SNSでも話題沸騰の注目作『キラー・ナマケモノ』より本編映像が解禁。さらにマシュー・グッドヒュー監督のインタビューも到着した。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る本作は、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノが女子大生たちを恐怖に陥れる新時代アニマル・パニック・ホラー。この度解禁された本編映像は、学生たちが暮らす学生寮で飼われることになったナマケモノのアルファが椅子によじ登る様子から始まる。アルファはそのままパソコンとマウスを器用に操作して、寮生たちのSNSをチェックしていく。人間の動きを真似ているのか画面のスクロールをスムーズにこなし、女子大生たちのSNS投稿を次々と閲覧。アルファがどんな目的で情報収集をしているのか…。ナマケモノVS女子大生の前日譚となる、アルファの有能さが明かされる重要なシーンとなっている。また、マシュー・グッドヒュー監督のロングインタビューが到着。アニマトロニクスによる撮影の舞台裏や、フルCGではなくリアルな映像を用いたプラクティカル・エフェクトを選択した経緯、ナマケモノとどう向き合ったのかなどが語られている。マシュー・グッドヒュー監督のインタビュー―――ナマケモノが主役のスラッシャー映画のアイデアはどこから来たのですか?『キラー・ナマケモノ』のクリエイターであるキャディ・ラニガンとブラッドリー・ファウラーは、この映画の製作に7年間取り組んできました。ブラッドは素晴らしい作家で、際立った映画を作りたかったのです。彼はキャディにこの映画を売り込み、彼女も乗り気になりました。ふたりは”ナマケモノ”の人気について、この動物に夢中になっている人々が誰なのか、膨大なリサーチを行いました。脚本は、よりグロテスクでR指定のコンセプトから、私たちがたどり着いた場所、つまり若い観客向けのライトなホラー映画でありながら、ホラーファンも興奮できる映画へと変化していきました。私は脚本が出来上がってから参加しました。アニマトロニクスのナマケモノを主人公にした『キラー・ナマケモノ』という映画を作るとは思ってもみませんでしたが、脚本を読んで、あまりにも奇妙で挑戦的なコンセプトでした。キャディとブラッドが追求したかったプラクティカル・エフェクトのアプローチに惹かれ、これまで作ったものよりもっと軽快で遊び心のあるものを作ってみたいと強く思ったのです。目標は、楽しく、エネルギッシュで、ポップな90分の映画を作ることでした。―――なぜ映画の舞台を女子学生クラブにしようと思ったのですか?これはすべてキャディとブラッドが仕掛けた事なんです。女子学生寮というアイデアは、他のホラー映画(『ブラック・クリスマス』、『スプラッター・ナイト/血塗られた女子寮』、『テラー・トレイン』など)に通じるものがあって気に入りました。また、ホラー映画に必要なレシピであるアンサンブル・キャストを配置できる空間も確保できました。また、『ミーン・ガールズ』、『ハッピー・デス・デイ』、『トラジディ・ガールズ』といった映画も参考にしました。すべてが女子学生クラブ映画というわけではありませんが、これらは集団の力関係や、そこから生まれる緊張やコメディを描いています。―――#SlothRushが大好きです。この映画はどれくらいRush Tiktokからインスピレーションを受けましたか?これは私にとって初めてのことでした。私は学生会に所属していなかったし、クラブ活動の知り合いもいなかった。でも、インターネットでラッシュのビデオをいくつか見たんです!私たちは、その魅力や、即座に友達になるはずの新しい人たちに出会って酔いしれる感覚を強調したかったのです。また、インターネットというカオスのようなもの、つまり、何かがバイラルになるのがいかに早いか、人々の注目を集めれば人気やフォロワーがいかに早く増えるかということも描いています。―――『アルファ』のクリーチャーデザインについてお聞きしたいです。すべてプラクティカル・エフェクトですか?最初からプラクティカル・エフェクトを追求したいと思っていました。個人的には、フルCGのデザインでこの映画を作ろうとは思わなかったと思います。特に、観客に愛してもらえるようなユニークなキャラクターを作り出そうとする場合、”アルファ”は可能な限りリアルで具体的である必要があると思っていました。私たちは、クリーチャー・エフェクトの素晴らしい人々(マーク・ラパポート、トニー・カリロ、ジャクソン・パイク)と協力し、”アルファ”の外見とメカニズムを注意深く作り上げました。”アルファ”の動きを通してキャラクターを確立するために、才能ある人形遣いのグレッグ・バローラ氏を起用できたことは、本当に幸運だった。アルファは一度に4~5人の人形遣いが操作し、アルファの腕、脚、腹、背中をロッドでコントロールしました。さらに2人の人形遣いがラジコンでアルファの頭を上下左右に動かし、鼻をくねらせ、口を動かしたのです。ロサンゼルスの保護施設に行き、そこで数匹のナマケモノに会いましたが、彼らがどのように動き回るかを見ることができ、とても参考になりました。その旅で得た大きな収穫は、ナマケモノはまったく動き回らないということです!のんびりとくつろいでいることが多く、理想的な生活のように思える。だから、アルファの動きをリアルにしたいとは思っていましたが、殺人ナマケモノという皮肉で遊びたいとも思っていました。―――タイラー(アンドリュー・ホートン)とオリバー(ステファン・カピチッチ)を除けば、この物語がすべて女性によって語られているところが気に入っています。なぜ”アルファ”をメスの設定にしたのですか?最初に脚本を読んだとき、アルファは男性だと想像していました。チャッキー、ジェイソン、マイケル・マイヤーズなど、私が知っているホラーの悪役とアルファを比べていたのも一因だと思います。私の記憶では、アルファの性別は脚本に明記されていませんでした。セルビアでプリプロダクションをしているときに、プロデューサーのマーク・デイヴィッドがアルファを女性にしようと提案してきたのです。私たち全員が顔を見合わせ、"しまった、それならとても理にかなっているし、このキャラクターがもっと複雑でエキサイティングになる"と言いました。女子学生社交クラブの世界観にぴったりだし、ティアラの瞬間は本当に強烈なものになる。アルファは女子学生クラブの女王になりたがっているんだと。―――アルファとブリアナ、どちらがより強力な悪役だと思いますか?賛否両論あるかもしれませんが、私はアルファを悪役だとは思っていません。アルファはひどい状況に置かれ、動物がそうであるように、生き残るために新しい環境に適応したのです!一方、ブリアナはとても残酷で、人を操る!彼女は本当に利己的な性格で、それは動物ではなく人間の持つ特徴だと思います。言葉や他人への接し方の残酷さは、信じられないほどのダメージを与えるのです。女子学生クラブの姉妹が大暴れするほどではないかもしれないけど、それでもダメージは大きい。―――この物語にはソーシャルメディアが織り込まれています。『キラー・ナマケモノ』はオンラインカルチャーについて何を提示していると思いますか?私たちの多くは、ソーシャルメディアでの存在感をとても重要視しています。目の前にある現実の世界よりも重要視してしまうほどです。私は、ある人物がデジタルの世界で繁栄することを望みながら、周囲の世界をいかにないがしろにしているかを描きたかったのです。フォロワー数さえ増え続ければ、実生活で誰を傷つけても構わない。もちろん、この映画ではそれを極端に押し出していますが、私は日常的に、ネット上と実生活でほとんど違う人格を持つ人々を目にしています。私個人としては、できる限りデジタルの世界から距離を置き、この人生でより存在感を発揮する方法を考えたい。ソーシャルメディアはとても重要で、私たちに素晴らしいことを可能にしてくれます。しかし、私たちは対面の関係にもう少し努力をすべきだと思います。それが本当に重要なことだからです。―――雷雨の中、アルファが襲ってくるシーンが好きでした。ストーリーの恐ろしい要素と映画のコメディ調とのバランスはどのようにとりましたか?どちらかが影を落としてしまう心配はありませんでしたか?あのシーンは、私がこのプロジェクトに参加する前に、キャディとブラッドが実際に絵コンテを描いていた、とても初期のシーンでした。そのシーンがどのように撮られたかは、そのオリジナルの絵コンテにかなり近いんです。コメディー対ホラーという要素に関しては、私たちはこの映画がまずコメディーであると認識していました。この映画は『キラー・ナマケモノ』というタイトルで、その前提はとてもくだらない。恐怖を際立たせるために、ストーリー作りを真剣に取り組みました。俳優たちはとても熱心に演じてくれ、彼らの演技がこの映画をより良いものにしてくれたと思うし、そうでなければこの滑稽なコンセプトを、人々が共感できるような世界に置き換えることはできなかったと思います。―――別の攻撃シーンでは、ナマケモノのゆっくりとした動きがホラー映画の緊張感を高めることができることを示しています。アルファの限られたスピードは長所ですか、短所ですか、それとも両方ですか?アルファのスピードは、何よりも彼女の知性を表していると思います。彼女はその気になれば素早く動ける。しかし、彼女は思慮深くゆっくりとした瞬間を選ぶ。彼女は観客のためだけでなく、破滅を迎えようとしているキャラクターのためにも緊張感を高めているんです!しかし、繰り返しになりますが、アルファは自分を傷つけたり危険にさらしたりする人間にしか報復しない。アルファが被害者をもてあそぶことでどれほどの快感を得ているかは気になるところだが、彼女はブリアナとほとんど同じことをしています。――より恐ろしい、殺人的な方法を除いては…。―――リアリズムを捨てて、殺人ナマケモノが車を運転する瞬間が好きでした。アルファに命を吹き込む際、実際のナマケモノの行動をどの程度考慮しましたか?アルファの動きには細心の注意を払い、可能な限り自然であることを心がけました。もちろん、ナマケモノが車を運転するのを見たことがある人はいないと思うので(笑)、アルファがどのように行動するかはある程度自由にできるとわかっていました。しかし、起こるすべての荒唐無稽な出来事を通して、アルファで最も重要だったのは、彼女に生命を吹き込み、彼女が身を置く世界で可能な限りリアルに感じられるようにすることでした。彼女は操り人形ですが、登場人物たちはそれを知らない。そのようなばかげたシーンでさえも、アルファの存在を感じさせ、地に足をつけさせたかったのです!―――戦闘シーンはどのようにデザインし、撮影したのですか?戦闘シーンは大変でした。あの暗い廊下に何日も何日もいました。人形の場合、一度に撮影できるのは塊だけです。1回のテイクで撮れる動きはそれほど多くはない。だから、あのシーンでは、1拍ずつ瞬間を分けて、ストーリーを伝えるために本当に必要なショットは何かを考えなければならなかった。ナマケモノが剣で戦うなんて面白そうだけど、いったいどうやってやるんだろう?人形遣いやスタント・コーディネーターの力を借りてこれらのシークエンスを増幅させ、アルファを使って何ができるかという限界に挑戦できたのはとても幸運でした。―――最後に、公開を待ち望んでいる方へのメッセージをお願いします。インディペンデント映画を作るのは難しいし、映画館で上映するのもとても難しい。だから、できることならこの映画を映画館で、友達と一緒に見てほしい。観客と一緒に楽しめる映画を作ることが、最初から私たちの目標でした。だから、ぜひ劇場に足を運んでほしいです!『キラー・ナマケモノ』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キラー・ナマケモノ 2024年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 Slotherhouse™ All rights reserved
2024年04月13日『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る『キラー・ナマケモノ』より新たな場面写真が解禁された。本作は、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノが学生寮で大暴れする新時代のアニマル・パニック・ホラー。この度解禁された場面写真では、愛くるしい表情を浮かべ、殺戮とは無縁な様子を見せるナマケモノの姿が切り取られている。女子大生のエミリーは、この珍しい動物を飼ってSNSで人気者になろうとするのだが…。この後、学生たちを待ち受ける【野生のナマケモノ】との予想外の騒動とは?アニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作するというアナログ手法で見せる本作の、仰天展開に期待が高まる。さらに、人気イラストレーター我喜屋位瑳務、LID BREAKとのコラボが実現。本作に登場するナマケモノ“アルファ”が描かれたグッズ販売も決定している。LID BREAKの描き下ろしイラスト『キラー・ナマケモノ』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キラー・ナマケモノ 2024年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 Slotherhouse™ All rights reserved
2024年04月03日新時代アニマル・パニック・ホラー『キラー・ナマケモノ』より予告編と本ビジュアル、場面写真が解禁された。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る本作は、大学の女子寮にやってきた<野生のナマケモノ>が女子大生たちに襲いかかる異色のアニマル・パニック・ホラー。この度解禁された本ビジュアルでは、ナマケモノの手だけをクローズアップしたティザービジュアルとは打って変わり、ついにその姿を現したナマケモノが登場。ドアの隙間から黒いつぶらな瞳でまっすぐにこちらを見つめる様子は愛らしさを感じさせる一方、真っ赤な血が滴っているカギ爪とドアに刻まれた引っ搔き跡により、その獰猛さも予見させる。併せて完成した予告編では、段ボール箱からナマケモノがゆっくりと這い出して鳴き声を上げる場面から始まり、女子大生に迎え入れられ可愛がられる和やかな様子が続く。だが、次第に雲行きが怪しくなり、女子学生に突如飛び掛かって食らいついたり、逃げ惑うところを容赦なく捕らえて引きずり込んだり、壁に血飛沫が飛び散る一幕も。学生寮で穏やかに暮らし始めたと思われたナマケモノが、果たしてどんな方法で女子大生たちを窮地に追い込んでいくのか?その意外な姿とポテンシャルにも注目だ。また3月15日(金)からは特典(オリジナルスマホ壁紙)付きムビチケオンライン券が発売される。『キラー・ナマケモノ』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キラー・ナマケモノ 2024年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 Slotherhouse™ All rights reserved
2024年03月13日『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る抱腹絶倒の新時代アニマル・パニック・ホラー『キラー・ナマケモノ』の公開が決定した。パナマの密林で捕獲され、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノ。怪しいペット業者を人知れず血祭りにあげ、珍しい動物を飼ってSNSで人気者になろうと躍起になる女子大生エミリーに抱き抱えられ辿り着いたのは、大学の女子寮――。生涯のほとんどを木の枝につかまって過ごすナマケモノ。本作の脚本家のひとり、ブラッドリー・ファウラーはもっともバカバカしいホラーを作ろうと思い立ち、最もホラーらしからぬ動物として、ナマケモノに白羽の矢を立てたという。そんな覚醒したナマケモノが大暴れする舞台は、アメリカの女子大生が共同生活を送る女子寮。寮の会長を決める選挙の真っ只中、ビッチな現会長を引きずり下ろすべく、人気取りのマスコットとして連れてこられた野生のナマケモノが、ひとりまたひとりと美女たちを血祭りにあげ、寮は殺戮の館と化していく。人間VSナマケモノだけではなく、人気と権力のシンボルであるティアラをめぐり、女子大生VS女子大生の骨肉バトルも繰り広げられるのだが、そこにはSNS依存への警鐘が込められていたり、野生動物の密猟や自然破壊を告発していたり、社会派の目線を持ち込む監督マシュー・グッドヒューの野心に驚きを禁じえない。しかし本作のナマケモノは、アニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作するアナログ手法。素朴で懐かしいほっこり感と、ノーCGの新鮮さとの合せ技で、観る者の思考力を削りにくる。公開決定に併せて、暗闇を背景にナマケモノの手だけが映し出されたティザービジュアルと、パーティ中の女子大生たちの姿と、彼女たちに忍び寄り、危害を加えようとするナマケモノの様子が映し出される特報映像も到着した。『キラー・ナマケモノ』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日アメリカでナマケモノを飼っている女性が投稿した動画に反響が上がっています。映っているのは生後4か月のナマケモノのエリーちゃん。飼い主のケイティさんは、ロープで遊んでいるエリーちゃんに大好物のサツマイモをあげることにします。「エリー、こっちにおいで。サツマイモがほしい?」と話しかけるケイティさん。するとエリーちゃんは器用にロープを伝って、彼女に近付いてきます。そして、ケイティさんの手からサツマイモを受け取るのかと思ったら…。エリーちゃんが見せた行動がこちらです。エリーちゃんにサツマイモを差し出すケイティさん。ところがエリーちゃんはサツマイモではなく、彼女の腕に抱きついてきたのです!まるで「サツマイモよりママがいい」というように、腕に抱きついたままケイティさんを見つめています。エリーちゃんのほほ笑ましいリアクションに、多くの人たちの頬が緩んでしまったようです。・この子はママのことが大好きなんだね。・鳴き声がとってもかわいい!・こんなに早く動くナマケモノを初めて見たよ!エリーちゃんは普段から、抱っこしたり、抱っこされたりするのが大好きなのだとか。ただサツマイモも好きなので、動画の撮影時もケイティさんの腕に抱きついた後でしっかりサツマイモも食べたそうです。ペットが好物のおやつを前にしながら、こんなふうに愛情を示してくれたら、愛おしくてメロメロになりそうですね…![文・構成/grape編集部]
2024年01月16日さまざまな希少動物が生息する中米のコスタリカは『動物たちの楽園』と呼ばれるほど、野生動物の保護区がたくさんあります。そんな野生動物を守るために活動している保護団体『ジャガー・レスキューセンター』に、「ナマケモノの赤ちゃんを見つけた」という連絡が入りました。母親とはぐれたと思われる赤ちゃんは『マンサニージョ国立公園』の地面の上で、ひとりぼっちで鳴いていたのだそう。『ジャガー・レスキューセンター』のスタッフが赤ちゃんを保護して獣医に診せたところ、幸い健康でケガもしていませんでした。翌日、スタッフたちはナマケモノの赤ちゃんと一緒に公園に戻り、発見場所の近くで赤ちゃんの鳴き声をスピーカーで流してみることにします。しばらくすると、数メートル先にその鳴き声に反応したメスのナマケモノがいるのを発見!「母親だ」と確信したスタッフは、木から降りてきたそのナマケモノに赤ちゃんを近付けました。すると、ナマケモノの母親は…こちらをご覧ください。@jaguarrescuecenter We are so excited to announce that we were able to reunite this mother and baby 3-fingered sloths (Bradypus variegatus). On October 10, we received a call from Manzanillo National Park letting us know that they found a baby crying on the floor. We went to his rescue and brought him for a check-up with the vet. Fortunately, he was healthy and didn't have any injuries. The next day, our team went back to the park with the baby and played his cry on a speaker near the place where he was found. After a while, we spotted a sloth reacting to the sound a few meters away. It took around an hour to make the mom come down, but, finally, she did it. It fills our hearts with love every time we reunite a mom and her baby. #sloth #babysloth #momsloth #slothoftiktok #sloths #3finguersloth #foryou #parati #viral #cutesloth #jaguarrescuecenter #wildlife #costarica ♬ Here Comes the Sun - Relaxing Instrumental Musicスタッフの手から赤ちゃんを受け取った母親は、我が子をしっかりと胸にかかえました。そして愛おしそうに赤ちゃんを見つめた後、スタッフたちに穏やかな表情を見せたのです。まるで「うちの子を助けてくれてありがとう」といっているようですね。また「ママー!」というように鳴いていた赤ちゃんは、母親の腕に抱かれたとたんに鳴きやみました。この貴重な動画には、喜びと感動の声が上がっています。・喜んでいたね。よかったね。・この母親は赤ちゃんをぎゅっと抱きしめてほほ笑んだ。動物って本当に素晴らしい。・ナマケモノがこんなに速く動くのを見たことがないよ!なんて美しいんだろう。・赤ちゃんを抱いた時のお母さんの表情がとても嬉しそうだね。安心したんだろうな。ナマケモノの母親が木から降りてくるまでは1時間ほどかかったそうです。しかし、赤ちゃんを受け取った時の母親の動きはとても素早いですね。「1秒でも早く我が子を腕に抱きたい」という母親の思いが、そうさせたのでしょう。母性あふれるナマケモノの母親と赤ちゃんの再会シーンは、多くの人たちの心を温かくしてくれました。[文・構成/grape編集部]
2023年11月20日南米のボリビアで心温まるシーンが撮影され、話題になっています。2022年9月初め、獣医のマルコ・グレミンガーさんは「母親とはぐれたナマケモノの赤ちゃんがいる」という通報を受けました。ウェブメディア『The Dodo』によると、ボリビアでは最近発生した山火事のせいで、野生動物たちが町に逃げて来ているのだそうです。このナマケモノの赤ちゃんは「母親と一緒に町に避難してきたところを犬に驚かされて、母親の腕から落ちてしまったのではないか」と思われました。離ればなれになったナマケモノの親子が再会!マルコさんが現場に駆け付けると、ナマケモノの赤ちゃんが鳴いていました。周りを見渡した彼は、その場所から約91m離れたところにある木の陰に、母親らしきナマケモノがいることに気付きます。そこでマルコさんが赤ちゃんを、母親の近くに置いてみると…。「ママー!」と母親を呼ぶように、鳴き続けるナマケモノの赤ちゃん。その声を聞いた母親は精一杯のスピードで赤ちゃんのほうへ歩いていきます。我が子をしっかりと腕に抱くと、何度もキスをして、再会を喜んでいるように見えますね。赤ちゃんは母親の腕に抱かれた瞬間にピタッと鳴き止んで、自分からも抱きつきました。この動画にはたくさんの喜びの声が寄せられています。・まさに母の愛があふれている!・涙が出た。親の愛は純粋で美しいね。・母親が我が子を抱きしめてキスをする様子で、動物も人間と同じような感情をもっているのだと分かる。この感動の再会の後、マルコさんは念のため、ナマケモノの親子を病院に連れていって診察をしたそうです。診察の結果、2匹とも健康だったため、安全な自然保護区に帰してあげたといいます。ナマケモノの親子がどのくらい離ればなれになっていたのかは分かりませんが、親子にとっては永遠のように長く不安な時間だったはず。再会した時に我が子を抱きしめる母親の姿に、愛情の強さを感じます。親子が無事に再会できて本当によかったですね…![文・構成/grape編集部]
2022年09月23日コスタリカにある『ジャガー・レスキュー・センター』は、病気やケガをした動物や、親がいない動物を保護する施設です。ある日、ビーチの近くで、地面で鳴いているナマケモノの赤ちゃんが見つかりました。スタッフが見上げると、そばの木にナマケモノの母親がいました。母親は、我が子が落ちたことに気付いていないのか、すでに木の上のほうに登ってしまっています。スタッフは念のため、赤ちゃんを獣医に見せたところ、健康でケガもしていませんでした。赤ちゃんを母親の元に返してあげるには、木の高いところにいる母親に迎えに来てもらわなければなりません。そこで、赤ちゃんの鳴き声を録音して、その音声を母親がいる木のそばで再生することにします。果たして、この作戦はうまくいったのでしょうか。我が子の鳴き声を聞いたナマケモノの母親は、ゆっくり、ゆっくりと木の下に下りてきました。ただ、ナマケモノだけに動きがとてもスロー!その間、スタッフは辛抱強く、赤ちゃんをもって待ち続けます。そしてついに、手が届く距離まで下りてきた母親に赤ちゃんを差し出すと、母親はしっかりと我が子を抱いて、木の上に戻って行きました。この動画には107万件を超える『いいね』が集まり、喜びの声が上がっています。・なんて美しい瞬間だ。お母さんの表情が人間みたいだね。・赤ちゃんをしっかりと抱く母親を見て、涙が出た。・あの長い手は、我が子を抱きしめるためにあるんだね。『ジャガー・レスキュー・センター』では、ナマケモノの赤ちゃんを母親に返す時はいつもこの方法を行っているのだとか。言葉が通じない動物を相手に「赤ちゃんを迎えに来て!」と伝える見事な方法ですね。「ママー!」と呼ぶように鳴く赤ちゃんを見て「あらあら、そんなところにいたの」というような優しい表情を見せるナマケモノの母親。母親にしがみつく赤ちゃんの愛らしさと、そんな我が子をしっかりと抱きかかえる母親の姿からは、親子の愛情の深さが伝わりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月20日ジンミニョン著『ナマケモノのように生きたい』あさ出版株式会社あさ出版(代表取締役:佐藤和夫、所在地:東京都豊島区)はジンミニョン著『ナマケモノのように生きたい』を2021年11月24日(水)に刊行いたします。その結果、手に入れたのは、自分のための時間と心の余裕だった。「ナマケモノのように生きたい」 という思いから自分が所有する“いらないモノたち”との別れ方や、モノとの関係性を書き留めたブログが韓国で大人気に。そのエッセイストの本が日本で初めて翻訳されました。街に出たら何か買うのが当たり前だった著者がミニマルライフを送ることに――。捨てても捨てても出てくる、いらないモノたち。日用品から収納用品、家具、家電、大量の服――。その結果、手に入れたのは、自分のための時間と心の余裕でした。師走に向け忙しくなる時期、自分のための時間と心の余裕を持つために読みたい一冊です。まえがき より相変わらず何もない空間は、私にとって魅力的であり、所有しない軽やかさは何事にも代えられない大切な財産である。自分だけが幸せになることを考えて生きても、世の中を明るく変えることができる。その橋渡しとなるのがミニマリズムだ。ナマケモノのように生きたい※本書より一部抜粋要約息をするように軽やかに、ゆっくりと動くナマケモノの生き方が好きだ。時間に追われて息を切らしながら移動することも、早足で歩くことも好きではない。足が痛くなる靴も、両手を塞ぐ荷物も、1分1秒を争う焦燥感も嫌いだ。豊かな時間を過ごすことが、本当の意味で裕福な人生だと思っている。1日の中で最も好きな時間は、ふかふかのソファーに埋もれて瞑想用のBGMを聴きながら昼寝をする時だ。この時だけは、何も考えないでいられる。私は、めったに考えを止めることができない病を患っているように、いつでも脳がフル稼働状態――。常に考え事や悩みが多く、列をなして繫がっていく雑念たちで頭がいっぱいだ。だから「持たないこと」と「急がないこと」の美学がより切実になってくる。選ばなければいけないことが減った※本書より一部抜粋要約私が実践するミニマルライフの核心には、2つのポイントがある。ダウンサイジングとシングルタスキングだ。このうち、選択肢を減らしてくれる一番の立役者がシングルタスキングである。シングルタスキングは、何事も一度に1つのことだけを行うという意味である。毎日同じ運動さえしていれば、食後に歯磨きをするように悩むこともないし、自然と生活のルーティーンに組み込まれていく。毎日同じ食事をし、曜日ごとに決めておいた服を着て、1冊の本を長い時間繰り返し読み、1本の映画にハマったらセリフをすべて覚えてしまうほど何度も見る。生活に対する態度を軽やかに単純に作り替えることで、数万からなる選択肢から自由になることができる。【書籍概要】『ナマケモノのように生きたい』タイトル:ナマケモノのように生きたいページ数:208ページ著者:ジンミニョン/翻訳:裵 蔚華(ペ ウラ)価 格:1,540円(10%税込)発売日:2021年11月24日ISBN:978-4-86667-320-2 【目次】まえがき1部少しずつゆっくりと2部小さく軽やかに3部私らしく自由に4部ミニマリストになったらあとがき表紙amazon.co.jp : Rakuten ブックス : 【著者プロフィール】진민영/ジンミニョン ミニマリストエッセイスト簡素な生活に魅力を感じて、所有物を80%以上削減し、ミニマリズムがもたらした良いことをブログに記録しはじめたことで、韓国で人気のブロガーとなる。生活を簡素化するとともに、不足、孤独、静寂、暗闇、空虚、沈黙、絶食を美化し、独特の視点で読み取った世界の移り変わりを文に綴っている。2021年ソウルブックフェアでのサイン会は大好評であった。今後もナマケモノのようにのろのろと生き、地球には自分の足跡を最小限残して、心豊かに健康的に生きていきたいという素朴な願いを抱いている。著書に、<없이 사는 즐거움>、<단순하게 사니, 참좋다>、<내향인입니다>、<내가 무슨 부귀영화를누리겠다고>、 など著書多数。【報道関係各位】『ナマケモノのように生きたい』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月15日株式会社あさ出版(代表取締役:佐藤和夫、所在地:東京都豊島区)は韓国での人気エッセイ『ナマケモノのように生きたい/ジンミニョン(著)・裵蔚華(訳)』を 2021年11月24日(水)に刊行いたします。『ナマケモノのように生きたい』は、「モノも人も過剰な時代だからこそ、ミニマルライフを楽しもう」そんな思いがこもった1冊です。そこで、発刊を記念し、本書より以下を抜粋し、先行公開いたします。ナマケモノのように生きたいナマケモノのように生きたい息をするように軽やかに、ゆっくりと動くナマケモノの生き方が好きだ。時間に追われ息を切らしながら移動することも、早足で歩くことも好きではない。足が痛くなる靴も、両手を塞ぐ荷物も、1分1秒を争う焦燥感も嫌いだ。豊かな時間を過ごすことが、本当の意味で裕福な人生だと思っている。1日の中で最も好きな時間は、ふかふかのソファーに埋もれて瞑想用のBGMを聴きながら昼寝をする時だ。この時だけは、何も考えないでいられる。私は、めったに考えを止めることができない病を患っているように、いつでも脳がフル稼働状態—―。常に考え事や悩みが多く、列をなして繫がっていく雑念たちで頭がいっぱいだ。だから「持たないこと」と「急がないこと」の美学がより切実になってくる。生活水準を落としてシンプルに生きる理由も、ナマケモノのようにゆったりと生きたいからである。家にいる間は、昼になると常に電気を消している。夜であっても照明は暗くしている。暗闇は不思議と心を落ち着かせてくれる。あたり一面を真っ暗にして、ソファーで横になりながら、音楽を聴き、本を読む。すると、せわしなく回る世の中で、私の周りのこの小さな空間だけは、時間が止まっているようになるので、時を操る気分に浸れる。騒音と焦りから解放され、静寂を味わいはじめたのなら、最初はぎこちなくともすぐに夢中になれる。日常から失くすことのできないほど、大切な習慣になるだろう。最高の富である“時間”私の人生はとてもゆっくり流れている。食事はゆっくりするし、歩くのも遅いほうだ。意識的にゆっくり食べ、ゆっくりと歩くようにしているからだ。ランニングをしたりする場合を除けば、駆け足すらほとんどしない。目の前のバスにギリギリ間に合いそうでも、次のバスに乗る。横断歩道でも青信号が点滅しだしたら、次に青になるのを待って渡るようにしている。エスカレーターに乗ってもじっと立っているし、エレベーターに乗っても閉まるボタンを押したりはしない。誰かと会う約束をしたら、決められた時間よりも1〜2時間早く着くように出発する。近くで時間を潰して、安らかな心でのんびりと待ち合わせ場所に向かう。移動時間を計算したりもしない。渋滞や予想外の緊急事態に巻き込まれて、相手を待たせて߄てることもなければ、仕方なく遅れてしまうこともほとんどない。私にとって、最高の富は“時間”である。「時間に余裕がある」という事実1つだけで、私の人生の幸福指数は熱く高まる。ストレスは減り、日常の美しさに気づくことが多くなった。待っている10分や20分は、私にとって価値のない時間ではない。私はずっと、どうすれば最高の時間を過ごすことができるか研究してきたのだ。字を書き、本を読み、音楽を聴く—。どこであっても、座れる空間と本1冊、手帳1冊、ペン1本があれば、何時間でも有意義で充実した時間を過ごすことができる。むしろ私が恐れるのは、待つことよりも時間に縛られて追い立てられる状況のほうなのだ。【書籍概要】書籍名:ナマケモノのように生きたい著者:ジンミニョン発刊日:2021/11/24ISBN:9784866673202 【著者プロフィール】ジンミニョンミニマリストエッセイスト簡素な生活に魅力を感じて、所有物を80%以上削減し、ミニマリズムがもたらした良いことをブログに記録しはじめたことで、韓国で人気のブロガーとなる。生活を簡素化するとともに、不足、孤独、静寂、暗闇、空虚、沈黙、絶食を美化し、独特の視点で読み取った世界の移り変わりを文に綴っている。2021年ソウルブックフェアでのサイン会は大好評であった。今後もナマケモノのようにのろのろと生き、地球には自分の足跡を最小限残して、心豊かに健康的に生きていきたいという素朴な願いを抱いている。著書には、, , , , などがある。【翻訳者プロフィール】裵蔚華(ぺ・ウラ)韓中日翻訳者1988年生まれ。朝鮮語圏での延べ5年に渡る生活を活かし、ホームページの翻訳やインタビュー動画の字幕など幅広い翻訳を手掛ける。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月02日コスタリカ共和国を旅行していた人が撮影した動画が、話題になっています。のどかな山道を移動中に、撮影者さんが乗っていたバスが警察に止められてしまったのだそう。道路には警察の車が停まっていて、数人の警察官が両方向から来る車の通行を止めています。一体何が起きたのかと思ったら…撮影者さんが思わずビデオを回した光景がこちらです。ナマケモノが道路を横断中!ゆっくりとした動作が特徴のナマケモノだけに、道路を渡る時もマイペース。そんなナマケモノが車にひかれたりしないように、渡り終えるまで警察官がエスコートしていたのです。この動画を観た人から、コスタリカの警察官に感謝の声が上がっています。・ナマケモノが大好き。彼らの安全な横断を助けてくれてありがとう。・優しい光景だね。・コスタリカに住んでいるけど、僕らの小さな国が野生動物のために多大な努力をしているのは心が温かくなるよ。ナマケモノが道路を渡り切る頃には、多くの人が集まっていますが、誰もクラクションを鳴らしていないのが印象的ですね。コスタリカには、多くのナマケモノが生息していることで有名です。世界で唯一のナマケモノの保護施設もあります。国全体で、ナマケモノを大切にしているのが分かりますね。にっこりと笑っているような顔立ちで、愛嬌たっぷりのナマケモノ。のんびりした彼らを見ていると、たとえ仕事中でも、「ちょっとひと息ついてリラックスしようかな」という気分になりそうです![文・構成/grape編集部]
2021年09月29日エステ通いのセレブはナマケモノ?「毎週水曜日はエステなの。」誰がこんなことを言うのかというと、実はセレブ女性ではなく「赤ちゃんのナマケモノ」なのだ。ナマケモノのエステ「オーガニックバスコース」とはかわいすぎる動物を集めた「アニマルプラネット」のサイトに投稿されたこの動画は、生後数か月の赤ちゃんナマケモノがエステさながらのオーガニックバスに入れられる様子をうつしている。まずは、「エスティシャン」二人がかりで丁寧に体を洗ってもらった後、お肌とヘアのために薬用バスにつかる。この「オーガニックエステ」がナマケモノの赤ちゃんたちを清潔にし、寄生虫を防ぐことにもなるのだという。最後はタオルで体をふく前に、おなじみの「ナマケモノポーズ」でぶらさがりながら体を乾かすのだそうだ。なんとも愛らしいナマケモノの赤ちゃんのエステ。でも実は、みんなお風呂があんまり好きではないというから、ぜいたくなものである。編集部鈴木真美元の記事を読む
2012年01月21日