●SiegfriedをホストPCに導入する○独自の映像圧縮エンジンで高画質・高圧縮を実現手元にないPCをネットワーク経由で操作する「リモートデスクトップ」のニーズは高い。Windowsも標準でRDP(Remote Desktop Protocol)を実装しているが、低速なネットワーク環境での高速化はもちろん、さらなる応答性の向上など改善を求める声は少なくない。そのような要望を持つユーザーに試してほしいのが、個人や法人(営利/非営利)を問わずに使用できるフリーソフトウェアとして、2015年4月2日に正式リリースを迎えた「Siegfried(ジークフリード)」である。Siegfriedを開発したIchiGeki氏は、2012年4月からMicrosoft MVP for RemoteDesktopServicesを受賞し続け、iOSからWindowsを遠隔操作する「KeroRemote」などをリリースしてきた。使用した経験をお持ちの方ならご承知のとおり、いずれのアプリケーションも高い応答性を備えている。その背景にあるのは、On2 Technologies(現在はGoogleが買収済み)が開発したビデオコーデック「VP8」をベースに、独自開発した映像圧縮エンジン「KUGA」だ。KUGAは動き判定をもとに、内部でVP8と、これも独自開発のビデオコーデック「GBVC(GaeBolgVideoCodec)」を内部的に切り替えることで、高画質と高圧縮を実現。IchiGeki氏のブログを参照すると、2013年8月頃に1つの完成を迎えたKUGAは、その後もパラメーター調整など改善を重ねてきた(技術的な部分は割愛する)。○ホストPCとなるWindowsマシンにSiegfriedを導入それでは、Siegfriedの使い方から解説しよう。ダウンロードリンクに用意されているのはZIPファイルのため、任意のツールを使って展開すると、実行形式を含めた3つのファイルが現れる。この中の「siegfried.exe」を実行し、ドロップダウンリストから「ServerMode」(サーバーモード)か「ClientMode」(クライアントモード)を選択して、リモートデスクトップのサーバーとクライアントを起動する仕組みだ。なお、Windowsのサービスとして動作させる場合は、管理者として実行すれば選択可能になる。サーバーモードで起動する場合は、最大64文字のパスワード設定が可能だ。空欄のままサーバーを起動しても構わないが、セキュリティリスクが発生することは理解しておこう。初回起動時はWindowsファイアウォールによるブロック解除をうながされるので、必要に応じてネットワークプレースを取捨選択してブロックを解除すれば、サーバーの準備は完了。サーバーの稼働中は、デスクトップ画面右下の通知領域にアイコンが加わる。また、通知領域アイコンを右クリックすると現れるメニューからは、リモートデスクトップ描画のフレームレート変更や、ファイルの送受信を行う項目を設定できる。共有フォルダーを未作成の環境でも、ファイルのやり取りができるのは何気なく便利だ。●SiegfriedクライアントPCから、ホストPCをリモート操作○SiegfriedクライアントPCから、ホストPCをリモート操作続いて、クライアント側の準備に取りかかろう。ClientModeに変更すると、設定項目が大きく変化する。「IP」はサーバー側で使用するIPアドレスを入力し、「Port」はサーバー側で変更しない限りは初期値の「49900」で構わないだろう。「Control」はリモートデスクトップ接続時にキーボードやマウス操作を行うか否かの設定だが、サーバー側で有効にしないと動作しない。「VideoQuality」は描画画質を5段階から選択できるが、接続後も変更できるので、まずは変更せずに接続してみよう。下図は、Windows 8.1から別PCのWindows 8.1へ接続した状態だ。実行スループットが約17Mbpsの無線LANでも(「LAN Speed Test Lite」で測定)、十分実用レベルである。さすがに画像クオリティやフレームレートを上げるともたつく場面があったため、有線LAN(実行スループットは約700Mbps)を試したところ、こちらは各種設定を変更しても遅延するような場面は皆無だった。Siegfriedで興味深いのが、マルチディスプレイに標準対応している点だ。筆者はデスクトップPCに4台のディスプレイを接続して普段から使用しているが、クライアント側からリモート表示/操作するディスプレイを自由に選択できるのはありがたかった。また、すべてのディスプレイを表示する項目も用意している。下図はディスプレイを横/縦/縦/横を配置しているため"いびつ"な形だが、さまざまな用途で活用できそうだ。●iOSデバイスから、ホストPCをリモート操作○iOSデバイスから、ホストPCをリモート操作冒頭で述べたようにIchiGeki氏は、iOS用リモートデスクトップアプリケーションとして、KeroRemote以外にも「Orthros」をリリースしている。WindowsマシンでSiegfriedサーバーを起動しておくと、いずれのクライアントからも接続できる。今回はKeroRemoteをiPadにインストールして接続を試みたところ、拍子抜けするほど簡単にリモート操作が可能だった。スワイプ操作でソフトウェアキーボードや操作ボタンを呼び出せば各種の操作を実現できるが、アプリケーション内にヘルプなどが用意されていないため、各種コントロールの消し方に慣れるまで時間を要するのは少々残念だ。Siegfriedを使用する上で留意すべきは、Windows標準のリモートデスクトップ接続とは、接続方法が異なる点である。リモートデスクトップ接続はWindowsのセッションを利用しているため、サーバーがWindows 8.1などクライアントOSの場合、同時接続可能セッション数が制限されてロック状態となる。一方でSiegfriedは、デスクトップの映像や音声などを圧縮転送しているため、クライアント側の操作はそのままサーバー側に逐一反映する仕組みだ。そのためSiegfriedによるリモート接続時は、サーバー側の負荷も高まり、アプリケーションによっては応答性が低下する場合もあることを踏まえて使ってほしい。○「ルーター超え」のリモート接続も可能最後に外出先からSiegfriedの接続を確認してほしいと編集部から指示を受けたため、検証結果を報告しよう。SiegfriedはIPアドレスとTCPポートさえあれば接続できるため、ルーター側でNAT(Network Address Translation)設定を行えば簡単そうだが、今回は集合住宅向けISPからVPN経由でフレッツ光接続したルーターへ接続。その上でSiegfriedのリモート接続を行ったが、もちろん問題はない。試しにスマートフォンとノートPCをBluetoothでつなぎ、通信キャリアのネットワークでNAT設定を行ったルーター経由で接続したが、こちらもリモート接続の成功を確認している。もっともNAT設定はセキュリティリスクも発生するため、特に問題がなければVPN接続を用いることをおすすめしたい。なお、今回取り上げたSiegfriedは圧縮率に特化しており、パフォーマンスを優先するのであれば「Brynhildr(ブリュンヒルデ)」と試してほしいとIchiGeki氏は説明している。阿久津良和(Cactus)
2015年04月06日Microsoft MVP受賞者でフリープログラマーのIchiGeki氏が、Windows用リモートデスクトップソフト「Siegfried」(ジークフリード)の正式版となるバージョン「1.0.0」を公開した。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2012となっている。Siegfriedは、個人や法人、営利や非営利を問わず、無償で利用できるフリーソフトウェア。画面転送、音声伝送、暗号化通信、クリップボード転送(テキスト)、ファイル転送、マルチモニターなどに対応している。また、iOSからWindowsマシンを遠隔操作できるリモートデスクトップアプリ「KeroRemote」(同じくIchiGeki氏がリリースしているソフトウェア)からの接続もサポートしており、iPhoneやiPadからWindowsマシンをリモート操作できる。特徴としては、VP8をベースとした映像圧縮コーデック「KUGA」を実装していること。高画質と高圧縮を自動的に判断して切り替える。YUV444の色空間に対応しており、リモート環境でもほぼ無劣化の状態まで画質を高めることが可能だ。自動判定や色空間変換はアセンブラで開発され、同種のコーデックと比較しても処理が高速という。音声圧縮は、高音質で低レンテンシのCELTを採用している。
2015年04月02日3月18日、デジタルライフ推進協会(DLPA)は、リモート視聴についての説明会「リモートアクセスDay 2015」を開催した。DLPAは、デジタルコンテンツ使用の利便性を高める目的で2010年2月に設立された一般社団法人。録画したテレビ番組をDLNA機器を使用してホームネットワーク内で視聴するというスタイルは、当たり前のものになりつつある。その次の段階となるのが、リモートアクセスによる宅外での番組視聴だ。会場では、DLPAの代表理事でアイ・オー・データ機器の代表取締役でもある細野昭雄氏から、DLPAの活動についての説明が行われた。また、前回の「リモートアクセスDay」が開催されたのは2013年6月10日。それから約2年が経過しており、その間に起こった変化や今後目指す方向についての説明も行われた。DLPAでは、2013年1月に「リモートアクセスガイドライン1.0」を策定している。同ガイドラインは、NASに保存されている録画番組を宅外から視聴するための要件を定めたものだ。さらに、2014年8月には「リモートアクセスガイドライン2.0」を策定した。リモートアクセスガイドライン2.0では、これまでのNASからのリモート視聴だけでなく、レコーダーや録画機能付きテレビからのリモート視聴を可能にするための要件と、放送中の番組を外出先で視聴するための要件を定めている。リモートアクセスガイドライン2.0は、次世代放送技術フォーラム(NexTV-F)が策定した「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」にも準拠している。リモートアクセスガイドラインに対応した機器にはDLPAのロゴが付けられており、他メーカーの製品であっても相互接続が可能だ。細野氏はDLPAの今後の取り組みとして、パーソナルコンテンツをリモート視聴する方法の共通化と、リモート視聴の認証のシンプル化の2点を掲げた。なかでも後者に関しては、リモート視聴を行う場合、レコーダーとモバイル機器を3カ月に1回認証させる必要があり、これをシンプルな形で共通化できるようにしたいと語っている。そのための方法として、NFCによる認証をあげている。NFCの扱いに関しては、iOSとAndroid OSで差があるが、どちらの端末からでも同じ手順で利用できるように、共通化を目指すとしている。説明会の後半では、DLPA技術ワーキンググループ長でデジオン戦略企画部長の三上英一氏のデモと水道橋博士氏のトークを交えた、「デジタルライフトーク デモンストレーション」も行われた。
2015年03月19日モバイルワークやBYODなど柔軟な働き方を実現するうえで欠かせないリモートアクセス環境。前回は、リモートアクセス環境を整備するために、既存のネットワーク環境と標準ソフトを活用するアプローチを紹介した。今回は、それを効率的に実現できる「DesktopDirect」の特徴や機能を紹介する。○リモートデスクトップ接続をパワーアップして使いやすくDesktopDirectは、アレイ・ネットワークスが提供している社外から社内の個人PCにリモートデスクトップ接続を行うためのソリューションだ。リモートデスクトップ接続にはマイクロソフトのRDPを利用しており、Windows PCだけではなく、OS X、iOS、Androidといったさまざまなクライアントからアクセスすることが可能だ。リモートデスクトップ接続を使ったことのある方はご存知だろうが、一度接続を確立してしまえば、Windows PCを普段通りに使用している場合と、基本的には同じ操作を行うことができる。低速回線でも快適に利用できるように設計されており、業務文書の作成や業務アプリケーションの操作などはほとんどストレスを感じることなく作業を行うことができる。また、ホストとなるWindows PCの画面をクライアント側に転送する仕組みであるため、ホスト側のデータがクライアント側のストレージやキャッシュに保存されることがないなどセキュリティ面でのメリットもある。とはいえ、社外からアクセスできるようにするにはIPやTCPポートなどのネットワーク設定の変更が必要になる。そうした設定なしでは、社員個人が社内に置かれた自分のPCにアクセスすることは基本的にはできない。また、セキュリティ上の問題が発生することから、事前にVPNなどのセキュリティ設定や適切なアクセスコントロールなどを施す必要がある。例えば、標準のリモートデスクトップ接続では、クリップボードを使ったホストとクライアント間でのコピー&ペーストやファイルの転送なども可能だが、そうした機能の私用を許可してしまうと、情報漏洩のリスクを招きかねない。標準のリモートデスクトップ接続は、便利ではあるものの、セキュリティポリシーやガバナンスを保った状態で社外から利用するには課題が多い。アレイ・ネットワークスの代表取締役である岡本恭一氏は、「リモートアクセス環境を構築する際のさまざまな課題を解決し、ユーザが簡単に社内のPCをリモートから利用できるようにするのがDesktopDirectです」と話す。○「AGシリーズ」1台を設置するだけで導入完了実際に、ユーザが普段どのようにDesktopDirectを利用するのか、順を追って見ていこう。リモートアクセスを行いたいユーザはまず、Webブラウザを使って、アクセスする。この時アクセスするURLは、企業側が任意に指定するアドレスだ。例えば、remoteaccess.xxx.co.jpなど、企業サイトのサブドメインなどをリモートアクセス専用のアドレスに指定できる。この際の通信はhttps(SSL通信)による暗号化が必須となる。これにより、通信内容が途中で盗み取られることを防ぐ仕組みだ。指定のURLにアクセスすると、次のようなDesktopDirectのログイン画面が表示される。ここで入力するユーザ名とパスワードは、普段、Windows PCのログインに使っているユーザ名とパスワードと同じものを利用する。ユーザは普段のPCにログインするのと変わらない手順でアクセスすることができるわけだ。この認証が通ると、自分のPC名とアイコンが表示された画面が表示される。ここでアイコンをクリックすると、自動的にリモートデスクトップ接続が呼び出され、接続が確立する。接続されれば、普段のPCと同じように仕事を進めることができる。なお、Wake On LANに対応しているので、スリープ状態になっているPCを社外から起動して接続することも可能だ。このように、ユーザはわずか3ステップで、社外のPCから、会社のPCにリモートデスクトップ接続ができるようになるのだ。これならユーザの操作教育などは最小限で済むことだろう。ユーザ認証用の新たなパスワードの設定や、USBキーなど特別な機器を用意する必要もない。導入したその日から運用を開始することができる。さらに注目すべき点は、ソリューション導入が非常にシンプルなことだ。導入は、アレイ・ネットワークスが提供するセキュア・アクセス・ゲートウェイ「Array AGシリーズ」1台を設置するだけで済む。AGシリーズ 1台に、Webブラウザでアクセスするためのポータル機能、通信を秘匿化し安全に社外と社内をつなぐSSL-VPN機能、社内のPCをつなぐためのIPやポートの設定機能、リモートデスクトップ接続の機能制限などが一括で含まれている。管理者は、VPNを構築したり、アクセスコントロールのために特別なソフトを導入したりといった手間がない。既存のインフラやセキュリティポリシーをそのまま生かした導入と運用が可能なのだ。○独自の端末識別の仕組みと、既存の認証基盤との連携どのようにして、こうした簡単な仕組みを構築しているのか、もう少し踏み込んで見てみよう。気になった方も多いと思うが、先ほどの3ステップを実現するのは実は簡単ではない。例えば、ユーザ名とパスワードの組み合わせが1つだけでは、漏洩の危険も大きく、なりすましに対応できなくなる懸念もある。そのため、二段階認証を導入したり、不正なアクセスを検知するようなソリューションを別途組み合わせたり、さらに、利便性を損なわないようにシングルサインオンの仕組みなどを導入したりする。結果として、コスト増につながることも少なくない。この点、DesktopDirectでは、Active Directoryなどの認証基盤と連携することができるようになっており、これによりWindowsのユーザ名とパスワードを使ったシングルサインオンが可能だ。また、不正な認証を検知するアクセスコントロールについても、「ハードウェアID」と呼ばれる認証情報を自動的に生成し、それをチェックすることで、不正なアクセスを検知することができるようになっている。岡本氏によると、ハードウェアIDとは、ユーザ名やOS、PC固有の情報などから生成される端末識別情報のことだ。「ハードウェアIDを利用すると、状況に応じてアクセスを動的に管理することもできます。例えば、正しいユーザであっても、ウイルス対策ソフトが最新のものでなかった場合は、アクセスを遮断したり、状況に応じて利用可能なリソースを割り当てたりといった運用が可能」(同氏)という。また、標準のリモートデスクトップ接続が提供している機能の制限も細かく設定できる。例えば、クリップボードを経由したコピー&ペーストやファイルの転送、ローカルプリンタを使った印刷といったような、情報漏洩につながるような機能を禁止することができる。「データをローカルに一切保存させないシンクライアントのような運用が可能」になるのだ。実際、こうしたセキュリティ面を評価して、持ち出し用のモバイルPCをシンクライアントのように利用したりする医療機関やメーカーは多いという。社内PCへのアクセスのため、OSやソフトウェアのライセンス数が増えないというメリットもある。「リモートデスクトップ接続は歴史がありなじみのあるソフトだけに、機能やメリットが見過ごされがちです。リモートワークが当たり前になった今だからこそ、再評価すべきです。DesktopDirectを利用することで、これまでの投資を保護しつつ、効果的なリモートアクセス環境を構築してほしい」(岡本氏)***DesktopDirectが真の価値を発揮するのは、タブレットやスマートフォンといったモバイル端末からアクセスされたときだ。次回は、それを実現するアプリケーションである「MotionPro」を紹介しよう。
2015年02月05日BIGLOBEは2月4日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、リモートデスクトップ接続(RDS)でMicrosoft Office Standardが利用できるサーバを同日より提供開始した。本サーバは、Microsoft Office StandardとWindows Server RDSのライセンスサーバをセットアップしたもの。リモート接続するユーザ数に応じて必要となるライセンスを購入することで、複数の端末(パソコンやタブレットなど)から、本サーバ上のMicrosoft Office Standardを利用できる。月額利用料金は、Windows Server 2012 R2 Office Standardサーバが16,800円(税別)、Microsoft Office Standard & RDSライセンスが2,400円/1ライセンスあたり。また同社は、BIGLOBEクラウドホスティングとは別のデータセンター上に自動バックアップができるサービス「Dropmysite」を、クラウドアプリストアにて提供開始する。10GBあたり月額250円(税別)で、申し込み即日から利用可能。
2015年02月04日デスクワークをしている人に欠かせないのがパソコン。毎日長時間にわたってパソコンを凝視して仕事をしている方は多いでしょう。そんなデスクワーク中に気になるのが目の疲れと眠気ですが、なんとその目の疲れや眠気が見えてしまうメガネが登場するようです!デスクワーク中に眠気を感知するメガネ!?パソコンを長時間見ながら仕事をしていると、目が疲れたり眠気が襲ってきたりすることがありますよね。そんなときには適度な休憩が必要ですが、集中しているとどうしても疲れや眠気には気付かないこともあるものです。そこで開発されたのが、この画期的なメガネです。なんと疲れや眠気が可視化されるというもの!そのメガネをかければ、自分の疲れや眠気がデータとしてスマートフォンなどで確認できるというのです。普通、メガネは外の世界を見るためのものですが、これは「自分を見ることができる」というコンセプトのメガネなのです。眼球測定で眠気と疲れを感知するメガネこの最新のメガネの名前は「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」。メガネブランドである「JINS」が手掛けたものです。このメガネには「三点式眼電位センサー」が搭載されており、メガネをかけると、眉間と鼻パッドのところにある電極が、自分のまばたきの速度や回数、眼球の動き、視線が移動する向きなどを検知することができるのだそう。「加速度センサー」と「ジャイロセンサー」という2つのセンサーも同時に搭載されており、頭の動き、姿勢、体軸の状態も同時に判別できるといわれています。この驚きの最新技術が豊富なメガネは、私たちの生活にどんな利点を与えてくれるのでしょうか?仕事の効率がアップする最新メガネこの「JINS MME」をデスクワーク中に利用するのであれば、まず長時間の仕事による作業の疲れや、集中力の低下をチェックするのに使うことができます。JINSが独自に定めた疲労指数「me(ミー:Mental Energy)」によって、目で見て確認することができるのです。疲労指数が高まったら休憩をとるなどすれば、仕事の効率もアップしそうですね。また、運転中の眠気を察知することもできるこのメガネは、居眠り運転防止にも使えます。アラート機能も搭載されるそうですよ!この最新技術は、仕事中の眠気による事故やヒヤリ・ハットを軽減してくれそうです。もし仕事中の目疲れや眠気が気になる方は、チェックしてみてくださいね。Photo by Svein Halvor Halvorsen
2015年02月04日ここ数年でワークスタイルが大きく変わった。LTEや公衆無線LANのような高速な通信回線が普及し、スマートフォンやタブレットを使って、いつどこにいても仕事がこなせるようになった。従来の社内環境そのものを社外に置いたり、社外のパブリッククラウドサービスを活用したりする企業も珍しくない。私物端末を企業利用するBYOD(Bring Your Own Device)や在宅勤務など、社内環境へのリモートアクセスの構築に取り組む企業も増えてきた。さまざまなデバイスをつかって、いつどこでも仕事ができる環境はいまや当たり前になったと言っていい。しかし、これらの一つ一つの取り組みが簡単にできるようになったかというと必ずしもそうとは言い切れない。例えば、企業のデータをクラウド環境に格納するのは簡単だが、人為ミスや設定ミスによるデータ流出などに備える必要がある。クラウドサービスに保存するデータの制限や、特定のシステムだけでクラウドを利用するといったような使い分けなど、ユーザの適切な管理も欠かせない。そんな課題に対して、「いまこそリモートアクセス環境を見直すべきタイミングだ」と主張するのがアレイ・ネットワークスだ。同社は2000年に設立された米Array Networksの日本法人として、2001年から国内でADC(Application Delivery Controller)製品やSSL VPN製品を展開している。同社製品の導入企業はグローバルで5,000社以上。世界トップ10の銀行のうちの6社が、世界トップ10の通信事業者のうちの8社が、世界トップ10のハイテク企業のうちの4社が、それぞれ同社製品のユーザだという。国内でも、製造業や官公庁、サービス業など、著名な企業で同社製品が採用されている。アレイ・ネットワークス 代表取締役の岡本恭一氏はこう話す。「Array AGシリーズを使えば、SSL VPNによるセキュアなリモートアクセス環境が簡単に構築できます。既存ネットワーク環境を最大限に活用することで、モバイルワークやBYODを最小コストで整備できます」岡本氏の言う、「Array AGシリーズ」は、セキュア・アクセス・ゲートウェイとよばれる製品で、企業のネットワークに対してSSL-VPNによる接続を可能にするものだ。圧倒的なパフォーマンスとスケーラビリティが特徴で、ハイエンド機種は1台で同時接続ユーザ数12万8000ユーザに対応する。こう言うと大規模環境向け製品のように思えるが、実際には、コストパフォーマンスと管理性が優れた製品だ。エントリークラスとしても25ユーザ対応のモデルをラインナップしており、企業の規模や従業員数にかかわらず、幅広い業種、職種で利用されている。○意外と簡単ではないリモートワーク環境の構築では、どのようにしてモバイルワーク環境を最小コストで実現するのか。岡本氏は、AGシリーズが求められるそもそもの背景として、ユーザのワークスタイルの変化や近年の技術トレンドがあると話す。「リモートワークが普及し、社外からSSL VPNを使って社内のリソースにアクセスしたいというニーズがかつてないほど高まっています。ユーザが要望するVPNの目的はさまざまで、ファイルを閲覧できればいいというものから、社内の業務アプリを社外から利用したい、モバイルデバイスから個人のPCそのものにアクセスしたいといったものまであります。こうした要望にどうこたえるかに多くの企業が頭を悩ませています」岡本氏によると、リモートアクセス環境やBYOD環境の構築は予想以上に手間がかかるという。VPNなどを使ってリモートアクセス環境を構築したとしても、アクセス管理やファイルの閲覧制限、外部への転送制限をどうするかは別に設定する必要がある。BYODについても、ユーザ認証やデバイスごとのアクセス制限をどう設定するか、端末へのデータ保存をどう制限するか、個人の領域と企業が利用する領域の区別をどうつけるかなどについて対処していかなければならない。コストも大きな課題だ。VDI(Virtual Desktop Environment)を構築して、リモートアクセス環境を整備しようとすると1台あたりの管理コストは、物理的なPCの管理コストを大きく上回る。数年かけて投資を回収していくためには、それなりの従業員規模でコストメリットを出す必要がある。VPN接続やBYODの構築もさまざまなネットワーク設定やセキュリティ設定を施していくと想像以上にコストが膨れ上がる。このように、「時間や場所にかかわらず仕事ができる環境を構築したいが、実際には簡単ではない」というのが多くの企業が置かれた現状なのだ。こうした課題に対応するために、アレイ・ネットワークスが採用したのが、「社外のクライアントとデスクトップPCをダイレクトにつなぐ。その際に、リモートデスクトップ接続を最大限に活用する」というアプローチだ。○「リモートデスクトップ接続」を最大限に活用する「セキュリティが担保されたリモートアクセス環境を構築することは、予想以上に難しいのです。構築だけでなく、運用のための手間とコストを考慮する必要もあります。できるだけ簡単に構築し、管理しやすい環境を提供する。そのために、われわれは、DesktopDirectとMotionProというソリューションで、リモートデスクトップ環境を簡単に活用できるようにしました」(岡本氏)リモートデスクトップ環境というのは、Windows環境に標準で備わる、RDPプロトコルと「リモートデスクトップ接続」アプリケーションを使ったリモートアクセスのことだ。RDPはターミナルサーバ時代から存在する接続方法のため、Windows Serverだけでなく、8.0/8.1 ProなどWindowsクライアントの上位エディションで利用でき、低速回線でもストレスなく通信を行うことができるのが大きな特徴だ。近年では、Windows向けやOS X向けのクライアントにくわえて、AndroidやiOSといったスマートフォンやタブレットでの利用に最適化したクライアントアプリがマイクロソフトから提供されるようになった。アプリストアから専用アプリをダウンロードして、自宅のLAN環境などで、タブレットを使ってWindows PCを操作するといった使い方をしている人も多いのではないだろうか。アレイ・ネットワークスの提案は、こうしたプロトコルやアプリを最大限に活用して、社内で使用している自分のPCに社外から接続できるようにする環境を最小コストで構築しようというものなのだ。○「DesktopDirect」と「MotionPro」でリモートアクセスを簡単にリモートデスクトップ接続で会社のPCにアクセスするためにはいくつかの条件を満たす必要がある。一つは、接続するためのIPやポート設定だ。IT部門などの手を借りて、ルータやスイッチを適切に設定する必要がある。二つめは、アクセスコントロールだ。社外の無関係の人間にアクセスされないよう、適切なユーザかどうかを判断する必要がある。最低限これだけでリモートデスクトップ接続できる環境は整う。岡本氏は、こう話す。「リモートデスクトップ接続を活用するアプローチが優れているのは、追加投資が少なくて済むことです。サーバ側で必要な対策を施せば、クライアント側で行うことはほとんどありません。また、画面だけをローカルに転送する方式なので、データがローカルに保存されないというセキュリティ面での優位性もあります」もっとも、企業へのアクセスである以上、接続できる環境を整えるだけでは十分ではない。利便性を優先した結果、リスクが増え、情報漏洩事故などが発生してしまったら本末転倒である。そこで、セキュリティやネットワークの設定を、必要に応じてさらに施す必要がでてくる。例えば、通信経路の安全をどう確保するか、社内ネットワークのアクセス権限設定をどう引き継ぐか、許可されたデバイスからのみアクセスさせるためにはどうするか、ファイルやデータを不正に持ち出されないようにするにはどうするかといったことだ。冒頭で触れたように、従来のリモートアクセス環境は、ここが課題になりがちで、コスト増を招きかねなかった。だが、岡本氏によると、リモートデスクトップ接続を活用するアプローチでは、ここを最小限にすることが可能だ。「既存のネットワーク環境やアクセスコントロールの仕組みを活用しながら、安全なリモートアクセス環境を効率的に作ることができる」(同氏)のだ。そのために同社が提供しているのが「DesktopDirect」と「MotionPro」という二つの機能だ。これらは、SSL-VPNの基本機能を備えたAGシリーズに、「付加価値」としてライセンス追加によって実現できるソリューションとなる。DesktopDirectは、社外からのリモートデスクトップ接続が正規のものかどうかを判断して、社内の個人PCと安全に接続を確立するための基盤を提供する。つまり、AGシリーズが提供するセキュア・アクセス・ゲートウェイに、"個人"と"その個人が使用する社内PC"とを紐付けることを可能にする拡張機能ということができる。一方のMotionProは、スマートフォンやタブレットから社内の個人PCに安全にリモートデスクトップ接続するためのソフトウェアとなる。アプリとして提供され、リモートデスクトップ接続だけでなく、社内のWebリソースへのアクセスや業務アプリの利用などを安全に行うための機能も提供する。***では、これら二つの製品を使うと、どのくらい簡単にリモートアクセス環境が構築できるのか。次回から2回に分けて、DesktopDirectとMotionProの機能や特徴を紹介していきたい。概要を見たいという方は、アレイ・ネットワークスのWebサイトで紹介されているので、ぜひご覧になっていただきたい。
2015年01月29日米Googleは1月12日(現地時間)、「Chromeリモートデスクトップ」のiOS用アプリをリリースした。iOSデバイスからインターネット経由でパソコン(Windows、Mac)にアクセスし、パソコンの遠隔操作を行える。動作要件はiOS 7.0以上。App Storeから無料で入手できる。ChromeリモートデスクトップはパソコンにChromeブラウザとChrome用拡張機能(Chromeリモートデスクトップ)を追加するだけで、Googleアカウントを用いたリモートアクセス環境を簡単に構築できる。自分のPCを遠隔操作する「マイパソコン」と、リモートデスクトップ・ユーザー同士で画面を共有する「リモートサポート」の2つの機能があるが、モバイルデバイスからPCへのアクセスで使用できるのはマイパソコンのみになる。Googleは昨年4月にAndroid用のChromeリモートデスクトップ・アプリの提供を開始しており、現在ChromeリモートデスクトップはWindows(Windows XP以上、Windows Server 2003以上)、Mac、Linux (ベータ版)、Android (Android 4.0以上)、iOS (iOS 7.0以上)などで使用できる。
2015年01月13日プラネックスは、シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」へスマートフォンなどから簡単にリモートアクセスできるソフトウェアプラットフォーム「Cloud Pi」を発表した。同製品は、クラウドを利用したトンネルシステムを「Raspberry Pi」向けに提供するソフトウェアプラットフォームで、外出先からローカルエリアネットワーク内の「Raspberry Pi」に、スマートフォンやPCなどから簡単にリモートアクセスすることができる。このプラットフォームに採用されているトンネルシステムは、同社のネットワークカメラ「スマカメ」に実装され、すでに商用利用されているという。また、IoTスタートアップキットとして「Cloud Pi」に対応する「Raspberry Pi」向けセンサモジュールをスイッチサイエンスが開発・販売する。プラネックスも自作ユーザー向けに「PLANEX標準回路」の回路図を無償でWebサイトにて公開するなど、「Cloud Pi」を皮切りにIoT関連事業およびメイカーズとの協業を推進していくとしている。なお、価格は3600円(税抜き)。AmazonやスイッチサイエンスECサイトなどから12月26日より発売する。ライセンス認証用のIDが記載されたカードとソフトウェアで構成されており、ソフトウェアはIDを登録した後、1年間有効となっている。
2014年12月24日○「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」を導入する今回は、第8回で紹介した「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」の導入方法について見ていこう。サテライトオフィスが公開しているページの「ワークフロー機能をインストールする!(管理者向け)」をクリックすると、Googleが提供するマーケットプレイス「Google Apps Marketplace」の該当ページに飛ぶことが可能だ。このページの右上に表示された「Integrate with Google」をクリックすると、ウィザード形式でサテライトオフィス・ワークフロー for Google Appsの導入がスタートする。Google Appsの「管理コンソール」からインストールする場合は、「Marketplace アプリケーション」をクリックし、右上にある「+」ボタンでGoogle Apps Marketplaceを表示。右上の検索欄から「サテライト ワークフロー」などのキーワードで絞り込みを行い、「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」が表示されたら「INSTALL APP」をクリックすればいい。それでは実際にサテライトオフィス・ワークフロー for Google Appsを使い、Googleサイト上でワークフローシステムを構築してみよう。Googleサイトで構築した社内ポータルに挿入するガジェットは、ユーザーがワークフローを利用するための「ワークフローガジェット」、ユーザーがワークフローの承認/決裁や回覧待ちの件数を確認するための「ワークフローサマリーガジェット」、ワークフローの設計やダウンロードなどが可能な管理者向けの「ワークフロー管理者ガジェット」に大別できる。本記事では、ワークフローガジェットおよびワークフロー管理者ガジェットの導入方法、作成手順までを紹介するので、詳細設定やカスタマイズ方法に関してはサテライトオフィス・ワークフロー for Google Appsのマニュアルを参考にしていただきたい。サテライトオフィス・ワークフロー for Google Appsを使うと、上記のような手順で簡単にワークフローシステムを作成することができる。なお、ワークフローテンプレートについては紹介ページが用意されているので、こちらも作成時の参考にしていただきたい。
2014年12月24日プログラマーのIchiGeki氏は26日、iPadやiPhoneなどからWindows PCをリモート操作できるアプリ「KeroRemote Free」を公開した。同日よりアップストアで提供が開始されている。iOSからWindows PCを遠隔操作できるリモートデスクトップアプリ。「KeroRemote」の無料版で、広告が表示されるほか、ソフトウェアキーボードの利用不可、画質・音質・音声キャッシュの設定変更不可といった制限がある。Windows PCで「Brynhildr」もしくは「Siegfried」が起動していれば、遠隔操作が可能となる。これらのソフトも無料でダウンロード可能。KeroRemote Freeの対応OSはiOS 4.3以降。IchiGeki氏は、世界で約5,000名のMicrosoftMVP受賞者の一人。日本人で唯一のMicrosoftMVP for RemoteDesktopServicesでもある。Brynhildr、Siegfriedも同氏が開発したアプリだ。
2014年09月26日SCSKは3月25日、米Splashtop社の高速リモートデスクトップソリューション「SplashtopEnterprise」を3月より販売開始すると発表した。「Splashtop」シリーズは、スマートデバイス向けリモートデスクトップ製品で、Splashtop社が開発したプロトコルを利用することにより、セキュアに、またWi-Fi回線での使用時にも高速にスマートフォンやタブレットから自席にあるパソコンを操作することができる。「SplashtopEnterprise」は、「Splashtop」シリーズの中でエンタープライズ向けとして管理機能を充実させたオンプレミスバージョンとなる。リモートホストパソコンの画面情報を直接取得してリモートクライアント端末へ転送。画面情報の転送には、Splashtop社が開発したプロトコル技術により、Windows APIを使うプロトコルと比べ、OSのオーバーヘッドを少なくすることで伝送遅延を抑制している。リモートホストとリモートクライアント間の通信は、HTTPSプロトコルを利用しているため、すでにHTTPS通信を許可している企業においては、ファイアウォールの設定変更を伴うことなく利用を開始することが可能。端末側の対応OSは、iOS 5.0以上、Android 3.1 以上。なお、「Splashtop Enterprise」は、アカウント管理、デバイス管理のほか、セキュリティポリシー作成、ロギング機能、1台のPCを複数人で利用可能にするグルーピング機能、リモートクライアント端末からシャットダウンしているPCを起動することができるWake On LAN機能を標準実装している。SCSKでは、「Splashtop Enterprise」に必要なソフトウェア「SplashtopCenter」をプレインストールしたサーバーマシン、およびサブスクリプションライセンスを提供する。価格は、「Splashtop Enterprise」サーバ(25ユーザー含む)が125万円(税別)、年間サブスクリプション(25ユーザー)が45万円(税別)、追加サブスクリプション(25ユーザー)が9万円(税別)となっている。
2014年03月25日働き方が見直されている中、みなさんの働く環境はどのような変化がありましたか?私はもともと自宅で自分の時間を調整しながら働くワークスタイル。自宅の一角をオフィスをとし、リモート会議やオンラインレッスンをしながら、執筆や撮影をしています。リモートワークが当たり前になっていくのを肌で感じながら、アップデートし続けているのが、ワークスペースの収納と環境。自宅で働くからこそ、集中できる環境が整っていなければいけませんよね。さて、そんな私がリモートワークスタイルの見直しにお迎えしたパソコンケース。自宅でのリモートワークでどんなふうに活用しているのかお話ししますね。ノートパソコンが仕事の相方!という方は必見ですよ。仕事のモチベーションが上がる、女性らしいデザイン。今まで持ち運び専用に使っていたパソコンケースは、ブラック一色。とてもかわいいとは言えない、いかにもビジネスと言った、至ってシンプルなデザインのものでした。持ちたいと思うデザインのパソコンケースがなかなか見つからず、諦め半分で機能性だけ求めて使っていたもの。「誰かに見せるものでもないし、まぁいっか。」と思いながらも、結局隠すように他のバッグに入れて持ち運んでいたのでした。そこで発見したのが、bon moment(ボンモマン)の「女性のためのPCケース」。パソコンケースには珍しい女性らしいカラーバリエーションで、ベージュ、チャコール、ブルーグレー、ライトピンクの4カラー。ベージュ系のファッションが多い私は、普段着るファッションのイメージに合わせてベージュをセレクトしました。さりげないデザインがお洋服にもマッチしやすく、主張しすぎないことで手持ちのバッグと合わせやすいこともポイントです。これは仕事のモチベーションが上がりそう!普段はトートタイプとして使い、ショルダーベルトも取り付け可能。荷物がたくさんある時の持ち歩きには、肩掛けにしておけば落とさず安心。また、持ち手を外ポケットにINすることもできるので、フラットなパソコンケースとして手持ちのバッグに収納することも。クラッチバッグのように持つこともできて、ファッション面でも機能的。様々な用途に応じて3WAYで使いこなせるパソコンケースなのです。その日の気分に合わせて、お洋服とコーディネートを楽しんでみては?ビジネスバッグとしてこれ一つに収納。bon moment(ボンモマン)の「女性のためのPCケース」は、カラーだけじゃなく、形も選べる2タイプ。ボタンタイプとファスナータイプ、使うスタイルに合わせて選んでくださいね。私はすっきり収納できる、ファスナータイプを選びました。ダイニングスペースをデスク代わりに使っている私は、デスク周りで使うものを一度でデスクに運べるよう、仕事道具一式をここに収納。ノートパソコンとパソコンケースを移動すれば、すぐに仕事に取り掛かれます。外ポケットが両面に2つ。ここにはノートパソコンの充電器を。中の小物用の仕切りポケットには、ペン、マウス、スマホスタンド、バッグフックを。リモートワークに欠かせないアイテムを一緒に収納します。日中に終わらせる予定の仕事が終わらなかった時は、夕方子供の習い事の待ちぼうけ時間を利用して仕事することがあるのですが、そんな時はここにノートパソコンをINするだけで、すぐに持ち運べるという便利さ。私にとって「女性のためのPCケース」は、パソコンケースの用途を超えて、これ一つで持ち歩けるビジネスバッグとしての役割を果たしてくれています。さらに、汚れてしまっても、おうちで洗濯ネットに入れてお洗濯できるという優れもの。清潔感をキープできる、女性のビジネスシーンへの気配りも怠りません。かわいいだけじゃない、機能性も充実したパソコンケースなのです。私のリモートワークスタイル完成!いざ、パソコンケースから仕事道具を一式取り出して、仕事スタート。ノートパソコンの横には、スマホスタンド。ダイニングのチェアにバッグフックを取り付けて、PCケースを掛けて収納することで、いつでも仕事道具が取り出せる動線に配置。収納と動線で、仕事の効率化を図りました。ベージュのパソコンケースのおかげで、ワークスペースの空間が女性らしくなり、仕事のモチベーションもUP!リモートワークだからこそ、好きな環境で仕事をしたいし、自宅だからこそ集中できる仕事環境を整えていきたいですものね。「女性のためのPCケース」で、リモートワークも通勤も。毎日の仕事が楽しくなるアイテムに取り入れていてはいかが? 【ご紹介したアイテム】仕事効率化を図りながら、おしゃれに持てる「女性のためのPCケース」。ファッションと合わせてパソコンケースを選ぶ楽しみをぜひ。⇒ bon moment 女性のためのPCケース パソコンケース 選べる2タイプ<13.3インチまで対応>/ボンモマン ■暮らしのはなし ■ファッションのはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2001年12月05日