フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』より、衣装カメラテスト映像がシネマカフェに到着した。11月3日より絶賛公開中の本作は、「犯人の座」をめぐり3人の女たちが駆け引きを繰り広げるという一風変わったストーリーとともに、舞台となる1930年代のスタイルと魅力的なファッションを着こなすキャストたちも話題だ。この度公開となったのは、衣装フィッティング&照明テストの特別映像。衣装や照明、俳優のカメラの映り方を本編撮影前にテストした、役者たちの素の表情と衣装の数々が収められた貴重な映像となっている。優雅な音楽が流れるとともに、1930年代を象徴するような煌びやかな衣装をまとった主要キャストらが姿を現す。映像の前半には、マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)とポーリーヌ(レベッカ・マルデール)が登場し、最初は家賃を滞納するほど貧乏だった2人の地味な服装が、映像が進むにつれ、互いに女優と弁護士として成功をおさめ、装いがだんだんと豪華になっていく部分に注目。特に人気女優としてスター街道を駆け上るマドレーヌのドレス姿は、思わず見とれてしまうほどの美しさだ。さらに、さすがの存在感で大物女優のオーラを振りまくオデット・ショーメット(イザベル・ユペール)の姿も映し出される。衣装デザイナーのパスカリーヌ・シャヴァンヌは、当時“聖なる怪物”とも呼ばれた、伝説の舞台女優サラ・ベルナール(1844-1923)をオデットのモデルにした、と話す。ユペールの衣装は、無声映画時代に活躍した一昔前の大女優であることを表現するために、あえて本作の舞台から約30年前の1900年代の流行を取り入れたものとなっており、若さが眩しい主演2人と対照的に描かれる。「わたしがやりました」と殺人を自供した若手女優と、彼女を助ける新人弁護士、そして犯人の座を奪い取ろうとするベテラン女優オデットなど、個性的なキャラクター揃いの本作では、衣装が役柄を表す大きな役目を担っている。シャヴァンヌのこだわりぬいた1930年代のスタイルと、細部までこだわりが詰まった衣装の数々に注目してほしい。『私がやりました』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月12日フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』より本編映像が解禁され、八館ななこと大島依提亜によるオルタナティブポスターが公開された。11月3日より絶賛公開中の本作。軽快なテンポで進められていくミステリーとコミカルなキャラクターたち、華やかな衣装と美術といった多くの魅力を持つ本作に心を奪われる観客が続出し、週末のミニシアターランキングでは見事に第1位を獲得。そんな本作より、本編映像が解禁。プロデューサー殺しの容疑者として逮捕され、ルームメイトで弁護士のポーリーヌ(レベッカ・マルデール)と裁判に挑んだ、売れない女優マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)。答弁では「自分が殺した」と供述しながらも社会から虐げられている女性たちの気持ちを代弁した感動的なスピーチが陪審員の心を掴み、見事無罪判決を勝ち取る。今回解禁となった映像には、世間を騒がせた裁判の結果が、翌日多くの新聞に取り上げられ、さらに2人が住むアパートにたくさんの花が送られてくる場面から始まる。マドレーヌは、彼女を絶賛する紙面を嬉しそうに読み上げるが、中には“殺人犯のスキャンダラスな成功は退廃的な社会の象徴だ”、”三流女優への称賛など嘆かわしい”などと批判する記事も…。しかし世間ではマドレーヌに賛同する声が多く上がっており、裁判の手助けをしてくれたポーリーヌの額にマドレーヌは感謝のキスをする。まるで映画のフィナーレのようなシーンだが、実はまだ物語の中盤。その後マドレーヌはスター女優への階段を駆け上り、ポーリーヌは人気弁護士として活躍していくが、このあと絶好調の2人に更なる災難が襲い掛かるのだった…。固い絆で結ばれたふたりの若い女性が友情を武器に社会と戦う様子を描いた本作は、熱いシスターフッド映画でもある。ポーリーヌを演じたレベッカ・マルデールはインタビューで「一見すると彼女たちは、ブロンド(金髪)とブルネット(黒髪)、能天気な女優と聡明な弁護士という、典型的なライバル関係にあるように見えるかもしれない。でも、彼女たちの絆と共犯関係は、互いをより強い存在にする」と、ルッキズムの固定観念を崩す設定が、本作の面白いポイントであることを明かしている。果たして彼女たちは次々に降りかかってくる困難を解決することができるのか?物語が二転三転する、痛快クライムミステリーの結末をぜひ見届けてほしい。また、イラストレーター・画家の八館ななこと、アートディレクターの大島依提亜が手掛けたオルタナティブポスターが到着。映画の舞台となる1930年代をも彷彿とさせるクラシカルな世界の中に、事件の痕跡を感じさせる毒気がちりばめられた、美しく魅惑的なポスターになっている。イラストを手掛けた八館氏は、本作について「1930年代を生きる繊細な女性たちならではの、毒々しくも華々しい豹変ぶりに良い意味でゾクリとしました。また、毒がありながらもユーモアと魅力に満ちた登場人物たちにも愛着が湧いてきます。本作は、1930年代スタイルを堪能しながら、女性の地位をユーモア満載に魅力的に探求したオゾン監督ワールドをお楽しみいただけると思います!」とコメント。また大島氏も「今年2本フランソワ・オゾン作品に携わらせて頂いたこともあり、せっかくなので『焼け石に水』以降のオゾン監督作(20作)を観返しました。その僕が保証します。今作は相当面白い!!」とコメントしている。こちらのオルタナティブポスターは11月9日(木)11時よりギャガ公式オンラインストアにて限定販売も開始している。『私がやりました』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月09日世界三大映画祭の常連で、映画ファンからも高い支持を得ている監督の一人として挙げられるフランソワ・オゾン監督。最新作『私がやりました』は、本国フランスで100万人を動員する大ヒットを記録して話題となっています。そこで、日本公開を前に主演を務めたこちらの方にその魅力についてお話をうかがってきました。ナディア・テレスキウィッツさん【映画、ときどき私】 vol. 612パリで起きた有名映画プロデューサー殺人事件で、容疑者から一躍スターになる若手女優のマドレーヌを演じたナディアさん。フランスのアカデミー賞と言われるセザール賞では有望若手女優賞を昨年受賞し、今後の活躍が期待されている注目の存在です。今回は、現場の様子や大女優との共演エピソード、そして日本での忘れられない思い出などについて語っていただきました。―フランソワ・オゾン監督といえば、現在のフランス映画界を代表する監督の一人でもありますが、ご一緒されてみていかがでしたか?ナディアさん今回は私たちと一緒に1930年代に飛び込んでくれましたが、彼は毎回違う世界観の作品を描き続けているので、本当にユニークな映画監督だと思います。映画を作るのが楽しくてたまらないというのも伝わってきて、少年のような心を失っていない映画監督なんだなという印象を受けました。―どのような演出をされていたのかについても、教えてください。ナディアさん演技指導はとても細かいですが、いつも優しく付き合ってくださるので、監督との仕事は何にも変えられない喜びでした。オゾン監督は同じ俳優を繰り返し起用することが多いというのもあって、俳優たちとファミリーのような関係性を作り上げていますが、周りとの向き合い方も素晴らしいと思ったところです。とても尊敬しています。この作品ではそういう方々に囲まれて演じることができて私はとても幸せでしたが、監督自身もみんなと一緒に映画を作れることをすごく喜んでいるのを感じたほど。そんな彼のファミリーの一員になれていたら、とても光栄なことだと思っています。イザベル・ユペールさんには発見もあった―共演者であるイザベル・ユペールさんにも以前取材させていただいたことがありますが、本当に素敵な方でした。フランス映画界が世界に誇る大女優との共演では、どんなことを感じましたか?ナディアさんイザベルさんとの共演ということで、実は少し萎縮してしまうのではないかなと考えていたことがありました。でも、現場でご一緒してみたら、そんなことはまったくない。本当に素晴らしい演技をする方なので、共演をしてみて刺激を受けました。でも、普段はとても“普通の方”なので、それは発見でしたね。あと、これはイザベルさんだけではなく、みんなに言えることですが、この現場に来ることや役を演じること、そしてこの物語を語れることに幸せを感じているのが伝わってきました。父親役のベテラン俳優であるアンドレ・デュソリエさんなんて、「オゾン監督の現場に来たら、ゼロからはじめなきゃいけないんだよ」と言っていたほど。そういう気持ちで現場にいるというのはすごく美しいことだなと実感しました。―また、劇中ではマドレーヌが家父長社会であった時代に女性の権利を自分でつかみ取ろうと徐々に変化していく姿が描かれているのが印象的でした。ナディアさんマドレーヌは自分の考えよりも、都合のいいほうに動こうとする日和見主義的なところが最初はありましたが、ある時点から彼女の言動が政治的になり、いろんなことを自覚するようになっていきます。特に、1935年頃といえば、女性には選挙権もなく、小切手を持つことさえも許されていなかった時代。自由も平等もなかったからこそ、自分自身の声を聞いてもらいたいという思いが、いつしか家父長制度に対する反抗や権利を主張へと繋がり、マドレーヌを変えていったのです。これからも戦い続けなければいけないと感じている―まだまだ男性社会と言われている映画界のなかにいるという意味では、ご自身にも通じるところはあったのでは?ナディアさん確かに、この話には2023年を生きる私たちにも共鳴する部分があると感じています。実際、私たち女性にとって、まだまだ道のりは長いなと感じることもありますから…。だからこそ、俳優として現代に通じるメッセージ性を持った映画で、そういう思いを抱えた女性を演じられたことは私にとってはうれしいことでした。最近のフランス映画界でも、興味深い女性の役はどんどん増えていますし、女性監督も台頭してきているので、それは素晴らしいことですよね。でも、これからも女性は戦い続けなければいけないなとは感じています。―確かにその通りですね。また、マドレーヌのようにピンチがチャンスに転換したような経験はありますか?ナディアさんこれはいい質問ですね!最悪から最高という話ではありませんが、実はもともと俳優を職業にするつもりはなくて、最初はお小遣いや家賃を稼ぐつもりで始めたのがきっかけでした。その後も学業のかたわらで演技を続けていましたが、それがうまくいき、いまでは俳優が仕事になったので、それが私の人生のなかで大きく変わったことだなと思います。あと、マドレーヌとの共通点をあげるとすれば、あまり先のことを考えずに行動する部分かなと。生きることが素直に楽しいと思えるところも、似ている気がします。でも、私は嘘をつくことにストレスを感じるタイプなので、マドレーヌみたいに嘘はつけないですね(笑)。日本の文化には感動すら覚えている―では、日本にまつわるエピソードや日本の好きなものなどがあれば、お聞かせください。ナディアさん2019年の東京国際映画祭で最優秀女優賞をいただいたのですが、ありがたいことにみなさんから温かいおもてなしをしていただいて、「私はなんてラッキーなんだろう!」と思いました。でも、実はそのもっと前から日本との縁というのを私はずっと感じていたんですよ。というのも、私はフランスとフィンランドのハーフなんですが、フィンランドには日本の庭園がとても多く、日本に魅了されているおじいちゃんとよく一緒に散歩していたからです。あとは、宮崎駿監督の映画は何回も観ていますし、日本映画や日本文学も大好き。いまは、村上春樹さんの本を読んでいます。日本人の他人に対してリスペクトがある文化には、感動すら覚えているほどです。―そのように言っていただけてうれしいです。ナディアさんそれからもうひとつ、来日したときに驚いたのはムーミンの人気がすごいこと。フランスではほとんど知られていないのに日本ではみんな知っていて、「ムーミンはメイド・イン・ジャパンです」なんて言っていた人もいたくらい(笑)。「フィンランドの漫画ですよ」といっても信じてもらえなかったのですが、それくらい浸透しているんですよね。―フィンランドと日本には、通じ合うものがあるのかもしれません。ナディアさんだとしたら、とっても素晴らしいことですよね!信念と確信を持って進んで行けば大丈夫―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。ナディアさん若い頃はまだ自分が何者かをわかっていない時期でもあるので、なかなか難しいこともあるかもしれません。私自身もまだ模索している最中なのでアドバイスをするのはおこがましいですが、言えるとすれば「好奇心を持ち続けること」。自分の殻に閉じこもらずに、外の世界にアンテナを張り続けるのは大事だと考えています。それからもうひとつは、「簡単に諦めてはいけない」ということ。すぐにダメだと感じてしまう人も多いと思いますが、もう少し辛抱したうえで、「信念と確信を持って進んで行けば大丈夫!」という気持ちを忘れないでほしいです。どんなことでも、とことん最後まで突き詰めてみてもらえたらと思っています。インタビューを終えてみて…。終始ニコニコとかわいらしい笑顔を浮かべていて、とにかくチャーミングなナディアさん。一瞬で相手を惹きつける魅力があるだけに、オゾン監督が自身の作品で主演に抜擢したのも納得です。今後、幅広い役柄でフランス映画界を盛り上げてくれる存在となるのを期待したいと思います。激しい駆け引きから目が離せない!ユーモアを織り交ぜつつ、クライマックスまで見事な盛り上がりで観客の心をつかむオゾン流クライムミステリー・エンターテインメント。最高にお洒落で魅力的な女性たちの姿にも、誰もが虜になってしまうはずです。取材、文・志村昌美ストーリーパリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺され、貧乏な若手女優マドレーヌが容疑をかけられる。法廷に立たされた彼女は、正当防衛を主張。ルームメイトで新人弁護士のポーリーヌが書いた「自分の身を守るために撃った」という完璧なセリフを読み上げ、見事に無罪を獲得するのだった。悲劇のヒロインとして時代の寵児となり、容疑者から一躍人気スターの座へと駆け上がったマドレーヌ。豪邸に引っ越し、ポーリーヌと優雅な生活を始めるが、とある女性が彼女たちを訪ねてくる。その女性とは、いまや目にすることも少なくなったかつての大女優オデット。彼女は、プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだと主張するのだった。果たして、「犯人の座」は誰の手に…。続きが気になる予告編はこちら!作品情報『私がやりました』11月3日(金・祝)TOHO シネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー配給:ギャガ(C)Marta Bevacqua(C) 2023 MANDARIN & COMPAGNIE ‐ FOZ ‐ GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA ‐ SCOPEPICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
2023年11月02日フランスで100万人を動員したサスペンス・コメディ『私がやりました』が、11月3日(金)に公開される。監督は、日本でも人気のフランソワ・オゾン。どこから見てもオシャレ感ただよう1930年代のパリが舞台。成功を夢見る“ひよっ子女優”とルームメイトの“新人女性弁護士”が、有名映画プロデューサーの殺人事件に巻き込まれ、いや、あえて巻き込まれて、人生を変えていく、……なんてだけじゃ終わらない、エスプリの効いた作品だ。『私がやりました』フランソワ・オゾン監督作品は、ことし日本公開3本目。2月に公開された『すべてうまくいきますように』(2021)は、安楽死がテーマの人間ドラマでソフィー・マルソーが主演。6月の『苦い涙』(2022)はドイツの鬼才ファスビンダー作品をリメイクした風刺ドラマ。イザベル・アジャーニが出演していた。そして本作はサスペンス・コメディ。オゾン監督の、映画の素材選び、役者選びは自由自在なのだ。舞台は、1930年代のパリ。新人女優のマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)は、映画プロデューサーの大御所に声を掛けられ豪邸を訪ねるが、役とバーターで愛人関係を要求され失意のまま帰宅。しかしこともあろうにそのプロデューサーの殺害事件が起きて、彼女が容疑者となってしまう。恋人との仲もうまくいかず、気分はどん底。そんな窮地の中、彼女のルームメイトのポーリーヌ(レベッカ・マルデール)が、「これは逆にチャンスかも…」とある計画を思いつく。それは、犯行を自供し、「身持ちの堅い女性が男性に襲われて名誉と身を守るために反撃した」と正当防衛を主張、これで名声を勝ち取るという法外な案だった。果たして、法廷で、“パワハラ被害にあった新人女優”を演じきったマドレーヌは無罪を勝ち取ると、悲劇のヒロインとして一躍時の人に。ポーリーヌにも弁護のオファーが殺到。すべてが順調に動くように思えたが、そこに、とんでもない“ヴィラン”の登場。すっかり落ちぶれたサイレント時代の大女優・オデット(イザベル・ユペール)が現れて……。破天荒な展開なのだが、映画にテンポがあって、どんどんとのせられてしまう。いまのフランスを代表する俳優、イザベル・ユペール。これが、主役でなく、どちらかというと脇の、しかも悪女役。登場した途端、その存在感たるやスゴイ。主役を演じるナディアとレベッカのふたりは、若手有望女優といっていいが、ユペールを始め、脇役はシブい役者が揃った。オゾンの『すべてうまくいきますように』で父親役を演じたアンドレ・デュソリエ、『しあわせの雨傘』のファブリス・ルキーニ。今年4月に公開されたクリスチャン・カリオン監督の『パリ・タクシー』で主演したダニー・ブーンも、ちょっとウサンくさく見えるところが魅力のステキな役を演じている。そんな登場人物たちを一層際立たせているのが、気配りの行き届いた、セットや衣装などのディテール。時代は1935年の設定。第二次世界大戦までにはまだ多少時間がある。アールデコの時代が続いている。そんなパリの小さな通りをセットで作り、ヨーロッパの各地に残る建造物でロケもして再現。衣装は当時の雰囲気を壊さない程度に現代的なアレンジを加えている。オゾン監督は、「1930 年代スタイルを楽しみながら再現したけれど、一見時代遅れに見える素材を使っ て、今の時代にも通じる生き生きとしたテンポ感で、現代性を強調することができたんじゃないかな」と語っている。映画マニアでもある監督。本作でその「精神を模倣したい」と考えて、参考としてスタッフに観させたのは、エルンスト・ルビッチや、サッシャ・ギトリ(そういえばことし春、シネマヴェーラ渋谷で特集上映があった)のソフィスティケートなコメディ。マドレーヌとポーリーヌが映画に出かけるシーンで、映画館にかかっているのは『ろくでなし』(1934、『悪い種子』と訳されることもある)。ルビッチの弟子ともいえる名匠ビリー・ワイルダーがナチスドイツから逃れ、フランスで撮影した記念すべき監督デビュー作である。たしかに、この映画、本作のちょっとした人間関係と似たところがあるような。そんなふうに、古き良き映画の匂いも漂わせながら、監督が遊び心いっぱいで楽しく創った作品。上映時間は1時間43分。ちょうどいい感じ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C) 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA - SCOPE PICTURES - PLAYTIME PRODUCTION
2023年10月30日フランソワ・オゾン監督が“『8人の女たち』『しあわせの雨傘』に続く、女性の人生を魅力的に探究したトリロジーの最終章”と定義している最新作『私がやりました』。クライムミステリーでありながらコメディ要素が強く、誰もが楽しめるエンタメ作品である本作の製作の裏側を明かすフランソワ・オゾンのコメントが到着した。まず企画の成り立ちについて、「映画の企画を考えていた当時は、コロナ禍のロックダウンやウクライナでの戦争などで社会が落ち込んでいる時でした。厳しい現実と戦うためにも、気まぐれさや明るさが必要な時代だと思ったんです」と監督。「だから僕は、自由な登場人物たちが、テンポ良く気の利いた会話を繰り広げ、どんどん事件が展開していくコメディを描こうと思い付いたんです」と、時代のニーズにあわせた作品を提案したと明かす。物語のアイディアを得たのは、1930年代に書かれた戯曲から。大まかな筋書きは戯曲を活かしつつ、現代性を反映し“オゾン流”に脚色しており、その理由を「登場人物や細かな設定は新しく加えたけれど、女性が抱える問題に関しては1930年代の文脈を保ったんです」と言う。そして「男性社会に抑圧されていた女性たちを描いていたら、現代にも通じる問題にたどり着いたからね」と、脚色の際に新たな視点を発見したことを語る。さらに、「『しあわせの雨傘』から約10年、『8人の女たち』からは20年以上が過ぎました。『8人の女たち』では家父長制を否定し、『しあわせの雨傘』では家母長制を描いたから、今回はフランス社会を支配する家父長制の中で女性たちが生き抜いていく姿を描きたいと思ったんです」と過去作にも通ずるテーマで映画を作ることを決めたという。時代背景のリサーチを通して、オゾン監督が強く興味を引きつけられたのは、当時実際に起きた殺人事件の数々。「当時の女性は選挙には投票できないし、小切手も持てませんでした。そんな時代のニュースを飾ったのは、多くの女性犯罪者だったんです」といい、「性的虐待を受けていた実の父親を殺害したヴィオレット・ノジエールや、非道なハラスメントを理由に雇用主を殺害した使用人のパパン姉妹が有名どころ。100年前に女性が犯人だということから大きな注目を集めた事件を、現代の視点で見てみたら興味深いと思った」と、現代にも通ずる“女性の自立”を妨げるもののヒントを得たという。「『私がやりました』の主人公は若い2人の女性。貧乏で家賃が払えず困窮しているのだけど、知性と洞察力を武器に窮地を脱するんです。大げさで予想外でドラマチックな茶番劇の中でバカバカしさを煽るっていう演劇的手法は、この物語にとっては理想的なやり方だったと思います。一見時代遅れに見える素材を使って、今の時代にも通じる生き生きとしたテンポ感で、現代性を強調することができたんじゃないかな」と語り、作品の出来に自信をのぞかせている。『私がやりました』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月29日有名映画プロデューサー殺人事件をめぐって女たちが駆け引きを繰り広げる『私がやりました』より本編映像が解禁された。本国フランスではフランソワ・オゾン監督作のなかで『8人の女たち』(02)、『しあわせの雨傘』(10)に次ぐ、動員100万人超えの大ヒットを記録した本作。“犯人の座”を巡って、年齢も性格も異なる女性3人の攻防が描かれる、一風変わったクライムミステリーだ。この度解禁となったのは、主人公のマドレーヌとその弁護を引き受けたポーリーヌのふたりが結託して判事に立ち向かう姿が描かれる本編映像。有名映画プロデューサーのモンフェラン(ジャン=クリストフ・ブヴェ)を殺害した疑いをかけられた売れない女優マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)。彼女の弁護を担当することになった親友で新人弁護士のポーリーヌとともにラビュセ判事(ファブリス・ルキーニ)の取調室へとやってくる。女性の犯罪は全て痴情のもつれによる犯行だ、と言わんばかりに失礼な見解を挟みながら大げさな推理を披露するが、それを聞いたマドレーヌとポーリーヌは呆れ果てる。「情状酌量で刑期は5年」と聞くと、「20年よりマシだけど、長い」と冗談を飛ばし余裕を見せるマドレーヌ。凶器の銃が、マドレーヌが所持していたものと同じだったことを証拠としてあげる判事だが、ポーリーヌは「パリ市内に同じ銃は山ほどある」と反論し、マドレーヌの盾となって立ち向かっていく。映画の舞台である1930年代のフランスは完全な男性優位の社会で、女性たちは投票権もなく抑圧されながら生きていた。ラビュセ判事の言葉の節々からそんな時代背景を感じさせ、男性の偏見を逆手に取り、ブラックユーモアとして我々に突き付けるオゾンの手腕が光る。若くて社会的地位もなければお金もないマドレーヌとポーリーヌは、判事の強引な憶測によって心に火をつけられ、この逆境で捨て身の人生大逆転の方法を思いつくのだった…!まさに物語の起点ともいえるシーンの本編映像となっている。また、主人公を演じたふたりのフレッシュな新人女優とフランスを代表するベテラン俳優陣の全員が一つになり、テンポの良いセリフの掛け合いが楽しめるのも本作の魅力的なポイントの一つ。Netflixの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」のジャン=クリストフ・ブヴェも殺害されるプロデューサー役で出演。コミカルで独特な存在感を発揮している。『私がやりました』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日映画『私がやりました』が11月3日(金・祝) に公開される。このたび、本作のメガホンを取ったフランソワ・オゾン監督と、若々しいヒロイン2人に立ちはだかる重要なキャラクター・オデット役を演じたイザベル・ユペールがお互いを讃え合うコメントが到着した。オゾン監督が今回題材に選んだのは、ユーモアとブラックジョークにあふれたクライムミステリー。ある事件の“犯人の座”を巡って、年齢も性格も異なる女性3人が駆け引きを繰り広げていく一風変わったストーリーになっている。主人公のマドレーヌとポーリーヌ役は、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデールが演じる。オゾン監督とユペールがタッグを組むのは、2002年公開の映画『8人の女たち』以来21年ぶり。ユペールのキャスティングと撮影秘話を聞かれたオゾン監督は、「イザベル・ユペールはとても好きな女優。彼女のおかげで、僕自身映画監督の道を進んでこれたんだ」と自身のキャリアはユペールによって築かれた、と言わんばかりの強い思いを告白。続けて「僕はシネフィルで、イザベル・ユペールが出ている作品はほとんど網羅していたね。そんな映画好きの僕が『8人の女たち』で彼女と一緒に仕事ができたことは本当に夢のようだった」と昔からユペールの大ファンだったことも明かす。ユペールといえば、繊細であまり感情を出さない人物を演じることが多いが、オゾン作品では“コメディ・タッチ”な彼女を見ることができる。そのことについて「これまで彼女は、日本映画に出てくる女性のように、あまり感情を大げさに表現せずにただ涙を一筋をこぼすような役が多かったよね。そんな彼女が、僕のコメディでははじけてくれる。今回の作品でも『8人の女たち』でも、すごく誇張された、過剰な演技をしてくれたんだ。そんな彼女の演技は観客たちには大ウケするんだよ!」とオゾン作品でしか見ることができない彼女の魅力を嬉しそうに語った。また、ユペールは本作の脚本を最初に読んだ時のことについて「皆が犯人の座を奪い合うというプロットはねじれているけれど、そこにオゾンならではのフェミニズムがきちんと表れている。現代的で社会的な問題を、ユーモアをもって映画に取り入れているという点がオゾンの聡明さなの。シリアスな出方にはまった映画の形で伝えるのではなく、ちょっと迂回して、少し反道徳的で不敬なものも取り入れて描いてしまうのがオゾンのすごさ」とオゾンの独創的なアイディアを絶賛。さらに、フランスで動員100万人超えのヒットを記録している理由については、「彼の作品は毎回フランスでヒットするのよ。『グレース・オブ・ゴッド』のようなシリアスな作品から今回のようなコメディまで。彼の描くコメディは大衆にウケる面白いポイントをしっかりと押さえながらも、単なるドタバタ劇ではなく知性を感じるコメディなの」とフランスにおけるオゾンの人気の高さと、監督としての秀才ぶりを称賛した。<作品情報>映画『私がやりました』11月3日(金・祝) 公開公式サイト: MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
2023年10月24日フランソワ・オゾン監督作として、フランスで『8人の女たち』『しあわせの雨傘』に次ぐ動員100万人超えの大ヒットとなった『私がやりました』。パリの大豪邸で起こった有名映画プロデューサー殺人事件を描く本作で主役に抜擢されたのは、フランスの若手女優、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデールの2人。オーディションから選ばれた、まだ知られざる彼女たちの魅力を本人たちとオゾン監督からのコメントを交えてたっぷりと紹介する。イザベル・ユペールやカトリーヌ・ドヌーブ、シャーロット・ランプリングなど、フランス映画界の名だたる俳優たちがこぞって出演を熱望する名匠フランソワ・オゾン。名優たちに愛される一方で、『焼け石に水』『8人の女たち』『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエ、『17歳』のマリーヌ・バクト、『Summer of 85』のフェリックス・ルフェーヴルとバンジャマン・ボワザンなど、新人俳優の発掘にも定評がある。ちなみにルフェーヴルは本作で記者役として出演しており、早くもオゾンファミリーに仲間入りを果たしている。そんなオゾン監督が最新作の主人公マドレーヌとポーリーヌ役に選んだのが、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデールだ。セザール賞・有望若手女優賞フランスの新星【ナディア・テレスキウィッツ】本作では売れない若手女優を演じたナディア・テレスキウィッツ。これまでの出演作では『悪なき殺人』(19)で東京国際映画祭の最優秀女優賞、『Les Amandiers』(原題・22)ではフランス版アカデミー賞といわれるセザール賞の有望若手女優賞を受賞するなど、期待の新鋭として世界から注目を集めている。彼女が演じる本作の主人公マドレーヌは、自由奔放で無邪気な、行き当たりばったりな性格の女優。プロデューサー殺人事件に巻き込まれ、一躍「悲劇のヒロイン」として大スターに成り上がる。今回、1930年代の女優を演じるにあたって、ナディアは「ハリウッドの古典映画からヒントを得た」と述べ、役作りに挑んだという。また、もう1人の主役レベッカ・マルデールについて、「オーディションの時から彼女と私はすごく気が合った。きっと私たちは心を通わせることができると思いました」と実際の相性の良さが伺える話も。さらに、「フランソワが集めたイザベル・ユペール、アンドレ・デュソリエ、ファブリス・ルキーニ...素晴らしい俳優たちと一緒に仕事ができるのは、とても刺激的で、夢のような毎日でした」と、オゾン監督の新作に集った名俳優たちとの貴重な体験も語った。ナディアは今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された、ブノワ・マジメルとの共演作『ロザリー』(24)で多毛症の女性という役どころに挑んだり、次回作ではエル・ファニング、クリストファー・アボットら実力派俳優との共演を果たしたりと、世界的スター俳優への飛躍が期待されている。世界最古の劇団出身・演技派女優【レベッカ・マルデール】1680年から続く、由緒正しきフランスの劇団“コメディ・フランセーズ”出身のレベッカ・マルデールは、舞台での経験を活かし、今回主演の座を勝ち取った。オゾン監督からは彼女を起用した理由について「才能があることはもちろん、本作はセリフが文学調なのでそれを問題なく滑らかに発声できる女優であることも大切でした。そういった意味で、彼女はコメディ・フランセーズでの経験があるので、文学的セリフをこなすことについては非常に長けていました」と、レベッカの演技力を大絶賛する。そんな彼女が演じる役柄は、まだ駆け出しの弁護士。プロデューサー殺しの容疑をかけられた同居人のマドレーヌを助けるべく、弁護士として一世一代の勝負をかけて奮闘する。レベッカは「この脚本は私にとって、馴染みがありながらも、映画という新たな世界に誘ってくれるものでした」と、運命の出会いとなったことを語る。これまで舞台で活躍してきた彼女にとって、本格的に映画進出する新たな扉を開くきっかけになったようだ。また、「今回のチームには劇団のような団結の精神があった。大御所の俳優も若手の私たちも対等に扱われるし、彼らと一緒に演技をすることで、私たちもどんどん高揚していきました。私たちはまるで子どもが遊んでいるみたいに夢中になり、その喜びはスタッフにも伝わっていって、みんなで力を合わせてこのコメディに命を吹き込んだのです」と撮影現場の様子も明かした。フランソワ・オゾン監督から見た、それぞれの魅力オゾン監督は主役2人のキャスティングについて、「主演女優2人の選考には、映画を背負って立つだけの高い演技力が必要だったから時間をかけました。ナディアとレベッカのことはキャスティングの時に知って、彼女たちの出演作を見ていなかったので、どうなるか分からなかったけれど、一緒にリハーサルや台本読みを重ねて、2人の間に強いつながりを感じんです」という。「友情を語る映画だから相性は大事です。2人は互いにライバル視せずに協力関係にありました。安定感のあるコンビですし、大物共演者にも負けない」と本作の友情を象徴するような2人の相性、そして主演にふさわしい理由を熱く語っている。これまでの作品でも新人俳優と大物俳優をキャスティングし、その素晴らしい化学反応を楽しんできたオゾン監督は、「僕は作品のなかに有名な俳優と若い俳優を共存させるということがとても気に入っています。そうすることで、錬金術のようなものが生まれるんです。そして僕自身も俳優たちと共犯関係で作品を作っていくというのが、僕のパターンなんです」とオゾン流キャスティングの秘訣も明かした。『私がやりました』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月12日株式会社D.R Pocket(事業所:長野県岡谷市、代表取締役:今井 照明)は、オゾンの濃度を自動で制御するセンサ制御技術を独自開発し、有害なNOxを発生しないPureOテクノロジーと融合させたオゾン発生器「ZONER」(ゾナー)を完成させ、2023年10月12日(木)に販売開始いたします。オゾン発生器「ZONER」当社は創業以来受託の設計開発業務を行って参りましたが、コロナ禍に於いて会社方針を刷新。初めて自社製品の設計開発に取り掛かり、小さな会社での開発は困難続きでしたが、この度販売するに至りました。オゾンは細菌やウイルスの除菌に加え消臭にも効果があることが知られており、多くの方に安心してご使用いただける製品にいたしました。合わせて自社のECサイトもオープンし、法人、一般の方を問わず幅広く販売をいたします。ECサイトURL: ■特徴・独自のセンサ制御技術オゾンは濃すぎると人体に有害で、薄すぎると除菌、消臭効果が得られにくくなります。また、オゾン濃度は気温や家具の素材、日射量などの環境要因で大きく変わり、一般の製品の様に一定量のオゾンを出すだけでは室内濃度は一定にはなりません。「ZONER」は独自開発したセンサ制御技術により部屋のオゾンを安全で効果的な濃度に保ちます。・PureOテクノロジー一般的な放電式のオゾン発生器ではオゾン以外にNOx(窒素酸化物)などの有害物質を発生させてしまいます。「ZONER」では株式会社オーク製作所が開発した「PureOテクノロジー」を採用し純粋なオゾンのみを発生させています。これによりオゾン濃度の制御も可能になりました。放電式の様に金属やゴム、これらを使った家電、家具などに影響を与えません。・広い空間に対応90畳(150m2)までの部屋を効果的に除菌・消臭することができます。リビング、オフィス、店舗、高齢者施設、宿泊施設など様々な場所でご使用いただけます。・充実のタイマー機能シンプルで使いやすいOFFタイマー機能。さらにハイエンドモデルでは曜日や時間に合わせて細かく動作を設定でき曜日タイマーを搭載。外出時間にON、帰宅時間にOFFのように設定すれば、オゾン臭が気になる方もご使用いただけます。■無料貸し出し実施中実際の使用感を確かめていただくため無料貸し出しを実施しています。期間は1週間となります。申し込みURL: ■スタイルに合わせて選べる2つのモデル【ZA-01】使いやすさを高めたハイエンドモデル直感的に操作できるタッチパネルと暮らしや用途に合わせて詳細に設定できるタイマー機能など、より便利に使用できる機能を搭載しています。価格:125,000円(税別)/137,500円(税込)ZA-01【ZB-01】シンプルなエントリーモデル基本性能はハイエンドと同等で、お求めやすいスペックに洗練させたエントリーモデルです。はじめてのオゾン発生器設置にもおすすめ。価格:99,500円(税別)/109,450円(税込)ZB-01■外観使用イメージPureOテクノロジー搭載スマートエキシマUVランプ■仕様【ZA-01】外径寸法 :幅148mm 高さ270mm 奥行き191mm重量 :1.3kgオゾン生成ランプ:PureOテクノロジー搭載スマートエキシマUVランプ適用空間※ :5m2~150m2(3畳~90畳)オゾン生成量 :50mg/h安全機能 :人感センサ内蔵、オゾン濃度センサ、チャイルドロック電源 :DC12V 2A ACアダプター使用タイマー機能 :オフタイマー(1分単位(最大99時間))、曜日タイマーファン :高性能静音ファン操作方法 :タッチパネルその他機能 :おやすみモード【ZB-01】外径寸法 :幅148mm 高さ270mm 奥行き191mm重量 :1.3kgオゾン生成ランプ:PureOテクノロジー搭載スマートエキシマUVランプ適用空間※ :5m2~150m2(3畳~90畳)オゾン生成量 :50mg/h安全機能 :人感センサ内蔵、オゾン濃度センサ、チャイルドロック電源 :DC12V 2A ACアダプター使用タイマー機能 :オフタイマー(3、6、12時間から選択)ファン :静音ファン操作方法 :ボタン操作■会社概要商号 : 株式会社D.R Pocket(ディーアールポケット)代表者 : 代表取締役 今井 照明所在地 : 長野県岡谷市大栄町2-9-9設立 : 2011年9月事業内容: 自社製品の設計開発、受託設計開発資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社D.R Pocketお問い合せフォームURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』より場面写真が解禁された。フランスではオゾン監督作品として『8人の女たち』『しあわせの雨傘』に次ぐ大ヒットを記録した本作は、パリの大豪邸で起こった有名映画プロデューサー殺人事件の「犯人の座」をめぐり、3人の女たちが攻防を繰り広げるクライムミステリー・エンターテインメント。この度解禁されたのは、主人公のマドレーヌとポーリーヌ役のナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール、そして2人の前に立ちはだかるイザベル・ユペール演じるオデットらを捉えた場面写真6点。「私を逮捕して!」とばかりに両手を差し出し、法廷で大人数から熱い視線を浴びるマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)、そんな彼女と結託し何かを企んでいそうな新米弁護士ポーリーヌ(レベッカ・マルデール)。そして意味深な笑みを浮かべながら小切手を見つめるオデット(イザベル・ユペール)の様子など、ますます物語の展開が気になる場面写真の数々となっている。犯人の座を狙う魅力的な女性キャラクターたちのほかにも、ファブリス・ルキーニ演じるラビュセ判事、ダニー・ブーン扮するマルセイユ出身の成金パルマレード、マドレーヌの恋人の父で大企業の社長でもあるボナールら、本作のコメディ要素を強調するユーモアあふれる男性キャラクターたちの姿も。また1930年代のパリを舞台とした本作は、アールデコ調の美しいセットとキャラクターの個性が反映された衣装にも注目。当時の若手女優らしく、可憐なオーラ漂うマドレーヌと、対照的にマスキュランな装いのポーリーヌのフレッシュな主人公2人に加え、ひと際目を引くのはかつての大女優オデットの衣装だ。ヴィランにふさわしいダークカラーを基調とした“悪女感“満載の着こなしが覗える。“犯人の座“を奪い合うという全く予測できない展開はもちろん、“犯人立候補者”たちのゴージャスな衣装にも注目してほしい。『私がやりました』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日映画『私がやりました』が2023年11月3日(金・祝)に公開される。監督はフランソワ・オゾン。フランソワ・オゾン監督映画『私がやりました』映画『私がやりました』は、『Summer of 85』や『苦い涙』などを手掛けてきた監督フランソワ・オゾンが贈るクライムミステリー・エンターテインメント。パリの大豪邸で起こった有名映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をかけた、3人の女たちによる駆け引きと悪だくみを描いた作品だ。本国フランスでは、フランソワ・オゾンが手掛けた映画『8人の女たち』と『しあわせの雨傘』に次ぐ、動員100万人越えのヒットを記録した。主人公のマドレーヌとポーリーヌの正反対の性格の2人を演じるのは、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。2人の前に立ちはだかるヴィランのオデットはイザベル・ユペールが演じる。マドレーヌ…ナディア・テレスキウィッツ売れない新人女優。有名映画プロデューサーに襲われそうになったところを必死で逃げだし、ルームシェアをする親友ポーリーヌのもとへと向かう。彼女に出来事を打ち明けるが、すぐに警察がやってきてマドレーヌは事件の容疑者に。法廷で演技力と美貌を活かした陳述を披露し、一躍「悲劇のヒロイン」としてスターに。ポーリーヌ…レベッカ・マルデール新米弁護士。正当防衛を主張するようマドレーヌに完璧な台本を用意し、見事無罪を勝ち取る。オデット…イザベル・ユペールマドレーヌとポーリーヌに、「プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだ」と訴える。ラビュセ判事…ファブリス・ルキーニパルマレード…ダニー・ブーンマルセイユ出身の成金。ボナールマドレーヌの恋人の父で大企業の社長。映画『私がやりました』あらすじ有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へと向かう。2人は正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。それどころか、マドレーヌは「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となり、大スターの座へと駆け上がっていった。ところが、そんなある日、2人の前に謎多きかつての大女優オデットが現れる。彼女は、「プロデューサー殺しの真犯人は自分だ」と訴えるのだった。こんなに魅力的な“犯人の座”は渡せない……果たして、3人の駆け引きと、悪だくみの行方は?【作品詳細】映画『私がやりました』公開日:2023年11月3日(金・祝)監督・脚本:フランソワ・オゾン出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ配給:ギャガ英題:THE CRIME IS MINE© 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
2023年09月08日フランソワ・オゾン監督最新作『The Crime Is Mine(英題)』が、邦題『私がやりました』として11月3日(金・祝)より公開されることが決定。ポスターと予告編が解禁された。有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌとともに法廷へ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。それどころか、「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となったマドレーヌは、大スターの座へと駆け上がっていく。ところが、ある日、2人の前にオデットという女が現れる。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのだ!こんなに魅力的な“犯人の座”は渡せない…。果たして、3人の駆け引きと、悪だくみの行方は?フランソワ・オゾン - (C) Getty Images本作は、フランスが誇る名匠フランソワ・オゾンの最新作。本国では過去にオゾンが手掛けた映画『8人の女たち』(02)、『しあわせの雨傘』(10)に次ぐ、動員100万人超えの大ヒットとなっている。主人公のマドレーヌとポーリーヌ役には、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。正反対の性格の2人をそれぞれ魅力的に演じ、チャーミングな凸凹コンビを作り上げた。2人の前に立ちはだかるヴィランのオデットを演じるのは、強烈なインパクトで登場するイザベル・ユペール。さすがの貫禄で観客の視線を釘付けにする。解禁された予告編では、3人の女たちが「犯人の座」をかけて争う様子が映し出されている。有名映画プロデューサーに襲われそうになり、必死で逃げだしてきたマドレーヌは、ルームシェアをする親友ポーリーヌに出来事を打ち明ける。しかしすぐに警察がやってきてマドレーヌは事件の容疑者に。新米弁護士でもあるポーリーヌは正当防衛を主張するようマドレーヌに完璧な台本を用意する。その演技力と美貌を活かし、人々の心を揺さぶる陳述を披露した彼女は一躍「悲劇のヒロイン」としてスターに。そんな彼女たちのもとにやってきたのは物語の鍵を握る謎多きかつての大女優オデット。「こんにちは、子猫ちゃん」と怪しく微笑みながら2人に近づく彼女は、「成果を手にすべきなのは私」と主張し、犯人の座を狙っていることが判明!“全員が犯人の名乗りをあげる”という予想外の展開でミステリーが動き出す…。果たして、本当の犯人は一体誰なのか?併せて解禁となったポスターでは、マドレーヌとポーリーヌとともに、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちの姿がお目見え。キュートな犯人“立候補者”たちが、曲者たちを巻き込みながら真犯人の座を巡って起こすひと騒動を予感させるポスターとなっている。『私がやりました』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月05日電化製品などの販売を行うライシン株式会社は、2023年6月14日(水)に「ライシン オゾン水 口腔洗浄器」を販売開始いたしました。日本初上陸!オゾン水の力で99.9%除菌可能なワンランク上のポータブル口腔洗浄器特許取得済みのオゾン生成器を搭載した革新的な次世代口腔洗浄器です。(※オゾン水の原料は水と酸素だけです。オゾンが酸素に戻る過程で除菌・消臭などをします。高い除菌効果がありますが、次亜塩素酸水のように残留しないため、人体や2次公害の心配もなく環境に優しい成分で歯医者さんや食品工場などでも使用されております。)水圧は8段階調節可能で、オゾン水とパルス水流の2つの力でより効果的・効率的な洗浄を実現。一分間に最大1,800回噴射でパルス水流で水に強弱をつけて、歯ブラシでは届きにくい「歯の隙間」や「歯周ポケット」に残ったヨゴレを洗い流します。除菌、口臭ケア、ステイン除去の他、歯ぐきへのマッサージ効果など、さまざまな効果がありながら、安全で体に優しい点がポイントです。また、コードレスのため、コンセントがない場所でも使え、コンパクトで軽量のため、お出掛けの際などにも持ち運びもしやすいです。操作はシンプルで使いやすく、ディスプレイには「水圧」「電池残量」「使用時間」が表示されます。防水規格はIPX7なので、水場でも安心してご利用いただけます。3種(4つ)のノズルとUSB電源ケーブルが付属しております。ライシンでお買い上げの場合は1年保証も付いております。<特徴>・特許取得済・口腔洗浄器内部でオゾン水を生成・オゾン水のお口の中を99.9%除菌する・コードレスのポータブル口腔洗浄器・除菌、口臭ケア、ステイン除去などに効果あり・オゾン水のた残留性や毒性がなく人体や2次公害の心配がない・1分間に最大1,800回のパルス水流でより効果的に・8段階の水圧が選択可能・防水規格はIPX7・水圧、電池残量、使用時間をディスプレイ表示・ノズルなどの付属品も充実■商品概要発売日: 2023年6月14日(水曜)商品名: ライシン オゾン水 口腔洗浄器希望小売価格(税込): 9,980円販売場所: ライシン本店、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAY マーケット(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月15日本日から劇場公開されたフランソワ・オゾン監督最新作『苦い涙』の本編映像が公開された。本作は、1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇。主人公の映画監督ピーターが、美しい青年アミールに翻弄され恋に溺れていく様を風刺やユーモアをふんだんに織り交ぜて描き、「人を愛するということとは何なのか」という根源的な問いを驚くほど軽やかに投げかけるメロドラマだ。著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて激しく落ち込んでいた。助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。ある日、3年ぶりに親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ガルビア)を連れてやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。彼はアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが……。公開された映像は、主人公の映画監督ピーターが美青年アミールに一目で恋に落ちるシーン。ピーターのアパルトマンを、親友であり恩人のスター女優シドニーが3年ぶりに訪問する。恋人と別れて落ち込んでいるピーターが、久しぶりに訪れたシドニーに「人間は他者を求めるが一緒には生きられない」と言い放つところから始まる。ほどなくしてシドニーに呼び寄せられた美青年アミールが到着、紹介を受けたピーターは、すぐにアミールに釘付けになってしまう。落ち込んでいたというのに、熱い視線でアミールと乾杯し、「次作は女の映画よね」と売り込む女優シドニーをそっちのけにアミールを誘う、ピーターの変わり様が笑えるシーンだ。そして、シドニーを演じるイザベル・アジャーニの美しさにも目を奪われ、この後の展開が気になる内容となっている。映画『苦い涙』本編映像<作品情報>映画『苦い涙』公開中公式サイト: FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION (C)Carole BETHUEL_Foz
2023年06月02日フランソワ・オゾン監督の最新作『苦い涙』から、『焼け石に水』をはじめ、これまでオゾン監督作品の宣伝デザインを5作品手掛けてきたグラフィックデザイナーの大島依提亜による新ビジュアルと新場面写真6点が解禁された。新ビジュアルでは、現在開催中のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員を務めるフランス屈指の人気俳優ドゥニ・メノーシェが熱演する主人公ピーターと、フランス映画界の至宝イザベル・アジャーニが演じる親友の大女優シドニーが印象的。ピーターを翻弄する青年アミールと、ひと言も言葉を発しないが雄弁な眼差しで常にピーターを観察する助手カールは、脇にモノクロで配置された。ポスタービジュアルとは一転しシックな背景色に置かれたタイトル『苦い涙』から涙粒が降り注ぎ、ピーターの目からこぼれる涙の意味とは、そして登場人物4人が閉ざされた室内で繰り広げる人間模様がより一層気になるビジュアルとなった。また、新場面写真6点とともに、いち早く本作を鑑賞した各界著名人よりコメントが到着。映画批評家の児玉美月は「なんて毒々しく、浮世離れした美しさなのだろう!」という、ユーモアと哀しみ、美しさと毒のある作品の魅力を絶賛。「愛が人間を愚かにするのか、それとも愛が人間の愚かさを露呈させるのか。そこにうごめく激情が自分からさほど遠くないことに失望しながらのめり込む、見事な室内劇だ」と映画・音楽パーソナリティ、奥浜レイラはコメント。声優の津田健次郎は「フランソワ・オゾンの色彩に溢れている」、音楽家・文筆家の菊地成孔は「ひょっとしたらコレ、オゾンの最高傑作じゃないの?」といった声も。伝説的映画監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの名作を、苦く哀しく滑稽な映画監督やアーティストの生き様として見事な自己流アレンジで痛快作に完成させた名匠オゾンの手腕に称賛が集まっている。『苦い涙』は6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月22日フランソワ・オゾン監督の最新作『苦い涙』が6月2日(金)より公開決定。この度、日本版予告編映像ならびに、グラフィックデザイナーの大島依提亜のデザインによるポスタービジュアルが完成し、大島氏からのコメントも到着した。2000年代に手掛けた『まぼろし』『8人の女たち』『スイミング・プール』で世界的な脚光を浴び、その後もほぼ年に1本のペースで長編映画を発表。その大半が世界三大映画祭のコンペティションに選出されてきたフランソワ・オゾン監督。近年では、実話を映画化した『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)受賞、ソフィー・マルソーと初タッグを組んだ現在公開中の『すべてうまくいきますように』も好評を博している。活躍ぶりが目覚ましいオゾン監督の最新作である本作『苦い涙』は、『焼け石に水』以来20年ぶりに、ニュー・ジャーマン・シネマの伝説的な映画作家ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(1972)の再創造に挑んだ愛の物語。著名な映画監督ピーター・フォン・カントが、俳優志望の美青年アミールに心を奪われ、情熱的に結ばれて公私にわたりサポートするが、奔放な美青年に翻弄される。その果てにあぶりだされる、残酷で儚い愛の本質。オゾン監督は恋愛にとどまらない人間関係や芸術における支配と隷属のパワーバランスを鋭く考察し、ユーモラスかつシニカルに「人を愛するということとは何なのか」という根源的な問いを投げかける。1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇という作品の大枠はそのままに、男性同士の恋愛関係の物語に、ファッション・デザイナーだった主人公の職業を映画監督に変更。さらに現代的な視点とオゾン特有の美意識に基づくアレンジが施され、風刺やユーモアをふんだんに織り交ぜた軽やかな語り口となった。カラフルな壁紙に写真や鏡をあしらったアパルトマンの装飾にも目を奪われる。キャストには、フランス映画界屈指の人気実力派ドゥニ・メノーシェ、オゾン作品初登場にして強烈な存在感を放つ名優イザベル・アジャーニのほか、長編映画初出演にして目が離せない新鋭ハリル・ガルビア。本作でみごと2023年セザール賞の有望若手新人賞にノミネートされたステファン・クレポン、そしてファスビンダーのオリジナル版で準主役を演じ、オゾン監督の『すべてうまくいきますように』にも出演していたハンナ・シグラという豪華キャスト競演。刺激的なヴィジュアルと、1960~70年代のヒットソングをちりばめた秀逸なセンスの音楽など、見どころの尽きない濃密でエモーショナルなメロドラマとして完成された本作は、第72回ベルリン国際映画祭のオープニングを華々しく飾った。このたび完成した日本版ポスタービジュアルは、映画ビジュアルも多数手がけるグラフィックデザイナーの大島氏がデザインを担当。ゴールドを基調に豪華キャストが勢ぞろいしたポスターは、オゾン監督のもとに集結した最高の俳優たちによる絶妙のアンサンブルを期待できるゴージャスなビジュアルだ。劇中でアジャーニ演じる女優シドニーが歌うオスカー・ワイルドの詩を基にした歌から引用した「人は愛するものを殺す(でも誰も死なない)」という意味深なキャッチコピーが添えられている。過去のオゾン監督作のデザインも手掛けてきた大島氏は、「日本版デザインを担当するのもかれこれ5作目。最初に担当した初期の傑作『焼け石に水』と同じく、今回の『苦い涙』はファスビンダーの戯曲が原案と、さらに縁を感じますが、お洒落で(珠玉の70sインテリアや衣装の数々に悶絶!)妙に可笑しい作風も、どこか『焼け石に水』と共通して、一見すると原点回帰ともいえます」とコメント。「しかし!これまでの監督としての経験とキャリアだからこそのオゾンの成熟ぶりは──技術やテーマ性、全てにおいて──目を見張るばかりで、その辺も存分に堪能頂けるかと思います」と語っている。予告編映像では、1967年に日本でのみシングルカットされ大ヒットした「ウォーカー・ブラザーズ」の「孤独の太陽」の印象的なイントロから、ファスビンダーの名作のリメイクであることが明かされる。魅力的な青年、スター女優、映画監督、助手という癖のある登場人物たちが紹介され、エゴイスティックな愛に翻弄される映画監督と美しい青年のパワーゲームを軸に、アパルトマンの一室で繰り広げる人間模様が気になる展開を見せていく。正気を失うほど青年に恋をしてしまう映画監督はどうなるのか。オゾン監督ならではの美意識で統一され、初期作品を思い起こすようなヴィヴィッドなカラーと、室内のインテリアや装飾へのこだわり、そしてカメラ目線で熱い視線を送る青年のラストカットなどに期待が高まる本映像。併せて解禁となった場面写真には、妖艶な美しさに目を見張るアジャーニや、絵画のような青年、情熱的な恋に囚われていくメノーシェ演じる主人公の映画監督の姿をとらえている。『苦い涙』は6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月16日フランソワ・オゾン監督・脚本の映画『苦い涙』が、2023年6月2日(金)より公開される。フランソワ・オゾン監督・脚本の『苦い涙』フランソワ・オゾン監督・脚本による『苦い涙』は、かつてドイツの映画監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが1972年に公開した映画『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を自由に翻案した作品。1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇という作品の大枠はそのままに、アレンジを加え、風刺やユーモアもふんだんに織り交ぜた。ドイツ・ブレーメンを舞台に、恋人と別れ落ち込んでいる映画監督・ピーターが、若く美しい青年・アミールに恋をして翻弄される姿をユーモアたっぷりに描いた物語となっている。フランソワ・オゾンは、物語を通してユーモラスかつシニカルに「人を愛するということとは何なのか」という根源的な問いを投げかける。恋愛だけではない人間関係や、芸術における支配と隷属のパワーバランスの鋭い考察、そして刺激的なヴィジュアルや、1960~70年代のヒットソングをちりばめた音楽にも注目だ。主演に『悪なき殺人』のドゥニ・メノーシェ主人公のピーターには、『ジュリアン』『悪なき殺人』など、フランス映画界で引っ張りだこの俳優ドゥニ・メノーシェを起用。またアカデミー賞2度ノミネート、セザール賞最多5回受賞の名優イザベル・アジャーニがオゾン作品に初出演。ピーターの親友で大女優シドニーを演じ、ミステリアスで強烈な存在感を放つ。さらにピーターの母親役は、ファスビンダーの1972年オリジナル作品にも出演し、2023年の『すべてうまくいきますように』に続きオゾン作品の出演となる名優ハンナ・シグラが務める。ピーター・フォン・カント…ドゥニ・メノーシェ著名な映画監督。助手のカールをしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。親友のシドニーから紹介された美青年アミールに心を奪われる。9ヵ月の間アミールとともに暮らすが、関係性が様変わりしアミールに翻弄される。アミール…ハリル・ガルビア俳優志望の美青年。ピーターによりキャスティングのカメラテストに招かれ、ピーターの自宅に住むことに。ピーターとは情熱的に関係を構築し、ピーターからのバックアップにより映画界の新星としての注目を集めるも、その後ピーターに対して奔放な言動を繰り返すようになる。シドニー…イザベル・アジャーニピーターの親友で、大女優。3年ぶりにピーターのもとを訪れ、アミールを連れてくる。カール…ステファン・クレポンピーターの助手。<映画『苦い涙』あらすじ>恋人と別れて激しく落ち込む映画監督・ピーターは、親友で大女優のシドニーが連れてきた青年・アミールに一目で恋をする。ピーターはアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが、美しい青年・アミールに翻弄されていく。【詳細】映画『苦い涙』公開日:2023年6月2日(金)監督・脚本:フランソワ・オゾン出演:ドゥニ・メノーシェ、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ、アマンテ・オーディアール原題:Peter Von Kant
2023年02月19日フランスの名匠フランソワ・オゾン監督が国民的俳優ソフィー・マルソーと初タッグを組み、“安楽死”を巡る父娘の葛藤を描く『すべてうまくいきますように』。この度、オゾン監督が、原作者であり親しい友の死が映画化のきっかけになったことを語るインタビュー映像が解禁となった。新作を発表するたびに異なるテーマで観る者を圧倒してきたフランソワ・オゾン。これまでオゾンが幾度も描いてきた“死”をテーマに、その集大成ともいうべき作品を作りあげた。オゾンと友人関係にあり、『まぼろし』(00)や『スイミング・プール』(03)などで共同脚本を手掛けたのが、本作の原作者のエマニュエル・ベルンエイム。そんな原作者の死を通して映画化に至った経緯や、“安楽死”を描いたことの意義などについて語っている。はじめに映画製作の経緯について聞かれると、「出版された時に本人から映画化を打診されたが正直に言うと当時は乗り気ではなかった」という。「なぜなら私とは遠い話だし、彼女のあまりに個人的なストーリーだった」と映画化を断ったが、彼女の死をきっかけに「作品の理解も深まり、エマニュエルのために彼女の経験を共有したかった」と考えが大きく変わったことを明かす。フランソワ・オゾン監督さらに時間を置いたことで、ソフィー・マルソーを起用する絶好のチャンスも手にすることができたと語り、「大好きな俳優だし、彼女なら主人公にふさわしい」と太鼓判を押した。また、本作でも描かれていた安楽死の課題についてはフランスをはじめヨーロッパにおける課題の多さを認識しつつも、「映画では非難しない。善悪は判断しないから観客が自由に考えればいい。結局のところ、映画は理解する手助けにすぎない」という。最後に、観客に伝えたいメッセージは「ない」と言い、その真意として「私は機会を提供するだけだ。強い感情と複雑な感動を共有して各自が自分で考える機会にしてほしい。“自分ならどうする?”とね」と、己に問うきっかけを作品に託すことで、“死”をテーマにした作品を生み出してきた監督としての矜持を見せた。『すべてうまくいきますように』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すべてうまくいきますように 2023年2月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
2023年02月05日名匠フランソワ・オゾン監督が安楽死を巡る父娘の葛藤を描いた新作映画『すべてうまくいきますように』。この度、カンヌで行われた主演のソフィー・マルソーのインタビュー映像が解禁となった。オゾン監督とマルソーの初タッグ作品として、カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品された本作。今回は解禁となったインタビュー映像では、カンヌの潮風のなか、日焼け姿のマルソーが取材に応じ、自身の役柄や作品のテーマ、オゾン監督との仕事、そしてフランスにおける安楽死の状況にまで話が及んだ。マルソーは本作について聞かれると、「死と愛と人生について語るシンプルな映画」と答え、「笑えて、泣けて、まさに人生ね」と笑顔で解説。また、オゾン監督との関わりについては「彼の監督デビュー作を見た時が始まり。第1作から傑作だった。それ以来、欠かさず見ている」と監督の長年のファンであったことを明かしている。最後に話題は安楽死の話に。マルソーは「フランスで安楽死は非合法だから、自殺をほう助することは禁じられている」と述べつつ、「これを見れば、どう死にたいかを考えるきっかけになるでしょう。普段、話題にしないからこそ意味がある」と、その先の希望を見据えて語った。また、映像の最後にはインタビューのNG集を特別に収録。インタビュー中に雨風が強くなったり、楽器の音が聞こえてきたり、突然のハプニングを楽しむマルソーのお茶目な姿が映し出された貴重な映像となっている。『すべてうまくいきますように』は2月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すべてうまくいきますように 2023年2月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
2023年01月22日フランソワ・オゾン監督『Summer of 85』で日本でも大きな注目を浴びたバンジャマン・ヴォワザンが主演を務め、共演にグザヴィエ・ドランやセシルド・フランスらを迎えた、セザール賞最多7冠の『幻滅』。その公開初日が2023年4月14日に決定し、予告編が解禁となった。本作は、フランスを代表する文豪オノレ・ド・バルザックが書き上げた「幻滅ーーメディア戦記」を映画化。フェイクニュースやステルスマーケティングなど、200年も前の物語とは思えないほど現代と酷似したメディアの状況を鋭利に描く、社会派人間ドラマで、先日フランス映画祭で上映された際には「セザール賞受賞納得の見ごたえ」「豪華なキャスト!」「2時間半あっという間で面白かった」と絶賛の声が溢れた。解禁となった予告編では、文学を愛し、詩人として成功を夢見る田舎の純朴な青年リュシアン(バンジャマン・ヴォワザン)が、あこがれのパリで暮らす中で当初の目的を忘れ、欲と虚飾と快楽にまみれた世界に身を投じていくさまが映し出される。時は1820年。フランスでは宮廷貴族が復活し、自由と享楽的な生活を謳歌していた。そんな社交界に現れたのが、「都会に慣れていない子」と紹介されたリュシアン。詩人として成功を夢見る純朴な青年は、貴族の人妻、ルイーズ(セシルド・フランス)と駆け落ち同然で憧れのパリに上京する。リュシアンの先輩格となる、世渡りの旨いジャーナリスト(ヴァンサン・ラコスト)に「金のためなら魂を売らないと」と言われ、私欲に世界へ足を踏み入れていくリュシアンだったが、「嘘の記事や批評に価値なんてない。真実で戦え」と忠告する作家のナタン(グザヴィエ・ドラン)の登場により、ドラマがさらに動き出す。主演のバンジャマンは、自身の有望新人男優賞を含むセザール賞7部門を獲得したときの気持ちについて、「すべてのカテゴリーで受賞するといいなと思っていました。結果的に最優秀作品賞を含む7冠を獲得することになったわけですが、このチームが評価されたということでうれしかった」とコメント。現代的ともいえる要素を強調しながら、風刺に富んだ極上のエンターテインメントに自信を見せている。メイジャー「幻滅」オリジナルポストカード2枚セットなお、上映劇場窓口、メイジャーオンライン、ムビチケ販売サイトにて前売り券が発売中。「ムビチケ前売券(オンライン)」特典として、オリジナルポストカード2枚セット(メイジャー)やオリジナルスマホ壁紙がつく。『幻滅』は2023年4月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幻滅 2023年4月14日より全国にて公開© 2021 CURIOSA FILMS - GAUMONT - FRANCE 3 CINÉMA - GABRIEL INC. ‒ UMEDIA
2022年12月24日フランスの名匠フランソワ・オゾン監督が国民的俳優ソフィー・マルソーと初タッグを組んだ『すべてうまくいきますように』が2月3日(金)より全国公開。オゾン監督の『まぼろし』(02)で脚本を手掛けたエマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基にした本作は、“安楽死”を巡る父娘の葛藤をユーモラスに描き、“人生の終(しま)い方”に着目した作品。このほかにも、いわゆる老々介護を描いたミヒャエル・ハネケ監督の第65回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『愛、アムール』、“75歳以上が自らの生死を選択できる”架空の制度を描いた早川千絵監督の『PLAN 75』など、“人生の終(しま)い方”を主軸に置いた映画に着目、6作品を紹介する。◆『すべてうまくいきますように』(2023)誰にでも訪れる家族との別れ――それが安楽死だとしたら?ソフィー・マルソー演じる主人公エマニュエルが、右半身不随になってしまった父・アンドレ(アンドレ・デュソリエ)から、自分らしく一生を終えるために、自身の“安楽死”を手伝ってほしいと頼まれることから物語が始まる本作。ベースとなっているのは、脚本家エマニュエル・ベルンエイムによる自伝的小説「Tout s'est bien passé」。自身と父親が実際に経験したことを基に執筆され、ドキュメンタリーのような内容となっている。彼女はフランソワ・オゾンと『まぼろし』『スイミング・プール』『ふたりの5つの分かれ路』、さらに『Ricky リッキー』で脚本を共同執筆するいわば盟友関係だったが、本作映画化企画中にがんと診断され、映画完成を待たずして旅立ってしまった。オゾン監督はインタビューで、「エマニュエルはこの本の映画化に興味があるかと僕に尋ねたんです。美しい映画になる確信があったけれど、あまりにも彼女自身に密着した内容だったし、その時点では、どうやって自分のものにできるか僕にはわからなかった」と一度、映画化権を別の人間に託したことを明かしていた。しかし、「エマニュエルの死、彼女の不在によって、もう一度彼女と共にいたいと感じたんだ。それにたぶん、人生経験を積んで彼女の物語により深く没頭できるようになったと感じたからかな。映画化する本については時間が必要なことが少なくない。熟成させ、どうすれば自分のものにできるか考えるためにね」と、親しき友の死をきっかけに心境の変化があったことを教えてくれた。娘を演じるのは、『ラ・ブーム』(82)の世界的大ヒットでスーパーアイドルとなりハリウッド大作にも出演、フランスの国民的俳優として愛され続けるソフィー・マルソー。オゾン作品に深みを与えてきたシャーロット・ランプリングと共演を果たす。最期の日を決めた父と娘たちの前に、様々な人々が立ちはだかる本作。緊迫感に満ちた展開の先に、オゾン監督はどんな結末を用意しているのか注目だ。◆『PLAN 75』(2022)架空の制度<プラン75>を媒介に、皆に生き方を問う夫と死別して1人で慎ましく暮らす角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇され、住む場所も失いそうになった彼女は、ついに<プラン75>の申請を検討する。また、市役所の<プラン75>申請窓口で働くヒロム(磯村勇斗)と、死を選んだお年寄りをサポートするコールセンターのスタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。幼い娘の手術費を稼ぐためフィリピンから単身来日したマリアは、高給の<プラン75>関連施設で複雑な思いを抱えながら遺品処理などの作業に勤しむ。<プラン75>に翻弄される人々を描きつつ、決して架空の出来事ではないことを突きつける本作。第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、早川監督がカメラドール特別表彰を授与。第95回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品。◆『君がくれたグッドライフ』(2014)難病に侵された友と向かうのは尊厳死の認められた国・ベルギー年に1度、自転車で旅に出る6人の仲間たち。今年の行き先はハンネスとキキの夫婦によりベルギーになったが、チョコレート以外に何があるのかとボヤく友人たち。しかし、ハンネスの選択にはある理由があった。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告された彼は、尊厳死が認められている国ベルギーを目指すことだった。真実を知った仲間は大きなショックを受けるが、ハンネスの思いを受け入れ、旅を続けることを決意する。親しい人々に自分の選択をどう受け止めてもらうかを問うとともに、命の輝きを改めて実感できるはず。◆『愛、アムール』(2013)誰しもが避けて通ることのできない「老い」と「死」パリ在住の80代の夫婦のジョルジュとアンヌは高級アパルトマンで悠々自適の老後を送っていた。ある日、教え子が開くコンサートに出向いた2人だが、そこでアンヌが病に倒れてしまう。病院へ緊急搬送され、かろうじて死は免れたアンヌだったが、半身麻痺という重い後遺症が残ってしまう。彼女の強い願いから、自宅で介護を始めるジョルジュだが、少しずつアンヌの症状は悪化していき、ついに死を選びたいと考えるようになっていく。来るべき日を観客に否応なく突きつけるだけではなく、ひとりの男とひとりの女が共に生きてきた道のりの確かさや尊厳、それゆえの気高さを描いた本作で、ミヒャエル・ハネケ監督は第65回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。◆『終の信託』(2012)患者の最期の願いだった「尊厳死」を叶えた医師は?折井綾乃は、患者からの評判も良い呼吸器内科のエリート医師。しかし、長く不倫関係にあった同僚の医師・高井から別れを告げられ、失意のあまり自殺未遂騒動を引き起こしてしまう。そんな彼女の心の傷を癒したのは、重度の喘息で入退院を繰り返していた患者・江木秦三の優しさだった。互いの心の内を語り合い、医師と患者の関係を越えた深い絆で結ばれていく2人。やがて、病状の悪化によって自分の死期が迫っていることを自覚した江木は、綾乃に“信頼できるのは先生だけだ。最期のときは早く楽にしてほしい”と懇願する。2か月後、江木が心肺停止状態に陥り、綾乃は決断を迫られる。現役弁護士・朔立木の同小説を周防正行監督自ら脚本化。草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信らが豪華共演した。◆『最高の人生の見つけ方』(2007)一生分笑うために、二人は最期の旅に出た仕事に人生をささげた大富豪エドワードと、家族のために地道に働いてきた自動車整備工のカーター。入院した病室で出会った2人は、共に余命6か月の宣告を受けた。やりたいことを全てやり尽くそうと決意した2人は“棺おけに入るまでにやっておきたいこと”を書き出した“バケット(棺おけ)リスト”を作り、無謀にも病院を脱出。リストを実現すべく、様々なことに挑戦する人生最後の旅に出発する。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優コンビを主演に、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が爽やかなユーモアで描き、2019年には吉永小百合と天海祐希を主演に日本リメイク版が公開された。『すべてうまくいきますように』は2023年2月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方 2008年5月10日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2007 Warner Bros. Ent.終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ愛、アムール 2013年3月9日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開© 2012Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher RundfunkPLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fuseeすべてうまくいきますように 2023年2月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
2022年12月18日フランソワ・オゾン監督がソフィー・マルソーと初タッグを組んだ話題作『すべてうまくいきますように』より予告映像とポスタービジュアルが解禁された。“安楽死”を巡る父娘の葛藤を描いた本作は、これまでも“死”にまつわるテーマを繰り返し描いてきたフランソワ・オゾンの集大成的作品。この度解禁となった予告映像では、エマニュエル(ソフィー・マルソー)が右半身不随になってしまった父・アンドレ(アンドレ・デュソリエ)から、自分らしく一生を終えるために“安楽死”の手伝いをしてほしいとお願いされるシーンから始まる。愛する父からの思わぬ発言に困惑するエマニュエル。つい「悪い父親よ。友達ならよかった」と嘆くが、「なら友達として手を貸すのよ」と友人から背中を押されることで、妹・パスカル(ジェラルディーヌ・ペラス)とともに父の最後の願いに寄り添うことを決意する。しかし、安楽死の選択はフランスの法律では難しいため、スイスの安楽死を支援する協会とともに着々と段取りを進めていくことに。姉妹にとっては直視しがたい現実だが、当の本人は元気に液体を飲む練習をしたり、「我が肉体を捧げよう!」と皮肉たっぷりに宣言したりと、なんだか生き生きとしている。少しずつ体力も回復し、お気に入りのレストランや孫の演奏会に出向くなど、生きる喜びを取り戻したかのように見えるが…?父の願いと娘たちの願い、そして様々な人の複雑な想いが交錯するなか、“最期の日”が近づいてくる。併せて解禁されたポスタービジュアルは、どこか遠くを見つめる父の額に、娘が微笑みながらキスを贈る場面が切り取られている。<祝福・友情>という意味も持つ額へのキスは、最後まで自分らしく生き抜こうとする父へ向けた娘からの“はなむけ”なのか。わがままな父の願い事に対して、「それでも、あなたと家族でよかった。」というコピーからは、戸惑いながらも父と真摯に向き合う娘の愛と葛藤を捉えている。自分らしく最後を迎えたいという父と迷いながらも<すべてうまくいきますように>と願う娘を通し、生と死を見つめる本作に、注目が集まる。『すべてうまくいきますように』は2023年2月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すべてうまくいきますように 2023年2月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
2022年11月25日フランソワ・オゾン監督・脚本の最新作、映画『すべてうまくいきますように』が、2023年2月3日(金)より公開される。フランソワ・オゾン最新作は“安楽死”がテーマ映画『すべてうまくいきますように』は、『まぼろし』『8人の女たち』『Summer of 85』など、新作を発表するたびに、異なるテーマで観る者を魅了してきたフランス映画界の名匠フランソワ・オゾンによる最新作。全ての人に訪れる“死”をテーマにしながらも、ユーモラスな会話劇とスタイリッシュな映像で、「家族の愛とは何か」「人生とは何か」という普遍的な問いを軽やかに投げかける。“安楽死”を巡る父娘の葛藤、想像を裏切る結末とは?物語のベースとなっているのは、“安楽死”を巡る父娘の葛藤を描いた、『スイミング・プール』の脚本家エマニュエル・ベルンエイムによる自伝的小説だ。自分らしく一生を終えるために“安楽死”の手伝いをしてほしいと父から告げられたエマニュエル。困惑しつつも、着々と段取りを進めるうち、父が生きる喜びを取り戻したかのように見えてくる。果たして“安楽死”を決行するのか?そんなサスペンスフルで緊迫感に満ちた展開の先に、想像を裏切る結末が待つ。フランスの国民的俳優ソフィー・マルソーが主演主演は、フランソワ・オゾンとは初タッグとなるフランスの国民的俳優ソフィー・マルソー。フランス映画の重鎮アンドレ・デュソリエと共に親子役を演じ、涙と笑いに溢れる感動ドラマをつくり上げた。■主人公・エマニュエル...ソフィー・マルソー小説家。本音しか言わない父の言動に父親に振り回され、時には傷つきながらも、父を人として敬愛する。深刻な時にも父から受け継いだユーモアを忘れない。父から安楽死のサポートをして欲しいと告げられる。最初は困惑するが、最後の願いに寄り添うことを決意。演じるのは、『ラ・ブーム』でスーパーアイドルとなり、その後も『ブレイブハート』や「007」シリーズ『ワールド・イズ・ノット・イナフ』などの大作に出演し、広く愛され続けているソフィー・マルソー。■アンドレ...アンドレ・デュソリエエマニュエルの父。現在85歳。毒舌、頑固、ワガママ、いじわる。しかし、芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれる人物。脳卒中が原因で右半身不随を患っており、自分らしく一生を終えることを望む。娘・エマニュエルのサポートの元、着々と段取りが進んでいく...。そんな中で、リハビリが功を奏し日に日に回復し、アンドレは生きる喜びを見出していく。果たして“安楽死”を決行するのか?しかし、そのすべてが魅力とも言える人物。フランソワ・トリュフォー監督の『私のように美しい娘』や、エリック・ロメール監督の『美しき結婚』で知られる、名優アンドレ・デュソリエが務める。■クロード...シャーロット・ランプリングエマニュエルの母。鬱病を患う。アンドレとは長年別居中の身であり、安楽死の話を聞いてもリアクションが薄く、アンドレの愛人ジェラールの存在を気にする素振りもあるが…クロードの想いはどこに?『さざなみ』でアカデミー賞にノミネートされ、フランソワ・オゾンとは『まぼろし』『スイミング・プール』『17歳』でタッグを組んできたシャーロット・ランプリングが演じる。■パスカル...ジェラルディーヌ・ペラスエマニュエルの妹。父と姉の絆に複雑な想いを抱き嫉妬することもあるが、こうと決めたら真っ直ぐな姉を慕う健気な一面もある。父の気が変わることを望んでいる。パスカル役は『17歳』でセザール賞にノミネートされたジェラルディーヌ・ペラスが担当。■安楽死支援協会の女性...ハンナ・シグラ合法的に安楽死を支援するスイスの協会から派遣されてくる、怪しげなスイス人女性。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』や『マリア・ブラウンの結婚』で知られるドイツ人俳優ハンナ・シグラが演じる。<映画『すべてうまくいきますように』あらすじ>何より生きることを愛していた父アンドレが突然、安楽死を願う。脳卒中により、身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼んだのだ。エマニュエルは妹のパスカルと、父の気が変わることを望みながらも、スイスの合法的に安楽死を支援する協会とコンタクトをとる。一方で、徐々に回復する父は、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、娘たちにその日を告げる。娘たちは戸惑い葛藤しながらも、父と真正面から向き合おうとする。【詳細】映画『すべてうまくいきますように』原題:Tout s’est bien passé公開日:2023年2月3日(金)監督・脚本:フランソワ・オゾン出演:ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、ジェラルディーヌ・ペラス、シャーロット・ランプリング、ハンナ・シグラ、エリック・カラヴァカ、グレゴリー・ガドゥボワ
2022年11月10日フランソワ・オゾン監督の新作『Tout s'est bien passe』(英題:Everything Went Fine)が、邦題『すべてうまくいきますように』として、2023年2月3日(金)より全国公開されることが決定。場面写真が解禁された。芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、何より生きることを愛していた85歳の父アンドレが突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことによって、身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼んだのだ。小説家のエマニュエルは妹のパスカルと、父の気が変わることを望みながらも、スイスの合法的に安楽死を支援する協会とコンタクトをとる。一方で、リハビリが功を奏し日に日に回復する父は、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、娘たちにその日を告げる。娘たちは戸惑い葛藤しながらも、父と真正面から向き合おうとする。本作は、『スイミング・プール』(03)の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基に、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いたドラマ。監督は、『まぼろし』(00)や『8人の女たち』(02)、『Summer of 85』(20)など、新作を発表するたびに異なるテーマで観る者を圧倒してきたフランソワ・オゾン。全ての人にいつか必ず訪れる“死”をテーマにしながらも、ユーモアを忘れない会話劇とスタイリッシュな映像で、家族の愛とは何か、人生とは何かを軽やかに問いかける、涙と笑いあふれる感動のドラマを完成させた。主演は、『ラ・ブーム』(80)の世界的大ヒットでスーパーアイドルとなり、いまなおフランスの国民的俳優として愛され続けるソフィー・マルソー。本音しか言わない父の言動に時には傷つきながらも、父を人として敬愛する娘・エマニュエル役を情感豊かに演じた。深刻な時にも父から受け継いだユーモアを忘れないエマニュエルの愛らしさが、マルソーの魅力でより一層引き立つ。父のアンドレには、フランソワ・トリュフォー監督の『私のように美しい娘』(72)やエリック・ロメール監督の『美しき結婚』(82)で知られる、フランス映画の重鎮、アンドレ・デュソリエ。毒舌、頑固、ワガママ、いじわる、その全てのマイナスカードを魅力へと変貌させるアンドレというキャラクターを見事に体現している。母のクロードには、『さざなみ』(15)でアカデミー賞にノミネートされたシャーロット・ランプリング。オゾン監督とは、『まぼろし』、『スイミング・プール』、『17歳』(13)でタッグを組み、作品に深みと品格を与えてきた。妹のパスカルには、『17歳』でセザール賞にノミネートされたジェラルディーヌ・ペラス。父と姉の絆に複雑な想いを抱き嫉妬することもあるが、こうと決めたら真っ直ぐな姉を慕う健気な妹を演じ、美しい姉妹愛で観る者を癒してくれる。さらに、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(72)や『マリア・ブラウンの結婚』(79)で知られるドイツ人俳優ハンナ・シグラが、安楽死を支援する協会から派遣されてくる、怪しげなスイス人女性を演じている。最期の日を決めた父と娘たちの前に、愛や倫理、法律や宗教など様々な理由から反対する者たちが立ちはだかる。果たして父は決行するのか、考えを変えるのか、誰かが止めるのか、あるいは安楽死を禁ずるフランスの法律に止められるのか…?サスペンスフルなストーリーテリングを得意とするオゾン監督が、緊迫感に満ちた展開の先に用意した、想像を裏切る結末とは…。フランス映画界の名匠と、人気と実力を兼ね備えた国民的俳優の初タッグに期待が高まる。『すべてうまくいきますように』は2023年2月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すべてうまくいきますように 2023年2月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
2022年11月07日株式会社エス・アイ・シー(本社:東京都江東区、代表取締役:猪狩 真二)は、持続可能な開発目標SDGsに貢献できる次世代除菌消臭製品『電動オゾン水生成スプレー SO3-02V-SL』を2022年11月3日(オゾンの日)より発売しました。持続可能な開発目標SDGsに貢献できる次世代除菌消臭製品『電動オゾン水生成スプレー SO3-02V-SL』本製品は“水道水を入れるだけ”で、安全かつ強力な除菌消臭効果のある“オゾン水”をワンタッチで瞬時に電解生成すると同時に、ナノミスト状のオゾン水を連続して電動噴霧ができる画期的な製品です。オゾン水は、強力な酸化力で細菌・ウイルス・臭いの発生源などを元から分解するので、従来の除菌消臭液よりも強い効果を発揮します。除菌効果は、アルコールや次亜塩素酸水よりも強く、生活の中に常在する大腸菌やブドウ球菌、真菌、カビや酵母、更に感染性ウイルスはもちろん、食中毒の原因となるノロウイルスやO-157等にも有効性が認められています。消臭効果は、特にペットの臭いや生活臭(タバコ、食品の臭い、し尿、細菌由来の腐敗臭、加齢臭、体臭等)に対して優れています。また、目鼻口等の粘膜に付着しても刺激や毒性はなく、作用後は水と酸素にもどるだけで残留性がなく、小さなお子様や高齢者の方、ペットがいる環境でも、安全にしっかりと除菌消臭が可能です。この為、オゾン水は最も安全性を重視する医療の現場、より安全で美味しい水道水を作る高度浄水処理施設、また食品加工等での殺菌消毒用としても使用されており、厚生労働省からは人体に害の無い食品添加物として認定されています。圧倒的な優位性オゾン水による微生物の不活化効果本製品で生成噴霧する、除菌消臭に最適化されたナノミスト状のオゾン水は、面全体に均一に素早く作用し、有害な残留物質がないので対象物を傷めず、特に使用後の水拭き、水洗い等の後処理も必要ない為、短時間で手軽に除菌消臭作業が行えます。『SO3-02V-SL』1台で生成可能なオゾン水の総量は“250リットル”にもなりますが、これだけのオゾン水を生成噴霧する為に必要な電気代と水道水代は、たったの“200円”程度。圧倒的なランニングコストの削減が実現できます。更に、除菌消臭液を運搬して倉庫に保管するなど、管理の手間や労力、スペース、エネルギー資源を浪費する事もなく、無駄なプラスチック容器や袋等のゴミも全く排出しない、人と地球環境に優しい次世代のECO製品です。この“オゾン水スプレー”たったひとつで、ご家庭でのありとあらゆる“除菌消臭”や日常の拭き掃除などに、またオフィスや店舗施設の衛生対策としても、オールマイティーにご活用頂けます。もう、従来の除菌消臭スプレーは必要ありません。■『SIC電動オゾン水生成スプレー SO3-02V-SL』製品ページ ■『SIC電動オゾン水生成スプレー SO3-02V-SL』販売ページ 【製品の特長】1. 水道水をボトルに注ぐだけ、ワンタッチ操作で99%除菌・強力消臭が可能なオゾン水を電動噴霧!2. 独自開発の直噴式ジェネレーターを搭載し、瞬時に濃度1.0mg/L以上のオゾン水を生成します!3. 人間工学に基づいた設計で、軽く持ち易く、ご年配の方・女性・お子様も容易に操作できます!4. いつでもどこでも、USB充電式で手軽に持ち運べ、場所を選ばず様々なシーンでご使用が可能です!5. 本体はコンパクト設計ながら、大容量300mlボトルを採用し、パワフルに約1時間の連続噴霧もOK!本体構造操作パネル【製品概要】名称 :電動オゾン水生成スプレー02V型番 :SO3-02V-SL製品価格 :オープンプライスカラー :シルバー×ホワイトサイズ :W186 × D68 × H158mm重量 :本体 330g ※満水時 630g電池容量 :2500mAh(リチウムイオン電池)噴霧モード :Low-Hi 2段階切替オゾン水濃度 :1.0~1.5mg/L※オゾン水濃度は使用する水道水の水質と温度により変化します。※製品改良のため、予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。【会社概要】商号 : 株式会社エス・アイ・シー代表者 : 代表取締役 猪狩 真二所在地 : 〒135-0005 東京都江東区高橋14-3 盛市ビル3階設立 : 1986年7月14日事業内容: (1) 衛生用品の卸売及びECモール店舗での販売(2) LED照明機器・LEDステージ照明・LED小物等の卸売・販売(3) カラオケ・音響機器・映像機器の販売・リース・メンテナンス(4) セキュリティ機器・給電機器の卸売・販売・メンテナンス(5) 海外展開(製品企画・開発製造・貿易業務等)のトータルサポート加盟団体: (一社)日本衛生材料工業連合会・全国マスク工業会正会員(一社)全国カラオケ事業者協会ウェブ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月04日いま最も注目を集める指揮者のひとり、フランソワ=グザヴィエ・ロトが、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と共に来日し、7月に東京公演を実施する。フランソワ=グザヴィエ・ロトはケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のカペルマイスターを務める注目の指揮者で、日本でも人気を集めている。2018年には東京オペラシティで自ら創設したオリジナル楽器のオーケストラ、レ・シエクルと公演を行ったが、今夏はケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と共に東京オペラシティに登場する。当日は、ドイツを拠点に活躍する河村尚子とモーツァルトのピアノ協奏曲第 20 番 ニ短調、ブルックナーの交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》を演奏。《ロマンティック》は現在一般的に演奏されている第2稿ではなく、「1874 年第1稿」で演奏される。ロトとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団はブルックナーの交響曲を集中的に取り上げており、今回の演奏も大きな注目を集めそうだ。フランソワ=グザヴィエ・ロト/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団7月3日(日) 15時開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル【出演】フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)河村尚子(ピアノ)ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団【曲目】モーツァルト:ピアノ協奏曲第 20 番 ニ短調 K466ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》(1874 年第1稿)■チケット情報
2022年05月02日株式会社ツカモトコーポレーションは(本社:東京都中央区、代表取締役社長:百瀬二郎)はAiMYブランドより水道水で作るオゾン水で、除菌・消臭に安心をプラス「エイミー オゾン水スプレー」を2022年4月より発売します。ブランド紹介毎日を、自分らしく、美しく、すこやかに。ココロとカラダを見つめる家電ブランドとして、ツカモトコーポレーションより新ブランドAiMY(エイミー)が誕生しました。「Mindful Beauty & Wellness」な毎日に、シンプルでひと工夫が光る美容・健康商品をご提案いたします。AiMYホームページ : 水道水で作るオゾン水で、除菌・消臭に安心をプラスエイミー オゾン水スプレー」は家庭用のオゾン水生成器です。除菌・消臭に優れた効果を発揮するオゾン水を、誰でもカンタンに作ることができます。水道水を入れて電源をオン。お財布にもやさしい、除菌・消臭の新習慣です。赤ちゃんやペットがいる家も、オゾン水なら安心。キッチンやトイレなどの除菌はもちろん、生ゴミやペット用品の消臭にも活躍するオゾン水。色落ちの心配がないので、衣服や寝具、ぬいぐるみやクルマの中まで…。菌やニオイ物質に反応した後は酸素や水に戻るので、安心してお使いいただけます。7分で生成完了、最大2時間保存可能安心して使えるオゾン水ですが、唯一の弱点はその性質が持続しないことでした。「エイミー オゾン水スプレー」なら、最大2時間まで効果的な濃度を保つことが可能に。用途に合わせて手軽に生成し、必要な時にすぐにお使いいただけます。オゾン水スプレーで除菌・消臭オゾン水の生成水道水を入れ、電源ボタンを押して約7分。生成完了を色でお知らせします。日本製の特殊触媒チタン電極を使用した独自技術により、安全にオゾン水を生成します。オゾン水の保存通常、オゾン水は20〜30分で濃度が薄まりますが、リズム運転により濃度を保ち続けることができます。保存時間は30分、1、2時間から選択が可能です。ファブリックの除菌・消臭色落ちの心配がないので、寝具やソファ、衣類の除菌・消臭にも最適です。テーブルの除菌・消臭テーブルやキッチンなど、皆がよく触れる場所に。排水溝の消臭にも使えます。オゾン水って?酸化作用の強いオゾン水は、細菌や、悪臭のもとになる原因菌を抑制。除菌・消臭にすぐれた効果を発揮します。浄水場や食品加工工場、介護施設など、厳しい衛生管理が求められる場所で活用されています。除菌のメカニズム消臭のメカニズムオゾン水と他の消毒液との比較オゾン水は家庭の水道水を使って手軽に生成でき、除菌・消臭にすぐれた効果を発揮します。色落ちの心配がないので、衣類にも使用可能。菌やニオイ物質に反応した後は酸素や水に戻るので、安全性が高く、小さなお子さまやペットがいる家でも安心して使用できます。殺菌効果試験 (実施機関:日本食品分析センター)安全性試験 (実施機関:薬物安全性試験センター・日本食品分析センター)眼刺激性・急性吸入毒性・急性経口毒性、皮膚一時刺激性試験を実施済みです。商品情報エイミー オゾン水スプレー型番:AIM-OZ01販売価格:14,800円(税込)外形寸法 :(約)W7.5×D10.5×H24cmJANコード:4571167470600消費電力:(約)10Wボトル容量:(約)120ml噴霧量:(約)0.30ml /回付属品:本体、取扱説明書(保証書付)OZONE WATER SPRAY : 企業情報名称:株式会社ツカモトコーポレーション エイム事業部所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-6-5TEL:03-3279-1516URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月19日株式会社エス・アイ・シー( 本社:東京都江東区、代表取締役:猪狩 真二 )は、いつでもどこでもお手軽にオゾン水をご使用できる充電式・ポータブル型の『 電動オゾン水生成スプレー SO3-03V 』を2022年2月1日より販売開始しました。アルコールよりも優れた除菌効果と消臭効果を併せ持つ『 電動オゾン水生成スプレー 』当社『 電動オゾン水生成スプレー 』は、瞬時に濃度1mg/L以上のオゾン水を生成し、アルコールよりも優れた除菌効果と消臭効果を併せ持つ次世代の除菌消臭製品です。薬品を使わないため手肌にも優しく、食品にも使用が可能な安全性、有害な残留物質を発生させない環境保護にも適したオゾン水。店舗施設等での衛生管理業務はもちろん、家庭生活の様々なシーンでもご活用いただけます。■『 SIC電動オゾン水生成スプレー 』製品ページ ■『 SIC電動オゾン水生成スプレー 』販売ページ 【主な特長】1. 水だけで除菌消臭水道水をボトルに注ぐだけのワンタッチ操作で、99%除菌・強力消臭が可能なオゾン水を電動噴霧します!2. 生成待ち時間ゼロ独自開発の直噴式ジェネレーターを搭載し、瞬時に濃度1.0mg/L以上のオゾン水を生成します!3. 軽量&コンパクト人間工学に基づいた設計で、軽く持ち易く、ご年配の方や女性・お子様でも容易に操作することができます!4. 便利なUSB充電式いつでもどこでも、USB充電式で手軽に持ち運べ、場所を選ばず様々なシーンでご使用が可能です!5. 大容量350ml本体はコンパクト設計ながら、大容量350mlボトルを採用しました。各種業務や広範囲のご使用にも最適です!6. 連続噴霧 ≧1時間4000mAh充電池を内蔵し、≧1.0mg/Lのオゾン水を1リットル、かつ1時間以上の連続噴霧が可能となります!【製品概要】名称 : 電動オゾン水生成スプレー型番 : SO3-03V-WH製品価格 : オープンプライスサイズ : W249 × D60 × H186mm重量 : 本体 450g ※満水時 800g噴霧モード : Low-Hi 2段階切替連続使用時間 : Low=約80分 / Hi=約50分カラー : ホワイト × ブラック販売店 : SICプライムストア楽天市場店販売サイト : 【会社概要】商号 : 株式会社エス・アイ・シー代表者 : 代表取締役 猪狩 真二所在地 : 〒135-0005 東京都江東区高橋14-3 盛市ビル3階設立 : 1986年7月14日事業内容: (1) 衛生用品の卸売及びECモール店舗での販売(2) LED照明機器・LEDステージ照明・LED小物等の卸売・販売(3) カラオケ・音響機器・映像機器の販売・リース・メンテナンス(4) セキュリティ機器・給電機器の卸売・販売・メンテナンス(5) 海外展開(製品企画・開発製造・貿易業務等)のトータルサポート加盟団体: 一般社団法人 日本衛生材料工業連合会・全国マスク工業会正会員一般社団法人 全国カラオケ事業者協会ウェブ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月03日「フランソワ・ポンポン展」が2月3日(木)から3月29日(火)まで、佐倉市立美術館で開催される。19世紀末から20世紀初頭にフランスで活躍した彫刻家フランソワ・ポンポン(1855-1933)。ロダンのアトリエなどで下彫り職人として経験を積み、50歳を過ぎて動物彫刻家に転向。シンプルな形となめらかな表面を持つ『シロクマ』や『フクロウ』、『ペリカン』などを生み出した。日本初の回顧展となる本展では、最初期の人物から洗練された最晩年の動物彫刻まで、旧ブルゴーニュ地方のディジョン美術館や出身地ソーリューのポンポン美術館、また国内でポンポンの彫刻と資料を多数所蔵する群馬県立館林美術館から彫刻、スケッチなど、約90点を出品する。あわせて、ポンポンに影響を受けたとされる佐倉ゆかりの金工家・津田信夫(1875-1946)の所蔵品も展示される。■展覧会情報2月3日(木)から3月29日(火)まで会場:佐倉市立美術館休館日:月曜日※但し、3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館。開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般800(640)円、大学・高校生600(480)円、中・小学生400(320)円、未就学児無料※カッコ内は前売り及び20名以上の団体料金※前売り券は佐倉市立美術館、佐倉市民音楽ホール、佐倉市観光協会、JR佐倉駅前観光情報センターにて2月2日(水)まで販売。※佐倉市内の小・中学生と同伴者1名は無料。※障害手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料。<関連イベント>対話型鑑賞ツアー「ミテ・ハナソウ・カイ」オンライン2月27日(日)、3月27日(日)各10:30から詳細:
2022年01月27日フランソワ・オゾン監督の『8人の女たち』『スイミング・プール』、是枝裕和監督『真実』などに出演するリュディヴィーヌ・サニエ主演作『ローラとふたりの兄』から、主人公ローラをめぐる個性的な登場人物たちの場面写真が一挙に解禁となった。本作は、兄と妹の物語であると同時に、三人兄妹それぞれのパートナーや息子、日常で出会う何気ない登場人物たちの存在が、ドラマに深みを与えている。弁護士のローラ(リュディヴィーヌ・サニエ)は、離婚調停の依頼人だったゾエール(ラムジー・ベディア)から食事に誘われ、彼の笑顔と積極的なアプローチにしだいに惹かれていく。ゾエールは、ローラの家族を客観的に見守り支えてくれる頼れる存在。長男ブノワ(ジャン=ポール・ルーヴ)は天真爛漫な妻・サラ(ポーリーヌ・クレマン)と幸せな新婚生活を送っている。サラは、かなり個性的なアクセサリー作家で、飾らない笑顔が周囲を幸せな気分にしてくれる。だが、ある日サラが家を飛び出してしまい、ブノワが追いかけて向かった先は元妻3人による女子会だった!一方、次男ピエール(ジョゼ・ガルシア)は、妻サビーヌ(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)と別居中。仕事のトラブルに見舞われるが、なんでも自分で抱え込む性格からサビーヌに助けを求めたときにはすでに2人の心の距離は広がっていて…。サビーヌは、良識的な女性。別居したいまも、思い込みで突っ走るピエールを優しく諭す。そんな一筋縄でいかないフランスの大人たちの複雑な恋愛模様は、本作の見どころの1つ。また、息子・ロミュアルド(ガブリエル・ナカーシュ)は、ケンブリッジ大学に進学を控える心優しき秀才。頭が良すぎるせいか、独特な言葉遣いがチャーミング。父親が仕事でトラブルを抱えていることを知った彼は隠れてある行動を起こすが…。また、ピエールの部下アントワーヌ(フラン・ブリュノー)は、いつもおっとりしていて、一見何も考えていないように見える“ゆとり系”。しかし、ピエールがトラブルで頭に血が上っているときも、いつもゆったりと構えて深呼吸のようなひと言をくれる。この2人の存在は物語の清涼剤的な役割にもなっている。そのほかにも、ローラたちが両親の墓参りにいくたび出会う常連のおじいさんや、団地のおばあさんなど、濃すぎるサブキャラクターたちが与える深みとリアリティにも注目だ。11月14日から27日までは「家族の週間」、11月21日は「家族の日」。本作は、いざというときにそばにいてくれる人の大切さを思うきっかけになりそうだ。『ローラとふたりの兄』は12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローラとふたりの兄 2021年12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 NOLITA CINEMA - LES FILMS DU MONSIEUR - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - FRANCE 2 CINEMA
2021年11月18日