5月17日に東京・よみうりランドにて「甘ブリ50万人達成記念! 大感謝祭!!」が開催され、サッカーチーム「東京ヴェルディ」とTVアニメ『甘城ブリリアントパーク』のコラボグッズ第3弾「トートバッグ」がコトブキヤから発売される。今回発売されるのは、『甘城ブリリアントパーク』のキャラクターたちが東京ヴェルディのユニフォームを着用したイラストのコラボトートバッグ(36cm×37cm×11cm)で、価格は3,000円(税込)。さらに『甘ブリ』の看板マスコット「モッフル」の缶バッジも商品に付属している。販売場所はよみうりランド内の「らんらんホール」で、当日の16:30より販売開始。また、同会場では以前に「アニ×サカ!!」で販売された「千斗いすず」と「ラティファ・フルーランザ」の缶バッジなども販売されるという。なお、当日は東京・味の素スタジアムにて「東京ヴェルディ VS 徳島ヴォルティス戦」(13:00キックオフ)も行われ、試合開始前、ハーフタイム、試合終了後に『甘城ブリリアントパーク』での登場キャラクター・可児江西也役の内山昂輝、千斗いすず役の加隈亜衣、ラティファ・フルーランザ役の藤井ゆきよが出演するトークイベントも開催。また、試合後には場所をよみうりランドに移し、「らんらんホール」にて同ゲストによる「甘城ブリリアントパークラジオ」の公開録音イベントも予定されている(16:30開場/17:00開演)。kこちらのチケットは、現在「ローソンチケット」にて発売中。(C)賀東招二・なかじまゆか/甘ブリ再生委員会(C)TOKYO VERDY 1969 FOOTBALL CLUB.inc All Rights Reserved
2015年05月15日19世紀のパリ。社交界の夜の華として君臨する高級娼婦ヴィオレッタが、真実の愛に目覚め、しかしその愛ゆえに別離を選ぶ悲劇──。ヴェルディのオペラ《椿姫》は、幕開け早々に置かれた有名な〈乾杯の歌〉を始め、名曲が次から次に惜しげもなく登場する、「オペラ」というジャンルを代表する傑作だ。ずば抜けて人気も高い。まもなく幕を開ける新国立劇場の《椿姫》。初日を2週間後に控えた4月26日、立ち稽古が行なわれている劇場を訪ねた。新国立劇場オペラ「椿姫」のチケット情報この作品で一番重要なのは、何と言ってもヴィオレッタ役だ。ほぼ出ずっぱりで演じなければならないこの圧倒的な主役に起用されたのは、スロベニア出身のベルナルダ・ボブロ。新国立劇場初登場となる。2012年にウィーン・フォルクスオーパーとも来日していたが、多くのファンが彼女の名前に注目したのは、その数か月前に英国ロイヤル・オペラで演じたヴィオレッタ役での成功だろう。彼女の当たり役なのだ。稽古だからいくぶんセーブはしているのだろうけれど、そうとは思えない。高音の厄介な技巧が要求されるナンバーも余裕しゃくしゃく。ストレスなく美しく響く声は実に気分爽快だ。中音域の声にも説得力があるので、たとえば第二幕で、恋人アルフレードと彼の家族のために身を引く決心をする場面の、心情の移り変わりも巧みに描写する。ヴィオレッタは幕ごとに異なるキャラクターを要求される役なので、その歌い分け、演じ分けも見どころのひとつとなる。ヴィオレッタの恋人アルフレード役には、2013年ミラノ・スカラ座、2014年ローマ歌劇場と、近年続けて来日しているイタリア・テノールの新星アントニオ・ポーリ。柔らかい真っ直ぐな美声が、純情だが直情的な田舎の青年貴族にふさわしい。アルフレードの父ジェルモン役は、メキシコ出身のバリトン、アルフレード・ダザ。実年齢はまだ若いものの、温かみのある声と情熱的な歌唱で父親役を演じる。このふたりも新国立劇場初登場だ。《椿姫》は、新国立劇場でもすでに繰り返し上演されてきた演目だが、今回は演出や舞台装置、衣裳などすべてを刷新したニュー・プロダクション。これが日本での初仕事となるフランスの気鋭の演出家ヴァンサン・ブサールが演出と衣装を手がける。新しい《椿姫》の幕が上がるのを楽しみに待ちたい。5月10日(日)から26日(火)まで、全6公演が予定されている。文:宮本明■新国立劇場オペラ「椿姫」5/10(日) 14:00開演5/13(水) 14:00開演5/16(土) 14:00開演5/19(火) 19:00開演5/23(土) 14:00開演 ★ぴあスペシャルデー5/26(火) 14:00開演新国立劇場 オペラパレス(東京都)★ぴあスペシャルデー:ぴあ貸切公演。プレイガイドでのチケット販売はチケットぴあのみとなります。
2015年04月30日Jリーグ3チームと各地域にゆかりのあるアニメ作品とのコラボレーションプロジェクト「アニ×サカ!!」の第2戦となる「東京ヴェルディ×FC岐阜」の試合が、4月11日に東京・味の素スタジアムで開催される。「アニ×サカ!!」は、東京ヴェルディ、水戸ホーリーホック、FC岐阜のJリーグ3チームが協力し、その地域に縁のあるアニメ作品とコラボレーションするプロジェクト。『甘城ブリリアントパーク』×東京ヴェルディ、『のうりん』×FC岐阜、『ガールズ&パンツァー』×水戸ホーリーホックと3つのコラボが展開されている。「アニ×サカ!!」第2戦となる4月11日の「2015明治安田生命J2リーグ 第7節 東京ヴェルディ×FC岐阜」では、会場でさまざまなイベントやグッズ販売が予定される。「アニ×サカ!!」に参加する2クラブの対戦となるため、『甘城ブリリアントパーク』と『のうりん』に関連したさまざまな催しを企画。まず、試合前と試合後には、TVアニメ『甘城ブリリアントパーク』の主人公・可児江西也役の内山昂輝とラティファ・フルーランザ役の藤井ゆきよが来場し、ピッチレベルでイベントを実施。また、当日は『甘城ブリリアントパーク』の看板マスコットであるモッフルや、本作のキャラクターである千斗いすずのコスプレをした橘杏、そして、「東京ヴェルディ×甘城ブリリアントパーク」のコラボ企画に協力する稲城市のイメージキャラクター・稲城なしのすけも登場するという。試合当日、スタジアム内にあるオフィシャルグッズ売店では、さまざまな『甘城ブリリアントパーク×東京ヴェルディ』コラボグッズも販売。14時からは『コラボレプリカユニフォーム』(1万8,000円)の受注受付がファンクラブ先行入場で開始され、数量は合計100着、商品は5月下旬に発送される。その他にも、『コラボTシャツ』(3,700円/数量200)、『コラボマグカップ』(1,500円/数量100)、『コラボフェイスタオル』(2,800円/数量150)、『コラボペナント』(1,800円/数量100)などが用意されている。また、東京・中野と駒沢に店を構える「コロッケ西郷亭」で販売中の『ラティファのコロッケ』が場内の売店に登場。これは『甘城ブリリアントパーク』総支配人・ラティファが毎日手作りしている通常の3倍もの牛肉が入ったコロッケで、ラティファのコロッケ、オレンジコロッケ、紅茶コロッケ3種に缶バッジを加えたセットが750円で販売される。そして、コトブキヤが製作する「アニ×サカ!!」グッズ第2弾として、東京ヴェルディのユニフォームを着たラティファが描かれた『オリジナル缶バッジ』を販売。また、第1弾として製作された千斗いすずの描かれた缶バッジも少量販売される。価格は各600円。TVアニメ『のうりん』の舞台・岐阜県美濃加茂市の物産販売も行われ、ここではポストカードが1枚入った『のうりんチョコクランチ(ミルク、ストロベリー、ホワイト)』(各800円)や『のうりん』とのコラボ米『ハツシモ』(850円)、『フルーツ農園のセミドライフルーツ(梨、柿、みかん)』(500円)などが販売されるという。なお、現在『「東京ヴェルディ×甘城ブリリアントパーク」コラボタオルマフラー&オリジナルデザインチケット』(MB自由席)のセットチケットも販売中。こちらの詳細は、東京ヴェルディ公式サイトおよびチケットぴあまで。(C)賀東招二・なかじまゆか/甘ブリ再生委員会(C)2014 白鳥士郎・SBクリエイティブ/のうりんプロジェクト
2015年04月09日オペラ『運命の力』といえば、誰もが思い出すのがあの序曲だ。ベートーヴェンの「運命」と同様に、まるで「運命」がその到来を告げるかのようなファンファーレ。つづいてオペラに登場する劇的で美しいメロディが次々に現れる。ヴェルディの序曲、というよりオーケストラ曲として一、二を争う名曲だが、オペラそのものの上演は少ない。新国立劇場でも8年ぶりとなる本作が、4月2日に初日を迎えた。新国立劇場オペラ「運命の力」のチケット情報物語の舞台はスペイン。混血児で英雄気質の主人公ドン・アルヴァーロと侯爵令嬢レオノーラは愛しあっているが、血統を重んじる侯爵によって駆け落ちを阻止される。ところが、観念して投げ捨てたはずのアルヴァーロの拳銃が事故で暴発し、侯爵は絶命してしまう。ここから、恋人たちの悲運と、レオノーラの兄ドン・カルロによる復讐の物語がはじまる。もはや主役は「運命」なのではないかと思えるほど、悲しい偶然の連続がアルヴァーロを追いつめていく。演出家エミリオ・サージによる今回のプロダクションは、舞台を20世紀前半のスペインの国民軍に再設定したことで、「運命」とともに「戦争の狂気」が生々しく迫ってくるのが特徴的だ。カルメンのように蠱惑的に兵士を鼓舞する占い女プレツィオジッラや喜劇担当の僧侶フラ・メリトーネが生き生きと描かれ、復讐劇や教会の荘厳な祈りとの対比が鮮やか。またアルヴァーロを演じるテノールのトドロヴィッチ、レオノーラ役のタマーをはじめ、歌手たちのアリアの絶対的な美しさには驚愕するだろう。実力派歌手ぞろいであることも大きいが、俊英ホセ・ルイス・ゴメスの溌剌とした指揮による、ヴェルディの音楽の力を目の当たりにするだけでも価値がある。レオノーラの絶望。アルヴァーロとカルロの束の間の友情。そして、神への切なる祈り。このオペラを観た後、あの有名な序曲はきっと、より一層豊かな音色をもってあなたを揺さぶるだろう。文:高野麻衣◆新国立劇場オペラ「運命の力」2015年4月2日(木) 18:302015年4月5日(日) 14:002015年4月8日(水) 18:302015年4月11日(土) 14:002015年4月14日(火) 14:00新国立劇場 オペラパレス指揮:ホセ・ルイス・ゴメス演出:エミリオ・サージ出演:イアーノ・タマー/ゾラン・トドロヴィッチ/マルコ・ディ・フェリーチェほか
2015年04月03日フィギュアメーカーのコトブキヤとJリーグのプロサッカークラブ「東京ヴェルディ」が契約締結を交わした「フィギュアパートナー」企画で、見事ゴールを決めた同クラブ・井林章選手のフィギュア贈呈式が27日、都内で行われた。「フィギュアパートナー」は、東京ヴェルディのディフェンダーでアニメ好きの井林章選手が公式戦でゴールを決めるごとに、コトブキヤから井林選手にフィギュアが贈られるというもの。コトブキヤは2014年から「サブカルチャーを愛する全ての人を応援する」として、さまざまな分野で活躍している人を応援するキャンペーンをtwitterで展開しており、井林選手がアニメ好きということからと2014年6月にパートナー契約が実現。3月21日に味の素スタジアムで行われた「東京ヴェルディVS水戸ホーリーホック戦」にてゴールを決め、フィギュア贈呈が行われた。「今季初勝利に貢献できる先制点を、自分のヘディングで決められたことは非常にうれしかったです」と喜び語る井林選手が今回リクエストしたフィギュアは、昨年9月の贈呈式でも挙がっていたTVアニメ『狼と香辛料』に登場するキャラクターのホロ。作品については「現実に近いような描写が多く、人間本来の素の部分を見られるような商人たちのやり取りが見られる所が好き」と、さすがのアニメ通のコメント。ホロのフィギュアを手にした井林選手は「大人っぽさと可愛らしさを合わせ持つところが好きです」と喜びをあらわにしていた。そして、次のゴールで狙っているフィギュアについては「『アニ×サカ!!』の試合で点を決めて、チームのコラボアニメが『甘城ブリリアントパーク』ということなので、ぜひ千斗いすずのフィギュアを手にしたいなと思っています」と語っていた。現在コトブキヤでは「フィギュアパートナーキャンペーン」を展開中。コトブキヤの宣伝アカウント「@kotobukiyas」をフォローし、ハッシュタグ「#フィギュアパートナー」をつけて井林選手への応援メッセージをツイートすると、井林選手がゴールを決めるごとに抽選で1名にフィギュアをプレゼント。応募期間は、試合の2日前にTwitterでの募集開始告知がされてから試合開始まで、当選者にはDMにて発表される。今回、井林選手がゴールを決めたため、応援してくれた1名に『甘城ブリリアントパーク』の千斗いすずのフィギュアが抽選でプレゼントされる。コトブキヤ本社のある立川市は東京ヴェルディのホームタウンでもあり、ロゴも互いに緑色ということで共通項の多い両者。サブカルチャーとスポーツの架け橋になることが期待されている。(C))支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会
2015年03月28日3月21日~22日に東京ビッグサイトで開催されたアニメイベント「AnimeJapan2015」のコトブキヤブースにて、さまざまな作品のグッズ販売、新商品の展示が行われた。コトブキヤブースは物販と新作フィギュア展示の2つを展開。物販の注目は、現在大人気の刀剣育成シミュレーションのブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』から『トレーディングクリアファイル 刀剣乱舞vol.01』全12種類が先行販売されたほか、Jリーグの東京ヴェルディとTVアニメ『とある科学の超電磁砲』のコラボグッズなど。描き下ろしの『アイドルマスター ミリオンライブ!』バースデークリアファイルも発売され、長蛇の列ができていた。新作フィギュアでは『アイドルマスター シンデレラガールズ』や『艦隊これくしょん』など人気作品が中心。『シンデレラガールズ』からは監修中で撮影禁止だったが緒方智絵里の原型が初展示されていた(2015年発売予定)。また、2月のワンフェスでは塗装前サンプルだった『東京喰種』の『金木研 AWAKENED ver.』も彩色済みで展示され、来場者の注目を集めていた。新作グッズでは『刀剣乱舞-ONLINE-』のトレーディングバッジコレクションも登場し、全20種の『vol.1』、全21種の『vol.2』ともに2015年6月の発売が予定されている。
2015年03月24日3月21日、22日に東京国際展示場(東京ビッグサイト)にて行われる「AnimeJapan 2015」内のコトブキヤブースで実施されるイベント、商品情報が公開された。新商品となるフィギュアやグッズの販売が行われるコトブキヤの出展ブース(A15)では、ダンボーの着ぐるみがブース内に登場し、カメラなどでの撮影も可能。時間は3月21日、22日ともに13:00~と15:00~の各日計2回を予定している。『よつばと!』からは、ダンボストア限定の『ダンボー升』(800円/税込)も一般販売される。そして、大人気の刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』から『トレーディング クリアファイル 刀剣乱舞 vol.1』が先行販売。絵柄は全12種類(三日月宗近、鳴狐、五虎退、蛍丸、加州清光、和泉守兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、蜂須賀虎徹、大倶利伽羅、堀川国広、歌仙兼定)が用意されている(各350円/税込)。本商品はトレーディングのため中身はランダムとなり、一人4点まで。サッカーチーム「東京ヴェルディ」とTVアニメ『とある科学の超電磁砲』のコラボグッズも販売され、『コラボフラッグ』(1,700円/税込)、『コラボトートバッグ』(2,000円/税込)、『コラボクリアキーホルダー(全4種)』(ランダム販売/各500円/税込)、『コラボ缶バッジ(全6種)』(ランダム販売/各300円/税込)などがラインナップされている。そのほかにも『とある科学の超電磁砲』から『ヤシの実&パインサイダー』(120円/税込)、『ご注文はうさぎですか?』からイベントや立川地域のみで販売されている『甘味処「甘兎庵」の(ココアが釣られた)栗羊羹(特典カード付き)』(1,000円/税込)、『テイルズ オブ』シリーズから『テイルズ オブ ゼスティリア サラダボウル』(1,500円/税込)などを販売する。人気の『アイドルマスターミリオンライブ!』からは、描き下ろしの『バースデークリアファイル(ロコ、七尾百合子、佐竹美奈子、高槻やよい、福田のり子)』(各350円/税込)、バースデークリアファイル(全51種)をすべて収納できる『バースデークリアファイルホルダー』(1,800円/税込)などが発売される。(C)2015 DMMゲームズ / Nitroplus(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUNS(C)TOKYO VERDY(C)Koi・芳文社/ご注文は製作委員会ですか?(C)KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO(C)いのまたむつみ(C)藤島康介 ©BANDAI NAMCO Games Inc.(C)窪岡俊之©BANDAI NAMCO Games Inc.(C)BNGI/PROJECT iM@S
2015年03月20日Jリーグ3チームと各地域にゆかりのあるアニメ作品とのコラボレーションプロジェクト「アニ×サカ!!」プロジェクトの初戦となる「東京ヴェルディvs水戸ホーリーホック」の試合が、3月21日に東京・味の素スタジアムで開催される。3月4日に発表された「アニ×サカ!!」は、東京ヴェルディ、水戸ホーリーホック、FC岐阜のJリーグ3チームが協力し、その地域に縁のあるアニメ作品がコラボレーションするプロジェクトで、『のうりん』×FC岐阜、『甘城ブリリアントパーク』×東京ヴェルディ、『ガールズ&パンツァー』×水戸ホーリーホックと3つのコラボが展開される。初戦となる3月21日の「東京ヴェルディvs水戸ホーリーホック」の試合では、会場でさまざまなイベントやグッズ販売が予定されている。この日は「アニ×サカ!!」に参加する2クラブの対戦ということで、『甘城ブリリアントパーク』と『ガールズ&パンツァー』に関連したさまざまな催しを企画。まず、『甘城ブリリアントパーク』の主人公・可児江西也、千斗いすず、ラティファ・フルーランザの3人が、当日の場内アナウンスの一部を担当。また、劇中で使用されている楽曲がスタジアムBGMとして流れるという。さらに『甘城ブリリアントパーク』のマスコット「モッフル」が来場ほか、今シーズンから東京ヴェルディのホームゲームでステージイベントなどを担当する橘杏が千斗いすずのコスプレで登場する。そして、東京・中野と駒沢に店を構える「コロッケ西郷亭」で販売中の『ラティファのコロッケ』が場内の売店に登場。これは『甘城ブリリアントパーク』総支配人・ラティファが毎日手作りしている通常の3倍もの牛肉が入ったコロッケで、ラティファのコロッケ、オレンジコロッケ、紅茶コロッケ3種に缶バッジを加えたセットが750円(税込)で販売される。そのほかのグッズとして、東京ヴェルディユニフォームを着用した「千斗いすず」のオリジナル缶バッジ(600円/税込)や『水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァーコラボレプリカユニフォーム』(受注販売/16.740円/税込)、『水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァーコラボ2015スケジュールカレンダー』(1,080円/税込)なども用意。そして『ガールズ&パンツァー』の舞台となっている茨城県大洗町の「大洗まいわい市場」からは、コラボ商品をはじめ、地元大洗の物産品も出張販売されるという。なお、現在『「東京ヴェルディ×甘城ブリリアントパーク」コラボタオルマフラー&オリジナルデザインチケット』(MB自由席)のセットチケットも販売中。こちらの詳細は、東京ヴェルディ公式サイトおよびチケットぴあまで。(C)賀東招二・なかじまゆか/甘ブリ再生委員会(C)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年03月19日Jリーグ3チームと各地域にゆかりのあるアニメ作品とのコラボレーションプロジェクト「アニ×サカ!!」の発表記者会見が27日、都内で行われた。「アニ×サカ!!」は地域に縁のあるアニメ作品とJリーグチームがコラボレーションして地域を盛り上げていくプロジェクトで、「『のうりん』×FC岐阜」「『甘城ブリリアントパーク』×東京ヴェルディ」「『ガールズ&パンツァー』×水戸ホーリーホック」の3つのコラボが中心となる。会見には「『のうりん』×FC岐阜」から声優の大坪由佳と黒澤典弘プロデューサー、「『甘城ブリリアントパーク』×東京ヴェルディ」からモッフル卿(『甘城ブリリアントパーク』マスコット)と新熊康助氏(東京ヴェルディ・ソーシャルメディアディレクター)、「『ガールズ&パンツァー』×水戸ホーリーホック」より廣岡祐次宣伝プロデューサー、沼田邦郎代表取締役社長(水戸ホーリーホック)が登場。会見途中には、水戸ホーリーホックの馬場賢治選手も駆けつけて「アニ×サカ!!」をアピールした。会見では、3作品を横断した「アニ×サカ!!」グッズをコトブキヤが制作することを発表。コトブキヤは昨年、東京ヴェルディの井林章選手と、1ゴールを決めるごとにフィギュアをプレゼントする異色の契約を結んだことでも話題となった。コトブキヤ制作のコラボグッズには、各作品のヒロイン「千斗いすず、西住みほ、草壁ゆか」の描きおろしイラストが使用され、スタジアムで販売される予定。また、各作品とチームのコラボグッズも、コラボ対象マッチ当日に向けて制作されるという。また、アニ×サカを記念して『甘城ブリリアントパーク』『のうりん』『ガールズ&パンツァー』の3作品が、動画サービス「ニコニコ生放送」で全話無料放送されることもアナウンス。『ガールズ&パンツァー』はニコ生での配信は初となり、放送日等は後日発表される。「のうりん×FC岐阜」から登壇した「のうりん」パイオ鈴木役の大坪は、レアル・マドリード所属のチチャリートことハビエル・エルナンデス選手の大ファンで、ドイツ滞在中にはバイエルン・ミュンヘンの試合を生観戦に行ったほどのサッカーファン。「Jリーグでは、もちろんFC岐阜……と鹿島アントラーズが好きです」と正直な大坪に、各チーム関係者も苦笑い。コラボについて大坪は「いいなぁと思います! 私も岐阜に行ってみたいです! 岐阜県は県の形が犬の形で、ご飯がおいしそう。あとは女子の方言がかわいいので生で聞いてみたいです!」と、現地やスタジアム行きに意欲を見せていた。「甘城ブリリアントパーク×東京ヴェルディ」からは、東京ヴェルディのキャプテンで、大のアニメ好きとしても知られる井林章選手がビデオメッセージで登場。「『甘ブリ』は京アニ作品なのでかわいい女の子が出てくるだろうなとは思っていたんですが、話が進むごとに物語の面白さに引き込まれて、短いクールながらしっかりストーリーを作っていると思いました。僕はツンデレが好きなので、いすずのトゲトゲした何にも生真面目なところがグッと来ますね。モッフルたちマスコットが裏では愚痴ったり人間らしさを見せるのが好きです」と相変わらずアニメファンならではの視点で語る。今期のアニメでは『冴えないヒロインの育て方』がお気に入りだという。「ガールズ&パンツァー×水戸ホーリーホック」から登場の水戸ホーリーホック沼田社長は、「『ガールズ&パンツァー』作中の(戦車道競技の)勝っていくチームのチームワークも、負けていくチームの負けっぷりや潔さもいい。でも僕はカチューシャが好きです」と作品についてコメントしつつ、Jリーグを盛り上げていくことを熱く語っていた。さらに水戸ホーリーホック所属の馬場賢治選手もサプライズで登場し、「練習が終わって水戸からはるばる東京まで来ました。『ガールズ&パンツァー』はいつも見る大洗の街がアニメになっているのが面白いです。昨年のコラボではゴールの後ろに戦車があって驚きました。水戸が一番活躍できるように頑張って、僕らも大洗女子学園に負けないように上を目指していきたいと思います」と意気込みを語っていた。今シーズンの「アニ×サカ!!」のコラボ対象試合は3月21日の東京ヴェルディ×水戸ホーリーホック、4月11日の東京ヴェルディ×FC岐阜戦を皮切りに、全6試合を予定している。(C)賀東招二・なかじまゆか/甘ブリ再生委員会(C)2014 白鳥士郎・SBクリエイティブ/のうりんプロジェクト(C)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年03月04日東京ヴェルディが、特撮映画『スーパーヒーローGP 仮面ライダー3号』、アニメ『甘城ブリリアントパーク』(通称『甘ブリ』)とタッグを組む。『2015明治安田生命J2リーグ』の開幕戦となる3月8日(日)・セレッソ大阪戦では『仮面ライダー』との、3月21日(土)・水戸ホーリーホック戦、4月11日(土)・FC岐阜戦ではアニメ『甘ブリ』とのコラボイベントを開催する。東京ヴェルディ チケット情報3月8日(日)・C大阪戦では味の素スタジアムに、劇中に登場する仮面ライダー3号、仮面ライダードライブ、仮面ライダー1号、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーブラックの5体が集結。来場者をメインゲートで出迎えるほか、握手会の開催、ハーフタイム時のピッチ一周を実施し、映画の予告編を大型ビジョンで上映する。また、映画前売券付き親子ペアチケットを販売中。映画とのコラボ両面ポスターの特典付きで、表面には仮面ライダー達が、裏面には東京Vの選手達が印刷されている。ほかにも、先着3690名にオリジナルタオルマフラーを、先着1000名にクラブソングの「With You」「No Verdy, No Life」「Verde inpact」の3曲がレコーディングされたCDをプレゼントするなど、開幕イベントが盛りだくさんだ。また、『甘ブリ』とコラボする3月21日(土)・水戸戦、4月11日(土)・岐阜戦では、数量限定でコラボタオルマフラー&MB自由席で観戦できるオリジナルデザインチケットのセットを販売する。タオルマフラー、オリジナルチケットともに試合当日に会場外のブースで引き換えとなる。『甘城ブリリアントパーク』は、さびれたアトラクションとダメダメなサービスの、日本一残念な遊園地が再建を目指す物語。入場者数が伸び悩み閉園の危機に瀕しているテーマパークを、様々な努力によって生まれ変わらせていくというストーリーが、ホームゲームの来場者数を増やすことを目標とする東京Vと重なる部分があることから、コラボ企画が実現したとか。『スーパーヒーローGP 仮面ライダー3号』コラボデー・東京V×C大阪は3月8日(日)、『甘城ブリリアントパーク』コラボデー・東京V×水戸は3月21日(土)、東京V×岐阜は4月11日(土)に、それぞれ味の素スタジアムでキックオフ。チケット発売中。
2015年03月02日1979年、当時無名だった俳優メル・ギブソンを主演に製作された第一作目が大ヒットし、公開から35年経ったいまもなお、ファンの熱い支持を集める『マッドマックス』シリーズ。最新作の日本公開日が6月25日(土)に決定し、併せて日本オリジナルの特報映像が解禁となった。人間性が崩壊している荒涼とした砂漠を舞台に、秩序をもたらすことができる可能性を持った二人の反逆者がいた。その一人であるマックスは、妻と子を亡くし、個々の安寧を求めて生きている。もう一人、フリオサは、この砂漠を通り越えた暁には、自分が生き延びる故郷を取り戻すことができるかもしれないと信じているのだった…。先日特報第一弾が公開された途端、瞬く間に再生数を伸ばした本作だが、今回解禁となったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の強烈な世界観と激しいバトルを60秒間に凝縮したもの。「みんな狂っている」という言葉の通り、何者かに捕らえられた猿ぐつわ姿のマックス、装甲車に襲いかかる男、車列で起こる爆発、暴走、また爆発…息つく間もない激しい展開に思わず手に汗握ってしまう。“元祖”マックスことメル・ギブソンから主役の座を受けついたトム・ハーディーの熱演はもちろんのこと、女ロードウォーリアーズ・フィリオサを演じるシャーリーズ・セロン、白塗り&スキンヘッド姿が話題を呼んだ、謎の男ニュークス役のニコラス・ホルトら、個性あふれるキャスト達も、すっかりこの荒廃した世界の住人と化しており、その振り切れた演技はもはや誰だか分からない状況に。さらにBGMとして日本が生んだバイオレンス映画の傑作『バトル・ロワイヤル』でおなじみ、ヴェルディの「レクイエム」の一節がスペクタクル感を一層盛り上げ、“ハイパー・リアルアクション”と題される本編にふさわしい、完成度の高い映像となっている。希望も、法も、慈悲もない、あるのはマッド<狂気>だけ――とあるように伝説的な『マッドマックス』シリーズ最新作にして、映画史上最も過激なアクションをこちらからご覧あれ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日リクルートライフスタイルは2月16日、同社の提供する無料POSレジアプリ「Airレジ」が、3月より5つのプロサッカークラブで利用可能となったと発表した。同アプリは、小売業や飲食業、各種サービス業に必須のレジ業務が、スマートフォンやタブレットで行える無料のPOSレジアプリ。FC東京では、スタジアムで発売する当日券の会計に「Airレジ」を活用するほか、購入するユーザーが「Airウォレット」を使って会計すると、購入金額の2%にあたるリクルートポイントを付与する。ユーザーは、ポイントを受け取るだけでなく、すでに保有するポイントをチケット購入に充てることも可能だ。導入は、2015年シーズンの3月7日~6月27日まで行われる1stステージのホームゲーム全試合にて行われる予定。これにより同社は、リクルートポイント利用の拡大を目指すほか、各クラブへの業務効率化や売上拡大、集客強化を支援していく。なお、Airレジをチケット・グッズ販売に活用する他のチームは、「コンサドーレ札幌」や「東京ヴェルディ」「セレッソ大阪」「湘南ベルマーレ」となる。
2015年02月18日新国立劇場2015/2016シーズンラインアップが発表された。オペラ部門は全10演目。例年同様、新制作3・再演7(内、邦人作品1)となる。新国立劇場オペラの公演情報飯守泰次郎オペラ芸術監督が「新国立劇場は、世界の主要歌劇場として、国際的に高いクオリティを保ち、さらに発展させていくべき存在。そのためには国際的な水準・技量をもったキャスト、そしてレパートリーが重要」と語るように、充実のスタッフ・キャストが揃うラインアップとなった。新制作1本目は、シーズン開幕公演。ワーグナーの超大作「ニーベルングの指環」(4部作)から『ラインの黄金』を取り上げる。ドイツの名演出家ゲッツ・フリードリヒが晩年にフィンランド国立歌劇場で作り上げたプロダクションを上演する。指揮は、ワーグナーの聖地、バイロイト音楽祭で長年キャリアを積んだ飯守オペラ芸術監督が自らタクトを振る。新制作2本目は、同劇場初上演となるヤナーチェクの『イェヌーファ』。世界の主要歌劇場では必ず取り上げられるヤナーチェクだが、日本での上演機会は少ない。演出にはドイツの権威あるオペラ専門誌『オーパンヴェルト』で「年間最高の演出家」を受賞したクリストフ・ロイを迎える。新制作3本目はマスネの『ウェルテル』。演出にはフランスのベテラン、ニコラ・ジョエルを迎える。飯守芸術監督は「(ジョエル)は1976年のバイロイト百年祭で苦楽を共にした仲。久々の再会が楽しみ」と期待を寄せる(同音楽祭で飯守はピエール・ブーレーズの助手、ジョエルはパトリス・シェローの助手を務めた)。再演演目もこれまで好評を博してきた人気作が並ぶ。壮大で華麗な舞台・衣装が魅力の『トスカ』。ヴェルディ最後のオペラで唯一の喜劇『ファルスタッフ』。大人から子どもまで楽しめるファンタジー『魔笛』はオール日本人キャストで。『サロメ』は、ウィーン、パリ、ベルリンでも同役を演じて聴衆を虜にした世界的ソプラノ、ニールントが登場。イタリアのヴェリズモ・オペラの名作からは『アンドレア・シェニエ』を。飯守オペラ芸術監督がタクトを振る『ローエングリン』は、2012年上演時に大好評を博したクラウス・フロリアン・フォークトが再登場。邦人作品は和製オペラの傑作『夕鶴』を上演する。■新国立劇場オペラ2015/2016シーズン2015年10月ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」序夜ラインの黄金【新制作】11月プッチーニ/トスカ12月ヴェルディ/ファルスタッフ2016年1月モーツァルト/魔笛2・3月ヤナーチェク/イェヌーファ【新制作】3月R.シュトラウス/サロメ4月マスネ/ウェルテル【新制作】4月ジョルダーノ/アンドレア・シェニエ5・6月ワーグナー/ローエングリン7月團伊玖磨/夕鶴
2015年01月23日2014/2015シーズンの新国立劇場オペラ公演の目玉のひとつが、2015年5月に上演されるヴェルディ作曲《椿姫》の新制作上演だ。新国立劇場オペラ「椿姫」〈新制作〉の公演情報19世紀半ばのパリを舞台に、華やかな社交界で男たちを虜にする高級娼婦ヴィオレッタが掴んだ真実の愛と悲運の最期。振幅の激しいドラマチックなストーリーに加えて、有名な〈乾杯の歌〉〈花より花へ〉〈プロヴァンスの海と空〉など次から次に登場する流麗な音楽が、ただ美しいだけでなく、登場人物の心理・感情を巧みに表現しているのがすごい。世界中の歌劇場で頻繁に上演されているのは当然と言えるだろう。新国立劇場でも2002年の初演以来繰り返し上演されてきた人気演目の、待望のニュー・プロダクションが登場する。演出と美術・衣裳を委ねられたのはフランス人演出家のヴァンサン・ブサール。1999年パリのコメディ・フランセーズで演出家デビュー以来、いまやヨーロッパ中の劇場から引っ張りだこの存在で、これが新国立劇場初登場。彼が《椿姫》を手がけるのも初めてだ。2006年にインスブルックで上演された《ドン・ジョヴァンニ》の映像が商品化されているのでご覧になった方も多いかもしれないが、写実的な装置を排した現代的でシンプルな舞台の中に、ほのかに伝統の香りも感じさせるスタイリッシュな手腕は高い評価を得ている。主役のヴィオレッタはソプラノ歌手にとって難役だ。第一幕では華やかな高音のアリアがあり、第二幕、第三幕と進むにつれ劇的な性格描写が必要な役柄なので、幅広い、しかも異なるタイプの声の表現が求められる。ほぼ出ずっぱりで休む間もないからなおさらだ。今回ヴィオレッタを演じるのはスロヴェニア人ソプラノのベルナルダ・ボブロ。凛とした透明な美声を持つ彼女の名前を一躍有名にしたのが2012年に英国ロイヤル・オペラで急遽代役で歌った《椿姫》だった。出世役を引っさげての新国立劇場初登場に期待が高まる。ヴィオレッタの恋人アルフレードを歌うのは、注目のイタリア人若手テノール、アントニオ・ポーリ。スカラ座の2013年来日公演《ファルスタッフ》フェントン役やローマ歌劇場の2014年来日公演《ナブッコ》イズマエーレ役で聴かせた甘くのびやかな歌声も記憶に新しい。「新しい酒は新しい革袋に盛れ」の故事もある。オペラ界の次代を担う旬の顔ぶれが揃った新制作《椿姫》が魅力的だ。文:宮本明◆新国立劇場オペラ「椿姫」〈新制作〉2015年5月10日(日) 14:00開演2015年5月13日(水) 14:00開演2015年5月16日(土) 14:00開演2015年5月19日(火) 19:00開演2015年5月23日(土) 14:00開演(★)ぴあスペシャルデー2015年5月26日(火) 14:00開演新国立劇場 オペラパレス★=ぴあ貸切公演。プレイガイドでのチケット販売はチケットぴあのみ。
2014年12月02日11月1日に東京・味の素スタジアムで行われる2014Jリーグディビジョン2第39節「東京ヴェルディ vs コンサドーレ札幌」(13:00キックオフ)で、コラボイベント「とあるアニメの蹴球試合(コラボデー)」が開催される。今回のコラボイベントは、TVアニメ『とある』シリーズの舞台と「東京ヴェルディ」のホームタウンがともに多摩地域であることからが実現。当日は、アニメ『とある科学の超電磁砲』の主人公・御坂美琴役の佐藤利奈と白井黒子役の新井里美の両キャストもピッチに登場する。また、両チームの選手紹介アナウンスなども彼女たちが担当し、場内のBGMやビジョン表示も『超電磁砲』仕様に。また、コトブキヤの出展を行い『キューポッシュ 御坂美琴」(イベント特別価格:3,800円)や本イベントが初販売となる多摩地区限定商品『とある自治体のストラップ(3種)』(イベント特別価格:各1,000円)など、イベントに合わせたコラボグッスを販売。また、当日イベント開催時間中に、コトブキヤ販売スペースへ『キューポッシュ 御坂美琴』を持参および同商品を購入すると『フィギュアパートナーフラッグ』もプレゼントされる。さらに、本イベントの開催を記念して、コトブキヤ×東京ヴェルディの企画「フィギュアパートナー」で、「Wチャンスプレゼントキャンペーン」も実施。コトブキヤの宣伝アカウント「@kotobukiyas」をフォローし、ハッシュタグ「#フィギュアパートナー」をつけて井林章選手への応援メッセージをツイートすると、本イベントの告知ポスターが抽選で5名にプレゼントされる。応募期間は、試合の2日前にTwitterでの募集開始告知がされてから試合開始まで。当選者にはDMにて発表。(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S
2014年10月31日11月1日(土)・J2リーグ第39節・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌にて、チャリティマッチ『ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FC』を実施する。Jレジェンド&MIFA FCのメンバーは、Mr.Children・桜井和寿、GAKU-MC、元日本代表・中山雅史ら、豪華顔ぶれがズラリ。出場予定選手は以下の通り。【ヴェルディレジェンドスターズ】北澤豪、トレド、小池大樹、林健太郎、渡辺淳一、菊池利三、氏家貴士、桜井直人、米山篤志【Jレジェンド&MIFA FC】中山雅史、前園真聖、野々村芳和(コンサドーレ札幌社長)、矢野大輔(元日本代表通訳)、Marco.(球舞)、INDY(球舞)、ディエゴ・加藤・マラドーナ、福西崇史、小倉隆史、田中誠、平野孝、佐伯直哉、来龍哉、GAKU-MC、桜井和寿なおこの日は、アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』コラボデーでもある。登場キャラクターを配したオリジナルデザインのコラボタオルマフラーや、オリジナルチケットとともに、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当するなど、限定イベントが目白押しだ。また、アウェイとして味の素スタジアムへ乗り込む札幌のサポーター向けに、この日限定の応援グッズと観戦チケットがセットになった「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」もある。チャリティマッチ『ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FC』が楽しめる東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケット発売中。【スケジュール(予定)】10:00東京ヴェルディサポーターズクラブ会員先行入場10:30一般開場11:05頃ヴェルディレジェンドスターズvs Jレジェンド&MIFA FCキックオフ(15分ハーフ)13:00東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌キックオフ
2014年10月23日J1昇格切符獲得とJ2制覇。今シーズンの目標を成就させた湘南ベルマーレの挑戦は、次なるステージへ移る。J1でどれだけ暴れられるか。アギーレジャパン入りを果たす選手が生まれるか。可能性を秘めた4人の選手に、日本代表入りへの決意を聞いてみた。○アギーレジャパンと湘南スタイルの共通点平塚の夜空に覇者たちの咆哮(ほうこう)が響く。ベルマーレ平塚から湘南ベルマーレにチーム名が改称されてから、15年目にして初めて獲得したタイトルの証しがカクテル光線に誇らしげに映える。Jリーグの村井満チェアマンから贈られたティファニー社製の優勝シャーレ(銀皿)を掲げながら、キャプテンのMF永木亮太がホームのShonan BMWスタジアム平塚を埋めたサポーターたちとJ2制覇の喜びを分かち合った。V・ファーレン長崎との第37節終了後に行われた優勝セレモニー。J1復帰に続く目標を成就させたベルマーレの視線は、次なる「頂」となる日本代表入りへと向けられている。背番号「10」を託されて3シーズン目となる23歳のMF菊池大介は、イレブンの気持ちを代弁するように語る。「アギーレ監督のコンセプトやスタイルは自分たちのサッカーに似ていますし、その意味では僕たち全員にチャンスがあると思っています」。○テレビ越しの代表戦に自身を投影する遠藤航走力を前面に押し出したハードワーク。球際の強さ。縦へ素早く攻める姿勢。アギーレジャパンが基本布陣とする「4‐3‐3」は、マイボール時には「湘南スタイル」の源流をなす「3‐4‐3」に様変わりする。共通点の多いアギーレジャパンへの現時点での最短距離にいるのが、21歳のDF遠藤航となる。リオデジャネイロ五輪を目指すU‐21日本代表で主軸を務め、アギーレジャパンのコーチにも名前を連ねる手倉森誠監督から高い評価を受けている守備のオールラウンダーは、アギーレジャパンが戦った4試合を「自分ならばどれだけできるのか、という思いで見ている」と打ち明ける。「A代表は常に狙っている。昨シーズンのJ1で戦った選手が招集されている点でも身近に感じるし、3バックでも4バックのセンターバックでも、もっと言えばボランチでもアンカーでも、すべて同じクオリティーでプレーできるようにしたいし、その準備はしています」。3バックの右を務める今シーズンは、堅守を支える一方で積極果敢な攻撃参加から7ゴールをマーク。フィニッシュに絡んでいく意欲もさらに高まっている。○永木亮太と菊池大介が共有する来年への誓い衰えを知らない運動量でボールに絡み、スペースへ走り続ける26歳の永木は、自身のストロングポイントがアギーレジャパンのアンカーやインサイドハーフでも発揮される光景を具体的にイメージしている。「それほど遠い場所ではないと思っていますけれども、だからと言って代表ばかりを意識しても仕方がない。要はどれだけ湘南の力になれるか。ひたむきに頑張っている姿を見てもらえれば、チャンスは巡ってくると思っています」。左サイドを攻守両面にわたってエネルギッシュに上下動してきた菊池は、J1の壁にはね返され続けた昨シーズンの悔しさを糧にしてきた。シーズン開幕前のキャンプから「J1仕様で練習している」と目線を高く設定している。「疲れてきた中でのパスやフィニッシュの精度の高さを、自分のストロングポイントにすることが代表入りへの近道だと思っています。ただ頑張るだけじゃなくて、頑張った上で決め切り、戻って守備もする選手にならないといけないので」。○新天地ベルマーレで才能を開花させた丸山祐市FC東京から期限付き移籍し、3バックの中央を任された25歳の丸山祐市は、3年目を迎えたプロ人生で初めてコンスタントに試合出場を果たした。その中で、184cm、74kgの恵まれたサイズに搭載された潜在能力を開花させた。高さを生かして制空権を握るだけではなく、直接FKで2ゴールをあげるなど、利き足の左足から放たれる正確キックはベルマーレの大きな武器となった。9月の国際親善試合で、サガン鳥栖では控えの坂井達弥を抜擢(ばってき)するなど、アギーレ監督が「左利きのセンターバック」を重視している点も追い風になる。もっとも、J2優勝を決めた東京ヴェルディ戦の終了間際に2度目の警告を受けて退場となった点を含めて、丸山は「まだまだ未熟者です」と自分自身を戒めることを忘れない。「代表も狙っていきたいともちろん思っていますし、湘南で試合に出続けられたからこそ、いろいろと(前向きに)考えられることもありますよね」。○中田英寿で途切れたままの日本代表の系譜ハビエル・アギーレ監督および代表スタッフは、現時点でJ2の視察に足を運んでいない。選手の情報こそ持ち合わせているはずだが、招集に関してはある程度の線引きがなされているのだろう。だからこそ、来シーズンのJ1の舞台に立つベルマーレの選手たちは、日の丸を背負うための最初のハードルをクリアしたことになる。眞壁潔会長は「あとはウチの若い選手たちが、J1の舞台でどれだけできるか」と期待を込めて来シーズンを見すえている。「やはり(A代表に)呼んでほしいですよね。そうなれば、選手たちの気持ちもさらに高まるはずなので」。ベルマーレからは2010年1月に敵地サヌアで行われたイエメン代表とのアジアカップ予選でDF村松大輔(現徳島ヴォルティス)がA代表に招集されたが、体調を崩して試合には出場していない。実際にピッチでプレーした日本人選手は、1998年のワールドカップ・フランス大会のMF中田英寿とFW呂比須ワグナーにまでさかのぼる。「今シーズンの残り試合を高い意識で戦えるかどうか、ということも非常に大事になってくると思う」。菊池が再び言葉に力を込めた。長く閉ざされてきた「日の丸戦士」への扉をこじ開けるために。成長途上にあるベルマーレに立ち止まっている暇はない。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2014年10月22日北はオーストリア、西はイタリアと国境を接するスロヴェニア。その第2の都市で、オーストリア国境から程近いマリボールからマリボール国立歌劇場が来日した。演目はヴェルディの傑作オペラ『アイーダ』。その舞台稽古が10月16日に行われ、第1幕が公開された。スロヴェニア・マリボール国立歌劇場「アイーダ」のチケット情報ヴェルディの『アイーダ』は古代エジプトが舞台という壮大な物語設定でありながら、男女の愛と人間関係を繊細に描写するオペラで、特に第2幕の凱旋行進曲はオペラを知らない人も耳にしたことのある有名曲である。今回の日本公演の注目のタイトルロールは、フィオレンツァ・チェドリンスとマリア・グレギーナというビッグネームのダブルキャストで、公開リハーサルにはチェドリンスが登場した。チェドリンスは、ミラノ、フィレンツェ、ヴェローナをはじめとする世界の名歌劇場で活躍するディーヴァ(歌姫)。10年ほど前にはサントリーホールのホール・オペラや新国立劇場の公演にも出演しており、日本のオペラ・ファンにも人気の歌手である。そんな彼女にとってアイーダは得意な役のひとつ。となれば、いやがうえにも期待が高まる。敵国エジプトに捕らわれたエチオピアの王女アイーダは、身分を隠して奴隷となりエジプトの王女アムネリスに仕えているが、密かにエジプトの若き武将ラダメスと愛を育んでいる。アイーダは悲哀に満ちた高貴で可憐なキャラクターとして表現されることが多々ある中、チェドリンスは、祖国エチオピアと現在の自分の立場への悔しさと苛立ちがにじみ出る激しいアイーダ像を描く。ラダメス、アムネリスとの三角関係もより劇的で、その火花が客席にも飛んできそうだ。アイーダの最初の聴きどころ「勝ちて帰れ」では、祖国を思う気持ちとラダメスへの恋心の間で揺れる苦悩を、チェドリンスは激烈なまでにドラマティックに歌い、それでいて、後半の神へ祈る歌では深い情感を聴かせる。1曲で圧倒的なドラマを描き出したチェドリンスの調子は上々のようで、本公演では聴衆の心をわしづかみにすることだろう。フランチェスコ・ローザが指揮するマリボール国立歌劇場管弦楽団は歌心に満ちた演奏で、テンポのメリハリを効果的に作ってオペラ全体を牽引する。また、合唱団は特に男声の低音の豊かな響きが魅力的。そのほかの歌手も粒ぞろいで、イタリア・オペラの魅力を余すところなく伝えてくれるだろう。◆スロヴェニア・マリボール国立歌劇場「アイーダ」・マリア・グレギーナ出演10/19(日) 15:00開演10/22(水) 18:30開演・フィオレンツァ・チェドリンス出演10/23(木) 18:30開演会場:オーチャードホール★特別先着割引を受付中!【対象公演】10/22(水)・23(木)公演【席種・料金】S席・特別割引-16,000円(通常価格24,000円)A席・特別割引-12,000円(通常価格19,000円)【販売期間】10/17(金)10:00~各公演日2日前の23:59
2014年10月17日東京ヴェルディが、11月1日(土)・J2リーグ第39節・コンサドーレ札幌戦にて『とある科学の超電磁砲(レールガン)』コラボデーを開催する。その一環として、オリジナルデザインのコラボタオルマフラーと、オリジナルチケットの発売が決定した。11/1(土)東京ヴェルディ対コンサドーレ札幌 J2リーグ戦 チケット情報300セット限定で発売されるコラボタオルマフラー&MB自由席で観戦できるオリジナルデザインチケット(5000円・税込)は、セット販売のみ。うち100セットを10月5日(日)に行われる『電撃文庫 秋の祭典2014』会場で販売予定だ。また、MB自由席で観戦できるオリジナルデザインチケットのみ(3000円・税込)も700枚限定で用意。タオルマフラー、チケットともに試合当日に会場外のブースで引き換えとなる。『とある科学の超電磁砲』は、シリーズ累計1500万部突破の人気アニメ『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のスピンオフ作品であり、「超電磁砲(レールガン)」の通称を持つ主人公・御坂美琴などが、学園都市で起こるさまざまな事件を解決していくストーリー。東京ヴェルディのホームタウンである立川市や多摩市などの多摩地域が舞台であり、ホームスタジアムの味の素スタジアムがアニメ本編の参考として描かれていたことから、本コラボ企画が実現した。なお試合当日は、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当する。ほかにも限定イベントを実施予定だ。『とある科学の超電磁砲』コラボデー・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケットは10月4日(土)一般発売。
2014年10月03日アウェイへ応援に行くなら、選手との触れあいやイベントを存分に楽しみたい……そんなサポーターの願いをかなえるチケットが実現した。11月1日(土)・味の素スタジアムで行われる、J2リーグ第39節・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌の話である。11/1(土)東京ヴェルディ対コンサドーレ札幌 J2リーグ戦 チケット情報例えば、小学生の子ども連れに嬉しい「エスコートキッズ参加権付きチケット」では、自分の子どもが札幌のスターティングメンバーと一緒に入場できる。しかも、選手入場をより近くで見られるメインスタンドSS指定席で観戦可能だ。また、コンサドーレの応援グッズと、ビジター自由席がセットになったチケットも。「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」は250セット限定、「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズセット付チケット」は50セット限定なので、ぜひ早めにゲットしたい。さらに、「JTB北海道」×「ぴあ」アウェイ応援企画「直行シャトル付チケット」が登場。ビジター自由席チケットに羽田空港からの直行バスチケットが付いているので、空の便でアウェイ・味スタへ乗り込むサポーターにとっては電車を乗り継ぐ手間や心配がなく心強いだろう。詳細は10月3日(金)以降、札幌の公式ホームページ(にて確認を。試合当日は、東京Vとアニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』のコラボデーで、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当するなど、企画ももりだくさん。東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケットは10月4日(土)一般発売。<企画チケット内容>1 「コンサドーレ札幌エスコートキッズ参加権付きチケット」・エスコートキッズ参加権利(小学生のお子様1名)・メインSS指定席3枚2 「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズ付チケット」A:「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」(対象試合のビジター自由席前売り券と特製Tシャツがセットになったチケット)B:「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズセット付チケット」(対象試合のビジター自由席前売り券と特製Tシャツ+タオルマフラーがセットになったチケット)3 「JTB北海道」×「ぴあ」アウェイ応援企画 直行シャトル付チケット・購入:コンサドーレ札幌の公式ホームページ(※詳細は10月3日(金)アップ予定
2014年10月02日声を失った天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このほど、本作のモデルとなったべー・チェチョル氏による、“アジア史上最高のテノール”と称された歌声が入った特別映像が解禁。チェチョル氏と共演したこともある“オペラ界の至宝”ことフィオレンツァ・コッソットからのコメントも到着した。“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼がまさに頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明、手術によって声帯の神経を切断することになり歌声を失ってしまう。「もう二度と舞台には立つことはできない…」と、歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、一人の日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べた…。本作は、「NHKドキュメンタリー」「ニュースウオッチ9」「奇跡体験!アンビリバボー」「とくダネ!」ほか、多くのテレビ番組でも取り上げられた実話を基にした物語。彼の壮絶な人生と、彼を信じて支えた日本人プロデューサーの2人の絆がもたらした、世界にも例を見ない奇跡は放送当時、大きな話題を呼んだ。天才オペラ歌手べー・チェチョルを演じるのは、パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』や日本映画『人類資金』などで知られる、韓国の若手演技派ユ・ジテ。そして、チェチョルの才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする、音楽プロデューサーには『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰役を演じる伊勢谷友介。今回届いた映像は、チェチョルに病が分かり舞台を降板、ほかの歌手に自分の役回りを奪われたところから始まる。“もう一度歌声を取り戻したい”と願うチェチョルと彼を心配し、苦悩する家族と友の様子が、本人のダイナミックな歌声と共にドラマチックに展開していき、ユ・ジテ、伊勢谷さんのほか、北之きいの姿も見える。映像中に流れるのは、ヴェルディの傑作オペラ「イル・トロヴァトーレ」第3幕より「見よ、恐ろしい炎を」。この音源は、甲状腺がんを患う前、鮮烈な日本デビューとなった2003年9月、Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートでチェチョル氏本人が歌ったもの。この楽曲は、嫉妬や怒り、悲しみ、そして希望が渦巻き、彼の心の中の炎が煮えたぎっている状態を表現した曲として、劇中にも使われている。当時、オーチャードホールでチェチョル氏と共演した、“オペラ界の至宝”“メゾの女王”とも呼ばれるイタリアのメゾ・ソプラノ歌手、フィオレンツァ・コッソットは、「彼の声はよく響くすばらしい声でした。マンリーコ(主役)にふさわしい美しく透明感のある声で、高音域も難なく出せるとても見事な声でしたね」と、ふり返り語っている。「イル・トロヴァトーレ」第3幕の「見よ、恐ろしい炎を」で、主役のマンリーコに扮するチェチョル氏のテノールのパートは、楽譜に書かれていない“高音ハイC”を挿入することが慣例になっている。通説では、ロンドン初演時のテノール、エンリコ・タンベルリックが作曲者ヴェルディの許可を得て創始したとされており、以来、テノールのアリアとしては最大の難曲のひとつに数えられている。それゆえに、この“高音ハイC”を失敗することはテノールにとっての恥辱ともいわれており、一流のテノール歌手でも歌いこなすのは難しいとされているが、チェチョル氏は見事に高い旋律を歌い上げ、日本の観客を驚嘆させた。この映像でチェチョル氏の歌声を堪能しながら、2人の男の夢と絆の奇跡の実話に馳せてみて。『ザ・テノール真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月18日「Jリーグ20周年記念 Jリーグ&東京フィル ハートフル・コンサート2013」の記者会見が、4月19日にJFAハウス ヴァーチャルスタジアムで行われた。会見には、コンサートの司会を務める黒柳徹子、ゲスト出演の川淵三郎キャプテンらが登壇した。「Jリーグ20周年記念 Jリーグ&東京フィル ハートフル・コンサート2013」の公演情報「スポーツを通じたより豊かな社会・文化づくり」をテーマに掲げてきたJリーグが、東京フィルとタイアップし、20周年を記念した初の試みとして行うコンサート。プログラムは、ヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』の「凱旋行進曲」をはじめ、サポーターのチャント(応援歌)のもとになったクラシックの名曲が中心となる。本コンサートで司会を務める黒柳徹子(東京フィルハーモニー交響楽団・副理事長)は、「サッカーで歌われるサポーターの歌がクラシックCDとして発売されているくらい、実はサッカーとクラシック音楽は深くつながっているんです。また、サッカーではありませんが、春の高校野球では、大正13年の第1回から昭和13年まで、入場行進曲を東京フィルハーモニー交響楽団が演奏していました。スポーツ全体とオーケストラとのつながりも昔からあるんですよ」と語った。また、コンサートにゲスト出演予定の川淵三郎キャプテン(日本サッカー協会最高顧問)も「音楽ファンはもちろんですが、サッカーのファン、サポーターで『初めてオーケストラを聴く』という人にもぜひ来てもらいたいです。これをきっかけに『クラシックっていいな、音楽っていいな、オーケストラっていいな』という思いをもって欲しいですね」と期待を込めた。「Jリーグ20周年記念 Jリーグ&東京フィル ハートフル・コンサート2013」は、8月15日(木)に東京芸術劇場 コンサートホール(東京・池袋)で開催。チケットの一般発売は、5月25日(土)10時より開始となる。
2013年04月23日上野の春恒例のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭」が、開幕初日の3月15日にJR上野駅ガレリアでサプライズイベント「フラッシュモブ」(※1)を開催した。「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2013-」の公演情報毎年3月中旬から4月にかけて上野のコンサートホールや文化施設を中心に行われる「東京・春・音楽祭」。オペラ、オーケストラ、室内楽などの本格的なクラシック音楽のほか、バレエや日本歌曲、アルゼンチン・タンゴ、朗読、美術館や博物館とのコラボレーションなど、バリエーションに富んだプログラムで人気を博している。音楽祭初日の3月15日、JR上野駅ガレリアをジャックしたフラッシュモブは午前11時よりスタート。まずは寿司職人に扮したキーボード奏者とコスメ店員に扮したヴァイオリニストが、エルガーの「愛の挨拶」を演奏。突如聴こえてきた生演奏の音色には、行き交う利用客も「何が起こったのか」と驚きながらも、足を止めて聴き入る様子。文字通り、挨拶代わりとなったエルガーの名曲の後は、駅ビルの飲食店や雑貨屋の店員、交通整理員などに扮した演奏家たち総勢24名が、ヴィヴァルディ「春」を演奏しながら、あらこちから次々と登場。全員が揃ったところで、ピッタリと息の合った合奏を披露。突如駅構内に響き渡った、春の到来を告げるかのような美しく軽妙な旋律に大勢の利用客から温かい喝采が送られた。本イベント翌日3月16日には、平年よりも早めの東京での桜開花宣言も発表。いよいよ桜満開の季節となる上野でクラシック音楽に浸る「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2013-」は、4月14日(日)まで約100公演を開催。オペラの二大作曲家、ヴェルディとワーグナーの生誕200周年にちなんだコンサートなど、多彩な企画が予定されている。また音楽祭期間中には、上野の近隣施設などで無料のミニコンサート「桜の街の音楽」も開催される(日程・会場などの詳細は公式サイトまで)。(※1)フラッシュモブ:街頭など公共のスペースで示し合わせて、群衆に紛れたパフォーマーたちが、パフォーマンスを一斉に行い、その場に居合わせた人々を驚かせ、楽しませる集団サプライズイベント。
2013年03月19日2013年に生誕200年を迎えるふたりの大作曲家、ジュゼッペ・ヴェルディとリヒャルト・ワーグナー。そのメモリアルイヤーを記念し、国内外有数のオペラ団体、オーケストラが集い、「2013 ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」を1年間に渡って開催する。参加団体は、新国立劇場、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京二期会、東京・春・音楽祭、トリノ王立歌劇場(ジャパンアーツ)、藤原歌劇団(日本オペラ振興会)、読売日本交響楽団、ローソンHMVエンタテイメント、METライブビューイング(松竹)の9団体(50音順)。ヴェルディ、ワーグナーのオペラ作品の上演はもちろん、コンサートやオペラのライブ上映、豪華ディナーコンサートなど、多彩な公演が開催される。12月5日に行われた記者会見では、応援団長として大のワーグナーファンでもある脳科学者の茂木健一郎が登壇。「近代ヨーロッパ社会が急速に発展を遂げた理由、さらには日本が近代化に成功した理由、オペラはそれを象徴していると思います。ヨーロッパにおける近代化とは、古代ギリシャやローマの精神の復興でした。かつてギリシャは演劇を発明し、それが人々の生きるエネルギーになっていました。その演劇を総合芸術として発展させたのがオペラ。その中心にいたのが、ヴェルディとワーグナーなんです」と、オペラがもつ根源的な力を語る。「オペラとは決してお金持ちの優雅な暇つぶしではありません。生きる力になるもの、現代の我々が生きる力になるもの、困難に向き合うための力を与えてくれるもの。ヨーロッパの劇場では、Tシャツとジーンズ姿の若者たちがいますし、現代社会のエッセンスを取り入れた演出もたくさんあります」と、オペラが現代の我々にとっても血肉になりうるものだという茂木健一郎。学生時代からオペラ観劇を続けてきたことで、人間としての幅も広がったと語る。「僕の人生は、オペラ体験以前と以降で全く分かれます。オペラを観れば、人間としての総合力が確実に上がります!(来年は)日本のオペラ力、文化発信力を高め、日本人がより元気になる、そんな年になれば良いと思います」と熱く締め括った。「2013 ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」参加公演や最新情報は、公式facebookにて随時更新される予定。また現在、同facebook開設を記念して、オペラ、コンサートのチケットが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを受付中。■2013 ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭公式facebook
2012年12月07日東京交響楽団の2013年度シーズンラインナップ発表記者会見が、12月3日にミューザ川崎で行われた。「ユベール・スダーン Grand Finale」と題し、任期最終年を迎える音楽監督ユベール・スダーンとの集大成のシーズンとなる。東京交響楽団の公演情報ユベール・スダーンは、2004年9月の音楽監督就任以降、明確なコンセプトと洗練された音楽作りで、東京交響楽団を国際レベルに通用するオーケストラへと導いてきた名匠。ラストシーズンでは「これまでに最も聴衆の皆さんに満足していただけた演奏、曲目を選びました」と語るように、ハイドンの最初と最後の交響曲、モーツァルトの戴冠ミサとレクイエム、ブルックナーの交響曲第4番、ベルリオーズのロメオとジュリエット、シューベルトの交響曲第2番など、活動の集大成といえるプログラムが並ぶ。また、2013年に生誕200年を迎えるヴェルディとワーグナーについて「各コンサートのアンコールでぜひ取り上げたい」と、現在プログラムを計画中とのことだ。その他、スダーン以外の指揮者陣についても、各々が十八番とするプログラムを据えた充実のラインナップ。特に、自身の成功のきっかけとなった「春の祭典」を指揮する首席客演指揮者クシシュトフ・ウルバンスキ、「アルプス交響曲」を指揮する次期音楽監督ジョナサン・ノットのふたりは注目を集めそうだ。2013年度シーズンは、東日本大震災の被害により現在復旧工事中の本拠地、ミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアル・オープンとなる。「ようやく我が家に戻ってくることができます。この2年間は非常に大変な日々を過ごしましたが、素晴らしい楽員たちに支えられ、乗り切ることができました」とスダーンも感慨深げ。4月7日(日)の「リニューアル・オープン・コンサート」では、スダーンが「大好きな作曲家」というブルックナーの作品から、交響曲第9番とテ・デウムを取り上げる。「このホール、このオーケストラ、そして作曲家の偉大さを感じてもらうにはこの曲以外にないと思いました」と、スダーン渾身のプログラムで、本拠地の復活に華を添える。東京交響楽団2013年度シーズンのチケットは、サントリー定期演奏会、川崎定期演奏会、東京オペラシティシリーズが1月16日(水)より順次一般発売。また、2013年度だけの特別企画として、ユベール・スダーン指揮の5公演をセットにした「スダーン・セット券」も1月16日(水)より発売。特典として、CDプレゼントや、スダーン監督との記念撮影などが用意されている(※スダーン・セット券はTOKYO SYMPHONYチケットセンターでのみ販売)。
2012年12月07日Bunkamuraオーチャードホールの新年を飾る恒例の「東京フィルハーモニー交響楽団 ニューイヤーコンサート」に、日本を代表するピアニスト、小山実稚恵の出演が決定した。「東京フィルハーモニー交響楽団 ニューイヤーコンサート2013」の公演情報本公演は、東京フィルの挂冠名誉指揮者・尾高忠明の指揮で、ヨハン・シュトラウス二世のワルツ「春の声」、ポルカ・シュネル「観光列車」などのニューイヤーの定番曲から、2013年に生誕200年を迎えるヴェルディとワーグナーの作品、フィナーレには「ボレロ」を披露する。会場内では獅子舞が登場するほか、枡酒販売も行われるなど、お正月の雰囲気たっぷりに演出。また公演の最後には、毎回人気のお年玉抽選会も。海外往復航空券や同コンサートでオーケストラを指揮できる(曲目は「ラデツキー行進曲」)指揮権など、豪華なお年玉が当たる。今回出演が決定したピアニスト、小山実稚恵は、チャイコフスキー国際コンクール第3位、ショパン国際ピアノコンクール第4位という、二大コンクール両方で入賞を果たした唯一の日本人ピアニスト。オーチャードホールでは、2006年から2017年まで12年間に及ぶ壮大なリサイタル・シリーズを展開中。本公演では、定評のあるラフマニノフの作品から「パガニーニの主題による狂詩曲」を披露する。「東京フィルハーモニー交響楽団 ニューイヤーコンサート2013」は、2013年1月2日(水)・3日(木)にBunkamuraオーチャードホールで開催。チケットは発売中。
2012年11月14日今回で第17回となる「星空ファミリーコンサート」が25日と26日、服部緑地野外音楽堂で開催される。演奏は日本センチュリー交響楽団、合唱は大阪センチュリー合唱団、大阪音楽大学有志、共演はセンチュリー・ユースオーケストラ。両日とも19時30分開演(18時30分開場)。雨天で中止の場合は、当日18時15分に発表がある。また、25日が雨天中止の場合、翌26日のプログラムが変更される可能性がある。「星空ファミリーコンサート」の演目は、25日はヴェルディの歌劇「運命の力」序曲、「トロヴァトーレ」”朝の光がさしてきた”、「椿姫」”ああ、そはかの人か”、”花から花へ”。クイズコーナーを挟み、復刻アニメメドレー、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」”ダッタン人の踊り”となる。26日はJ.シュトラウスの喜歌劇「こうもり」より序曲、”侯爵様、あなたのようなお方は”、”田舎娘の姿で”と続いて指揮体験コーナーがある。その後、復刻アニメメドレー、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」”ダッタン人の踊り”でフィナーレだ。日本センチュリー交響楽団は大阪センチュリー交響楽団として1989年に活動を開始し、2011年に現在の名称に変更、今年で23年となる。同楽団は、「優れた演奏により地域の力を発信する」、「オーケストラによる感動と癒しを提供する」、「優れた才能の発掘を次世代の育成に寄与する」、「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」という4つの理念に基づいて演奏活動を行っている。古典から現代音楽に至るまで演奏の幅は広く、高い演奏能力においても評価が高い。演奏会だけではなく、「タッチ・ジ・オーケストラ」と言われる青少年のためのオーケストラ体感コンサートや、特別支援学校コンサート、病院での室内楽コンサートなど音楽の普及や教育にも力を入れている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日日中国交正常化40周年を記念した新国立劇場(東京)と国家大劇院(北京)の共同制作オペラ「アイーダ」(コンサート形式)。その制作発表と公開稽古が、7月25日に新国立劇場で行われた。日中国交正常化40周年記念 2012「日中国民交流友好年」認定行事 オペラ『アイーダ』(コンサート形式)の公演情報両劇場と合唱団の交流を主眼に、オペラの共同制作に取り組む今回。上演作品は、ヴェルディ作曲『アイーダ』で、全曲からの抜粋によるコンサート形式(上演予定約2時間30分)となる。ソリストおよび合唱団は、日中それぞれ半数ずつで構成。中国からは、アイーダ役を歌う人気ソプラノ、和慧(ヘー・ホイ)のほか、袁晨野(ユアン・チェンイェ)、田浩江(ティエン・ハオジャン)と欧米の一流歌劇場で活躍する歌手陣が出演。日本からは、ラダメス役に新国立劇場開場記念公演『アイーダ』で同役を務めた水口聡のほか、清水華澄、妻屋秀和が出演する。制作発表には、新国立劇場・福地茂雄理事長、国家大劇院・王争鳴(ワン・ジャンミン)副院長ほか、日本公演の指揮者・広上淳一、中国公演の指揮者・張国勇(チャン・グオヨン)、日本公演の合唱指揮・三澤洋史、国家大劇院合唱団長・黄小曼(ホワン・シャオマン)、そして日中両国のソリスト6名が登壇。「今回の公演を通じ、両劇場がアジアのオペラハウスの拠点として、さらなる協力関係を築いていけることを願っています」(新国立劇場・福地茂雄理事長)、「今年は両国の国民友好交流年。芸術家同士が友好的な関係を築き、国民がお互いに理解し、交流しあう良い機会になると思います。北京公演には観客も非常に期待していて、チケットもかなりの人気です」(国家大劇院・王争鳴副院長)、「特別な舞台に立てて非常に光栄です。音楽には国境はありません。日本の方々と一緒に上演できるのはとても嬉しく思います」(アイーダ役・和慧)、「これまでに色々なプリマドンナと共演してきましたが、和慧さんと出会って『ここにもウィーンのプリマドンナのような人が!』とビックリしました。歌の世界は嘘はつけない。今はもうアジアとかイタリア人とか、そういう時代じゃない。作品をどれだけ表現できるか、そんなレベルにきていると思います」(ラダメス役・水口聡)と、それぞれ公演への抱負を語った。制作発表の後は、ソリストに加え、日中総勢100名の合唱団による稽古を報道陣に公開。特にタイトルロールとして注目を集める和慧は、アリア「勝ちて帰れ!」ほかで迫力の歌唱を披露。今年6月にヴェローナ野外音楽祭「アイーダ」で、同役通算100回を迎えたばかりの彼女。“世界最高のアイーダ”と各地で絶賛を博す実力を見せつけた。日中国交正常化40周年記念 2012「日中国民交流友好年」認定行事 オペラ『アイーダ』(コンサート形式)は、7月27日(金)、29日(日)に新国立劇場 オペラパレスで開催。チケットは発売中。また中国公演は、8月3日(金)、5日(日)に国家大劇院で開催となる。
2012年07月27日日中国交正常化40周年を記念して、今夏、日中両国の国立劇場である新国立劇場(東京)と国家大劇院(北京)の共同制作でオペラ『アイーダ』(コンサート形式)が開催される。日中国交正常化40周年記念 2012「日中国民交流友好年」認定行事 オペラ『アイーダ』(コンサート形式)の公演情報かねてよりアジアの舞台芸術の発展のため、交流活動を行ってきた両劇場。今回「日中友好の象徴としてオペラの共同制作を実現したい」という国家大劇院からの申し出がきっかけで実現に至った本企画は、両劇場と合唱団の交流を主眼として、ヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』をコンサート形式(全曲からの抜粋・上演予定時間約150分)で上演する。ソリストおよび合唱団は、日中それぞれ半数ずつで構成。中国からは、アイーダ役を歌う人気ソプラノ、和慧(ヘー・ホイ)のほか、袁晨野(ユアン・チェンイェ)、田浩江(ティエン・ハオジャン)と欧米の一流歌劇場で活躍する歌手陣が出演。日本からは、ラダメス役に新国立劇場開場記念公演『アイーダ』で同役を務めた水口聡のほか、清水華澄、妻屋秀和が出演する。なお本公演は、新国立劇場にとって初の中国でのオペラ公演であり、国家大劇院にとっても初の日本公演となる。日中国交正常化40周年記念 2012「日中国民交流友好年」認定行事 オペラ『アイーダ』(コンサート形式)は、7月27日(金)、29日(日)新国立劇場 オペラパレスで、8月3日(金)、5日(日)に国家大劇院で開催。東京公演のチケット一般発売は、6月9日(土)10時より。また一般発売に先駆けて、チケットぴあではインターネット先行先着を6月7日(木)23時59分まで受付。
2012年05月31日劇団四季のミュージカル『アイーダ』が、4月14日に東京・四季劇場[秋]で開幕した。日本では2003年12月に大阪で初演、その後各地で巡演し東京では2010年9月まで公演が行われていたが、大阪での凱旋公演を経て、1年半ぶりの東京公演となる。劇団四季『アイーダ』チケット情報はこちら作品は『美女と野獣』『ライオンキング』を生み出したディズニーが製作、ブロードウェイで初演されたミュージカル。作詞はティム・ライス、作曲はエルトン・ジョンというゴールデンコンビが手掛けている。物語は古代エジプトを舞台に、エジプトの将軍ラダメスと、エジプトの捕虜となった敵国ヌビアの王女アイーダの許されざる愛を描くもの。ヴェルディのオペラでも有名なストーリーだが、ミュージカル版ではアイーダの王女としての立場とラダメスへの愛との間で揺れる葛藤がよりリアルに描かれ、観る者の胸に突き刺さる内容になっている。また激しいロックや美しいバラードなど、エルトン・ジョンによる現代的な音楽も相まって、物語を遠い過去のものとせず、現代にも通ずる普遍的な愛の物語となっているのもポイントのひとつだ。初日の舞台に立ったのは、アイーダ役が秋夢子、ラダメス役が阿久津陽一郎。ともにこの役への経験も長いだけあり、気高いアイーダ姫と統率力を感じさせるラダメス将軍で、見ごたえのある舞台を作った。秋は「恋人への愛、親子の愛、国を思う愛、仲間を思う愛、友を思う愛など、『アイーダ』の作品の中には、様々な愛が描かれています。人を愛する中で葛藤し、様々な決断をしていくアイーダの心の道行きを、丁寧に演じていきたいと思います」、阿久津は「東京再演の舞台に立つことができ、大変光栄な思いです。ラダメス役は、初演より演じておりますが、上演地が変わるたびに、また一から役と向き合ってきました。これまでよりもさらに深まったラダメスを目指し、皆様には進化した『アイーダ』をご覧いただきたいと思っています」とそれぞれコメント。劇場も前回の東京公演の舞台だった電通四季劇場[海]より若干小さくなり、より舞台が近く感じられる。公演を重ね、円熟味を増すカンパニーが贈る迫力の舞台を堪能したい。チケットは、7月8日(日)公演分まで発売中。
2012年04月16日