レッサーパンダやカピバラなど、たくさんの動物が飼育されている伊豆シャボテン動物公園。中でも大人気のミナミコアリクイは、日本での飼育頭数No.1。ミナミコアリクイといえば、黒いベストを着ているように見える背中のV字が特徴的で、つぶらな瞳も可愛いですよね。今年4月4日、その伊豆シャボテン動物公園で、ミナミコアリクイの父「ドン」(推定15才以上)と母「ココア」(11才)との間に、2年ぶりにオスの赤ちゃんが誕生したのです。母のココアにとっては5匹めの男の子。今回は、誕生当日から赤ちゃんを抱いたり、おんぶしたり、しっかり子育てをしていたそう。生後一週間ほどで赤ちゃんの体重が減りはじめたため、飼育員が授乳をサポート。飼育員による授乳は1日2回。誕生当時462gだった体重は574g(4月17日現在)まで増えて、すくすく成長中。父のドンは寝るのが大好きだとか。自由気ままな性格だという母のココア。アリの巣を見つけるのも得意。長男のコンは甘えん坊な性格だそう。やんちゃで好奇心たっぷりだという次男のトト。三男のケイ(繋)はマイペース。ご飯と遊ぶのが大好きだという四男のイク(育)。ファミリーを見分けるのはなかなか難しいかもしれませんが、兄弟同士がじゃれ合う姿を見るだけでもほっこり癒されそうです。赤ちゃんにはまだ名前がないので、どんな名前になるのかも楽しみですよね。ちなみに、親子の様子は「シャボテン温室」内の展示場にて見ることができるそうです。(※赤ちゃんの体調により観覧できない場合もあります)かわいい赤ちゃんが生まれて、ほのぼの子育て中のミナミコアリクイファミリーに会いに行ってみてはいかがでしょう。ちなみにこのほかにも、プレーリードッグ、カピバラ、パンダヤギ、クロキツネザル、ミーアキャットなどの赤ちゃんが誕生し、伊豆シャボテン動物公園は現在ベビーラッシュ! 今後は赤ちゃんの成長を見ながら、天気の良い日に展示場へ出して環境に慣れる訓練をしていくのだそう。(かわいらしい赤ちゃんの様子は、公式SNSなどでも配信中)タイミングが合えば赤ちゃんたちの姿を見ることができるかも? しれませんね。伊豆シャボテン動物公園静岡県伊東市富戸1317-130557-51-1111公式X: @izushabotenpark Youtube: 伊豆シャボテン動物公園公式チャンネル
2024年04月27日上野動物園では11月11日、ミナミコアリクイの赤ちゃん「あさひ」がデビューした。○5月1日に誕生したミナミコアリクイの赤ちゃんの一般公開を開始同園では5月1日の夕方、ミナミコアリクイの「アイ」が体重154グラムの小さな赤ちゃん(通常300~500グラム)を出産。昨年7月15日に生まれたメス「ひなた」の兄弟となる。赤ちゃん(性別不明)は「あさひ」と名付けられた。アイは2頭目の出産だが、「ひなた」の時と同様、子育てに関心がなく、また母乳があまり出ない。そのため、動物病院の保育器で育てることとなった。アイの母性本能を目覚めさせるために、初めのころは1日に数分間だけ、寝ているアイのふところに赤ちゃんをそっと戻して慣れさせた。アイは母乳が出ないものの、次第に子への興味が増したらしく、ぺろぺろ舐めて世話をするようになったという。「あさひ」は日に日に体重が増え、生後1カ月頃、正常な出生時の赤ちゃんの体重(306グラム)にようやく追いついた。生後86日には自分でアボカドとグレープフルーツも採食するようになり、生後130日には完全に哺乳瓶を卒業した。生後150日頃になると、母親との終始同居が可能となった。すでにアイの体重の約2分の1以上(2.5キロ)となり、その体でアイの背中に乗っかったり、ドスドスと音が聞こえてきそうなくらいのスピードで母親の後ろを付いてまわったり、食事中というのにジャンプして母親に飛びかかってちょっかいを出したりと、とにかく元気いっぱいに動き回っているという。そしていよいよ11月11日、バードハウス2階に親子そろってデビューを果たした。展示場ではロープを上手に渡ったり、さらにアクロバティックな行動を見せてくれている。同園動物病院係・林笑氏は、「元気でわんぱくな赤ちゃん『あさひ』の新しい動きをぜひ発見してください」とコメントしている。赤ちゃんの詳細は、同園Webページにて確認できる。同園の所在地は、東京都台東区上野公園9-83。
2014年12月18日