現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、推し一筋でリアルな恋愛に縁がなかった22歳女性。バイト先の男性に突然告白され、驚きつつデートするもトラブルに遭遇してしまい…。「いい彼氏」になれるのはどんな男性なのか、三松先生が教えてくれます!風花(22歳)、ぬい撮り中に「非常識ね」と指摘され動揺。私って常識レスなの??【レスなひとびと】vol. 231風花には推しがいる。お出かけの時は、いつだって推しぬいと一緒。ぬい活は、風花の暮らしのなかの欠かせないルーティンだ。そして、同じグループを推してる子とのお出かけが、一番気楽だった。推し仲間はすべてを分かち合える。だから、バイト先の竜崎くんに誘われたときは心底驚いた。「間宮さん、この通り沿いにパフェ専門店がオープンしたの知ってる?僕、甘党なんだ。男一人だと行きづらいから、付き合ってくんない?や、もちろん興味なかったら全然断ってくれていんだけど」「えっ!エミリーパフェのことかな。ま、まぁいいけど…」高さのある盛り付けがキレイなそのパフェ店は、SNSでも話題になっていた。今月限定のいちごパフェは、推しのメンカラの赤と同じだから、写真を撮ったらすごく映えそうで、正直ひとりでも行こうと思ってた。だから、勢いでOKしちゃった。「あの、うち、推しがいて。カフェとか行くと、いっつも推しのぬい…あ、小さいぬいぐるみなんだけど…と写真撮ってるんだよね。竜崎くんはそういうの、恥ずかしくない?」「え、全然。てゆうか知ってるよ、間宮さんがよく、休憩中にぬいと写真撮ってるの」(み、見られてたのかあ)思わぬ発言に、顔がホワンと赤くなる。「ごめん、やっぱ言う。男一人だから入れないんじゃなくて、間宮さんが気になってるから一緒に行きたいの」(って、どういう展開?…)突然の告白。これまで推しにしか恋愛感情がなかった風花は心臓が飛び出そうになる。とはいえ、同時に思う。なかなかうちの推し活を理解するのは難しいだろうな、と。悶々。(パフェ店でのうちを見て、竜崎くん、常識ないやつって、きっと引くんだろうな)1週間後、竜崎くんが予約してくれたパフェ店に行った。予定通り、いちごパフェの隣にぬいを置いて撮影タイム。絶対映える。ウキウキだ。意外にも竜崎くんはそれを楽しそうに見ている。と、そのとき。「あっ、汚〜い」こちらに向かって、すぐ隣のテーブルの女性が大きな声を出した。目がつり上がって怖い顔。驚いて固まっていると、こう言った。「あなた、不衛生じゃない?洗濯もできない汚れたぬいぐるみを食べ物のそばに置いて。隣の席にいる私達のことも考えてよ。子どもじゃあるまいし。非常識よ」店にいるみんなが、こちらを見ている。不意打ちすぎて、言葉が出ず、ぬいをテーブル下に隠してうつむいてしまう。涙がこぼれそう。(やっぱ、常識はずれかあ。竜崎くん、きっと、こんなうちといるのは嫌だろうな)「そんなふうに指摘してくるほうがずっと非常識です。僕たちは、予約のとき、お店の方に人形と写真を撮っていいかの確認を取ってますよ」(え…?)竜崎くんの言葉に顔を上げる。すると、説教女は「うるさいわね!気分悪いわ。ここで食べるの嫌になったわ」と言ってレジへと立ち去っていった。(竜崎くん、そんなことまで確認しておいてくれたんだ)「さ、撮って!いつも楽しそうに推し活してる間宮さんのこと、いいなと思ってたんだよ。一生懸命でいい感じだなって」ほんと、竜崎くんには、ドキッとさせられっぱなしだ。【三松さんからのコメント】今や、20代の半数は推しがいるとも言われています。実際にフル推し活をしている人の割合はもう少し低いかもしれませんが、それでも「ぬい撮り=周囲に引かれること」というふうに考えて、自分から身を引く必要はないない。勇気を出してデート、行ってみてよかったですね!それにしても、急に怒鳴られたのは災難でした。ぬいを置いているのは、風花さんのパフェの隣。その説教女のパフェではないですし、同席しているわけでもない。自分のなかの常識を振りかざし、個人を怒鳴り、公の場で辱める。そのひとこそ非常識な行動だわあと感じました。思わぬアクシデントが起きた時の咄嗟対応って、性格が出ます。さっと動いて、かばってくれた竜崎くん、ナイスです。きっと、風花さんが心から楽しめるように事前準備してくれていたのですね。気遣い度抜群。これからのおふたりの進展が、楽しみです。「常識レスかなと感じてるあなた。空気を読む力があれば大丈夫。時と場所を考えて気遣いを。それを補ってくれる彼氏をゲッチュできれば幸せ者です」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©hakase420/Adobe Stock文・三松真由美
2024年02月15日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Fさんの場合子どもを出産してから徐々にレスになりました。慣れない子育てに体力を奪われ、夜は寝落ちする日々を過ごしてしまい、回数が減っていきました。結果、半年間はしていません。また子どもと一緒に寝ているので、そういった気持ちになれずにいます。(26歳/専業主婦)Rさんの場合仕事が2人とも忙しく、なかなか時間が取れなくなり、だんだんレスになりました。気がつけば6ヶ月レス状態。私自身も疲れているのでそこまで乗り気になれなくて……。ですがその後、旅行に行ったらレスが解消しました。「いつもと違うところに行く」という事もいいかもしれないです!(28歳/会社員)お互い大切な存在だからこそ……レスを経験したことで、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月14日セックスレスになった時期は、「結婚1年目~3年目」が最多セックスレスが原因で離婚を考えたことはあるか尋ねたところ、女性は31.5%、男性は29.5%が「ある」と回答しました。「離婚した」と回答した人は男性が19.9%なのに対し、女性は30.9%と男性に比べて高い数値になっています。セックスレスが原因で離婚を考えたことはありますか?<女性>離婚を考えたことがある(31.5%)離婚を考えたことはない(32.2%)離婚した(30.9%)離婚する予定でいる(5.4%)<男性>離婚を考えたことがある(29.5%)離婚を考えたことはない(46.8%)離婚した(19.9%)離婚する予定でいる(3.8%)<合計>離婚を考えたことがある(30.5%)離婚を考えたことはない(39.7%)離婚した(25.2%)離婚する予定でいる(4.6%)セックスレスになったのは結婚何年目であるか聞くと、「結婚1年目~3年目」と回答した女性は67.1%、男性は51.9%となり、どちらも過半数を超えました。合計では59.3%がとなり、結婚して比較的早い時期からセックスレスになった人が多いようです。セックスレスになったのは結婚何年目ですか?<女性>結婚1~3年目(67.1%)結婚4~6年目(16.8%)結婚7~9年目(4.0%)結婚10年目以降(12.1%)<男性>結婚1~3年目(51.9%)結婚4~6年目(24.4%)結婚7~9年目(9.6%)結婚10年目以降(14.1%)<合計>結婚1~3年目(59.3%)結婚4~6年目(20.7%)結婚7~9年目(6.9%)結婚10年目以降(13.1%)セックスレスになった原因は、男女とも「育児や仕事の疲れ」(女性30.9%、男性31.4%)が最も多くなっています。セックスレスになった原因は何ですか?<女性>育児や仕事の疲れ(30.9%)コミュニケーション不足(14.8%)夫婦関係のマンネリ化(14.1%)信頼関係の悪化(12.8%)セックスの相性(9.4%)加齢による精力低下(4.0%)その他(14.1%)<男性>育児や仕事の疲れ(31.4%)コミュニケーション不足(18.6%)夫婦関係のマンネリ化(14.1%)信頼関係の悪化(10.3%)セックスの相性(5.8%)加齢による精力低下(4.5%)その他(15.4%)<合計>育児や仕事の疲れ(31.1%)コミュニケーション不足(16.7%)夫婦関係のマンネリ化(14.1%)信頼関係の悪化(11.5%)セックスの相性(7.5%)加齢による精力低下(4.3%)その他(14.8%)セックスレスが原因で浮気をしたことはあるか聞いてみると、「浮気をしたことがある」が女性20.1%であるのに対し、男性は46.2%と倍以上多くなりました。セックスレスが原因で浮気をしたことはありますか?<女性>浮気をしたことがある(20.1%)浮気をしたことはない(79.9%)<男性>浮気をしたことがある(46.2%)浮気をしたことはない(53.8%)<合計>浮気をしたことがある(33.4%)浮気をしたことはない(66.6%)セックスレスに対して改善を試みたか尋ねると、女性の65.8%、男性の66.0%が「改善を試みた」と回答しました。セックスレスに対して改善を試みましたか?<女性>改善を試みた(65.8%)改善を試みていない(34.2%)<男性>改善を試みた(66.0%)改善を試みていない(34.0%)<合計>改善を試みた(65.9%)改善を試みていない(34.1%)調査概要調査対象:20~60代のセックスレス経験者調査期間:2024年1月13日~2024年1月23日調査発表日:2024年1月30日有効回答数:300人調査方法:インターネット調査Liam(マイナビ子育て編集部)
2024年02月14日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Aさんの場合お付き合いしてる頃から回数は少なかったです。遠距離だったこともあり、会う頻度も少なかったこともありますが……。その後結婚し、レスになり4年経ちますが、体の繋がりだけが夫婦ではないし、一緒にいればなんとかなると思っています。「お互い一緒にいれればいいね」と伝え、一緒にいる時間を大切にしてます。(45歳/パート)Nさんの場合子どもが産まれて時間と余裕がなくなりレスになりました。時間と仕事、育児にお互い追われて、なかなか2人の時間を作ることも出来ず……。結果、2年程してません。(29歳/会社員)大切だからこそ……レスを経験したことで、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月13日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Kさんの場合結婚して3年目くらいに生活リズムが合わなくなりました。最初の頃は毎日好きで夫婦の時間が多かったのですが、仕事の休みが合わなくなり、また帰宅時間も違っていました。そのためお互い睡眠を大切にするようになり……。その結果、おのずとそういったことがなくなり1年以上経ちました。相談しましたが、お互い仕事で忙しく……。解決はできなかったです。(24歳/会社員)Eさんの場合妊娠・出産してからそういう雰囲気にならず、バタバタ忙しい毎日を過ごしていました。子どもも小さいので手がかかり、夜は疲れてすぐに寝てしまうという生活。そのため夜もそれどころではなくなり、そのままになりました。今は子どもが小さいので、もう少し余裕ができたらにしたいです。(30歳/パート)悩んだらパートナーに伝えてみて……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月12日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Uさんの場合妊娠する前はレスでもなかったのですが、子どもが産まれて初めての子育ては思った以上に大変で……。体力、気力を子育てに持っていかれました。そんな中で夫から求められても、とてもそこまで気持ちが持っていけなくて断ることが多くなっていきました。子ども達がある程度大きくなって、気持ちにも余裕ができた頃に、私から求めてみても夫に気持ちがなくなっていたようです。次第にすれ違うようになりレス状態から3年ほどになると思います。相談はしましたか?パートナーには相談しませんでした。私から求めすぎるのは、がっついている人と思われてしまいそうで気持ちを伝えきれず、半ば諦めモードに。そのためレスについては話し合うことはできずにいます。レスで悩んでいる人へ……信頼関係が大切かなと思います。私達夫婦は信頼関係を築くための話し合いが出来なかったので、しっかりと気持ちを伝えあえる夫婦ならいつか解決すると思います。(43歳/パート)夫婦で気持ちを伝えることで……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月11日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Tさんの場合疲れ切った毎日に耐える中で、夫とのコミュニケーションが途絶えてしまいました。そんなある夜、勇気を振り絞り手紙を書いてみました。夫は初め戸惑っていましたが、次第に手紙を通じて心を開き始め……。お互いに秘めていた感情が溢れ出し、手紙が絆を再構築するきっかけとなりました。どれくらいの期間レスが続いていましたか?レス状態は2年間続いていました。初めは相談をする勇気がなかったです。しかし、手紙のやりとりが始まると、夫に気持ちを打ち明けることができる手段となりました。手紙には過去の美しい瞬間や将来への願望、お互いへの感謝を伝えることができ……。このやりとりが続く中で、お互いに対する理解が深まり、コミュニケーションが復活しました。レスで悩んでいる夫婦へ……感謝の気持ちや困難に直面した時の支えを相手に伝えることが大切だと気づきました。定期的なデートや共通の趣味を見つけ、新たな共感を築く努力をしてみるのもいいと思います。(27歳/会社員)1人で抱え込まずに……レスを経験したことが、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになったりもします。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」そうしてカップルは新たな関係を築いていくことができるのではないでしょうか。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月10日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Rさんの場合お互いの仕事が忙しく、さらに転勤が絡み自分のことで手一杯に。思いやる気持ちはとてもあったのですが、気が付けば「寝る時間は疲れをどれだけ取るか」ということに結びついてしまい……。レスになっているのをわかっていましたが、全く改善できないまま1年半が経ちました。(33歳/会社員)Aさんの場合付き合っていたころは、私が1人暮らしということもあり頻繁にありました。ですが、結婚してから日に日に回数は減っていき……。自分から誘うことにも抵抗があったことと、早く子どもが欲しいという気持ちから悩みました。そのため、日常生活の2人のコミュニケーションを増やしました。家で映画を観たり、一緒に筋肉トレーニングをしたり……。買い物や外食はお金がかかってしまうので、1時間以上散歩をして会話を楽しむこともありました。私たち夫婦は何でも話せる関係ではないかもしれません。でも結婚相手として自分で決めた相手です。何より大切に思ってくれているのでしょうから、不安に思うことは思いきってぶつけてみればいいと思います。夫婦はお互いに期待しすぎず「なんとかなる!」という気持ちでいるといいかなと思います。(29歳/専業主婦)悩みを抱え込まず……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月09日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Rさんの場合妊娠をきっかけに関係はなくなりました。産後は自分でも感情がコントロールできないくらい不安定な状態だったので、何度か旦那から誘われましたが断っていました。今思えば可哀想なことをしたと思います。ですがその頃はそういう欲がまったくなく……。子どもとの生活でいっぱいいっぱいのため、旦那も空気を読んでか、いつからか誘いがこなくなりました。その結果、レスになって3年経ちます。(27歳/会社員)Kさんの場合出産後に体力と精神がボロボロになってしまい、する気力がなくなってしまいました。直接的には相談はしていませんが、私の態度を夫が見て察してくれました。その後は、月に数回程度するようになりました。産後一年は無理にしなくて大丈夫。身体を大切に。(26歳/専業主婦)大切に思っているからこそ……レスを経験したことで、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月08日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、オンラインゲームで知り合った男性に「会わない?」と誘われた26歳女性。彼には同棲中の彼女がいるらしいのですが…。彼女がまず考えるべきことは何か、三松先生が教えてくれます!ユキ(26歳)、冷静さレス。「4年付き合っている彼女よりユキのほうがかわいい」って言われて舞い上がる【レスなひとびと】vol. 230仕事の日は、帰宅するとひとまずNintendo Switchの電源を入れる。「あ、コウさんいるじゃん」モフモフ部屋着に着替えながら画面を確認すると、気になっている彼がいるのが見えた。ユキはショッピングモールの雑貨店で働く26歳。立ち仕事なので、帰宅後はもう、一歩も動きたくない。とはいえ、ひとりの部屋はさみしい。そんなユキに、オンラインプレイができるゲームはぴったりだったのだ。ユキの気になる相手コウさんは、フリーのコンピュータエンジニア。30歳。彼女と同棲中らしい。それなのに、ボイスチャットをしながら一緒にプレイするうちに「ユキちゃんって声、かわいいよね」「正直、彼女よりも気が合う」「あー、ユキちゃんみたいな子が彼女だったらなぁ。ノリもいいし」とノリノリで言ってきたのだ。最初は驚いたけど、悪い気はしなかった。だって、4年も付き合っている彼女よりも、ユキが上だと言っている。今まで好きな人はいたことがあるけれど、恋が実ったことはない。モテたこともない。だから、コウさんの言葉を聞くと、「わたしって、ほんとはすごく魅力的なのかもしれない」と優越感が湧き上がる。「調子いいなあ」と最初は聞き流していたけど、毎日のように褒められて、だんだん彼が気になってきてしまっている。仕事でくたくたの夜に「今日はユキちゃんといっぱいプレイできたから疲れ取れたわ」なんて言われると、なんだかこっちもそんなような気がしてきてしまう。だから、ついに聞いてみた。「コウさん、彼女さんと一緒に住んでるのに、そんなこと言っていいんですか?聞かれたらまずくないですか」「いや、自分の部屋だし平気だよ。彼女もオレっちのゲームのことなんか興味ないと思うし」「え、そうなんですか?あんまり仲良くないとか…」「そうそう。友達って感じ。だからさあ、今度、ユキちゃん会わない?ちょっと遠いけど、新幹線ならすぐっしょ」突然の誘いに驚いてしまう。でも、コウさんとは気が合うし、趣味も同じだし、いい人だし。会ってみたい。(もしかしたら、彼女と別れて、わたしと付き合うことになるかも?)そう思ったものの、まだちょっと怖くて渋ってしまう。「新幹線代は、会ってから払うからさ。来月こっちおいでよ、どこかの部屋にSwitch持ち込んで、一緒にプレイしたらめっちゃ楽しそうじゃない?」ぐいぐい来るコウさんに、すぐ返事ができない。「え、ユキちゃん思ってたよりノリよくないな。仕事忙しいとかかな」ああ、ノリが悪いってマイナス評価がついちゃった。早く決断しなくちゃいけないけど、どうしたらいいかわからない。【三松さんからのコメント】オンラインゲームで出会って結婚、何組か話を聞いたことがあります。スプラ婚とか言うんですね。ブキを持ってウエディングフォトを撮ったり、ウェルカムボードにイカのぬいぐるみを飾ったり、楽しそうでした。趣味をきっかけにして出会うと、一緒に楽しめることが多くてとってもよしです。お相手の性格も把握しやすいし。ユキさんが「会ってみたい」と思うのなら止めませんが、コウさんは彼女に不義理な男性ってことはわかりますよね。未婚とはいえ浮気に当てはまります。ほかにも気になるのは、コウさんが、ユキさんのペースを尊重していないところ。「会おう」と言われて即決できないのは、決して悪いことではありません。それをすぐ「ノリが悪い」と指摘してくるのは、自分の都合しか考えていないゆえの行動ではないか。本当にユキさんのことが気になっていて、大切にしたいと思っているのなら、待てるはず。彼女とのことをまずは整理してから誘うのが「まっとうな恋愛」です。ユキさんも毎回「可愛い」と言われて舞い上がっているだけなのか、それとも本当にコウさんが気になっているのか、冷静に自分対話してみて。冷静さレスで焦って会いに行っても、望むような未来にはつながりません。「恋と結婚は勢いが勝負という噂もありますが、1回目デートでパンツは脱ぐな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Suthida/Adobe Stock文・三松真由美
2024年02月08日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Gさんの場合猫を飼い始めたことでレス状態になり半年。お互い猫の世話をしたり可愛がるようになり、夜もベッドに潜り込んでくるため、回数が減っていったように感じます。また夫の転職も重なったため、夫自身が今の仕事にやりがいを感じており、拘束時間が長くなったことも関係あるかと思います。年齢も30歳になるため、「妊活のことも考えている」と相談しました。日曜日が1番時間に余裕があるため、日曜の晩やお互い次の日が休みの前日の晩は、積極的に時間を作ることに。相手のことを信じて、相談してみることが大切だと、悩んでいた当時の私に伝えたいです。(29歳/会社員)Eさんの場合20代で結婚して、すぐ子どもができ年子で生まれました。その後、育児家事に追われて、旦那の相手もまともにできずに見た目にも気を使う事もなくなっていき……。家族だからお互いが大切なのに恋人の時のように、そういった目で見れなくなりました。相談はしていませんが、お互いが大事な人で家族なのでそんなに深く考えなくても大丈夫と思っています。(30歳/事務員)1人で抱え込まず……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月07日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Tさんの場合結婚するまでは週1くらい夫婦の時間を設けてましたが、結婚して子どもが生まれてから、3年くらいなく……。子どもが小さいので、寝てる横でやりたくないとのことでレスに。周りに聞くと、少なくとも月に1回はあるようで、それを聞き悩みました。相談したところ、2人目も希望していたため1ヶ月に1回するようになりました。(32歳/会社員)Eさんの場合子どもを出産してから全てが子ども中心になり、徐々になくなっていきました。初めての出産でイライラしていて、そのような雰囲気にもならず……。今はなくて当たり前の生活になりました。お互いにそのような話は避けているような感じはありました。解決はしていませんが、ハグなどコミュニケーションをとっています。行為が全てではなく、色々な愛情表現があると思いました。(41歳/専業主婦)1人で抱え込まずに……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月06日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Aさんの場合夫とは9年付き合ったのち、息子を妊娠したため入籍しました。夜間の授乳と産後の育児に追われ、夫と夫婦の時間を作れなくなったことが一番の原因です。育児という現実に目を向ける必要があり、我が子を放って自分の欲望を満たすことはできないモヤモヤした感情を抑える事に必死でした。結局、息子が生まれた時から約5年レス状態です。相談はしましたか?しばらくは夫には相談せず我慢の日々でした。しかし私のストレスを夫が感じとってくれたことで、産後から我慢していた自分の気持ちを話すきっかけとなり……。思っていたことをすべて吐き出すことが出来ました。夫はそれだけが夫婦の仲をよくすることではないと話してくれました。それからはハグなどの軽いスキンシップが多くなり、私の気持ちも安定するようになりました。当時の私へ「必ず解決するよ」と伝えてあげたいです。(43歳/専業主婦)大丈夫レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月05日「私たち夫婦は、絶対にレスにならないよね」と言っていた、新婚当時。その後、子どもに恵まれ、30代は子育ても楽しんで、性生活も多いくらいでした。しかし、40代になってからは、性生活はほとんどなくなりました。寂しいかなと思いきや……むしろ快適だと思うその理由とは。新婚当時の性生活私の夫は、どちらかと言うと性生活を求めてくるほうだと思います。新婚当時はそれこそ毎日。私もそんなものかなと思っていたし、夫から愛されているなと実感できる行為だと思っていたので、できるだけ応えていました。そんなある日、雑誌を読んでいると、「40代からはセックスレスになりやすい」という記事を目にしました。お互いに、精力がなくなり、子どもがいる夫婦も増え、そのような環境を作りにくく、セックスレスになりがちというような内容でした。私たち夫婦が感じたこと私は、その雑誌の内容を夫に共有しました。そのとき夫は、「うちら夫婦は、セックスレスには絶対にならないよね」と、笑いながら言っていました。そして私の気持ちも同じでした。私自身、自分磨きや、外見で気を抜くつもりもなかったですし、レスになる訳がないという変な自信がありました。40代で変わった気持ちしかし、40代になった今、私の気持ちは30代と比べて大きく変わりました。自分磨きや外見に気を抜いているつもりはありません。ただ、性生活をしている時間があるならば、少しでも寝ていたいと思うようになりました。仕事、子育て、家事を毎日おこなっていくのは、なかなかの重労働。子どもはどんどん体力が付き、自分の体力は落ちていく。たくさん寝ないと毎日を乗り切れなくなってきました。その結果、今では月に1回あるかないかの性生活となりましたが、それで十分だと思っています。まとめ「絶対にレスにはならない」と思っていたのに、実際に「レス」と言われる状態になった今。毎日疲れはたくさんたまるため、レスになって快適だと思ってしまいました。レスだろうと、言葉やハグで愛情表現をしていれば、わが家は問題なさそうです。イラスト/サトウユカ著者/さいとうみく(43歳)20代後半で長女を産み、その後5回の出産(うち1回は双子で出産)を経験。出産のたびに体の変化を感じながらも、誤魔化しながら子育てをしてきた結果、最近は身体のガタを感じ今後の子育てに不安を感じる40代。
2024年02月05日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Eさんの場合夫婦レスになったのは子どもが産まれてきてからです。子どもが産まれる前まではレスとは無縁で、週に一回は繋がりを持っていました。その後、子作りに励み出産を終えたらレスに。誘っても嫌がられるだけで、気がついたら諦めてました。レスになり3年ほど経つため「夫婦のコミュニケーションは大事だし、そろそろ……」と伝えました。解決はしていませんが、レスであっても目の前に家族がいるから幸せです。(35歳/会社員)Gさんの場合第一子の妊娠をきっかけにレスになってしまいました。妊娠中はお腹を気にして控え、産後も育児に必死で疲れ切った私を誘う雰囲気でもなかったようです。そして、赤ちゃんにつきっきりになり、寝室が別に。産後1年半以上行為はありませんでした。その後、解決するために「第二子を希望している」と遠回しに私はもうOKであることを伝えました。その結果、手紙を読んだ旦那からお誘いがあり解決しました。「愛情ゆえのレスなので心配いらないよ」と当時の私に言いたいです。(30歳/会社員)悩みを抱え込まずパートナーに伝えることで……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月04日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Rさんの場合4年ほど前からレスになりました。きっかけは2人目が産まれてからです。子ども2人と夫、私の4人で一緒の部屋でベッドで寝ています。いつ起きるか分からない状況で、やる気にはなれませんでした。そう思い、一回断ってから、もう誘ってくる事はなくなりました。それから体の繋がりはなく4年経ちました。(37歳/会社員)Aさんの場合お互いが愛し合っているのはわかっているのですが、レスになってしまった原因が一つだけあります。子どもが出来てからお互いが一人でゆっくりする時間がなくなりました。そのため自分が近寄ったとしても、大抵のタイミングで相手は一人モードになっているため、かまってくれなくなり……。私はレスから抜け出したいのですが、難しい一面でもあるので今は我慢しています。子育てが少し落ち着けば解決するかなと思っています。(34歳/自営業)1人で抱え込まず……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月03日夫婦のセックスレスに関する直近の大規模調査として、全国の20~50代の既婚者4,000人を対象にした「夫婦のセックスレスに関する実態調査」(レゾンデートル株式会社)があります。その調査の中から今回は、セックスレスと結婚年数との関係や、子どもの有無、女性の働き方との関係に注目していきます。セックスレス傾向は結婚年数とともに増加まず、結婚年数とセックスレスの関係を示したグラフがこちら。これを見ると、「セックスレス」「ややセックスレス」と回答した人は、「結婚3年未満」で51.8%、「5年未満」で65.2%、「10年未満」で71.3%、「20年未満」で72.4%、「30年未満」で77.7%と緩やかに増加していることがわかります。結婚3年未満の新婚でもすでに51.8%がセックスレス傾向にあるのは、多くの方にとって予想外な結果かもしれません。また、「セックスレス」と回答した人に絞ってみると、「結婚3年未満」で21.9%、「5年未満」で31.5%、「10年未満」で43.2%、「20年未満」で50.3%、「30年未満」60.9%と、より大きな増え幅を示しています。このことから、結婚年数が増えるとともに完全な「セックスレス状態」になる家庭が増えていくと言えるでしょう。子どもが生まれるとセックスレス傾向は強まる?結婚年数とともにセックスレス傾向が高まることがわかりました。結婚後しばらくして子どもが生まれる夫婦は多いと思いますが、子どもの有無とセックスレスを見ると、どうなるでしょうか。結婚3年未満・5年未満・10年未満と、結婚年数ごとに比べたものがこちらです。3年未満においては、セックスレス傾向が42.2%となりました。全体の36.6%と比較して5.6ポイント高くなっています。一方、結婚5年未満と10年未満では、子どもの有無による違いはほとんど現れませんでした。結婚3年未満で子どもがいる場合、その子どもはまだ乳幼児だと考えられるため、小さな子どもがいるとセックスレス傾向が強まりやすいとは言えそうです。ただし、結婚5年未満と10年未満では差がほとんどないことから、子どもの影響があるとしても、あくまで限定的でしょう。女性が働いているとセックスレス傾向は強まる?共働き世帯が増えたことでセックスレスも増えているのでは?と思う人もいるかもしれません。そこで次に、女性の働き方(※)とセックスレスの関係を見てみましょう。同じく結婚3年未満・5年未満・10年未満で比べています。結果として、いずれの場合も大きな差は見られませんでした。セックスレス傾向の女性は働いている人が多いかというと、そうではないようです。したがって、女性が働いているか、専業主婦かどうかは、夫婦のセックスレスには影響しないと言えるでしょう。------------------(※)正社員・自営業・派遣社員・パート・アルバイトを含む労働まとめ夫婦のセックスレス傾向は結婚年数に応じて強まり、徐々に「ややセックスレス」よりも「セックスレス」の割合が増えていくことがわかりました。また、セックスレスの背景として、子どもの有無や女性の働き方があるのかというと、特にそれによる明確な違いは見られませんでした。やはり、内面や体の問題のほうが大きいのかもしれません。(マイナビ子育て編集部)<調査概要>■夫婦のセックスレスに関する実態調査 / レゾンデートル株式会社調査期間:2023年10月23日~25日調査対象者:20~59歳の既婚男女4,000人(男性2,000人、女性2,000人)調査方法:インターネットエリア:全国
2024年02月03日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Fさんの場合5年前、旦那の両親と二世帯住宅を建ててからレスになりました。子どもが生まれて2人きりになる機会が減ったこともあると思いますが、旦那の両親が1階、私たち家族が2階と3階に住む二世帯住宅ではなかなか夜の営みがしづらかったです。勇気を出してこちらから誘っても、約束の時間になると旦那は先に寝てしまい、ごめんの一言もない対応。その度に一人泣いて、それが辛くてこちらから誘うこともできなくなりました。そこから3年間レスに。その後相談はしましたか?何度も相談しました。営みをする日を相談して決めてみたり、曜日で固定してみたり……。二人目が欲しいという私からのプレッシャーがあったのは認めますが、私の気持ちを真剣に伝えると、「まだ好きという感情が残っている、他の男性に触られるのは耐えられない」と恋愛感情が蘇ったみたいです。本気さが伝わったのか解決しました。悩んでいた当時の自分にアドバイスするなら?「毎日辛かったね。大丈夫、彼はまだあなたのことが好きだから信じてあげて。」と伝えたいです。(35歳/専業主婦)お互い好きだからこそ……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係への第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月02日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Sさんの場合仕事の忙しさに追われる日々で、妻とのコミュニケーションが減っていきました。帰宅すると、妻は疲れ切った表情で、子どもたちの世話や家事に追われている様子。夜には、「疲れているから」といって関係を求める気持ちもなくなり、そのまま眠りについてしまいました。妻との会話も減り、ただ黙々と過ごす日々が続き……。関係を改善したいと思うも、どうやってその第一歩を踏み出せばいいのかがわからない状態でした。そうしているうちにレスになり2年。相談はしましたか?相談しました。夕食後に落ち着いた雰囲気の中、妻に自分の心境を打ち明けました。仕事のストレスや家庭の疲れから、お互いの関係が希薄になっていることを伝えました。そして、定期的なデートやコミュニケーションの時間を設けることで、夫婦の間に再び絆が生まれ、関係が改善していきました。悩んでいた当時の自分にアドバイスするなら?「今は大変な状況だけど、君は強いし、この困難も乗り越えられる。一歩ずつ進んでいこう。自分を信じて、前に進もう。」と伝えたいです。(32歳/会社員)自分を信じて少しずつ……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年02月01日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Eさんの場合私がレスになったのは子どもの成長がきっかけです。とても嬉しいことですが、子どもが小学生の高学年になると遅くまで起きていることが多くなりました。子どもが起きている間はもちろんできません。お互いを思い、家族はすごく大切ですが夫婦2人の時間がとれませんでした。すごく切なくて苦しい思いをしましたがいつの間にか男、女じゃなく大切な家族になってしまったのです。そのため約2年半レス状態に……。パートナーに相談しましたか?相談して、2人で解決策を探しました。しかし原因は子どもの成長なのでお互いにどうしたらよいのかわかりませんでした。2人で話し合っても解決できないので私の友人に相談。その人は私の子どもと同じ年の子どもがいるので夫婦のことを相談しやすかったです。その結果、外出をして2人の時間を作ることに。子どもを気にせずにいられるのでよかったです。悩んでいた当時の自分にアドバイスするなら?自分だけで悩まないで早く友人に相談すれば解決できるといいたいです。そのときは周りがみえなくて悩んでいましたが、一人ではないことに気がついてほしいです。(38歳/会社員)1人で悩まず……レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月31日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Fさんの場合妊娠を期に、1年ほどレスです。別に嫌いになったわけでも喧嘩をしているわけでもないのですが、自然とお互いそうなりました。私の寝不足がひどく、それを察した夫の配慮だとは思っています。家族になったんだと認識しました……。解決はしてませんが、それでいいと思っています!(41歳/パート)Jさんの場合結婚して半年くらいだった時のこと。お互いのことを分かり合い支え合えるようになり、家族という気持ちが強くり落ち着いたことでレスになりました。一緒にいれると居心地がいい、それだけで満足して性欲自体減退したように感じて今後が心配に。そのため、もう少し頻度を増やすべきかどうか話し合いました。解決はまだしてませんが、もう少し話し合い、今後のことも考えて行こうと思います。(24歳/会社員)「家族」という認識にレスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、新たな関係構築に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月29日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Sさんの場合結婚してすぐにレスに。私は妊娠を望んでいたし、私に魅力がないからレスになってしまったのでは?と心配になりました。また、浮気の心配はないと思っていましたが、それでもレスなのは好きな女がいるからなのではとも悩み……。そのため、夫と率直な意見を話し合い、私が不安に思っていることを伝えました。「したくないわけじゃないのかな?」「30歳までには子どもを考えたいな。」と素直に伝えたら、レスは解決していませんが、私の悩みは解決しました。その後、夫はそれ以降わかりやすい愛情表現をたくさんしてくれるようになりました。このことから、『考えすぎても解決しない!ダメ元で本人と話をするべし!』と思いました。(26歳/パート)Nさんの場合妊娠が発覚してから、悪阻があり、夫婦生活を行う余裕がなくなりました。悪阻が終わってからも、だんだんと大きくなるお腹でするのは夫婦ともども不安に感じ……。妊娠発覚から出産までは一切夫婦生活はなかったです。妊娠期間中はお腹の赤ちゃんを第一にしたい気持ちを伝えたら、夫も同じ考えでした。そのため、時間が解決してくれることもあると思っています。(31歳/会社員)お互いの気持ちを……レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月28日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Gさんの場合2年ほどレスになっています。きっかけは子どもの出産や育児に追われる日々によるものかと思います。しかし、私は寂しく感じたため、話し合い少しでも歩み寄りたい姿勢を見せています。ナイーブな話なだけに中々、折り合いはついておりません。スキンシップや話し合いをしたり、打開策を提案しています。(30歳/会社員)Tさんの場合子どもが生まれてから完全にレスになりました。お互い初めての育児、さらに両方の実家も頼れない環境だったため、一日を終えて夜になってもすぐに寝てしまい……。夫婦生活をしている余裕はありませんでした。すると夫から話を持ちかけてくれました。なので、ワンオペで家事育児をしている私には、今の現状が変わらなければ、夫婦生活をする余裕はないと伝えました。旦那も仕事が忙しく、帰りが遅い日も多いため、自分も余裕がないとのこと。無理せずタイミングがあれば、という感じで話し合いは落ち着きました。結局、そんなタイミングはなく、変わらずレスです。夫婦としては仲が悪いわけではないですし、話もします。ですがもはや夫婦生活をするだけの体力に余裕がなく、レスなことを除けば、いい夫婦だと思っています。(29歳/パート)お互いの気持ちを……レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月26日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……24歳、Tさんの場合1年近くレスでした。付き合っている頃から同棲をしており、朝から夜遅くまでお互い仕事も忙しい状況でした。彼から誘ってきてくれるのが多く、私から誘うことはほとんどない関係で……。ふとした時に「していないな」と思うことがあり、最後にしたのはいつか分からなかったです。そして、考えるうちに、自分を女としてみてもらえていないのかと不安になりました。誰かに相談はしましたか?彼には、どう話していいかもわからず、相談はしませんでした。また、友達に相談することもできなかったため、1人で悩んでいました。その後はどうしましたか?このままではと思い、なるべく2人で過ごせる時間をつくれるように努力しました。それまでは仕事のことでいっぱいで、そういった時間がなかったからです。すると2人で映画やテレビを観て、のんびりするときが増えました。また、いつもは彼から誘ってくれることしかなかったのですが、私からも誘うように。その一歩が大きかったのか、彼から「仕事で忙しいのを隣でみていたから」と本音をきけました。仕事のことでいっぱいにならず、2人のゆっくりする時間を大切にすることに気づきました。(24歳/専業主婦)歩み寄ることで……レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月25日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、AGA治療のクリニックで働く24歳女性。患者のアラフォー男性から誘われ「想定外」と思っていたものの…。三松先生が、よい恋愛をするために、ルックスより重視すべきことを教えてくれます!ツグミ(24歳)13歳年上頭髪レス男に言い寄られるがアリか?【レスなひとびと】vol. 229駅や電車でよく見かけるAGA治療のクリニック。ツグミは新橋のクリニックで受付事務の仕事をしている。患者さんの対応、管理だけでなく、空き時間にはヘアサイクルのイラストを描いたり、毛髪診断士さんと勉強会をしたりと充実の職場。毎日仕事に行くのが楽しくてしょうがない。患者さんは、たしかに年齢の割に薄い人が多い。元通りの髪型に戻りたいと一生懸命な様子を見ていると、心から応援したくなる。恥ずかしそうに目を合わせぬよう処方箋を受け取るひともいれば「今夜ゴハンどう?」のグイグイ系患者さんもいて、男性観察ができる。学びの多い職場だ。土曜出勤のシフトで、仕事終わりに銀座でゴハンでもしようかと思っていた日。クリニックを出ると、患者の藤川さんが背後から声をかけてきた。「あのう、この前、NewJeansが好きって立ち話してるのを聞いたので、よかったらこれ使いませんか。妹が間違えて2つ購入したって…」手のひらサイズの公式雑貨。「わあ、かわいい。私、どこでそんなこと言ってました?」「昼休みに、受付カウンターでナースさんと。僕、診察が長引いたんで、待合ロビーにいたんです」長く通院してる患者さんの嬉しい気遣い。快く受け取った。すると藤川さんは名刺を差し出し、早口で言う。「もしお茶お付き合いくださるなら、いつでもメールください」いやあ、ないない。頭頂部のヘアがないアラフォー男性。想定外です。と思いながらも失礼にならぬよう名刺はいただいた。名のあるIT会社だ。カルテ見たら37歳。にしてはツルルン。ツグミに不運な事件が起きたのはその数日後。マッチングアプリでマッチした男性と初めてのデートの日。そいつが最低ゲス野郎で、食事の後、無理やりツグミとラブホ街を通り、ホテルに連れ込もうとしたのだ。恐怖を味わい、思い切りバッグで殴ってダッシュして逃げた。自宅付近の駅に着いたのは24時25分。マンションまでの道は徒歩14分。人気がなく薄暗い。怖い。あんなことをされた後の夜道は臆病になる。交番のおまわりさんは外勤なのか、無人…。小さな駅なのでタクシー乗り場はない。思わず名刺を取り出す。藤川さんの携帯番号をプッシュ。遅い時間なのにすぐに出てくれた。理由を話して、家まで送ってくれないかと頼むツグミ。駅中で待っていると、藤川さんは、タクシーを飛ばして来てくれた。なんだかホッとする。無事家に着いた。「ありがとうございます。今度お礼にケーキをごちそうします」と思わずお礼を。ってことで、休日にカフェで藤川さんとお礼のケーキタイム。これがまた、とんでもなく楽しかったのだ。お仕事でAIを使ってることをわかりやすく教えてくれたり、趣味の自転車街巡りの話を聞いたり。NewJeansについてもなんとなく話が合う。頭頂部のことがまったく気にならなくなった。あまりに、会話が楽しくて、また会いたくなったではないか。髪型はうちのクリニック通院できっとフサフサになるはず。それを待たずに、今のうちに付き合ってみてもいいかも。脳内で、藤川さんにカツラをかぶせる想像をしてみる。「アリかも!!!」思わず叫ぶツグミを、藤川さんが不思議そうに見つめる。どうなる、この恋。【三松さんからのコメント】ツグミさん、その恋、アリですよアリ。NewJeansの立ち話を聞いたときに彼は「チャンス」と思ったんでしょうね。ネットに頼らず、現実世界でツグミさんにアプローチした行動力がすばらしいです。その心意気、評価できます。リアルガチで告って玉砕するのを避けがちな令和男性。彼は頭頂部コンプレックスがあるので、振られる覚悟で話しかけたはず。恋愛開始は第一印象、見た目に左右されやすいのですが、ルックスより、そのひとの醸し出す雰囲気、受け答えの心地よさを深掘りすると、より上等の恋に発展します。この恋、進めてみましょう。「頭髪レスの男性、第一印象にとらわれず、じっくり話してみて。心地よければ付き合ってよし!今のAGA治療はすごいんだから」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©japolia/Adobe Stock文・三松真由美
2024年01月25日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のモヤモヤや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……二人でいるとホッとするけど……付き合っている期間が長かったせいか、結婚してすぐにレスになっていました。二人でいると安心してホッとできますが、そういったムードになることはなく……。子どもは欲しいと思っていたので、そのために夫婦の営みをするだけの関係に。「これから子どもができたら、どんどん回数が減ってさらにレスになるだろう」と不安でした。ですが、相談などはしていません。お互いに空気を察して、そう言った話題は避けていました。もう何年もレスのままです。しかし仲はよく、二人で過ごす時間も減らずにこれまでのままです。悩んでいた当時のあなたに伝えたいことは?夫婦の営みがなくても、夫婦でなくなるわけではありません。男と女としてではなく、「夫婦になったのだ」と思えば気が楽になります。あまり深刻に考えず、男でも女でもない特別な存在になれたらお互いに楽なのだと言ってあげたいです。(40歳/主婦)こんな場合も産後、妻の欲がなくなってしまいました。行為に嫌悪感が出てしまい、レスになっている状態です。私(夫)は夫婦生活を望んでいますが、妻の気持ちからそういった行為はしていません。子どもが小さいことや日々忙しいことも理由にしてしまっています。今は様子見ている時期で、未だに解決はしていません。(40歳/会社員)関係を見つめ直す機会にレスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月24日皆さんは、パートナーとレスの問題に直面したことはありますか?もし、このような状況になってしまった時、周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……Sさんの場合1年間ほどレスになりました。理由は、嫁が妊娠したためそういう気分にならないのと、体調が優れない時が続いたため、なかなかできませんでした。その後、子どもが生まれ、レスが自然と解消できるかなと思いましたが……。慣れない育児などで疲労が溜まり、お互いに体の繋がりを持つ時間は取れませんでした。パートナーとには相談しましたか?普段の会話の中でレスの話をしたことはあります。「お互い大切に思っていて、好きという気持ちはありますが、なかなか難しい」と話したのは覚えています。その後は……?時間が経ち、自然と解決しました。お互い大切に思っているからこそ、子育ても少しずつ慣れてきて、夜にも時間ができたことがよかったんだと思います。同じように悩んでいる人へ……解決策は、お互いの事を常に考えて行動する事かなと思います。自分勝手に行動すると上手くいかない気がします。レスの期間は辛いこともたくさんありますが、相手を信じて大切に思いあってると解決すると伝えたいです!(25歳/会社員)見つめ直す機会にレスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月23日「夫婦のセックスレスに関する実態調査」(レゾンデートル株式会社)では、全国の20~50代の既婚者4,000人を対象にした大規模な調査結果を見ることができます。本記事では、その調査の中から、セックスレスの夫婦は今どのくらいにのぼるのか、また、夫婦仲との関係はどうなのかをご紹介します。※日本性科学会の定義(1994年)では「性的接触が1か月以上ないカップル」をセックスレスとしていますが、仕事や育児などで疲れていたり、体調が思わしくなかったりすれば、1か月以上性的接触(挿入を伴わない性的コンタクトを含む)がないケースも珍しくないと考えられるため、本調査ではこの定義によらず、本人の認識を重視して実施されています。セックスレス傾向の夫婦は約7割「配偶者とセックスレス状態にありますか?」という質問に対し、「セックスレス状態にある」と回答した既婚者が43.9%、「セックスレス状態にややある」と回答した既婚者が24.3%となりました。これらを合わせた68.2%、つまり約7割がセックスレス傾向にあるといえます。やはり、夫婦のセックスレスは珍しくないようです。セックスレスだと夫婦仲は悪い?セックスはコミュニケーションの一つとも言われます。では、セックスレス傾向にある夫婦は仲が悪いのでしょうか?まずは既婚者全体に夫婦仲を尋ねた結果をみると、「良い」が41.9%、「やや良い」が18.2%となり、合わせて60.1%でした。全体で見た場合、夫婦仲が良い人が多いことがわかります。次に、「セックスレスでない既婚者」と「セックスレス傾向の既婚者」に分けたデータを見てみます。すると、「セックスレスではない既婚者」で夫婦仲が「良い」または「やや良い」人の割合は66.0%でした。それに対し、「セックスレス傾向の既婚者」で夫婦仲が「良い」または「やや良い」人の割合は57.2%となり、約10ポイント低いことがわかりました。では、「悪い」または「やや悪い」の数字を比べると、どうでしょうか。「セックスレスでない既婚者」は11.4%、「セックスレス傾向の既婚者」は14.5%。その差は約3ポイントで、あまり大きな差は見られません。セックスレスでない人のほうがセックスレス傾向にある人よりも、夫婦仲は良い傾向にありますが、セックスレスか否かが夫婦仲に大きな影響を与えるとまでは言えないようです。まとめ今回の調査では、20~50代の既婚者のうち、約7割がセックスレス傾向にあるということがわかりました。一方、セックスレスの夫婦は仲が悪いという傾向は見られませんでした。セックスレス傾向だと回答した人のうち、約6割は夫婦仲は良い(やや良い)と考えており、セックスレスでも良い夫婦関係を築いている人は意外にも多いようですね。(マイナビ子育て編集部)<調査概要>■夫婦のセックスレスに関する実態調査 / レゾンデートル株式会社調査期間:2023年10月23日~25日調査対象者:20~59歳の既婚男女4,000人(男性2,000人、女性2,000人)調査方法:インターネットエリア:全国
2024年01月23日多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。夫婦仲はよいけれど……妊娠したことがきっかけで……子どもを妊娠・出産したことでレスになり2年経過しました。妊娠中はつわりがひどく、出産後は育児や仕事、副業でバタバタな毎日のため正直それどころではない状態で……。夫も元々淡白なため、この状況でも平気そうなのでした。ですが、いつかは第二子が欲しいと考えてますし、妊娠したいときにどうやってその流れに持ち込むか悩んでます。今もレスが続いてますが、お互いにこの状況が居心地いいので甘えてます。(31歳/会社員)こんな場合も子育てでとくに、夜泣きがあった時期にも、必死で寝る間を削ってまで営みに時間を割いていました。しかし、次第にしんどくなりレスに……。でも落ち込んでる主人を見て心が痛くなり、相談しました。子どもが少し大きくなり気持ちも落ち着いた段階で少しずつ再開させ、頻度を決めることで少しは解決しました。(30歳/パート)関係を見つめ直す機会にレスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。「自分の言動の背景を伝えること」「相手の言動の背景を理解しようとすること」この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。イラスト:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2024年01月19日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、憧れのお店で働くことにやりがいを感じている21歳女性。仕事を応援してくれていたはずの彼氏がある日不満を言い出し…。三松先生が、恋、仕事、結婚に悩む女性に大切なアドバイスをしてくれます!真希(21歳)、念願の正社員で休日レス。休みが合わずに彼が不満を言い出した【レスなひとびと】vol. 228「よしっ、これで今日は売り切ったね!」真希は表参道の人気ケーキ店で働く21歳。3年目の今年、「正社員にならないか」と打診されラッキー!正社員になったばかりではりきっている。アルバイトのときとは責任の重さが違うけれど、憧れの夢の世界のようなお店で社員として働いて、お客さんの笑顔にたくさん触れて、だんだん自信もついてきた。収入もアップしたから、いいことだらけ。彼への誕生日プレゼントに奮発してジル・サンダーのマフラーを買ったぞ。陽平とは付き合いはじめて1年半。陽平は高校時代に入っていたバド部の先輩。卒業したあと、何度か集まるうちに告白された。今年の陽平の誕生日は日曜日で、真希はお店に出るシフト。デートはできない。でも、仕事が終わったら陽平の家に行って、マフラーを渡すのを楽しみにしていた。いよいよ誕生日当日。お店を閉めたのは22時すぎ。なんとか日付が変わる前に、陽平の家につけそうだ。「おかえり!」陽平はまだ起きて待っていてくれていた。いつも通り、甘い缶のカクテルを飲みながら、陽平の膝の間に座ってイチャイチャ。おっぱい撫でられたり、うなじにキスされたり。真希も、陽平の耳たぶを甘噛みしてベッド行こうとささやく。短い時間だったとしても、こうしてくっつける時間が最高に幸せだ。ベッドに寝っ転がると、空気が一転。「ねえ、真希」「ん」陽平が突然、真剣な顔で名前を呼ぶから、ドキッとする。「真希、むちゃ仕事してるよね。不規則な仕事。俺、誕生日とかクリスマス、年末年始とかのイベントごと、ほぼひとりで過ごさなきゃいけないのかな」「…?」「ときどき思うんだよ。もっと普通の仕事をしてる子と付き合ってたらなって。土日とか会える子」え、急にどうした。普通の仕事って、何?しかも、他の子と付き合う選択肢もあったみたいな言い方…。一気に胸が苦しくなる。確かに、土日休みの会社員をしている陽平とは、休みがまったく合わない。さらに去年から、新年に食べるフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の販売を始めて、年末年始も前より忙しくなった。陽平は私のかわいい口元も、とぼける顔も、栗色ヘアも、オムレツ作るのが上手なとこも、仕事に全集中するとこも全部含めて好きって言ってくれてた。「どうしてそんなこと言うの。陽平、わたしの仕事応援してくれるって言ってたよね?」「そうだけどさ。だって、どうするの、子どもとかできたら。イベントごとのお祝いはできないってこと。土日もないしさ。変じゃない?」せっかく憧れのお店で働いて、どんどん仕事を任せてもらえるようになってきたのに。これからも続けていきたいって、思ってるのに。これって、おかしいことかな。今の仕事をしながらだと、恋をしたり、家庭をもったりはあきらめなくちゃいけないの?あんなに渡すのが楽しみだったマフラー、どうしたらいいかわからない。【三松さんからのコメント】真希さん、全然おかしくないです。私達は土日祝日に買いものをしたり、レジャーを楽しんだり、病院で急患で診てもらえたり、さまざまなことをしてもらえますよね。それは当然、そのとき働いている人がいるからです。そういう社会の構造を知ろうとせず、自分の休みに合わないという事実のみで大切な人を傷つけてしまう陽平さん、年齢のわりに子どもっぽい!!陽平さんは、どうしても休日にずーっと真希さんといたいのでしょうか。ぼっちが苦手なタイプか。もし、友達や趣味が少なく、ひとりで過ごすのが苦なのであれば、陽平さんが平日休みの会社に転職する方法もある。イベント日だって、別にその日に何かしなければいけないわけじゃない。1日遅れのクリスマスでも楽しめるはず。できるときに、できるやり方で楽しめばいい。臨機応変な対応ができる彼氏のほうが、この先一緒にいて安心ですよ。マイナスをプラスに変える力をもつ彼氏。そして丸一日一緒じゃなかったとしても、限られた時間を密度濃く過ごすことができる彼氏。今、彼の不満が浮かび上がったので、真希さんはそんな彼氏に育ててあげるほうが早いですね。憧れの職場で生き生きと働く真希さんは、間違いなくステキです。そういう仕事には、なかなか巡り合えるものではないので今の環境を大切にね。あ!仕事をがんばるうちに、そんな真希さんにアプローチしてくる人がいて、真希さんのほうに違う“選択肢”ができるかもしれません。人生はどう転ぶかわからない。彼の不満を解消すべく育て上げるか、今の仕事を応援してくれるひとの出現を待つか。「休日レスで、文句言う彼氏なら一緒にいる時間を濃厚にする方法を編み出そう。そんでもブーブー言うなら別れてよし」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©millenius/Adobe Stock文・三松真由美
2024年01月18日