■前回のあらすじ誰にも相談できずイライラしていたママの目の前に現れたパンダ。「ママがイライラしている理由は、パンダじゃないから」と言われて…■「一人だから子育てがつらいんじゃない?」と言われるけど…「ママが子育てがつらいのは、パンダじゃないから」その真意とは?たしかに、私はそんなにマウンティングとか好きじゃない…とはいえ…来ちゃった!次回、中に潜入です!!!(普通に入ります)→次回に続く!
2020年11月01日今年は新型コロナウイルスの流行が拡大して、人との付き合い方にも大きな影響をもたらしていますよね。そんな中、ママ友やパパ友など、子どもを通じてできた人間関係の中での情報交換にはどのような変化があったのでしょうか?今回は、コロナ禍でのママ友やパパ友との情報交換について、アンケートを元に見ていきたいと思います。■ママ友パパ友と情報交換している?アンケートでは、コロナ禍、ママ友やパパ友と情報交換をしているかどうか聞きました。その結果、「たまにしている」と答えた人が33.4%で最も多い結果となりましたが、「ほとんどしていない」、「全くしていない」と答えた人もそれぞれ32.0%、25.3%で、横並びの結果となりました。一方で、「頻繁にしている」は8.3%と、他の回答とは大きな差がついています。また、「たまにしている」と「頻繁にしている」という回答は合わせて41.7%、「ほとんどしていない」と「全くしていない」は合わせて57.3%で、「していない」人の方が多い結果になりました。Q.コロナ禍、ママ友・パパ友と情報交換してる?たまにしている 33.4%ほとんどしていない 32.0%全くしていない 25.3%頻繁にしている 8.3%その他 1.1%■「ママ友は強い味方!」情報交換をする派の意見まずは、全体の約4割を占めていた「情報交換をする」というコメントをご紹介します。「出かけた先で出会ったら立ち話したり、元気かな?と思ったらLINEでお互いの子どもの様子や近況についてやり取りしています」(愛媛県 50代女性)「必要な情報をお互い交換し合える方が数人いると、本当に助かりますよね。 たまに情報交換しています」(神奈川県 30代女性)「コロナになる前も後も情報交換はしていました。やっぱりママ友は強い味方です!」(千葉県 40代女性)「コミュニケーションはLINEでしています。直接会うのは、お互い家庭があるし、子どもがいるので緊急の用事がないのであれば遠慮しています」(埼玉県 50代女性)「特定の人しか利用できない公園に決まった人だけ集まり、遊びを見守りがてら世間話をしています。 真正面から話すのを避けてマスク着用で、夕方の涼しい時間に出てきます」(神奈川県 30代女性)情報交換をしている人の多くは、直接のやりとりではなく、SNSを利用しているようですね。また直接やりとりする場合でも、公園などの屋外で十分に対策を取っているようです。新型コロナウイルスの流行に伴って、ママ友やパパ友同士の情報交換の方法にも変化が訪れていることがわかります。筆者自身も、以前に比べてママ友と直接会って雑談する機会は減ったように感じています。一方で、ネットを通じてのやりとりは増えました。それも、同じ地域の友だちとのやりとりだけではなく、以前に住んでいた地域のママ友や、学生時代の友人でお互いに子どものいる友だちとも、ちょくちょく連絡をとるようになっています。しばらく連絡を取っていなかった友人に近況をたずねるきっかけになっているとも感じています。■情報交換はしない!一方、全体の約6割を占めたのは、「情報交換はしない」という声でした。「ほとんど連絡は取っていません。考え方や取り組みが違ってケンカになるのも嫌だし、ただでさえ普段より念入りに掃除したりして時間を割いてるのに、あまりにも頻繁に連絡が来ると疲れてしまいます」(宮崎県 30代女性)「こういう緊急時こそ、根も葉もないうわさ話に踊らされたくないし、価値観が違うとストレスがたまるので。情報は情報源のしっかりした場所から得て、たわいない話は昔からの友人としています」(茨城県 40代女性)「もともとママ友との関係が面倒だと思っていたので、連絡が来ない方が楽でいいかなと思っています。もちろん偶然会った時は『最近どう?』などと世間話はしますよ。つかず離れずが一番!」(神奈川県 40代女性)「ママ友には会う機会もなく、特に連絡を取ったりもしていません。気持ち的に楽なので今の状態を続けたいです。以前苦労したので、この位で十分です」(茨城県 40代女性)情報交換をしないという言葉の裏に、絡み合うさまざまな思いがあるようです。コロナ禍で、連絡を取りにくくなったことを歓迎する声も多々寄せられていました。たしかに、ママ友やパパ友は子どもを通じた付き合いであるがゆえに、気を遣うこともありますよね。緊急時だからこそ、気を遣う付き合いはなるべく避けたいという気持ちは、当然かもしれません。また、忙しくて連絡を取り合う暇がないという意見もありました。自分の家庭のことでいっぱいいっぱいで、ママ友やパパ友に連絡する余裕がないという声もあって、情報交換するのも気力と時間が必要なのだと考えさせられます。■情報交換する目的とはさらに、アンケート結果を読み解いていくと、ママ友やパパ友と情報交換をする目的は2とおりあるようです。▼新型コロナウイルス関連の情報を交換したい!まずは、新型コロナウイルスに関連した情報を収集したいという目的です。「自治体によって感染者が出た時の措置が違うので、情報交換しています。隣の自治体でそういう措置を取るなら、私が住んでる自治体も右ならえになる可能性があるなと心構えをしてみたり」(岩手県 40代女性)「マスクが買えなかったときに、 『○○は朝イチなら手に入るよ』『どうしてもそろわなかったら、うちの在庫をあげるからね~』 など、ありがたい情報や心遣いをいただきました」(神奈川県 40代女性)「自粛中は『家でこんな遊び楽しいよ!』という遊びアイデア共有のLINEをちょくちょく送り合い、お互い子どもたちが楽しく過ごせるようにがんばりました。戦友です」(神奈川県 30代女性)▼「励まし合ってホッとできる」という声もさらに、ママ友やパパ友とのやりとりで、ホッとできるという声も。「先が見えない不安な状況ですので、少しでも話す機会があるとリフレッシュできますね」(東京都 30代女性)「パパ友とは、なんだかんだで仕事中心ですが、ちょっとした時にLINEなどで愚痴ったり励ましあったりしています」(千葉県 40代男性)「このコロナ禍で、あっさりと行事が中止になることばかりで、思いがけないことが続き失望の多い年でした。不安な気持ちや前向きな考え方を友人と共有できたことに何だか救われました」(東京都 40代女性)なかなか思いどおりの生活ができない中、ママ友やパパ友と気持ちを共有することで、救われた気持ちになったというコメントには、グッときます。筆者自身も、休校していた期間中、子どもの過ごし方や勉強方法について、SNSでママ友に相談していました。便利なアイテムや声かけの仕方などを教えてもらうだけでなく、悩みや愚痴をはきだせて、前向きになれたことも多くあったことを覚えています。■収集した情報をどう扱うのかママ友やパパ友との情報交換、する派としない派の意見が両極端にわかれていましたが、どちらも意見も納得する部分がありました。する派もしない派も、子どもを通じて知り合った保護者同士でお付き合いする場もあるでしょう。その場合、どういったことに注意して情報交換すればいいのでしょうか。●子どもが自ら情報収集する「低学年のうちは、学校関係で情報があやふやだと、お友達のお母さんに聞いていました。中学年以降は子どもの責任で、わからなければ友達や先生に聞いてきてと言ってあります。いつまでも親が情報収集していたら、子どものためにならないかなと」(埼玉県 30代女性)●情報を差別の道具にはしない「田舎ならではの『○○市第1号にだけはなりたくない、いじめられる』と、会う人、会う人そればかりです。でも、仕事で感染したら不可抗力ですよね。私は感染者をたたく事はしたくない。自分がされて嫌な事をしてはいけないと、子どもたちにもきつく言い聞かせてます」(山口県 30代女性)「地域近郊のコロナ感染者の出た店舗の情報はすぐ入ってきますが、ひぼうや中傷はみんなしませんよ。誰がいつ感染してもおかしくないので、個々でできることをしっかりやるだけですね。会えない分電話やLINEで励まし合いたわいもない会話で笑って明るく過ごす日々です」(神奈川県 40代女性)●信頼できる人と情報交換する「数人とは情報交換をしていましたが、それ以外は連絡が途絶えました。でも、連絡しあえる人たちが今後も続いていく人間関係なのかも」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、ママ友やパパ友と情報交換する上で参考にできるようなものばかりでした。有益なものも注意が必要なものも取り扱いには気を付けていることがうかがえます。コロナ禍でのママ友やパパ友との情報交換には、これまでよりも気を使う面があるかもしれません。またこれまで連絡取り合っていても、しんどくなって止めた人、またはどういったスタンスで連絡すればわからなくなった人もいるでしょう。ママ友、パパ友との情報交換は、とても有益な面もある一方、ストレスを抱える場面もあるかもしれません。このため一番ご自身がつらくならずに楽な付き合い方を選ぶことが大切だと思います。もしつらい気持ちを抱えている場合には、ママ友だけではなく吐き出せる場所や人、またはインターネットのサイトなど、ぜひ見つけて助けを求めて欲しいと思います。これまでよりも知らないうちにストレスを抱え込んでいる場合もあるので、心の中の「きついなー」という声を大切にしてくださいね。Q.コロナ禍、ママ友・パパ友と情報交換してる?アンケート回答数: 3839件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年11月01日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第21回は、たとえばママ友のなかで孤立してしまうママがいても、多様化する現在はむしろあえて“ぼっちママ”でいるほうが「らくちん!」という声もあり、そんなママたちの気楽エピソードを3つご紹介します。1.「おしゃべりの輪に入らないほうが建設的」だと言うママ【ママライフばんざい!】vol. 21保育園や幼稚園、小学校など、子どもが成長していっても、ついてまわるのがママ友とのお付き合いです。子ども同士が仲良くないなら疎遠なままでもいいですが、子ども同士が仲が良くても親同士も仲良しだとは限りません。ママ友同士で交流したがるタイプの人ならいいのですが、そうではないタイプのママの場合、うわべだけのお付き合いが苦痛になってしまうことも。とはいえ、保育園や学校の行事などで、親の出番は必ずありますし、とりあえずは波風立てずに過ごしていくことが安全だともいえますよね。ママ友同士で多いのは、顔を合わせたときに「ちゃんは~らしい」「さんのところは~みたいだよ」といった“噂話”。噂好きなママは、そこで話した他のママの話を別のいろいろなところでまた話したり、詮索好きだったりすることも。小学生のお子さんを持つAさんは、そういったお付き合いに疲れきってしまい、「おしゃべりの輪に入らないほうが建設的」だと言います。そんなAさんは、あるとき体調を崩してしばらくママ友たちの前に顔を見せず、その後も挨拶程度で済ましていたら、徐々に距離を置いたお付き合いへとシフトしていけたのだそう。すると、ものすごく気が楽になって、「意外と挨拶だけでも大丈夫なんだな」ということに気づいたのだとか。いつもと違う視点で行動してみると、すんなり苦手なものから離れられることもあるかもしれません。ただ、ひとりで悩みを抱えてどうしても動けないような状態でいる場合は、家族や両親、親友など信頼できる人物に相談してみてくださいね。2.「年の差もあるから無理して合わせない」と言うママ保育園に通うお子さんと小学生のお子さんをもつBさんは、「ママ同士でも年齢差があるから、無理して合わせない」と言います。お子さんが小さい頃は、仕事と家庭の両立で大変だったそうですが、だんだんと同じクラスのママたちの年齢や性格なども把握していき、次第に“あえてぼっち”スタンスを好んでしているのだとか。ママ友同士で集まりたがるママもいるものの、最初の頃はママ友グループの会に呼ばれていたけれど仕事がに忙しくて行かなくなったら、そのうち呼ばれなくなり、悩んだ時期もあったけれどいまでは「さっぱりしていていい」のだそう。とくに保育園は働くママの家庭ばかりということもあって、どのママも家事に育児に仕事にと忙しいため、「あの人忙しいのね」とそれほど執着されずに済んでいると分析するBさん。確かに、人のことにそれほどかまっているヒマはありませんし、集まることが好きな人だけ集まって、ひとりのほうが行動しやすいママはそのスタンスでいいのではと思いますよね。3.「ママ友がいないことは恥ずかしくない」と言うママママになってからも、ひとりで行動するよりも、連れ立って行動したがるタイプはいるものです。また、一見いつもグループで行動しているママ友でも、なかにはママ友のマウンティング大会に辟易しているママや“とりあえず”の気持ちで一応グループに入っているだけ、というママも。保育園に通うお子さんのいるCさんは、もともとなんでもひとりで行動できるアクティブなタイプのママ。ママ友グループの集まりなどにも早々に見切りをつけたものの、顔を合わせることがあれば挨拶だけは欠かさず、役員もやってクラスのママたちと交流するときもあるそう。そういった必要最低限のことだけやっておけば、プライベートまでベッタリ付き合うような「ママ友がいないことは恥ずかしくない」と言います。ママ友のことを考えるよりも、一番大事なことは何かといえば、それはもちろんお子さんのこと。ほどよい距離感を保ちながら、 “ぼっちママ”で自由度高くいるのはいいですよね。まわりを見回してみると、意外と他にも“ぼっちママ”がいることに気づくこともあるでしょう。無理してグループに入るより、のびのび過ごすのも手。ですが、ひとりでいることがツライと感じる度合いが大きくなりすぎるようなら、勇気を出して信頼できる人に相談することも忘れないでくださいね。©skynesher/Gettyimages©Flashpop/Gettyimages©ONOKY - Pascal Broze/Gettyimages
2020年10月30日ピンクのパンダが親子を救う…かもしれない。2人目のママの登場です。■出産前、絶対ママ友は作らないと誓ったけれど…大泣きする子ども。どうして子どもは泣いているの…?理由がわからないママは…窓の外にはピンクのパンダ!次回、パンダとママが出会います。→次回に続く!
2020年10月30日「横隔膜ヘルニア」という先天性疾患を抱えて生まれたお子さんを持つママの体験談をお届けする連載企画です。横隔膜ヘルニアとは、本来胸とおなかの臓器を隔てている横隔膜に生まれつき穴が開いており、その穴からおなかの中の臓器が胸の中に出てきて心臓や肺を圧迫してしまう病気。 おなかの子が横隔膜ヘルニアであると診断された妊娠中から出産までの出来事やママが感じた不安、生まれたお子さんの様子やその後の治療についてご紹介していきます。 妊娠中から息子が横隔膜ヘルニアであることがわかっていたので、当時付き合いのあったママ友にはある程度伝えていました。しかし、当初の診断よりも息子の病状は重く、4カ月に及ぶ入院生活を終えても医療的ケアが必要な状態。そんな「ぱっと見で病気とわかる」の息子に対するママ友たちの反応はさまざまなものでした。 妊娠中から精一杯応援してくれたママ友妊娠中から仲がよかった出産予定日の近いママ友には、妊娠初期から頻繁に妊娠中の不安や息子の病気のことなども相談していて、何度も励ましてもらっていました。それまでの経緯を知っていることもあり、退院後に人工呼吸器をつけた息子と初めて会ったときも驚いたりすることなく、自分の子と同じように接してくれました。 ママ友から「よく頑張ったね。退院できて本当によかったね」と言ってもらえたときは、泣きそうになるくらいうれしかったです。 連絡するなり音信不通のケースも普段あまり会うことがなかったママ友には、息子の入院で忙しかったこともあり、こちらから出産の報告をすることはありませんでした。しかし、ちょうど息子が12月に生まれたため、年始のあいさつがてら「予定日過ぎたけど生まれた?」と聞かれることも。 嘘をつくのも変な気がして、ありのままに病状を伝えると、驚きからか、気づかいからか、そのまま返信が途絶えてしまう相手も数人いました。その後、息子の医療的ケアがなくなってから偶然会ったときには何事もなかったように接してくれましたが、私的にはどうしてもこのときのことが忘れられません。 どうする? 初対面のママさんへの説明息子の退院と長女の入園がちょうど同じ時期だったので、同じ幼稚園のママたちにどう説明しようかという点は非常に悩みました。初対面なのに私のほうからわざわざ説明しにいくのも変ですし、だからといって何も言わないでいると相手も気をつかってしまうかも……。 入園してしばらくは息子を送迎の場所まで連れて行っていなかったのでどうにかなったのですが、息子の人見知りで夫に預けられず毎回連れて行くようになると、だんだん他のママの視線が気になってきました。 助けてくれたのは子どもたちの質問お互い気をつかい合って話を進められない大人たちを助けてくれたのは、意外にも子どもたち。息子の鼻についている異物が気になった子どもたちは「これ何?」とあっさり聞いてきてくれ、親御さんを交えながら息子の病気や、人工呼吸器について自然な流れで説明することができました。 幸い、同じバス停の幼稚園ママさんたちはみんな良い人ばかりで、「大変だったね」「何か困ったら教えてね」と口々に言われ、心の底からほっとしました。 息子の病気についてママ友の反応はさまざまでしたが、私は「なかったことにされる」のが一番悲しかったです。息子の病気についての言及を避け、元気になってから何事もなかったかのように話をされるより、見ないふりをせずにまっすぐ質問してくれるほうがありがたく感じました。 監修/助産師REIKO 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2020年10月29日時にママ友同士でマウントを取られたり、取ってしまったという経験はありませんか? ママ本人はもちろん、子どもやパートナーまでも比べ合ってしまうエピソードについてみてきた前編に続き、今回は、ママ友との付き合い方、マウントを取らない、取られない方法について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、考えてみたいと思います!■マウント対策1「ママ友と距離を置く!」マウント対策として多く寄せられたのは、「距離を置く」というコメントです。「友達と自分を比べる人って余裕がなく、心が荒んでる。 育児は人それぞれ違う悩みがあるし、いちいち妬む理由が理解できない。そもそもそれは本当に友達? ママ友とは呼ぶけど『マウント』と感じるなら付き合わない方が相手にもいい」「やたらと子どもにブランド物を持たせて、学校で自慢する親子。わが家は身分不相応な物は持たないので、スルーしていましたが、何かとマウントしてくるので距離を置きました」「徐々にフェードアウト。近所で見かけても見つからないように道を変えたり走り去ったり。同じ公立小学校になりたくないので、最後は引っ越しをしました」「付かず離れずが一番。何で群れたがるの? ママ友っていう一線を引いたお付き合いでいいんじゃないのかい?」「そもそもそれは本当に友達?」というコメントにはハッとさせられます。マウントされるくらいなら距離を置くというのは、賢明な選択のように思えます。■マウント対策2「卒園や卒業で離れるまでは我慢する」また、「付き合わなければいけない間は我慢する」というコメントも寄せられていました。「常にマウントしてきて、かなり感じ悪いママ友がいて、卒園後フェードアウトして縁を切りました。こういうタイプの人ってどこにでもいるんだなと思う。そんな人と我慢して付き合う時間がもったいない」「ママ友トラブルに巻き込まれて、全く乗り越えられない。距離を置きたかったけれど、同じ習い事しているため、しょっちゅう顔を合わせなければならず、何かされたら嫌なので今でも付き合いを続けている。持ち家なので引っ越しもできなくて、子どもたちが卒園するのを待つばかりです」「私も子どもが幼稚園児の時、半分以上のママさんから無視や意地悪された経験があります。その時は悲しかったですが、子どもが卒園するまでの辛抱だと思い頑張って乗り越えました」子どもを通じたママ友との付き合いは、子ども同士が卒業や卒園するタイミングに終わらせるチャンスもやってくるようです。その時までの我慢だと割り切った付き合い方をしている人も多いようです。■マウント対策3「ママ友は作らない」一方、「ママ友はいらない」と割り切って、付き合いをしないという人からのコメントも寄せられていました。「子どもを通して知り合った親というのは、どうしても子ども同士を比較したり、同じ環境にいる自分たちを比較したりします。だから私は深いママ友を作ろうとは思いません」「子どもつながりのいわゆるママ友ってめんどくさいですよね。学校が終われば切れる関係。関わらないのが一番という考えで、ママ友は1人もいません」「ママ友はいりません。ママ友ではなく、結婚しているしていない、子どもがいるいないに関わらず、自分の本当の友達がいれば十分です」コメントにあるように、確かに自分の本当の友達がいれば十分なのかもしれません。変にマウントされるくらいなら、「ママ友はいらない」と割り切るのも潔い選択ですよね。■ママ友付き合い、どうすればいい?それぞれママ友付き合いでマウントを取られないように対策をしていることがわかりました。ただ、ママ友の存在で救われたという人もきっと少なくないはず。そして、育児をする中でも、ママ友が支えになってくれることもあるでしょう。お互いにマウントを取らず、尊重しあえるママ友付き合いをするためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。「こちらはマウントするつもりはなくても、そう取られた事があったかも。子どもの成長は繊細な話題なので、身内のみに話そうと思う」「自分の子が特別だと思っている親は、周囲にもそれを求める傾向にあり、自分の言動が非常識であることに、気づいていない場合がありますよね。自分もそうならないように気をつけなくてはと思います」「SNSは知識や知恵を得るのに都合の良いツールですが、他人の幸せをひがむようなら見ないほうがいいと思います。人は人、他人は他人です。自分にとって見たいアカウントと見たくないアカウントを選別できるよう、個人個人で気をつけていくことはとても重要なことなのかもしれない」「同じ月齢でもできる子はできる。それで自分の子はできないと焦り落ち込んだりする。私は逆にわが子はわが子なりの成長のペースがあるんだと思うようにしているので、たまに落ち込んでも明るく前向きに育児を頑張っています!」ママ友付き合いにおいては、一定の距離感と節度を持って付き合うことが非常に重要なのだと気づかされます。そして、何よりもママ友と自分や、子ども同士を比較しないことで、マウントの取り合いを防ぐことができそうです。どうしても同年齢の子どもを持つ親同士だからこそ、比較して落ち込んだり、ときには知らないうちに相手を傷つけてしまうことがあるかもしれません。しかし、お互いに支えあえれば、かけがえのない心強い存在になるのではないでしょうか。「自分の体調が悪い時や、2人の子どもどちらかの用事があった時など、周りの友達に支えてもらい子育てができました。感謝しかないです」マウントとは無縁で、ママ友の存在には精神的に支えられている人もいることがわかります。それぞれ自分なりのママ友付き合いをして、マウントすることもされることもないように、工夫していきたいところですね。また、ママ友を作らないというのも、あくまで前向きな選択で、割り切った付き合いをするのもありですよね。子どものことを考えると、「私が我慢しなければ…」と思ってしまう人もいると思いますが、ママが我慢したり苦しんでいる姿を、子どもは望んでいないかもしれません。ママ友マウンティングの対処法はなかなか難しい選択を迫られることもありますが、自分や子どもがどうしたら穏やかでいられるかを考えて、自信を持って進んでいきたいですね。前編はこちら 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年10月28日子育てする中で出会うママ友は、悩みを共有したり励まし合ったり、かけがえのない存在になることも多いでしょう。しかし一方で、嫉妬心が生まれてしまうと、時に厄介な存在になってしまうこともあるようです。今回は、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「マウントをとってくるママ友」についてご紹介します!■SNSで娘自慢…子ども比較マウンティングの実情多く寄せられたのが、「子どもが嫉妬の対象になってしまった」というエピソードです。「地域のスポーツ少年団に入っていたのですが、息子がボスママの子よりもプレーが目立った事で標的に。『チームを乱すプレイをする子だ』と言いふらされ、最初は同情してくれていたママ友もボスを恐れて離れていってしまいました。息子も親の意向で仲間はずれに。結局親子で疲れて、スポーツ少年団をやめました」「7年くらい音信不通だった昔のママ友が突然家に来て、『娘が医学部受験をすることになった』とわざわざ自慢に来た。うちの息子が医学部浪人中という事実を知りながら、『来年は一緒の大学だといいねー』などと言われ、鳥肌が立った」「娘は小学校受験で、私立一貫校に進学が決まりました。卒園間近、ボスママから無視されて全員集合の会合によばれなくなりました」「バレエ教室で一緒のママ友からのマウンティング。『うちの子は絵がうまいでしょ、計算もすごいのよ』とSNSで連絡してくる。『すごいねー!』って返信して、違う話をしようとしたら、『話戻るけど』と娘自慢の話を再度する」「子どもが毎月発熱して小児科通い、風邪が治りきらないことがしょっちゅうでした。ママ友から『本当によく熱だすね、うちの子こんなことないよ』と言われて、好きで風邪ひくわけでもないのに…と自分を責める日々が続いていました」子ども同士の年齢が近かったり、同じ習い事やスポーツをしていたりすると、どうしてもその発達度合いや能力を比べてしまいがちだと気づかされます。ただ、そうして生まれた嫉妬心から、子ども同士でも仲間外れにされたというコメントを見ると、子どもたちはどんなにつらいだろうかと、胸が痛みます。■「仕事しなくて生活できていいね」服装や仕事でマウントまた、「ママの服装や仕事で嫉妬やマウンティングをされた」というコメントも寄せられていました。「長女の中高のママ友。周りより少し年上で1人息子。わざわざ私に『いつもかわいい服着てるねぇ、今度ちょうだい!』とか、『仕事しなくても生活できていいねぇ』と言ってくる。他のお母さんの前でわざと『お仕事は?』と聞いてきたり」「子どもが小学校に入るタイミングで仕事を始めるママ友が増えました。私は義母の介護と4人の子育てで、とても働く状況ではありません。そんな時久々に会ったママ友に『まだ遊んでるの?』と言われてショックでした」「大学時代の友人と、お互いの結婚をきっかけに険悪になってしまいました。私自身が双子の女児を産んで専業主婦になってからは、彼女の嫉妬が半端なくてしんどいです。早く縁を切りたいのに、共通の友人がいるので、難しいです」子どもを通じて知り合ったママ友同士、これまで生きてきた背景や趣味、職業などがそれぞれ違うのは当たり前ですよね。そして、同じになる必要もないでしょう。ただ、その距離感が近くなればなるほど、その違いが気になって口を出してしまうことがあるのかもしれません。■パートナーの職業や住まいでマウンティングも!?さらに、パートナーや世帯収入などでマウンティングされたというエピソードも寄せられていました。「娘が幼稚園の頃、まわりは核家族でサラリーマン、マンション暮らしがほとんどだった中、私は実親と同居、主人は養子で二世帯住居で会社経営…。それだけで仲間外れにされました。子ども同士の関係は崩れず、私が我慢するだけで済みましたが、嫌な時期でした」「引っ越し当日、妊娠中にも関わらず、メジャーを持って新しい住まいに平気で来るママ友がいた。自分の家の広さと比べたいからか、リビングルームを何回も測りました。こちらは唖然…」「児童館で出会ったママに夫やマンション、世帯年収のマウンティングをされました。何か言えば、自分の情報を出してくる。マンションを持ち家だと言うと、『ダンナさんいい職業なのにこんなところに住んでるんだ』とけなされた」パートナーの職業や住居、世帯収入など、非常にプライベートな内容についても、ついお互いを比べてしまうのだと、気づかされます。ママ友同士の関係では必要のない情報まで知ってしまったばかりに、どうしても比較してマウントをとったり嫉妬したりしてしまうのでしょう。後編では、ママ友との付き合い方、マウントを取らない、取られない方法について、対策を考えてみます。後編に続く 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年10月27日私の名前は菜緒。会社勤めをしていて、あおいという2歳の娘がいます。仕事も育児もしっかりやりたい私は、毎日何かに追われるように慌ただしく過ごしていました。そんな余裕のない日々に風穴をあけてくれたのは、ママ友の詩織さん。保護者会で詩織さんが話しかけてくれてお茶に行くことに…。詩織さんは目鼻立ちのよい美人ママ。年齢もひとつ違いということで共通点も多く、楽しい時間を過ごすことができました。詩織さんのインタスを見てみると、フォロワーが1.1万人! 子連れで海外旅行に行ったり、ホテルで家族ディナーをしている様子など、うらやましくなるような投稿の数々に驚かされました。詩織さんは写真が趣味のようで、投稿された写真がどれもステキで…。急に詩織さんが自分とは別のすごい人に見えてきて…、興奮しました。私も詩織さんオススメのSNSを始めてみることに。SNSを改めて見てみると、「オシャレ親子コーデ」「子連れキャンプ」「一流シェフを呼んでホームパーティ」など、子育て中でも楽しめるキラキラした投稿がたくさんあり、私もやってみたくなりました。詩織さんとつながっていることで他のママ友ともSNSでつながり、フォロワーも増えました。私が趣味で作っている親子お揃いのヘアアクセサリーやテーブル小物が好評で、オーダーされることも。育児や仕事に疲れていても、“誰かが注目してくれる”ということが私を元気にしてくれました。私ってもしかしてSNS向いてるかも? 詩織さんのように有名になっちゃたりして?なんて妄想するほど、浮かれてしまっていました。しかし、これが地獄への入り口だったのです…。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春奈 /イラスト・ べるこ
2020年10月21日■前回のあらすじ子どもまで仲間外れに…思い切って「私何かした?」と聞いてみたのですが…なんと、私を避けたママ友グループの1人きみかさんの息子のそうたくんが、滑り台の上で、一番階級が上のママ友の娘・ななちゃんとちょっと言い争いになって押してしまい、ななちゃんが滑って落ちてしまったのです…きみかさんの夫も職場になんとなくいづらい状態が続いたようで…あの事件後、3人のママ友グループは自然消滅したようですきみかさんの引越し前に1度だけ廊下ですれ違って目が合ったのですが…あのときの、きみかさんのバツの悪そうな顔は今でも忘れられません。私も娘が小学生になるタイミングでここを出ることを決めました。官舎での生活は(もちろんいい人もいましたが)私には苦い思い出となっています。今は、新しくできたママ友とちょうど良い距離を保ちながら笑顔で過ごせています。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2020年10月20日お子さんが幼稚園に入園して、初めてLINEグループに参加したママ。親しくなったママ友と遊ぶ約束をLINEでやり取りすることにしたのですが、待っても一向に返信が来ず心配になったママの体験談を紹介しています。 現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てているママです。長男が幼稚園に入園したときに、初めてクラスのLINEグループに参加しました。そのときに起きたLINEに関連するエピソードをご紹介します。 誰が誰だかわからない…!長男が幼稚園の年少になったとき、同じクラスでLINEグループを作りました。クラス代表の委員さんが中心になり、登録を案内してくれたのです。登録が完了したのですが、LINE名は本名ではない方も多く、誰がどのお母さんかわかりませんでした。旧姓で登録されているママや、ニックネームの方も多かったです。 私も下の名前をアルファベットで登録していたのでわかりづらいかも……と思い、フルネームに変更。しかし、LINEグループでの発言はクラス委員のママがお知らせに使用するだけで雑談などは一切なく、わざわざ変えなくてもよかったかなと思いました。 連絡したけど返信がない…年中になり、長男に仲の良いお友だちができました。お友だちのママとも園庭で遊んだあとに話す仲に。そんなとき、「夏休みによかったら遊びませんか?」とお誘いを受けました。詳しい日程は、LINEで取り合うことに。LINEグループから、そのまま連絡すれば良いと思っていました。 しかし、LINEグループから連絡を取っても、一向に「既読」にはなりませんでした。「もしかして嫌われた?」「遊ぶというのは社交辞令だったのかなぁ」と心配していました。 受信設定を見直したら⋯後日会ったときに聞いてみたところ、相手のママはとても驚いていました。LINEの設定が、「友だち以外からのメッセージの受信を拒否する」になっていたのが原因でした。私はLINEグループが同じであればメッセージは送れると思っていましたが、この設定がオンになっていると相手にメッセージは届かない仕様だったのです。 実は、私もこの設定をオンにしていたので、知らない間に2人のママ友からのメッセージを無視してしまっていました。ホーム画面の「知り合いかも?」にママ友の名前が表示されていたら、メッセージがきている可能性が大です。 この出来事以降、受信設定は必ずオフにしています。セキュリティ面を考えると正解かどうかはわかりません。ただ、LINE経由で遊びの誘いや連絡をしてくれるママも多いです。とても便利なLINEですが、トラブルの種にもなると思うと使い方は気を付けないといけないなと感じています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年10月20日前回 からのあらすじ(全3回)総太が春樹を叩いた理由が明らかになり、総太が一方的に悪いわけではなかったと知り焦る裕子と恵子。そんな母二人にベテラン先生がアドバイスする。保育園の先生から事情を聞いた私たちはお互いに動揺していました。総太が春樹くんを叩いた理由は、春樹くんが総太の作っていた砂場の山を壊していたからだったのです。今回私は息子が普段からやんちゃだったこと、仲の良い大人から言われたことで息子から詳しく話を聞きませんでした。私自身「子どもの意見を聞かずに決めつけてしまう」ことがあるんだな…と気がつけました。子どもの話をちゃんと聞いて、何か困ったことがあったら話をしたいと思われる親にならなければと改心しました。子どもも一人の人間。先生の言葉を胸に、息子を見守っていこうと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ 鈴木し乃
2020年10月19日これは私が官舎で暮らしていた時のお話です。子どもも多く住んでいる官舎で、娘のゆめかにも友達ができるかなと楽しみにしていました。子どもが近い年齢のママ3人と仲良くなり、一緒にお茶をしたり公園で遊んだり…ゆめかも友達ができて嬉しそうでした。中でもななちゃんママは、旦那さんの階級が一番上ということでグループ内でもリーダー的存在でした。が、仲良くなるにつれて夫の階級が高いママのご機嫌を取るのが当たり前ということがわかってきました。そんななか、ななちゃんママに話しかけられて…ある日、何気なくラインをチェックしたところ、なんと私以外のママ友が全員グループから退出していたのです。次回に続く原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2020年10月18日前回 からのあらすじ(全3回)わが子が友だちを叩いていたことを認めたためママ友に謝罪。すると「もう叩かないようにして」と連絡をもらうが…。私は、気まずい思いを抱えながら子どものお迎えに行きました。ただ引きずるのは嫌だったので、恵子さんに今日もう一度直接謝ろうと決めてました。私は息子がやんちゃなこともあり、恵子さんから連絡をもらった時、息子が悪いんだと決めつけてしまっていました。息子の話をしっかり聞く前に、自分とママ友との関係を心配していたなんて…とても情けなく、息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。息子の気持ちを考え、胸が締め付けられる思いでいると、保育園のベテラン先生が心が救われるようなアドバイスをくださったのです。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ 鈴木し乃
2020年10月18日私は5歳になる息子・総太の母、裕子。子育てしながら会社員として働いています。毎日忙しいながらも、総太は毎日元気に保育園生活を楽しんでいる様子。私も仕事をしながらも、保育園のママ友とも良い関係を築いてきました。そんなある日、ママ友から突然衝撃のメッセージが届いたのです。総太が恵子さんの息子・春樹くんを叩いた…普段から仲良くしていたママ友の恵子さんから来た連絡に、私は困惑してしまいました。私は保育園で一番気兼ねなく付き合えるママ友を怒らせてしまったと思い落ち込んでいました。しかもうちの子が一方的に悪い状況。ため息しか出ません。でも翌日、思いがけない話を聞くことになるのです…。次回へ続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ 鈴木し乃
2020年10月17日送り迎えや公園など、毎日でもあるママ友付き合い。今回は、20~30代女性が集まるanan総研メンバーに、ママ友に対して気をつけているLINEルールについてリサーチしました。参考にしてくださいね。文・オリ子【アンアン総研リサーチ】ママ友LINEの暗黙ルールとは?ドタキャンされてもOKな配慮を見せる「育児中は、ドタキャンも仕方のないこと。『気にしないでね』と、相手に気を遣わせないようなフォローをする」(35歳・専門職)いざ「子連れでママ友とお出かけ!」というタイミングで、子どもがぐずったり体調が悪くなったりと予定通りにいかないことの多いママ達。実際に自分がドタキャンされても、「お互いさま」と思い合える空気を作るのも大切なようですね。外出のお誘いは慎重に「LINEで、ママ友へのご飯やお茶のお誘いには気を遣う」(32歳・会社員)「子どもを通じて話すだけで、仲のいい友達ではないから、お出かけのお誘いは、あまりなれなれしくならないよう慎重にしている。逆の立場になってみると、断りづらいと思うので」(34歳・会社員)お互いの家庭事情を知らない状態で付き合うことも多いママ友達。日々の過ごし方や、金銭感覚の違いなどもあり得るので、「相手を誘ってのお出かけは慎重に」を心がけている人が多いようです。返事は遅くてもOK「ママ友に、『返事が遅くなってごめん』と連絡をしたら『私も遅いから全然気にしないで! お互い子育てでバタバタだから、遅くなっても謝るのなしで!』と連絡が来て、気遣いできるママさんだな〜と思った」(30歳・その他)LINEは、普通なら「返信が遅いと失礼と思われないかな?」とか、逆に「相手の返事が遅い…嫌われている?」なんて考える人もいるのではないでしょうか。しかし、日々時間に追われるママ達は、返事が遅くても、お互い許しあえるというのが暗黙の了解のようです。付き合いの中で学んでいこう「ママ友付き合い」と聞くと、なんだか少し怖そうだったり面倒なイメージもあるかもしれませんよね。でも、ある程度暗黙のルールのようなものを掴めるようになれば、そんなに怖がらなくても大丈夫なはず! 大切なのは、どんな時も相手を思いやれる優しさなのかもしれません。©William Perugini/Gettyimages©GrapeImages/Gettyimages
2020年10月12日古くからの友達や家族と違い、ママ友とのLINEは注意すべき点も多いようです。今回は、20~30代女性の集まるanan総研メンバーに、ママ友LINEを楽しむためにしている配慮について聞いてみました!参考にしてみてくださいね。文・オリ子【アンアン総研リサーチ】ママ友LINEで大切な配慮とは?子育て年齢よりママの年齢に配慮「ママ友付き合いは今のところ世間で言われてるほど怖くないと感じている。返事を返すのが遅い時もあるけど、とりあえず年上の人には常に敬語にしている」(30歳・主婦)「年上のママ友が多いので、基本は相手のペースに合わせて連絡」(27歳・会社員)例え子どもが同い年であっても、子育て歴が自分より短くても、年上のママ友には敬語を使う人が多いようです。返信のペースを相手に合わせる「返信は、相手の返信ペースに合わせるようにしています」(27歳・会社員)「育児中は何かと忙しいので、返信がゆっくりめな人と、それでも普通に返してくれるママがいる。早く返す人には早く、ゆっくりめの人にはゆっくりめに(一週間後とかもある)に返すようにしています」(35歳・その他)気が合うから仲良くなる普通の友達と違い、ママ友になる人は性格もさまざま。マイペースなママや、せっかちなママなど、それぞれに気を遣って返信ペースを合わせるのも、配慮のひとつと言えそうです。一定の距離を保つ「ママ友とのLINEは、極力なれなれしくならないように気をつけています」(32歳・会社員)子どもを通して顔を合わせるだけのことも多いママ友。あまりプライベートなことは聞かない、年齢もわからないのでタメ口は使わないなど、特に付き合い出しは一定の距離と配慮が大切なようですね。ママは気を遣うコトがたくさん!?家事、仕事などに加えて、子育て、そしてママ友にも気を遣うなんて、ママになるといろいろと気苦労も増えるようです。少しは、誰にも気を遣わずゆっくりと過ごせる時間を確保して、心のバランスを保っていけるといいですね。©GrapeImages/Gettyimages©Halfpoint/Gettyimages
2020年10月11日楽しいはずのママ友ランチなんだけど…娘が幼稚園の年中さんの秋の頃のことです。私は、園への送り迎えのタイミングが同じママたちと挨拶を交わすようになり、そのママグループのおうちランチに誘ってもらうようになりました。手作りお菓子やネイルなどの趣味をそれぞれ持っていて、みんなおだやかでやさしいママばかり。でも、私はいつも緊張してしまって、家に帰ると「ちょっと疲れたな…」なんて思ってしまうのです。楽しい時間を過ごしたはずなのに、なんでだろう?それはきっと、私が「私はこの場所にいてもいいのかな」と感じてしまっていたからかもしれません。娘には素の自分を見せられる友達ができていたそんなある日の保育参観のことです。娘が友達と変顔をして遊んでいました。私はその時、娘には飾らない素の自分を見せられる友達がいることを知りました。それがとても楽しそうで。すると、その子のママが「今度うちに遊びにこない?」と誘ってくれたのです。ほとんど話をしたことがないママでしたが、娘が大好きな友達のママだし…と娘と一緒におじゃますることにしました。「あなたと遊びたい」と言ってくれたことでそのママは、「自分の子どもが素の自分を見せられるお友達と、そしてその子のママと遊んでみたかったの」と私に声をかけてくれました。今までは、園への送り迎えで会うママが、「たまたま」誘ってくれていると感じていたので、私だけを誘ってくれたというのは初めての経験です。「あなたと遊んでみたかった」と声をかけられたことに、驚きと嬉しさが入り混り、胸がいっぱいになりました。娘のおかげで出会えたママ友私は人との距離感をとらえるのが、ちょっぴり苦手です。でも、娘を通じて知り合ったこのママは、すごく安心感があり、すぐに仲良くなることができました。なにより嬉しかったのは、私の存在を認めてくれて、私や娘をもっと知りたいと声をかけてくれたこと。それまでの漠然とした居心地の悪さは、ここにいるのが自分でなくてもいいのだろうなと感じてしまっていたからかもしれません。「園のママ友だからお付き合いをする」のではなく、「この人だからもっと話をしたい、一緒に過ごしたいからともに時間を過ごす」ことが大事なんだとわかったら、私の中のママ友に対する違和感やそれまで感じていた疎外感が消えました。たくさんのママの中から、仲良くなれるママ友を見つけられたのは娘のおかげ。これからも、この出会いを大切にしたいなと思う私です。<まんが・文:しみず宇海>
2020年10月10日息子の理久は、保育園の年長クラス。小学校入学を控え、ママ友たちとの会話は“習い事”の話題で持ちきりです。私自身、なんとなく理久には「スポーツの習い事をしてほしいな…」と思っていましたが、選択肢が多すぎて決めきれずにいました。これまで習い事に対して否定的だと思っていた圭くんママが、「ここなら良さそう」と、水泳教室へと誘ってきたのです。もともと水泳もいいなと考えていたので、「みんなと一緒に始められるなら」と、思い切って入会することに決めました。圭くんママは、みんなで一緒に通い始められることが嬉しかったようで、率先して資料をもらったり、手続きについて調べたりしてくれました。おかげで、スムーズに水泳教室に入会できたのはよかったのですが…。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年10月06日何かと気を遣うことの多いママ友LINE。世の中のママは、どんなことに気をつけているのでしょうか。今回は、そんなママ友LINEのやり取りで注意していることについて、20~30代女性の集まるanan総研メンバー約200人にリサーチしました!文・オリ子ママ友LINEでみんなが注意していること、教えて!子どもの成長についての相談はしない「子どもの成長に関する相談はあまりしないようにしている。例えば『体重が増えすぎて成長が心配』などの悩みは、なかなか体重が増えてなくて悩んでるお母さんからするとうらやましい悩みと思われたりすることもあるので。お互いよく知っている相手の場合は、様子を見ながら相談したりはしますが気を遣います…」(27歳・会社員)一人ひとり子どもの育ち方が違うように、ママの悩みも千差万別。自分の悩みが、他のママからは自慢に聞こえることもあるという配慮から、子どもの成長についてはママ友には相談せず、保健師や医者に相談しているママもいるようです。マウンティング話はしない「マウンティングになりそうな話はしない!」(27歳・会社員)「世帯年収がまったく違う人もいると思うので、マウンティングかなと思える発言はしないように気をつけている。例えば、週末どこにいったのと聞かれて、『都内の〇〇ホテル(高級と言われているところ)に宿泊した』と正直に言うと嫌みに聞こえそうなので、『家のそばの公園で遊んだ』ということにしたり」(35歳・会社員)お互いについてそこまで知らないからこそ、そのつもりがなくても、ちょっとした発言で「この人マウンティングしてきている?」と思われる可能性もあるママ友LINE。気をつけましょう。無駄話はしない「お互いが働いているので、双方特に余分なことは話さない」(32歳・会社員)「どこまで踏み込んでいいのかわからないので、必要な話以外、無駄話はしないようにしています。普通の友達と違うし、距離感が難しいと思う」(35歳・その他)関係性にもよりますが、特に仕事などで忙しそうなワーママには、必要最低限の報告や情報共有のみで、相手に無駄な返信時間をとらせないという配慮も大切なようです。相手に合わせて注意をみなさん、さまざまなポイントに気を遣いながらママ友とのLINEをしているようです。トラブルなく付き合いたいものですね。©Georgijevic/Gettyimages©izusek/Gettyimages
2020年10月05日■前回のあらすじ育休中の真央は、SNSでみるママ友の理想的な育児と、自分の思い通りに行かない育児のギャップに疲弊。娘の華を連れてしばらく実家に帰ることに…実家に帰った私は華を両親にあずけ、久しぶりに高校時代の友達とランチしました。私より早くママになった彼女たちには妊娠中から何かと電話などで相談にのってもらっていたので、今回も「SNSを見るのがつらい」ことを打ち明けてみることにしました。先輩ママである友人たちの意見を聞いて、私はハッとしました。「いい母親になれるように、たくさん情報を集めなきゃ」と思って始めたSNSが、いつの間にか私の基準になり、現実が見えなくなっていたのだと。友人たちにSNSの使い方についてアドバイスしてもらい、自分のメンタルを守るために早速私はいくつかの設定を変更しました。まずは、投稿を見ると嫉妬したり落ち込んでしまうような人のアカウントは“ミュート”機能を使って、非表示にすることにしました。もちろん、由佳さんもそのひとり。それと、子育ての悩みを赤裸々に表現している投稿者のコミックエッセイをフォローし始めたことで、「私だけじゃないんだ」と勇気づけられることが多くなり、SNSがとても励まされるものになりました。こうしてSNSとの付き合い方を変えたことで、私の気持ちも徐々に安定してきました。そして「華には華の成長のペースがあるんだ」と思うことができるようになったのです。離乳食も、見栄えや手作りにこだわらずレトルトを使ったり、同じように苦労している人の体験談にはげまされたりして、落ち着いて向き合えるようになりました。そして…夫も私が慣れない育児で追い詰められていたことを少しわかってくれたのか、実家に迎えにきてくれました家に戻ってからは、華が夜泣きすると一緒に起きてくれます。今回のことで、SNSはママにとって大事な情報源になる反面、自分を追いつめてしまうこともあるんだと気が付きました。子どもが小さいうちは特に、その子によって発達の速度に違いがあり、ほかの子と比べれば焦ってしまうのは当然のこと。だからこそ、周りと比べやすい私は自分を守るためにも、それらを目にしない方法をとることが大事なのだと思いました。これからも、有益な情報を探す手段としてSNSを頼りにはしますが、自分が負の感情を少しでも持ってしまうようなら、その都度使い方を見直していこうと思います。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 山口しずか
2020年10月03日■前回のあらすじ育休中の真央は、子育て支援センターで出会ったママ友・由佳のSNSの投稿にモヤモヤが募り…いよいよ華の離乳食が始まりました。私は妊娠中にSNSでチェックしていた離乳食のメニューを作り、かわいいプレートにキレイに盛り付けようと頑張りました。一生懸命作って、盛り付けも華が喜ぶように工夫しているのに、華はなかなか食べてくれない…。そんなときに離乳食をパクパク食べる祐奈ちゃんの投稿を見ると、すごく落ち込みました。そして、離乳食だけでも数回投稿する由佳さんに対して私は、「自分の子が順調なことを自慢してマウントをとっているんだ」と思うようになっていったのです。夫に理解してほしくて由佳さんの投稿を見せても…当たり前ですが否定され、共感してもらえない恥ずかしさと悲しみで涙が…。ひがみだとわかっていても、由佳さんへの卑屈な気持ちは止められませんでした。赤ちゃんの成長なんてそれぞれなのに、自分の子より成長の早い祐奈ちゃんをうらやみ、その母親である由佳さんを悪く言うなんて…。そんな自分に嫌気がさしていました。それから数日後、育児に疲れてしまった私は夫と話し合い、華としばらく実家に帰ることにしました。そして久しぶりに地元の友人と会うことになったのですが…次回に続く原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 山口しずか
2020年10月02日ママ友からの誘いを初めてお断りした日娘が幼稚園の4年保育に通っていた最初の年の秋のことです。娘は楽しく幼稚園に通い、私もクラスをまとめてくれるママに誘われて、ランチ会に参加するようになりました。連絡をとるのはいつもSNSですが、その日はたまたま娘を幼稚園に送ったときにランチ会に誘われました。でも、その日はずっと行きたかった漫画の原画展に行くため、初めてランチ会をお断りしたのです。園の行事もランチ会も、いつも都合をつけて参加していたので、特に仕事や用事はないはずだと思われていた私。趣味の話も自分から話す方ではないので、なんとなく漫画の原画展に行くとは話しづらく…。スマホに届いたママ友からの心ないメッセージそして自転車で駅に向かう途中。さっき会ったママから、同じクラスの他のママ宛ての、私への心ない言葉を書いたメッセージが間違って送られてきたのです。私はそのメッセージを見てしまったのですが、送信者側ではすぐに削除したようです。削除したあと、そのママから「間違いメッセージ送っちゃったから消したよ!ランチまた誘うね~」と、何事もなかったかのようなメッセージが届きました。誰をどこまで信じたらいいのかわからないその日、すごく楽しみにしていたお出かけもそのことが頭から離れず、まったく楽しめませんでした。『話すのは苦手だから、「うんうん」ってみんなの話を聞く側で参加していたけれど、それじゃダメだったのかな。お出かけを諦めて、ランチ会に行けばよかったのかな。それとも、「漫画の原画展に行くから」って言えばよかったのかな』そして、私の知らないSNSのグループでは、こんな会話がされているのかもしれないんだ…と初めて思った私。誰をどこまで信じてお付き合いすればいいのか、どんなことを話せばいいのか、どんどん頭の中が混乱していきました。楽しかった時の写真を見て気づいたことある日、娘が赤ちゃんの頃に参加していたバレエ講座でお友達と撮った写真をたまたま見つけました。その講座では、みんなで身体を動かし、笑い合っていました。先生も子育て中なのに、キラキラした笑顔いっぱいでステキで…。そして、ふと思ったのです。「私が好きな場所へ行けば、同じものが好きな人がいるのかも」と。勇気を出して、一歩踏み出してみた!そして、私はその先生が子育て支援センターとは別に主催しているバレエ教室の体験レッスンの申し込みの電話をしました。たった1本の電話をするのに、1週間悩んだ私。もしかしたらこの先何か悪いことが起こるんじゃないかという想像力がめいっぱい働いてしまうのです。だから、はじめの一歩を踏み出すのにすごく勇気が必要で。でも、踏み出した先には私を「バレエが好きな仲間」として受け入れてくれるママたちがいました。一気に広がった自分の世界そこにいるのは、子どもの年齢がバラバラで、住んでいる地域もそれぞれ違うママたち。彼女たちと一緒に体を動かすことで、ちょっとしたストレスもスッと消えてなくなるようになりました。そしてバレエの話だけではなく、いろいろな価値観を持つママたちからたくさんの話を聞かせてもらえるように。ここから、自分の世界が一気に広がったのです。「今までの私は狭い世界にいたんだな。ステキなママがこんなにいるんだなぁ」と知ることができ、心がワクワクする時間を過ごせるようになりました。子どもたちと大好きなママたちに感謝あのSNSを見た日の悲しさは大きかったけれど、あの出来事がなければ今の私はいません。人生ってそんな日々の積み重ねですよね。一度しかない、子どもとの貴重な今の時間。悲しい気持ちのまま過ごしていたらもったいない!と思えるようになりました。今は、この出会いをもたらしてくれた子どもたちと大好きなママたちに感謝の気持ちでいっぱいです。<まんが・文:しみず宇海>
2020年09月30日■前回のあらすじ勝手に息子をファミレスに連れて行ったママ友。息子が困っていることもあり、おつきあいはきっぱり断ったのですが…息子との遊びをきっぱり断ったことで、平日は息子と会えないことがわかると、遥ちゃんママが次に取った行動は、驚くべき方法だったのです。毎週休みの日になると家の前に立つ遥ちゃんと遥ちゃんママ。偶然とは思えないこの不自然な行動に、心底怖くなってしまった私…。夫と相談した結果、いきなり当事者同士で話し合わない方がいいだろうと、学校に相談することにしました。その結果、先生立ち合いのもと話し合いをすることになったのです。しかし…学校での話し合いは、まったく意思疎通ができず、決裂。先生もかなり困惑して「学校での様子は見守る」「何かあったら連絡するように」とだけ言われました。しかし、私の恐怖心も強まっていて、これ以上長引くのは精神的にきつくなっていました。夫と遥ちゃんパパは以前から顔見知りだったので話をしてみたところ、遥ちゃんパパは今回のことは何も知らなかったようです。どうやら遥ちゃんのパパとママの関係はうまくいっていないようでしたが、遥ちゃんのパパがママに話をしてくれたことで、息子への執着はおさまり、ようやく良い方向に進みました。夫と遥ちゃんパパの話し合いの後、遥ちゃんママからは「ごめんね。もう待ち伏せはしないよ」と連絡をもらって、ようやく事態は収まりました。息子もホッとしています。子どもが可愛いあまり、自分がなんとかしてあげたいと思う気持ちはわかります。もしかしたら遥ちゃんパパともうまくいってない時期で、さらに子どもへの関心や執着が強まってしまったのかもしれません。子ども同士の喧嘩や恋愛でトラブルになったとき、親はどうすればいいのか。今回はそんなことを考える機会にもなりました。そして私も息子が大きくなったとき、息子に執着しすぎず遠くからサポートできる母親でありたいと思っています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ ニタヨメ
2020年09月28日こんにちは、心理カウンセラーの佐藤栄子です。これまで、子育てや夫婦関係、ママ友トラブルや自分のココロの在り方についてなど、さまざまなテーマを心理カウンセラーの立場で取り上げてまいりました。そういった記事に寄せられた「もっと深掘りした内容が知りたい」「個々のケースで対応は変わるの?」といった皆様のお悩みにお答えする連載「ココロで読み解く『ママのお悩み相談室』」。今回は、 「夫の浮気『離婚はしないけど許せない』苦しみはいつか終わる?」 という記事に寄せられたお悩みです。記事では、時間をかけて自分の気持ちと向き合うことについてお話しさせていただきました。しかし、浮気がバレて反省する夫ならまだマシ。うちの夫は「あえて浮気相手を見せびらかすタイプ」という方からのお悩み相談です。■質問:浮気を悪びれもせず、不倫相手を見せびらかす夫が理解できない…主人は小さいながら会社の社長をしています。 数年前から浮気をしており、何度か話し合 いもしましたがうやむやにされ、いつも逆ギレをされて終わります。先日わかったことなのですが、その浮気相手を会社の従業員の家に連れて行って、会わせているようです。主人は何を考えているのか…。■回答:「浮気は男の甲斐性」と勘違いしている夫妻に浮気がバレていてもやめることなく、そのうえ浮気相手を従業員といった第三者に会わせるという夫の行動は理解しがたいですよね。ご相談者だけではなく、このご相談をお読みになった女性の大多数は強い憤りを感じたのではないでしょうか。日本では1898年(明治31年)の戸籍法により「妾」の字が消されるまで、妻以外の女性を妾として公認し、男性が生活全般の面倒を見る風潮があったようです。しかし、法が改定されたからといっていきなり「妾」、いわゆる不倫関係の立場の女性がいなくなったわけではありません。令和の世になっても、金銭的に余裕のある男性がそういった関係、いわゆる「愛人関係」を続けている人もいます。そんな古い考えがいまだに残っていること自体なげかわしいですが、「浮気している」イコール「男の甲斐性」と解釈する男性は少なからず存在するように感じます。特にオーナー企業の社長にはそういうタイプが多く、ご相談者の夫もその一人かもしれません。実際、浮気相手には何かとお金がかかることは事実なので、男性にとっては「自分にはそれぐらいの余裕があるんだぞ」と、お金回りがいいことを他人に周知させる手っ取り早い手段になっているかもしれませんね。■「自分はすごい」と思いたい、思われたい男性の気持ちご相談者の夫は会社社長とのことですから、組織を引っ張る統率力や事業を推進する決断力などを備えていて「こうなりたい、こうありたい」という願望を実現するエネルギーを持っている男性なのだと思います。社長に限らず、組織で上に立ちたい、トップになりたいという強いエネルギーの持ち主であればあるほど、周囲が反対したとしても自分の意思や欲求をかなえることには貪欲です。しかも、男性は多かれ少なかれ誰でも「自分はすごい!」と密かに思っていて、周りからもそう思われたいという願望があります。強い上昇エネルギーを持つ男性は特にその気持ちが強いため、仕事も頑張りますし、それを誇示するために「こんなきれいな女性とも付き合えるんだ」と周囲に自慢したくなるのかもしれません。私はかつて秘書の仕事をしていた頃、ある大企業の社長から「男が仕事で成功したら、だいたい一度はお酒、女性、ギャンブル、もしくはお金がかかる趣味にハマる。熱中しすぎてそこで人生を棒にふる人も多いが、その時期を抜けたらまた仕事のステージを上げて頑張るものだ」と言われたことがあります。ご相談者の夫は今まさにその時期にいて、周りに対して見栄を張りたい思いもあるのかもしれませんね。■妻を傷つける浮気見せびらかし見栄っ張り夫への対応では、そんな浮気相手を見せびらかす見栄っ張り夫に対して妻はどう対応すればいいのでしょうか?ご相談を寄せてくださった元記事が 「夫の浮気『離婚はしないけど許せない』苦しみはいつか終わる?」 でしたので、ご相談者は今すぐ離婚したいとは考えていないと仮定して、気持ちを平静に保つためのお話をしたいと思います。今までのカウンセリング事例からの推測ですが、ご相談者の夫は、妻と浮気相手は同じ女性であっても、全くの別物として認識しているように思います。少し前に、共演女優との不倫騒動が報じられた俳優がインタビューで「奥さんと恋人、どちらが好きですか?」と問われ、明確な答えを返さなかったことで、さらにバッシングされたことがありました。それについて「本当は『好きなのは恋人ですが、大切なのは妻です』と答えたかったのではないか」と書かれた記事もありましたが、ご相談者の夫もそのように思われているように感じます。それはある意味、妻の心を傷つけるものですが、まずは自分と浮気相手は立っている場所が違い、大切に思われていることは認識し気持ちを整えましょう。そうは言っても浮気する夫に対して不快な気持ちがなくなるわけではないので、夫の行動を詮索したり、会社に関わることは避け、あえて距離を置いた方がいいかもしれません(もし離婚が視野に入っている場合は、証拠集めのために逆にしっかり見張ったほうがいいです)。浮気相手を連れ歩くタイプの男性は、その女性に対する感情は、ずっと欲しいと思っていた高級車や時計に近い感覚だと思います。それらが手に入ったら使いたいし、人に見せたいと思うでしょう。そして周囲にオープンにしているということは、夫は離婚の意志はない証です(あるなら後々のトラブルを回避するためにもひっそりと付き合うでしょう)。それを浮気相手の女性も心得ているので、自分にメリットがなくなれば離れていきます。実際の相談事例を振り返っても、経営者の場合は事業が傾いてくると浮気相手と別れています。浮気できるということは仕事が順調であるともいえます(もちろん例外もありますが…)。見せびらかし見栄っ張り夫は、浮気するからといって必ずしも妻が嫌いとか、不満があるわけではないケースが多いようです。これも芸能人ニュースですが、美人女優を妻に持ち、子どもにも恵まれた芸人が「六本木トイレ不倫」を報じられました。しかし、報道によると、彼はよく家族とも出かけていて、妻のことを愛していると語っていました。実情はわかりませんが、今も離婚していないということは、妻や子どもを大切にしていたのだと思います。男性は結局、居心地の良い場所に帰ります。ご相談者の夫が自宅に帰ってきているのなら、ご相談者含めた「家庭」は彼にとって必要で大切な場なのだと思います。ご相談者が夫に対して呆れるようなお気持ちになるのも理解できます。それを認めて我慢するというのではなく、少し視点を変えて現状をとらえると気持ちが軽くなることもあります。その中で自分の幸せの軸をどこに持つのか、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。これからも皆さんのお悩みに答えていきたいと思います。お気軽に、下の読者アンケートにお寄せください。お待ちしております。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年09月25日ものまねタレントの岡田聖子(おかだ・せいこ)さんが、2020年9月17日にブログを更新。公園で出会った母親たちの行動に、苦言を呈しています。岡田聖子の「ママ友にはなれんわ」発言に共感の声子供と一緒に公園に出かけた岡田聖子さんは、食べ散らかされた菓子のゴミを発見。風でどんどん散乱していく様子を見て、もやもやしてしまったようです。最近行く公園お菓子のゴミがすごい、、、。子供たちが食べてる最中なら拾って帰るのだろうと思っていた日もあるが。今日はそこで食べていただろう子供達はいなくて荷物とお菓子のゴミが置き去り。岡田聖子オフィシャルブログーより引用そんな中、岡田聖子さんはさらに残念な光景を目の当たりに…。その時の気持ちを爆発させています。元々散乱していた上に風で広範囲に散乱していくゴミ達。そこには、自分の子供達のゴミじゃないから知りません顔のママが4、5人。ゴミと認識はあるようで避けながら自分の子供を遊ばせている。、、、、この人達とママ友にはなれんわー。岡田聖子オフィシャルブログーより引用岡田聖子さんは「自分の子供がしたことじゃないから関係ない」という考えを持つ母親たちに対して、不満を募らせた様子。「きれいなのは見かけだけかいな!」と心の中でツッコミを入れています。その後、岡田聖子さんは自分の子供に目を配りつつ、散乱したゴミを回収。そんな岡田聖子さんにファンは「素晴らしいです」「見習いたい」と称賛や共感のコメントを送っています。・岡田さんのいう通り、そんなママたちとは関わり合いたくないかも。・同じ母親として見習いたいです。応援します!・私も見て見ぬ振りをするかもって反省しました。これからは人として素敵な姿を目指します!そもそも、ゴミを出した人が持ち帰るのが当然のマナー。それは子供であろうと大人であろうと関係ありません。他人が出したゴミをひろわないことを責められませんが、岡田聖子さんのように「それでも…」と考える姿勢は、とても学ぶところがあるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年09月24日わが子のお友だちは大切だけど、ママ友の悩みは尽きません。人柄に関係なく、生活レベルの違いで付き合うのがしんどくなってしまうこともあります。そんなときに自分を責めるのではなく、別のつながりを探すのもいいよ!という私の体験をお話しします。 引っ越してきたのはプチセレブの町私が暮らしていた町は電車が1時間に1本の町でした。ところが引っ越した先は電車が5分に1本の大都会! そして入園できた保育園もプチセレブな園でした。同じ保育園のママさんたちは上品でやさしい方が多く、子どもも穏やかな子が多い。 最初は戸惑ったものの、先生やママさんたちの人柄に助けられ、順調に保育園生活をスタートできました。ただ、ママ友付き合いが広がっていくうちに、私はちょっと疲れていってしまったのです。 お友だちは大切、だけどちょっとキツイ毎週末、ママ友同士で遊びに行くのは百貨店や有料キッズパーク。毎週のようにランチバイキングやキッズパークに行くのは、わが家の家計にとってはつらいものがありました。でも、子ども同士の仲がよく「一緒に遊びたい!」と言ってくれるのはうれしいこと。お給料のほとんどを保育料と週末の遊びに使う状況でした。 しばらくそんな日々を過ごしましたが、無理は続くはずもなく、相手にも気をつかわせてしまい、1年ほどで交流が激減。わが子にも申し訳なくて私は落ち込みました。 子どものほうがすごかった!あるとき、私の趣味で地域の野鳥観察サークルに参加してみたところ、意外にもわが子が周りにうまく溶け込んでいる姿を目にしました。年上の子にはいろいろと教えてもらい、年下の子にはやさしくするわが子の姿を見てびっくり。 私も趣味の話ができるママ友ができて気がラクになり、何よりわが子の「保育園のお友だちも野鳥サークルのお友だちもどっちも好き!」という言葉のおかげで、肩の力が抜けました。 私自身に反省するところがたくさんあり、入園当初に助けてくれたママさんたちには今でも感謝しています。子どもの順応力に驚かされ、無理なママ友付き合いをする必要はなかったのだと気付いた出来事でした。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:中浦明子一児(女の子)の母。結婚を機に書店員を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は子どもと散歩、子どもと行けるカフェの開拓。
2020年09月24日ママ友と話していると、子育て中の「あるある!」という笑えるネタで盛り上がることが結構あります。今回は、共感してもらえなかったものも含めて、わが家の子育てあるあるをご紹介します。 1.寝かしつけ後、おもちゃが動き出す子育て中のママにとって、夕方は本当に慌ただしい時間ですよね。夕食の準備や片付けをしたり、子どもをお風呂に入れたり、とにかく忙しい! やっと子どもたちを寝かしつけて、静けさに包まれたそのときです。突然、鳴り響くおもちゃの音にはとっても驚かされます。電車がガーッと走りだしたり、光りながらメロディが流れたり。「赤ちゃんが起きちゃうから早く止めなきゃ!」と焦ったら、夫を踏んづけてしまいました。 2.ママも育児用ミルクを飲んじゃう♪私は、母乳と育児用ミルクの混合栄養で子どもを育てていました。赤ちゃんの育児用ミルクをココアなどに入れると結構おいしいんですよ。そして、そのココアを飲みながら授乳していたのです。 想像してみてください、なんだか変な感じがしますよね。飲ませているのはホントに母乳なのか? これぞ混合?ってことで、ちょっと笑えます。「私もやっていた!」という方はいませんか? 3.おしりふきの使いすぎ不経済だと思いながらも、つい「おしりふき」を多用してしまいました。ふきんをキッチンからわざわざ取ってくるのが面倒になり、目の前のおしりふきでテーブル拭きを済ませてしまうんです。私は日常的に使っていました。 もったいないけれど、便利だからついやってしまうという方もいると思います。おしりふきを箱買いしていると、なおさら「たくさんあるから」と思ってしまいます。 子育て中は疲れやストレスが溜まることもありますが、ママ友と楽しくおしゃべりに花を咲かせて気分転換しています。 監修/助産師REIKOイラスト/imasaku著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2020年09月24日子どもが友達とトラブルになり、いつの間にか親同士も険悪に…というのはよく聞く話。今回は、私が幼稚園教諭として働いていたころの経験も踏まえ、ママ友同士のトラブルに発展する原因と対処法についてお伝えします。決めつけ・誤解が親同士のトラブルに発展する私が幼稚園教諭として担当したのは、40人近くいるクラス。それだけの人数が集まれば友達とぶつかる子がいて、毎年のようにトラブルは起きます。そのトラブルは、相手を思いやることを学んでいる最中の子どもたちにとって必要な経験です。当時、私が先生の立場で親子に接していた時、子ども同士のトラブルから親同士までトラブルになったという話はあまり耳にすることはありませんでした。その理由を考えてみると、私の園は先生と保護者が話をする機会が多く、気になることはまず先生たちに相談してくれていたからかなと思います。今、子どもを持つママの立場になって考えてみても、幼稚園で子どもが「友達にイヤなことをされた」と話したとき、まず最初に先生に話をすると解決に向かいやすいように思います。直接相手のママに伝えたことで険悪になるケースも逆に、先生に相談せずわが子の言い分だけを鵜呑みにし、その友達をワルモノと決めつけると、親同士のトラブルに発展してしまうことも…。あるママ友は、わが子がいじわるをされることに悩み、意を決して相手のママに「うちの子がお宅の子にこんなことをされたので、注意してもらえますか?」と話をしたそう。すると、「うちの子はなにもしていないと言っています」と取り合ってもらえず。その後は険悪になってしまったそうです。それ以来、「挨拶もしない仲になってしまった」と話していました。ほかにも、「わが子が〇〇くんに叩かれている」など、子どもから聞いた話をそのまま他のママ友に相談したことで、それを聞いた人が「陰で悪口を言っている」と誤解を生むケースもありました。幼稚園でのトラブルはまず先生に相談しよう私が先生をしていたころ、仲良く遊んでいるように見えても、気づかないところで子ども同士のトラブルが起こっていることがありました。しかし、そのことについて、早い段階で保護者から相談を受けたので、子どもたちの気持ちや行動に心を配り、寄り添うことができました。そうすると、保護者の不安や不満が大きくなりにくいため、親同士のトラブルに発展しなかったのだと思います。ですので、子どもから話を聞いたときに、何か気になったり心配になったりしたら、先生に遠慮なく話をしてみてください。両方から話を聞ける先生だからわかること先生に相談すると、先生は、そのトラブルの現場を見ていなかった場合にも、両方から話を聞きます。先生はどちらの子のいいところも悪いところも把握しています。またその時のまわりの状況もわかっています。幼児期の子どもは、言葉で正確にトラブルの内容を説明するのは難しく、自分のしたことは棚にあげてイヤだったことだけを話してしまいがち。そんな子どもの特性をよくわかっている先生なら、公平にトラブルの原因を聞きだしてくれると思います。親はまず子どもに寄り添ってあげましょう先生に状況を聞いたら、親がすべきことは、まずわが子に寄り添うこと。「それはイヤだったね」と子どもの思いに共感したり、抱っこする、お膝にのせて話をするなど、スキンシップを多めにとってあげてください。子どもが不安そうにしていると、親としてはつい「こうしたら?」と解決策を提案したくなります。しかし、子どもの成長のためには、自分でどうしたら仲良くできるか考え、行動していくことが大切です。親は一緒に不安にならず、「いつでもあなたの味方だよ」と明るくかまえていればいいと思います。原因はどちらにもあると冷静に考えましょう幼い子ども同士がトラブルになる場合、どちらにも何かしらの言い分があります。もし相手の子に叩かれてしまう場合、悪いのは暴力をする方です。言葉で伝えることが人間関係の基本で、相手の子が変わるべきところ。しかし、「うちの子には絶対に非はない、相手だけが悪い」と思ってしまうと、冷静な対応はできません。もしかしたら、「自分の子にも少なからず原因があるのかもしれない」と考えてみることが大切です。冷静に子どもたちの様子を見守っていると、トラブルの最中はイヤな思いをしても、後になってみるとそのできごとのおかげで、子どもも親も、ひと回りもふた回りも成長できた!感じることができるはずです。トラブルになっている相手の親と情報共有できると◎相手の親にトラブルについて話すときは、相手を責めるように話すのではなく、「うちの子がしつこくするところがあって、〇〇くんを怒らせちゃっているみたいで…」と自分の子どもの足りない部分もあわせて伝えることがポイント。そうすることで、相手は一方的に責められたと感じることもなく、トラブルを冷静に受け止め、親同士のトラブルを回避できます。「仲良くできるようになるといいですよね」と気持ちを伝えておくと、相手の親の不安が和らぎ、情報共有しながらお互いの子どもの成長を見守っていくことができると思います。とはいえ、中には、「子どもは成長過程にいる」ということを理解せず、そのトラブルの中で善悪を決めて解決しようとする人もいますよね。大人の社会では悪い事をした方が謝罪することで解決となりますが、子どもは未熟で当たり前。それなのに相手に落ち度だけを責めて、「悪いのはすべて相手」と決めつけてしまう人も…。そのような考えでは一緒に見守ることは不可能なので、謝って受け流すのもありだと思います。子ども同士がトラブルになったときこそ、まずは親がお手本になって、相手の思いをくみ取り、思いやる姿勢を見せていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月19日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。先日、ママ友の5歳になる男の子を1日預かる機会がありました。ケガでもさせたら大変と、少し緊張していましたが……。そんな私の体験談をご紹介します。 とにかく安全に過ごす!ママ友の子どもとはよく家を行き来する仲だったので、子ども同士も遊び慣れていました。そんななか、とある事情で朝から夜までママ友の子どもを預かることに。特に注意したのが「子どもの安全」です。 ケガをさせないように注意するのはもちろん、昼食や夕食、おやつのときもアレルギーがないか気をつかいました。特にアレルギーは事前に確認。本人が「食べたことがない」と言ったものは、念のためママ友にメールで確認をとりました。 様子は小まめにLINEで連絡初めて1日預かることで相手のママ友も様子が気になると思い、遊んでいる写真や動画を撮り、こまめに様子をLINEで連絡。そのときにママ友の用事の邪魔になってしまうかも知れないので、あらかじめ「子どもの様子をLINEに送るけど、返信しなくて大丈夫だからね」と伝えました。 実はこの「返信不要」の気づかいは、私も子どもを預けたときに他のママ友に言ってもらえてとてもありがたかったやり取りです。 しかることもお友だちがくると、テンションが上がるのが子どもたちです。最初は大人しく遊んでいたママ友の子どもも、慣れてくるとはしゃいで大声を上げながら走り回ったり、家のスイッチを付けて回るなどいたずらをするように。ママ友には事前に「悪さをしたらしかってね」と言われていたので、危険なことや困るいたずらはしっかりとしかるようにしました。 私自身、最初は遠慮してあまりしかれなかったのですが、きちんと「ダメだよ」「やめてくれてありがとう」と伝えることで、お互い良い関係になれたと思います。逆にママ友の子どもをしかれない関係であれば、1日預かるのは難しいとも感じました。 反省点も…無事にママ友の子どもを1日預かることができましたが、反省点もありました。 ママ友の子どもは5歳なのでトイレ自体は問題ありませんでしたが、私にトイレと伝えるのが恥ずかしかったようで、トイレを少し我慢させてしまいました。事前に「おトイレは勝手に行って良いからね」「したくなったら言ってね」とママ友の子どもに伝えておけばよかったです。 私ひとりで3人の子どもを見るのは正直大変でしたが、楽しくもありました。特に次男はママ友の子どもが帰るのを嫌がり、「泊っていけば?」とずっと聞いていて微笑ましかったです。私も、ママ友と子どもも含め、グッと距離が縮まったように感じてよかったです。 監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年09月12日■前回のあらすじ息子がどうして友だちを怪我させてしまったのか理由が判明。そして私はまたママ友から呼び出され…。息子・悠斗が寛くんにケガをさせてしまったことで、寛くんママ・茜が激怒。クラス会が開かれ、私は保護者たちの前で茜に謝罪させられることになってしまいました。ところが後日、康太くんと寛くんがいじめていたクラスメイトをかばった際、悠斗が寛くんに誤ってケガを負わせてしまったことが発覚。そんな時、私の元に茜さんから呼び出しの連絡が入って……。私はママ友からの電話で、「そもそも保護者たちは、最初にクラス会を開いた時点で茜さんと康太くんママにドン引きしていたこと」、「今日ファミレスに集合して再び私を糾弾すると聞いたが、誰も行くつもりはないこと」、そして「事件の真相をみんなが知っていること」を聞かされていました。茜さんは、サッカーの練習や試合のたびに、息子の寛くんを責めたり怒ったりしていました。逆に悠斗を大袈裟なぐらい褒めてくれていたのですが…もしかしたら、その言葉の裏には悠斗に対する嫉妬の気持ちがあって、“私たちをやり込める機会“を無意識に探していたのかもしれません。その上、茜さんと手を組んだ康太くんママは、転校する先々でママ友と問題を起こすトラブルメーカーだったと風の噂で聞きました。今回の事件を機に、茜さんと康太くんママは、保護者たちの中で孤立することに。そのきっかけを作ったしまったことに少し気が引けますが、子ども同士の関係はそこまでこじれていないので、少し安堵しています。ちなみに、事件の真相が明らかになった後、悠斗に「なぜ理由を話さなかったのか」と尋ねたところ、「クラスメイトが、いじめられたことをママに知られたくないと言ったから」と。ケガをさせてしまったのはいけないことですが、友だちを守ろうとした悠斗の優しさにうれしくなりました。子ども同士のトラブルは、真実がわかりにくいもの。今回、私は自分から動くことができず、もしクラスメイトのお母さんが真実を話してくれなければ解決にはたどり着けなかったのかもしれせん。私からもっと動けることはあったのか、ここまで話が大きくなる前にママ友との関係を見つめ直す必要があったのかなど考えさせられることもたくさんありました。そして必ずしも自分の子どもを擁護すれば良いわけではありませんが、息子のことを信じてよかったと、あらためて感じる出来事でした。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2020年09月11日