2歳差育児に奮闘しているママの体験談です。上のお子さんが3~4歳のころ、上の子のためにしてよかった接し方を紹介しています。3つのポイントを意識することで、上の子の妹さんへの接し方が変わってきたそうです。 長男が2歳3カ月のとき、妹が生まれました。歳の差が近いこともあり、長男は妹にヤキモチを焼きっぱなし。妹が赤ちゃんのころはかわいがることもありましたが、1歳を過ぎると喧嘩の連続です。長男が3~4歳のころ、長男のためにしてよかった3つの接し方を紹介します。 長男と2人の時間を作る!まず私は、長男と2人の時間を作ることにしました。下の子を預かってもらい、長男と2人で遊ぶ時間を作り、幼児向けの映画を見に行ったり、地域の子育て支援センターに遊びに行ったり……。 長男も私と2人きりになるのがうれしかったようです。私と長男が2人きりになることで、長男と思いっきり遊ぶことができました。私も普段は妹に構いがちなので、長男とたくさん触れ合うことができて、うれしい気持ちになりました。 親子向け行事では長男とペアを組む!私の住む市では、時々幼児向けの行事があります。子育て支援センターが主催する「あそぼう会」や、図書館の主催する「おはなし会」などです。そういった地域行事に、兄妹そろって連れて行きました。親子向け行事ではママと一緒に作業したり、ママと踊ったりする機会が多くあります。そのときに私と長男がペアを組み、妹は先生にお願いしていました。 長男とペアを組むため、妹は私と離れて泣くことも……。しかし、いつからか「次は僕が先生と組むよ!」などと、長男が妹とペアを交代してくれるようになったのです。妹もうれしそうでしたし、何より長男が妹にもやさしくなってくれたことを感じられたのは、私にとって大きな喜びでした。 妹と一緒に共同作業させる!おうちで過ごすときは、兄妹で共同作業をさせました。一緒にクッキーをこねる、一緒にブロックを組み立てるなどです。2人きりにさせると喧嘩をするので、私も一緒におこないます。以前は長男が妹を叩いてしまうこともありましたが、頭をなでるなどかわいがる場面が増えてきました。 一緒に作業することで、妹に対する愛情が深まったように思えます。そのうち、お菓子作りに誘うと「妹ちゃんも一緒に作ろうね!」などと、妹を誘うようすも見られるようになってきました。 「長男と2人の時間を作る」「親子向け行事では長男とペアを組む」「妹と一緒に共同作業させる!」という3つのポイントを意識することで、長男の妹に対する接し方が変わってきたと思います。長男にたっぷり愛情を注いだおかげか、長男も妹に対して愛情を覚えていったように感じます。そのうち妹もママを求めるようになりましたが、長男が妹にママとの時間を譲る場面も増えました。その後3人目が生まれましたが、今も上の子たちとの接し方を意識して頑張っています。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2020年08月15日私が2人目を妊娠したのは、まだ長男が生後8カ月の育休中のことでした。 そのタイミングで夫が地方へ転勤になり、 実家などに頼れない状況に……。里帰りしない出産を選んだ私がやっておいてよかったと思ったことをご紹介します。 男性の育児休業取得の下調べ夫の会社では男性も育休取得が可能でした。しかし業務量が減るわけではないため休暇後に激務になったり、育休を取得していると多少肩身の狭い思いをするというのが現状のようでした。 そのため夫は出産前後2週間を有休と半休を駆使して協力してくれることに。会社の特徴や雰囲気、仕事量を鑑みて育休に関する下調べをすることで不安も減り、安心して出産に挑めました。 気合いを入れた保活妊娠後期に入ってから、私は地域の保育園に片っ端から電話し見学に出向きました。気に入った所は何度も見学に行って情報を得るなどしたおかげで、出産予定日の3カ月ほど前に1歳2カ月になる上の子を保育園に預けることができたのです。 上の子を預けるとき、夫がどうしても仕事を休めなかったとしても保育園の送迎だけお願いし、入院中や産後外出できない1カ月を乗り切ることができました。 夫にやってほしいことリストを作る 保育園の持ち物や連絡帳の書き方、息子の1日のタイムスケジュールを大きめの画用紙に見やすくまとめてリビングの目立つところに貼りました。 仕事で忙しい夫は入院前に口頭で説明しても聞いていないことが多く、入院中はメールでいろいろと質問されたものです。そんなときも「画用紙に詳しく書いてあるよ」の一言で伝わり、リストはとても役立ちました。 上の子のごはんの下ごしらえをする上の子のごはんは入院前に毎食分、ご飯とおかずを小分けにしてメニュー名を書いて冷凍。解凍するだけでサッとあげられるものを数種類用意しておきました。解凍時間の目安や組み合わせは紙にまとめて冷蔵庫に貼っておいたので、ママの入院中におやつばかりあげていた……なんてこともなかったようです。 パパは忙しいなかでもやるべきことをしっかりでき、自信がついたと喜んでいました。特にホットケーキは解凍時間も短く、そのまま出せて上の子も大好きなので、大好評だったようです。 何よりも上の子が寂しくならないようにすることが大切だと思い、保育園に慣れさせるために早めに行動したり、上の子の好きな遊び、歌、食べ物のブームを夫にも伝えておきました。これらの準備をして里帰りしない出産をしたことで家族の絆がより深まったと感じています。 イラスト:sawawa著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月28日こんにちは!あん子です。今回は、三女のトイレトレーニングのお話を描きたいと思います。■ゆるっと始める、三女のトイトレ作戦我が家の三女は今年で3歳、来年幼稚園に入園する予定です。幼稚園によっては「入園までにできたらオムツを外していてくださいね」と言われる園もあるかと思います。たまに妄想するんですけど、もし昔の人がタイプスリップしてきて、見たこともない現在のトイレで「用を足しなさい」と言われても、なかなか難しいよな~って思うんです。それと同じように、今までずっとオムツだったのにいきなり「トイレでしようね」と言われても難しいと思うんです。長女や次女のときは、親である私の方が入園までにはおむつを外したいと焦る気持ちが強かったのですが、オムツを卒業した! と思ってもお漏らししちゃったり、トイレでしたがらなくなったり…、と振り出しに戻ることもありました。なので三女のときには、たとえトイレに行ってでなかったとしても、お漏らししちゃったとしても、決して怒らない。「次、頑張ろうね」ぐらいのスタンスでいたいと思っています。そこでゆるゆるとトイトレするにあたり、始めたことがあります。とトイレに連れて行って教えたり、トイトレの絵本の読みきかせをしました。その後、1歳の終わり頃から補助便座でトイトレを始めてみましたが…、待てど暮らせどでない。何日か粘り強く待っていましたが、トイレの中で1人歌謡ショーを始める始末…。もしかして足元が安定していないから用が足せないのかな? と思い「おまる」に変えてみることに。いろいろ種類があり悩んだのですが、すぐに座れるしトイレも洋式なので移行が楽かなと思い、我が家は「座るおまる」にしました。が、これもただ座っているだけ。うーーん…まだ早かったのかな、としばらくトイトレをお休みすることにしました。■変化は突然に!ところが、2歳5ヶ月頃になって娘に変化がありました。オムツをはいている娘が「オシッコ、でたー!」と報告するようになったのです。今までは、朝起きたらオムツがずっしりと重かったんですが、就寝から朝までオシッコをしない日が何日か続きました。これは…!膀胱がしっかりオシッコをためることができるようになったんだ! と思いました。そこで昼間だけオムツを外すようにすると、すぐにおまるでできるようになりました!と喜ぶと娘も嬉しそうでした。はじめはチョロチョロっていう感じでしたが、今ではジャーと勢いよくできるようになり、外出以外の昼間はオムツをはくことが減りました。お姉ちゃんがオムツを卒業した時に「心配しなくてもなるようになったな~」と思ったんです。オムツを早く卒業したからといってすごいわけではないですし、その子の成長にも個人差がありますよね。まだうんちができないという課題が残っているのですが、トイトレは「焦らずにゆっくり見守っていこう」ぐらいがいいのかもしれない、と思う今日この頃です。
2020年06月24日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。出産前の赤ちゃん返り?子どもの気持ちを考えてとった行動編集後記つぶみさんもいよいよ二人目の出産が近づいてきました。つぶみさんの大きなお腹をなでながら「トントンしてあげゆ」というほにゅくんの姿に、さっそくきょうだいの愛を感じますね。とても素敵なひとコマです。もうすぐ、お兄ちゃんになるほにゅくん。子どもながらに赤ちゃんの誕生が楽しみな反面、複雑な気持ちもあるのかもしれません。「うんと甘えさせてあげよう」というつぶみさんの対応に、とてもほっこりさせられました。元気な赤ちゃんの誕生をままのて編集部一同、心より祈っております!ままのて編集部※つぶみさんは今作でいったん産休に入られます。つぶみさんの「ままのて」漫画は、出産後にパワーアップして連載再開の予定ですよ。ぜひ楽しみにしていてくださいね。つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年06月24日2人目の妊娠中は仕事を続けており、また上の子の育児もあったため、大変なこともありました。そのころの体験談をお伝えします。 おなかの張りを感じる…もうすぐ妊娠後期に入ろうとしたころ、私はまだ保育士の仕事をパートで続けていました。職場には妊娠中ということは伝えていて、仕事も配慮してもらっていましたが、仕事中におなかの張りを感じることがありました。 切迫早産のため自宅療養にちょうど健診の日が近かったため受診したところ、子宮頸管の長さが短く、切迫早産と診断されました。医師から自宅療養をするようにと言われ、おなかの張り止めの薬を処方されました。まだ産前休暇に入っていなかったので、それまで仕事を続けるか悩みましたが、職場に相談して早めにお休みをいただくことになりました。診断書を提出するときは申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、「体が大事だから。元気な赤ちゃんを産んでね」と園長先生から温かい言葉をいただきました。 上の子とのコミュニケーション上の子は3歳で園に通っていましたが、2人目を妊娠したころから、夜泣きなどの赤ちゃん返りが始まっていました。特に抱っこしてほしいと訴えることが多かったのですが、切迫早産になってからは、抱っこしてあげたくてもできないのがつらかったです。ですが、何度か伝えると、子どもも次第に理解し始め、お手伝いしてくれたり、自分の気持ちを話すようになりました。 私が気持ちを伝えることで、子どもも徐々に自分の気持ちを言葉や行動で示してくれるようになったのがうれしかったです。また、赤ちゃんのころのアルバムや絵本を見せると、自分が小さかったときのことを思い出すようで、よかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:西川 優4歳、0歳の男の子の母。現在は産休中。
2020年05月31日こんにちわ、エェコです。今回は「下の子サービスデー」を作ったときのお話です。※この記事は、外出自粛要請前の体験談を基にしています。■ママと娘の2人きりで特別なおでかけふと思いついたものの…今までは小学校の息子の下校時間が早かったので、幼稚園の振替休日があっても遠出はできませんでした。できることといえば「幼稚園のお友だちと公園で集まって遊ぶ」「幼稚園のお友だちを家に招いて遊ぶ」…など超近場なことですませてました。でも上の子が高学年になり、下校時間が遅くなったことで遠出する時間ができたのでいざ行動開始!■息子にも娘にもママを独り占めできる時間を下の子は下の子で、たくさんがまんもしてたよね。外出先では兄妹で行きたいところを決めたり、食べたいものを相談していますが、それでも自分だけの希望がとおることはなかった。だから本当はいっぱいしたいことがあったと思う。こういうのって、よく「上の子はがまんしてるから…」と言われていて、正直私も上の子の気持ちをフォローしなきゃと思っていました。でも、下の子だって同じですよね。こういうママと2人だけの時間は大事。幼稚園と小学校は年間行事がずれているので、わが家は今年度がチャンスかもしれません!この外出自粛などの大変な時期がおさまったら、息子と娘、どちらにもサービスデーをたくさん作ってあげたいと思います。≫上の子とのサービスデーのエピソード 「上の子だって甘えたい! ママと息子の二人きり映画デート」
2020年04月19日こんにちは。けえこです。今回は、ももが生後8ヶ月、次男りくが2才の頃のお話です。だんだんと手先が器用になってきて、おもちゃを上手につかめるようになってきたもも。だから次男りくはももにおもちゃを渡してあげるのが大好きになりました。ここで気になるのが、おもちゃのサイズ。上の子のおもちゃには、赤ちゃんが口に入れると危ない大きさのものもあるということ。だから赤ちゃんも小さい子どもも、どちらも楽しく遊べるようにこんな工夫をしていました。■子どももママも安心して楽しめるおもちゃ管理法兄妹だと、「おもちゃの対象年齢問題」が出てきますよね。赤ちゃんが遊ぶ柔らかくて大きくて口に入れても危なくないおもちゃ。一人目であれば、安全なおもちゃだけで遊べますが、兄弟がいるとどうしても上の子たちのおもちゃも赤ちゃんのそばに置かれていることが多くなる。そして子どもの年齢が上がるごとに、遊びたがるおもちゃのサイズがだんだん小さくなるんですよね。ブロックだったり、戦隊モノのおもちゃ。上がお姉ちゃんだったら、小さなお人形とかそのお人形がつかう道具とかも小さいサイズですよね。だからといってまだ小さい兄が妹に、「これは渡していいけどこれはダメ」という判断は難しい。じつは、こういった悩みを以前ブログに書いたことがあります。そのときの読者さんから「【渡してもいいよボックス】を作ったらどうですか?」と教えていただきました。<【渡してもいいよボックス】のメリット>●まだ小さい次男にもわかりやすい●子どもたちもお片付けしやすい●誤飲やケガなどのトラブルが減り、親も安心ブロックなどの小さなおもちゃは、ももが入らない和室だけで遊ぶと長男(5才)、次男(2才)と約束しました。でも知らない間に戸が開いて長女が和室に入ってしまったり、細かいおもちゃなのにリビングにあったりなんてことも。だから私もチェックを欠かさず注意して過ごしました。\「3人目が欲しい妻のエピソード」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月09日人気イラストレーターのしばたまさんが、フォロワーのみなさんから募集した実話のエピソードを漫画化!今回は…「キュンとするお話」です!「いつからこんなことできるように、言えるようになったの?」ってこと、お子さんがいる方は経験あるのではないでしょうか?あやちゃん頼もしいしお姉ちゃんになるの楽しみですね~! お父さんもすぐ謝れるの素敵byしばたま 『1万人がいいね!した 心ゆさぶる本当の話』 イラストレーターしばたまさんのInstagramに集まった、ほんわかゆるーいストーリーから衝撃的なオチや深く考えさせられる話が書籍化。日常の中で起こる心揺さぶられる珠玉のドラマたち!▼前回の記事を見る 【ほっこりする話】名前も知らない男の子。毎日挨拶を交わしていたある日、手紙をもらって 【スカッとする話】強引な引き止めで結婚退職できない…パワハラ上司に意見したのは! 【感動する話】父が母にプレゼントした3本の赤いバラ。秘められた父の想いに涙! \「しばたまさん」の記事が動画になりました!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月31日こんにちは。けえこです。今回は、3人育児の食事事情について。ももが生後9ヶ月頃。離乳食は1日3回になり、固形物も食べられるようになってきたころのお話です。■1人目のときとは一変! 3人育児の食事風景長男が同じくらいの頃は、私がスプーンで「あーん」と言いながら食べさせてあげてました。だから、「ご飯は食べたけど、今日はほうれん草は食べなかったな」など、食事の傾向はきちんと把握できていました。でも3人目になると、上の子二人の対応も一緒にしなければならず…。私の余裕はなくなり、食事風景は長男一人の時とはまったく違うものになりました。長男が牛乳をこぼしたかと思えば、次男はトイレに行きたがる。それが終わったら、今度は次男がみそ汁をこぼす…など、毎回の食事はアクシデントだらけ!そのたびに席を立つ私。「ちょっと待っててね」と声をかけてはいたんですが、ももはおなかが空いていたんでしょう。一人でバクバクと食べるようになりました。長男の時とは違い「何を食べて何を食べなかったか」なんてなーんにもわかりません!わかるのは、お皿が空っぽになってて下にもあまり落ちてないから、「だいたい食べたんだろう…」ということだけ。食が細く“食べない子”だった長男とは真逆の“よく食べる子”だったもも。ぱくぱく食べる娘で本当に助かりました。■一人食べ上手なもものために工夫したこと「私が食べさせてあげられない時は一人で食べる」とわかったのですが、「一人食べ」はのどに詰まらせることが心配!このため、こんな対策をしていました。【のどに詰まらせない対策】小さめに切る納豆のお好み焼きや、ハンバーグなど手づかみしやすいメニューにするのりはのどにつまりやすい気がして、のり巻きなどは小さいころは避けていました。また初めて食べる食材のときは必ずそばにいられるように、食べる時間を工夫したり…。それでもやっぱり心配なので、いつも速攻で戻っていたんですけどね。\「3人目が欲しい妻のエピソード」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月26日5歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです。こちらの連載では現在1歳10ヶ月の次男を妊娠中の頃の話を書かせていただいてます。2人目の出産にあたり、私が一番気をつけたことは「上の子のフォロー」でした。以前、長男(りゅう)への妊娠の伝え方や、赤ちゃんが産まれどのように感じているかについて悩んだということを書きました。2人目を妊娠、上の子に報告するタイミングはいつ!? こちらで書いたように長男はもともとの性格もあってでしょうが、特に問題なく妊娠や出産を受け入れてくれました。結果としてはそうでしたが、妊娠中はずっと長男が「母の妊娠・出産」をどう感じているのかが気になっており、産後の対応は慎重に進めていきたいと考えていました。なぜかというと私自身が三人兄弟の真ん中で、ずっと末っ子として育ってきたのに7歳のときに妹が産まれ、急に「お姉ちゃんだから」と言われることや親が平等に扱ってくれないことに、とても不満だった記憶があるからです。そんな経験からか、長男に対して「お兄ちゃん」とあまり言いたくありませんでした。しかし…■私の気持ちとは反対に、いろんなところで言われまくるこの言葉!しかし私のお腹が目立ってくると、出会う人、出会う人に、「お兄ちゃんになるのね」「いい子にしていないとね」と言われまくり…。心の中で「そんなこといわないでぇぇぇ」と思っていました。■「お兄ちゃん」と言われた長男の反応は…長男が「お兄ちゃん」と言われるたびに幼少期の自分を思い出してしまい、と長男をフォローするように気をつけていました。しかし、そんな私の考えに反し、長男は…と言ってくれました。正直そう返してくれる長男に、「お兄ちゃんになるということを、わかっていないだけじゃないかな?」と思っていましたが… ■弟が生まれてからの長男は…有言実行! お兄ちゃんになってくれました!このような姿を見るまでは、ついつい自分自身を重ねてしまい、長男は「お兄ちゃん」と言われることが嫌だとばかり考えていました。しかし長男は私とは違い「お兄ちゃん」でいることを苦と思っていないようです。そうはいっても、やはり心の中では思うこともあるはず…、そう思い、長男のことをたくさん抱きしめたり、愛を口に出して伝えるよう気をつけていましたが、当の本人は「ふ~ん」といった感じで私の方が拍子抜けしてしまいました。そんな長男の様子を見ていると…、妹と遊んだ記憶などが蘇り、お姉ちゃんも悪くなかったな~と幼き日の私が救われた気持ちになります。■2年がたち思うこと…はじめての育児が大変すぎてなかなか決断できなかった2人目の妊娠でしたが、1人目よりも大変なこともたくさんあれば、楽なこともたくさんありました。そんな2人目の次男はもうすぐ2歳になります!仲良く遊ぶ2人を見ていると2人目を出産してよかったと心から思います。26話に渡って書かせていただいた「2人目妊婦は楽じゃない!」は今回で終了です。連載をさせていただいたことで2年前のことを思い出し、子どもたちへの愛おしさを改めて感じることができる貴重な機会となりました!長きにわたり読んでいただきありがとうございました!
2020年02月27日こんにちは。けえこです。長女ももは、生後4ヵ月頃からよだれが出はじめました。お兄ちゃんのりくは妹が大好きで、日ごろからおむつをつけようとしたり、布団をかけてくれたりと、たくさんお世話を頑張っていました。今回は、そんなももとりくが小さかったころのお話です。■下の子の面倒をみる兄はうれしそう!?妹の口からだらだらと流れるよだれを見て、あわててハンカチを取りに行き、「お兄ちゃんがよだれを拭いてあげるからねー」と丁寧に口を拭いていました。でも、集中すると口が開いてくる次男りくは、自分もよだれがだらだらと…。そのよだれは私が拭いていました。今では逆に長女の方がしっかりしてきて、次男の世話をあれこれと焼いています。朝は「りく兄ちゃん、ハンカチは持った!? ティッシュは? メダカのエサはあげた?(←朝のメダカのエサやりは次男の仕事)」と声かけをしています。次男も「うんうん。持ったよー。エサもちゃんとあげたよー」と嬉しそうにしています。仲よしなのは昔からちっとも変っていません。■兄弟仲よしの秘訣(ひけつ)は?ちなみにうちは長男、次男、長女の3人です。 「下の子が産まれたら下の子よりも上の子をかわいがりなさい」と、本で読んだことがありました。私も最初はそれを実行していました。でもね。それは私には何か違うような気がして…。私としては、下の子をかわいがってるところを上の子に見せた方がいいんじゃないかと思ったんです。その方が弟や妹はかわいいものなんだって伝わるような気がしました。そこで、長女が生まれたときは次男や長男の前で長女をいっぱいかわいがりました。そして上の子たちも同様にいっぱいかわいがりました。手伝ってくれたときはめちゃくちゃ褒めて、「ありがとう」と伝えました。この方が、私は気持ちが楽だったし、子どもたちもよく手伝ってくれるようになりました。成長してからは、私との時間も作るようにしましたよ。夜、寝る前は必ず子どもたち一人一人と今日一日にあったことをあれこれと話しましたよ。5分くらいなんですけどね。その時間が私も子どもたちも好きでした。たまに順番を間違えると、一番下のももが寝てしまってるというアクシデントもありましたが、ほぼ毎日、夜、寝る前に話してました。そのおかげかどうかは分かりませんが、今でも兄弟三人仲よしです。これからも仲よく楽しく過ごしていってほしいですね。
2020年02月27日私は出産を機に退職。それから4年間、専業主婦として2人の子を育ててきました。上の子は幼稚園の年少、下の子は1歳。あと1年待てば下の子も幼稚園のプレが始まるという年齢でしたが、下の子を小規模保育園に預けてパートで働き始めることにしました。一番の動機は夫が不在がちのため2人育児がつらく、現状をどうにかしたいという思いが強かったことです。働き出すまでの道のり、そして実際に働いてみて感じたことをご紹介します。 保育園が見つかった!上の子とは幼稚園入園までの3年間ずっと一緒にいました。周りの友だちも、当然のように下の子も入園まで自宅でみています。そんななか、うちだけ下の子を保育園に入れることに罪悪感もありました。下の子に申し訳ないような、やるべきことを途中で放棄したような感覚でした。私の住んでいる地区の認可保育園は超激戦。求職中では歯が立たず、4月入所はできませんでした。少しホッとしたのも本音です。近くの認可外も検討しましたが、パート勤務を希望しているため、保育料の高さがネックとなり踏み切れず。今年度は無理かなと思っていた矢先、近くの少規模保育園が大幅な保育料の値下げをしたことを知りました。これはもう縁だと思い、すぐに電話をして入所の申し込みをしたのでした。 生活バランスは最高保育園の慣らし保育の間に面接を受け、無事に仕事も見つかりました。保育園と仕事、両方が軌道に乗るまでは、毎日緊張しながら過ごす日々でした。やっと落ち着いたかなと思ったら、息子が発熱。数カ月経った今でも、度々風邪をもらって来ますが、職場が理解してくれているので助かっています。夫も不在がち、両実家も遠いわが家の場合、私の体調が万全でないと家事・育児はまわりません。保育園のおかげでその重圧がかなり軽くなりました。また、職場で誰かと話すこと、業務に集中すること、生活の中に家事・育児以外のやりがいが加わって、本当に良いバランスだと感じています。 働いて見えてくる問題点仕事が忙しい時期は、上の子は幼稚園の預かり保育を利用し、仕事が終わってから幼稚園と保育園の2カ所にお迎えに走ります。バタバタで毎日あっという間。また、夏休み期間は8月からお盆明けまでは幼稚園の預かり保育がまったくなく、働きづらさも感じました。下の子が少規模保育園を卒園した後は、上の子と同じ幼稚園に入るか、別の保育園に入るか検討中です。そして、パート収入の半分は下の子の保育料に消えます。子どもが熱を出したり、祝日が多かったり、園行事の都合で仕事に行けない日も多く、稼ぎとしてはおこづかい程度。私個人の生活としてはバランスが良いけれど、もう少し子どもが手を離れたら仕事の比重を増やしても良いかなと思っています。 下の子だけを保育園に入れる後ろめたさは最初だけでした。ブランクがあるからこそ仕事は新鮮でおもしろく、子どもを介さない人間関係も気楽で、世界が広がった感じがしました。1日中子どもと一緒だったときよりもメリハリが出て、子どもといる時間も充実感が得られるように。園ママとの人間関係などの細かい悩みも全然気にならなくなりました。そして何より、初めてのお給料を家計に納めたときの満足感は今でも忘れられません。働き始めて本当によかったと思います。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年02月04日第一子の息子は現在1歳3カ月、そして私は第二子妊娠中で妊娠8カ月になります。第二子の妊娠が判明したとき、息子はまだ生後10カ月でした。ハイハイとつたい歩きをしている息子の育児中につわりがやってきたのです。私がつわり中の息子の様子やパパの奮闘ぶりをお伝えします。 第二子妊娠時のつわり息子を妊娠したときのつわりは吐きづわりで、20日ほど入院するくらいつらいものでした。第一子妊娠時は自分のことだけを考えればよかったので入院できましたが、今回は息子の育児をする必要があり、入院している場合ではありません。なんとかその気持ちが通じたのか、入院するほどひどい状態にはなりませんでした。ただ、気持ち悪くて動くことがつらいため、妊娠が判明したころからほぼ1カ月ほどは寝て過ごす日々でした。 【関連記事】・つわりはいつから?症状、軽減させる対処方法・緩和方法について つわり中の息子の様子生後10カ月の息子にはまだ言葉も通じないので、「つわりでつらい」ということを理解してもらうことは当然不可能です。そのため、寝ている私に向かってハイハイで突進してくることも多々ありました。 私は寄って来た息子を横になったまま抱きしめ、「ごめんね、つらくて遊んであげれないんだよ」と言葉にするよう心がけていました。幸い息子がまだ歩き出していなかったので、決められたスペース内でハイハイしている様子を見守ることができて助かりました。 【関連記事】・妊娠悪阻(にんしんおそ)とは?つわりとの症状の違いや対処法・治療方法について つわり中のパパの奮闘ぶり!私が寝込んでいる状態だったため、家事・育児のほぼすべてをパパがおこなうことに。毎日の買い物、洗濯、料理、そうじ、そして息子のお風呂と離乳食作り……。すべてパパが頑張ってくれました。 もともとひとり暮らしも長く、普段も家事を率先してやってくれるパパだったので、私が寝込んでも、特に困ることなくこなしてくれて、ありがたいと感じました。 現在、つわりのようなつらさはありませんが、おなかが大きくなり、動きが制限された状態になってきています。息子が走り回るようになり、第一子のときのようなのんびりした妊娠生活は送れていませんが、パパにも協力してもらって、なんとか妊娠生活と家事・育児を両立中です! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:(c)chicchimama著者:岩田かおる子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月29日下の子には、1人目のような「ぐっすりすやすや環境」を作ってあげるのは難しいですよね。ももは、3人兄妹の一番下の妹。ご多分に漏れず、ももはいつも寝不足状態でした。今回は、ももが珍しくすやすやとよく眠っていたあの日の出来事を書きたいと思います。 ■下の子、お昼寝中。上の子に「しー」と教えてみた妹が大好きで、かまいたくて仕方がない次男りく。 珍しくお昼寝できているももをそっとしておきたい私。 「しー」と諭してみたものの、やっぱり難しかったか…。 このとき、次男りく2才。「しー」の意味もあまりよくわかってなかったみたいです。部屋中に響くような大きな声で「しーだからねー!!」と言ってももに抱きつきました。当然、ももはぱっちりと目を覚ます…。結局、この日も昼寝はほとんどできませんでした。 ■お昼寝を妨げるのは上の子のうるさい声だけじゃない!?ももが昼寝できないのは、兄2人が遊ぶ声やおもちゃの音がうるさいからだと思っていましたが、兄の妹愛までもが昼寝の妨げになってしまうとは!でも、昼寝を邪魔されたももは泣いたりすることはほとんどなく、泣いたとしてもすぐ泣き止み機嫌よく次男と笑っておりました。今も仲良しの二人。この頃から気持ちが通じ合っていたのかもしれません。お昼寝をなかなかさせてもらえなかったももですが、そのかわり夜はあっという間に寝ていました!
2019年12月12日私には2人の子どもがいます。上の子が3歳のときに2人目を妊娠したのですが、それを上の子に伝えたところ情緒不安定になり、赤ちゃん返りをしました。当時の上の子の様子や、心のケアのためにおこなったことを紹介します。 伝えた瞬間から赤ちゃん返り上の子の3歳の誕生日前日に妊娠していることがわかりました。「おなかの中に赤ちゃんがいるんだよ」と伝えると、自分は赤ちゃんだと言い出し、毎日「でちゅ」「バブ」と言って今まで以上に甘えるようになったのです。寝るときはお人形用のミルクをくわえて寝るようになったり、よく泣いてわがままが多くなったりと、明らかに情緒不安定になっていました。上の子は感受性が豊かな子で、周りのこともよく見ています。きっと赤ちゃんが生まれたらママを取られてしまう、自分も赤ちゃんになれば今までどおりかわいがってもらえる、と思っていたのでしょう。 きょうだい誕生がテーマの絵本を読む上の子の不安ができるだけ和らげばと思い、妊娠中にきょうだいが生まれるというテーマの絵本を読んであげました。そのなかでも、私たちが特に気に入った絵本が長谷川義史さん作の『おへそのあな』と、瀧村有子さん作の『ちょっとだけ』です。『おへそのあな』は赤ちゃんと会うのが楽しみになるような絵本で、『ちょっとだけ』は上の子の寂しい気持ちに寄り添ってくれる絵本です。私は本屋で『ちょっとだけ』を読んで涙ぐんでしまいました。 赤ちゃん時代の写真を一緒に見返す赤ちゃん返りの対策としてもう1つおこなったことが、上の子が新生児から1歳ぐらいの写真を一緒に見返すことです。上の子もつきっきりでお世話されていた時代があり、ずっと愛されていたことを伝えたくて、沐浴しているところ、おっぱいを飲んでいるところ、離乳食を食べているところなど思い出話をしながら見ました。上の子はすごく喜んでくれましたし、赤ちゃんについてイメージできたようなので、やってよかったと思いました。 ママの妊娠中、上の子は抱っこなどを我慢しなくてはならないし、「お姉さんになる」と突然言われ不安な日々だったと思います。少しでも不安な気持ちを解消できればと、できる限りのことはやったつもりですが、それでも赤ちゃん返りは下の子が生まれてしばらく続きました。家族が増えるという大きな変化ですから、仕方がないことだと思います。もし上の子の気持ちに寄り添ってケアをおこなっていなかったら、もっともっと赤ちゃん返りが長引いて大変だったのではないかと感じています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月08日4人目の出産当時、長男は小学1年生、次男は年長、そして長女は年少でした。電車で8時間かかる実家へ里帰りをしようか悩みましたが、小学生が長期欠席するのは好ましくないと感じ、夫に1週間の休暇が取れるか相談。幸いにも会社の方の理解があり、1週間ほど休暇をいただき、里帰りせずに出産を迎えました。 夫に家事・育児を任せるのが心配わが家の夫は料理が得意ではなく、作れるものはみそ汁とカレーくらいです。掃除機はかけられますが、洗濯機の使い方や洗剤の量など、細かいことはわからない様子。 また、幼稚園の子どもの持ち物やお迎え時間が曜日によって違うことを、口頭で何度も説明したのですが理解できず……。「お弁当も作れるのだろうか?」とさまざまなことが心配でたまりませんでした。 そこで出産入院中、夫が困らないように家事や幼稚園の支度を細かくノートにまとめたものを用意しておきました。 子どもの精神面も心配!出産入院中の1週間ほどは、私がいない生活になります。子どもたち3人はまだまだ甘えざかりなので「大丈夫だろうか?」と心配になりました。 特に幼稚園児の2人は、ママがどのくらい入院し、どのくらいで帰宅するのかわからない様子。そこで1週間分のカレンダーをつくり、毎日シールを貼っていってもらい、ママが帰ってくるまでの期間を感覚で伝わるようにしました。 さみしくなったときはグズグズしてしまうので、お手紙とシール、小さいおやつを人数分×1週間分、用意して出産に備えました。 「意外となんとかなる」と思えた!夜に陣痛が来た私は、子どもたちが寝ている間に病院に駆け込みました。付き添いもおらずひとりでしたが、私の場合は逆に集中できてよかったと思っています。 私が入院中の1週間、結局、夫は幼稚園をお休みさせて、子どもたちを遊びに連れて行ったようです。普段私は外食をさせませんが、夫と子どもたちはラーメン屋巡りをしたそう。子どもたちはとても楽しそうに報告してくれました。夫は、3人の子どもたちのお世話が想像以上に大変な様子で、日に日に疲れた顔になっていきました。 予想外の外食続きで、栄養バランスが気になりましたが、子どもたちにケガもなく、これまでの夫の様子を考えると、ひとりで面倒を見ていてくれただけでもすごいと感じました。夫自身も子育てをしながら家事をする負担を、身をもって実感したようで、お互いのことを知るいいきっかけになった出産前後でした。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日慌ただしく、必死な毎日だった上の子の育児がようやく落ち着き、だんだんと「2人目はいつ作ろう?」という思いが頭をよぎりました。現在、私は3歳ちょうどの長女と、生後2カ月の次女がいます。私が2人目を作っても大丈夫! と決断できたのが「長女のトイトレのめどが立った」ことでした。 2人目はいつ? タイミングを見計らう日々私は長女の出産のときから親族に頼れず、里帰りもなしで出産退院直後から新生児と2人きりのワンオペ育児。それはもう毎日必死でしたが、親戚に頼れないからこそ「私ひとりでなんとかするんだ」と、毎日自分を奮い立たせていました。自分で言うのもなんですが、あのころの自分は笑ってしまうくらいにしっかり者でした。 長女が生まれてから、猛スピードで過ぎていく日々でした。そして、長女が1歳を過ぎたあたりから「そろそろ2人目の家族計画を始めようかな。でもどのタイミングで作るべきか?」と悩んでいました。 現役ママから生の声を聞いてヒントを得た育児に悩んだときは、何よりも生の声を聞いて情報収集するのがいいと思い立ちました。支援センターや公園・サークルなどで2人育児をされているママたちからそれとなく「2人育児はどうですか?」とリサーチ。 私の周りでは2~3歳差で2人目がいる家庭が多く、そのなかでも何度か聞いたのが「(出産前に)上の子のトイトレを終えられていないと、0歳と上の子の育児に追われ、産後はトイトレをしてあげる余裕もない」という声。その意見を聞いて私は、「長女のトイトレのめどが立ってから次の家族計画をしよう」と心に決めました。 長女が2歳ちょうどからトイトレスタート決断してからは行動が早く、長女が1歳のときから「トイトレはいつスタートさせよう」と時期を見計らっていました。書籍やネットを読み漁り、2歳の誕生月にトイトレスタート。まだ自分で「おしっこ出たよ」も言えない長女に、心を鬼にして、初日から綿パンツに。 最初の1週間は床に漏らすのが当たり前でしたが、そのダイレクトな不快感から1カ月後には誘えばトイレで出せるレベルに。完璧ではありませんが順調に進んでいったので、自信を持っていつ妊娠してもいいと思えるようなった矢先、長女が2歳1カ月のころに妊娠が判明しました。 私の場合は「上の子のトイトレ=大きな発達過程の節目」を乗り越えたことによって、安心して妊娠・出産に臨めました。出産後、長女は2歳11カ月になっていたのですが、そのころにはトイレも日中は自立しており、育児がすごくラクになりました。私の場合は、長女がある程度成長して「これなら大丈夫」と思えるタイミングに家族計画をしたので、2人目の出産後がラクでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてパパや家族に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月16日赤ちゃんの沐浴。上の子のときに経験があったため、下の子のときは特に心配していませんでした。ところが沐浴自体ではなく「一緒にお風呂に入りたい!」と騒ぐ2歳の上の子への対応が大変だったんです! あることを変えたらスムーズに沐浴ができるようになった私の体験談を紹介します。 赤ちゃんのころからお風呂が大好きな上の子上の子は赤ちゃんのころからお風呂が大好き。それこそベビーバスで沐浴をさせていたころから、お湯に体をつけると「ふ〜」とでも言いそうな、とても気持ちよさそうなリラックスした表情を見せていました。 2歳になってもお風呂好きは変わりません。毎日30分以上、たっぷり遊びながらお風呂に入っていました。シャワーやシャンプーも嫌がることはなく、そういう点では助かっていたのですが……。 下の子の沐浴中「一緒に入りたい!」下の子が生まれ、沐浴のためにベビーバスの準備をしていると上の子が「一緒にお風呂に入りたい!」と言ってきました。しかたなく一緒に入ると、いつものようにお風呂用のおもちゃで遊び始めた上の子。 下の子の沐浴は5分ほどですぐ終わり、上の子をお風呂にひとり残しておくわけにもいかず、「もう出るよ」と声をかけました。ところが「イヤ!」の一点張り。タオルで包んだ下の子を抱え、焦りながら必死の説得です。こんなことが数日続きました。 「下の子の沐浴は上の子が寝てから」で解決!上の子に「お風呂は夜にね」と言っても「イヤ!」。「じゃあ赤ちゃんと一緒にすぐ出ようね」と言っても「イヤ!」。私もほとほと疲れてしまい、結局下の子の沐浴は上の子が寝てからすることにしました。 上の子は真冬生まれだったので沐浴は少しでも暖かい時間にと思い、日中にしていましたが、下の子は初夏の生まれ。考えてみれば、特に昼間に沐浴しなければいけない理由もなく、夜にすることで落ち着きました。 下の子の新生児期は、上の子のイヤイヤ期と赤ちゃん返りも重なってかなりハードでした。上の子のときはそれほど苦労しなかった沐浴も、下の子のときは工夫が必要でしたが、それも2人が小学生と幼稚園児になった今ではいい思い出です。著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月12日先日2人目の出産を控えた友人から連絡がありました。そうなんです。 私は1人目を出産するときから里帰りを選択しませんでした。産後を生活しやすい自分の家で過ごしたかったのが一番大きな理由です。 友人:「2人目の出産の時、上の子ってどうした?」 そうですよね。 夫婦で出産に集中できる1人目の時と違い、2人目以降の出産には上の子をどうするか問題がついてきます。 多少距離があってもすぐに駆け付ける範囲にどちらかの両親が暮らしていれば助けてもらうこともできるでしょうが、私は夫婦ともども実家が遠かったので2人で力を合わせてなんとか乗り切るしかありません。 中には近くに住んでいてもいろんな事情で実家のサポートを受けられない妊婦さんもいると思います。 2人目出産の時、上の子をどうしていたのか。私の経験が、どなたかのお役に立てれば幸いです。 ■夫の転勤先で3度の出産。いま思うことは…里帰りせずに子ども3人を転勤先で出産した私。 いざやってみて思う事は、 大丈夫です!!!なんとかなります!!無責任な発言のように思われるかもしれませんが、転勤族の妻の周りには自然と同じように転勤族の妻が集まってくるもので、その中でも私と同じように里帰りをせずに出産した人が何人もいます。 2人目3人目ともなると上の子の学校があったりして、里帰ってる場合じゃないケースも出てくるんですよね。 でも、みんな、だいたいなんとかして無事に出産できています! 私が次男を出産した時はというと、その日の朝からおしるしがあったので「これは今晩来るかもしれないな…」という予感はしていて、日が暮れるにつれてだんだん重い痛みが走り始めてる中、長男に晩御飯を食べさせお風呂に入れ、私自身もお風呂に入りました。 2歳10か月の長男をいつも通りの時間に寝かそうかとも思ったのですが、一度寝かしてしまうと移動が大変だなと思い、この日は夜更かしをさせていました。 そして病院に着いたのが、たしか23時半とか…そのぐらいだったように思います。 いつもならとっくに寝ているはずの長男ですが、夜中にパパとママと車に乗っておでかけする事や、なにやらいつもと様子が違うママ、夜の病院、見た事がない分娩室に興奮してしまってお目目ランランです! 夫には出産に立ち会ってもらうことを希望していて、分娩室には子どもも入れる事になっていたのですが、時間が時間です。 すでに24時を回っていて、まだ子宮口も全開大になるには時間がかかりそうだったので、このまま長男を起こしておくのも無理があるなと思いつつ、正直、この時はまだだいぶ楽観視していて、「このあと私が入院する部屋のベッドに寝かしてもらえばいいやぁぁ~」ぐらいにしか思っていませんでした。 がしかし、あいにくこの時どこのベッドも空いていなかったらしく、倉庫しか空いていないと…!!(笑) 私はも~~~~痛いし痛いし痛いし(3回言うた)ハッキリ言って長男どころじゃありません。 もーー!! どこでもいいから寝かせられればそれでいいです!!なんなら待合室の床でもいいわ!! ぐらいの勢いだったのですが(むちゃくちゃ) 倉庫ならスペースを確保できるということだったので、夫が長男を倉庫に連れていき、一角で寝かせる事にしました。今考えるとだいぶ下準備不足ですね…。ベビーカーでも持っていけばよかった…。 ひとつ言い訳をさせてもらうとすると、次男の出産の2週間前に急遽転勤したばかりで、何がどうなってるのか全然分からない病院での出産になってしまったんです。 1人目の時は分娩室の他に陣痛室という個室のお部屋があって、ソファがあったり、テレビがあったり、家族が休憩できるスペースもあったんですよね。 1人目でそんな病院で出産したもので、こういう設備はどこの病院にでもあるものなんだと思っていた私。今回の病院でもなんらか陣痛室があるだろうと予想していたら、そんな設備は一切ない病院だったという…。 も~~困りますよね~出産予定日3週間前の転勤。。。容赦ないですよね…。23時過ぎに病院に到着して、実際に次男が生まれたのは夜中の2時前でした。生まれた次男を見て、しばらく様子を見てから夜中の3時に眠っている長男を倉庫から拾って夫は帰っていきましたとさ。■転勤族のママは出産時、上の子をどうしてる?私と同じような転勤族で、里帰りせずに2人目以降を出産したママ達は上の子をどうしていたのかというと、 社宅に住んでいた友人は、同じく夜に産気づいたのもあり、家族ぐるみで仲良くしていた家庭に上の子を預けて、ご主人と2人で病院に向かっていました。 こと出産となると実家に頼るしかないイメージですが、まさに遠くの親より近くの友人。 助け合いの精神でお友達に助けてもらって乗り越えられると心強いですよね。 夫に立ち会ってもらいたいかどうかで選択肢は変わってきますが、特に立ち会ってもらわなくてもいい派のママは、 ご主人には子ども達と一緒に家に寝ておいてもらって、自分1人でタクシーに乗って病院に向かい産んだという人もいました。 ■理想のバースプランとは遠い出産をどう受け止めるかどういう出産をしたいか、という「希望」はそれぞれ違うと思います。私も、一番理想的なバースプランとしては・慣れ親しんだ病院で・夫に立ち合ってもらって・なんなら子どもにも立ち合ってもらって・産後は個室に入りたいなどいろいろありましたが、実際は全然理想通りにはいきませんでした。 上の子をどうするかでバタバタしましたし、夫の立ち合いは最後の一瞬だけでしたし、全然いきみたくないのになかば無理やりお腹を押されて押し出され、会陰が裂けまくり、いっちばんゆっくりしたい時に朝まで硬い分娩台の上で待機するしかありませんでした。 はっきり言って理想とは程遠い出産で、しばらくは不完全燃焼な気持ちをぬぐえなかったのですが、時間が経つにつれて気持ちの整理がついてきました。 たとえ理想通りにいかなかったとしても、一番ブラしてはいけない最終ゴールは、「わが子が無事に生まれること」ですよね。 自分の希望とはかけ離れてはいましたが、次男が無事に生まれてきてくれたことでもうすべてオッケー!万々歳だな!!という着地点で落ち着きました。きっと多くのお母さんが同じような着地点を見出して自分の気持ちを落ち着かせるのではないでしょうか…。 初産の時とはまた違った課題が出てくる2人目出産。 お友達に頼るのもアリ、1人で出産に挑むのもアリ、運よく家族全員で出産に立ち会えたのならそれはそれで大アリ! 与えられた環境の中で臨機応変に、なんとかなる! の精神できっと乗り越えられるんじゃないかな! と思っています。 頑張ってくださ~い!
2019年09月12日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では現在1歳の次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は別記事でちらっと書いたのですが、2人目出産~産後の1ヶ月間、認可外保育園に長男りゅうを預けたときのお話です。■強烈だった保育園の洗礼、病気をもらいまくった長男長男りゅうは3歳頃までたま~に風邪をひくくらいで、ほとんど病気をしたことはなくとても健康でした。そのため私自身も子どもの病気に関しての知識は甘く、預けはじめは病気をすると聞きながらも「うちの子は強いから大丈夫」と思っていました。それが認可外保育園に預けはじめてから…、とにかく常に不調。週5の預かりで契約していたにも関わらず、週2も行けてない状態に…本当にびっくりするくらい病気を貰っていました。なかなか預け先が決まらなかったこともあり、預けはじめた時点で私は臨月。このまま病気を貰いまくる状態で出産になってしまったらどうしようかと心配でした。そして、当時保育園の送迎担当だった夫も…里帰りなし出産を夫婦で乗り切ると決めていたのに、ちょっと気持ちが揺らぎ、1度お断りした義母を呼ぶ話が再び出たほどでした。再度話し合い、いざというときにために一緒に病児育児について調べ、登録しておくということで話が落ち着きました。■保育園に通える日にも問題が…週の半分は体調不良のためお休みしていたりゅう。体調が良く、保育園に通える日にもひとつ問題がありました。それまでは専業主婦だった私は、りゅうを預けたことがほとんどありませんでした。そのためか、毎朝泣いて泣いて…私も子離れができておらず、あまりに泣かれると辛く…、毎朝しんどかったです。■今だから思うこと産まれてからずっとべったり育児をしていたりゅうをはじめて預けてみて、・病気を貰いまくる・なかなか園に慣れない以上の2点が出産までになんとかなるのか本当に不安でした。終わってみれば、病児保育を使うこともなく、無事に保育園を通いきることができたのですが、少しでも出産が早くなっていたら、滞りなく預けることができたかどうかはわかりません。この経験を踏まえ、専業主婦であっても何があるかわからないので、もしものときのために預け先を考えたり預ける練習をすることは、本当に大事だと痛感しました。
2019年09月03日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では現在1歳になった次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「上の子の預け先問題」についてです■里帰り出産しない場合、子どもを預けるのは必須!前回のお話で里帰り出産はしないことを選んだ私ですが、夫は育休を取れるわけではなく…そのため上の子(長男・りゅう)の預け先を絶対に決めておかなければいけませんでした。妊娠が発覚したときは、上の子が翌年の4月から通う幼稚園を探し始めたところでした。しかし、2人目の出産予定日はちょうど幼稚園の入園式のころ。4月から幼稚園に入園では少しでも出産が前倒しになったら対応できません。そのため4月より前から預かってくれるところを探すことになりました。■預け先その1.幼稚園の「満3歳児クラス」に入園させるまず検討したのは、妊娠が発覚する前から長男を入園させたいと思っていた、近所の幼稚園の「満3歳児クラス」。そこに今すぐに入園させ、4月からはそのまま年少に上がり通い続けてほしいと思いました。しかし、すでに定員がいっぱい! しかも詳しく話を聞いてみると、そのクラスに運よく入れても…夫が送り迎えできる時間と合わず、無理だという結論に至りました。■預け先その2.「認定こども園」に入れる次に考えたのは、保育園と幼稚園両方の役割がある「認定こども園」に入れること。こちらも考えてはいましたが自宅から園までが遠く…。長男が3年間通うであろう幼稚園なのに、産前産後のわずかな期間のために遠くの園に決めてしまうのはどうなのか? という結論にいたり断念しました。■悩んでいるところに全く別の提案が!完全に行き詰まり悩んでいるころに、第一希望だった幼稚園の先生(満3歳児クラスを希望していた園)と話す機会がありました。なるほど! ずっと同じ園じゃないとダメだと思っていたけど、5月入園もアリなのか!と目からウロコでした。■私が出した結論は…先生の話を聞き、「もともと希望していた園に5月から入園させたい!」という気持ちが強くなり、あらためて産前産後の2~3ヶ月間だけ預かってくれるところを探すことになりました。次回に続きます。
2019年07月25日私が2人目を妊娠したときに上の娘は4歳。幼稚園の年中さんで体力がどんどんつき、お迎えに行った後も2時間以上は外で遊ぶような毎日を送っていました。そんななか、自分の体にかかる負担を最小限にしながらも娘の遊びとしてよかった、プール遊びについてご紹介します。 娘の体力についていけない……私の娘はとにかく外遊びが大好き。公園に行って岩を見つけてはよじ登り、広場に行っては走り回るというような状態です。お家の中でお人形ごっこをするのも好きだけれど、幼稚園の年中さんになってどんどん体力がつき、体を動かして遊ぶことへの欲求は高まるばかり……。 そんななか2人目を妊娠し、吐くほどではないけれどつわりや眠気に苦しむ私。ちょうど同じ時期に夫の勤務が変わって突然ワンオペ状態になりました。娘の体力に合わせることがつらく、どうやって娘の体力を削るかということばかり考える日々が続きました。 待ちに待った安定期! 娘とプールへ行くだんだん暑くなってきたころ、待ちに待った安定期に突入! 妊婦健診でおなかの赤ちゃんが元気に育っているのを確認できたため、担当の先生にプールへ入ってもいいか聞いたところ 「いいんじゃない。ただし、おなかが張ったり痛くなったりしたらだめだからね」 という返事をもらい、さっそく娘と近くの温水プールへ行きました。 屋内プールなので天候に左右されることはなく、プール遊びをいつでも楽しめるのが魅力です。また、休憩時間には水温が他のプールよりも高い36度に設定された幼児プールで体を休めることができ、体を冷やしすぎることなくプール遊びを楽しむことができました。 プールから出た後一気にくる疲れに注意プールで遊ぶときに気をつけているのが 「プールから出た後一気にくる疲れ」 です。水中にいるときは体も軽く、私も娘もプールが大好きなのでたくさん入っていられます。けれど、遊び終わってプールから出た後には体がグッタリ……。娘の体力を削ることはできるけれど、同時に自分自身の体力も想像以上に削られています。 そのため、私が娘とプールに行くときには、せっけんを持参してプール後にシャワーを済ませ、帰りにお弁当を買って家で食べて寝るだけという流れをとっています。 暑い中の外遊びでは気持ちも体もグッタリしてしまう私ですが、プールに行くことで楽しく娘と遊ぶ時間を過ごせています。自分自身の産前の運動にもなり、一石二鳥で大助かりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ご自身の体調を考慮し、必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月21日私は上の子が3歳8カ月のときに2人目を出産しました。その際、上の子を出産に立ち会わせるかとても迷いました。この記事では、娘を立ち会わせることになった経緯と実際に立ち会ってもらったときの様子をお伝えいたします。 長女を立ち会わせるかどうか…私が通っていた産院では、上の子も出産に立ち会うことを推奨していました。病院が協力的であり、夫は連絡すれば1時間以内に病院に駆けつけられるという好環境だったのですが、私は娘を立ち合わせるかどうかを非常に悩みました。 理由は「血や陣痛中の母を見てトラウマにならないか」「私がお産に集中できないのではないか」「夜中の出産になったら」などの不安があったからです。 助産師さんに相談したところ、「4歳近いなら大丈夫。赤ちゃん返りしているみたいだから、立ち会わせたほうが妹を受け入れやすい。お産が夜になってしまっても、お部屋にある簡易ベッドに寝かせれば大丈夫だよ」と後押しされ、長女を立ち会わせることを決めました。 長女のために考えたこと・準備したもの!立ち会い出産は必須ではなく、娘と私に無理のない範囲でと思っていました。なので、お産が長引いたり、すごく怖がったりした場合は、夫と一緒に家に帰ってもらおうと夫婦で事前に話し合って決めました。陣痛が来てからでは話すこともままならなくなるので、事前にいろいろと決めておいてよかったと思います。 そして私の入院グッズとは別に、娘のためにDVD、新しいおもちゃ、迷路ブック、折り紙、お絵かきセット、お菓子、パン、飲み物を用意しておきました。 立ち会い出産の様子夜中に陣痛が来たら予定を変更して、ひとりでお産に臨もうと思っていました。でも、幸い陣痛が来たのが17時。娘と2人、タクシーに乗り産院に向かいました。病院に向かわなくてはいけないことをキチンと理解していて、グズることなく自分の荷物を持ったり、靴を履いたりと協力的だったのが印象的でした。 娘は19時に夫が到着するまでは、持参したDVDを見ていました。陣痛が強くなってからはうちわで扇いだり、水を取ってくれたりと応援してくれて、心強かったです。生まれる瞬間はさすがに怖がり、夫に抱っこされていましたが、泣きわめくこともなく家族全員で次女の誕生を迎えることができました。病院到着から出産までは4時間でした。 出産が夜中だったり時間がかかったりしていたら、娘にずっといてもらうのは難しいなと思っていたので、スムーズなお産となり助かりました。娘が「お母さんは痛そうだったけど頑張ってた」「生まれた赤ちゃんは小さくてかわいかった」と言っていたので「あなたも同じように生まれてきたし、昔はあんなに小さかったんだよ」と教えてあげました。安産だったからこそ言えることですが、家族が一丸となって次女を迎えられた気がして、上の子立ち会いにしてよかったと思っています。著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年06月09日寝かしつけ育児書の定番! 出版前から3000人のママが実践し、ネット上で絶賛されてきた赤ちゃんの眠りの悩みを解決するヒントをまとめた清水悦子著『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』より。(全5回 連載)赤ちゃんが生まれたばかりの頃、赤ちゃんのお風呂担当はパパがやる家庭が、結構多いですね。「お風呂=夜」というイメージが強いためか、パパが仕事から帰ってきてから、寝ている赤ちゃんを起こしてお風呂に入れるという話もよく聞きます。■お風呂に入れるタイミング人には自然な体温の上下の波があり、下がってくるときに眠気を感じるようになっています。そのため、質のよい眠りを考えると、夜の寝かしつけを始める30分くらい前には、ぬるめのお風呂から上がっているのが理想です。産後のママの体力が回復したら、できればお風呂は日中か、夕方に入れてあげましょう。赤ちゃんとパパの触れ合いを重視して、パパのお風呂担当を継続するのであれば、夜起こして入れるのではなく、朝の出勤前にお風呂に入れてあげましょう。その場合は、赤ちゃんのあせも予防に、1日の汗は、夜寝る前にガーゼタオルなどで優しくふいてあげてください。仕事が休みの日や、早く帰ってこれる日だけパパ担当という感じで工夫してもいいですね。■保育園に通っている場合のスケジュールのポイントよく質問を受ける内容に、「保育園に通っている場合」というのがあります。その際に気をつけたいポイントをお伝えしておきましょう。赤ちゃんが小さいうちから、仕事を再開するママも増えてきました。保育園に通うと、日中のお昼寝時間は保育士さんが調整してくれるので、とても心強いですね。平日の園でのリズムを聞いておき、休日にも同じように生活するよう心がけると、赤ちゃんも生活しやすいと思います。ただ、保育園に通うと、どうしても寝かせるのが遅くなりがちなのも事実です。自分でやりたいという気持ちが育ってくる2歳前後では、さらに大変でしょう。子どもをせかすのではなく、ママが効率的に動いて、なるべく早く寝かせられるように工夫してみましょう。夕食はテレビを消して食べる、離乳食は作り溜めしてストックしておく、パパ用の凝った料理は赤ちゃんが寝てから作るなどの工夫で、かなり時間を節約できると思います。また、日中子どもと離れているからと、夜に長時間遊んであげることで、子どもに必要な睡眠時間を削ってしまうという事態は避けましょう。朝スッキリ起きられるか、朝ご飯をしっかり食べられるか、園で元気に遊べているかを確認して、睡眠時間が少なくなりすぎないよう注意しましょう。子どもとの関係は、長時間一緒にいればいいというものではありません。寝る前の30分を、家事や仕事のことを忘れて、しっかりと子どもと向き合いスキンシップをとるように意識してください。その濃い30分間が、ずっと家にいて一緒に過ごしている休日より充実していることに、きっと気づくと思います。■上の子がいる場合のスケジュールのポイントもう1つ多い質問は「上の子のいる場合は?」というものです。上の子が、ちょうど幼稚園に通っている場合、お迎えの時間がお昼の2時くらいだと、下の赤ちゃんのお昼寝時間と重なって生活リズムが作りづらいという現状があるようです。赤ちゃんが小さいうちは、午後のお昼寝を11時頃に早めるのもひとつのやり方です。また、ベビーカーで寝てくれる子の場合、お迎え時間の少し前からベビーカーの上で寝てもらうのもいいと思います。また、途中で起きてしまって、十分お昼寝ができなかった場合は、夕方にもう少し寝かせてあげましょう。下の子の場合、上の子に付き合わされることで、どこででも寝られるようになる子が多いようです。あまり神経質にならず、赤ちゃんの機嫌をみながら調整してあげてください。夜は、上の子のリズムに合わせて寝るのが遅くなるという悩みを抱えているママも多くいます。これは、上の子も寝るのを早くして、一緒に寝かせることで解決できます。兄弟みんな一緒に、夜8時に寝られるように、生活を整えてみましょう。そうすると、子どもは朝スッキリ起きられるようになり、日中の機嫌もよくなります。 3ステップ最後の「寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!」 は、兄弟のいる場合にもとてもおすすめの習慣です。下の子に授乳しながら、上の子とピッタリくっついて座り、上の子の小さい頃の話やお腹にいた頃の話を聞かせてあげてください。上の子がお話ができるようなら、その日にあったことをじっくり聞いてあげてもいいですね。ママが上の子に「大好き」という気持ちをしっかりと伝えることで、下の子が生まれてから始まった夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。また、一緒に寝かせることでママも自分の時間が持てて、とても快適な習慣になると思います。ぜひ試してみてください。 『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』 著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)★本書のマンガ版『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』も好評発売中です。
2019年05月29日次男を妊娠中、周りでは私の他にも2人目を妊娠した友達も何人かいて、一足先に産まれたよー! とおめでたい報告が飛び込んできたりして、赤ちゃんを見に行ったりしていました。そしてだいたい見に行った先ではお兄ちゃんやお姉ちゃんになった上の子が、産まれた赤ちゃんに興味津々だったり、お母さんのまねをしてお世話したい!! という姿が目に入ってきました。当時の長男と同じくらいのまだ2歳になるかならないかくらいの子でも赤ちゃんをかわいがろうとしている姿が微笑ましくて、兄弟姉妹愛ってすてきだなー! かわいいなー! とほっこり。職場の先輩で2人兄弟のお母さんをやっている方の話を聞いても、「うちも昔産まれたときはお世話したいって言ったりしてきて逆に大変だったなー」みたいな話を聞いたりしていて、自分のときも産まれた後長男がどんな反応をするのか楽しみになっていました。■わが家もいよいよ第二子誕生そしていざ出産して病院から家に帰り、長男に次男を見せてみると…想像していた反応とは全く逆で、ほぼ無反応…。「赤ちゃんだよー弟だよー」と言っても何のリアクションもなく…。まだ2歳になったばかりでよく分かっていないのかなーとおもったのですが…私が次男を抱っこしていたり母乳をあげている姿を見ても、焼きもちを焼いたりする反応すらなし!どんなにうるさく泣いていてもまるでその場に誰もいないかのように遊び続けたりして次男を無視し続ける長男!(笑)かわいがったりしなくても、何かしらの反応を見せてくれてもいいのに…。こんなんでこの先仲良く遊んでいる姿を見ることはできるのか…とめちゃくちゃ不安になりました(笑)■次男がハイハイするようになるとでも次男が成長していき、自分でハイハイして動いたりできるようになってくると、次男の方からお兄ちゃんに興味を示して寄っていくようになり、自然と長男も次男の存在を無視できなくなっていき…(笑)少しずつですが、お兄ちゃんらしい行動を取ってくれることが増えていきました。今は毎日喧嘩もたくさんしていますが、仲良く遊んでいる姿も同じくらいたくさん見られるようになりました!僕はお兄ちゃんだから! という自覚もあるみたいです。当時は大丈夫なのか…と不安でしたが、周りの子たちよりはスロースタートでしたが、成長とともに兄弟の絆も少しずつ作られて行ってくれてよかったです!でもなぜあのとき完全無視だったのか、当時どんな気持ちだったのか、いつか長男に聞けたらなーと思っています(笑)
2019年05月21日上の子が2歳のときに、私は2人目の赤ちゃんを妊娠しました。とてもうれしいできごとではありましたが、まだ幼稚園に通う年齢ではなかった娘のお世話や家事など、悩みもありました。そんな妊娠期を乗り越えた方法を紹介します。 上の子の室内遊びを工夫! 室内でも活発に楽しく2人目の妊娠が判明し、つわりの症状がピークに達したときは、体調不良であまり外出することができませんでした。そのため、2歳の娘は毎日おうちで室内遊び。それでは退屈してしまうと思い、もっと活発に室内遊びができるよう工夫することにしました。 娘はすべり台が大好きだったので、部屋の中にクッションや布団を重ねて、すべり台風のお山をつくりました。低めに作れば転ぶだけでも楽しそうで、私も横になりながら見守ることができました。娘が踊りながら歌っているときは、その様子をスマホの動画モードで撮影して見せてあげると、とてもうれしそうな様子。まるでコンサートのように楽しんでいました。 つわりでつらい食事作りは娘と一緒に乗り切る!つわりの影響で食べ物のにおいに敏感になっていた私は、食事作りも満足にできませんでした。そんなときは、冷凍食品を活用しながら、娘と一緒にサンドイッチなどをよく作っていました。ちょうどおままごとが大好きな年ごろの娘は、夢中になってお手伝いをしてくれましたよ。 私自身、普段通り食事を作れないことに落ち込んだりもしましたが、逆に娘にとっては料理や食材に興味を持ついい機会になったと思います。そんな娘の姿に私も励まされていました。【関連リンク】・妊娠初期はどんな症状があった? 大変だったことは? ママたちのリアル体験談まとめ パパや家族の協力でゆったりする時間をもらったそのほかにも、パパが休みの日には、できるだけ娘と一緒に義実家に遊びに出かけてもらい、私がゆったりと過ごす時間をつくってもらいました。まる1日ではなくても、午前中から出かけてお昼ごはんを食べて帰って来てくれる……それだけでもとても助かりました。 娘も私以外の家族と過ごす時間が増えたことで、ママにベッタリだった状態から卒業することができました。おばあちゃんたちも頼られることをうれしく思ってくれて、妊娠前より私との距離も近くなったように思います。 ママが笑っていると、子どもも笑顔になります。当たり前のことですが、つらいときは無理をしないことが一番だと再認識しました。それが心の余裕につながり、つわりでつらい時期も肩の力を抜いて、おなかの中の赤ちゃんの成長を見守ることができるようになりました。著者:あさひののか一男一女の母。出産を機に販売職を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月16日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では現在1歳になった次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「上の子に妊娠を報告するタイミングについて」です。■上の子に妊娠を報告するタイミングはいつ?2人目の妊娠で上の子に伝えるタイミングに迷うとよく聞きますが、私は結構早い段階(長男りゅうが3歳になる前)に話しました。当時の長男は、言葉が早い方ではなかったこともあり「赤ちゃん」という存在をしっかり理解していないように思えました。そのため、特に隠すこともなく、あまり深く考えもせずにと軽く報告しました。すると長男は、やはりよくわかっていないような感じでした。子どもは敏感なので何かを察していたかもしれませんが、赤ちゃん返りをしたり、逆にお兄ちゃんらしくなったり、ということは特にありませんでした。■私の上の子に対しての感情変化以前とっても情緒不安定で涙が止まらない、というお話を書きましたが、このような感情の波はよく起こり、私自身もとても戸惑っていました。長男妊娠時も感情の波はあり、実母と喧嘩したり夫に泣きついたりと色々ありました。しかし、今回はヤンチャでイヤイヤ期真っ最中の長男と日中はほぼ2人きり…、大人相手とはまったく違いとても辛かったです。赤ちゃんがいると言ってもそんなことはお構いなしで…お腹の上に乗ってこられると苦しく、赤ちゃんが心配で感情のまま強めに叱ってしまったこともありました。妊娠前は可愛いだけの存在だった長男に対して腹が立ってしまうことが増え…長男からしたら急にお兄ちゃんになると言われ、今までのようにママと遊べなくなり、ちょっとふざけたら叱られ、外出も減る。こちらの都合で長男を振り回してしまい申し訳なくなり…、叱った後に罪悪感と後悔で泣きそうになりながら謝ったこともたくさんありました。■長男は生まれてくる赤ちゃんを受け入れてくれるのか妊娠中はこのような精神状態だったため、・こんな風に変わってしまったママを長男はどう思っているのか?・ママが変わったのは赤ちゃんのせいだと思っていないか?・産まれてきた赤ちゃんを受け入れてくれるのか? など、不安に感じていました。ですが…長男は予想していたよりもずっとすんなり弟を受け入れてくれ、毎日喧嘩しつつも仲良く遊んでいます。そして最近では「もう一人赤ちゃんが欲しい」とまで言われます(笑)私の方も産後しばらくすると元の精神状態に戻り、あいかわらず強く叱って後悔してしまうこともありますが、妊娠中のように不安定な状態ではなくなりました。こんなことがあったからか、今2人が仲良く遊んでくれていることが本当にうれしくて、毎日たまらない気持ちです!
2019年05月09日2人目の出産と1人目の出産の大きな違いは「上の子のケア」が必要ということ。いつでも家族の中心にいた上の子のケアをしながらの出産は思いのほか大変でした。そこで、今回は保育士だった母や保育園の先生、助産師さんのアドバイスをもとに、上の子に対して実行してみてよかったと思えることを紹介します。出産直後の【初面会】で気をつけたこと出産直後の長男との面会は、赤ちゃんを私が抱くのではなく、看護師に抱っこしてもらって行いました。第一声で弟を紹介したり、上の子に対してお兄ちゃんという言葉は使わず、今まで通りの呼び名で呼びかけました。そして、まず待っていてくれたことに感謝してハグ。ハグを終えると、長男は自ら「赤ちゃん触っていい?」と弟へ関心を示してくれました。私から「赤ちゃんの紹介」や「お兄ちゃんになったことの自覚」は口にせず、初面会時の長男の気持ちに寄り添うことを最優先に考えました。結果として長男自ら弟へ興味を示してくれ、とてもよいかたちでスタートを切れたと思っています。帰宅後の長男との時間のために【デイケア】の利用長男出産の時は、里帰り出産を選択しました。しかし今回の出産は、保育園へ通う長男の生活リズムを崩したくないという思いから里帰りを断念。自身で決めた選択でしたが、長男が保育園から帰ってきてからパパが帰宅するまでの間、やんちゃな3歳児と乳幼児の面倒をひとりで見ることは思いのほか大変。帝王切開だったこともあり、長男の抱っこの要望に応えると傷口がひどく痛むことも。そこで思いついたのがデイケアの利用。日中に助産師さんが母乳によいランチを作ってくれたり、赤ちゃんの沐浴をしてくれるので、私がやることといえば授乳をすることくらい。日中にパワーチャージしておくことで、長男帰宅後の要望や遊び相手を楽しく行うことができました。私が利用したデイケアは、近所の助産師さんが行っているもの。妊娠中に、出産後のいざという時のために利用条件の確認や事前登録をしておきました。「産後ケア」で検索するとデイケアを行っている助産院や病院がたくさん出てきますので、近くでデイケアを行っている施設を調べておくのもよいですね。【保育園や幼稚園の先生】との連携を大切に幸先よいスタートを切った長男でしたが、次男が産まれてから1か月くらいした頃、赤ちゃん返りなのかなと思える行動をとるように。集中してブロックで遊んでいるなと思っていた矢先、急にブロックを投げ始めたり、お風呂に入るからと裸になったと思ったら、やっぱり入らないと裸のまま走りまわったり。そこで家での様子を保育士へ包み隠さず報告。すると保育士からも、今までとは違った園での様子を詳しく教えてもらうことができました。すると、家と保育園での様子の変化から、やはり長男なりに寂しさを感じていることがわかりました。そこで週末に次男をパパに託し、長男と2人でデートを楽しむことに。授乳もあるので2時間ほどのデートでしたが、長男の大好きなフルーツパフェを一緒に楽しみました。その後は、ひどい赤ちゃん返りに発展することなく、いつも通りの長男に戻りました。保育士と上手く連携することで、早めに手を打つことができたと思います。第1子の園生活が始まっていない人の場合は、下の子が泣いたら、まず上の子に「赤ちゃんが泣いてるけどどうしたらいいかな」と聞き、答えを待って行動するのも良いかもしれませんね。わが家の場合も、下の子の泣いている時間は多少長くなってしまいましたが、相談したことで上の子がお手伝いをしてくれ、私自身も上の子へ対する罪悪感なく、下の子の対応をすることができました。赤ちゃん返りがまったくない子もいれば、小学生や中学生になっても赤ちゃん返りをする子もいるとのこと。しかし早めに気づいてあげることで、ひどくならないように対応することも可能なよう。わが家では長男へのちょっとした試練と捉え、一緒に遊んだりケンカする日を楽しみに、見守っていきたいと思います。<文・写真:フリーランス記者かつき>
2019年05月03日これが、上の子かわいくない症候群!?平日ワンオペで、0歳の娘、5歳の息子の二人育児中の筆者です。ここ最近の悩みは、よく聞く「上の子かわいくない症候群」。上の子にきつく当たってしまうことです。息子は赤ちゃん返りはなく、比較的自分のことは自分でできる年齢なので、年子のママなどの苦労に比べれば、私なんてかなりラクなはずなのに…。かなりきつい言い方をしてしまったり、ひどい時は思いっきり手で机を叩いたりとかなり威圧的な行動に出てしまうこともあります。「どんなことにイライラするのか」を考えてみると…・呼んでもなかなか行動しない・話すのに夢中で全然食事などが進まない・やめてと何度言ってもなかなかやめない最近の口グセは「やめてっていってるでしょ」「言ってることわからないの?」「もう少し落ち着いて」いろいろ考えてみると、それらの行動は、息子の自立心だったり、興味を引きたい行動だったりするのは分かるのです。でも、それをやらせてあげたり、求めに応じてあげることができない。まだ生まれて5年、甘えるのは当たり前だし、やりたい意欲を潰してはいけないなど頭では分かっているのにどうしても目の前でやられるとイライラして、声を荒げてしまったりして…後悔の毎日。息子は十分に優しい、それなのに…たとえば、イライラをぶつけてしまったあと、家の空気を察してか下の娘がギャンギャン泣きだして、あばれすぎてお風呂の中でも外でも待たせておけず途方に暮れていると、『僕はひとりで洗えるから、妹を洗ってあげて』と助けてくれることがあります。こんなふうに息子はどこまでも妹に優しく、どんなに泣いていても「赤ちゃんだからいいんだよ」と言ってくれます。こんなに優しい息子にイライラするなんてとまた後悔…。大人ひとりだと切り替えが難しいイライラして、後悔して、その後。正直上手には切り替えられません。夫がいれば間に入ってくれるのかもしれませんが、わが家は平日ワンオペ、大人はひとりです。誰も家の空気を替えてくれません。なんとか怒りを抑え、一緒に「ごめんね」を言い合い、ハグをしますが、どうにもならなくなった時は仕事中でも夫に電話します。スピーカーフォンにして息子と夫と筆者で話して、「ごめんなさい」を言い合うようにしています。解決方法を考えながら進む日々先輩ママやお友達ママに聞くと、「うちもまったく同じよー」と、みんな同じように悩んでいると言います、アングリーコントロールのセミナーなどでは、怒る前に、「深呼吸をする」「ポケットに手を入れてみる」などが紹介されていたりもしますが、イライラが頂点に達した時にそんなこと、未熟な筆者にはまだできません。唯一の自分なりの方法としては『気の済むようにやらせる5分と、やらせずに不機嫌になる数10分なら、やらせる方を選ぶ』ということです。たとえば食事中、話すことに夢中すぎて食事がまったく進まないとき。すぐに怒ってその場のお互いの空気を悪くして、食事も進まないということになるぐらいなら、まずは好きなだけ話をさせて、それを聞く。そしてその後「時計が○○になるまでには食べよう」と提案する、という感じ。「結果として30分食事が終わるのが遅くなっても、そっちの方がお互いに良いんだ」と割り切って一緒に話すことを楽しむように心がけています。「上の子かわいくない症候群」と書きましたが、息子のことをかわいくないと思ったことはなく、本当に息子のことはかわいくて大好き、世界で一番大事な宝物だと感じているのに、イライラしてしまうのです。そしてそんな気持ちを持ってしまう自分が本当にイヤでしょうがないのです。何年後かには、そんな時もあったなと懐かしく思い出す日がくると信じて、悩みながら前に進む日々です。
2019年04月20日誤飲に派手な転倒・迷子未遂…子どもにまつわるトラブルやヒヤリハット、ちょっと思い返しただけでけっこうあるということ自体、そもそもヒヤリなんですが…。■生後間もない娘を息子が踏んでしまった!数あるヒヤリの中で、今思い出しただけでも胸がギュッと苦しくなるなる出来事は、娘が生後20日ほどのころに起こりました。里帰り出産で2才の息子をともない、産後しばらく実家でのんびり過ごしていたある日、普段はカゴ(ゆりかごの脚を外したもの)で寝かせている娘を、そのときは座布団に移してオムツを替えをしていました。すると…何と息子が、走ってくる勢いのまま、娘の腹を踏んでしまったのです。「泣いてる!? 意識はある!」「脇腹? 真上ではなかった?」「アザはある!? 骨は大丈夫!? 内臓は??」「どうしよう! どうしたら!!」すぐに、娘の出産でお世話になった総合病院に駆け込みました。正直、気が動転していて何科をどの順で受診し、どんな検査をしたのかほとんど覚えていません。 ■娘の心配をしながら、「息子を責める言葉」だけ飲み込んだ普段から2才の息子には「(娘がいるから)気をつけてね」と声をかけていましたが、それだけでは限界があります。2才児が夢中で走り回っていたら、気をつけないといけないのは本人より、まわりのおとなですよね…。私は、後悔と反省と「娘に、万が一が起きていたら」という恐怖で押しつぶされそうでした。「カゴに寝かせたままオムツを替えていれば…座布団に寝かせるにしても、もっと部屋のすみでしていれば…。完全に気が抜けていた、油断した。私のせいだ。」事故の瞬間、思わず叫びそうになった「息子を責める言葉」を、私はとっさに飲み込みました。「息子はわざとじゃない」「私の油断が原因だ」しかし、もし命に関わる「万が一が起きていたら」、踏んでしまった息子はどう思うだろう。そして、私はそれをどう思うだろう…。さいわい内臓にも骨にも何の異常も見られませんでした。検査が進み、娘の命と体に関わる心配が少しずつ取り除かれると、張り詰めていた緊張がほぐれていきました。「本当によかった…」安堵(あんど)すると同時に、今度は隣にいる「娘をふんでしまった息子」のことで頭がいっぱいになります。「息子は今、何を考えている? 私は何て声をかけたらいいんだろう?」まだ娘の心配が完全になくなったわけではありません。動揺はおさまらず、口を開けば息子を責める言葉が飛び出してしまいそうで、かける言葉が浮かびません。診察室で最後にお医者さんは「今のところ異常は見られません。よかったですね、でも後から何か見つかる場合もあるので、しばらくは注意して見ていてください。それと、お兄ちゃんを責めないであげてくださいね」と言いました。それから、ただただ動揺していた私の代わりに息子に優しい言葉をかけてくれたのです。その言葉に、自分でもどういう感情か説明のできない涙があふれました。帰宅後、私は娘と息子それぞれを「ごめんね」と抱きしめることしかできませんでした。ベビーベッドやサークルは小さい兄弟がいる家庭でこそ必要だなと感じました。娘の命に関わる事故を、息子に起こさせてしまった…私の苦いヒヤリ経験です。
2019年04月16日