この漫画は書籍『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』(たかツキなほり、鈴木孝佳)の内容から一部を掲載しています(全9話)。■前回のあらすじまずはストレッチに大切な呼吸法から。ねこのびをすることで呼吸が楽になります。外出先でもできるので、ぜひ試してください!上半身がラクになるいらっしゃーい1.頭を枕に乗せ横になる2.両手をまっすぐ前にして両足を直角に曲げる3.上の手だけを大きく円を描くように反対側へ倒し基本の呼吸を4回×左右1セット【NG】ひざが離れている、床から浮いている立ってもできるよ!1. 柱や壁につかまる2. 自分のカラダをまっすぐ前にして1・2歩前へ3. 気持ちいい場所で止まり基本の呼吸を4回×左右1セット下半身がラクになる ひざねじり1. 頭を枕に乗せ横になる2. 上のひざを曲げて下のひざを押さえる3. 上の手で下の足をつかみかかとをお尻に近付ける4. 上半身と頭を天井に向けて基本の呼吸を4回×左右1セット腰をひねるとイタイ!! という方は1.の姿勢のまま基本の呼吸を4回×左右1セット次回に続く(全9話)「筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ」連載は8時更新! 『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』 たかツキなほり、鈴木孝佳(KADOKAWA) ¥1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ」はこちら ダイエットやスタイル維持のために意を決して筋トレを始めたものの、なかなか思うように効果が出ず、モチベーションが下がり長続きしない…。こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか? 姿勢がよくなれば、カラダの不調が消えて、やせやすいカラダになれる! 筋トレを始める前に必読の姿勢改善コミックエッセイです。
2021年10月30日「下半身太り」が起こるメカニズムまずはどのようにして下半身太りが起こるのか、そのメカニズムについて触れておきましょう。脚に「むくみ」が生じると、不要な水分が溜まるので体熱が逃げやすくなり「冷え」をもたらします。冷えると脂肪が蓄積しやすくなります。更に皮下脂肪組織は、老廃物や水分を取り込んで肥大化します。これが「セルライト」と言われるものです。このようにして下半身太りが起こると言われています。出典:byBirthストレッチを「下半身痩せ効果」につなげるポイントこのように下半身太りが起こるメカニズムに触れてみると、「むくみ」が下半身太りを引き起こしていると考えられます。では、なぜ「むくみ」が生じるのでしょうか。むくみとは老廃物や不要な水分が体外へ排出できず、細胞間に溜まった状態を言います。老廃物や不要な水分は、血液やリンパ液によって運搬されるので、むくみが生じる原因として「血液やリンパ液の流れの不良」が挙げられます。そこで、血液やリンパ液の流れを促進させる方法の一つとして、ストレッチが必要となります。出典:byBirthしかし、ただ闇雲に脚ストレッチを行っても、下半身痩せ効果にはつながりにくいと言えます。ストレッチを下半身痩せ効果につなげるために踏まえておくべきポイントがあります。それは「2つのリンパ節」です。その2つのリンパ節とは、股関節前面にある「鼠径リンパ節」と、膝裏にある「膝窩リンパ節」です。リンパ節というのは、老廃物をろ過して不要なものを取り除くフィルターのような役割を果たしています。分かりやすく例えるならば、下水処理場にあたる部分です。そのため、リンパ節の流れが滞ってしまうと老廃物が排泄されなくなってしまい、細胞間に溜まってしまうというわけです。このようなことから、ストレッチを下半身痩せ効果につなげるには、鼠径リンパ節と膝窩リンパ節という2つのリンパ節周りの筋肉へのストレッチを行うことがポイントとなります。「下半身痩せ効果」につながるストレッチ3つそれでは具体的にどのようなストレッチを行うべきか、ここで下半身痩せ効果につなげる3つのストレッチをご紹介していきましょう。鼠径リンパ節と膝窩リンパ節の周りには、それぞれ腸腰筋と下腿三頭筋という筋肉が存在します。そのため「腸腰筋への静的ストレッチ」と「下腿三頭筋への静的ストレッチ」を行います。また、鼠径リンパ節は骨盤が開いた状態になると内臓が下垂するため、圧迫を受けやすくなると言われています。骨盤が開くと股関節も外に広がるので、股関節外転筋である「大腿筋膜張筋」の緊張が強くなります。そこで「大腿筋膜張筋への静的ストレッチ」も合わせて行うようにします。〈ストレッチを行うにあたり用意すべきもの〉ストレッチを行うにあたり、ヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚と、フェイスタオル1枚を用意しておきましょう。1.腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて、後ろ脚は膝が股関節よりも後方に位置するように後ろへ伸ばします。両手を立てた前脚の膝の上に乗せて、重心を上体の真下に下ろし骨盤を後傾させることで、後ろ脚の股関節前面にある腸腰筋がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けるようにすることです。ストレッチ中は、骨盤が正面を向いているようにしましょう。2.下腿三頭筋への静的ストレッチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、片方の脚を膝を伸ばして真上に上げます。用意したフェイスタオルをつま先に引っ掛けて足首を曲げ、できるだけ膝を伸ばすことで、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉膝裏には坐骨神経が通っているので、ストレッチを行う際はいきなり強く伸ばさないようにしましょう。伸ばしていて余裕があれば、立てているもう片方の膝を伸ばすようにしてみましょう。3.大腿筋膜張筋への静的ストレッチ出典:byBirth立位の体勢から、ストレッチする方の脚を後ろにして脚をクロスさせます。一方の手を使って骨盤をストレッチする方向に突き出すようにスライドさせることで、太もも外側にある大腿筋膜張筋という筋肉がストレッチされます。〈ポイント及び注意すべき点〉腸腰筋へのストレッチと同様、ストレッチ中は骨盤が正面を向いているようにしましょう。ストレッチを効果的に行うコツとは?3つのストレッチはすべて、左右それぞれ、筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。筋肉を柔らかくしようと強く伸ばしてしまうと、却って筋肉が収縮してしまうばかりか、筋肉を痛めてしまう危険性があるので逆効果です!そのため、ストレッチを安全かつ効果的なものにするには、心地よく筋肉が伸ばされていることが感じられる強度で行うようにします。また、筋肉の緊張を緩めるには、腱の中に存在する「腱紡錘」が機能する必要があります。筋肉の伸ばし始めは筋肉の中に存在する「筋紡錘」が作動し、過伸展を防ごうと筋肉を収縮させるように働きかけます。しかしストレッチを始めてから20秒を過ぎたあたりから腱紡錘が優位に働くようになるため、筋肉の緊張を緩め柔軟性を高めることができるようになります。ストレッチを行うおススメのタイミング出典:byBirth今回は「下半身痩せ効果を後押しする3つのストレッチ」と「ストレッチを効果的に行うコツ」についてお伝えしました。ご紹介したストレッチは、トレーニング後や入浴後のカラダが温まっているタイミングで行うようにすると、筋肉を伸ばしやすくより効果的です。下半身太りでお悩みの方は、早速今日から始めてみてください!
2021年08月03日着圧レギンス『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』を展開する2FLAG株式会社が、18歳~30代前半の女性に『下半身の悩みと着圧レギンス』に関する調査を行ったところ、コロナ禍で下半身が太くなったと感じた人は5割以上いることがわかりました。“下半身太り”への悩みが増加まず、女性が下半身について気になるところを調査してみると「太もも」「下腹」「お尻」がランクイン。お腹~太ももにかけては約7割以上の女性たちが悩みを抱えているようです。下半身が気になる理由を部位別に聞いてみると、太ももは「おしりとももの境目がわからない」、下腹は「他が痩せても、へこまない」など、下半身部分のケアの仕方にそもそも悩んでいる人が多い様子。特に細身のズボンを穿いた時に気になるといった声や、産後の体型変化に悩むといった声も寄せられていました。多くの人が気にしている下半身太りですが、外出の機会が減った今、より一層気になっている人が多いよう……!コロナ禍で下半身が太くなったと感じた人が半数以上もいることがわかりました。なかなかケアがしにくいものの、太ももやお尻は服を着こなすうえでも重要なパーツ。それでは、みなさんは実際にどんな対策をしているのでしょうか?みんなのやってる対策方法は?下半身太りの原因として、「おうち時間が増えたことによる運動不足・代謝の低下」や、むくみ・冷えと考えている人が多い様子。その具体的な対策としては「半身浴 、マッサージ」「筋トレを始めた」「階段を使う」と体を動かすことに注力しているといった声や、「着圧レギンスを履いたり、ストレッチをする」など着圧グッズもうまく取り入れながらケアしていることがわかりました。特に着圧グッズは穿くだけで簡単にケアできるという点で、毎日忙しい人も重宝しているそうですよ。着圧レギンス、取り入れてみる?そんな着圧レギンス(ソックス、タイツ、ガードルなどを含む)の使用経験について聞いてみると、実際に5割以上の人が着圧レギンスの使用経験があると答えており、効果を感じたという人は7割以上いるということもわかりました。具体的には「むくみが改善され脚がスッキリ軽くなった」「脚全体の見た目が細くなった」「痩せ見えするようになった」など、下半身太りの原因と考えられているむくみの改善や、よりスリムになったと実感する人が多い様子。“ながらケア”ができる着圧レギンスは、忙しい人や運動が苦手な人にとって下半身痩せの救世主といえそうです。『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』¥3,980(税抜)着圧レギンスはいろいろな商品がありますが、『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』も外せません。10段強圧で脚にアプローチするほか、お尻を包み込むようにして持ち上げてくれるような設計でシェイプアップもサポート。気温が高くなるとムレなどが気になるという悩みもありますが、ゲルマニウム配合・抗菌防臭加工も施されていて汗対策もばっちり。季節問わず快適に穿き続けられるアイテムですよ。【商品情報】『BELLE SKINNY(ベルスキニー)』価格:¥3,980(税抜)サイズ:XS/S/M/L/XL日々のセルフケアに、着圧レギンスなら簡単に取り入れられそう。まだ使ったことのない方や下半身に悩んでいる方は、ぜひ取り入れてみては?【参考】【救世主は着圧レギンス?!】10代〜30代の女性7割が抱える、下半身太りの悩みとは? - PR TIMES2FLAG株式会社Antonio Guillem/fizkes/liza54500/aslysun/Shutterstock※下半身の悩みと着圧レギンス」に関する実態調査【調査日】2021年3月3日(水)【調査方法】インターネット調査【調査人数】1,064人【調査対象】全国の18歳~30代前半の女性【モニター提供元】ゼネラルリサーチ文/Sayuri
2021年03月22日「ランジ」とは…いきなり「ランジ」と言われても、何のことか理解できない方も多いと思いますので、まずは「ランジ」とはどういうエクササイズなのかをお伝えしておきましょう。「ランジ(lunge)」とはどういう意味なのかというと、「突進」という意味です。そのエクササイズ動作が突進するように見えることから、「ランジ」と呼ばれています。実際には突進するというよりも、下の写真のように足を前もしくは後ろに大きく踏み出していく動作を繰り返すエクササイズです。足を前に大きく踏み出していくランジのことを「フロントランジ」と言い、後ろに大きく踏み出すランジのことを「バックランジ」と言います。どちらも太ももとお尻の筋肉に効かせることができる下半身エクササイズとなります。出典:byBirth「ランジ」と「スクワット」の違い代表的な下半身エクササイズとして「スクワット」がありますが、それではランジとスクワットはどう違うのでしょうか。その違いとして2つ挙げることができます。1つは、どちらも下半身エクササイズですが、「足の接地」に違いがあります。基本的なスクワットは両足が接地した状態で行われるのに対し、ランジは片足のみが接地した状態でエクササイズ動作を繰り返すことになります。そのため、ランジでは片脚に負荷がかかった状態でなされるエクササイズとなります。出典:byBirthもう一つは、「カラダの移動方向」です。カラダを上下に移動させるスクワットに対して、ランジはカラダを前後に移動させていきます。それによってランジでは、スクワット以上に膝関節や体幹部の安定性が要求されることになると言えます。このように違いをお伝えすると、ランジの方がスクワットよりも優れたエクササイズのように思われてしまうかもしれませんが、スクワットでは高重量が扱えるので、筋力アップに適していると言えます。一方、ランジは片脚に負荷がかかった状態で、なおかつスクワットと比べて安定性が要求されるので、筋力アップよりも動作の向上や関節の機能向上に適していると思われます。このようにランジとスクワットはそれぞれ異なった特性があるのです。出典:byBirthなぜ「ランジ」がお腹痩せにも有効なのか?実際行ってみるとわかりますが、ランジは全身運動であり、エクササイズ後は息が上がった状態になります。激しい運動を行った後の息が上がった状態のことを「運動後過剰酸素消費量(EPOC)」と言いますが、これは運動後も脂肪燃焼を持続させる効果をもたらすと言われています。そのためランジもお腹痩せ効果につなげることもできると言えます。お腹痩せ効果につなげるためのポイントは、セット数を多めにしてセット間の休憩時間をできるだけ短めにすることです。確実にお腹痩せするために覚えておきたい「3つのランジ」それではお腹痩せ効果を高めるために、是非覚えておきたいランジを3つご紹介します。(1)フロントランジ出典:byBirth両手を頭の後ろに組み、腰幅程度に足幅を広げます。つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を大きく一歩前に踏み出し、次いでお尻が膝の高さと同じになるまで上体を真下に下ろします。息を吐きながら前足で床を押し蹴ることで元の位置へ。この動作を左右交互に繰り返していくことで、太ももの筋肉である大腿四頭筋とハムストリングス、そしてお尻の筋肉である大殿筋などに効かせることができます。左右交互に20回を45秒~1分程度の休憩を入れながら、3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せてしっかり胸を張るようにします。そうすることで上体をまっすぐに保つことができる上、腹横筋や内腹斜筋といった腹筋群にも効かせやすくなります。膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。膝を痛めてしまう原因となるからです。膝がつま先よりも前に突き出ないようにするコツは、お尻を後ろに突き出すことです。お尻を後ろに突き出して上体をやや前傾させると、膝がつま先よりも前に出にくくなります。胸を張りやすくするために両手を頭の後ろに組んでいますが、それが難しい場合、両手を骨盤横に添えて行っても構いません。(2)バックランジ出典:byBirthフロントランジと同様、両手を頭の後ろに組んで腰幅に合わせて足幅を広げ、つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を大きく一歩後ろに踏み込んで、お尻が膝の高さと同じになるまで上体を真下に下ろしていきます。息を吐きながら前足で床を押し蹴ることで、後ろに踏み込んだ脚を元の位置へ戻します。この動作を左右交互に繰り返していきます。フロントランジと比べて股関節の動きが強調されるようになるため、大殿筋とハムストリングスなどに効かせることができます。左右交互に20回を45秒~1分程度の休憩を入れながら、3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨を内側に寄せて胸を張ることで上体をまっすぐに保つことができ、腰への負担を軽減させながら腹筋群にも効かせやすくなります。「大殿筋やハムストリングスに効かない…」という場合は、上体をやや前傾させるようにします。すると股関節の曲げ伸ばし動作がより強調されるようになるので、大殿筋やハムストリングスにしっかり効かせられるようになります。やはり前脚の膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。(3)バックランジ&ニーアップ出典:byBirth腰幅程度に足幅を広げて、つま先は正面に向けます。息を吸いながら片足を後ろに踏み込んで上体を真下に下ろしたら、息を吐きながらその脚をそのまま前に振り上げて、ニーアップ動作を上の写真のように腕振り動作を加えながら行います。この動作を繰り返すことで、大殿筋とハムストリングス、そして大腿四頭筋などに効かせることができます。左右それぞれ10回行い、45秒~1分程度の休憩を入れながら3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点腕振り動作が加わることで、より体幹の安定性が要求されるようになります。やはり、前脚の膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側や外側に流れてしまったりしないようにしましょう。背中が丸まってしまったり腰を反らせてしまったりしないように、上体はまっすぐの状態を維持するようにします。大殿筋への刺激を大きくしたい場合は、上体をやや前傾させるようにします。「ランジ」も行うことでお腹痩せ効果を加速!出典:byBirth今回は「お腹痩せにも有効な下半身エクササイズ」として、3つのランジをご紹介しました。この3つのランジのうちの1つでもお腹痩せプログラムに加えていくことで、「お腹痩せ」効果を加速させることができます!「確実にお腹を凹ませたい!」という方は、是非取り入れてみてください!
2021年03月02日「下半身痩せ」にも有効な2つの腹筋エクササイズそれでは早速、「下半身痩せにも有効と言える腹筋エクササイズ」を2つご紹介していきましょう。一つは床に仰向けになって行うので、フローリングの上で行う場合は、ヨガマットや大きめのバスタオルをご用意していただくことをお勧めします。(1)リバースクランチ出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両腕はカラダの横に「ハの字」に構えて、手のひらを天井に向けるようにします。そうすることで、手による反動が使えなくなるからです。膝と股関節を90度に曲げて、左右の膝と足をしっかりくっつけ、息を吐きながら「仙骨」という腰とお尻の間にある骨が床から離れるところまで骨盤を起こし、息を吸いながら起こした骨盤をゆっくり下ろすという動作を繰り返します。そうすることで「腹直筋下部」と内ももの筋肉である「股関節内転筋群」に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、3セット行います。「内ももの筋肉」に効かせるには…膝と足をしっかり閉じることで、股関節内転筋群にも効かせることができるようになります。そのためエクササイズ中は、膝と足が離れないように心がけましょう。「腹直筋下部に効いた感じがしない」という場合の対処法腹直筋下部に効かないという場合、下腹部を支点に骨盤を起こすように意識してみましょう。もしくは、骨盤を起こした際、両膝をお腹に入れるイメージで行うと、腹直筋下部への効果が感じられるようになるかと思います。注意すべき点反動をつけて骨盤を起こさないようにしましょう。骨盤を下ろす際も、なるべくゆっくり下ろすように心がけましょう。(2)スタンディング・ドローイン出典:byBirth左右のかかとをしっかりつけて、つま先をできるだけ大きく外側に開いて立ちます(写真左)。内ももをしっかり閉じるようにして、片方の手でおへそを覆うようにします。肩甲骨を内側に寄せてしっかりと胸を張り、おへそを覆った手から遠ざけていくようにお腹を凹ませていきます(写真右)。お腹を凹ませた状態を20~30秒間キープします。このエクササイズを行うことで、腹筋群のうち深層部にある「腹横筋」と股関節内転筋群、そしてお尻の筋肉である「梨状筋」に効かせることができます。お腹を凹ませた状態で20~30秒間静止し、1分程度の休憩を挟みながら3セット行いましょう。「腹横筋」に効かせるポイント腹横筋に効かせるには、おへそ辺りをできるだけ最大限に凹ませることがポイントとなります。それでもうまくお腹を凹ませることができず、腹横筋への効果を感じない場合は、肩甲骨を内側にしっかりと寄せるようにしてみましょう。そうすると、お腹を凹ませやすくなり、腹横筋への効果が感じられるようになります。「スタンディング・ドローイン」でお尻の筋肉に効かせるコツお尻の筋肉である梨状筋に効かせるには、左右のかかとをしっかりつけて、つま先をできるだけ大きく外側に開いて立つことが重要です。その上で内ももをしっかり閉じるようにすると、股関節内転筋群だけでなく梨状筋にも効かせることができるようになります。注意すべき点エクササイズ中は、呼吸が止まらないように気をつけましょう。腹筋エクササイズが「下半身痩せ」にも有効な理由それではなぜこれらの腹筋エクササイズが下半身痩せにも効果的と言えるのでしょうか。その理由は、下半身太りをも引き起こすと考えられる「骨盤の開き」の改善につなげることができると言えるからです。骨盤が開いた状態になると、それに伴い大腿骨も外に開きやすくなります。いわゆる「O脚」と呼ばれる状態です。すると血液とリンパの流れが妨げられるので、老廃物や不要な水分が蓄積し、「むくみ」をもたらします。不要な水分が溜まると冷えやすくなり、脂肪が蓄積してしまいます。その結果、「下半身太り」が起こると考えられます。出典:byBirth「骨盤が開いた状態」というのは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形をした状態を言います。すなわち、骨盤の下の部分が開いた状態です。骨盤の下には「恥骨」と「坐骨」があるので、これらが外に開いた状態ということです。恥骨には腹筋群と股関節内転筋群が付いているため、恥骨が開いた状態になるとこれらの筋肉も緩んだ状態になると言えます。そこで、腹筋群と股関節内転筋群をエクササイズで強化することで、骨盤の開きの改善につなげることができると言えます。「腹筋エクササイズ」は下半身痩せプログラムの一部にすぎない!出典:byBirth今回ご紹介した腹筋エクササイズは、下半身太りの“引き金”となる骨盤の開きの改善につなげることができますが、下半身痩せさせるにはこれだけでは不十分です!「リバースクランチ」や「スタンディング・ドローイン」は、あくまでも下半身痩せプログラムの一部にすぎないということを、頭に入れておきましょう。下半身痩せしたい人にお勧めなトレーニングプログラムは、「脚を細くしたいけれど時間がない人のための『20分間下半身痩せプログラム』」でご紹介しておりますので、このプログラムと合わせて今回ご紹介した腹筋エクササイズを行っていただくとより効果的です。早速実践してみてください!
2021年02月19日下半身が太くなるメカニズムプログラムを行うにあたり、「下半身が太くなるメカニズム」について触れておきましょう。下半身が太くなる原因として、血液やリンパ液の流れの不良が考えられます。血液やリンパ液の流れが悪くなると、老廃物や不要な水分が排出されなくなります。その結果「むくみ」が生じます。不要な水分が溜まると、冷えやすくなります。すると脂肪が蓄積しやすくなります。そして、皮下脂肪組織が老廃物や不要な水分を取り込んで肥大化します。これが「セルライト」と言われるものです。セルライトはお尻の下や太ももに多く見られると言われています。これが「下半身太りのメカニズム」です。元を辿ると、「血液やリンパ液の流れの不良」が引き金となっていることから、これが下半身が太くなる原因として挙げられるのです。出典:byBirth「下半身太り」解消のためには何をすべきか?それでは、血液やリンパ液の流れを改善させるには何が必要でしょうか。それにはズバリ、「筋肉の機能を高めること」が必要と言えます。筋肉には「運動を起こす」という働きのほかに、血液とリンパ液を送り出す「筋ポンプ作用」があります。血液は筋肉だけでなく心臓によって送り出すことが可能ですが、リンパ液を送り出すものは筋肉以外にないのです。そのため、血液やリンパ液の流れを改善させるには、筋肉の機能、すなわち筋ポンプ作用を高める必要があると言えるのです。筋ポンプ作用を高めるためには、「下半身の筋肉を強化するエクササイズ」を行う必要があります。しかし、トレーニングをする時間が限られてしまうと、下半身全ての筋肉へのエクササイズを行うというわけにはいきません。下半身の筋肉の中でも特に下半身痩せのために強化すべき筋肉は、内ももの筋肉とふくらはぎの筋肉です。この2つの筋肉を強化することで、血液やリンパ液の流れを改善させることができると考えられるからです。内ももの筋肉が弱くなると、骨盤と太ももが外に開きやすくなり、「O脚」をもたらします。O脚は脚が「くの字」に歪んだ状態なので、血液やリンパ液の流れが妨げられやすい状態と言えます。また、ふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」と言われます。そのため、ふくらはぎの筋肉の収縮力を高めることで、血液やリンパの流れを促進させることができると考えられます。以上のことから、内ももの筋肉とふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行うようにします。おうちでできる「20分間下半身痩せプログラム」それでは「下半身痩せに有効なトレーニングプログラム」をご紹介していきましょう。今回ご紹介するプログラムは、特別なトレーニングツールがなくてもできるので、おうちでもできます!トレーニングを安全に行うために、周りに障害物がないところで、滑りにくい床の上で行うようにしましょう。(1)ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth足を肩幅よりも大きく広げて、左右の足を底辺とする「正三角形」を作ります。つま先は外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。息を吸いながら、お尻が膝もしくはそれよりもやや低い位置になるまで、出来るだけゆっくり下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。太ももの「開いて閉じる」という動作を繰り返すことで、内ももの筋肉に効かせることができます。下ろす際、出来るだけゆっくり下ろすことが、筋肉への刺激を高めるポイントです。10回を、1分間の休憩を挟みながら3~5セット行いましょう。(2)ボール挟みエクササイズ出典:byBirth小さなエクササイズボール、もしくはそれに代わるものを内ももに深く挟み、左右の足のかかとをくっつけて、つま先を大きく外に開いて立ちます。息を吐きながら、内ももに挟んだエクササイズボール、もしくはそれに代わるものをしっかりと挟み込んで、限界のところで1秒程度静止し、息を吸いながら緩めていきます。左右の足のかかとをくっつけて、つま先を大きく外に開いて挟み込み動作を行うことで、内ももの筋肉だけでなく、お尻の筋肉にも効かせることができます。挟み込みが甘いと内ももの筋肉に効かせることができないので、左右の内ももを合わせるつもりで挟み込むようにしましょう。10回を、1分間の休憩を挟みながら3セット行いましょう。(3)カーフレイズ出典:byBirth足を腰幅程度に広げ、つま先は正面に向けて立ちます。壁などに手をついてバランスを保つようにします。息を吐きながら、かかとを出来るだけ高く上げて、上げ切ったところで1~3秒程度静止し(写真左)、息を吸いながらかかとを下ろしていきます(写真右)。この時、かかとを床に下ろし切らないようにしましょう。かかとを出来るだけ高く上げることで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。更に「下半身痩せ効果」を確実なものにするために行っておきたいことは…下半身太りは、脂肪が蓄積された状態でもあるので、合わせて脂肪燃焼に有効な有酸素運動を行うとより効果的です。「ウォーキング」や「自転車漕ぎ」などを、筋トレ後に軽く息が弾む程度に10分程度行うようにします。「有酸素運動まで行う時間がない!」という場合は、通勤時間の中やお買い物へ行くときなど、日常生活の中でウォーキングなど有酸素運動を行う場面を設けるように工夫してみましょう。出典:byBirthトレーニングを行うにあたり注意すべき点出典:byBirth今回ご紹介したプログラムは、週2~3回行うようにしましょう。週に1回よりも、やはり週2回行った方が効果が現れやすいと言えます。体調の優れない時はムリをしないようにしましょう。「理想の脚」を目指して、続けてみてくださいね!
2021年01月26日こんにちは、『DRESS』ファッションライターの雫です。9月に入り各ブランドから秋ファッションがだいぶ発売されてきましたね。その中で是非ご紹介したいのがUNIQLOの「ベルテッドドレープワイドストレートパンツ」。下半身が気になる女性にオススメしたい、私の中で久々ヒットアイテムです!■とにかく脚がきれいに見える優秀パンツ今回ご紹介する「ベルテッドドレープワイドストレートパンツ」は裾へ向かってシルエットが広がるワイドパンツ。気になるお尻や太ももをしっかりカバーしてくれる為、脚全体をスッキリ見せることができます。縦に入ったストライプもあり、細見え効果もバグツンです。足の長さを強調させるために、パンプスはパンツと同色を合わせるのがポイント。こうすることでウエストから「足先まで」足だと錯覚させることができ、脚長効果が期待できます。そして、更に嬉しいのがベルトがついているところ。ぽっちゃり体型だと普通のベルトが合わなかったりするのですが、このパンツはウエストサイズにあったベルトが付いているので安心です。ベルトがあることでウエストをすっきり見せることができる上に、上品見えする優秀パンツです。もちろん、お尻や太ももが目立たないので後ろ姿もスッキリです!■大人カジュアルにも◎先ほどはきれいめシャツのコーデをご紹介しましたが、オーバーシャツを羽織ればラフなコーデにすることができます。パンツがきれいめなのでラフすぎず大人カジュアルなスタイルに。今回はは上下黒のコーデにし、羽織として白のロングシャツを合わせることで全体的に縦長ラインを作り、細見えさせることを意識しました。今回ご紹介した「ベルテッドドレープワイドストレートパンツ」はいかがでしたでしょうか。私は高身長なので丈長めをはいていますが通常丈は店頭でも取り扱っていますので、店頭へ立ち寄った際は是非チェックしてみてくださいね。シャツ(ピンク) / GUシャツ(ホワイト) / 3rd Springパンプス / outletshoes
2020年09月10日「ワイドスタンス・スクワット」のフォームを再確認!まず最初に、「ワイドスタンス・スクワット」のエクササイズフォームを再確認しておきましょう。出典:byBirth両脚で左右の足を底辺とする正三角形を作るイメージで、肩幅よりも広めに足幅をとります。つま先はやや外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、息を吸いながら膝のライン(写真赤線参照)よりもやや下の位置までお尻を下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。足幅を肩幅より大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」という動作が強調されるようになり、内ももの筋肉の引き締め効果が期待できます。なぜ「ワイドスタンス・スクワット」を行っても、下半身痩せ効果が感じられないのか?ワイドスタンス・スクワットで下半身痩せ効果が感じられない原因として、股関節の「開いて閉じる」という動作ができていないことが考えられます。先程お伝えした通り、ワイドスタンス・スクワットは股関節の「開いて閉じる」という動作を繰り返すことで、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができます。しかし、「股関節を開く」という動作が制限されてしまっていると、お尻を十分に下まで下ろすことができないばかりか、膝が前へ流れてしまいます。すると股関節の動きではなく膝の動きとなってしまい、筋肉への刺激は内ももではなく太もも前面に入ってしまいます。太もも前面の筋肉である「大腿四頭筋」は刺激が入りやすい上、肥大しやすい筋肉でもあります。そのためこの筋肉に効いてしまうと、下半身痩せどころか却って太ももが太くなってしまうことになってしまいます。出典:byBirthまた、膝が前へ流れてしまうということは、つま先よりも内側に入りやすくなるということなので、膝への負担も大きくなってしまうと言えます。そのためこのままエクササイズを続けていると、下半身痩せ効果が得られないばかりか、膝を痛めてしまう可能性が十分に考えられます。下半身痩せエクササイズの効果が感じられない場合に行っておきたい「股関節ストレッチ」それでは、ワイドスタンス・スクワットで股関節を開くという動作が制限されてしまっている場合に行っておきたい、股関節ストレッチをご紹介していきましょう。ここで「股関節を開く」という動作を制限している筋肉として、股関節を内側に閉じる働きをする「股関節内転筋群」と、内旋という内側に捻る作用をもたらす「股関節内旋筋群」が考えられます。これらの筋肉の緊張が強すぎて、「外側に開く」という働きが制限されてしまっているものと思われます。そのため、まずは股関節内転筋群と内旋筋群の過度な緊張を静的ストレッチで緩め、次に動的ストレッチで股関節を外に捻る動きと開く動きを高めていくようにします。(1)股関節内転・内旋筋群への静的ストレッチ出典:byBirth両脚を出来るだけ大きく開き、つま先を天井に向けるようにします。胸を張って骨盤を立てたまま上体を前傾させていくと、内ももにある股関節内転筋群と内旋筋群がストレッチされます。内ももの筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで股関節内転・内旋筋群の緊張を緩めることができます。このストレッチを行う際、背中が丸まらないように注意しましょう。背中を丸めてしまうと骨盤が後傾し、内ももの筋肉へのストレッチ効果が激減してしまうからです。そのため、胸を張り骨盤を立てるようにします。ストレッチ中は呼吸が止まらないように、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。(2)股関節外旋方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように開脚状態で、内側から外側へ股関節を捻る動作を10回繰り返していきます。太ももの付け根から少しずつ大きく動かしていくようにしましょう。必ず高めたい動きである外側へ股関節を捻る動作で終えるようにします。(3)股関節外転方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように横向きの体勢になり、上になっている股関節を外に向かって開く動作を、左右それぞれ10回繰り返します。骨盤を動かさないようにすることと、少しずつ外に向かって開く動作を大きくしていくことが可動域を広げるポイントです。動的ストレッチも、無理のない範囲で動かしていくようにしましょう。もし動かして痛みや違和感があれば、中止するようにしましょう。エクササイズを効果のあるものにするためには…出典:byBirthストレッチを終えたら、改めてワイドスタンス・スクワットを行ってみて、股関節を開いて閉じる動作ができて、内ももの筋肉に効かせることができているかどうかを確かめておきましょう。いかがでしょうか。内ももの筋肉に効かせることができましたか?どんなに下半身痩せに効果的なエクササイズでも、ターゲットとする筋肉に効いていなければ効果は期待できません!エクササイズを効果のあるものにするためには、ターゲットとする筋肉にしっかりと効いているかどうか確かめながら行うようにしましょう。
2020年09月06日「下半身太り」が起こるメカニズムまずは下半身太りはどのようにして起こるのか、そのメカニズムに触れておきましょう。下半身太りが起こる原因として、「骨盤の開き」が考えられます。「骨盤が開く」とは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形になっている状態を言います。具体的には、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態になります。すると、大腿骨も外に開きやすくなります。これがいわゆる「O脚」と言われる状態です。そうなると骨格に歪みが生じるので、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物や不要な水分が排出されずに体内に留まってしまった結果、「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に溜まってしまうと冷えやすくなるので、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。更に、行き場を失った老廃物が皮下脂肪組織の周りに付着して、皮下脂肪が肥大化します。これが「セルライト」です。下半身太りはこのようにして起こると考えられます。出典:byBirth下半身痩せに有効な2つのエクササイズ下半身太りを引き起こしている骨盤の開きは、先程お伝えした通り、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態です。坐骨や恥骨が外に開いているということは、内ももの筋肉である股関節内転筋群やお尻の筋肉である大殿筋が緩み、収縮力が低下した状態と言えます。そのため、骨盤の開きを改善し下半身痩せにつなげるためには、股関節内転筋群と大殿筋の筋力を強化するエクササイズが有効と言えます。具体的には、股関節内転筋群強化に効果的で、トレーニングツールなしでもできる「ワイドスタンス・スクワット」と、股関節内転筋群と大殿筋を強化できる「ボール挟み」という2つのエクササイズが挙げられます。(1)内ももを引き締める「ワイドスタンス・スクワット」出典:byBirth左右の足を底辺として正三角形を作り、つま先はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けるようにします。息を吸いながらお尻をゆっくりと膝の高さ(写真赤線)よりも下に位置するまで下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返していきます。足幅を大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」動きが強調されるので、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができ、内もも引き締め効果が期待できます。10回を1分間の休憩を入れながら、5セット行ってみましょう。ポイント股関節内転筋群に効かせるポイントは2つあります。1つはお尻をできるだけゆっくり下ろしていくことです。そうすることでターゲットである股関節内転筋群が伸ばされながら収縮することになり、筋肉に大きな刺激を与えることができるからです。もう一つは、お尻を膝の高さよりも下になるまで下ろすことです。運動範囲が広くなることで、股関節内転筋群への刺激が大きくなるからです。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先が同じ方向を向くように心がけましょう。膝がつま先に対して内側に入ってしまうと、脚の歪みを大きくしてしまう上、膝への負担が大きくなってしまいます。(2)内ももとお尻の筋肉に効く「ボール挟み」出典:byBirth内ももに小さなエクササイズボールを挟み、左右のかかとを付けてつま先を最大限に外側に開くようにします。息を吐きながらボールをしっかりと挟み(写真赤矢印参照)、息を吸いながら緩めていく動作を繰り返します。このエクササイズを行うことで、内ももの筋肉はもちろんのこと、お尻の筋肉にも効かせることができます!小さなエクササイズボールがない場合は、クッションや枕などで代用しても構いません。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント左右のかかとをしっかり付けて、つま先をできるだけ大きく外側に開くようにすることです。そうすることでお尻の筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中、膝は伸ばしたままで行うようにします。ボールを挟む際、呼吸が止まらないようにしましょう。エクササイズを続けるコツ出典:byBirth今回は下半身痩せに特に有効と言える2つのエクササイズを取り上げてみました。この2つのエクササイズを続けることで、下半身太りをもたらす骨盤の開きを改善させることができ、下半身痩せ効果が実現できます。個人差がありますが、エクササイズを週1~2回行うことで、2~3ヶ月で効果が現れます。しかし、どんなに有効なエクササイズでも、やはり続けなければ効果は得られません!エクササイズを続けるためには、「どのような下半身を目指したいのか」、「下半身痩せに成功したら何がしたいのか」ということをできるだけ明確にしておくことが大切です。目指す方向性が明確になると、エクササイズに対するモチベーションを高めることができると言えるからです。下半身痩せ、お腹痩せ、ダイエットなどどんな目的であれ、まずはゴールを明確に設定するところから取り組んでみましょう!
2020年08月30日『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』美脚トレーナーでボディメンテナンスセラピストの久優子(ひさしゆうこ)氏による新刊『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』が講談社より発売された。久氏はボディメンテナンスサロン「美・Conscious~カラダ職人~」の代表でもある。この新刊では腸にアプローチ。9日間の脚やせプログラムを掲載し、A5判、112ページ、「講談社の実用BOOK」として1,300円(税別)の価格で発売中である。ストレッチとマッサージで下半身やせ1974年生まれの久優子氏は、現在、二児の母であるが、かつて激太りし、様々なダイエットを試みた末にリバウンドを繰り返していたという。しかし、その後、半年間で15kgのダイエットに成功。脚のパーツモデルにもなっている。同氏はやせることができたのは、トレーニングのおかげではなく、リンパマッサージでむくみをとったからであり、脚を太くする原因の多くはリンパの滞りによって起きるむくみだと語る。新刊では著者がダイエットに成功後、二十数年経っても体型を維持できている秘訣のストレッチとマッサージを掲載。「腸リンパ」など、歪みとむくみのない正しいポジションにある体を目指し、ボディメイクのコツを紹介。3日間で基礎を行い、6日間で脚を細くまっすぐにボディメイクしていくことになる。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『下半身からみるみるやせるおうちダイエットBOOK』(久 優子):講談社の実用BOOK - 講談社BOOK倶楽部
2020年07月31日2週間で効果を実感?!2020年7月9日、宝島社から、『下半身からみるみるやせる2週間レシピ』が発売される。著者は美脚トレーナーの久優子(ひさしゆうこ)氏。同書は、久優子氏の代表作である『脚からみるみるやせる2週間レシピ』のアップデート版で、「腸リンパ」へのアプローチ方法を新たに追加。「腸リンパ」を押し続けるだけで、太ももや脚、おなかまわりが自動的にやせていく。販売価格は1,320円(税込み)。宝島CHANNELやAmazon.co.jpなどで予約を受け付けている。美脚作りのスペシャリスト 久優子氏久優子氏は1974年生まれ。東京都出身。半年で15kgの減量に成功し、脚のパーツモデルとしてスカウトされた経験を持つ。人体学、解剖生理学などを学んだ後、「足首」と「リンパ」にこだわったボディメンテナンスメソッドを確立。現在はボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」代表、日本ホリスティックトータルビューティ協会 代表を務め、美脚トレーナー、ボディメンテナンスセラピストとして活躍している。「やせたいところから最速でやせる!久式リンパマッサージ」「ハイヒールをはいても脚が痛くならないからだのつくり方」など著書多数。2児の母でもある。(画像はボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」より)【参考】※宝島CHANNEL※ボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」※Amazon.co.jp
2020年06月21日下半身太りの原因は「骨盤の開き」?!下半身太りの原因は「血液とリンパの流れの不良」であり、その背景として「筋肉のポンプ作用の低下」ともう一つ「開きっぱなしの骨盤」が考えられます。骨盤が開きっぱなしの状態というのは、本来「逆三角形」の形をした骨盤が「台形」のような形をした状態になっていることです。骨盤が開きっぱなしになると血管や鼠径リンパ節が圧迫されてしまい、脚から流れてくる血液やリンパ液が滞ってしまうからです。すると老廃物や不要な水分が滞留してしまい、「むくみ」が生じるのです。出典:byBirth骨盤の開きの原因の1つに「腹筋の筋力低下」が挙げられます。また、坐骨や恥骨などが外に開いた状態であるので、内ももやお尻の筋肉の筋力も低下している状態とも言えます。腹筋エクササイズの中に、腹筋と内ももの筋肉を同時に刺激することができるエクササイズがあります。それは「リバースクランチ」というエクササイズです。この腹筋エクササイズこそが、骨盤の開き改善に有効と考えられます。お腹痩せと下半身痩せに有効な「リバースクランチ」リバースクランチは以前にもご紹介したことがあるエクササイズですが、とても重要なエクササイズですので改めてお伝えしておきましょう。リバースクランチ出典:byBirth仰向けになり膝と股関節を90度に曲げて、膝と足をしっかりくっつけるようにします。両腕は手のひらを天井に向けて身体の横に「ハの字」に構えるか、頭の後ろに組みます。そうすることで手を使った反動が利用しにくくなるからです。息を吐きながら下腹部を軸に、「尾骨」というお尻の骨が床から離れるまで骨盤を起こしていき、息を吸いながらゆっくりと起こした骨盤を下ろしていく動作を繰り返すことで、腹直筋下部に効かせることができます。15~20回を1分間の休憩を挟みながら3セット行いましょう。ポイント腹直筋下部に効かせるポイントは2つあります。1つは下腹部を軸に骨盤を起こすように心がけることです。もう一つの重要なポイントは、膝と足をしっかりくっつけて離さないようにすることです。そうすることで腹直筋下部に効きやすくなる上、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができるからです。「リバースクランチ」をしても腹筋に効かない理由と対処法リバースクランチをすると「下腹部ではなく太ももの付け根に効いてしまう…」という場合、骨盤ではなく股関節の動きで行ってしまっていることが考えられます。すると腹直筋下部ではなく股関節を曲げる働きをする「腸腰筋」に効いてしまうのです。腸腰筋には「骨盤を前傾させる」という働きもあるため、この筋肉の働きが強くなり過ぎると骨盤の前傾が強くなり、腹筋がますます機能しにくい状態になってしまう可能性があります。そこで、リバースクランチで腹直筋下部への効果が感じられない場合は、次にご紹介する2つのストレッチを行ってみましょう。1. 腸腰筋へのストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝は立てて後ろ脚はしっかり伸ばすようにします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて重心を上体の真下に下ろすことで、後ろ脚の太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。後ろ脚の太もも付け根前面の部分が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けます。ストレッチの強度変換方法ストレッチの強度は後ろ脚の膝の位置で変えることができます。膝の位置は股関節よりも後ろにあることが基本ですが、股関節から後ろに遠ざけていくほどストレッチの強度は高いものになります。ポイントこのストレッチの決め手は「骨盤」にあります。骨盤を後傾させることと、正面に向けるようにすることで腸腰筋がストレッチされます。目線をお腹に向けるようにすると、骨盤を後傾させやすくなります。2. 骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせてから(写真上)…腰を丸める動作(写真下)を10回繰り返します。ポイント腰を丸めていく動きをゆっくりと少しずつ大きくしていくようにすることで、骨盤後傾方向の動きを高めることができます。このストレッチでよくある間違いこのストレッチを行う際、顔も一緒に動かしていませんか?ストレッチ中、顔は床に向けたままにします。顔が動いてしまうと、骨盤というよりも背骨全体の動きを高めるストレッチになってしまうからです。エクササイズを効果のあるものにするコツストレッチを行ったら、改めてリバースクランチを行ってみましょう。すると、骨盤が後傾方向にしっかりと動くようになっているため、腹直筋下部に効いている感じが得られるかと思います!エクササイズは、ターゲットとする筋肉にしっかり効いているかどうか、確かめながら行うようにしましょう。それが、エクササイズを効果のあるものにするコツです。このようにリバースクランチは腹直筋下部と股関節内転筋群を強化することができるので、「ポッコリお腹」や「下半身太り」をもたらす骨盤の開きの改善に有効と言えるのです。出典:byBirthお腹痩せしたい方も下半身痩せしたい方も、是非リバースクランチをトレーニングメニューに加えてみてください!
2020年06月12日「下半身太り」が起こるメカニズムエクササイズをご紹介する前に、下半身太りが起こるメカニズムに触れておきましょう。下半身太りの原因として「血液とリンパの流れの不良」が挙げられます。血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物や不要な水分が排出できなくなるため「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に留まると冷えやすくなります。冷えやすくなると脂肪が蓄積しやすくなり、更には「セルライト」が形成されるようになります。セルライトとは、主にお尻周りや太ももに見られる、老廃物や水分を取り込んで肥大化した皮下脂肪組織のことです。出典:byBirthこのようにして下半身太りは引き起こされると言われています。下半身痩せに効く3つのエクササイズそれでは下半身太り解消に効果的なエクササイズをご紹介しましょう。先ほど、「下半身太りの原因として『血液とリンパの流れの不良』が挙げられる」とお伝えしました。血液とリンパの流れが悪くなる背景の1つに、「筋肉のポンプ作用の低下」が考えられます。筋肉には「運動を起こす」という働き以外に、血液やリンパ液を送り出すポンプ作用というそれもあるのです。筋肉量が少なく、またその働きが弱いと、筋力だけでなくポンプ作用が低下してしまいます。すると血液とリンパの流れが悪くなり、下半身太りに繋がると考えられます。そこで下半身痩せには、下肢の筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。ここで1つ注意したいことがあります。それは、下半身痩せ目的で下半身のエクササイズを行う場合、大腿四頭筋のエクササイズは避けるようにすることです。何故ならば大腿四頭筋は刺激を受けやすく、また太くなりやすいと言われているからです。下半身痩せを目的とする場合は、内ももの筋肉やお尻の筋肉、そしてふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。1. ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも広めに足幅をとり、つま先を外側に向けます。左右の足を結ぶ線を底辺とする正三角形を作るようなイメージです。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。上の写真のように、息を吸いながらお尻が膝のラインよりもやや下の位置になるまでゆっくり上体を下ろして股関節を外に開き、息を吐きながら股関節を閉じる動作を繰り返すことで、内ももの筋肉に効かせることができます。10回を1分程度の休憩をいれながら3~5セット行いましょう。ポイント股関節の「開いて閉じる」という動きを意識することで、内ももの筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先は同じ方向を向くようにしましょう。違う方向に向いてしまっていると、膝を傷めてしまう可能性があるからです。2. ボール挟みエクササイズ出典:byBirth太ももに小さなエクササイズボールを挟み、かかとをくっつけてつま先をできるだけ外側に向けるようにします。息を吐きながら、太ももに挟んだエクササイズボールを潰すように内ももを閉じて3秒間キープし(写真矢印参照)、息を吸いながら緩めていきます。10~15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。内ももとお尻の筋肉に効かせることができます。両手は写真のように腰に当てるとよいでしょう。エクササイズボールの空気の量で強度が変わります。空気が入っているほど強度が高くなります。小さなエクササイズボールがない場合は、それに変わる挟みやすいもので行っても構いません。ポイントつま先をできるだけ大きく外側に向けるようにすることで、お尻の筋肉にも効かせるもことができるようになります。注意すべき点エクササイズ中は呼吸が止まらないように気をつけましょう。3. カーフレイズ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けて立ちます。息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げて、ふくらはぎの筋肉が最大限に収縮したところで3秒間キープし(写真左)、息を吸いながらかかとを床スレスレまで下ろしていく動作(写真右)を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。もちろん何かにつかまりながら行っても構いません。ポイントかかとをできるだけ高くあげることが、ふくらはぎの筋肉に効かせるポイントです。注意すべき点エクササイズ中は、膝を伸ばしたままで行うようにしましょう。下半身痩せ効果を高めるためにエクササイズと合わせて心がけたいことエクササイズは週2、3回行うようにしましょう。下半身痩せ効果をよりアップさせるために、エクササイズと合わせて行っておきたいことがあります。それはカリウムの摂取です。何故ならカリウムには、体内の塩分を外に排出する効果があるからです。血液中の塩分濃度が高くなると、身体は水分をため込もうとします。これが表面化したものが「むくみ」です。そこでカリウムを摂ることで塩分と水分が排出され、むくみの解消に繋げることができると言えるからです。そのためエクササイズと並行して、普段の食事の中からカリウムを摂るように心がけてみましょう。カリウムを含む食品として、バナナ、ホウレンソウ、サツマイモ、納豆などが挙げられます。出典:byBirth以上をヒントに、下半身痩せに取り組んでみてくださいね!
2020年06月09日保育園の懇談会で長男のおちんちん問題を相談した私。日常で長男がおちんちんを触っていても毅然とした態度で「ばっちいよ」「バイキン入っちゃうから触らないよ」と伝えるだけに止めオーバーにリアクションをとらないように心がけました。■おちんちんを触らなくなったのはアレのデビューがきっかけ!3歳直前に急速にトイレトレーニングが進んだ長男。おにいさんパンツへの憧れが強まり履かせるととにかく嬉しそう。寝る時だけはオムツを履かせたかったのですがおにいさんパンツの快適さの虜になってしまった長男はもうオムツを履きたがらず。親としてはドキドキでしたが以外にもおねしょせずに朝まで寝てくれるようになりました。そして寝ながらおちんちんをいじることもなくなりました。乾燥肌の長男にはオムツが合わなかったのかもしれません。今でもたまにお尻を出したりしますがおにいさんぱんつを履き始めた頃から「おにいさん意識」が高まり羞恥心が生まれてきたのか無意識におちんちんを触ることもなくなりました。しかし最近になってまた新たな問題が発生しました。寝ているとなんだかシットリ冷たい感触が…はいはいこれは…おねしょだね、と。珍しく長男がおねしょしたのかと布団をひっぺがえすとそこには生まれたままの姿で寝ている次男の姿が…!なんで!!!1歳8ヶ月になった次男も長男と同じく乾燥肌で、寝る前はポリポリ全身痒そうなんですがかいているうちに服を脱ぎ出すって現象が起きまして。その現象が起き始めてからはもう脱がないと寝ない!脱いだって達成感味わえないと寝れない!ってなってしまって。脱いだ服を着せようものならそこから睡眠ストライキです。この世の終わりかってほど泣きます。(こっちが泣きたい)うっかり先に寝落ちしようものなら大惨事。完全に寝落ちしたのを確認してからオムツと服を履かせてようやく眠れます。それでもその後寝ながら脱いでることがあって、後から寝る旦那がまた着せたりしていたのですがさらにその後また脱いでいて朝にはもちろんおねしょしてるという悲劇が起こり…いや、どんだけ脱ぎたいの。2人続けてオムツとれていないのにおねしょする問題にぶち当たったわけですが、次男の場合寝巻きをロンパースにしたところあっさり解決しました。ロンパースを買ってきてくれた旦那と思わず「ビクトリーーーー!!!」と声高々に勝利宣言した私たち。0歳ぶりのロンパース姿もとっても可愛いです。
2020年05月10日ダイエットしても、なかなか痩せないのが下半身。上半身は痩せたのに、下半身だけ痩せないとバランスが悪くなりますよね。下半身太りの原因を見てみると、女性に多い特徴がズラリ。もともと女性は下半身が太りやすいのです。そこで、下半身だけ痩せない理由と効果的な痩せ方についてご紹介します。上半身は痩せたのに下半身は太いまま……「ダイエットして上半身は痩せたのに、下半身は太いままなのがイヤ!」と悩んでいませんか?下半身太りのままだと全身のバランスがとれず、スタイルが悪く見えますよね。中には、上半身と下半身のサイズが違うという人も。太ももに脂肪がたっぷりついてムチムチだったり、足首がなくてサリーちゃん足だったりすると、自分のスタイルに自信が持てなくなってしまいます。では、なぜ下半身だけ痩せないのでしょうか?その理由を見ていきましょう。下半身だけ痩せない理由下半身太りの原因を見てみると、女性に当てはまる特徴がたくさんあります。では、下半身だけ痩せない理由について見ていきましょう。骨盤のゆがみ出典:byBirth骨盤のゆがみは、女性に多い特徴の1つ。「姿勢の悪さ」や「歩き方の癖」などによって、徐々に骨盤にゆがみが生じてきます。骨盤がゆがむと下半身の血行が悪くなり、足がむくんだり、下半身に脂肪がつきやすくなったりすることで下半身だけ痩せにくくなります。むくみ・冷え女性に多い体の冷えは、むくみを引き起こします。体が冷えるとリンパや血液の流れが悪くなり、むくみが生じることで下半身が痩せにくくなるのです。また、ストレスや便秘、運動不足や食生活などによってもむくみや冷えを引き起こし、下半身に脂肪がつきやすくなることで結果的に痩せにくくなります。筋肉の衰え日頃からあまり歩かない人は、運動不足によって足の筋肉が衰えてしまいます。筋肉の衰えは血行不良を招き、下半身が痩せにくくなってしまうのです。また、運動はしているもののウォーキングなどの有酸素運動が多い人は、筋肉量を増やすことができないため代謝が低下している可能性があります。有酸素運動は脂肪を燃焼する効果は高いのですが、筋トレをしないことで筋肉量を増やすことができず、有酸素運動による消費カロリーが少なくなってしまう場合があるのです。女性にオススメ!下半身の痩せ方は実は簡単では、女性にオススメの下半身の痩せ方についてご紹介します。どれも簡単で取り組みやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。下半身痩せに効果のあるストレッチ下半身が痩せにくい原因となる「冷え」や「むくみ」を解消するには、下半身を中心としたストレッチが効果的です。骨盤ストレッチ出典:byBirth仰向けになり、両膝が90℃になるように立てます。ゆっくりとお尻を上げていき、膝から肩までが一直線になるようにキープします。30秒たったら、ゆっくりとお尻を下ろします。これを5回くり返しましょう。骨盤にゆがみがあると下半身のリンパや血液の流れが悪くなり、冷えやむくみを引き起こします。これにより下半身が痩せにくくなってしまうため、諸悪の根源である「骨盤のゆがみ」を解消するストレッチを取り入れましょう。太ももやお尻の筋トレ効果も得られるので、下半身痩せに効果抜群です。むくみ解消ストレッチ出典:byBirth仰向けになり、両手で片方の膝を抱えて胸に近づけます。20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。両足の膝を抱え、胸に近づけます。20秒キープ。右足首を左膝に乗せ、左足を両手で抱えて胸に近づけます。20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。もともと下半身はむくみやすい場所ですが、このストレッチをすることで下半身のリンパや血液の流れを促進することができます。足首回し床に座り、右足を左足の膝の上に乗せます。右足のつま先を左手で持ち、右足の足首を右手でつかみます。ゆっくりと足首を10回ずつ回しましょう。反対の足も同様に行います。足首には老廃物がたまりやすいので、足のむくみの原因になります。朝晩に足首を回すだけで、むくみを解消する効果があります。むくみを解消する食べ物とくに女性はむくみやすいため、むくみを解消する食べ物も取り入れてみましょう。塩分を控えてカリウムを摂る塩分の摂りすぎは、むくみの原因になります。むくみを解消するには塩分の摂取を控えるとともに、カリウムを摂ることが効果的です。カリウムには体内の余計な塩分や水分を排出する効果があり、むくみを解消してくれます。カリウムが含まれる食べ物は、バナナや納豆、キノコ類などです。体を温める食材を取り入れる女性に多いむくみは、体が冷えることで誘発されます。そのため、体が冷えやすい女性は体を温める食材を取り入れましょう。生姜やシナモン、コショウや山椒などのスパイス類には体を温める効果があります。手軽に料理に取り入れることができるため、毎日の食生活に活用してみましょう。股関節を動かす歩き方出典:byBirth下半身太りの原因の1つが、歩き方の癖によるもの。股関節を大きく動かすように意識すると、下半身のむくみを解消しやすくなり、痩せやすくなります。股関節を大きく動かすためには、大股で歩くことを意識します。背すじは伸ばし、膝が曲がらないようになるべく足をまっすぐにすることもポイントです。手は自然に振る程度でOKですが、手を大きく振ることで大股で歩きやすくなります。視線は正面を向き、胸を張って歩きましょう。むくみを解消する「リンパマッサージ」むくみを解消するには、リンパマッサージが欠かせません。入念に行う方法もありますが、今回は手軽にできるリンパマッサージのやり方についてご紹介します。床に座り、片足の膝を立てます。手をグーにして、足首から膝裏まで滑らせます。足を伸ばし、膝から足の付け根まで滑らせます。両足あわせて、3分くらい続けましょう。リンパマッサージは、お風呂上がりの体が温まっているタイミングで行うと効果的です。足を細くするエクササイズ下半身痩せをするなら、足を細くすることは欠かせないですよね。足を細くするには、太ももの内側にある「内転筋」を鍛えることが効果的。内転筋を鍛えると足の脂肪が燃焼しやすくなります。足パカエクササイズ出典:byBirth仰向けになり、両手は体の横につきます。両足をまっすぐ上に伸ばし、ゆっくりと横に開きます。ゆっくりと足を閉じ、再び開きます。これを20回くり返しましょう。足パカエクササイズはやりすぎると腰を痛める恐れがありますが、腰の下にクッションなどを敷いて行うと腰を痛めにくいです。内転筋エクササイズ出典:byBirth床の上で、横向きに寝ます。下の手で頭を支え、上の手は体の前につきます。上の足を曲げて膝を立て、下の足をゆっくりと持ち上げます。30回くり返したら、反対側も同様に行います。これは、内転筋をダイレクトに鍛えるエクササイズなので非常に効果的です。簡単なダイエット方法で下半身太りにサヨナラ!下半身が痩せにくいのは、むくみや骨盤のゆがみ、筋肉の衰えなどが原因です。今回ご紹介した方法はどれも簡単なので、ぜひダイエットに役立ててみてください。これで下半身太りにサヨナラできますよ!
2020年03月21日下半身のぽっちゃり感をなんとかしたい。そんな時は同時にぽっこりとした下腹も気になっている方が多くいます。なぜならそこには関連性があるからです。今回は、そんな下腹から下半身をすっきりさせるエクササイズをご紹介していきます。下腹と内腿は同時に脂肪がつきやすい下半身のぽっちゃり感に悩む人に多いのが、お腹から太腿にかけての肉付きです。お腹だけではなく、太腿周りも同時に悩んでいる方が多く、それは立ったときの姿勢を維持する筋力の低下により、姿勢が崩れることで下腹から太ももに脂肪がつきやすくなっているのが大きな原因の一つとなっています。関連記事「ポッコリお腹」の原因はふくらはぎ!?効果を高めるストレッチ下腹をすっきりさせるには腹筋ではダメ?下腹のお肉をなんとかしたいときに、腹筋を必死に頑張っても効果を感じられなく、やる気をそがれることがありませんか?下腹がぽっこりと出てしまうのは、骨盤の歪みや傾きによって脂肪がつきやすく、内臓が下がってしまっていることが原因であることが多いです。そのため、骨盤を支える筋力を整える方法でエクササイズをすることが必要となります。ぽっこりお腹と内腿を引き締めるエクササイズstep1床に座ります。床に対して腰をまっすぐに立てて両膝を曲げます。両手をお尻の後ろについてバランスをとりましょう。step2両脚の間にクッションを挟んでも良いでしょう。下腹を意識して両脚を持ち上げ、膝の高さまで足先をあげます。step3ゆっくり脚を下ろします。再び下腹で脚を引きつけるようにして脚を持ち上げます。この動きを5回行いましょう。step46回目に両腕を前方に伸ばし、5呼吸キープします。エクササイズで下腹をすっきりと引き締めようこのエクササイズは腰が丸まってしまうと、下腹と内腿に聞かせることができません。ですので、腰を丸めないように意識して行いましょう。つらい場合はできる範囲から始めてみてくださいね。エクササイズは継続することが大切になります。ちょっとしたスキマ時間などを使って引き締めていきましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2020年01月17日自分のカラダに自信を持っている人は、そう多くはありません。どこかに弱点や欠点、コンプレックスがあるもの。今回はそんな、“男が恥ずかしくて言えない下半身の悩み”をご紹介。男性のカラダへの理解を深めてください。文・塚田牧夫白い毛が混じる「まだ20代前半にもかかわらず、下半身の毛に白いものが混じります。髪の毛はまったく問題ないんですが……。だから、下半身だけ老化してるんじゃないかって不安になります。彼女にも見られたくないので、たまにハサミで処理しています」キョウ(仮名)/24歳白い毛が混じっていても、特に影響があるわけではありません。ただ、まだ若いので、どうしても気になってしまうんでしょう。寒さに縮こまる「僕は南のほうの出身なので、寒さに弱いです。特に冬は、下半身が縮こまってしまいます。もう皺くちゃに縮まっています。あの状態を、女性には見られたくないですね。夏が恋しい!」トウジ(仮名)/26歳男性の下半身は、寒さの影響を受けやすい部分でもあります。寒いときに縮まってしまう人も多いです。ショックを受ける可能性もあるので、あまり驚かないようにしましょう。ボクサーパンツが苦手「男の下着で、女性から人気があるのがボクサーパンツじゃないですか。僕はアレが苦手で……。締め付けられるのが嫌なんです。だからいつも、ゆるゆるのトランクスを履いています。ズボンもワンサイズ上のを履いてるのでダボダボです」シンイチ(仮名)/33歳下半身が締め付けられるのが苦手という男性は一定数います。最近はボクサーパンツが主流になっていますが、人によって好みが分かれるようです。勢いが弱い「夜の勢いが、イマイチです。もっと勢いよく男らしさをアピールしたいのですが、なかなかうまくいかないですね……」ヨシタツ(仮名)/27歳勢いがあったほうが、確かに元気なイメージはあります。ただ、そう考えるのは男性がほとんどで、女性としては、そこまで意識する部分ではないですよね。あまりにも気にしているようでしたら、ひと声かけてもいいかもしれませんね。以上“男性が恥ずかしくて言えない下半身の悩み”をご紹介しました。どれも、男性は意識しているようでも、女性にとっては他愛のないものでした。でも、人によっては真剣に悩んでいる場合もあります。決して笑い飛ばすようなことはしないであげてください。©Paul Bradbury/gettyimages©bymuratdeniz/gettyimages©South_agency/gettyimages©laflor/gettyimages
2020年01月12日姿勢の緩みなどで引き起こされるタレたお尻や、太もものラインは後ろ姿を老けさせます。後ろ姿は自分で見えないからこそ意識してほしいです。今回は後ろ姿こそ自信をつけたい人におすすめの、ヒップラインや太ももの引き締めエクササイズをご紹介します。猫背の姿勢で緩む下半身いつの間にか崩れていく姿勢のライン。スマートフォンを見続けている姿勢やデスクワーク、ヒールを履くときの歩き方などで、気がつかないうちに姿勢が崩れて背中が丸まっていませんか?お腹や背中の筋力が萎えてしまうと、下半身もどっしり重たくなりがちです。美しい姿勢を保つためには体の後背部を意識した生活を心がけるのがポイント。後頭部を背中のラインに揃えて立つ、歩くだけでも普段とは違う筋肉が刺激され、姿勢を整えてくれます。関連記事これってむくみ太り?内腿のもったり感をスッキリさせる方法お尻と太ももの後ろ側を引締めよう丸まった姿勢が定着すると、お尻や太ももの後ろ側の筋肉が使いにくくなります。後背部の筋肉を整えるときには、お尻と太ももの後ろ側を鍛えていきましょう。関連記事痩せないのは姿勢のせい?下半身太りの理由とむくみ撃退ストレッチバッタのポーズで後背部を引き締めるstep1うつ伏せの姿勢になり、両腕を体の下に入れましょう。手のひらは床の方へ向け、両手は重ねないようにしてください。両脚は揃えておきましょう。step2呼吸を整えます。息を吸いながら左脚を、脚の付け根から引き上げるように意識しながら持ち上げます。3秒キープします。脚を下ろして、右脚も同様に行います。左右を1セットとし5回ほど行いましょう。step3両脚を下ろして揃え直し、呼吸を整えます。息を吸いながら両脚を脚の付け根から引き上げます。5呼吸を目安にキープしましょう。step4両脚を下ろしたら、楽な姿勢で休みます。エクササイズで下半身を引き締めよう脚を持ち上げるときに、脚の付け根から引き上げる意識をするとお尻にも刺激が入りやすくなります。持ち上げた脚は後方へ引っ張るようにするとより良いでしょう。息を止めて力まないように注意しながら、チャレンジしてみましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2020年01月12日日常の中では年齢を意識して過ごす間がないほど、慌ただしい毎日を過ごしていました。自分の体型に丸みを帯びてきたことをなんとなく気づいてはいるけれど、忙しさにかまけてケアすることを後回しにしてしまっていたら、徐々に手遅れに。今の自分の体型としっかり向き合って、どうしたら少しでも自信を取り戻せるか、試行錯誤の一歩を踏み出した体験談です。 30代とは違う!下半身の変化で年齢の重みを感じる鏡で毎日見て向き合っていたのは首から上だけで、それも化粧の時間のみ。全身、特に裸の自分はあまり関心なく過ごしていました。小さな子どもがいる生活なので、毎日のお風呂も時間との戦い。湯気の中、くっきり見えない自分をどこかごまかしていたのかもしれません。 ある日、ふと子どもが入る前の数分間、鏡に映った自分の姿をじっと見つめてみると、胸囲は出産以降小さくなってきたのは仕方ないと思いつつ、腹部や下半身に見逃せないたるみが……。入浴中でも自分の腹部だけが気になって見ていました。ほぼ毎日同じような生活のなかで、いつからこうなったのか、年齢をすごく感じました。もちろん40代でも細身の体つきの方はたくさんいますが、家事中心の私にとって、日常の生活だけでは体型は維持できないことを少し意識したほうが良い年齢になっていたと思います。 怠惰な自分でもできる運動として1日8,000歩を目標に 自分の体型が30代とは違うことを意識し始めてから、さて、これからどうしようかと考えました。年齢を重ねて、同じような生活をしていても変わるわけないですよね。私は特に運動もしていないので、徐々に体力が落ちるであろうことは必然です。怠惰な自分ができることは何か。考えた末、たどり着いたのは「ウォーキング」という名の「散歩」です。 一般的に1日8,000歩以上歩くと良い運動になるようですね。そして、私の日常でこの歩数をこなすのはラクではないことに気づきました。例えば体調不良や悪天候に左右されたりします。ただ、外出するときは自転車もエレベーターもなるべく使わず、階段を使ったりして歩くことを心がけるようになりました。 また、数多くの自治体が推進している歩数をポイント換算して景品と交換できる制度というのがあるので、それを利用しています。歩数で景品と交換できるなんて、心の持ちようが全然違う! 忙しいときは仕方ないですが、8,000歩以上歩いた日は達成感があるので、これからも続けていきたいところです。 なかなかやめられなかった寝る前の間食若いころから続いていた寝る前の間食はなかなかやめられませんでした。子どもが乳児の時期は一旦やめていましたが、子どもが成長して夜中も起きなくなっていくと、甘いものでのリラックスタイムが復活。深夜の飲食は太る原因とわかっているのですが、ついつい手が出てしまいます。戒めできない自分が嫌になってしまいます。 一番は子どもと一緒に朝まで寝てしまうのが、体に負担もなくいいのかもしれません。体型を意識し始めてからは、間食はさすがに控えるようなりました。毎晩食べていたアイスを数日置きにしたり、スナック菓子をナッツ系に変えてみたり、自分好みのお茶、例えばルイボスティーや中国茶を購入してゆっくりくつろぐと、不思議と間食に対する欲望も少しずつ抑えられてきた気がします。 まとめ普段の何気ない行動だけでは今までの体型を維持することはできないと考えています。そのまま何もしなければ、むしろ悪化の一途です。毎日のウォーキングを8,000歩以上継続し、散歩ではなく運動感覚で背筋を伸ばし通常より少し速いペースで大股で歩くことを意識して、下半身のたるみを少しでも解消してもう少し引き締まった体を徐々に目指したいと考えています。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!取材・文:かな貿易業務勤務。退職後出産、現在専業主婦。最近、体の不調を感じ不安解消の為、自己トレーニング法を行ったり栄養摂取の改善をしたりして日々模索中。
2020年01月10日ダイエットを成功させたいのは皆さんの共通した目標だと思います。しかしその効果がなかなか出なくて困っている方も多いはず。もしかしたら、そもそもの問題点はやり方が違うせいかもしれません。今回は皆さんがお悩みのダイエットの成功の秘訣について解説していきたいと思います。下半身がダイエット成功の鍵を握るダイエットの成功には下半身が重要です。その理由は、下半身(臀部~足裏)が全身の筋肉の2/3を占めていると言われているからです。また筋肉の大きさも下半身が大きく、それは筋力にも比例するので鍛えれば代謝量にも比例します。ちなみに大きさの順位は、大腿四頭筋→大殿筋→三角筋→ハムストリングスとなっていきます。その下半身がしっかりとエネルギーを消費出来る環境が整っていないと代謝は上がらず、脂肪燃焼などに働いてくれません。ダイエット成功に欠かせない2つの運動無酸素運動無酸素運動とは筋トレです。無酸素運動を行うと鍛えた筋肉の働きや機能の活性が高まっていきます。そうすると1回の動作での熱量は高くなり、発汗もしやすくなって、脂肪燃焼に繋がります。無酸素運動を行うと体が太くなってイヤだという声も聞きますが、それは問題ありません。ダイエットとして行う負荷は筋肉が大きくなるほどの負荷では無く、むしろ脂肪燃焼が促進されるので見た目もスッキリします。有酸素運動これはウォーキングやジョギングなどの運動です。有酸素運動を行うと、体内に多くの酸素が取り込まれていきます。酸素は血液の成分でもありますので血流がどんどんと上がり、代謝は上がっていきます。代謝には糖質や脂肪などのエネルギーが必要になり、運動に時間をかければかけるほど燃焼具合は高まっていきます。そしてこのウォーキングやジョギングも下半身の筋肉が重要になります。この有酸素運動は、時間をかければかけるほど脂肪の燃焼に繋がります。ですので無酸素運動ではこの有酸素運動に対して持続して行えるようにトレーニングを行うのです。組み合わせが大切無酸素運動と有酸素運動の組み合わせは重要で、どちらも徐々に効果を高めていくと段々と痩せられる理想の体になります。また、これらの運動を毎日両方とも行う必要はありません。それぞれを週に2~3回ずつで構いません。ですので、2日に1回、無酸素運動か有酸素運動のどちらかを行い、それを交互に行うようにしてください。鍛えた筋肉に休む時間も必要なので、無理は禁物です。ダイエットに効果的な下半身トレーニング臀部<やり方>写真のように上半身は真っ直ぐを保ち、片脚だけを後ろに反らします。その際に臀部に力を集中して行いましょう。片脚を上げ切ったらその位置で10秒維持します。そしてゆっくり戻し、これを3回行います。この3回を1セットとし、2~3セット行いましょう。この際に上半身が前に倒れて行うと効果はありません。上半身が倒れた反動で脚が上がっているだけなので、効果の無いトレーニングとなります。太ももとふくらはぎ<やり方>つま先立ちになります。つま先立ちになった際に、膝と足首を出来る限り伸ばし、その2点に力を集中させます。こちらも10秒維持し、3回を1セット、2~3セット行いましょう。10秒維持したらゆっくり足を戻しますが、床にはかかとを着けず、ギリギリの位置でキープし、再度行ってください。ダイエットを成功させるための食事のポイント無酸素運動と有酸素運動を行ったからといって、食事に関して怠って良い訳ではありません。そもそもダイエットを行わないといけなくなった理由の大半は、食事だと思います。それを健康的にかつ効率よく行うのが運動ということです。またどのような栄養素を摂るべきかという疑問になりますが、運動を行っている最中はそういうアプローチは敢えて要らないと思います。必要なことは摂取カロリーと消費カロリーのバランスと栄養素の偏りが無いことだと思います。運動を行えばたくさんの栄養素は消費され、体の各細胞も疲労してしまいます。それを補うためにも栄養素の偏りは良くないですし、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば行っているものの意味がありません。この運動を行う前提での摂取カロリーの目安は、女性1700キロカロリー、男性2000キロカロリーだと思います。無酸素運動&有酸素運動でダイエットこのように無酸素運動と有酸素運動が体にもたらす役割は違います。もちろん全く効果が違う訳ではなく、無酸素運動でもエネルギー消費は行われ、有酸素運動でも筋肉は付きます。また、これらをしっかりと行うと、ダイエットだけの効果では無く、新陳代謝も高まります。そうすると肌や髪の質などの変化も加わり、一石二鳥どころか三鳥・四鳥と良いことばかりになります。肥後晴久ボディセラピスト、整体師
2019年12月26日スキニーデニムがパンパンになる、または歩いていると内腿が擦れる感じがして太ったのかもと感じるときはありませんか。もしそう感じるときは、太ったかを疑う前に、むくんでいないかを確認した方がよいかもしれません。今回は、内腿のむくみをスッキリさせるストレッチ法についてご紹介します。股関節周り硬くなってない?パンツが太ももで引っかかる、脚の付け根周りがきつく感じる時は、もしかしたら下半身がむくんでいるかもしれません。特に股関節周りはリンパの滞りも起きやすい場所。お風呂で脚の付け根から太ももをマッサージしたり、股関節周りを回したりして動かすのもおすすめです。関連記事むくみの原因は水分のせいだけじゃない!? 原因と予防改善方法股関節から内腿をスッキリさせるストレッチマッサージや簡単ケアの他にも、内腿をストレッチする方法はおすすめ。内腿周りが硬くなると、股関節も動きにくくなり、リンパの滞りも気になるところです。ちょっとした隙間時間にお家でできるストレッチを覚えておきましょう。内腿ストレッチstep1両脚を肩幅の二倍程度に開き、ひざを曲げて腰を沈めます。両肘をひざのあたりに乗せてお尻を後方へ突き出す姿勢をしましょう。内腿ストレッチstep2息を吸います。息を吐きながら右肩を下げて、上体を左方向へひねります。右肘で脚を開いていくようにしましょう。右の内腿が伸びているかをチェックして、気持ちがいいところまで伸ばしていきます。反対側も同様に行い、5セット程度繰り返しましょう。内腿のストレッチでむくみを解消しよう脚が硬くて開脚が苦手な方にも、準備運動としておすすめです。内腿がストレッチされスッキリすると、股関節周りも動きやすくなります。気になる下半身のむくみケアに、ぜひ取り入れてみてください。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月26日秋も深まり、冷えを感じ始めている方も多いのではないでしょうか?特に女性は下半身の冷えや、冷えからくるむくみに悩まされがちです。解消するポイントは股関節周りにあります。今回は冷えを解消する股関節ほぐしについてご紹介していきます。股関節周りをほぐすと下半身が温まる下半身が冷えると、むくみやだるさを感じる人もいます。冷えは血液の循環も悪くさせてしまうので、むくみ太りや、いつも履いているはずの靴がパンパンになってしまったり、足先から脚全体が凍るように冷たくなってしまい全身が温まりません。そんな時、股関節周りを指などで押してみましょう。お風呂の湯船に使っている時に、脚の付け根の前も横も内側も後ろなど、全体を少しずつ指や関節で優しく押しながらマッサージしていきましょう。リンパの滞りも解消されやすくなり、下半身が温まりやすくなっていきます。関連記事お尻の冷えは下半身太りの原因に!血行を良くして冷えを撃退寝る前におすすめ!股関節周りをほぐすストレッチお風呂で股関節周りを軽くほぐした後、余裕がある時は股関節周りのストレッチも取り入れてみましょう。股関節周りが硬い場合、最初は痛いかもしれませんが、無理をせず気持ちがいいと感じる程度に調整しながら行います。step1床やベッドの上に四つ這いの姿勢になり、両肘を下ろします。step2両ひざを左右に広めに開きます。step3息を吸います。息を吐きながらお尻を後方へ引きながら、上体を床に沈めていきます。両脚が左右に開き、内腿から股関節周りが刺激されますので、無理のない範囲で調整しましょう。step4息を吸いながら体を前へと押し出し、可能であれば腰を床に近づけて、お腹を下ろします。無理のない範囲で大丈夫です。STEP5再び息を吐きながらお尻を後方へ引いていき、上体を沈めます。ゆっくりと呼吸に合わせながら繰り返しましょう。最後にSTEP4か5の気持ちが良いと感じた方の姿勢をとり、30秒ほどキープしていきます。終えたら楽な姿勢で休みましょう。※この姿勢は最初からは難しいので、できなくても大丈夫です。股関節周りをほぐしてポカポカ体質を目指そうストレッチを行っていて気持ちがいいと感じること、気持ちがリラックスしていくことに重点をおいて、マイペースに続けてみましょう。できれば毎日。難しければ3日に一回など定期的に取り入れることで、下半身の循環を促し、ポカポカの冷えない体を目指しましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月07日なんだか体が疲れたと感じると、姿勢が崩れてモタモタしたような歩き方になりがち。すると余計に体がだるく、下半身はパンパンにむくんでしまう。その原因は脚の後ろ側の張りにあるかもしれません。今回は簡単にできるスッキリストレッチをご紹介します。姿勢が崩れやすいと下半身が痩せにくくなる?歩く時にすぐ脚が疲れてしまったり、腰がだるくなりやすい人は姿勢が崩れているかもしれません。腰を真っ直ぐに伸ばすことができず、前のめりの姿勢になっている方も多いです。そんな姿勢で日々を過ごしていると、下半身の負担が増えてしまい、歩くだけで脚がパンパンになってしまいます。関連記事正しい姿勢を保つと疲れてしまう人へ!原因別のアドバイス太ももの後ろ側を伸ばすだけで歩き方が変わる?すらっとした姿勢の人や、バランスの良いプロポーションをしている人の共通点は、お腹が真っ直ぐ伸び、骨盤が地面に対して真っ直ぐに立っていること。しかし、姿勢が崩れてしまうと、骨盤が必要以上に後ろへ倒れ猫背姿勢になりがちです。この姿勢に慣れてしまうと、歩くだけでも腰が疲れやすくなり、下半身にズシンと体重が乗ってしまい、脚もパンパンに。疲れやすいなという自覚がある人は、姿勢の崩れを疑ってみましょう。太ももの後ろ側を伸ばしてみよう太ももの後ろ側がパンパンに張っていませんか?太ももの後ろ側は、適度な柔軟性がないと姿勢の崩れに悪影響を与えてしまいます。逆にいえば太ももの後ろ側を伸ばすと、姿勢が伸ばしやすくなり、歩く時にも脚が軽くなったように歩きやすくなるでしょう。すいすい歩けると、運動量も増えるのでダイエットにも最適です。次に太もも裏側を伸ばす簡単ストレッチをご紹介します。太ももの裏側を伸ばす簡単ストレッチSTEP1膝立ちの姿勢になります。STEP2右足を前方に伸ばし、かかとを床に付き、足指を天井方向へ向けます。両手胸のあたりまで上げて合掌します。両脚の内腿とお腹でバランスを取りながら10呼吸キープします。反対側も同様に行います。STEP3続いて両手を床に下ろします。脚が痛い方は左脚の膝を軽く曲げて、楽な姿勢に調整しましょう。STEP4息を吐きながら上半身の力を抜いて脚に近づいていきます。背中は丸まっても構いません。上半身の重みで脚を伸ばすような意識でリラックスしましょう。これを20秒程度キープしていき、終えたら反対側も同様に行っていきます。無理がなければ3セット行うと更に効果的です。足をしっかり伸ばしてむくまない下半身をつくろう両脚を気持ちよく伸ばしましょう。痛いところまで無理やり伸ばさなくても大丈夫です。心地よく深い呼吸が続くように余裕のある位置からスタートし、徐々に伸ばしていきましょう。終えた後は立ち上がり、ストレッチをする前の状態と比べ、軽く歩いてみましょう。スイスイと軽い脚はこびになっていたらOKです。毎日やると足のだるさも解消されていくので根気よく続けていきましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年11月21日下半身痩せしたい方必見!今回は食育指導士やヨガインストラクターとしても活躍する内藤絢先生に、下半身ダイエットのあれこれについてお聞きしてみました。短期間で効果の出やすい方法から成功の秘訣まで、たっぷりとご紹介します。下半身が太る原因O脚であるO脚は、お尻と内腿の筋肉の弱さが原因です。この状態で脚の外側の筋肉に重さが掛かり、脚全体が横に広がる事でO脚になります。また下腹部全体が緩む為に下半身や腰回りが太りやすくなります。下半身の筋肉不足とむくみ全身の筋肉の割合は上半身が3だとすると、腰〜下半身は7。この理由で下半身の筋肉量と活動量が少ないと代謝が下がり、むくみやすくなります。更に加齢に伴い体内の余分な水分は体の下へと下がりやすくなり、筋肉が少ない程にその水分を排出する力も低下します。立ちっぱなし、座りっぱなし同じ体勢は下半身の筋肉が固くなることで、冷えとむくみを誘発します。短期間で効果を期待できる下半身ダイエット毎日、湯船に浸かる下半身むくみの原因は、下半身だけでなく内臓の冷えもあります。1日の中で特に体がこわばり、全身の緊張がある夜に湯船に浸かりましょう。温度は37度〜40度。少しぬるい位で15分は浸かるようにしてください。湯船に浸かる事で冷えた内臓と腰から下の筋肉を温め、血流が良くなりむくみ解消に繋がります。ぬるめ、そして少し長めが最も筋緊張がほぐれやすくなります。熱い温度はすぐに汗が出る分、出た後に体が冷えやすいので逆効果です。代謝や食生活、普段の環境により異なりますが、早い方は1日で効果が表れます。毎日の持続がポイントです。仰向けで壁に脚をぺったり付けて持ち上げる<やり方>STEP1:壁の横で仰向けになり、壁に向かって脚をぺったり付けるSTEP2:上に持ち上げる両脚を揃え、5分キープする横から見ると股関節を境に全身でアルファベットのLの文字の形になります。これを朝や就寝前、むくんだ時などに5分間行うと脚に溜まった血液が上半身に戻り、下半身が軽くなる上に見た目もスッキリします。壁に脚を付けているので実質、仰向けになるだけの簡単な方法です。これも人により効果の早さは異なりますが、むくみやすい方は毎日続ける事が解消への近道です。下半身ダイエットを成功させる秘訣水分補給の水は常温を選ぶ常温水が最も体内吸収が早く、内臓の動きを活発にする上に全身の血流も良くしてくれます。冷えやむくみの解消には欠かせないポイントです。少しでも歩く歩数を増やす下半身の筋肉を使う事でむくみ解消のほか、代謝を上げるので冷えやむくみが出来にくい体作りに繋がります。普段使うエレベーターを階段に変えるだけでも大きく変わります。足首を冷やさない足首が冷えると膝、腰回りも冷えて下半身むくみの元となります。特にスカートにヒールが好きな女性は要注意です。下半身ダイエットに有効なグッズレッグウォーマー上でお伝えしたように、足首を冷やさない為です。むくみ対策には足首〜膝下までカバー出来る長さの物を選びましょう。腹巻腰回りの冷えはむくみの他、ポッコリお腹の原因にもなり、太る元です。シャツの上から巻くのが最もストレスが掛からない方法で、薄め生地の物がおすすめです。ちびボールむくみ解消に良い姿勢は欠かせません。仕事中、座っている時に内腿でちびボールをしっかり挟むだけでお腹に程良い力が入ります。また脚を組む事もむくみの元凶ですが、これで脚組み癖を直せます。運動が苦手な方にも取り組みやすい方法です。少しの変化で下半身をスッキリ湯船に浸かる、常温水を飲む、足首を冷やさないようにするなど、ほんの少しの努力と変化で下半身ダイエット。毎日忙しく運動の時間が取れない方でも、今回ご紹介した方法を生活の中に取り入れながら、少しずつ体の変化を感じていってみてください。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年11月17日普段の生活であまり使われない筋肉は、動かさないとどんどん衰えてしまいます。今回は、太ももの内側にある内転筋に注目。内転筋を鍛えて得られる効果や逆に衰えてしまった場合に起こる体への影響、さらに自宅でできるストレッチとトレーニングについてHikaru先生に教えていただきました。内転筋とは内転筋とは太ももの内側にある筋肉のことで「内転筋群」といい、恥骨から膝下までの間にある5つの筋肉の総称です。男性も女性も日常生活で内転筋群を使うことが少ないため、弱くなってしまっている方が多い筋肉でもあります。座って開脚をして上体を前に倒した時に一番ストレッチがかかっているのを感じる場所がこの内転筋群です。内転筋を鍛えて得られる効果内転筋を鍛えることで、O脚の改善(脚のラインを真っ直ぐに保てるようになるため美脚効果)、横に張ったお尻や太ももが真ん中に吸い寄せられるようになるため小尻効果、関連する骨盤底筋群などのインナーマッスルが刺激されるため垂れ尻の改善、ポッコリお腹の解消、くびれを作るなどの効果が期待できます。内転筋が衰えてしまうと内転筋が衰えてしまうと、上記の内転筋を鍛えることで得られる効果の逆の影響があります。特に太ももが外側に広がっていってしまいO脚や太ももの外側に筋肉や脂肪が付くといった影響や、これに伴いお尻も横に大きくなっていってしまいます。さらに年齢が上がると共にO脚が膝に負担をかけ変形性膝関節症になり最悪の場合歩けなくなることもあります。内転筋群が弱まると関連した骨盤底筋群も弱まり、酷くなると尿もれや子宮脱といった症状が現れることがあるため、非常に重要な役割を持った筋肉だということが分かります。内転筋をほぐすストレッチ①STEP1:膝を大きく開いて四つん這いにヨガマットの上などで、開けるところまで膝を開いて四つ這いの体勢になります。STEP2:上体を前へこの体勢のまま、上体を前にスライドさせます。STEP3:上体を後ろへ今度はお尻を後ろに引き、上体を後ろにスライドします。この動きを、前後にゆらゆら20回程度行いましょう。内転筋をほぐすストレッチ②STEP1:足の裏を合わせて座るヨガマットの上などで、足の裏を合わせて座ります。STEP2:足の裏を開く足の裏を両手で本を開くように開きます。STEP3:上体を前へ倒すそのまま上体を倒せるところまで前に倒して、深い呼吸をしながら10秒程度キープします。これを10回程度繰り返します。内転筋を鍛えるトレーニングSTEP1:マットの上に脚を開いて立つ脚幅を広めのスタンスでマットの上に立ちます。STEP2:お尻を下げるやや踵に重心を乗せて、お尻を真下に下げます。STEP3:膝の高さまでお尻を下げる横から見た図です。膝と同じ高さまでお尻を下げます。STEP4:つま先立ちにお尻を下げたまま、つま先立ちになります。STEP5:つま先立ちのまま立ち上がるつま先立ちのまま、内ももを締めながらゆっくり立ちます。ゆっくり10回×3セット行いましょう。ストレッチやトレーニングの頻度ストレッチに関しては、できれば毎日の日課にできると良いです。日常生活の中で内転筋にストレッチがかかる動作はほとんど無いため、意識的にストレッチを行わなければストレッチをかける方法がありません。お風呂上がりなどにテレビを観ながらでもなるべく毎日内転筋のストレッチを行いましょう。また、トレーニングに関しては週に2〜3回の頻度で良いです。筋肉を休めて成長させる期間が必要なのと、トレーニングは続けなければ意味がなくなってしまうので無理なく週に2〜3回の頻度がベストです。内転筋を鍛えて美脚を目指す日常生活を送る中で、なかなか使われる機会のない内転筋。だからこそ、意識的に動かしてあげることが大切です。お腹からお尻、脚のラインを美しく保つためにも、今回ご紹介した内転筋ストレッチとトレーニングをぜひ試してみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月25日スクワットは自宅で簡単にできるトレーニングですが、じつはダイエットにかなり効果的。ボディワークトレーナーとして快適な身体づくりを目指す金子 由美先生に、仕組みと具体的なトレーニング方法を聞きました。痩せるためのスクワットを始めてみませんか?スクワットはダイエットに効果的私たちの体は、上半身に比べて下半身の筋肉の方が大きいのが特徴です。体を引き締めるためには、大きな筋肉を鍛えることが最も効果的。スクワットは、下半身の大きな筋肉を使うことで多くのエネルギーを燃焼するトレーニングなのです。下半身の筋肉を効率よく動かすトレーニングの一つであるスクワットは、積極的に行うのがオススメ。立った姿勢で股関節を動かすスクワットのフォームは、お尻や脚の筋肉を刺激します。お尻や脚の筋肉が鍛えられることで脚が強くなり、歩行をはじめとした日常動作でもエネルギー消費が高まっていくと期待できるでしょう。痩せるためのスクワットの方法スクワットを効果的に行うために大事なのは、トレーニングのフォームです。単なる膝の屈伸運動になってしまえば無駄に筋肉を使って逆効果になったり、怪我の原因になったりすることがあります。正しいフォームを身につけ、徐々に強度を上げていくのがオススメです。〈やり方〉STEP1:脚を肩幅くらいに開き、つま先は少し外へ向ける。STEP2:常に背すじを伸ばし、目線は前方へ向けておく。STEP3:息を吸いながら股関節を曲げ、お尻を突き出しながら下げていく。STEP4:かかとやつま先に重心が偏らず、足裏全体に体重を乗せるようにする。STEP5:息を吐きながら元に戻す。スクワットの際の注意点膝が内側に向くのはNGスクワットは、股関節・膝関節・足関節の3つの関節を動かします。これらを意識してコントロールするのがポイントです。注意点として、膝が内側に向いてしまうのはNG。常につま先と膝の向きが同じ状態になっていることで、膝に負担がかかりにくくなります。足裏でしっかり地面を踏みしめ、膝がぶれないようにしましょう。背中が丸くなるのはNG目線が下がったり股関節をうまく使えなかったりすると、背中が丸くなりがちです。背中に意識を向け、椅子に座るような感じでお尻を突き出すようにしましょう。股関節がポイントスクワットの動きは、股関節を動かすことから始まります。股関節に紙を挟むようにお尻を突き出し、下がったところで重さを感じてグッと踏ん張ります。この流れを意識してトレーニングを行いましょう。スクワットを行う期間と頻度筋肉は、体を動かし、筋繊維が刺激されることで発達します。その効果を感じるには、ある程度の期間が必要。目的が痩せるため、つまり身体を引き締めるためであれば、3カ月は継続しましょう。頻度は週に2回、できれば3回が望ましく、トレーニングの回数は1セット15回を目安に、2~3セット行います。また、お尻を突き出し背すじを伸ばすのが難しい場合は、お尻やもも裏の筋肉を十分にストレッチするとよいでしょう。もし足裏で地面を踏みしめる力が弱いと感じるのであれば、足裏を揉みほぐすと感度が高まるはずです。スクワットの負荷の上げ方まずは基本のセット数からトレーニングの効果を上げるために、まずは基本をしっかり行いましょう。目安は1セット10~15回。トレーニングのフォームが整って筋力がついてきたら、負荷を上げるステップへ進むと効果的です。片足に荷重して負荷を上げるスクワットの負荷を上げるためには、バーベルを担いで重量を上げていく方法が有名です。しかしこれだとジムなどに行く必要があり、簡単にできないことも考えられます。もう少し手軽に負荷を上げるとしたら、スクワットの基本形を守りつつ、片足に荷重をしながら行う方法がオススメです。このとき、骨盤の位置が極端に横へずれてしまわないように注意が必要です。基本のスクワットと同様、つま先・膝・股関節が同じライン上になるよう気をつけて行なってください。スクワットの負荷の下げ方お尻の高さを調節基本のスクワットでは、もも裏が地面と並行になるまでお尻を下げていきます。もしそこまで下げていくのがきつい場合、あまりお尻を下げずに行うと負荷が下がります。椅子を利用するまだ踏ん張る力が十分でない場合は、椅子を利用する方法もあります。やり方は簡単で、椅子に座ったところから上体を前に傾け、立ち上がったり座ったりすればOK。このとき、完全に座ると負荷が下がり、軽く触れるだけにすればやや負荷が上がります。いずれにしても、最初はスクワットの回数を減らして徐々に増やしていくようにすれば、無理なく続けられるでしょう。ダイエットを成功に導くスクワット自宅はもちろん、ジムでも、ウォーキング先でも、どこでも簡単にできるスクワット。シンプルな動きではありますが、正しいフォームを意識しながら継続することが、ダイエット効果につながります。回数や負荷を自分なりに調整しながら、スクワットをマスターしましょう。金子 由美ボディワークトレーナー
2019年10月19日内転筋は太ももを内側に閉める際に働く大切な筋肉ですが、普段の生活の中であまり使われることのない部分でもあります。今回はそんな内転筋をストレッチする方法やメリット、注意点などをまとめました。教えてくれたのはヨガインストラクターのHikaru先生です!内転筋とは内転筋とは太ももの内側にある筋肉のことで内転筋群といい、恥骨から膝下までの間にある5つの筋肉の総称です。内転筋は太ももを内側に締める動作の時に大きく働く筋肉です。男性も女性も日常生活で内転筋群を使うことが少なく、弱くなってしまっている方が多い筋肉でもあります。座って開脚をして上体を前に倒した時に一番ストレッチがかかっているのを感じる場所がこの内転筋群です。内転筋をストレッチするメリット普段から意識して使わないと、内転筋は弱まり硬くなってしまいます。内転筋をストレッチすることで開脚などの脚を開く動作がしやすくなる他、内転筋の筋トレが効果的に伝わるようになり骨盤が安定し、下半身全体も安定します。また内転筋が働くようになると、太もも外側に逃げてしまっている力を内側に引き寄せることができるようになるため、太ももの外張り改善、小尻効果、美脚効果を得られるメリットがあります。自宅でできる内転筋のストレッチ方法STEP1:脚を横に広げて立つヨガマットの上などに足幅を広くとり立ちます。STEP2:お尻を下ろし、肘を内太ももにお尻を真下に下ろしていき、肘を太ももの内側に添えます。STEP3:お尻をさらに下げるお尻を膝よりも下に下げて、両腕で太ももを外側へ押し返します。STEP4:太ももを外側に押しながら上体をひねるSTEP3の体勢のまま片方の手を内くるぶしに添えます。太もも内側を更に強く押し返しながら、上体を反対に捻ります。STEP5:反対側も行う反対も同様に行います。内転筋をストレッチする際のポイント普段あまり使われていない内転筋は、特にストレッチを始めたばかりの頃は引きちぎれるような痛みを感じてやめてしまう方が多いです。ストレッチは継続して行うことで徐々に効果が現れますので、痛いと感じる1歩手前でキープしましょう。また深い呼吸をしながらストレッチを行うことで筋肉がほぐれやすくなりますので、内転筋に酸素を送り込むイメージで深い呼吸とともにストレッチを行いましょう。どのくらいの頻度で行えばいいの?内転筋のストレッチは、できれば毎日の習慣にできると良いです。まずは2週間、毎日朝起きた時とお風呂上がりに内転筋のストレッチを行ってみてください。すると内転筋が目覚め始め、ストレッチをしないと体が気持ち悪く感じるようになると思います。毎日ストレッチを行うのが難しい方は、2日に1度、1度のストレッチに5分程度かけてじっくりと内転筋をほぐせると良いです。意識的に内転筋をゆるめよう内転筋は普段なかなか使われることのない筋肉です。だからこそ意識的に毎日ストレッチを行い、弱ってしまわないようにしましょう。下半身の安定やお尻から脚にかけてのラインを綺麗にする効果のある内転筋ストレッチ。ぜひ自宅でトライしてみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日鏡を見ていて「下半身太いかも」と気にしている人は決して少なくありません。細くしようと試みても、なかなか痩せてくれない、そんなことはありませんか?今回はパーソナルトレーナーの町田晋一先生に、太い下半身になる原因や痩せにくい理由をはじめ、下半身を細くするために心がけたいポイントやエクササイズなどを詳しく教えていただきました!下半身が太くなってしまうその原因下半身が太くなってしまう原因として「むくみ」が考えられます。むくみとは、体内に不要な水分や老廃物が溜まった状態。体内に溜まった不要な水分によって冷えやすくなり、脂肪が蓄積しやすくなってしまうのです。また、皮下脂肪組織が老廃物や水分を取り込んで肥大化し「セルライト」となり、さらに下半身が太くなるといわれています。ダイエットをしても下半身だけ痩せにくい理由下半身には、脂肪を蓄えるレセプターが上半身と比べて6倍も多く存在するといわれています。そのため下半身は上半身よりも痩せにくいと思われます。また、下半身を痩せにくくする原因としてセルライトが挙げられます。セルライトは短期間で簡単に取り除くことは難しいため、セルライトができてしまうと痩せにくくなってしまいます。関連記事セルライトの潰し方&除去方法!原因と種類を知ってしっかりケア下半身を細くするため食事面で心がけたいこと下半身太りの原因であるむくみは、血液やリンパの流れが悪くなることに加え、塩分の摂り過ぎによってもたらされます。塩分を摂り過ぎてしまうと血中の塩分濃度が上昇してしまうため、体は塩分濃度を下げようと水分を溜め込もうとするのです。摂り過ぎた塩分と水分を排出する栄養素として、カリウムがあります。カリウムを多く含む食品には、バナナ、ほうれん草、納豆、さつまいも、アボカドなどがあります。食事では、こうしたカリウムを含む食品をできるだけ摂るように心がけ、逆にインスタント食品など塩分の多い食品は避けるようにしましょう。下半身を細くするため生活習慣で心がけたいこと生活習慣において座りっぱなしの状態が長い人は、下半身痩せを妨げる要因といえます。なぜなら座った状態が長く続くと、上体の重みで血管や足からのリンパ液が流れ込む鼠径(そけい)リンパ節が圧迫され、血液やリンパの流れが妨げられて脚がむくみやすくなるためです。そのため、デスクワークの合間に歩いたり下半身の筋肉をストレッチしたり、できるだけ脚を動かすように心がけましょう。下半身を細くするためのおすすめエクササイズ下半身を細くするには「筋トレ」!下半身を細くするには、筋トレがおすすめです。「筋トレをすると脚が太くなってしまうのでは…」と思われている方が多いですが、逆に細くすることができます!筋トレで筋肉の伸縮を繰り返すことで、筋肉の働きのひとつであるポンプ作用が改善され、血液とリンパの流れが促進されてむくみの解消に繋げることができます。また筋肉には、ポンプ作用だけではなく熱を作り出す働きもあります。したがって筋トレを行うことで筋肉の熱産生エネルギーを高めることができ、下半身太りの原因である冷えを解消させることができるでしょう。下半身痩せのために行いたいエクササイズを2つ紹介!⚫︎ワイドスタンス・スクワット(内もも・お尻)・足を肩幅より大きめに開き、つま先と膝はやや外側に向けます。・両手は頭の後ろに組んで目線は正面に向けて胸を前に突き出し、息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を太もものラインが床と平行になるまで股関節を開き、息を吐きながら立ち上がって股関節を閉じる動作を繰り返します。・10回程度反復可能な強度で、1分程度の休憩を挟みながら3〜5セット行います。⚫︎カーフレイズ(ふくらはぎ)・階段などのステップ台につま先を乗せて腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。・ふくらはぎの筋肉が最大限に収縮するまでかかとを上げて1秒程度キープしたら、3秒ぐらいかけてゆっくりとかかとを下ろす動作を繰り返します。・ふくらはぎの筋肉の伸縮を感じながら行うことが効果を高めるポイントです。・10〜15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行いましょう。下半身痩せのエクササイズで押さえておきたいポイント下半身痩せに効果的なエクササイズは、週2〜3回の頻度で行うことにより、2〜3ヶ月で効果が現れると思われます。いくら効果のあるエクササイズだとしてでも、継続しなければ効果は現れません!エクササイズを続けるには、「どのような脚にしたいのか」「脚が細くなったらどんなことがしたいのか」を明確にしておくことが大切です。太い下半身には継続的なエクササイズを!そもそも下半身は脂肪がつきやすく、なかなか簡単には痩せにくい部位のひとつ。一朝一夕ですっきりと痩せられるわけではありません。まずは少しずつ、そして継続してエクササイズを行うことがとても大切です。なかなか変化がなくて辛く感じるかもしれませんが、まずは1カ月、2.3カ月と続けてみましょう。理想の姿をイメージしながらチャレンジすると、やる気もアップすることでしょう。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年09月22日ぴったりとした服を着たときや薄着をしたとき、特に気になる脇腹の脂肪。「でも、どうやって落とせばいいのかわからない」という方も多いのでは?そこで今回、ボディセラピスト・整体師のhrhs629先生に、脇腹の脂肪を効果的に落とす方法を教えていただきました。脇腹に余分な脂肪が付く原因脇腹に脂肪が付く原因は、体を「ひねる」という動作をよく行っていないためです。脇腹周りの筋肉は、主に体をひねるときに使う筋肉がたくさん付いています。例えば、日常的にウォーキングやランニングなどを行い、頻繁に体をひねるという動作を行っていれば、脇腹に余分な脂肪が付くことはありません。しかし、ずっと座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしでいることが多いなどで、体をひねる筋力を使っていなければ、余分な脂肪は付く一方に。脂肪を燃焼させるためには、この筋肉にしっかりと刺激が加える必要があります。脇腹の脂肪を効果的に落とす方法ウォーキングのススメ効果的に脇腹の脂肪を落とすには、ウォーキングがおすすめです。しかし、ただ歩けばいいというわけではなく、2つのポイントがあります。それは「背筋を伸ばして歩く」ことと、「直線上を歩く」ということです。以下でくわしく見ていきましょう。POINT1. 背筋を伸ばして歩く脇腹の筋肉は「ひねる動作」に使われると説明しましたが、より具体的に言うと、「体を後ろに向かってひねる動作」です。背筋を伸ばして歩くと、体を後ろに向かってひねることができるため、脇腹の筋肉に効果的な刺激を与えることができます。つい前に向かって手を出したり体をひねったりしがちですが、これは脂肪燃焼を目的とするウォーキングでは間違った歩き方です。POINT2. 直線上を歩く人の動きは、「体をひねる」という動作を踏まえて成り立っています。これは歩くときも同様です。ただ正面に足を前に出すだけでは体はひねられず、むしろガニ股になってしまいます。ウォーキングをするときは直線上を歩き、体をひねることを意識してください。そうすることで、脂肪の気にならない脇腹へと変わっていくはずです。効果を実感するタイミング上記のウォーキングを続けた場合、効果を実感できるのは3週間後あたりから。皮下脂肪の燃焼には時間がかかり、4~5日で効果が出ることはありません。効果が出るメカニズムとしては、ウォーキングという行為が皮下脂肪を燃焼させるのではなく、ウォーキングを行うことにより、脇腹の筋肉の活動量が多くなり、皮下脂肪が燃焼していくのです。しっかりとひねりを効かせたウォーキングは、脇腹の筋肉が働くきっかけをつくり、続けることによってどんどんと代謝が高まります。それには、3週間ほどの時間が必要になるのです。脇腹の脂肪を落とすのに有効なアイテム今、流行っている EMSは効果が期待できます。EMSは、体をひねるということは大きく行いませんが、装置を付けた部位の筋肉の繊維にしっかりと刺激を届けられるという点で魅力的です。筋肉は一定の方向に伸び縮みを行って力を発揮するもの。EMSはその筋肉の繊維に合わせて動いてくれるため、筋肉がスムーズに伸び縮みを行うことができます。そのうえ負荷も与えることができるため、EMSは効率良くトレーニングを行えるアイテムと言えるでしょう。脇腹の脂肪を予防するために日常で心がけること予防のために最も必要なのは「食べ過ぎない」こと。皮下脂肪が付いてしまう一番の原因は、運動不足ではなく、食べ過ぎによるものだからです。人には基礎代謝量という、体の活動における必要最低限な摂取カロリー量があります。このカロリー量を満たしていないと健康は保てませんが、これを超えてしまうと、余剰分のカロリーは皮下脂肪へと変化します。基礎代謝量の平均数値は、男性が2100キロカロリー、女性が1700キロカロリーと言われています。これを超えなければ、脇腹の脂肪を心配することはありません。色々と制限しすぎると気持ちに余裕がなくなるため、甘いものや菓子類も含めて食事をコントロールするという発想を心がけると良いでしょう。気づいたときがスタートライン脇腹の脂肪を落とすためには、体をひねることと、食べ過ぎないことが大事だとお伝えしました。「そういえば、体をひねる動作をしていないな」「最近少し食べすぎかも…」という方は、ぜひ意識して取り組んでみてください。徐々に脇腹が引き締まってくるのを実感できるはずです!hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年08月29日下半身が太る原因は、脂肪を蓄えるレセプターが上半身の6倍もあったり、むくみなどが関係しています。下半身ダイエットには下半身の筋トレや、むくみを解消するための食生活や骨盤矯正などが効果的。下半身が太ってしまう原因を知って、ダイエットを成功させましょう!下半身だけが太る原因脂肪を蓄えるレセプターが多い上半身と比べて下半身だけが太ってしまう原因として、下半身には脂肪を蓄えるレセプターが上半身の6倍もあるためであると考えられます。むくみ血液やリンパの流れが悪くなるとむくみの原因に。それだけでなく、塩分の摂り過ぎもむくみの原因です。塩分を摂り過ぎてしまうと、血中の塩分濃度が上昇してしまうため、身体は塩分濃度を下げようと水分を溜め込もうとするため、下半身太りの原因となります。下半身のダイエットに効果的なトレーニング下半身のダイエットには、下半身の筋トレが有効と言えます。筋トレを行うことで筋肉を引き締めるだけでなく、筋肉のポンプ作用が改善し血液やリンパの流れが促進されるため、むくみの解消に繋げることができると考えられるからです。具体的には、以下のような筋トレを行います。セット数は目安です。セット間は1分程度の休憩を入れるようにしましょう。⚫︎ワイドスタンス・スクワット(内もも・お尻) …12〜8回を3〜5セット足を肩幅大に開き、つま先と膝はやや外側に向けます。両手は頭の後ろに組んで目線は正面に向けて胸を前に突き出し、息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を太もものラインが床と平行になるまで股関節を開き、息を吐きながら立ち上がって股関節を閉じる動作を繰り返します。⚫︎スタンディング・シングルレッグカール(太もも裏) …左右各12〜8回を3セット何かに掴まりながら片脚立ちをし、床から浮かしている方の脚の股関節を伸ばしたところから、かかとがお尻に触れるまで膝を曲げる動作を繰り返します。膝を伸ばす動作をゆっくり行うようにしましょう。⚫︎カーフレイズ(ふくらはぎ ) …12〜8回を3セット階段などの段差につま先を乗せて腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。ふくらはぎの筋肉が最大限に収縮するまでかかとを上げて1秒程度キープしたら、ゆっくりとかかとを下ろす動作を繰り返します。下半身のダイエットに効果的な食生活下半身太りの原因として「むくみ」が挙げられるので、むくみを解消する食事を心がける必要があります。摂り過ぎた塩分と水分を排出する栄養素としてカリウムが挙げられます。カリウムを多く含む食品には、バナナ、ほうれん草、納豆、さつまいも、アボカドなどがあります。こうしたカリウムを含む食品をできるだけ摂るように心がけ、逆にインスタント食品のような塩分の多い食品は避けるようにしましょう。関連記事【絶対にむくみたくない】女子が摂るべき栄養素とは?生活習慣で見直すポイント座りっぱなしが多い生活習慣は、脚のむくみを引き起こしやすく下半身太りになりやすいと言えます。合間に適度に歩いたりストレッチを入れたりして、血流やリンパの流れを促すように心がけましょう。また、脚を組むことが多いと、骨盤の歪みを引き起こし血液やリンパの流れを悪くし、むくみに繋がるので、脚は組まないようにしましょう。下半身太りを解消する骨盤矯正の方法下半身太りの原因であるむくみは、塩分の摂り過ぎ以外にも血液やリンパの流れが悪くなることで生じます。血液やリンパの流れは悪くなる背景として「骨盤の開き」が考えられます。骨盤が開いた状態というのは、骨盤が前傾すると骨盤上部の腸骨が閉じて、骨盤下部にある恥骨や坐骨が外に開いた状態です。すると股関節も外に開き、O脚へと繫がるのです。そこで下半身太りを解消させるには、「骨盤の開き」を改善させることも必要です。骨盤が開いた状態は、腹筋群とお尻の筋肉である大殿筋と梨状筋、そして股関節内転筋群が弱化している状態です。そのためこれらの筋肉を強化するエクササイズを行うことで骨盤の開きが改善できると思われます。骨盤の開きを改善させるエクササイズ太ももの間に小さなボールもしくはそれに代わるものを挟み、左右のかかとをくっつけてつま先は斜め外側に向けて立ちます。そこから息を吐きながら、左右の内ももを合わせるイメージでゆっくりとボールを挟み、息を吸いながら挟んだボールを緩める動作を繰り返します。ボールを挟み込む動きで股関節内転筋群が強化され、かかとをくっつけてつま先を斜め外側に向けることでお尻の筋肉にも効かせることができます。10〜15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行いましょう。関連記事骨盤矯正の正しいやり方は?矯正による効果とセルフチェック法下半身ダイエットを成功させよう!下半身ダイエットを成功させるためにはその原因をしっかり知って、筋トレやむくみ解消、骨盤の歪みを整えることが大切。生活のちょっとした習慣や食生活も成功へ導くポイントです。今回ご紹介した筋トレや生活習慣のコツをポイントに、理想の下半身を手に入れてくださいね!町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年08月21日