Netflix配信のビッグ・プロジェクト映画『REBEL MOON』のジャパンプレミアが12月11日(月)、都内で行われ、ザック・スナイダー監督をはじめ、出演するソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクレイン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。また、日本語吹き替え声優を担当する沢城みゆき、神谷浩史、一ノ瀬ワタルも駆けつけ、本作の世界配信をお祝い。沢城さんは、ブテラ演じる主人公・コラの声優を務めているほか、かつて『キングスマン』でもブテラが演じた義足の殺し屋・ガゼルを担当しており、縁の深い間柄だ。この日が初対面となり、沢城さんは「こうして直接会える機会は、なかなかないので、恐縮ですが、エキサイティングな気持ちも。先ほどお会いしたときも、フレンドリーにお話してくださった」と感激した様子。ブテラも「吹き替えを担当する声優さんと会うのは初めて。私も日本語吹替え版を観てみたい」と笑顔で応じた。ソフィア・ブテラまた、神谷さんは、スクレイン演じる“極悪提督”ノーブルの声を担当。こちらも、『アリータ: バトル・エンジェル』でスクレインが演じた全身サイボーグ・ザパンの日本語吹き替えを、神谷さんが担当した縁があり、スクレインから「今後も、僕の出演作がすべて神谷さんにお願いしたい」とうれしい申し出が。神谷さんも笑顔でうなずき、「映像も芝居も完ぺきなので、日本語でどう伝わるのか、ニュアンスも考えながら演じた」とふり返った。エド・スクレイン&神谷浩史Netflix製作の「サンクチュアリ」で一躍脚光を浴びた一ノ瀬さんは、スペシャルゲスト声優として洋画吹き替えに初挑戦。主人公が仲間集めをする上で重要なキーマンとなるラフマン役に挑んだ。本作については、ペ・ドゥナが披露する剣闘アクションに惹かれたそうで「まるで侍のようで、本当にカッコ良かった」と興奮しきり。この発言に、ペ・ドゥナは「いつか、剣で戦うシーンを一緒に演じましょう」と共演シーンを提案していた。ペ・ドゥナ『アーミー・オブ・ザ・デッド』『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督が構想に20年以上を費やして完成させたSFスペクタクル2部作の第1部『REBEL MOON - パート1:炎の子』は12月22日(金)、世界独占配信スタート。黒澤明監督の名作『七人の侍』にインスパイアされ、銀河の支配者から自由を奪い返すべく立ち上がった7人の英雄の戦いが壮大なスケールで描かれる。続編にあたる『REBEL MOON - パート2:傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)世界独占配信される予定だ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年12月11日Netflix配信のビッグ・プロジェクト映画『REBEL MOON』の来日記者会見が12月11日(月)、都内で行われ、ザック・スナイダー監督をはじめ、出演するソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。会見には国内メディアはもちろん、APAC(アジア太平洋)から多くの報道陣が駆けつけ大盛況。また、男性アイドルグループ「INI」池崎理人が駆けつけ、登壇者に「想像の100倍のスケール感」と本作を見た感想を伝え、日本の冬の防寒具である半てんをプレゼントした。『アーミー・オブ・ザ・デッド』『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督が構想に20年以上を費やして完成させたSFスペクタクル2部作の第1部『REBEL MOON - パート1:炎の子』が12月22日(金)、世界独占配信スタート。黒澤明監督の名作『七人の侍』にインスパイアされ、銀河の支配者から自由を奪い返すべく立ち上がった7人の英雄の戦いが壮大なスケールで描かれる。ソフィア・ブテラ初のプロモーション来日を果たしたブテラは、捨て去った過去と向き合い、償うために立ち上がることを決意する主人公のコラを熱演。ダンサー経験と持ち前の身体能力を発揮したアクションも披露し、「確かにダンスの経験は、有益に生かすことができた」と回想。ただ、銃を扱うアクションは不慣れだったそうで「銃を持った状態で、どう立ち振る舞うか。その点はザックが熟知しているから、ひじの角度まで細かくチェックしてくれた」と語った。ペ・ドゥナ二刀流使いネメシスを演じるペ・ドゥナは、韓国の伝統文化を反映した“帽子”がお気に入りだと明かし、アクションシーンについては「自分でも『こんなこと、したっけ?』と思うほど、CGが加わった完成後の映像には驚いた」と本作ならではのビジュアル世界に驚嘆の声。エド・スクライン一方、主人公たちが立ち向かう冷酷非道なノーブル提督役のスクラインは、「限りなく邪悪で残虐。自分でも恐ろしい」と役柄を紹介し、「巣の自分は、農夫のように穏やかだよ」と話していた。10年ぶりの来日となったスナイダー監督は、本作のインスピレーションとして『七人の侍』に加えて、同じく黒澤明監督の『蜘蛛巣城』、『スター・ウォーズ』や『エクスカリバー』、『コナン・ザ・グレート』など多感なティーンの頃に出会った作品を列挙。「子どもだったから、『僕にもできるかな~?』と思ったんだ(笑)」と映画監督を志した当時をふり返り、「テクスチャーや美意識には、日本文化からの影響も受けている」とコメント。ザック・スナイダー監督2024年4月には続編『REBEL MOON - パート2:傷跡を刻む者』を控えており、「物語をシリーズ化する際には、たとえ映画に描かれないとしても、世界観のオリジンや歴史を考え、そこから逸脱しないよう理論的に計画を立てている」と緻密なプランを明かしていた。Netflix映画『REBEL MOON - パート1:炎の子』は12月22日(金)世界独占配信、『REBEL MOON - パート2:傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年12月11日エマ・ストーン主演・プロデュース、『女王陛下のお気に入り』ヨルゴス・ランティモス監督とともに描く『哀れなるものたち』。12月8日より全米での公開を迎え、昨年の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を大きく超える、この秋最高の館アベレージを記録。さらに豪華キャスト&スタッフ集結のN.Y.プレミアも実施された。原作は、日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界が映画界随一の鬼才ヨルゴス・ランティモスの手によって映像化。物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まり、蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンと壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。第80回ヴェネチア国際映画祭では惜しみない大絶賛を受け、最高賞である金獅子賞を受賞し早くもアカデミー賞最有力との声が鳴り響く。そんな本作がついに12月8日より、アメリカ4都市9劇場で公開を迎え、週末の3日間で興行収入64万4,00ドル(館アベレージ7万2,000ドル)を稼ぎ出した。この館アベレージは今年の秋公開作品として群を抜く成績で、より少ない館数で公開した『アステロイド・シティ』(6劇場)、『ボーはおそれている』(4劇場)に次ぐ今年3位。さらに、昨年アカデミー賞を独占し、10劇場でアメリカ公開スタートした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の興行収入50万1,305ドル(館アベレージ50,130ドル/最終全世界興収1億3940万ドル)をしのぐ大ヒットスタートを切った。また、現地時間12月6日にニューヨークで行われたプレミアのレポートも到着。主演のエマ・ストーンを始め監督のヨルゴス・ランティモス、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフなどの豪華主要キャスト&スタッフ陣が参加、ハリウッドにおける歴史的な大規模ストライキが明けた後のプレミアはマスコミからも大きな注目を集め盛り上がりを見せた。また、エマとは10代の頃からの友人という人気歌手のテイラー・スウィフトも登場し、エマとカメラに向かう貴重な場面も!テイラー・スウィフト、エマ・ストーンエマは本作について「この映画は一人の女性の自己発見の物語です。(主人公の)ベラは彼女自身から生まれた存在ですが、いろんな経験に積極的かつ興味津々で、大胆な女性です。彼女のキャラクターは私のお気に入りで、とても想像をかき立てられました」とコメント。「この作品は人によっていろんな受け取り方ができますが、それ以上に多くの疑問を投げかける映画かもしれませんね」と自身が演じた自由奔放で好奇心旺盛なヒロイン・ベラと、観る者によって受け取り方が変化するという本作の魅力について語った。エマ・ストーンエマとは『女王陛下のお気に入り』以来2度目の強力タッグとなったランティモス監督は「自分自身の視点で世界を体験する女性の物語です」と紹介し、「キャストの皆さんは素晴らしかった。私たちはお互いに多大な信頼を置き、一緒に取り組みました。このチームを続けたいとさえ思います」と絶賛。マーク・ラファロ、ラミー・ユセフ、ウィレム・デフォー「私は映画の撮影中に緊張していましたが、キャストの皆さんはリハーサルの時から大いに楽しんでいました。映画そのものがとても面白い作品なので、(私自身も)色々と考えをめぐらせることは非常に楽しかったです。(この映画を観た方が)私たちがどのように社会や社会常識を作り、それぞれの経験や背景など様々なことに興味関心を持ってくれると嬉しく思います」と本作の出来栄えについて自信を覗かせた。ヨルゴス・ランティモス監督なお、全米での大ヒットを記念して、唯一無二の世界観へと没入できるオリジナル・サウンドトラックも配信されている。『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。<R18+>(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年12月11日「東京コミックコンベンション2023」(東京コミコン2023)が過去最高の8万5,000人以上の来場者を記録し、大盛況のうちに閉幕。そして大阪コミコン2024の開催日時と東京コミコン2024の開催が決定した。クリストファー・ロイド「未来を良いものに」ドクの名セリフに会場感動最終日の最初にセレブ・ステージに登場したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の“ドク”こと、クリストファー・ロイド氏。この30年間で何度も来日しており、2022年の東京コミコン以来となったロイドを「ドク~!」の声援と拍手で迎えた。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の当時の思い出を聞かれると、「1作目を撮影する直前に徹夜で仕事をしていて、そこにあの有名なテーマ曲を作曲したアラン・シルヴェストリがやって来て『どんな映画になるんだい?』と聞かれたので私も『どんなものになるんだろうね?』という会話をしたのですが、まさかこんなに大ヒットするとは想像していませんでした」と回顧。「なので1作目が多くの方々に受け入れられたことが、その後のPart2、Part3を演じていく意欲にもつながりました」と40年近く前の思い出を語り、また、「良い作品にしてくれたのは脚本家や製作陣のお陰でもあり、私の大親友であり尊敬しているマイケル・J・フォックスのお陰です。彼は勇気とユーモアを併せ持つ、宝物のような人物です」とスタッフへの感謝と共演者への深い敬愛も。俳優としての役作りに関しては、「何かのキャラクターになることを非常に愛しているので、脚本をもらうとそれを理解しようし、そのキャラクターがどのように話し、表現し、ふるまうのか、とそのキャラクターの真実を追求するのです」と俳優として心がけていることを明かした。もし、1985年の自分が2023年の自分に会いに来たらどんな話をしたいか、と聞かれると、「今の時代は非常に不安定で、対立や緊張が高まっている」と話し、「でも人はいつでも自分で選択できるんです。より良い時代になるように。これからもより良い時代にするために、誰もが選択できるのです」と現在を憂いながらも未来への希望を真剣なまなざしで訴え、映画の中のドクの名セリフ「Your future is whatever you make it, somake it a good one.(未来は自分で作ることができる、だから良いものにしなさい)」を生披露すると、客席から大感動の拍手が巻き起こっていた。ユアン・マクレガー、テムエラ・モリソンら「スター・ウォーズ」ステージに集結午後には、「スター・ウォーズ」シリーズでお馴染みのユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンがズラっと並ぶステージイベントを開催。まずダニエルが日本語で「こんにちは~」と元気に叫びながら登場、続いてテムエラが、赤い両刃のライトセーバーで舞うようなパフォーマンスをしながら登場し、観客からは大喝采。最後にユアンが手を大きく振りながら登場し、客席に向かっての投げキッスを披露した。最初にオビ=ワン・ケノービ役が決まった当時の様子を聞かれたユアンが「決まるまでのプロセスがとても長く、多くの俳優の中から徐々に絞られ、最後の2人になった時にジョージ・ルーカスの前で衣装を着て演技をし、最終的に決まりました。I was the chosen one.(私は選ばれしものだった)」と映画の自身のセリフをアレンジした言葉も交えて答えると、場内から割れんばかりの拍手と大歓声。そんなステージの最中もステージや会場のファンの様子を自分のスマホで撮影していたテムエラは、実は今月12月26日が誕生日。そんな彼に、ダニエルが突然「実は、誕生日おめでとう!」(日本語)と叫ぶと舞台上にサプライズのバースデーケーキが登場。それに合わせて客席から「ハッピー・バースデー!」の大声援が起こり、ダニエルとユアンも「Happy Birthday to you」のデュエットでお祝いし、歌の途中からテムエラも加わって盛り上がりを見せた。その後、ステージを埋め尽くすほどの「スター・ウォーズ」コスプレイヤーたちが登場すると3人は大喜び。コスプレイヤーとハグをするユアンや、自らマイクをライトセーバーに見立てて戦闘態勢を取ったりと、和気あいあいのギャザリングに。最後にテムエラが「またここに帰ってきます。息子とオビ=ワンと共に」とジャンゴ・フェットになりきったメッセージを残して3人はステージを後に。その後ステージ上では、「東京コミコンにフォースあれ!スター・ウォーズ・ギャザリング2023」に突入。その完成度、アイディアに毎回圧倒されるギャザリングには、「スター・ウォーズ愛を語ろう」というテーマでコスプレイヤーたちの熱いトークが繰り広げられた。マッツの受賞を会場がお祝い!アンバサダー・新田真剣佑ら登壇のグランドフィナーレファンと共に3日間駆け抜けたセレブ、そしてアンバサダーたちが大集結する最後のステージ。ステージが始まる前に、何とステージ下の通路を右から左へユアンが通り過ぎるというサプライズが起き、始まる前から観客の熱狂を誘った。続いてアンバサダーの新田真剣佑が登壇し、「サイン会・撮影会の時に今の作品も過去作も“良かったです”とファンの方々に言って頂けるのが一番で、私の作品を楽しんで下さっているのがとても嬉しかった」とふり返り、「ここのところアクション作品が多かったので、シリアスな役、悪役、普通の役もやってみたいです。自分が演じたアクションの中では『るろうに剣心』の時の役がトップレベルだったと思います」と話した。そして豪華来日セレブが次々に登場、1人ずつ登壇する度に客席から満場の拍手と歓声が飛び交う。全員がステージ上に揃ったところで、12月9日(現地時間)ベルリンで発表されたヨーロッパ映画賞(The European Film Awards)でマッツ・ミケルセンが男優賞(Best European Actor)を受賞したことがメインMCのLiLiCoから告げられ、ほかのセレブからも会場からも大きな拍手が!来日セレブたちもそれぞれに挨拶し、ポム・クレメンティエフは「皆さんのエネルギーや愛が、私にコミコンに参加する意味を思い出させてくれました」と語り、ユアンは「あっという間だったけどワンダフルな経験だった。また戻って来たい!」と熱くコメント。トム・ヒドルストンは「皆さんのやさしさ、熱意に本当に感謝します」、ベネディクト・カンバーバッチは「思いやりがあって優しくてワンダフルでゴージャスなファンの皆さん、そして東京コミコンのスタッフの方々にも心から感謝します」と感謝を伝える。マッツは「僕とサイン会・撮影会まだしてない人手を挙げて!」と言い、客席から多くの手が上がると「分かった、また帰って来るからね!」と挨拶。最後に、発表済みの大阪コミコン2024に続いて東京コミコン2024が来年、合わせて開催されることが発表され、イベントは幕を閉じた。「大阪コミコン2024」は2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)開催、「東京コミコン2024」開催決定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月11日東京ディズニーリゾートでの<物語が始まる乗りもの>ディズニーリゾートライン、そのリゾートゲートウェイ・ステーション内では、リゾートライナーをテーマにした展示「Enjoy the ride! Resort Liner」を開催中だ。この「Enjoy the ride! Resort Liner」の展示では、かつて実際に運行していたリゾートライナー(Type X)車両の展示のほか、普段ゲストが見ることのできない運転席での特別体験&記念撮影や、キッズもつり革に触れることができるフォトスポット、景色が移ろい変わる車窓を模したフォトスポットなどが用意され、普段リゾートライナーで乗車する体験とは別の「楽しさ」を感じることができるようになっている。11月中旬の取材日には実際に数多くのゲストが訪れており、展示や撮影を満喫していた。また、「Enjoy the ride! Resort Liner」の展示の中には、リゾートライナー・フォトギャラリーとして、過去の特別ラッピング車両などの写真をいくつも展示している。季節のスぺシャルイベントなどと連動して誕生した懐かしの特別車両の数々を、じっくりと堪能することができる。また、同企画と連動してスペシャルムービー「あの頃もこれからも編」を公開中だ。いまも昔も変わらないディズニーリゾートラインの体験を通して、東京ディズニーリゾートでの世代を超えた「物語の始まり」を感じることができる動画で、東京ディズニーリゾートのオフィシャルYouTubeチャンネルやディズニーリゾートラインの特設サイトで視聴が可能だ。リゾートライナーの魅力を深く知れる展示「Enjoy the ride! Resort Liner」は、2024年9月1日(日)まで開催中。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月11日東京ディズニーランドでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催中だ。クリスマスをイメージしたスペシャルメニューやスーベニア付きメニューが期間限定で登場。多くのゲストを魅了している。そのうちのひとつ、東京ディズニーランドのクリッターカントリーにあるサラおばあちゃん自慢の料理を楽しめるレストラン「グランマ・サラのキッチン」では、みんなで過ごす温かなクリスマスをイメージしたオムライスのセットである「スペシャルセット」(1,980円)を提供中だ。大きなエビフライと色とりどりの野菜を添えてエビトマトクリームソースをかけた、子どもも大人も楽しめるオムライスと、ストロベリーソースのチョコケーキ(クルミ入り)、ソフトドリンクのセット。プラス450円でセットのソフトドリンクを生ビールに変更もOK。12月25日(月)まで。なお、同店では、11月8日(水)より「ディズニー・モバイルオーダー」対象となり、パークの対象レストランのメニューを、パーク入園後にレストランに直接並ぶことなく、東京ディズニーリゾート・アプリで、好きな場所で好きな時間にオーダーできるサービスに対応している。そして同会期中、ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでもクリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインでもオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもクリスマスツリーをはじめとするデコレーションなどが登場する。TDL40回目のメモリアルなクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、心あたたまる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月10日東京ディズニーリゾート内にある商業施設「イクスピアリ」にて12月8日(金)、NPO団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」が支援するこどもたちとその家族ら約150名以上を招待した上映イベント、Wish Together『ウィッシュ』特別先行上映会が開催された。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』の12月15日(金)劇場公開に合わせ、難病と闘うこどもたちの“願い”を叶えるNPO団体「メイク・ア・ウィッシュ (R)」を支援する「Wish Together」キャンペーンを実施しており、そのキャンペーンの一環として、映画『ウィッシュ』を「シネマイクスピアリ」で上映した。上映後、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社代表取締役社長キャロル・チョイ氏が登壇して、参加者に向けて次のようにあいさつをした。「こどもたちの願いを叶えることは、ディズニーが行う様々な活動の中で最も重要な活動の1つです。20年以上にわたり、日本全国でこどもたちの夢を実現するために一緒に活動してくださったメイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンの仲間たちに感謝します」。その後、特別サプライズゲストのミッキーマウスとミニーマウスが、ディズニー100周年を記念したプラチナカラーの衣装で登場すると、この日最大の歓声がシアター内に巻き起こり、こどもたちはミッキーやミニーと嬉しそうにハイタッチを行ない、ふれあいを楽しみながら記念写真を撮影していた。「ミッキーとハイタッチできた!」「まさか会えるとは思っていなかった」という喜びや驚きの声が次々と上がっていた。ディズニーとメイク・ア・ウィッシュは、世界中で15万人以上の病気と闘うこどもたちとその家族に、最も必要とされる時に安らぎと楽しいひと時を届けるため、米国のディズニーランド リゾートで1番目の公式な願いが叶えられた時から40年以上にわたって協力してきた。日本ではこどもたちから寄せられるウィッシュ(願い)の中でもディズニーに関連するウィッシュはその半数近くを占めており、ディズニーはこれまでも数多くのウィッシュを叶えてきた。ディズニーは今後も物語とキャラクターが持つ力を通じて、病気に立ち向かうたくさんのこどもたちに笑顔を提供していくという。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.
2023年12月10日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催中だ。クリスマスをイメージしたスペシャルメニューやスーベニア付きメニューが期間限定で登場している。そのうちのひとつ、東京ディズニーランドのウエスタンランドにある「プラザパビリオン・レストラン」では、あたたかいシェパーズパイとパスタがセットになった「スペシャルセット」(2,200円)が登場している。パイとパスタの上には、それぞれ大人気のキャラクター“リルリンリン”が飾られていて、見た目でもクリスマスらしさを感じることができる。シェパーズパイマッシュポテトで作るミートパイ“シェパーズパイ”は、カラフルな野菜のマリネを添え、焼き上げたパン粉のサクサクとした食感が楽しい一品。パスタは、フェットチーネにシーフードトマトチャウダーをたっぷりとかけたもので、濃厚なソースは後を引く美味しさだ。また、プラス430円でセットのソフトドリンクを生ビールに変更もOK。12月25日(月)まで。パスタ同じくホリデー限定メニューとして、人気のスウィーツセットのうちのひとつがクリスマス期間限定のケーキ「マスカルポーネチーズケーキ&ピスタチオクリーム」になった「スウィーツセット」(1,580円)もおすすめ。クリスマスカラーに彩られ、マスカルポーネチーズ、ピスタチオクリーム、そしてストロベリーソース、それぞれの風味が豊かに香るスウィーツとなっている。スウィーツセットちなみに東京ディズニーリゾート40周年を記念した「スペシャルケーキ」、ミッキーマウスをイメージしたチョコレートをトッピングした「ホワイトチョコレートムースとオレンジソース(ナッツ入り)」も引き続き楽しめる。なお、デザートは単品でも購入可能だ。そして同会期中、ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでもクリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインでもオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもクリスマスツリーをはじめとするデコレーションなどが登場する。TDL40回目のメモリアルなクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、心あたたまる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月09日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催中だ。パーク内にはクリスマスをイメージしたデコレーションが数多く期間限定で登場しており、多くのゲストを魅了している。東京ディズニーシーでは、アメリカンウォーターフロントに高さ約15メートルの大きなクリスマスツリーが4年ぶりに復活したことでも大きな話題に。ツリーには40周年のロゴが施されており、祝祭感もあふれている。しかも日が暮れるとサイドにある2個のツリーとともに光り輝く演出が加わり、パークがより一層ロマンティックな雰囲気に包まれるのだ。また、ウォーターフロントパークやメディテレーニアンハーバーでも華やかなデコレーションやきらびやかなイルミネーションで彩られ、ケープコッドには、ダッフィー&フレンズのオーナメントが飾られたツリーが登場するなど、心あたたまる雰囲気のパークを存分に楽しめる。なお、平日(祝日を除く)の17時からどちらかのパークに入園できるチケット「ウィークナイトパスポート」を使えば、リーズナブルに東京ディズニーシーのロマンティックなホリデーを満喫できる。そして同会期中、ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでもクリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインでもオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもクリスマスツリーをはじめとするデコレーションなどが登場する。TDL40回目のメモリアルなクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、心あたたまる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月08日現在開催中の「東京コミックコンベンション2023」では、参加セレブが登壇するセレブ・ステージも随時実施されている。今回はその中でドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」や映画『ドクター・ストレンジ』で知られるベネディクト・カンバーバッチのステージの様子をお届け。屋内の熱気冷めやらぬ夕刻すぎ、ギターのカッティングが印象的なBGMに合わせて踊りながら登場したカンバーバッチ。「ハーイ!」と陽気に挨拶すると、MC大井田曰く「会場のファンたちの目が一瞬でハートマークに」。回転椅子を活用し、右から左へと小刻みに手を振るサービスで観客から手のウェーブを引き出したり、途中で運ばれてきたお茶を美味しそうにいただいたり、終始マイペースかつお茶目な仕草で会場を魅了していた。今回は事前にファンから募った質問をMCが投げかけていくスタイルでステージが進行。以下、その時のQ&Aを写真と一緒にお届けしよう。ー東京コミコンに参加しての気持ちをお願いします。素晴らしいです。こちらに来ることができて本当に光栄です。規模も非常に大きいですし、速度も速い。色々な物事がスピーディーに進んでいますが、こちらにいらっしゃる方は非常に平和的で、それでもって情熱的で。ありがとうございます。ー役者を目指している者で、あなたのようになりたいのですが、あなたが役者としての素晴らしいキャリアを叶えるためにした努力や何か心がけていることなどはありますか。非常に良い質問ですね。他の誰かになろうとしない、真似をしないということ。私は生計を立てるために(俳優業を)始めたのですが、とはいえ自分が情熱をもって好きなことをやれるというのが幸せだったということです。その後は一生懸命努力をし、学ぶこともありました。機会や運などに恵まれたこともありましたけれど、それらの先にあるものは、努力をしてここまでやってきたと思います。(通訳さんが長文を訳したことに対して)短い回答にしておくべきでした。失敗を恐れないこと、失敗は学びでしかないので。そして、自分であれ。自分しか、自分になれないから。あとは、挑戦をし続けてください。ー(『SHERLOCK(シャーロック)』と『ドクター・ストレンジ』で演じたキャラクターにちなんで)名探偵と魔法使い、なれるとしたらどっちになりますか?あ~……次の質問お願いします。(会場で笑いが起きる)ごめんなさい、そしてこのような瞬間をくださって感謝はしているのですが、これらのキャラクターでどちらが良いという風に思うことはないのですね。共通する点はキャラクターによってあるかもしれませんが、それぞれ個性があるので、どちらが良いということはないのです。ー『ドクター・ストレンジ』の最新作の最後で、目が一つ増えましたね。自分の身体の中で、もっと増えてもいいなと思う箇所はありますか?(爆笑が起きる)お子さまたちも聞いているのでね……(また会場が笑いに包まれる)。何か一つ余計に、となると結構大変なのでいらないかなと思います。でももしもと言うのならば、脳みそですかね。私は今、時差ボケではない脳が欲しいと思っています。ー初来日が『スタートレック』のカーンを演じた時のPRの時ですね。その時の浴衣姿がとても印象的だったので、着物姿の役をやっていただきたいです。例えば『ラスト サムライ』のように着物を着る役を演じる、というアイディアはいかがですか?イギリス人の侍でなくてはいけないですよね?異なる文化の作品については、非常に繊細な問題なので簡単にやる・やらないと言えないと思ってはいるのですが、過去にどんな作品があるのかなと思うと(『ラスト サムライ』の)、トム・クルーズさんがやられていましたよね。着物は装いとしても心地良く、様々なプリントがあって美しいですし、そういう点ですごく素晴らしいと思っています。もしもそういう脚本がどなたかが書いてくださったら、読んでみても良いかもしれません。私自身、日本の文化を愛していますし、2013年の来日時は光栄でした。実はその時はカーンではなく、ジョン・ハリソンですよ。嘘をつかないでお話しした方がいいなと思ったので。今回は短いですが、長い期間、日本でお仕事させていただく機会があるといいなあと思っています。ーリクエストです。シャーロックの考えるポーズをぜひやっていただけないでしょうか。ー『ハムレット』や『フランケンシュタイン』などあなたの演劇がすごく好きです。次の舞台の予定があれば絶対に観劇しに行くので、もしあれば教えてください。ありますけれど教えられません。私自身、舞台をやりたいとずっと思っていますので、“今準備中のものがある”ということまでは教えられます。(観劇ツアーを組めるように)十分な時間をもってお知らせしたいと思います。ー最後に、日本のファンに一言ご挨拶いただけますか。ヒュージ(huge)ありがとうございます(日本語で)。心の底から感謝しています。日本の方は皆優しくて時として忍耐強くいてくださる。私は日本に来ることが本当に楽しみで、私の作品を届けられるだけでなく、私自身がこちらにきて、直接皆さんと会うことができるというのは私にとってとても意味のあることです。確かにイギリスから遠いのでなかなかしょっちゅう来ることはできませんが、日本の文化を愛していますし、そういった私のメッセージを直接みなさまにこうして届けられることを本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。(text:山根由佳/photo:タンスタ未央)
2023年12月08日12月8日(金)、アメコミ・映画・ポップカルチャーの祭典「東京コミコン」が再び幕張メッセに戻ってきた。2023年度の「東京コミコン」は、8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間開催。豪華セレブゲストのラインアップは「今までで最高」との呼び声の高い布陣で、会場の外では早朝より様々な作品への愛を込めた装いのファンたちが列を成して待っていた。同イベントの目玉の一つは、セレブたちが一堂に会するオープニングセレモニーとグランドフィナーレ。今回はオープニングセレモニーの様子をお届けする。「東京コミコン2023」オープニングセレモニーレポート入場規制がかかり、熱気むんむんのセレブステージ。定刻より約15分遅れで、オープニングの進行およびメインMCを務める小田井涼平が明るく登場した。「盛り上がってますかー!」とのコールに、会場からは待ってましたとばかりに拍手が起こる。小田井さんの紹介で「東京コミコン2023」アンバサダーの新田真剣佑が登壇し、湧き上がる歓声。新田さんは、自身がスクリーンに大きく映っていることに気づいて少し驚いた様子を見せながら、「東京コミコン2023、開催します!楽しんでください!」と開催宣言を行なった。新田真剣佑PR大使/コスプレアンバサダーの伊織もえがハーマイオニーの格好で登壇して『ハリポタ』ファンの心を掴んだ後、東京コミックコンベンション代表取締役社長の胸組光明が登壇。「去年の幕張でのコミコンはやはりコロナの問題で色々な制限もあったのですが、今回はそれが解けています。そういう意味で、皆さん本当に好きな形でエンジョイしていただけると思います。ちょっとあまり言葉が出てこなくて……。皆さんと後ろでご挨拶していて、完全にオーラに当てられて動けなくなっているんですけど(笑)」と、セレブたちを目前に圧倒されたことを明かした。そしてイベントの醍醐味、来日ゲスト登壇の時間に。ポム・クレメンティエフ先陣を切ったのは、ポム・クレメンティエフ(映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなど)。ピクシーカットにクロップト丈のファートップスというクールなファッションで颯爽と登場し、「皆さんこんにちは、日本に帰ってこれてワクワクしているよ。日本が大好き!今回は他の才能ある人たちと楽しみます。皆このイベントを楽しんでくれるといいな。東京コミコン!」と日本愛を声高に。ダニエル・ローガン続くは、毎度お馴染みのダニエル・ローガン(映画『スター・ウォーズ』シリーズなど)。「ただいま~」の声に観客からは「おかえりー!」と温かい声が上がる。テムエラ・モリソン次に、ダニエルと縁の深いテムエラ・モリソン(ドラマ「ボバ・フェット」など)がスマホ撮影をしながらノリノリでステージへ。出身であるニュージーランドの先住民マオリ族の民族舞踏“ハカ”を披露するなど、終始ノリノリ。「お元気ですか?こんにちはー!」と呼びかけ、会場はさらに熱気が帯びていく。エヴァンジェリン・リリーナタリア・テナ「招待してくださってありがとう」と満面の笑みでスターオーラを放っていたのは、エヴァンジェリン・リリー(映画『アントマン』など)とナタリア・テナ(ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」など)。壇上で隣同士になった2人が、仲良く談笑しているのも印象的だった。トップクリエイターたちも集う「コミコン」。『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズのアートワークで知られるグラフィックデザイナー、「ミナリマ」のミラフォラ・ミナとエドゥアルド・リマ、マーベル・コミック編集長のC.B.セブルスキーもステージへ。ユアン・マクレガー&トム・ヒドルストン豊かな髭を蓄えたユアン・マクレガー(映画『スター・ウォーズ』シリーズなど)と、スマートな雰囲気のトム・ヒドルストン(ドラマ「ロキ」など)が現れ、歓声はさらに大きくなっていく。ユアンも日本語で「こんにちは、どうも!」とコメントしていたが、トムがより難易度の高い「お招きいただきありがとうございます」という日本語を披露したことで、マクレガーが感心した表情を見せる一コマも。マッツ・ミケルセン今回「ワーナーブラザーズ」ブース内『ファンタスティック・ビースト』シリーズの陳列棚にグリンデルバルトのグッズがびっしりと準備されていたほど、熱狂的な支持を集めるマッツ・ミケルセン(ドラマ「ハンニバル」など)登壇時の歓声は言わずもがな。「皆を幸せにするよう努めるよ!(日本語で)ありがとう」とコメントすると、もはや悲鳴に近いほどの叫び声も聞こえるほどだった。ベネディクト・カンバーバッチベネディクト・カンバーバッチ(映画『ドクター・ストレンジ』など)は、ひょこひょことお茶目な動きをしながら登場。カンペをチラリと見ながら日本語で「お会いできて嬉しいです」と言うと、和やかなムードが漂う。クリストファー・ロイドそして最後を飾ったのは、クリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなど)。観客同様、他のセレブたちからもリスペクトの眼差しが注がれていた。小田井さんと伊藤さんが「皆さんにとってもそうだと思いますけど、僕にとっても、こんなに究極のマルチバースはないです!」「ファン目線でニコニコしちゃいました」と、ファンたちの想いを代弁したところで、恒例・鏡開きの準備へ。伊藤さんがユアンに鏡開きについて説明し、ユアンがその情報をトムに共有。2人で他のセレブたちにアレコレ説明して回る様子や、ダニエルがテムエラと共にポーズを決める様子など、準備中であれど、ファンにとってはたまらない光景が繰り広げられていた。そして、いざ鏡開き。無事役目を果たした後に小槌を上げて祝すダニエル&テムエラ、成功後に小槌をコツンと交わして笑い合うクレメンティエフ&リリー、サクッと叩いた後に握手するマッツ&カンバーバッチ、とにかく激しく叩きまくるトム&ユアン、ちょっとてこずっていたナタリア&ロイド、とそれぞれのキャラが際立っていた。最後はフォトセッション。観客席に向けて手を振ったり、ピースサインをしてみたり、肩を組んでみたり……サービス満点のセレブたちに、あちらこちらから感激の声が飛び交う。大盛況のうち、「東京コミコン2023」の幕が上がった。「東京コミコン2023」アンバサダー新田真剣佑インタビューオープニングセレモニー後、新田真剣佑の囲み取材が実現!その様子もお届け。――アンバサダーの話を始めて聞いた時、どう思われましたか?素直に嬉しかったですし、色々な国の「コミコン」に行っていますけれど、やはり日本の「コミコン」に参加できることと、アンバサダーを務めることは、スペシャルな感じがしており、楽しみにしています。――「東京コミコン」で楽しみにしていることは?本当にたくさんのファンの方にお会いできること。あまりそういう(ファンの方と会える)場は「コミコン」でしかないので、とても楽しみです。――アメコミといえばヒーローが活躍するコミックスが多いと思うのですが、ご自身にとってのヒーロー像はどのようなものですか?何年後かの自分、にしておきます。期待していてください。――お会いしたらテンションが上がるな、というセレブの方はいますか?ロキ(トム・ヒドルストン)、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)ですかね。もうお会いしましたけど、「うわああ!」となりました。普通のご挨拶させていただいただけですが。――今回はアメコミの祭典ですが、新田さんご自身が小さい頃に憧れて、少し真似した、ごっこ遊びしたなという思い出はありますか。柳生十兵衛(※注:江戸時代初期の剣豪)しかないです。刀だらけだったので。父(千葉真一)の学校の生徒の皆さんを斬る(演技をする)と、皆いいリアクションをしてくれるので、幼い頃、よくしていました。――アンバサダーとしての意気込みをお聞かせください。より多くの方々に楽しんでもらえたらいいなと、ただただ、素直にそう思います。こういう場というのは本当に年に一度しかないと思いますので、皆さん、好きなセレブの俳優の方にお会いできる機会ですので、ぜひ楽しんでいってください。――2023年は、どんな一年でしたでしょうか?本当に幸せな一年でした。(Netflixのドラマ)「ONE PIECE」が配信され、本当に多くの方々に愛される作品になったので。ますます来年が楽しみかなと。(今年の漢字を表すなら)「幸」です。――来年の意気込みもお願いします。「ONE PIECE」のシーズン2も期待度の高い作品に参加しますので、よりシーズン1を超える良い作品にしたいなと思います。楽しみにしていてください。(text:山根由佳/photo:タンスタ未央)
2023年12月08日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催中だ。パーク内にはクリスマスをイメージしたデコレーションが数多く期間限定で登場しており、多くのゲストを魅了している。そのアイコニックな存在が、ワールドバザール中央にそびえ立つ高さ約15メートルのきらびやかなクリスマスツリーだろう。「ドリームガーランド」で華やかに彩られた東京ディズニーランドのワールドバザールは、クリスマスらしいガーランドが加わり、アニバーサリーイヤーならではのクリスマスを華やかに彩っている。そして上記ツリーには今年限定の40周年のロゴが飾られ、祝祭感にあふれたクリスマスを楽しめる。ちなみに例年ワールドバザールにはミッキーシェイプのリースが多く飾られていたが、今年はクリスマスらしいガーランドが登場したため、レストラン「イーストサイド・カフェ」側の通りと、レストラン「センターストリート・コーヒーハウス」側の通りにある。また、クリスマスの妖精“リルリンリン”のオーナメントが各所に飾られるなど、東京ディズニーランドのファンタジックなクリスマスを演出中だ。そして同会期中、ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでもクリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインでもオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもクリスマスツリーをはじめとするデコレーションなどが登場する。TDL40回目のメモリアルなクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、心あたたまる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月08日ブラジルコミコンで開催された『アクアマン/失われた王国』のパネルディスカッションに監督&キャストが登壇した。ジェームズ・ワン監督とジェイソン・モモア主演で大ヒットを記録した『アクアマン』の続編となる本作。公開に向け世界中のファンが注目する中、ブラジル・サンパウロで開催されたブラジルコミコン(CCXP23)にて『アクアマン/失われた王国』のパネルディスカッションが行われた。前作に引き続き主人公・アクアマンを演じるジェイソン・モモアをはじめ、アクアマン弟・オーム役のパトリック・ウィルソン、アクアマンの宿敵ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世など豪華面々が集結。さらに、海底アトラクション・エンターテイメントという新境地でファンを魅了するジェームズ・ワン監督も登場し、会場を熱狂の渦に包んだ。会場には、アクアマンのシンボルである三叉槍・トライデントを高々と掲げ、会場全体に歓喜を響かせるファンがずらりと並んだ。全ての海の生物を率いる海底アトランティスの王“アクアマン”を演じるジェイソン・モモア(『ジャスティス・リーグ』、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』)は、王を出迎えるに相応しいファンの熱い歓迎に「この舞台に戻って来られてワクワクしている!とても嬉しいよ!」と喜びを語った。さらに、本作の構成にも関わったモモアは「もう8~9年アクアマンを演じているから、前作が完成したすぐ後から俳優としても“アクアマン”としてもやりたいことのアイデアがどんどん浮かんできたんだよ。だからたくさんリサーチして、考えをまとめた膨大な資料をジェームズとDCに渡したんだ。いいアイデアもあったみたいで、ジェームズがこの映画で形にしてくれたんだ」と最新作に対する熱い思いを明かした。また、本作の舞台を海から陸・空にまでも広げ、前作以上のアトラクションムービーに仕上げたジェームズ・ワン監督は「アクアマンは3Dや4Dで観ると格別に楽しいんだ。まさにそういったラージフォーマットで観てもらうために作られた完璧な映画とも言える!僕たちが作り上げた世界観を表現するのにとても適しているから、是非豊富なラージフォーマットで観ることをオススメしたいと思っているよ!」と世界中で公開を待ちわびているファンに向け、自信を語った。そんな監督が絶大な信頼を置いているのが、前作で海の世界を汚す人類の壊滅を狙い、それを阻むアクアマンと史上最大級の兄弟喧嘩を繰り広げたアクアマンの弟・オーム役を演じるパトリック・ウィルソン(『インシディアス』シリーズ、『ウォッチメン』)。本作では、世界を滅ぼすほどの邪悪な力を秘めた敵から海底世界と人間界を守るためアクアマンとともに立ち上がる。そんな自身が演じるオームについてパトリックは「これはオームの贖罪の物語でもあり、自分との戦いでもあるんだ。僕は彼の物語を見守りたいと思うよ」と解説し、反発し合いながらも助け合う凸凹兄弟コンビに注目したい。また、父を亡くしたことでアクアマンを恨み、古代兵器“ブラック・トライデント”の力によって世界最大の脅威となるアクアマンの宿敵ブラックマンタを演じるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(『グレイテスト・ショーマン』、『マトリックス レザレクションズ』)は、「ブラックマンタは復讐に取りつかれている。今回はブラック・トライデントのおかげでアクアマンを追いつめるほどの能力を手に入れたんだ」と前作をも超える邪悪な敵がアクアマンを待ち受けていると明かした。会場は終始公開を待ちわびるファンの声援に包まれ、公開に向け本作に勢いをつける大盛況のイベントとなった。『アクアマン/失われた王国』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アクアマン/失われた王国 2024年1月12日より全国にて公開(c) 2023 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved. TM&(c)DC
2023年12月07日アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』で主演を務め、『TOVE/トーベ』などで知られるフィンランドの国民的女優アルマ・ポウスティが初来日。12月6日にアキ・カウリスマキ監督の大ファンである俳優・松重豊と先行上映のトークショーに登壇した。本作は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。今年のカンヌ国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、先ごろアカデミー賞国際長篇映画賞部門のフィンランド代表にも選出。本国フィンランドでは、動員20万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える動員数を記録、フィンランドのみならずフランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。アルマは「こんにちはー!ありがとう!!」と日本語で満面の笑みを浮かべ、「実は今日はフィンランド106年目の独立記念日。そんな特別な日をカウリスマキ映画の雰囲気の中で皆さんとご一緒できて光栄です」と満席の会場に向けて挨拶。続いて、アキ・カウリスマキ監督の大ファンである松重さんが大きな花束を手に登壇。その髪型は、カウリスマキ監督の『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』にオマージュを捧げたリーゼントスタイルというこだわりぶり。「僕は自分が出ている映画の舞台挨拶にも行かない方ですが、アキ・カウリスマキ監督の作品ならば髪の毛をおっ立てても出たいと思った。とにかく大ファンで御座います」と熱弁すると、アルマはその髪型に「ファンタスティック!」と大笑い。松重さんは「アルマさんに笑ってもらえるなんて…幸せな気持ちです!」と語った。「短い中に物語が凝縮」松重豊が語るアキ・カウリスマキ監督の魅力約6年ぶりのアキ・カウリスマキ監督復帰作『枯れ葉』を先んじて鑑賞した松重さん。「引退すると言った人がもう一度作るというのは日本でもあることですが、よくぞ戻って来ていただいたと思った。そしてどんなテイストになるのかと思ったら、『パラダイスの夕暮れ』、『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』のいわゆる労働者三部作に連なるものだった」とコメント。「しかもアルマさんがカティ・オウティネンを上回る演技をされていて…魅了されました」と絶賛した。一方のアルマは「引退撤回を一番驚いているのはアキ監督自身だと思います。意欲的に盛り上がり、脚本も指が勝手に動いて書いた結果、労働者3部作に連なる4作目が生まれたそうです。そして監督業に戻ってきただけではなく、私たちのような新しい俳優を迎え入れて作ってくれたのも素晴らしいことだと思います」と述べた。松重さんは、アキ・カウリスマキ監督の作品の魅力について「世の中がわかりやすい作品を要求している中で、それとは逆行している作風ではあるけれど、81分という短い中に物語が凝縮されている。そこに置かれた役者の表現力は問われるものです。言葉で説明したり過剰な演技をしたりすることなく、一瞬一瞬の表現に満ち溢れている空間がアキ・カウリスマキ監督の作品。そこに触れることで僕らの信じる表現が世界のどこかにはまだあるぞと思わせてくれる」と熱弁した。“沈黙の巨匠”アキ・カウリスマキ監督の「ピュアで正直な脚本」そして松重さんは「今回の作品の脚本の分量はどのくらいですか?早口で喋れば日本だったら15分で終わるセリフ量ですよね?」とアルマに質問。これにアルマは「確かに、私の人生の中で出会った一番短いページ数の脚本でした」と笑わせつつ「でも珠玉の一冊であり、素晴らしい文学であり詩的で、慎重に選ばれた言葉が使われています。アキは沈黙の巨匠。一行のスーパースターだと思います。ちょっとした言葉にそのキャラクターの性格やヒントが散りばめられていて、足すことも引くこともできない。まさにピュアで正直な脚本」と明かす。「でもひとつだけ書かれていなかったのはウインクのシーン。あれは、撮影のときにアキが『やってくれ』と言ったんです」と笑顔で打ち明けると、松重さんは「これは貴重な話を聞けた」と大興奮。さらに、松重さんの興味は尽きず、俳優ならではの視点で「監督からは具体的にどんな演出や指示があるのですか?」と質問すると、「セリフは覚えるべきだが、読みすぎず練習や稽古はするなと言われました。そして撮影は基本的にワンテイクで終わります。俳優としてはとても怖いことですが、唯一のオンリーワンの瞬間がフィルムに焼き付けられます。それは二度と出来ないもの。すべてがワンチャンス」とアルマは明かす。「アキはカメラを覗いて、すべての配置を自分で動いて決めて、準備が揃うとカメラの横でアクション!と声をかける。モニターチェックも一切しません。なぜならば何が撮れているのかを把握しているからです」と巨匠の演出術に触れると、松重さんは「ワンチャンス…。その緊張感、僕も好きです!」と大喜び。今度はアルマが、松重さんに「日本でもワンテイクで撮影する監督はいますか?」と質問。これには「北野武さんなんかはそうです。テストというか、もう回していこうか…みたいな感じです」と答え、「テストを重ねて固まっていく芝居もあるけれど、一回しかできないものを切り取って映画が出来上がる方が僕はいい。究極的なことをいうと、ドキュメンタリーに近いものになればいいと思っている」と俳優としての理想像も告白した。最後に、松重さんはアキ・カウリスマキ監督作への出演も熱望。「もしそんなチャンスがあるならば、旅費から何から全部出してでも行きます。セリフなしだっていい!バーのウェイター役でも何でもいいから!」と前のめりになると、アルマも「松重さんはすでに髪型の準備も出来上がっているので、是非とも出演してほしいです」と太鼓判を押していた。また、来年6月には、『枯れ葉』の日本での公開を記念し、アキ・カウリスマキ監督が共同オーナーを務めている映画館「キノ・ライカ」への訪問やヘルシンキ近郊の撮影スポットめぐりなど、カウリスマキファンの心をくすぐる「キノ・ライカとアキ・カウリスマキの世界スペシャルツアー」が実施されると聞いた松重さんは、「スケジュール何とかならいかな」と本気で悩む様子も。まだまだ質問し足りないと漏らす松重さんに、アルマは「このような素敵な機会をありがとうございました。とても楽しかったです!」と感謝を伝え、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月07日『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズほか、オリジナルドラマを数多く有するプレミアムサブスクリプション型ストリーミングサービス「Paramount+(パラマウントプラス)」のメディア向け発表会が12月6日、都内で行われた。同サービスは、12月1日より日本上陸決定。WOWOWの「WOWOWオンデマンド」、およびJ:COMの「J:COM STREAM」にてそれぞれ提供がスタートを切った。メディア向け発表会には、「Paramount+(パラマウントプラス)」のインターナショナルマーケットを統括するマルコ・ノビリ氏、JCOM株式会社の代表取締役社長・芳賀敏氏、株式会社WOWOWの社長執行役員・田中晃氏が出席。パートナーシップ3社が顔を揃える形で、「Paramount+(パラマウントプラス)」の魅力をアピールした。「Paramount+(パラマウントプラス)」の日本でのサービス開始は、2022年6月の韓国に続き、アジアで2番目。同サービスは、世界的に急成長を遂げているプレミアムサービスの1つで、世界45か国で事業展開、加入者数は6100万人超え。日本国内では、CBS、SHOWTIME(R)、パラマウント・ピクチャーズ、MTVE、ニコロデオン、コメディ・セントラル、Miramaxなど、世界的に有名なブランドや制作スタジオの作品からなるParamountのオリジナルシリーズやヒット番組、人気映画などの最新作やあらゆるジャンルの多様なコンテンツを「WOWOWオンデマンド」、もしくは「J:COM STREAM」を通じて視聴できるようになる。「Paramount+(パラマウントプラス)」のインターナショナルマーケットを統括するマルコ・ノビリ氏ノビリ氏は「日本の皆さんは、高品質なエンターテインメントがお好き。最も重要なマーケットなのです」と説明し、JCOMとWOWOW両社とのパートナーシップに感謝の意。膨大なコンテンツを、パラマウントの“山”に例え「ここには、すべてが揃っております」と熱弁した。同時に「何度でも見たいと思ってもらえるコンテンツばかり。まさに、ストリーミングに最適」とボリュームに加えて、クオリティの高さにも胸を張った。JCOM芳賀社長が、配信中のシルヴェスター・スタローン主演のクライムドラマ「タルサ・キング」について、「グイグイ引き込まれて、一気に9話まで見た」と興奮しきり。WOWOWの田中氏は「今後は共同制作にも発展していければ。ぜひ『CSI:TOKYO』作りましょう!」と提案していた。こがけん、秋元才加、☆Taku Takahashi(m-flo)メディア向け発表会には、俳優の秋元才加、映画好き芸人のこがけん、☆Taku Takahashi(m-flo)も駆けつけ、それぞれの視点から、「Paramount+(パラマウントプラス)」の期待作について語った。10月6日に第1子出産を発表してから初めて公の場に登場した秋元さんは、「子どもと見られる作品…、『スポンジ・ボブ』がいいですね。先日出産したので、映画館に足を運ぶことが難しいので、パラマウントプラスを育児の合間に見ながら、ホッと一息つけます」と笑顔で語った。映画通で、トム・クルーズ大好き芸人としても知られるこがけんさんは、やはり『トップガン』や『ミッション:インポッシブル』フランチャイズといったトム主演作が気になる様子。「すべての作品で、トムは7割走っています!」とファン目線で解説した。☆Taku Takahashiさんは、大の「スタートレック」ファンだけに、「スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」の日本上陸に「本当に待ちわびていた」と声を弾ませていた。(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日東京ディズニーリゾート内にある商業施設「イクスピアリ」では、ディズニー映画最新作『ウィッシュ』がシネマイクスピアリで公開することを記念して、様々な装飾やフォトスポットが登場している。街の中央2Fセレブレーション・プラザには、今年のイクスピアリのクリスマスを象徴するモミの木(生木)を使用した約7メートルのクリスマスツリーが登場しているが、広場中央にそびえるツリーやガーランドが『ウィッシュ』をイメージしたカラーに様変わり。映画の名シーンが描かれたオーナメントのほか、劇中のキャラクター“スター”がまるで空から降りてきたような写真が撮れるようになっている。12月25日(月)まで。また、同じく2Fセレブレーション・プラザでは、11月27日より、そのクリスマスツリーを取り囲むように主人公アーシャや子ヤギのバレンティノ、マグニフィコ王などが描かれたフォトロケーションも登場した。こちらは1月31日(水)までだ。なお、JR舞浜駅至近にあるエントリー・プラザの日時計にもキャラクター“スター”がいるので探してみて。そのほか3Fグレイシャス・スクエアにも『ウィッシュ』の装飾が登場しているほか、館内BGMでは『ウィッシュ』の劇中歌「ウィッシュ~この願い~」のほか、ディズニー名作品の珠玉の楽曲を楽しめるようになっている。こちらも1月31日(水)までだ。さらに年末には期間限定で「ディズニーシアター」がシネマイクスピアリでスタートする。これはかわいいキャラクター“スター”がいっぱいの座席で『ウィッシュ』の世界を満喫できるもので、ディズニーシアター限定の特別な入場者プレゼントもある。期間は12月29日(金)~期間限定だ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.
2023年12月01日アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集めた「第24回東京フィルメックス」が閉幕。最終日となる11月26日に授賞式が実施され、各賞の受賞結果が発表され、べトナム、イラン、モンゴル、韓国の作品が賞に輝き、今年も未知の作品との出会いに盛り上がった会期が終了した。未来の人材を発掘、タレンツ・トーキョー・アワード2023まず発表されたのは、「タレンツ・トーキョー・アワード」。「タレンツ・トーキョー」とは、2010年より東京フィルメックスと同時期に実施されている映画人育成事業。東京都、アーツカウンシル東京、タレンツ・トーキョー実行委員会の共催、およびベルリン国際映画祭との提携、ゲーテ・インスティトゥート東京の協力によって実施されている。今年のフィルメックスにも、卒業生たちの作品が多くラインアップされており、豊かな才能が世界へ羽ばたき、そしてフィルメックスという場所へ戻ってきている。スペシャル・メンションは、『Free Admission』(アンジェリーナ・マリリン・ボク/シンガポール)と『Water Has Another Dream』(オーツ・インチャオ/中国)に。「タレンツ・トーキョー・アワード2023」は、『Mangoes are Tasty There』(サイ・ナー・カム/ミャンマー)が受賞。サイ・ナー・カム監督は「彼がこの東南アジアらしい物語を語る時、彼の個性や即興性、自信を見ることができ、私たちは、また少し彼の物語を知り、彼の物語を好きになります。この才能を発見できたことが喜ばしく、完成するのが楽しみな作品」との評価を受けた。監督からはビデオメッセージが寄せられ、「プロジェクトが止まってしまったこともあったが、サポートをもらって再び進めることができた。有難うございました」と感謝の言葉を述べていた。観客賞はモンゴル映画『冬眠さえできれば』が受賞11月25日までの上映作品を対象に、観客の投票で決定する観客賞は、モンゴルの作品『冬眠さえできれば』が受賞。ゾルジャルガル・プレブダシ監督の登壇は叶わなかったが、「たくさん人との愛と、親切の気持ちと、そういうたくさんの努力で作られた映画。あまりにも恵まれていない環境で生活する子どもたちの声を映画で叫びたい、彼らによい機会を与えられる映画をつくりたい、映画を作ってたくさんの人に見せたい、モンゴルの社会やこういう環境に済んでいる子どもたちに色々なよい影響を与えられる社会を作りたい、というたくさんの人の願いで作られた映画。その心が観客の皆さんにも届いてとても嬉しい」と、社会問題を変えたいという願いを込めた作品だったことにも触れたメッセージが披露された。ゾルジャルガル・プレブダシ監督学生審査員賞は韓国映画『ミマン』に学生審査員賞とは、審査員の専任から賞の運営まで、全て「東京学生映画祭」の手で行われる賞。「巧みな脚本と映像設計に魅了された。開発が進み変わっていく街の中で。記憶を紡ぎ、覚えていることが、世の中に対する希望なのではないか」という選評から、韓国の作品『ミマン』が受賞。『ミマン』登壇したキム・テヤン監督は、「映画の先生にいわれた言葉がある。映画を作るときはたくさんの人が関わって、そして、映画が公開されると、観客のみなさんもその一員になる。そのこと自体、本当にロマンチックで大切が気持ちなので、申し訳ない気持ちでなく、有難い感謝する気持ちで撮りなさいと。これからも映画を撮り続けられるように頑張りたい」と、映画作りの原点ともいえる言葉に触れ、今後への意欲も語った。キム・テヤン監督審査員特別賞は『冬眠さえできれば』『クリティカル・ゾーン』の2作品へ!審査員特別賞は2作品に贈られた。まず、1作品目は「的確な映画的表現と嘘のない観察で、苦闘する若者たちの姿に寄り添っている」と評された、モンゴルの作品『冬眠さえできれば』が受賞。観客賞と合わせて、2冠に輝いた。ゾルジャルガル・プレブダシ監督からのメッセージでは、「2017年にタレンツ・トーキョーで、企画段階で参加してタレンツ・トーキョー・アワードをもらった。それが大きな励みになり、この映画を作り終えることができた。また、プロデューサーのフレデリック・コルヴェともタレンツ・トーキョーで初めて出会い、この映画を一緒に作った。そんなフィルメックスで賞をもらえることが何よりも本当に嬉しい」と、フィルメックスとの深い縁に感謝していた。『冬眠さえできれば』共同プロデューサーのバトヒシク・セデアユシジャブと出演俳優のガンチメグ・サンダグドルジは来場が叶い登壇。サンダグドルジは「実は初めて映画に出演した。すると、その映画は、カンヌまで行き、それから世界をまわって今回東京まで来れたことを嬉しく思っている。モンゴルの子どもたちがよい教育を受けられるように、それから対立がなくなるようにと、メッセージを発信している映画なので、今後ともこのメッセージが世界に発表されて、良くなっていくことを願っている」と思いをコメント。セデアユシジャブは「初めてプロデューサーを務めた。今までドキュメンタリーに関わってきたが、子どもの教育がよくなり、平等な教育が受けられるようにというメッセージがあった映画なので、すぐに参加を決めた」と話し、2人とも、監督と同じ強い願いを持って参加したことが改めて伝わってくるコメントを残した。2作品目は「制約の中で、この映画作家はユニークで説得力のある方法で、攻撃的な体制に立ち向かう力強い映画芸術作品を作り上げた」と評されたイランの作品『クリティカル・ゾーン』が受賞。『クリティカル・ゾーン』アリ・アフマサデ監督の登壇は叶わなかったが、「オルタナティブなシネマ、アンダーグラウンドムービーに、そちらに注目してくれて、認めてくださって嬉しい。いつの日かその場に参加してお会いできたら。それを楽しみにしている」とメッセージを贈っていた。アリ・アフマサデ監督最優秀作品賞はベトナム『黄色い繭の殻の中』が受賞最高賞である最優秀作品賞には、「映画における永遠の探求を、野心的かつ愛おしげに描いている」と評された、ベトナムの作品『黄色い繭の殻の中』が受賞。ファム・ティエン・アン監督ファン・ティエン・アン監督は、映画祭が上映する機会をくれたことへの感謝を述べ、「つねに、独立映画を応援してくださって、独立映画の存在を支持していただいていることへ、感謝している」と、映画を愛する人が集うフィルメッックスの観客への気持ちも伝えた。また、「特に今回はプロではない役者たちが頑張ってくれた作品でもあるので、彼らの為に捧げたい。この賞は名誉な賞で、誇りに思っている。この誇りを彼らに捧げたい」と、チームへのあふれんばかりの思いも伝えた。『黄色い繭の殻の中』「アジアの異なる地域・言語の素晴らしい作品が各地で出てきた」最後に、審査員のワン・ビンから講評が贈られた。映画祭をふり返り、「今回フィルメックスに集まった映画というのは、アジアの若い映画の作り手たちの素晴らしい作品の数々だった。若い力のある監督たちが作品を作り続けていることが、このフィルメックスでよくわかった」と力を込めて語る。「このアジアの国々の作品というのは、本当にだんだんと良くなっていると思う。以前は限られた国や地域の中で作られた作品しか見られなかったが、今では、アジアの異なる地域、異なる言語の素晴らしい作品が各地で出てきたこと、これが最近の大きな特徴だと思う」とフィルメックスを通じて、アジア映画の成長を感じたとことを明かす。また、これまで作品は出品していたが、ワン・ビン自身がフィルメックスへ参加するのが初めてだったと明かし、審査員全員が非常に審査を楽しんだとして、今年の映画祭を締めくくった。「第25回東京フィルメックス」受賞結果◆最優秀作品賞『黄色い繭の殻の中』Inside the Yellow Cocoon Shell監督:ファム・ティエン・アンベトナム、シンガポール、フランス、スペイン/2023/178分◆審査員特別賞(2作品)『クリティカル・ゾーン』Critical Zone監督:アリ・アフマザデイラン、ドイツ/2023/99分『冬眠さえできれば』If Only I Could Hibernate監督:ゾルジャルガル・プレブダシモンゴル、フランス、スイス、カタール/2023/98分◆学生審査員賞『ミマン』Mimang監督:キム・テヤン韓国/2023/92分◆観客賞『冬眠さえできれば』If Only I Could Hibernate◆タレンツ・トーキョー・アワード2023『Mangoes are Tasty There』サイ・ナー・カム監督/ミャンマー*スペシャル・メンション『Free Admission』アンジェリーナ・マリリン・ボク/シンガポール『Water Has Another Dream』オーツ・インチャオ/中国(シネマカフェ編集部)
2023年11月27日特集ドラマ「正直不動産 SP」ドラマ10「正直不動産2」取材会が11月27日(月)に同作セットで行われ、出演する山下智久、福原遥、ディーン・フジオカが出席した。山下さんはディーンさんと初共演になるが、ディーンさんから「正直言って、(撮影は)楽しいです。山Pに会えるって、正直言ってうれしかったですね」と言われ、「うれしいです、ありがとうございます!」と表情をゆるませていた。特集ドラマ「正直不動産 SP」ドラマ10「正直不動産2」は、2022年にシーズン1を放送し、好評を博したドラマの続編。嘘がつけなくなった正直すぎる登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下さん)は、後輩の月下咲良(福原さん)とタワマン希望の夫婦を現地に案内。そこに、かつて永瀬の師匠で常にナンバーワンの営業成績を誇っていた神木涼真(ディーンさん)が現れ、その場で永瀬の客を奪ってしまう。山下智久撮影は和気あいあいと楽しい雰囲気で行われているという。永瀬を続投する山下さんは、演じる役について「永瀬自身はすごくシンプルに自分の夢を追いかけて、真っすぐに向かっていく。僕自身が、永瀬みたいに本音でがつがつ生きていけたらいいのかなと憧れみたいなものは強く持っています」と言いながらも、「共感できないところは正直すぎて要領の悪いところ、もどかしい!こうしたら営業成績1位取れるのにって。そこも含めて彼のキャラクターのよさかなと」とほほ笑んでいた。ディーン・フジオカディーンさんはライバルとして山下さんと対峙するのだが、「僕、とんでもない変わったキャラクターを今回演じています」と告白。山下さんとの共演について「実はメル友というか、LINE友というか。会ったことはなかったんですけど、タイミング合わずで。今回ご一緒できてうれしいです。正直な話でした」と伝えた。山下さんも「まず師匠である先輩がディーンさんで、すごく光栄です。登坂不動産の撮影現場では和気あいあいとですが、神木先輩とのシーンは緊張感があって。その対比も楽しませてもらっています」と手ごたえをにじませていた。山下智久、福原遥そのほか、取材会には根本ノンジ(脚本)、山本敏彦、黒沢淳(制作統括)が出席した。ドラマ「正直不動産 SP」は2024年1月3日(水)NHK総合21時~、ドラマ10「正直不動産2」は2024年1月9日(火)より毎週火曜日22時~NHK総合テレビ&BSP4Kにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月27日『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭3冠、第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督による最新作『悪は存在しない』の凱旋JAPANプレミアがメインロケ地・広島で行われ、2024年4月26日(金)より日本公開されることが発表された。今年、第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したことで、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭の3大映画祭のグランドスラムを果たし、アカデミー賞を含めると黒澤明監督以来の快挙を成し遂げた濱口竜介。本作は、3年弱の短期間での活躍に世界で最も注目される監督の1人となった濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』以降の長編映画最新作品であり、現在、世界中の映画祭、映画館で上映されている話題作。ジャパンプレミアは広島国際映画祭2023にて開催された。国内で初の上映となり、満席となった会場には上映後の盛大な拍手の中、レッドカーペットを歩きながら、濱口監督、企画・音楽の石橋英子、出演の大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁らが舞台挨拶トークショーに登壇しティーチインを含んだ1時間のトークを行った。国内初のジャパンプレミアを終えた感想を聞かれると、濱口監督は「広島では自分の初期の作品から上映していただき、また『ドライブ・マイ・カー』のメインロケ地として石橋さんと出会い、素晴らしい仕事ができて、その続きとして『悪は存在しない』のジャパン・プレミアでまた広島に来られて本当に心から嬉しく思います」と応じる。企画・音楽担当の石橋さんは「『ドライブ・マイ・カー』の時は広島に来ることができなかったのでようやく来ることができたという気持ちでして、こうして広島の地で皆さんと作品を共有できて嬉しいです」と喜びを伝えた。キャストの大美賀さんは「いろんな映画祭を巡って映画を紹介していただく経験は初めてで、このような作品に関われて嬉しいです」と語り、大美賀と親子役を演じた西川さんは「こうやってマイクを持って大勢の前でお話することも初めてで、お弁当を食べたりしてすごく楽しいです」と元気いっぱいに回答。続いて小坂さんは「自分も広島で『ドライブ・マイ・カー』でスタッフとして参加していたので大変嬉しいです」と、渋谷さんは「初めて広島に来たのですがこんなに広い会場で大きな拍手で迎えていただいて、あたたかい雰囲気ですごく嬉しいです」と、それぞれに語った。『悪は存在しない』が生まれるきっかけを作った石橋さんは「海外のプロモーターの方から、映像と一緒にライブをやらないか?と言われた時、あまりピンとは来なかったんですが、映像と音楽がそれ自体面白くて独立したものが作れれば、ライブでも毎回演奏の計画とかを色々変えていくことができて飽きずに演奏していけるんじゃないかと思って、人柄もチャーミングで作品も大好きな濱口さんにお願いしました」とコメント。濱口監督は「お話をいただいて、初めは『どうしよう!』と思いました」と言いながらも、「ライブでの映像は結構抽象的な映像のイメージがあったので。その後石橋さんから『濱口さんのいつものやり方で』とおっしゃっていただき、そこから普通に脚本を書いて劇映画を作る、そうすれば自由に使える映像素材が得られると思い、『GIFT』というライブパフォーマンス用映像が完成しました」と話す。そして「ただ自分自身が役者さんのセリフの声を聞いてしまうと感動するところもあったので石橋さんに確認を取ってもう1本、『悪は存在しない』を作ることになりました」とふり返えると、「すごく嬉しかったですね。それこそ<GIFT>でした」と石橋さんも応じた。さらに、濱口監督は、「そしてもう一つ入り組んでいることを説明しますと、主演の大美賀さんは、元々スタッフとしてシナハン(脚本を執筆する際のロケハン)時の運転手をやってもらってたところ、そのうち『あら!いいじゃない!』という気持ちになりまして(オファーしました)」と言い、場内の笑いを誘った。大美賀さんは「こんなふうに映画祭を回るなんて全く想定していなかったんですが、濱口監督の元でそういう経験をするのはすごく大事だなと思って受けました」と答え、その返答を受けて濱口監督は「大美賀さんは来月に監督作が控えてますんで」とフォローした(大美賀均監督作品『義父養父』は12月15日より下北沢のK2にて公開)。撮影や映画本編で印象に残っていることに話が及ぶと、小坂さんは、映画の中の説明会のシーンをあげ、そのシーンを演じて以来、「テレビなどの記者会見で叩かれてる人を見ると、気になるようになった」と答え、同じく渋谷さんも説明会のシーンでの他の役者の切迫した演技や声のトーンなどを感心しながら、「幸せな時間を過ごせた」と明かした。また、濱口監督は小坂さんについて、『ドライブ・マイ・カー』の車両部スタッフをやっていた時からチェーホフが好きなドライバーと認識しており、印象に残っていたという。そんな小坂さんは、『悪は存在しない』に出演が決まり当初はサイレント映画だと知らされていたが、届いた台本で自身のパートで6ページもあったことに驚いたことも打ち明けた。最後に、企画者の石橋さんは「自分が企画させていただいた作品なんですが、私自身が他人ごとのように大好きな作品なので、こうやってあたたかい時間を過ごさせていただいてありがとうございました」と言い、濱口監督は「正直、完成した自分の作品を何度も見ることはあまりないんですが、この『悪は存在しない』は珍しく何度も見てます」と明かし、「本当に飽きがこない作品なので、皆様にもぜひ何度もご覧いただいていただけたら大変嬉しいです」と締めくくった。『悪は存在しない』は4月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シモキターエキマエーシネマK2ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2023年11月27日11月23日、千葉県誕生150周年を記念した「千葉県誕生150周年記念パレード」が千葉市内で盛大に開催され、東京ディズニーリゾートの開業40周年をお祝いするスペシャルパレードも行われた。同日12時30分にスタートしたパレードは、千葉県警音楽隊を皮切りに、千葉市消防音楽隊、ダンスチーム、市内学校吹奏楽部など、演者約500名が楽器の演奏やダンスを披露しながら約850メートルのパレードルートを練り歩いた。同県の発表によると、約72,000人の観客が集まった。東京ディズニーリゾートの開業40周年をお祝いするスペシャルパレードのフロートは、最後に登場。ミッキーマウスとディズニーの仲間たちに加え、地元の小学生たちによるキッズダンサー60名に、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの小笠原美果氏の姿も見られた。東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”テーマソング「リビング・イン・カラー」に合わせて手を振り、歓声が巻き起こっていた。この「東京ディズニーリゾート40周年スペシャルパレード」は、今年の春から全国各地のお祭りパレードに参加。千葉県での実施は3か所目で今回が最後の予定だ。東京ディズニーリゾートでは、スペシャルイベント「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」を開催中。開業40周年の雰囲気が楽しめるエンターテイメントやスペシャルグッズ、メニューが登場するほか、東京ディズニーランドのシンデレラ城やワールドバザール、東京ディズニーシーのエントランスにも特別なデコレーションが施され、東京ディズニーリゾート全体が40周年ならではの祝祭感につつまれる。期間は、2023年4月15日(土)~2024年3月31日(日)まで。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年11月24日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』チョコレート・カーペット・イベントが11月20日(月)に都内で行われ、主人公のウォンカを演じるティモシー・シャラメが共演のヒュー・グラントらと登場。集まった約1200人に、サインやセルフィ―、ハグをしたりなど、東京の寒風を吹き飛ばすような笑顔でたっぷり1時間にわたりファンサービスしていた。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は『チャーリーとチョコレート工場』の工場長ウィリー・ウォンカの若き日の物語。幼い頃から、いつか母と一緒においしいチョコレートの店を作ろうと夢見ていたウォンカは、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。ウォンカの魔法のチョコレートは瞬く間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだチョコレート組合3人組に目をつけられてしまう。ステージに登壇したティモシーは「後ろの方々もありがとう!東京に来られてとてもうれしいです!アリガト!」と、日本語で感謝の挨拶。ヒューも「日本の方々には自分の作品をずっと温かく見てもらっています。ティモシーが素晴らしいので、本作も気に入ってくださったらうれしいです」と言うと、すかさずティモシーが「ヒューも素晴らしい!!」と言い、ヒューの役どころである「ウンパ♪ルンパ♪」と楽しそうに口ずさんでいた。プロモーションでは初来日となったティモシー。滞在について聞かれると、「アメイジング!最高、大好きです!宣伝ではなくプライベートでぜひ訪れたいです」とお気に入りの地となったそう。本作は夢を見ることからすべてが始まるというメッセージが込められている。日本で夢を追いかけている人へのアドバイスを求められると、ティモシーは「アドバイスをさしあげる立場ではないけど」と前置きした上で、「監督が素晴らしい脚本を書いてくれて。僕が10~12歳の頃にジョニー・デップ版を観て感動したとき、自分がここにいて演じて東京に来ると言われても“絶対嘘だ”と思ったと思います。皆さんも夢を追いかけてください!」と夢を形にした話をアドバイスに変えていた。そのほか、チョコレート・カーペット・イベントにはポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンとアレクサンドラ・ダビーシャー、日本語吹き替え版を務める花村想太、セントチヒロ・チッチが登壇した。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月20日三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示となる「君たちはどう生きるか」展の11月18日(土)の開幕に先立ち、メディア内覧会と記者会見が17日(金)に開催され、第一期の「イメージボード編」56点お披露目された。約一年くらい前に今回の企画が動き出したという同展覧会では、およそ7年の歳月を費やして生み出された宮崎駿監督の最新作、『君たちはどう生きるか』の製作過程において描かれた絵を純粋に展示。近年では稀な手描きアニメーション作品である同作の紙と鉛筆から始まる手描きの豊かさと、描くことの力そのものを感じる場を提供することを目指している。第一部「イメージボード編」のイメージボードとは、構想段階に作品のイメージをかため、登場人物や建物、舞台設定などを考えるために描かれるもの。これらの絵は映画の制作期間中、スタジオの壁などに貼り出され、制作スタッフが作品世界を共有するための指針になるものだ。『君たちはどう生きるか』においては、宮崎駿監督が全てを描いており、本展示では、そのイメージボードのほぼ全てを展示するという。そして、ジブリ美術館では、はじめての“普通の美術館”のような展示室となっており、絵や線にじっくり集中して鑑賞を楽しめる空間が特色だ。絵とキャプションのみというシンプルな構成について宮崎吾朗監督は、「まだ解説できないなと。映画は上映中ですし、まだ語れるほど時間が立ってないんです」と説明。「制作に関わった人たち、特に宮崎駿にとっては生々しい記憶として映画があります。その段階で第三者の僕らが何か説明を付けるのは、はばかられる」と理由を解説した。宮崎吾朗また、記者会見で宮崎吾朗監督は、「ちょっと美術館っぽいみたいな話がありましたけど、今回は本当に絵を一点一点見てほしいっていう気持ちが強かった。今までジブリ美術館がやってこなかった絵を額に入れて、一点一点鑑賞してもらうという形式も展示しています」とアピールした。展示は、第一部の「イメージボード編」からはじまり、第二部「レイアウト編」、第三部「背景美術編」と、三期に渡って展示物を入れ替え、公開していく予定だ。「君たちはどう生きるか」展は11月18日(土)より三鷹の森ジブリ美術館にて開催。三鷹の森ジブリ美術館は日時指定の予約制で、チケットは毎月10日に発売。チケットはローチケWEBサイトで発売中。(C) Museo d'Arte Ghibli(C) 2023 Studio Ghibli(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年11月17日ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて独占配信中の韓国ドラマ「ヴィジランテ」。その配信に先立ち、11月6日、韓国・ソウルで行われた制作発表会に主要人物を演じたユ・ジテ、イ・ジュニョク、キム・ソジン、そしてチェ・ジョンヨル監督が登壇。自身が演じた役柄やドラマの魅力について語った。閲覧回数3億7000万回を超える大人気デジタルコミックを原作に、法では裁き切れなかった犯罪者たちに制裁を与えるダークヒーロー“ヴィジランテ”の姿を描く今作。10月には「第28回釜山国際映画祭」のオンスクリーンセクションに正式出品され、高評価を得た。ナム・ジヒョクの「怒りや鬱憤、鋭い目つきを見せることができたら面白いのでは」主人公キム・ジヨンを演じたのは、ナム・ジュヒョク。現在入隊中のため、今回の制作発表会には出席できなかったが、メッセージ映像で登場し、挨拶した。チェ・ジョンヨル監督は、ナム・ジュヒョクを起用した理由について「ジヨンは、昼は警察学校の生徒であり、夜は犯罪者たちに罰を与える”ヴィジランテ“。母親を殺された被害者の顔もあります。そのような様々な側面を持つ役をうまく消化できる俳優は誰なのかと考えたとき、ナム・ジュヒョクさんのことが思い浮かびました」と説明。「昼はこれまでの“青春の象徴”のイメージ通りの爽やかさを、犯罪者と対峙するときには、これまで演技では見せたことのないような怒りや鬱憤、鋭い目つきを見せることができたら面白いのではないかと思いました」と付け加えた。そんなナム・ジュヒョクのスター性に感嘆したと話したのはユ・ジテ。「犯罪スリラーというジャンルゆえ、暗い中での撮影が多かったのですが、その中でぴかっと光る顔が見えて。『あれは誰だ?』と目を凝らすとジヨン(ナム・ジュヒョク)でした。“ああ。人気があるだけあるな。この子はもっと売れていくだろうな”と思いました」と話す。不条理な社会に光をともす“ヴィジランテ”・ジヨンのように、ナム・ジュヒョクも撮影現場の光となっていたようだ。“ヴィジランテ”の動きを阻止しようと奮闘する刑事チョ・ホンを演じたユ・ジテは「映像化が決まる前から原作を読んでいました。周囲の人々に勧めたりするくらい好きだったので、チョ・ホン役が来たのは運命だと思い、挑戦することにしました」と明かす。「チョ・ホンは、警察の一員ではありますが、暴力団のような見た目をしていて、正義のためなら暴力もいとわないという信念の持ち主。そんな漫画的なキャラクターにリアリティを持たせるにはどうしたらいいか、たくさん悩みながら演じました」と打ち明け、出演を決めたきっかけと演じた感想を述べた。ユ・ジテ「ボディビルダーの鍛え方で体作り」フォトセッションに登場した際には、ひと回りもふた回りも大きくなった体つきで記者たちを驚かせたが、今作のチョ・ホンを演じるにあたり20キロ増量したという。「俳優はまずは外見的な部分から役に入っていくものだと考えています。チョ・ホンは、誰にも負けないフィジカルを持っているという役なので、ボディビルダーの鍛え方で体を作りました。おかげで全て(服を)買いなおしているところです」と話し、会見現場の雰囲気を和ませた。「スターの恋人」(2008年)以来、ユ・ジテと久しぶりの共演となったイ・ジュニョクは、「僕も体作りをしていますが、先輩の完成された体と自分の体を見比べて、“限界というのは人によって違う”ことを知りました」と笑い、彼の徹底した役作りを賞賛する。イ・ジュニョクが演じたのは、“ヴィジランテ”の熱狂的なファンとして、権力と金、情報力で“ヴィジランテ”を追従していく財閥の副社長チョ・ガンオク。「金持ちで何をしても許される。そんな“何でもあり”のキャラクターに面白さを感じました。役作りの過程では、お金持ちの方々が出てくるドキュメンタリー番組やリアリティ番組をよく観ました」とコメント。「原作を読んだときには感じ取れなかったのですが、実際に演じてみるとガンオクは痛みや孤独も持っている。人間が演じることでキャラクターの感情が強調されるのだと思いました」と述べた。撮影は、映画『犯罪都市 NO WAY OUT』と同時進行で行われたそうだが、プレッシャーはあまり感じなかったという。「ユ・ジテさんや(キム・)ソジンさんがいらっしゃったので心強かったです。『犯罪都市』で演じた役とは正反対の役柄だったことで、双方の役にいい影響を与えられたと思います。『犯罪都市』の大ヒットが、今作の役に立てばうれしいですね」と話した。「キャラクターごとにアクションのカラーが違う」と監督記者チェ・ミリョを演じたキム・ソジンは、「自分が目標とすることを達成させるためには手段も方法も厭わないアグレッシブな人物です。大衆が求めるものをよく知っており、ヴィジランテの行く末を最後まで見届けるという強い信念と自信を持ち合わせています」と役柄について紹介するとともに、「ミリョのテンションを維持しながら演じるのに苦心しました」と吐露した。そんなキム・ソジンが、今作の大きな見どころとしてあげたのが、痛快なアクションシーンだ。チェ監督曰く、キャラクターごとにアクションのカラーが違うのだという。「ジヨンのアクションは、ナム・ジュヒョクさんの長い手足を利用しつつ、感情を大事にしたアクション。『ヴィジランテ』の世界の中で最も人を圧倒する人物であるチョ・ホンは、人を寄せ付けないオーラとパワーを見せながらも実践的なアクションにしたいと思いました」と監督。「一方、自由奔放キャラのガンオクは、型にはまったアクションではなく、相手のアクションに合わせたり、逃げたり、自分だけの方法で状況を解決する努力をする感じを出そうとしました」と言う。ユ・ジテも「空道という武術を参考にしました。画面に映えるアクションと実践的なアクションを織り交ぜています」とこだわりを語る。最後は、監督が「ナム・ジュヒョクさんを含め、俳優の方々が、魅力的なキャラクターたちを本当にステキに演じてくださりました。4人の新しい姿を重点的に観ていただけるとうれしいです」と語っていた。「ヴィジランテ」は毎週水曜、ディズニープラス スターにて独占配信中(全8話/2話ずつ配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月15日神木隆之介と山崎貴監督が、12月1日(金)からの北米公開を前に、映画の都・ハリウッドで現地時間11月10日に開催された『ゴジラ-1.0』(英題:Godzilla Minus One)の北米プレミアに参加。映画ファンやハリウッドセレブたちをゲストに招いての上映会では、熱いスタンディングオベーションが巻き起った。日本製作の『ゴジラ』がハリウッドでプレミアイベントを実施するのは『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、実に19年ぶり2度目。まず、現地ロサンゼルス市内・ハリウッドに到着した神木さんと山崎監督は、イベントに先んじて、ハリウッドサインやウォーク・オブ・フェイムなどの観光名所を訪問。映画の本場、ハリウッドの地に降り立った山崎監督も「ゴジラで来られたのは凄く嬉しい。スター中のスターであり、日本が世界に誇るゴジラと一緒に来られたのが非常に心強いです」と嬉しそうに語り、神木さんは「ロサンゼルス…、ハリウッド…、テレビの中でしか見たことの無かったので、ドキドキしています。監督と一緒に来られて嬉しいです!」と喜びをコメントした。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』監督も「東宝ゴジラ」に大興奮この夜イベント会場となったのは、長い歴史を持ち、ハリウッドで最も有名な劇場の1つであるDGAシアター。会場の前にはレッドカーペットが敷かれ、その周りには200人以上の熱狂的なファンが集結。ゴジラのTシャツやグッズを身に纏うファンが大勢集まり、イベント前から熱気に包まれていた。また、レッドカーペット上には『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の監督を務めたマイケル・ドハティや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズやアニメ「ファミリー・ガイ」で知られる俳優のセス・グリーンら、次々とハリウッドのセレブが登場。そして神木さんと山崎監督が登場すると、ファンから大きな歓声が!ファンたちの声掛けに応え、一緒に写真を撮ったり、『ゴジラ-1.0』のステッカーを渡したりと対応。アメリカの代表的なニュースチャンネル「CNN」など、現地のマスメディアも多く駆けつけ、多くのインタビュー取材も受けた。上映会では、上映前の舞台挨拶で神木さんと山崎監督は英語で挨拶。神木さんは「You're the very first audience to see the film outside of Japan! Please enjoy GODZILLA MINUS ONE.(日本以外で、皆さんがこの映画を見る最初の観客です! 『ゴジラ-1.0』を楽しんでください!)」と挨拶。山崎監督も「I'm very happy to finally bring the TOHO GODZILLA to the US!(ようやく「東宝ゴジラ」をアメリカの皆さんに届けられてとても嬉しいです!)」と挨拶し、会場を大いに沸かせた。上映中には、ゴジラの出現時に拍手をしたり、思わず声を上げたり、ゴジラと立ち向かう登場人物に声援を送ったりと、大きな反応を見せていた観客たち。そして本編終了直後には、ゴジラの咆哮にも負けないほどの大歓声が上がり、神木さんと山崎監督へ熱いスタンディングオベーションが巻き起こることに。その光景に安堵した表情を浮かべる山崎監督。神木さんも晴れやかな笑顔で観客たちに応えていた。現地の『ゴジラ』愛に「泣きそうなくらい感動」上映後にはMCと現地の観客からのQ&Aが実施。観客からは「非常に素晴らしかった!ありがとう!」の賛辞とともに様々な質問が飛び交う中、2人は熱い思いを伝えたり、時には冗談を交えて観客を笑わせ、会場は大盛り上がり。神木さんは現地の観客の反応に、「拍手を戴いた時、泣きそうなくらい感動しました。そして、みなさんがゴジラをとても愛してくれていること、崇拝しているということが分かりました。舐めてました(笑)」と笑顔でコメント。「今の2023年の人たちはこの恐いゴジラに慣れていないかも」と問われた山崎監督は、「いまの時代につくるにあたって、僕は恐ろしいゴジラを作りたかったんです。僕は初代『ゴジラ』が凄く恐ろしかったので、僕も自分が初めて作る『ゴジラ』は恐ろしくしたいなと思いました。でも可愛らしいゴジラも好きです(笑)」と回答した。イベント終了後は2人のところに多くのファンやセレブが声をかけ、ドハティ監督は「アメージング!すばらしかった!」と語り、グリーンも「感情がいろいろ籠っている映画で、自分はとても感動しました」と絶賛の言葉を伝えていた。神木さんは改めてふり返り、「ゴジラが出てくるたびに拍手と声援が上がり、『ゴジラ』は世界で愛されていると分かっていたけど、そのレベルがはるかに上でした! 一緒に観ていて実感しました」と噛みしめるようにコメント。山崎監督は「ずっとアメリカのお客さんに自分の作品を観てもらいたいという夢を持っていました。その夢がゴジラで叶って凄く嬉しい。ゴジラを作りたいという夢と合わせて、二つの夢が同時に叶いました」と話していた。なお、北米プレミアで上映された本作の英語字幕版が、日本でも11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷、109シネマズプレミアム新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズなんばにて上映されることが決定した。『ゴジラ-1.0』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年11月13日台湾・台北市で9日、ドラマ制作会社・大慕影藝は、2019年に放送されて大きな反響を呼んだドラマのシーズン2となる「悪との距離2」のキャストを発表した。主演を務めるのはヴィック・チョウ。「流星花園~花より男子~」でブレイクした頃から日本にも根強いファンを持ち、近年では「追撃者~逆局~」や時代劇「大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~」などで円熟味を増した演技を見せている彼が、妻子を失った精神科医という難しい役どころに挑む。ヴィック・チョウヴィックのほか、先日、台湾版エミー賞と称される金鐘奨で主演男優賞を受賞した「台湾犯罪故事-出軌」のシュエ・シーリン(薛仕凌)、Netflixドラマ華燈初上 -夜を生きる女たち-」や映画『恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~』のニッキー・シエ(謝欣穎)、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)作品などで知られるヤン・クイメイ(楊貴媚)、「おんなの幸せマニュアル」などのユー・ズーユー(于子育)ら実力派俳優が名を連ねる。リン・ジュンヤン(林君陽)監督ほか主な制作陣は前作からの続投となる。前作は無差別殺人事件の加害者家族やメディアの在り方といったテーマに切り込んでセンセーションを巻き起こし、金鐘奨では6部門を受賞。「2」は脚本執筆に4年をかけ、「社会的セーフティネット」「国民裁判員」などをテーマに20年にわたる内容を描くという。撮影開始は12月を予定している。「来!金来號!(原題)」この日はまた、韓国ドラマ「梨泰院クラス」の台湾リメイク版「来!金来號!(原題)」のキャストも発表され、やはり12月から制作に入るとアナウンスされた。この作品は、大慕影藝が初めて韓国のKAKAOWEBTOONと合作するもの。主演をシンガーソングライターのエリック・チョウ(周興哲)が務めるほか、シャオ・ユーウェイ(邵雨薇)、香港からアンジェラ・ユン(袁澧林)らが出演する。「悪との距離」のほか、「做工的人(原題)」「WAVE MAKERS~選挙の人々~」といった話題作を多数生み出してきた大慕影藝。今回の2作の新作発表は、台湾文化コンテンツ産業のサポートと国際化を促す独立行政法人「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー 」(以下、TAICCA 読み:タイカ)が主催する「2023 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest )」の一環として行われた。同社とTAICCAは2021年に共同で「大慕可可」を設立しており、この日は、10周年を迎える大慕影藝のこれまでの歩みと今後の展望などを紹介した。〈協力:台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー 〉(新田理恵)
2023年11月11日アメリカ文学界のアウトサイダー、パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔を紐解くドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』の日本公開を記念し、新宿シネマカリテにて杉田協士(映画監督)と月永理絵(ライター/編集者)によるトークイベントが行われ、作品の見どころを掘り下げた。杉田監督は、『春原さんのうた』が国内外で注目を集め、最新作『彼方のうた』が第80回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門、第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門にて上映されたばかり。映画ライター、編集者として数多くの映画作品の映画評、解説を手掛ける月永氏とともに、『太陽がいっぱい』『キャロル』『見知らぬ乗客』『アメリカの友人』など映画史に残る名作の原作の数々を生み出した、パトリシア・ハイスミスの素顔を掘り下げた本作の魅力を語った。『春原さんのうた』杉田協士監督「嘘がない、誠実な作り」まず、本作の感想を聞かれると月永氏は「ハイスミスを知るための入門書のような映画だと思いました。ハイスミスという人の世界に入っていくための扉を開けてもらったような印象を受けました」とコメント。杉田監督は「自分がとても好きな映画の原作の人ということで多少知っている程度だったのですが、今日スクリーンで本作を改めて観てとても感動しました」と語り、「走っている車の中から撮られた(ハイスミスが実際に暮らした)ペンシルバニアの道や家々などの風景が心に残りました。それはエヴァ(・ヴィティヤ)監督がもう会うことのできないハイスミスのことを本当に思って、あの場所に行ってカメラを置いたんじゃないか。部屋の中で時計の針の音だけ聞こえたり…今はもう会えない人を思うことしかできないということに嘘がない、誠実な作りだなと感じました」と監督の視点から本作の魅力を掘り下げた。また月永氏は、本作に出演する証言者について「ハイスミスと恋に落ちた女性たちを中心に、良い笑顔で、親密さを込めてハイスミスとの思い出を語るかつての恋人の女性たちという映し方をしているドキュメンタリーで感動しました」と話すと、杉田監督も「隠さずに話しているのが良いですよね」と共感。さらに月永氏が「ハイスミスの作風は殺人を扱っていたりとか、常に暗いムードが漂っていて、後年は閉じこもって暮らしていたり、そういう話を聞いていたので、彼女のドキュメンタリーを作るとなるともしかしたらもっと暗い部分を暴いていくような映画にもなり得たかもしれないなと思うのですが、この作品は彼女を愛した人たちの言葉によって、彼女の光の部分を見つめようとする映画だと捉えました」とコメント。すると、杉田監督も「ハイスミスが晩年にスイスに移り住んだ家は要塞のようだったと紹介されていますが、そのあとに彼女が書斎で執筆しているモノクロ写真が出てくるんです。戸が開け放たれていて、陽が差している部屋で彼女は執筆していたというのもきちんと残しているんですよね」と続ける。本作に織り交ぜられるハイスミスが過ごした家や街の様子などを映したアーカイブ映像についても「名もなき良い作り手が撮った映像!」と絶賛した。杉田監督、月永氏のお気に入りのハイスミスの映画化作品とは――最後にハイスミスの映画化作品についての話題となると、杉田監督はハリウッドでヘイズ・コード(厳しい自主検閲)が施行されていた時代にどのように同性愛が描かれてきたかを紐解く『セルロイド・クローゼット』(95)というドキュメンタリーの中で『見知らぬ乗客』(51)が登場しない点に言及し、「ハイスミスがレズビアンであることは暗黙の了解だったと語られることがありますが、当時どこまで、もしくはどの界隈の人まで認知されていたのかは未知かもしれないと思いました」とコメント。月永氏も「確かに同性愛的な関係性はハイスミスの小説にはしばしば描かれていて、映画化する監督たちはどこまで意識していたのか改めて観直してみたくなりました」と同意する。また、一番観たくなった映画化作品に月永氏は『見知らぬ乗客』と、ラストシーンが衝撃的だったというクロード・シャブロル監督の『ふくろうの叫び』(87)を挙げると、杉田監督は「実はヴィム・ヴェンダース監督が一番最初に映画化したくて打診した作品が『ふくろうの叫び』だったらしいんですよ」と逸話を披露。しかし、すでに権利が売られていたために落ち込んでいたところ、それを聞きつけたハイスミスが直接ヴェンダース監督を呼び寄せ、出版前の「リプリーズ・ゲーム」を渡したことで『アメリカの友人』(77)が制作された、という知られざるエピソードも語り注目を集めた。来年1月5日より公開の杉田監督の最新作『彼方のうた』にも『アメリカの友人』に影響を受けたシーンが登場するという。好きな作品に『キャロル』(15)を挙げた監督は、「『キャロル』のスタッフ全員がハイスミスのことを思っているのかなっていうくらい、凄いんですよ」と語る。さらに『セルロイド・クローゼット』と同様、カーター・バーウェルが手掛けた『キャロル』の音楽や、映画史に残る名シーンであるキャロルとテレーズの出会いのシーンを細かく分析し、月永氏も「この映画を観て『キャロル』がハッピーエンドで終わるということがどれくらい大事で、革命的だったのかということがよくわかって感動しました」と語り、トークを締めくくった。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年11月09日第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説「隣人X」を映画化した異色のミステリーロマンス『隣人X ‐疑惑の彼女‐』の完成披露試写会が11月8日(水)、都内で行われ、初共演の上野樹里と林遣都、熊澤尚人監督が舞台挨拶に立った。“惑星難民X”が人間そっくりの姿で日常に紛れ込んだ世界を舞台に、人々の不安や動揺、疑心暗鬼が広がる中、主人公・柏木良子(上野さん)は、週刊誌記者の笹憲太郎(林さん)から「Xなのではないか?」と疑惑をかけられる。正体を隠し良子に近づく笹だったが、やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになり…。上野さんと熊澤監督は、『虹の女神 Rainbow Song』(2006)以来17年ぶりのタッグ。脚本も手がけた熊澤監督は、「上野樹里じゃないと成立しないと思い、初期の台本をすぐに送った」と全幅の信頼。台本を受け取った上野さんとは、いきなり8時間に及ぶ打ち合わせが行われたそうで、「このミステリアスな女性を、監督と話し合って作り上げたかった」(上野さん)、「台本には上野さんの書き込みがびっしり。いただいたアイデアを消化しながら、書き直していった」(熊澤監督)と撮影を前に、濃密なコラボレーションが重ねられた。また、林さんは『ダイブ!!』(2008)以来15年ぶりの熊澤組参加。今回演じる役どころが、ひげを生やしている理由について、熊澤監督は「童顔だが、大人っぽく自分はできる人間だと見せるため、ひげを生やしている設定」と説明。上野さんも「遣都くんに、ひげというイメージはなかったが、色気が感じられる。遣都くんのファンの皆さんも、良子の気分でドキドキしてほしい」とアピールした。さらに上野さんは「いい意味での不良性を持っていて、それが魅力的。しっかり自制しているが、それ(不良性)がふとした瞬間、すごいエネルギーになるんだろうなって」と絶賛。林さんは恐縮しながら、「お会いした初日から、作品や役への取り組み方にカッコ良さを感じた」と上野さんの魅力を語り、「すべてにおいて想像を超えていた。言葉に重みがあって、お会いして得るものばかりだった」と話していた。本作には、良子と共にX疑惑をかけられることになる台湾留学生リン・イレン(通称レン)役で台湾出身のファン・ペイチャ、レンが働く居酒屋の同僚・仁村拓真役で野村周平、笹が勤める週刊東都の編集長・小池役で嶋田久作、副編集長・月村祐一役でバカリズム、フリーのベテラン記者・内田瑛太役で川瀬陽太、良子の両親役で原日出子と酒向芳が出演する。『隣人X ‐疑惑の彼女‐』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年11月08日マーベル・スタジオの劇場公開最新作『マーベルズ』のジャパンプレミアが11月8日、都内で行われ、日本版声優を務める水樹奈々(キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役)、村中知(モニカ・ランボー役)が出席した。規格外のパワーと不屈の心で、地球のみならず宇宙を幅広く保護する“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベルの前に、彼女を破壊者と呼ぶほどに憎む謎の敵ダー・ベンが現れる。いままで孤独に戦ってきたキャプテン・マーベルは、ミズ・マーベル、モニカ・ランボーとチームを結成するが…。『キャプテン・マーベル』からアベンジャーズ最強ヒーローのキャプテン・マーベルを演じ続けてきた水樹さんは、「本当にうれしくて。この日を待ちに待っていました」と映画のお披露目に喜び爆発。今回のアフレコを通して「キャプテン・マーベルの不屈さと優しさに魅了されました」とその魅力を再確認したと語った。水樹奈々(キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役)最強である一方、“チームプレイは苦手”とも指摘されてきたキャプテン・マーベルだけに、「チームを組むって、一体どうなるんだろうと最初は思った」と明かし、「新しい一面がたくさん詰まっています。仲間の支えがあれば、さらに強くなれる。そんな成長していく過程を見てほしいですね」と新たなキャプテン・マーベル像を提示する本作をアピール。「絆の先にある強さを手にする物語になっていますし、いろいろなサプライズも仕掛けられている」とファンに語りかけた。村中知(モニカ・ランボー役)キャプテン・マーベルの親友の娘であり、現在は立派なエージェントに成長したモニカ・ランボー役の村中さんは、「気になっていたこと、知らなかったことが描かれていて、こういう物語があったのかと…」と本作で、モニカにとっての“空白”が埋められていると示唆。本作の見どころは、やはり3人のチームプレイにあるといい「(チームの)中心人物がころころ変わっていくので、目まぐるしいし、テンポ感がある」といままでにないマーベル作品の魅力を語った。プレミアにはタレントの宇垣美里、大倉士門、景井ひな、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、DJ KOO、蝶野正洋、ハシヤスメ・アツコ(元BiSH)らが駆けつけ、映画の公開を祝った。『マーベルズ』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月08日東京ディズニーリゾートは11月7日、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」の人気パレード、「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」の公演写真を解禁した。この「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」は、ディズニーの仲間たちが大切な人たちと一緒に過ごすクリスマスの物語を綴った、ファンタジックで楽しいパレードだ。今年は先のハロウィーン同様にたくさんのダンサーが出演して、パレードのフロートが途中で停止する演出が復活する。11月7日のプレスプレビューは東京ディズニーランドのパレードルートで「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」を公演予定が、荒天で中止に。初日の8日(水)より連日15時25分にスタートする予定だ。また、色とりどりの「ドリームガーランド」で装飾されているワールドバザールには、40周年のロゴがあしらわれたクリスマスツリーが登場したほか、パーク内にはクリスマスらしいデコレーションが施され、子どもから大人まで楽しめるファンタジックで楽しいクリスマスとなっている。ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでは、クリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインではオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』がモチーフのクリスマスツリーをはじめとするホリデーのデコレーションなどが登場した。東京ディズニーランドでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催。40回目のクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、家族や友人、大切な人と一緒に心温まる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年11月08日東京ディズニーシーで11月7日(火)、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」のマスコミ向けプレビューが行なわれ、ハーバーでは「ディズニー・クリスマス・グリーティング」がお披露目された。東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーでミッキーマウスやディズニーの仲間たちがクリスマスの音楽と装いでごあいさつする「ディズニー・クリスマス・グリーティング」を公演。グリーティングにはサンタクロースも参加してクリスマス気分を盛り上げた。また、アメリカンウォーターフロントには、4年ぶりにクリスマスツリーが登場した。大きなクリスマスツリーは夜になると光り輝いて、より一層ロマンティックな雰囲気になるほか、40周年のロゴがあしらわれ、アニバーサリーイヤー限定の特別なクリスマスを演出する。ニューヨークエリアは、雪がきらめく街並みをイメージしたデコレーションで彩られ、ロマンティックで心あたたまる雰囲気のパークを楽しめる。ディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテルなどのディズニーホテルでは、クリスマスならではのメニューやデコレーションを展開するほか、ディズニーリゾートラインではオリジナルデザインのフリーきっぷやスーベニアメダルを販売。また、イクスピアリでもディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』がモチーフのクリスマスツリーをはじめとするホリデーのデコレーションなどが登場した。東京ディズニーランドでは、11月8日(水)~12月25日(月)までの48日間、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催。40回目のクリスマスを迎える東京ディズニーリゾートで、家族や友人、大切な人と一緒に心温まる素敵なひとときを過ごしてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年11月07日