時々、下腹部に謎の痛みを感じることがあった私。原因がわからない痛みに困惑していました。そんなある日、インターネットで見かけた情報が自分にぴったりとあっていて……!? どうしておなかが痛いんだろう私は時々、おなかに痛みを感じるときがあり「これは何の痛みなんだろう」と疑問を抱いていました。痛みがあるのは下腹部で、おなかを壊したときに感じるような痛みではなく、痛む場所的に胃痛でもないようでした。痛みの程度は「あれ、痛いかも」くらいのときもあれば、身動きをとるのもつらいほどの痛みのときもあって……。 痛みの原因は?痛みに心当たりがなく不思議だったのですが、あるとき「もしかしたら排卵痛なのかも」と思い当たりました。 生理痛が重かった私はインターネットで生理痛について調べる機会があり、そのときに排卵痛の存在を知ったのです。排卵痛は、卵子が卵巣を破って出てくるときに感じる痛みなのだそう。 さらに、下腹部が痛むという症状は私が感じていたものとぴったり合っていました。 排卵痛は生理の2週間前に起こると書かれていたため、次に腹痛があったら日にちを確認することにしました。 2週間後に生理が!すると、やはり下腹部に痛みを感じて2週間ほど経ったころに生理がきたのです。 もともと生理痛が重かった私は生理期間が憂うつでした。それに加えて排卵痛でもおなかが痛い時期があるとわかって、生理がますます憂うつに。 しかし、悪いことだけではなく排卵痛のおかげでいい点もありました。それは、生理の時期を予測しやすいということ。 私は生理周期が安定していて、きっちり28日周期で生理がくることが多かったので、「排卵痛あったらその2週間後に生理がくる」と生理日の予測ができて、その点はとても助かっています。 おなかの痛みが強いときは、薬を飲むようにしていますが、つらいときは我慢せずに病院の受診も考えようと思っています。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/うみのるなイラスト/コジママユコ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年07月29日生理痛に悩まされていませんか?なかには、生理痛かと思っていた腹痛が、別の疾患の痛みだったという方もいるようで……。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Jさんの場合……数年前、私は生理痛と似た痛みを感じましたが、その痛みは通常よりも鋭く感じました。お腹の真ん中に痛みがあったため、生理痛とは違うなとは思ったものの他に思いあたらず……。痛みは夜中に激しさを増し、眠れないほどでした。翌朝病院を受診し検査の結果、虫垂炎だと告げられました。どんな治療を受けましたか?手術ではなく点滴治療で済むことに。1週間にわたって毎日点滴を受けることになり、最初の1、2日はおかゆ以外の食事が制限されました。伝えたいことは?虫垂炎は非常に痛みますが、我慢できないほどの痛みがあればすぐに病院へ行くことが大切です。点滴治療を続けることで痛みは軽減し、1週間で回復することができました。手術よりも比較的楽な治療法でした。違和感があるときは早めに専門家へ生理痛と似た痛みは、虫垂炎が原因だったというJさん。適切な対応を取ることで、体の負担を減らすことにつながります。皆さんも、「お腹の痛みが強い」「鋭い痛みがある」など違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月28日生理の諸症状に悩んでいませんか?なかには、生理が終わってからも腹痛が続いたことから、疾患が判明した方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……20代になり、生理痛が年々ひどくなっていたが、痛み止めなどを飲みながら毎月の痛みを乗り越えていました。しかし、ある日生理が終わってからも生理痛のようなズーンとした重みのある痛みが下腹部に……。気になったので病院に受診したところ、チョコレート嚢胞と判明しました。どんな治療を受けましたか?腹腔鏡下嚢胞摘出術をするように先生からは言われましたが、妊娠を希望していることをお話しすると手術はせず妊活をするようにすすめられました。そのため、治療はとくに何もせず妊活に専念をしたところ、子どもができチョコレート嚢胞は次第に小さくなっていきました。世の女性陣へ伝えたいことは?妊娠を希望されている場合は、チョコレート嚢胞は不妊の要因となるので早めの受診をおすすめします。不妊治療を積極的に行うきっかけにもなるかと思います。違和感があるときは早めに専門家へ体の違和感を医師に相談することで、適切な対処法や原因がわかるかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家を受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月26日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私は生理が重かったものの、「これが普通なのかな」と思ってずっと過ごしてきました。ある時、便秘を解消するためにお腹をマッサージしていたところ、左の下腹部にしこりのようなものを感じました。そこで、婦人科で受診したところ、なんと大きな子宮筋腫があることが判明しました。どんな治療を受けましたか?筋腫が大きすぎるとのことで、半年間、毎月注射をしてもらい、生理を止めて筋腫を小さくする治療を受けました。その間、更年期障害のような症状に苦しみましたが、その結果、無事に手術で筋腫を摘出することができました。世の女性陣へ伝えたいことは?若い頃から定期的に検査を受けていれば、生理が重かった理由や筋腫の存在を早いうちに知ることができたと思います。ですので、皆さんにも定期的に婦人科検診を受けるよう、強くおすすめします。違和感があるときは早めに婦人科へ自身の体に異変を感じたときにすぐに受診し、専門家の意見を聞くことが重要であると言えます。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月20日生理痛の度合いは月によって違うという方もいらっしゃいます。なかには、その“変化”は婦人科疾患が原因だった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……2年前の夏頃、当時46歳の時に生理痛がいつもよりひどく、下腹部の違和感もありました。元々体型は痩せ型。しかし、下腹部のあたりが、少し膨らんでいるような気がしました。婦人科を受診するのは抵抗はありましたが、ネットでいろいろ調べて不安だったので受診することに。子宮筋腫でした。どんな治療を受けましたか?まだ3センチと小さいので治療はしていませんが、経過観察で半年に1度、検査を受けに婦人科に通っています。母親が子宮頸がんだった事もあり、他の婦人科疾患も調べてもらったら安心できるので、通院を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?40代後半になると生理も不順になったり、ホルモンバランスの崩れから体調不良になったりします。しかし、「いつもと違う」と自分で気づく事ができたら、すぐに受診するのをおすすめします。違和感があるときは早めに婦人科へ生理痛がひどく、下腹部に違和感を覚えて婦人科を受診した結果、子宮筋腫と判明したKさん。気になることや不安なことがあれば早めに受診することで、早期発見だけでなく不安を和らげることにもつながります。皆さんも「生理痛が重くなってきた」「下腹部が張る」など違和感を覚えたときは、早めに婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月18日ひどい生理痛に悩まされた経験がある方も多いのでは?生理痛の悩みは話しづらく、痛みの度合いが普通なのかそうでないのか悩むこともあるでしょう。そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Fさんの場合……学生時代から生理痛がひどいFさん。ただ、「みんなもきっと同じだから大丈夫」だと思い、とくに病院には行かなかったそうです。しかし、社会人になってさらに痛みが増し、友人との会話をきっかけに生理痛がひどいのは異常だと気付くことに。その後、病院へ行き、月経困難症と診断されたのです。どんな治療を受けましたか?生理前や生理中の症状を伝え、月経困難症と診断されたFさん。それから、漢方薬で症状を一時的に緩和する方法やピルを飲む方法が提案され、現在はピルを処方されているそうです。定期的に採血と内診も行っています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛は個人差があり、我慢せずに一度婦人科で診てもらうことを強く推奨します。みんなも同じように痛みを我慢しているという先入観を持たずに、早めに診てもらえば楽だったのにと、今も後悔しています。違和感があるときは早めに婦人科へひどい生理痛は、月経困難症が原因だったというFさん。生理痛がひどい、月経量が多いなど気になる症状がある場合には、早めに病院へ行くことで体の負担が軽くなるかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに受診してみてくださいね。今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月13日毎月の生理痛や生理不順に悩まされる方もいるでしょう。生理が予測できなかったり、痛みが強かったりすると困ってしまいますよね。しかし、そんな生理の困りごとに婦人科疾患が隠れていることも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……子どもの頃から生理痛が酷く、生理不順もありました。30歳のときから生理以外でも下腹部が痛むようになり、めまいで立っていられず、内臓を直接叩かれているような痛みで嘔吐するようになり内科で受診。超音波検査とMRI検査をしたところ子宮筋腫と卵巣嚢腫と卵管炎が見つかりました。どんな治療を受けましたか?手術をするほどではないと言われ、治療するお薬を処方されました。排卵を抑えて月経を止める薬なので、子宮の活動が抑えられたことにより痛みもなくなりました。治療法としては服薬治療が多いようですが、デリケートな病気なので少しでもリラックスできる雰囲気の病院や先生を見つけるのが大事だと思います。周囲の方に打ち明けましたか?職場には、症状と服薬していることを話し、調子が悪いときは休ませていただきたいと伝えました。上司は男性ですが、理解してもらっています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛があるときは、早めに婦人科で受診してください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは早めに婦人科へ酷い生理痛と生理不順は、卵巣嚢腫と卵管炎が原因だったというEさん。Eさんは排卵を抑える薬で子宮の活動を抑えて、治療したようですね。皆さんも、生理痛や生理不順があるときは早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月28日生理痛の重さは人それぞれですが、自分は軽いのか重いのか人とは比べにくいもの。酷い生理痛は、婦人科疾患が原因となっていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……普段から生理痛が酷かったのですが、30歳のころに今までの生理痛とは比べものにならないほどの痛みで、全身から汗がでて動けなくなりました。部屋の中を這って薬を飲み、しばらくうずくまっているうちに落ち着きました。後日、これはおかしいと思い婦人科で受診し子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?超音波検査と腫瘍マーカーを含む血液検査を受けました。その後、鎮痛剤と低用量ピルを処方してもらい生理日の調整をしました。だんだん出血量が減少すると共に痛みも軽減しました。世の女性陣へ伝えたいことは?何年も我慢してきたのですが、早めに受診すればよかったと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。いつもと違うと感じたら婦人科へ酷い生理痛は、子宮内膜症が原因だったというTさん。Tさんは鎮痛剤と低容量ピルの服用により、症状が落ち着いたようですね。皆さんも、いつもと違うと感じたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月27日人によって症状も、その辛さも異なる生理痛。まだまだ理解が十分だとは言えないですが、中には生理痛での不調を『自己責任』だとデリカシーのない発言をする人もいるようで……。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。体調不良を我慢して持久走に参加するも、倒れてしまいます。体育教師の思いやりのない発言を聞いていた重子の友人、軽井さんがついに教師に向かって……。教師としての不適切な対応を指摘し……言い出しやすい雰囲気づくりを……生理痛を「甘え」だと言う体育教師に一括入れた軽井さん。しかし、体育教師は、事前に報告しない「自己責任」だと言って、態度を変える様子はありませんでした。この漫画が、先行配信されたInstagramでは『体調が悪いなら言えばよかったという人に限って、言ったところでどうにもならないから言えない事を理解していないんですよね。』『中学生の頃は、生理の時の症状が自分でもよくわからないことがあるうえに、若い男の先生に話すのは抵抗がある場合も多いので、頭ごなしに「事前に報告しろ」と言われてしまうと、傷ついてしまうと思います。』『日本は性教育が全然できていなくて、個人差が大きいことやPMSのことを全然知る機会がないので、もっと知識が広まればいいなあと思いました。』など、そもそも『生理で休む』と言い出しやすい環境さえあれば……というような配慮の欠如に言及するコメントが多く寄せられました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■漫画監修:新見正則医院院長、新見正則(MOREDOOR編集部)
2023年06月24日みなさんは、倒れてしまうほどの生理痛を感じた経験はありますか……?なかには、救急車を呼ぶほどの生理痛を感じた方もいるそうです。今回は『ピルユーザーになった話』の作者、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんに編集部がインタビューしました。【生理痛がひどすぎて!】生理痛が酷すぎて倒れこんだぴおっぷさん。あまりにも激痛すぎて……心配する父……遠のく意識……このように耐え難いほどの激痛が走ったぴおっぷさん。この時の心境をインタビューしました。目の前が暗くなるほどの異変。父の前で倒れたとき、どう感じましたか?大袈裟ですが「もう自分は死ぬんじゃないか……」と思いました!そのくらい人生で経験したことのない痛み(腹痛)を感じたので……。上記の症状がでる前に、なにかいつもと変わったことは?あの時は、まだ肌寒い時期でしたが半袖半ズボンの薄着で過ごしていました。それが体の冷えに繋がり、腹痛をヒートアップさせたのだと思います。ぴおっぷさんが読者に伝えたいことは?私のように極限まで生理痛を我慢して救急車で運ばれることがないように、何か少しでも生理に対して悩みがある方は、婦人科の受診をおすすめします。このお話では……生理痛で倒れて救急車を呼ぶことになったぴおっぷさん。生理痛を改善するために、ピルを処方されるのですが、2ヶ月ほど副作用に苦しんだ結果、とても落ち着いて生活ができるようになりました。みなさんは倒れてしまうほどの生理痛を感じたことはありますか?ぴおっぷさんも仰っていた通り、ひどい生理痛は我慢したりせず、ぜひ婦人科へ相談してみてください。今回は『ピルユーザーになった話』の作者、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんのインタビューをご紹介しました!※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月24日生理痛の症状を軽視され、苦しい思いをした経験はありますか?中には生理痛を「サボり」「怠けている」とみなし、心無い言葉をかける人もいるようで……。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。体育教師のスパルタな指導を受けて持久走に参加しました。しかし、ついに身体が限界を迎えてしまったようで……。持久走中、ついに限界を迎えた重子は……辛さを軽視されて……友人や教師の言葉を受け、無理して持久走に参加してしまった重子。結果、倒れてしまい保健室に向かうことに……。先行配信されたInstagramでは、『「体力がない」「生理ごときで休むなんて」というように中々苦しさを理解してもらえないというのはとても辛いと感じました。』『男性は生理を体験できないので、言葉で理解していても中身を理解できずに「体力がないんだな」と言われてしまうのは自分も経験があるので悲しいと思いながら読みました。プールや体育も好きで休んでいるわけではないのに、同性で生理が軽い子からすればサボりと思われてしまうのも悲しいですよね。』『この男性教師も学生を監督する立場として、思春期の女性の身体のことを勉強すべきだと思いました。』と、実に様々な意見を寄せていただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■漫画監修:新見正則医院院長、新見正則
2023年06月22日生理痛は個人差があるものの、多くの人が体験する痛みですよね。中には、毎月ひどい生理痛を我慢しているという方もいるのではないでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Eさんの場合……20代のとき、生理痛がどんどん重くなり、市販の鎮痛剤を飲んでも効かず、仕事もままならない状態でした。市販の鎮痛剤で一番効き目が強いものを飲んでも効かなかったので、これは異常だと思いレディースドックを受けたところ、子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?職場の方のアドバイスで駅から近いクリニックに決めました。クリニックでは詳しくエコー検査と血液検査をしてもらい、子宮が5センチほどに腫れていたので、低用量ピルを処方してもらいました。職場の人が婦人科疾患に詳しい方だったので、アドバイスを聞けてよかったです。世の女性陣へ伝えたいことは?病気なのか不安があるけど、婦人科へ行く勇気がない方は、とりあえずレディースドックなどを受けてみるといいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。我慢しないで婦人科へ……市販薬では効かないほどの生理痛は、子宮内膜症が原因だったというEさん。Eさんは低用量ピルを服用し治療したようですね。皆さんも、生理痛がひどくなっていると感じたときは、検診を受けてみたり、婦人科で受診したりしてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月22日毎月の生理のたびに、生理痛に悩まされている方は多いでしょう。生理痛は女性によくある症状ですが、中には子宮内膜症などの病気が原因で起こることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Rさんの場合……以前から生理痛があり、生理が来るたびに鎮痛剤を服用していましたが、仕事が忙しく病院へ行かずにいました。26歳のとき、仕事中に鎮痛剤を服用してもおさまらないほどの生理痛に見舞われました。仕事中だったので、その日は何とか我慢して後日婦人科で受診。エコー検査と採血の結果、子宮内膜症とチョコレート嚢腫であると診断されました。どんな治療を受けましたか?生理痛を軽減する目的で低容量ピルの内服を開始しました。内服開始後、経血の量は減り生理痛は軽減しましたが、チョコレート嚢腫による下腹部痛は改善せず……。毎日鎮痛剤が必要な状態だったため、低容量ピルは中止し子宮内膜症治療薬へステップアップしました。ステップアップ後、症状は改善しました。世の女性陣へ伝えたいことは?先月の生理痛や経血量と比べて今月はどうかと考えるのではなく、半年前や1年前と比べてみるとわかりやすいと思います。婦人科系の疾患は周囲に相談しにくく、受診するのも億劫になりがちですが、悪化してしまう前になるべく早く受診してほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。気になる症状があるときは婦人科へ鎮痛剤を飲んでも治まらない生理痛は、子宮内膜症とチョコレート嚢胞が原因だったというRさん。Rさんは、低用量ピルや子宮内膜症治療薬の服用で症状は改善したようですね。皆さんも、気になる症状があるときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月21日生理痛や不正出血があっても「よくあること」と放置していませんか?生理痛や不正出血は、婦人科疾患が原因で起こることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Tさんの場合……私の場合は、子宮内膜ポリープでした。20代の頃から生理痛がひどく、20代後半になってからは、生理ではないときに少量の出血が見られるようになりました。しかし、排卵の時期に出血することは通常でもあると知り、しばらく放置していました。その後、職場の方が結婚する際にブライダルチェックを受けるという話を聞き、自分もそろそろ妊娠のことを考えて婦人科で受診してみることに。少量ではあるが不正出血があると医者に告げ、エコーで見てもらったところポリープがあることが判明。子宮鏡検査で見てもらうとポリープが複数あることがわかり、医者から「この状態だと望んでも妊娠は不可能だっただろう」と言われました。妊娠を本格的に考える前に産婦人科で受診し、ポリープを見つけることができたので本当によかったです。どんな治療を受けましたか?子宮鏡検査でポリープを確認した後、局所麻酔(点滴からの麻酔で意識もなし)を使い、子宮鏡下手術でポリープ切除を行いました。子宮内膜掻爬術(子宮鏡を使わず子宮内膜を目視せず医師の感覚でポリープを掻き取る簡単な手術)もあると言われましたが、きちんと目視しながら切除したほうが確実だと言われたので子宮鏡下手術を選択しました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理の異変は人に相談しにくいと思いますが、将来の自分のためにも病院で診てもらった方が安心だと思います。がん検診でエコーの検査を受けるだけでも自分の子宮の異変を発見できることもあります。不要と判断せずに受けた方がよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。生理に異変を感じたら婦人科へ生理痛と不正出血は、ポリープが原因だったというTさん。Tさんは子宮鏡下手術を選択し、ポリープ切除したようですね。皆さんも、いつもと違うと感じたときは、早めに病院で診てもらってくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月21日女性にとって毎月訪れる生理、中には生理痛に悩まされている方もいるでしょう。「いつものことだから仕方ない」と思う方もいると思いますが、生理痛には何か原因があることも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Eさんの場合……19歳のとき、仕事もできないほど生理痛がひどかったのでクリニックで受診しました。そのときの検査で皮様嚢腫という腫瘍(良性)が見つかりました。症状はなく、私みたいに生理痛や妊娠などで受診した際に気づくものらしく、放置すると茎捻転を起こすときがあるようです。私は、奇跡的に早期発見につながりました。どんな治療を受けましたか?皮様嚢腫は、手術で除去するしか治療法はありません。放置しても腫瘍自体が茎捻転を起こすと、緊急手術になるので、術日までも油断はできません。私は最初の受診がクリニックだったため、総合病院へ紹介状を書いていただきました。病院選びにはさほど苦労はしませんでした。身近な人にはどのように打ち明けましたか?当時、県外で一人暮らしだったので、クリニックで受診した後、手術の同意のためすぐに母親に連絡をしました。心配してくれていたようで「連絡、待ってたよ」と言ってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?皮様嚢腫や卵巣の病気は、症状が出にくく気づかない人がほとんどです。放置すると、開腹手術になるので、年に一度は症状がなくても検診を兼ねて産婦人科で受診しましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。皮様嚢腫って?ひどい生理痛は、皮様嚢腫が原因だったというEさん。Eさんは皮様嚢腫を手術で切除したようですね。皮様嚢腫(ひようのうしゅ)とは脂肪、髪の毛、歯などが溜まった腫瘍で、あらゆる年代に見られますが20-40代に多く、妊娠をきっかけに見つかることもあるようです。中には赤ちゃんの頭くらいの大きさになっても腫瘍の成長速度がゆっくりなことが多いため太ってきたと思う方も少なくないようです。皆さんも、生理痛がひどいと感じたときは、我慢せずに早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月17日ストレスなどでホルモンバランスが乱れて、排卵時や生理時に体の調子が悪いこともあるかもしれません。それでも「いつもと違う」と感じるときには、心配になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Hさんの場合……排卵の時期に急にひどい下腹部痛があり、痛くてたまりませんでした。それから不正出血が止まらなくなり、ナプキンが外せなくなりました。心配になり婦人科を受診したところ、排卵出血と分かりました。どんな治療を受けましたか?とくに薬などによる治療はせず、1週間ごとに卵巣の腫れを診てもらうために受診をするだけでした。最初の2ヶ月はなかなか腫れがひきませんでしたが、時が経つにつれてなくなりました。世の女性陣へ伝えたいことは?ちょっとでも変だと思ったら、安心するためにも婦人科に行くべきです。「いつもと違う」と感じたら婦人科で受診を下腹部痛の原因は、排卵出血だと判明したHさん。Hさんは無事症状が改善したようですが、痛みや違和感がある場合には、我慢せずに病院の受診を検討した方が良いかもしれません。悩んでいることがあれば、まずは婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月29日生理痛は、多くの女性が経験したことのある症状です。しかし、以前よりも強く痛むようになったら、不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Gさんの場合……20代後半から急に生理痛がひどくなり、私生活に支障が出るほど痛くて動けませんでした。何件か産婦人科に受診しましたが原因は分からず、ピルで対処していました。その後、妊娠の可能性があったので産婦人科へ行ったところ、子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?私の場合は、妊娠したことで生理をなくせたことが効果的な治療になり、出産後の検診では腫れは引いていました。1年経った今でも生理痛はありません。先生によるとピルを飲んでいたことが良かったんだろうと言われました。世の女性陣へ伝えたいことは?おかしいと思ったら、すぐ婦人科を受診してください。その時分からなくても、数年経って「あの時治療受けていれば……」と後悔してほしくないので。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。つらい症状は我慢せずに病院へひどい生理痛の原因は、子宮内膜症だったというGさん。Gさんはピルを服用していたことで良い方向に向かったようですが、生活に支障が出るほどの症状は何かの疾患が原因である場合もあります。つらい症状があるのなら、我慢せずに婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月26日同じ病でも症状には、個人差があります。それでも、普段とは異なる症状が出てくるようになったとしたら不安な気持ちになってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Aさんの場合……便秘がひどく、お腹をマッサージしているときに下腹部にしこりを感じました。「もしや?」という思いがありながらも、まさか自分が病気になる訳がないとの思いが強く、受診する気持ちにはなりませんでした。しかし、そのうち会う人や知らない人にまで「妊娠?」と聞かれるようになり、ネットで調べると子宮筋腫というワードが出てきました。不正出血があったことと、子宮頸がん検診の通知を受け取ったのがきっかけで受診し、子宮筋腫と診断されました。どんな治療を受けましたか?手術が必要なほど筋腫が大きくなっていることが分かり、小さくするための薬を半年間飲んでいました。その間、定期検診や手術に必要な検査を実施しました。看護師さんも話しかけやすかったので安心感が強かったです。世の女性陣へ伝えたいことは?少しでも疑問に感じる症状があれば婦人科を受診することをおすすめします。婦人系の病気は症状があまり出ないことが多いようで、最も怖いところです。抵抗感ある場面もあるでしょうが、受診で得られる安心感は絶大です。今ある症状に対して「まさか自分が」とは思わずに受診してください。「何か違う」の気持ちを大切にしこりの原因は、子宮筋腫だと判明したAさん。病気は、誰にでもかかる可能性があります。そのため、自分は病気にならないはずと信じ過ぎず、何か不安なことがあるのなら、近くの婦人科に足を運んでみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月25日生理の周期には個人差がありますし、排卵痛もある方とない方がいらっしゃいます。しかし、今までなかった症状が急に出てきた場合は、心配になってしまうこともあるでしょう。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Dさんの場合……ちゃんとした病名は確定しなかったのですが、不妊症と多嚢胞性卵巣ではないかと診断されました。もともと生理痛はあったのですが、周期の不順・今までなかった排卵痛が始まり、職場の上司にすすめられて病院を受診した結果発覚しました。多嚢胞性卵巣は卵巣がそうなっているものの、血液検査では数値に異常はなく、確定には至りませんでした。どんな治療を受けましたか?痛み止めの役割がある漢方と、長期服用で効果を実感できる漢方を処方されました。また、定期的なエコー検査も合わせて受けています。不妊症の治療はとくに行っていませんが、妊娠を望むようになった時に改めてクリニックに行くようすすめられました。世の女性陣へ伝えたいことは?お金はかかるけど、検査して初めて見つかる疾患もあります。早めの受診がおすすめです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。早期発見のために心がけたいこと生理不順と排卵痛の原因は、不妊症と多嚢胞性卵巣ではないかと診断されたDさん。生理不順や生理痛はどちらも経験したことのある女性は少なくないでしょうが、何かの疾患が隠れている可能性は否定できません。もし毎月の生理に違和感があるのなら、1度近くの婦人科に足を運んでみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月24日大学生のころ、私は生理痛を我慢しながらアルバイトすることがしょっちゅうありました。生理2日目で下腹部痛がとてもつらかったある日、生理用ナプキンの交換を済ませた私がトイレから出ると……。 バイトと生理2日目が被ってしまい…大学生時代、生理中に立ちっぱなしでアルバイトをしていると、生理痛が悪化することがよくありました。生理痛が重い生理2日目はできるだけバイトを入れないようにしていましたが、当時生理不順だった私は予定日ではない日に突然生理になることも多く、生理痛に苦しみながら働くこともしばしばあったのです。 ある日のアルバイトも生理2日目と重なってしまい、私は生理痛と闘いながらも懸命に働いていました。そんなとき、ドロッと大量の経血が出た感覚があったため、ナプキンを交換するためにトイレに行ったのです。 トイレから戻ると店長に声をかけられ…私がトイレから戻ると、店長が心配そうな顔で「もしかして……体調悪いの!?」と声をかけてきました。店長は、気配りじょうずでやさしい男性です。トイレへ向かう私が生理痛に耐えて必死な表情をしていたことに気づき、体の具合が悪いのでは?と心配してくれたようです。 私は店長に「生理痛なので心配いりません」と言おうとしましたが、ふと「男性に生理のことを話すと嫌な顔をされるかも……」という考えがよぎり、返事に困ってしまいました。 そのため、ごまかすように「体調いいですよ!」と言ってみましたが、店長は「本当に? 顔色悪いよ? 大丈夫なの?」となかなか信じてくれません。 店長から驚きのひと言が!あまりにも店長が心配してくれるので、ごまかすのは無理だなと感じた私。勇気を出して「言いにくいんですけど、生理痛でおなかが痛くて……。でも、ただの生理痛なので本当に大丈夫です」と伝えてみました。すると、店長は「ただの生理痛だなんてとんでもない!」と言い、「生理痛は人によってすごくつらいんでしょ? しんどかったら帰っていいんだよ」と、やさしい言葉をかけてくれたのです。 家族や彼氏は、私が「ただの生理痛だから大丈夫」と言えば、すんなり「そうなんだ」と納得するので、店長の「ただの生理痛だなんてとんでもない」という言葉には正直驚きました。それと同時に、他人の生理痛を軽視せず、心配してくれる店長のやさしさにとても感動したのです。 結局、そのあとは店長にたくさんお礼を言い、いつも通り最後まで働きました。仕事中に何度も私の体調を心配してくれ、「家に帰ったらよく休んでね」と気づかってくれた店長には、とても感謝しています。 この出来事を機に、「生理痛は『ただの』という言葉では片付けられない」「本当につらいときは無理をしなくてもいい」という意識が芽生え、生理痛があまりにもしんどいときは我慢せずに学校やバイトを休んで、自分の体を大事にしようと思えるようになりました。 著者/ごとうゆき作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年05月21日もともと生理前や生理中は生理痛や眠気が強く出るなどの症状がありましたが、「普段とちょっと体調が変わるな」程度のものでした。しかし、子どもを出産してからは、生理前になると今まで以上の体調不良を感じるように……。 出産すると「生理が軽くなる?」私が出産する前のこと。出産経験のある友人が「出産後に生理痛が軽くなった」と話していました。その友人はもともと生理痛がひどいほうで、生理中に生理痛だけなく、頭痛やだるさに悩まされているところを何度も目にしたことがありました。 私自身も、友人ほどではないですが生理痛があり、鎮痛薬を飲んでいたので、友人の話を聞いて「私も出産後には生理痛が軽くなるかもしれない!」と、少し期待をしていました。 その後、出産すると?その後、私は出産。慣れない育児に奮闘する日々を送っており、すっかり友人の話も忘れていたころ……体のだるさと日中の睡魔を感じ、生理が再開しました。そして、そのときに友人の「生理痛が軽くなった」という言葉をハッと思い出したのです。 友人の言葉のように「自分も生理が軽くなるかな」と思っていたのですが、残念ながら私の場合は、出産前よりも生理痛が重く感じるようになって……。痛みも強くなり、体のだるさや、眠気も強く感じるように。生理中の育児はとてもつらかったです。 そんな私に夫はその後、何度か不規則な生理がくる中で、生理前はイライラやだるさ、眠気が。生理中には眠気やだるさに加え、寝込んでしまうこともあるほどの生理痛と吐き気を感じることが多くなりました。 育児や家事をおこないたい気持ちはあれど、体が動かない私。そんな自分に嫌気がさしていたある日、夫から「全部やらなくていいし、家事は残しておいて」「子どもをいつも見ていてくれてありがとう」と言われたのです。 その言葉に、これまで「頑張らなきゃ」と思っていた私の心がスッと軽くなる感覚が。そして全部やらなくても大丈夫なんだと、気持ちが少し落ち着いたのです。その後、生理でつらいときは夫の協力も得ながら家事と育児をおこなうことができるようになりました。 友人の話を聞いていたので、正直生理が再開したときは、「あれ?」とも思ってしまった私。ただ、生理の症状は人それぞれ。改めて、そのことを実感した経験になりました。 経験者の言葉は参考にしつつも、体がつらい場合は病院に行ったり、周囲に相談するなど「自分なりの生理の付き合い方」を見つけるのが大切だなとも感じた出来事です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/さとうみく作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年05月20日周囲の人には相談しにくい婦人科系の悩みやトラブル。酷い生理痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……20代後半に子宮腺筋症と診断されました。生理痛がとても酷く、生理のたびに市販の鎮痛剤を服用していました。生理痛には個人差がありますが「年齢と共に体質も変わるはず……」と思って、あまり深刻に考えていませんでした。しかし、性交時にたびたび下腹部に激痛が走るようになり、もがくような痛みが5分ほど続くこともあったため、不安になって婦人科を受診。そこで子宮腺筋症だと判明しました。どんな治療を受けましたか?進行を遅らせる薬を毎日服用しました。担当医から「妊娠を希望しているのであれば、子宮腺筋症や子宮内膜症は妊娠すると治る」と言われ、ちょうど妊娠を希望していたため妊活を始めました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い方は「ただの生理痛」と決めつけず、一度婦人科を受診することを心からおすすめします。婦人科は敬遠しがちですが、女医さんのみの婦人科もあるため安心です。私は男性医師に抵抗があったため、スタッフも医師も全員女性の婦人科を探しました。また、昨今は“婦人科”ではなく“レディースクリニック”という名前の病院も多くなってきているので、個人的にはハードルが低くなったように感じます。「子宮腺筋症を患っていると、妊娠しにくい」と担当医に言われて落ち込みましたが、それから無事に妊娠することができました。あのとき受診していて本当に良かったと思っています。手遅れになる前に婦人科へ……酷い生理痛と性交痛に不安を感じて婦人科を受診したというMさん。子宮腺筋症と診断されましたが、希望していたお子さんを授かることができたようですね。婦人科系のトラブルは不妊症の原因にもなり得るため、異変を感じたときは早めに婦人科を受診すると良いかもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月19日重い生理痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?同じように重い生理痛に悩み、婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……私は元々生理痛が重い方でした。「運動不足が原因なのでは?」と思って運動してみましたが、改善されるどころか少しずつ悪化。生理痛の薬も効果を感じられなくなり、あまりの痛みに仕事中に動けなくなってしまったので「さすがにおかしい」と思い、婦人科を受診しました。そこで「子宮内膜症」との診断を受けました。どんな治療を受けましたか?評判の良い大きな病院に行きました。血液検査・超音波検査(断層撮影法)・子宮頸管粘液採取・細胞診などの検査をしましたが30分ほどで済みました。先生の説明が丁寧で薬の種類や副作用などのことも詳しく話してくださり、デリケートな検査ですが安心して臨むことができました。世の女性陣へ伝えたいことは?市販薬が効かなくなった方や、生理痛が酷くて悩んでいる方は「子宮内膜症」の疑いがあるかもしれません。放っておくと症状が悪くなる病気なので、勇気を出して婦人科を受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。 異変を感じたら婦人科を受診動けなくなるほどの生理痛は、子宮内膜症が原因だったというTさん。市販薬を飲んで生理痛が緩和されている場合でも、酷い生理痛を引き起こす原因が隠れているのかもしれません。皆さんも自分の身体と向き合って、違和感を放置せず、早めの受診を心掛けてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月13日生理痛の重さは、人により大きく異なります。しかし、会社に行けないほどつらい症状があるとなると、どうしても心配になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。主婦Cさんの場合……チョコレート嚢胞が判明しました。元々なかった生理痛が出社できない・吐き気を伴うほどひどくなり、婦人科を受診したことがきっかけです。どんな治療を受けましたか?片方の卵巣が大きく腫れていると分かり、ホルモン治療のため低用量ピルを服用しました。月経が来るたびに月経痛が非常に強いタイプであったため、連続投与ができる低用量ピルを使用して月経の回数を3か月に1回に調整しました。世の女性陣へ伝えたいことは?勇気を出して産婦人科を受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。重い生理痛を我慢しないで……出社できないほど重い生理痛は、チョコレート嚢胞が原因だったというCさん。Cさんは適切な治療を受けることができたようですが、生活に支障をきたすほどの生理痛がある場合は注意が必要かもしれません。もし、悩んでいるのなら婦人科で一度相談してみることも検討してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月07日「生理痛くらい大したことない」と周囲の方に言われて、傷ついた経験がある方もいるでしょう。そこで今回は、「生理痛に関する悩み」について、インターネット調査を実施。「生理に関することで、多くの人に知ってほしいこと」について、読者の本音を紹介します。日本では生理痛が甘く見られていると感じますか?まず、「日本では生理痛が甘く見られていると感じますか?」と尋ねたときに、「はい」と答えた方は全体の88%と、最も多い結果となりました。なお、「いいえ」と答えた方は10%、「そのほか」と答えた方は2%です。それでは、数多く寄せられていた意見をご紹介します。理解されにくい現状に……9割近くの女性が、「生理痛は甘く見られている」と回答しました。寄せられた回答からは、周囲から十分な理解が得られず、苦悩している様子がうかがえます。配慮の足りない環境に……職場の環境によっては、生理休暇を利用しにくかったり、お手洗いに行くことすらできなかったりするようです。根拠のない言葉をかけられ、疑問を感じたという方もいました。生理に関することで、もっと多くの人に知ってほしいことは?生理のときの症状は人それぞれ。自分の症状と周りの症状は違って当たり前で、抱える悩みも千差万別です。お互いの状況を思いやって生理に対して数多くの悩みがあるものの、なかなか理解を得られず苦しむ女性は多いことがわかりました。生理痛は個人差があるため、相手の状況を思いやることも大切です。つらいときは無理をせずに、互いに労わる環境を実現していけたらいいですね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年4月18日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月02日解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン」を展開する第一三共ヘルスケア株式会社は、2023年3月8日(水)に生理痛のメカニズムに着目した新製品「ロキソニンSプレミアムファイン」を発売。さらに同日、生理痛に悩む女性と社会全体が「生理痛の理解をより深めること」を目的に「みんなの生理痛プロジェクト」を始動しました。生理痛が正しく理解される社会へ「みんなの生理痛プロジェクト」概要本プロジェクトの発表会では、まず「みんなの生理痛プロジェクト」の概要について、第一三共ヘルスケア株式会社 ロキソニン内服薬 ブランドマネジャーの土合桃子さんが登壇。生理・生理痛に関する実態調査を行ったところ、生理痛がある9割以上の女性が、何かしらの我慢をしていること、また9割以上が「周りに生理痛を知ってほしい」「理解してほしい」と考えていることが判明したと解説しました。そこで同社では、「生理痛を甘くみないで欲しい」をキャッチコピーに「みんなの生理痛プロジェクト」を発足。正しい鎮痛薬の使用方法や、婦人科への受診推進などの情報提供を行い、また社会へ向けては、生理痛の正しい理解を広げ、思いやりを持って接してもらえるような環境づくりを目指していくそうです。例えば現在プロジェクトサイトには、鎮痛薬の正しい知識や専門家による生理痛の最新情報、自分の生理の状況を可視化するMY生理カルテなどが公開されています。ぜひチェックしてみてください。当事者も周囲も理解を深めることが必須!生理・生理痛トークセッションこのプロジェクトをうけて、生理痛に悩む人もそうでない人も、どのような意識を持って行動することが大切なのかを考えるトークセッションが開催。NON STYLE 石田明さんとフリーアナウンサーの吉田明世さん、産婦人科医の高尾美穂先生が登壇しました。10代の頃から生理痛が酷かったという吉田さん。自分の悩みをなかなか話せず、どうすれば良いか分からなかったそうです。これに対して高尾先生は、「困っていることを自分で認識し、改善する方法があることを知ってほしい。ぜひ専門的な知識のある人に、気軽に相談してください」とコメント。生活に支障が出る程症状がある場合は月経困難症の可能性もあるため、迷わずに婦人科受診をしてほしいそうです。また、多嚢胞性卵巣症候群を公表している吉田さんは、「婦人科系疾患と生理痛の関連はありますか?」と質問。高尾先生は、「生理痛がひどいことで受診して、エコー検査で子宮内膜症とわかることもあります。生理痛は病気を教えてくれているサインの場合もあるので、気になる人はぜひ受診をしてほしい」と回答しました。NON STYLEの石田さんは、パートナーとのコミュニケーションについて、「奥さんとは生理痛について、良く話をするほうです。しかし、『大丈夫?』と聞くと奥さんの機嫌を損ねてしまう場合があります」と、悩みを吐露しました。高尾先生は、まず「大丈夫?」と聞き、次に「何かしようか?」と一言付け足すのが大事とアドバイス。「女性は体調が悪い時期がある生き物なんだと理解しておくだけで、かける言葉も違ってくると思います。皆がこの想像力を持てれば、社会が温かいものになると思います」と語りました。石原さとみさんが我慢している女性たちを応援続いて、ロキソニンのイメージキャラクターを務める石原さとみさんもトークショーに登場。「生理痛は若い世代ほど何も対処せずに我慢する傾向にある」という調査結果をうけて、石原さんは、「痛みがあることは普通じゃないし、我慢することは当たり前じゃないことを意識して、病院に積極的に行ってほしいです」と、我慢している人たちへのメッセージを送りました。生理痛がひどい人は、正しい情報を積極的に集める努力を。周囲の人は、女性には周期的に不調があることを知り思いやる想像力を。誰もが笑顔で過ごせる社会を目指す本プロジェクトの、今後の展開が楽しみですね。【参考】※みんなの生理痛プロジェクト
2023年04月11日初潮を迎えてから30代後半まで、ずっと生理痛とは無縁だった私。しかし、いつからか定期的に訪れるむくみやイライラといった、原因不明の体の不調に悩まされていました。やがて初めての出産を経て、40歳になった私がやっとわかった生理周期と体調不良のことについてお話しします。★関連記事:「即手術!」生理痛は当たり前じゃないの? ただの生理痛だと思っていたら病気だった!生理って意外とラク?私に初めて生理が来たのは中学2年生のころ。周りの友だちに比べて少し遅めだったので、みんなが生理の話をしている中で、なかなか話に加われない状態でした。いつ生理が来るんだろう、どれだけ痛みがあるんだろう? といろいろ想像していました。そんなある日、初めての生理が来たのですが、特に痛みもなく出血量も少なかったため、こんなものかと拍子抜けしたのをよく覚えています。それから、20代30代と成長してからも特に生理痛がなかったため、私は生理のことで悩むことはあまりありませんでした。生理に無頓着だったけれど…30代後半になってからも生理痛はほとんどなく、生理周期も定期的だったり、まばらだったりしたため、特に自分の生理周期についてもあまり考えずに過ごしていた私。しかしその一方で、20代のころからなんだか今日はやたらむくんでいるなぁ、なんかよくわからないけど最近イライラするなどの症状が定期的に起こることにずっと悩まされていました。そして39歳で初めて妊娠し、出産。そして産後半年ぐらいから生理が再開したのですが、下腹部に今までになかった痛みが!私は産後なぜか生理痛が起こるようになり、これが生理痛なのか……と、やっと生理痛がどんなものなのかわかるようになりました。40歳を過ぎてわかったことそれから40歳を迎え、下腹部が痛くなるともうすぐ生理が来るかな? と感じられるようになったので、ようやく自分の生理周期が何となくわかるように。生理周期がわかると、むくみやイライラなど、今までの体の不調が大体生理前に起こっていることがわかり、40歳を過ぎてようやくこれらの症状はPMS(月経前症候群)だったんだと気付きました。その後は産婦人科で生理痛やPMSの悩みを相談し、薬を処方してもらったり、基礎体温をスマホアプリで管理するようになりました。そして41歳になった今、やっと生理周期をほぼ把握できるようになったのです。まとめ今では、生理開始日以外にも排卵日も大体わかるようになったので、予定を立てるときにこの日は体調が悪いからやめておこうと調整できるようになりました。もし20代のころから生理周期を管理し、PMSについても自分で調べたりしておけば、もっといろいろ対処できたんだろうな……と思うと、少しもどかしい気持ちになります。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/小野 美穂(42歳)5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなった。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年03月28日数日前から『おなかにこれまで感じたことのないような痛み』を感じていた私。おなかを壊しちゃったのかな、と思っていました。そんなある日、学校のトイレで驚きの光景を目にすることに……!? ずっと続くおなかの痛み中学2年生のとき、初潮を迎えた私。今でこそ、生理時には下腹部痛や頭痛など体調に変化があることを知っていますが、初潮を迎えるまで私は「生理痛」がどういうものなのかすらわかっていませんでした。中学生のある日、数日前からそれまで体験したことがないような下腹部痛がありました。例えるなら、軽い下痢になったときの痛みに近かったため、私は「おなかを壊したのかな」と思っていました。下腹部痛は数日間続いていましたが、便通に変化はなかったため、特に気にすることなくいつも通り過ごしていました。 ショーツにシミが!?そして、おなかの痛みが続いていたある日、私は学校のトイレでびっくり! なんとショーツに茶褐色のシミがついていたのです……。下腹部痛は下痢の兆候だと思っていた私は「やっぱりおなかの調子が悪くて、漏らしちゃったんだ」と絶望。「下痢で漏らしちゃうなんて……」と、とても恥ずかしく、友だちに相談することもできません。幸いにも後は帰宅するだけ、という状況だったため、私は「漏らした」ことが周りにばれないかヒヤヒヤしながら急いで家に帰りました。 母が教えてくれたことを思い出して帰宅後、「お漏らししちゃったなんて、親にもバレたくない」と思った私は、茶褐色のシミがついたショーツをどうやって隠すかで頭がいっぱいでした。両親は共働きで家にいなかったため、洗面台でショーツを洗うことに。しかし、お湯で洗っても、汚れがまったくとれません。そのとき、あることを思い出したのです。以前、母が「血液はお湯で固まるから、生理のときにショーツを汚したら水で洗ってね」と教えてくれていました。母の言う通り、シミ部分を水で洗ってみるとお湯では落ちなかったシミが薄くなったのです。このとき、「これは初潮かもしれない」と気がつき、数日間続く下腹部痛と茶褐色のシミの正体がようやくわかりました。仕事から帰宅した母にこっそり報告すると、とても喜んでくれて、赤飯を炊いてくれたことが今ではいい思い出です。 生理の存在は知っていたものの、具体的な症状や初潮を迎えたときの対処法を知らなかった私。当時はとても焦ったので、初潮を迎える年齢の女の子には初潮を迎えるとどのようなことが起きるのか、具体的な内容を教えてあげることが大切だと感じています。 著者/匿名イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年03月24日次女を授かった際に卵巣嚢腫があると判明した、わかまつまい子さん。出産後の検査で「やっぱりまだ卵巣が腫れてるわ。紹介状を書くから精密検査を受けなさいね」と主治医に言われるも、手術するのが怖すぎてーー!? 初めて病気だと自覚した日卵巣嚢腫が見つかって医師に手術をすすめられたものの、出産後間もないからという理由で手術を拒否したわかまつさん。しばらくは経過観察となり、次回の検診は半年後となりました。しかしある日、子どもたちと友人宅に遊びにいく約束をしていたわかまつさんは、おなかに強い痛みが走って動けなくなってしまいます。 医師の懸念どおり、これは卵巣嚢腫が大きくなって破裂してしまったのか、それとも茎捻転を起こしてしまったのか。原因はいくつか考えられますが、わかまつさんの判断は……。 ※茎捻転とは、卵巣嚢腫が大きくなり、重くなった影響で卵巣を支えている靭帯ごとねじれてしまうこと。強い下腹部痛を感じることが多く、緊急手術となる場合が多いです。 次女の妊娠時に卵巣嚢腫があると判明したわかまつさん。この時点で卵巣嚢腫があるとわかってから、約1年が経過していました。 そんなある日、わかまつさんは激しい下腹部痛に襲われて動けなくなってしまいます。鎮痛薬を飲んで30分後には動けるまで回復したそうですが、夫の「ママは病気やねんから」という言葉で、ようやく自分が病気であることを自覚。不安になったわかまつさんはその後、卵巣嚢腫についてネットで徹底的に調べるようになったそうです。 産婦人科の天神先生いわく、卵巣嚢腫は自然治癒するものではありません。サイズが小さいものや症状が何もない場合は経過観察となるケースもありますが、基本的な治療は手術(卵巣の全摘出か、嚢腫部分だけの切除)となります。放置し続けると卵巣嚢腫が大きくなって破裂したり茎捻転を起こしたりして、最悪の場合、卵巣が壊死してしまうこともありえるそうです。今回は鎮痛薬を飲んでやり過ごしたわかまつさんですが、激しい痛みを感じた場合は、病院で診てもらうほうが安心です。 「私は病気なんだ」だと自覚したいま、わかまつさんは手術の必要性を、もう一度考えてみてもよかったのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) わかまつまい子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わかまつまい子フリーランスで働く6歳(女の子)と3歳(女の子)のママです!産後や毎日の育児で大変なママが、少しでもクスリと笑えるような漫画をお届けしています。
2023年03月21日生理のたびに起こる生理痛。もともとそんなにひどいわけではありませんでしたが、アラフォーになって悪化してしまいました。寝込むほどつらくなった生理痛が、病院の処置で驚くほど軽くなった体験談をご紹介します。★関連記事:陣痛並みの生理痛が毎月やってくる! 子宮全摘出術でつらい生理痛から解放された【体験談】アラフォーで生理痛が悪化!若いときは、そんなに生理痛がひどくはありませんでした。倦怠感が少しと腰痛はあるけれど、日常生活には影響がない程度。周りからは「アラフォーになって閉経が近付くと、生理痛がだんだん軽くなるよ」と聞いていました。しかし、私の場合は逆。40代になり生理の時期になると、頭がぼーっとして全身がだるく、めまいがしてフラフラするようになりました。同僚からは顔色が悪いと心配されることも。みんなに「生理痛だ」と説明するのも抵抗感があり「大丈夫です」と適当にごまかしていました。あまりにもひどい日は車の運転中に目がかすんだり、階段から落ちそうになったり、倒れそうになったりと、日常生活に支障を来すように。そんな日は早く帰り、ひたすら寝るしか対処法がなく、毎月生理が来るのが怖くなってしまいました。病院に相談すると、思いがけない提案が毎月の生理痛に悩み、インターネットで原因と対処法を調べてみました。すると、ひどい生理痛には婦人科系の病気が隠れていることもあると書かれています。自覚症状とネット情報を比較すると、おそらく私には婦人科系の病気はないと思われました。しかし、ピルを飲むと軽減されるということを知り、処方してもらえるかもと考え、産婦人科を受診しました。医師に相談すると、私は40歳を過ぎていてBMIが高めなので、血栓症や心筋梗塞などのリスクを考えるとピルは避けたほうが良いとのことでした。それならば漢方薬などの他の薬を処方してもらえないだろうかと思ったとき、先生から「ミレーナを入れましょうか」と提案されました。ミレーナとは、子宮内に装着するT字状の避妊リングです。ミレーナは子宮内で「レボノルゲストレル」という黄体ホルモンを放出し、経血の量が大幅に減少するのだそうです。閉経前に経血が出なくなる人もいるとか。避妊リングを入れる? 思いがけない提案に戸惑いましたが、このつらさがなくなるのならと、処置をしてもらうことにしました。子宮口からミレーナを挿入するのですが、これが痛い! 人によってはまったく痛くないようですが、私はおなかを内部からガリガリと引っかかれているような痛みがありました。生理痛が劇的に改善装着はとても痛く、その日は帰って寝込んでしまいました。装着後数日は軽い出血も。しかし、それも次第になくなり、次の生理のときは少しおなかが痛いくらいで、最近のひどい生理痛はぴたりとなくなったのです! 生活に支障を来すレベルの生理痛がなくなり、私の月に1回必ず来る不安が解消されました。これは本当にありがたいことでした。毎月生理が来ても、ナプキンが必要だという以外は普通に生活ができるのです。当たり前の生活を継続して送れるありがたさを実感しました。タレントの益若つばささんがミレーナを装着していると公表したときは炎上覚悟だったそうです。「避妊リング」を入れているというと、性に奔放な女性という印象を抱かれやすいのかもしれません。しかし、私は避妊リングに救われました。避妊リングによって望まない妊娠を避けることができ、生理痛に苦しむ女性が生活を取り戻せるのだから、社会の偏見がなくなってほしいと思います。まとめ年を取れば軽くなると思っていた生理痛が、40代になってから悪化するというまさかの事態。つらいだけでなく、車の運転時に事故につながりそうな危険もありました。それが避妊リング「ミレーナ」を装着することで劇的に改善。生理痛が起こるのは仕方がないことかもしれません。しかし、それを我慢してもいいことはないと思い、病院に行く選択をしました。私は40代の経産婦だったのでミレーナを入れるという治療でした。ピルの処方など他の対処になると思っていたので、避妊リングという思いもしない提案に驚きました。しかし、ミレーナを入れてアクティブに活動できるようになったので、病院に相談して本当によかったと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/SN(46歳)38歳のときに離婚。 大学2年生と高校1年生の子どもがいる。今は高校生の娘とチワワと暮らしている。ブラックな仕事を退職したいと考えているが、住宅ローン・子どもの学費が重くのしかかっており、踏み切れないでいる。40代に入り、人生最大のモテ期に突入。
2023年03月20日