一時期、ドラマの影響で「マウンティング女子」という言葉が流行しましたよね。「私の方があなたより上の立場よ」という格付け争いを、回りくどい言い方や態度で表す女性を意味するこの言葉。女性なら、大なり小なり一度は体験したことのある女同士の“戦い”です。何をもってその上下関係を判断するのか。その要素はさまざまですが、その中で今回注目するのは「彼氏」。そこで今回は、友人の彼氏の何を基準に「マウンティング」しているのか、20代の女性にアンケートを取りました。■1.職業「医者、弁護士、公務員・・・安定した仕事の彼氏を持っている人は勝ち組だと思う。」(27歳/OL)「フリーターと付き合うなんて論外だけど、3B(美容師・バンドマン・バーテンダー)と付き合っている友達も意味分かんない。将来苦労するだけでしょ。まぁ頑張れって感じ(笑)」(25歳/派遣社員)やはり彼氏の職業というのは女性にとって死活問題です。いずれは結婚、という運びになれば人生も大きく左右されます。友人の彼氏が自分の彼氏より高い年収であれば「何であの男あんな女と付き合ってんの?」となり、逆に低収入であれば「私の方が勝ってるな。」と思うわけです。複雑な世界ですよね。■2.車「車が無い男なんて有り得ない。普段どうやってデートしているの?」(25歳/栄養士)「軽で迎えに来るような男と付きえないよね、普通(笑)」(23歳/フリーター)第二のマウンティング基準は車。やはり車には生活水準が見え隠れするそうです。彼が高級車に乗っていれば、マウンティングの中でもトップにいることが出来ます。逆に彼が車を持っていないと、マウンティングどころか「可哀想な子・・・」と哀れみの目で見られることもあるそうです。この場合、土俵にも上がらせてもらえないなんてある意味楽かもしれませんね。■3.ルックス「やっぱり顔は大事!その子がイケメンと付き合っていると知れ渡れば、急に上位に格上げされます。」(22歳/学生)「友人がイケメンの彼氏を隣に連れて歩いているだけで何か負けた気分になる。」(25歳/美容師)「親友が知らぬ間にイケメンを捕まえていて、自分の彼氏の写メとか恥ずかしくて見せられなくなった。」(27歳/介護士)やっぱり何といっても顔!持って生まれたものはもうどうしようもありません。でもだからこそ皆「イケメン」に敏感なのでしょうね。逆を言えば、今までマウンティング底辺だった女性もイケメンと付き合えば見返すことが出来るのかもしれません。■4.優しさ「大してカッコ良くはないけれど、いつも彼女を最寄りの駅まで迎えに来てあげている。それを見せつけている友人は心の中で絶対私を底辺扱いしていると思う。」(21歳/学生)「私の友人の彼は誕生日、毎月の記念日には必ずサプライズをしている。正直羨ましい。」(26歳/公務員)「彼氏にどれだけ愛されているか」もマウンティングをする際には必要不可欠な項目です。女性は男性の優しさ、マメさに弱い生き物です。マウンティングの裏には「私もあの子みたいになりたい」「自分に自信がない」という心理が働いているのではないでしょうか。■おわりにいかがでしたか。無意識のうちにマウンティングをしてしまっていた・・・という方もいたのではないでしょうか。そして、あなたの彼氏も「マウンティング女子」にチェックされているかもしれません!でも本当はお互いが愛し合っていればこれ以上の幸せはないのですけどね。結局は皆幸せが欲しいだけなのかもしれません。(和/ライター)
2015年08月25日タイで地獄を体験?仏教国のタイでは至るところにお寺がありますが、地獄寺というちょっと変わったお寺もいろいろな場所に存在しています。このお寺、その名の通り、地獄の世界観を私たちに見せてくれるという不思議なお寺なんです。今回、バンコクやパタヤからアクセスの良い、バンセーンという港町にある地獄寺「ワット・セーンスック (Wat Saen Suk)」に行ってきました。ワット・セーンスック (Wat Saen Suk)お寺に到着すると、タイの一般的なお寺とあまり変わらない感じに驚きました。タイ人の参拝客にならってお線香やろうそくが入ったお参りセットを20B(約74円)で購入し、境内に入ってみたものの、想像していたおどろおどろしい地獄の光景はどこにもありません。ブッダの悟りの歴史を紹介するモニュメントがずらっと配置され、あくまで平和な雰囲気です。境内の奥に広がる不思議空間しかし決して途中で引き返さないでくださいね。境内のさらに奥に不思議な巨大モニュメントがあるのを発見!その周囲にはカメラを構えたタイ人参拝客が多数。どうやら地獄の世界は境内の奥にあるようです。奥に進むと閻魔大王が。生前に犯した罪についての審判中なのでしょうか。どことなくコミカルな展示生前に嘘をついた人、泥棒をした人、自然を汚した人等、生前に犯した罪によって地獄で受ける罰が異なるとのことで、様々な罪人たちが地獄で罰を受けている様子が展示されています。地獄寺というと、グロテスクな展示がたくさんあるのではないかと少し身構えていたのですが、日本人の私からすると、こちらのワット・セーンスックの地獄の世界はコミカルなものが多かったように思いました。しかし、タイ人参拝客の人たちの様子を見ていると、神妙な面持ちで展示に見入っている人が多かったのが印象的でした。こちらのワット・セーンスック、パタヤからは車で1時間、バンコクからは1時間半ほどの場所にあります。パタヤやバンコクへ来られた際の一風変わった観光スポットとしていかがでしょうか。※上記日本円表記は、2015年6月現在の為替レートに準じます
2015年06月04日今、世間では何かと女性同士の“マウンティング(格付け)”や、ママ友地獄による“ママカースト”などが話題となっています。女性が生きていく上で、女性の本性は詳しく知っておきたいところですよね……。そこで、全国の30代女性100名に「過去10年間に、同性を見下した経験は何回ありますか?」と質問してみました。すると、「0回!同性を見下したことは一度もない」と答えたのが51人との結果に……。半数以上の女性はカーストに興味がない、ということが判明。「意外と少ないのかも」と思うと、ホッとしますね。しかし、「数えきれないくらい“この子ごときが?”と思った」という女性がなんと24人もいました。つまり、大体4人に1人の割合です。もう、これは女性が集まるところには、カーストが自然発生してしまうのは仕方ないと考えた方がいいのかもしれません……。それでは、私達はどんな発言に気を付けないといけないのか?アンケート結果を詳しく見ていきましょう。■恋愛関係の話題が格付けを生んでしまうまず、「数えきれないくらい同性を見下した」という経験のある人にそのときの状況を詳しく教えてもらいました。「“この程度の女がこんなカッコイイ男と付き合っているなんて、バランス悪いな”と思っちゃった」「旦那の職業アピールをされて、超ウザかった」「嫌いな女の幸せ話を聞くと、しょちゅう“この子ごときが?”と思ってしまう」気に入らない女性が、自分より先に彼氏が出来たり、結婚したり、というタイミングで「私より下のくせに、何なの?」と思ってしまうようです。こういった“嫉妬からくる黒いモヤモヤ”って、自分に自信がない女性ほど沢山あるんでしょうね。友達以外の同性の前で、不用意に男性の話はしない方がよさそう。■本人にはとても言えない本音がズラリ!また、数えきれないほどではないものの、「何度か同性を見下したことあるわよ」って女性からは、こんな笑っちゃうような意見も。「“絶対に彼氏なんかできない”と思っていた子が男性と付き合えたときに、“物好きもいるんだなぁ”と心の中で笑ってしまった」「サンダーバードみたいな顔した女が、大して可愛くもない息子をジャニーズ事務所に入れたいとほざいていた時に“ありえん”と思った」「“私は人生が充実しているの”とアピールをされたことがあったけど、その女がブスだったから何だか微笑ましかった」お~怖い!でも、このようなコメントを見ると、どうやら彼氏自慢、夫自慢だけでなく、子供自慢、自分自慢も地雷のようです。今回のアンケート結果から、どうやら聞かれてもいない自分の話をしたがることがトラブルにつながることがよ~くわかりました。よって、マウンティングされたりカーストに巻き込まれたりしないためには、当たり障りのない話題がよさそうですね。もしくは、ひたすら聞き役に徹するのがベターでしょう。相手の話をさも面白いかのように聞く。「うんうん。それでそれで?」と言うだけで違います。聞き上手になっていきましょう!(文/中田蜜柑)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月15日(月)調査対象:全国30代の女性100名
2015年01月11日マウンティング女子とは、沢尻エリカのドラマ『ファーストクラス2』にも登場する、ことあるごとに自分の方が上だとアピールしてくる面倒な存在の女子です。そんなマウンティング女子にライバル視されたら大変。日常のストレスは軽く2倍以上になりそうです。そこでマウンティング女子を上手にかわす秘訣について、キャリアウーマンにインタビューしてきました。■1.完全に無視をする「女子って生き物は身近にいる同性と比較したがる傾向があるから、いちいち相手にしていたら、こっちのストレスがたまる一方。私はライバル視されて、自分の方が上だとさり気なくアピールしてくる女子がいたら完全に無視する。そんな人を相手にしていると、仕事の邪魔になるからね」(30歳/メーカー)心を強く持てるのなら、身近にいる女子からマウンティングされた際、完全にスルーするのもストレスをためないためのひとつの方法でしょう。マウンティングする女子はどこかで自分への自信が欠けているからこそ、「私のほうがすごい」と言いたがるものなので、無視をしていれば下手に波風を立てずに済む可能性も高いでしょう。■2.相手の方が上だと認めてあげる「自分の方が才能がある、美人などとアピールしてくる女子は、要は認められたいだけ。それを笑顔で認めてあげれば、それ以上しつこくしてはこない。同じ会社にも、そういう女子がいるけど、マウンティングしてくたびに“すごいね”“さすが!”とちょっとオーバーにおだてる。そうすれば、マウンティング女子も味方にできる。今では私の仕事が忙しいとき、サポートしてくれることもある」(27歳/商社)いっそのことマウンティング女子を褒めて味方にしてしまえば、楽かもしれませんね。認められたいがために、自分の方が上だとアピールしてくる女子もいるはずですから。また、マウンティングされるということ自体、実はあなたが魅力的な女子だという証なのかもしれません。■3.とぼけて笑ってみる「マウンティングする女子には何を言っても無駄。ああ言えばこう言うで、自分の方が優れているとアピールし続けるから。女子からマウンティングされたら、それを笑いに変える。たとえば“実は私って○○ができるんだよね”なんて言ってきたら“おお、それは知らなかった。じゃあ見せてよ(笑)”なんてとぼけて笑ってみる。そうすると、マウンティングされにくくなる」(32歳/映像)マウンティング女子というのは、プライドが高い傾向があるため、自己アピールをした際に笑いで返されたら、内心イラっとしたとしても、それ以上踏み込んでこないかもしれませんね。マウンティング女子を素早く撃退したいときに使えるワザです。■4.マウンティング女子を超える能力を身に付け黙らせる「昔から負けず嫌いな私は自分の方があなたより上、とアピールしてくる女子が許せない。何とか意識の上から消そうとしても、気になって無理。だから、マウンティングしてくる女子を超す能力を身につける。悔しさ、ムカつきをすべて自分の能力を高めるパワーに変えていく。相手に負けを認めさせるまではキツいけど、それで自分が成長できるなら、むしろマウンティングしてくれて、ありがとうと思える」(30歳/WEBプロデューサー)マウンティングされたとき、誰でも少なからずイラっとするものだと思います。しかし、その苛立ちを糧に能力を高めれば、大きく飛躍できるかもしれませんね。いつの間にか、マウンティングしてきた女子の能力などを軽く超えてしまうことも考えられるでしょう。■さいごに女子というのは、どうしても周りにいる同性と自分を比較しがちなため、いつあなたにマウンティングしてくる女子が現れても不思議ではありません。でも、あなたの考え方を少し変えることで、マウンティング女子を上手にかわすことはできるでしょう。(羽音/ハウコレ)
2015年01月01日早くも続編が放送中の連続ドラマ「ファースト・クラス」。ドラマの中で繰り広げられるマウンティング女子の争いを見て、「こういう子っているよね」と女性なら誰もが共感してしまうのではないでしょうか。しかし、マウンティングをしてくるのは、同性である女子だけではありません。男子の中にも、女子に対して上から目線のマウンティング男子は存在するのです。そこで今回は、20代女子のみなさんから、実際に出会ったマウンティング男子の特徴について聞いてきました。■1.「女を落とすのなんて簡単」「恋愛経験豊富な男友達の口癖は、『女って優しくされると何ですぐに落ちるの?』です。自身の恋愛経験から女を落とすのは簡単だと本気で思っているのでしょうが、たまに話を聞いていてイラッとします」(25歳/保育士)恋愛経験が豊富であれば、女子の取り扱いにも慣れていることでしょう。しかし、どんな女性でも確実に落とせる男性なんて、ほとんどいません。むしろ、本当にそうであれば、それを仕事にすべきです。今までの恋愛経験が通用しないこともあるから、恋愛って楽しいのですよね。マウンティング男子のみなさんには、ぜひ一度、心が折れるほどの失恋を味わってもらいたいものです。■2.「元カノが美人だったんだよね」「最近までモデルの子と付き合っていた男友達。別れてからというもの、私たち女子の前で『もう普通レベルの子とは付き合えないよ』と鼻高々に言ってくるので、正直困っています」(20歳/大学生)きっと、美人と付き合っていたから、自分もイケメンなんだと信じて疑っていないのでしょうね。しかし、現実はそうじゃない。レベルが高かったのは、元カノだけで、君はどうってことないのだよと、誰か教えてあげてください。■3.「彼女は欲しいけど、ブスとは付き合いたくない」「友達から紹介された男性と何度か食事に行ったりしていたのですが、裏で、『いい子なんだけど、顔面偏差値が低すぎるわ』と周りに言われていたことが発覚。おもわず、お前の顔面偏差値の方が低いよと言いかけました」(27歳/営業事務)自分のことは棚に上げて、異性の見た目を批判する人って、男女関わらずいますものね。これは、マウンティング男子にもよく見られる特徴です。もし、自分の見た目を批判してくる男性がいたら、そっと鏡を渡してあげましょう。「あんたも人のこと言えないよ」という現実を見せてあげるのです。■4.「女は仕事が嫌になっても、結婚できるからいいよな」「同僚の男性に仕事の相談をしていたら、『でも、女は仕事が嫌になったら結婚できるからいいじゃん。男はそれができないから辛いんだよね』と言われた。こういう男性って、結婚しても『俺が養ってるんだから文句を言うな』とか言ってそう」(22歳/受付)そもそも、「仕事が嫌になったから結婚します」なんて、要領の良い女子にしかできない高度なテクなのです。女であれば、誰もがその手を使えるなんてことはないんですから。このような発言で「簡単に辞められる女子と違って、俺は頑張ってるんだよ」といったアピールをするのは、やめてもらいたいものですよね。■おわりに一緒にいて何だかイラッとするマウンティング男子は、どこかで女子のことを小バカにして見ています。そんな彼らとは、恋愛だけでなく、友人関係ですら、築くのは難しいもの。もし、マウンティング男子に出会ってしまった場合は、自分の気持ちを乱される前に、距離を置くことをオススメします。(LISA/ハウコレ)
2014年11月01日フジテレビのドラマ『ファーストクラス』の続編が10月15日からスタートする。"マウンティング"=女同士の"格付け地獄"という煽り文句…怖い怖い。ところで、もともとの"マウンティング"の意味は哺乳類の雄などのオスが交尾のときにとる背乗りする行為のこと。その行為から転じて、日常生活において「自分の立場が相手よりも上と示す態度」として使われることになった。ドラマでは主演の沢尻エリカをめぐり女性同士のマウンティングが繰り返されるが、男性の方はどうだろうか?○男性同士にこそ、格付けは存在してきたもちろん男性同士にも「格付け」は存在する。むしろ、「歴史=男たちの格付けの歴史」と言っても過言ではない。(決して女性を差別する意図ではなく、過去の歴史においては男性が中心だったという意味で)例えば、戦国時代。農民の出身ながら織田信長に仕え、才覚を現し、みるみるうちに天下人になった豊臣秀吉だが、織田家譜代の家臣らの視点からみればどれだけ「マウンティング」された感があったことか。いままで「サル」と呼び捨てにしていた秀吉にひれ伏せざるを得なかった柴田勝家などは、後に秀吉と賤ヶ岳の戦いで争い滅びる。一方、徳川家康は、後に関ヶ原の合戦を経て、大阪冬の陣、夏の陣で意趣返しし豊臣家を滅亡させて江戸幕府を開く。日本史に限らず、世界史においても、歴史というのは格付け地獄の繰り返しだったのだとつくづく思う。ところで「格付け」というのは、どのような状況下で起こるのだろうか?例えば、私と男性アイドル歌手の間では、当たり前だが、「格付け」は発生しない。基本は同じ時代、同じ世界(特に狭い世界)、そして高いプライド。この3つの要素が最低限、そろわないと発生しない。私と男性アイドル歌手は、同じ時代、そして高いプライドが仮に共通したとしても、「同じ世界」でない。一方、狭い世界であれば、多少、時代が異なっても、格付けが生じることもある。例えば日本の相撲界。有名なのは、先代の大関・貴乃花を千代の富士が名勝負の結果、破ったことで新たな時代が始まった。そして、その千代の富士を、貴乃花の次男の貴乃花(光司)が再び名勝負で破ることで、さらに次の新しい時代へと変わっていった。「相撲界」という狭い世界の中での「世代交代」に「格付け」はつきものである。時に「金銭」を媒介した形での「格付け」もある。例えばプロ野球選手。何億円も年俸を稼いでいる選手たちの年俸からしてみれば、大した額ではないとも思われるような50万円程度の額にこだわり、年俸交渉が決裂することも多々ある。当の選手にとってはどうしても譲れない額なのだろう。年俸100,000,000円(1億円)の選手と、年俸100,500,000(1億50万円)の選手では、選手としての成績、獲得タイトル、ファンからの人気に関わらず、たとえ50万円であっても前者の選手の方が球界の中では「格が上」となる。もっとも1年後には逆転するかもしれないが、その1年に命をかけるのが「プロ」が「プロ」たるゆえんでもある。<著者プロフィール<片岡英彦1970年9月6日東京生まれ神奈川育ち。京都大学卒業後、日本テレビ入社。報道記者、宣伝プロデューサーを経て、2001年アップルコンピュータ株式会社のコミュニケーションマネージャーに。後に、MTVジャパン広報部長、日本マクドナルドマーケティングPR部長、株式会社ミクシィのエグゼクティブプロデューサーを経て、2011年「片岡英彦事務所」を設立。(現 株式会社東京片岡英彦事務所 代表取締役)主に企業の戦略PR、マーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2011年から国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立代表理事就任。
2014年10月02日漫画家・瀧波ユカリさんとエッセイストの犬山紙子さんによる共著『女は笑顔で殴り合うマウンティング女子の実態』によって、ブームになっている『マウンティング女子』。マウンティングとは、サルなどが他のサルの背中の上に乗り、自分が優位であることを示す行為です。これを由来に、自分より上位であることをさりげなく示してくる女子のことをマウンティング女子と呼びます。そこで今回、一般女子たちに『私、もしかして今、マウンティングされた!?』と思ったエピソードを聞いてみました。■1.美人がナチュラルメイクを推奨「友達に、すっぴんでもすごく美人なモデルをやっている子がいます。メイクの話になったとき、『カラコンとつけまがなきゃ外出できないよ』みたいなことを言ったら、『カラコンとかつけまをずっと付けていると、重みで目元が老けちゃうんだって。それに、私は元が濃い顔だからカラコンとかつけまとかでメイクし過ぎるとオカマ顔になちゃうんだよね。◯◯ちゃん(私のこと)は派手なメイクが映える顔でいいなぁ』と言われました。そりゃモデルやってるくらいの美人だからしなくてもいいじゃん!美容アドバイスしつつも、私の貧相顔をバカにしている気がしました」(19歳/大学生)自分のことを美人だと自覚している美人からナチュラルメイクを推奨されると、裏には『私はあなたとは違って美人だからナチュラルメイクが似合うの』という言葉が隠されていそうですね。■2.ナンパ自慢?「友人から『またナンパされちゃった。◯子(私のこと)は素朴で純粋なオーラが出てるから、チャラい男が寄ってこなくていいなぁ』と言われました。ナンパされたことを自慢しているようにしか思えませんでした」(22歳/販売)これはナンパ自慢をしつつ、素朴や純粋という言葉を使って『あなたは地味だけど私は華やかなのよ』という意味がこめられていそう。しかし、ナンパをされるからと言って必ずしもモテているとは限りませんよね。■3.後輩からの「まだ若いんで」アピール「職場の後輩ちゃんが『昨日もクラブに行ってきたんです』と言ってきたので、私はクラブのようなにぎやかな場所に興味ないものの、話を合わせるために『いいなぁ、楽しそう』と返しました。しかし、後輩ちゃんは何を思ったのか『◯◯さんは落ち着いてるっていうか、キャッキャして遊ぶ感じじゃないですもんねー、じゃあ次はクラブいこー!てなる前にもう帰ってそうなイメージです~』と、言ってきました。私がババアでイケてない女ってことをディスってたんでしょうね、きっと・・・・・・」(28歳/美容関連)興味のない話に付き合ってあげているのにマウンティングされてしまうとは悔しい!年齢を重ねると、若い子からマウンティングされることが増えそうです。■4.自分より痩せている子がダイエット宣言「自分より痩せているモデル体型で、ダイエットなんて必要ないA子が私の前で『ヤバーい、超太った。本気でダイエットしなきゃ』と言い始めたので『ダイエットなんてする必要ないじゃん。A子がデブだったら私はどうなるの!』と言ったら『●●(私)は健康体って感じで男ウケ良いからいいじゃん。私は男ウケよりも、露出の多い服が着たいんだよね』と言われて、」(23歳/金融)これ、『そのスタイルで露出の多い服は無理』というメッセージにプラスして、『痩せる必要なんてないじゃん』って言ってもらいたい思いも含まれていそうですね。■おわりに実は自分も気付かないうちにマウンティングしていた・されていた、なんて経験は意外と多いのではないでしょうか。気付くか気付かないか、微妙なラインで攻めるマウンティングとなると、益々モヤッと感が増しそうですね。しかし、女子は誰だってそんなもの、と思っておけば、自分がしてしまった、されたマウンティングに対しても必要以上にジタバタもがくこともなくなり、許せるようになるかもしれませんよ。(姫野ケイ/ハウコレ)
2014年06月16日別府には8つの「地獄」がある。ワニのうごめく「地獄」もあれば熱泥に巨大噴泉など、エンターテイメント性もバツグン。しかしここは地獄だけではなく、温泉を利用した一風変わったスポットやご当地スイーツなどもあるのだ。まずは「海地獄」から歩こう。ここは1,300年前に鶴見岳の爆発により誕生した池。水の色がブルーであることから「海地獄」と名づけられた。ここには珍しい巨大なハスの咲く庭園があるというのだ。その名も「日本一の大鬼蓮」。「海地獄」の矢野義広さんによると、この巨大なハスは8月頃からが最も見ごろという。何と体重20キロ以下の子供はハスの上に乗ることもできるらしい。今年は8月13日、14日、15日で開催予定とのこと。詳細は施設へお問い合わせていただきたい。「海地獄」でもうひとつユニークなのが、全ての地獄の中でここだけの名物といっていい青色の源泉でゆで上げた「温泉たまご」である。ブルーの地獄から引き上げられる卵は、独特の風味。ちなみに色は青く染まっていないのでご安心を。しっとり濃厚な、温泉たまごの柔らかい味わいを堪能できる。ちなみに値段は5個で300円。面白い食という並びで、もうひと紹介したいのが、「血の池地獄」のプリンだ。血の池地獄では酸化鉄をふくんだ熱泥が噴出しており、その姿はまさに血そのもの。ここで売られているのが真っ赤な「血の池プリン」である。この商品は赤ワインで色付けしたジュレで血の池地獄を再現。実は「添加物なし」であることも強くアピールしたい。見かけと異なり大変ヘルシーなのである。この「血の池プリン」は1日50~100個限定、売り切れ次第終了とのこと。1個320円で、ここでしか味わえないレアな一品である。続いて、爬虫類嫌いの女子にはあまりオススメできないが、地獄巡りに行くなら是非ともここは見逃してほしくないのが「鬼山地獄」だ。そう、地元で「ワニ地獄」と呼ばれている、あの場所である。ここは地獄巡りのメインストリームではないのだが、「なんでこんなところに大量のワニが?」と思わずにいられない、唐突で不思議なスポットである。温泉の硫黄の匂いと湯煙が立ち上る、もわもわと熱い館内で、ニシキヘビのごとく重なり合う世界各国のワニの姿は、圧巻の一言。聞くと、温泉の地熱をたくみに利用してワニを飼育しているらしいのだが、それにしても何故ワニなのか。館内で働くおばちゃんたちに尋ねても、「昔からここで育てているからねえ」という回答しか得られないのがシュールである。この鬼山地獄は、イリエワニ、シャムワニ、メガネカイマンなどの約100頭のワニが飼育されている。飼育はなんと大正12年(1923)に始められたというからその歴史もハンパない。更に世界最長寿記録を持つワニ「イチロウ」の剥製もここに残されているのだが、その大きさたるや並のデカさではなかった。別府のローカルな場所に、これだけのサイズのワニが世界一の長寿で生きていたのかと、唖然とした気分になるのは筆者だけではないはずだ。地元の人たちに、「一匹が逃げだして捕まったなんてニュースはないんですか?」と尋ねてみると、「長いこと別府に住んでるけど、そんな話は聞いたことないねえ」と、ニッコリとのどかに答えてくれた。確かに、ワニたちをじっと観察すると、温かい温泉の吹き出るエリアにゆったりと寝そべり、おだやかな表情でじっとしている。心地良さそうだ。ここから敢えてリスクをおかして、脱走を企てる必要性を彼らは感じないかもしれない。以上、駆け足で紹介してきたオモシロ「地獄」だが、別府ならではの面白いスポットやグルメはまだまだ他にもある。是非とも、自分の足で歩いて発見してほしい。8地獄共通観覧券(大人=2,000円、高校生=1,300円、中学生=1,000円、小学生=900円)なら、すべての地獄を見て回ることができるので大変お得。どの地獄でも購入できるので、めぐる順序はお気に召すままどうぞ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日