「ギャップ(Gap)」は、アートファッション誌『ヴィジョネア(VISIONAIRE)』とのコラボレーション企画によるファイナルコレクションを10月18日に発売する。このコレクションはシルクスクリーン、フォトプリント、デジタルプリント、総柄プリントなどを使用し、VISIONAIREが取り上げるテーマやアートを題材としたアートワークを施したもの。雑誌初のTシャツコレクションとして人気になった、シルバーのホイルスタンプを使用した「メタル(METAL)」、紫外線感光インクを使用した「ソーラー(SOLAR)」に続く、コレクターズ向けの限定コレクションとなる。今回新たに発表されたのは、デザインにゴールドホイル加工を取り入れたTシャツコレクション「ゴールド(GOLD)」と、著名アーティストたちがVISIONAREの既刊号から得たイメージをスウェットシャツやTシャツに投影した「アート(ART)」の二つ。GOLDコレクションとコラボしたアーティストは以下の通り。アレキシス・ロックマン(Alexis Rockman)、サイモン・ペリトン(Simon Periton)、ブルマーズ&シャムウィズナターシャ・ポリ(Blommers & Schumm with Natasha Poly)、ジェイムズ・ネアーズ(James Nares)、フランソワ・バーソード(Francois Berthhoud)、ピーター・サヴィル(Petter Saville)、ウーゴ・ロンディノーネ&ジョン・ジョルノ(Ugo Rondinone & John Giorno)、マーク・ロマネク(Mark Romanek)、ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari with Lea T)、アダム・ファス(Adam Fuss)、サム タイラー・ジョンソン(Sam Taylor-Johnson)、フィリップ・ターフェ(Philip Taaffe)、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)、ジョン・バルデッサリ(John Baldessari)、クレイグ・マックデーン(Craig McDen)。一方、ARTコレクションとコラボしたアーティストはこちら。アリシア・クワテ(Alicia Kwade)、アナ・ブレスマン&ピーター・サヴィル(Anna Blessman & Peter Saville)、ツァイ・グオチャン(Cai-Guo Qiang)、キャサリン・チャルマース(Catherine Chalmers)、クリストファー・バックロー(Christopher Bucklow)、デヴィッド・アームストロング(David Armstrong)、ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)、グレッグ・フォーリー(Greg Foley)、マルコ・ブランビリア(Marco Brambillia)、マッシモ・ヴィターリ(Massimo Vitali)、ピエール・エ・ジル(Pierre & Gilles)、ルーベン・トレド(Ruben Toledo)、シャロン・エリス(Sharon Ellis)、スティーブン・クライン(Steven Klein)。日本ではGapフラッグシップ原宿店で取り扱われる。
2014年10月07日今年も気づけば残りわずか!秋も深まれば、クリスマスのプランを考え始めてもいい頃合いとなる。東京・赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」2階にある、ミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏がプロデュースするテイクアウトショップ「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、10月1日(水)からクリスマスシーズンに向けたホテルメイドケーキや特製ローストチキンなど全15品の予約受付をスタートした。前衛的でアーティスティックなスタイルのモダンフレンチで知られるフレンチの巨匠、ピエール・ガニェール氏が贈る今年のクリスマスケーキは2つ。マロンのムースにミルクチョコレートとヨーグルトを合わせ、中にしのばせたマロンコンフィの食感とアマレナチェリーの酸味がアクセントになった「ビュッシュ・ド・ノエル マロン」(6,480円)と、ピスタチオ風味のタルトの上に、マンダリンオレンジ&プラリネのムースとピスタチオ&フランボワーズのムースを赤いチョコレートのプレートでつなげてクリスマスリーフをモチーフにした「ピスターシュ マンダリン」(6,480円)が登場。どちらも洗練された色彩感覚を感じさせるアーティな逸品に仕上がり、大人たちの聖夜のひとときを盛り上げてくれる。ケーキのほかにも、鹿児島県産赤鶏さつまを使用し、まるごと焼き上げたホテル特製ローストチキン(4名用6,800円)や自然の牧草だけで育ったニュージーランド産牛ロースを使用したジューシーなローストビーフ(4名用8,200円)など、パーティーを盛り上げるスペシャルメニューも合わせてチェックしたい。いずれも販売は予約限定で、12月12日(金)までの予約受付となる。(text:Miwa Ogata)
2014年10月03日京都・中京区のホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」はこのほど、「ピエール・エルメ・パリ」および「京都しゃぼんや」とコラボレーションした宿泊パッケージの販売を開始した。○スペシャルアメニティーも同宿泊パッケージでは、同ホテルの「ピエール・エルメ・パリ ブティック」のマカロンから好きなフレーバー3種をウエルカムスイーツとして選べるほか、「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボレーションによるハーフビュッフェの朝食も味わえる。ハーフビュッフェでは、バラの香りの「クロワッサン イスパハン」や、山梨県八ヶ岳にて33種のハーブで育てられた鶏卵を使った卵料理、ロゼスパークリングワイン「穂坂のあわ」もそろえるドリンク「朝のおめざの一杯」などを提供。また客室には、100%自然素材を使用した商品を作っているせっけん専門店「京都しゃぼんや」のアメニティーを用意。通常提供している同ブランドのフェースソープとバスソルトに加え、ゆずのリップクリームとクリーム、顔用の海綿スポンジを特別に用意する。「スペシャル宿泊パッケージ」の料金は、2人1室で「デラックス」が8万6,648円~、「ラグジュアリー KAMOGAWA」が11万1,056円~、「ガーデンテラススイート」が14万8,888円~となる。※価格は全て税・サービス料込
2014年10月03日第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月30日(火)、東京・港区の虎ノ門ヒルズで行われ、今年のフェスティバル・ミューズに中谷美紀が就任。また、コンペティション部門の審査委員に映画監督としても活動する芸人・品川ヒロシが選ばれたと発表された。『ゼロの焦点』など過去に出演した数作品が特別招待された中谷さんは、「19歳のときに初めて主演した『BeRLiN』を、(当時、同映画祭のメイン会場だった)渋谷Bunkamuraのオーチャードホールで上映していただき、とても嬉しかった思い出がある。いつかはコンペティション作品をもって、レッドカーペットを歩くのが夢ですね」と東京国際映画祭という舞台に、強い思い入れ。自身も熱心な映画ファンとして知られるだけに、「映画祭を通して、映画人とお客様、さらに国境を超えた映画人同士の交流が深まることを心から祈っている」と映画祭を彩るフェスティバル・ミューズとしての抱負を熱く語っていた。会見ではコンペティション部門に出品される15タイトルも発表され、 邦画で唯一のコンペ部門出品を果たした『紙の月』を手がけた吉田大八監督が出席。前作『桐島、部活やめるってよ』で映画賞を席巻しており、「勝負ごとは嫌いじゃない。存分に楽しめそう」と“日本代表”として武者震いが止まらない様子だ。女優の宮沢りえが、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロインを熱演し、約7年ぶりの映画主演を果たした『紙の月』。吉田監督は「女優として内面にもっているものを、この映画のためにすべて出し切ってくれた」と宮沢さんに感謝の意を表し、「女性とお金という切り口から、社会に切り込んでいけたらと思った。予想不可能な原作を読み、これは他人には映画化されたくないと思った」と自信を示した。今年のコンペティション部門は92の国と地域から、計1373作品がエントリー!その中から厳正な予備審査を経た15本が上映され、最高賞・東京グランプリ(東京サクラグランプリから名称変更)を争う。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が世界的大ヒットを記録中のジェームズ・ガン監督が、史上3番目の若さでコンペティション国際審査委員長に就任したほか、審査委員はイ・ジェハン(映画監督)、ロバート・ルケティック(映画監督)、エリック・クー(映画監督)、デビー・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター)、品川ヒロシ(映画監督/芸人)とバラエティ豊かな面々が勢ぞろい。また、比類なき感性を武器に“サムライ”のごとく、革新的な映画を世界に発信し続ける映画人の功績をたたえる「SAMURAI(サムライ)」賞が新設され、第1回受賞者として、北野武(映画監督)、ティム・バートン(映画監督)に同賞が贈られることが決定した。第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催。【コンペティション】・『1001グラム』(監督ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス合作・『来るべき日々』(監督ロマン・グーピル)フランス・『マルセイユ・コネクション』(監督セドリック・ジメネス)フランス=ベルギー合作・『神様なんかくそくらえ』(監督ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)アメリカ=フランス合作・『アイス・フォレスト』(監督クラウディオ・ノーチェ)イタリア・『メルボルン』(監督ニマ・ジャウィディ)イラン・『ザ・レッスン 授業の代償』(監督クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ)ブルガリア=ギリシャ合作・『マイティ・エンジェル』(監督ヴォイテク・スマルゾフスキ)ポーランド・『ロス・ホンゴス』(監督オスカル・ルイス・ナビア)コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン・『ナバット』(監督エルチン・ムサオグル)アゼルバイジャン・『紙の月』(監督吉田大八)日本・『壊れた心』(監督ケビン・デ・ラ・クルス)フィリピン=ドイツ・『破裂するドリアンの河の記憶』(監督エドモンド・ヨウ)マレーシア・『草原の実験』(監督アレクサンドル・コット)ロシア・『遥かなる家』(監督リー・ルイジン)中国【特別招待作品】・『ベイマックス』(監督ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ)アメリカ*オープニング・『寄生獣』(監督山崎貴)日本*クロージング・『THE NEXT GENERATIONパトレイバー エピソード 10:暴走!赤いレイバー』(監督田口清隆)日本・『天才スピヴェット』(監督ジャン=ピエール・ジュネ)フランス・カナダ合作・『サンバ』(監督エリック・トレダノ)フランス・『デビルズ・ノット』(監督アトム・エゴヤン)アメリカ・『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(監督犬童一心)日本・『くるみ割り人形』(監督増田セバスチャン)日本・『シェフ三ツ星フードトラック始めました』(監督ジョン・ファブロー)アメリカ・『GARM WARS The Last Druid』(監督押井守)日本・カナダ合作・『ザ・レイド GOKUDO』(監督ギャレス・エバンス)インドネシア・『救いたい』(監督神山征二郎)日本・『花宵道中』(監督豊島圭介)日本・『チェイス!』(監督ビジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ)インド・『アップルシード アルファ』(監督荒牧伸志)日本・アメリカ合作・『劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢』(監督荒木哲郎)日本・『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(監督パトリック・ヒューズ)アメリカ・『もしも建物が話せたら』(監督ビム・ベンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン)ドイツ・デンマーク・ノルウェー・オーストリア・フランス・アメリカ・日本合作・『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』(監督マーティン・スコセッシ、デビッド・テデスキ)アメリカ・イギリス・日本合作・『「ティム・バートンの世界」×第 27 回東京国際映画祭 提携企画「ビッグ・アイズ」スペシャル・プレゼンテーション』(監督ティム・バートン)アメリカ・『「百日紅(仮題)」スペシャル・プレゼンテーション』(監督原恵一)日本(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、9月30日14時半(日本時間同21時半)にパリで開催する15SSウィメンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。デザイナーはマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ。
2014年09月30日10月、第27回東京国際映画祭の特別招待作品としての上映に合わせ、来日することが決まった、『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』。このほど、本作をひと足早く鑑賞した著名人たちから絶賛コメントが到着!なかでも、先日、20年ぶりに家族の喜劇映画『家族はつらいよ』の製作を発表した日本映画界の巨匠・山田洋次監督が、特別に直筆でコメントを寄せていることが分かった。本作は、弟を失った10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞を受賞したことから、その授章式でスピーチをするため、アメリカ大陸を横断しようとする“壮大なスケールの家出物語”。ジュネ監督は自身初となる3Dで徹底的に映像を作り込み、独自の世界観をスクリーンの細部にまで取り入れて、観る者をまさに夢の旅へ連れ出してくれる。山田監督は、「諷刺という武器を手に、この世を支配する俗物の大人たちを痛快に切り捨てる。この監督の知性と才能に拍手を」と、熱い想いを込めて直筆でコメント。本作を大変気に入り、たて続けに2回も鑑賞したほどで、このように筆を取ることは特別だという。さらに本作には、「ももいろクローバーZ」に多数楽曲を提供する音楽クリエイターのヒャダイン、センセーショナルな作風で幅広い世代から支持を受け、昨年の森美術館での単独個展も大盛況だった現代美術家の会田誠、「Mr.Children」や「ゆず」などのPVやアートワークなどを手掛けるコミュニケーションディレクターの森本千絵、新潮文庫“yonda?”のパンダなどで知られる人気イラストレーター100%ORANGEの及川賢治、『フラッシュバックメモリーズ 3D』がスマッシュヒットとなった映画監督の松江哲明、ひとり娘を持つモデルの豊田エリーさん、『人のセックスを笑うな』の原作者である作家の山崎ナオコーラなど、様々な著名人たちもコメントを寄せる。みな、ジュネ監督の世界観と、監督とともに来日する天才子役、カイル・キャトレット演じるスピヴェットの可愛らしさと賢さに、すっかり虜になってしまった様子だ。<著名人コメント>ヒャダイン(音楽クリエイター)3Dの新解釈!新しいオモチャを使いこなすジュネ監督の感性、美しさと切なさが入り混じった映像力に大拍手!!会田誠(美術家)独特の暖かみというか善人性みたいなものが、全編において微量づつ滲み出ているような、不思議な雰囲気。アメリカが舞台の話だからこそ、ハリウッドの監督との微妙にして決定的な違いを味わいました。森本千絵さん(goen°主宰、コミュニケーションディレクター)ジュネの作品は、とてもリアルだ。だからこそ、たくさんの魔法のようなものが見えてくるのかもしれない。奇妙なロマンスにうっかり包まれ、傷もうっとりと微笑みながら癒えていった。悔しいほどに好きな作品。松江哲明(映画監督)動く絵本のような楽しさと、天才の孤独を同時に味わえる魔法のような3Dに圧倒された。まるで映画自体が少年の心のよう!100%ORANGE/及川賢治(イラストレーター)発音しにくいけど繰り返し呼びたくなる名前スピヴェット。がんばれ!スピヴェット。可愛い!スピヴェット。心の中で何度も応援しながら夢中になっていました。天才!スピヴェット!!MEG(シンガー・デザイナー)何かを成すのに必要なのは、ただひたすらなタフさと、ほんの少し人の痛みがわかること。その間に隠れているものに、面白さがある。IMALU(タレント・アーティスト)愉快でちょっと切ない、まさに絵本のような映画。デビュー作とは思えないカイル・キャトレットの演技に引き込まれます!佐藤文隆(京都大学名誉教授・NPO法人あいんしゅたいん名誉会長)「凡ようは心のカビよ」と「みんなこの家を出ていくんだ」、この二つの台詞をつなぐ物語だ。挑戦には帰るところが必要なのだ。豊田エリー(モデル)ジュネ監督の世界に浸る、夢のようなひと時。うんうん、窓を伝う水滴のようには生きられない、でもそれが人間の愛らしさなんだよね。栗原類(モデル・俳優)視聴者である我々が徐々にスピヴェットをまるで親戚と勝手に思ってしまうような持って行き方が憎いです。セットや映像も素晴らしく、ポップアップ・ブックのような感覚で楽しめる映画だと思うので、大画面で観る事をお薦めします。絵美里(モデル)可愛い世界が大好きな女の子のための、男の子の大冒険。愛しすぎますっ!山崎ナオコーラ(作家)映画はオモチャだ。笑って観て遊んでいるうちに、自分の人間らしさを思い出させてくれる。スピヴェットくんとその家族の人間っぽさが画面で弾けていた。『天才スピヴェット』は11月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開(3D/2D)。(text:cinemacafe.net)
2014年09月28日『エル・ジャポン』は、創刊25周年を記念して9月27日発売の11月号でスペシャルコンテンツやインバウンド・ビジネスなど様々な特別企画を実施する。表紙がゴールド箔仕様の特別版を1万部限定で発行し、通常版の内容に加え本国フランス版『エル(ELLE)』の歴史を振り返るアーカイブを52ページにわたり紹介するスペシャルコンテンツを収録。全国主要書店やネット書店で販売し、アマゾンでも予約受け付け中。別冊付録『東京ガイド(TOKYO GUIDE)東京大好き!2014』(特別版では本誌内で展開)は、知っておきたい10大ニュースから銀座、表参道、渋谷のニュースポットを紹介する保存版ガイドブック。英語版を9月30日より「エル・オンライン」に掲載し、中国版を12月末発売予定の中国版『エル』定期国読者を対象に8万部送付する。エディターがプロデュースするオンライン・セレクトショップ「エル・ショップ」では、ブランドとコラボしたエクスクルーシブなアイテムを販売。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「バンドオブアウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)」「バーバリー(BURBERRY)」「カルヴェン(CARVEN)」「10クロスビー・デレクラム(DEREK LAM 10 CROSBY)」「ディースクエアード(Dsquared2)」「フェンディ(FENDI)」「イッサ(ISSA)」「ケンゾー(KENZO)」「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マルニ(MARNI)」「エムエスジーエム(MSGM)」「マルベリー(MULBERRY)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「ヌメロ・ヴェントゥーノ(N°21)」「ピエール アルディ(PIERRE HARDY)」「ラグ&ボーン(rag&bone)」「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」「サカイ(sacai)」「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「トム フォード(TOM FORD)」「アンダーカバー(UNDER COVER)」「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」の25ブランドが参加する。アップストアのニューススタンドで電子雑誌『エル・ジャポン』の定期購読を申し込むと『エル・ジャポン』11月号を1ヶ月無料で楽しめるキャンペーンも実施する。
2014年09月27日東急百貨店は10月16日、各店店頭および同社インターネットサイトで、クリスマスケーキの予約受付を開始する。近年、クリスマスは、家族や親しい友人たちとのホームパーティーが主流になっている。同社によると、景気回復の流れを受けて、昨年のクリスマスケーキの平均単価は4,091円と、一昨年に比べ99円上昇したという。今年はさらなる単価アップを予想し、5,000円以上の“ちょっとぜいたくな"クリスマスケーキを8点取りそろえる。「NOBLE DE NOBLE2014」(ルワンジュ 東京)は、ShinQs限定のクリスマスケーキ。プレゼントを模した斬新なデコレーションとなっている。価格は1万7,280円。「ティアラクチュール プレミアムケーキ」(ブリリアント ティアラ)は、東横店限定。金銀の箔(はく)をまとったケーキにチョコレートのティアラを飾った。価格は1万6,200円。「ビュッシュ ドゥ ノエル グワヤキル」(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)は、ダークチョコレートやクレームブリュレなどをあわせ、グラサージュをデコレーションした。価格は6,588円。「ビュッシュ イスパハン」(ピエール・エルメ・パリ)は、東急百貨店限定。ローズ風味のクリームにフランボワーズとライチを使い、マカロンなどで飾った。ShinQs限定の「レーヴ」(リベルターブル)は、濃厚なピスタチオのクリームを使用したケーキ。価格は5,670円。「Fancy Party」(おかしさん)は、ラム酒が香るバタークリームで包んだいちごショートケーキ。価格は5,400円。「ドリーミーチェリッシュ」(スマイルラボ)は、チョコレート細工の大きなチェリーが印象的なクリスマスケーキ。価格は4,320円。いずれもShinQs限定。ShinQs 限定の「VAN/VAN SWIPED PEARL6」(マグノリア ベーカリー)は、自家製バニラバタークリームでデコレーションした。価格は4,860円。「ブーケ ド ノエル 」(レストラン タテル ヨシノ)は、チョコレートの花々をココナッツムースで束ねたブーケを上に飾った。価格は4,536円。「クリスマスコクシネル」(グラッシェル)は、冷凍配送可能なアイスケーキ。マダガスカル産バニラのアイスクリーム、いちごと木いちごのシャーベット、アーモンド生地を組み合わせ、表面をベリーのゼリーでコーティングした。価格は5,536円。取扱店舗は、東横店・ShinQs・町田東急ツインズ・ 日吉東急アベニュー。予約は12月14日まで。配送は12月22日~24日。店舗限定ケーキ以外の取扱店舗は、本店・東横店・ShinQs・吉祥寺店・たまプラーザ店・町田東急ツインズ・日吉東急アベニュー・二子玉川東急フードショー・レシピ青葉台。予約期間は、店頭は10月16日~12月18日、インターネットサイトは10月16日~12月16日。引き渡し期間は、本店・東横店は12月22日~25日、ShinQs・日吉東急アベニューは12月23日・24日、吉祥寺店・たまプラーザ店・町田東急ツインズ・二子玉川東急フードショー・レシピ青葉台は、12月23日~25日。※価格はすべて税込
2014年09月26日9月10日から16日の1週間、伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージに、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のポップアップストアがオープンする。同ストアでは、クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリが手掛ける、ヴァレンティノ ガラヴァーニのアイコン的存在のコレクション「ロックスタッズ」から登場する新シリーズがお披露目される。カラーブロックが印象的なイタリアンポップカラーの新作は、色鮮やかなイタリアのポップアートからインスピレーションを得て誕生。4色からなるカラ―コンビネーションが特徴で、ダブルハンドルバッグやミディアムショルダーバッグ(共に23万8,000円)、クロスボディバッグ(16万4,000円)、ミニトート(16万円)など、デザインバリエーションも豊富にそろう。また、パンプス(11万3,000円)、フラットパンプス(10万5,000円)といったシューズ各種も見逃せない。更に、ウォレットやポーチ、アクセサリーも展開。新しいヴァレンティノ・ワールドのポップなコレクションを存分に堪能できそうだ。会期初日の9月10日には、会場内でバッグを購入した先着10名に、モデルで女優のヨンアとフォトセッション出来る権利がプレゼントされる。また、13日には、ヨンアとスタイリストの佐々木敦子によるトークショーも開催される。また期間中、会場内で10万円以上購入した先着50名にはキーリングがプレゼントされる(なくなり次第終了)。
2014年09月05日本国フランスで“Beau Garcon(ボー・ギャルソン/美しい男)”と言われ人気急上昇中の俳優ピエール・二ネを主演に迎え、伝説の天才ファッションデザイナーの華麗なるキャリアと孤独を描いた映画『イヴ・サンローラン』。このほど、今年2月にドイツで行われたベルリン国際映画祭2014のレッドカーペットを収めた映像が、シネマカフェに到着した。1960年代の鮮烈なデビューから現在に至るまで、揺るぎない地位を築いたハイブランドの創始者にして、フランスが誇る至宝のデザイナー、イヴ・サンローラン。公私共に彼のパートナーだったピエール・ベルジェ氏が全面協力し、初のイヴ・サンローラン財団公認作品となった本作。財団所有の貴重なアーカイブ衣装が貸し出され、豪華絢爛なファッションも見どころだ。今回届いた映像では、イヴ・サンローランも浴びたであろう報道陣の嵐のようなフラッシュの中で、興奮気味にインタビューに応えるピエールの姿。ベルリン国際映画祭での上映について、「ファッションに敏感な人は多いと思う。世界中の人が興味を持っているはずの存在だ。偉大なクリエーターで芸術家でもあった、彼の波乱の人生は、多くの謎に包まれていた。多くの人がその真の姿を知りたいはず。よく知られていない彼の私生活と、その多様な側面が、今夜明らかになるよ」とコメントを寄せていた。風になびく細い髪も、劇中とは打って変わった少しワイルドな髭も、その上品な佇まいを持ってすれば、まさに“Beau Garcon”。女子なら必見の美しさに注目してみて。『イヴ・サンローラン』は9月6日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イヴ・サンローラン(2014) 2014年9月6日より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国にて公開(C) WY productions – SND – Cinéfrance 1888 – Herodiade - Umedia
2014年08月21日本社ショールームにて、プレゼンテーション形式で15SSメンズコレクションを発表した「アー・ペー・セー(A.P.C.)」。会場では、デザイナー、ジャン・トゥイトゥ(Jean TOUITOU)本人が説明をしながら各アイテムを紹介した。ミニマリズムに徹し、80年代から90年代のスタイルを同ブランドらしく再構築。クラシカルなラインナップながら、ミニマルでシャープなカッティングによりモダンな印象で、スクールボーイ的なフレッシュさを漂わせる。シャツに見られるジオメトリックなモチーフは、新進気鋭のイラストレーター、ピエール・マリー(Pierre Marie)によるもの。プレゼンテーション最後に、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のメンズ部門で経験を積んだルイ・ウォン(Louis Wong )とのコラボレーションライン、「ルイ・W フォー アー・ペー・セー(Louis W. for A.P.C.)」のボンバージャケットが本人と共に紹介された。
2014年08月11日東洋と西洋の近現代美術コレクションを持つ世界トップクラスの台湾コレクター「ヤゲオ財団」。その全面的な協力を得て、ユーモアとチャレンジに満ちた展覧会「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」が、東京国立近代美術館で6月20日よりスタートした。展覧会には珍しく、一見多弁に見えるタイトル。しかし、ここに記された「世界の宝」という言葉には二つの意味が込められている。一つは、展示作品の市場価格・保険評価額からしてまぎれもなく「世界の宝」であるということ。一体、どれほど「宝」なのか。一例を挙げるなら、パリで活躍した北京生まれのザオ・ウーキーの作品が、2013年12月1日に行われたサザビーズのオークション(北京)で8,968万元(約15.3億円)、また、フランシス・ベーコンにおいては、2011年2月10日に行われた同オークション(ロンドン)で2,300万1,250ポンド(30億822万円)という莫大な金額でそれぞれ落札されている。もう一つは、美術史的に見ても「世界の宝」であること。今回、展示される作品を生み出したアーティスト達はアートの長い歴史を踏まえつつ、「今」にフォーカスし、「今」表現すべきことを表現し、同時に移ろうことのないメッセージを未来に向けて伝えようとしてきた。本展では、マン・レイ、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒターといった西洋の現代美術の大御所並びに、サンユウ(常玉)やツァイ・グオチャン(蔡國強)、リウ・ウェイなど、中国近現代美術を代表する面々、東西混合計40人のアーティストによる74点の作品が「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを元に、10章に分けられて展示されている。この展覧会のポスターにも使われているマーク・クインの「ミニチュアのヴィーナス」やアンドレアス・グルスキーによる「メーデー(May Day)」、今回、唯一の日本人アーティストである杉本博司の「最後の晩餐」や「ティレニア海、コンカ」などを始め、多種多様な見応えある作品群が並ぶ。開幕にあたって、来日したヤゲオ財団代表のピエール・チェン氏はこう語る。「優れた作品とは、倉庫の中に大事にとって眠らせておくものではないのです。アートはもっと身近なもの。生活の中に溶け込ませて、共に生きてこそ、意味がある」かつて苦学生だったというチェン氏。大学の学費をアルバイトで稼ぎながら、1年半掛けて貯金した1万5,000元(約5万1,000円)で初めてアート作品を購入した。「台湾にあるチェン氏のご自宅にお邪魔したのですが、バスルームにマン・レイがあったり、リビングにウォーホルがあったり。アートと共に生活する。これをまさに地で行くライフスタイルに仰天しました」と同美術館主任研究員の保坂健二朗氏。作品の展示と共に、ヤゲオ財団のコンセプトである“living with art”“art is accessible”を表現すべく、チェン氏の自宅やゲストハウス、オフィスなどに飾られたアート写真も見所の一つだ。また、同美術館館長の加茂川幸夫氏は「若い人達にもぜひ親しんでいただきたい」と語り、来場者には作品を楽しみつつ、アートコレクターの感覚を追体験できる「ゲーム」も用意した。東京国立近代美術館での開催後は、9月6日から名古屋市美術館、12月20日から広島市現代美術館、2015年3月31日からは京都国立近代美術館と3都市を巡回する。【イベント情報】現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1会期:6月20日から8月24日時間:10:00から17:00(金曜日は20:00まで)料金:一般1,200円、大学生500円、高校生以下無料休館日:月曜日124
2014年06月20日代官山のビンテージブティック「エヴァ(EVA)」は、60年代のビンテージアイテムとオリジナルレーベルを販売する期間限定イベント「ビンテージ ドレス(Vintage DRESS)」を伊勢丹新宿店2階ウエストパーク・ディケイドにてスタートした。会期は7月1日まで。エヴァはヨーロッパやアメリカから買い付けたデザイナーズビンテージアイテムとオリジナルレーベルを展開するショップ。歴史を経た洋服を新たに蘇らせるアイデアが個性的なファッションを愛する人に支持されているという。今回はエヴァならではのセンスで14-15AWのトレンドである60年代のカラフルでポップなファッションと現代のテイストを上手くミックスしたアイテムを取りそろえた。60年代のアメリカで大流行したペーパードレスの型を用いたワンピース(2万9,000円)を同店限定アイテムとして販売。ペーパードレスとは名前の通り紙製のドレスで、アメリカ製の安価な使い捨ての服。アームホールはやや狭くミニ丈、グラフィカルなプリントなど60年代に流行した要素がそろう。バストダーツのみのシンプルなデザインであり、安くて軽くて使い捨てを標榜した60年代を象徴するファッションアイテムだ。今回は、エヴァがセレクトした幾何学模様やフルーツ柄などのアフリカテイストのコットン100%の生地にワックス加工を施すことによってペーパードレスのハリと光沢感を再現した。この他、膝丈で台形のデザインが60年代を思わせるキルティングのスカート(2万4,000円)と腰履きの前ポケットが付いたデニムスカート(2万6,000円)も同店限定で販売する。ドレープなど曲線的な要素を排除し、今秋冬のトレンドである凹凸感のある素材を使うことで両世代の雰囲気を融合している。ウエア以外にも「ピエールカルダン(Pierre Cardin)」のビンテージスカーフ(1万5,000円)、ビンテージイヤリング(9,000円から1万2,000円)やブローチ(9,000円から1万5,000円)などレトロポップなファッションをコーディネートするアクセサリーも並ぶ。
2014年06月19日ジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」は、新たなハイジュエリーコレクション「ピエール ド カラクテール ヴァリアシオン(Pierres de Caractere VARIATIONS)」を発表した。本コレクションは、クロード、ジャック、ピエールのアーペル3兄弟が世界各地を旅行し異文化を採り入れた1950から70年代のクリエーションを賛美する「ピエール ド カラクテール」コレクションから7年を経て登場。ダイアモンドやカラーストーン、マザーオブパール、ハードストーンなどを自由に組み合わせた素材使いに、新たな解釈をプラスする。「色彩のデュエット」をテーマとするバイカラーのジュエリーには、合計40カラット超のモザンビーク産ルビーを用いた「オリエンタルプリンセス ネックレス」、ダイアモンドとルビーが描く花びらの中央にオールドカットのダイアモンドをセットした「アンコリー プレシューズ リング」、1対のイエローダイアモンドに取り外し可能なタッセルをプラスした「プレシャス ライト イヤクリップ」、丸みのあるカットを施したターコイズの中央にイエローダイアモンドをあしらった「シーサイド リング」などがそろう。グラデーションを用いた配色をテーマとする「色彩のカマイユ」には、ダイアモンドとサファイアが交差する「カマイユ ド ブルーリング」、ラピスラズリやパライバトルマリン、グリーンのクリソプレーズが幾何学的ラインを描く「ジェオメトリック フラワー ブレスレット」、中心を飾る21.19カラットのピンクスピネルの周りにコーラルやモーヴサファイアを交互にセットした「サマーカクテル リング」などがラインアップ。色とりどりのジュエリーをテーマとする「色彩のパレット」には、ダイアモンドとターコイズ、彫刻を施したルべライトをドーム状にセットした「レディースカクテル リング」、オニキスとコーラル、白色の養殖真珠をジッパー式ネックレスに用いた「ジップ エレガンス ネックレス」などが登場する。
2014年05月07日4月16日から伊勢丹新宿店で始まる「フランス展」。フードはもちろん、職人技による伝統的なフランス雑貨、食器、ワインなどを取りそろえ紹介する。21日15時まで。素朴な温もりを感じる鮮やかな色味の「スフレンハイム陶器」は、アルザスの小さな町スフレンハイムで850年以上前から作られている陶器。可愛らしい絵付けが特徴。今でも伝統技法を守り、ガチョウの羽を使った道具で描かれている陶器はすべてが1点物。飾り絵皿(7,500円)、なべしき(4,200円)、装飾用クグロフ型(3,200から3,500円)までインテリア雑貨としても楽しめる陶器がラインアップされる。また、印象派の画家達が愛用したと言われる「ラ・メゾン・デュ・パステル社」のパステル5本セット(2万2,500円)など、暮らしに彩りを添えるアイテムも展開。会場では、共立女子大学文芸学部・須田基揮教授によるパステルの使い方やパステル画の楽しさをレクチャーするイベントも行われる(20日11時、15時各回約2時間、予約制)。フランス語で「厚紙工作」を意味する「カルトナージュ(cartenage)」の写真立ても登場。厚紙で組み立てた箱に紙、布を貼り付けて仕上げるフランスの伝統的な技法で、今回はカルトナージュ技法で作られた雑貨の販売の他、作り方のワークショップも開かれる(4月19日11時、14時半各回約2時間半、参加費1万8,360円)。立体陶器にシンデレラを描いたリモージュボックス(3万円)もフランス展ならではの一品。会期中は、ジャン=ピエール・ラポーによるペインティング実演もあり、リモージュボックスの購入客には名入れサービスを行う。また、ワインの一大産地として知られるフランスのワインは、生産量もクオリティーのもトップクラス。今回は、太陽に恵まれ降雨量も少ないアルザスのぶどう畑から生まれたワインを多数用意。マルク・テンペが特級畑で作り出すアルザスワイン「ゲヴュルツトラミネール マンブール・SGN・S2006」(8,500円)は、限定12本での販売。また、アルザスワイン「シルヴァネール2012」(2,400円)は日本初上陸で限定48本の限定販売となる。会場にはフランス各地のワイナリーから作り手やオーナーが来場し、接客を行う。
2014年04月15日1963年エールフランスは世界のトップクチュールメゾン、クリスチャン・ディオール社にユニフォームを依頼した。これは、クチュールメゾンとの初めてのコラボレーションとなり、その後、時代と共にフランスを代表するメゾンがデザインを担当するきっかけとなった。ディオール社は、1957年ムッシュ・ディオールが急逝すると、アシスタントをしていたイヴ・サンローランに引き継ぐも1960年徴兵され、不在となった主任デザイナーの席にマルク・ボアンを就かせた。彼は、以後30年という長い間、ディオール社に貢献した偉大なデザイナーだ。「当時のエールフランスは、フランスのエレガンスや洗練を広くアピールしていた時代でした。キャビンアテンダントは、世界が憧れるモードを着こなせる容姿と知性が求められました」とエールフランスのアーカイブ責任者シモン・ピエール・スイヨ(Simon Pierre Souillot)氏は話す。秋冬には、丸みを帯びたクローディーヌ襟のショートジャケットの下に、リボン結びの白いブラウスとタイトスカートを着用。春夏は、サックス・ブルーの半袖ワンピースでスカート部分はトラペーズ(台形)。日本の帯紐から着想を得たというベルトが特徴。ピルボックス・キャップと呼ばれる帽子は、ウエアと色をそろえ、ディオールのエレガンスを完成させる、ポインティッド・トゥのパンプスもセットされていた。多くのメディアがこの新しいユニフォームを賞賛したのはCAという選ばれた女性の職業とモードなユニフォームが一体となって、時代の先端を感じたからだろう。4/6に続く。
2014年04月01日東京国立近代美術館、京都国立近代美術館は、美術館で映画を"読む"企画展「映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める」を開催する。開催期間は4月22日~6月1日(5月5日を除く月曜と5月7日は休館)、会場は東京都・竹橋の東京国立近代美術館。開館時間は10:00~17:00(金曜は20:00まで)。入場料は一般850円、大学生450円、高校生以下、18歳未満の方、障害者手帳の所有者とその介護者1名は無料。同展では、ユーモラスかつエレガントな振る舞いで、言葉とイメージの関係を浮かび上がらせるベルギー出身の芸術家、マルセル・ブロータースの実践を手がかりに、現在、国際的に活躍する美術家13名のフィルム、写真、ビデオ、インスタレーションなどの作品を読み解いていく。ブロータースのほか、シンディ・シャーマン、ピエール・ユイグ、アンリ・サラ、田中功起、やなぎみわ、ミン・ウォンらが参加する。例えば、マルセル・ブロータースの映像作品「カラスと狐」(1967~72年)は、17世紀のフランスの詩人、ラ・フォンテーヌの同名の詩編からタイトルを引きながら、靴、コップ、花、電話機といったオブジェ、それに切り抜かれた男の顔や頬づえをつく少女の写真、そして文字の羅列などが登場する。幾重にも敷かれた伏線や意味ありげな言葉、さまざまな事物の断片から、それらを読み解こうとするも、それを覆す作品たち。この作品をはじめとして、美術館を舞台に、映画を"読む"行為が繰り広げられる。また、建築家の西澤徹夫が手がける、「シネマ・コンプレックス」をテーマにしたこれまでにない会場構成も見どころのひとつとなっている。
2014年03月26日1月後半から世間は一気にバレンタインモード。デパートやスイーツ店はもちろん、コンビニからスーパーまで、所狭しとチョコが陳列されています。毎年、チョコのトレンドが発表されますが、今年は「ローチョコ」。もともと、チョコレートの原料であるカカオは、ポリフェノールやカテキンによる抗酸化作用があるとされていますが、他にもリラックス効果や肥満抑制効果があるんだそうです。しかし、加熱処理をしてしまうと、それらの効果のほとんどが消滅してしまうんだとか。「ローチョコ」とは、48度以上の熱を加えずに作ることで、カカオの風味たっぷり、栄養分もほぼそのままの状態で仕上げたチョコのことなんです。ということで、今回は、チョコの激戦区・銀座のショコラストリートで、デート中のイケメンたちに、「バレンタインで実はドン引きしたこと」をテーマにアンケートを実施しました。さて、そこから見えてきたバレンタインNG事項とは?■大量の手作りチョコ「30個ぐらいの手作りトリュフをもらったとき、ものすごいプレッシャーを感じた」(28歳/警備員)女子から手作りチョコをもらうことは、男子の永遠の憧れです。自分のためだけに作られたチョコがきれいにラッピングされていると感動します。そこで問題となるのが、その量。気合いが入るのはわかりますが、食べられる量にも限界があります。トリュフなら5個、生チョコなら手のひらサイズ以下、クッキーなら10個以下が適量ではないでしょうか。■高級チョコ2粒「高級チョコをちょこっともらうと、本気なのか義理なのか判断しにくい」(31歳/弁護士)『ジャン=ポール・エヴァン』や『ピエール・マルコリーニ』といった、さすがに男子でも知ってる有名な高級チョコ。1粒300円以上とけっこうなお値段ですよね。女性からしたら、気を遣った義理チョコなんでしょうが、男的には「イイ物を適量もらった=もしかして、オレのこと好き?」となってしまうことが多々あるパターンです。勝手な勘違いですが、その結果、「振り回された」と思ってしまうことも。気を付けましょう。■カットが必要なチョコケーキ「ちょっとした誕生日ぐらいのケーキをもらって扱いに困った」(22歳/学生)手作りにしろ市販の物にしろ、ケーキはNGです。さすがに義理でケーキは渡さないと思うので、いくら鈍感な男でも“本命寄りのチョコ”という認識を持ちます。そのため、気軽に友達と分けるのも申し訳ないし、でも、ホールを丸ごと食べきるモチベーションもないし、できることなら「気持ちだけもらっておくよ」と言いたくなってしまうのがこのパターン。どうしても、ケーキを渡したいなら、初めから「一緒に食べよう」と助け舟を出してあげてください。■誰からかが不明「職場とかで義理チョコを大量にもらう場合、誰がくれたかわからなくなると冷や汗がでる」(35歳/メーカー勤務)学生時代は、イケメンじゃないとチョコをもらえないと思っていましたが、社会人になると、コミュニケーションの一環で、チョコをもらう機会が増えます。いくら義理とはいえ、マナーとしてお返しをしないといけないので、男側としては細心の注意を払って、ご機嫌を取りにいきますが、ついつい忘れてしまいがちなのが、「誰からもらったか」ということ。もし、義理チョコを大量に配る場合は、「いつもありがとうございますby名前」など一言添えてあげるといいでしょう。■チロルチョコ「お返しに100円のお菓子をあげたらケチだと言われた」(27歳/商社勤務)50年以上も愛される超ロングセラー商品「チロルチョコ」。最近では、写真をプリントしたりもできるので、結婚式の引き出物やイベントでの販促ツールにも使われたりしています。バレンタインシーズンになると、限定バージョンが発売されたりと、何かとお手軽なチョコですが。チロルチョコは単価も20円と安いため、逆にお返しに困ります。「3倍返し」のルールに乗っ取っても60円。結果的に、いい迷惑になってしまうのです。■まとめバレンタインは、男女のコミュニケーションを円滑にする素敵なイベントです。しかし、1ヶ月後に控えるホワイトデーがあるので、男側としては、手放しで楽しめない微妙なイベントなんです。義理チョコを渡すなら、「義理」と宣言したうえで、1,000円ぐらいのちゃんとしたチョコが欲しいという方が多く、本命なら、小さなチョコと一緒に何かプレゼントが欲しいという方が多い傾向にありました。男性がお返しの「加減」に迷わないチョコが、もしかしたら、一番効果的なチョコなのかもしれませんね。(高尾龍一/ハウコレ)
2014年02月10日バレンタインデーは年に一度の大切な日。チョコレートも特別のものを贈りたいですね。そんな人にぴったりなのが、年に一度バレンタインにしか味わえないベルギーの高級ショコラ「Pierre Ledent(ピエール・ルドン)」。「ピエール・ルドン」はベルギーの古都リエージュの老舗パティスリー・ブランジェリーの3 代目ショコラティエ。これまで世界各国のコンクールにて数々の賞を受賞し、2010 年11 月には、首都ブリュッセルに待望のサロン・ド・テをオープンし、地元の人のみならず世界中の観光客からも注目を集めているそう。彼のチョコレートは華やかでやわらかなテクスチャーが特徴。ベルギーの伝統的な製法に基づきつつも、カカオの香り、フルーツやナッツの素材をいかした独創性なショコラを作り出しています。「ピエール・ルドン」の今年のテーマは、「Jardin au Soleil(太陽の庭)」。日本限定を含む3粒の新作を中心に、燦々とふりそそぐ太陽の光を浴びた果実やナッツ、ハーブなどのショコラコレクションが、1月下旬からバレンタイン期間限定で全国82店舗の有名百貨店で販売されます。この時期にしか食べられないショコラにぜひ注目!本命チョコにオススメなのが、シャトーボックスシリーズの「シャトーリュクス・ソレイユ」(¥3,465)。シャトーリュクスシリーズは、ブリュッセル本店がグランドオープンしたのを記念に作られたもの。今年は太陽のイエローに芽吹きのグリーンのモノグラムをあしらった新ボックスで登場。新粒3粒を加えた計10粒を大切な人へ。会社の同僚への義理チョコや友チョコへは、パレットボックスシリーズの「トロワ」(¥882)。ピエール・ルドンの代表的なビター・ミルク・ホワイトショコラが一粒ずつ楽しめるアソートです。他にも、525円から8,820円まで種類豊富に取り揃えているので、贈りたい相手にぴったりなものを選んで。日本では今しか食べられない貴重なショコラだけに、きっと喜ばれるはず。・ピエール・ルドン 公式サイト
2014年01月22日六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて、「こども展・名画にみるこどもと画家の絆」が4月19日から開催される。本展は、パリのオランジュリー美術館で開催され約20万人を動員した美術展「Les enfants modeles(モデルとなった子どもたち)」で紹介された作品を、時代別・流派別に整理し、日本向けに再構成したもの。オルセー美術館とオランジュリー美術館による支援のもと、西洋近代絵画の巨匠約50人が子どもを描いた作品約90点が集合し、およそ3分の2が日本初公開となる。モーリス・ドニ(Maurice Denis)が楽器を演奏する息子を描いた「トランペットを吹くアコ」、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)が息子のクロードを描いた「ポーランド衣装を着たクロード」、ウジェーヌ・カリエール(Eugene Carriere)が病気の子とそれを心配する母親を描いた「病気の子ども」の他、クロード・モネ(Claude Monet)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)、アンリ・マティス(Henri Matisse)、ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)などの作品を展示。日本開催にあたり、日本人画家レオナール・フジタの作品も特別に追加出展される。【イベント情報】こども展・名画にみるこどもと画家の絆会場:森アーツセンターギャラリー住所:六本木ヒルズ森タワー52階会期:4月19日から6月29日時間:10:00から20:00(火曜日は17:00まで、入場は閉館30分前まで)料金:一般1,500円/大学生1,200円/中高生800円/小学生以下無料(前売・団体券あり)
2014年01月21日「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」は、2014年バレンタイン商品を1月22日から2月14日まで販売する。昨年の「サロン・デュ・ショコラ」で限定発売し、毎日午前中に売り切れていたヘーゼルナッツ風味のビターチョコスプレッド「パート ア タルティネ アンフィニマン プラリネ ノワゼット」(2,100円)は直営ブティックのみで販売。定番のボンボンショコラには、ブラジルコーヒー風味のガナッシュをショコラノワールでコーティングした新フレーバーの「アンフィニマン カフェ イアパール ルージュ デュ プレジル」が登場。人気フレーバーと共に重厚感のあるクラシックなボックスにセットして提供する。5種5個入り2,100円、7種8個入り3,150円、11種14個入り5,250円。「クール オンブル エ リュミエール」(3,750円)は直営ブティック限定の新商品。チョコレートを樹木や苔、クリームの塊を岩に見立てたデザインで、かりかりに炒ったアーモンドブラウニーとやわらかなチョコレート生地、ココアムースといったさまざまな食感が特徴。各店限定のガレもデビュー。伊勢丹新宿店のサロン・デュ・ショコラでは、ヘーゼルナッツプラリネ、銀座三越ではタヒチ・メキシコ・マダガスカルのバニラを入れたガナッシュショコラノワール、JR名古屋タカシマヤ店ではフルールドセル入りキャラメル風味ガナッシュショコラオレのガレを限定販売する。価格はそれぞれ2,310円。また、サロン・デュ・ショコラではパッションフルーツ風味の「トリュフ モガドール」(2,480円)も限定で取り扱う。その他、イチゴやパッションフルーツを使ったチーズケーキ「クール チーズケーキ セレスト」(3,150円)、古来より伝承されるアフリカのお面を型取りしたマスク型チョコレート「ショコラ アール プルミエ」(各9,450円/プチサイズ8個詰め合わせ1,365円)、フルーツのコンフィをショコラでコーティングした「スナックショコラ」(2,625円から)、定番のマカロン(3個詰め合わせ1,260円から)などをラインアップしている。取り扱いはピエール・エルメ・パリ 青山や他直営ブティック、百貨店催事場、オンラインストアにて。
2014年01月20日フランス最古のトランクメーカーとして知られるバッグブランド「モワナ(MOYNAT)」が、伊勢丹新宿店4階でポップアップストア「ル・モワナ トランクショー(LE MOYNAT TRUNK SHOW)」をオープンしている。1月30日まで。昨年11月から1ヶ月限定で開催されたポップアップストアが予想以上の好評を博したことから、今回の第2弾の開催が決まったという。第1弾では、以前からパリの旗艦店で購入していたファンや、ブランドが日本に上陸する前から注目していたという感度の高い客層が来店し、パリの旗艦店の1ヶ月分に迫るほどの売り上げを記録している。女性に特に人気なのは、「レジェンヌ」や「ポリーヌ」の小ぶりサイズのハンドバッグ。ネイビーやトープなどベーシックカラーを選ぶ人が多い。男性には、大きいサイズの黒のモノグラムのトートバッグが人気だという。今回も会場では、ハンドバッグがスイーツのように見立てて並べられ、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」のマカロンを収めるために作られた世界に一つしかない“マカロントランク”も展示されている。空間コーディネートは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」銀座並木通り店などを手掛けているインテリアデザイナーのグエナエル・ニコラ(Gwenael Nicolas)が担当。パリ・サンノトレの旗艦店「プレシャスアトリエ」にインスパイアされたデザインとなっている。3月5日から25日には、同店でポップストア第3弾の開催も決定している。
2014年01月17日その1 スキンブースター注入美容整形技術は日に日に進化し続けており、より若々しい表情をよりナチュラルな方法で手に入れることができるようになってきた。フランスで紹介されている最新の美容整形技術はこちらだ。スキンブースター(ヒアルロン酸)注入:真皮に粒子の細かい微量のヒアルロン酸を注入することによって顔、また首の深部の肌密度を高めることができる。肌の乾燥が気になる35歳から70歳の女性に有効。また定期的に繰り返し施術することにより、目や口の周りの小じわが気になるゾーンが劇的に改善されるのが手に取るように実感できるだろう。施術の一時間前に塗布される麻酔クリームのおかげで注射の際の痛みもほぼ無い。まれに赤みやわずかなヒリヒリ感が翌日現れることもあるが、しばらくすれば元に戻る。初期は1ヶ月おきに3回の施術、後6~12ヶ月おきに1回の施術を行う。その2 ボツリヌス菌注射顔全体のリフトアップを希望する人には、通称ボトックスと呼ばれるボツリヌス菌の顔全面注射がおすすめ。顔全体の失われたボリュームを取り戻すだけでなく、老化による皮膚の垂れ下がりを食い止めることができる。目の下のクマ、げっそりした頬骨に悩む女性には最適だ。ボツリヌス菌もヒアルロン酸も体内に吸収される成分であるため、体内に異常を引き起こすリスクは少ないことがフランス大手の製薬会社ピエール・ファーブルなどの研究所が行った厳密な調査によっても証明されている。ただ副作用として、施術部周辺筋肉や神経の麻痺が起こることがあるがこの症状は徐々におさまる。ボツリヌス菌注射は6ヶ月おきに行うと効果あり。その3 CO2レーザー深く刻まれたシワ、開ききった毛穴、ひどいニキビ跡に悩む人には、美容業界で最も注目を浴びているCO2レーザーを試してほしい。肌表面を削ることなく、患部の周りにレーザーで微粒子の細かな穴を開けることで肌表面を滑らかにすることができる。施術後は3日~4日間、むくみ、赤み、肌表面の角質がはがれ落ちることがある。また施術後夜数日間は患部に氷を当てて冷やすようにすると、その後の肌回復が早い。化粧は術後2日目から可能。高価なコスメでは到底歯がたたない肌悩みを本気で解決したい女性は、日本の美容クリニックでも多く取り扱われている以上の最新技術をぜひ試してみてほしい。【参考リンク】▼Topsante.com▼sante medecine.net▼dermathologie&cihrurgie esthetique※放っておくと「かた~く」なっちゃう!魅惑的なクビレを作る方法とは??※あきらめなくてよかった...! 見とれるほどの「究極の美ライン」を手に入れる方法とは?
2014年01月08日パリ・凱旋門近く、ビクトル・ユーゴー通りに本店を構える「ギベール・パリ(GUIBERT Paris)」は、馬具のトップブランドの一つ。同店では、乗馬用の鞍からコスチュームまですべてがそろい、中東の王族やラグジュアリーブランドのオーナーが顧客リストに名を連ねている。近年、馬具製造の技術を用いたバッグなどの人気も高まっており、2013年7月のモード・イン・フランス14SS展に出展した。「馬具を作るには、高い技術が必要。なぜなら、乗馬はとても激しいスポーツだが、馬の身体はとても繊細。更に人間の乗り心地も考えると、強いけれどソフト、という相反する条件をクリアした馬具が求められるから」と語るのは、同ブランドの創始者でオーナーのピエール・ギベール(Pierre Guibert)氏。乗馬を愛する一族に生まれ、自身も乗馬選手として活躍。その傍ら、大学では経済学を学び、投資会社に勤めた後にブランドを設立し、店を開いたのが1995年。創業約20年のブランドながらその製品のクオリティーは馬術界でも評判で、しばしば老舗ブランドと間違えられることもあるほどだという。ギベールのバッグや革小物に使用されるのは、フランス・アルザスのバール地方でのみとれる子牛の革(バレニア)。ベジタブルタンニングで長い時間掛けてなめされ、ノルマンディーの同ブランドアトリエで縫製される。そのため100%フランス製だ。「天然なめしの柔らかい革なので、使うほどに体になじみ、自然な光沢が出て色が飴色に変わってくるところも人気の秘密。2本の糸をからめながら縫製しているので、絶対にはずれない、と言いたいぐらい丈夫。親子で使い続けてもらえる」とギベール氏。メンズ・ウィメンズのアイテムがそろい、価格帯はバッグが1,100ユーロ、長財布596ユーロ、iPhoneケース296ユーロなど。馬のくつわと同じパーツをストラップに使用するなど、馬具モチーフのデザインも特徴だ。これらの革製品は、今では馬具と同じくらい売り上げるという。革製品だけでなく、「カーター・マーカー(Quarter Marker)」と呼ばれる柄のシルクジャカードのネクタイも人気。この柄は、フランスの軍馬の身体に施される伝統文様で、数百年の歴史を持ち、現在もフランス騎馬隊のシンボルとして使用されているもの。フランス騎馬隊に馬具を提供するギベールだからこそ使用が許された特別な柄だ。日本では、東京・日本橋三越本店の乗馬サロン「ピアッフェ」他、シップスなどのセレクトショップや百貨店で扱われている。
2014年01月05日フィーゴはイタリアのアクセサリーブランド「Pierre-Louis Mascia(ピエール・ルイマシア)」の日本における独占輸入販売権を取得。14年秋冬物より日本での卸販売を開始する。同ブランドは、世界各国の有名メゾン、百貨店、ファッション誌のアートディレクションなどを多数手掛け、イラストレーターやアートディレクターとして活躍するフランス人のピエール・ルイマシアによる、プリントスカーフを中心に2007年にスタート。イタリア・コモで1933年創業に創業し、イタリアの伝統的な技術と、現代のレーザープリント技術をあわせ持ちシルクスカーフを得意とするアキーレピント社とのパートナーシップによって、フランスやイタリアの高感度セレクトショップを中心に展開されている。フィーゴは同社の既存ブランドであるイタリアのバッグ・革小物の「フェリージ」、トータルウェアの「アスペジ」、アイウェアの「アルエロデザイン」に続くブランドとして、スカーフを核とする同ブランドを新事業として育成を図る。
2013年11月15日アートマガジン『トイレットペーパー(TOILET PAPER)』誌とのコラボレーションで制作され、女優の菊地凜子がモデルを務める「ケンゾー(KENZO)」13AWの広告キャンペーン。そのビジュアルにフィーチャーしたポップアップショップが、伊勢丹新宿店メンズ館2階にオープンした。期間は11月5日まで。ブランドの13AWの新アイコンである「EYE(瞳)」や、”クラウド(雲)””フライングタイガー”柄などがモチーフのコレクションの他、人気のスウェットやTシャツ、iPhoneケースなどが扱われる。星条旗プリントに「EYE」の3D刺繍が施されたスウェットは、伊勢丹とオープニングセレモニー、表参道ジャイルでのポップアップショップのみでの取り扱いで、グレーは伊勢丹限定。トイレットペーパーは、マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)とピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari)が、マイコル・タルソ(Micol Talso)のアートディレクションの元、2010年にスタート。13年6月にトイレットペーパーのイメージがパリの美術館「パレ・ド・トーキョー」の正面ウインドーを飾ったのがきっかけで、ケンゾーとのコラボレーションに発展したという。
2013年10月24日20世紀のフランスを代表する作曲家のひとり、フランシス・プーランクの没後50年を記念したコンサートが、10月23日(水)に東京オペラシティで開催される。「没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ」の公演情報1899年生まれの生粋のパリジャンであり、軽妙でフランス風のユーモアとアイロニーが混在した“エスプリの作曲家”プーランク。同時代に活躍した作曲家たち―ルイ・デュレ、アルテュール・オネゲル、ダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェール、ジョルジュ・オーリックらとともに「フランス6人組」と呼ばれ、1963年に心臓麻痺で亡くなるまで、ピアノ曲、声楽曲、室内楽曲、宗教曲、管弦楽曲、バレエ音楽、オペラなど幅広いジャンルの作品を発表。その作風は、軽やかさと重々しさ、憂鬱さと陽気さ、世俗性と宗教性など、相反する要素を併せ持ち、当時のパリのプレス紙で「ガキ大将と聖職者が同居している」と評された。今回のプロジェクトでは、エスプリに富んだ室内楽から敬虔な祈りに満ちた宗教曲まで、プーランクの初期から晩年までの様々な編成の作品が一度に取り上げられるという、非常に稀な機会だ。プログラムの前半は室内楽が中心。初期の「3つの小品」、第二次大戦中に書かれた「メランコリー」、20世紀初頭にフランスで活躍した詩人アポリネールの詩に曲をつけた「モンパルナス」、ジャン=ピエール・ランパルが初演した「フルート・ソナタ」、最晩年の「クラリネット・ソナタ」、そして、室内楽の最高傑作「六重奏曲」が披露される。後半はオーケストラ作品2曲。オルガンの多様な音色で描かれ、宗教的厳粛さと通俗性が混在する「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」。そして、ニューヨーク音楽批評家賞を受賞した20世紀最高の宗教曲のひとつ「スターバト・マーテル」だ。プログラム同様、出演者も多彩。ソリストには、国内オーケストラの主要メンバーやソリストなどで活躍する旬の若手演奏家たちを起用。指揮はバッハ・コレギウム・ジャパンを主宰し、「バッハ演奏の権威」として世界的な評価を得ている鈴木雅明が務める。「没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ」は、10月23日(水)に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルで開催。チケットは発売中。●没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ[日程・会場]2013年10月23日(水) 19:00開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル[出演]鈴木雅明(指揮)、菊地裕介(ピアノ)、臼木あい(ソプラノ)、上野由恵(フルート)、大島弥州夫(オーボエ)、伊藤圭(クラリネット)、黒木綾子(ファゴット)、福川伸陽(ホルン)、鈴木優人(オルガン)、新国立劇場合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団
2013年10月17日代官山のヴィアバスストップミュージアムに13日、バッグブランド「バーバラ・リール(BARBARA RIHL)」のポップアップストアがオープンした。同日行われたパーティーに合わせデザイナーのバーバラ・リールが来日。彼女はウィーン出身、パリ在住。ジル・サンダー、カール・ラガーフェルドでファッションデザイナーとして、経験を積み、その後フリーランスに。夫は世界的に有名なパティシエ、ピエール・エルメ。ユニークなイラストが描かれたバッグには、ファッショニスタの注目が集まる。——アジア各国を回られての来日ですね。今回、DFSと契約をしたばかりなんです。世界各国の空港にコーナーを設けることになるでしょう。私のコレクションは、「旅」がテーマ。旅の幸せ、楽しさを表現しているものなので、空港という場所にはぴったりなんです。――もともとファッションデザイナーとしてのキャリアがありながらバッグを作ろうと思ったのは?とにかく旅が大好きで、旅をしていると本当に幸福を感じるのです。ですから、旅と関係のあるものを作りたい、それにはバッグだ、ということになったわけです。アクセサリーやバッグというのはファッションに比べてけっこう自由な世界で、可能性がたくさんあります。つまり発想に応じていろいろなものをいろいろな方法で作ることができるわけです。デザイナーとしては、女の子の絵を描いたりするわけですが、その後、ショップの世界観を形作るために、什器のデザインや女の子をモチーフにしたショップディスプレイ用のボードを作ったりしています。――コレクションの幅が広がりましたね。今シーズンのテーマは?いくつかあるんですが、ワンちゃんを散歩させるように、ペットを抱っこするようにバッグを持つというのがテーマの一つです。バッグを持つのって、犬を抱っこするような感覚と似ているでしょう?そんな風に、バッグを自分のペットみたいに抱っこして旅行に連れて行くシーンをイメージしています。――バッグを製作する上でのこだわりは?作り方というよりも作る場所、つまりフランス国内で作るということにこだわっています。私には、パリでのファッションデザイナーとしての長年の経験があり、様々な技法を知っているつもりですが、やはりフランス国内で作る方がその技法を活かすことができます。もう一つ、パリやフランスで出合う食べ物からインスピレーションを受けることもありますし、カラーリングやディテールのデザインなどには、建築、コンテンポラリーアートから影響を受けているものもありますね。――日本は何回目ですか?ええと、20回目くらい!(笑)。日本が大好きなんです。非常に創造性の豊かな国だと思います。日本人は遊びが好きで、明るいし、クリエーティブなものが好きだから、私と相性が良いんです。特に日本の女性はクリエーティビティーに対して非常にオープンという印象を受けますね。――これから世界中にどんどんショップが広がりますね。シンガポールや韓国などの主要なショップでコーナーを持つことになっていますし、日本でも、コーナーで展開していきたいと思います。
2013年09月20日2013年10月14日(月・祝)から10月19日(土)まで開催される国内最大級のファッションイベント「MBFWT」こと「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデスベンツファッションウィーク東京)」に合わせ、渋谷ヒカリエで2013年10月10日(木)から23日(水)まで、様々なコラボレーション企画を実施する。「MBFT」は日本のファッションやクリエイションの発信強化とグローバル化を目的としたイベントで、2012年10月と2013年3月に続き、3度目の開催となる。今回、同イベントの会場でもある渋谷ヒカリエがコラボレーション企画を実施。今秋のトレンドであるブリティッシュモチーフやチェックパターンを取り入れた限定商品の販売や、飲食フロアでの特別メニューの提供、イベント参加デザイナーの展示会などを行う。ファッション・ビューティーフロアでは、帽子の「カシラ デリカ」レッグウェアの「17℃ バイ ブロンドール」などの8店舗で、ブリティッシュモチーフやチェックパターンをあしらったファッション雑貨を販売する。スイーツフロアでは「ジョトォ」や「京橋千疋屋」といった18の人気店が、限定のオリジナルスイーツを展開。洋菓子から和菓子まで幅広いラインナップとなっている。また、6階、7階、11階の飲食フロアでは、「バカルディ ラム」「ボンベイ・サファイア ジン」の協力のもと、「MBFT」参加ブランドをイメージしたオリジナルカクテルを提供。注文した人の中から抽選で、各ブランド制作のプレゼントがもらえるという企画も行われる。さらに、8階クリエイティブスペース「8/(はち)」では、イベント参加デザイナーの展示会を開催。一部展示会では即売会も実施される。【イベント概要】■Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO期間:2013年10月14日(月・祝)~10月19日(土)会場:渋谷ヒカリエヒカリエホール他■渋谷ヒカリエ「MBFWT」コラボレーション企画「Zakka Runway」期間:2013年10月10日(木)~10月23日(水)参加店舗:カシラ デリカ、17℃ バイ ブロンドール、ShinQsパーツジョイスト、ビジンネス バイ サザビー、スミス、ラムフロム、カーサ ヴィア バス ストップ、イベントステージ2(ティラ マーチ+デービッド・ヒックス)「Sweets Runway vol.8」期間:2013年10月10日(木)~10月23日(水)参加店舗:ベリーデコ、フェーヴ、ジョトォ、桂新堂、京橋千疋屋、ラ ブランジュリ キィニョン、ル ショコラ ドゥ アッシュ、ル パン ドゥ ジョエル・ロブション、マリアージュ フレール、三隅勝栄堂、OSUYA GINZA、パティスリー・サダハル・アオキ・パリ、ポール バセット、ピエール・エルメ・パリ、Richu濱田家、天平庵、ヨロイヅカファーム・トーキョー、瑞花「MBFWT Designers’Cocktail Runway vol.2」期間:2013年10月10日(木)~10月23日(水)参加店舗:6階旨酒・料理 酢重ダイニング、CAPRICCI、牛たん炭焼 利久、京洋食 あかつき、渋谷 水刺齋7階Bar Español LA BODEGA、Rice people,Nice people!、Côte de Rouge Rôti、FLOWERS Common、Cafe&Grill SIZZLe GAZZLe11階THE THEATRE TABLE※上記「渋谷ヒカリエ」内店舗のほか、メルセデス・ベンツ コネクションでも実施「インスタレーション・展示会」会場:「COURT」期間:2013年10月15日(火)~10月21日(月)営業時間:11:00~20:00会場:「CUBE1・2・3」期間:2013年10月16日(水)~10月29日(火)営業時間:11:00~20:00元の記事を読む
2013年09月15日パリのギメ美術館(Musee Guimet)にて、『美味しんぼ』の海原雄山のモデルとなった芸術家・北大路魯山人の展覧会「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」が来月9日まで開催されている。京都・東京の国立近代美術館や世田谷美術館など日本全国から集められた魯山人の磁器、陶器、漆、屏風などが並ぶ。91点の作品群は、日本の「間」を意識して連続で展示される。展示空間に対し斜めの導線を採用し、フレームが連続することにより日本の柱と梁が続く空間を生み出した。空間コンセプトを手掛けたのは南木隆助。魯山人の代表作の一つ『日月椀』を中心とした約25mの曲面には、写真家の上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』が並べられ、視覚と歩く感覚の両方で「時間の変化」を訴えることを企図。また、魯山人の美食家・料理人としての一面を伝えるために、「京都菊の井」「銀座久兵衛」など日本の著名店と協力して映像を制作。カウンターやテーブルを設けたオーガンジー製の「光の家」の中に店の卓上の様子を再現した体験型インスタレーションを設けた。最終日の18時半からは、菊の井主人・村田吉弘とピエール・ガニェールによるトークセッション「料理における美と感動」を予定。ギメ博物館内の書店やフランス国立美術館連合の書店では、日経ナショナルジオグラフィックによる特別カタログ(フランス語版)も販売される。【イベント情報】「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」会場:フランス国立ギメ美術館特別展示室住所:パリ16区イエナ広場6会期:9月9日まで時間:10:00から18:00休館日:火曜日入場料:8ユーロ
2013年08月11日