株式会社林スプリング製作所(本社:愛知県名古屋市)は、お皿に取り付けるだけでトーストがサクサクのまま味わえる便利グッズ「ジャックのパンジャック」が人気により品薄・完売しておりましたが、2022年2月1日よりオンラインストアで再販売が決定いたしましたのでお知らせいたします。メイン画像【パンジャックの3つの特徴】1. 簡単取り付け!お皿にパンジャックをセットするだけでトーストがサクサクのまま味わえる便利グッズ。2. パンジャックがあることでお皿に空間が生まれ、他の料理も盛り付けることができます。3. ほとんどのお皿に取り付けられるよう、分析を重ねて緻密な計算のもと設計しました。【パンジャック誕生の背景】「せっかくトースターで焼いたサクサクのトーストも、お皿に置けば湿気ですぐに裏側がムレてしまう」「それまではとんかつ用の網に乗せて対策をしてみたが、お皿からすべり落ちてしまう」そんなトースト生活から卒業したい!と商品開発が始まりました。【パンジャックの使い方】使い方は簡単!お皿のふちにパンジャックを差し込んでトーストを乗せるだけ【製品概要】価格 :1,980円(税込)販売方法:オンラインストア販売店 :マクアケストア 楽天市場 【株式会社林スプリング製作所について】規模の拡大よりも質の充実をめざし、常に挑戦をし続けるばね業界の先駆企業です。2021年5月で創業100周年を迎えました。【会社概要】会社名 : 株式会社林スプリング製作所所在地 : 愛知県名古屋市熱田区池内町7番7号代表者 : 林 真弘設立 : 1950年8月URL : 事業内容: ●自動車部品各種スプリング 線曲げ パイプ曲げ プレス 溶接 カシメASSY コントロールケーブル・各種ASSY●住宅関連部品各種スプリング●紡織機部品各種スプリング【お客様からのお問い合わせ先】株式会社林スプリング製作所TEL : 052-871-6871e-mail: kukita@hayashi-spring.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月01日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するGround Y(グラウンド ワイ)は、手塚治虫のマンガ『ブラック・ジャック』とコラボレーションしたアイテムを、2021年11月2日(火)に発売する。手塚治虫のマンガ『ブラック・ジャック』コラボ『ブラック・ジャック』は、無免許ながら天才的な外科医であるブラック・ジャックが主人公の医学マンガ。コラボレーションアイテムには、『ブラック・ジャック』に描かれている生命の尊さや人間の倫理観を問うその精神を落とし込み、ヨウジヤマモト社の服の哲学と共鳴させている。マンガの名場面をプリントしたシャツやカットソー『ブラック・ジャック』の名場面をピックアップし、ロングシャツやフーディー、カットソーなどにダイナミックにプリント。モノトーンのシャツにはマンガのコマをグラフィカルに配置した、目を引くデザインを採用している。また、ゆったりとしたカットソーには、医療の意義を問う印象的な場面を吹き出しのセリフとともに大胆にプリントし、存在感のある1着に。黒と白をメインにしたデザインに、差し色のブルーがアクセントを効かせる。尚、キービジュアルのモデルには、タレントの長濱ねると、俳優の板垣瑞生が起用されている。【詳細】Ground Y×『ブラック・ジャック』発売日:2021年11月2日(火)展開店舗:Ground Y 直営店舗(ギンザ シックス、ラフォーレ原宿、渋谷パルコ、心斎橋パルコ)、オフィシャルオンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」※オフィシャルオンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」では、同日10:00~販売スタート。・ジャンボカットソー 29,700円・ビッグフーディー 30,800円・アシンメトリーロングシャツ 48,400円・台襟シャツ 50,600~52,800円・2枚襟ロングシャツ 57,200円【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2021年10月23日ライオン株式会社(本社:東京都墨田区)は、目薬「スマイルDXシリーズ」と「ブラック・ジャック」がコラボしたオリジナル漫画「オペのできないブラック・ジャック」を10月1日(金)から、特設サイト上で公開します。本作では、あの天才外科医、ブラック・ジャックが突如オペが出来ない状態に陥ります。患者を救うために残された時間はわずか1週間。彼をスランプに追い込んだ原因は、私達現代人にも身近なアレだった…!?ピノコ、ドクター・キリコ、山田野先生など、お馴染みのキャラクターも登場します。また、ブラック・ジャック先生への特別インタビューも実施。普段はなかなか聞けないような医者としての矜持やスランプの真相まで赤裸々に語っていただきました。さらにオリジナル漫画を読んでクイズに正解すると“プレミアム家電”が当たるキャンペーンも展開。漫画を楽しみながら豪華賞品をゲットできるチャンスです。<「スマイル×ブラック・ジャック 豪華賞品が当たる!キャンペーン」 特設サイトURL> ■ ■オリジナル漫画「オペのできないブラック・ジャック」について特設サイトにて、オリジナル漫画「オペのできないブラック・ジャック」を10月1日(金)より公開します。作中には、助手の女の子・ピノコや、ブラックジャックの医大時代の恩師・山田野教授、安楽死を専門とする医師・ドクター・キリコ等、お馴染みのキャラクターが登場。本作はすべて描き起こしとなっており、ブラック・ジャックが遅い時間までスマホを使っていることが分かるシーンなど、現代的な要素も盛り込まれています。また、オリジナル漫画やキャンペーン情報をTwitterでシェアした方には、本編の続きとなるブラック・ジャックの復活後を描いた番外編ストーリーをDMにてお届けします。【本編あらすじ】とある難病のオペに臨む天才外科医のブラック・ジャックが、珍しく大粒の汗を流しオペを中断。ひどい目の疲れで、細かい作業ができる状態にないブラック・ジャックは、オペのできない自分に愕然とします。そんな中、ドクター・キリコの登場により、宣告された患者を救うまでのタイムリミットはわずか一週間。果たして彼はこの危機を乗り越えられるのか?そして、彼をスランプに追い込んだ原因は一体何なのか…?【漫画カット抜粋】【オリジナル漫画の続きを読む方法】(1)スマイルTwitter公式アカウント(@lion_smile_pr)をフォロー(2)「#オペのできないブラックジャック」と「@lion_smile_pr」を付けてツイート■ ■ブラック・ジャック特別インタビューについて突如オペができなくなり、スランプ状態に陥ったブラック・ジャックへの特別インタビューが実現。当時の真相やプロとしての心意気についてうかがいました。その全貌を特設サイトにてぜひご確認ください。<「スマイル×ブラック・ジャック 豪華賞品が当たる!キャンペーン」 インタビュー特設サイトURL> 【インタビュー抜粋】■突如、オペが出来なくなった!?オペが……、オペができなくなってしまった時期があったんだ。あの時期はどうにも目が疲れやすくなっていたんだが、あるオペでとうとう目の疲れが気になりすぎてオペに集中できなくなってしまい、中断せざるをえなかった。幸い、患者の命は失わずに済んだがね……今思い返しても我ながらまったくひどいもんだったよ。■わずかなミスも許されない現場で…こうなった原因を知りたいかい?実は角膜の傷※ だったんだ。いいかい、オペっていうのはね、細かな血管一本傷つけるのも絶対に許されないんだ。最初の切開から最後のひと針を縫い終えるまで一瞬たりとも気を抜いてはいけない。ま、医者にとって目がラクできる手術なんてこの世には一つもないわけだからね。多少目が疲れたくらいじゃ泣き言は言ってられないのさ。■角膜修復作用のあるビタミンA傷ついた角膜を※ 修復する成分があったんだ。今の私が一つだけ言えるのは、角膜修復作用のあるビタミンAという成分を覚えておくことをオススメする、ということさ。そろそろいいかな?次のオペが待ってるんだ。※軽度なこすれによる■ ■コラボキャンペーンについて「スマイル×ブラック・ジャック 豪華賞品が当たる!キャンペーン」を10月1日(金)より実施します。オリジナル漫画を読んでクイズに正解した方から抽選で30名様に“プレミアム家電”が当たるキャンペーンを展開します。特設サイトのオリジナル漫画を読んでクイズに正解した方の中から抽選で計30名様にプレミアム家電が当たるキャンペーンを実施します。「ルンバe5」「ダイソン空気洗浄ファンヒーター」「バルミューダ オーブンレンジ」の中からお好きな賞品を選べます。■実施期間:2021年10月1日(金)10:00~2021年11月30日(火)23:59■応募方法:特設サイトにあるオリジナル漫画を読了後、クイズに正解すると応募が可能になります。応募フォームに必要事項を記入して応募完了。■賞品:ルンバe5、ダイソン空気洗浄ファンヒーター、バルミューダ オーブンレンジ<「スマイル×ブラック・ジャック 豪華賞品が当たる!キャンペーン」 特設サイトURL> ■ ■読売新聞5段カラー広告についてブラック・ジャックが読売新聞朝刊の5段広告をジャックします。右上に大きく描かれたブラック・ジャックの力強い眼差しが印象的です。■掲載日:2021年10月2日(土)予定■掲載紙:読売新聞 朝刊(全国)■ ■ブラック・ジャックについて無免許の天才外科医ブラック・ジャックが活躍する医学ドラマです。ブラック・ジャックは、天才的な外科医で、死の危機にさらされた重症の患者を、いつも奇跡的に助けます。しかしその代価として、いつも莫大な代金を請求するのです。そのため、医学界では、その存在すらも否定されています。人里離れた荒野の診療所に、自ら命を助けた助手のピノコとともに、ひっそりと暮らすブラック・ジャック。彼の元には、今日も、あらゆる医者から見放された患者たちが、最後の望みを託してやってくるのです。■ ■「スマイルDXシリーズ」について年齢や酷使などにより発症しやすい目の疲れやかすみ※1、かゆみ、充血などの諸症状は、実はそのどれもが「角膜の傷※2」が原因かもしれません。スマイルDXシリーズは、年齢や目の酷使などにより傷ついた角膜※2を修復するビタミンAを配合。加えて、それぞれの症状に応じた有効成分を配合することで、不快症状を角膜から治します。※1目やにの多いときなど ※2軽度なこすれによる<スマイル ブランドサイトURL> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月01日時間を可視化し、社会現象を巻き起こした『TENET テネット』のクリストファー・ノーランの弟ジョナサン・ノーランが製作、海外ドラマ「ウエストワールド」のリサ・ジョイ監督によるSFサスペンス超大作『レミニセンス』から、壮大なスケールで描かれた世界の舞台裏を収めたメイキング映像が解禁された。先に作品を鑑賞した映画監督、映画評論家など多くの有識者たちから、「劇中世界に誘われる圧巻のファーストカット」「水没都市に『入って』いく鳥肌もののOPで、完全に世界に『入った』」と、本作の“水没した近未来の都市”というSF的な世界観に絶賛の声が集まっている本作。今回解禁となったメイキング映像には、ニューオリンズの廃業した遊園地“ジャズランド”跡にマイアミを模したセットを建設、実際に水没させた上で撮影に臨んでいるキャスト、スタッフ陣が映し出されている。リサ監督は作品の世界を映像と音楽で伝えるために、信頼のおける「ウエストワールド」のスタッフに声をかけ、撮影のポール・キャメロン、美術のハワード・カミングス、編集のマーク・ヨシカワ、音楽のラミン・ジャヴァディを本作でも招集したという。「美術のハワードは無理な注文に慣れていますし、いつも不可能を可能にしてくれる。まさに超人力の持ち主なんです。今回は『マイアミ一帯を冠水させてほしい。それもニューオリンズで』とお願いしたんですが、ハワードは笑いながら『了解。マイアミを水浸しにしてみせましょう』と約束してくれました」と旧知の仲であるからこそのやり取りを明かした。映像では、ボートを漕いでいるヒューを水に浸かりながら撮影するカメラマンや、笑顔でセット内を歩くリサ監督の姿が印象的。水没したマイアミを作りあげることが叶ったリサ監督は「全員が長靴と防水ズボン姿でボートを追いかけるはめになりました。でも、楽しい現場になったし、イメージ通りの画を撮ることができたんです。キャストをはじめ、セットを用意してくれ、水中撮影を敢行したスタッフに心から感謝しています。実写にはCGでは出せない良さがあります。実物のセットの中で撮影した映像は迫力が違います」とこだわり抜いた撮影現場に自信を覗かせた。また、別のシーンの撮影時には、ヒュー演じる主人公のニックが働く“バニスター&アソシエイツ”の事務所をつくるために、製作チームはニューオリンズのフレンチクオーターの1区画を、撮影のために1フィート(約30センチ)の高さまで実際に浸水させて撮影に臨んでいたものの、市の条例に従い、撮影期間中ずっと2時間おきに排水しなくてはならなかったというエピソードも。製作チームが、“実際に水の中で撮影する”、ということに徹底的にこだわっていたことが伺える。主演ヒュー・ジャックマンもリサ・ジョイ監督の熱意と作品の完成度を絶賛リサ監督の熱意には主演を務めたヒューも「リサは監督として伝えたいことが山ほどあると思います。私が芝居を学んでいた時は『映画には何か伝えたいことがなければいけない』と教えられたが、リサは間違いなくそれをやっています。この映画は意図的にそう遠くはない未来を想定している。マイアミに影響を与えている気候変動に、所得格差を取り巻くあらゆる問題等、起きている多くのことは今まさに表面化してきていること。私はそんな映画が好きです。一方ではエンターテイメント性と素晴らしいストーリーで魅了します」と称賛。「もう一方で、観る者の記憶に残り、映画館を出たときに外の世界を違った視点で見るようにさせてくれる。そんな映画です。そしてリサはその能力をしっかり持っています」とリサ監督を中心に作り上げた、圧倒的なSFの世界のスケール感とその世界を舞台に描かれるストーリーによる本作の完成度に太鼓判を押している。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開、IMAX(R)同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月15日ヒュー・ジャックマンが主演を務める映画『レミニセンス』が17日(金)から公開になる。本作は、人間の“記憶”に潜入することができる男が巨大な陰謀に立ち向かっていく姿を壮大なスケールで描いたSFサスペンスだが、その根底には人々を魅了し続けてきた古典的な犯罪ドラマや、ひと筋縄ではいかない愛のドラマが据えられている。脚本と監督を務めたリサ・ジョイはこう語る。「愛というもの自体が祝福でもあり、呪いでもあると言って良いと思う」本作の舞台は、海面が上昇し、都市のいくつかの部分が海に沈んでしまっている未来。この街では人間の“記憶”を記録し、再現/体験する機械が流通しており、ニック(ヒュー・ジャックマン)は相棒のワッツ(タンディ・ニュートン)と共にこのマシンで日銭を稼いでる。そんなある日、ニックの前に謎の女性メイ(レベッカ・ファーガソン)が現れる。美しいメイに一瞬で魅了されたニックは彼女に近づき、やがてふたりは結ばれるが、ある日を境に彼女は忽然と姿を消し、その後、ニックに“ある事件の調査”が依頼される。ギャングの抗争が絡む事件の謎を追って、ニックは“記憶”に潜入する中で、あのメイが事件のカギを握る人物として浮かび上がってくる。彼女は一体、何者なのか?彼女はいまどこにいるのか?ニックが捜査を続ける中で、想像もしていなかった真実と巨大な陰謀が浮かび上がってくる。本作の脚本と監督を手がけたリサ・ジョイは、ドラマ『ウエストワールド』で注目を集めた気鋭のフィルムメイカーだ。彼女は本作を創作する上で、SF的な設定を駆使しつつも、フィルム・ノワール(往年の犯罪映画)のテイストを本作に盛り込んだ。危険に満ちた都市、退廃的なムード、幻影的でスタイリッシュな映像、ファム・ファタルと呼ばれる時に主人公を破滅させてしまう運命の女、そして善悪では割り切れない物語……ジョイ監督はノワールの要素を“新たな方法”で描きたいと考えたようだ。「いくらかは『黒い罠』(1958年にオーソン・ウェルズ監督が手がけた作品)を参考にしています。そしてノワールではないかもしれませんが、『めまい』(1958年にアルフレッド・ヒッチコック監督によって発表された)から大きな影響を受けています。私はノワール、SF、アクションも含めたこれらのジャンルをまた違った形で再訪してみたかったのです。ノワールで男性が女性にダマされるのは多くの場合、その女性が“良くない女性”だから、あるいは愛する女性が”良い人間”なので間違ったことをするはずがないからだったりする。でも私は、女性はそれより複雑だし“ファム・ファタル”だとか“完璧な人”で終わるようなシンプルなものではないということを、もう少し自然に見せられるようなものを作りたかったのです。主人公のニックも同じで、ノワールで彼のようなキャラクターはすごくストイックで感情を表に出さないことが多いのですが、私は彼のようなヒーローがプライベートな瞬間を見せたり、ミスしたり、間違えたりするところを見てみたかった。ノワールはダークという意味(noirはフランス語で“黒”を意味する)だし、もちろんとてもダークなんだけど、その闇を光に転化してみたかった。だから昼は夜で、夜は昼。ノワールにおけるキャラクターの隅々にまで光を当てることに何かあると思ったから」リサ・ジョイ監督そこでジョイ監督は、登場人物たちを"悪女”や"探偵”などの役割で描くのではなく、キャラクターそれぞれの内面を掘り下げる形で描いていった。さらにビジュアル面では“水”が重要な役割を果たしている。街の半分は水没しており、人々は記憶に潜入する際は水の入ったポッドに横たわる。水はすべてを浸し、包み込む。「水にはとてもロマンティックなイメージを持っているんです。水は自然であり、強く、そして流れるものである。柔らかいけど危険にもなり得るし、すべてを飲み込んでしまうことができる。また、望む形に形を変えることができる。その複雑性を美しいとも、怖いとも思うのです。私たちは思い出を忘れまいと必死になるけど、そこにも何かがある気がします。誰かの思い出に必死ですがるし、脳裏に描いた通りの人物のまま思い出に留めようとする。でも時間というのは水のようなもの。その流れを止めることはできない。記憶からディテールが洗い流されるのを止めることはできない。かつて愛した人やモノを奪っていくことを止めることすら、私たちにはできない。自然の力だし、止められない。悲しみがあればそれを洗い流してくれるけど、大切な瞬間だって洗い流してしまう。そこには美しさもあると思う」私たちは誰かを愛し、幸福な時間を過ごす。でも、そんな想いや記憶もいつかは水のように流れて消えてしまう。本作は水や記憶を用いながら、愛や人生のドラマを描き出していく。「この物語はひとりの探偵の旅でもあるけど、心の旅でもあるの。愛というもの自体が祝福でもあり、呪いでもあると言って良いと思う。必ずラブストーリーには悲しい終わりが待っている。私たちは人間なのでいつかは死んでしまうから。ハッピーな関係を築けたとしても、誰かが亡くなってしまって悲しくなってしまう。だからと言って誰かを愛さないというわけではない。そこには価値があるの。人と繋がったり、愛することは人生にすごく大きな意味があることだし。人生というものには痛みもあるけど、同時に美しくもあって、愛というのもまたひとつの奇跡だと思う」主人公のニックは事件の謎を追い、そこに潜む陰謀を追いながら、姿を消したメイとの記憶の中を彷徨い、それらが水が流れていくように消え去ってしまうのを止めようともがく。時間は過ぎていく。人はいつか死んでしまう。水は流れていく。それでも主人公は追うことをやめない。それは愚かなことなのか?本作は、記憶の中に潜む謎を解くサスペンスであり、永遠に解けない、言葉では説明のつかない感情を描いたノワール劇でもある。すべての謎が解けた時、それでも解けない謎が観客の中に深く残ることになるだろう。『レミニセンス』9月17日(金)公開
2021年09月15日19世紀末のロンドンで実際に起きた、娼婦たちを標的にした連続猟奇殺人事件。いわゆる“切り裂きジャック”をモチーフに、韓国で大ヒットしたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』。事件を追う刑事のアンダーソン(加藤和樹・松下優也/Wキャスト)の元に、犯人の情報を提供してくるアメリカ人外科医のダニエル。物語の軸を担うダニエルを演じるのが、近年ミュージカルを中心に活躍する木村達成さんと、ハリー・ポッターの吹き替えなど声優としても人気の小野賢章さん。小野賢章:これまでミュージカル歴はそんなにないんですけれど、お話をいただいて、ダニエルという役にすごくやり甲斐を感じたんですよね。木村達成:僕も同じです。ダニエルに限らず、アンダーソンやモンロー…魅力的な登場人物が多くて、面白い作品だなと思いました。小野:ただダニエルは、些細なことで気持ちが大きく動く役なので、そこについていけるような気持ちの持ち方が難しくて、稽古しながら苦労しているところ。でも、歌詞ではとんでもないことを言っていながらも、メロディと言葉の運びで歌っていて気持ちいい瞬間はあって。すごく辛い場面でも…いや、辛いか(笑)。木村:(笑)。あとこの作品は、すごく時間の変化が多いんだよね。7年前に遡ったと思ったら1か月前に飛んだり、いろんな時間を行き来しながら話が展開していくので、そこを演じ分けていくのが難しい。小野:ただでさえ複雑な役だから、一瞬も気を抜けないというか。ただ、彼の行動ってすべて真面目さとまっすぐな愛ゆえのものではあって…。木村:ダニエルを演じる上での課題は“ピュア”だと思う。まさに賢章くんがすっごい素直なお芝居をするから、見てて正直、羨ましいよ。小野:僕は、稽古場で達成が先に演じてくれていて、そこに助けられているなって思ってるよ。そこまで舞台経験が多くない自分としては、それを見て、じゃあこうしてみようって考えられるからありがたくて。木村:じつは、今回みたいに日本初演で、作品にまだ色付けもされていないっていう状況が楽しくて仕方ないんだよね。これまで出演したミュージカルはすでに立ち位置や動きが決まっているものが多かったから、どう動いてもいいよって言われるのがモチベーションにもなってて。小野:まだそこを楽しめるまでには至ってないな…。木村:僕はミュージカルに挑戦させていただくようになって、以前より自分を解放できるようになった気がしていて…。だからどんなにキツくても、なにクソって頑張れるし。小野:もともとお芝居がすごく好きで、声優に限らずいろいろ経験したくて、今こうして舞台をやらせていただいているんだけど、役を演じるという意味では同じなんだなと思ってる。ただ、見せ方が違うから…。木村:悩んだり迷ったりしたら、演出の白井(晃)さんに聞けばいいよ。小野:白井さんとは今回が初だけど、本当に稽古が好きな方なんだろうなって感じだよね。あと、ここは魅せる場面、ここは芝居をきちんと見せる場面っていうバランス感覚が、とても優れた方なんだろうなと思う。木村:あと奥行きや立体感を見せたりする空間の使い方も素晴らしいんだよね。この芝居がこういう捉え方だから、こう空間を使ったほうが面白くなるよって具体的に演出してくださる。さらに稽古が進めばもっと面白くなるはずだし、僕も白井さんの想像の上を行くお芝居をして「それいいですね」と言われたいなと。小野:この作品は、些細な引き金が大きな悲劇を生む物語。もしかしたら自分も…って思ってもらえるようなリアルを追求していけたら。木村:探偵になった気持ちで、事件の行方に集中してほしいよね。きむら・たつなり(写真右)1993年12月8日生まれ、東京都出身。’12年にデビュー。近年は『プロデューサーズ』などの大作ミュージカルにも出演しているほか、大河ドラマ『青天を衝け』など映像作品でも活躍している。ニット¥135,300トラウザーズ¥78,100シューズ¥89,100(以上Ermenegildo Zegna/ゼニア カスタマーサービス TEL:03・5114・5300)おの・けんしょう(写真左)1989年10月5日生まれ、福岡県出身。子役を経て、映画『ハリー・ポッター』シリーズでハリー・ポッターの日本語吹き替えを担当。現在、声優のほか、歌手、舞台や映像で俳優としても活動。ニット¥49,500(COOHEM/YONETOMI SENI TEL:023・664・8166)シューズ¥78,100(JOSEPH CHEANEY/BRITISH MADE 銀座店 TEL:03・6263・9955)ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』“ジャック・ザ・リッパー”と呼ばれる殺人鬼を追う刑事のアンダーソン(加藤/松下)。彼の前に現れた外科医・ダニエル(木村/小野)が「犯人を知っている」と告発したことから、警察はおとり捜査を計画するが…。9月9日(木)~29日(水)日比谷・日生劇場作曲/Vaso Patejdl作詞/Eduard Krecmar脚本/Ivan Hejna演出/白井晃出演/木村達成・小野賢章(Wキャスト)、加藤和樹・松下優也(Wキャスト)、加藤和樹・堂珍嘉邦(Wキャスト)、May’n、エリアンナ、田代万里生ほかS席1万3500円A席9000円B席4500円ほかホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949大阪公演あり※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・部坂尚吾(江東衣裳)ヘア&メイク・齊藤沙織(木村さん)齋藤将志(小野さん)取材、文・望月リサ撮影協力・KITEN TOKYO(by anan編集部)
2021年09月12日「ウエストワールド」のリサ・ジョイ監督、ジョナサン・ノーラン製作で贈る『レミニセンス』。この度、ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートンら、キャスト&スタッフが映画の魅力を語り尽くす、メイキング映像が解禁となった。「観客はより一層、今まで誰も観たことのない、未知の世界を体感する」、映像冒頭、観客の期待を煽るように語るのは、記憶潜入<レミニセンス>エージェント・ニックを演じる主演のヒュー・ジャックマン。そして映像内ではキャスト、製作陣が繰り返し記憶には“中毒性”、“罠”があるとその魅力と危険性も語っている。また、ヒューはインタビューで本作の中での“記憶”の扱いについて「中毒を起こす可能性のあるもの、あるいは古き良き日に戻ってそこで生きたいと思わせるものとして、記憶や懐古というテーマを模索している。そのテクノロジーがあれば、過去を救済してそこにとどまることができるが、その代償は?そして、それほど容易に過去に逃避できるとしたら、その人の未来、そして現在は一体どうなるのか?」と疑問を投げかける。「私たちは変化し続ける世界に生きている。今はポストパンデミックの状態で、そこから次のステップを踏み出す段階にある。それは新たな世界なのか?私たちはパンデミックよりも前にあった状態を再現しようとするのか?私たちは今、とても興味深く、同時に不透明な時代を生きていると思う。この映画もそういう風に伝わることを願っている。思い出を持つことは素敵だが、私たちは人として常に新たな記憶を作らなければいけない。この映画がそういった議論の種になれば嬉しい」とコメント。そして「僕は5,6回騙された」と語るように、予測不能な物語が待ち受けていることにも触れる。さらに、監督と脚本を務めたリサ・ジョイについては「まるで未来を予測して映画を作っているみたい」と、キャストたちがそれぞれ絶賛。今回製作として本作に参加したジョナサン・ノーランも「記憶にまつわる謎解きをバラバラに解体して見事に組み立てた」とコメントしている。ヒューも、「この映画は、脚本を読んだ時も制作時も、とても活力を与えてくれるものだと感じたし、これまでとは異なる独創的なものだ。観客の皆様にもそう感じてもらえると嬉しい」と語っており、キャスト、スタッフのコメントからこれまでのSF映画とは違った革新的な作品となっていることが伺える。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月06日都市が海に沈み、水に支配された世界を舞台に、ヒュー・ジャックマンを主演に迎えて“記憶潜入”をテーマに描く『レミニセンス』。脚本、監督を手掛けたのは、海外ドラマ「ウエストワールド」のリサ・ジョイ。共同製作者である夫のジョナサン・ノーランがリサ監督の脚本を初めて読んだとき、「思わず息をのんだ」と明かした。ジョナサン・ノーランは、「僕好みの映画やフィルム・ノワールや往年の名作を凝縮したような出来だったんです。この完成度なら登場人物、運命、記憶にまつわる謎解きを存分に楽しめると思いました。リサはクラシック作品の要素を採り入れただけでなく、ことごとくアレンジした。既存のジャンルをかき集め、バラバラに解体し、新しく組み立てたんです」と、本作がこれまでのSF作品とは一線を画すものだったとふり返る。そんな革新的な脚本が生まれたのは、リサ監督が第一子を妊娠中だったときだという。新しい命を授かったことと身近な人の死が偶然に重なったタイミングだったとのことで、その中で記憶潜入(レミニセンス)というテーマを掘り下げていったとリサ監督は言う。「人には、胸の奥にしまい込んだ“一生の思い出”があります。それを何度となく思い返し、生きる糧にしている。だれにも打ち明けることのない思い出だけに、本人がこの世から消えたら、一緒に消えてしまう」とリサ監督。「人はみな最後は“思い出話”になるのかもしれません。その人の一生が数行のエピソードになって、次の世代に語り継がれていく。だとしたら、おもしろいエピソードを残せるように今を生きるべきではないか、そして自分が得た以上の感動を後世に残すべきではないかと思っていきました」。また、本作には記憶潜入(レミニセンス)というテーマに加えて、リサ監督が愛する“フィルム・ノワール”と“神話”の世界も大きく影響している。「どちらの舞台も、闇が支配する過酷な無法地帯。そんな世界に一筋縄ではいかないキャラクターが登場します。そこには100パーセントの英雄もいなければ、100パーセントの犠牲者もいない。暗黒世界の住人の、多彩な人物描写に心ひかれました」。さらに、「この作品ではキャラクターの多面性を掘り下げ、フィルム・ノワールのイメージを一新したかった。まずは“ノワール(暗黒)”の定義を変えようと思ったんです。フィルム・ノワールの映像は極端に暗いのが特徴ですが、この作品には光や自然の美をふんだんに採り入れたかった。いちばん深い闇はいちばん美しい風景の中にこそ潜んでいるものですから」と語り、「未来をスペクタクルとして見せるのは楽しいことでもあるんですが、同時にエモーショナルな側面にとても興味を持っています。人の物語や人生についてロマンティックな考えをする方なので、アクションやノワールと関連付けられることの多いこのSFというジャンルの中で、ロマンシティズムを活かしたいと考えて撮影しました」と、リサ監督だからこそ生まれた本作の撮影をふり返った。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月04日ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)に開幕する。本作は、世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し大人気作となったミュージカルの、日本初演。刑事アンダーソン役と殺人鬼ジャック役を回替わりで演じる加藤和樹と、新聞記者モンロー役を演じる田代万里生の対談を前篇・後編でお届けする。こちらは後編。「セクシー」って書かれたTシャツを着ているような役柄です。――稽古場での加藤さんの印象をお聞かせください。田代実は今、作品のSNS企画で、新聞記者モンローとして稽古場でいろんな写真を撮っているんですけど、和樹くんはどこを撮っても絵になるんですよ!加藤いやいや(笑)。田代和樹くんのOKテイクの多さにびっくりしています!――(笑)。わかる気がします。役者としてはいかがですか?田代ジャックは、堂珍(嘉邦)さんとのWキャストですが、現段階の僕の中では、堂珍さんのジャックは空中に浮いているような、ミステリアスな力を持ったイメージ。そして和樹くんのジャックは、地に深く根を張っていて、実存していそうなイメージ。重厚感があります。それに体幹がすごいからアクションもカッコいいし、決めるところはバシッと決めるんですよ。加藤地に根を張ってっていうのは、僕のイメージの中でジャックに重みのようなものをすごく感じているからだと思う。田代うん。それが和樹くんにすごく似合ってるし、堂珍さんのジャックとそれぞれ対照的で面白くなってる。本当にアプローチが各々違うもんね。白井さんもそれぞれの個性を活かしている感じがします。加藤そうですね。田代あと、和樹くんは激しい心情の芝居とか激しいアクションをしても、いたって冷静なんです。いい意味で、役に飲まれちゃうことがなくて、いつもちゃんと加藤和樹が役を支配したうえで役そのものになる。そういうイメージがあります。加藤あまり役に引っ張られることはないかも。ましてや今回は二役だから、よりそうですね。アンダーソンは溜まっていく一方で、ジャックは発散する一方なので、アンダーソンを演じたあとにジャックを演じるとストレス解消になります(笑)。田代そうそう、それと和樹くんは天使(参照: 前編() )なんですけど、セクシー隊長でもあるので!――(笑)田代天使でセクシー隊長。和樹アンダーソンは、もはや「セクシー」って書かれたTシャツをずっと着ているような役柄です。2人はははは!田代アンダーソンとしては辛いシーンもたくさんあるんですけど、きっとお客様には萌えポイントがすごくいっぱいあると思う!以前、仕事で和樹くんのファンの方とお話しする機会があったんですけど、皆さん、「加藤和樹とタバコ」とか「暗闇の中、炎に照らされる加藤和樹」とか……加藤(大笑い)田代そういうのが観たいとおっしゃっていたのですが、ここに全部あります!!――観たいセクシーが全部!田代そう!一同(笑)田代あと、アンダーソンと元彼女であるポリーとのお芝居で、その佇まいや表情だけでいろんな過去をお客さんに想像させなきゃいけないシーンがあるんですけど、それを和樹くんがやると大変リアルで味があって・・・加藤ははは!田代何があったんだろう?って思う。さらにそのシーンではアンダーソンのやさしさが少しだけ滲むんですけど。強がってるし、いきがってるし、アウトローだし、コカイン中毒のダメなヤツなのに、そこでフッと硬派なりの無言のやさしさを感じさせる。そこがすごく素敵なんです。なんかね、滲み出るものがあるんですよ。やさしさとか強さとか葛藤とかで湯気が出ている感じ。――加藤さん的には別に狙っているわけじゃないですよね、きっと。加藤狙ってやってたらヤバいヤツですよ(笑)。田代やっぱ人生経験が豊富じゃないとセクシーにならないと思うので。――田代さんの絶賛が止まらないですね。田代ははは!絶妙なバディ感のあるモンローとアンダーソン――加藤さんは田代さんとお芝居していていかがですか?加藤新鮮ですよ。「やっと一緒にできる」というのもあるけど、『マタ・ハリ』でガッツリ万里生さんのお芝居も観ているから初めてやる感じもあまりないんです。今は毎回稽古が新鮮で面白いです。――田代さんはどんな方ですか?加藤ほんとにいっつも目がキラキラしているんですよ。お芝居でも、捉えたいものに対してのアプローチの仕方に嘘がなくて真っ直ぐだなという印象があります。それは万里生さんならではのもので、モンローも、だから嫌な感じがしないんですよね。僕がモンローと関わるのは、ほとんどアンダーソンの役の時なんですけど、万里生さんの芝居によってモンローとアンダーソンは絶妙な関係性になっていると思います。すごく不思議な関係性なんだけど、傍から見ているといいバディ感がある。なんかそこはやっていて心地いいですね。妙な安心感があって。田代そういうところで僕らの色っていうのが出たら嬉しいです。劇場で一緒にお芝居をするのは初めてですけど、『マタ・ハリ』の稽古の時、僕がひとりでラドゥーを練習していると、いつも突如アルマンとして入って来てくれていたんですよ(加藤は初演でアルマンの役も演じていたので)。加藤やってたね(笑)。田代その時は遊びでやっていた感じもあったけど、今はその延長で本気でやっているような感覚もあります。――楽しさが伝わってきます。では最後に、今、世の中は明るいとは言えない状況ですが、その中でこの作品を観ようかなと思われているお客様に伝えたいことはありますか?田代日常で、なにかに抑制されていたり、言いたいけど言えないことがあったり、やりたいけどやれないことがあるような中で、この作品は、音楽も、物語も、芝居も、全部振り切っているんですよ。落ちるところまで落ちて、やりたいところまでやって、人はバタバタ死んでいくし、加藤(笑)田代みんな好きなこと言ってるしね(笑)。ある意味、カオスを浴びるような作品になると思います。それはひとつのストレス発散でもあるんじゃないかなと思いますね。でもその先に、この作品が一番届けたいメッセージが隠されていると思います。加藤欲を満たすには犠牲が伴うんだよというような大事なことも教えてくれる作品です。ある意味、愛ゆえの物語でもあるので、大切な人がいる方は、その愛の訴え方は本当に正しいのかとか、そういうことも自分に問い直せるんじゃないかなと思います。こういう時代だからこそ、こういう作品を観て考えてみてもらえたら嬉しいです。取材・文:中川實穗撮影:源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』公演グッズを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★新聞記者モンロー役の田代さんが特ダネ写真を激写!「特ダネ!モンロータイムズ」インスタアカウントは こちら()公演情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』【東京公演】2021年9月9日(木)~2021年9月29日(水)会場:日生劇場【大阪公演】2021年10月8日(金)~2021年10月10日(日)会場:フェニーチェ堺 大ホールチケット情報
2021年09月03日ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が9月9日(木)に開幕する。本作は、世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し大人気作となったミュージカルの、日本初演。白井晃が演出を手掛ける本作で、刑事アンダーソン役と殺人鬼ジャック役を回替わりで演じる加藤和樹と、新聞記者モンロー役を演じる田代万里生の対談を前篇・後編でお届けする。今回はその前編。稽古場はカオス?!――現状、全シーンの大枠はできて、細かい部分のブラッシュアップに入っているそうですが(取材時)、どんなお芝居になりつつありますか?加藤カオスです。田代ははは!加藤僕は韓国でこの作品を観たのですが、その時の印象よりもものすごく深い物語になっています。韓国版はショーアップされた楽曲などもありましたが、白井さんのつくり方はそれとは違い、お芝居ありきの音楽というか。ミュージカルよりも音楽劇に近いイメージ。“お芝居をしている”という作品になりつつあるなという感覚です。――音楽劇に近いというのは。加藤もちろんこの作品は楽曲の素晴らしさも魅力なんですけど、その中で白井さんがおっしゃるのは――これは当たり前のことかもしれないですが、“急に曲が流れるのではなくて、役者がそこにいるから音楽が流れ出す”ということです。そういう“心情が伴う流れ”が見えないと、お客様もついてこられないので。そういう意味で、“音楽がここにある”というような芝居だなと感じています。田代和樹くんが韓国で観た時に、ジャックのナンバーはライブみたいだったと言っていたのですが、白井さんの演出はそれとは相反するような、お芝居に音楽が共存しているようなイメージです。ショーアップされて振付も決まっていれば、固まるのは早いんですけど、白井さんは「こういう動きをしてほしい」というよりも「こういう気持ちでいてほしい」という演出で、時間をかけてじっくりと積み重ねているような感じです。――脚本を読ませていただくと、じっくり向き合う稽古は精神的にきつそうだなと感じますが、どうですか?田代和樹くんは2役演じるから、役によるんじゃない?加藤精神的にきついのはアンダーソン(切り裂きジャックの連続殺人事件を追う刑事)ですね。彼は抱えているものが多いんです。それはポリー(アンダーソンと思いが行き違う娼婦)のこともそうですし、ロンドンという街に対しても思うことがありますし、自分の存在意義みたいなものもそう。さらに、ジャックの事件を追う立場ではあるのですが、そこへの自問自答みたいなものがあるんですよ。アンダーソンの歌に「何のために追いかける?」というような歌詞もありますが、そこをすごく迷っている。そういうものが常に心にあるような役ですね。モンローはみんなの不幸がエネルギーになる(田代)こんな万里生さんは見たことない(加藤)――もうひとつの役・ジャック(ロンドンの街を恐怖に陥れる連続殺人鬼)はどうですか?加藤楽しんで演じています(笑)。振り切ったもん勝ちみたいな。ダニエル(純真なエリートだが闇に堕ちていく外科医、木村達成と小野賢章がWキャストで演じる)とは、ある意味表裏一体というか。ジャックの存在が大きければ大きいほど、ダニエルの内面にあるものが膨れ上がっていくような役なので、白井さんからは、自分が想像していたよりも「もっと大きく」とか「もっとダニエルを煽るように」という演出を受けています。思っていたよりやっていいんだなって感じです。――韓国で観たジャックとも違いますか?加藤もちろんぶっ飛んでいるという意味では共通している部分もあるのですが、演出の仕方だったり、ジャックの在り方だったりは別物ですね。“ダニエルに通じている”という部分は白井さんならではのところだと思うので、目指したいです。――田代さんは、ビジュアル撮影のタイミングで取材させていただいた時に、モンロー(スクープのためならどんな手段も厭わず事件を追う新聞記者)を「どんなふうになるのかわからない」というお話をされていました(参照記事: 田代万里生「今までとは違うものをさらけ出す」() )。実際に稽古が始まってどうですか?田代葛藤していたり不安そうな顔のキャラクターが多い中、モンローはずっと狂気的に笑っているんですよ。ある意味ジャックと同じで、好きなことしかやっていない人です。自分がやりたいことをゴリ押しして、全部実現させながら物語が進んでいくので、僕はあまりストレスがないですね。みんなみたいにどんどん病んでいく感じとかないです。楽しいです!加藤(笑)。でもそのぶん動きまくるよね。記者の役だから。田代そうね。だから誰よりも汗をかいてる。特ダネ欲しさに燃えています!――やはり韓国版のモンローとは違う感じですか?田代韓国版のモンローはコミカルな雰囲気もあったようですが、今回のモンローはコミカル要素というよりも、本当に狂気と欲望丸出しという感じ。何に対しても誰に対しても全くひるまない、ものすごい圧と熱量がある役になっています。加藤「特ダネをものにしたい!」「あわよくばそれで…!」というような役ですよね。田代そう、だからみんなの不幸がエネルギーになるんですよ(笑)。みんながダウンしていけばいくほど、モンローはそれを燃料にして高らかに笑っていくっていう。加藤でもこんな万里生さんは見たことないと思いますよ。割とちゃんとした人の役が多い印象がありますけど、こんなに汗かいて、常に笑って……アンダーソンに対してはちょっとうざいし(笑)。田代白井さんには「モンローはハエのようにアンダーソンにまとわりついてくれ」と言われているので。(加藤と田代がWキャストでラドゥーを演じた、’21年6~7月上演のミュージカル『マタ・ハリ』で)ラドゥーを演じている時は「気持ち悪い」って言われてたんですけど、今モンローをやってる時は「うざい」って言われるんですよ(笑)。快感です!2人(爆笑)全く違うキャラクターだからこそ楽しめた『マタ・ハリ』での経験――そのミュージカル『マタ・ハリ』ではWキャストで同じ役でしたので、違う役で一緒に芝居するという意味では初めてですが、そこはいかがですか?加藤僕は今言った通りで、万里生さんにモンローのようなイメージはなかったので、すごく新鮮です。だから新しい面も見られるのですが、それでもやっぱり役に万里生さんらしさが出ている。そこがいいなと思っています。万里生さんが演じることで、モンローがある意味すごくピュアに感じるんです。変な下心というより、「特ダネが欲しい!お金が欲しい!」という純粋な欲求が見える。だから憎めないんだよなって感じです。「言ってることは間違ってないしな」っていう(笑)。そこが面白いし、万里生さんならではのモンローだなと感じます。――加藤さんは、田代さんのお芝居にピュアさを感じているんですね。加藤それはラドゥーを演じた時にも感じました。僕とは全く違うラドゥーでしたしね。これは万里生さんの特性だと思っています。田代僕らはお互いのキャラクターが全然違うので、真似しても同じにならないんですよね。Wキャストの時って、「敢えて相手とは違うことをやってみよう」と考えることもあるのですが、和樹くんとは、純粋に自分がいいと思うものをやって、それがお互い「それ面白いね!」と心の底から思える関係でいられたなと思います。だから『マタ・ハリ』の時、すごく楽しかったです。――田代さんは加藤さんにどんな印象がありますか?田代こういうアウトローな風貌なんですけど、中身は天使です。加藤(笑)田代ほんとに!『マタ・ハリ』カンパニー内でのリーダーシップとか、途中で中止になって大千穐楽ができなくなったときの仲間へのケアとか、本当に素晴らしかった。カンパニーのグループLINEとかでみんなの士気を高めたり、みんながずっと思っていたけど言えなかったことをポーンと言ってくれたりもしました。誰に対しても無償の愛を感じることも多くて、僕も何度も助けられましたね。――田代さん、前回のインタビューでも加藤さんのことを頼りにしてるっておっしゃってましたもんね。田代カンパニー全員が頼りにしてたと思う。だから僕の中では天使です!この作品では、そんな天使さんが切り裂きジャックを演じます!加藤あははは!(手を叩いて笑う)【後編につづく】(後編は、田代さんの加藤さん愛が炸裂します)取材・文:中川實穗撮影:源賀津己「ぴあアプリ」なら【アプリ限定】激レア稽古場ショットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=367a323a-5adc-431f-95c8-562411e07a68&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。公演情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』【東京公演】2021年9月9日(木)~2021年9月29日(水)会場:日生劇場【大阪公演】2021年10月8日(金)~2021年10月10日(日)会場:フェニーチェ堺 大ホールチケット情報ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』加藤和樹×田代万里生 対談【後編】は9月3日(金)公開予定です! 公演グッズプレゼントもありますのでお楽しみに!
2021年09月02日ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、ダニエル・ウーらが出演するSFサスペンス映画『レミニセンス』。この度、先日行われたLA生中継舞台挨拶&日本最速試写会でリサ・ジョイ監督が明かした、『千と千尋の神隠し』のオマージュシーンの映像が到着した。>>『レミニセンス』あらすじ&キャストはこちらからジブリ作品『千と千尋の神隠し』では、主人公・千尋が呪いを解くために「沼の底」へ向かう際、水上を走る電車に乗る。一方、本作ではヒュー演じる主人公の記憶潜入<レミニセンス>エージェント・ニックが、ある事件のカギを握る失踪した謎の女性・メイ(レベッカ・ファーガソン)を探すために、水上列車に乗り込む。水没した近未来の都市の海上を電車が走る、幻想的なシーン。メイの居場所や正体、ニックを待つものとは…と、先が気になる映像となっている。また、一足先に本作を鑑賞した著名人からコメントも到着。「誰にでも共感できる、映画でしか描けない感情がそこにあった」(山崎貴監督)、「劇中世界に誘われる圧巻のファーストカット。その後に展開する静謐なフィルムノワールの傍には、まるで生命の有り方を問うように常に水が描かれていた。主人公が下す決断の果てに映画冒頭を思い出してほしい。世界の見え方が変わる」(伊藤智彦監督)、「SFと聞いてたのにめっちゃハードボイルドだった。と思ったらめっちゃSFになって翻弄されてたら、最後のメッセージにまさかの涙」(石川慶監督)と、絶賛している。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年09月01日世界的に有名な未解決事件を題材にしたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が2021年9月9日から日生劇場ほかで上演される。日本版演出・日本人キャストは今回が初めて。初日まで2週間と迫った8月26日、出演者らによる歌唱披露と質疑応答がオンライン上で開催された。演出の白井晃、ダニエル役(Wキャスト)の木村達成、小野賢章、アンダーソン役(Wキャスト)の松下優也、ジャック役(Wキャスト)の堂珍嘉邦、アンダーソン役とジャック役を兼ねる加藤和樹、グロリア役のMay’n、ポリー役のエリアンナ、モンロー役の田代万里生の計9名が登壇。劇中の全6曲を衣装とヘアメイクで披露した。役を演じる中で印象的に残っている部分を尋ねると、ダニエル役の木村は「ある歌詞の中で『もう止められない』と歌う部分があって、それがすごく僕の背中を後押してくれる。もう後戻りできない、突き進むしかないという覚悟をくれる」と話し、「個人的にマント捌きをやってみたいと思っていたら、白井さんの方からその歌の終わりでやってほしいと言われて、自分の気持ちが通じたようで嬉しかった」とも。稽古の中で感じる“変化”について、同じくダニエル役の小野は「稽古を始めた頃は、歌や動きなど、やらないといけないことに必死になっていたが、ようやく体になじんできました。稽古場で役を追い込んでいくと、グロリアに対しても愛情だけでなく怒りなども芽生えてきて、日々の変化を感じている」などと話していた。『ジャック・ザ・リッパー』に絡めて、共演者の“裏の顔”を尋ねた際は、モンロー役の田代が小道具のカメラのほかに、自前のカメラを持ち歩き、共演者の様子を撮影しているというエピソードや、アンダーソン役とジャック役を兼ねる加藤が次作で『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』にする出演することもあって、体がより鍛え上げられている目撃談などが披露され、笑いを誘った。また、演出の白井は「韓国でロングランされている大人気作品。いまの我々が台本と音楽から感じられるものを、自分たちの肉体に即した物語としてお届けしたい。 実際の未解決事件から想起して書かれているが、なぜこんなにも長く、我々の中に記憶が残っているのかをヒントに、描いていこうと思っている」と語った。東京公演は9月29日(水)まで。大阪公演は10月8日(金)~10日(日)、フェニーチェ堺 大ホールで開催される。取材・文:五月女菜穂
2021年08月27日「ゲーム・オブ・スローンズ」の視聴者数を抜いて全米を騒然とさせた「ウエストワールド」のリサ・ジョイ監督、ジョナサン・ノーラン製作、ヒュー・ジャックマン主演のSFサスペンス超大作『レミニセンス』が9月17日(金)にいよいよ公開。公開に先駆け、現地時間8月11日(水)にヒューをはじめ、超豪華キャスト・スタッフ陣が集結するワールドプレミアがイギリス・ロンドンで盛大に開催された。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大以降、数々の洋画作品のプレミアイベントの延期を余儀なくされる中、イギリス・ロンドンでは久々の、豪華キャスト陣が一堂に集結する大規模ワールド・プレミアイベントが開催。主演のヒュー・ジャックマンをはじめ、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートンら豪華キャスト陣、監督・製作のリサ・ジョイ、そして『インターステラー』『ダークナイト』など数々のクリストファー・ノーラン作品の脚本で知られ、本作の製作も務めるジョナサン・ノーランらが、海に沈み世界が水に支配された世界が舞台の本作をイメージした、ブルーカーペットに登場した。主人公、<記憶潜入エージェント>ニックを演じたヒューは、「こんな日が本当に来るとは思っていませんでしたし、特にリサ・ジョイの映画監督作品第1作目だったから、こうやってプレミアにみんなで参加でき、観客にIMAX(R)シアターで観てもらうことができて本当にワクワクしています。こうやって劇場で観てもらうべき作品ですからね」と、興奮を隠せない様子でSF大作である本作は劇場で観るべき作品であると力強くコメント。また、最初に本作のオファーをジョイ監督から受けたことをふり返り、「信じられませんでしね(笑)それを聞いてもちろん嬉しかったけど『そうか、ブラッド・ピットが断ったんだな!』(笑)って内心思っていましたよ。でも彼女は僕に不思議なことに脚本をまずは読まないでいい、アイデアやアートワークを見て、自分がなぜこの脚本を書いたのかを話して、その上で脚本を渡したいと言ったんです。そして僕に色々説明してくれたんだけど、『あなたがやらないなら私も多分やらない』と言うので、ものすごいプレッシャーを感じましたよ(笑)でもとてもワクワクしたし、気に入ったんです。きっとブラッドも引き受けたはずだね(笑)」と、冗談めかして笑顔でコメント。謎の女性・メイを演じたレベッカは、脚本を読んだ時の印象を聞かれると、「最初、脚本を読んだ時にとても複雑で一旦脚本を置いたけど、もうこの役をやると決めていました。リサ(リサ・ジョイ監督)がとても多彩で、知的で、このストーリーのビジョンの説明が素晴らしかったから」と、ジョイ監督とジョナサン・ノーランが創り上げた本作の世界に、圧倒的な魅力を感じたうえでオファーを受けたことを明かした。ドラマシリーズ「ウエストワールド」を手掛けた本作のジョイ監督は、本作のテーマでもある“記憶”について、「私はかなり前からこの”記憶“というものをテーマにすることにとりつかれていて、たくさんのSF作品を書いては来ましたが、記憶というものは一番原始的なタイムトラベルの手法だし、いつの時代でもどこでも記憶の中であれば自分で好きにタイムトラベルができます。それが私をとても惹きつけました」と徹底的に考え抜かれたテーマであることをコメント。また、水に支配された近未来の都市、という舞台についても「最初の発想は単純に今地球で起こっていることから得ました。7年前からこの作品の脚本を書き始めたけれど、その頃からもう気温上昇や地球温暖化については言われ始めていて、実際に撮影が始める頃には上昇する海面の防波堤がマイアミでは作られ、私が『レミニセンス』で考えていた防波堤のイメージとそっくりだったのです」と、現実で起きている出来事も作品に盛り込んでいることを明かし、実際の撮影現場の様子を「マイアミのライトに照らされた通りが全て水に沈んでいる様子が本当に幻想的でした」とふり返った。そして、ジョナサン・ノーランは、「リサはこの作品を作り上げるのに何年もかけていて、今日こうして彼女と一緒にプレミアに参加できて、観客と共に大きいスクリーンで観られることにとてもワクワクしています」と賛辞を送った。さらにヒューは、「僕は日本が大好きなんです!この映画のために日本に行けると思っていたんです。残念ながら、コロナ禍でそれは出来なくなったけど。でも、僕は本当に京都にまた戻りたい!」と語ってくれた。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年08月16日『メメント』の原案でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ダークナイト』や『インターステラー』などの脚本も手掛けたジョナサン・ノーランがヒュー・ジャックマンとタッグを組んだ『レミニセンス』より、日本版予告編が解禁。併せて、IMAXでの公開も決定した。ヒュー・ジャックマンが本作で演じるのは、<記憶潜入(レミニセンス)エージェント>。共演にはレベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートンら豪華キャストが集結した。また、監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」の視聴者数を抜いて全米を騒然とさせた「ウエストワールド」のリサ・ジョイが務めている。この度解禁された日本版本予告は、地球温暖化により海面が上昇、都市が海に沈み水に支配された世界を、圧倒的なスケールと映像美で描き出している。「記憶は時間を遡り、俺は時間を超越する」と言うニック(ヒュー・ジャックマン)は、人の記憶にレミニセンス(記憶潜入)し、その記憶を360度の空間映像に再現して事件を捜査する<記憶潜入エージェント>。崩壊の危機が迫る世界で、ニックは検察から依頼された、ある事件の鍵を握る失踪したひとりの女性・メイ(レベッカ・ファーガソン)を探すため、多くの人々の記憶にレミニセンスする。ニックは膨大な記憶に挑むが、記憶には罠があり、記憶に呑み込まれるとそのループから抜け出せなくなるという。「何かがおかしい」と訴えかけるワッツ(タンディ・ニュートン)、グレーのスーツに帽子をかぶり全く同じ服装をした人々、360度映し出される映像の中に佇むニック。「騙されるな、その記憶は本物か?」という問いが、新たな衝撃を予感させる。なお本作は、公開日同日よりIMAX上映も決定している。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年08月12日ヒュー・ジャックマン主演×ジョナサン・ノーラン製作『レミニセンス』より、謎に包まれていた【記憶潜入エージェント】についての情報が到着。ついにその全貌が明かされる…?『メメント』では原案、『ダークナイト』、『インターステラー』で脚本を担当してきたジョナサン・ノーラン製作で贈る『レミニセンス』。主演のヒュー・ジャックマン演じるのが【記憶潜入エージェント】のニック・バニスターだ。他者の“記憶”の深層世界に潜入(レミニセンス)し、その記憶を360度の空間映像として再現することで事件の真相を暴いていく。そして、【記憶潜入エージェント】が<レミニセンス>する時に定められたルールは3つ。≪ルール 1:潜入できる記憶は、対象者が五感で体験した世界すべて≫≪ルール 2:同じ記憶に何度も入ると、対象者は記憶に呑み込まれ、現実に戻れなくなる≫≪ルール 3:記憶から、事実と異なるものを植え付けると、対象者は脳に異常をきたす≫この、記憶潜入の“3つのルール”は兄クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』や『TENET テネット』の中でもそれぞれ≪夢に潜入する≫、≪時間を逆行する≫際の“ルール”が存在していたのと同じようにノーラン作品ならではの要素と言えるだろう。そんな3つのルールの下【記憶潜入エージェント】として活動するニックに、瀕死の状態で見つかったギャングの男をレミニセンスし、正体と目的を捜査してほしいという依頼が舞い込む。彼の記憶から映し出された、事件のカギを握る謎の女性メイ(レベッカ・ファーガソン)を追い、多くの人をレミニセンスするニック。しかし、膨大な記憶と映像に翻弄され、予想もしなかった危険な陰謀に巻き込まれていくことになる…。都市が海に沈み、街も人々も荒んだ世界を舞台に、ダークでイマジネーションに溢れた物語が繰り広げられる。日本公開が報じられるとSNS上でも、主演のヒュー・ジャックマン、製作のジョナサン・ノーラン、劇場長編デビューの監督リサ・ジョイ(ドラマ「ウエストワールド」の脚本・製作総指揮)への期待はもちろん、好奇心をくすぐられる設定に映画ファンの間では早くも話題沸騰。本作への注目の高さがうかがえる。人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現するという斬新な設定と、<膨大な記憶>×<再現される空間>がもたらす圧巻の映像トリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験のハリウッドSFサスペンス超大作だ。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年07月31日『TENET テネット』クリストファー・ノーランの実弟で、『メメント』の原案にてアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ダークナイト』『インターステラー』の脚本も手掛けたジョナサン・ノーランとヒュー・ジャックマンがタッグを組んだ『レミニセンス』。この度、ノーラン兄弟の大ファンである声優・津田健次郎がナレーションを担当する、日本版特報映像が初解禁された。解禁された特報では、壮大なスケールで描かれた、都市が海に沈み世界が水に支配された近未来が映し出される。“凶悪事件の鍵を握る女性・メイを探す“というミッションを引き受けた記憶潜入エージェント、主人公・ニック(ヒュー・ジャックマン)が、「記憶の中で失踪の謎を追う」と人の記憶に“レミニセンス(記憶潜入)”するところから始まり…。さらに、この特報のナレーションは映画『スター・ウォーズ』シリーズではカイロ・レンの吹き替え、「呪術廻戦」七海建人役をはじめ、声優やナレーターとしても活躍する一方、近年では映画監督としても活躍の場を広げる人気声優の津田健次郎が担当。かねてよりノーラン兄弟の大ファンだったという津田さんは「大好きな『インターステラー』を筆頭に数々の巨匠クリストファー・ノーラン監督作品の脚本を作り上げて来た弟ジョナサン・ノーラン製作の映画『レミニセンス』。オリジナリティ溢れる脚本を丁寧に力強く紡ぎ上げて来たジョナサン・ノーラン製作なのだから凄い映画に違いない」とコメント。「あぁ、観たい。これは絶対に劇場の大スクリーンで観るべき映画だ。そんな期待度満点の映画の特報にナレーション参加させて頂く。なんと豊かな時間…最高だ。劇場公開が待ち遠しい」と熱量たっぷりに語っている。また、日本版特報映像と同時に完成した本ポスターでは、特報の中でも印象的な、世界が水に支配された近未来と思われる海に沈みかけた都市を背景に、ヒュー演じる記憶潜入エージェント・ニックが鋭く前を見据える姿をとらえたものとなっている。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス
2021年07月09日先日、ヒュー・グラントがジェームズ・コーデンのトーク番組「The Late Late Show」にリモート出演。ジェームズから俳優人生を謳歌しているかと聞かれ、「すごく奇妙な感じです。いまはほぼ演技を楽しめていますから」と語った。「魅力的な主人公の男を演じなくていいということに、とても安心感があります。(そういう役を演じたときは)最大限の努力をしました。そういう作品の中には素晴らしいものもあったし、人気者になれるのはうれしかった。感謝もしています。ですが、ひねくれ者、醜い変人、不格好な人間であることを許されるのは、すごくホッとしますね」。『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどの恋愛もので、「愛され男」を演じてきたヒュー。昨年60歳の誕生日を迎え、最近ではニコール・キッドマンと初共演となる心理サスペンスドラマ「フレイザー家の秘密」や実写版『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に出演するなど、幅広い役に挑戦している。YouTubeのコメント欄には、「ヒューはいつだって魅力的」「すごく素敵」とヒューの魅力を称える声や、「数年前、チョイ役でヒューの作品に出演した僕にヒューは自己紹介をして、ちょっとした会話もしてくれた。とてもフレンドリーなアーティスト」と実際にヒューに接し、人柄のよさを目の当たりにした人からの貴重な声も寄せられた。(Hiromi Kaku)
2021年06月16日歌手のアリアナ・グランデや俳優のヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、話題となったミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』。この度、映画タイトルと同じオープニングナンバー「イン・ザ・ハイツ」がいざなう冒頭映像8分30秒もの本編映像が解禁となった。現地時間6月11日より全米の3456スクリーン公開し、11日(金)~13日(日)までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、ジョン・M・チュウ監督にとって『クレイジー・リッチ!』に続く大ヒットとなった本作。解禁となった本編映像では、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が朝、家を出て自身がオーナーを務めるコンビニへ向かう様子からスタート。続いてウスナビに挨拶するピラグア・ガイが登場するが、演じているのは「イン・ザ・ハイツ」の生みの親でありミュージカル版でウスナビ役を務めたリン=マニュエル・ミランダ。早速、新旧ウスナビ共演が実現している。さらに、ワシントン・ハイツ全員のお母さんのような存在のアブエラ(オルガ・メレディス)、街のタクシー会社で働くベニー(コーリー・ホーキンズ)、ウスナビが密かに想いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)など登場人物が次々とコンビニを訪れていく。そして曲のクライマックスでは、ワシントン・ハイツの路上で繰り広げられる躍動感あふれる群舞シーンに。真夏の熱気の中、貧困や逆境に立ち向かいながら生きる人々の力強い魂の叫びを乗せたオープニングナンバーから幕を開ける本作を、目撃してみて。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より 全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年06月15日世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”をモチーフにチェコ共和国で創作されたミュージカルを原作に、韓国独自のアレンジを施し、大人気作となったミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(2009年初演)が、白井晃演出にて日本初演される。新聞記者モンロー役として出演する田代万里生に話を聞いた。今まで演じてきたものとは違うものをさらけ出す──ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』は韓国で大ヒットした作品で、今回が日本初演となりますが、そのオリジナルキャストになることをどう思われていますか?まず、モンロー役(スクープのためならどんな手段も厭わず事件を追う新聞記者)を僕にっていうのが意外でした。僕はどちらかというと誠実な役が多いのですが、それとは真逆の、僕史上最低最悪じゃないですけど(笑)、欲にまみれた誠実さのない役ですからね。──韓国版と同じイメージになるのでしょうか?プロデューサーからヒントを頂いたのですが、韓国版のモンローとはまた違うイメージだそうです。ビックリしたのは、ある意味ちょっとルキーニ(ミュージカル『エリザベート』にも登場する実在の人物。エリザベートの暗殺者と言われている)っぽいかもと。どんなふうになるのか、僕も楽しみにしている感じです。──どんな感じなんだろう……。想像できないでしょう?(笑)真っ当な人間を切り裂いてみたらその中身は……というところを担うのかなって。モンローはまさに、綺麗に装っている内側の部分をたくさん見せるので、すごく重要な役になりそうです。──内側の部分をですか。はい。今まで僕が演じてきたものとは違うものをさらけ出すことになると思います。それもただ剝き出しにするのではなくて、装いながら出すような感じなんじゃないかな。あと、随所でモンローはダニエルやアンダーソンと一緒に行動していくので、その中での立ち位置も見つけていきたいなと思います。一見、ダニエルやアンダーソンのほうが屈折した人間のように思うんですけど、実は「いや、これモンローのほうがやばいやつなんじゃないか?」というところが随所に出てくる。ラストシーンもモンローが重要な流れに持っていきますし。早く白井さんとお話してみたいです。新しい挑戦をたくさんしないと務まらない──白井さんがモンロー役に田代さんをイメージした理由はご自身としてはなんだと思われますか?やっぱり今も話した「一皮むいたら」というところがポイントなのかなと思っています。最近は誠実だけじゃない役もやらせてもらっていますが、一見そうは見えない僕だからこそ、裂いて中から出てきたものがどう見えるのかっていう。そこを多分、白井さんが引き出してくださるんじゃないかなと今は思っています。でも本当になぜ僕にっていうのは僕自身も伺ってみたいです(笑)。──白井さんと田代さんは初タッグですし、その大切な役割を託したのは舞台上の姿を観てのことなのでしょうか。白井さんは、こまつ座『きらめく星座』(’17年)の田代万里生を観てくださっているんです。グランドミュージカルの舞台に立つミュージカル俳優としてではなく、坊主姿の脱走兵で、それこそ剥き出しの役をやっているところを観てくださっていて。いわゆるミュージカルファンの皆さんが抱く僕のイメージとはまた違うものもキャッチしてくださっているのかな? と思います。僕自身も新たな田代万里生に出会えることを楽しみにしています。──これまでとは違った心持ちで挑む役になりそうですね。白井さんはストレートプレイのイメージも強いですが、モンローはどちらかというと特にお芝居で物語をしっかり成立させていく役なので、そういう意味でも今まで僕が演じた役と一味違うんです。新しい挑戦をたくさんしないと務まらないなと思っています。──世界的に有名な未解決事件をベースにしたお話ですが、現時点でストーリーに関してはどう思われていますか?ベースが切り裂きジャックなので、『スウィーニー・トッド』とか『ジキル&ハイド』みたいなちょっと怖いスリラーミュージカルをイメージすると思うのですが、この作品にはその2作とは違うものがあって。なんだろう、ダニエルとアンダーソンなど、比較的同世代の人物たちが色々な人生を生きているというのが、一番違うかもしれませんね。それに、上記2作にモンローのような立ち位置の人物は出てきません。それだけに、とても重要なキャラクターだなと思っています。──音楽はどうですか?ロックナンバーも多く、キャッチーで、日本人にはすごく合うんじゃないかな。それに今回日本語で歌われたら、いくつかの曲はきっとこれからミュージカルコンサートとかでみんなが歌いたがるような曲になりそうです。──田代さんがあまり経験のないような楽曲もあるのでしょうか?モンローのソロナンバーには、アップテンポで大勢を引き連れて歌うものもあります。また、張り上げるだけではなく、切れ味よく芝居の緩急で差し込んでいく感じも。全体的に僕にとっては新しいタイプの楽曲なので、楽しみにしています。初共演の加藤和樹くんは頼りにしています──日本初演のものをつくるってどうですか?楽しみですね。僕は日本初演のものをけっこうやらせていただいてるほうだと思うんです。『スリル・ミー』とか『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』とか『マルグリット』とか『サンセット大通り』とかたくさんやらせていただいてきて。何度も上演されている『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』のような作品は「こうじゃなきゃいけない」というような固定観念が役者側にもお客さん側にもあって、そこにはめていくのか敢えてはずしていくのか、というようなところがありますが、新しい作品だと本当にゼロからなので。本作品は既に韓国版がありますが、白井さんや役者たちから提案もたくさん出てくると思いますし、みんなで新たに創っていけたらなと思っています。──ダニエルを演じる木村達成さんとは、『エリザベート』(’19年)では親子でもありましたが。美しい息子でしたね~(笑)。実際には同世代のほうには入るくらいなんですけど(笑)。あと、この作品の直前に『マタ・ハリ』で加藤和樹くんとご一緒するのですが、『マタ・ハリ』はWキャストで同じ舞台には立てないので、これが舞台上では初共演になります。今年は和樹くんとは半年くらい一緒にいることになると思うので、頼りにしています。ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』キービジュアル。男性メインキャスト6名の顔の”パーツ”で構成されている──田代さんは今どんなところに喜びを感じてお芝居をされていますか?僕は去年、ミュージカルへの出演が0本だったんです、コロナの影響で。一方今年は現時点でミュージカル『マリー・アントワネット』や『スリル・ミー』に出演させていただき、今後を含めると1年に5本のミュージカル出演が予定されています。その1公演1公演の中で感じる、「劇場に行って、舞台に立ったら、お客さんがいる」ということへの喜びは、なんとも言えないものがあります。『マリー・アントワネット』を今年の1月2月にやったときは、あの大きな空間にお客様が入っている光景を見るのが1年以上ぶりで。大勢の人が決められた時間に集まって、固唾をのんで見守って、暗転を待って、序曲の1音目を待って……という劇場のあの文化って、やっぱりリモートでは味わえないことだなとすごく実感しました。だから今は、「劇場に立って、お客様が観てくださっている」ということに喜びを感じていますね。──当たり前のようなことが、一変しましたからね。本当は当たり前じゃないですけどね、でもやっぱり公演が続くとそんなふうに感じてしまうこともあって。今は「明日公演がある」「明日も本番がある」ということが、自分にとってはすごく元気が出るものだなと思います。それはやっぱりお客さんが求めてくださるからこそで。そこはより一層感じています。──『ジャック・ザ・リッパー』も楽しみです。今はまだ未知の世界にそわそわしています。きっと今までやってきたことだけだと通用しないと思うので、なにか一歩大きく踏み出すつもりです。記念すべき日本初演の本公演、是非劇場で見届けてください!取材・文:中川實穗撮影:杉映貴子ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』作曲:Vaso Patejdl作詞:Eduard Krecmar脚本:Ivan Hejna演出:白井晃出演ダニエル:木村達成・小野賢章(Wキャスト)アンダーソン:加藤和樹・松下優也(Wキャスト)ジャック:加藤和樹・堂珍嘉邦(Wキャスト)グロリア:May’nポリー:エリアンナモンロー:田代万里生他【東京公演】2021年9月9日(木)~2021年9月29日(水)会場:日生劇場【大阪公演】2021年10月8日(金)~10月10日(日)堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺) 大ホールチケット情報
2021年06月14日映画『レミニセンス』が、2021年9月17日(金)に公開。主演はヒュー・ジャックマン、制作はジョナサン・ノーランが務める。クリストファー・ノーランの弟“もうひとりの天才”が紡ぐ新感覚サスペンス映画『レミニセンス』は、人の記憶に潜入(レミニセンス)するエージェントを主役に、<膨大な記憶×再現される空間>のトリックが張り巡らされた新感覚のサスペンス作品。地球温暖化で海面が上昇したことにより都市が海に沈み、水に支配された世界を舞台に壮大なスケールで描かれる“記憶トリック”に注目だ。制作を手掛けたジョナサン・ノーランは、世界的ヒットメーカー クリストファー・ノーランの弟にあたる人物。これまでも大作『ダークナイト』や『インターステラー』の脚本も兄と共同制作した“もうひとりの天才”でもある。主演にヒュー・ジャックマンそんな彼の下に集まったのは、ハリウッドを代表する豪華キャストたち。物語の主人公であり、記憶を360度再現し、事件を解決する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックを演じるのは、『グレイテスト・ショーマン』で主演を務めたヒュー・ジャックマン。ある日、警察から “失踪した女性・メイを探す“というミッションを引き受けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく男を熱演する。その他の登場人物(キャスト)メイ(レベッカ・ファーガソン)事件の鍵を握る失踪したひとりの女性。演じるのは、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン。エミリー(タンディ・ニュートン)ニックの相棒。HBOドラマ「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンが担当する。リサ・ジョイが監督デビューなお監督は、リサ・ジョイが担当。「ウエストワールド」の脚本・製作総指揮を務めた彼女は、本作で監督デビューを飾る。【詳細】映画『レミニセンス』公開日:2021年9月17日(金)出演:ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、ダニエル・ウー製作:ジョナサン・ノーラン 、リサ・ジョイ監督:リサ・ジョイ原題:REMINISCENCE
2021年06月07日『モアナと伝説の海』やミュージカル「ハミルトン」などを手掛けたリン=マニュエル・ミランダが製作、『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウがメガホンをとった傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』から、新たな場面写真が解禁となった。トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化した本作。アリアナ・グランデやヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、レビューが解禁されるやいなや、米・辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の99%フレッシュを記録(6月3日時点)。「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、このジャンルの大きな飛躍を感じさせてくれる」「『イン・ザ・ハイツ』には今必要とされている希望のメッセージが込められている」「オスカー間違いなし。10年に1本の傑作ミュージカル。いま世界に必要なのはこの感動だ」など、公開を前から本国では絶賛評が相次いでいる。今回解禁となった場面写真には、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)を中心とした躍動感あふれる群舞シーンのほか、ヴァネッサを中心としたプールを俯瞰でとらえたミュージカルシーンも!どのようなパフォーマンスに仕上がっているのか、期待が高まる。さらに、絶えず女性たちの噂話で賑わう美容サロンやウスナビたちが路上で談笑する様子、皆に愛されるお母さん的存在のアブエラ(オルガ・メレディス)のホームパーティーに集う様子など、舞台となるワシントン・ハイツに生きる人々の活気溢れる姿が描かれたシーンもお披露目されている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年06月06日現在公開中のガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』より、ゲスな私立探偵フレッチャー役のヒュー・グラントと、主人公ミッキーの頼もしい右腕レイを演じたチャーリー・ハナムの2ショットインタビュー映像が公開された。『コードネームU.N.C.L.E.』や『キング・アーサー』と、それぞれ過去にリッチー監督作品に出演している2人。そんな監督の撮影現場では、度々、想定外のことが起こるという。今回、誰よりも出番やセリフの多いチャーリーは、「ガイは予測できない変化球を投げてくるが、彼のことを完全に信頼してついていくしかないんだ」とそういう状況には慣れたものだという。これには、ヒューも同感の様子。加えて、チャーリーは「好きなクリエイターだから信頼もできる。ガイのことをかなり好きだと思う」とも語っている。また撮影当日にリッチー監督がセリフを大幅に書き直すこともあると明かすチャーリー。「台本に固執しないほうがいいんだ。大切なことはリズムに乗るということさ」とその対処ポイントについても話している。一方でヒューが、とある私立探偵と食事を共にしたことが、役作りの参考になったとコメントしたり、リッチー監督が自身のルーツに戻りたくて本作を撮った理由について2人が答えたりと、見どころ満載の映像となっている。『ジェントルメン』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年06月04日ヒュー・ジャックマンが主演、海外ドラマ「ウエストワールド」のクリエイター陣が手掛けたSFサスペンス超大作『レミニセンス』が、9月に劇場公開決定。US版予告編が解禁された。解禁された映像では、海に沈み、水に支配された近未来の都市が舞台であることが伺える。ヒュー演じる主人公の“記憶潜入エージェント”、ニックはある日、警察から“失踪した女性・メイを探す”というミッションを引き受けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく。映像から醸し出される世界観は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の視聴数を超え、その圧倒的なクオリティの高さが全世界で強く支持されたHBOドラマ「ウエストワールド」を彷彿とさせる近未来。また、かつて原案を書き上げ、アカデミー賞脚本賞にノミネートされるなど、ノーラン兄弟の名を一躍世界に知らしめた『メメント』のように、複数の時間軸を同時進行でみせるジョナサン・ノーランの手腕も期待せずにはいられない。人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現。“膨大な記憶”ד再現される空間”によるトリックにダマされる、未だかつてない新感覚体験を見せてくれそうだ。監督は、ドラマ「ウエストワールド」の脚本・製作総指揮を務めたリサ・ジョイが本作で監督デビューを飾る。同作を手掛け、『ダークナイト』『インターステラー』の共同脚本家でクリストファー・ノーランの弟、ジョナサン・ノーランもプロデューサーとして参加する。主演は、『グレイテスト・ショーマン』や『X-MEN』シリーズなど、数々のハリウッド超大作に出演し続け、日本でも圧倒的人気を誇るヒュー・ジャックマン。本作では、人の記憶に潜入し、その記憶を360度再現し、事件を解決する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックを演じる。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でもヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンら豪華キャストが集結した。6月2日(LA時間)に開催されたトレイラーデビューイベントでは、ヒューは久しぶりの劇場公開で世界中のファンに会えることに対して、「今こそ映画業界は、観客にエンターテイメントを届けるだけではなく、作品を通して人々のハートを開き、考えさせ、元気付けることができると思います。『レミニセンス』には、様々な国の人々が制作に携わっており、題材も普遍的な内容。とても独創的で新しい作品で、僕は直感的に、この映画は世界中の皆が共感できる作品だと感じています」とコメント。監督のリサは「未来は遠くありません。未来は今ここに存在し、私たちが行動することによって、瞬く間に形成されているのですから。ストーリーの中には、まるで未来を予言したのではないかと思われるかもしれません。私にとってSFの世界は、”今現代に起こる出来事の大いなる比喩”だと思うんです」と語っている。『レミニセンス』は9月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レミニセンス
2021年06月04日ロバート・デ・ニーロ主演『嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ウィザード・オブ・ライズ』、ヒュー・ジャックマン主演『バッド・エデュケーション』などのHBO映画が、動画配信サービス「U-NEXT」にて順次、見放題で独占配信決定。今回、『嘘の天才』の予告編も到着した。『嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ウィザード・オブ・ライズ』デ・ニーロが史上最大の巨額詐欺事件を起こした実在の人物バーナード・マドフに扮し、エミー賞4部門にノミネートされた『嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ウィザード・オブ・ライズ』は本日5月31日(月)より配信開始。『アントマン』シリーズのミシェル・ファイファーが共演。監督は『レインマン』のバリー・レヴィンソン。2008年、ウォール街の証券投資会社会長バーニー・マドフは、米国史上最大の金融詐欺を働いたとして逮捕され、世界中に衝撃が走る。その額、650億ドル以上。15年以上にわたるマドフの大胆な詐欺行為と劇的な失墜、そして突如世間の容赦ない批判を浴びることになる妻と2人の息子が辿る悲劇を描く。ローラ・ダーン主演『ジェニーの記憶』、マーク・ラファロ主演『ノーマル・ハート』など名作映画も続々配信『バッド・エデュケーション』6月15日(火)12時より配信予定エミー賞作品賞受賞作。同・主演男優賞にノミネートされたヒュー・ジャックマンが、表向きは良き教育者でありながら、米国史上最高額と言われる総額1120万ドル以上の横領を行う裏の顔を持つ実在の人物を演じた。共演は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でオスカーを獲得したアリソン・ジャネイ。ニューヨーク州ロングアイランド。学区を全米第4位の好成績に導き、生徒や保護者から愛されるフランクには、裏の顔があった。それは、誰も予想だにしなかった米国史上最高額といわれる総額1120万ドル以上の着服。2002年に学生新聞によって発覚した、全米を揺るがす巨額横領事件を描く。『ジェニーの記憶』6月15日(火)12時予定エミー賞2部門ノミネートの本作は、ローラ・ダーン(『マリッジ・ストーリー』)、エリザベス・デビッキ(『TENET テネット』)、コモン(『グローリー/明日への行進』)らが出演。ドキュメンタリー監督として活躍するジェニファーのもとに、13歳の頃に書いた日記を見つけた母親から電話がかかってきたことで、彼女の日常が崩壊する。日記に綴られた大人との“特別な”関係は、かつて乗馬コーチのミセスGとジムのカップルと過ごした美しい記憶と違っていた。なぜ彼女は自分の記憶を塗り替えてしまったのか?衝撃の真実をめぐる物語。『ノーマル・ハート』6月15日(火)12時予定「glee/グリー」「POSE/ポーズ」などのライアン・マーフィーが手掛け、エミー賞作品賞&メイクアップ賞受賞、14部門ノミネートを果たした傑作。80年代のエイズ問題、同性愛者の活動家が真実のために戦う姿を描いた。1981年、ニューヨーク。ジャーナリストのネッド(マーク・ラファロ)は、ゲイの間でかつてない伝染病が広まっている噂を耳にし、病院を訪れると、女性医師(ジュリア・ロバーツ)から不治の病であると聞かされる。この病気のことを世間に認知してもらうため、ネッドは仲間たちと共に団体を設立。ゲイに対して好意的な記者フェリックス(マット・ボマー)を紹介されたネッドは、やがて彼と恋に落ちるが…。『ある殺人者の告白』6月15日(火)12時予定退役軍人のピーター・スノーデンは、ある日、口論の末に同居する母親を殺害してしまう。しかし、彼は何事もなかったかのように日々を過ごす。一方で、密かに遺体を隠し、YouTubeに自分の心情を吐露しはじめる。やがて、不審に思った母親の知り合いが、電話を掛けてくるようになるのだが…。デヴィッド・オイェロウォが全編一人芝居で主人公の感情の起伏を演じ切った意欲作。『テンプル・グランディン ~自閉症とともに』6月15日(火)12時予定自閉症がまだ知られていなかった時代、様々な障壁に屈することなく、自分のユニークな才能を行動学のツールに変えた女性がいた。非虐待的な家畜施設の設計などで牧畜産業に革命をもたらし、その後、自閉症スペクトラム啓蒙の第一人者となったテンプル・グランディンの生涯を描く。エミー賞主演女優賞(クレア・デインズ)含む7部門を受賞。『戦場のおくりびと』6月15日(火)12時予定『ミスティック・リバー』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などで知られるケヴィン・ベーコン主演。2004年、マイケル・ストローブ中佐は、イラクで戦死した19歳の海兵隊員の遺体を自宅まで送り届ける任務に志願する。それは、彼の人生を左右する経験となった。チャンスという一人の戦死者を通して、兵士の遺体に向き合う軍隊、残された家族の悲しみを静かに見つめた。さらに、7月7日(水)配信予定作品には日本初上陸『PHIL SPECTOR』(原題)、さらに『死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実』がラインアップされている。ロバート・デ・ニーロ主演『嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ウィザード・オブ・ライズ』はU-NEXTにて見放題独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月31日7月30日(金)より公開となるブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』より、日本版予告映像と日本版ビジュアルが解禁となった。本作は、トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』を映画化したもの。メガホンを取ったのは、全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。鑑賞した歌手のアリアナ・グランデはSNSに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」とコメントしている。俳優のヒュー・ジャックマンは本作を「舞台のミュージカルは観ていなかったんだけれど、映画を観て圧倒された。演技もダンスも音楽も演出も信じられないくらいに素晴らしい。自分がミュージカルをやっているからって全てのミュージカルを見ているわけじゃないし、すべてのミュージカルが好きなわけじゃないけど、この映画は圧勝だ」と大絶賛した。さらに米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでも驚異の98%フレッシュを記録する。「抑えきれないエネルギーは、夏のヒット作の季節の幕開けにふさわしい」、「映画館への見事な凱旋だ。私たちがなぜ大スクリーンで映画を見ることが好きなのか、その理由を何度も何度も思い出させてくれる」、「いま世界に必要なのはこの感動だ」と称賛。そんな本作がこの夏に日本で公開となる。今回解禁された日本版予告映像は、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が回想するシーンからスタートする。「昔々、ここから離れたニューヨークにワシントンハイツという場所があった」と語り、拳でリズムをとると、歌とダンスであふれたワシントンハイツでの日常が展開していく。ミュージカル作品というと物語が歌で進行するが、なかにはラップも使用されていることは印象的だ。原作は保守的なブロードウェイで初めて本格的にラップを持ち込み評価されたミュージカルであるからして、映画版でもパワフルなラップソングを堪能できるはずだ。後半には重力に逆らい、建物の外壁で垂直に踊るという驚きのシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る躍動感あふれる群舞シーンなど、圧巻のパフォーマンスが盛り込まれる。往年のミュージカル映画の名作にも引けを取らない映像美にも注目となる。楽曲の歌詞には“どんな時も僕らは立ち上がる。自分だけの夢を追い続けろ”という内容も。その力強いメッセージは閉塞感漂う今だからこそ、より響くのかもしれない。また併せて解禁となった日本版ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、主役4人の踊る姿が描かれており、劇中の恋模様を想像させてくれる。さらに日本で本作をいち早く鑑賞した映画評論家や演劇ライターからのコメントは以下の通り(※敬称略・順不同)。<渡辺祥子(映画評論家)>ラテンの血がたぎる熱気に煽られ、圧倒的興奮に夢中になった。ここにはNYに生きるヒスパニック系の人々のこみあげる思いがダンスと音楽になって噴出している。<大原薫(演劇ライター)>ミュージカルの聖地ブロードウェイで観た『イン・ザ・ハイツ』は熱く燃えていた。映画はさらにホット! ラテン・ラップ・バラード…、あらゆる音楽とリズムが渦巻き、アメリカの「今」を映し出す。「大切なHOMEで夢を追いかけよう」と心に明かりが灯った。<立田敦子(映画ジャーナリスト)>ラテン・サウンドってなんでこんなに人を元気にするのだろう?夢と仲間がいれば、人生はどうにかなる。そう信じさせてくれるエンパワーメント・ムービー!<稲垣貴俊(ライター)>こんなミュージカル映画を待っていた!ラテンのリズムに身体が揺れ、圧倒的な歌とダンスに心ふるえる、王道の魅力と現代のスピード感が融合した傑作。彼らの夢と青春は、厳しい日常の中で希望を求める“今”の世界に深く刺さるはず。『イン・ザ・ハイツ』7月30日(金)より公開
2021年05月27日トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』より、日本版予告映像と日本版ビジュアルが到着した。SNSにて、アリアナ・グランデが「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と投稿し、ヒュー・ジャックマンは「舞台のミュージカルは観ていなかったんだけれど、映画を観て圧倒された」と絶賛。Rotten Tomatoesでは驚異の98%フレッシュを記録と、公開を前にして本国ではすでに高評価を得ている本作。そんな中今回公開されたのは、街のシンボル、ジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、ウスナビとヴァネッサ、ベニーとニーナ、主役4人が手を取り踊るシーンが描かれている。また併せて到着した予告編では、ウスナビ(アンソニー・ラモス)の回想からスタート。歌とダンスであふれたワシントンハイツでの日常が展開され、その歌の一つにラップが使用されていることが印象的。後半では、建物の外壁で垂直に踊るシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る躍動感あふれる群舞シーンなど、圧巻のパフォーマンスが盛り込まれ、さらに歌詞には力強いメッセージが込められており、エモーショナルな仕上がりに。そして、ウスナビが意中のヴァネッサに玉砕する場面も登場しており、劇中の恋模様も気になる映像となっている。『イン・ザ・ハイツ』は7月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イン・ザ・ハイツ 2021年7月30日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年05月27日今回、ご紹介するのは、『隣の恋は青く見える』。問題ありの4組のカップルがお互い合意のもと“お試し破局”し、 別れた男女8名で10日間の共同生活を行う恋愛番組です。番組進行役のストーリーテラーをつとめる、高橋メアリージュンさんと高橋ユウさんにお話をうかがいました。【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 79「新しいタイプの恋愛番組を楽しんでいただきたいです」『隣の恋は青く見える』に登場するのは、4組。今すぐ結婚したい彼女とマイペースに婚期を探りたいバツイチ彼氏の「婚期すれ違いカップル」、互いに描く将来のビジョンが異なる「人生プラン不一致カップル」、そして「腐れ縁カップル」、「歳の差レスカップル」悩める4組のカップルがお互いの合意のもと、“お試し破局”。ほかの相手とのスイッチデートや共同作業などを通して、結婚を意識する男女のリアルな価値観や言動を見せてくれます。10日間の共同生活を終えた4組のカップルが下す、予測不可能な最終決断は必見です。4組のカップルの決断を見守るストーリーテラーとして、人気女優でモデルの高橋メアリージュンさんと高橋ユウさん姉妹が登場。番組を盛り上げます。ーーストーリーテラーを担当すると決まったとき、どう思いましたか?メアリージュンさんストーリーテラーというお仕事に興味があったので、すごくやってみたいと思いました。しかもユウと一緒に仕事ができるなんて、きっと楽しい収録になるだろうなと、良い予感でいっぱいになりました。ユウさんストーリーテラーという初めてのお仕事を姉と一緒にできることが嬉しかったです。姉とは、とくに打ち合わせをしなくても、立ち止まったりセリフを言ったりする動きやタイミングが自然とぴったり合って。すごくやりやすかったです。ーー実際にストーリーテラーとして収録を行って、いかがでしたか?メアリージュンさん収録前は、4組のカップルのVTRを観ながら、関西弁で率直なトークを繰り広げるイメージを抱いていました。実際は、VTRの前に、視聴者の皆さまの期待感を盛り上げるようなセリフを語るというものでした。(凛としたクールな言い方で)「隣の芝生か、もといた芝生か、いまどちらが輝きを放つのか」といった、誌のようなセリフが多かったですね。ユウさんメインは共同生活をしている8人の方々ですから、私たちが良い意味でアクセントになれば嬉しいです。ーーこれから、どのような物語が展開されると思いますか?メアリージュンさんカップルそれぞれにドラマがあります。台本があるわけではないので、予測はできないですね。でも、視聴者の方々が感情移入して、泣いてしまうことは間違いないと思います。ユウさんカップルの方々は、過去に起こった楽しい想い出をぜんぶ背負ったような、素晴らしい表情を見せてくれるんです。それは演技では出せないものだと思います。ーーおふたりが注目しているカップルはいますか?メアリージュンさん腐れ縁カップルのサヤカさんとユウタくんです。ユウさんユウタくんの悩みがこちらにすごく伝わってくるんです。これからの展開に注目しています。ーー隣の恋が青く見えた経験は?メアリージュンさん私は恋愛しているとき、自分の恋に集中するので、隣の恋が青く見えた経験はありません。恋愛をしていないときに、恋をしている人やユウを見て、「お仕事が終わったら、連絡するんだ。いいな~」とうらやましくなります。「ご飯どうする?」「ただいま」「おかえり」の会話にも憧れますね。ーー最後に、この番組の見どころをお願いします。ユウさんリアルな物語ですから、カップルの方々の表情を見るたびに胸をしめつけられるような、切ない気持ちになります。視聴者の方々が自分と重ね合わせて観ているうちに、自分の本心や大切なことに気づく、なんてこともあると思います。それくらい感情移入できる番組です。メアリージュンさん4組のカップルがいったん別れて共同生活を送るというのは、一見すると奇抜な状況に見えます。でもカップルの方々が自分と向き合ったり、相手の気持ちを深く知ったりするシーンは、誰にでも共感できる要素があると思います。ユウさん足の引っ張り合いではなく、ピュアな気持ちをたくさん観ることができます。新しいタイプの恋愛番組を楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話仲良し姉妹として有名なおふたり。男性の好みは全く違っていて、同じ人を好きになったことは一度もないそう。ちなみに、ハリウッド・スターですと高橋メアリージュンさんはヒュー・ジャックマン、高橋ユウさんはチャニング・テイタムが好きなタイプだとか。確かに、ヒューとチャニングは肉体派のイケメン俳優という共通点はありますが、明らかにタイプが違いますね!Information『隣の恋は青く見える』5月9日(日)夜10時よりABEMA SPECIALチャンネルにて放送中ストーリーテラー:高橋メアリージュン、高橋ユウ©AbemaTV, Inc.写真・中村舞南文・田嶋真理写真・中村舞南 文・田嶋真理
2021年05月10日これが知りたかった。パーマで失敗しないための3つのステップ初めてパーマをかける人はもちろん、パーマ経験者であっても「思い通りのパーマスタイルになるかどうか」は気になるところ。「プロに任せれば安心」と何もせず、準備不足でパーマをかけようとすると失敗する確率は高まってしまう。まずは、簡単なことではあるが以外と意識していない“パーマを成功に導くステップ”をチェックしよう。ステップ1自分に合ったサロン探し今やコンビニ以上に店舗数が多いサロン。コンセプトや店内の雰囲気など十人十色なので、自分に合ったお店を見つけだすのがファーストステップになる。ヘアカタログ本で提案するヘアスタイルをチェックしたり、ホームページを見るなどして探し出そう。ステップ2事前に理想とするパーマスタイルを準備しておくステップ1で述べたヘアカタログ本で、理想的なパーマスタイルを見つけておきましょう。その部分をスマホなどで撮影して収めておくとよいです。また、webサイトを活用するもよし!ステップ3予約時のメニューでしっかりパーマを伝える(選ぶ)行きたいお店が決まったら、さっそく電話またはインターネットから予約! ここで注意したいのが、事前にパーマをかけたいと伝えること。メニューについてはお店側から説明されると思うが、自分でも意識しといておくと失敗はしない。パーマを成功させるためのコミュニケーションの心得パーマで失敗しないための3ステップを完了したら、あとは当日まで待つのみ。でも、ただ待っているだけではなく、理想とするパーマスタイルを実現するためのパーセントは上がらないので美容師さんに何をどう伝えるのか考えておくと事で、実現度は増します。心得1カウンセリング時に理想のパーマスタイルを見せる担当する美容師さんと対面するときに必ず行なうカウンセリング。このときにしっかり理想のパーマスタイルを伝えること。事前に用意していた写メを見せて、なりたいパーマを理解してもらいイメージを共有する!心得2髪質の悩みやライフスタイルをしっかりと伝える髪の毛の太さや細さ、クセ毛や生え際のクセだったりと、普段悩んでいる髪質のことを伝えておくと、美容師さんはその人に合ったやり方を提案してくれます。あわせて、仕事のことや趣味などのライフスタイルも話すとより◎!心得3タイミングがあれば自分の好きなファッションスタイルを伝える美容師さんはお客さんのファッションスタイルを、入店時からチェックしています。それは、サロンがトータルファッションでヘアスタイルを提案するからです。カウンセリング時にタイミングがあれば、どういったスタイルが好みかを話すと、施術後の雰囲気は違ってきます!ここから大人メンズにオススメするスタイルを紹介します!大人の男性にぴったりの、上品なパーマヘアスタイルをご紹介。普段でもビジネスシーンでも印象が悪くない、好印象なスタイルだけ厳選しました!ロバート・パティンソン風ショート映画TENETテネットのニール役で話題のロバート・パティンソンをイメージして作りました。ノーズラインまで刈り上げてトップは外国人のくせ毛のようなパーマをかける事で柔らかさとラフな感じを演出しております!お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルやショートフェードカットをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ロバート・パティンソン風ショートを見る外国人クセ毛風ツイストスパイラルパーマツイストパーマとスパイラルパーマのミックスで外国人のくせ毛のような質感を作っていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。外国人クセ毛風ツイストスパイラルパーマを見るブルックリンベッカム風 ツーブロックブルックリン・ベッカムをイメージして作りました。サイド、バックを低い位置で刈り込んでいるのでトップの毛が自然に流れるようにカットしています。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。ブルックリンベッカム風 ツーブロックを見るヒュー・ジャックマン風 サイドバックヒュージャックマンをイメージして作りました。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ヒュー・ジャックマン風 サイドバックを見るエディーレッドメイン風 フリンジパーマ「ファンタスティック・ビースト」主演のエディ・レッドメインをイメージして作りました!前髪を上げる事も出来て自由自在に遊べます!お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルを得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。エディーレッドメイン風 フリンジパーマを見る外国人クセ毛風 グラメパーマグラメパーマを外国人のクセ毛風にアレンジしました!ピンでランダムに動きが出る様にかけてます!クセ毛の方でもできスタイルです!サイドバックはすっきりしているのでオシャレかつメリハリがついています!クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。外国人クセ毛風 グラメパーマを見る外国人風ハンサムショートハンサムショートを外国人風にアレンジしました。外国人のナチュラルなクセをパーマで作るので、色気のあるスタイルに仕上がります。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。外国人風ハンサムショートを見るベネディクト・カンバーバッチ風パーマイミテーションゲームの乱れた髪のベネディクト・カンバーバッチをイメージしてつくっていきました。サイドバックはグラデーションで刈り上げてトップの長さをのこしていきました。クセがない場合はクセ毛風にパーマをかけるとできあがります。またjijiでは外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ベネディクト・カンバーバッチ風パーマを見るロバート・ダウニー・Jr風パーマアベンジャーズやアイアンマンで活躍したロバート・ダウニー・Jrをイメージしてカットとパーマをかけていきました。またjijiでは外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。ロバート・ダウニー・Jr風パーマを見るパーマスタイルはスタイリングが不可欠ですサロンでパーマをかけたとしても、カラーリングと同じように日に日に効き目は落ちていきます。そんな時には、髪にボリューム感をプラスしてくれるスタイリング剤が必須です。仕上げの際に美容師さんが使ったスタイリング剤や似たようなものを教えてもらいパーマに合ったものをチョイスしましょう。随時スタイル、記事を更新します!リンクはこちらまで↓↓ この投稿をInstagramで見る 上村隆太/外国人風クセ毛パーマ/外国人風センターパート(@jiji_ryuta)がシェアした投稿
2021年05月10日2020年に大ヒットし、アカデミー賞で4部門を獲得した『パラサイト 半地下の家族』。家族ドラマでありながら強烈な風刺や演出で話題になりました。同作のように『家族』をテーマにしながら、物語に『ひねり』を加えた『異色の家族映画』をご紹介します。お化け屋敷にロボットバトル そこから垣間見える親子の絆アダムス・ファミリーまずは、1991年公開のファンタジックコメディ映画『アダムス・ファミリー』です。カートゥーン作家のチャールズ・アダムスの同名漫画を原作とした映画で、1993年には続編も公開されました。2020年9月にはCGアニメ映画版も公開されるなど、世界的に長らく愛されてきた作品です。■あらすじ街のはずれにある豪華だが不気味な屋敷。そこに住むアダムス・ファミリーの弁護士を務めるタリーは借金まみれ。高利貸しのアビゲイルと手を組んで一家の財産を狙っていました。アビゲイルは、一家の主人・ゴメスの兄で行方不明のフェスターにそっくりな自身の息子を一家にけしかけますが…。世間では変人と揶揄(やゆ)されるほどに個性的なアダムス家。しかし、互いに家族を思いやる絆は本物です。一家を貶めようとする世間の陰謀に、一致団結して立ち向かう姿から「自分たちを理解して受け入れてくれる家族」のありがたさを実感できることでしょう。グッバイ、レーニン!次は、日本で2004年に公開された、ドイツのコメディ映画『グッバイ、レーニン!』です。本作は、ドイツで社会現象ともなる大ヒットを記録したほか、世界中でも無数の映画賞を受賞したコメディ作。1989年のベルリンの壁崩壊をモチーフに東西の格差をおかしく、時に切なく描き出しました。■あらすじ舞台は、社会主義世界の東ドイツ。青年アレックスは、心臓発作で昏睡し、ベルリンの壁崩壊を含む8か月間眠っていた熱烈な社会主義者の母のため、仲間たちとともに「東ドイツは崩壊していない」と思わせる壮大なウソをつき続ける決心をするのでした…。父が西ドイツに出て行ってしまったことが母の社会主義への熱狂の原因と知っていたアレックス。だからこそアレックスは、愛ゆえに母のプライドを守るためのウソをつき続けます。笑えるコメディの根底には「母をこれ以上傷付けたくない」という深い家族愛が垣間見えるはずです。ラブリーボーン次は、日本で2010年に公開された、ファンタジーサスペンス映画『ラブリーボーン』です。本作は、主演に当時15歳の女優シアーシャ・ローナンを迎え、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られるピーター・ジャクソンがメガホンを取りました。■あらすじ恋に勉強と、まさに青春時代に足を踏み入れたばかりの14歳の少女・スーザンは、ある日無残にも何者かに殺されてしまいます。残された家族が悲しみに暮れる中、この世にとどまったスーザンは、犯人特定に燃える父・ジャックの手助けを決意するのでしたが…。犯人探しのミステリーかと思いきや、同作の本当のテーマは『家族を失った後、どう歩んでいくか』ということのように思えます。美しく純粋な『過去の亡霊』であるスーザンとの別れは、観客にとっても劇中の家族にとってもつらいもの。しかし、それこそが先を歩んでいくためには必要なのだ…と、見終わった後にそっと背中を押してくれるような感動作です。リアル・スティール次は、2011年公開のSF映画『リアル・スティール』です。主演に映画『X-メン』シリーズのウルヴァリン役で知られるヒュー・ジャックマンを迎えた本作。共演は当時11歳だった子役のダコタ・ゴヨです。■あらすじ遠隔操作で戦う『ロボットボクシング』が大流行している架空の世界。流行の陰で職を失った元・ボクサーの主人公チャーリーは、別れて暮らしていた11歳の息子マックスをひょんなことから預かることになります。道中見つけた廃ロボット『ATOM』とともに、ロボットボクシングの世界で一攫千金を夢みるのですが…。目を見張るロボットボクシングの痛快さは、まさに往年の名作映画『ロッキー』を彷彿とさせます。しかし、本作には『ないも同然だった父と子の絆の再構築』がテーマにあります。親権問題ゆえに一緒には暮らせない…しかし、旅した思い出の集大成である決勝戦は息子とともに出場したいと懇願するチャーリー。ラストの決戦は涙なくしては見れません。search サーチ最後は、2018年公開、謎が謎を呼ぶ新感覚サスペンス映画の『search サーチ』をご紹介します。物語がすべて『パソコンの画面上』の映像として進んでいくという、驚きの演出が魅力の本作。FacebookやInstagram、Twitterといった、ネットの世界を駆け巡りながら、緊迫のミステリーが展開されます。■あらすじ母を病気で亡くした16歳の女子高生マーゴットとその父デビット。どこかぎこちなく暮らしていた2人の生活は、マーゴットの突然の失踪によって一変してしまいます。娘の無事を信じるデビットは、利用していたネット上の痕跡をたどる中で、知らなかった娘の側面を知ることになり…。娘の失踪の原因はなんなのか…不安にさいなまれる父の心境にシンクロしてしまう展開も魅力な本作。一方で、すれ違いを起こしていた親子関係と、それでも娘を信じ続ける父の想いも濃厚に描かれていきます。ラストで父が娘に向けて送るメッセージには、思わず泣かされてしまうはずです。ありふれた日常を描いた王道の家族をテーマにした作品もいいですが、たまにはこうした、ひねりのある環境で輝く『家族関係』というのも魅力的ですよ![文・構成/grape編集部]
2021年04月30日マシュー・マコノヒー演じるマリファナ王の引退に群がるクセ者たちを豪華キャストが演じる『ジェントルメン』。この度、ヒュー・グラント扮する私立探偵が入手したヤバすぎるスクープ映像を、ヒューとチャーリー・ハナムが劇中アテレコするシーンの本編映像が解禁された。解禁となったのは、ゲスな私立探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)が金をゆするため、マリファナ王ミッキー(マシュー・マコノヒー)の右腕レイ(チャーリー・ハナム)に対して“ネタ”に関わるスクープ映像を見せるシーン。戸惑うレイに問答無用と言わんばかりに“アテレコ台本”を渡しながら「あんたがドライ・アイ役 俺がマシュー役だ」と配役を伝えると、自身が盗撮してきた映像を一緒に見ながら、読唇で作成した台本に沿って声をあてて欲しいという。バズーカのような望遠レンズのカメラを覗き込むフレッチャーが、大勢のサポーターで賑わうエミレーツ・スタジアムで捉えたのは、大富豪マシュー(ジェレミー・ストロング)とチャイニーズ・マフィアの若頭ドライ・アイ(ヘンリー・ゴールディング)が2人並んで話す姿!「卿は命を落とした」や「報復しなければならない」など物騒なフレーズが飛び交う中、わざわざ映像を一時停止し「ダメだ棒読みじゃなく感情を込めろ」とノリノリで演出するフレッチャー。一方で、「“オクトパスが寄ってきたら困るぞ”」や「“ネズミの毛をなでるな”」「“春なのにセーター”」など要所要所で頓珍漢な箇所が目立つフレッチャーの台本に呆れるレイ。いかにもガイ・リッチー監督らしいシュールな1コマとなっている。ヒュー演じるこのフレッチャーはいわば狂言回し役として本作を展開していくキャラクターだが、ヒュー自身にとって挑戦的なキャラクターだったよう。「ガイの台詞は示唆に富んでいるし、すごく大胆だ。それをちゃんと生きた言葉にし、自分のものにできるかどうかが僕にとってのチャレンジで、すごく楽しかった」とふり返っている。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年04月23日