとは!?そして映像のラストでは号泣するビョンホンの姿が。映画本編は、想像をはるかに超えるラストを予感させている。また、ポスタービジュアルは、舞台となるオーストラリア・シドニーのオペラハウスをバックに失意のビョンホンが哀愁を漂わせえつつ海を眺める姿と、オペラハウスに向かう謎の女性の姿が印象的なビジュアルとなった。本作は、ビョンホン自身が惚れ込んだ脚本に衝撃のラストが待ち受ける、本年度ナンバーワンの呼び声も高いサスペンス映画。妻・スジンには「大丈夫、愛だ」などで知られる実力派女優のコン・ヒョジン、現在公開中の映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』にも出演している元「Wonder Girls」のアン・ソヒらが脇を固める。監督は、本作が長編映画デビューとなるイ・ジェヨン。語り手としての優れた能力と、広告界で築いた演出力にビョンホンが惚れ込んだという。『エターナル』は2018年2月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンという韓国3大スターが競演するクライムアクション映画『MASTER/マスター』。このたび、フィリピン・マニラを舞台にイ・ビョンホン、カン・ドンウォンが怒涛のカーチェイスを繰り広げる迫力満点の映像がシネマカフェに到着した。韓国史上最大規模の金融投資詐欺事件をモチーフに、男たちのアツい人間ドラマも展開するクライムアクションとなる本作。到着した映像では、冒頭からドンウォン演じる、知能犯罪捜査班長“キム・ジェミョン”が、道路を走る車を次から次へ猛スピードで追い越し、ビョンホン演じる詐欺師“チン会長”が乗る車に体当たりをする迫力満点のシーンからスタート。その後、住宅街に入り、町中でカーチェイスを繰り広げるも、追いつかれたチン会長の「押しつぶせ!」の怒号とともに、住宅街に並ぶ段ボールの山にド派手に突っんでいく。両者の車でせめぎあいを続ける様は、息つく暇もない、臨場感あふれる映像だ。また、パトカーも続々と出動していく中、このカーチェイスはどんな結末を迎えるのか…?事前準備に5か月、200名の現地スタッフが1か月撮影に加わったフィリピンロケが、その迫力の映像を後押しする。また、ビョンホンは実際のチン会長の威圧感ある詐欺師を演じるため、ヘアスタイル、服装などの細部に至るまでの徹底的な役作りを敢行。ドンウォンも過激なアクションのために、体重を10kg増やし、撮影数か月前からボクシングのトレーニングを受け、映画に挑んだという。彼の鍛えられた肉体にも注目だ。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日韓国のみならず、アジアで高い人気を誇る若手俳優キム・ウビン。イ・ビョンホン、カン・ドンウォンと共演を果たした大ヒット作『MASTER/マスター』から、お調子者の天才ハッカーを軽妙に演じたキム・ウビンの場面写真9点が一挙に公開された。2004年ごろ、日本で最初に起きたいわゆる“韓流ブーム”。当時、ペ・ヨンジュン、ウォンビン、チャン・ドンゴン、そしてイ・ビョンホンは“韓流四天王”と呼ばれ、絶大な人気を博した。あれから10数年、最近では“新四天王”として、「相続者たち」などのイ・ミンホ、「太陽を抱く月」などのキム・スヒョン、「シークレットガーデン」などのイ・ジョンソク、そしてドラマ「相続者たち」「むやみに切なく」、映画『二十歳』などのキム・ウビンに注目が集まっている。本作では、“新旧四天王”となるイ・ビョンホンとキム・ウビンの初共演が実現!キム・ウビンが演じるのは、カリスマ的な魅力を持つチン会長(イ・ビョンホン)の右腕として、金融投資詐欺の片棒を担ぐも、やがて心を改め、キム刑事(カン・ドンウォン)とともにチン会長を追い詰める側に回るパク・ジャングン。ビジネスの場では絶対的な自信を持ちながらも、お調子者の一面も持ち合わせる憎めないキャラクターだ。詐欺師側と警察側、双方と関わるため、全編ほぼ出ずっぱりとなる。このたび到着した場面写真では、チン会長やキム刑事を前に険しい表情を見せたかと思えば、PCを前に知略をめぐらす姿や緊迫した雰囲気が漂う場面も。愛想笑いをしてみたり、人懐っこい笑顔を見せたりと、“天才ハッカー”パク・ジャングンの二面性を、キム・ウビンは新韓流四天王の名にふさわしい見事な演技で表現している。クレバーでありつつ、お調子者で笑いを誘う、憎めないキャラクターのジャングンを見事に演じ切ったキム・ウビン。現在、病気療養中の彼だが、その魅力がたっぷり詰まった写真ばかりとなっている。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月06日先日、イ・ビョンホンが来日しTOHOシネマズ新宿を“舞台挨拶ジャック”したことも記憶に新しい『MASTER/マスター』。このほど、本作でビョンホン演じる希代の詐欺師を追い詰める、熱き刑事を演じたカン・ドンウォンの来日が決定!TOHOシネマズ上野のオープン記念で舞台挨拶を行うことになった。近年『華麗なるリベンジ』『隠された時間』など、出演作が立て続けに日本公開されているカン・ドンウォン。そのシャープで儚げなルックスと演技力で、韓国30代俳優でダントツの人気を誇っている。また、長身とスタイルの良さを活かし、アパレルブランド「ユニクロ」の広告にも登場。今年1月には待望の日本公式ファンクラブが発足し、ますますその人気は拡大中だ。本作では、イ・ビョンホン演じる巨額の投資詐欺を働いた投資会社会長を、何としてでもとらえようとする正義感あふれる初の刑事役を熱演。ドンウォン史上最高傑作とも称賛されている。今回、カン・ドンウォンは11月6日(月)に来日し、11月4日(土)にオープンとなるTOHOシネマズ上野のオープニング舞台挨拶に登壇する予定(計3つのスクリーンにて3回)。また、来日舞台挨拶の決定と併せて、ドンウォン本人からのメッセージと、彼の熱演ぶりがよく分かる魅力あふれる場面写真6点も到着。■カン・ドンウォンからのメッセージみなさん、こんにちは!カン・ドンウォンです。この度、映画『MASTER/マスター』のプロモーションで11月に日本へ行くことになりました。日本にいるファンの皆様に会えることが、いまからとても楽しみです。また、新しくオープンするTOHOシネマズ上野で舞台挨拶に登壇できることを嬉しく思っています。ぜひ多くの方々に映画をご覧いただきたいです。イ・ビョンホンに、カン・ドンウォン、キム・ウビンという各世代の韓国3大スターが体現した、観る者全てを物語に引き込んでいくクライム・アクション。引き続き、注目していて。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月29日来日中のイ・ビョンホンが9月4日(月)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演最新作『MASTER/マスター』の特別試写会に出席した。映画のプロモーションで来日するのは、昨年日本公開された『インサイダーズ/内部者たち』以来となる。大歓声を浴びながら、登壇したイ・ビョンホンは「お待たせして、すみません」と開始時間が10分弱遅れたことを詫び、「皆さんにお会いできて、とてもうれしいです」と喜びのコメントで、会場をさらに沸かせていた。“韓流スター”としての変わらぬ存在感はもちろん、現在では『マグニフィセント・セブン』『ターミネーター:新起動/ジェネシス』といったハリウッド作品でも活躍を見せるイ・ビョンホン。この日は海外の俳優としては史上初めて、TOHOシネマズ新宿の全10スクリーン(4DXとMX4Dを除く)にて舞台挨拶ジャックを実施し、「とても光栄ですが、いろんなタイプの映画をお客様に見ていただくという“多様性”の重要さを考えると、劇場ジャックは良いことではないと思います。ですから、今日1日だけはお許しいただければ」と恐縮しきりだった。映画は、被害者4万人、喪失総額3兆ウォンという韓国史上最悪の金融投資詐欺事件の全貌を暴く、クライムアクション・エンターテインメント。イ・ビョンホンは事件の首謀者である実在の金融投資会社代表を演じた。彼を追う知能犯罪捜査班の刑事役にカン・ドンウォン、警察に協力する元部下の天才ハッカー役にキム・ウビンと、各世代を代表するスターが共演を果たす。悪役に挑む心構えについて、イ・ビョンホンは「どんな役を演じる上でも、ご覧になる皆さんに説得力ある姿をお見せしなければいけない。しっかり役柄をつかまないと、演じることはできませんし、今回演じるのは実在の犯罪者。彼にまつわる資料を手当たり次第、目にしましたが、役にアプローチするのにとても苦労しました」とふり返り、「映画の冒頭、数万人の詐欺被害者を前に、大演説をするシーンは、まるで羊の仮面をかぶった狼のような気分で、特に気に入っています」と話していた。『MASTER/マスター』は11月10日(金) よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日「ジャニス・ウォン(Janice Wong)」にてシンガポールをイメージしたデザート3品が2017年8月25日(土)から31日(木)の期間限定で提供される。2年連続でアジアNo.1パティシエに輝いたジャニス ウォンのデザートバー「ジャニス・ウォン」から、彼女の故郷であるシンガポールをイメージした新作デザートが登場した。提供されるのは「シンガポールの朝食」「チリ チョコレート」2品のデザートとオリジナルカクテル「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」。食べられるアート「エディブル アート」をテーマとして作られたジャニスによるデザートは、近未来的で洗練された印象の一皿に仕上げられている。「シンガポールの朝食」は、シンガポールで朝食の定番として使われる「パンダン カヤ」を使用したもの。ココナッツミルクに専用のハーブを合わせ、甘みを加えたジャムとして通常提供され、トーストに塗って食べられている。この伝統的とも言える朝食を、ジャニスはモダンなデザートに落とし込んだ。「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」はシンガポールの最高級ホテル・ラッフルズホテルで生まれた名作カクテル、シンガポール・スリングがジャニス ウォン風にアレンジされたもの。ベーシックなレシピをリスペクトしつつ、東南アジア特産の柑橘類「カラマンシー」などを用い、より地域らしさを強調した。【詳細】ジャニス・ウォン 期間限定デザート提供期間:2017年8月25日(土)〜31日(木)提供場所:ジャニス・ウォン住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F エキソト営業時間:11:00〜23:00【問い合わせ先】ジャニス・ウォンTEL:03-6380-0317
2017年08月29日8月19日から全国で順次公開となる映画『隠された時間』。中身は13歳のまま外見だけ大人になってしまった少年役を演じるカン・ドンウォンさんに制作の裏話などを伺いました!時が止まった世界に閉じ込められ、大人になってしまった少年の物語。満月の日、小さな島で同級生と共に行方不明になった13歳の少年ソンミン。数日後、彼は恋心を寄せていた孤独な少女スリンの前に突然姿を現す。失踪前とは似ても似つかない、大人の容姿へと変貌を遂げて…。「もともとファンタジーは好きなほうなので、最初にシナリオを読んだときから興味を引かれました。でも正直、商業性には欠けると思ったし、過去に僕が出演した『超能力者』という作品に似ている部分も多かったんです。そして何より、監督が新人ということもあって、出演するかどうかはかなり悩みました。ちょうどスケジュールが立て込んでいて、監督とゆっくり話す時間も取れなくて。そんなとき、監督がわざわざ撮影現場まで会いに来てくださったんです。そこでいろいろ話をしてみたら、分かり合える部分が多く、とてもスマートな印象を受けたので、この人なら信じられると思いました」カン・ドンウォンさんが演じるのは、時間が止まった異世界に閉じ込められた少年ソンミン。もとの時空に戻ってきても、自分の身に起きた不可思議な話を信じてくれるのはスリンだけ。周囲の大人からは猜疑の目を向けられ、容姿は大人でも心は孤独と恐怖に震える子供のまま…という繊細で難しいキャラクターだ。「一番心配だったのは、心は子供でも見た目は大人なので、あまりオーバーにやりすぎると見ているほうが気恥ずかしくなってしまうんじゃないかということでした。だから少年の面影を残しつつも、観客が見たときに違和感を与えないよう、バランスを考えながら演じていましたね」驚いたのは、その撮影方法。「時が止まった街の風景も、実際にそこに何人もの人を立たせて撮影しているんです。だから少しでも風が吹いたら、すべてNGになってしまって。アナログの撮影方法を選んだ理由は、韓国にはまだフル3Dのシステムが揃っていないということもありますけど…、金銭的な理由が一番大きいでしょうね(笑)。フル3Dだと莫大なお金がかかりますから。でも、風の問題や撮っていたのが冬で日照時間が短かったこともあり、撮影日数が予定より大幅に延びてしまったんです。そのせいで、予算が結果的に10億ウォン以上オーバーしていて。その予算があれば、最初からフル3Dのセットが作れたんじゃないかなって思ったり(笑)。もう一度この映画を撮り直せって言われたら、間違いなく別の方法で撮ったでしょうね。本当にここまで大変だとは思ってもみなかったです(笑)」もしドンウォンさん自身が、ソンミンと同じように時が止まった世界に捕われてしまったとしたら…?「それでも、生きていかないといけないから。たぶん、時が再び動きださなかったとしても、僕は自ら命を絶つようなことはしない。映画のように人を浮かばせたりして遊びながら、最後まで生き続けるんじゃないかな(笑)。現実の世界で時間が止まったとしたら…?日頃、人目を気にしてできないようなことを全部やるでしょうね。とりあえず、銭湯に行こうかな。もちろん、女湯。じゃなかったら、意味がないでしょう?(笑)今言ったこと、全部書いてもらって大丈夫ですよ!(笑)」カン・ドンウォンさん1981年1月18日生まれ、韓国・釜山出身。’00年にモデルとして芸能界入りし、’03年に俳優デビュー。10月末には映画『マスター』の日本公開を控えている。『隠された時間』謎の失踪事件の数日後に、大人の姿になって帰ってきた少年と、唯一の理解者になろうとする少女との心の絆を描いた物語。監督・脚本/オム・テファ出演/カン・ドンウォン、シン・ウンスほか8月19日~全国順次公開。(C)2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.シャツ¥69,000(ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03・6427・3507)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2017年8月16・23日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・杉本学子(ホイットニー)ヘア・ペク・フングォンメイク・アン・ソンヒ文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月22日イ・ビョンホンがカン・ドンウォン、そして若手のキム・ウビンと共演し、実在の悪人に挑戦する『MASTER/マスター』。その公開を前に、イ・ビョンホンの来日が決定!TOHOシネマズ新宿にて全10スクリーン舞台挨拶ジャックを敢行することになった。本作は、韓国中を震撼させた実際の金融投資詐欺事件の全貌を暴く、ノンストップ・クライムアクション・エンターテインメント。主演は『マグニフィセント・セブン』ほか、ハリウッド映画でも活躍する国際派俳優にして、日本でも絶大な人気を誇るイ・ビョンホン。韓国史上最大規模の詐欺をはたらいた実在の投資会社代表を演じ、彼を追う知能犯罪捜査班の刑事役にカン・ドンウォン、警察に協力する元部下の天才ハッカー役にキム・ウビンと、それぞれ世代を代表する3大スターが競演を魅せる。イ・ビョンホンが映画のプロモーションで来日するのは、昨年日本公開の『インサイダーズ/内部者たち』以来。また、ハリウッドでは『ターミネーター:新起動/ジェネシス』で液体金属型ターミネーターなどを演じてきたが、韓国映画で悪役を演じるのは『グッド・バイ・ウィアード』(’08)に続いて今回で2度目。8年ぶりに悪役で魅せる新境地は、ファンにとってもまさに待望といえる。しかも今回は、“ハリウッドスター”としては初の試みとなるTOHOシネマズ 新宿の全10スクリーンにて舞台挨拶ジャックを実施!イ・ビョンホンファンはもちろん、韓流ファン、映画ファンにとって、至福の1日となりそうだ。『MASTER/マスター』は11月10日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日イ・ビョンホンが韓国犯罪史上、最大の金融投資詐欺事件の“犯罪者”に扮するクライムアクション『MASTER/マスター』。このほど、待望の本予告と日本版ポスター、場面写真が公開された。主演に、『マグニフィセント・セブン』をはじめハリウッド映画でも縦横無尽に活躍する国際派俳優イ・ビョンホンを迎え、相手役には『隠された時間』『華麗なるリベンジ』のカン・ドンウォン、さらに『二十歳』などで人気を博し、現在はがん闘病中が伝えられている若手俳優キム・ウビンと、日本でも人気の韓国3大スターが競演する本作。監督は、『監視者たち』で評価を集めたチョ・ウィソクが務めている。解禁となった最新予告では、悪の権化と化すイ・ビョンホン、正義に生きるカン・ドンウォンに、善悪の狭間に生きるキム・ウビンの3人の“マスター”が凄まじいオーラで大激突。一歩も譲れぬプライドに突き動かされた男たちの絶対悪VS正義のチェイスバトルは、韓国・ソウルからフィリピン・マニラへと海を越えてエスカレート。騙し合いの果てには、いったいどんな結末が待ち受けているのか…!?韓国中を震撼させた金融投資詐欺事件「チョ・ヒパル詐欺事件」を基を初めて映像化した本作で、イ・ビョンホンは『グッド・バイ・ウィアード』(’08)以来、8年ぶりの悪役に挑戦!ヘアスタイルや服装の細部に至るまで、ウラとオモテのある詐欺師・投資会社チン会長の二面性を見事に表現し、極悪ぶりを見せている。また、この3人は今回が初共演。カン・ドンウォンは刑事役に初挑戦し、キム・ウビン演じる天才ハッカーでチン会長の元部下を仲間に引き入れ、チンを執念深く追っていく役柄に挑む。さらに、圧倒的スケールのフィリピンロケも、韓国映画史上初。実際の警官と警察車両も多数登場するダイナミックなアクションシーンは見逃せない。あわせて解禁となった場面写真は、ワン・ネットワークのチン・ヒョンピル会長(イ・ビョンホン)と知能犯罪捜査班に所属するエリート刑事のキム・ジェミョン(カン・ドンウォン)が対峙するシーン!日本版ポスターは、不敵な笑みを浮かべるビョンホンに「極悪に染まる。」とのコピーが入り、彼の悪役ぶりと3大スターの激突を予感させるものに仕上がっている。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日カン・ドンウォンが外見は大人、心は少年という難しいキャラクターで主演を務める最新作『隠された時間』が8月19日(土)より全国順次公開される。本作でカン・ドンウォンの少年時代を演じた子役のイ・ヒョジェは、2015年の『プリースト悪魔を葬る者』に続いて彼の少年時代役に抜擢されていることが分かった。本作は、満月の日に起きた謎の失踪事件から、大人になって帰ってきたと主張する “心は少年のまま”のソンミン(カン・ドンウォン)の正体に迫るファンタジックなサスペンス。独創性豊かなストーリーと目を離せないスリリングな展開とともに、カン・ドンウォンが外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクター・ソンミン役で精細な演技を披露している。ドンウォン演じるソンミンの少年時代を演じたのは、『王の運命-歴史を変えた八日間―』などにも出演しているイ・ヒョジェ。2004年生まれの13歳ながら、ドンウォンが醸し出すナイーブな雰囲気を高いシンクロ率と精彩で感性豊かな演技で表現したことが評価され、『ブリースト悪魔を葬る者』に続いて、本作でもドンウォンの少年期に指名された。イ・ヒョジェは『王の運命-歴史を変えた八日間―』でソ・ジソプ演じるイ・サンの幼少期に扮した縁で、ジソプ自身がマネジメントを務める個人事務所と専属契約。昨年は『私の頭の中の消しゴム』の人気女優ソン・イェジン主演『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』にも出演するなど、今後さらなる活躍が期待されている。『隠された時間』は8月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日やることが山積みになると、「時間よ、止まれ!」なんて誰もが思ってしまうものですが、もしも本当に時間が止まったらどうしますか?そこで、信じられないような “異空間” を見せてくれる注目作『隠された時間』をご紹介します。今回は、本作が繰り広げる独特の世界観を体感したある方にこの作品の魅力や撮影秘話を伺ってきました。それは……。主演を務めた韓国の超人気俳優カン・ドンウォンさん!【映画、ときどき私】 vol. 106モデルとしてパリコレも経験したことのあるドンウォンさん。韓国では恋人にしたい男性第1位に輝いたこともあるほど甘いマスクで、多くの女性たちを虜にしており、いまや韓国映画界をけん引するトップスターです。今回は、ある出来事がきっかけで時間が止まってしまった異世界に閉じ込められ、そこで大人になってしまった少年ソンミンを演じています。心は子どもながら、容姿は大人という難しい役どころを見事に表現していますが、本作で感じた思いなどを語ってもらいました。まずは、役作りで苦労した点はどんなところでしたか?ドンウォンさん閉ざされた世界から15年間ぶりに戻ってきた少年という設定で、その感性を表現しなければならなかったので、今回演じたキャラクターは簡単ではありませんでした。それに、撮影の日程がとてもタイトで、あまり余裕がある環境ではなかったので、そういう意味でも大変なところもありましたが、撮影自体はとても楽しくできたと思います。本作では、時間が止まっている様子が描かれており、すべてが一時停止しているような状態で映し出されているのは、見どころのひとつ。実際に出来上がった作品を観たときの感想はいかがでしたか?ドンウォンさん時間が止まっている場面では、CGを入れる前に撮っていることもあり、水滴やネコが空中に浮かんでいるシーンなどは何もない状態で撮っていたんです。なので、でき上がったものを観て、とても新鮮に感じましたし、CGがとてもキレイに仕上がっているなと思いました。心が少年ということで、自身の子ども時代を参考にしたことはありましたか?ドンウォンさん特に自分を反映させて演じたということはなかったですね。ちなみに、僕の子ども時代というのはすごくいたずらっ子で、活発な性格でした。でも、ある瞬間からあまり話さなくなって、寡黙になったんですが、それは「男はあまり多くを語るべきではない」という教育が影響していたんだと思います。ただ、大人になってみて、「男は本当にこうあるべきなんだろうか」という疑問がふと湧いて、そういう気持ちになってからは、また口数も多くなっていきましたよ(笑)。監督からは、「成人でありながら少年っぽさを失わない俳優には、ドンウォンさんしか頭に浮かばなかった」というのがキャスティングの理由として挙げられていますが、まさにその言葉通りのハマり役。自分のなかにある子どもらしさとは、どんなところだと思いますか?ドンウォンさん僕のなかにまだ少年らしさが残っているとしたら、昔からいままで一貫してあることは、子ども時代に学んだ正義と常識で、それらはいまも変わらずに維持されていると思います。そのほかは、子どものときに好きだった遊びや趣味はまったく変わってしまっていて、前はサッカーが大好きだったのに、最近は野球が好きでよく見ているくらいです(笑)。なので、20代に比べるとずいぶん変わったなと思いますが、特に30代に入ってから、ターニングポイントがあったように感じていて、大人になろうとしているんだなと自分でも感じています。そのターニングポイントとは何ですか?ドンウォンさんそれは、2014年の『群盗』という作品を撮っているときですね。監督や演出家スタッフなどが同年代でしたが、そういう同世代の作り手の方たちと仕事をしたことがすごく転機になった気がします。いま、作品を作るなかで意識していることはありますか?ドンウォンさん以前はアジアで何かを作って、アジアのマーケットに送り出していくという使命感のようなものがありましたが、最近は考え方にも少し変化が出てきているように感じています。というのも、媒体の特性がいまは変わってきていますよね。つまり、昔は映画というのはスクリーンだけで見るものでしたけど、最近はデジタル環境の変化や普及、さらには家のテレビのサイズも大きくなってきているので、韓国では映画が劇場で公開されるだけではなくて、ストリーミングで家でも同時に観られるような時代になっているんです。では、これからは世界に向けて発信したい気持ちがありますか?ドンウォンさん最近は、もう少しワールドワイドに考えたほうがいいんじゃないかなと思っています。つまり、アジアだけで公開する作品を作るということに囚われないないようにしようということです。実際に僕の周りの人たちもグローバルな視点で物事を考えている方たちが多くなりました。それもあって僕の関心も徐々にそっちのほうに向かっていますし、それが可能になった時代だと思います。昔は西洋の文化と東洋の文化は切り離されていましたけど、最近の若い世代のなかでは、これらがどんどん融合されているとも感じているので、僕ももっとグローバルなプロジェクトができたらいいなと考えています。あと、最近は英語圏に行った場合には、自分ができる範囲ですが、通訳を通さずに英語で答えるようにもしているんです。日本語はまだまだですけど、日本語でも同じように心がけていますよ。最後に、観客へ伝えたいことがあればメッセージをお願いします。ドンウォンさん作り手というのは、作品にいろんな世界観やメッセージを込めて作っていますが、観てくださる方はリラックスして、観ていただきたいなと思っています。特に今回は、新しい題材の映画でもあるので、みなさんで劇場に行っていただいて、気軽に楽しんでもらえればうれしいです。インタビューを終えてみて……。なんと日本語も話せるというドンウォンさんは、「まだまだレベルが……」と謙遜しつつも、流暢な日本語を時折交えながら、いろんな思いを語ってくれました。物腰柔らかな優しさと爽やかさがあふれ出ていて、世の女性たちをメロメロにしているのもうなずけるほど。この作品でも、いろいろな表情を見せるドンウォンさんをぜひ楽しんでください。時間は止まっても、観客の好奇心は止められない!どんなに時間が経っても変わらないのは、人と人の絆が持つ強さ。そして、時間の持つ重みと大切さを改めて思い知らされるはずです。ファンタジーもサスペンスもラブストーリーも味わえる本作で、“隠された想い” を感じてみては?ストーリー最愛の母を亡くし、義父とともに離島に引っ越してきた少女スリンは、どこにもなじめず孤独な日々を送っていた。そんなときに親のいない少年のソンミンと出会い、2人は友情を育んでいたが、いつしか淡い恋心が芽生え始めていくことに。ところがある日、ソンミンを含む3人の少年が謎の失踪をとげた事件が発生。その後、残されたスリンの前に見知らぬ男が現れ、「時間と空間の止まった世界に閉じ込められていた。僕はソンミンだ」と主張するのだった。不可思議な事件の全容が明らかにされるなか、ソンミンとスリンが迎える衝撃の結末とは……。胸騒ぎがする予告編はこちら!作品情報『隠された時間』8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国順次公開配給:ハーク© 2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.カン・ドンウォン公式ファンクラブ
2017年08月12日カン・ドンウォンが久々にファンタジック・ラブストーリーに挑む主演最新作『隠された時間』。このほど、本作待望の予告映像とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人に淡い恋心が芽生えかけたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残して3人の少年が姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と言うが…。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、なぜか大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに映し出したラブストーリー。このたび解禁となった予告編は、少女スリンと幼いソンミンの出会いと、初々しい淡い感情のはじまりを予感させる映像から始まる。やがて、同級生たちと山へ冒険に出かけたスリンとソンミンは立ち入り禁止区域の洞窟に入ってしまい、そこでソンミンと同級生2人が行方不明に…。大規模な捜索がはじまり、マスコミも報道する中、混乱するスリンの前に、“時間を超え、大人の姿になって帰ってきた”と主張するソンミンが現れる。次第に心を通わせていく2人だが、謎の失踪事件の捜査は佳境を迎え、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察もソンミンの後を追うことに――。後半の緊張感が高まるスリリングな展開と、神秘的な映像が印象的な予告編に仕上がっている。あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、作品のファンタジックな世界観を伝えるように、ひと筋の光の中で膝を抱えるカン・ドンウォンに、手を差し伸べるシン・ウンスが印象的な美しいビジュアル。「君だけは僕を信じてくれる?」というソンミンの心情を表したコピーも胸を打つ。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた人気俳優カン・ドンウォンは、本作では、外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクターを繊細に表現。そして、ヒロインの少女・スリン役として、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾ったシン・ウンスも新人女優とは思えない存在感を放っている。パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督は、独創性豊かな物語をファンタジックに、かつスリリングな展開で描き上げており、期待が高まる。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月28日日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの主演最新映画『Vanishing Time』が、『隠された時間』として、8月19日(土)より全国にて公開されることが決定した。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに描いたラブストーリー。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人だけの秘密の暗号を作って友情を育み、淡い恋心が芽生えたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残し、3人の少年が一瞬にして姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と主張する…。しかし、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察がソンミンの後を追う。果たして、本当にソンミンは時間の中に取り残されていたのか、もしくは、ただの不審者なのか――。今秋にはイ・ビョンホンとの共演作『MASTER/マスター』も日本上陸するカン・ドンウォン主演の本作。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた彼が、外見は大人でいながら心は少年のままという難しいキャラクターを、繊細にみずみずしく表現。多くの女性ファンを魅了する美しい顔立ちに憂いを帯びた切ない視線を浮かべ、カン・ドンウォンの新たな魅力をスクリーンに焼きつける。そしてヒロインの少女・スリンを演じるのは、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾った新人女優シン・ウンス。昨年は岩井俊二監督の短編映画『チャンオクの手紙』(’16)にも出演を果たし、本作では神秘的な表情に複雑な情緒をにじませたヒロインを完璧に演じ、驚異のライジングスターとして存在感を発揮する。メガホンをとったのは、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督。独創性豊かなファンタジックな物語を、スリリングな展開で描き上げている。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日映画監督ウォン・カーウァイの特集上映が、2018年3月16日(金)まで東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催される。1988年に監督デビュー、94年の『恋する惑星』が世界中で絶賛されて大ヒットを記録したことで一躍スターダムにのし上がったウォン・カーウァイ。ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフ、一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳、そして意表を突く選曲センス。観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。2017年6月にも同所でカーウァイの特集上映が開催されたが、今回は映画『欲望の翼 デジタルリマスター版』の上映を記念して、英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで第2位に輝いた名作『花様年華』、フランク・ザッパらの偉大なミュージシャンが物語を彩る『ブエノスアイレス』の2作品を再び上映する。また、『欲望の翼 デジタルリマスター版』と特集上映がともに好評を博していることを受けて、追加上映が決定。トニー・レオン主演のラブストーリー『恋する惑星』と切ない恋物語の『天使の涙』も上映される。その類まれなビジュアルセンスからカーウァイ監督はファッション界へも大きな影響を与えており、ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』では、本編中にウォン・カーウァイ本人が登場するほか、ファッション・デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエが、今回上映される『花様年華』から受けた影響を語るシーンも収められている。再びスクリーンで出会う人はもちろん、はじめて作品に触れる人も、この機会に劇場の大スクリーンでその世界観を堪能してみてはいかがだろう。【開催概要】『欲望の翼 デジタルリマスター版』公開記念 <ウォン・カーウァイ特集>会場:Bunkamura ル・シネマ住所:東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura 6F料金:1,200円均一 (学生は1,000円)※価格は全て税込。上映作品:■『ブエノスアイレス』2月17日(土)〜2月23日(金)19:40〜、2月24日(土)〜3月2日(金) 10:30〜■『花様年華』2月24日(土)~3月2日(金) 19:00~、3月10日(土)~3月16日(金) 10:10~■『天使の涙』3月3日(土)~3月9日(金) 17:10~■『恋する惑星』3月10日(土)~3月16日(金) 17:10~<上映作品/あらすじ>■『ブエノスアイレス』激しく愛し合いながら、荒野のハイウェイで突然の別離を迎える恋人たち。その痛みを振り切るように仕事に熱中する男の元に、傷付いた恋人が帰ってくる。閉ざされていた心が通い合う瞬間、柔らかな光が至福の時を包む。しかしやがて二人を襲う癒しがたい渇き。愛するほどに傷つき、傷つくほどに求め合う魂の彷徨の中で、男はひとりの青年に出会い、再生への道を歩き始める。本作はカンヌ国際映画祭の最優秀監督賞を受賞。2017年のアカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』の監督も本作からの影響を語る傑作。フランク・ザッパ、アストル・ピアソラ、カエターノ・ヴェローゾら天才たちの音楽も映画を彩る。■『花様年華』1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと、商社で秘書として働くチャン。二人は同じアパートに同じ日に引越してきて、隣人になる。やがて二人は、互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するように。誰にも気づかれないよう、慎重に会っていた二人。家庭を持つ貞淑な男と女は戸惑いつつも、強く惹かれ合っていくのだった。誰にも言えない秘密を包み込む紫煙、ナット・キング・コールのバラッド、そしてなんといってもチャイナドレスの美しさ──今作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、そして撮影と美術/衣裳が評価され高等技術院賞を受賞。英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで、あらゆる名作を差し置いて第2位に輝いた、永遠の愛の物語。■『天使の涙』殺し屋とパートナーのエージェントは、仕事以外では顔を合わせない。エージェントは殺し屋に対して密かな恋心を抱いていたが、ある日、殺し屋は突然姿を消してしまう。その後、殺し屋はかつて行きずりの関係にあった金髪の女と出会うが、彼女の気持ちに応えることなく、彼は再び彼女の元から去っていく…。一方、エージェントが住むマンションの管理人の息子モウは、夜な夜な他人の店に入り込んで勝手な商売を楽しむ日々を送っている。そんなある日、未だ失恋の傷が癒えない女に恋をするが…。『恋する惑星』で予定していたエピソードをもとに作り上げたもうひとつの恋物語。■『恋する惑星』彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。金髪の女性に恋をしてみるが、麻薬の運び屋として取引に失敗した彼女もまた疲れ果て、そっけない。どん底にいる2人は、行きずりの一夜を過ごす。同じころ、ハンバーガー・ショップの新入り店員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いた彼女は、ある日偶然手に入れた彼のルーム・キーを利用して勝手に部屋の模様替えを始めて…。クランベリーズの「ドリームス」のカバー曲のメロディとともに、ウォン・カーウァイの名を知らしめた出世作。
2017年05月14日プレミアム スパークリングワイン「シャンドン」から、ブラジルで造られた新感覚のスパークリングワイン「シャンドン パッション」が登場。2017年4月25日(火)より、主要百貨店を中心に発売される。「シャンドン パッション」はマスカット カネリやピノ ノワールというアロマティックなブトウ品種から作られた一品。パッションフルーツや桃、ライチといったトロピカルフルーツに、オレンジの花やバラが加わった甘い香りが特徴の新感覚スパークリングワインだ。セミスイートな味わいは、氷を浮かべる事によりその香りと味わいがひきしまり、爽やかに仕上がる。好みでフルーツを加え、よりフルーティーなフレーバーで楽しむのもおすすめだ。トロピカルフルーツのような余韻が続く香りは、昼下がりや夕暮れのリラックスタイムはもちろん、食前酒のカクテルとして、また食事後のデザートと合わせても華やかなひとときを演出してくれる。夕焼けに思いをはせるような、柔らかなオレンジがかった色合いが夏に向けた気分を盛り上げてくれる。【詳細】シャンドン パッション発売日:2017年4月25日(火)価格:3,100円+税容量:750mL取り扱い:主要百貨店、業務店、酒類販売店など【問い合わせ先】MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社TEL:03-5217-9733
2017年04月10日レオナード・ウォン(LEONARD WONG)2017年秋冬コレクションが東京・渋谷で発表された。これまでのレディースに加え、初となるメンズウェアが披露された。今シーズンのテーマは「アルテミス×アポロ」。人類を進歩させ、生活の質を向上させたとされている女神・アルテミスと太陽・芸術・知識の神であるアポロ、二神(=男女)のバランスによって、人間の可能性が最大化されるとコレクションノートには書かれている。ショー会場は、渋谷・道玄坂に2016年4月に誕生したクラブ「コンタクト(Contact)」。スクリーンに映像が流れ、アルテミスとアポロらしき二神が表れる。そこにはもがき苦しむアポロに助けの手を差し伸べるアルテミスの姿が描かれた。映像が終わり靄が会場を埋め尽くす中、ファーストルックを飾ったのはAyaBambiのAya Satoだ。羽織っているグレーのロングパーカーは肩からパーツが飛び出ていたり、裾部分にユニークなカットが採用されている。続くのはストイックなモノトーンとグレーのカラーパレットに染められたジャケットやコート。コンパクトなシルエットと、ジッパーをアクセントに使ったデザインが特徴だ。ジッパーはポケットや裾のほか、背中にスリットとして使われている。他にも、ベルトや襟にベルベットの異素材を使用したディテールが見られる。初となるメンズウェアはウィメンズ同様のアウターに加え、レザーアイテムが豊作だ。特にジャケットは、シングル・ダブル・ブルゾンタイプと様々な型が登場した。ジッパーを多用した遊び心はここでも現れている。スタイリングはブラックをベースにしたストイックな雰囲気だ。コレクションの中でも一際インパクトを残したのが、異生物のようなぬめっと光る素材を使用したウェア。歩くたびにオーロラのように光り、存在感を表す。また透明なビニール素材をライダースジャケットに仕立てたピースもユニークな一着。テーマである、異質な神々らしさが感じ取れるウェアだ。
2017年04月01日『マグニフィセント・セブン』をはじめハリウッドでも実力を発揮し、日本でも高い人気を誇るイ・ビョンホンが、韓国史上最大規模のネットワークビジネス詐欺の主犯という大悪人役に挑戦する『MASTER/マスター』が、早くも2017年秋に日本上陸することになった。投資会社のチン会長(イ・ビョンホン)は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模のネットワークビジネスで多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン)は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン)を仲間に引き入れ、彼の足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行。やはりチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、2人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか――!本作は、アジアが誇る大スター、イ・ビョンホンがかつてないネット詐欺事件の主犯を演じたクライムアクション。相手役には、昨年、ファン・ジョンミンとの主演作『華麗なるリベンジ』が日本でもヒットし、1月18日には日本ファンクラブが再発足、日本での活躍も期待されている大人気俳優カン・ドンウォン。本作では知能犯罪捜査班チーム長に扮し、優れた頭能を駆使して犯人を追い詰めていく切れ者刑事を熱演している。さらに、『二十歳』『技術者たち』などの若手人気俳優キム・ウビンが、イ・ビョンホンの元部下で善悪の狭間で揺れ動く青年に扮する。監督は、『監視者たち』でも警察vs武装犯罪グループの攻防を描き、韓国で動員500万人を達成したチョ・ウィソク。息をもつかせぬ展開の連続で、観客の視線をスクリーンに釘づけにする。そんな本作から今回到着したポスターは2種類。インターナショナル版ポスターは、メイン3人のビジュアルがデザインされたもの。上段には刑事役のカン・ドンウォンが険しい面持ちで銃を構えており、緊迫した空気の中、相手を狙い定めている様子が感じ取れる。また中央には、極悪人の詐欺師役のイ・ビョンホン。『マグニフィセント・セブン』でのクールなナイフの達人とはかけ離れた、オールバックの髪にサングラスという、まさに悪人といった雰囲気で強烈な変身っぷりを披露。また下段には、イ・ビョンホンの部下役、キム・ウビン。きっちりしたスーツを着こなし、一見普通のサラリーマン風に見えるも、詐欺師と繋がりがあるという裏のある役柄を演じている。3人それぞれのキャラクターを生かした、緊張感漂うポスターだ。また、イ・ビョンホンがメインのキャラクターポスターは、インターナショナル版とは雰囲気が一変、葉巻を片手に豪快な笑みを見せる、どこか不気味なビジュアルとなっている。イ・ビョンホンが韓国映画で悪役を演じるのは、2008年『グッド・バッド・ウィアード』に続き2度目。巧みな話術で次々に人を騙していく、現代的な詐欺師をどんな名演で披露してくれるのだろうか。『MASTER/マスター』は今秋、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月30日東京・新宿の「ニュウマン(NEWoMan)」のシンガポール発のデザートバー「ジャニス・ウォン(JANICE WONG)」が2017年3月15日(水)より、春メニューをスタートする。“食べられるアート(edible art)”と自身のスイーツを表現するジャニス ウォン。通常のデザートでは使われないような食材を用いたり、組み合わせたりして独創的なスイーツを提供している。今回も珍しい素材にジャニス ウォンならではの息吹が吹き込まれたデザートの数々が登場。「春のデザートコース」ジャニス・ウォンのデザートコースは、甘いだけではなく塩味の効いたプレートや、野菜・フルーツなど素材の特長を活かしたプレート、麦などを使った食事の代わりにもなるプレートなど7種類のデザートのコースを展開。パープルカシスのパルフェにミックスベリーのソルベ、ラベンダーのマシュマロ、カシスを加えたマッシュポテト。パープルだけで作る色香が漂う。グリーン&グリーン抹茶のアイスクリームに春薫るグリーンピース・ピスタチオのクリームのグリーンが映える。黄色のサフランメレンゲとのコントラストが美しい一品。アスパラガスガーデン色鮮やかなグリーンアスパラガスのフランに、ホワイトアスパラガスと塩キャラメルのコンビネーション。白バルサミコビネガーのアクセントも印象的だ。ペアリングさらに、それぞれのデザ―トが持つ味わいや彩り・香りなどを堪能できるように、コースと合うペアリングを季節ごとに用意。また、来店者の希望に応じてオリジナルのドリンク(アルコール/ノンアルコールどちらも可)を作製してもらうこともできる。「ジャニス・ウォン 春のアラカルト」スプリングフラワーイチゴとヨーグルトのアイスケーキに花仕立てにした桜とタイベリーのゼリー、塩漬けの桜のアクセントが春を感じさせる。味だけでなく見た目も楽しむことができる一皿。わさびキューカンバー中央にはキュウリのエアリーなシャーベットに、わさび&ラズベリークリーム、レモン&しそゼリーの組み合わせ、添えられたバジルオイルの風味が香る。【詳細】JANICE WONG(ジャニス・ウォン) 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソト※JR新宿駅甲州街道改札横発売日:2017年3月15(金)営業時間:11:00~23:00 ※定休日はNEWoMan SHINJUKUに準ずるTEL:03-6380-0317【メニュー】■スペシャルデザートコース(7品) 4,800円+税※スペシャルデザートコースは17:00からの提供。スプリングカクテルスープ、アスパラガスガーデン、パープル、グリーン&グリーン、ストロベリーカプレーゼ、カカオポッド、プティフール■アルコールペアリング(7品コースのペアリング) 3,000円+税モーニング・ボール、フローラル・レッド、カモミール・ハーモニー、バジル・サイダー、シャトー・ボーモン2013、好みの飲み物■ノンアルコールペアリング(7品コースのペアリング) 2,400円+税フィジー・マンダリン、フローラル・レッド(ノンアルコール)、カモミール・ティー、バジル・タイザー、スペシャルティ・コーヒー、好みの飲み物※11:00~14:00はランチデザートコース 2,500円+税・3,500円+税の提供。※スペシャルデザートコースのペアリングの「好きな飲み物」は、ドリンクメニューから選ぶか、来店者の要望に応じてオリジナルのドリンクを作製。(アルコール/ノンアルコールどちらも可)。
2017年03月13日新宿・ニュウマン(NEWoMan)のエキソトに、2016年4月日本初上陸したデザートバー「ジャニス・ウォン」から冬限定メニューが登場。2016年12月6日(火)より提供される。限定メニューは、アジアNo.1パティシエに2年連続で輝いたシンガポール出身の女性シェフ、ジャニス・ウォンが日本の四季の美しさにインスピレーションを受けて創作したスイーツアラカルトとデザートコース。どれもアートのように美しく、味覚への探求心と遊び心が溢れるものばかりだ。竹炭とタイムのガナッシュの上に、甘草と竹炭のスポンジ、みかんのアイスクリームが表現するのは、京都の冬の庭園。「京都庭園 冬」は、リコッタリーズのクリームを添えて、まるで遠くの風景を眺めるような一皿に仕上がっている。エスプレッソの香り豊かなアイスクリーム、カルーアのゼリー、そしてマルサラ酒とカカオのスポンジでつくるティラミスは、寒い冬にぴったり。温かいマスカルポーネの泡をかけて大人の一皿が完成する。「シトラスキューブ」はゆずソルベとゆずパルフェ、まぼろしの酢みかん「直七」のムースがキューブとなって連なる柑橘づくしのデザートだ。サラダなどがセットになったデザートコースも用意。「ごぼうとチョコレートトリュフ」や「ゆずとココナッツのリゾット」など素材の良さを最大に引き出したスイーツがラインナップ。なお、専属バーテンダーが、これらスイーツに合うアルコール、またはノンアルコールのペアリングを提案してくれる。なお、12月23日(金)から25日(日)の3日間は、クリスマス限定のディナーコースも登場する。気になる人は早めに予約を。【詳細】ジャニス・ウォン 冬限定メニュー発売日:2016年12月6日(火)価格:・京都庭園 冬 1,500円+税・温かいティラミス 1,500円+税・シトラスキューブ 1,600円+税デザートコース・ランチデザートのコース 3品 2,500円+税 5品 3,500円+税・スペシャルデザートのコース 7品 4,800円+税■クリスマス限定コース期間:12月23日(金)~25日(日) ※予約受付中※17:00 または20:00 のみ予約可能。内容:おすすめの5品とお飲み物(ペアリング) 10,000円+税じゃがいものフォーム~温泉卵のせ、パン粉をつけたスモークチーズケーキ、栗のスープとコーヒーの液体窒素、和牛とマッシュルームペーパー、いちご・ルバーブ・ピスタチオのタルト(小さなお菓子)チョコレートボンボン【店舗詳細】ジャニス・ウォン住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソトTEL:03-6380-0317営業時間:11:00~23:00■メニュー提供時間11:00~15:00 ランチデザートコース(3品、5品)のみ15:00~17:00 アラカルトのみ17:00~ スペシャルデザートコース(7品)、アラカルト
2016年12月05日素晴らしいスタイル、美しい顔立ち…少女漫画に出てくるような完璧な風貌で女子たちを夢中にしたカン・ドンウォンも今や35歳。以前は繊細な美青年だったけれど、肩の力が抜けてスターの風格が一段とUP。ひとまわり大きくなった彼の“今”に迫ります!韓国で観客動員数970万人を突破した大ヒット映画『華麗なるリベンジ』が、ついに日本上陸。濡れ衣を着せられた熱血検事の相棒と共に、刑務所内から巨大な権力に立ち向かっていくイケメン詐欺師ハン・チウォンを演じているのが、カン・ドンウォンさん。「シナリオがとにかく面白かったので、最初からヒットする確信はありました。でも、自分たちの目標としては、せいぜい500万人くらいだったんですよ。まさか、その倍近くの人に見てもらえるとは思ってませんでした。やっぱり、ハン・チウォンというキャラクターが強かったのかも。僕自身、あんなに愛らしくて、憎めない詐欺師を見たのは初めてでしたから」19歳でモデルとしてデビューした後、俳優に転身。以来、その甘いマスクで女性ファンをときめかせてきたドンウォンさんも、今では35歳。20代の頃に比べてどこか肩の力が抜け、大人の男ならではの余裕を漂わせている。「たしかに、20代の頃と比べて変わったと思います。昔は人付き合いが苦手で、家とか密閉された空間にいるのが好きだったんです。それが30歳を過ぎた頃から、息苦しく感じるようになって。今では仲のいい人たちと集まってお酒を飲む時間が何より楽しくなりました。仕事さえなければ、友達と昼から外で飲んでることもあります(笑)。年を重ねるにつれ、心を開けるようになったんですよね。そうやっていろんな方と話をしていると、学ぶこともたくさんありますし、人に心を開くって本当にいいことだなって思ってます」年を重ねていくなかで、女性の理想像にも変化があったそう。「昔は外見を重視していたところがあったんですけど、今はきれいな女性を見ると、なんか疲れそう…って思います(笑)。そもそも昔は、女性とうまく話すこともできなかったんですよ。好きな人ができても、この人は自分に何をしてくれるんだろうってことばかり考えていたような気がして。でも今は、女性と自然に話せるようにもなったし、自分のことは自分でなんとかすればいいと思えるようになりました。物質的なことだけでなく、精神的なことも含めて。なので今大事なのは、楽しく話せる相手かどうかってことですね」35歳といえば、そろそろ結婚を考えてもおかしくない年。ズバリ、結婚願望はありますか?「仲間内で独身なのはもう僕だけなので、果たして僕は結婚できるんだろうか、結婚に向いてる性格なんだろうかってことを最近よく考えてます(笑)。周りの人からは“君は、結婚したらいい家庭が築けそう”って言われますし、僕自身、料理も家具作りも得意なので、それなりにうまくやっていける気はするんです。50歳、60歳になったとき、一人でいるのも寂しいので、いずれは結婚したいと思ってますよ。ただ、僕の周りの既婚者は“結婚なんてするもんじゃない”っていう人ばかりなので、正直悩むところですけど(笑)」と、結婚は当分お預けのよう。「それより今は仕事ですね。もう30半ばなので、今後は積極的に海外進出したいと思っています。実際にLAに行って、映画のオーディションを受けたりもしてるんですよ。それがとにかく楽しくて。もし機会があれば、日本や中国の映画にも出てみたい。海外での活動が自分でもすごく楽しみです」◇かん・どんうぉん1981年1月18日生まれ、韓国出身。イケメン詐欺師ハン・チウォンを演じる映画『華麗なるリベンジ』は11月12日、シネマート新宿ほかにて公開。その他、年内に韓国で2本の主演映画が公開予定。◇ジャケット¥168,000Tシャツ¥29,000パンツ¥62,000(以上SISE/株式会社VALTEL:03・6277・2147)シューズ¥80,000(DRIES VAN NOTEN/DRIES VAN NOTENTEL:03・6820・8104)スカーフはスタイリスト私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・祐真朋樹ヘア&メイク・佐藤富太インタビュー、文・菅野綾子
2016年11月09日レオナード・ウォン(LEONARD WONG)が、2017年春夏コレクションを渋谷・ヒカリエで2016年10月19日(水)に発表した。ドーン、ドーン、と一定間隔で重低音が響く。暗転すると、前のキューブ型のスクリーンに不気味な映像が映し出された。何かがもがき苦しみ、黒い膜を突き破ろうとしていて、その映像に私たちは画面に食い気味に見入ってしまう。そして次の瞬間……膜が破壊された。中から現れたのはAyaBambi。2016-17年秋冬コレクションでもファッションフィルムに登場したこの2人による強烈なダンスは、さらに観客の視線を一斉に集めた。注目のファーストルックは秋元梢。赤いドレスに足元はモノトーンストライプのショートブーツ。サラサラの髪を高く結って、首元のVネックをより美しく見せる。続いたのはレザーを駆使したジャケットとパンツ、そしてVネックの名残をのこしたトップスを合わせたスタイリングだ。Vネックに引き続き、オフショルダーやホルターネック、詰まった首元に付けたハーネスのようなディテールが見受けられた。そして首元から繋がる前垂れのような生地が1枚、フロント部分に居座っている。そこから派生してなのか、沢山の図形を組み合わせたデザインも特徴的。女性の強さを表現するような幾何学的なカッティングとなって表れた。カラーは、ブランドのアイコニックカラーである黒と白が交互に繰り出され、中盤にネイビーとチャコールグレー、フェミニンなぺールピンクを差し込んだ変化のみ。思い返してみても、最初の赤は異質的だったのが分かる。硬質なレザーとシアーなテキスタイルといったテクスチャーの異なる素材で強弱をつけ、無機質な色をより高貴なものに昇華していた。「真実とはなにか?」今回のコレクションを始めるにあたって、レオナード・ウォンはその問いを全員に投げかけた。膜が破れ、己に立ち返った瞬間のランウェイ。強く生きる女性の美しさがここに集約されていた。
2016年10月22日レオナード・ウォン(LEONARD WONG)の名古屋初となる期間限定ストアが、2016年8月3日(水)から7日(日)までオープンする。店内では、よりリアルクローズに落とし込んだライン「レオナード・ウォン ドゥーズィエム(LEONARDWONG DEUXIÈME)」を展開。シャツやカットソーのほか、人気の高いレザーアイテムまで幅広くラインナップする。独自の世界観が、次世代を担うブランドとして注目されているレオナード・ウォン。最近では、AyaBambi主演のファッションフィルムが発表され話題となった。【詳細】レオナード・ウォン 期間限定ストア期間:2016年8月3日(水)〜7日(日)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 4階婦人服 ヤングワールド住所:名古屋市中村区名駅1-1-4営業時間:10:00〜20:00TEL:052-566-1101【問い合わせ先】LEONARD WONG株式会社TEL:050-3389-0619
2016年07月31日ファン・ジョンミン×カン・ドンウォンという2大俳優のタッグで、2016年、韓国観客動員970万人突破のメガヒットとなった『華麗なるリベンジ』。本作から、待望の予告編とポスタービジュアルがシネマカフェに到着した。正義感の強い検事ピョン・ジェウク。ある日、乱闘によって逮捕された若い男が尋問中に謎の死を遂げる。担当したピョン検事は身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまい、服役することに。濡れ衣を晴らすため、刑務所内で検事の知識をフル活用してのし上がり、再審請求を試みるも、何者かに圧力をかけられ失敗。そんな中、同じく服役中のイケメン詐欺師ハン・チウォンと出会い、彼の言動から形勢逆転のアイデアを得る。「自分に協力すれば出所させてやる」と打診されたチウォンは、ピョン検事に協力することに。果たして、2人の華麗なるリベンジ作戦の行く末は…?韓国で2月に公開されるや、970万人を動員するメガヒットを記録した本作が日本上陸。無実の罪で収監される熱血検事ピョン・ジェウクを演じるのは、『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』など主演作が立て続けに大ヒットとなった国民的人気俳優のファン・ジョンミン。また、予期せずして彼の相棒になるイケメン詐欺師には、『群盗』などで演技派として開眼する人気スター、カン・ドンウォン。その軽妙でコミカルなキャラクターといっそう磨きのかかった演技力で、ファン・ジョンミンとのすばらしい化学反応を見せている。予告編では、この2人が荒れた刑務所内で出会い、汚名返上のために奮闘する場面が描かれている。罠にはめられたエリート熱血検事のピョン・ジェウクと、前科9犯、イケメンで頭の回転の速い詐欺師ハン・チウォン。凸凹コンビな彼らが見せるコミカルなやりとりから、打って変わって緊迫した空気で真実を追うさまは必見だ。塀の中から身の潔白を証明しなければならないジェウクの頼みの綱はチウォンだけ。最悪のピンチが生んだ最高の相棒の活躍を、いまから楽しみにしていて。『華麗なるリベンジ』は11月12日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日韓国で2015年下半期に公開され、大きな話題を呼んだ豪華キャストによる3作品を、「韓国映画セレクション2016 AUTUMN」としてシネマート新宿&シネマート心斎橋にて一挙公開。「JYJ」のパク・ユチョンがナレーションを務める感動のドキュメンタリーや、キム・ユンソク×カン・ドンウォンの異色ホラー作、子役から脱皮を遂げた若手俳優ユ・スンホの除隊後初主演作と、注目作が勢ぞろいする。まず、『奇跡のピアノ』は、ある少女の姿に心打たれたパク・ユチョンが無償でナレーションを引き受けたドキュメンタリー。目が不自由な少女イェウンは、3歳のとき母の口ずさんだ歌をピアノで演奏し始めたことから、その才能が見出され、たちまち国中で天才少女ともてはやされる。母は娘の夢を叶えるためにコンクールに出場させるが、それは少女にとって決して容易い挑戦ではなかった。夢に向かい、努力の先に待ち受けていたものとは…。また、『海にかかる霧』でユチョンと共演した演技派キム・ユンソクと、いまや韓国映画界No.1スターとなったカン・ドンウォンが、韓国では未知の題材“エクソシズム”に真正面から挑み、本国で500万人を動員した野心作『プリースト 悪魔を葬る者』。ひき逃げ事故の後、原因不明の昏睡状態に陥った女子高生。少女が何かに取り憑かれたことを確信したキム神父は、“悪魔祓い”を執り行うと宣言し、除霊の知識がある神学校生アガトが補助司祭に選ばれる。いまや魔物と化した少女を救うため、2人は己の命を懸け、人知を超えた危険な領域に足を踏み入れていくが――。さらに、子役から見事に脱皮を遂げ、ドラマ「善徳女王」やユチョンとの共演作「会いたい」などで人気を博すユ・スンホの除隊後初主演映画『朝鮮魔術師』は、美しくも切ない時代劇ラブストーリー。監督・脚本は『後宮の秘密』 『バンジージャンプする』のキム・デスン。天才魔術師として人気を誇るファニは、ある晩、見知らぬ女性を助ける。彼女が政略結婚のため清国へ嫁ぐ朝鮮の王女だと知らぬまま2人は再会し、次第に惹かれあっていく。ファニを狙う魔の手も迫るなか、逃れられない危機が2人を襲おうとしていた…。感動ドキュメンタリー×人気スター、エクソシズム×実力派俳優、時代劇ラブストーリー×期待の若手による3作を見逃さないで。「韓国映画セレクション2016 AUTUMN」は10月22日(土)シネマート新宿、シネマート心斎橋 にて3作品一挙公開(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日AYABAMBIがレオナード・ウォン(LEONARD WONG)のファッションフィルムに登場。作品は2016-17秋冬シーズンのテーマ「ALCHEMY」をもとに、抑制の無い自然界の力がもたらす、永遠の命を象徴。冒頭から、白に統一された空間に立ち尽くす無表情な女性が映し出され、緊迫した雰囲気が醸し出される。まるでサイエンスフィクションのような迫真に迫った映像だ。フィルムでのコスチュームは全てレオナード・ウォンによるもの。彼女たちの独特なスタイルを持ったダンスやコスチュームが、近未来的なモノクロームの世界観を演出する。【作品情報】レオナード・ウォン ファッションフィルム・監督:BFV / INSIDE FLESH・ヴィジュアルディレクション:レオナード・ウォン・出演:Sylvia Lajbig、AYABAMBI【問い合わせ先】LEONARD WONG株式会社TEL:050-3389-0619
2016年06月30日LCCのハブ、バンコクドンムアン空港 著者撮影LCCが離発着するドンムアン空港へのアクセスは、タクシーが楽だが、オススメはBTSやMRTとエアポートバスを利用する方法だ。 BTSモーチット、MRTチャトチャック駅からエアポートバスA1がドンムアン空港まで7時〜24時まで運行している。モーチットからドンムアン空港までは道路事情にももよるが約20~30分。モーチット駅からランシット方面行きの市バスに乗り空港ターミナル前で降りる方法もあるが、市バスは高速道路を経由しないので時間が全く読めない。ただ、料金は6.5THBと破格の値段だ。空港にはターミナル1とターミナル2があり、国際線は基本的にターミナル1、国内線はターミナル2になっている。チェックインカウンターは常に混み合っているので、時間にはかなり余裕を持って空港に向かう事をオススメする。最悪飛行機に乗れないという事態にもなりかねない。そして、機内持ち込み手荷物は、各航空会社の規定通りしっかりと厳守することも大切だ。国内線の第2ターミナルはリニューアルされて、レストラン街も充実した。早めにチェックインしても退屈することも無い。出発ロビーフロアーの外、第1と第2ターミナルの間にはセブンイレブンもある。市内の店舗と比べると品揃えは少なめ。お弁当やスナック、ドリンク程度だ。どちらも料金は若干空港料金で高めだ。レストラン街は4F、出発ロビーの上の階となっていて、第1と第2ターミナルは屋内の連絡通路でつながっている。保安検査場を過ぎて搭乗ゲートに向かう途中にもレストランやコーヒーショップ、ファーストフード等はある。第2ターミナルの4Fには、Sleep boxというショートステイ用の客室もある。料金は3時間1000THB~、軽食のクーポン付。3時間以降は1時間につき200THBとなっている。21~翌6時は料金1800THBで2人まで利用可能で、2人利用の場合は追加料金300THB、シャワーの利用は300THBとなっている。料金は安くないが、深夜到着で翌日の早朝乗り継ぎ等の場合には利用価値があるかも知れない。時間と気合いがあるなら路線バスでのアクセスも可能 著者撮影チェックインカウンターは混んでいることが多い 著者撮影リニューアルした第2ターミナル 著者撮影コーヒーショップと仮眠施設 著者撮影 (text & photo : 中島貴義) 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年06月22日ピアジェ(PIAGET)のジュエリーコレクション「ポセション」のPVに韓国人グループ・SUPER JOUNIORのメンバーのひとり、チェ・シウォンが出演した。誕生から25周年を迎えた今年、現代を生きる女性の強さと多様性を映し出すコンセプチュアルなジュエリーとしてリニューアルを果たしたポセション。今回公開された同PVのタイトルは“特別な贈り物”で、作中には愛する人に想いを伝えるシウォンが登場する。シウォンにとってギフトとは「胸いっぱいの想いを込めて、大切な人へ届けること」とのことで、PVの中ではシウォンが女性にはにかみながらリングを渡すシーンが描かれている。同PVは、ポセションスペシャルサイト及びピアジェ オフィシャルサイトにて公開。この他にも3つのショートムービーや、ピアジェ・インターナショナルアンバサダーのジェシカ・チャステインが登場するメイキング映像も公開される。
2015年11月24日韓国の人気アーティスト・グループ「SUPER JUNIOR」のメンバーのチェ・シウォンをはじめ、中国、香港、台湾のスターたちが共演するサスペンス・アクション巨編『ヘリオス赤い諜報戦』(原題:Helios赤道)が、2016年1月9日(土)に公開が決定。シウォンは、本作やジャッキー・チェン製作・主演作など、入隊前に公開作品が続くことが分かった。韓国が開発した超小型核爆弾DC-8が、「ヘリオス」という名の謎の怪盗団の部下「使者」(チャン・チェン)らによって奪われた。一方、香港警察はヘリオスが香港でDC-8の取引をする情報をつかみ、リー隊長(ニック・チョン)を中心に、危機対策本部の顧問となった核のスペシャリストであるシウ教授(ジャッキー・チュン)とともに対策を練る。そのころ、中国から情報を得た韓国政府は、国家情報院のチェ理事官(チ・ジニ)と護衛のパク諜報員(チェ・シウォン)を香港に送り、出迎えた香港警察のファン警部(ショーン・ユー)とともに取引場所に向かう。急襲した香港警察と、「使者」が取引していた密輸組織とで銃撃戦となり、「使者」に追ったパク諜報員がDC-8の奪還に成功するが…。本作は、『コールド・ウォー香港警察二つの正義』で監督デビューを飾り、香港のアカデミー賞である香港電影金像奨の「作品賞」「監督賞」ほか9部門を受賞したリョン・ロクマン&サニー・ルクのコンビが贈るサスペンス・アクション。製作費3,000万ドル、中国大陸、韓国、香港、マカオ、そして日本で撮影された本作は、韓国が開発した超小型核兵器を巡り、香港警察、中国公安、韓国政府の3者と、兵器を奪った怪盗団「ヘリオス」との対決を描いており、今年4月に中国で公開されるや2億元(約40億円)の興行収入をあげる大ヒットを記録した。また、本作には、東アジアにまたがる壮大なストーリーに相応しい豪華俳優陣が集結するのも見どころ。主演を務めるのは、香港のトップ歌手としてのみならず、『孫文の義士団』など映画でも活躍するジャッキー・チュン。同じく香港からは、『頭文字D THE MOVIE』のショーン・ユー、『激戦/ハート・オブ・ファイト』のニック・チョンが顔を揃え、台湾からは『グランド・マスター』のチャン・チェン、中国からは『孫文の義士団』のワン・シュエチー、さらに韓国から、俳優としても活躍著しいシウォンと「宮廷女官チャングムの誓い」のベテランスター、チ・ジニが共演する。シウォンといえば、2014年“世界で最もハンサムな顔”ランキングで、トム・ハーディやマイケル・ファスベンダーらを抑えて2位にランクインした、“アジアNO.1”のイケメン。「SUPER JUNIOR」メンバーでは、イトゥク、ヒチョル、イェソン、カンインなどが兵役の義務を終え、現在シンドンとソンミンが入隊中だが、シウォンは入隊直前まで、香港の第88回アカデミー賞「外国語映画賞」代表作『破風』(東京国際映画祭で上映)、ジャッキー・チェンほかジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディら共演の『ドラゴン・ブレイド』(2016年新春、日本公開)と、映画出演作がめじろ押しとなっている。『ヘリオス赤い諜報戦』は2016年1月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日