わが家には4人の子どもがいます。子育て中で一番苦戦したのが、寝かしつけ。特に、上の子2人のときは、頼れる人もいない孤育て状態。添い寝すると自分も一緒に寝てしまったり、なかなか寝てくれなくてイライラしたりする日々でした。そこで、3人目から思い切って方法を変えてみたところ、自分の時間ができるようになったのです。上の子たちのときもこうすればよかった、と今は後悔しています。ワンオペの寝かしつけわが家には17歳の長男、15歳の長女、6歳の次女、2歳の次男の4人の子どもがいます。夫は仕事だからと育児に参加せず、ワンオペです。私も仕事をしながらの育児は毎日がバタバタで、添い寝すると私も疲れて一緒に寝てしまい、家事を残していることに夜中に気づいて、起きて家事をすることもありました。 抱っこやおんぶをして、やっと寝たと思って布団に置くと起きてしまう子ども。添い寝して寝たと思って離れると起きてしまうことも。家事もはかどらず、イライラするばかりでした。 家事を優先させてみた3人目ともなると、まずは家事を終わらせようと割り切るように。首がすわるまではベビーラックに寝かせておき、長女に見ていてもらっていました。そして、家事を終わらせてから自分が寝るタイミングで布団に連れて行っていました。おんぶができるようになったころからはおんぶをしながら家事をして、終わってから布団へ。 1歳ごろになってくると、おんぶも重くなり、先に寝かせられないかと思うようになりました。そこで寝室へ連れて行き、部屋を暗くして寝る体制を整えてから「ママ、もう少しお仕事してからくるから先に寝ててね」と言って部屋を出ることに。 意外と寝てくれた初めての日はちゃんと寝てくれるか心配でしたが、意外とすんなり寝てくれたので、もっと早くやっていればよかったと思いました。それまでの「絵本を読んで!」や、遊んでなかなか寝てくれない状況から開放され、家事を早く終わらせられるようになったのです。 4人目は夜泣きの時期が終わると、次女(3人目)と一緒に寝る前のトイレと歯みがきを済ませて寝室へ連れて行けば「おやすみ~」と2人で寝てくれるように。 日中はたくさん遊んでいたので、昼間に体を動かして、夜は寝る環境を整えれば、ちゃんと寝てくれることがわかりました。私自身が、寝るまでそばにいないと心配で離れられなかっただけかもしれない……と、今になって感じています。ワンオペで家事と育児に余裕のない私でしたが、寝かしつけがラクになって家事がはかどり、自分ひとりの時間を楽しんでいます。 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月25日今回は、私の育児の失敗談です…。我が家は3歳差で長女イチコ、長男二太郎の2人きょうだい。3歳差なので、幼稚園は入れ替わり。イチコの卒園後、二太郎が入園する流れです。そのため幼稚園や小学校で使う制服や体操服は、イチコのときに買ったものを二太郎のお下がりにするつもりでいました。ということで、幼稚園の制服は大きめサイズを購入。そして3年後、年長の終わりのタイミングで制服はぴったりに。幼稚園入園時と同じように、小学校の体操服も大きめを購入。この買い方…、二太郎の入園時に後悔することになるのです…。ということで次の4月、二太郎が幼稚園に入園!制服がかなりブカブカ!スカートとズボンを、同じ年齢差&性別が逆のママ友と交換したので、ズボンはそこまでブカブカ感はなかったんですが、ブレザーはブッカブカ!たまたま卒園したママ友から小さいサイズの制服をいただいていたので、それを着せました…。そう、イチコは赤ちゃんのときから大きめだったんですが、二太郎は標準サイズな上、イチコより痩せ型。そのため大きめを買ったイチコのお下がりが、かなりブカブカだったんです…。そして3年後。二太郎はママ友からいただいた制服のまま卒園しました。大きめサイズのイチコのお下がりは活躍せず!小学校の体操服は、イチコに新しい大きいサイズのものを買い、イチコが着ていた体操服を二太郎のお下がりにしたんですが…特にズボン! ゴムを締めたもののなぜか腰パン状態に!しかし小さいサイズを買うのもなぁ…。イチコの小学校のママ友に相談したところ…。ということで、ブカブカの体操服でいくことに。まあトップスの肩も落ちないし、ズボンが腰から落ちてお尻が出ちゃうこともないし、いいでしょう!運動会、ほかの子より体操服がブカブカの二太郎…。とはいえ競技に支障は出てなかったからOK! 動けてるから問題なし!ということで、大きめの上の子に余裕を持たせてサイズを選んでたら、下の子がブッカブカになるんだなと学びました…。お下がり前提のもののサイズに迷ったときは、下の子の体格も考慮して選んだ方が良さそうです…。
2024年03月25日■これまでのあらすじ幼少期からそこそこ可愛かったと言う主人公・ゆうみは家庭が貧しく、田舎から都会へ出て働き始めます。美しくなるために努力した結果、年収3000万の夫と結婚!夫は外見とセンスは悪いけれど、とても優しい人。その後女の子を出産し、26歳にして何もかもを手に入れたと思っていたゆうみでしたが…。 ■子どもを授かり幸せの絶頂!■妹の一言に激怒!「豚鼻」「女の子なのにかわいそう」生まれたての赤ちゃんに無神経な発言をするなんて、困った妹です。可愛い我が子がこんなことを言われたら、誰だって落ち込みますよね。赤ちゃんはみんな愛しくて可愛いのに…。妹にとってはただの軽口でも、ゆうみの自尊心は傷つけられ、後に大きな呪いとなっていったようです…。次回に続く「私の娘は可愛くない」(全27話)は17時更新!
2024年03月04日繊細な役柄から天真爛漫な役までもこなす、俳優の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さん。演技力はもちろん、高い歌唱力も持ち合わせているとあり、ドラマや映画など数多くの作品に携わっている俳優として知られています。上白石萌歌の『幼少期ショット』に絶賛の声2024年2月17日、上白石さんはInstagramを更新。ドキュメンタリーバラエティ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演することを明かしました。国内外問わず、想い出深い場所を訪れるゲストに密着する、同番組。上白石さんは、小学校の頃に3年間、家族と暮らしたことがあるメキシコを訪問するそうです。15年ぶりの『里帰り』に、「あらゆる場所に想い出が踊っていて、幼き日の自分に会えた気がした」と、幼い頃の写真を公開しました。「国宝級のかわいさ」「尊い」など絶賛の声が上がる、上白石さんの幼少期の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 上白石 萌歌(@moka____k)がシェアした投稿 カメラの前で優しくほほ笑む、幼い頃の上白石さん。同年1月10日に投稿された現在の上白石さんと比べても、面影がバッチリと残っていることが見て取れます! この投稿をInstagramで見る 上白石 萌歌(@moka____k)がシェアした投稿 昔から容姿が整っていたことが分かる写真には、さまざまなコメントが集まりました。・面影がありまくり!素敵ですね。・全然変わっていない!そのまま大きくなったんだね…。・最強で最高。メキシコに3年間も住んでいたなんて、知りませんでした!上白石さんが出演するのは、同年2月24日の放送。気になる人は、『アナザースカイ』を視聴してはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月18日上の子が6歳、下の子が3歳のとき。私は上の子を習い事へ連れて行くため、下の子を夫に預けて家を出ました。1時間くらいだったのですが、帰ってきたら……。 夫に下の子を預けて外出したら…私の夫は釣りが趣味で、夜中に釣りに出かけて朝方帰宅することがあります。いつも通り、休日の朝に帰宅した夫に3歳になる息子を預け、娘の習い事の送り迎えと買い物へ出かけました。 息子はお昼寝をしていたので、起こさないように外出。1時間くらい家を空けて帰宅すると、寝室で爆睡している夫が……。そして、子どもの姿が見当たりません。家のなかにはおらず、焦って外をみるとひとりで庭で遊んでいました。 家の前は車通りが多く、私を探して道路に出ていたらと今考えてもゾッとします。夫の無神経さに呆れ、怒りしかありませんでした。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもは予期せぬ行動をとることもあり、一瞬の出来事が命とりになることも。ワンオペとわかっている日は釣りを控え、子どもとたっぷり遊ぶ日と割り切った方がいいかもしれませんね。 作画/シュー子著者:田中佐保
2024年02月11日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。保育園の担任の先生から、普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらったまぎさん。先生と話したことで心が少し軽くなり、うなちゃんを大切に思っていることを再確認できたのでした。 私にもできた…自分も娘も認めてあげることありのままの状況を吐露し、理解してもらえたことで、私は気持ちが少しラクになりました。そして、私自身の行動も変えていけるよう一歩を踏み出してみたのです。 「つらくなったらいつでも声をかけてほしい」と、まぎさんのことをやさしく受け入れてくれた保育園の先生。先生のその言葉のおかげで、これまでひとりで思い悩み、苦しんでいたまぎさん自身も「ひとりで抱え込まなくてもいいんだ」と思えるようになりました。 そして、できることからゆっくりやっていこうと考え方を変えるようになりました。 その結果、久しぶりにしっかりとうなちゃんと顔を合わせ、うなちゃんの気持ちとも向き合うことができたのです。 ようやく、自分もうなちゃんも納得がいく形でお互いに向き合うことができたまぎさん。 頭ではわかっていても、今までの行動や考え方を変えることはなかなか難しいもの。しっかりと先生のアドバイスを試してみたまぎさんの行動は、悩みの解決のための大きな一歩になったのではないでしょうか。 この先、うまくいく日もいかない日もあるかもしれませんが、試行錯誤しながらまぎさん親子がステキな関係を築いていけることを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月24日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなっていました……。園長先生からの提案で、担任の先生に普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらう時間を作ってもらったまぎさん。担任の先生からは、「なぜ?」と理由を追求するのではなく、「うなちゃんがどういう気持ちだったか」と、うなちゃんの気持ちに注目することをアドバイスされます。その言葉に、今までの自分を省みて落ち込むまぎさんなのでした。 私はどうしたらいいの…?私はうなの気持ちを考えず、大声で怒鳴ったり「なぜ?」と追及したりするばかりだったと気づきました……。 ※立場違うのは分かってます→立場が違うのは分かってます ※逸らす→そらす 何とかしたいと思いつつも、うなちゃんに対する怒りのコントロールができないまぎさん。担任の先生が園児を叱るときはどのようにしているのかと尋ねました。 先生は、「言う」のではなく「見る」ことを心がけているとのこと。顔を見ることでその子の感情が伝わり、一旦怒りを落ち着かせたり、かける言葉を考えたりできるのだとか。そして、まぎさんが悩んで涙を流しているのは、うなちゃんを本当に大切に思っているからこそだと先生は言います。先生のその言葉を聞き、まぎさんは自分はまだきちんとうなちゃんを愛そうと思えているんだと再確認することができました。 担任の先生が親身になって話を聞いてくれたおかげで、まぎさんの苦しい思いも少しずつ解消されたよう。本当によかったですね。 子どもを叱るときには、目の前の状況だけでなく、その子の気持ちを考えることで、親も子どもも納得しやすくなるというのは、まぎさんだけでなく私たちも覚えておきたい大切な関わり方ですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月23日ママ友が自分の子に親切に接してくれるのは非常にありがたいもの。しかし、まるで我が子のように過剰に可愛がっていたら、あなたはどのように感じますか?今回は実体験をもとに描かれた大人気マンガシリーズ、千代子さんの【うちの子を私物化しないでください】からワンシーンをお届けします。原作:千代子さん(マリコのインスタグラムで経験談募集)漫画:じゅったむ様ママ友は我が子に執着している様子……?相変わらず週4回ペースでご近所さんの家に遊びに行く息子。ご近所さんの異常性に気づき、距離を置くことに。買い物中、息子の“防犯ブザー”の音が聞こえた千代子さん。公園に戻ると、息子の腕を引くご近所さんの姿が……。衝撃の光景が……異常行動を暴露する息子……はっきり言わなきゃ……その場から逃げ去る……息子を守るため……息子を強引に家へ誘おうとしていたママ友。千代子さんは今まで感じていた違和感が確信に変わり、息子の身を守らなければと改めて強く感じている様子……。さらにその後のお話で、ストーカー化したママ友から逃げるため、千代子さんは引っ越しを決意するのでした……。ママ友の言動に違和感を覚えたら、あなたならどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/じゅったむ様)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月21日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。園長先生に今までの話を聞いてもらうと、自身の体験談も交えて親身に話を聞いてくれ、園長先生の言葉にまぎさんは心が軽くなりました。 うなはどんな気持ちだったんだろう…?担任の先生に共有して、普段のうなの様子を聞かせてもらったらほうが安心できるかも……?という園長先生からの提案で、私はうなの担任の先生と話す時間を作ってもらいました。 担任の先生は、幼稚園でのうなちゃんの様子をノートにまとめてきてくれていました。下の子が生まれてからうなちゃんをきつく叱ってしまうこと、かわいいと思えないことを、涙をこらえながら伝えたまぎさん。先生は、頷きながら静かに耳を傾けてくれました。担任の先生が言うには、幼稚園でのうなちゃんはケンカをすることもあるが、よく笑い、活発に過ごしているとのこと。しかし、まだ3歳のためうまく気持ちを表現できずに泣いていることもあるそう。 うなちゃんは家でも泣いている理由を答えらえないことが多く、まぎさんはそれが自分のせいなのではないかと心配になりました。そこで先生は「なぜ?」と原因を追究するのではなく、「どういう気持ちだったか」と本人の気持ちを聞いてみたらいいのではないかとアドバイス。それを聞いてまぎさんは、「なぜ?」と聞いて叱るばかりだった自身の行動を振り返り、落ち込むのでした……。 うなちゃんはまだ3歳。自分の気持ちを言葉にできず、頭の中でお母さんに言われたことを一生懸命考えていたのかもしれませんね。また担任の先生のまぎさんの悩みに寄り添い真摯に向き合ってくれる姿勢には、今後もまぎさんがうなちゃんを預ける上でとても安心したのではないでしょうか。今回、保育園の先生に悩みを打ち明けたことで、まぎさんの心が軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月30日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。出産後の元気がないまぎさんの様子を気にかけて声をかけてくれた園長先生。まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていること泣きながら話しました。 私は「ダメな母親」ではなかった…?園長先生に話を聞いてもらってやっと今までの気持ちを吐き出せた私。ダメな母親でもないとはっきり言ってもらえたのですが……。 ※ベビーシェマとは、小さい体に大きな頭、顔の低い位置に顔のパーツがある、ぷくぷくとした手足や頬、ぎこちない動きなど、赤ちゃんの形態的・行動的特徴。ヒト以外にもイヌやトリなど、多くの生物に共通して見られるもの。 園長先生から告げられたこととして、下の子が生まれると、母親は本能的にひとりで生きていけない赤ちゃんを守らなければいけないと思うのだそう。 そして、できていたことをしなくなったうなちゃんに苛立ちを覚えていたのは、「ちゃんとできていた姿」を見ていたから。まぎさんは、うなちゃんの成長にきちんと向き合っていると話してくれた園長先生。しかし、今までうなちゃんに冷たくあたって叱ってきたことで、「母親から嫌われている」と感じさせているのではないかと、まぎさんの心配はぬぐえません。2児のパパである園長先生も、下の子が生まれたときは、上の子を優先しようとするもなかなかうまくいかずに悩んでいたと同じ体験があると話してくれました。親身になって話を聞いてくれた園長先生の言葉に心が軽くなったまぎさんでした。 園長先生のおかげで、まぎさんもやっと自分の気持ちを吐き出すことができました。ママもひとりの人間。赤ちゃんを育てながら上の子を優先してお世話をするのは並大抵のことではありません。そしてまぎさんがうなちゃんにイラだってしまっていたのは「常にうなちゃんと向き合ってみてきたからだ」と園長先生は告げました。この考え方はまぎさんが自分ひとりで悩んでいても見つけるのは難しかったのではないでしょうか。つい自分でひとりで解決をしようと頑張ってしまうこともありますが、完璧を目指そうとせず、つらいときはひとりで抱え込まないようにする意識も必要だと感じさせられますね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月29日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまいます。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。まぎさんは、「上の子がかわいいと思えない」と悩んでいることを夫にも相談できずにいました。ある日、いろちゃんが寝返りをできるようになり、夫とまぎさんは大喜び。するとうなちゃんは自分は褒められていないと主張し始めます。その様子を見ていて苛立ちが止まらなったまぎさんは、いろちゃんを連れて家を出ると、自己嫌悪にさいなまれさらに苦悶することになりました。後日、うなちゃんを保育園に送り、帰ろうとしていたところ、園長先生に突然声をかけられ……。 ずっとつらかった…!突然園長先生から呼び止められて、私はドキッとしてしまいました。もしかしたらうなから何か聞いたの……? と心配する私とはうらはらに園長先生からは……。 2人目の出産からのまぎさんの様子が変わったことを気にかけて、声をかけてくれた園長先生。 まぎさんはどこまで話したらいいのか迷いながらも、うなちゃんが赤ちゃん返りしていることや、感情のまま叱ってしまうこと、うなちゃんをかわいいと思えなくなっていることを泣きながら話しました。 何も言わずに園長先生は聞いてくれ、「まぎさんは悪くありません、ダメなお母さんでもありません。」と一言。まぎさんの今の状態は、ホルモンバランスの変化や、心に余裕が無いせいで起こっていることで、誰でもなり得る可能性があると言ってくれたのです。 9カ月もの間まぎさんはひとりで悩み、抱え込んでいたのは相当つらかったことでしょう。まぎさんはずっと、上の子がかわいく思えないことで自分を責めていましたが、「上の子可愛くない症候群」という言葉があるように、このようなことは誰にでも起こり得る可能性があるのかもしれません。 悩みを抱えた際は自分で抱え込みすぎず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちがラクになるかもしれないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月28日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人の子どもの育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もう3歳になったんだから、できると思ったことはやってみよう?」と話したところ、うなちゃんは泣きながらも返事をしてくれました。しかし、素直に聞いてくれているのに、なぜかまぎさんにはうなちゃんがかわいく思えなかったのです……。 「母親失格?」こんなこと誰にも言えない…泣きながら私の話を聞いてくれた長女を、いままでのようにかわいいと思えません。どうしたらいいのか、私はひとりで悩んでいました……。 ※縋られても→すがられても まぎさんは、長女・うなちゃんがかわいいと思えなくなっていることをどうしたらいいのか悩んでいました。しかし「大丈夫」と言った手前、夫には相談することができずにいました。 そんなある日、いろちゃんが寝返りをできるように!夫とまぎさんが大喜びする中、「うなちゃんのことは褒めないんだね」と主張し始めたうなちゃん。その様子を見ていて苛立ちが止まらなくなったまぎさんは、泣いてすがるうなちゃんを夫に任せ、いろちゃんを連れて家を出ました。 「長女がかわいくないと思っている自分がこわい」その気持ちを誰にも言えず、まぎさんはひとりで悩み続けるのでした。 まぎさんは「上の子がかわいくない」と感じてしまうことを相談し、どう思われるかが気になってなかなか相談できない様子。「上の子がかわいくない」という悩みは言いにくいかもしれませんが、苦しい気持ちを誰かと共有することで少しはラクになることもありますよね。 また夫に相談しづらいければ、保育園の先生に相談するというのもよいのではないでしょうか。先生たちはたくさんのママや子どもたちと接してきています。みんなが同じ悩みを抱えているわけではないかもしれませんが、何か解決となる糸口を教えてくれたり、一緒に考えてくれたりするかもしれませんね。みなさんは育児中の悩みを抱えたとき、どのように解決をしていますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月27日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。次女の出産後から、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。これは、まぎさんが下の子を出産した後に、上の子がかわいくないと感じるようになったお話です。赤ちゃんを抱っこしたまぎさんの足へ体当たりしたことを謝ろうとするうなちゃんに、まぎさんはさらに冷たくしてしまい、愛情が心から抜け落ちていくような感覚を覚えます。日に日に赤ちゃん返りは激しくなり今までできていたことの大半を自分でしなくなったうなちゃん。そして、気に食わないことがあるとかんしゃくを起こすようにまでなりました。毎回「ママがいい」の一点張りで祖母や夫は手を出せず、まぎさんはさらにイライラを募らせていき……。 どうしよう…かわいいと思えない…いつもひとりで行っていたトイレも娘に「ママがいい」と言われて、私はつい……。 ちょうどまぎさんが赤ちゃんのおむつを替えているタイミングで、うなちゃんがひとりでトイレに行けないと駄々をこね始め、おもらしをしてしまいました。 今までできていたことをしようとしないうなちゃんに、猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまったまぎさん。「もううなはお姉ちゃん…」そう言いかけてまぎさんはハッとします。まぎさん夫婦は、うなちゃんに「姉だから」という役割を押し付けるのはやめようと話し合っていたのです。そこで、「3歳さんになったんでしょ?できる!って思うことはやってみようよ」と違う言い方をしたところ、うなちゃんは泣きながらも素直に聞いてくれました。 それでも、なぜかまぎさんにはうなちゃんをかわいく思えなかったのです……。 おむつ替えのタイミングでの、うなちゃんのトイレにいきたいと告げる言動。もしかしたら「自分を優先させてほしい!」という思いがあったのかもしれませんね。気持ちにゆとりがあれば、受け入れられる言動かもしれませんが、当時のまぎさんのイライラが積み重なっている状態ではそんな心の余裕を作ることさえも難しい場合もありますよね。 産後の疲れや寝不足で心の余裕がなくなっているいまは、完璧を目指しすぎず、ときには周りを頼って子どもたちから数時間でも離れ、ママ自身がリフレッシュしてみることも大切かもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月26日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のことでした。しかし、まぎさんは自分にはまったく関係ないことだと思っていました。次女の出産後から、赤ちゃん返りが始まったうなちゃん。うなちゃんの赤ちゃん返りが本格化してきてまぎさんは、イライラが止まりません。やさしく声をかける祖母に向かって、きらいなどと言ううなちゃんへついにまぎさんのイライラが爆発し、怒りにまかせて叱ってしまいます。まぎさんは罪悪感を覚え反省しましたが、ある日、赤ちゃんを連れて別の部屋に行こうと立ち上がった瞬間、うなちゃんがまぎさんの足を掴みます。イライラがピークに達し、冷たい言葉をうなちゃんに言ってしまい……。 「ママがいい!」かんしゃくは激しくなる一方で…長女の気持ちに寄り添ってあげたいのに、私はどうしてあんなに冷たくしてしまったんだろう……。 まぎさんの足を掴んだことを謝ろうとしているうなちゃんに、さらに冷たくしてしまったまぎさん。 本当は前みたいにやさしくしたいのに、うなちゃんへの愛情が心の穴からサラサラと落ちていくような感覚を覚えます。そのころからうなちゃんは、夕飯時に「ママ食べさせて」などと言うように……。そして、今までできていたことの大半を自分でしなくなり、気に食わないことがあるとかんしゃくを起こすようになりました。毎回「ママがして、ママがいいの」と言われるので、祖母や夫は手を出せず、まぎさんはさらにイライラを募らせていくのでした……。 まぎさんの苛立ちが加速しているからなのか、うなちゃんのかんしゃくが激しくなっているからなのか、お互いにしんどい状態に陥ってしまっていますね。 うなちゃんの言動には、ママに手をかけてもらいたい、ママと一緒にいたい、そんな気持ちがうまく伝えられず「ママがいい」という言葉に集約されているようにも思えます。 時間がかかることもあるかもしれませんが、赤ちゃんのお世話をママひとりでするのではなく、お着替えや沐浴など、うなちゃんと一緒に赤ちゃんのお世話をしてみるというのもいいかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月25日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんの4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のこと。しかし、そのときのまぎさんは自分にはまったく関係ないと思っていました。出産後、退院して家に帰ると、とても喜んで次女ちゃんをかわいがってくれるうなちゃん。「今まで寂しい思いをさせた分、長女を優先してあげよう」と、まぎさんは心に決めますが、現実はそう甘くありません。次女のお世話をしようとすると、嫌がってまぎさんから離れないうなちゃん。今まで自分でできていたこともしなくなり、甘えん坊になってしまいました。 わがまま放題の長女を受け入れられない…夜間のお世話もあって寝不足だけど、新生児期は貴重な時間。 赤ちゃんのお世話も長女のことも私が頑張らないと……と思っていのですが……。 赤ちゃんのお世話で寝不足なまぎさんはフラフラ。そして、うなちゃんはというと、赤ちゃん返りが本格化してきました。寝不足が原因なのか、うなちゃんのわがままにイライラしてしまうまぎさん。うなちゃんにやさしく声をかける祖母に向かって、「ばぁばきらい!」とうなちゃんが言ったことでまぎさんのイライラが爆発! 怒りにまかせてうなちゃんを叱ってしまい、まぎさんは罪悪感を覚えました。 しかし、その後もを祖母を拒否し続けるうなちゃん。ある日、うなちゃんの声にイライラしていたまぎさんは赤ちゃんを連れて別の部屋に行こうしました。すると、「ママそっち行かないで!」とうなちゃんがいきなりまぎさんの足を掴みます。まぎさんは心に強い怒りが沸き起こるのを感じ、「それでママが転けたらいろがどうなるか分かる?」と、冷たく言ってしまったのです……。 赤ちゃん返りをする長女に対してストレスが増えていったまぎさん。まぎさんもうなちゃんの気持ちがわからず、解決策や終わりがみえないつらさに、よりイライラしてしまったのではないでしょうか。 「新生児期は貴重だから」と赤ちゃんのお世話を頑張るまぎさんですが、すべてを自分で頑張ろうとせず、実母に赤ちゃんのことを少し任せて長女と向き合う時間を作ってみるのもいいのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月24日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんの4人家族。まぎさんが「上の子可愛くない症候群」という言葉を知ったのは、次女を妊娠中のこと。出産後のホルモンバランスの影響や、余裕のなさから感じられる気持ちの変化のようですが、そのときのまぎさんは自分にはまったく関係ないと思っていました。 上の子を優先するのって難しい…「上の子可愛くない症候群…まぁ私は大丈夫」そう楽観的に考えていました。 下の子が生まれたら、上の子のことをかわいいと思えなくなる「上の子可愛くない症候群」。「(長女は)こんなにかわいいんやから大丈夫」と、まぎさんは次女を出産する前は思っていました。出産後、退院して家に帰ると、とても喜んで次女をかわいがってくれる長女・うなちゃん。「今まで寂しい思いをさせた分、うなを優先してあげよう」と、まぎさんは心に決めました。しかし、現実はそう甘くはなく……。次女のお世話をしようとすると、うなちゃんは嫌がってまぎさんから離れようとしません。うなちゃんは今まで自分でできていたこともしなくなり、甘えん坊になってしまいました。上の子を優先するのは想像以上に難しく、まぎさんは対応に困ってしまっていました。 長子の赤ちゃん返りは、2人のお子さんを持つママであれば経験したことがある方も多いのではないでしょうか。「自分だけのお母さん」を赤ちゃんに盗られた気がして寂しく感じているのかもしれませんね。ただ助産師さん曰く「ママは大好きだよ」とママからの愛を伝えたり、また「一緒に生まれたばかりの赤ちゃんを守ってあげようね」と伝えてあげたりすることで、長子としての気持ちも芽生えるそうです。しかしまぎさんは、産後直後。無理せず周りに頼りながら過ごしてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2023年11月23日自分の子どものお尻が、愛おしく感じる人も多いはず。しかし、我が子は可愛いものの、むやみに触らないと決めている人もいて……?そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「我が子のお尻は好きだけど…」から、話の展開を予想していただくクイズをお届けします!我が子のお尻は可愛いものの……?ここでクイズです!我が子のお尻が可愛いと思いつつ、むやみに触らないと決めている主人公。なぜなら、子どもが将来、誤った性への理解をしないように配慮しているから。さらに主人公は他の場所も、むやみに触らないと決めています。その理由とは、一体……?ヒントとして、……。主人公が触らないと決めた理由は……?正解は『他の人の身体と心を傷つけないようにするため』主人公は、胸をはじめとするパーソナルスペースをむやみに触らないようにしていました。子どもが自身の身体を大切にするだけでなく、周りの人の気持ちを傷つけないためで……。こんな時どうする?子どもとの接し方は、家庭によってそれぞれ異なるでしょう。今回の主人公は、将来の子どもへの影響を考慮してお尻を触らないようにしています。あなただったら、子どもとどう接しますか?※あくまで一家庭の例になりますので、参考程度にお読みくださいませ。※実体験を漫画化したものです■作画:ちり(MOREDOOR編集部)
2023年11月07日第2子を出産したときのお話です。出産予定日の11日前。朝起きるとおしるしがあり、おなかの張りと痛みがあったので急きょ病院へ。母と上の子と一緒に車で病院へ向かったのですが、そのとき何気なく言った上の子の発言に衝撃を受けた体験談です。予定日の11日前におしるしが!妊娠38週3日のときのことです。前の日の夜中に上の子(当時3歳)が嘔吐をしてしまい、朝には落ち着きましたが、私はまったく寝ていない状態で朝を迎えました。そして、朝トイレに行くと「おしるし」が! 第二子を妊娠してから、まったく抱っこしていなかった上の子を抱っこしたからかも……と焦りました。 おしるしは上の子のときにはなかったので、「ついに!」と思ったものの、もうそろそろという目安なだけで、「おしるしがあってから出産まで1週間かかる場合もある」という情報をネットで見てしまったので、仕事に行く夫に軽い気持ちで「妊婦姿見納めかも〜」なんて伝えていました。 妊婦健診のあとにおなかの張りを感じ始めて……その日はちょうど妊婦健診があり、母に送迎してもらう予定だったので、保育園をお休みにした上の子を小児科に連れて行き、そのまま妊婦健診へ。 11時の時点で子宮口は1cm。2人目なので、「痛みがあったら早く来てね」と言われ帰宅しました。帰る車の中、なんとなくおなかが張って定期的な痛みはあるなぁと、陣痛アプリを使ってみると、すでに3~4分! いやいや、まだわからない……そう思いつつも不安だったので、念のため母にはしばらく自宅で一緒に待機してもらい様子を見ていました。 しかし痛みは引かず、15時30分に病院へ電話。すると、「入院セットを持ってきてください」と言われたので、急いで病院へ出発しました。 上の子の予言が的中!?病院に向かう車の中で、上の子に「何時に生まれるかねぇ?」と何気なく質問したところ、「ろくじ!」と言われました。ちなみに当時、上の子はまだ時間のことは理解できていません。私は、「18時ならあと2時間か〜。それくらいなら耐えられるわ。がんばってくるねー!」と言って別れました。 助産師さんにそのやりとりを伝えると、「子どもの言うことは意外と当たるよ」と言われましたが、「もしこれが朝の6時だったら結構キツイなぁ」なんて思っていました。そして、陣痛室に入ったのが17時30分。すると助産師さんが、経産婦だから早め早めにと言って、子宮口が7~8cmになったところで早々に分娩室へ。 分娩室に入ってからいつまで経ってもいきんでいいと言ってもらえず、いきみ逃しをしているはずが……何とそのままスルッと誕生! そのとき17時52分。まさかの上の子の予言が的中してビックリでした! 出産後、本人に「生まれる時間当たったよー!」と伝えたのですが、言った本人は無反応(笑)。 産後、複数の助産師さんから「小さい子どもの言うことは当たるから!」と言われました。あんまり信じてはいなかった、上の子が言った下の子の誕生した時間。出産直後に時間を聞いて、とても不思議な気持ちになったのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ミルク3歳、0歳の2児の母。ただいま育休中。
2023年10月14日お腹を痛めて産んだ我が子という事実だけで、無条件に可愛いと思う人が多いのではないでしょうか……。でも、もし我が子なのに「自分の子だと思えない」という気持ちがあったら……?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛くて仕方ないのですが、実は悩みがあって……。育児に喜びを感じるも……モヤモヤは拭えず……わこさんは、自分が産んだはずの子に対し、別の人が産んだ子を預かっているという不思議な感覚を抱いているようです。ついにわこさんは、夫に似ている子どもを見て、『夫と誰かの子』というありえない想像をするようになりました。その後、夫婦2人の赤ちゃん時代の写真でも、夫は似ているのに自分は似ていない、どんどん疑念も深まるばかりに……。この漫画に読者からは『出産して急に育児が始まって、疲れもあって気持ちが追いついていないのかもしれないですね。』『最初はそのような気持ちでも、育てていくうちに自分の子としての愛情が湧いてくるのではないでしょうか。とにかくゆっくりでもいいので育児を継続していくことが大切だと思います。』『そういう考えをもってしまう自分の事を責めないでほしいです。出産直後は体力を非常に消費したこともあり精神的に不安定になりやすいので、カウンセラーなどに相談してみてほしいと感じました。』など、産後のメンタル状態が不安定なわこさんに寄り添う声が多く集まりました。こんなにも愛しいのに……わこさんは、我が子と思えない原因が、出産時の痛みと関係しているのでは……と考え始めるように。我が子は愛しいのにどうしても自分が産んだ子だと思えないわこさん……あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月30日子どもへのイライラが止められなくなってしまったら……?核家族化や共働き世帯の増加により、子どものお世話をワンオペでやるケースが少なくない昨今、ストレスで我が子に虐待しかけた体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの実体験を描いた漫画『イライラ止まらず虐待しかけた話』からワンシーンをご紹介します!イライラしなくなったのに……下の子が産まれてからママを独占したがるようになった3歳の娘。上の子優先を心がけていましたが、夜になると『座ってトントンして』と強いこだわりを持つように。ワガママばかりの娘にイライラが爆発したちりさんは、思わずトントンする手に力が入ってしまいます。娘にイライラしてばかりのちりさんは、今の自分を変えようと決意。育児本や義母のアドバイスのおかげで、娘にイライラせずに済むようになったのですが……!?新たな問題が……喧嘩勃発……娘を叱るちりさん……事態は悪化する一方……この漫画に読者は『わたくしも現在小さい子どもが2人で同じだなと共感しました。』『これは逆効果だと感じました。上の娘さんからすると、大好きな母をとられるし好き勝手されるしで下の娘さんは目障りなんです。そしてその気持ちのまま行動を起こすと、大好きな母親から怒られる。それがさらなるストレスを生み、下の娘をますます意地悪するという悪循環に陥っているんですよね。ですから怒るのはNGですし、もう少し上の娘さんの立場になって考えて欲しいなって思いました。』『すごく真面目なんだと思います。真っ向から向き合っているから尊敬します。』『上の子って、下の子が大事にされるのを見て嫉妬みたいな感情や寂しさとか、いろんなことを感じてしまうんでしょうね。でも、怪我などにつながるのは怖いし、ついついイライラして上の子を叱る気持ちよくわかります。同じ子どもでも性格は違うし子育てって難しいものですね。』と、ちりさんに共感する声や、上の子の気持ちも考えてほしいという声が集まりました。下の子に手を出す上の子……上の子が下の子に対して意地悪をしてしまう……。そんな上の子に対して、イライラが増して怒ってしまうちりさん。2人の子育てで苦戦しているとき……あなたなら、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月28日無条件に可愛い我が子。もし出産時の記憶がなくても、我が子だと思えますか?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛く思う反面、なぜか“自分が産んだ子”だと思えません。さらにはパパ似だと盛り上がる周囲の反応に、わこさんは“夫と誰かの子”というよからぬ想像までしてしまい……。そして我が子だと思えないのは、全身麻酔による緊急帝王切開で出産したため、出産時の記憶がないからだと考えるように。退院後……“我が子”を産んだ実感がなくても“子どもへの愛情”はあるわこさん。一見何の問題もなく、育児に励んでいるようです。しかしその後、わこさんは我が子だと思えないもう1つの理由が『産後の悪夢がトラウマになってる』と気づくのでした!こんなときどうする?我が子と思えなくても、子どもに愛情が注げているなら、深く考える必要はないように思えますよね……?その後の話でわこさんは、子どもが成長するにつれ、自分の悩みが些末なことだと気づきます。もし我が子が『自分が産んだ子』だと思えなかったら、あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月15日上の子が3歳8カ月のときに、下の子が生まれました。上の子は赤ちゃん返りがひどく、かんしゃくを起こしたり下の子を叩いたりと大変でした。悩みながら育児をしていましたが、2人とも成長し、下の子が1歳を過ぎた今では「仲良しの姉妹」です。わが家が乗り越えた、壮絶な赤ちゃん返りの体験談を紹介します。下の子の誕生に、上の子が動揺…下の子が生まれてから3カ月は、上の子の赤ちゃん返りがひどく大変でした。 具体的なエピソードは、・下の子に育児用ミルクをあげていると、下の子を私から振り落とそうとする・かんしゃくがひどくなり、ささいなことで泣き叫ぶようになる・下の子を抱っこすると、泣いて怒る などで、とても困惑したことを今でも覚えています。 そのころの私は、「どうして上の子はこんなにかんしゃくがひどい子になってしまったのだろう。いじわるされて、下の子は正常に育つのだろうか」といった不安を抱えていました。 本当のお姉ちゃんになるまで下の子の生後半年が過ぎると、長い冬が終わったかのように、上の子の赤ちゃん返りが落ち着いてきました。かんしゃくが収まってきて、下の子を抱っこしても嫉妬することが減り、私も少しひと安心。 上の子の赤ちゃん返りは落ち着きましたが、このころには下の子が動き回るようになったため、上の子のおもちゃを誤飲しないよう誤飲対策を始めました。 下の子が1歳になり、上の子がお世話をする姿や一緒に遊ぶ姿が見られるように。小さいおもちゃを誤飲する心配も減り、一緒に遊べる機会が増えました。公園や家で一緒に遊んでいる姿を見ると、とてもほっこりして幸せな気持ちになります。 ケンカをするときもありますが、壮絶な赤ちゃん返りの体験があったからこそ寛大な気持ちで見守ることができています。 赤ちゃん返りは本当に大変ですし長く感じますが、今振り返ると、子どもの成長を感じられる機会になったなと思います。そして、赤ちゃん返りを乗り越えたことで、子どもとの絆がより深くなったように感じます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ミロチ著者:松原 りさ5歳・2歳の娘、夫との4人暮らし。パート勤務をしており、趣味は読書とレジャー。読書で得た知識を生かしながらライターとして活動し、自身の体験談を中心に執筆している。
2023年07月28日多くのママが悩む上の子かわいくない症候群について。Rさんが実体験を寄せてくれました。長男を出産後、ワンオペ育児で育児をつらいと感じていたRさん。産後うつを経験し、育児ノイローゼに。しかし、友人に誘われて乳幼児教育アドバイザーの資格をとったのをきっかけに、子育てに自信が持てたので2人目を考えるようになりました。そして長男が3歳になるころに、長女を出産。退院して久しぶりに会った長男のことは本当に愛おしいと感じました。しかし、しだいにRさんは……。 上の子かわいくない症候群 2人目となる長女を出産後、退院後に久しぶりに会った長男のことは、本当に愛おしいと感じたRさん。しかし、すぐに、上の子である長男に対してイライラするようになってしまいました。 「ママみてー」と呼ばれたり、コップを倒して飲み物をこぼしたりするたびにイライラ……。 「あんなに可愛かったのに、なんでこんな風に思ってしまうんだろう」と、自己嫌悪の日々で、それはとても苦しい時間でした。 ある日、上の子の心のケアをしようと2人で散歩に出かけとき、知らない女性に「小さいのにマスクしてえらいね」と声をかけられました。その言葉にRさんははっとし、小さいと言われたことが胸に刺さったそうです。そして、再度、資格をとったときのテキスト、専門家の記事を読み漁ったのです。 すると、小さいほうをかわいく感じるのは、生まれたばかりの子を守るための生物としての本能的な気持ちであることがわかりました。 自分の気持ちがどこからくるものかわかったRさん。気持ちが整理できたことで、下の子を出産して半年たったころには、2人育児が楽しいと思えるようになりました。 それでも今も、上の子に求めすぎてしまうこともあるそうです。しかし、そんなときは上の子をフォローしたり、「5歳の男の子」として向き合ったり、自分のマインドも整えるようにしているとのこと。また、同じように苦しんでいるママがいたら自分の体験談を知って安心してほしいとRさんは願っているそうです―。 ◇◇◇ こうして上の子かわいくない症候群を乗り越えたRさん。当時は、自分を責めたり、なぜこんな感情に……と思ったりしてとても苦しんだと言います。今、悩んでいるママたちもいると思いますが、Rさんの体験から少しでもヒントが見つかりますように。 ※厚生労働省及び日本小児科学会等において、乳幼児(未就学児)、特に2歳未満のマスクの着用は窒息や熱中症などの危険性があるため、推奨されていません。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年07月27日我が子は無条件に可愛いと思う方も多いのではないでしょうか。でも、もし我が子なのに「自分の子だと思えない」という気持ちがあったら……?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛くて仕方ないのですが、実は悩みがあって……。育児に喜びを感じるも……モヤモヤは拭えず……なぜか別の人が産んだ子のように感じてしまうわこさん。ついにわこさんは、夫に似ている子どもを見て、『夫と誰かの子』というありえない想像をするようになりました。その後、夫婦2人の赤ちゃん時代の写真でも、夫は似ているのに自分は似ていない、どんどん疑念も深まるばかりに……。この漫画に読者からは『わこさんは精神的に疲れているのかもと思いました……。』『可愛いのに他の子どものように感じてしまうというのは、多分自分でも言いようがない不安と恐怖からきたのではないかと思います。』『自分の子ではない気がすると思ったらとても不安だと思いますが、出産直後に不安な気持ちになるタイプの人もいると思うので、そういう産後ケアができるような所に相談して話だけでも聞いてもらうのも一つの方法だと思います。』など、わこさんの体調を気にかけるコメントが多く寄せられました。自分の子だと思えない……わこさんは、「自分の子ではない」と感じてしまう理由を、出産のときが関係しているのではないかと考え始めるのでした。我が子は愛しいのにどうしても自分が産んだ子だと思えないわこさん……、あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月26日第二子妊娠中、つわりが悪化つわりには個人差があるといいますが、私は特につわりがひどいほうでした。第二子妊娠中は特にひどく、毎日のように頭痛・吐き気。家事すらままなりません。当時、上の子は2歳。保育園に行っていなかったため、普段の昼間は私が食事を用意したり遊び相手をしたりします。しかし、つわりが悪化するにつれ、食事の支度をするのも大変に。簡単なものしか用意できない日が続いていました。ついに動けない状態に……つわりに耐えながらなんとか子どものお世話をする日々が続いていたのですが、ある日、ついにベッドから起き上がることも厳しい状態に。朝、出勤前の夫に子どもの朝ごはんだけ用意してもらい、私は横になっていました。相手をしてあげられない息子に申し訳なさを感じる一方で、「なんでこんなつらい目に……」というやるせない気持ちもこみ上げてきます。そのとき、息子がそっとベッドの隣にきて、私の頭をさすりながら、「大丈夫?」「何か持ってくる?何が欲しい?」と声をかけてくれました。2歳ながら気を遣ってくれるやさしい息子。思わず涙がこぼれてしまいました。やさしい息子に救われている毎日現在、息子は7歳。当時のことを本人は覚えていないようですが、変わらずやさしい子に育っています。成長した今も、私が体調不良のときには気遣ってくれたり、弟の面倒を見てくれたり。職場で嫌なことがあったときも、息子のやさしさに触れると心が軽くなります。やさしい息子に、救われている毎日です。✅【漫画】編集部イチオシ「天使のような子どもたち」====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月23日我が子は無条件に可愛いものですよね。でも、もし自分の子どもなのに我が子のように思えなかったら……?今回は実際の体験談をもとに描かれた漫画家わこ(@wakonowa)さんの人気漫画『自分の子だと思えない』をご紹介します!幸せなはずなのに……妊娠、出産をしたわこさん。産まれた子どもが可愛くて仕方ないのですが、実は悩みがあって……。育児に喜びを感じるも……なぜか別の人が産んだ子のように感じるわこさん。ついには夫に似ている子どもを見て、『夫と誰かの子』というありえない想像をするようになりました。夫婦2人の赤ちゃん時代の写真でも、夫は似ているのに自分は似ていない……、疑念も深まるばかり。その後「自分の子ではない」と感じてしまう理由をわこさん自身は、出産のときが関係しているのではないかと考え始めるのでした……。自分の子だと思えない出産のときになにがあったのでしょうか……。我が子は愛しいのにどうしても自分が産んだ子だと思えなかったとき……、あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@wakonowa)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月22日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年06月21日「上の子かわいくない症候群」という言葉を初めて聞いたとき、娘をでき愛していた自分には関係ないことだと感じました。しかし、2人目を出産して少ししたころ、その言葉を思い出し、悩むようになってしまったのです。そんな私の体験談をお伝えします。 5年間ひとりっ子だった娘わが家の娘は、弟が生まれるまで5年間ひとりっ子でした。パパ、ママはもちろん、両家の祖父母からもとてもかわいがってもらい、愛情たっぷりに育てましたが、わがままになることもなく、素直でやさしい女の子に成長しました。 母娘であちこちお出かけしたりして楽しく過ごしていたので、このまま子どもは娘ひとりだけでもいいかなあ……と思ったことも。ただ、やはりきょうだいがいたら楽しいだろうし、妹か弟が欲しいという娘の希望もあったので、2人目を考えることにしました。 上の子かわいくない症候群2人目を妊娠したことで、先輩ママたちから通称「上の子かわいくない症候群」という、2人目が生まれたことで上の子をかわいいと思えなくなる現象の話を度々聞きました。ですが、自分についてはまったく心配はしていませんでした。 むしろ下の子が生まれたあと、今までと同じように娘に手をかけてあげられなくなることが心配だったのです。妊娠中、娘はいつもより少し甘えん坊になりましたが、それもかわいく思え、残された2人だけの時間を愛おしく感じていました。 下の子が生まれて起こった気持ちの変化下の子が生まれると、娘はさらに私に甘えるようになりました。パパは仕事が忙しく、退院直後からワンオペ育児で余裕のなかった私は、娘の甘えに対していつしかイラッとするようになってしまったのです。 それでも、2人目が生まれたときは上の子優先!という先輩ママのアドバイスもあり、できるだけ娘の甘えを受け入れるようにしていたのですが……。そこには完全に無理している自分がいました。特にハグなどのスキンシップには、強い拒否反応を感じてしまいました。 上の子をかわいく思えず悩んだ日々私に限ってそんなことはない!と思っていましたが、残念ながら明らかに「上の子かわいくない症候群」でした。相談した先輩ママたちからは、「今だけだよ、自然に直るよ」と言ってもらったものの、毎日が苦しくて、娘に申し訳なくて、自己嫌悪に陥り悩みました。 ただ不思議と、下の子が寝ている間は出産前と同じように娘にやさしくなれたのです。下の子が起きているときは、仮面をかぶって娘と向き合っているようでつらかったですが、下の子が大きくなるにつれて、不思議と少しずつ、娘への気持ちは戻っていきました。そして今は完全に元に戻りました。 あの日々の葛藤はつらかったですが、これまで娘には手をかけすぎたかもしれない、過保護気味だったかなと思うこともあり、2人目が生まれたことで、ほどよい親子の距離感になったようにも思います。これから先も親子のあり方に悩むこともあると思いますが、その都度、より良い関係に変化していけたらいいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/山口がたこ著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月17日出産が近づくママにとって、赤ちゃんの誕生は待ち遠しいもの。その反面、痛みや上の子へのケアで不安になる方もいるでしょう。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、突然の入院だったため、上の子に寂しい思いをさせてしまったというHさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Hさんの出産時の状況■家族構成:夫、わたし、祖母、上の子3歳■無痛分娩を選んだ理由:上の子を出産したとき、とても痛かったので痛みを感じたくなくてHさんの出産レポ突然の入院で、上の子も保育園が休みだったため入院の道具も積んでいませんでした。車で待ってた祖母に頼んで入院グッズを持ってきてもらったものの、上の子は突然の離ればなれに泣き出してしまいとても可哀想な事をしてしまいました。私まで泣きそうになりました。パートナーのサポートはどうでしたか?コロナの影響で産まれるギリギリまで病院に入れなかったのですが、病院の近くで約一晩待機しててくれました。呼んだらすぐに来て、手を握ってくれたり、腰を押してくれたり、首を支えてくれたりと夫なりに頑張ってくれました。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは上の子のケアをもっとすれば良かったです。産まれる前にたくさん公園に連れて行ってあげたり、上の子のケアをもっとすれば良かったです。今も1人遊びさせてしまっていて申し訳ない気持ちになります。Hさんからこれから出産する方へメッセージ赤ちゃんも一緒に頑張ってるよ!頑張れ!案ずるより産むが易し二人目の出産だと、お産のことだけでなく上の子のことも気がかりですよね。妹や弟ができることは上の子にとっても本当に貴重な経験ですが、それ以上にママのことが心配なのかも。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月18日6歳の女の子と生後9カ月の男の子の母です。これがいわゆる「上の子がかわいくない症候群」なのでしょうか……? 第2子出産後の体験談をご紹介します。 パパっ子の娘にモヤモヤ昨年6月、長女と6歳差となる第2子の男の子を出産しましたが、実は娘と関係がうまくいっていませんでした。息子を妊娠中、切迫早産と診断され自宅安静の期間が長かったことから、娘はパパと過ごす時間が増えていました。おかげでパパとの仲が親密に。また、娘は人の気持ちがよくわかり、それゆえに気をつかってしまうやさしい子です。妊娠中も産後も私にはあまり甘えず、パパに甘えてわがままを言っていました。 私は娘がパパっ子になっていることに、うれしくもあり寂しくもありました。というのも、赤ちゃんのころの娘はとにかくママが大好きで、パパの抱っこだと泣きすぎて吐くほどだったからです。自分勝手ですが「あんなにママ、ママだったのに、どうして……」とパパにばかり甘える娘を少し寂しい気持ちで見ていました。 そんなある日の夕方、帰宅したパパにまとわりつき、「抱っこして! 遊ぼう!」と甘える娘を見て、ついに気持ちが爆発。「ずっとママといたのに、なんでパパとばかり遊びたがるの?」と思わず言ってしまいました。娘はしゅんとし、私はパパからはたしなめられたことを覚えています。 娘の本音に「ママがひどかったね…」今までの言動に大反省数日後、娘からダンボールの箱を渡されました。「お楽しみ箱」と書かれた箱を開けると、そこにはお手紙が。手紙には「パパもママも好きだから安心してね! 本当はママがいっぱいやってくれたから、休ませたかったんだ」と書かれていたのです。 娘が私にすごく気をつかってくれていること、息子の世話を手伝おうとしてくれていること、娘も本当は甘えたかったことを、薄々感じていました。なのに、自分が気持ちばかりに気を取られて、娘の気持ちをわかっていませんでした。「こんなにやさしい娘に我慢をさせてしまった……ひどいことを言ってしまった…」と申し訳ない気持ちになり大反省。 失った信頼を取り戻すことは難しいけど、取り戻す努力はしないとと思いました。この手紙をもらってからは、息子が多少ぐずっていても、私から娘に一緒に遊ぼうと誘っています。そのおかげか、最近は娘のほうから遊びに誘ってくれ、「抱っこして」と言うことも増えました。 まずは上の子を優先! 娘の気持ちを大切にある日、娘が「ママのおなかに赤ちゃんできて、パパと2人でお出かけするようになったとき、3人でお出かけしていたころのことを思い出して、泣きそうになっていたんだよ」とぽつり。妊娠中、産後も娘に寂しい思いをさせてしまったので、これからは娘の気持ちを満たしていきたいです。 上の子を優先することは時に難しいですが、悩んだときはこの経験を思い出し、娘の気持ちを考えながら育児を頑張ります。 監修/助産師 松田玲子
2023年04月14日