純奈さん(仮名・33歳)は7年ぶりに友人の千紗さん(仮名)と再会。すると、その夫がかつての元カレ・和樹さん(仮名)だったそう。そして、友人の夫ではあるものの、和樹さんが自分のことをまったく憶えていなかったことに悔しさを覚え、彼との不倫に走ってしまったのだとか。今回は、純奈さんたちがどんな結末を迎えたのか、詳しく伺いました。裏切りが発覚「親友の千紗に気づかれないよう、和樹と私は不倫関係を続けていました。ときには、千紗の子どもと合わせて4人で食事をするような機会もあり、そこで千紗が私に気を遣い、“誰かいい男性を紹介してあげてよ”と和樹に依頼するようなシーンもあったりしましたね。そしてあるとき、千紗から電話がかかってきました。最初の声のトーンの低さから、和樹との関係に気づいたんだと察しましたね。どうやら私と和樹のLINEのやり取りを見てしまったようでした。千紗は酷く取り乱していて、話をしている最中、何度も“嘘でしょ?”という言葉を繰り返していました。信頼していた2人に裏切られたわけですから、そういう反応になるのも仕方ないと思っていましたね」慰謝料の請求に対して「結局、千紗と和樹は離婚することになりました。その際、千紗から慰謝料を請求されることに。不倫により離婚に至ったということで、かなりの金額でした。実は私は、前の夫の影響で、仮想通貨の投資を始めていたんです。始めた時期がかなり早かったため、それなりに儲かり貯えもありました。なので、慰謝料のほうは問題なく払えたんです。ただ、子どもに対する養育費のほうは心配していました。しかし、千紗はバツイチで、子どもは前の夫の連れ子だったんです。なのでこちらが養育費を払う義務はないということで決着しました」ルーズなのはお金だけでなく…「離婚が成立して、私と和樹は一緒に住むようになり、間もなく籍を入れました。和樹はパチンコ店の社員をしていました。とにかくパチンコが好きで、就業後にほかのパチンコ店に行って遊んでいたほど。パチンコ屋で稼いだお金を別のパチンコ屋に落としていくという感じでしたね。そして和樹がルーズなのは、お金に対してだけではありませんでした。結婚後しばらくして、ほかの女性の影が浮上したのです」過去の女性を渡り歩く男「彼は私が仮想通貨でかなり稼いでいたことを知り、羨ましがっていました。そして、自分も始めたいと、セミナーに通うようになったんですね。そこで知り合った女性と、深い関係になったのです。その女性というのが、和樹のかつての飲み仲間。セミナーで再会し、男女の関係になったようです。どうやら彼は過去の女性を渡り歩く人だったようです。私も和樹に対して、心のどこかでどうしようもない人だということには、気づいていたんだと思います。だから、諦めはすぐにつきました。ほどなくして、私はバツ2となりました」“親友の夫を奪った女性の告白”をご紹介しました。親友の夫を略奪したら、同じような状況で、ほかの女性に夫を略奪されるということが起きてしまった純奈さん。人を傷つければ、それが自分に返ってくることもあるのかもしれませんね。©structuresxx/gettyimages文・塚田牧夫
2022年01月15日世の中には過去の交際相手と再会したことをきっかけに、当時の感情がよみがえったことで恋愛関係に戻る人たちもいます。しかし、どちらかが結婚していたら、それは許されざる関係。純奈さん(仮名・33歳)もかつての恋人と再会し、不倫関係に陥ってしまいましたが、それは恋愛とは別の感情からだったそう。今回は、そんな純奈さんが不倫に至るまでの経緯を詳しく伺いました。ガールズバー時代の友人との再会「私は大学生のころ、ガールズバーでアルバイトをしていました。そのころに仲良くしていた千紗(仮名)と、久しぶりに再会したんです。7年ぶりぐらいでしたね。私も彼女も離婚を経験し、バツイチになっていました。ただ、彼女は再婚をしており、小さい子どもがひとりいました。会わない間にお互いにいろいろと苦労をしていたので、再開したときは話が尽きませんでしたね。そして、そこからまた親しく交遊するようになったんです」友人の夫がまさかの…!「あるとき、千紗に夫の写真を見せてもらったんです。思わずハッとしました。なぜなら、そこに写っていたのは、大学生の頃に私が付き合っていた和樹(仮名)だったんです。ただ、和樹には1か月くらい付き合ったのちに、フラれました。会ったのも4~5回ぐらいで関係も浅かったので、あえて言う必要はないかなと思い千紗には伝えなかったんです。その数週間後のこと。千紗の仕事の関係でたまに子どもを預かることがあったんですが、千紗が残業で遅くなるため、“夫に迎えに行ってもらう”という連絡が届きました」胸もとのネックレスを見て…「親友の夫とはいえ一応元カレですから、ソワソワしますよね。驚くだろうなとは思いました。ところが、インターホンが鳴ってドアを開けて顔を合わせても、反応がないんです。ただ丁寧に挨拶をされただけで、拍子抜けしました。どうやら和樹は私のことなんてキレイさっぱり忘れていたようです。まあ仕方ないか、とも思いましたね。でも、和樹の胸もとにあるネックレスを見たとき、別の感情が芽生えました。それは、かつて私が1か月分のバイト代を丸々使って和樹に買ってあげたものだったんです。当時の私にとっては大金でした。つまり、あげたネックレスは大事に使っているのに、私のことは忘れていたのです。きっと遊びだったんでしょうね。悲しいような、悔しいような気持ちになりました」不倫の始まりは恋愛感情ではなかった「しばらくして、再び和樹と顔を合わせる機会がありました。そこで、聞いてみたんです。“私のこと憶えてない?”って。首を傾げるので、私は彼のつけている胸もとのネックレスを指さしました。少し考えたところで、和樹は“あっ!”という顔をしました。ようやく元カノだと気づいてくれたんです。そこで連絡先を交換。後日、私のほうから誘って食事に行き、その後ホテルにも誘って和樹と男女の仲になりました。彼に対して恋愛感情を抱いていたというよりは、かつてフラれたときの悔しさ、憶えてすらいなかったことへの切なさなどが入り混じった感情からの行動でした」“親友の夫を奪った女性の告白”をご紹介しました。彼女としては、プライドを傷つけられたという思いからこのような行動をとったのでしょう。再び関係を持つことで心の傷は癒えたのかもしれませんが、それは一瞬。もっと大きなものを失っていることに、のちのち気づくことになるのでしょう。©west/gettyimages文・塚田牧夫
2022年01月15日身近に不倫をしている人もいるかもしれませんが、それが身内であれば、他人事ではすまされないですよね。康子さん(仮名・37歳)は、妹の佳織さん(仮名)が不倫をしていることに気づき、悲惨な結末を迎えるのを目の当たりにしたそう。そこで今回は、どんな経緯で妹の不倫に気づいたのか、そのきっかけを教えてもらいました。妹の子どもとの幸せな時間「私は以前結婚をしていたんですが、夫の浮気が原因で離婚。夫との間に子どもはいませんでした。そんな私には、佳織(仮名)という妹がいます。妹夫婦にはまだ小さい女の子がいるんですね。普段は保育園に預けているんですが、佳織がパートで夕方から仕事のときなどは私が預かることもありました。私は本当に子どもがほしかったので、佳織の子どもを我が子のようにすごく可愛がっていました。だから、預けてもらえるのは嬉しかったんです。姪っ子との時間は、私にとってとても幸せなものでした」妹の不倫が発覚「ある日、佳織が姪っ子を私に預けてパートに向かったとき、携帯を忘れているのに気づきました。まだ近くにいると思い、部屋を出て追いかけたんですね。後ろ姿を見つけて声をかけようと思った瞬間、佳織は近くに停まっていた車に乗っている男性と何やら話し込んでいて…。そして助手席に乗り込み、どこかへ行ってしまったんです。釈然としないでいると、しばらくして佳織の携帯に着信がありました。忘れたことに気づいたんだと思い、電話に出ました。しかしそれは、佳織のパート先から。事情を伝えると、『シフトのことで相談があったので』と言うので、『そちらに向かいましたよ』と伝えました。すると、『今日はシフト入っていませんよ』との返事が…。そこで気づきました。妹は不倫をしているのだと」妹の夫が家に乗り込んできて「佳織は強気な性格で、昔から姉である私も頭があがらないというか、意見することができなかったんです。なので、不倫についてハッキリ聞くことはできませんでした。それに関係が壊れて、姪っ子との大切な時間を奪われるのもイヤだったんです。今思うと自分勝手な考えですよね。でも、ついにその均衡が破られるときが来ました。ある日、いつものように姪っ子と遊んでいたら、インターホンが鳴ったんです。出てみると、佳織の夫でした。その表情から、ただごとではないと感じました。部屋に入ってもらうと、『知っていたんですよね?』と聞かれました。すぐに不倫のことだと気づきました。私が何も言えずにいると、『なんで…?』とうつむいて、『そんなの共犯じゃないですか』と悔しそうに言いました」罵り合いがスタート「夫が来ていると佳織に連絡を入れると、すぐに戻ってきました。もう状況を把握しているようで、佳織自身も鋭い目つき…。すでに臨戦態勢という様子でした。2人が向かい合うと、言い争いがスタート。『あんたが悪い』『お前が悪い』の責任のなすりつけ合い、罵り合いが繰り広げられました。姪っ子は泣き叫び、私はそれをなだめることしかできません。それはもう地獄のようでした。そして、その事件の後、一向に変わろうとしない妹を見かねて、私は“ある行動”に出たんです…」妹の不倫に巻き込まれた“姉の告白”をご紹介しました。身内の不倫を知っておきながらそれを見過ごせば、後に責められてしまうこともあるようです。ただ、忘れてはいけないのは、悪いのは不倫をしている当人ということ。そして、このケースからも分かるように、不倫はときとして周囲の人まで巻き込みます。不倫に手を出す前に、自分と不倫相手だけの目先の幸せを取るのか、自分と周りにいる人みんなの幸せを取るべきなのか、しっかりと考えてほしいものです。©d3sign/gettyimages©Anthony Marsland/gettyimages文・塚田牧夫
2022年01月08日優しい夫と結婚し、子どもに恵まれないながらも幸せに暮らしていたという綾さん(仮名・39歳女性)。しかし、夫が自分の親友と不倫をしていることを知ったときから、人生が狂い出してしまったそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな綾さんのお話を聞きました。何もかもを“持っている”親友がなぜ夫と不倫を…?「夫の不倫相手が親友だったとわかった当初は、とにかくショックが大きかったですね。夫は『相手とはすぐに別れる』と約束してくれたので、それを信じることにして、私から親友に直談判をすることはありませんでした。けれど、親友がなぜうちの夫と不倫をしたのかは、どうしても理解できなかったんです。と言うのも、親友は私から見たら“すべてを持っている人”で、可愛くて優秀な子どもも2人いて、ご主人も経営者で会社は順調。収入も多そうで、高級車に乗っているし、ブランド物もたくさん持っている女性でした。そんな女性が、なぜうちの夫と不倫をしたのか、どうしても理由がわからなくて苦しみました」しかし、夫が不倫相手と「別れる」と約束した以上は、夫婦関係にそれ以上の波風を立てたくなかったという綾さん。そう思いながらも、「夫と親友の関係がまだ続いているのではないか」と不安になる日が多く、不信感ばかりが募っていったようです。幸せそうな家庭の裏に… 親友夫婦の知られざる一面を知った結果「その頃は、夫との関係を修復したかったので、不倫のことは封印していました。でも、どうしても気になって仕方がなく、あるとき夫に『なぜ、あの人があなたと不倫をしたの?』と尋ねました。すると、夫からは衝撃の事実を聞かされることに。というのも親友の家は、ご主人のモラハラとマザコンがひどく、外では完璧な夫婦を演じていたけれど、親友は常に孤独を感じていたとのこと。また、子どもたちの教育方針についてもご主人の母親がすべて決めていて、親友の意見はまったく聞き入れてもらえない環境であったことを知ったんです。夫はそんな親友の心の支えになりたかったと涙ながらに話していました」親友の心の傷を理解し、夫婦関係の修復へ「夫が親友のことを話してくれたおかげで、私の中のモヤモヤが少しだけ消化できました。あんなに完璧に見える人でも、いろんな苦労があったんだと親友の境遇に同情もしましたね。ただ、だからといって親友のやったことを許すつもりは一切ありません。しかし、その話し合いをきっかけに、夫の不倫に対して引っかかっていたことが消えたので、本当の意味での夫婦関係の修復に歩み出せたと思っています」その後は夫も、自分の裏切りによって綾さんを傷つけたことを心の底から反省し、これまで以上に綾さんに対して優しい夫に変わってくれたとのこと。心機一転して、夫婦関係を修復する環境に移ろうということで、住んでいた戸建て住宅を手放し、今は都心のマンションに転居して、穏やかに暮らしているとのことです。夫の不倫を許し、夫婦関係を修復するのは並大抵のことではありません。ましてや不倫相手が自分の知っている女性だと知れば、妻の苦悩はより大きなものになることでしょう。しかし、そういった苦難を乗り越え、離婚ではなく再び夫婦として歩むために努力を重ねている夫婦も存在します。苦難を乗り越えることができたときには、その夫婦の絆はより深く尊いものになっていることでしょう。©Boy_Anupong/gettyimages©Kiwis/gettyimages©kyonntra/gettyimages文・並木まき
2022年01月03日優しい夫と結婚し、子どもに恵まれないながらも幸せに暮らしていたという綾さん(仮名・39歳女性)。順風満帆な生活のなか、ある日、綾さんは夫へ強烈な違和感を抱く出来事に遭遇します。そして、その日を境に綾さんの運命は大きく狂い始めることに…。今回は綾さんのお話をメンタル心理カウンセラーの並木まきが教えてもらいました。郊外に念願の一戸建てを購入。夫婦で幸せな日々を送っていたはずが…「うちは、結婚3年目で子どもは諦めました。不妊治療は選択せず、その分のお金を、ふたりの将来のために使うことにしたんです。新婚当初は賃貸住宅に住んでいたのですが、子どもを諦めたことをきっかけとして、広々と住める家に引っ越すことに。東京郊外にあるまったく知らない土地に、建売住宅を購入しました。引っ越し先での近所付き合いも順調で、ご近所付き合いを通じて親友もできました。でも、順調な結婚生活を送れていると感じられたのは、引っ越して1年間くらいだけでしたね…」幸せを実感していた綾さんでしたが、そんな幸せはある日突然に壊れてしまったそう。“やっぱり仲良し夫婦だね”。その言葉に震える夫を見て…「ある日曜日、夫と近所のショッピングモールで買い物中に親友とばったり会いました。親友は一瞬、険しい顔になったあとに、とってつけたような笑顔で『やっぱり仲良し夫婦だね〜』と言ってきたんです。日頃からその親友と会っているときに夫の話をすることが多かったので、“やっぱり”という言葉がやけに引っかかりました。それに親友の言葉に微笑んでいる私を横目に、夫の手が小刻みに震えているのにも気づき、妙な違和感を覚えたんです…」この妙な事件をきっかけに、夫の行動が以前よりも気になり始めたという綾さん。これまでよりも注意深く、夫の様子や持ち物を観察するようになった結果、なんとそこから不倫の証拠が次々と出てきたそうです。不倫の証拠を集めて直談判! すると、夫の口から出てきた不倫相手の名は…後日、夫が不倫相手の女性からもらったであろうプレゼントや手紙などを見せながら、綾さんは夫に対して直談判をしたのだそう。すると、夫は綾さんに土下座をしながら不倫を告白。さらに相手を問い詰めると、なんと綾さんの親友の女性だったのです…。「実は、手紙の送り主の名前が、親友の名前を連想するあだ名だったのがずっと引っかかっていました。でも『もしかして?』とは思ったけれど、まさか親友の夫とは寝ないだろうという気もしていて…。だから、夫から親友との不倫を告白されたときには、『やっぱり』という気持ちと、『嘘でしょ!?』という気持ちが半々でした…」綾さんには、このあと思いがけない展開が待ち受けていたそうです。夫の不倫によって、幸せな結婚生活が一瞬にして崩れてしまうこともあります。ましてや夫の不倫相手が自分の知っている女性だとしたら、妻の裏切られた悲しみは図り知れません。だからこそ、どんな理由があったとしても不倫は許されざる行為と言えるでしょう。©Yagi-Studio/gettyimages©BJI/Blue Jean Images/gettyimages©torwai/gettyimages文・並木まき
2022年01月03日平凡な結婚生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたときに、マッチングアプリでつながった彼と不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。しかし、不倫していたことが夫に知られた末に、最終的に悲惨な末路を迎えてしまったそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんが迎えた結末について詳しく話をうかがいました。「不倫は2度としない」と約束し、許してもらえることに桃華さんが不倫デートから帰宅した際、何度鍵を入れてもドアが開かなくなっていたのだそう。すると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたのです。「扉の向こうから出てきた夫は、とても恐ろしい形相をしていました。『君は僕に謝らないといけないことがあるんじゃないのか?』と静かな口調で言われたのが記憶に残っています。私はそこで『不倫がバレたんだな』と理解し、それ以上は嘘をついても仕方がないと思って、その場で不倫を認め、夫に謝罪をしました」すぐに不倫を認めたことと、心を込めて夫に謝罪をしたことで、夫も桃華さんを許し「2度と不倫はしない」という約束のもとで、夫婦関係を継続することにしたのだそう。また、夫との生活を捨てる覚悟まではなかった桃華さんにとって、夫の優しさと寛容さが身にしみた出来事でもあったそうです。ところが、桃華さんはそんな夫を、再び裏切ってしまいます。夫を裏切り、2度も不倫した結果…「今思えば、本当に愚かだったなとつくづく思います。不倫を許してくれた夫に対して感謝の気持ちはありましたが、しばらくするとまた刺激が欲しくなって、マッチングアプリで知り合った別の男性と不倫を始めてしまったんです…。そして、2回目の不倫が夫にバレるまでは、そう時間はかかりませんでした」桃華さんが2度目の不倫を始めて1か月が過ぎたとき、夫から「話がある」と言われたそう。桃華さんは夫が口を開く前から「また不倫がバレたんだな」と感じたとのこと。しかし、1回目の不倫をすんなりと許してもらっていたこともあり、そのときは「謝ればなんとかなるだろう」という甘い気持ちもあったと振り返ります。2度目の不倫がバレたときに、すべてを失った妻「ところが、2回目はそう甘くはありませんでした。夫から不倫の証拠を突きつけられ、記入済みの離婚届をその場で出されました。私は何が起こったのか理解できず、呆然とするだけ。しかし夫は淡々と私の浮気の事実を列挙し、『というわけで、離婚です。慰謝料も支払ってください』と冷たく言い放ちました」その後、桃華さんは本気で夫に謝罪するも、まったく聞く耳をもってくれませんでした。離婚の意思と慰謝料を支払えと繰り返すばかりだったそう。その日の話し合いは4時間にも及びましたが、夫が翻意することはなく、桃華さんは夫に慰謝料を支払って離婚に同意することになりました。「夫はうんと年下の私を溺愛しているとばかり思っていたので、こんなにも強い決意で離婚を決行するとは、当時の私は夢にも思っていませんでした。だけど冷静になれば、関係は冷めきっているうえに2度も他の男性と不倫をするような人のことを妻にはしたくないですよね。夫から請求された慰謝料は、いわゆる“相場”だったので法外な額ではなかったことや、すでに記入してある離婚届が準備されていたことなどから、夫も感情だけで突っ走ったのではなく、悩んだ末に決めたのだろうと思いました。その後、当時の不倫相手とも別れました。不倫相手は不倫を楽しみたかっただけで、私のことを愛していたわけじゃなかったみたいです。色々なものを失った今、自分がしてきたことの愚かさを痛感しています。これからは、もう2度と誰かを裏切るようなことはせず、平穏な生活を送れるように頑張っていきたいと思っています」安易な気持ちで不倫を始めた結果、最終的にすべてを失う人は決して少なくありません。大切なものを失ってから気づくのではなく、目の前にある小さな幸せに感謝しながら結婚生活を送れていたら、こんなにも悲惨な結末を迎えることはなかったでしょう。©Khaohom Mali/shutterstock©takasuu/gettyimages文・並木まき
2021年12月30日平凡な生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたとき。ほんの出来心でマッチングアプリに独身として登録し、不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。最初のうちは不倫生活を謳歌していたそうですが、事態はとんでもない展開を迎えたそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんに聞いた体験談をご紹介します。夫とは結婚直後からレス状態「夫は13歳年上。高収入で家柄もよく、人格者でした。でも、私はどうしても夫のことが好きになれないまま結婚してしまったんです」“好き”という感情はなかったものの、スペックの高さに魅力を感じ結婚したという桃華さん。最初のうちは「夫を愛そう。自分は幸せ」と思い込もうとしたそうですが、夫にときめくこともなく、レス状態に。「結婚して3か月後には、既にレス状態になっていました。でも、子どもが欲しかったわけではないので、その状態をどうにかしようとは思わなかったですね。むしろ、夜の生活はなければないほうがいいくらいに思っていました」出来心で登録したマッチングアプリで運命の出会いが…しかし結婚生活が1年を超えた頃には、そんな毎日にウンザリしてしまい、出来心でマッチングアプリに登録。「最初は、既婚者であることを隠して登録しました。そうしたら、いろんな男性からアプローチがきて、その中のひとりが私のタイプだったので、会ってみることにしたんです」桃華さんは、相手の男性と対面したその日に「実は既婚者だ」と伝えたそう。すると、相手はそれを了承したうえで「俺も君のことがタイプだから、よかったら大人の関係にならないか」と提案され、桃華さんはこれを了承。「そこから私は、すっかり不倫にのめり込みました。夫との生活で満たされなかったものを、不倫相手と会うことで満たしていたのが自分でもよくわかりましたね。夫は私に無関心だったので、不倫相手とデートや旅行をするのもそれほど難しくなく、かなり頻繁に会っていましたね」不倫相手とのデートを終えて帰宅したら…しかし、不倫相手とのホテルデートを終えて帰宅したある日、桃華さんが予想もしなかった展開が待っていました。というのも、普段通りに帰宅したところ、なぜか家の鍵が開かなかったそう。「おかしいな?」と思いながら、何度か鍵をドアに入れるも、びくともせず…。どうしたものかと困っていると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたそう。実は夫は、桃華さんの不倫をずっと前から知っていて、桃華さんが不倫デートから帰ってくる前に帰宅し、桃華さんの不倫について話し合いをするつもりだったのでした…。既婚者にもかかわらず独身と偽ってマッチングアプリに登録し、そこで出会った相手と不倫をしてしまう人もいます。たとえそれがほんの出来心だとしても、不倫は不倫。そうなると、最終的に幸せな結末を迎えることは極めて稀で、多くはドロ沼な展開を迎えます。いくら結婚生活に不満を抱いていたとしても、それは不倫をしていい理由にはならないのです。©takasuu/gettyimages©west/gettyimages文・並木まき
2021年12月30日好きになった男性が実は既婚者だったことを知ったものの、踏みとどまるどころかむしろ「絶対に妻から彼を奪い取る」と誓った美咲さん(当時25歳)。打算的な彼女は、妻とは正反対のタイプを演じてひたすら尽くし、彼を夢中にさせたものの、なかなか離婚に踏み切ってもらえません。そんな彼女はなんと妻に「別れてほしい」と直談判するというとんでもない行動に……!彼の妻に「別れてほしい」と直談判「彼はどんどん私に夢中になっていき、いずれは離婚して私と一緒になることも約束してくれました。ところがさすがに離婚となると慎重で、なかなか奥さんに話を切り出してくれません。『今はタイミングが悪い』と言って、ズルズル引き延ばすばかりで……。気づけば、付き合い始めて1年半ほどが経過していました。このままだと結婚のチャンスを逃してしまう気がして焦った私は、奥さんに直接会いにいったんです。慰謝料請求のリスクもあるし、とても大胆な行動だったと思います。でも何を引き換えにしてでも離婚してほしかったので、リスクを承知で会いにいきました」こうして、直接彼の妻に会いに行った美咲さん。驚くことに、自分たちがどれほど愛し合っているかを熱弁し、「別れてほしい」と訴えたのだそうです……。「離婚はしない」と粘られるのも覚悟の上でしたが、なんと妻はあっさりと受け入れたといいます。「必ず不幸が訪れますよ」という妻からの忠告「『そんなに欲しいなら、あんな男くれてやります』と言われてビックリしました。でもその時に、すごく冷たい声で言われたのが『あとで必ず後悔しますよ。必ずあなたにも同じことが起きて、不幸になりますから』という言葉。負け惜しみなのだと思って、その時は気にしないようにしていました」妻がすんなりと応じたおかげで、その後彼は離婚。それから半年後、美咲さんが27歳の時に再婚しました。計画通り彼を手に入れられた美咲さんは、まさに幸せの絶頂。お互いに子どもが欲しかったので、すぐに子作りを開始したそうです。ところが、なかなか思うようにはいきませんでした。「妊活を頑張っていたものの、なかなか子どもができなくて。検査してもどこか問題あるわけではないし、妊活にも疲れ果てて、だんだん精神的に追いつめられていきました。私もイライラして夫に八つ当たりすることが多くなり、喧嘩も増えてきました。辛いことがあると決まって思い出すのが、夫の前妻から言われた『あなたも必ず不幸になる』という言葉。ちょうどその頃から、彼の帰宅がやたらと遅くなったんです。もしかして浮気しているのではないかと疑い始めて……」夫が20代前半の女性と浮気していた…夫の不審な行動にいてもたってもいられなくなり、調査を始めた美咲さん。すると結果は、予想通りのクロでした。「しかも相手は、20代前半のすごく若い女の子だったんです。その時は夫に問い詰めて、彼女とは別れると約束させましたが、その後も他の女性とデートしたり、浮気を繰り返しているようです。全ての行動が怪しく見えてしまうので、疑ってばかりで、夫婦仲も悪くなってしまい、今は完全なセックスレスです……。単なる浮気ならまだいいのですが、私の時みたいに、もっと若い子に本気になって捨てられてしまったらどうしよう……と不安で、辛い日々を過ごしています。これが因果応報ということなのでしょうか。あの日、前妻から言われたことの意味をようやく理解し、噛み締めています……」美咲さんと出会ったときと同様に、夫は、妻より若い女性に手を出したくなる悪癖を持っているようです。そもそもは夫が最低なのですが……。美咲さんもようやく自分が犯した過去の罪の重さに気づいたそう。常に夫を疑い、いつ捨てられるのかビクビクして過ごすような日々は想像するだけでも地獄ですよね。自分が幸せになることしか考えられず、前妻を傷つけた報いだとも言えます。他人を不幸にしてまで無理やり手に入れた幸せは、結局続かないのかもしれません。不倫や略奪愛には手を出さず、まっとうな恋愛をしたいものです。©monzenmachi/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©Melinda Podor/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年12月26日誰かを傷つけてまでして手に入れた幸せは、永久に続くものなのでしょうか?例えば、相手が結婚していることを知りつつも不倫に手を出し、奪い取るケースのような「略奪愛」。今回は、略奪愛の末に結婚した美咲さん(31歳)に経験談を聞いてきました。力づくで手に入れた結婚は、どんな結末を迎えたのでしょうか…?既婚者の男性と深い関係になってしまい…「夫とは、いわゆる『略奪婚』というやつで、前の奥さんから私が奪った形です。夫と出会ったのは、私が25歳のとき。合コンで知り合いました。歳は8個上でしたが私はもともと年上好きだし、顔もタイプで、声も渋くて素敵でした。一目見た瞬間から『絶対にこの人を落としたい』と思ったんです。その時点では、まさか既婚者だと思いませんでした。彼の方もまんざらでもなさそうな態度だったので、私から積極的にアプローチして、デートする仲に。3度目のデートは横浜だったんですが、そこでイイ雰囲気になって…そのままお泊まりしてしまいました」ところがその夜、美咲さんは“嫌な予感がした”といいます。なぜなら、ホテルにいる間じゅう、彼のスマホに何度も着信があったことに気づいてしまったのです。「もしかして奥さんがいるのかも…と思って、翌朝、彼に『まさか結婚してないよね?』とたずねたら、まさかのビンゴ。でも、そのときには彼のことを好きになっていたし、体の関係を持ったことで余計に気持ちが大きくなっていて、もう手遅れだと思いました」計画的ではなかったとはいえ、不倫の道に足を踏み入れてしまった美咲さん。彼女はそこで“ある決意”をしたといいます。常識的に考えれば「深入りするのはやめておこう」と、踏みとどまったのかと思いきや、なんと美咲さんは「絶対に彼を手に入れてみせる」と心に誓ったというのです。自ら不倫の道に足を踏み入れて……「というのも、勝算があったんです。彼は自分が既婚者であることを認めつつも、結婚生活の苦悩を打ち明けてきました。奥さんは彼の5個上の“姉さん女房”。彼は完全に尻に敷かれていて、奥さんの気が強すぎる性格やキツすぎる物言いに疲れてしまったと言うんです。だからこそ、8歳も年下の私に癒しを求めてきたのかもしれません。話を聞いているうちに、だんだん彼に同情心が湧いてきて…。子どもはいないものの、奥さんが欲しがっていて、無理やり子作りに付き合わされていると言っていました。その瞬間『一刻も早く彼を私のものにしなくちゃ』と思いました」しかしそれまで美咲さんは、不倫にハマったものの最後は捨てられてボロボロに傷ついた友人や、結婚願望があるのに不倫に夢中になってしまい時間だけが過ぎていったという先輩などを散々見てきました。だからこそ今までは、不倫に絶対手を出さないようにしていたのです。「私は、彼女たちみたいにはならない。既婚者と付き合うからには絶対に奪い取ってみせる……と決意しました。仲の良い友達からは『既婚者なんかと付き合っても、貴重な時間を無駄にするだけだと思うから、すぐに足を洗ったほうがいい』と強く言われて猛反対されたけど、『大丈夫、最後は必ず幸せになってみせるから。私は時間を無駄にしたりしない』と言い返していました」打算的な略奪計画美咲さんを心配する友人の声には耳も貸さず、必ず彼を手にいれると心に決めた美咲さん。彼の妻はとにかく気の強い“鬼嫁”タイプだというので、美咲さんはとにかく徹底して癒し系キャラを演じ、彼に尽くし続けたといいます。「だんだん彼も、『美咲がいないともう生きていけない』というほど、私に夢中になっていきました。でもなかなか奥さんに離婚を切り出してはくれなくて……。このまま待っていても埒があかないと思い、彼には無断で私から奥さんに会いにいきました。それで『お願いだから、もう彼を自由にしてあげてください』と訴えたんです」なんと妻に直談判しにいったという美咲さん。こうして、着々と略奪計画を進めていきました。ところが、想像もしていなかった地獄が彼女を待っていたのです……。因果応報とはこういうことか…。既婚男性を奪い取った女性の末路後編に続く自分さえよければそれでいいという考えの人もいますが、自ら不倫に手を出し、奪い取った幸せの裏では、深く傷つき悲しむ人が存在するのです。他人の家庭を壊すことの罪の重さを理解してほしいものです。©recep-bg/Gettyimages©Nithya Rajapandian / 500px/Gettyimages©Kittiphan Teerawattanakul / EyeEm/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年12月26日ウーマンエキサイトが展開している数多くのコミック作品の中でも人気なのが、編集部によせられたエピソードを元に編集したオリジナルの「コミック連載」。この記事では、爆発的な閲覧数を誇る2021年のコミック連載ランキングTOP10を発表します!■【第1位】 習い事コーチと5人の妻小1の息子と夫と暮らすあゆみは、育児と家事だけの退屈な毎日に不満を抱えていた。そんなある日、息子を通わせているサッカーチームに新しいコーチ・直樹がやってきた。優しく爽やかなイケメンである直樹へのときめきを隠せずにいたあゆみだったが、あることをきっかけに直樹と急接近。しかし、直樹との禁断の関係をもったのは、実はあゆみだけではなかった…! 保護者のあゆみ・沙里・春子・みほ、そして直樹の妻由佳の「5人の妻」の視点から描かれた長編コミック。 >>この作品を見る ■【第2位】 略奪婚した夫の裏の顔化粧品メーカーに勤める恵は、社内の飲み会で知り合った10歳以上年上の悠一と意気投合。すぐに付き合うことになったが…悠一がまさかの既婚者であることが発覚!離れたいのに離れられない…恵は苦悶するが、その後離婚した悠一と、周囲の反対を押し切って結婚。略奪婚に浮かれる恵だったが、本当の地獄はここからだった…。 >>この作品を見る ■【第3位】 義父と同居/義父母がシンドイんです!理央が偶然出会ったママ友の美樹。次第に服装、髪型、持ち物までが似てきて、夫まで間違うほどになっていく。不気味に感じながらも育休が終わることで付き合いが途絶えると思っていたのだが、理央の周囲で異変が起こり始めてしまう。そして理央の会社にまで入社しようと企む美樹の口から狂気に満ちた理由が明かされて…。 >>この作品を見る ■【第4位】 微妙な負担を押し付けてくるママ友/私のママ友付き合い事情沙織のママ友の真美は、子どもを連れておやつの時間に遊びに来ておやつを食べていったり、車で出かけようとすると「乗せて」と言ってきたり、ランチの会計時にちょっとだけ足りないから出してと言ってきたり…。とにかく微妙な負担を押し付けてくる困ったママ友に「まあこれくらいならいいか」と応えてきたが、その行動はすべて確信犯だと感じたとある日、同じ悩みを持つママ友と結託することに…! >>この作品を見る ■【第5位】 私になりたいママ友/私のママ友付き合い事情理央が偶然出会ったママ友の美樹。次第に服装、髪型、持ち物までが似てきて、夫まで間違うほどになっていく。不気味に感じながらも育休が終わることで付き合いが途絶えると思っていたのだが、理央の周囲で異変が起こり始めてしまう。そして理央の会社にまで入社しようと企む美樹の口から狂気に満ちた理由が明かされて…。 >>この作品を見る ■【第6位】 孫差別する義母/義父母がシンドイんです!恵の目の前で繰り広げられる義母の孫差別。実娘である美月と美月の子どもたちばかりをかわいがり、恵の子どもである遼には理不尽な理由で怒鳴られてしまう。そんな義母の言動に夫も我慢できず、次第に義両親とは疎遠になっていく。しかし義母に溺愛されていた美月の離婚によって、義母と義妹がさらなる暴走を始める…! >>この作品を見る ■【第7位】夫の女友達が気になる/夫婦の危機1歳の娘の育児に奮闘する有紗には、以前から抱えている悩みがある。それは夫・雄太の女友達である伊藤由紀のこと。やたらと雄太との距離が近い由紀に戸惑う有紗だが、そんな気持ちを雄太は全く理解できていない様子。雄太の大事な友達だからと、なるべく気にしないよう過ごしてきた有紗だが、ある日、産後の自分よりも由紀を優先する雄太に対し、ついに我慢の限界がきてしまう。 >>この作品を見る ■【第8位】 食い尽くし系夫/うちのダメ夫「食い尽くし系」の夫と2人の子どもと暮らす主人公。食い尽くし系とは、目の前にある料理について周りの人の分を考えずに無意識に食べてしまう人のこと。大皿に盛られた餃子も、必死に作った作り置きも、いつのまにか平らげてしまう夫にイライラが止まらない…。ある日、許し難い食い尽くし事件が起こり、主人公はいよいよ解決に向けて乗り出す。 >>この作品を見る ■【第9位】 嫁いびり/義父母がシンドイんです!婚期を逃すまいと焦っていたかなこは、婚活アプリで知り合った洋太とトントン拍子に結婚することに。しかし強烈キャラの義母とは折り合いがつかず…。何かと口を出してくる義母と、義母の肩を持つ洋太にうんざりしはじめるかなこだったが、義母の暴走はかなこに子どもが生まれてからどんどんエスカレートしていき、狂気じみていく…。 >>この作品を見る ■【第10位】 出世欲のない夫/うちのダメ夫育児と家事を率先してやってくれる夫の隆は、昇進に興味はなく年々給料も下がっていた。そんな夫を見て、やりたいことを仕事にした妻の奈々子は、「一家の大黒柱なんだから、家庭に逃げてばかりいないでしっかりして」と酔った勢いて暴言を吐いてしまう。冷戦状態が続く中、夫は妻に離婚届を差し出し…。 >>この作品を見る どれも読みだしたら止まらない気になるテーマばかり! 2022年もたくさんのオリジナル作品をご紹介予定です。ぜひ引き続きご期待くださいね!
2021年12月25日妊娠中、精神的に不安定な状態に陥る女性もいます。美月さん(仮名・34歳)もその一人で、夫ではなく、元カレの智和さん(仮名)に救いを求め、不倫関係に堕ちてしまいました。今回は、不倫の末にどんな結末を迎えたのかを伺いました。不倫関係はどうなった?「智和の精神的な支えもあり、無事に出産を終えることができました。生まれた息子を見て、夫も涙を流して喜んでくれました。息子の顔を見ていると、私もしっかりしなければいけないという強い意志が芽生えてきました。私がこの子を守るのだと。すると、智和には支えになってもらったものの、このままの関係を続けるわけにはいかないと思いました。正直にその気持ちを伝えると、智和からも『もう会うのはよそう』と言われました。私の身勝手な行動で再度智和を振り回してしまったことを申し訳なく思い、寂しさもありましたが、幸せな家庭を築くという強い意志を持つことで、前に進むことができました」不倫はバレずに済んだ?「出産後、半年ほどした頃です。部屋で夫が『LINEの調子が悪い』と言い出しました。『届いている?』と聞いてきたので、『届いている』と答えると、『ちょっと見せて』と言われ、スマホを渡してしまったんです。私は何も気にせず、洗濯物などの家事を片付けていました。しばらくして、夫がスマホを見つめたまま動いていないことに気付きました。ハッとしたときには手遅れで…。夫に、智和とのLINEのやり取りを見られてしまいました。妊娠中に犯した不貞行為を、夫にすべて知られてしまって。精神的に不安定だったことを伝えましたが、理解してもらえるはずもなく、夫は『そんなの通用するかよ!』と言って、家を出て行ってしまったんです」不倫がバレてどうなった?「もう戻ってこないんじゃないかと思いました。ところが、夜になって帰ってきてくれたんです。私は必死に謝りました。返事は一切してくれませんでしたが…。2週間ほど会話のない状態が続きましたが、徐々に会話を交わすようになってきました。誠心誠意、夫に尽くすことで少しずつ元の状態に戻ってきました。ただひとつの変化を除いては…。夫が長男の世話を一切しなくなったんです。まったく愛情を示さなくなっていました。そんな中、夫から『ほかの男とそういうことをしているときにお腹の中にいたこの子を、どうしても愛せない』と言われてしまいました…」その後の状況は?「実家の母親の手を借りながら、育児を順調にこなし、1年ほど経った頃。私は再び妊娠をしました。そして、次男が誕生。すると夫は、次男を溺愛するのです。今まで長男に注いでこなかった愛情を、すべて次男に注いでいるようでした。長男の写真はほとんど撮らなかったのに、何かあるごとに次男にはカメラを向けていました。愛されない長男が不憫でなりません。今はまだ長男も小さく、さほど差を感じていないかもしれませんが、これから先もっと如実に痛感していくのでしょう。私がこの子を守っていかなければと、強く思います」“妊娠中の不倫が発覚した妻の告白”をご紹介しました。自分の犯した罪に対する罰が、子どもに降りかかってしまったとあれば、後悔してもしきれないでしょう。子どもには何の罪もないため、少しずつでも夫の態度が変わることを願うばかりです。©Rawpixel/gettyimages文・塚田牧夫
2021年12月03日妻の妊娠中に夫が浮気をするという話は、残念ながらよく耳にします。構ってもらえずに寂しい…というのが主な理由のようです。しかし、ときには、妻が浮気をするというケースもあるようです。美月さん(仮名・34歳)も、かつて妊娠中にほかの男性と関係を持ってしまった一人。今回は、不倫に至った理由を伺いました。当時の夫との関係は?「夫とは、20代後半に友だちの紹介で出会いました。紹介ということで、悪い人ではないだろうと最初から安心感はありました。大きな会社に勤めていて、勤務態度も真面目。性格も優しくて、自然と交際関係に至りました。結婚を考える際も、特にマイナスな面は見当たりませんでしたね。そして、結婚して2年目で妊娠。夫もすごく喜んでくれていました。ここまでは順調だったんですけど…」不倫に堕ちるキッカケは?「妊娠がわかってからしばらくして、私の心理状態が不安定になったんです。ちょっとしたことで落ち込んだり、涙もろくなったり、眠れなくなったりすることもありました。それを夫に相談すると、『妊娠中はホルモンバランスが崩れてそうなるらしい』と言って、あまり気にかけてはもらえませんでした。そんなとき、あるLINEが届いたんです。『妊娠したらしいね。おめでとう』と。それは、私がかつて付き合っていた元カレの智和(仮名)から。共通の友人から近況を聞いて、連絡をくれたようでした」不倫相手との関係は?「智和と付き合っていた頃は私も若く、まだまだ遊びたい年頃でした。智和からは『結婚したい』と言われていたんですが、そんな気持ちにはなれず、別れを告げました。何度も『考え直してほしい』と言われましたが、次第に煩わしく感じるようになり、連絡が来ても一切返事はせず、一方的に別れる形に。どこか罪悪感を覚えていたので、智和からの『おめでとう』の言葉がとても嬉しかったんです。久しぶりにお茶でも…ということになり、何年かぶりに再会。智和は変わっている様子もなく、まだ独身ということでした。智和は私の体調を気にかけてくれ、不安定だった私の心を穏やかにしてくれました。優しさが、カラダ中にじわっと沁みわたっていくような感覚になりましたね」どうやって不倫相手と結ばれた?「妊娠して半年を過ぎた頃、お腹がちょっとずつ大きくなってきたんです。あるとき、ふとしたキッカケでお腹を夫に見せました。すると夫が、『うわっ』と言ったんです。それは、喜びや感動という感情からの言葉ではなく、嫌悪感を含んだような反応で、とても冷たく感じました。ショックを受け、情緒不安定に陥った私は、智和に連絡をしてしまいました。異変を感じた智和は、すぐに駆けつけてくれて。私は不安な思いをすべて吐き出しました。智和は、優しい言葉で受け入れ、抱きしめてくれました。そして、ホテルに行き、そのまま身も心もひとつになりました」“妊娠中に不倫をした妻の告白”を紹介しました。妊娠中、心理的に不安定になることもあるでしょう。ですが、そこで頼る相手を間違えると、大変なことになる場合も。女性が弱っているタイミングでつけ込んでくる男性がいることを忘れてはいけません。©d3sign/gettyimages文・塚田牧夫
2021年12月03日結婚して専業主婦になったものの、退屈な日常に飽き飽きし、既婚者であることを隠して合コンに参加した里奈さん(32歳)。そこで出会った好みのタイプの男性・翔太さんと恋仲になってしまいました。彼には結婚していることを隠し、夫にも嘘をつき続けながら翔太さんとの関係にのめり込んでいきます。ところが予想外の結末が里奈さんを待っていました。不倫相手とのデートに夢中で、夫を疎かにしていたら…「夫は基本的に、私に対してとても甘かったので、夜飲みに行くと言って出かけても、最初は文句を言いませんでした。むしろ『いつも家にいたら息が詰まるだろうから、たまには息抜きも必要だよ』と言ってくれていたんです。だから女子会に行ったり実家に帰るフリをして、翔太とデートを楽しんでいました」最初は、帰宅時間なども遅くなりすぎないように気をつけていたという里奈さん。ところが夫が何も言わないのをいいことに、だんだん甘えが生じ、残業で遅くに帰ってくる夫よりも遅い時間に帰宅することが増えていきました。「私が何をしても、夫がベタ惚れなのはわかっていたので、ちょっと舐めていたんです。そのうちにだんだん夫の態度が変わり始めて、よそよそしくなりはじめましたが、特に怒られるわけでもなかったので、あまり気にしていませんでした。一度、終電で帰るつもりが翔太のマンションで寝過ごしてしまい、タクシーで明け方に帰ったことがあって。さすがにその時はやりすぎたなと反省しましたが…。気づいた頃には、夫婦の会話もほとんどなくなって、仮面夫婦のようになっていました」しかし翔太さんという心の拠り所がある里奈さんにとって、夫が冷たくなってしまったことは痛くもかゆくもなかったそうです。こうして翔太さんとの関係が半年ほど続いたある日……。夫から言われた衝撃の一言その日も里奈さんは、翔太さんのマンションでおうちデートをして、夜遅くに帰宅。すると真っ暗なリビングに、夫が無言で座っていたそうです。「何事かと思ったら、『離婚してほしい』といきなり言われました。彼の言い分は、自分が稼いだお金で好きなように暮らしておきながら、家事は一切しないでしょっちゅう飲み歩いて帰ってくる私に愛想を尽かした、とのことでした。もう私と結婚するメリットが一切ないことに気づいてしまったと。確かにその通りなんですが、急に離婚されても私としては生活できなくなってしまいます。必死で抵抗しましたが、生活費はもう渡せないしクレジットカードも止める、と言われました」しかしそれでも里奈さんは食い下がりました。「専業主婦になっていいと言っておきながら、今さら見放すなんて酷すぎる」と夫を責め立てたそうです。ところが……。「夫から、『不倫していることも、全て知っているんだ』と言われ、言葉を失いました。夫はいつのまにか私の不倫を調査して、水面下で離婚の準備を進めていたんです。不倫がバレたとなると、離婚を受け入れるしかありませんでした…」不倫相手に助けを求めた結果…離婚をつきつけられ、すぐに家から出ていかなければならなくなった里奈さん。経済的にも大ピンチに直面し、悩んだ末に恋人の翔太さんに全てを打ち明けることにしました。それまで夫がいることを彼には隠してきましたが、里奈さんを愛してくれている翔太さんなら、きっと受け入れてくれると思ったのです。「翔太に全てを話したところ、助けてくれるどころか、真っ青な顔で『別れてほしい』と言ってきました。あんなに愛し合っていたのに…。夫に自分の存在がバレたら慰謝料の請求をされるのではないかと、巻き込まれることを恐れたみたいです。結局彼にも捨てられてしまいました」結局、夫にも恋人にも見放されてしまった里奈さんは、実家に帰ることになりました。そこで言われた母親からの厳しい言葉が、胸に突き刺さったそうです。「仕事が辛いからって結婚に逃げて、専業主婦生活に耐えられなくなって不倫に走って…。いつも大変なことから逃げてラクしようとする私のずる賢さが、今の結果を招いたんだと厳しく説教されました。本当にその通りで、自業自得だと今は反省しています…」現在は、就職活動を頑張っているという里奈さん。とはいえ6年以上のブランクがあるので、そう簡単な話ではないようです。目先のことしか考えず、誘惑に負けて不倫に手を出すと、恐ろしい結果が待っています。また、いくら愛されているからといってあぐらをかいていると、愛想をつかされてしまうことも。結婚生活を維持したいのであれば、夫婦間での思いやりや感謝の気持ちを忘れないようにし、それをきちんと行動に移すようにしたいものです。©monzenmachi/Gettyimages©Lipik1/Gettyimages©OsakaWayne Studios/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年11月21日家庭をもっているのにもかかわらず不倫に手を出すのは、男性側ばかりとは限りません。世の中には夫や子どもがいながら、外で恋愛を楽しむ妻というのも意外に多く存在するのだとか…。今回は、軽い気持ちで不倫に手を出した結果、予想外の結末が待っていたという里奈さん(32歳)に、経験談を語ってもらいました。とにかく早く仕事を辞めたくて、結婚を決意「夫と結婚したのは、26歳のとき。当時働いていた会社が激務で、早く仕事を辞めたいとばかり考えていた矢先に、友達に誘われて行った婚活パーティで夫に出会いました。夫の第一印象は“とにかく地味な男性”。年齢は10歳年上で、有名大学を出て、外資系の一流企業で働いていました。彼から猛アプローチを受けて、付き合うことになりました」その頃の里奈さんは、“とにかく仕事を早く辞めてラクをしたい”という一心で婚活をしていました。夫はイケメンとは程遠く、里奈さんのタイプともかけ離れていましたが、条件面で「この人なら…」と思ったそうです。さらに彼は里奈さんにベタ惚れで、何でも言うことを聞いてくれました。結婚したら仕事を辞めて専業主婦になることもあっさり許可してくれたので、里奈さんは、彼との結婚を決意したのです。専業主婦生活が辛くなってきた矢先に…「夫は私を溺愛しました。彼の方が10個も年上ということもあり、どんなわがままもかわいく思えたようです。欲しいものは、基本的におねだりすれば何でも買ってくれました。専業主婦なので最初は家事もそれなりに頑張っていたのですが、実は私は家事が大の苦手で…。でも彼が『そんなに無理しなくてもいいよ。君が家にいてくれるだけで嬉しいんだから』と言ってくれました」夫から愛され、完全に甘やかされていた里奈さん。「家にいてくれるだけでいい」という彼の言葉に甘えて、次第に家事をどんどん疎かにするようになりました。もともと料理や掃除が苦手だった里奈さんにとって、専業主婦としての生活は想像以上に苦痛だったのです。「かといって、家事をやらなければ他にすることもないので、ますます退屈になっていきました。夫も仕事が忙しいので残業が多く、帰宅も遅いんです。一日ぼんやりとして過ごすことも増えていって…。そんな時に、昔よく遊んでいた女友達から連絡がきたんです」女友達からの誘惑「女友達から、突然合コンに誘われました。参加予定だったメンバーにドタキャンされて困っているみたいで、『既婚者ということを隠して参加してくれない?イケメンもくるよ』と言われたんです。なんだか面白そうで、どうしても行きたくなってしまい、夫には女子会だと嘘をついて参加することにしました」久々に参加する出会いの場は、里奈さんにはとても新鮮でした。しかもそこに、里奈さんのタイプど真ん中の男性・翔太さんがいたのです。年齢は同い年で、ラグビー部出身で体格もよく、トーク力も抜群。その日を境に、里奈さんは翔太さんと密かにデートをするようになりました。退屈な毎日の中で、刺激を感じて…「代わり映えのしない毎日にうんざりしていたなか、翔太との出会いは刺激的でした。それに翔太は、夫とは正反対のタイプ。外見も私のタイプだし、女性慣れしているためか女心をくすぐるコツを押さえていて、一緒にいてときめくんです。どんどん夢中になっていきました。とはいえ、今の生活を手放したくはなかったので、離婚する気はありませんでした」翔太さんには既婚者であることを隠し、夫には友達との予定があると言って出かけたり、実家に帰ると嘘をついて、久々の恋愛を楽しんでいた里奈さん。しかし、人生はそう甘くはありません。彼女を待ち受けていたのは、想定外の結末だったのです。夫にも恋人にも嘘をつき、不倫を楽しむ妻。彼女に下された天罰とは…。後編に続きます。結婚してしばらく経ち、退屈な日常に慣れてしまうと、刺激を求めて不倫に手を出してしまう人は多いです。最初は軽い気持ちでも、気づけば深入りして後戻りできないところまで来てしまうことも…。家庭を壊したくないのであれば、誘惑には決して負けないようにしたいものです。©Five/Gettyimages©Serge Krouglikoff/Gettyimages©wilpunt/Gettyimages©Jupiterimages/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年11月21日3年前、亜衣さん(仮名・31歳)は、同窓会で元カレのシュンヤ(仮名)さんと再会し、不倫関係に堕ちてしまいました。すると、住んでいるマンションに不倫をやめるよう警告を促す内容の手紙が届いたそう。その送り主はいったい誰なのか…。その後に迎えた悲惨な結末を教えてもらいました。手紙の送り主は…「手紙の送り主は、マンションに直接投函できる人物なので身近な人のはず。考えているうちに、ひとりの女性が頭にパッと浮かびました。夫は大手企業をやめて会社を立ち上げたんですね。以前、そこで働いている社員を家に招いてホームパーティを開いたことがありました。浮かんだのは、そこにいた新卒の若い女性社員です。名前を呼ばれると“はい!”と大きな声で答える、可愛らしい女性でした。ただ、なぜか私はあまり好きになれませんでした。今思うと、若さへの嫉妬だったんだと思います。彼女が夫を慕っているうえに、夫が可愛がっている感じが出ているのも、好きになれない理由の1つでした。彼女なら私の家も知っているし、手紙を出すことも可能だと思ったんです」「裏アカ」で発覚「次に、なぜ私が不倫をしていることがバレたのだろうと考えました。そこで思い当たったのは、裏アカの存在でした。実は、私はSNSに裏アカを持っていて、そこにシュンヤとのことを赤裸々に綴っていたのです。2人の写真は出していないものの、部屋の様子などが写っていたため、見る人が見れば分かったのかもしれません。ただ、“ピンポイントに私の裏アカを発見できるのか?”とも思ったんです…。そうやって裏アカを削除すべきか悩んでいた矢先。夫が“これ、亜衣ちゃんのだよね?”と、スマホで私の裏アカを開いて見せてきました」許してくれない夫に暴言「おそらく私の推理は当たっていたのです。私の裏アカを発見した彼女が、見るに見かねて夫に報告したんだと思います。そして、夫に言い逃れできない不貞の証拠を突き付けられたため、私は素直に非を認め、謝りました。ただ、心のどこかですぐに許してもらえる気がしていたんです。でも、何度謝っても、夫は許してくれませんでした。すると今度は、私も腹が立ってきたのです。そっちもその若い女性社員と何かあるのではないかと、言わなくてもいいことを言ってしまいました。そのまま勢いに任せて暴言を吐き、醜い言い争いが勃発。その結果、夫婦関係は修復不可能なレベルに…。そして、ついに離婚に向けて話が進み始めたんです」不倫の大きすぎる代償「夫はシュンヤと連絡を取り、慰謝料を請求。そのせいで、向こうの家族にも迷惑をかけました。シュンヤの家庭は離婚には至らなかったようですが、家庭は崩壊寸前。“もうメチャクチャだよ”という最後のLINEが今も残っています。そして、夫は私の地元仲間にもシュンヤとの関係を確認するために連絡をしていたので、私たちの話は地元にも知れ渡ることに…。そのせいで、私は胸を張って地元に帰れなくなりました。今までの羨望から、軽蔑の視線に変わることが怖かったんです。そのため実家に帰る機会があるときは、誰にも言わずにひっそりと帰るようになりました。こうして私は家庭を失っただけでなく、安心して帰れる場所もなくしてしまったのです」“不倫に堕ち、悲惨な結末を迎えた妻の告白”を紹介しました。亜衣さんのように、不倫に対する認識が甘い人もいるでしょう。しかし、不倫は許されない行為。いずれは改心しなければいけない場面が訪れるはずです。こうして悲惨な思いをする前に、不倫に対する罪の意識を改めておけば、亜衣さんが迎える結末は変わっていたのかもしれませんね。©RUNSTUDIO/gettyimages©Pirat Pirat/shutterstock文・塚田牧夫
2021年11月20日年上の男性に惹かれる人もいれば、年下の男性に魅力を感じる人もいるでしょう。今回お話しを聞いた琴音さん(仮名・33歳)は、5年前に年下の男性と恋に落ち、晴れて結婚。ところが、結婚後に彼の素行の悪さゆえに心に大きな傷を受けたそう。そこで彼との出会いや経緯について、詳しく語ってもらいました。ヤンチャさの残る性格に惹かれ…「もう5年近く前のことです。ある飲み会に参加しました。男女が6対6で、人数多めの飲み会だったんです。初対面でなんとなく気になったのが、のちに結婚するマサト(仮名)です。最初は席が離れていたんですが、途中の席替えで隣の席に。立ったとき、背が高いなと思いました。また、短く整った髪型に清潔な印象を持ちました。話をするなかで、年齢が私の4つ下ということがわかりました。すると彼が私のことを、“姉さん”なんて呼んでくるので、“やめて”と言いながらも、なんとなく彼のヤンチャさの残る性格に惹かれていきました」自由にさせながらも結婚へ導いて「マサトは輸入雑貨を扱う会社で、営業の仕事をしていました。営業ということで飲みに行く機会も多く、週に2~3回は飲みに行っていましたね。なかには、朝帰りになることも度々ありました。さらに、彼は友だちも多く、しょっちゅう遊び歩いていたんですが、“今はまだ遊び足りないのかな…”と思って、目をつぶっていたんですね。それに、私としては30歳になる前に結婚したいという気持ちもありました。だから、彼を自由にさせながらも、上手く手綱を引いて、結婚へと導いていったんです。ただ、彼の仕事が忙しいということもあり結婚式を先延ばしにして、まずは籍だけ入れることにしました。その後、結婚して一緒に住むようになり、多少彼の遊び歩く機会は減ったので安心していたんです…」夫を疑うようになったキッカケ「あるとき、マサトがお風呂に入っていたんですね。私は洗濯物を畳んでいて、タオルを戻そうとバスルームへ。すると、彼の脱いだ服の上に、毛の塊のようなものが置いてあったんです。最初は、彼の会社で扱っている何かかなと思っていました。でも違ったんです。それはウイッグでした。男性用のカツラです。そこで私はハッとしました。そういえば、寝るときは部屋を真っ暗にするし、海に行ったときは泳げないといって一切水に浸からなかったし、思い当たることが次々と浮かんできました。そこで、マサトがカツラ愛用者だったことに気づきました。おそらく頭頂部用のもので、背の高い彼だけに私も気づかなかったんだと思います。ただ、そこから私は彼に対する不信感を抱くようになりました。ほかにも何か隠しごとがあるのではないかと、疑うようになったんです」思い切って会社に電話をかけると…「マサトを疑うようになり、もっとも怪しいと思ったのが出張です。月に1回くらいのペースで、“買い付け”という名目で出張があるんですね。いつも1泊用の小さめのスーツケースを持っていくんですが、“本当なのかな…”と。そこで、私は意を決して彼の会社に電話をしてみました。“営業のの妻ですが…”と尋ねたところ、“え…”と戸惑うような反応がありました。そして、“ああ、総務のさんですね”と言われたんです。なんと彼は営業ではなかったのです。そこで、出張は嘘だと悟りました。同時にそんな嘘をついてまでするのは、浮気しかないだろうと思いましたね。その後、彼は毎回出張と偽り、別の女性と不倫旅行をしていたことが発覚したんです。しかも、彼の行動はますますエスカレートしていき…」“年下夫に裏切られた女性の告白”を紹介しました。彼のことが好きだったから目をつむってきたものの、それが積もりに積もった結果、ついに大きな災難となって降りかかってきたのでしょう。結婚したいからといって焦るのではなく、不審な点があるのなら見過ごさず、解決してから話を進めていった方がいいのかもしれませんね。©AzmanL/gettyimages©kieferpix/gettyimages文・塚田牧夫
2021年11月19日実話を基にした不倫エピソードをコミカルに描く、元サレ妻華子(@sare_hanako)さんの投稿をご紹介!「W不倫されて165万請求された話」第10話です。夫の携帯を使ってメッセージを送ると不倫相手から電話が!その通話内容とは…?#10 W不倫されて165万請求された話出典:instagramすると不倫相手からは…?出典:instagram慰謝料について夫が話すと…?出典:instagramすると不倫相手から信じられない言葉が…出典:instagram絶対に許さない
2021年11月17日不倫相手からすると、彼の奥さんに不倫がバレてしまったら修羅場化する未来しか想像できないでしょう。しかし、そんな考えの不倫相手とは対照的に、予想外の反応をする妻もいるよう。そこで今回は、不倫相手の目を覚ました「妻からの衝撃LINE」についてご紹介します。1、「不倫をして本当に幸せ?」「20代前半の頃、40代の上司と不倫をしていました。当時は彼が大好きでしたし、『私は奥さんよりも若くてかわいい』と謎に自信を持っていたんです。でも、あるとき彼の奥さんに不倫がバレてしまって……。上司のアカウントから『あなたは不倫をして本当に幸せ?』『こんな人生で満足しているの?』と諭すようなLINEが届きました。その瞬間、『私は何やっているんだろう』と思いましたね。きちんと奥さんに謝り、不倫関係を解消しました」(31歳/住宅)不倫相手を心配しているかのような妻のメッセージを見て、ふと我に返ったのでしょう。「こんなことをしても誰のためにもならない」と、改心するきっかけになったようです。2、「うちの夫がご迷惑をおかけしてすみません」「同級生のYと不倫していたときのこと。あるときYから『妻に不倫がバレた』という連絡が来ました。これは『絶対にヤバい……!』と思っていたのですが、奥さんから『うちの夫がご迷惑をおかけしてすみません』『今後はこのようなことがないように指導していきます』とだけメッセージが送られてきたんです。Yの話によると、奥さんは私たちより3つも年下。それなのにこんなに肝が据わっているだなんて、もう完全に『負けた』と思いました」(30歳/営業事務)激怒するのかと思いきや、かなり冷静な妻の態度に心底驚いたのでしょう。たった数行の文章から、「そもそも私なんて眼中にないんだな」と実感したようです。3、慰謝料の相場が書かれた記事のURLが送られてきた「証拠を残さないように不倫をしていたものの、彼の奥さんには全部気付かれていたようでした。ある日知らないアカウントから、不倫の慰謝料の相場が載った記事のURLだけが送られてきました。すぐに『奥さんにバレたんだな』と思いましたね。しかも、彼のLINEも消されており全く連絡することができず……。その後、彼の奥さんにはきっちり慰謝料を払いました」(33歳/接客)一言もなく慰謝料の相場を掲載した記事のURLだけが送られてきたこのケース。不倫相手も「そういうことなんだな」と察したようです。以上、不倫相手の目を覚ました「妻からの衝撃LINE」を紹介しました。悪いことをした際には、怒られたほうがまだ安心できるのかもしれません。だからこそ、怒るどころか冷静な妻の態度に不倫相手たちは恐怖を覚えたようです。とはいえ多くを語ってはいないものの、妻が傷ついているのも事実。これを機に反省して、もう二度と同じ過ちは繰り返さないようにしてほしいですね。©fizkes/gettyimages文・和
2021年08月16日破局した不倫カップルでも、その後、多くのカップルがヨリを戻しているそうです。そこで今回は「不倫は悪いこと」「もうやめたい」と思っていながらも、不倫から抜け出せない状況にある女性の実情をご紹介します。就職がうまくいかなくて……「コロナの影響でリストラされてしまい、就職活動をすることになったんですがうまく進まなくて。そんなときは、転職経験もあって私のことをいつも肯定してくれる彼にいつも話を聞いてもらっています。彼とは不倫関係ですが、彼の存在がないと頑張れないので、別れるのはよほどのことがないと考えられないです」(28歳/飲食関係勤務)弱っているときに自分のことをよく知っている人に連絡して、励ましてもらいたくなることはありますよね。しかし、そんなときの頼り先が不倫相手だと離れることも難しくなるでしょうね。「愛しているのはお前だけだ」と言われ……「別れようと思うたびに、不倫相手の彼に引き止められるんです。『愛しているのはお前だけだ』『俺から離れるのは許さない』って言われると、やっぱり嬉しくなってしまい突き放せないんです。自分でもバカだなと思うこともあるけれど、そこまで求めてくれる人って『彼以外もういないかも』と思ってしまって……」(33歳/金融関係勤務)好きな相手からそこまで強く求められたら、誰しも嬉しくなってしまうでしょう。ただ、彼が本当に彼女のことを愛しているのなら、こんな風にダラダラと不倫関係を継続させていないはずですよ。別れてもいい出会いがなくて…「このままズルズルと付き合っていてはダメだと思って、不倫相手の彼に別れを切り出したんです。そうしたら、彼も意外とあっさり受け入れてくれたんですが、定期的に「元気か?」という連絡が来るんですよね。彼と別れた後に『独身の彼氏が欲しい!』と思って何人かと会ってみたんですが、どうしても彼の居心地のよさと比べてしまって。タイミングよく彼から連絡がきたのをきっかけに、ヨリを戻してしまいました」(31歳/住宅メーカー勤務)不倫をやめて独身の彼氏を探そうと出会いの機会を増やしても、不倫相手の元彼と比べてしまい「物足りない」と感じてしまう場合もあるようです。しかし、結婚後に女性の扱い方や包容力が身についた既婚男性と、その経験がない独身男性を比べてしまえばそう思ってしまうのもしょうがないのでしょう。一度別れを決意したのなら、不倫相手のアカウントをブロックするなどして連絡が取れないような環境を作ることも大事ですよ。別れようと思っても別れられないときに、そんな自分を「私は意思が弱いんだ」と責めてしまうと、余計に負のループにハマります。不倫相手に連絡したくなったときは、いったん深呼吸をして「私は今、そのくらい追い詰められているんだな」と自分自身のことを理解しましょう。自分の気持ちを認めると「なぜそこまで彼に執着してしまうのか?」というもっと深いところにある自分の気持ちが見えてくるはず。そうやって頭を整理すると、不倫から抜け出すことができるでしょう。©Igor Ustynskyy/gettyimages©Matthew Leete/gettyimages文・上岡史奈
2021年08月08日ニュースで芸能人の不倫が話題になることはありますが、不倫しているのは何も芸能人だけではありません。不倫はいけないこと。絶対にするべきではないことだと分かっているのに、それでも不倫する人がいなくならないのも現状です。どういう人が不倫に走りやすいのか、今回は「不倫してしまう女性の傾向」を紹介します。■ 寂しがりな人常に恋人がいないと耐えられないという寂しがり屋の女性は、恋人がいない期間は特に見境がなくなってしまいます。「誰でもいい、とにかく寂しさを紛らわせてほしい」という精神状態で既婚男性から誘いを受けた場合、自分の欲求を優先してしまうのです。またこういった女性はたとえパートナーが存在していても、寂しい思いをしていればほかの男性を求める傾向にあります。夫が単身赴任中で毎晩寂しく、バレないように不倫へ走ってしまう。そんな女性は、寂しがりだという場合があるでしょう。■ 流されやすい人自分の考えをはっきり言うことができない意志の弱い人は、恋愛においても男性に引っ張られる傾向があります。こういった女性は元々男性にはリードしてもらいたいという考えを持っているということもあり、男性から多少強引に誘われると断ることができません。はっきり「NO」と言えないために、男性に誘われるままデートをしてその流れで肉体関係を持ってしまうこともあるかもしれません。このとき、男性が既婚者であることを知らず、結果的に不倫になってしまうこともありそうです。■ ドキドキする恋が好きな人不倫というのはモラル的によくないことではありますが、ドラマ的には燃える恋としてたびたび取り上げられています。ドラマや映画のような恋に憧れを抱いている女性は、不倫をしている自分自身に酔っているのかもしれません。しかもバレたらまずい恋ほど燃えてしまう傾向があるので、自分の意志では止まらないはず。一回だけでは終われず、どんどん危ない橋を渡っていくでしょう。こういう女性は結婚したあとも理想と現実のギャップに幻滅し、不倫に走ってはドキドキ感を求めてしまうのです。■ 自分でしっかり考えて不倫に走りやすい女性の傾向、思い当たることはありましたか?もし自分にもこういう傾向があると自覚したら、すぐに意識を変えていったほうがよいでしょう。恋愛は基本的に自由。とはいえ不倫は、民事的に訴えられる場合も考えられる、やってはいけないものです。その瞬間だけの気持ちで判断せず、「自分は本当にこれでいいのか」ということを自分でしっかり考えてくださいね。(水林ゆづる/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月09日不倫をして得られるメリットなんて、そうそうないでしょう。不倫の関係をつづけたとて将来のビジョンが見えないでしょうし、不倫がバレたときにはいろいろなものを捨てる必要がでてきます。でもたとえば同じ会社の人から誘いがあったとき、角が立たないように断り方も考えなければいけません。「男性からの不倫の誘いを、スマートに断るためには」どうするべきか、今回紹介していきます。■ スマートに断れれば、身を守れる不倫の断り方に失敗するとギクシャクしたり仕事がつらくなったり、相手によっては身に危険が及ぶこともあるでしょう。実際に上司からの不倫を断ったあと、会社にいづらくなり退職したという人もいます。力では男性に勝てない女性だからこそ、スマートな断り方を覚えておきましょう。■ 将来設計について理論的に話す遊びの不倫で将来設計ができる男性は、ほぼいません。離婚、慰謝料、再婚、子ども、老後のことまですべてを含めた将来設計の話をしてみましょう。遊び目的なら、たいてい何も言えなくなります。ごまかすようなら「将来が見えないと不安なので」ときっぱり断ってしまいましょう。なお相手が同じ社内の人間だった場合は、社会的地位の失墜や転職も含めて話をするとより効果的です。■ ふたりきりになりそうなら、サッとかわす明確に不倫のお誘いはされていないけれど、それとなく相手が誘ってくる場合は、ふたりきりにならないようかわしましょう。「みんなといっしょならOKですよ」「〇〇さんや△△さんもいっしょならOKですよ」などです。とにかく、「私にその気はありません」ということを徹底的にアピールしましょう。遊び目的ならそのうち諦めてくれます。■ 「家庭を大切にしてほしい」ことを伝える子どもがいる、または子どもを可愛がっている相手に有効な断り方です。不倫をすれば、家族は必ず傷つきます。なので「奥さんと子どもを大切にしてください」と笑顔でさらっと断りましょう。親の不倫で子どもがいじめられてしまうこともあるため、それとなくにおわせてもよいかもしれません。また「不倫で家庭が壊れた友達を知っていて……」という話をしてもよいでしょう。だからこそ「家庭を大切にしてほしい」とつなげれば説得力も増しますし、上手にまとまります。■ 「不倫はしない」ことをアピールして不倫希望の男性は、自分のために我慢してくれて、主張も控えめな「隙のある女性」が大好きです。既婚者から不倫のお誘いを受けたら、我慢したり、隙を見せたりしてはいけません。いつもの控えめな自己主張は忘れ、きちんと「不倫はしない」ことをアピールするのも重要でしょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年05月28日マンネリ化した結婚生活のなかで、ついドキドキを求めて不倫に足を踏み入れてしまう男性もいます。しかし、不倫は楽しいだけではすまないもの。今回は、不倫夫も思わず青ざめた「不倫相手の激ヤバ」行動をご紹介します。SNSに「彼氏と迎えた朝」と投稿「いつもは日付が変わる前に妻が待つ家に帰っていたのですが、不倫相手の彼女の誕生日に『一生のお願い』と頼まれて、1回だけ彼女の家に泊まったんです。そうしたら翌日、『彼氏と迎えた朝』と、一枚目に彼女の自撮り写真、二枚目にあげたプレゼントと一緒に“寝ている僕の手の写真”がSNSに投稿されていたんです。僕の場合、結婚指輪が特殊なので、万が一妻に見られたら絶対にバレるような投稿でした。それ以降、他にも僕の寝顔などが撮られているのではないかと怖くなり、どうやって穏便に別れようか悩んでいます」(29歳/アパレル関係勤務)不倫デートの様子をSNSに投稿する人にも、いろいろなパターンがあります。なかには「奥さんにバレたら離婚になるかも」という期待を込めて行っている人もいますが、大抵の場合はバレても離婚にはならず、不倫相手が振られる展開が多いです。「あなたの子どもが欲しい」「僕とW不倫をしていた女性から、突然『妊娠したかも』という連絡がLINEで来たんです。『どうするの?』と聞いたら、『あなたのことを本当に愛しているから、あなたの子どもが欲しい』『だから、これから夫とも妊活して、“夫の子ども”ということにして産もうかなって。夫とあなたは血液型が同じだから、多分バレないでしょ』という恐ろしい返事が返ってきました。結局、彼女は妊娠していなかったというオチだったんですが、今思うと離婚して一緒になる気があるのかどうか、試されていたのかも?」(31歳/通販会社経営)不倫中に望まない妊娠をしてしまうケースもありますが、なかには「あなたの子どもが欲しいの」と不倫夫に迫る人もいるようです。子どもを産んだ後のことを考えず、正常な判断ができなくなってしまっていることも、不倫の恐ろしさと言えるでしょう。いつの間にか奥さんと友達に「妻が最近ヨガで知り合った女性とご飯に行くようになりました。そんなとき、『友達ができたんだ』と嬉しそうに写真を見せてくれたんですが、そこに写っていたのはなんと僕の不倫相手。慌てて不倫相手に連絡したら、『奥さんがどんな人か見てみたかったんだけど、仲良くなったのは偶然』と開き直られてしまって……。妻にバレないように不倫相手と別れるのに、とても苦労しました」(26歳/広告関連会社勤務)不倫相手が妻と友達になるようなケースはそこまで多くないでしょう。ただ、「バレたらどうしよう」よりも、「どんな奥さんか知りたい」という気持ちの方が勝ってしまい、家までこっそり妻の姿を見に行ってしまう不倫相手もいるそうです。不倫夫たちは気軽な気持ちで不倫を始めていたため、まさかこんな展開になるとは思っていなかったのでしょう。ただ、お互いに苦しくなってもなかなか別れられない“依存性”のようなものがあるのが不倫の怖いところ。不倫の世界には、踏み込まないに越したことはありませんよ。©Tirachard Kumtanom / EyeEm/gettyimages©recep-bg/gettyimages文・上岡史奈
2021年04月18日不倫が話題になると、「どうして不倫をするの?」「どんな人たちが不倫に走るの?」と疑問を感じるのではないでしょうか。また、過去に不倫経験があり、もう繰り返したくないと思いつつも、実は自信がない女性もいるでしょう。今回は、不倫に走りやすい女性の特徴についてお伝えします。「私は大丈夫!」と思っている方も参考にしてみてくださいね。■ 道徳感情が弱い「不倫」とは、文字通り、倫理に反しているということです。良い悪いの基準がゆるい人は、そもそも不倫を良くないとはあまり思っていないかもしれません。また、他のことに対してはそうでもなくても、恋愛となると「恋にルールはない」とばかりに、情熱に任せてしまう女性もいます。このように、道徳感情が弱いと、「不倫=相手には奥さんや子どもがいる、家庭を壊すことになるかもしれない」ということを考えられなかったり、「そういう運命なんだ」と思っていたりします。そのため、不倫の恋にブレーキをかけようという意思を持ちにくいのです。■ 悪いことに惹かれるいけないことだとは分かっていても、だからこそ魅力を感じてしまうような女性っていますよね。そういう女性は、不倫に対して「私はいけないこと(危険なこと)をしている」という自分に酔って盛り上がってしまうのです。多少の罪悪感は感じても、それがかえって刺激となり、「障害があっても彼との愛を全うしたい」などという思いに駆られ、まるでドラマのヒロインになったような気分になってしまいます。ある意味、不倫の恋に恋している状態とも言えそうです。そのため、あえて自分から不倫に対して興味を抱き、そういったタイミングがあれば不倫に走ってしまいやすいのです。■ 後先考えられない元々、後先をあまり考えずに行動してしまうタイプの女性も不倫に走りやすい傾向にあります。不倫をするとはどういうことか、リスクは?、そこまでしてする恋?、といった先のことや周りのことが見えない傾向にあり、深く考えることもできないのです。不倫によって、家庭を壊し、相手の家族から訴えられることもありますし、同じ会社などで双方とも職場をクビになる危険性もあります。そういったことをあまり考えず、相手が既婚者でも好きになったら突っ走ってしまい、大ごとになってから「こんなことになるなんて思わなかった」と後悔するのです。■ おわりにこれらの特徴を見て、「不倫はしたくないけれど、自分は当てはまっているところもあるかも」と思った女性は、まずはその自覚を持てたことが、不倫の恋を防ぐ第一歩です。意識して改善していくことで、不倫に走る前に、ストップがかけられるのではないでしょうか?(かりん/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月30日実は今、不倫しているという人の中には、「別れた方が良いと思っていても別れられない」という人も少なくないのではないでしょうか?不倫していたけれど、別れることを決断した女性達の経験談を知ることで、「別れる勇気」が持てるかもしれません。そこで今回は、不倫から抜け出した女性達に、きっかけと理由を聞いてみました。■ 待ちくたびれた既婚男性は、不倫相手の女性に対して「妻とは別れる」と言って期待を持たせるケースもあります。そう言われたら、「じゃあ待ってみよう」とズルズル続けてしまいますよね。でも、実際には、口だけだとわかり、がっかりして目が覚めたという女性もいます。「奥さんと別れるって言うから期待してたけど、いつも『今話し合ってる』とか『もう少しかかりそう』ばかり。気付いたら2年が過ぎていました。ふと冷静になった時、さすがに嘘だと気付きました。不安で疲れて…何もいいことがなかった」(総務/32歳)待ち続けた結果、数年が過ぎていたというのは辛いものです。これ以上待っていても歳を取るばかり、に本気で恐怖を感じたとき、別れを決断できるという女性は多いと思います。■ 奥さんが妊娠した「不倫だから、妊娠しないようにすごく気を遣います。それなのに、相手の奥さんが妊娠したって知って、悲しくなってしまった」(販売/25歳)「奥さんと不仲と言っていたくせに、奥さんが妊娠したという話が伝わってきました。『ふ~ん……』って一瞬『無』になった後、スーッと気持ちが冷めました」(イラストレーター/28歳)結婚できるわけではないから、避妊に人一倍気を遣うのが不倫。また「愛されているのは私だけ」と思っていたからこそ付き合っていたのに、奥さんの妊娠は女性にとってショックが大きいもの。分かった途端、自分が虚しくなり目が覚めたという声は納得です。■ 親友が結婚した「割り切っていたつもりでしたが、親友が結婚して幸せそうにしているのを目の当たりにしたら、『私、何してるんだろう』って。急に焦りが出てきて、普通の幸せが欲しいと思うようになりました」(看護師/30歳)周りの女性、特に親しい女友達が結婚して幸せそうにしているのを見たら、どうしても自分と比較してしまうものですよね。その結果、「このままではいけない」ということに気付き、別れを決断するに至ったという女性も多いと予想できますね。■ おわりに不倫の恋を終わらせた女性達の体験談は、参考になりましたでしょうか?もし明るい未来が見えそうになく、本当は不安で辛い思いを抱えているのなら、思い切って「決断」をすることも必要ですよ。(かりん/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月25日不倫関係にある女性の中には、自分の不倫関係を何とかして正当化しようとしている人もいるようです。複雑怪奇な恋愛模様分析を得意とする並木まきが、不倫女子の目も当てられない“自己正当化LINE”を3つご紹介します。文・並木まき1:あの人の奥さん、鬼嫁じゃん「同僚の女子が社内の先輩と不倫していますが、なんとその先輩の奥様も同じ会社で働いています。それで、やっぱり身近にそういうことをしている人がいるのは嫌な気分になるので、思い切って、その同僚に『不倫はほどほどでやめたほうがいいよ〜』ってアドバイスしたんです。すると『そんなの言われなくてもわかってる。でも、あの人の奥さんは鬼嫁じゃん』と返事が来ました。確かに先輩の奥様は気が強い性格で有名なのですが、だからと言って不倫を正当化する理由にはならないですよね」(33歳女性/IT)妻の欠点を挙げ「不倫しても仕方ない」と主張する不倫女子もいます。しかし冷静に聞くほど、屁理屈にしか聞こえないでしょう…。2:私は望んでない「上司と不倫している同僚がいて、社内でもかなり噂になっているんです。それで、その子のことが心配になったので、不倫をやめるべきなんじゃないかってLINEしてみました。彼女からの返信には『うーん。そうなんだけど、もともと私が望んだ関係ではないし。彼のほうがしつこくて、仕方なく始まったの』と書かれていました。すでに不倫関係にある以上、どっちが望んだかは関係ないので、答えになってないよな……と思ったのですが、今はそれ以上言ってもムダだと考え、これ以上の追求はやめました」(30歳女性/保険)自分から望んだかどうかは関係ないのに、それを理由に不倫を正当化する人もいるようですね。見苦しい言い訳に見えても仕方ありません。3:ウチの会社、不倫だらけでしょ?「仲がいい同僚が1年ほど不倫をしているんですが、先のない関係を続けていても仕方ないし、そろそろ不倫相手とは別れれば? ってLINEで言ってみたんです。ところが、その子からは『ウチの会社、他にも不倫カップルいっぱいいるし、別によくない?』と、見当違いな返信が……。確かに、我が社は不倫の温床で、あちらこちらで噂を耳にするんですけど、だからと言って不倫を肯定する理由にはならないはずですよね。バカバカしくてLINEする気持ちが失せました」(35歳女性/サービス)「周囲がやっているから、自分も問題ない……」と考えても、なんの正当性もありません。しかし、不倫で感覚が麻痺してしまった女子は、こんな理屈で自分を正当化してしまうのでしょう。不倫中の女性が自分を正当化するのは、罪悪感の裏返しなのでしょうか。みなさんの周りにも、このような正当化LINEを送る人がいるかもしれません……。©SDI Productions/gettyimages©martin-dm/gettyimages
2019年10月23日出張先でご当地グルメと人妻に出会う、山口譲司による「グランドジャンプ」連載中の話題の漫画「不倫食堂」が、ドラマ化されることが決定。俳優・田中圭を主演に迎え、同タイトルで3月7日(水)より「FOD」にて配信スタートする。主人公の山寺(田中圭)は、都内某企業に勤める35歳、妻子持ちの会社員。出張先でのご当地グルメの“食べ歩き”が生きがいだ。行く先々でご当地グルメを満喫する山寺は、行く先々で美しい人妻に出会い、そしてただ美味しく食事をしていただけのはずが、気が付けばその人妻と肌を重ねてしまう事態に…。ドラマは、ご当地グルメの美味しさはもちろん、女性が食事をする際の色気を映像で表現。これまでのグルメドラマとは少し異なり、“美食×美女”を描く1話完結型の大人のためのグルメ・コメディだ。今回、主人公の妻子持ちの会社員・山寺隆一を演じる田中さんは、「昨年1年間は不倫する役が続いていて、その締めくくりが『不倫食堂』となったので、不倫(役)1年の総決算として面白いかな!?と思い、この役を引き受けました」とコメント。また「この作品は、男の“ダメな願望”が詰まっている話で、誰が見るんだろう??と思っています。でも、短い時間で、本当にくだらなくて、気軽にみられるドラマです。とてもバカバカしくて、深い内容は一切ありません(笑)美味しい食事とセクシーな美女をご堪能ください」とアピールしいている。そして、山寺が行く先々で出会う美しい人妻たちには、現在放送中の月9ドラマ「海月姫」での出演が話題となっている安達祐実、女優・グラビアアイドルの今野杏南と葉加瀬マイ、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」「メイちゃんの執事」の岩佐真悠子が決定。第1話では、静岡県浜松市に出張へ赴き、「どうまん蟹」という幻のワタリ蟹を求め街を彷徨い、安達さん演じる女将・綾乃と出会う。また第2話以降は、長野県伊那市の名物「チャーローメン」と舞役として今野さん、山梨県甲府市の「甲州かつ丼」と園子役の葉加瀬さん、そして静岡県沼津市の「あんかけスパ」とあずさ役の岩佐さんが各話に登場する。そんな美女たちとの共演について田中さんは、「タイプの異なる4人の美女との共演でしたが、みなさんに共通して、“男らしさ”を感じました」と話し、「撮影スケジュールもタイトで、ベッドシーンも多くある過酷な撮影にも関わらず、サバサバと進めていただけたので、思いっきりふざけることができました。みなさん、かっこよかったです!」とふり返っている。「不倫食堂」は3月7日(水)18時~FODにて配信開始。※毎週水曜日18時、最新話配信(cinemacafe.net)
2018年02月19日こんにちは、沙木貴咲です。去年からしばらく、芸能界や政界では不倫が取り沙汰されていますが、タレントや政治家じゃなくても不倫にハマってしまう人はたくさんいるでしょう。不倫は、付き合えても本当の意味で結ばれることが難しい、とても苦しい恋です。精神的にはもちろん、不倫をしていることがバレれば、社会的にもダメージを負うことになりかねません。すでに既婚者と付き合っている人、あるいは既婚者が好きになりそうな人には、不倫のリアルな結末がどういうものか、知っておいてもらえればと思います。■■残酷でリアルな不倫の結末とは?あるアンケート調査によると、不倫の結末で一番多いのは、「不倫相手の奥さんから訴えられた」だったそうです。「不倫相手と結婚できた」は11%、「相手の離婚が成立した状態で交際中」は8%。つまり、成就する不倫は全体の2割にも満たないということ。我慢や精神的苦痛が多いにもかかわらず報われない恋には、やっぱり足を踏み入れるべきではないでしょう。「好きだけど、彼は私のものにはならなかった・・・・・・」と悲しむだけならまだしも、貯金を奪われたり、借金を背負ったり、はたまた彼の奥さんが勤め先に電話をして職場にいられなくなるなど、社会的な制裁を受けたら本当に割に合いません。冷静に不倫を振り返った時、「私は何をやってたんだろう・・・・・・」と絶望するに違いないのです。■■不倫に酔ってしまう時ものすごく冷静に見つめれば、不倫なんて絶対に手を出すべきじゃないと理解できるんですが・・・・・・恋って恐ろしいもので、いったん好きになると現実が見えなくなってしまうんですよね。お恥ずかしいことに筆者も不倫経験がありますが、自分がまるでロミオとジュリエットのような悲劇のヒロインになった気がしてくるんです。大好きな彼に会えない状況が憎く、耐える自分がなんだかいじらしく思えてきたりして、「愛って理不尽なものね・・・・・・」とか呟きながらため息をついたらもう、現実なんか見えていません。自分が主役の壮大なメロドラマが幕を開けるでしょう。ですが、この状態はとんでもなく危険で、「彼の奥さんに慰謝料請求される」一歩手前まで来ています。不倫がどれだけ危ないものか気づいて、早く関係を終わらせないと、残酷かつ容赦ない現実が襲ってくるはずです。■■訴えられたら・・・・・・どうなる?訴えられたら、もうおしまいです。旦那に不倫された妻が法的手段に出るということは、絶対に勝てる証拠を握っているという意味。仕事を辞めさせられる、社会的な信用を失うまでいかなくとも、300万円前後のお金は奪われると覚悟してください。そして妻バレした既婚男性が、不倫相手を守るということはまずありません。妻が不倫相手との連絡手段を断ち切ったり、妻の実家からプレッシャーをかけられ身動きが取れなくなったりして、99%妻側につくものです。そのため、慰謝料を請求されれば自分一人で支払うことになるかも・・・・・・。不倫は本当に、「ハイリスク・ローリターン」な恋愛なんです。■■あまりに無防備な女性たちちなみに、独身女性へのインターネットアンケートで「不倫をしたことがありますか?」という問いかけには、6割以上の人が「経験ある」or「現在不倫中」と回答しているそうです。つまり、10人いたら半数以上が不倫している計算になってしまうんですが、それだけ独身女性は不倫に対する危機感が薄いということ。去年から数々の不倫報道がされて、芸能人や政治家が制裁を受けているのはご存じのとおり。自分がその二の舞にならないよう、彼氏選びには慎重になったほうが良いでしょう。安易にデートを誘ってくる既婚男性に対しては、厳しい警戒の目を向けて、自分自身を守ってくださいね。(沙木貴咲/ライター)参考)【未婚女性・不倫経験者限定】不倫の結末はどうなりましたか?」(2017年:回答者数2968人)「『独身女性限定』不倫をしたことがありますか?」(2015年:回答者数3484人)(ハウコレ編集部)
2018年01月26日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情150】このところ頻繁に聞く「不倫」という言葉。既婚男性と恋愛しても、いいことなんてない!と頭ではわかっているのに、実際、好みのタイプの既婚者に言い寄られて不倫に片足を突っ込んでしまった……という女性は少なくないのでは?そこで今回は、不倫に巻き込まれないために気をつけたい点と、不倫男がしがちな言動について解説しますね。■無駄に既婚男性に近づかない不倫に巻き込まれたくないのなら、なるべく既婚男性と二人きりになったり、プライベートで連絡を取ったりしないこと。そりゃ「小学生の頃からの友達で、二人で何度も会ってるけど何もないよ!?」という関係ならいいかもしれません。でも、職場の上司や先輩、他の人と結婚した元カレなど、「友達」とは呼べない間柄の既婚男性と二人だけで食事したりするのは、なるべく控えたほうがいいですよ。特に優柔不断、寂しがりや、恋愛体質、社会的に地位の高い男性が好き……という女性は、既婚男性との距離を取ったほうが賢明ですね。■既婚者の言葉を鵜呑みにしない優柔不断、寂しがりやなどの女性は既婚者と距離を置くように……と言っても、そもそもそういう女性って、相手が既婚だとわかっていても避けられなかったりしがちです。特に好みのタイプの男性なら余計に難しいもの。不倫に巻き込まれないためには、相手の言葉を鵜呑みにしないことが大事。「嫁とは別れるつもり」「離婚調停中」「今日、弁護士と話してきた」と言われても、簡単に信じないようにしましょう。稀に本当のこともあるけど、嘘の可能性のほうが高いですから。筆者は以前、自称「独身」の男性とちょこちょこ食事デートをしてたのですが、半年過ぎても一向に関係が進展しないので、「おかしい」と思って彼についてネットで調べたことがあります(今は本名と生年月日を知ってれば、結構調べられるので……)。そうしたら、彼には奥さんと二人の娘がいることが判明。電話で直接、「独身って言ってたけど、本当は奥さんもお子さんもいるよね?」と聞いたら「いま別居してて離婚調停中」と。別居は本当だったっぽいのですが、離婚の話なんて一切出ていないことが後日発覚。結局、不倫しようと思っている男性って、自分がなるべく不利にならないよう嘘をつくんですよ。もし既婚男性に言い寄られ、うまく断れなくて二人で会うようになっても、彼の口から出る「君とずっと一緒にいたい」「嫁と別れたら結婚しよう」といった言葉は信じないようにしましょう。そう言われたら、勇気を出して「本当にそう思うなら、奥さんと離婚してから連絡ください。それまで二人きりでは会いません」と言い、連絡を断つことをオススメします。■不倫男はどこか一線を引きたがる世の中、「嫁一筋」の素敵な男性もいれば、「嫁も好きだけど不倫も好き!」という不倫体質のクズ男もいます。既婚であることを隠している男性がよく言う台詞としては、質問されてもいないのに「イベントのたびに会いたがる女性って苦手なんだよね~」とか「俺、連絡無精でさ。電話が鳴っても出ないことが多いんだよね~」というのがあります。どこか一線を引きたいのか、密になることを避けようとする発言をしがちなんですよね。あなたに言い寄ってきた男性が、付き合う前にこんなことを言うのなら要注意!とはいえ、既婚かどうかわからないまま、付き合ってしまう女性もいるでしょう。もし彼の予定に振り回される、休日デートができない、お泊まりデートがない、夜LINEすると即返なのに、電話しても出ない…など、どこか「ん?」と思うところがあるなら、既婚の可能性が濃厚ですね。で、既婚を隠さずに堂々と女性に近づく男性は「嫁と別れる」的なことを匂わせたり、甘い言葉を囁いたりしてなびかせようとします。優しい言葉や、待っていたら付き合えるかも?と思える台詞を言われても、一切信じないようにしましょう。仮にそんな男性と付き合っても、また浮気(不倫)されるのがオチですよ?離婚もしっかり成立していない段階なのに、他の女性を口説き始めている時点でかなり不誠実です。■終わりに前述した通り、不倫に巻き込まれないためには、既婚者とは一定の距離を保つことが何より大事!不倫男に翻弄される前に、自分から予防線を張っておいたほうがいいですよ。
2018年01月21日こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。議員の不倫スキャンダルがしばしば取り上げられます。ちなみに不倫ってどの辺からをいうのでしょうね。2016年5月にパピマミがママ148人を対象に行った調査ではこのような結果になりました。**********・1位:LINE(メール)での頻繁なやりとり……32%(48人)・2位:手をつなぐ……22%(33人)・3位:二人きりでの食事……13%(19人)・4位:合コンに参加する……11%(17人)・4位:キスをする……11%(17人)・6位:一夜を過ごす(深い関係を持つ)……9%(14人)**********妻はLINEで頻繁なやり取りから疑いだす方が多いようです。どこから不倫とみなすのか、感じ方には個人差がありますよね。では、法的にはどこからアウト なのでしょうか?新宿の不倫・離婚専門の野間口寛弁護士にお聞きしました。「6位の一夜を過ごすがアウトです。法的には性行為、またはそれに近い行為を不倫とみなします。ハグ、キス、手をつなぐは不倫ではありません。キス写真も手をつなぐ写真も不倫の証拠にはなりません」だそうです。某議員の新幹線の中で添い寝をしている写真がありましたが、あれもセーフだそうです。不倫の証拠になりえるのはどんなものでしょうか?「シティホテル、ラブホテルなどに二人で入る写真は不倫の証拠になります。ただし別々に入っていくと証拠としては不十分です。不倫相手の自宅に夜間入っていく写真も証拠になります。昼間の写真は『お茶をしていた』ということも考えられるので証拠にはなりません。性行為があったとみなせるかどうかがポイントになります。日帰り旅行はセーフ、一泊旅行はアウト です。離婚裁判となると、相手方が所持していたラブホテルの会員カードの履歴を調べることができます。そこでラブホテルの使用履歴などが発覚することがあります」なるほど。ホテル代、ホテルの出入りというのが重要な証拠になるのですね。しばしばLINEは流出しますが、それらは不倫の証拠になるのでしょうか?「『好きだよ』ぐらいならば不倫の証拠としては不十分ですね」アウトの基準はなかなか難しい。“もしかして夫が不倫している?”と疑った場合に、夫が寝ている間にスマホを指紋認証で開いてLINEを見る というのが最近のトレンドのようです。【取材協力】野間口寛弁護士。離婚、不倫慰謝料などの男女問題専門の弁護士。●ライター/菊乃●モデル/倉本麻貴
2017年10月19日12人の女性たちの生き方を、12星座になぞらえて紹介していくショートクロスストーリー『12星座 女たちの人生』。 キャリア、恋愛、不倫、育児……。男性とはまた異なる、色とりどりの生活の中で彼女たちは自己実現を果たしていく。 この物語を読み進めていく中で、自身の星座に与えられた“宿命”のようなものを感じられるのではないでしょうか。文・脇田尚揮【12星座 女たちの人生】第134話 ~双子座-11話~「はい、もしもし」この声は……、義久さんの声だ。思わず息を呑む。良かった……。『あの……私です……』「……ああ」『あの……今、どうされていますか?』「うん、自宅にいる。これからはフリーとしてやっていくつもりだよ」『二人のこと、知られてしまったの……?』あえて、“二人”と言う。向こうで誰かに聞かれているかもしれないから。「……そうだね」もうすぐ切れちゃう……急いで100円玉を追加する。心臓がバクバクと音を立てているのが、自分でも分かる。『もう、会うことはできないんでしょうね……』「難しいだろうね」そうか……、難しいのか。そうだよね、もう会えないよね。『二人が結びつくようなことって、もうないのかな……?』「あるかもしれないけど……」ある……! 可能性はあるんだ……!「でも、とても苦しい道なんじゃないかな……」『苦しい道……』「うん、例えば……“仕事がない中で、数千万円の借金を背負いながら二人一緒に生きていく”とかね」―――それを聞いて、私の意識の中の何かがパチリと音を立てて入れ替わった。仮に、数千万円の借金があったとしても、二人に仕事があれば何とか返済しながら生きていくことはできる。あるいは仕事がなくても、借金さえなければ色んな生き方はあるだろう。でも、“借金”と“干される”の両方が揃ったら―――「だから、難しいと思うよ」私は、それ以上何も言えなかった。自分の人生全てを投げ捨ててまで、添い遂げたいというモチベーションは……、悲しいけど、私にはない。これが私の限界。これが私の“人間性”なのだと、そこで悟った。「そういうわけだから……じゃあ、これで……」『待って!』今さら、何を言うことがあるのだろう。何も言うことなんて、ないのに……。受話器を持つ手が震えている。私はこれまで自分が“損”をするような選択は、一切してこなかった。どんな時も、どんな状況でも。……そう、小狡い女だったのだ。だけど……、「もう、良いんだよ」『えっ……』「短い間だったけど、二人は愛し合っていて幸せだった。その事実があれば、また強く生きていけるんじゃないかな」『………』「人生は、一瞬の星の輝きみたいなものでさ、忘れられないくらいに大きく光った思い出は、その後の人生も照らしてくれるものなんだって、僕は思う」『……ううっ……』嗚咽が漏れる。彼が“最後の言葉”を口にするのが怖い。「だから、僕たちの輝かしい思い出を忘れなければ、強く生きていけるはずだよ……」彼は、“私のために”終わらせようとしてくれているのだ―――「これから二人が別々になったとしても」最後の選択。ここで私が「Yes」と言えば、これで終わり。「No」と言えば……『待ってても良い……ですか……?』一番狡い選択をした。選択を先延ばしにしたのだ。「…………」二人の無言の時間は、刹那のようで永遠にも感じられる。この瞬間、まるで時が止まったかのように。行き交うサラリーマンたちだけが、時計の針のようにせわしなく時を刻んでいる。「覚悟……できてる?」『いいえ』私の口は、私の意識と連動していないのかもしれない。でも、その時私は、ハッキリと口にした。「分かった……」義久さんとの会話が終わる。もう、彼の声が聞けなくなるんだ……。最後に……最後に、伝えなくちゃ……!『幸せでした』「ありがとう」プツッという音がして、そこで電話は切れた。後には「ツーツー」という電子音が聞こえるだけ。『私……最低だ……!』人目もはばからず、電話ボックスの中で泣き崩れる。これほどまでに、自分を“汚い”と思ったことはない。彼は最後まで優しくて、私のことを何一つ貶めるようなことを言わなかった。でも、私は最後まで狡くて……。―――子供の頃を思う。キラキラした綺麗な石が目の前にあった。おぼろげな記憶だけど、そこはパワーストーンのお店だったんだろう。私は、欲しいもの全部を両手の中に収めて、パパに言った。『これ全部!』って。パパは少し困った顔をして、「しょうがないな……良いよ」って言ってくれたっけ。でも、その後、私はつまずいて……綺麗な石を全部こぼしてしまったのよね。石たちは、ばら蒔かれて、床の上で散り散りになって……私は泣いちゃった。結局、それで貰えず終い。パパが店員さんに、申し訳なさそうにしていて、私がこぼした石を一生懸命拾い集めていた。欲しいもの全てを、手の中に収めることなんてできないんだ―――私は、知っていたはずだった。それなのに、またつまずいて、こぼしてしまった……。喜久さんは、あの時のパパみたいに、今、拾い集めてくれているのだ。私はただ泣いているだけ。狡い。本当に狡い女―――まるで風見鶏のようにくるくると。その時の風向きに合わせて、自分をコロコロ変える。そんな自分が、心底嫌になる。変わらなければ、ずっとこのまま。そんなの……みっともない。涙を手で拭って、電話ボックスを出る。一歩一歩足を動かして、会社へと向かう。彼との……義久さんとの出会いに意味を持たせたい。そうでなかったとしたら、寂しすぎる……。「思い出があれば、強く生きていける」彼の最後の言葉が耳にこびりついている。―――サラリーマンの波は、もう引いていた。【今回の主役】江崎友梨 双子座25歳 アナウンサー23歳の時にアナウンサーとしてTV局に入社。有名大学出身だが1年浪人している。ハイソサエティな世界に憧れを抱いており、自分を磨く努力も怠らない。現在、同じアナウンサーでもあり、上司である新垣義久と不倫関係にある。当初は踏み台にしようと考えていたが、だんだんと彼に惹かれキャリアと恋の間で、悩み揺れる(C) Evgeny Atamanenko / Shutterstock(C) Chepko Danil Vitalevich / Shutterstock
2017年08月10日