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ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ミュージカル・ドラマ部門)などにノミネートされた『ドント・ルック・アップ』が、12月24日(金)よりNetflixにて独占配信。本作でアメリカ合衆国大統領を演じるレジェンド俳優メリル・ストリープが役作りのため、自身がかつて演じた『プラダを着た悪魔』の編集長ミランダを振り返っていたことが分かった。レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスを主演にハリウッドスターが集結した本作。その中でも、アカデミー賞主演女優賞を2回受賞&17回ノミネートとひときわ輝かしいキャリアを持つメリル・ストリープが演じるのは、アメリカ大統領オーリアン。オーリアン大統領は物語をかき乱す大変なクセ者だが、ストリープはこのキャラクターを演じるにあたって『プラダを着た悪魔』の編集長ミランダを回想し、ミランダとは異なる新たな“憎まれ役”を徹底して作り上げたという。本作は、天文学専攻のディカプリオ演じるミンディ博士と教え子のローレンス演じる大学院生ケイトが地球衝突の恐れがある巨大彗星を発見したことから物語は始まる。迫りくる危機を世間に知らせるためにミンディ博士たちは、ストリープ演じるオーリアン大統領のもとへ向かうが、彼女は全く話を取り合わないばかりか、地球滅亡の危機をも自分の私欲のために利用しようとする。『プラダを着た悪魔』では自ら“白髪”にすることを望み、その美しくスマートなルックスと経験値に基づく毒舌で世界中を圧倒したストリープ。今回、ミンディ博士たちの必死の地球救出劇をかき乱す存在となるキャラクターを演じるうえで、「私たち役者は悪役を愛することには慣れてきました。たとえば『プラダを着た悪魔』のミランダも、付き合いにくいキャラクターの一人です。でも彼女は編集長という重い責任を背負っていたので、比較的彼女のことはよく理解できました」と、約15年前に初めて上映されて以来、世界中を夢中にさせた作品で演じたキャラクターを回想した。ただ、本作のオーリアン大統領はひと筋縄ではいかないようで「国を率いる重責をとても軽く背負っています。自己顕示欲や権力への欲に満ちていて、自信過剰で、世界に名を残すことが重要なのです」と複雑なキャラクターを分析し、ミランダとは全く異なる新たな“憎まれ役”に徹したようだ。また、ストリープはオーリアン大統領のルックスにもこだわりを見せ、自身の“髪型とメイクをゴージャスにする”ことを望んだ。髪型は往年のハリウッド女優さながらのボリュームのある大きな縦巻きにし、マスカラは濃く、リップも誇張させ、大統領にしては長すぎるネイルをつけることで、クセの強さを徹底的に追求。そして「アルマーニ(ARMANI)」のスーツに身を包み、豪華キャストがひしめく本作でも色濃くインパクトを放つキャラクターを作り上げたのだ。ストリープの熱量が注ぎ込まれたクセの強い大統領オーリアンは、ミンディ博士とケイトの地球救出劇にどのように絡み合うのか。期待せずにはいられない。Netflix映画『ドント・ルック・アップ』は12月24日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信
2021年12月14日レオナルド・ディカプリオ&ジェニファー・ローレンスの主演2人に加え、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデら豪華キャストが大集結したNetflix映画『ドント・ルック・アップ』より、予告編とキービジュアルが到着した。本作の監督は、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のアダム・マッケイ。レオナルドは「アダムは長年一緒に仕事をしたいと思っていた監督だよ。彼はみんなの意見を尊重してくれる人で、それぞれのシーンで思ったように演じさせてくれるんだ」、ジェニファーも「私はアダムの大ファンで、ずっと仕事をしたいと思っていた。脚本を読んだとき天才だと思ったし、おそらくこれまで読んだ中で1番面白い脚本」と主演2人も語っており、待望の豪華タッグに期待が高まる本作。到着した映像では、レオナルド扮する天文学専攻のミンディ博士と、ジェニファー扮する教え子の大学院生ケイトが、事態を真面目に捉えないクセ者たちに翻弄され、深みにハマっていく姿がコミカルかつ緊迫感満載に描かれている。地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせるべく奔走するミンディ博士とケイト。各所で必死に危機を訴える2人の前に現れるのは名優陣。メリル演じるオーリアン大統領と、ジョナ・ヒル演じるジェイソンには鼻で笑われ、全く相手にされず。そして、ケイト演じるTV司会者ブリーからは、生放送でイジられてしまい、本人役にも見えるアリアナ演じる女性からは、「彗星を発見?(私は)背中に流れ星のタトゥーがある」ともはや返答不能なリアクションをされてしまう。またティモシー演じる若者からは、「人類絶望って言った人?」とからかわれ、2人は八方塞がりに陥っていく。果たして2人は手遅れになる前に彗星衝突の危機から地球を救うことができるのか?豪華俳優陣が登場の本映像は二度見必至の仕上がりとなっている。Netflix映画『ドント・ルック・アップ』予告編Netflix映画『ドント・ルック・アップ』は12月24日(金)より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ドント・ルック・アップ 2021年12月10日より公開、12月24日よりNetflixにて配信
2021年11月17日レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンスを主演に迎え、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ジョナ・ヒル、マーク・ライランスと人気実力派キャスト陣が集結する映画『ドント・ルック・アップ』が、Netflixにて12月24日(金)より独占配信決定。場面写真と予告編が解禁された。天文学専攻のランドール・ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)は、落ちこぼれ気味の天文学者。ある日、教え子の大学院生ケイト(ジェニファー・ローレンス)とともに地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせるべく奔走することに。仲間の協力も得て、オーリアン大統領(メリル・ストリープ)と、彼女の息子であり補佐官のジェイソン(ジョナ・ヒル)と対面する機会を得たり、陽気な司会者ブリー(ケイト・ブランシェット)によるテレビ番組出演のチャンスにも恵まれ、熱心に訴えかけるが、空回りするどころか、事態は思わぬ方向へ向かい、さらなるどつぼにハマっていく。個性的なキャラクターたちに翻弄されながらも、果たして 2人は手遅れになる前に彗星衝突の危機から地球を救うことができるのか!?解禁となった映像では、危機を知らせようとするミンディ博士とケイト、そして彼らを取り巻く、豪華キャスト演じるクセ者たちの姿が 次々と映し出される。正念場を前に緊張しまくりの超アガリ症なミンディ博士と、教え子ながら冷静に彼を支えるしっかり者のケイト。 そんな凸凹コンビの 2 人が、オーリアン大統領とジェイソン補佐官に相まみえるも、アガリすぎて「その息遣いがストレス」「“終末”関係の会議がいくつあると?」などまったく相手にされない一幕も。さらに、ケイト演じる TV司会者や、アリアナ・グランデ、ティモシー・シャラメ演じる謎の若者らも登場。彗星の衝突までたったの6か月、彼らはミンディ博士とケイトを翻弄するのか、あるいは助けになるのかーー?本作は、12月より日本の一部劇場にて公開も予定されており、今年の賞レースでも話題になること必至だ。Netflix映画『ドント・ ルック・アップ』は12月24日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月10日音楽プロデューサー・DJのマーク・ロンソンが、メリル・ストリープの娘で女優のグレース・ガマー(「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」)と結婚したことをインスタグラムで報告した。マークはグレースと手をつなぎ、お互いが幸せそうな笑みを浮かべている白黒のウエディングフォトを投稿し、「どこからともなく現れた、ぼくの愛する人。ぼくの人生で、45回目の年を間違いなく最高のものにしてくれた。45年という年月は、きみの愛にふさわしい男になるために必要だったんだ。ぼくが最後の日を迎えるまで、これから毎年の誕生日をきみのそばで過ごせるといいな。ぼくはずっときみのもの…(そうです。ぼくたち、結婚しました)」とつづった。マークがグレースとの結婚を報告した9月4日(現地時間)は、マークの46歳の誕生日でもあり、コメント欄には祝福メッセージが殺到している。今回の結婚は、どちらにとっても2度目。マークはフランス人女優のジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームと2011年9月に結婚し、2018年10月に離婚した。また、ジョセフィーヌとの結婚前に、女優のラシダ・ジョーンズと婚約していたこともある。グレースは、ミュージシャンのテイ・ストラザーンと2019年7月10日に結婚したが、わずか42日後に別居。2020年3月にグレースが離婚を申請し、同年9月に離婚が成立した。(Hiromi Kaku)
2021年09月06日皇族方は、映画の試写会などで芸能人とお会いになることも。とくに美智子さまは、いくつもの試写会にお出ましになるなど、芸能人と対面される機会が多かった。’07年5月、さだまさしの小説を映画化した『眉山』をご覧に。美智子さまは主演の松嶋菜々子に「素晴らしかった」と何度もおっしゃったという。’09年11月にご覧になったのはミュージカルを映画化した『マンマ・ミーア!』。美智子さまはアメリカの大女優メリル・ストリープと仲睦まじく談笑されていた。ストリープは「とても優雅で、本当に本当にお美しい方でした。終わったあと、良かったとおっしゃってくださり、記念すべき夜になりました」と話していた。皇后時代、日本赤十字社の名誉総裁を務められていた美智子さま。’09年5月の全国赤十字大会では、日本赤十字社の「初代広報特使」としてアフリカ・ケニアで活動してきた藤原紀香に声をおかけになった。’11年1月には映画『僕と妻の1778の物語』の試写会に。草なぎ剛はのちに、美智子さまからのお言葉は「人から褒められた中で一番うれしかった」と話している。’13年11月、101歳で他界した詩人・柴田トヨさんを描いた映画『くじけないで』の試写会へ。美智子さまは八千草薫さん、武田鉄矢と鑑賞された。美智子さまは八千草さんに「とても良いものを見させていただいた」と感想をお伝えになったという。’14年9月映画『蜩ノ記』の東日本大震災復興支援チャリティ試写会にご出席の美智子さま。主演の役所広司と並んで映画をご覧になった。役所は「こんなに不動の姿勢で映画を観たのは初めてです」と緊張した様子だった。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年06月18日第93回アカデミー賞授賞式が4月26日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターとユニオン駅の2つの会場で開催され、『ノマドランド』のフランシス・マクドーマンドが、3度目となる主演女優賞に輝いた。作品にほれ込み、製作にも関わったマクドーマンドが演じるのは主人公・ファーン。企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失った彼女は、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、“現代のノマド(遊牧民)”として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った自由な放浪を続ける彼女がたどり着くのは?マクドーマンド自身が自身の生き方や考え方、ファッションなどライフスタイルのすべてを投影し、実在のノマドたちと路上や仕事場で交流をしながら、ファーンというキャラクターを作り上げた。シカゴ映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、英国アカデミー賞などで主演女優賞に輝いており、アカデミー賞も貫禄の受賞を果たした。マクドーマンドが主演女優賞を受賞するのは『ファーゴ』(第69回)、『スリー・ビルボード』(第90回)に続き3度目。これで同賞に通算4度輝いたキャサリン・ヘプバーンに次ぎ、歴代2位の受賞回数を誇ることに(ちなみに、ジョディ・フォスター、ヒラリー・スワンク、メリル・ストリープらは2度受賞している)。受賞コメント言葉で表現できません。私たちは作品を通して戦っています。そのことを知ってもらいたい。感謝しています。(text:cinemacafe.net)
2021年04月26日2人の幼い子どもたちと共にDV夫から逃げ出した女性が、自分たちの家を自ら建てる『サンドラの小さな家』が4月2日(金)より公開。本作の監督を務めた『マンマ・ミーア!』の名匠フィリダ・ロイドのインタビュー映像が到着した。英国演劇界を代表する舞台演出家フィリダ・ロイドは、1999年に傑作ミュージカル「マンマ・ミーア!」演出を手掛け、その映画版としてメリル・ストリープ主演の同名映画を監督。劇場長編初メガホンながら映画『マンマ・ミーア!』はゴールデン・グローブ賞作品賞、英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされ世界的な大ヒットとなった。その後、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』では、再び主演に迎えたメリルをアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞に導いた。それから約10年、待望の劇場映画3作目に彼女が選んだのは、アイルランド出身の舞台女優で映画界ではほぼ無名のクレア・ダンが初めて書いた本作の脚本。ロイド監督は2012年から手掛けたオール女性キャストのシェイクスピア劇三部作でクレア・ダンの演技力を評価し、大役をキャスティングしている。本作を監督することになったきっかけを質問すると、その舞台公演中のことだという。「ニューヨークでの公演中、クレアに言われました。“私が書いている脚本を読んでくれない?意見を聞かせて欲しい“と。彼女が初めて書いた脚本だと知っていたので、読んでみて衝撃を受けました。何より驚いたのは彼女が言葉と映像のバランスを理解していたことです。初めて脚本を書いた人とは思えないバランス感覚でした。セリフが驚くほどリアルでクレアのダブリンでの日常が表れていました」と明かす。とはいえ、ロイド監督は自身がメガホンを取るつもりはなかったそう。「アイルランド人が監督すると思っていたんです。だから私は友人として意見を言っただけでした」というが、脚本開発が進むにつれ、「クレアの出演が保証されるなら私が監督したいと思いました。どんどん脚本に引き込まれ意志が固まりました。そうしてクレアが主導権を維持できるようにしたんです」と監督。どの作品もスターをキャスティングすることが成功への近道。しかし、ロイド監督はこのサンドラという役はまさに原題と同じクレア自身(“Herself”)が演じることが重要だと主張した。新しい才能にチャンスを与えたい、というロイド監督の強い想いがなければ、本作は生まれなかったかもしれない。サンドラというキャラクターについては「彼女はコミュニティーから切り離された女性です。DV被害者の女性の多くが家族や友人から孤立しています。そんな女性がコミュニティーを見つけてその中で自分を建て直すんです」と、テーマと共に語る。本作では実際にサンドラの家が建設される過程を見ることができるのも大きな見どころだが、「家が建っていく様子を見るのは神秘的な体験でした。俳優たちは毎日のように“すごい!”と驚いていました」と話し、「家は生き物のようでした」と撮影現場の楽しそうな様子をふり返る。最後には「クレアの演技をとても誇りに思います。彼女の勇気と信念に観客は目がくらむことでしょう」と、クレア・ダンに力強い絶賛を贈っている。『サンドラの小さな家』は4月2日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サンドラの小さな家 2021年4月2日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©Element Pictures, Herself Film Productions, Fís Eireann/Screen Ireland, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute 2020
2021年03月22日「今、みんなが我慢をしたり、悲しい思いをしていたりしますが、そんななかでもエンタテインメントは必要であってほしい、と願っています。これはシンプルに楽しめて元気になれる作品です」そう語る寺脇康文(59)が岸谷五朗(56)と共に立ち上げた演劇ユニット「地球ゴージャス」が初の海外作品に挑む。トニー賞7部門にノミネートされ大絶賛されたミュージカル『The PROM』(東京公演/3月10日〜4月13日TBS赤坂ACTシアターにて。大阪公演/5月9〜16日フェスティバルホールにて)だ。「勉強熱心な五朗ちゃんがブロードウエーで見つけてきてくれました。昨年、25周年という大きな節目を迎え、次はどんな作品にしようか考えていましたが、この作品なら地球ゴージャスとして挑戦したいと思いました」寺脇が演じるのは鳴かず飛ばずのミュージカル俳優トレント。「トレントはどこか自分と似てるところがあるんです。この人も舞台で頑張っているんだけど、1本だけメジャーなテレビドラマに出ていたから街で顔が売れているんです。僕もよく『テレビで見ていますよ』と街で声をかけられることがありますし、トレントは表裏がなく思ったことをすぐ口に出してしまう愛すべき空気が読めない男でもあります」映画版でメリル・ストリープが演じて話題となったブロードウエースターD.D.アレン役には、3人のキャストが選ばれた。「ミュージカルスターで大ベテランの(保坂)知寿さんは歌と踊りとお芝居三拍子そろっていますし、一流バレリーナの草刈(民代)さんは立って歩いているだけで美しい。(大黒)摩季さんは歌はもちろんですが、役者にはまねのできない超越した演技をするんです。まったく異なった魅力を持つ3人ですね」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月22日女優の葵わかなと三吉彩花が9日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われたミュージカル『The PROM』の取材会&公開稽古に、共演の大黒摩季、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)、TAKE(Skoop On Somebody)、岸谷五朗、寺脇康文とともに出席した。『The PROM』は2018年にブロードウェイで開幕。19年にはトニー賞 7部門にノミネートされ大きな話題となり、20年12月には、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマンという豪華な顔ぶれで映像化も実現した。物語の舞台は、アメリカの高校で、卒業生のために開かれるダンスパーティ"プロム"。レズビアンの主人公エマ(葵)が、様々な人たちとの触れ合いにより、"自分らしく生きる"ことを貫こうと奮闘する姿が描かれ、エマの元に現れる落ちぶれかけたブロードウェイスター4人の傍若無人な行動に、劇場は笑いの渦に巻き込まれ、ブロードウェイらしい華やかな音楽とダンスシーンに、誰もが手拍子をしたくなるようなハッピーミュージカルとなっている。翌日に初日を迎える心境を聞かれると、葵は「2カ月みんなで一生懸命、稽古をしてきて、今は早くお客さんに"こんな作品なんだよ"というのをお届けしたい気持ちでいっぱいで、緊張もあるんですけど、どちらかというとワクワクしたり楽しみが強いです」と声を弾ませ、「今回、この作品は映像化されないので、一期一会的な作品になるんだと控え室でも話していて、今このタイミングでしか見ることができないキャストやストーリーだったりするので、ここに来てくださるお客様とも一期一会だと思って、毎日頑張っていけたらなと思っています」と力を込めた。また、エマの同性の恋人アリッサを演じ、今回が初舞台となる三吉は「稽古をしてから長い道のりだなと思っていたんですけど、気付いたら初日が明日で、あっという間に今日という日が来てしまって不思議な感じです。こんなに月日が経つのが早いと感じるのは初めてです」と目を丸くしつつ、「この会場の大きさに負けないように、来ていただいたお客様にはたくさんの大きなパワーをお届けできるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。さらに、レズビアンの高校生カップルを演じる上での役作りや、お互いに意識している点を尋ねられると、葵は「(三吉との関係性は)非常に良好です。稽古場で2ヶ月一緒に過ごす中で、彩花ちゃんとわかながいい関係性になっていって、人間としても一緒にこれから長い公演をともに戦っていけるいいパートナーになれていると思います。その私たちの本当の関係性が、エマとアリッサになったときにもすごく生かされていると思うので、今は何の心配もなく2人で虹をかけて行こうというやる気に満ち溢れています」と目を輝かせ、三吉は「(初共演の葵とは)初めてという感じがしなくて、気が付けばずっと一緒で、何をするにも付いて回って、くっつき虫のように過ごしていたら、2人がどんなときでも一緒にいることが当たり前になってきて、それがエマとアリッサにとっても、愛し合っている関係性が当たり前のことなんだとリアルに表現できる関係性になってきていると思うので、とても安心しています。ねっ!!」と葵と微笑み合った。そんな2人の魅力を聞かれた岸谷は「わかなちゃんは難しい役どころを見事に演じてくれています。その中で必死に歌う曲が何曲かあって、難しい曲ではありますが、とっても感動して心に響く歌で、それを今、我々に届けてくれています。必ずお客様に感動していただける曲になっていて、わかなちゃんの歌になっているなと思います」と絶賛すると、葵は「本当に!? ありがとうございます」と恐縮。これに三吉と大黒は「私、昨日泣いたんだよ。号泣した」「私も泣いた」と口を揃えた。一方、三吉について岸谷は「苦悩して成長して、そして愛を育みながら、お母さんと戦いながら、PTAと戦いながら、成長物語がたくさんある役で、それを三吉彩花が繊細に、ひとつひとつを大切にクリアにして演じ切ってくれています」と褒め、「最後のエマとの2人のシーンは、我々、客席いてもちょっとヤバいです。みんなが一瞬で感動できる2人のシーンになっていて、それだけ大事にこの役を演じてくれています。初舞台とは思えない感じになっておりますので、そちらも楽しんでください」とアピールした。同ミュージカルは3月10日(水)より4月13日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、5月9日(日)より16日(日)まで大阪・フェスティバルホールにて上演される。
2021年03月10日ブロードウェイミュージカル『The PROM』は、2018年にブロードウェイで開幕し、19年のトニー賞7部門にノミネート、20年12月にはメリル・ストリープやニコール・キッドマンらが出演してNetflixにて映像化された話題作だ。その『The PROM』の日本版初演は、岸谷五朗と寺脇康文率いる演劇ユニット「地球ゴージャス」が手掛け、葵わかな、三吉彩花、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿といった豪華な顔ぶれでお届けする。地球ゴージャスにとっても、初めてのブロードウェイ作品。どんな思いでいるのか。日本版脚本・訳詞・演出、そしてバリー・グリックマン役として出演もする岸谷五朗に話を聞いた。最初に観たときに、挑戦したいと思ったんです――お稽古は順調ですか。順調ですよ! でも、なかなか手強い作品です。全体的にコメディタッチで描かれているけれど、内容は芯のある作品で。楽曲は難曲が多く、激しいダンスシーンもあって、いい意味で苦戦しています。――2019年のトニー賞をご覧になって、『The PROM』をやろうと思われたとのことですが、理由を教えてください。コロナの前のトニー賞をニューヨークで見ることができたんです。10作品ぐらい観たのですが、劇場を去るときに、お客さんが一番幸せそうな顔をしている作品が、この『The PROM』でした。なかなかない作品だと思うんです。ハイスクールのレズビアンの女の子たちが、いろいろな葛藤をしながら、必死にプロム(※アメリカの高校で卒業生たちのために開かれるダンスパーティーのこと)を作っていくというお話なのだけど、そのストーリーを運んでいるのが、ブロードウェイスターの大人たちなんだよね。その構造がすごくおもしろい。普通の学園ものになるかと思いきや、大人たちが自分たちの誇りや名誉のために、無理に割り込んでいく。それでどんどん心が変わっていって、純粋になっていく……。作品を最初に観たときに、地球ゴージャスに合いそうだなと思って。挑戦したいと思ったんです。人を受け入れて生きていく、アクセプト(受容)していくということ――ご自身、バリー・グリックマン役だなと。あの中では俺がバリーでしょうね。寺脇さんがトレント。そこはぴったりだなと思って。なかなかそういうミュージカルに出会うことが少ないんです。例えば『キンキーブーツ』のときも、絶対日本でやりたいと思って、日本版の脚本と演出を担当させてもらったけれど、あの作品を地球ゴージャスでやろうと思わないし、別のプロジェクトでやるべきだなと思っていた。でも、この『The PROM』は地球ゴージャスでやりたいと思ったんです。――地球ゴージャスとしては初めてのブロードウェイミュージカルですが、運命というか、縁のようなものは感じられたわけですね。そうですね。『Hadestown(ハデスタウン)』や『Ain’t Too Proud(エイント・トゥー・プライド)』といった、良い作品もラインナップされていたんだけど、地球ゴージャスは当てはまらなかったんですよね。――『The PROM』は、明るいテイストですが、メッセージ性がある作品ですよね。本当に。自分らしく生きることとはどういうことだろうというテーマがありますよね。そして、同時に考えさせられるのが、人を受け入れて生きていく、アクセプト(受容)していくということ。世の中がそうだったら本当に素敵だなと思うんだけど、主人公のエマはレズビアンで、自分らしく生きるために、カミングアウトをするんですが、そこには大きな勇気があって。偏見もある田舎町で。でも、それを乗り越えた先に自分らしさを切り開いていく。ブロードウェイの大人たちも、自分たちを見直して、素直になっていく。――製作発表会見で、「The PROM」を日本で上演することが「ブロードウェイへの恩返し」だと仰っていました。あのブロードウェイが閉まっていることが、今でも信じられないんですよね。あの演劇の巣窟、演劇の溜まり場が、今動いていないって。ブロードウェイからオフオフからいろいろな作品を見てきたし、レッスンやボイトレもしてきた場所。あのマンハッタンが非常事態宣言下であることがとても寂しいです。早く復活してほしいですね。――日本で上演することで、ブロードウェイの関係者や観客への励ましにもなるのでしょうか。本当に。少しでも動き出さないとね。動けば、もちろん権利使用料という形でお金も向こうに入れられる。それは、演劇の活動としてすごく大事なことだなと思うんです。なんとか回していかないとね。オリジナルにはないタップも披露――今回はどのようなキャストがそろったとお考えですか?今回はコロナ禍でオーディションができなかったんですね。だから、アンサンブルや準メインメンバーは、今まで地球ゴージャスに出てくれたメンバーを中心に集まってくれて。本当にみんなエネルギッシュです。一方、ハイレベルな作品なので、これをやっつけるためには、相当稽古をしなくてはならない。今までの作品の中でも、一番の体力勝負かな。僕が演じるバリー役は、オリジナルではちょっとファットで、それをネタにしている。普通の映画やドラマだったら、僕の性格上体重を増やすと思うんだけどね、とてもじゃないけど、動きが多くて、太ったら演じきれないです。今の自分が太ったら骨折すると思う(笑)。その代わり、ブロードウェイのバリー・グリックマンより動こうと思っています。寺脇さん演じるトレントも、オリジナルのトレントより全然動いている。そういう意味では、ブロードウェイを「超える」ことも恩返しだと思っています。ひとつだけね、オリジナルの『The PROM』にはないんですが、実はタップを取り入れました。ちょっと久々に、真剣に踏もうかなと思っています。どのシーンかはお楽しみに。――ところで、岸谷さんの高校生活についても少し伺いたいです。もしプロムがあったら、行かれていますか?ああいうプロムがあったら、絶対行くだろうなぁ。日本の学校行事には全く参加しなかったんですけど(笑)、プロムだったらいくかな。いろいろ楽しいことを企めそうだなと思うので。アメリカだと16歳で車に乗れるしね、楽しいでしょう。――裏を返せば、ご自身の高校生活はそんなに楽しくなかった……?いやいや、めちゃめちゃ楽しかったですよ。学校も好きだったし、毎日全力で楽しかったな。友達も部活動も外で遊ぶのも好きだった。毎日刺激物と接触している感じ。高校生もう一回やりたいぐらいです。エンタテインメントの力でみんなを励ましたい――岸谷さんがトニー賞をご覧になったのは2019年。その当時はコロナ禍になるとは想像もしていなかったと思うのですが、いまこの『The PROM』を上演する意味はどんなところにあると思いますか。今こそ本当にエンタテインメントが必要だと思っています。つらい時に、ひとりでも心を豊かにするのが、演劇やエンタテインメントの役割だと。地球ゴージャスも、地球の人々の心をゴージャスにするという意味を込めた名前なんですよ。つらい時、劇場に来てください。その心を僕たちが温めるから。そう言ってきたけれど、劇場に来ないでくださいというのはね、本当に苦しめられるんです。僕らも言えなかったです。「劇場に集まれ! 幸せにするぜ!」って。これは本当につらかった。その先に待っているのは、公演中止にするしかないわけで。前作は、10万人のお客様が待っていてくださったし、全部セッティングもできていたけれど。だから今こそ、エンタテインメントの力で、みんなを励ましたい。手放しに劇場に来てくれとは言えないのですが、緊急事態宣言で終息に向かってほしいし、僕らも万全の対策をして、安心して観劇できる環境を整えるので、来てください。そうお願いするしかないです。来ていただいたら、やっぱり行って良かったと思ってもらえるものをつくろうと思っています。――最後に、お客様にメッセージをお願いします!観に来てくださることは勇気のいることだと思うのですが、エンタテインメントの力というか、明日への勇気や生きることの元気のようなものを絶対渡せると思うので、ぜひ勇気を振り絞って、観に来てください。感染対策ちゃんとしています。ぜひ劇場でお会いしましょう。取材・文:五月女菜穂撮影:渡邊明音ヘアメイク:菅野綾香スタイリング:中川原寛(CaNN)公演情報Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス脚本:ボブ・マーティン、チャド・ベゲリン音楽:マシュー・スクラー作詞:チャド・ベゲリン日本版脚本・訳詞・演出:岸谷五朗出演:葵わかな 三吉彩花/大黒摩季・草刈民代・保坂知寿/霧矢大夢/佐賀龍彦(LE VELVETS) / TAKE(Skoop On Somebody) /岸谷五朗 / 寺脇康文他【東京公演】2021年3月10日(水)~2021年4月13日(火)会場:TBS赤坂ACTシアター【大阪公演】2021年5月9日(日)~2021年5月16日(日)会場:フェスティバルホールチケット情報:
2021年03月06日1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部アーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く『ミナリ』。この度、毒舌&破天荒な祖母・スンジャを演じたユン・ヨジョンが、韓国映画界の記録を塗り替える“アメリカ映画賞での演技賞22冠”を達成したことが分かった。先日、「シアトル映画批評家協会」が公式アカウントを通じて、受賞作・受賞者を発表。若手俳優賞(アラン・キム)、外国語映画賞とともにユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞。ほかにも「2020ワシントンD.C.映画批評家協会」「ボストン映画批評家協会賞」「ロサンゼルス映画批評家協会賞」「サンフランシスコ映画批評家協会」などで助演女優賞を獲得している彼女は、その圧巻の演技力でアメリカ中に旋風を巻き起こしている。これまでも韓国の俳優たちは高い評価を受けてきたが、シアトル映画批評家協会の助演女優賞受賞で、ユン・ヨジョンは“アメリカ映画賞での演技賞22冠”を獲得。かつて、ここまで世界の映画界で演技力を評価された韓国人俳優はおらず、韓国映画界の記録を塗り替える、前人未到の快挙となった。本作でユン・ヨジョンが演じたのは、突然、娘一家と暮らすこととなり、歯に衣着せぬ物言いや言動で孫たちの生活を大きくかき乱す存在。米メディア「Variety」はアカデミー賞の助演女優賞予測で1位にユン・ヨジョンの名を挙げており、64年ぶり2人目のアジア人女優のオスカー受賞に期待がかかる(1人目は、1957年に映画『サヨナラ』で日本女優ナンシー梅木が受賞)。最近では、食堂を切り盛りする社長に扮したリアリティショー番組「ユン食堂」が日本でも人気を呼び、『チャンシルさんには福が多いね』『藁にもすがる獣たち』など、出演作が相次いで日本に上陸しているユン・ヨジョン。“韓国のメリル・ストリープ”と称されるほど、演技力に定評があり、監督・共演者からの信頼も厚い。リー・アイザック・チョン監督は「彼女は正真正銘のアーティストで、この道の第一人者。抜群の勘とスキルを備える、最も偉大な俳優の一人だ。アメリカへの進出を目指してこなかったから、それほど名前が知られていないけれど、もっと知られて当然の俳優だよ」とユン・ヨジョンの偉大さを熱弁。主演のスティーブン・ユァンも「俳優として史上最も輝かしいともいえる経歴を築いてきたユン・ヨジョンが、このインディペンデント映画に出演してくれることは、僕たちにとってはすごくありがたいこと」と大ベテラン女優との共演に歓喜している。彼女は韓国メディア「CINE21」にて、昨年度『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞作品賞を受賞したポン・ジュノ監督と対談もしており、ポン・ジュノ監督からも「ユン・ヨジョンの55年間の女優人生で、最も可愛らしいキャラクターだ」と絶賛されている。さらには今回、ユン・ヨジョンの“ただものではない一面”が垣間見える新場面写真1点が到着。慣れない新天地のコミュニティに溶け込むため、地元教会の礼拝に参加する家族の姿が写し出されてるが、笑みを浮かべる娘夫婦とは反して、一筋縄ではいかない不敵な表情をみせる祖母・スンジャ。その表情一つで、この後、スンジャがひと波乱起こしそうな展開を予感させており、改めて彼女の表現力の高さを見せつけている。スンジャは花札が得意で、大好きなプロレス観戦に夢中になると思わず暴言を吐いてしまうことも。一方で、孫のデビッド(アラン・キム)のとんでもないイタズラも寛容に受け入れる。また、本作のタイトルにもなっている“ミナリ(韓国語でセリ)”を家族のために植えたりと、愛情深い一面も。ひと足先に公開したアメリカでは、そんなスンジャの優しさが、多くの観客の心を揺さぶり感動を巻き起こしている。なお、作品自体もサンダンス映画祭グランプリ・観客賞受賞を皮切りに、ブロードキャスト映画批評家協会賞に10部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、助演女優賞、監督賞、アンサンブル賞、若手俳優賞、脚本賞、撮影賞、作曲賞、外国語映画賞)など、184ノミネート、60受賞(※TOP10選出含む/2月17日現在)を記録している。『ミナリ』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年02月18日「Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス」の製作発表が行われ、主人公カップルを演じる葵わかな・三吉彩花らキャスト10人が登壇した。2018年に米ブロードウェイで上演され、翌年のトニー賞で7部門にノミネートされた本作。メリル・ストリープやニコール・キッドマンが出演した映像化作品がNetflixで配信され話題を集めたミュージカルの日本版を、地球ゴージャス主宰の岸谷五朗による脚本・訳詞・演出で届ける。同性の恋人アリッサ(三吉)と参加しようとしたダンスパーティー“プロム”が中止になり、その原因になったといじめを受けるエマ(葵)の存在を知ったブロードウェイの元スターたちは、自分たちの話題づくりのためにエマを助けようとして──。製作発表の冒頭で行われたパフォーマンスでは、葵とアンジー役の霧矢大夢が「ZAZZ」で、D.D.アレン役をトリプルキャストで務める大黒摩季、草刈民代、保坂知寿らが「目立ちたくないのよ!私」で歌声を披露。三吉のソロで始まった「It’s time to dance」ではホーキンス校長役をWキャストで務める佐賀龍彦(LE VELVETS)とTAKE(Skoop On Somebody)も加わり、ラストは全員で力強いハーモニーを響かせた。レズビアンの女子高生であるエマを、葵は「複雑な環境に身を置いている役」と表現。「自分にとっての当たり前を貫くためにどうしたらよいか葛藤し、成長していく彼女の“強さ”を表現したい」と覚悟を覗かせると同時に、「アリッサとの恋路に邁進する、10代のキラキラした要素も見せていけたら」と意気込む。これを受けた三吉も「わかなちゃんとは初共演ながら、波長が似ていると感じたんです。周りからもそう言われる機会が増え、カップルらしさが出てきたようで嬉しかった」と続く。そして「何といっても女子高生役。演じる私たちは20代前半ですが落ち着いて見られるので、もっとフレッシュさを出していけたら」と笑顔を見せた。バリー・グリックマン役としてキャストに名を連ねる岸谷は、2018年のトニー賞ノミネート作品を現地で10本近く鑑賞。その中に本作も含まれており、「帰り際の観客がいちばん幸せそうな顔をしていたから」という理由で日本版の上演を決意した経緯を語る。その提案を受けた岸谷の盟友で、トレント・オリバー役の寺脇康文も「地球ゴージャス25周年を終えたあとの展望に新しい風が吹く予感がした」と劇団名義で初となる海外作品への挑戦に向けた思いを述べた。公演は3月10日(水)〜4月13日(火)に、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。その後、5月9日(日)〜16日(日)に大阪・フェスティバルホールと巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年02月17日女優の葵わかな、三吉彩花が16日、都内で行われたミュージカル『The PROM』製作発表会に出席。恋人役で初共演となったが、三吉は「わかなちゃんと本読みで初めて会った時からリアクションの感じとか、醸し出す感じがすごく似ている」といい、「周りの方も『2人は違うけど似ているよね』と言ってくれる。だんだんとカップルっぽさが出てきたと思ってうれしい」と笑顔で語った。女子高生カップルを演じるが実年齢は高校生より上とあって、三吉は「フレッシュさを2人で頑張って出していこうと思う。なんと言っても女子高生ですが(自分たちは)『落ち着いているよね』と言われてしまうことがあるので、キラキラ、にこにこ、元気はつらつに、今の私に失われていた部分がありますので頑張りたい」とフレッシュな演技を目指すと宣言した。葵は「演じるエマは物語中、複雑な関係に身を置いている役。エマが当たり前だと思うことを周囲が理解するのにすごく苦労する。田舎の女子高生が自分の当たり前を貫くために成長していくんです」と説明し、「エマの強さも表現したいけど、そういう状況でもアリッサとの恋路は進めていきたいキラキラとした気持ちもあって、役より実年齢は上ですがエマとアリッサらしいかわいい恋の感じを、プロムを目指してやっていけたら」と意気込んだ。『The PROM』は2018年にブロードウェイで開幕した作品で、翌19年にはトニー賞7部門にノミネート、20年12月にはメリル・ストリープ、ニコール・キッドマン出演でNetflixでも映像化された話題作。アメリカの高校で卒業生のために開かれるダンスパーティー「プロム」を舞台に、レズビアンの主人公・エマ(葵)が恋人であるアリッサ(三吉)とプロムに参加したいと主張したことをきっかけに“自分らしく生きること”を貫く姿を描く。「もし学生時代にプロムがあったら参加したいか?」と問われると、葵は「行かないと思う。華やかな場所や学校の行事が得意じゃない。誘われていたら行っていたかもしれないけど、行かなくていいなら行かないかな…。ちょっと地味なタイプの学生だったので」と苦笑。三吉は「プロムは気になる女の子を男の子が誘って行く印象があるけど、友達同士で行っても楽しそう。仲のいい友達4人くらいで集合して行くのがいいな」と話した。また、同作にはブロードウェイスター役として歌手の大黒摩季がミュージカルに初挑戦する。会見で「ミュージカルは観る専門なのによもや自分が誘われるとは。青天の霹靂」とまさかのオファーにびっくりで、「私は借りてきた猫。日本に連れてこられたE.T.です。すべてが未知との遭遇。記事に“大黒摩季はE.T.”って書いてください(笑)」と報道陣に懇願し、笑いを誘っていた。会見にはそのほか、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)、TAKE(Skoop On Somebody)、岸谷五朗、寺脇康文も参加。舞台は3月10日から4月13日まで東京・TBS赤坂ACTシアター、5月9日から16日まで大阪・フェスティバルホールにて上演される。
2021年02月16日ブレンダン・フレイザーとホン・チャウが、新作映画で共演することになった。タイトルは未定で、監督はダーレン・アロノフスキー。肥満の問題を抱える教師が、ティーンエイジャーの娘との関係を修復しようとする物語で、チャウはフレイザーが演じる主人公の友人を演じるとのことだ。ほかに、サマンサ・モートン、サディ・シンクも出演を検討している。製作はA24。フレイザーは現在、アダム・マッケイ監督の『Don’t Look Up』を撮影中。共演はレオナルド・ディカプリオ、クリス・エヴァンス、メリル・ストリープ、ジェニファー・ローレンス、ティモシー・シャラメら。チャウの最近作は、Amazonプライム・ビデオの『ホームカミング』。文=猿渡由紀
2021年02月12日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。コロナ禍のために、世界中のライブエンターテインメントが現地で見られない昨今。そこで今週は、ブロードウエーミュージカルをNetflixで映画化した『ザ・プロム』をご紹介します。■Netflix映画『ザ・プロム』独占配信中インディアナ州の高校で、ダンスパーティ「プロム」をPTAが中止すると発表。同性愛者の女子校生エマが女子生徒を伴って参加するというのが理由で、ブロードウエーで長年活躍してきた舞台俳優のディーディーとバリーは大憤慨。仲間のアンジーやトレントを伴って高校に乗り込みますが……。プロムとは、英米などの高校で行われるフォーマルダンスパーティのことで、10代にとっては一大イベント。男女のカップルで踊るのが伝統であるため、エマに対して理解ない大人が“普通”を強要し、極端ないじめを行います。一方、正義の味方を装って売名をもくろみ派手派手しく乗り込んだミュージカル俳優たちも、実はそれぞれが田舎育ちでつらい過去を過ごしたことを思い出します。打算やずるさもないまぜにした、少しくたびれた感じを、メリル・ストリープとニコール・キッドマンは絶妙に表現していて、さすがです。何より、画面を彩るダンスと衣装のゴージャスさといったら!若手俳優のエネルギーとベテランの存在感がしっかりマッチして、記者は映画『マンマ・ミーア!』で感じた楽しさを思い出しました。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月18日1.『プラダを着た悪魔』Photo/Shutterstock働く女性の成長物語といえば、やっぱりこの作品。アン・ハサウェイ演じる、ジャーナリスト志望のニューヨーカー、アンドレアが、ヴォーグの鬼編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の下で成長していく物語。初めての職場、足の引き合いや理不尽な人間関係の中でも、働くこと、人とむきあうことの大切さに気づいてゆくヒロインの姿を見ているだけで、元気をもらえること間違いなし。コロナでテレワークが中心になった方も多いと思いますが、やっぱり仕事の醍醐味って、他者と向き合い、ときにはぶつかり合って自らを成長していくことだということを再認識できる、何歳になっても見直したい王道サクセスストーリーです。鬼編集長ミランダのモデルになったと言われる現役のヴォーグ編集長、アナ・ウィンターを追いかけたドキュメンタリー『ファッションが教えてくれること』も、オススメの一本です。2.『アメリ』Photo/Shutterstock鬼才、ジャン=ピエール・ジュネ監督が、個性派女優、オドレイ・トトゥの魅力を存分に引き出して描く、パリを舞台にしたちょっと不思議なラブストーリー。想像力が豊かで孤独なアメリは、実家を出てパリ・モンマルトルで働き始めます。日常に隠れた小さな幸せを、アメリの妄想を通して見たこともないような映像表現で描き出してゆく本作。コロナ禍で海外にいくどころか、国内旅行もままならない今、私たちに残された旅先は、妄想の中にあるということを教えてくれます。妄想の中で生きていたアメリの前にあらわれる、人の証明写真を集めることが趣味の男性・ニノ。ふたりの不器用でピュアなラブストーリーは、美男美女が艱難辛苦を乗り越えて結ばれる王道恋愛映画とは一味違う、小さな宝石のよう。こんな時だからこそ、日常の小さな幸せと妄想の世界を旅してみてはいかがでしょうか?3.『エイリアン』Photo/Shutterstockえ? 『エイリアン』って、SFホラー映画じゃないの? と思った皆さん、実は『エイリアン』シリーズは、SFアクション映画の中ではじめて、強い女性を主人公として描いた金字塔的作品なのです。時は100年後の未来。乗組員7名を乗せ、地球へ戻ろうとしている宇宙船は小惑星に降り立ちますが、乗組員のひとりに謎の生命体が寄生し、船内はパニックに陥ります。ひとり、またひとりと犠牲が出る中、女性通信師リプリー(シガニー・ウィーバー)だけが異変を感知し、生命体に戦いを挑みます。この映画が登場するまでのSF映画は、マッチョな男性が主人公でした。しかし、リプリーというヒロインの登場は、強く、賢い女性が主人公になれることを証明し、その後の映画に大きな影響を与えました。今から40年以上も前に作られたこの映画を、女性が社会の脇役でなくなり始めた今こそ、観かえしたいと思うのです。4.『食べて、祈って、恋をして』Photo/Shutterstockハリウッドを代表する女優、ジュリア・ロバーツがヒロインを演じる、世界的ベストセラーエッセイの映画化。女性が人生において直面するさまざまな課題や悩みを、ニューヨーク、イタリア、インド、バリ島を旅しながら克服していく物語です。離婚や失恋を経験し、35歳で人生をリセットするために一年間の旅に出ることを決意したヒロイン。食べること、祈ること、そして恋することの喜びを再発見する再生の旅は、2010年の公開時、世界中で大ヒットしました。原作者のエリザベス・ギルバートは、本作のヒットによってベストセラー作家の仲間入りをしますが、二作目が書けずに苦悩します。その苦悩からの脱却を語ったTEDのスピーチ「創造性をはぐくむには」も、仕事や人生に悩む人たちに気づきを与えてくれる内容で、新年の仕事のヒントになるでしょう。■2021年も、楽しく、力強く!年が明け、仕事が始まり、いろいろな感情が沸き上がる今日この頃。鬱々とした気持ちを吹き飛ばして、新しい年を力強く歩んでいきましょう!
2021年01月17日1.『悲しみよこんにちは』フランソワーズ・サガンフランスを代表する作家・サガンが18歳のときに出版したデビュー作。世界的なベストセラーとなりました。18歳のヒロイン・セシルが、ひと夏のヴァカンスで大人の女性へと変わってゆくさまが、衝撃的なラストへ向かって描かれています。本作のテーマは「悲しみよ、こんにちは」というタイトルに集約されています。大人になることは、孤独や虚無、そして悲しみを受け容れること。その悲しみにむかって「こんにちは」と言えることが、大人の女性になる、ということなのかもしれません。2.『マチネの終わりに』平野 啓一郎芥川賞作家・平野啓一郎氏による、映画化もされた恋愛小説です。天才クラシックギタリストの蒔野は、コンサート後の楽屋でジャーナリストとして活躍する洋子と出会います。蒔野は婚約者のいる洋子に惹かれ、洋子もまた蒔野に運命を感じます。東京・ニューヨーク・パリ・イラクを舞台に展開する大人のドラマは、まさに上質なクラシックのマチネ=演奏会を聞いているかのよう。本作のテーマは、本当に愛した人との恋愛の行方です。惹かれ合いながら、すれ違いや誤解によって結ばれることのない蒔野と洋子は、物語の中で、たった三回しか会っていません。大人だからこそ、若い頃のように大きく踏み出すことができない。でも、真実の愛や運命は信じたい。それこそ、DRESS世代が最も共感できるポイントかもしれません。福山雅治さん、石田ゆり子さん主演の映画も素晴らしくて、筆者は映画館で二回観ました。3.『マディソン郡の橋』ロバート・ジェームズ・ウォラークリント・イーストウッドとメリル・ストリープが主演し、映画版が大ヒットした本作。アメリカ・アイオワ州の片田舎で出会った主婦と、中年のカメラマンのたった四日間の恋物語です。結婚15年目で、毎日変わらない日々を送っていた農場の主婦・フランチェスカは、夫と子どもがでかけ、四日間ひとりで過ごすことになります。そこへ道をたずねてきたのが、カメラマンのロバート。ふたりは惹かれ合い、四日間の濃密な日々を過ごしますが……。出会うタイミングが違っただけで結ばれることのできなかったふたり。でも、そのタイミングでなければ出会うことはなかった。誰の人生にも起こりうる濃密な時間が、クライマックスで永遠の愛に昇華されます。長い人生、いつか起こるかもしれない情熱的な恋愛について、想いをはせてみてはいかがでしょうか?4.『源氏物語』紫式部平安時代に書かれた源氏物語が、世界最古の小説であり、恋愛小説であるということを、ご存知でしたか? それ以前も『古事記』や『伊勢物語』などがありますが、いずれも作者は不明。ひとりの作者が書いた本としては、『源氏物語』が最も古い物語なのです。ご存知の通り『源氏物語』は、イケメン貴族・光源氏の、魅力的な女性たちとの恋愛と、政治的謀略や権力闘争などが描かれます。あらためて読むと『源氏物語』の中に、恋愛ドラマや映画で描かれる要素はすべて含まれています。仕事や目の前のことに追われ、恋愛から遠ざかってしまっている……という人にぜひ、世界最古の物語小説が恋愛小説であったことの意味を、味わっていただきたいと思います。5.『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ2019年、アメリカで一番売れた本。アメリカ南東部の湿地帯で、家族に捨てられ、湿地帯でひとり生きる少女カイヤ。彼女が愛したふたりの男性と、壮大な自然の摂理の中で生きることの意味。分厚い本ですが、冒頭からひきこまれ、あっという間に読み終えてしまいます。物語は、カイヤと関係をもった男性の死体が、湿地帯で見つかるというシーンから始まります。ミステリーのような展開と、孤独な少女が自然とともにたくましく成長してゆく物語は、衝撃的な結末へとかけぬけてゆきます。人との関わりをもたなかったカイヤが、恋愛におけるさまざまな感情を、自然の摂理と重ね合わせて理解しようとするシーンに、深く考えさせれます。情報と人工物に囲まれてしまった私たちは、本来「動物」である自分たちの恋愛について、どれくらい理解できているのだろうか……ということを考えながら本を閉じました。■大人の恋愛小説に女性の人生が詰まっている映画やドラマ、マンガと違い、小説は言葉を通して、自分が主人公になったかのような気持ちで、別世界を疑似体験できます。恋愛小説こそ、大人の女性にって、最も必要な本かもしれませんね。
2021年01月02日ニューヨーク発祥のレストラン「サラベス」のルミネ新宿店では、新年を祝うフランスの焼き菓子”ガレット・デ・ロア”をサラベス流のパンケーキにアレンジした「ガレット・デ・ロワ パンケーキ」(1,680円・税別)を、1月2日より11日までの期間、販売します。“ガレット・デ・ロワ”は、フランスでは新年のお祝いに欠かせない、“王様のケーキ”の意味を持つ伝統菓子。アメリカでもピティビエ(Pithivier)という名で良く知られています。折りパイにアーモンドクリームが入ったパイ菓子で、中に“フェーヴ”と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っており、お正月に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り祝福を受け、幸運が1年間続くといわれています。新年のスペシャルメニューとしてルミネ新宿店限定で登場する「ガレット・デ・ロワ パンケーキ」は、“ガレット・デ・ロワ”をアレンジし、アーモンドクリームとカスタードを合わせたクリーム“フランジパーヌ”とパイを挟んだパンケーキに仕上げました。当メニューをご注文いただくと、自家製クッキーが当たるくじをお楽しみいただけます。ぜひ、お正月の運試しと共に、このスペシャルメニューをお楽しみ下さい。■サラベス ルミネ新宿店 「ガレット・デ・ロワ パンケーキ」 販売概要・メニュー:「ガレット・デ・ロワ パンケーキ」 1,680円(税別)・期 間 : 2021年1月2日(土)~11日(月・祝)・店 舗 : サラベス ルミネ新宿店東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 2F/TEL.03-5357-7535ルミネ新宿店 外観ルミネ新宿店 内観■ 「サラベス」 について「Sarabeth’s(サラベス)」は、ニューヨーク出身の女性サラベス・レヴィーンにより、1981年ニューヨークのアッパーウェストサイドに創業しました。家族に伝わるレシピで作るフルーツスプレッド(果物の甘味をいかした砂糖控えめのジャム)をはじめ、フレンチトースト、パンケーキ、エッグベネディクト、ワッフルなど伝統的なアメリカの朝食メニューの“ヘルシー&リッチ”な味わいから人気です。レストラン格付けガイド「Zagat」ではニューヨークNo.1デザートレストランに選ばれ、「New York Magazine」からは“NYの朝食の女王”と賞賛され、多くのセレブリティも足を運び、映画「恋するベーカリー」で主演のメリル・ストリープに調理指導をしたことでも有名です。現在はアメリカに11店舗、ドバイ1店舗、ソウル1店舗、台湾2店舗、日本国内4店舗(新宿/品川/東京/名古屋)を展開しています。国内店舗ルミネ新宿店東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 2F (JR新宿駅 南口 徒歩1分)TEL.03-5357-7535品川店東京都港区港南2-18-1 アトレ品川 4F (JR品川駅 港南口 徒歩3分)TEL.03-6717-0931東京店東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング南館 2・3F (JR東京駅 八重洲北口 徒歩2分)TEL.03-6206-3551名古屋店愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 タカシマヤ ゲートタワーモール 1FTEL. 052-566-6102・公式HP ・Facebook ・Instagram 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月25日Netflixで今月14日から映画『カリフォルニア・クリスマス』が配信開始となった。アメリカなどで予想外のヒットとなり、早くも続編製作が決まったという。「Variety」誌が報じた。Netflixの週間視聴ランキングを発表している「Forbes」誌によると、『カリフォルニア・クリスマス』はメリル・ストリープやニコール・キッドマンら豪華キャストが出演している『ザ・プロム』や、毎年クリスマス時期に大人気の『グリンチ』を押しのけ、トップの視聴回数を獲得したとのこと。同作はローレン・スウィッカードが製作・脚本・主演を務め、実生活で夫のジョシュ・スウィッカードと共演したクリスマス向けの映画。資産家の放蕩息子がクリスマスまでの短期間にある牧場の買収を命じられ、牧場を所有する一家に働き手として近づく。そこで、一家の働き者の美しい娘に出会い…という物語。続編のタイトルはすでに『California Christmas: City Lights』(原題)に決定し、スウィッカード夫妻が引き続き出演する。また、脚本もローレンが再び担当し、監督もショーン・ポール・ピッチニーノが続投。来年初めにカリフォルニア北部で撮影が始まる。スウィッカード夫妻は2017年に『Roped』(原題)で共演したことがきっかけで交際を始め、昨年結婚した。ローレンのインスタグラムの最新投稿は2人の結婚写真で、「この日から一年以上が経ったなんて信じられない!」とキャプションが添えられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月23日Netflixにて現在配信中の映画『ザ・プロム』より、次世代の若手俳優が抜群の歌唱力とパフォーマンスを発揮した本編映像が公開された。本作は、田舎町に住む恋人同士の女子高校生エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボーズ)は、同性でプロムに参加することを問題視され、プロムは中止に。その事実を知った元人気舞台俳優ディーディー(メリル・ストリープ)やアンジー(ニコール・キッドマン)は、彼女たちを手助けすることで自らの役者イメージを挽回しようと計画するというストーリー。ひとつの目的のために、女子高生とベテラン俳優が交わっていくことで、思いもよらない騒動と愛と感動のハートウォーミングな奇跡が待ち受ける。今回到着した映像では、期待の新星ジョー・エレンやアリアナら若手キャストたちのパフォーマンスが切り取られている。待ちに待ったプロムが迫り、浮足立つ生徒たち。華麗なアクロバットからスタートし、“フットボールで人気”の男子が意中の女子にアピール、シェルビーへとバトンが渡され、それぞれプロムに誘うシーンが続く。そんな中、エマとアリッサの姿も。エマは、皆の前で堂々と一緒に踊れると喜ぶも一方、アリッサは、母親の目線が気になっている。そこでエマが「私たちの問題」と語りかけると、自分の気持ちに正直になることを決意した様子だ。本作の監督ライアン・マーフィーは、ジョー・エレンとアリアナについてオーディションで決めたと明かし、「世界中の応募者の中から絞り込んだ2人に初めて会って読み合わせを始めた瞬間、彼女同士も息がぴったりだったし、すぐに彼女たちに決定したよ」とキャスティング経緯を語る。彼女たちを中心としたシーンについてメリルも「若い人たちが踊るシーンはハツラツとしていて、その周辺が一気に高揚していくようなパフォーマンスだった」と話し、ニコールも「2人のシーンを見たとき、私も頑張らなきゃって思うほどに素晴らしかった」と絶賛。そんな2人のレジェンドとの撮影について、ジョー・エレンは「いつからかわからないほど、ずっと前から尊敬し続けてきた方々と共演できるなんて、夢が叶った思いです!」と共演への喜びを表している。Netflix映画『ザ・プロム』は独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ザ・プロム
2020年12月20日『glee/グリー』を手掛けたライアン・マーフィーが監督を務め、名優メリル・ストリープやニコール・キッドマンら豪華俳優たちが華麗なパフォーマンスを披露する極上ミュージカル『ザ・プロム』。同性の恋人とプロムで踊りたい主人公を演じ、本作が映画初出演となる新星ジョー・エレン・ペルマンの才能に、メリルもニコールも大絶賛を贈っている。幾つかのドラマに端役で出演し、本作が映画初出演でメインキャラクターの女子高生エマを演じている、現在24歳の新人ジョー・エレン。幼い頃から演劇が大好きで、大学でもミュージカル劇を学んでいたという彼女。本作で魅せる歌とダンスのパフォーマンスについて、アカデミー賞3度受賞・計2回ノミネートという史上最多記録を誇る“ハリウッドの生きる伝説”メリルは、「本作での経験の中で素晴らしかったことのひとつが、確実に大きなキャリアを育てていくジョー・エレンと一緒に仕事することができたこと」とさえ語り、その実力を評価。さらに、アカデミー賞主演女優賞を受賞し実力・人気を兼ね備えたニコールも「ジョー・エレンが歌ったり踊ったりするのを見て、脅威を感じたほど。現場に入った彼女は初日から、求められることに見事に応えていた」と同じく彼女を賞賛する。ジョー・エレン演じるエマが同性の恋人とプロムに参加することをPTAに拒否され傷つく姿を見て、彼女の心を解きほぐし、まるで親子のような関係性を築いていくキャラクター、アンジーを演じているニコールは、「彼女がスクリーンで羽ばたくのを見ることができて感慨深い気持ち」と、まるで劇中の関係性を思わせる優しい親心を吐露。一方、ジョー・エレン自身は「前々から尊敬する方々から色々と学ぶことができて、現場で過ごす毎日が自分の人生のベストな日々でした」と稀有な経験についての感慨を語っている。また、「若いキャストたちが踊るシーンは、彼女たちの強い生命力を感じられて、ミュージカル作品として突き抜けた瞬間だった」とメリルも太鼓判を押す、ジョー・エレンら若手たちが魅せるフレッシュで華麗な歌とダンスパフォーマンスには注目だ。Netflix映画『ザ・プロム』は12月11日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ザ・プロム
2020年12月12日来年4月に開催予定のアカデミー賞授賞式は、コロナ禍にもかかわらずバーチャル(オンライン)開催ではなく、従来通りに対面での開催&放送を予定しているという。「Variety」誌が報じた。例年2月の終わりの日曜日または3月の初めの日曜日に開催されている同授賞式。来年に関しては新型コロナウイルスの影響で、通常よりやや先の4月25日に開催日を設定したことをすでに発表済み。主催者の映画芸術アカデミーは、来年の春までには映画館の営業が再開し、より多くの作品が賞レースに参加できるように願っているとのこと。しかし、たとえそれまでに映画館が再開していなくても、いつも通りに授賞式を開催することを想定しているという。最近、同アカデミーは会場で3400座席を有するドルビー・シアターを訪問し、複数の選択肢を模索したようだ。対面での授賞式が開催されるとすれば、何人の候補者が参加できるか、あるいは参加を希望するかは不明。主演・助演賞にノミネートされる可能性がありそうな俳優たちには、アンソニー・ホプキンス(82)、ソフィア・ローレン(86)、エレン・バースティン(87)、メリル・ストリープ(71)など高齢者がずらり。感染した際の危険は否めない。(Hiromi Kaku)
2020年12月03日配信に加え、劇場上映も発表されていたNetflix映画『ザ・プロム』。この度、日本国内での公開初日が12月4日(金)に決定したことが分かった。本作は、ドラマ「glee/グリー」を手掛けたヒットメーカー、ライアン・マーフィーが、圧巻の歌と映像で贈る愛と感動の極上ミュージカル大作。ニューヨークの元超人気舞台俳優ディーディーとバリーは、新作ブロードウェイミュージカルが大コケしてしまい、役者生命の危機が訪れ大ピンチ。そんな中、恋人同士の女子高校生エマとアリッサが、同性カップルでプロムに参加することが問題になって禁止されたという事実を知り、この機会に乗じて自らの役者イメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジーらと共に計画を練る――というストーリー。出演は、大女優メリル・ストリープやニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデン、さらに、熱い脚光を浴びる新人ジョー・エレン・ペルマンとアリアナ・デボースら。豪華キャストとフレッシュなキャストで奇跡の物語を作り上げた。今回の劇場上映は、「Netflix」での全世界独占配信に先駆けて行われる。上映劇場は、アップリンク吉祥寺、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマ大宮、イオンシネマ海老名をはじめとする全45館となっている。Netflix映画『ザ・プロム』は12月4日(金)より一部劇場にて公開、12月11日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ザ・プロム
2020年11月30日「Netflix」で配信予定のミュージカル映画『ザ・プロム』より、メリル・ストリープとニコール・キッドマン、そして新星女優陣が華麗に歌い踊るミュージカルシーン満載の予告編が公開された。新たな名曲ミュージカルソングの誕生を予感させる、思わず踊りだしたくなるような楽曲が流れる今回の予告編。自らの名声復活をもくろむ舞台俳優と、同性でプロムに参加することをPTAに問題視され中止となってしまい悲しみに暮れる高校生たち、本来繋がるはずのない人々だが、偶然の重なりによって繋がっていく。“みんなのプロムにしよう”と、メリルやニコール、期待の新人女優ジョー・エレン・ペルマンらが抜群の歌唱力とパフォーマンスを発揮した、圧巻のミュージカルシーンにワクワクが止まらない映像となっている。Netflix映画『ザ・プロム』は12月11日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ザ・プロム
2020年11月27日映画『ザ・プロム』が、Netflixにて12月11日(金)から全世界独占配信される。この度、ベテラン&新人俳優陣が抜群の歌唱力とパフォーマンスを発揮したミュージカルシーンと、新たな名曲の誕生を予感させる予告編が公開された。本作は、大ヒットミュージカルドラマ『glee/グリー』を手掛けたライアン・マーフィーが監督を務め、アカデミー賞3度の受賞を誇るメリル・ストリープや、アカデミー賞主演女優賞受賞の実力派ニコール・キッドマン、フレッシュなジョー・エレン・ペルマンやアリアナ・デボーズらによる、愛と感動のミュージカル大作。ニューヨークの人気舞台俳優ディーディー(ストリープ)とバリー(ジェームズ・コーデン)は、新作ミュージカルが大コケし役者生命の危機に。一方、インディアナ州の田舎町では恋人同士の女子高校生エマ(ペルマン)とアリッサ(デボーズ)のカップルが、同性でプロムに参加することをPTAに問題視され、プロムは中止となってしまい悲しみに暮れていた。SNSでその事実を知ったディーディーらは、この機会に乗じて自らのイメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(キッドマン)らとともに計画を練るが、ベテラン舞台俳優と女子高校生カップルの行く先には、思いもよらない騒動と、愛と感動のドラマが待ち受けてた……。この度公開された予告編では、ストリープ、キッドマン、期待の新人俳優たちが歌唱力とパフォーマンスを発揮した、圧巻のミュージカルシーンが映し出されており、自らの名声復活をもくろむ舞台俳優ディーディーやアンジーらと、プロムに参加したいエマとアリッサら高校生たちという、接点のなさそうな人々が偶然の重なりによってつながっていく姿も描かれている。Netflix 映画『ザ・プロム』12月11日(金)より独占配信開始
2020年11月27日ドラマ「glee/グリー」を手掛けたヒットメーカーライアン・マーフィーが監督を務め、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデンら豪華キャストが出演するNetflix映画『ザ・プロム』より、豪華絢爛なキャラクタービジュアルが公開された。今回到着したキャラクタービジュアルは、圧巻のミュージカルを予感させる幻想的なものとなっており、メリル、ニコール、ジェームズをはじめ、ジョー・エレン・ペルマン、アリアナ・デボーズ、ケリー・ワシントンが演じる主要キャラクター6人が写し出されている。また、それぞれのビジュアルにはキャラクターが“大切にしていること”が描かれており、ベテラン俳優ディーディー(メリル・ストリープ)は、新作の演技が酷評され役者生命のピンチに陥るものの、再び立ち上がる姿が描かれることから「希望」という言葉が記されている。女子高生エマの悲しい気持ちに寄り添い、勇気づける姿が描かれることから「優しさ」と書かれている、ニコール演じるアンジー。「夢」という文字が書かれているのは、ジェームズ演じるバリー。若い頃のとある苦い経験から、プロムに対して夢を抱き続けてきたことからこの文字がチョイスされている。ほかにも、ジョー演じるエマは「愛」、アリアナ演じるアリッサは「多様性」、ケリー扮するPTA会長は「変化」が表記されている。Netflix映画『ザ・プロム』は12月11日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ザ・プロム
2020年11月24日大ヒットミュージカルドラマ「glee/グリー」や、「アメリカン・ホラー・ストーリー」「POSE/ポーズ」などを手掛けるヒットメーカー、ライアン・マーフィーが監督を務めるNetflix映画『プロム』が12月11日(金)から全世界独占配信。この度、アカデミー賞女優メリル・ストリープやニコール・キッドマン、フレッシュな注目新人女優たちが登場する初映像の予告編が解禁となった。ニューヨークの“元”超人気舞台俳優ディーディー(メリル・ストリープ)、そしてバリー(ジェームズ・コーデン)は、新作ブロードウェイミュージカルが大コケしてしまい、役者生命の危機が訪れ大ピンチ。一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の女子高校生エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボース)がカップルとしてプロムに参加することが問題となり、プロム自体が禁止に。彼女たちは悲嘆に暮れていた。ひょんなことから、その事実を知ったディーディーとバリーは自らの役者イメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らと共に計画を練ることにするが、ベテラン俳優たちと若いレズビアンカップルとの交流から、思いもよらない騒動が巻き起こる。この度解禁となった予告編では、メリルやニコール、期待の新人女優らが抜群の歌唱力とパフォーマンスを発揮した、圧巻のミュージカルシーンが映し出されていく。舞台俳優ディーディーとアンジーらは自らの名声復活のために、エマとアリッサのカップルはほかの子と同じように2人でプロムに参加するために、本来繋がるはずのない人々が偶然の重なりで出会ったとき、“愛”と“勇気”に満ち溢れた奇跡が訪れ…。アカデミー賞を3度受賞、ノミネートは計21回という記録を誇るメリル・ストリープと、『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞、「ビッグ・リトル・ライズ」でもメリルと共演したニコール・キッドマン。さらに、熱い脚光を浴びる新人ジョー・エレン・ペルマンと、『ハミルトン』や『ウエスト・サイド・ストーリー』にも出演する新星アリアナ・デボースがフレッシュに作品を彩る。加えて、『はじまりのうた』『イントゥ・ザ・ウッズ』のジェームズ・コーデン、『トイ・ストーリー4』『ザ・プレデター』のキーガン=マイケル・キー、『ボーイズ・イン・ザ・バンド』などのアンドリュー・ラネルズ、『ジャンゴ 繋がれざる者』「スキャンダル」のケリー・ワシントンなど、超豪華な実力派キャスト陣がずらり。本作は、日本でも12月より一部劇場にて公開も予定されており、ヒットメーカーであるライアン・マーフィーが、ベテラン&若手の最高のキャストたちとともに贈るミュージカル大作は、今年の賞レースでも大きな注目を集めるに違いない。Netflix映画『プロム』は12月11日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月23日アダム・マッケイ監督が手掛けるNetflixのコメディ『Don’t Look Up』(原題)のキャストが決定。Netflixがキャストの顔写真と名前をツイートした。レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ロブ・モーガン、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ヒメーシュ・パテル、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、キッド・カディ、マシュー・ペリー、トマー・シスレーと錚々たるスターがずらり。Netflixは今年2月に今作の配信権を獲得したことと、ジェニファー・ローレンスが主演であることを発表していた。主人公の2人の三流天文学者が、地球に大打撃を与える可能性のある小惑星が接近しているということを人類に伝えるべく、メディアを駆け回るという物語だという。Netflixは明らかにしていないが、ジェニファーとレオが2人の三流天文学者を演じる模様。今作は2月の時点では4月から撮影が始まり、今年後半に配信予定だったが、新型コロナウイルスの影響などを受けて年末から撮影が始まるという。ネット上の反響は、1本の映画にこれだけのスターが勢ぞろいすることに「オーマイガッド」と驚く声が多数上がり、アリアナが久しぶりに女優として映画に出演することを喜ぶコメントも見られた。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月15日イギリス・リバプールの「セント・ジョージ・ホール」の外で行われた『The Batman』(原題)の撮影現場に、ロバート・パティンソンやゾーイ・クラヴィッツのほかにコリン・ファレルも参加していたことが明らかになった。コリンは特殊メイクにより姿を完全に変えており、どこからどう見ても元の面影はゼロ。ふくよかな体型に薄毛のウィッグ、付け鼻、頬に深く刻まれた傷をメイクで施したコリンは、ヴィランのペンギン/オズワルド・コブルポットを演じている。ネット上では「これがコリン・ファレルだと言われても、どうしても信じることができない」「すでにオスカーのメイクアップ賞の匂いがする」など、驚きの声やオスカーへの期待の声が上がっている。また、メイク後のコリンを「ロバート・デニーロみたい」「いや、ブルース・キャンベルに似ている」と似た俳優を指摘する声もある。参考までに、これまでアカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品には、メリル・ストリープがマーガレット・サッチャーを演じた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』や、シャーリーズ・セロンが実在の人物メーガン・ケリーにそっくりに扮した『スキャンダル』などがある。リバプールはイギリスのなかでも新型コロナウイルスの感染リスクが高い地域で、14日から制限措置が取られるが、「PA Media」によると映画撮影への影響はないという。(Hiromi Kaku)
2020年10月14日2019年のブロードウェイで話題となった新作ミュージカル『The PROM』が、2021年に東京と大阪の二拠点で日本初上演されることが決定した。本作は、2018年にブロードウェイで開幕し、2019年にトニー賞にノミネートされた新作ミュージカル。今年12月には、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマンによってNetflixで映像化されることも決定している。日本初上演にあたり、演出を手がけるのは今年結成25周年を迎えた地球ゴージャス主宰の岸谷五朗。アメリカではブロードウェイキャスターたちの傍若無人が行動で劇場を大爆笑に巻き込んだ本作を、日本公演では作品のテーマを大切に、地球ゴージャスが得意とする華やかなエンタテイメントやコメディを盛り込んでいく。物語は、LGBTQの高校生エマが同性のパートナーとプロムに参加することを表明したことから、そのことに反対したPTAによりプロム自体が中止となる場面から始まる。インディアナの小さな町は大騒ぎとなり、メディアによって報道された結果エマはアメリカ中の注目を集めることに。そんなエマと彼女を応援するという名目で、イメージアップを図ろうと集まったのがブロードウェイで落ち目の俳優たち。彼らが乗り込んできたことで、さらに街は大混乱。一方エマも俳優たちに振り回されながら自分のアイデンティティを見つけていく。現代社会が抱える問題をテーマにしながら、LGBTQのティーンエイジャーが自分らしい生き方を貫く姿を描いた本作。ニューヨークの独りよがりなブロードウェイスタたちの物語でもあり、他人を受け入れることや、寛容であることの大切さハッピーな興奮とともに感じることができる。主人公エマを演じるのは、NHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインを務め、近年はミュージカル『ロミオとジュリエット』や『アナスタシア』などで主演に抜擢されたミュージカル界期待の新人、葵わかな。その恋人アリッサを、モデルとして活躍する一方、ミュージカル映画での主演も記憶に新しい三吉彩花が演じる。さらに今回が初舞台であり演技初挑戦となるトップアーティスト大黒摩季、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の受賞歴を持つ女優・草刈民代、元劇団四季看板女優で退団後もミュージカル界で活躍する保坂知寿がブロードウェイスターのD.Dアレンをトリプルキャストで務める。また、元宝塚劇団月組トップスター霧矢大夢、LE VELVETSの佐賀龍彦、Skoop On SomebodyのボーカリストTAKEなど、葵と三好を支える豪華キャストが集結した。2019年のブロードウェイで観劇した岸谷が惚れ込んだブロードウェイミュージカル『The PROM』の日本初上演に期待したい。【出演者コメント】<葵わかな>今回初めて地球ゴージャスに参加させていただけること、このお話に関われること、とても光栄に思います。演出の岸谷さんはじめとする共演者のみなさんとお稽古させていただく中で、どんなエネルギーが生まれるのか、今からとてもワクワクしています。私が演じるエマは、同性愛者の自分自身や恋人の幸せな時間を願って、行動を起こします。うまくいかずに傷つくこともあるけれど、それでも応援してくれる仲間と出会えたことで、希望を持つ事ができます。この作品を通してエマの中で一貫していると感じたのは、いつでも自分を誇りに思っているという事です。そんな風に、かっこいいくらいに優しいエマの思いに寄り添いながら、精一杯務めていきたいです。公演は来年になりますが、ぜひ観に来ていただけたら嬉しいです。<三吉彩花>お話を伺った時、口が開いたまま暫く瞬きが出来ないくらい嬉しかった事を覚えています。それも「The PROM」という性の多様性を題材にしたブロードウェイ作品。プレッシャーを感じておりますが、生き生きとした三吉彩花を皆様にお見せできるように。そして男女という壁にとらわれず、ありのままの自分でいることの素晴らしさを皆様に伝えられるように、チームの力をお借りしながら精進して参ります!是非、楽しみにして頂けたら嬉しいです。<岸谷五朗>今年、10万人のお客様に観劇いただけなかった25周年祝祭公演。あの無念を心に、地球ゴージャスが満身創痍の中お贈りする新作は初のBroadway Musical!しかも!2019年度のトニー賞候補作品。しかも!世界初の海外プロダクション公演。しかも!Netflix版が完成した直後に日本での舞台公演!2019年、実際にBroadwayで観劇してから日本で絶対に公演をしたいと思った作品です。コロナを吹き飛ばすには最高の演目、骨太なテーマに巧みな登場人物。Broadwayならではのコメディーセンスと最上級のダンス・ナンバー!ゴージャスがゴージャスにBroadwayを料理する、大ミュージカルになるでしょう!乞うご期待下さい。<寺脇康文>今回のキーワードは、「リベンジ&チャレンジ!」そう、リベンジ。悔しかった。25周年祝祭公演が8公演しか出来ず、皆さんとの貴重な共有時間が奪われてしまった!その想いを胸に、皆さんでリベンジしましょう!そして、チャレンジ。地球ゴージャス初のブロードウェイ作品への挑戦!ゴージャスパワーとの化学反応へチャレンジします!そして今回も、豪華キャストが集ってくれました。劇場でお待ちしております。皆さんと共に前へ!【公演概要】Broadway Musical『The PROM』(Produced by 地球ゴージャス)東京公演:2021年3~4月/TBS赤坂ACTシアター大阪公演:2021年5月/フェスティバルホール公式サイト:
2020年10月12日